『夏のドキ☆ドキ性転換卓』

(GM:雷鳥)


頭無し(アケファロス)日寺 創(にちじ・はじめ)(キャラシート)PL:鮪アケパロス
葬列(コルテージ)眞守 雪斗(まもり・ゆきと)(キャラシート)PL:いーさにうむ
〝惨殺装置〟 雨宮 さざめ(あまみや・ - )(キャラシート)PL:ハシブトガラス
轟天竜(ゴウテンリュウ)登坂 未帆(とうさか・みほ)(キャラシート)PL:カキ

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • 合同OP
  • ミドル1
  • クライマックス
  • バックトラック
  • ED1
  • ED2

  • プリプレイ


    GM:《トレーラー》
    大変だ!とあるアーティファクトの調査に立ち会っていたら不思議な力で性転換してしまった!おまけにそのアーティファクトは足が生えて逃げ出したぞ!追いかけて破壊しないと通勤/通学出来ない!!



    GM:ということで初めて行きたいと思います!よろしくお願いします~
    日寺創:よろしくお願いします~
    GM:では自己紹介から!
    GM:お願いします~
    日寺創:はい!
    日寺創:「こんばんわ!僕の名前は日寺創(にちじ はじめ)!」
    日寺創:「いろいろあって大けがしたけど、心機一転!あたらしい街でお仕事さがし中の新人エージェントなんだ」
    日寺創:「妖精の手は一応持ってるけど、トライブリードなのもあって器用貧乏だから火力は他の人に任せた!」
    日寺創:大けがした際一度人格が崩壊したので奇妙な隣人に人格を再現してもらってるエージェントです
    GM:中々ハードだ
    日寺創:奇妙な隣人のほうがえらいので偶に体を乗っ取られて、女体化し、街をさまよっているが
    日寺創:当人は奇妙な隣人のことも含め、何一つ知らないのだ!
    日寺創:尊厳が蹂躙されてる気がするけど彼は今日も元気です。以上!
    GM:その女体化慣れはアドバンテージとなりうるか...!
    GM:そんな災難な日寺さんのハンドアウトはこれ!
    GM:というか全員一緒です
    GM:《ハンドアウト》あなたは性転換してしまった。直すにはアーティファクトの破壊が必要だ。
    GM:という訳で頑張ってアーティファクトを壊そう!
    GM:次お願いします。
    眞守 雪斗:うっす。
    眞守 雪斗http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhv2n-AIM
    眞守 雪斗:「“葬列”に加わりたくなければ、どいていろ」
    眞守 雪斗:「……別に取って喰いやしない。目付きが少し、悪いだけだ」
    眞守 雪斗:眞守雪斗(まもり・ゆきと)、24歳。UGNエージェント。
    眞守 雪斗:不眠症のため、常に目の下にクマを刻んでいる。目付きが悪すぎるせいで、気さくに接してもらえないのが密かなコンプレックス。
    眞守 雪斗:10年前、両親が起こした一家無理心中の唯一の生き残り。覚醒したことで死を免れたが、以来、彼の後ろには死んだ家族が憑いている。
    眞守 雪斗:その後、死者の列には彼が殺した者たちも加わり、やがて“葬列”と呼ばれるようになった。
    眞守 雪斗:彼のエフェクト発現に呼応し、“葬列”は領域内を破壊し尽くす嵐となる。
    GM:こんな卓に来ていいのでしょうか。
    眞守 雪斗:むしろシリアス向きすぎるから、ギャグ寄りで中和してあげたいという思い。
    眞守 雪斗:データ的には、《ソードマスター》《拡散する影》で達成値を盛ったサイレナー。破壊者持ちで割と速く動けます。
    眞守 雪斗:憂いの目が驚愕に変わる瞬間を中の人が見たい。女になってくれ!頼む!
    GM:任せろ。
    眞守 雪斗:ということで、宜しくお願いします!
    GM:はーい!
    GM:ハンドアウトは以下略!
    GM:では次!
    雨宮 さざめ:いえっさ
    雨宮 さざめhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrvLIoAIM
    雨宮 さざめ:「たぁげっとが私より強くとも、勝つ術ならばございます」
    雨宮 さざめ:あまみや・さざめ。高校二年生、武門の家の生まれ。ですが格闘術の才能はあんまり無いので、もっぱら暗器の専門家です。
    雨宮 さざめ:家庭の事情から早いところ世継ぎが欲しかったり、将来的には古代種みたいな長命存在になりたいと考えてたり、
    雨宮 さざめ:割と思想信条が一般からズレてます。あと機械類と横文字が苦手。
    GM:純和風だ
    雨宮 さざめ:データ的には、少し攻撃力の高い射撃アタッカー(邪毒付与可能)くらいのもので、飛び抜けた強さはありませんが、
    雨宮 さざめ:ディストーションを用いたアタッカーの特権として社会が5有るので、ミドルでそこそこ貢献できるように頑張ります。よろしくお願い致します。
    GM:よろしくお願いします。
    GM:そんな雨宮さんのハンドアウトは以下略!
    GM:じゃあ最後!
    GM:お願いします。
    登坂未帆:はい!
    登坂未帆https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYzL2T9gIM
    登坂未帆:「おだづなよ!おめぇら、許さねっちゃ!」
    登坂未帆:宮城県出身の仙台弁スケバン少女。
    登坂未帆:昔は名の知れたスケバンでしたが、崩落戦に巻き込まれ死亡してしまいます。
    登坂未帆:しかし4年後の現在、UGNの研究員だった母の手によりオーヴァードとして蘇ります。
    登坂未帆:蘇生の副作用で死亡した16歳のときの姿から成長しない身体で。
    登坂未帆:現在はいろいろ悩みながらも、悪い奴はゆるせねぇのでUGNエージェントとして悪党と戦ったりしてます。
    GM:悩めるお年頃!
    登坂未帆:データはブラックドッグ/ハヌマーン/エグザイルのトライブリード。
    登坂未帆:武器は喉元の傷口から取り出すヨーヨー“激輪”。
    登坂未帆:性能は《伸縮腕》で《死招きの爪》をぶっ飛ばします。
    登坂未帆:最近はデカイ犬と戦ったりしましたが、今回は性転換と、未帆ちゃんの運命が楽しみです。以上、よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願いします。きっとでかい犬よりへいわだよ!
    GM:では自己紹介も終わったところですし、始めて行きましょう!
    GM:改めまして
    GM:突発!夏のドキ☆ドキ性転換卓!
    GM:よろしくお願いします!!!
    眞守 雪斗:よろしくお願いします!
    雨宮 さざめ:よろしくお願い致します。
    登坂未帆:よろしくお願いします!
    日寺創:よろしくお願いします!

    合同OP


    GM:まずは登場侵蝕をお願いします。
    雨宮 さざめ:登場侵蝕 雨宮 さざめの侵蝕率を4上昇(侵蝕率:40->44)
    登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+5(1D10->5)上昇 (侵蝕率:37->42)
    眞守 雪斗:シーンイン:眞守 雪斗の侵蝕率:+3(1d10->3) ((侵蝕率:0->3))
    眞守 雪斗:初期値設定忘れてました。36>39です
    日寺創:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+9[9] → 43



    GM:~UGN某研究所~
    UGN研究員:「今回の仕事は以上の通りです。まあ万が一のための予防策でお越しいただいてるだけですから、肩の力を抜いてゆっくりしていただければ...」
    眞守 雪斗:「なるほど。立ち会って状況を見届けるのが主な仕事か」 壁にもたれ、低い声で呟いたのは黒いスーツ姿の男。
    眞守 雪斗:ウェーブの掛かった短髪。暑い日にも関わらず長袖のシャツ。クマの強い、有り体に言えば「目付きの悪い」青年だ。
    眞守 雪斗:「……おい、雨宮。聞いていたよりも、随分平和な仕事のようだが」
    雨宮 さざめ:「ええ。四人も招くからには、もう少し物騒な任務と期待しましたが──」椅子に座らず、壁際に、寄りかからずに立っている少女。
    雨宮 さざめ:「ちょっとだけ、残念です」子供らしい唇を尖らせたものいいをする。背筋はしゃんと伸びたまま。
    日寺創:「君らもここ初めて?お金ももらえて健康診断もできて人から感謝されるなんて、本当お得だよねぇ」明らかに肩の力以前に気の抜けた男が話に加わる
    登坂未帆:「ぬぅ……」
    登坂未帆:居心地悪そうに椅子に座っている、ポニーテールと左右の金色のエクステが特徴的な少女。星辰館高校の制服を着ている。
    雨宮 さざめ:「健康診断に関しては、そこはそれ、私共は日常茶飯事。なにせ一歩踏み外せば、じゃあむに成り果てる身の上でございますから」
    雨宮 さざめ:「けれども、はい。平和な任務というのはよろしゅうございます──時にそちらの方」
    眞守 雪斗:「そうだな、お前は特に念入りに診てもらった方が良さそうだ」「暴れられたら、手がつけられん」
    雨宮 さざめ:と、借りてきた猫のような顔をしている女学生に呼びかけつつ
    日寺創:「あっ、その制服は…その子も星辰館高校の学生か」
    雨宮 さざめ:「まぁ、うら若き乙女になんて物言い。眞守さん、女心が分からぬと良く言われますでしょう?」
    登坂未帆:「な、なんだっちゃ……ジロジロと……」うろたえる
    雨宮 さざめ:などと減らず口。そして。
    雨宮 さざめ:「いえ、さしたる用でもありませんが──見慣れた制服である、と思いまして」
    眞守 雪斗:「……余計なお世話だ」 少し拗ねたように。
    眞守 雪斗:「あぁ、俺にも見覚えがある」「懐かしい制服だ」
    雨宮 さざめ:「雨宮さざめ、星辰館の二学年でございます。……制服は生憎と、ほとんど袖を通すことも無いのですけれど」
    日寺創:「僕は日寺創!一年生なんだ。君はひょっとして年上さんかな?」
    眞守 雪斗:「眞守雪斗。一応、星辰館の卒業生だ」
    登坂未帆:「……一年。登坂未帆」
    登坂未帆:端的に答える。
    眞守 雪斗:「そう、緊張するな。取って喰おうってわけじゃない」
    日寺創:「同級生なんだ!よろしくね、登坂さん」
    雨宮 さざめ:「私もよろしくお願いします、お二人の後輩さん。……と、大おーびーさん」
    眞守 雪斗:「OBの発音が愉快なことになってるぞ」
    登坂未帆:「お、おう。よろしく……」
    登坂未帆:若干引き気味に答える。
    雨宮 さざめ:「さて、ではお互いのこともさらりと知りはしましたことですし」
    雨宮 さざめ:「お仕事と参りましょうか、皆様がた」
    眞守 雪斗:(……雨宮くらい物怖じしない奴と知り合うと、どうにも初対面っていうのは難しいな)
    眞守 雪斗:「……ああ。そのために呼ばれたんだしな」
    日寺創:「そうだね、まぁきっと楽に終わるさ」
    登坂未帆:「……怪しい仕事だっちゃ」
    UGN研究員:前方のシャッターが開く。
    UGN研究員:ガラス越しに見えるのは赤い色をしたハート型の大きなクリスタルだ
    UGN研究員:「こちらが今回の試料、通称ハートレスです」
    UGN研究員:「先日の案件で回収されたもので、まだこのアーティファクトがどのような効能を示すか分かっていません。ので...」
    UGN研究員:「こちらで強制的に活性化させ、状態を観察します。」
    UGN研究員:「では。」手元のキーボードを叩く。
    UGN研究員:機械の音、ガラス越しにアームが動いているのが分かる
    眞守 雪斗:「………」 静かに状況を見守っている。
    UGN研究員:「...ん?反応が微弱すぎる...もう少しか...?」
    日寺創:「ハートレスかぁ、”頭無し”が心臓まで無くなったら流石にまずそうだ…」
    日寺創:とは言いつつまぁ笑ってるんで冗談めかして言ってるのでしょう、たぶん。
    雨宮 さざめ:「はぁとれす、見栄えばかりは随分とまぁ……ふぁんしーな」
    登坂未帆:「冗談みでな形してるっちゃね……」
    UGN研究員:キーボードを叩いていると、ガラスに僅かにヒビが入る。注意していないと気付かないほどの小さなものだ。
    雨宮 さざめ:「私、知っています。女学生とは、こういうでざいんを好むべきなのでしょう?」
    眞守 雪斗:「……まぁ、そういうもんかもな」 あまり分かっていない顔。
    UGN研究員:防弾、耐衝撃ともに高ランクのものに、だ。だがあなたたちが気づくことはないだろう。
    雨宮 さざめ:「髪飾りの意匠としては、いささか可愛らしすぎるやも知れませんが──」
    UGN研究員:輝きが増していく。
    登坂未帆:「まあ好きなやつもいんべな……」自分はそうでもない
    UGN研究員:「うーん....これは...なんだ...?」
    日寺創:「そういうのも一度つけてみれば似合うかもよ?好きなら猶更さ」
    UGN研究員:ガラスに歩み寄って近くで見ようとする.
    眞守 雪斗:(似合いそうだけどな、と登坂をぼんやり見ている)
    UGN研究員:その時。
    眞守 雪斗:「ん……?」
    登坂未帆:「あぁん……?」ちょっと日寺をにらむ。
    ハートレス:閃光が迸り、部屋が真っ赤に染め上がる...!!
    雨宮 さざめ:「あら、いけませんよ登坂さん、こういう手合いは睨んでも逆効果です」
    雨宮 さざめ:「むしろ微笑みを押し付けてやるくらいが効果がある、と──」
    日寺創:「こういう手合いって言われた・・・しゅん」
    ハートレス:カッッッ!!!!!
    雨宮 さざめ:「──おや」微笑むように細められた瞼の下、眼球だけが赤い光へ向けられる。
    登坂未帆:「ん……うわっ──」雨宮に向き直った瞬間光が視界に広がる。
    眞守 雪斗:「————!!!」 近くにいた雨宮を抱えるように、床に伏せる。
    日寺創:「うおっ眩しっ!」
    UGN研究員:「何だ!?」



