『ハッピーバースデー』

戦っていることを気付かせるな。気付かれるな。……つまり、いつもの仕事だ。


PC1:〝ニェドトゥイコムカ〟 九面 忍(ここづら・しのぶ)(キャラシート)PL:粘土
PC2:〝影法師(アンノウン・ガール)有村 未来(ありむら・みく)(キャラシート)PL:しんごろ
PC3:〝ボードビリアン〟 カタリナ・テイラー(キャラシート)PL:そごう

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • OP:26時の戦慄
  • ミドル1:27時の暗躍
  • ミドル2:28時の攻勢
  • クライマックス:産声は29時
  • バックトラック
  • ED:13時、今日も世界は隠されている。

  • プリプレイ

    ■トレーラー
    深夜。N市11地区、錦橋(にしきばし)。
    市内有数の規模を誇る総合病院が襲撃された。
    絶対条件は〝秘匿〟──戦っていることを気付かせるな。気付かれるな。
    ……つまり、いつもの仕事だ。

    ダブルクロス The 3rd Edition.『ハッピーバースデー』

    「しーっ」
    〝と、指を口の前に立てて、唇の隙間から吐き出した息の音は、〟

    ダブルクロス────それは裏切りを意味する言葉。
    ■自己紹介
    GM:キャラシURL貼って自己紹介!
    九面忍http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYyKuo0AIM
    九面忍:ここづら しのぶ 第11支部のエージェントです。
    九面忍:シンドロームはソラリス、エグザイル、オルクス。
    九面忍:Dロイスは社会全振りの実験体。ディストーションと領域の声で情報収集も戦闘もなんぼのものよ。
    九面忍:幼少期に施された実験の成果として完全変形能力を持ち、身長・体重・骨格・匂いをも自在に調整可能。
    九面忍:すなわち潜入とかは大得意。何せこの形だって元の私か分からないぐらいだしね。
    九面忍:普段は不穏分子とか保護したばかりのFHチルドレンの顔見に行ったり、顔変えてこっそり覗いたりしてます。
    九面忍:戦闘では死招きの爪での射撃とカバーリングができます。器用貧乏!
    九面忍:以上です。
    GM:お次!
    GM:2番の人!
    有村 未来:押忍!
    有村 未来http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYx6GIzgIM
    有村 未来:「明日って、そんなにいいものじゃないわよ。たぶんね」
    有村 未来:N市で発生した少女型レネゲイドビーイング。「人間の可能性」が「将来生まれる子供の姿」を借りた存在。
    有村 未来:いわば、未来から来た黄泉還り。実際に娘が生まれたら消えます。
    有村 未来:能力は感覚を使った白兵屋。糸でキュっとやったりします。
    有村 未来:潜入とか隠密は《援護の風》で無理矢理なんとかするんじゃない…かな!
    有村 未来:簡単ですが以上です!
    GM:3番の人!
    カタリナ・テイラー:はい!
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラー。フリーランスのなんでも屋です。
    カタリナ・テイラー:胡散臭い名前の人材派遣会社『騙名商事』の社長を自称しており
    カタリナ・テイラー:その業務の実態は高レベルの《裸の王様》で作り出したすごい数の従者を《ハンドリング》による代理登場で連れまわすというもの
    カタリナ・テイラー:よって彼女に仕事を依頼する人間も、彼女の顔を見ることはまずありません。
    カタリナ・テイラー:社屋らしきものがあるわけでもなく、一体本人がどこに住んでいるのか…………謎…………。
    カタリナ・テイラー:とにかく様々な年齢・性別・服装・顔つきの従者を作り出し、物騒なフラッシュモブをやるための人材として
    カタリナ・テイラー:そこそこの有用性を見出されています。
    カタリナ・テイラー:あと従者によるマンパワーで肉壁をやったり、味方を支援したり、そういう真似も出来る。
    カタリナ・テイラー:《ハンドリング》用の配下は高機動小動物たるコウモリなので、潜入にも向いてます。そういうことで白羽の矢が立ったんだと思います。
    カタリナ・テイラーhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYicSqxAIM
    カタリナ・テイラー:キャラシ貼ってなかった。以上。よろしくお願いします
    GM:シャア!
    GM:今回は色々と実験的に高速モードだ!

