『恋のキューピッド(蛾)』

ハーレムの中心にいる男子が常に幸せだとは限らない訳ですね。はい。むしろ気苦労が絶えないんじゃないかって。



特異点の魔獣(モノケロス)天城 康介(あまぎ・こうすけ)(キャラシート)PL:しんごろ
〝ジャガーノート〟 真神 コルト(まがみ・ - )(キャラシート)PL:かあねりあん
天雷の槌(ミョルニール)迦槌 ほむら(かづち・ - )(キャラシート)PL:湊

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • 共通OP
  • ミドルシーン1
  • ミドルシーン2
  • クライマックス
  • バックトラック
  • 共通ED

  • プリプレイ

    ■自己紹介
    GM:自己紹介!
    GM:コマが左にある人からキャラシURL張って順番に!
    天城康介:イエッサ!
    天城康介:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0r2dpQMM
    天城康介:「俺は、生きてていいのかな」
    天城康介:天城康介(あまぎ・こうすけ).
    天城康介:UGNイリーガルエージェントの高校生。人付き合いは悪い方ではないが、時折目に暗いものを感じさせる少年。
    天城康介:4年前の「事故」から、家族含めた犠牲者の中でただ一人生き残っており、UGNからは特異点のひとりと見られている。
    天城康介:オーヴァードとしては、自身の肉体を「領域」とした異形化と、剣槍と化した右腕を用いた白兵戦に長ける。
    天城康介:現状、なんとも複雑な人間関係の渦中にありますが、本人としては幸福感を感じているようで……?
    天城康介:自己紹介としてはさくりと以上で!
    真神コルト:次は私かな。
    真神コルト:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-6_Y5AIM
    真神コルト:「さて。お仕事の時間ですね」
    真神コルト:真神(まがみ)コルト、二十歳。コードネームは“ジャガーノート”。
    真神コルト:北欧系のハーフですが日本人です。
    真神コルト:一般見習いシスターでしたが、ある事件で覚醒後、UGNイリーガルを経てエージェントに志願。
    真神コルト:無事に就職し、今はエージェントとして東奔西走する日々を送っています。
    真神コルト:既に信仰は断っているものの、R案件に立ち向かう覚悟と決意を込めて今も修道女の格好を正装にしているとか。
    真神コルト:性能は白兵。一手で距離を詰めてケモ(獣王の力)パンチするだけ。シンプル!
    真神コルト:ミドルはコネとお金で戦います。そのためのパトロン。
    真神コルト:今日は何か起こるらしいですね。何が起こるんでしょうか。楽しみです。
    真神コルト:よろしくお願いしまーす!
    迦槌 ほむら:よーし、最後はあたし!
    迦槌 ほむら:https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/dx3rd/?id=Xk5UX0
    迦槌 ほむら:「今日の天気はー、晴れ時々衛星!」
    迦槌 ほむら:迦槌・ほむら(かづち・―)、コードネーム”天雷の槌(ミョルニール)”。
    迦槌 ほむら:UGNチルドレンの少女。現在高校一年の15歳。
    迦槌 ほむら:活発で物事を難しく考えず、弱きを助けて強きをくじく単純一途のお転婆娘。
    迦槌 ほむら:良くも悪くも年相応の純朴さで周囲と武器を振り回す。
    迦槌 ほむら:雷撃を纏わせた伸縮自在の機械棍を扱うが、本人の言うところ「柄」であって棍ではないらしい。
    迦槌 ほむら:鷺ノ宮当主などの有力者とも親交があるが、アッシュ・レドリックからは目の敵にされている。
    迦槌 ほむら:戦闘では遠距離からの白兵が主体。必要に応じて衛星を呼び出して攻撃力を上げる。
    迦槌 ほむら:ミドルは……タッピングオンエア!財産P!子供だから難しい調査はお金で済ませる!
    迦槌 ほむら:って訳で、よろしくー!
    GM:OK!
    GM:では今回はスピード進行だ!

    共通OP


    GM:全員登場!
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (36 → 44)
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (33 → 41)
    迦槌 ほむら:1D10+32
    DoubleCross : (1D10+32) → 6[6]+32 → 38


    ここまでのあらすじ 巨大昆虫型ジャームを追撃するあなた達即席オーヴァードチーム。
    ついに追い詰めてバシバシ戦ってたところ、ジャームが何か不穏な動きを……。
    ヒュージモス:「キキキキキキキキ…………」
    御鳴 鳴唯:「……気をつけて。なにか、動きが怪しい」
    ヒュージモス:巨大な羽で体を覆うように丸まり、ぷるぷると震える巨大昆虫型ジャーム!
    天城康介:「って言っても、ここで逃がすワケにゃ……いかないだろうが!」
    真神コルト:「仕掛けましょう。この一撃で……決めます!」
    迦槌 ほむら:「おっしゃー、いい加減に倒れろっ!」
    ヒュージモス:「キーッ!!!!!」
    ヒュージモス:ブワサッ!
    ヒュージモス:羽を思い切り羽ばたかせる! ……すると!
    真神コルト:踏み込み。瞬時に距離を詰め、拳を振り抜こうとして。
    真神コルト:「……!」
    天城康介:「うおッ……!?」不意の風圧に思わず怯む!
    ヒュージモス:鱗粉が分厚い層状になって風にのり、天城康介目掛けて飛んで行く!
    真神コルト:「攻撃!? 天城くん!」
    天城康介:「ッ……丁度いい、こっちに来てる間に3人で……ゴホッ!?」 む せ る
    GM:吸い込んだな?
    GM:では、効果は割と速攻で発揮される。
    迦槌 ほむら:「んなっ!?天城サン!」たたらを踏み、咳き込んだ方を見る
    御鳴 鳴唯:「チッ……撃ち落とす」
    御鳴 鳴唯:ショットガンの銃口をジャームに向け、
    御鳴 鳴唯:「────────」
    天城康介:「ああ、やっちま……え……?」
    御鳴 鳴唯:……手が止まる。何故かその視線は敵でなく、天城康介の方に向けられている。
    GM:そうだな……迦槌 ほむら。
    GM:君は、天城康介を見た。
    GM:ここで君だけ意志判定だ。難易度は20でどうぞ。
    真神コルト:たか!
    迦槌 ほむら:意志か!意志はーー、1だな!
    迦槌 ほむら:1DX
    DoubleCross : (1DX10) → 7[7] → 7

    GM:なかなか頑張ったわね
    迦槌 ほむら:達成値7!!失敗!!
    GM:では、君の目は何故か天城康介に釘付けになる!
    GM:具体的に言うと彼がめちゃくちゃ格好いいとか魅力的だとかに見えてしまう! 何故か!
    迦槌 ほむら:目を向けたそこにはいつも通りの天城が──いや、違う。
    迦槌 ほむら:何故かやたらと動悸が早くなり、いつもの3割増し、いや5割、ええいいっそ10割り増しぐらいで格好よく見える。
    天城康介:「……?どうしたんだよ、鳴唯だけじゃなく迦槌まで……俺、あの蛾に何か……されたのか……?」
    迦槌 ほむら:「……えっ!?いや、えーと、」見惚れていて話を聞いていなかった。慌てて取り繕うとする。
    御鳴 鳴唯:「……はっ」
    御鳴 鳴唯:首を振り、銃口を再びジャームへ──
    ヒュージモス:──飛び立とうとする瞬間!
    GM:さて、最後の砦だ。
    GM:真神コルトさん。意志判定をお願いします。
    GM:難易度は、そうだな……
    GM:10で。
    真神コルト:イエス。一回転すれば楽勝よ!(精神1意志0)
    真神コルト:1dx>=10
    DoubleCross : (1DX10>=10) → 7[7] → 7 → 失敗

    真神コルト:ぐふぅ……
    GM:残念だ。
    天城康介:10分の1……!
    GM:ではあなたも、途中まではちゃんとジャームを倒さなきゃと考えていたんだけれど
    GM:やっぱり目が彼の方に吸い寄せられてしまうし、なんかやけに魅力的に思ってしまうので、
    GM:気を取られてるうちにジャームが逃げます。
    真神コルト:「くっ……ここで逃がすわけには……!」
    真神コルト:「逃がすわけには……」
    真神コルト:「わけには……」
    真神コルト:くるり。
    真神コルト:「いきませんよね、天城くん?」
    真神コルト:なぜだろう。
    真神コルト:彼を見ているとだんだん顔が熱くなってくる。
    真神コルト:いや、確かに彼はハンサムと言って良い顔立ちで。
    真神コルト:こうして肩を並べれば、その精悍さは頼れる男性のそれであり、
    ヒュージモス:パタパタパタパタ……
    真神コルト:分け隔てない優しさも合わさり数多の女性が虜になるのはむべなるかなと思う次第でありますが。
    天城康介:「あ、ああ……真神さん?どうしちまったんだよ真神さん……!」 いつもなら。自分が耐えている間に、必ずし遂げてくれるであろうタイミングだというのに。
    御鳴 鳴唯:「……あ」
    御鳴 鳴唯:すすっ……と静かに歩いて、コルトの視線を遮るように、
    御鳴 鳴唯:というより割り込むように立ち位置を変えます。
    真神コルト:「………」
    天城康介:「っ、くそ……ッ」 げほげほとせき込む。口の中が、妙に粉っぽい気はするが。気のせいだろう、うん。
    真神コルト:さっ。ハヌマーン的素早さで一歩横に。
    御鳴 鳴唯:「…………」
    御鳴 鳴唯:ひゅっ。エンジェルハイロゥ的反射速度で横に。
    真神コルト:「………」
    真神コルト:「手強いですね」
    真神コルト:さっ。ひゅっ。としたやり取りが続く。
    天城康介:「二人とも何を……!?……ああくそ、迦槌、俺がやられてる間に何があったんだ……!?」
    天城康介:(ある意味)必死そうな視線を、もう一人の少女へと。
    迦槌 ほむら:「…………」いつの間にか天城の隣に来ていた迦槌が、天城の袖を緩く掴む。
    迦槌 ほむら:「天城兄ぃ……」
    天城康介:「……!?」
    迦槌 ほむら:「大丈夫だった?さっき、あのジャームの粉ですっごい咳き込んでたけど」と、質問自体には全く答えていない心配で返す。
    GM:筋力 VS 反射速度のバトルが繰り広げられる影で密かに行われる妹力(いもうとぢから)狙撃。
    天城康介:若干、どころではなく混乱する。長くはない付き合いだが、この子がその手の冗談を好むタイプではないことは分かっている。
    天城康介:「ああ、大丈夫、大丈夫だけど──」
    天城康介:──ゆえに、なんとなく理解する。これは。
    GM:その銃弾が、おそらくロリコンの気があるだろう少年の胸に多分食い込んだところで──
    天城康介:「なにかが、おかしい……!」