    GM:目を開けると。
    UGN研究員:「ん...皆さん、大丈夫ですか」
    創?:「あ、うん。だいじょうぶだいじょうぶ~」
    眞守 雪斗:「……あぁ。一体、なにがあった?」
    創?:創のいたところには、白髪外国人美少女がいた
    雨宮 さざめ:「……まったくもう。何をするのですか、いきなり」床に組み伏せられた状態で文句を言う。……その声は、やけに低い。
    創?:そのバストは豊満であった。
    眞守 雪斗:「あ、あぁ。悪い」 雨宮の、硬い胸板に押し付ける状態になっていた上体を起こす。
    雨宮 さざめ:「……あれ?」まず、自分の声に疑問を抱き、
    創?:「えっ、そこのお嬢さん、いつの間にここに!?」眞守へ話しかける
    雨宮 さざめ:「すいませんが、あの。……どちら様です?」自分の上に乗っかっている女性に呼びかける。
    登坂未帆:「っ……おう、なんとかな」未帆のいた場所には、黒髪に金のエクステ(短め)を付けた少年が。
    創?:「なんかとてもかわいい子がいるぞ!」
    眞守 雪斗:「…………雨宮、何言ってるんだ? 頭でも打ったか?」 そう言う自分の声が、やけに高い。
    登坂未帆:「あ……あぁ?」目の前に知らない奴らばかり。
    雨宮 さざめ:「ええ。軽く打ち付けた自覚はありますが、それはそれ。耳目が狂うほどの症状ではございませんし──」
    雨宮 さざめ:す、と立つ。上に乗っかった人間の重量が苦にならない。
    眞守 雪斗:「……雨宮、だよな?」 上体を起こし、庇ったはずの人間をまじまじと見つめ。
    雨宮 さざめ:自分の手を見る。……いつもより筋張っている。
    創?:「ん?というかメンバーみんな別人になってる。雨宮さん、登坂さん、みんなどこいったんだろ」
    雨宮 さざめ:背丈は10cmばかりも伸びているし、肩幅も広い。首も太い、喉が出ている──
    雨宮 さざめ:「……………………」
    UGN研究員:「皆さん、ご無事ですか」
    雨宮 さざめ:「……いえ、まったく」
    雨宮 さざめ:「有事にございます」
    UGN研究員:「あ、なんだこの声?そういうものだったのか...?
    眞守 雪斗:「……これは、まずい」
    UGN研究員:ガラスを見る
    UGN研究員:「......は?」
    創?:「あの、なんで僕は服が変わってるんでしょうか」※これは奇妙な隣人の手によるものです。
    創?:「というか、なんで声が変わってるんでしょうか。え、あれ??」
    UGN研究員:「もしかしたらこれのせいかもしれませんね」
    登坂未帆:「な、なんだっちゃこれは……」ガラスに映った自分の姿を見る。髪の量は短くなり、身長も10㎝ほど伸びている。
    眞守 雪斗:(雨宮は、体格こそ変わっているが間違いないだろう。だが、他の3人は……いや、状況的に……)
    雨宮 さざめ:「……これは、これは」
    UGN研究員:そういって指さしたのは、赤いハートだ。
    ハートレス:未だに煌々と光を放っている。
    ハートレス:突然震えだした。
    創?:「なぁにあれぇ」
    UGN研究員:「なんだ?もうこりごりだぞ」
    ハートレス:カタカタと音を出している。
    雨宮 さざめ:「……私、あーてぃふぁくと、なるものはまるで詳しくないのですが」
    雨宮 さざめ:「止めるべきなのでは?」
    ハートレス:その時!
    眞守 雪斗:身を翻し、アーティファクトに飛びかかる!
    登坂未帆:「!……こいつの仕業かや!したら……!」武器を取り出そうとする。
    ハートレス:ハート形のクリスタルから、なにやら足が生え!真上にジャンプしたではないか!!
    眞守 雪斗:——が、明らかに機敏さがない。伸ばした手の先をすり抜けていく。「くそッ!」
    創?:「こいつ・・・・動くぞ!」
    ハートレス:そのまま眞守の頭の上へ着地。どかどかと背中を伝い逃げようとしている。
    眞守 雪斗:「雨宮、やれ!!!」
    創?:「《伸縮腕》~ってあれ、なんかうまくエフェクト使えないんだけど」
    眞守 雪斗:アーティファクトに毒が効くかは知らないが、唯一能力を知る彼女……いや、彼に叫ぶ。
    雨宮 さざめ:「かあぁっ!」飛び踵落とし。足袋の踵からは、針が突き出している。
    ハートレス:尻のあたりでジャンプ。そのまま足とすれ違うように雨宮さんのおでこを蹴る!
    眞守 雪斗:「あっぶねぇ!」 容赦ない攻撃に、床を転がり回避!
    雨宮 さざめ:首のスウェーバックでダメージを避けつつ着地。……そして、己の足をじっと見つめて、
    雨宮 さざめ:「………………」とん、と足を揃えて飛び跳ねる。
    創?:「くそっ、エフェクトが使えないならこいつはどうだ!」空中のハートレスに向かい椅子をなげる!
    雨宮 さざめ:普段の予想より高い位置まで、跳躍は届く。
    ハートレス:奇妙な動きで体?をよじらせ椅子を軽快に避けるではないか。
    登坂未帆:いつも通り、喉元の傷跡から激輪を取り出すことはできた。
    登坂未帆:「こいつで……!」
    ハートレス:ドアノブ付近にジャンプ。
    登坂未帆:激輪を飛ばし、攻撃する!
    眞守 雪斗:「——逃がすかよ」 声が低い“影”を帯びる。背後に人影が立つ。が、しかし。
    ハートレス:そのままバク転をし、引き戻されるヨーヨーを誘導しドアが開け放たれた!
    眞守 雪斗:「……!!!」 その影を見、集中を途切れさせる。
    ハートレス:「...]
    創?:「だ、大丈夫だよ~ほら、敵じゃないから。にげないで~」
    ハートレス:この場の人物の頭の中に声が響く。
    ハートレス:「チンパイ!」
    ハートレス:煽るように動いた後、そのまま俊敏なフォームで逃げてしまった...
    登坂未帆:「っ!?」引き戻された激輪をキャッチしながら驚く。
    眞守 雪斗:「…………」 呆然としたように、立ち尽くす。
    創?:「『チンパイ』・・・」
    創?:「『持ってかれた』」
    眞守 雪斗:「どういうことだ?」
    雨宮 さざめ:「…………」虚空へ向けて拳を打ち出している。体感、速度が普段より増している。普段より遠くに届く。
    登坂未帆:「おめにも聞こえたかや。どういう意味だべ?」
    雨宮 さざめ:足を振り上げる。……関節の構造の違いで少々の違和感はあるが、やはり速度は増している。
    雨宮 さざめ:「……ふむ」
    創?:「僕は、もう”頭無し”じゃない」
    雨宮 さざめ:「何が何やらよく分かりませぬが、これだけは分かりました」
    雨宮 さざめ:「……私達は今、性別が入れ替わっている」
    眞守 雪斗:「……ご満悦だな、雨宮」 動きを確認する様を見届ける。
    創?:「”尾無し”じゃあないか!」
    登坂未帆:「……んだな」ガラスで再び自分の姿を見ながら実感する。
    眞守 雪斗:「一応、確認しておこう」「俺は、眞守だ」
    雨宮 さざめ:「まさか、困惑している所でございますとも、眞守──」
    雨宮 さざめ:「──眞守さん。ずいぶん小さくなりましたね」
    眞守 雪斗:「……普段お前は俺をこんな感じで見てるのかと、思ってるとこだよ」
    創?:「眞守さん、自分の顔みた?かわいいよね~前から奇麗目だったけど」
    雨宮 さざめ:「近づかれると首が疲れるでしょう? 私が距離を取るの、それが理由です」
    眞守 雪斗:眞守と雨宮の身長差は、普段ならおよそ15cm。それがちょうど、入れ替わったような状態になっている。
    創?:「登坂さんは随分冷静だね…案外男性願望があったり?」
    眞守 雪斗:「窓に映ってるから、厭でも見えるさ。あぁ、くそ、随分……」 母親に似てる、とは言えず。
    登坂未帆:「……まだ呑み込めてねぇだけだっちゃ。おめぇも随分とちんまりしたな……」
    創?:「へ~」対する創は、体に対する違和感はそんなにない。奇妙な隣人がたびたびなるので、当人はその事実は知らないが本能は順応されているのだ
    眞守 雪斗:「服装も丁度いいように設えてやがる。……難儀な話だ」
    創?:「僕も顔の顔を見ちゃお~!」
    登坂未帆:「なんか慣れてるっちゃね……」
    創?:創の目に映るのは…白髪外国人の美少女。
    創?:そのバストは豊満であった。
    創?:「な、なんじゃこりゃあああ!?」
    創?:「なんで人種変わってるんだ!?」
    創?:その時蘇る、創の「かつて存在した記憶」
    創?:(ホワンホワンホワン)
    日寺創:「ごめん、なさい...。ごめんなさい」そこには正座をし謝る男と
    謎の少女:「ねぇ、ハジメ。私は貴方に謝って欲しいわけじゃないの」
    謎の少女:口調とは冷ややかな目線を送る女の子がいた。
    謎の少女:「どういう神経をしていれば何度も人の姿になって街中を歩き回るのか、本当に理解できないの、説明してくれるかしら」
    日寺創:「だって...XXXXXさんは可愛いし...僕も時には、可愛い女の子になってみたくて。だからお姿をお借り...しました。」
    謎の少女:「...そう。」
    謎の少女:「一応聞くけど、変身したのは私だけよね?」
    日寺創:「いやほかにもいるよ」
    日寺創:それから先は、覚えていない。ただ、この姿に変身してはいけないという記憶だけは、覚えている。
    創?:「あばばばばば!」
    雨宮 さざめ:「日寺さんだけは、ずいぶんと、こう……元の面影の無いお姿で……」
    眞守 雪斗:「確かに……そうだな」「他は、辛うじて面影があるが、完全に別人だ」
    雨宮 さざめ:「実は日寺さんのみ、あの騒動に紛れて別人に入れ替わっているという可能性も……?」
    眞守 雪斗:「……なくもないが」「消去法的に、日寺と見做す他ないだろう」
    ランディシ:(私が偶に変身するから…女の体として無意識に刻み込まれてしまったんだわ。これは想像してなかった)
    登坂未帆:「姿が何だろうが、結果は同じっちゃ」
    登坂未帆:「男が女に、女が男に」
    登坂未帆:「そして、その元凶はどっかに逃げちまった。クソ……」悔しがる。
    創?:「うーん、思ったんだけど。」
    雨宮 さざめ:「それはそれは……困ったことですね」
    雨宮 さざめ:と言いながら、ゆっくりと足を持ち上げ、踏み出す動作を行っている。
    眞守 雪斗:「本当に困ってるか?」
    雨宮 さざめ:武道の〝型〟を足だけで行うような動きだ。
    登坂未帆:「なんか楽しんでねが?」
    雨宮 さざめ:「ええ、とても。嘘偽りなく、とても困っているのですよ」
    創?:「とりあえず、この体でも戦えるようにはしたほうがいいよね」
    雨宮 さざめ:ぐっ、と足を踏み込む。体重移動に合わせて前へ出て、
    雨宮 さざめ:だん! ともう片脚の踏み込みと共に、虚空に拳を突き出し、
    雨宮 さざめ:「少なくとも私は、戦えることは確認致しました」
    眞守 雪斗:(……徒手空拳で戦えそうだな) 見事な“型”を見て。
    創?:「おー!優秀だ。」
    創?:「というか案外そっちのほうが馴染んじゃったり?」
    創?:「僕もそうだけどさ、眞守さんもエフェクトうまく使えなかったよね。あれはなんでだろ」
    眞守 雪斗:「……あぁ、ええと」 苦々しい顔をして、「俺は、“領域内”で意識に応じて死者の姿を呼び出せるんだが」
    眞守 雪斗:「そのうち——先頭の4人は、俺の両親と妹二人だ」
    創?:「(かっこいい…と思ったら重かった)」
    眞守 雪斗:そう言って。小さく呟く。「『一緒に、死のうか』」
    眞守 雪斗:暗い影が背後に立つ。特に、際立ってはっきりと見える4人。その姿は。
    眞守 雪斗:「……親父が、女に。お袋が、男に。妹が、男に」
    眞守 雪斗:「なっちまってるんだよなあ。これが」
    創?:「ホラーだ…」
    雨宮 さざめ:「……なんと」
    創?:「それは、キツかったね。」
    登坂未帆:「の、能力にまで影響すんのかや……」
    眞守 雪斗:遠い目をしている。
    創?:「僕は《この体は変形させちゃいけない》って何故か思っちゃったからだけど。よく分かんないや。」
    眞守 雪斗:「……ともかく、このままだと色々ともたない」「早く、あれをなんとかしないとな」
    眞守 雪斗:居心地が悪そうに、小柄になった身体を揺する。
    UGN研究員:「あー、では」
    創?:「大丈夫だよ、きっと戻れる」肩に手を置き、励まします
    登坂未帆:「アタシ、いやオレ?は……ぶっちゃけ大して差は感じねぇっちゃ」“実験体”ゆえか、特に不調を感じない。
    登坂未帆:(癪だが、“あの人には感謝だっちゃ)
    UGN研究員:「本案件をR案件とし、これより、アーティファクト”ハートレス”の回収を第一目標に。」
    創?:「登坂さんといい、女子組は結構図太いよね」
    UGN研究員:「こちらの機械で場所は探れます。それを元に居場所を割り出してください。」
    雨宮 さざめ:「図太い、とは酷い仰り方」
    雨宮 さざめ:「心が強い、とでも言ってくださいませ」
    UGN研究員:そう言って、黒い小さな箱を手渡し、キーボードを叩くと各々持っているUGNの連絡用端末が震える。どうやら同期が完了したようだ。
    創?:「こ、心が強い女子が多くて助かるな~」
    眞守 雪斗:「うら若き乙女、だもんな」
    雨宮 さざめ:「ええ、うら若き乙女。……今の見栄えはさておき」
    UGN研究員:「ええと...このような場合、体の扱いに関しては細心の注意を払ってください。念のために。」
    創?:「これから宝探しの時間ってわけだね」
    創?:「身体操作系の異能としては確かにきつい環境かもね」
    眞守 雪斗:「登坂さん。違和感がないのは大いに結構だ、頼らせてもらうぞ」
    UGN研究員:「こちらのモニタリングではリザレクト、およびエフェクトの動作に支障はないようです。」
    創?:「こころの問題か~」
    UGN研究員:「それでは。よろしくお願いします...!私事ですが今日は娘の誕生日でして...!!」
    UGN研究員:「なるべく早く、帰還していただけると嬉しいです。」
    創?:「ママさんとママさんでお祝いする事態にはならないように僕も頑張るよ」
    登坂未帆:「……おめぇは気をつけろっちゃ」言葉少なく眞守を心配する。
    眞守 雪斗:「……ああ。助かる」
    創?:「(はわわ…眞守さんはかなげで可愛い…)」
    登坂未帆:「……アタシは、変わらずにやらせてもらうっちゃ!」
    登坂未帆:カバンの中から、“仕事着”である黒いセーラー服を取り出す。
    登坂未帆:そして、着替えようとするが……
    創?:「と、登坂さん!?」
    登坂未帆:(見ない……見ない……)
    雨宮 さざめ:「……あの、僭越ながら」
    雨宮 さざめ:「今の私達の姿でスカートは……その……」
    眞守 雪斗:(着替える……のか……一貫してるな……)
    雨宮 さざめ:「……普段無い〝余分〟がございますので……」
    登坂未帆:自分の身体を見ないように着替えようとするが、上手く着替えられないしそもそもサイズが合ってない。
    雨宮 さざめ:口ごもりながら、そう言った。
    登坂未帆:「うぐー!」服の中でうなる。
    創?:「しょうがないなぁ」
    創?:「上だけ、サイズを合わせるよ。」
    創?:《土塊の金貨》で一時的に服のサイズを調節!
    登坂未帆:「むぐ?」服の中で創に顔を向ける。
    登坂未帆:「おお!」スムーズに……着替えた!
    創?:「どう?ちょうどいいかな」
    登坂未帆:「調度いいっちゃ!おめぇ中々やんな!」
    創?:「う、うん(なんだろう、この胸の高鳴り…)」
    登坂未帆:男の姿で堂々とスカートだが、特に気にしていない。
    眞守 雪斗:喜ぶ二人を横目に、こそこそ、と雨宮に耳打ち。
    眞守 雪斗:「……悪い、後でいいからさ」
    眞守 雪斗:「…………サラシを巻いてくれ」「落ち着かない」
    雨宮 さざめ:「……………………」
    雨宮 さざめ:「……私の手持ちでよければ……?」
    眞守 雪斗:やや、頬が紅潮しているのを感じながら。「……ああ、助かる」