    OP:26時の戦慄


    GM:全員登場!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:36->40)
    九面忍:35+1d10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+9[9] → 44

    カタリナ・テイラー:1D10+33
    DoubleCross : (1D10+33) → 2[2]+33 → 35


    GM:N市第11地区、UGN支部。
    GM:時間帯は──そうだな。深夜、26時としようか。
    GM:今、この支部には人が居ない。
    有村 未来:めっちゃ真夜中!
    九面忍:不健康!
    GM:……もう少し正確に言うと、殆どの人員が出払っているか、別な任務を抱えており、
    GM:召集を掛けようとも直ぐには訪れない状態だ。
    GM:九面 忍。
    GM:今回の話は、あなたから始まる。
    GM:なので聞くのだが。特に仕事もなく、何かが起こるかも知れないという事で待機している時間、
    GM:支部内ではどんなことをしている?
    九面忍:休憩室でコーヒーを飲んでます。
    九面忍:「余った……」
    九面忍:「みんな出払っちゃってるんだもんな……完全に淹れすぎたわね」
    九面忍:「そりゃあ私は容量多いけど、このカフェイン量は不健康に輪をかけまくりだわ」
    九面忍:とか言いながら黙々と珈琲を啜っています。
    九面忍:喫茶店勤務もしているので美味しくはある!
    GM:その独り言を聞くものもない、静かな夜──
    ???:『──だ、   か   ない、か』
    九面忍:「………?」
    GM:支部内に設置された通信設備──無線傍受などに用いられる機器だが──が、声を拾い上げた。
    ???:『誰か、聞こえている奴! ええい、ひとりくらいはいないのか!』
    GM:無論、11支部の設備だ。
    GM:周波数を解析し、その通信に応答するなど容易いことであろう。
    九面忍:「"ニェドトゥイコムカ"」ごく慣れた手つきで調整、コードネームで返答。
    ???:『11支部か!? 間違っても8だの12だの13だのではないな!?』
    ???:その声は少年の──酷く切羽詰まったものだ。
    九面忍:「ええ、他でもない第11支部で合っているわ」
    九面忍:「あなたの名前と所属、状況を伝えなさい。可能な限り率直にね」
    ???:『ようし、良く拾ってくれた! こちら〝ホワイトハンド〟所属、久我 玄太郎だ!』
    ???:ホワイトハンド──UGNの医療部隊である。
    久我 玄太郎:『状況だな!? ああ、手短に言えば最悪だ、秘匿工作・潜入、そういう手練れを急いで用意しろ!』
    久我 玄太郎:『錦橋総合病院が襲撃された!』