    ミドルシーン1


    GM:やはり全員登場!
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (44 → 47)
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (41 → 46)
    迦槌 ほむら:1D10+38
    DoubleCross : (1D10+38) → 3[3]+38 → 41

    GM:このシーンですが、
    GM:こういう原因で君はこうなってるので、治療薬作りと任務達成のためにジャームを倒してきてね
    GM:と送り出されるシーンです

    気賀沢 未空:「フェロモンだね」
    気賀沢 未空:と言ったラボ職員は、天城くんの腕にぴったりしがみついている。
    御鳴 鳴唯:「…………」そして少し離れたところでこのエージェントは、壁に額を叩き付け続けている。
    真神コルト:さり気なく天城くんの隣に控えている。
    迦槌ほむら:ちょっと不満そうな顔で傍に控えている。引き剥がされたためだ。
    天城康介:「……なるほど。納得したような安心したような残念なような、いや皆がおかしいのは絶対に駄目だけどさ……!」
    気賀沢 未空:「えー、順番が前後しましたが(きがさわ・みく)です。そしてこんな状態になってるのは」
    気賀沢 未空:「ぶっちゃけ仕方がないっすわ。めちゃくちゃ高濃度のフェロモンが天城くんから発されてるんすわ」
    気賀沢 未空:「私も解析段階でうっかり近くにいたからもう、バリバリ浴びてるんですわ」
    天城康介:「理由が分かってるなら離れ……られないから厄介なんだよな多分」
    天城康介:片腕をがっちりホールドされ、逆側も徐々に距離を詰められては、身動きのしようがない。
    真神コルト:「ははぁ。じゃあ、しょうがないですね」一歩すり寄る。
    気賀沢 未空:「しかたないっすね。まぁこれ、社会性とかじゃなく動物的な本能に訴えるもんなんで」
    気賀沢 未空:「一夫多妻式で皆で分け合うのもアリだと思うんですけど、ほむらさんいかがっすか?」
    天城康介:「何言ってんだこの人!?」
    迦槌ほむら:「天城兄ぃはあたしのだもん」
    天城康介:「何言ってんだこの子!?」
    御鳴 鳴唯:「……牛裂きにしてパーツを分け合えばいい……」地獄の底から響くような呪詛の声
    真神コルト:「あっ、待ってくださいそれはちょっと。天城くんは既にアレなので……」
    真神コルト:何とかぼかして伝えようとするが余計にアレな具合になってしまう。
    御鳴 鳴唯:「……既にアレ?」ぐるりと首を向ける
    天城康介:「そして物理的にどうにかしようとすんな鳴唯!真神さんも言い方言い方!!」
    迦槌ほむら:「えーとじゃあ、一旦切り分けて考えよう。いや天城兄ぃを切り分ける話じゃなくて」それは追々、と
    天城康介:「追々!?」
    気賀沢 未空:「うっす、追々上手いこと分け合うとしまして。えーと」
    迦槌ほむら:「フェロモンはさっきのジャームが原因、って事でいいんだよね」
    気賀沢 未空:「そうそう。もうちょっと正気な頃の私がメモってたんすわ」
    気賀沢 未空:「あのジャームを構成するなんらかの物質が、天城くんの特異なレネゲイドと結びついた」
    気賀沢 未空:「その結果、向こうさんの想定を越えた大モテ特異点と化してるってわけ」
    天城康介:「……」 特異なレネゲイド、という言葉に。一瞬、昏いものを瞳に宿すも。
    気賀沢 未空:「私の推測だと、このまま効果が増幅するとっすね」
    気賀沢 未空:「だいたい百人くらいの雌を引きつける大ハーレムが形成されるっす」
    真神コルト:「……まあ、大変。プラス三人じゃ済まないですね」知った顔を思い浮かべる。
    気賀沢 未空:「天城くんのことが大大大大大好きな100人のオーヴァード」
    気賀沢 未空:「……別に悪くない気もするから困るっすね」
    真神コルト:「案外上手いこと回るのかも……?」
    天城康介:「"死"が見える。いや俺が死ぬだけなら……よくはないけどさ」
    気賀沢 未空:「一晩4人なら一ヶ月以内に回るかぁ」
    迦槌ほむら:「????」
    気賀沢 未空:「じゃなくて」
    気賀沢 未空:「えーと。メモによればっすね」
    気賀沢 未空:「〝治療薬の生成には、当該ジャームの体組織が必要と推測される〟ですって」
    真神コルト:「あっ、ジャーム。そう、ジャームが野放しになってるんでした」
    真神コルト:「元々の討伐対象ですし、とにかく見つけてやっつければ良いわけですね」
    天城康介:「……迦槌は、うん。気賀沢さんの言うことは3割くらいは深く考えなくて大丈夫だから」
    迦槌ほむら:「天城兄ぃが言うならそーする。じゃあ、あのジャームを倒せばいい訳だね!」
    気賀沢 未空:「そう。やっつけて治療役を作ってしまえばこの大ハーレム状態も解除されて」
    気賀沢 未空:「つまり合法的に彼を独り占めできる状況がやってきたり──おおっと失言」
    天城康介:「気賀沢さんだいぶ効いてんなひょっとして?」
    真神コルト:「ほう」視線が鋭くなる。
    御鳴 鳴唯:「……なるほど」
    御鳴 鳴唯:銃器やら何やら一式を携えて復帰している。
    天城康介:「……いやまあ。……悪い気はしない、っていうのは正直なとこだけどさ」
    天城康介:──なにやら今すぐにでも火を噴きそうな重火器からは目を逸らしつつ。
    真神コルト:(意外と乗り気、と)
    迦槌ほむら:「……確かに、このままだとライバルが増える一方だもんね」
    迦槌ほむら:じゃかかか、としきりに手に持つ機械棍が組み替わっている。
    天城康介:「駄目だよ、やっぱり。……誰かを好きになるのは、人なら当たり前だけど」
    天城康介:「好きにならされるのは、違う。……その、上手く言えないけど。なんか違うんだよ、たぶん」
    気賀沢 未空:「天城くん……とぅんく」
    天城康介:「……というわけで、なんとかしに行きたいからそろそろ離してくんないかな気賀沢さん……!あと鳴唯も!仕舞え、それ今必要ないから!」
    真神コルト:「………」
    真神コルト:(こういう妙に真面目な所も可愛いんですよね)
    御鳴 鳴唯:「……必要はある。すぐにでも討伐に向かうから」
    御鳴 鳴唯:「気賀沢。場所は?」
    気賀沢 未空:「はいはい。こちらの座標の──森ですね」
    気賀沢 未空:「こちらの山岳地帯。以前からレネゲイド反応が強く、樹木の異常成長が見られる区画です」
    真神コルト:「森ですか。あの巨体なら飛行はしにくい地形かもしれませんね」
    真神コルト:「周りに足場になる樹木もあります。これなら遅れは取りませんよ」
    迦槌ほむら:「それなら、また飛ばれて逃げられる心配は低そうだね」
    天城康介:「いかにも、だな……。よし、場所が絞れてるなら行こう」
    御鳴 鳴唯:「オーケー。……行くよ、康介」
    天城康介:「ッ!?」 唐突な、それこそいつ振りかという名前呼びに一瞬せき込む。
    御鳴 鳴唯:「……あ」
    真神コルト:「むむむ……」天城くん、こうすけくん、と口の中でもごもご。
    御鳴 鳴唯:「……なるほど。私が2歩くらい先、と」
    天城康介:「……ああ、くそ。……この中じゃあ、真神さんだけが頼りだ……」
    GM:事態がとっちらかる中、あなた達は出撃するのだった──。

    GM:と、いう訳で。
    GM:途中経過は無視してあなた達はその森に辿り着いた訳ですが。

    《チャート》 1:【vs魔物の群れ】複数の敵対存在が襲いかかる
     PC全員で判定《白兵》《射撃》《RC》《交渉》。達成値累計50でクリア。ラウンド終了ごとにPC全員が3d10ダメージ。
     
    2:【vsエリアボス】強力な敵対存在が襲いかかる
     PC全員で判定《白兵》《射撃》《RC》《交渉》。ダメージ累計50でクリア。ラウンド終了ごとにPC全員が3d10ダメージ。
     