    GM:シーンカット!ロイス/購入ができます
    GM:ここで!性転換ポイント~!
    GM:先ほど妄言のように+20とかほざいてましたが財産点として全員で分けて使ってください
    GM:財産点+20です!
    眞守 雪斗:天から降ってくる恵みがでかすぎる
    眞守 雪斗:同僚/雨宮さざめ P:◯信頼/N:恥辱 ロイス取得。
    雨宮 さざめ:眞守 雪斗 ○連帯感/わかりましたか で取得します
    眞守 雪斗:調達はUGNボディアーマー。
    眞守 雪斗:2dx+3>=12
    DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 6[2,6]+3 → 9 → 失敗

    創?:登坂未帆 P:〇かっこいい…/僕は男なのに…
    眞守 雪斗:まぁ情報収集もあるし財産点は置いておきましょう。
    雨宮 さざめ:購入は強化ビジネススーツ、目標19
    雨宮 さざめ:5dx+3>=19
    DoubleCross : (5R10+3[10]>=19) → 10[1,4,5,9,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

    眞守 雪斗:つ、つぇぇ……
    雨宮 さざめ:普通に買えてしまった、装備して以上。
    登坂未帆:ロイス取得 日寺創 ◯感服/不信感
    眞守 雪斗:天からの恵みの声が聴こえたので、自分の財産点から3点使用で購入成功させます……
    眞守 雪斗:財産4→1
    創?:購入、アルティメイド服
    創?:1dx>=20
    DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 2[2] → 2 → 失敗

    創?:たりない
    創?:財産点つかっていいかな(確認)
    登坂未帆:購入 トラックスーツ 目標22 コネ:手配師使用
    GM:\性転換ポイント~/
    登坂未帆:4dx+3>=22
    DoubleCross : (4R10+3[10]>=22) → 10[3,5,6,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

    創?:妖精の手、のち性転換ポイント使用
    登坂未帆:さっきの黒いセーラー服がトラックスーツだったということで。
    創?:10+1dx
    創?:1dx+10
    DoubleCross : (1R10+10[10]) → 8[8]+10 → 18

    創?:2点消費、および侵食+4

    ミドル1


    GM:機械による探知。
    GM:よりにもよって指した場所は...
    GM:人があふれる歓楽街だった。
    GM:登場侵蝕どうぞ!
    眞守 雪斗:シーンイン:眞守 雪斗の侵蝕率:+8(1d10->8) ((侵蝕率:39->47))
    登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+4(1D10->4)上昇 (侵蝕率:42->46)
    雨宮 さざめ:登場侵蝕 雨宮 さざめの侵蝕率を3上昇(侵蝕率:44->47)
    創?:47+1d10
    DoubleCross : (47+1D10) → 47+3[3] → 50