    GM:……というのが、数分前のこと。
    GM:九面忍。あなたは最短最速で人員を用意し──
    九面忍:「──というわけで、早速集まってもらったということよ」
    GM:有村 未来。カタリナ・テイラー。
    GM:あなた達が呼び出され、今は、
    GM:一般車両に偽装したUGNの装甲車の中、移動しながらのブリーフィング中である。
    カタリナ・テイラー:《ハンドリング》《裸の王様》
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+1した(侵蝕率:35->36)
    有村 未来:「……確かにあたし、得意というか潰しの利く方だけど」
    ジェーン・ドゥ:「……なるほど。こんな深夜に何かと思えば……」
    ジェーン・ドゥ:応えるのは、金髪の女性。カタリナの生成する『キャスト』の1人である。
    カタリナ・テイラー:その開いたスーツの胸元から、端末たる蝙蝠が顔を出している。
    有村 未来:「うん。夜中の二時過ぎに呼び出されるのは、初めてよ。……まあ、頼まれたんだもの。やるわ」
    ローラ・S・ガードナー:「道路は空いています。10分以内には現地に到達可能」と、運転手が言い、
    久我 玄太郎:『手短に言うぞ。良いか、《ワーディング》は使うな!』と、通信機の向こうからの声。
    九面忍:「咄嗟な招集に応じていただきありがとうございます。お二人は珈琲、お好き?」保温性のポットを差し出す。
    有村 未来:「……ミルク。それと、砂糖3つ」
    有村 未来:こくり、と小さく頷いて。
    有村 未来:「で……その理由って、聞いてもいい?そういうオーダーも、初めて」
    有村 未来:通信機の向こうに、心持ち声を大きめにして尋ねる。
    ジェーン・ドゥ:「嫌いではありません。ありがとう」
    ジェーン・ドゥ:「と、社長は仰っています」
    久我 玄太郎:『緊急手術の真っ最中だ! 医者も看護師も患者も非オーヴァード、そして──』
    久我 玄太郎:『患者は臨月の妊婦! 酔っ払いの自転車に跳ね飛ばされて重体だ!』
    久我 玄太郎:『ワーディングなぞ使われて治療の手が止まってみろ、死ぬのはひとりじゃない、ふたりだぞ!』
    九面忍:「それは大問題ね」
    有村 未来:「……そう」
    有村 未来:そっけない、どうでもいい、と言っているような言葉。けれど、深く頷きながら。
    ジェーン・ドゥ:「……ええ。理解しています。それに、仕事で《ワーディング》を使う事はまずありませんから」
    ローラ・S・ガードナー:「襲撃、とのことですが。敵勢力などの情報は?」
    久我 玄太郎:『武装兵士が十数人、首魁は女だ! あの面構え、俺やお前達と同類かその成れの果てだろうよ!』
    久我 玄太郎:『連中もワーディングは使っていない! おかげで入院患者も病院の職員も、』
    久我 玄太郎:『たっぷりと! その目で! 状況を目撃しているという訳だ!』
    ジェーン・ドゥ:「不思議ですね。いえ、ある種助かる話ではありますが」
    九面忍:「今から後処理のことで頭が痛いわね」
    ジェーン・ドゥ:そう言いながら胸元から引きずり出した蝙蝠に紅茶を飲ませている
    カタリナ・テイラー:「きゅいきゅい」
    有村 未来:「そういうのは、九面さんに任せていいのよね。あたしやテイラーさんは……」
    有村 未来:「……人命第一、ね?」
    九面忍:(コウモリってカフェイン大丈夫かしら……)
    久我 玄太郎:『そうだ! とにかく、どうにかしてくれ……!』
    久我 玄太郎:『患者も職員も合わせて何百いるか分からん、敵のやりたい事もまるでわからん!』
    久我 玄太郎:『そういうのがお前達の──っ』
    久我 玄太郎:『……っ、まずい』急に、声が潜められて
    久我 玄太郎:ぶつっ
    GM:……通信は途絶する。
    ジェーン・ドゥ:「……忍び込んで鎮圧、ないし殺害」
    ジェーン・ドゥ:「そういう事ですね。と、社長が」
    カタリナ・テイラー:首元を撫でられて気持ちよさそうにしている
    有村 未来:「そういのなら、得意よ。……どちらかと言うと、忍び込んだ後の方が、だけど」
    有村 未来:かちり、かちりと。懐から取り出した、ルービックキューブを回す。
    九面忍:「そういうことね。速やかに、かつ密やかに」
    ローラ・S・ガードナー:「到着まで、あと五分」
    ローラ・S・ガードナー:「……皆様、よろしければ。今の内に互いの戦力の確認をお願い致します」
    ローラ・S・ガードナー:運転手が、静かに告げる。
    ローラ・S・ガードナー:裏腹にエンジン音はけたたましい。
    ジェーン・ドゥ:「正直な話、社長はあまり直接戦闘には向いておりません。我々は質より量ですから」
    ジェーン・ドゥ:「皆さんのサポートをしたり、状況に応じて肉壁にしていただいたり……」
    ジェーン・ドゥ:「そういった仕事が主になるかと思われます」
    有村 未来:「にくかべ」
    有村 未来:目をぱちくりとさせてリピートする。
    九面忍:「そ、心強いわ。居てくれると助かるタイプ」
    ジェーン・ドゥ:「大丈夫ですよ。我々は命ある存在ではない。暫くしたらまた生えます」にっこりと
    九面忍:「なにせ私も肉壁になるの得意だもの。有用性はよく分かるわ」
    有村 未来:「……なら、気にしないことにする。で、えっと、あたしは」
    有村 未来:「隠れてついて行くことくらいは出来るわ。いちおう、人並み……一般オーヴァード並み?以上には。あとは」
    有村 未来:ルービックキューブの一面が揃うと、そこから極細の繊維状のものが、ふわりと零れて。
    有村 未来:立体的な、鳥のような形を作り上げて。すぐに解けて消える。
    九面忍:「器用なのね」
    カタリナ・テイラー:「きゅいきゅい」
    有村 未来:「こういうの。……手品以外なら、まあ、キュっとやるのは得意」
    九面忍:「それに綺麗でしなやか」
    有村 未来:おばあさまにはまだまだ叶わないけど、と。恥じ入るように小さくつぶやく。
    有村 未来:「……ありがと」
    有村 未来:応じる声も、視線を合わせられずに、そっけなく。
    九面忍:「まだ若いのによく練られてるわ……次は私ね」
    九面忍:「そうね、忍び込むのは得意。例えば今日の場合……」
    九面忍:言いながら、身体の周囲に灰色の靄がかかり
    九面忍:「こんなところかしら」先ほどまで身に着けていたシャツが、白衣へと変わる。
    カタリナ・テイラー:「きゅいーっ」
    ジェーン・ドゥ:「社長が感心しております」
    有村 未来:「……その感じだと、服だけじゃなくて」
    九面忍:(結局その子が社長ってことで良いのかしら……)
    九面忍:「そうね、身体も変えられるわ」一瞬頭と声だけ男性になり
    九面忍:「ま、一人で大したことが出来るわけでもなし。頼りにするわね」
    GM:……やがて、装甲車は11地区の中心から外れた、
    ジェーン・ドゥ:「有村さんが主な攻撃担当ですね。サポートさせていただきます。と社長が」
    カタリナ・テイラー:「きゅい」
    GM:周囲には街路樹で作られた人工的な林。夜の街の光からも遠い地へ、
    ローラ・S・ガードナー:「……到着しました!」
    有村 未来:「……がんばるわ。期待されてる分は、ね」
    GM:錦橋総合病院前へと到着する。
    GM:建物の窓から死角となる箇所へ装甲車が停車し、ドアが開かれて、
    GM:あなた達は夜の闇へと溶けて行く──。