    3:【入り組んだ迷路】フロア全体が入り組んでいる。
     PCの代表者が判定《知覚》。失敗した場合、フェロモン濃度+10。
     
    4:【宝物庫】過去の調査隊の置き土産?
     そのシーンの調達判定の達成値に+3。
     
    5:【ブービートラップ】大自然の驚異が牙を?く。
     PCの代表者が判定《知覚》。失敗した場合、フェロモン濃度+6。
     
    6:【休憩所】体を休められそうなスペースを発見!
     PC人数分の『応急手当キット』を入手する。フェロモン濃度+2
     
    7:【アンラッキーセブン】スムーズに探索が進んでいるのだが……。
     現在の〝フェロモン濃度〟分、全員の侵蝕率を上昇。
     
    8:【心安らぐ空間】このフロアには敵対存在が存在しない
     全員の侵蝕率-1d10。フェロモン濃度+2
     
    9:【警戒網】敵対存在が多く徘徊している。気をつけて進もう
     PCの代表者が判定《回避》。失敗した場合、PC全員が3d10ダメージ。
     
    10:【大惨事】このフロアは安全なんだけど、天城くんが安全じゃないです
     フェロモン濃度+20

    GM:えー、こちらをご確認ください
    GM:これは缶詰さんが作成されたダンジョンアタックチャートを、少しばかり改造したものです
    天城康介:!?
    迦槌ほむら:大惨事。
    GM:これから2シーンに渡り、各人に1回ずつ、このチャートを1d10で判定していただきます。
    GM:つまり判定は合計6回。それにより、この森を踏破し、最奥のジャームのところに辿り着きます。
    GM:で、フェロモン濃度とはなんぞや。
    天城康介:ほうほう…。
    GM:天城くんの近くにいることで吸い込むなりなんなりしてしまったフェロモンの体内蓄積度の事です。
    真神コルト:あらまあ。
    GM:天城くん自身も少しはフェロモンに影響されるでしょうし、さすがに女の子達から好意をぶつけられ続けて、理性は危うくなります。
    GM:これが高いとつまり、フェロモンの効果がめちゃくちゃ発揮されてるという訳ですね。
    GM:具体的に言うと、フェロモン濃度×0.1だけ、意志判定の難易度が高くなります。
    迦槌ほむら:上がった人はそれだけ天城兄ぃの近くにいたってことになるんだね?
    GM:そうなりますね
    GM:まぁ、このフェロモン濃度の数値は全体で共有しますが
    天城康介:つまり……暴走しやすくもなるってコト!?
    真神コルト:暴走(意味深)
    GM:例えば10番の大惨事を引き当てた人は、特に天城くんの近くにいたことになるかも知れません
    GM:そして、その通り。暴走しやすくなるので気をつけな!
    GM:と、いうことで!

    GM:では、早速判定にうつってもらおう。行動順で行こうかな。
    迦槌ほむら:ってことは、最初はあたしだね!
    GM:最速は……行動値5! この鈍足パーティーめ!
    GM:ではほむらちゃん、1d10をお願いします
    迦槌ほむら:オッケー!
    迦槌ほむら:1D10
    DoubleCross : (1D10) → 3

    GM:入り組んだ迷路。PCの代表者が判定《知覚》。失敗した場合、フェロモン濃度+10。
    GM:では、ここは代表者はほむらちゃんで指名しよう。目標値は……
    GM:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 8[7,8,8] → 8

    GM:8!
    天城康介:ほむらちゃんの感覚は…2ある…!
    迦槌ほむら:8か……頑張って成功させるから見てて、天城兄ぃ!
    迦槌ほむら:2DX
    DoubleCross : (2DX10) → 5[5,5] → 5

    真神コルト:くぅーん……
    GM:残念。フェロモン濃度が10蓄積された……。
    迦槌ほむら:此処さっき通ったよね!?あれぇ!?
    GM:では続いて、行動値3の二人……どっちから行く?
    天城康介:お、落ち着け…!慌てなくて大丈夫だから…!
    真神コルト:イニシアチブ表通りに行きましょうか。天城くんお先にどうぞ。
    天城康介:は、では!
    天城康介:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    天城康介:ぐえーッ!!
    真神コルト:まもののむれが あらわれた!
    天城康介:なんか 自分が見られている気が する
    GM:ほう
    GM:ではこれの処理より先に……コルトさんも判定を!
    真神コルト:イエス。
    真神コルト:1d10 とりゃっ
    DoubleCross : (1D10) → 9

    真神コルト:あっ、惜しかった……
    GM:敵対存在の徘徊、なるほどね
    天城康介:この人……10を狙って……!?
    GM:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 7[3,6,7] → 7

    GM:ではコルトさん、目標7の回避判定だ!
    真神コルト:肉体派の女ですから!(肉体5回避1)
    真神コルト:5dx+1>=7
    DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 7[2,3,5,7,7]+1 → 8 → 成功

    真神コルト:どやっ
    GM:やりおる……
    GM:deha,
    天城康介:揺れるボディ……!
    迦槌ほむら:くっ、強敵……!
    GM:軽く演出を挟んでからイベント!

    GM:──まぁ、紆余曲折があった。
    GM:そしてあなた達は今、森の中を歩いている。
    GM:もちろん方位磁石やら何やらはあるが、森というのはとかく真っ直ぐ進めないもので、
    GM:気付くとあなた達は、似たような風景の中をぐるぐるとしていた。
    御鳴 鳴唯:「……ここ、どこ……?」
    御鳴 鳴唯:天城の背後にぴたり張り付くような立ち位置。
    真神コルト:「明らかに地図より長く歩いていますが……」
    真神コルト:「と言うか、進行方向が目まぐるしく変わっているような」
    真神コルト:右腕にきゅむっと体を寄せて。
    迦槌 ほむら:「……駄目だー、此処さっき来たとこだよ」
    迦槌 ほむら:「ほら、あの木のウロおんなじだもん」
    気賀沢 未空:『木が入り組みすぎてて衛星からじゃー見えないねー』
    迦槌 ほむら:天城の左袖を掴んで引きながら。
    天城康介:「樹木が異常に成長してるとかって言ってたよな……そのせいか……?」
    天城康介:──三方を囲まれて歩きづらいことこの上ないのだが、それを言い出すと逆効果な気がしてならない、と。なんとか、こうして歩いている。
    気賀沢 未空:『見えないのを良いことに先んじて良からぬことに及んでないっすよね?』
    気賀沢 未空:『そうなるなら百歩譲って事前に言ってください。参加しに行くんで』
    天城康介:「ほんとにカッ飛んで来そうなんだよなあその言い方……!」
    御鳴 鳴唯:「……呼ぶ……?」
    真神コルト:「あら、来ます? それなら一旦下山して合流した方が良いかもしれませんね」
    真神コルト:「下山……」
    天城康介:「下山もままならない、って感じではあるよなこれ……。迦槌が気付いてくれなきゃ、同じ場所を歩いてるってことも気付けたかどうか……」
    GM:結構長時間、あなた達は歩いている。イコール。
    GM:フェロモンを発しまくる天城くんの近くに、長時間居る、ということでもある。
    御鳴 鳴唯:「……癪だけど、お手柄」
    御鳴 鳴唯:と迦槌ほむらを褒めつつ、本人の視線は天城の後頭部である。
    迦槌ほむら:「自信満々で先を歩いた結果だけどね。オハズカシイ……」空いている方の手指で頬を掻き。
    御鳴 鳴唯:「……ご褒美として、優先的にそいつを堪能してよい」
    真神コルト:「皆さん、疲れていませんか? 歩き詰めですし、少し休憩を挟んでも良い頃合いかと」
    真神コルト:「あっ」
    真神コルト:「……ず、ずるい……」小声
    天城康介:「ちょっ、鳴唯お前何を言っ……真神さんまで!?」
    迦槌ほむら:「えっへへー、そんじゃ有難くっ!」
    迦槌ほむら:言うが早いか、オーヴァードの跳躍力で天城の身体へと抱き着く。
    天城康介:「おわっ……と、と……!」
    真神コルト:「あぁ、あ~!」取られちゃった。
    天城康介:空いた左手を、抱き着いてきた体の背中に回して咄嗟に支えようとするが。勢いと重さに、体勢は追い付かず。
    天城康介:「おわッ……!?」 右側、真神さんの方へと、ふらりと傾く。
    迦槌ほむら:「………あ」そういえば、自分は同世代よりそこそこ重いのだった。何故忘れていたのか。これが愛は盲目ってやつね……!
    真神コルト:「ひゃっ」ふにょん。
    真神コルト:思わず体の前面を使って彼を受け止める。
    真神コルト:火照り気味の体が、修道服一枚を挟んで彼に密着する。
    天城康介:「……わ、悪い真神さん……もうちょっと鍛えときゃよかっ……た……」
    天城康介:──やわらかいものと、やわらかいものが、体の前後に──
    迦槌 ほむら:「…………天城兄ぃ……?」あたしという妹がありながら!という、じっとりとした声。
    御鳴 鳴唯:「………」
    御鳴 鳴唯:すう、と横側に移動する。
    御鳴 鳴唯:体の接触を図るスペースは無い。口を耳元へと寄せて、
    御鳴 鳴唯:「康介」
    御鳴 鳴唯:「……たのしい?」
    御鳴 鳴唯:囁き声。
    天城康介:「………………」
    天城康介:否定できない言葉を突き付けられた気恥ずかしさと、耳に感じる吐息のくすぐったさに。
    天城康介:「……ぐはっ」
    天城康介:真神さんに半ば寄りかかっていた体から、力が抜ける。
    真神コルト:「あらら……ふふ」
    真神コルト:「こうすけくん」
    真神コルト:「……は、正直ですね」さり気なくホールド。
    真神コルト:いい子いい子している。
    天城康介:「……ぅぁ」 どこか舌足らずに聞こえるその呼び方は。自分と彼女が共通して想う少女に、どこか似てるように思えて。
    迦槌ほむら:「………むー」
    迦槌ほむら:ご褒美をもらったのは自分な筈なのに、たぶん二人だけに分かる空間を共有している。ゆるせぬ
    天城康介:「……かづ、ち?」 何か、こう。可愛らしさと冷たさが混ざったような声が聞こえた気が、して。視線は腕の中の少女に。
    迦槌ほむら:ぐいっと両手で天城の顔を掴み、正面の自分に向けさせる。
    迦槌ほむら:「天城兄ぃは、誰が好きなの」
    御鳴 鳴唯:「……」ぴくっ
    真神コルト:(あっ、それ聞いちゃうんだ)
    天城康介:──その質問は。こんな状況でも、いやこんな状況だからこそ、ぐさりと刺さったような気がして。
    天城康介:「おれが、好きなのは──」 脳裏に浮かんだ顔に応じた形に、唇が動く。
    天城康介:一文字目の母音は、「お」でも「え」でもなく──
    GM:さて。
    GM:突然だが天城康介。君だけは、顔が正面に向いているし、視線も誰かに奪われていないので、
    GM:迦槌ほむらの頭の更に後方に、〝その〟姿を見て取るだろう。
    アマゾネスクマー:「ぐぉう」
    天城康介:「…………………………」
    アマゾネスクマー:でっかい熊だ。
    天城康介:「クマだーーーーーーーーーー!?」
    天城康介:飛び出る素っ頓狂な声!
    アマゾネスクマー:「グォオオオオオーッ!!!」なんか真っ直ぐに天城くん目掛けて突っ込んでくる!
    アマゾネスクマー:そう!
    アマゾネスクマー:こいつは雌の熊(Aオーヴァード)だ!!!
    アマゾネスクマー:「ヴオオオオオオオオー!」ついでに周りにいる邪魔な雌を蹴散らそうともしている!!!
    GM:……というわけで判定タイムです。
    GM:PC全員で判定《白兵》《射撃》《RC》《交渉》。達成値累計50でクリア。
    GM:エフェクトはアリアリ! やはり行動順でいきな!
    迦槌ほむら:オッケー!
    迦槌ほむら:《伸縮腕》+《アームズリンク》+《コンセ:ブラックドッグLV3》!コストは6!
    迦槌ほむら:7DX7+0
    DoubleCross : (7DX7) → 10[1,3,5,7,8,8,10]+10[1,8,10,10]+6[2,2,6] → 26