    GM:歓楽街で友人や同僚に会うことを恐れながら探していたあなたたちは、路地へ迷い込むのだった。


    創?:「なんだかすごい…イケないことしてる気分になる」
    創?:意識してないとはいえ、他人(少女)の姿になりメイド服を着る。紛うことなきイケないことである
    登坂未帆:「もっと他に着るもんあったべ」と言ってるこの男の恰好はセーラー服。
    創?:「こういう服を着て、歓楽街を歩けば逆にあやしくないとおもったんだ」
    創?:「でも登坂さんには助けられてるよ。多分僕一人じゃ面倒も多かったろうし」
    創?:「こういう時は、やっぱり男の人って頼りになるね」
    創?:「それに、セーラー服の人となるとなおさらね・・・」
    登坂未帆:「おめぇだってよくやってんべ。こいつの仕立てとか」着ているセーラー服を指さす。
    登坂未帆:「おいおい、おめぇだって男だべ。忘れんなや」
    創?:「まぁ、男なんだけど。不思議とこの体に関しては明確に女性だと、なぜかそう思うんだよね」
    創?:「違和感のなさが気持ち悪いくらいだ」
    創?:「逆に、君はどう?体に違和感とかない?」
    創?:といいつつ服を確認するように指でつーっとセーラー服をなぞる
    登坂未帆:「な、なんか微妙に気色悪いっちゃ。まさか元々女装願望でも……いや、人様の趣味に口出しはしねけど」
    創?:「なぁに?ふふっ、そんなことないってば。僕は僕だしね。うん、首もちゃんと太さがあっている」すっと伸びた指は首筋をなぞる
    登坂未帆:「……おめぇ、今は見逃してやっけど、元に戻っても触ってきたらぶっ飛ばすぞ」
    創?:「おっ、からかい過ぎたみたいだね。ごめんね?」
    創?:「まぁ、少しは建設的な向きで考えようか。いまので服にエフェクトをかけなおしたから、まだそのセーラー服は使える」
    創?:「流石に街中でやぶけるってのは見てられないしね」
    登坂未帆:「……そういうことは先に言えっちゃ」
    創?:「セーラー服の男相手にメイド服の女が無表情で触ってるなんて状況は、だいぶ不自然だからね」
    創?:「まぁ、僕も趣味がよくないのは確かだ。女性に対して過ぎたことをした。ごめんね?」
    登坂未帆:「ぐぬ……」自分が男の姿だということを認めたくない。アタシはアタシだ。
    創?:「自分が男だと認めたくない、抵抗感がある、か。」
    創?:「僕にはそれが、うらやましい。」
    登坂未帆:「……心を読むんじゃねぇっちゃ」表情に出ている。
    創?:「…そんな嫌そうな顔をしていたら流石にね?」
    登坂未帆:「うらやましい?」
    創?:「変身なんてやってるとね、段々自分の姿に頓着がなくなってくるんだよね」
    創?:「まぁ、僕が殊更そうなのかもしれないけど」
    創?:「だからか分からないけど、女の子になったときも、まず「みんなの変化」に目が行って」
    創?:「その次に「服の変化」」
    創?:「最後に自分の変化に気付いた。」
    創?:「ずっと体や、声で変化は体感していたのにね」
    創?:「僕が想像している以上に、いつの間にか常人から感覚が変わったらしい」
    創?:「君もあるかい?自分が人でなくなったと、実感することが」
    創?:「僕にとっては今のこれが、その一つだったってワケ」
    登坂未帆:「…人間そう簡単に変われるもんじゃねぇべ」
    登坂未帆:「姿や生き方がどう変わったって、アタシはアタシであることをやめられそうにねぇからや」
    登坂未帆:「おめぇだってそうだべ?」
    登坂未帆:「芯は変わんねぇべ?」
    創?:「…僕は思うんだよ。」
    創?:「『本当は自分はもう死んでしまっているんじゃないか』って」
    登坂未帆:「……」
    創?:「本当の僕はそれこそ、FHに襲撃されたらしくて、頭を潰された状態で見つかったってときでいなくなってて」
    創?:「今の自分は間に合わせなんじゃないのか?とね」
    創?:「だから、元の姿とは違うこの姿でも違和感がないわけだ」
    創?:「芯っていうのがあったとして」
    創?:「それは、今も残ってくれてるのかな」
    創?:と姿が変わり、少女の姿となった創は所在なさげに髪を指で遊ばせながら話す。
    登坂未帆:「少なくとも、あの世話焼きなところはおめぇの芯だべ」静かに答える。
    創?:「そう、なのかな。だといいな…」自分を抱きしめるように、腕を組み応える。
    創?:「登坂さんもさ、そういう所もっと出したほうがいいと思うよ」
    創?:「むすっとしているのも良いけど、それでもこうして話しているときのほうが確かに繋がってるって思えるからね」
    登坂未帆:「そういう、余計な世話焼くところだっちゃ」人差し指でツンと頭を小突く。
    創?:「うっ」
    創?:「でも、自分の芯かぁ。」
    創?:「登坂さんの芯って、なんなのかな?」
    登坂未帆:「アタシ? アタシはそりゃ……これだっちゃ」セーラー服をつまむ。
    創?:「セーラー…服?」
    創?:「んー…意外と学生生活大切にしてるとか?」
    登坂未帆:「自分の好きな格好で、好きなことをする。それがアタシの芯だっちゃ」
    登坂未帆:「そもそもこれはどこの制服でもねぇっちゃ」
    創?:「そうなの!?」
    登坂未帆:「このデザインが好きだから着てる。校則なんて関係なかったっちゃ」
    創?:「本当にそのセーラー服が好きなんだね。」
    創?:「僕は、自分の社会相手でも通せるってできないから」
    創?:「素直に尊敬する」
    登坂未帆:「だから、自分がどんな体になろうが、自分の好きをやめるつもりはねぇっちゃ」
    創?:「僕の好き…」
    創?:「友達の話す、超能力に興味を持った、調べた。とにかくひたすら」
    創?:「その中で、得体のしれない人間と接触して、僕はそれで…」
    創?:「・・・・」
    創?:そこまで話したところで、創は茫然自失、上の空になる
    登坂未帆:「お、おい。どうした?」
    創?:「え、あ。いやなんでもないんだ。ちょっと昔のこと思い出しそうになっただけで・・・?」
    創?:ふと、創の視界の端に通り過ぎるハートレスが入る。
    創?:「あっ、登坂さん。あそこにハートレスがいるよ!追おう!さざめさんたちにも連絡してっ」
    ハートレス:見つかって慌てているようだ。