    GM:特殊処理!
    GM:ロイス&調達が可能! 調達はこのシーンが最後!
    GM:ただし調達に関しては2回行って良いことと、ダイスボーナスを+2差し上げます。
    有村 未来:ワオ
    九面忍:なーるほど
    カタリナ・テイラー:すごい
    有村 未来:サブのタブでなくこっちでやってOKすか!
    GM:他の地区ならプラス1ってとこかも知れないけど、11支部だしね
    GM:無論!
    GM:むしろこっちの方が取得漏れがなくて安全
    九面忍:さすが11.
    九面忍:ウグッ
    九面忍:協力者:有村未来/P感心〇:N不安 ビジネス:カタリナ・テイラー/P有為:Nコウモリ……?〇で取得
    有村 未来:ヤー!ではまずロイス、九面さんに「■誠意/隔意」、テイラーさんに「■仲間意識/不快感」で。
    カタリナ・テイラー:ロイス 九面忍 親近感〇/劣等感  有村未来 信頼〇/不安
    カタリナ・テイラー:購入はきぐるみ!
    カタリナ・テイラー:5dx+2>=14
    DoubleCross : (5R10+2[10]>=14) → 10[1,1,5,6,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

    有村 未来:調達!アームドスーツ!
    九面忍:8dx+1>=13 購入はシューターズジャケット
    DoubleCross : (8R10+1[10]>=13) → 9[2,5,7,8,8,9,9,9]+1 → 10 → 失敗

    カタリナ・テイラー:後一回は様子見よう
    有村 未来:素の社会が1、ボーナスが+2、黄泉還りで自身へのロイス1つにつき+2でダイスは7つ。
    有村 未来:7dx>=15
    DoubleCross : (7R10[10]>=15) → 9[4,4,4,7,7,7,9] → 9 → 失敗

    有村 未来:失敗。もう1回狙います。
    有村 未来:7dx>=15
    DoubleCross : (7R10[10]>=15) → 10[2,2,4,8,9,9,10]+9[9] → 19 → 成功

    有村 未来:OK、成功して装備。行動値に補正が入ります。
    九面忍:8dx+1>=13 もう1回
    DoubleCross : (8R10+1[10]>=13) → 10[4,5,6,7,7,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    九面忍:以上。
    カタリナ・テイラー:5dx+2 じゃあクリシー
    DoubleCross : (5R10+2[10]) → 8[2,2,3,5,8]+2 → 10

    カタリナ・テイラー:無理! 以上!
    有村 未来:あ、援護の風の存在を忘れて…いた…
    有村 未来:今回はなしで!申し訳ない。
    GM:クリシーってなんだ
    カタリナ・テイラー:クリスタルシールドです 失礼
    GM:処理完了!