    GM:いきなり半分いったな……!
    迦槌ほむら:達成値26!
    GM:次、二人のどっちだ!
    天城康介:ナイス……!
    天城康介:ではこちらから!
    天城康介:マイナー《完全獣化》、メジャーで《コンセントレイト/獣の力》!
    天城康介:7dx7+4
    DoubleCross : (7DX7+4) → 10[3,4,4,8,8,9,10]+10[4,4,6,9]+4[4]+4 → 28

    天城康介:あっ
    GM:二人で達成!
    真神コルト:ワオワオ!
    GM:ではつまり、妹力(いもうとぢから)+兄の支援によりクマーの撃退に成功する!

    アマゾネスクマー:「ヴオオオオオオオッ!!!」
    アマゾネスクマー:ドドドドドドッ! とけたたましい音を立てて突っ込んでくる500kgクラスの巨体!
    アマゾネスクマー:その前脚は左右に広げられている──狙いはベアハッグだ! 熱烈な!
    真神コルト:「クマーが何ですか。こちとら狼ですよ」ざわ、と全身のレネゲイドを励起させる。
    迦槌 ほむら:「人の恋路を邪魔する熊は……!」
    迦槌 ほむら:後ろ手に縮めた機械棍を捉え、手指で回転させて振り向き様に急激に伸ばす!
    迦槌 ほむら:「あたしにぶたれて地獄に落ちろっ!」遠心力を加えた鉄棒の強烈な振り抜きが、右の前足を痛打する!
    アマゾネスクマー:「ゴヴッ!?」べぎっ、と痛烈な打撃音! 巨体がひるむ!
    天城康介:「ッ……ああくそ、間に合えっ……!」
    天城康介:少女を抱え、シスターに抱えられたまま。微かに動かせる右腕を──剣槍と化して熊に向けて伸ばす!
    天城康介:狙うは脚だ!手応えは十分、しかし!
    アマゾネスクマー:しかし!
    アマゾネスクマー:「グッ、グマ゛ァアアアアアァッ!!!」
    アマゾネスクマー:なるほどこれ以上の加速は止まる──が既に十分に速度の乗った巨体!
    アマゾネスクマー:脚が動かなくなって、前のめりに躓いた体が──速度そのまま浮き上がる!
    アマゾネスクマー:つまりはさながら、
    御鳴 鳴唯:「……ダイビングプレス」
    アマゾネスクマー:──巨体が頭上に降ってくる!
    天城康介:「くそっ、止められな──」
    真神コルト:「これではパンチも出来ませんし。止むを得ませんね」
    真神コルト:「皆さん、跳びますよ!」
    真神コルト:ライバル二人に手を伸ばして無造作に掴み、そのままぎゅっと少年を抱き留めて。
    迦槌ほむら:「ッ、!」避けられないと思われた迫りくる影に、ぎゅっと目を瞑る。
    GM:飛翔!
    アマゾネスクマー:そして入れ違いに地面に落下する熊!
    真神コルト:そして着地。ほとんど団子状態!
    天城康介:「おわッ……!?」 これまでとはまた違う、心地よいふわりとした感覚に一瞬包まれて。
    GM:ぐちゃっ と固まった状態で着地するあなた達。
    GM:こうして探索行の前半はだいたい終わったのである。
    GM:後半に続く!

    ミドルシーン2


    GM:やはり全員登場!
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (56 → 57)
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (47 → 48)
    迦槌ほむら:1D10+47
    DoubleCross : (1D10+47) → 8[8]+47 → 55


    GM:──さて。団子状態で着地したあなた達は、どうにかこうにか先に進んでいた。
    GM:熊が突っ込んできた方角が、どうやら森の奥に通じるルートだったらしい。
    GM:が。
    GM:密着陣形はあんまり改善されていない。前門のほむら後門のコルト。そして横合いに鳴唯。
    GM:そんな状態であなた達は、探索を続けるのである。

    GM:……という訳でチャートの時間だ!
    GM:が!
    天城康介:が!?
    真神コルト:がっ!
    GM:今回は1d8+2で頼もう!
    真神コルト:ワオオーッ
    天城康介:ヒェッ
    迦槌ほむら:ヒューッ!
    GM:この森の主であるアマゾネスクマーを君達は倒しちゃったのでもう驚異はあんまり無いのだ!
    真神コルト:クマー……フェロモンに包まれてあれ
    迦槌ほむら:後の脅威は我々自身という事ね……
    天城康介:女王クマ……
    GM:ということで行動値順に頼む!
    天城康介:押忍!ほむらちゃんお願いします!
    迦槌ほむら:りょーかい!
    迦槌ほむら:1D8+2
    DoubleCross : (1D8+2) → 6[6]+2 → 8

    天城康介:では続いてチャートを!
    天城康介:1d8+2
    DoubleCross : (1D8+2) → 5[5]+2 → 7

    GM:8! 心安らぐ空間で侵蝕が減る!
    天城康介:ふえたー!?
    GM:7!アンラッキーセブン!
    真神コルト:1d8+2 うおー!
    DoubleCross : (1D8+2) → 3[3]+2 → 5

    GM:大自然の驚異的ブービートラップ!
    GM:では
    GM:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 9[2,7,9] → 9

    GM:まずコルトさん、目標9で知覚判定!
    GM:と
    GM:12-1d10
    DoubleCross : (12-1D10) → 12-4[4] → 8

    GM:全員、侵蝕率8上昇!
    迦槌ほむら:8+55
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を8増加 (48 → 56)
    天城康介:ヤー!(65に)
    真神コルト:で、知覚! ふふ、私の感覚は1、知覚は0です
    真神コルト:1dx>=9
    DoubleCross : (1DX10>=9) → 6[6] → 6 → 失敗