    雨宮 さざめ:──面影だとか服装だとかで、自分達が誰なのか知られるのは避けたいと判断した。
    雨宮 さざめ:そも、知人や友人はオーヴァードだけに限らないのだ。非オーヴァードに遭遇したら、言い訳の手段に苦労するだろうし、
    雨宮 さざめ:そうでなかったとしても。
    雨宮 さざめ:「このような姿、あまり見られたい訳でも無し……とはいえ」
    雨宮 さざめ:「隠れ潜むにしても、もう少し場所は無かったものでしょうか」
    眞守 雪斗:「反応がこっちに来たんだ、仕方ない、だろ……」 狭い路地裏、なんとなく身体の凸凹が変な気がして、移動に苦労している。
    眞守 雪斗:一方の雨宮は、いつもより軽快そうに見える。
    雨宮 さざめ:「仕方がない、ですか。……まぁ、それは数歩譲って認めましょう」
    雨宮 さざめ:「ですが。いつまでこうして、狭い隙間に詰め込まれていれば良いのでしょう」
    雨宮 さざめ:「……これと言うのも、あの〝あーてぃふぁくと〟なるもののせい。困ったもので御座います」
    雨宮 さざめ:口ぶりは、案外に軽い。
    眞守 雪斗:「…………」 レーダーとにらめっこしている。路地裏の奥、行き止まりに入ったはずの“アーティファクト”だが、しばらく動きが見られない。
    眞守 雪斗:「本当にな。……いや、本当にそう思ってるか?」
    眞守 雪斗:「俺は知り合いがさほどいないからいいが、お前はそうじゃないだろ」
    雨宮 さざめ:「ええ、もちろん。私も不運にして、友人はさほど多くは無い身ですから」
    雨宮 さざめ:「眞守さんこそ。見られて困る相手もそういないとなれば、何をそう怯えていらっしゃるのです」
    眞守 雪斗:「見られて困るどうの、じゃなくて」「不安じゃないのか、お前は」
    眞守 雪斗:「体つきがまるっきり変わってるんだぞ」
    雨宮 さざめ:「……………………」普段と同じ、微笑むような顔。
    雨宮 さざめ:実際は、眼球の動きを悟られぬよう、瞼をぎりぎりまで細めているだけなのだ。
    眞守 雪斗:「だいたい、この…………膨らみ」
    雨宮 さざめ:「邪魔でしょう?」
    雨宮 さざめ:「腕を動かすにしても、走るにしても」
    眞守 雪斗:「まさか実感できるとは思ってなかったけどな……」
    眞守 雪斗:「なんだって、慣性に従って邪魔してくる」
    眞守 雪斗:「あぁ、くそ。詰め込まれる前に巻いてもらうんだった」
    雨宮 さざめ:「おまけに、押さえつけねば邪魔なだけでなく、痛みます。……どれ、こうなればもう仕方がない。上着を脱いでください」
    雨宮 さざめ:「多少狭かろうと気にしない。今はさておき、心は殿方でしょう?」
    眞守 雪斗:「……あ、ああ。頼む」 言い、スーツの上着に手をかけ、ゆっくりと脱いでいく。
    眞守 雪斗:……なんなのだろう、このむず痒い感じは? 元は男の自分が、女の雨宮に、女の体を晒すことが。
    眞守 雪斗:羞恥。多分、そう呼ぶのだろう。
    眞守 雪斗:シャツのボタンに指をかけ、一つ、一つ。細くなった白魚のようなそれで、外していく。
    雨宮 さざめ:懐に手を入れる。胸に、胴に巻き付けられている晒をほどく。
    雨宮 さざめ:しゅる……と引き抜いた長い布地。地面に触れぬよう、膝の上に折り畳んで、
    雨宮 さざめ:「……ずいぶんと、華奢になりましたこと」
    雨宮 さざめ:背後から、普段よりも低い声で。
    眞守 雪斗:「…………」 かあっ、っと身体が芯から火照るような感覚。
    眞守 雪斗:(なにを考えてるんだ、俺は) 視線を彷徨わせる。
    眞守 雪斗:「お前の手も、随分ゴツくなったもんだ」
    雨宮 さざめ:背に晒を当てる。
    眞守 雪斗:びくり、と身体を震わせる。
    雨宮 さざめ:胸の方へ腕を回し、向こう側で晒の端を掴み、
    雨宮 さざめ:引き寄せて、また向こう側へ。そんな行程を、幾度も幾度も繰り返しながら、
    眞守 雪斗:「…………ッ」
    雨宮 さざめ:「細い肩。細い首。細い腕」
    雨宮 さざめ:「殿方と同様に鍛えても、決して同じように筋肉はつかない」
    眞守 雪斗:「…………」 されるがままに、言葉の聞こえるままに、身を委ねている。
    雨宮 さざめ:「筋肉を備えられる量は骨格で決まります。打撃の重さは体重で決まります」
    雨宮 さざめ:「……もし、今。眞守さんが不安なのであれば」
    雨宮 さざめ:「もしかしてそれは、〝弱くなった〟からというのも……有るのでしょうね」
    眞守 雪斗:腑に落ちるような感覚。「……そうかも、しれないな」
    雨宮 さざめ:きゅっ──と、強く布を引く。
    雨宮 さざめ:一際強く、身体に食い込ませるように晒を巻き付ける。
    眞守 雪斗:「雨宮、お前は……」
    眞守 雪斗:「このままでいたいと、思っているのか?」
    雨宮 さざめ:「……ふふ」
    雨宮 さざめ:……晒は、案外に固く巻き付けるものだ。
    雨宮 さざめ:慣れぬ身には些か苦しいと感じるやも知れない。
    雨宮 さざめ:こうまで強く締めるのかと、驚くかも知れない。
    眞守 雪斗:一瞬、呼吸が止まるような力強さに、う、と呻き声を漏らす。
    眞守 雪斗:その声すら、甘く聞こえる。
    雨宮 さざめ:「望みもしないのに膨らんでくる胸を潰す為に、痛い思いをして」
    雨宮 さざめ:「望んでも高くならない背に。増えない体重に歯噛みをする」
    雨宮 さざめ:「……月に幾日も。痛みに呻いて。衣服を穢しはしないかと怯えることもない」
    雨宮 さざめ:「もし生まれつき、この身体であったなら──どれ程楽であったかとは、思います」
    眞守 雪斗:「…………」
    雨宮 さざめ:「もし将来、子を成した時」
    雨宮 さざめ:「父親はただ、女の腹が膨らんでいくのを外から見ているだけ」
    雨宮 さざめ:「母親の方は、腹の中に子を宿すのです」
    雨宮 さざめ:「その間も。産後も。鍛錬なぞ、ろくに出来ないでしょう。身は衰えるばかりで」
    雨宮 さざめ:「それを苦しいと嘆けば、〝母としての気構えが足りぬ〟と、何も知らぬ男に罵られる」
    雨宮 さざめ:「そういう女を、私は幾人も知っています」
    眞守 雪斗:言葉なく。雨宮さざめの『女』としての言葉を、聞いている。
    雨宮 さざめ:「男として産まれていたら、と」
    雨宮 さざめ:「願ったことは幾度も。……それは否めぬこと」
    雨宮 さざめ:「けれど」
    雨宮 さざめ:「……私は、殿方の身の苦労は知りませんから」
    眞守 雪斗:「苦労、というほどのものは……」 ぼんやりと、過去に思いを馳せて。
    眞守 雪斗:「……あるとすれば」
    眞守 雪斗:「家族が死んだ時。俺を残して、全員逝ったと知った時」
    眞守 雪斗:「『強く生きろ』と、誰しもが言った」
    雨宮 さざめ:「……きっと。私も同じことを言ってしまったでしょうね」
    眞守 雪斗:「あぁ。きっと、それがこの世界に来た者として、正しいんだろう」
    眞守 雪斗:だが、齢14の少年には。
    眞守 雪斗:「……もし、俺がこんな力ない姿だったら」
    眞守 雪斗:「嘆くことも、許されたんだろうか」
    雨宮 さざめ:「…………」
    雨宮 さざめ:「……ええ、きっと」
    雨宮 さざめ:「今の世は……女がどれほど強くあろうと、許される」
    雨宮 さざめ:「けれど……殿方が弱くあることは」
    雨宮 さざめ:「どうしてか、許さぬというひとが多いようですから」
    雨宮 さざめ:「……ああ」
    雨宮 さざめ:「こういうことは、私には。……言われねば、とんと分からぬことでございます」
    眞守 雪斗:「……難しいな、男と女、というのは」
    雨宮 さざめ:「はい」
    雨宮 さざめ:「どちらか一つしか学べぬのが、ひとの身ですから」
    雨宮 さざめ:手が、背から離れて行き、
    雨宮 さざめ:「……はい、仕上がりました。」
    眞守 雪斗:ぐ、と上体を可能な限り動かし。「ああ、固定されるだけで随分と違う」
    眞守 雪斗:「ありがとう。これで、少しは……落ち着く」
    眞守 雪斗:少し窮屈だが、じきに慣れるだろう。
    雨宮 さざめ:「後で、ちゃんと返してくださいね」
    眞守 雪斗:「……あ、ああ」
    眞守 雪斗:言われて、これが先程まで雨宮の身に沿っていた布だと思い出し。
    雨宮 さざめ:「巻き方は今、覚えましたでしょう」
    雨宮 さざめ:「今ごらんの通り、一人で身につけるには些か難儀するものですから」
    雨宮 さざめ:「きっちりと、責務を果たすようにお願い致します」
    眞守 雪斗:「…………」
    眞守 雪斗:「……わかった」 責務、と言われたなら仕方ない。
    眞守 雪斗:仕方ない。二度、自分に言い聞かせる。
    眞守 雪斗:なんとなく。じわり、と、布から体温が伝わってくるような。
    雨宮 さざめ:「……眞守さん?」背後から肩越しに、首を傾げながら覗き込む。
    眞守 雪斗:「ひゃっ……」
    眞守 雪斗:自分の口から出た高い悲鳴に、思わず口を抑える。
    雨宮 さざめ:「────」ぽかん、と口を開ける。
    雨宮 さざめ:「……あの、その、悪く思わないでくださいませね」
    雨宮 さざめ:「随分と……その……」
    雨宮 さざめ:「適性があるのですね……?」
    眞守 雪斗:「ばっ……い、今のは、その……」
    眞守 雪斗:鼓動が速い。心臓が脈打ってる音が、自分の耳まで届きそうだ。
    雨宮 さざめ:「ふふっ、ふふ。あー、おかしい。七つも下の小娘に、かように鳴かされて」
    眞守 雪斗:「~~~~!!!!」 羞恥に、ただ、かぶりを振ることしかできない。
    雨宮 さざめ:「眞守さん、存外にかわいらしい方だったのですね……ふふ」
    雨宮 さざめ:「いつも人を見下ろして、仏頂面で酷いことばかり言うのですから」
    雨宮 さざめ:「たまにはこうやって、痛い目を見るのも悪くないでしょう」
    眞守 雪斗:「仏頂面は、余計だ」 顔を片手で覆いながら、途切れ途切れに吐き出す。
    雨宮 さざめ:「……ちなみに。これはあくまでも好奇心から聞くのではございますが」
    雨宮 さざめ:「眞守さん、ご交際なされている女性などは?」
    眞守 雪斗:「……?」 恐る恐る、という風に言葉を待つ。
    眞守 雪斗:「…………」「…………いない、が」
    雨宮 さざめ:「あら、残念」
    雨宮 さざめ:「今日のこと、その方だけには耳打ちして差し上げようと思っておりましたのに」
    眞守 雪斗:「心の底から、いなくて良かったと安堵してるところだ」
    眞守 雪斗:「……だいたい」
    眞守 雪斗:「お前の言う通り、俺は愛想のない男だ」
    眞守 雪斗:「特段好いてくれる女なんて、いるわけがないだろう」
    雨宮 さざめ:「ええ、全く」こくん、と大袈裟に頷き
    雨宮 さざめ:「あなたの仏頂面を相手にできる人なんて、そう多くはありませんよ」
    眞守 雪斗:「……ああ」「お前の、最初から物怖じしない態度には、随分助かった」
    雨宮 さざめ:「その態度は、私の武器の一つでございますから」
    眞守 雪斗:「今回の件も、普段の俺を知るお前がいるから、自分を保ってられるのかもな」
    眞守 雪斗:……いや、保っていられてるかどうかは、いささか怪しいところはあるが。
    雨宮 さざめ:「あら、過分な御言葉。賞賛のついでに何か、具体的な礼をくださっても構わないのですよ?」
    眞守 雪斗:あからさまに、辟易した顔をして。「お前の方が、金は持ってるだろう」
    雨宮 さざめ:「学生のお小遣いに幻想を抱いてはなりませぬ」
    雨宮 さざめ:「それ、例えばここへ来るまでに見たでしょう。角の所に新しく出来ていた〝くれーぷ〟屋……」
    眞守 雪斗:「さっき服屋で物色してた……メイド服、か」「ああいうのも趣味なのか」
    眞守 雪斗:高そうだったな、と思い出し。
    雨宮 さざめ:「ああ、いえ。あれは趣味と言いますより」
    雨宮 さざめ:「眞守さんを辱めるには良いだろう、と思っただけのことでございます」
    眞守 雪斗:「…………」
    眞守 雪斗:「俺は、着ないぞ」
    眞守 雪斗:ぶんぶん、と首を振り。
    雨宮 さざめ:「ひゃっ……」
    雨宮 さざめ:低くなった声で、裏声での、声真似。
    眞守 雪斗:「~~~~!!!!」
    雨宮 さざめ:「うふふふふふ」
    雨宮 さざめ:「期待してますよ、眞守〝ちゃん〟」
    雨宮 さざめ:「あーもんどちょこほいっぷ、或いは」
    雨宮 さざめ:「すとろべりーあんどばにらあいす」
    雨宮 さざめ:「私、あまいものは大好きなのです」
    眞守 雪斗:「……ああ、ああ。いいぞ、好きなのを頼め……」
    眞守 雪斗:その目は虚ろであった。


    GM:シーンカット!
    GM:ロイス・購入が出来ます。
    眞守 雪斗:なにこれ/ハートレス P:好奇心/N:◯おまえはゆるさん でロイス取得
    登坂未帆:ロイス取得 ハートレス 好奇心/◯不快感
    雨宮 さざめ:ハートレス ちょっとだけ嬉しかった/○敵愾心 でロイス取得
    創?:ハートレス 好奇心/Nなんという事を…

    クライマックス


    GM:やっとのことでハートレスを追い込んだ四人。
    GM:なぜかハートレスは銭湯へ迷い込んだ。たまたま休館日だったらしく、人はいない。
    GM:各々今の性別の暖簾をくぐり、ハートレスと相対するのだった...
    創?:1d10+50
    DoubleCross : (1D10+50) → 6[6]+50 → 56

    登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+8(1D10->8)上昇 (侵蝕率:46->54)
    雨宮 さざめ:登場侵蝕 雨宮 さざめの侵蝕率を1上昇(侵蝕率:47->48)
    眞守 雪斗:シーンイン:眞守 雪斗の侵蝕率:+2(1d10->2) ((侵蝕率:47->49))
    眞守 雪斗:「……自然に女湯をくぐってしまった」 自分の行いに、顔を赤くしたり白くしたりしている。
    創?:「眞守さん初々しくてかわいい・・・」
    雨宮 さざめ:「この場合、はて」
    雨宮 さざめ:「どちらを通過するのが正解だったのか……?」
    眞守 雪斗:「やめてくれ、日寺さん……」 顔を手で覆ったまま、できるだけ低い声で唸る。
    登坂未帆:「どっちでもいいべ。人はいねぇし服着てんだから……」
    雨宮 さざめ:「けれども、面白いではありませんか」
    雨宮 さざめ:「今、この姿で自分は男女のどちらで認識しているかが分かるのですから」
    雨宮 さざめ:「……ちなみに私は女湯側から来ましたが、お二人は?」
    眞守 雪斗:「…………」 精神汚染、という可能性に。ぶわ、と鳥肌が立つ。
    眞守 雪斗:「…………」 あっち。と言いたげに、赤い暖簾を指差す。
    登坂未帆:「……アタシも。女湯から入った」
    創?:「僕も女湯から来たよ」
    創?:「この体で男湯はだめな気がした」
    登坂未帆:「おめぇ……」ジトっとした目で創を見る。
    雨宮 さざめ:「つまり、結論として」
    雨宮 さざめ:「皆、女子、と」
    眞守 雪斗:「俺は、男だ!」 強く叫ぶように言うと、高くなった声が更に良く響く。
    登坂未帆:「それでいいのかや!?」一部怪しいぞ!
    ハートレス:その大声に反応して
    ハートレス:湯船に半ば沈みかけていたハートレスがあなたたちに気づきます
    創?:「銭湯たまり場にしてるおっさんみたいな登場してきたな」
    登坂未帆:「出やがったや……!」
    眞守 雪斗:「だが、これ以上逃げ場はない……ここで仕留めるぞ」
    雨宮 さざめ:「はた迷惑もここまでです。ええ」
    創?:「任せて」
    雨宮 さざめ:「このような場所に留まられては!」
    雨宮 さざめ:「入浴客まで大惨事に!」
    創?:「あっそっかぁ・・・」
    創?:「本当にとんでもないことになるねそれは!」
    創?:「一刻も早くなんとかしないとっ」
    眞守 雪斗:「あの光、もう一度放たないとも限らないからな……」
    登坂未帆:「一回ぶん殴ったら、吐き出すべ!」
    眞守 雪斗:「なら、やることは一つだな」
    雨宮 さざめ:「ええ」
    創?:「みんな!エフェクトの準備はいいか、行くぞォ!」


    GM:ハートレスとの戦闘を開始します。
    GM:セットアップ!
    GM:の前に
    GM:1d4
    DoubleCross : (1D4) → 2

    GM:じゃあ雨宮さんと眞守さん、ハートレスの不思議な力で
    雨宮 さざめ:ほう?
    眞守 雪斗:ほう?
    GM:戦闘中なぜか密着しやすくなってもらいます
    GM:セットアップ!
    登坂未帆:セットアップエフェクトなし!
    雨宮 さざめ:行動無し!
    眞守 雪斗:あります!
    GM:どうぞ!
    眞守 雪斗:▼セットアップ 《原初の黄:ソードマスター》 侵蝕[+3] 対象:単体 射程:至近
    眞守 雪斗:効果の対象は装備している武器1つを選択する。ラウンド間、選択した武器による攻撃の達成値を[+9]する
    眞守 雪斗:対象は自身。手持ちの「ナックルダスター」指定。
    眞守 雪斗:以上です。
    眞守 雪斗:眞守 雪斗の侵蝕率:+3 ((侵蝕率:49->52))
    GM:申し訳ない!衝動判定に入ります
    GM:今回はワイバーンタイム(偽)と題して侵蝕を100まで任意で上げることができます
    創?:あげなーい
    GM:もちろん戦闘後50下がるのもありです。
    雨宮 さざめ:折角だから受け取りましょう
    GM:使わない場合は通常の衝動判定をお願いします
    眞守 雪斗:どうせだし貰おうかな、全力でエフェクト使わせてもらおう
    登坂未帆:上げずに普通に衝動判定します
    登坂未帆:2dx 衝動判定
    DoubleCross : (2R10[10]) → 8[1,8] → 8

    眞守 雪斗:衝動判定難易度は?
    創?:2dx>=9
    DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[1,6] → 6 → 失敗

    創?:難易度9でやっちゃったけど、難易度いくつだろ
    眞守 雪斗:通常通りなら9でいいと思いますが
    雨宮 さざめ:おいくつかーしらー
    創?:やさしい
    創?:5ですね、難易度。
    雨宮 さざめ:5
    眞守 雪斗:5dx+1>=5
    DoubleCross : (5R10+1[10]>=5) → 10[2,4,5,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    登坂未帆:衝動判定。登坂未帆の侵蝕率が+15(2d10->8,7)上昇 (侵蝕率:54->69)
    GM:申し訳ない!難易度は5で
    雨宮 さざめ:2dx>=5
    DoubleCross : (2R10[10]>=5) → 6[3,6] → 6 → 成功

    雨宮 さざめ:そして侵蝕を
    雨宮 さざめ:雨宮 さざめの侵蝕率を52上昇(侵蝕率:48->100)
    眞守 雪斗:眞守 雪斗の侵蝕率:+50 ((侵蝕率:52->102))
    GM:では行動値が同じの雨宮さんか登坂さん!
    眞守 雪斗:眞守が1番手です……
    GM:失礼いたしました。
    GM:行動値高い順で眞守さん!
    創?:2d10+56
    DoubleCross : (2D10+56) → 11[8,3]+56 → 67

    眞守 雪斗:では、先陣を。
    眞守 雪斗:▼マイナー 《拡散する影》 侵蝕[+3]
    眞守 雪斗:そのメインプロセスで行う攻撃の判定のDを-[【精神】以下の任意の数]個し、その判定の達成値+[減らしたダイス数*LV](最大20)する
    眞守 雪斗:減少数は5個。メインプロセスの達成値に[+20]
    眞守 雪斗:▼メジャー“「一緒に死のうか」”
    眞守 雪斗:《原初の赤:サイレンの魔女》《ダンシングシミター》 侵蝕[+9]
    眞守 雪斗:対象:シーン(選択) 射程:視界 装甲無視
    眞守 雪斗:判定前に宣言ありますか!
    GM:ない!
    眞守 雪斗:OK! では、ダイスはDB分の3個のみ。
    眞守 雪斗:(0+3)dx+4+12+20
    DoubleCross : (3R10+4+12+20[10]) → 9[3,4,9]+36 → 45

    眞守 雪斗:リアクションください!
    GM:ドッジもなんもしない!
    眞守 雪斗:5D10+30+1D10
    DoubleCross : (5D10+30+1D10) → 25[2,4,10,3,6]+30+5[5] → 60

    眞守 雪斗:ガード値は有効!
    GM:ガード値は0です
    眞守 雪斗:では、少し演出を
    眞守 雪斗:(身体が馴染んできてる感覚が鬱陶しい)
    眞守 雪斗:(俺だけの話じゃない……このまま放置すれば、後処理がどれだけ大変なことになるか)
    眞守 雪斗:(だが、言ってられる状況でないことも承知で。あまりこの状態で、使いたくはないが——)
    眞守 雪斗:「……ああ。やるしかない、よな」 呟きとともに、眞守の背後に、黒く影が落ちる。
    眞守 雪斗:「雨宮、巻き込まれるなよ」 低い声で。
    眞守 雪斗:どこか今の自分に似た父と。自身の面影を宿した母と。自分に少し似た、ヤンチャな妹たちの姿が。
    眞守 雪斗:その姿が、色濃い影に食われて、苦悶を宿した表情に変わり。
    眞守 雪斗:「『一緒に、死のうか』」
    眞守 雪斗:父が、最期に遺した言葉を、呟くと。
    眞守 雪斗:影は、嵐となる。一帯を呑み込む。破壊”を顕現させる。
    雨宮 さざめ:「……ひどく失礼とは存じますが、ええ」
    雨宮 さざめ:嵐を遠くに見る。眞守の背後。
    雨宮 さざめ:「仲の良いあなた達が、ほんの少しだけ」
    雨宮 さざめ:「うらやましい」
    眞守 雪斗:その声に、口の端を少しだけ歪めて。
    眞守 雪斗:影は消えていく。跡には、何も遺らない。
    ハートレス:影に囚われ、ヒビが入る。

    GM:次!
    GM:雨宮さん!
    雨宮 さざめ:おう!
    雨宮 さざめ:折角だから、マイナーは戦闘移動でハートレスにエンゲージ。たぶん10mくらいだろう
    雨宮 さざめ:メジャーアクション、《コンセントレイト:オルクス》+《ディストーション》+《完全なる世界》。槍相当品を用いた射撃攻撃で対象はハートレス!
    雨宮 さざめ:15dx7+7 命中判定
    DoubleCross : (15R10+7[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,6,7,8,8,8,10,10,10]+10[2,3,5,5,7,8,8]+2[1,1,2]+7 → 29

    雨宮 さざめ:3d10+17+2d10 ダメージ
    DoubleCross : (3D10+17+2D10) → 15[1,5,9]+17+10[9,1] → 42

    雨宮 さざめ:そしてそのまま演出に行くぜ
    ハートレス:ありがたいぜ
    雨宮 さざめ:「……一回だけ」
    雨宮 さざめ:「一回だけ、やってみたいことがあったのです」
    雨宮 さざめ:着物の内側で、大量の金属音が鳴った。
    雨宮 さざめ:次の瞬間、両手の袖口から放たれるは、数十本にも及ぶ〝針〟。
    雨宮 さざめ:それは全て正確にハートレスを狙い、浅く突き刺さり──
    雨宮 さざめ:同時に、雨宮 さざめは馳せ、ハートレスの傍に立った。
    雨宮 さざめ:拳打。
    雨宮 さざめ:無仁流においては『夜光』と称される、遠い距離からの踏み込み突き──
    雨宮 さざめ:蹴り。
    雨宮 さざめ:『文』と称される蹴り技。至近距離から視界の外を回して側頭部へ届く曲撃技。
    雨宮 さざめ:二つの打撃で針を食い込ませ──ハートレスを掴む。
    雨宮 さざめ:投げ落とす。
    雨宮 さざめ:『楼閣』と称する。ひとを、頭から大地へ叩き落とす為の投げ。
    雨宮 さざめ:いずれも平時の身体能力では、速度、威力ともに、オーヴァードへ用いるには不十分の技で、
    雨宮 さざめ:「無いものねだりとは分かっていても」
    雨宮 さざめ:「やっぱり少し、羨ましい」
    雨宮 さざめ:間合いの外へ飛ぶ。既にその手には、次の針。
    雨宮 さざめ:雨宮 さざめの侵蝕率を9上昇(侵蝕率:100->109)
    ハートレス:細かく刺さった針から亀裂が伸びる。
    GM:次!
    GM:お願いします!
    登坂未帆:はい!
    登坂未帆:マイナーアクション:《骨の剣》《死招きの爪》
    登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+6上昇 (侵蝕率:69->75)
    登坂未帆:メジャーアクション:コンボ「必殺トリック」《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《大裁断》
    登坂未帆:命中判定いきます
    ハートレス:こいっっ
    登坂未帆:9dx8+5 命中判定
    DoubleCross : (9R10+5[8]) → 10[1,4,4,4,7,7,8,8,9]+10[3,7,8]+2[2]+5 → 27

    ハートレス:もちろん何もないので当たるぞ!
    登坂未帆:ダメージいきます
    登坂未帆:3d10+25 ダメージ
    DoubleCross : (3D10+25) → 16[7,5,4]+25 → 41

    ハートレス:そのまままるっと受けます!
    登坂未帆:では演出を
    登坂未帆:──眞守と雨宮とは別行動だったが、今ここにいるということは、元の身体に戻ってもいいという覚悟は決まっているのだろう。
    登坂未帆:先ほどの眞守の苦しげな表情、そして同じ女だからこそわかる、雨宮の男の身体だからこそできた武術──
    登坂未帆:ハートレスに顔を向け、睨み付ける。
    登坂未帆:「おめぇが何考えてこんなことをしてっか知らねが、これ以上人の心かき乱すのはやめてもらうっちゃ!」
    登坂未帆:喉元のテープをはがし、傷口からヨーヨー“激輪”を取り出す。
    登坂未帆:そして激輪をハートレスの前にかざす。ホイールは赤く、側面には竜の横顔のような金のエンブレムが描かれている。
    登坂未帆:「“轟天竜”登坂未帆! 男の身体でも! このセーラー服に誓って、スケバン魂見せてやるっちゃ!」
    登坂未帆:「でりゃぁああ!!」
    登坂未帆:激輪をサイドスローで投げる。
    登坂未帆:手元から伸びる超電導ストリングがホイールに回転力を与える。
    登坂未帆:「必殺トリック!」
    登坂未帆:激輪が湯船の水面ギリギリをしぶきを上げて走る。
    登坂未帆:「竜ノ水切!」
    登坂未帆:その勢いのまま、ハートレスの横っ腹にぶち当たった!
    登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+7上昇 (侵蝕率:75->82)
    ハートレス:亀裂がさらに広がる。あと一歩のようだ。


    GM:最後に!お願いします!
    創?:では、マイナー。赫き剣 侵食+3、HP−2
    創?:メジャー、鮮血の一撃lv2、コンセLV2
    創?:侵食+4 ダイス+3(8) C値8
    創?:8dx8
    DoubleCross : (8R10[8]) → 6[1,2,2,3,5,5,5,6] → 6

    ランディシ:《ハジメ…最後だからかっこよく決めて(通算二回目)》
    ランディシ:妖精の手
    ランディシ:1dx8+10
    DoubleCross : (1R10+10[8]) → 6[6]+10 → 16

    創?:あたるかな?
    ハートレス:勿論!
    創?:10+2d10
    DoubleCross : (10+2D10) → 10+17[7,10] → 27

    創?:演出~
    創?:「この体でも、エフェクトを使う方法。」
    創?:「つまりこの体を崩さなければいいわけだ。」
    創?:血の刃を生成する。
    創?:普段とは違い身体を変異させられないため血に意識を注ぎ、より複雑な刃を作り出す。
    創?:何も知らぬものが見ていれば、美しいオブジェのようにすら見える、血の刃が現れる。
    創?:「うん、これならいけるね。血も僕の体だから、あとはこれを…」
    創?:剣を、構え
    創?:「伸ばす!」
    創?:折り畳み構造を成していた血の刃を、一瞬で伸縮させハートレスにぶつける。
    創?:一つ一つは小さな刃だが
    創?:刃はつぶれてもつぶれても再度再構成されハートレスを削り取る
    ハートレス:とうとう形を保っていられなくなる。
    ハートレス:ひびは全体に走り....ハート形は真っ二つに
    ハートレス:細かく入った亀裂がさらに結晶を細かくし...
    ハートレス:バキン!!
    ハートレス:原型をとどめないほどに割れ、砕け散った。
    ハートレス:浴槽に破片が溶けていくのが分かる。