    天城康介:それでもコルトさんなら、コルトさんならなんとか…ならなかった!
    真神コルト:どんなもんじゃい!
    天城康介:フェロモン濃度が+6の…18…!?
    迦槌ほむら:と、とりあえず小休止!行ってみよー!
    天城康介:よー!
    天城康介
    天城康介:「……なんか悪意すらあるように思えてきたな、この森」
    天城康介:先ほどの抱えらえれての跳躍とは違う浮遊感があったと思ったら。気付けばこうなっていた。
    真神コルト:密着していることには変わりない。変わりないのだが。
    迦槌ほむら:「ん~~~~~っ………!うあー、解けない」
    天城康介:「あっ、こら動くな迦槌……!手が、手がなんか……当たって……!」
    迦槌ほむら:精いっぱい腕を広げて引きちぎろうとするも、伸縮性の強さに諦める。サイズが足りなかった・
    真神コルト:「………」
    真神コルト:「そのう……とても言いにくいのですが」
    真神コルト:「いえ、まあ、別にそのままでも良いのですが。でも一応、一応ね」
    天城康介:「あ、ああ……」
    真神コルト:「こうすけくん。左手」
    真神コルト:「……さっきから」
    真神コルト:「ダイレクトに」
    真神コルト:「……その。お尻をですね」
    真神コルト:「………」押し黙ってしまった。
    天城康介:「……ご、ごめん、でも離そうとしたらたぶん……」
    天城康介:──仕方ないのだ。言われて、意識してしまえば、僅かなりとも「ピクリ」と指が動いてしまうのは。
    真神コルト:「……んっ……」
    迦槌ほむら:「天城兄ぃ……?」視点的に二人の方が見えないので、おどろおどろしい声で威嚇する。
    天城康介:「ち、違ッ……そうしたいと思ったわけじゃ……いやしたくないわけでもないけど……!」
    真神コルト:ギシギシと軋むネットが体に食い込む。天城くんの指も臀部に沈み込む。
    御鳴 鳴唯:「……………………」
    御鳴 鳴唯:一人、地上から見上げる視線。
    御鳴 鳴唯:「……なにしてるの……?」
    天城康介:指が柔らかいものに食い込む感触と、向けられる視線と声に、自分でも一体何を口走っているのか分からない声が漏れる。
    迦槌ほむら:「”したくないわけでもない”………?」
    真神コルト:もう……とでも言いたげに頬を赤らめている。
    天城康介:「……いやその。したい、です。いやそうじゃなくて!」
    御鳴 鳴唯:視線を巡らす。
    御鳴 鳴唯:どうにも、だいぶ前にどこぞの猟師がしかけた獣罠か何からしい。
    御鳴 鳴唯:頑丈なネットが木の枝に繋がっている。あの枝を落とせば落下してくるだろう──
    御鳴 鳴唯:「……よいしょ」なぜか木を昇り始めた。
    天城康介:「……頼む、助けてくれ鳴唯……いやあの、何をしてらっしゃる?」
    御鳴 鳴唯:「……仲間はずれもなんだから?」
    御鳴 鳴唯:「……あと、ほむら」
    御鳴 鳴唯:「康介は耳が弱い」
    御鳴 鳴唯:妹ポジション認定したらしく支援を飛ばす。
    天城康介:「鳴唯ーッ!?」
    迦槌ほむら:「耳……!!ありがとう御鳴姉ぇ!」此処に義姉妹の契りが結ばれた。
    御鳴 鳴唯:同い年ではあるがそういうことを気にしないのであった。
    御鳴 鳴唯:それはさておき。
    御鳴 鳴唯:そろそろ枝に到達したので、ネットの上下動はだいぶ激しくなってきたぞ。
    真神コルト:「こうすけくん。その」
    真神コルト:「そんなに激しく上下されると、私……」
    真神コルト:すっかりされるがままだ。
    天城康介:「う、動くなって言う方が無理だこれ!あと声!声がその、駄目だ……!」
    迦槌ほむら:「よっ……と」冷静になれば(獲物を前にすれば)、色々とやりようはあるものだ。
    迦槌ほむら:掌の中に小さく縮めていた機械棍を落とし、自分の周囲の網に対してつっかえ棒になるよう伸ばす。
    迦槌ほむら:姿勢を変えるだけのスペースを確保して、身を捩って天城の背中越しに声を掛ける。
    天城康介:網の拘束が緩んで、これでなんとか……と思ったのも束の間。背中に感じる感触に、どうやらこの子は「アドバイス」を実践するつもりらしいと悟って。
    迦槌ほむら:「……ふーっ」とりあえず肩に顎を載せ、悪戯心のままに耳に息を吹きかけてみる。
    天城康介:「ひぁっ」
    天城康介:──悟っても、駄目だった。
    御鳴 鳴唯:「むむ……」
    御鳴 鳴唯:蚊帳の外、いやさネットの外にいる。それが物足りなくなったのか。
    御鳴 鳴唯:ついに枝の上を移動し、ネットの直上。びよんびよんと中の面々を揺らしているにもかかわらず、
    御鳴 鳴唯:「てい」
    御鳴 鳴唯:跳んだ。真下に。
    迦槌ほむら:「………かわいい」思わず兄(※兄ではない)に対する評価としては余りに不適切な感想が零れる。
    天城康介:「ぅ、ぁ、ぁ……あ……?」
    GM:多方面からの攻撃でたいへんなことになっている天城の頭上へ、
    GM:更に落下の衝撃!
    GM:枝がしなる!
    GM:──べぎっ!
    天城康介:「おごッ!?」
    GM:3人を内包したネットは地上へ落下──どころか
    GM:地上に落ちていた枯れ草溜まりをずぼっと突き抜けて地中へ落ちていく!
    御鳴 鳴唯:「……あれっ」
    真神コルト:(声にならない悲鳴)
    気賀沢 未空:『あれ? おーい、みんなZ座標がマイナスになってるけどどうしたんだーい?』
    迦槌ほむら:「………長くない?いやこれ落ちてない!?」
    気賀沢 未空:『落ちてる? えっ、なんで? 落ちる要素──』
    天城康介:「いやそんなことあるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?」
    気賀沢 未空:ぶつっ 電波途絶
    御鳴 鳴唯:「………………」
    御鳴 鳴唯:「その、えーと」
    御鳴 鳴唯:「……ごめん」
    GM:ひゅるるるるるるるっ
    GM:ばしゃあんっ

    GM:ロイス&調達が可能!
    天城康介:ロイス!真神さんに「■信頼/どうしちまったんだよ真神さん!?」、ほむらちゃんに「■連帯感/……チルドレン、なんだよなあ」、鳴唯ちゃんに「■仲間意識/……まあ、楽しそうで良かった」で!
    真神コルト:天城くんに ●(好意)/(恥辱) 、ほむらちゃんと鳴唯ちゃんに ●(ライバル)/(嫉妬) でそれぞれ取得します。
    迦槌ほむら:ロイス取得!「天城兄 ◎偏愛/分割」、「真神サン ◎てごわい/嫉妬」、「鳴唯姉 ◎義姉妹/嫉妬」で取得
    GM:ロイスOK! 調達はあるかな!
    天城康介:購入は……特に思いつかないので、ほむらちゃん用にボディアーマーでも!
    天城康介:4dx=>12
    天城康介:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 6[1,2,4,6] → 6

    天城康介:失敗、以上で!
    真神コルト:きぐるみを買っておこう。ぬんのす……
    迦槌ほむら:それじゃ、あたしもUGNボディーアーマーで判定!
    迦槌ほむら:2DX+4>=12
    DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 9[3,9]+4 → 13 → 成功

    真神コルト:(2+2)dx+2+1>=14 手配師も入れて。
    DoubleCross : (4DX10+3>=14) → 10[1,5,10,10]+10[9,10]+8[8]+3 → 31 → 成功

    天城康介:ふたりがすごい。
    GM:めっちゃ真ワットえる
    GM:じゃあなんかこう
    GM:この後、地底湖に落下するんで
    GM:水に濡れて良い感じに体に張り付いたり透けたりする素材の防具が手に入りました
    GM:よかったね
    天城康介:やった。(?)

    クライマックス


    GM:全員登場!
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (65 → 69)
    迦槌ほむら:1D10+63
    DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69

    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (56 → 59)
    真神コルト:まだダイスボーナスに乗らないぞ!

    GM:ばしゃあんっ
    GM:あなた達は団子になった状態で水に落ちた!
    天城康介:「わぷっ!?」
    真神コルト:「きゃっ!」
    迦槌ほむら:「ひゃあっ!」
    GM:底はそこまで深くなく、流れもない。這い上がるのは難しくないだろう。
    真神コルト:水中でもぞもぞと動いてネットの裂け目を広げる。この修道女は見かけによらず怪力なのだ。
    天城康介:「っ……よ、よし足は着く……!ふたりとも、大丈夫か……?」
    御鳴 鳴唯:「しれっとカウントから外された……」不満そうな顔をしつつ、いつのまにか岸辺にいる。
    真神コルト:「……ぷはっ。は、はい、何とか……」
    天城康介:「お前は落とした側だろうが!?……いや、でも実際……どこだ、ここ……?」
    迦槌ほむら:「こっちは大丈夫。うえー、びしょびしょ……」スカートの裾を絞っているものの、全身が濡れて服が張り付いている。
    GM:そこは広々とした、洞窟のような空間になっている。空気の流れがあるから、どこかで地上に繋がっているのだろう。
    GM:光は、あなた達が落下してきた場所の他にも、数カ所から差し込んでいる。
    GM:いささか薄暗いが、見通せない程ではない。
    GM:ので、例えば服が張り付いてしまった自称妹系美少女の透ける肌だとか、或いはシスター系エージェントの姿だとかも見えてしまう。
    天城康介:「……地下水脈か、これ。なんとか周りは見えるけ……ど……」
    真神コルト:「地底湖でしょうか? ううう、ローブが重い……下着まで……」※行動値-1
    真神コルト:ざばざばと岸に上がる。濡れて鈍く光を反射する修道服がボディラインをくっきりと際立たせている。
    天城康介:──岸辺に立つセーラー服姿の昔馴染みはまだいい。だが、他の二人は、その。拙い。いや良いのだけど、拙い。
    迦槌ほむら:「………あ」ともすれば白い布地が見えそうな程巻き上げていたことに気付き、慌ててスカートの裾を払う。
    GM:……そして。
    ヒュージモス:「……………………」地下空間にホバリングする、巨大昆虫型ジャームの姿も。
    天城康介:「……………………」
    真神コルト:「………」
    天城康介:「いたーッ!?!?」
    真神コルト:「いましたよーっ!?」
    御鳴 鳴唯:「……なるほど、考えてみたら妥当」
    御鳴 鳴唯:「上だと、自由に飛べない。……ここは羽を広げられるし、気温も一定」
    御鳴 鳴唯:「……巣を作るにはもってこい」
    迦槌ほむら:「……えーと、なんだっけこれ。灯台下暗し?」
    ヒュージモス:巨大蛾! ……そして少し離れたところには、やや大きい蛾が複数!
    天城康介:「……多ッ!?」
    御鳴 鳴唯:「……康介。それから、二人とも」
    御鳴 鳴唯:「大きい方を狙って。……私は散弾を持ってる。小さい奴を狙う」
    真神コルト:「了解です。……名残惜しくもありますが、切り替えましょう」
    迦槌ほむら:「オッケー、右往左往したけど……此処ならそれこそ、逃げ場はほとんどない!」
    天城康介:「……ああ、任せた。あいつを倒して体組織を持って帰りゃあ……」
    天城康介:「──全部、元通りだ」
    ヒュージモス:「キキキキキキキキ…………」
    真神コルト:「討伐任務も完了です。“ジャガーノート”、状況を開始します!」
    ヒュージモス:「ギイッ!!!」
    天城康介:──チルドレンの少女たちが。何かと背負いがちな、強くて優しい修道女が。何がどうあれ、楽しそうにしていたのが惜しくはないと言えば、嘘になるけれど。
    ヒュージモス:羽と甲殻を軋ませる音が、奇っ怪な声のように響き──!

    エンゲージ
    ヒュージモス[9]

    10m

    迦槌 ほむら[5]
    天城 康介[3]
    真神 コルト[2]

    GM:衝動判定! 難易度は……
    GM:フェロモン濃度が18! ……よって9+1.8≒11だ!
    天城康介:うおおー、意志は2…ある!
    天城康介:2dx+2>=11
    DoubleCross : (2DX10+2>=11) → 3[1,3]+2 → 5 → 失敗

    天城康介:アッハイ。
    迦槌ほむら:ふふふ、意志は……ゼロ!
    迦槌ほむら:2DX>=11
    DoubleCross : (2DX10>=11) → 9[5,9] → 9 → 失敗

    GM:濡れ透け美女と美少女には勝てんか天城くん
    真神コルト:1dx>=11
    DoubleCross : (1DX10>=11) → 7[7] → 7 → 失敗

    真神コルト:ふふっ。
    GM:みーんな暴走!
    迦槌ほむら:失敗。いやー残念残念
    GM:侵蝕もそのまま上げちゃいな!
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を2d10(→ 18)増加 (59 → 77)
    天城康介:2d10+69
    DoubleCross : (2D10+69) → 9[2,7]+69 → 78

    天城康介:おごご、80に若干…足りず!
    真神コルト:だいぶ興奮したみたいですね。
    迦槌ほむら:2D10+69
    DoubleCross : (2D10+69) → 11[7,4]+69 → 80

    GM:良い感じの侵蝕で揃ったな

    ラウンド1


    GM:セットアップ!
    真神コルト:なし!
    迦槌ほむら:なし!
    ヒュージモス:《フルパワーアタック》 行動値0になり白兵攻撃の威力を+20!
    天城康介:こちらまだなし!
    GM:では最初のイニシアチブで!
    ヒュージモス:《加速する刻》
    天城康介:ぐえーッ!!
    真神コルト:踏み倒しだ!
    ヒュージモス:《ハンティングスタイル》+《一角鬼》 5m前進しつつ射程5m攻撃力11ガード値2の白兵武器を作成!
    ヒュージモス:そしてメジャーは《形なき剣》+《アニマルテイマー》+《要の陣形》+《コンセントレイト:オルクス》
    ヒュージモス:ドッジダイスマイナス4、対象3体の白兵攻撃! 射程5m!
    ヒュージモス:17dx7+3 命中判定!
    DoubleCross : (17DX7+3) → 10[1,1,1,3,4,4,4,4,4,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[1,2,8,10]+10[6,8]+1[1]+3 → 34

    天城康介:暴走リア不!
    迦槌ほむら:暴走中ーッ!直撃!!
    真神コルト:暴走リア不!
    ヒュージモス:4d10+31 装甲有効ダメージ
    DoubleCross : (4D10+31) → 14[1,2,9,2]+31 → 45

    天城康介:装甲は…ない!HP29なので戦闘不能、リザレクト!
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (78 → 86)
    真神コルト:装甲引いても死!リザレクト!
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (77 → 86)
    迦槌ほむら:同じく!リザレクト!
    迦槌ほむら:1D10+80
    DoubleCross : (1D10+80) → 2[2]+80 → 82


    GM:では手番、行動値5のほむらちゃん!
    迦槌ほむら:オッケー!全力…はまだ出せないな。マイナー、《混沌なるものの槍》装備!
    迦槌ほむら:メジャー、《伸縮腕》+《アームズリンク》+《コンセ:ブラックドッグ》でヒュージモスを攻撃!
    迦槌ほむら:9DX7+0
    DoubleCross : (9DX7) → 10[1,1,1,4,5,5,6,6,10]+10[7]+10[8]+10[7]+2[2] → 42

    ヒュージモス:やるな……だが
    ヒュージモス:《竜鱗》!
    ヒュージモス:リアクション放棄で装甲プラスだ! ダメージどうぞ!
    迦槌ほむら:げっ、装甲!!くそう、ダメージ行くぞ!
    真神コルト:虫なのに竜鱗を!?
    天城康介:鱗粉は鱗じゃないんだよ!!
    迦槌ほむら:5D10+12
    DoubleCross : (5D10+12) → 29[8,5,3,5,8]+12 → 41

    迦槌ほむら:41点、装甲ガード有効!
    ヒュージモス:20軽減で21通し……まだ生きる!
    GM:侵蝕だけ上げちゃって!
    迦槌ほむら:オッケー、コスト6で88!

    GM:手番、行動値3の天城くん!
    天城康介:押忍!マイナー、《完全獣化/一角鬼》!
    天城康介:侵蝕95に上がりつつ、メジャーは《コンセントレイト/獣の力》で射程5mの白兵攻撃!
    天城康介:この判定に特異点を使用!
    天城康介:11dx7+4+20
    DoubleCross : (11DX7+24) → 10[1,2,2,2,2,3,3,4,8,8,10]+10[5,6,7]+2[2]+24 → 46

    天城康介:達成値…46!
    ヒュージモス:ぬぬ……リアクションは同じく《竜鱗》!
    天城康介:ではダメージ!
    天城康介:5d10+8
    DoubleCross : (5D10+8) → 18[4,2,1,5,6]+8 → 26

    天城康介:ひ、ひくい…!
    天城康介:装甲有効で26の、6点通しか…!
    ヒュージモス:そうだな……これならまだ死なぬ!
    天城康介:OK、そして侵蝕99に!

    GM:手番、コルトさん!
    真神コルト:イエス。
    真神コルト:マイナー、《完全獣化》《破壊の爪》
    真神コルト:濡れたローブを脱いで肉体ダイスを増やしつつ素手をパワーアップします。
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を9(→ 9)増加 (86 → 95)
    真神コルト:続いてメジャー、《超侵蝕》《コンセントレイト》《獣の力》《獣王の力》《一閃》
    真神コルト:モス君に全力移動パンチします。命中判定!
    真神コルト:(7+3)dx7+14
    DoubleCross : (10DX7+14) → 10[1,2,2,2,2,3,5,8,10,10]+10[5,7,10]+10[3,9]+5[5]+14 → 49

    真神コルト:いちたりない。
    ヒュージモス:《竜鱗》! 防ぐぜ!
    真神コルト:ダメージロール!
    真神コルト:5d10+39 装甲有効
    DoubleCross : (5D10+39) → 22[6,2,6,3,5]+39 → 61

    ヒュージモス:ぐおっ
    真神コルト:真神コルトの侵蝕率を9(→ 9)増加 (95 → 104)
    ヒュージモス:ここまで27通しの、これで41……68だから
    ヒュージモス:まだ生きている! ……けど結構ボロボロ!

    GM:手番、ヒュージモス!
    ヒュージモス:……よし
    ヒュージモス:《ナーブジャック》+《アニマルテイマー》+《コンセントレイト:オルクス》+《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》!
    ヒュージモス:対象はほむらちゃんだ!
    迦槌ほむら:ナーブジャック!???
    天城康介:ナ!?
    ヒュージモス:23dx7+4  命中判定
    DoubleCross : (23DX7+4) → 10[1,1,1,2,2,2,2,4,4,5,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,8,8,9]+10[4,8,10]+4[3,4]+4 → 38

    迦槌ほむら:くっ……さっき暴走解除してないからされるがまま……!!
    ヒュージモス:ふふ……ではまずダメージ処理だ
    ヒュージモス:4d10+5
    DoubleCross : (4D10+5) → 25[9,5,7,4]+5 → 30

    迦槌ほむら:斃れる!リザレクト!
    迦槌ほむら:1D10+88
    DoubleCross : (1D10+88) → 1[1]+88 → 89

    迦槌ほむら:ローコスト!!
    ヒュージモス:では続いて、メジャーアクションだが
    GM:《伸縮腕》+《アームズリンク》+《コンセ:ブラックドッグ》で天城くんに全力アタックしてもらおう!
    迦槌ほむら:わぁい!!
    迦槌ほむら:じゃないや そんな!
    天城康介:本音と建て前!(カモン!)
    迦槌ほむら:うう……ごめんね天城兄ぃ……これは操られて仕方なくだから全力全霊で攻撃するね……
    迦槌ほむら:9DX7
    DoubleCross : (9DX7) → 10[1,2,2,4,5,7,7,8,8]+10[2,4,4,10]+2[2] → 22

    迦槌ほむら:暴走中だからそのままダメージ計算!
    天城康介:暴走しているのでリア不だよ……来なさい……
    迦槌ほむら:3D10+12 さっき真神さんを揉んでた分だ食らえーー!!
    DoubleCross : (3D10+12) → 20[5,10,5]+12 → 32

    真神コルト:うふふ。
    天城康介:グワアアアアアアーッ!?
    天城康介:戦闘不能、のリザレクト!
    天城康介:天城康介の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (99 → 102)
    迦槌ほむら:89+6!

    GM:クリンナップ! 速度が戻ったりいろいろ!

    ラウンド2


    GM:セットアップ!
    ヒュージモス:今度は無し!
    真神コルト:ぬん(なし)
    迦槌ほむら:なし!
    天城康介:やっときましょう《フルパワーアタック》!行動値0に!
    GM:では手番は行動値そのままヒュージモスで、
    ヒュージモス:マイナー無し、メジャー
    ヒュージモス:《形なき剣》+《アニマルテイマー》+《要の陣形》+《コンセントレイト:オルクス》
    ヒュージモス:17dx+3 命中判定!
    DoubleCross : (17DX10+3) → 9[2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,5,6,6,7,7,9]+3 → 12

    ヒュージモス:間違えた!
    ヒュージモス:17dx7+3 こっち!
    DoubleCross : (17DX7+3) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,7,7,9,9,9]+10[2,2,6,6,7]+1[1]+3 → 24

    天城康介:引き続きの暴走リア不!
    真神コルト:暴走リア不!
    迦槌ほむら:リア不!
    ヒュージモス:3d10+11 装甲有効ダメージ
    DoubleCross : (3D10+11) → 12[8,2,2]+11 → 23

    迦槌ほむら:戦闘不能!リザレクト!
    迦槌ほむら:1D10+95
    DoubleCross : (1D10+95) → 9[9]+95 → 104

    真神コルト:死!モス君に 執着/●憤懣 でロイスを取得し即タイタス昇華。HP15で復活!
    迦槌ほむら:よし……!あったまった!
    天城康介:戦闘不能!ヒュージモスに「好奇心/■嫌悪」でロイスを取得、タイタス化してHP14で復活!