    バックトラック


    GM:戦闘終了!
    GM:ワイバーンタイムで上がった侵蝕をお戻し下さい~
    眞守 雪斗:実はメジャーで上げ忘れていた分を上げて、下げます。
    眞守 雪斗:眞守 雪斗の侵蝕率:+9 ((侵蝕率:102->111))
    眞守 雪斗:眞守 雪斗の侵蝕率:-50 ((侵蝕率:111->61))
    雨宮 さざめ:109-50=59
    GM:バックトラック省略!全員帰還です!
    眞守 雪斗:いぇい!
    GM:経験点の代わりに性転換ポイント10000000000000点です ありがとうございました....
    登坂未帆:わーい(何に使うんだ…)

    ED1


    GM:ハートレスとの戦闘終了後、粉砕された結晶が溶けた湯、温泉に性転換する能力が備わった。
    GM:各自入り、そしてサンプルを取り、各々が元の体に戻った後。
    GM:彼ら/彼女らはどうしているだろうか...
    眞守 雪斗:「……えらい目に遭った」 いつも通りの、低い、物騒とも言える声音で。青年が呟く。
    雨宮 さざめ:「ええ、全く。今後、似たような事件が起こらぬことを祈るばかりです」
    雨宮 さざめ:背丈も骨格も声も、すっかり元に戻って、頭の位置は15cm下。応じる少女。
    眞守 雪斗:頭一つ分、小柄な少女の頭を見下ろしていることに、なんとなく違和感がある。
    眞守 雪斗:(なんだろうな、たった数時間の出来事なのに)
    眞守 雪斗:借りたサラシは、畳んでカバンに締まってある。……つまり、まあ。
    眞守 雪斗:「……早めに、巻き直したほうがいいか」「落ち着かないだろう、それは」
    雨宮 さざめ:「あら、女性のこころが少し分かるようになりましたようで」
    眞守 雪斗:「ふ。褒め言葉と捉えていいのか、それは」
    雨宮 さざめ:手を口元に当て、ころころと笑いながら、脱衣場の椅子に腰掛ける。
    雨宮 さざめ:「構いませんよ。どうせなら赤面しながら、愛らしく照れてくださっても構いませんのに」
    雨宮 さざめ:言葉で戯れながら帯を解き、青年に背を向けて。
    眞守 雪斗:「そういうのは、終わったんでね」 返しながら、畳んだサラシを取り出して。
    雨宮 さざめ:「では、お願いします」腰に届く長い髪を片腕で押さえ、覆うものの無い背を晒した。
    眞守 雪斗:「…………」 できるだけ、視線を低く。正面が視界に入らないよう、注意しながら。
    雨宮 さざめ:その背は、その肩は、随分と華奢になっていた。
    雨宮 さざめ:……戻った、と言うのが正しいのだが。
    眞守 雪斗:「ああ。……痛かったり、強すぎたりしたら、言ってくれ」
    眞守 雪斗:「あと…………妙なところに、触ってしまった時も」
    眞守 雪斗:自然、背中に視線がいく。
    雨宮 さざめ:「面白いことを気にかけるのですね。つい先ほどまで似たような身体でしたのに」
    眞守 雪斗:「それとこれとは、違うだろう」「その体は、正真正銘、お前の身体なんだからな」
    雨宮 さざめ:「……さ、早く。あまり長いこと肌を晒しているのは、本意ではないのですから」
    眞守 雪斗:「……ああ、すまん」
    眞守 雪斗:サラシを解いて。恐る恐る、体の正面に回し。
    眞守 雪斗:手を、往復させる。雨宮の行った時より、随分とその動きは慎重だ。
    雨宮 さざめ:「そうそう。そこで、背中側でねじります。巻き方はそのまま」
    眞守 雪斗:(この華奢な身体で、どれだけの傷を受けてきたのか)
    眞守 雪斗:「ああ。こうか?」
    眞守 雪斗:雨宮の、無骨だった手が視界によぎっていたのを思い出し。
    雨宮 さざめ:「ええ。後は、もう少し強めに、ぐっと引いて絞るように固めてくだされば」
    眞守 雪斗:(きっと、俺より数多、数え切れないほどなんだろう)
    眞守 雪斗:(それでいて、この女は、笑う)
    眞守 雪斗:「……痛かったら、言ってくれ」 ぎゅう、と、サラシを絞る。
    雨宮 さざめ:「ええ」
    雨宮 さざめ:と応じながら、暫くは何も言わなかった。
    眞守 雪斗:(この作業を、日々)(戦う身体に、するために)
    雨宮 さざめ:布を巻き付けて身体を押し潰す。生物としては不自然な在り方だ。
    雨宮 さざめ:強く固めれば、痛みを覚えぬ筈も無い、が。
    雨宮 さざめ:「……ふー」細く長く息を吐く。言葉を吐き出すことはない。
    眞守 雪斗:「……いや、痛い、よな」「さっき自分で体感したことなのに、もう忘れていた」
    雨宮 さざめ:着物の上から見る分には、思い描けないものだろう。
    雨宮 さざめ:案外に女らしい──と、言おうか。
    雨宮 さざめ:〝当然のように〟女らしい──とでも、言おうか。
    雨宮 さざめ:戦う為の筋肉とは別に、曲線を、丸さを、身体のラインに沿える柔らかい肉が、布の奥へと閉じ込められる。
    雨宮 さざめ:「多少痛くはあれど、慣れます」
    雨宮 さざめ:「その内に、それが当たり前になりますから」
    眞守 雪斗:「……そうか。不慣れだから、違和感が出るかもしれないが」「帰るまでは、少し我慢してくれ」
    雨宮 さざめ:「ご安心を。中々お上手でした。またお願いしようかしら」
    眞守 雪斗:「……あ、ああ」
    眞守 雪斗:思わず、肯定してしまって。
    雨宮 さざめ:「……おや」
    雨宮 さざめ:否定が無かったことに、一瞬、面食らったような顔をしながら。
    眞守 雪斗:「い、いや。そういうのは、同行者に女性がいるなら、そちらに頼むべきだろう」
    眞守 雪斗:「……あらぬ噂が立てば、お前も困るだろう」 唸るように。
    雨宮 さざめ:「あらぬ噂と来ましたか……ふむ。しかしながら」
    雨宮 さざめ:「現状、私とあなたの各種要素を並べて、見比べてはみませんか」
    雨宮 さざめ:「私」
    雨宮 さざめ:「十七歳。花も恥じらう乙女」
    眞守 雪斗:「…………そうだな」
    雨宮 さざめ:「あなた。二十四歳男性。背丈も高く、そしてそのお顔は強面」
    雨宮 さざめ:「噂を恐れねばならぬのは、眞守さんでしょう」
    眞守 雪斗:「ふむ」「まあ、そういうものか」
    眞守 雪斗:そういった噂にはとんと縁がない。実感がないような顔をしている。
    雨宮 さざめ:「……ふふふ。何故私が、このように髪を伸ばしていると思われますか。戦いの場では邪魔者でしかない、この髪を」
    眞守 雪斗:「ああ、確かに、気にはなっていた」
    雨宮 さざめ:「得物を隠すですとか、髪そのものに毒を染み込ませて用いるですとか、そういう手立ての為──ということもありますが」
    雨宮 さざめ:「一番の理由は、〝私は女である〟と示す為なのですよ」
    眞守 雪斗:あんなに、男の体を喜んでいる風だったのに。半分納得、半分不明瞭、といったところだ。
    眞守 雪斗:「女であると、示す」
    雨宮 さざめ:「はい。女と分かれば侮るものもおりましょう。ならばその侮りの隙を突くこともできます」
    雨宮 さざめ:「女と分かれば、弱く儚いものと思うものもおりましょう。涙のひとつも溢せば、味方になってくれるやも知れません」
    雨宮 さざめ:「女であれば、唇に紅を塗ることも不思議ではない。その紅に毒を混ぜれば、口付けひとつで屍がひとつ」
    眞守 雪斗:「戦のために、女を示すか」
    雨宮 さざめ:「ええ。私、女として生まれて、生きてきましたから。女を存分に使う方法は知っているのです」
    眞守 雪斗:「ああ。それもまた……お前らしい、のだろうな」
    眞守 雪斗:言いつつ、背に溢れる髪を一筋。手で掬い上げ。
    眞守 雪斗:さらり、と流す。
    眞守 雪斗:「……本当に、綺麗な髪だ」
    雨宮 さざめ:「あまりお褒めになると、言質に変えますよ?」
    雨宮 さざめ:「〝眞守さんは綺麗だと褒めてくださった〟なんて」
    眞守 雪斗:「お前が言うと、冗談に聞こえないな」
    雨宮 さざめ:「冗談半分ですのに。……ええ、でも。十七の小娘を誑かした男として名を広めるのも一興やも知れません」
    眞守 雪斗:「……俺にも、感情や感動はある。綺麗だと思えば、褒めもする」
    眞守 雪斗:「だが、そこまで近付く女が少ないだけだ」
    眞守 雪斗:「そういう噂が広まるのも、一興かもな」
    眞守 雪斗:「面白がって、少しは偏見もましになるかもしれん」
    雨宮 さざめ:「ならば、どうぞそのままに、口説き文句の続きを」
    眞守 雪斗:ふ、と。仏頂面を、少し緩めて。
    眞守 雪斗:「……今日は、この辺りで店仕舞だ」
    雨宮 さざめ:「……あら、残念」
    眞守 雪斗:「だが、口説くには言葉を重ねるだけが方法ではないだろう?」
    雨宮 さざめ:脱ぎ落としていた衣を纏い、帯を締める。そうすればまた、普段通りの顔に戻る。
    雨宮 さざめ:「生憎、子供ですから。言葉の他に用いるものを、重ねたことも御座いません」
    眞守 雪斗:「何を勘違いしている?」 今日一番の笑みを、浮かべて。
    眞守 雪斗:「甘味だよ、クレープだ」「お前が先程欲しいと熱望したものを、くれてやるって話だよ」
    雨宮 さざめ:ぱちっ、と目が開く。眼球の動きを隠す微笑みではなく、
    雨宮 さざめ:「ほほう、覚えていてくださったのですね」
    雨宮 さざめ:「なれば行きましょう。直ぐにでも参りましょう」
    眞守 雪斗:「……ふ」 柔らかに、吐息を溢して。
    雨宮 さざめ:「何を格好つけて笑っているのですか。確かに店舗は逃げませんが、時は早く過ぎるのですよ」
    雨宮 さざめ:「さあ、さあ、さあ。何か間違って行列が出来ていないとも限りません」
    眞守 雪斗:「お、おう」
    雨宮 さざめ:「一刻も早く参りましょう──」
    雨宮 さざめ:と、歩き始めて。
    雨宮 さざめ:何か思いついたように立ち止まり、くるりと振り向く。
    眞守 雪斗:「ん?」
    雨宮 さざめ:「思えば、眞守〝ちゃん〟の可愛らしいところは見せていただいたものの」
    雨宮 さざめ:「眞守さんのすまぁとな所を、まだあまり見ていなかったように思いまして」
    雨宮 さざめ:す、と手を伸ばす。
    眞守 雪斗:「……なるほど」
    雨宮 さざめ:「乙女を街へ連れだそうというのです」
    雨宮 さざめ:「〝えすこぉと〟の栄誉を差し上げましょう」
    眞守 雪斗:「承知した」
    眞守 雪斗:その手を握り。そのまま自身の身体に引き寄せ。腰に手を回し。
    眞守 雪斗:いとも容易く、持ち上げる。
    眞守 雪斗:「さて、これで合ってるか?」
    雨宮 さざめ:「……えっ?」
    雨宮 さざめ:「えっ」
    雨宮 さざめ:「いや、あの……その」
    雨宮 さざめ:「えっ」
    眞守 雪斗:「…………はははっ」
    雨宮 さざめ:途切れ途切れの言葉。ぱちぱちと瞬きを繰り返し、視点の高さを認識して、
    雨宮 さざめ:「……まったくもう、わるいひと」
    雨宮 さざめ:溜息を吐きながら、手足を無理に動かすこともなく。
    雨宮 さざめ:「そういうことをすると、私も〝わるいこ〟の札を切らねばなりませんよ?」
    眞守 雪斗:雨宮の、初めて見る表情を満喫していると。
    雨宮 さざめ:「例えば人目のある所で、〝もうお嫁に行けない〟と言いながら泣きじゃくる真似をするとか」
    眞守 雪斗:愉悦を帯びていた表情が、次第に陰り。「…………まったく」
    雨宮 さざめ:「ふふ」
    眞守 雪斗:ゆっくりと。壊れ物を扱うように、腕を下ろし。
    眞守 雪斗:「降参だ」
    眞守 雪斗:だが、その手だけは離さずに。
    雨宮 さざめ:「もしかすれば、眞守さんは私を哀れと思ったやも知れませんが」
    雨宮 さざめ:「女が男より弱いとは限らないのです」
    眞守 雪斗:「…………いや」
    眞守 雪斗:「これだけは、断言しておくが」「俺は、お前のことを哀れだとは全く思わない」
    雨宮 さざめ:「……ほう」
    眞守 雪斗:「力で勝る、技術で勝る」「武の道も色々あるだろう。俺の知らない世界も数多あるが」
    眞守 雪斗:「お前は、その身のすべてを武に活かそうとしている」
    眞守 雪斗:「それが出来るものが、どれほど数少ないことか。それくらいは俺にでも分かる」
    眞守 雪斗:「それを憐れむことは、無礼だろう」
    雨宮 さざめ:「……妙な時にだけ、生真面目になるんですから」
    雨宮 さざめ:「ほんとに、もう」
    雨宮 さざめ:手を伸ばし、
    雨宮 さざめ:「悪いのは、この口ですか」
    雨宮 さざめ:唇を、ぎゅっと掴みに掛かる。
    眞守 雪斗:「いてて」
    眞守 雪斗:唇に触れられたのは、いつぶりか。その感触に、声と裏腹に、かぁ、と心臓が熱くなる。
    雨宮 さざめ:「ほら、早く降ろしてください。本当に私を抱えて、あの人混みの中に行くつもりですか」
    眞守 雪斗:「わかった、わかった」
    眞守 雪斗:今度こそ。そう、と地面に降ろし。
    雨宮 さざめ:地面に降り立ち、溜息一つ。歩き始めながら、
    雨宮 さざめ:「女をいじめるのなら、時と場を考えるべきなのです」
    雨宮 さざめ:「それが分からぬから朴念仁と言われるのですよ、あなたは」
    雨宮 さざめ:さも愉快そうに、そう言って。
    眞守 雪斗:「さて、本当に俺は朴念仁だからな」「お前の言うことは、わからないよ」
    眞守 雪斗:愉快そうに、そう返して。
    雨宮 さざめ:「ふむ」
    雨宮 さざめ:少し先を歩きながら腕組みをし、首を傾げて。何かを思案するような背。
    雨宮 さざめ:足を止めないまま、
    雨宮 さざめ:「では、ひとつだけ分かり易く言いますと」
    雨宮 さざめ:「両親の他に肌を見せた相手は」
    雨宮 さざめ:「医者か、あなたか。それだけですよ」
    眞守 雪斗:「…………」
    眞守 雪斗:追おうとした足が、ぴたり、と止まり。
    眞守 雪斗:「…………俺は、なんてことを」
    眞守 雪斗:彼女に聴こえない程度の声が、落ちた。
    雨宮 さざめ:「くりーむちーずべりーくりーむ、とっぴんぐはすとろべりーあいすを二つ」
    雨宮 さざめ:「売り切れていてはなりません。急ぎましょう、さぁ、さぁ、さあ!」
    眞守 雪斗:一歩、よろ、と足を踏み出して。
    雨宮 さざめ:追う足が止まったことまでは、分かっているだろう。それでも。
    雨宮 さざめ:少女の足はかろやかに街へと向かう。
    眞守 雪斗:「……ああ、ああ。いいぞ、好きなのを頼め……」
    眞守 雪斗:呟きが、また一つ。虚空に溶けた。

    ED2


    登坂未帆:雲一つない青空。晴れやかな天気。
    登坂未帆:あのハートレス事件から数日後。
    登坂未帆:N市内の公園のキッチンカーへ、登坂未帆は……
    登坂未帆:人生初のタピオカを飲みに来ていた!
    登坂未帆:(これがタピオカ……)
    登坂未帆:目の前には黒いものが浮いている茶色いドリンク。
    登坂未帆:4年寝てる間にこんな珍妙なモノが流行っていたとは……驚きだっちゃ。
    日寺創:「わー、登坂さんだ!なに飲んでるの?」
    日寺創:そこへ通りかかる男が一人声をかける、古本屋帰りのようだ。
    登坂未帆:イスに座り、テーブルに置いてあるドリンクを持ち飲もうとしたところ、声を掛けられる。
    登坂未帆:「うおっ……おめぇか。別に……何でもいいべ」
    登坂未帆:流行りものに興味津々ということを知られるのはなんとなく恥ずかしい。
    日寺創:「そんなこと言っちゃって。タピオカ飲んでるんじゃないの~?ストローもタピオカ用のやつだし!」
    登坂未帆:「ぬぅっ……アタシが何飲もうがおめぇには関係ねぇべ。よし……!」
    登坂未帆:勢いのままストローに口をつけ、吸う。
    登坂未帆:ちゅー
    登坂未帆:「んぐっ……ごくん」
    登坂未帆:……飲んじった。
    日寺創:「おっ、味はお気に召したかな?」
    登坂未帆:(も、もう一回……!)
    登坂未帆:ちゅー
    登坂未帆:もち もち
    登坂未帆:「……もちもちしてるっちゃ」
    登坂未帆:「……っていうかおめぇ、こんなところで何してるっちゃ?」
    日寺創:「確かに持ち持ちしてるよね、こういうお店のタピオカ。登坂さんも結構流行りモノとか好きなんだね」
    日寺創:「僕は…本を買ってたんだよ。」
    登坂未帆:「りゅ、流行は一度ぐれぇは体験しておくもんなんだっちゃ」
    登坂未帆:「本?」
    日寺創:「この《ムー民》に並ぶ叡智の本、《スター民》を!」
    日寺創:「もう絶版だから古書店街で探してたんだよね」
    登坂未帆:「むーみん?すたーみん?」
    登坂未帆:なまり言葉で単語を繰り返す。
    日寺創:「レネゲイドについて僕が、表の住人だった時に参考にした本なんだ」
    日寺創:「これがなければ僕はオーヴァードには、たぶんなってなかったね」
    登坂未帆:「ふぅん、そういう出会いもあるっちゃか」
    登坂未帆:「それが、おめぇの好きなことなのか」
    日寺創:「うん、今はもっと好きなことは広がったけどね。」
    日寺創:「でも、自分の起点はここにあるように思う」
    日寺創:「この前自分の芯についての話をしたからさ、改めて買ってみたのだ。」
    登坂未帆:「……そうか」
    登坂未帆:少し微笑んで。
    登坂未帆:「なら、せいぜいその芯を見失わねぇようにするっちゃね」
    日寺創:「うん、ありがとう。そう言ってくれる人がいるだけで安心できるよ」
    日寺創:「でも、僕としては今は登坂さんのほうに興味があるかな。」
    登坂未帆:「……そいつが、生きてる実感、ってやつに繋がるといいな」
    登坂未帆:「アタシ?」
    日寺創:「そうだよ。」
    日寺創:「タピオカを一人で買いに来たんだよね。一人タピオカなんて寂しい思いは、僕がさせない!」
    登坂未帆:「んん……?」困惑
    日寺創:「登坂さんは、結構硬派なようで世間的なものも興味があるみたいだけど」
    日寺創:「そういうのってみんなで楽しむって事も重要なものだと思うんだ」
    登坂未帆:「お、おう……」気圧されおとなしく聞いている。
    日寺創:(この子は、ひょっとしたら世間的な生活から離されていたのか?あるいは表とは距離を取ってるとか…)勝手に考えているが、当たってるかと言われれば微妙である
    日寺創:「そうそう、だから一緒にタピオカするついでに教えてほしいな。登坂さんのこと」
    日寺創:「同学年の友達で同じエージェントだし、ね。」
    登坂未帆:「え~、ええっと……お、お断りするっちゃ!」
    登坂未帆:その場から慌てて退散しようとする。
    日寺創:「──セーラー服を大きくした貸し、まだ忘れてないよね?」
    登坂未帆:「ほう、そいつを出してくるかっちゃ……なら」
    登坂未帆:にやり
    登坂未帆:「アタシの首の感触、覚えてっが?」
    日寺創:「うん、がっしりしてたね」
    日寺創:「乙女の首に触ったのは…まぁ軽率だったけど!」
    登坂未帆:「その通り。おめぇは乙女の首に触っちまった。だから、これで貸しは消滅っちゃー!」
    登坂未帆:すたこらさっさと逃げ去る!
    日寺創:「待てっ、逃げるな~!」創も追いかける!
    登坂未帆:「ははっ、追いつけっこねぇっちゃ!」あとでバイクに乗るつもり。
    登坂未帆:逃げ去ってはいるが、どこか楽し気な笑みを浮かべている。
    登坂未帆:思えば、同年代の者とこうしてじゃれつくのは久しぶりだった。
    登坂未帆:……ま、たまにはこういうのも悪くねえっちゃ!
    登坂未帆:髪をなびかせ、風を切り走りながら、一時の平穏の中に




    GM:お疲れ様でした~!
    登坂未帆:お疲れ様でした!
    日寺創:お疲れ様でした!
    眞守 雪斗:お疲れ様でした~!
    雨宮 さざめ:お疲れ様でした!
    GM:の前に
    GM:マスターシーンです
    日寺創:ほい




    ヘルツ:「ハートレスが破壊されたようだな」
    クオーレ:「あの程度の実験品、まああんなものでしょ~!お粗末にもほどがありましてよ」
    クール:「仮にもオーヴァードに有効なものですよ!?なんて言い方をしてくれるのですか!」
    ヘルツ:「揺さぶりにはなっただろう。十分隙を付けると見たが」
    クオーレ:「そうですの...?あの程度であんな工作のようなものがそこまでとは思えませんわ。」
    クオーレ:「何よりあのデザイン!ダサすぎて女児向けのアニメにも出てきませんわ!」
    クール:「何ですかさっきから!見た目は二の次でいいでしょうが!問題は性能ですよ!」
    クール:「そもそもどうして銭湯なんかに逃がしたんですか!おかげで回収できなかったではないですか!」
    クオーレ:「はあ~?あんなもの湯に溶かして下水道に流れてしまえばいいのですよ入浴剤より不便ですわ」
    クール:「なっ...いい加減にしろ!」
    クオーレ:「はん!あの程度で成果を出した、なんて言えるわけないのですわ!」
    ヘルツ:「お前ら、そろそろいい加減に...。」
    ハートレスティアーズ:「いい加減にしないか」
    クール:「ハートレス様!」
    クオーレ:「聞いてくださいハートレス様!またクールがゴミのような工作を!」
    ハートレスティアーズ:「そんな話はもう何百回と聞いた。もうよい」
    ハートレスティアーズ:「首尾は」
    ヘルツ:「は、ハートレスは破壊、処分されましたが無事にUGNの研究室へ潜入が完了いたしました。」
    ヘルツ:「これをもって作戦段階を第二段階へ突入。自己増殖によってUGN内すべての人を強制的に性転換させることが出来ます」
    ハートレスティアーズ:「...素晴らしい]
    ハートレスティアーズ:「では、我々の世界が満たされんことを」
    4人:「「「「我らが欲望の為に!」」」」



    GM:突発!夏のドキ☆ドキ性転換卓
    GM:これにて終了となります。お疲れ様でした!