    GM:手番、行動値5でほむらちゃん!
    迦槌ほむら:オッケー!マイナー、《メカニカルアクション》《D:財閥支援》+《ポルターガイスト》!
    迦槌ほむら:財閥支援の効果で、ユニークアイテム1つを取得!指定するアイテムは《天の火》!
    迦槌ほむら:続いて、《ポルターガイスト》で今取得した《天の火》を即座に破壊!
    迦槌ほむら:これで攻撃力が+40!諸々コストが11点!
    迦槌ほむら:メジャー、《伸縮腕》+《アームズリンク》+《コンセントレイト》!
    迦槌ほむら:対象はヒュージモス!判定、行くよッ!
    ヒュージモス:ふん……装甲で耐えてやるさぁ!
    迦槌ほむら:12DX7
    DoubleCross : (12DX7) → 10[2,2,2,2,3,5,5,7,8,8,9,10]+10[2,6,8,9,10]+10[3,10,10]+4[4,4] → 34

    ヒュージモス:《竜鱗》!
    迦槌ほむら:オッケーいい度胸だ、耐えられるもんなら耐えてみろ!ダメージッ!
    迦槌ほむら:4D10+52
    DoubleCross : (4D10+52) → 13[4,2,2,5]+52 → 65

    迦槌ほむら:……ダイスはあんまり。でもまぁ、装甲有効65点!
    ヒュージモス:……45通し! 累積ダメージ113!
    ヒュージモス:死ぬ!
    迦槌ほむら:よし!えーと、11+6+104で121

    ヒュージモス:「キキキキキ──キィッ!!!」
    ヒュージモス:巨体が羽ばたく! そして接近──その加速を利用し!
    ヒュージモス:「ギッ! ギギギッ!!!」金属のように固い鱗粉が撒き散らされる!
    ヒュージモス:それは飛翔速度と翼が起こした風と合わせ、粒の一つ一つが針のような鋭さであなた達の体に突き立つ!
    天城康介:「ぐあっ……!?こいつ、さっき戦った時より……強い!?」
    真神コルト:「ううっ……! この閉所でこの攻撃は、まずいですね……!」
    迦槌ほむら:「ホームの強さってこと……!」
    真神コルト:全身に突き刺さる鱗粉の嵐を避ける術はない。首から上を両腕で守りながら耐え忍ぶ。
    迦槌ほむら:「じゃあまずは、うっとおしいこの鱗粉からだッ!」
    ヒュージモス:そう──気流も何もかも把握しているこの空間内でこそ、鱗粉を武器とするヒュージモスは強くなる!
    ヒュージモス:敵が苦しんでいると見るや、再び大きく羽を動かす。追い打ちを重ねんと──!
    迦槌ほむら:ぶおん、と音高く機械棍を振り回し、旋風を引き起こす程の回転で周囲の鱗粉を吹き飛ばす!
    迦槌ほむら:「そう何度も同じ手は食らわないってー、のッ!」振り回す棍をそのまま突き出して伸長させ、回転の勢いを加えて刺し貫く!
    ヒュージモス:がすっ! 固い甲殻をブチ抜く感触!
    ヒュージモス:「ギッ──!」翼に穴が開く。それでもまだ墜落には至らない、が──!
    迦槌ほむら:「かったぁ!?」感触に顔をしかめる。これは……いつもの最終手段が必要かもしれない。
    真神コルト:「今です、天城くん。羽を落としましょう」
    真神コルト:「地面に叩き落としさえすれば、鱗粉は封じられます」
    天城康介:「っ……ならさ!」
    天城康介:少年の姿が一瞬、誰の視界からも──世界から消え失せる。代わって現れるのは、異形の黒騎士。
    天城康介:その右腕が変じた剣槍が狙うのは、ヒュージモスの体──ではなく。
    天城康介:「……真神さん、頼む!」
    天城康介:迦槌ほむらが空けた翼の穴、そこに寸分たがわず剣槍の切っ先が突き立てられ、傷口を抉り広げる!
    真神コルト:『はい、行きますっ!』
    真神コルト:続いて出でたるは、黒きレネゲイドの渦を切り裂いて跳ぶ、白銀の人狼。
    真神コルト:ヒュージモスの背に降り立つと、鎧もかくやと言う分厚い甲殻を力任せに引き裂く。
    ヒュージモス:ぶづっ 固い甲殻を裂いて引き千切られる羽が一枚。
    ヒュージモス:苦痛の悲鳴は上らねども、軋む甲殻が「ギッ」「ギギッ」とやかましく鳴る!
    ヒュージモス:六本の脚で体を支え、感情の読めぬ複眼が周囲を認識──
    ヒュージモス:「──ギッ」
    ヒュージモス:石床に落ちた羽を、蹴った。
    ヒュージモス:大量の鱗粉が付着した羽を──迦槌ほむらめがけて!
    真神コルト:『迦槌さんっ!』
    迦槌ほむら:「ーッ!?」攻撃後の隙を突かれた。諸に食らい、気道に直に鱗粉を吸い込む。
    天城康介:『迦槌……ッ!?』
    ヒュージモス:動物としての本能に訴えかけ、行動を左右するフェロモン。
    ヒュージモス:多量の鱗粉に痺れた脳は一瞬、欲望のままに動くだろう──即ち!
    ヒュージモス:今、最も心を占める〝彼〟を我が物にせんがため!
    迦槌ほむら:「げほっ!!」咄嗟に吐き出そうとするも肉体は既に相当な損傷を負い、そして精神の作用は─てきめんだった。
    迦槌ほむら:視界に移るのは、あたしを心配してくれるあの人。
    迦槌ほむら:欲しいな、と思った。
    迦槌ほむら:ずるいな、とも思った。
    迦槌ほむら:稚気の独占欲が途端に膨れ上がり、それは言語化出来ない暴力衝動に転化し―――
    迦槌ほむら:「いいからお兄ちゃんになれーーーー!!!!」
    迦槌ほむら:意味不明な叫びと共に、渾身のボディブローとして発露した。
    天城康介:「おごぉッ!?」 黒騎士の装甲が、その一撃で砕け散る。血塗れの学生服が、顔が晒される。
    天城康介:──けれど。
    天城康介:「……は、はは。効くなあ、こりゃ。……なあ、だからさ、次は──」
    天城康介:強烈な一撃を受けた少年の顔は、どこか穏やかですらあって。
    迦槌ほむら:「──あ」若干正気に戻り、棍を取り落としかける。
    天城康介:──強制されたものであっても。UGNの子(チルドレン)と呼ばれた少女たちが、誰かに好意を向けるというのは、悪くないことだと思った。
    天城康介:──ほんものではないとしても。誰かに慕われることは──兄と呼ばれることは、嬉しかった。
    天城康介:──だから。
    天城康介:「──あいつに、目いっぱいぶちかましてやれ、ほむら」
    天城康介:一度くらい。望まれた通りに振る舞っても、罰は当たらないと思うのだ。
    迦槌ほむら:「………」謝罪しようとしていた口を閉じて、息を整えてから返す。
    迦槌ほむら:「わかった。次はちゃんと決めるから見てて、天城兄ぃ」
    真神コルト:この優しさこそが彼の美徳であり、世の少なくない女性を惹き付ける彼の魅力である。
    真神コルト:『………』二人の様子にどこかじとっとした視線を送っていた銀狼だが。
    真神コルト:『……さあ! ケリをつけてください!』
    真神コルト:『ギリギリまで押さえますっ!』討伐対象を押さえつける。
    真神コルト:細腕から生み出される規格外の膂力が、自由を許さない!
    ヒュージモス:バチッ バチッ 甲殻を纏う羽が石床を幾度も叩く。
    迦槌ほむら:「……!真神サン、ありがと!そのまま抑えてて!」
    ヒュージモス:片羽の巨大蛾。空へ舞い上がる事は出来ず──いや
    ヒュージモス:少しずつ、少しずつだが、傷口から新たな羽が生成され始めている──!
    迦槌ほむら:携帯端末──ブラックドッグ能力で送受信を特別堅牢にしたもの――を取り出し、短いプッシュの後に呼び掛ける。
    迦槌ほむら:「もしもし?緊急連絡!」
    迦槌ほむら:「”世界を救う戦いの為”、いつものやつよろしく!」
    迦槌ほむら:通信を切って数秒、突如として地下水脈の天蓋が轟音を立てて崩落する。
    迦槌ほむら:光が雪崩れのように押し寄せる中、直上の天に禍々しく光る星が見えた。
    迦槌ほむら:『天の火』。
    迦槌ほむら:UGN評議会有数の一大勢力アッシュ派が擁する軌道上衛星兵器による直下レーザー攻撃が、地下水脈の天蓋を吹き飛ばしたのだ。
    迦槌ほむら:「さぁて」
    迦槌ほむら:どがっ!!
    迦槌ほむら:機械棍を地面に突き立て、天へと向いた切っ先を伸ばす。高く、遠く。
    迦槌ほむら:その先端はじきに肉眼では見えぬほどの高度へ消え………やがて、直上の星が一際大きくきらめく。
    迦槌ほむら:「『接続』、完了!」
    迦槌ほむら:今度は地面に刺した機械棍を急激に縮めつつ、両の腕でしっかと抱える。
    迦槌ほむら:そうしなければ、オーヴァードでも支えきれない程の重さを持っているというように。
    迦槌ほむら:「”ミョルニール”の由来、教えてあげる」
    迦槌ほむら:やがて轟音と共に、遥か高空から切っ先が帰還する。その先端には、巨大な──槌。
    迦槌ほむら:否、機械棍により真芯を貫かれた、『天の火』の姿があった。
    迦槌ほむら:「こういう事だ、バッカヤローッ!」
    迦槌ほむら:軌道上からの大質量落下。
    迦槌ほむら:それを強引に突き刺した機械棍を振り抜く事で、無理矢理ヒュージモスへとぶち当てる!
    ヒュージモス:ギッ ギギギッ ギギギギッ
    ヒュージモス:そんな異音も、衝撃の中に消えていく。
    GM:質量。位置エネルギー。そんなものを全部足して叩き込んだ無茶な衝撃は、
    GM:地下洞窟を地上へ表出せしめる威力を以て大地を揺らした──。

    バックトラック


    GM:バックトラック!
    GM:Eロイスは無し!
    天城康介:残り5つ、107から等倍振り!
    天城康介:107-5d10
    DoubleCross : (107-5D10) → 107-29[10,8,3,3,5] → 78

    天城康介:5点域で帰還!
    真神コルト:最終侵蝕104、ロイス残り5本。等倍!
    真神コルト:104-5d10
    DoubleCross : (104-5D10) → 104-21[1,1,10,3,6] → 83

    真神コルト:5点!
    迦槌ほむら:5個、121から等倍!
    迦槌ほむら:121-5D10
    DoubleCross : (121-5D10) → 121-12[4,2,2,1,3] → 109

    GM:おいおいおい
    迦槌ほむら:うん
    迦槌ほむら:ちょっと ちょっと待ってほしい
    真神コルト:低!
    天城康介:おおう……
    迦槌ほむら:追加振り!!!
    迦槌ほむら:109-5D10
    DoubleCross : (109-5D10) → 109-26[9,2,3,5,7] → 83

    天城康介:ダイス怖……
    GM:心臓に悪いんだよ!
    迦槌ほむら:あーーびっくりした ご心配お掛けしました
    GM:さて
    GM:いつものやら何やら色々足した7点に侵蝕分を足して
    GM:持って行きつつエンディング!

    共通ED


    GM:──ということで無事、天城康介の異常ハーレム体質は解消されたのであった。
    GM:本人の性質? そっちは知らんがな。
    御鳴 鳴唯:「…………」壁に額を叩き付け続けている。
    気賀沢 未空:「そろそろ壁がへっこむと思うんだわ」
    真神コルト:「好きにさせてあげてください……」頬を染めたままお茶の用意をしている。
    気賀沢 未空:「まぁやむを得ないのかねー。みんな記憶はバッチリ鮮明だろうしね」
    迦槌ほむら:「…………」頭を抱えて部屋の隅で座り込んでいる。
    気賀沢 未空:「なんなら私だって隙なく欠けなく言動を認識しているのでありました」
    天城康介:「いや、なんつーかその……」
    天城康介:「ごめん。本当に」
    天城康介:なんなら土下座せんばかりの勢いで頭を下げている。
    真神コルト:「別に天城くんが何かしたわけじゃな……」
    真神コルト:「………」
    真神コルト:道中の出来事を想起。
    真神コルト:「………」押し黙ってしまった。
    迦槌ほむら:うずくまった緑の髪から覗く耳はほんのり赤い。
    迦槌ほむら:「…………天城に、」
    迦槌ほむら:「天城サンもまぁ被害者だし。仕方なかったでしょ、うん」
    天城康介:「……言われれば言われるほどハッキリ思い出しちまうから、その、程々で……頼む……」
    気賀沢 未空:「ふむ?」
    気賀沢 未空:ちょっとばかり首をかしげて、
    気賀沢 未空:「じゃあ三人に聞きますけど」壁に額を打ち付けている一人は自然にカウントから外して
    気賀沢 未空:「嫌でした?」
    真神コルト:「………」
    気賀沢 未空:「それとも〝まぁ悪くはなかったかな〟でした?」
    真神コルト:「き、聞くんですか、それ」
    天城康介:「……そりゃあ、まあ……」 曖昧に誤魔化すように、言葉を濁し──かけて。
    迦槌ほむら:「…………此処で嫌って言ったら、天城に、ごほん!天城サンにも失礼じゃないですか」
    天城康介:「……楽しかったよ。俺だって男だ、美女と美少女に言い寄られて、嬉しくないわけがない」
    真神コルト:「……もう」
    気賀沢 未空:「じゃー、いーんじゃないっすか?」
    天城康介:「それに、うん。……やっぱりさ、恋する女の子っていうのは、とても綺麗で、可愛くて」
    迦槌ほむら:「……」
    天城康介:「……幸せそうだったから。いつか、本当に──」
    天城康介:「誰かを好きになったら、この子はどれほど幸せなんだろうか、って。そう思うくらいには、楽しかった」
    天城康介:──まあ、そのうちひとりは、絶賛恋路の真っ最中で、強力なライバルでもあるのだけれど。
    真神コルト:「ふふ……」何とも実感に満ちた言葉ではないか。
    真神コルト:「はい、お茶が入りましたよ。今日はアッサムです」
    天城康介:「……なんだよ。恥ずかしいこと言ってる自覚くらいはあるぞ、俺」
    天城康介:少し拗ねたように笑いながら、漂う良い香りに目を細める。
    気賀沢 未空:「つまり総合すると」
    気賀沢 未空:「みんな可愛らしかったそうっすよ。もちろん、ほむらさん含め」
    迦槌ほむら:「な、なんでそこでこっちに振ってくるのっ!」
    真神コルト:「良いじゃないですか、褒められてるんですから。はい、迦槌さんにも」
    真神コルト:「お菓子はチョコチップクッキーですよ」
    気賀沢 未空:「なんでって──そりゃあ、ねえ?」
    気賀沢 未空:一番反応が面白そうだから、とは流石に言わないが、
    迦槌ほむら:「むー……あ、おいしい!」不満顔から甘味でぱっと顔を綻ばせる。
    気賀沢 未空:「……そういえば。お兄ちゃんになれ宣言ってあれ、まだ有効期間継続なんすかね」
    気賀沢 未空:クッキーを一枚手に取りながら。
    迦槌ほむら:「ゴフッ」紅茶が気管に入った。
    天城康介:「ごふッ!?」 ある意味、一番クリティカルな場面を思い出させる一言で。お茶があらぬところへ流れ込んでむせる。
    迦槌ほむら:「……うわぁぁぁぁぁもぉぉぉっ!!何!?妹って!!何してんのあたし!!!忘れて!!!」
    天城康介:「頭思いっきりブン殴られない限り忘れ様がないだろあんなの!?」
    気賀沢 未空:「やー、兄妹揃って似たようなリアクションっすねぇ」
    真神コルト:「渾身の叫びでしたしねぇ」くすくすと。
    迦槌ほむら:「真神サンも、天城兄ぃも鳴唯姉ぇもあの時の事は忘れる事!!!でないと天の火が落ちて来るから!!」
    迦槌ほむら:テンパったあまり呼び名がまた戻っていることに気付いていない。
    御鳴 鳴唯:「…………」
    天城康介:「…………」 壁に頭を打ち付けていた少女と、一瞬、視線を合わせる。
    御鳴 鳴唯:「……妹分が増えるのはやぶさかではない」
    真神コルト:「あら。天城一家ですか?」
    迦槌ほむら:「?」反応に首を傾げ、
    迦槌ほむら:「あっ」気付いて耳まで赤く染まる。
    迦槌ほむら:「………知らないっ!」
    気賀沢 未空:「……やれやれ」
    気賀沢 未空:「これはちょっと、ご家庭に複雑な波乱が生まれたみたいっすわ」
    天城康介:「……ああ、うん。やっぱり──」
    天城康介:今回、関わった皆に。何かの形で、残るものがあったのだとしたら。
    天城康介:「……楽しかったよ。とても」
    天城康介:ここで、ありがとう、なんて言ったらまた誤解されるような気がしたから。その言葉は、ぐっと飲み込んで。
    真神コルト:(ま、ボディタッチはさておき。私はどちらかと言うとお姉さんですよね)
    真神コルト:(それに──)
    真神コルト:今日は、彼と私の見る先にいる少女の気持ちに、少しだけ近付いたような気がした。
    真神コルト:それは良いことだ。うん、良いことだと思う。だから。
    真神コルト:何かを飲み込んだ様子の彼に視線を送ると、
    真神コルト: 「こ」「う」「す」「け」「く」「ん」
    真神コルト:……唇だけを動かして、そっと人差し指を立てた。

    GM:Dx3rdセッション『恋のキューピッド(蛾)』、一切の行程を終了致します。
    GM:お疲れ様でした!
    天城康介:お疲れ様でしたー!
    真神コルト:お疲れ様でした!ありがとうございましたー!
    迦槌ほむら:お疲れ様でしたー!ありがとうございました!!
    天城康介:わちゃわちゃやれて楽しかった……!ありがとうございます……!
    迦槌ほむら:今日は拾っていただいて有難うございました……めちゃめちゃ楽しかった
    真神コルト:ほむらちゃん可愛かったですねー!
    真神コルト:今後も是非アッシュの胃をキリキリさせていただきたい。
    天城康介:演出凄かった……カッコよくてかわいいチルドレンですね、ほむらちゃん。
    天城康介:今後の活躍も…期待…!
    迦槌ほむら:ありがとうございますー!実力派の二人に胸を借りてのびのびやらせて戴きました