    ミドル1:27時の暗躍


    GM:全員登場!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:40->41)
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:44->46)
    カタリナ・テイラー:《ハンドリング》
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+1した(侵蝕率:36->37)
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:37->46)
    GM:では続いて
    GM:隠密判定! これは誰かひとりが成功すれば良いですが、
    GM:〈知覚〉で8以上を出してください。
    GM:これに失敗すると、潜入時に見張りに発見されてちょっと攻撃を受け、
    GM:完全に発覚はしませんがダメージを受けます。
    九面忍:得意なのは有村さんですね
    九面忍:援護の風と黄泉帰りまである
    有村 未来:じゃあ、感覚屋ですしこちらでやりましょう。
    九面忍:しかもカタリナさんが妖精の手まで持ってる
    有村 未来:素で5、黄泉還りで4、自分に《援護の風》で+5、14個で判定!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:41->43)
    有村 未来:14dx+2>=8
    DoubleCross : (14R10+2[10]>=8) → 10[1,1,2,3,3,3,5,6,7,7,7,7,10,10]+8[1,8]+2 → 20 → 成功

    カタリナ・テイラー:わお
    有村 未来:すっごい頑張った。
    九面忍:すごい
    GM:めっさ余裕ー
    GM:では続きまして
    情報項目
    --------------------------------------------------------------
    目標値 :9
    上限値 :30

    ・襲撃犯の正体と挙動
    使用技能:任意の<情報:>or<知覚>
    プライズ:0/5

    ・入院患者&医療従事者の誘導
    使用技能:<回避>or<知覚>or<交渉>
    プライズ:0/3

    ・秘匿工作
    使用技能:<知覚>or<交渉>
    プライズ:0/4

    --------------------------------------------------------------

    GM:状況を説明します。
    GM:錦橋総合病院では緊急手術が行われており、その中断を避ける為にワーディングは実行できません。
    GM:また、ワーディングを使われる事も望ましくありません。
    GM:その為にあなた達には、襲撃者に気付かれないままに行動を起こし、
    GM:敵の正体の確認、戦力の把握と減少、非戦闘員の安全圏への誘導を行っていただきます。
    GM:ただし、非戦闘員を病院の外へ出したら、後々の記憶処理が酷く大変になりますので、
    GM:全てを病院の中に留め、誰ひとり外へ出さずに全てを完了していただきます。
    カタリナ・テイラー:な、なんてことだ…
    九面忍:難しい仕事ね
    有村 未来:ヒエ……
    GM:難しい仕事だ。或いは不可能だとして、早々にワーディングを使うようなエージェントさえ、何処かにはいるのかも知れないが。
    GM:幸運にも此処にいるのは11支部のエージェントと、それが見込んだ協力者。
    GM:できないことはあるまい?
    カタリナ・テイラー:で、できらぁ!
    九面忍:難しいのはいつもの事ね
    有村 未来:やってやらあよ!やってやらあよ!
    GM:ならば行けぇい!
    九面忍:だから私たちが来たってわけ
    九面忍:・襲撃犯の正体と挙動は任せて!
    カタリナ・テイラー:やれー!
    有村 未来:じゃあ知覚のある…全部あるな!
    有村 未来:誘導と工作、どちらがいいですかカタリナさん。(ロール的な意味で)
    カタリナ・テイラー:ありがとうございます 誘導かな~
    有村 未来:じゃあ、こちらで秘匿工作を。そう思えばナース服も最適…。
    九面忍:【襲撃犯の正体と挙動】メジャーでコンボ【小さき者】《コンセントレイト:オルクス》《領域の声》で侵蝕率+3、コネ:UGN幹部、情報:UGNも使って判定!
    有村 未来:というわけで、知覚。この場合、ラウンド1回の《援護の風》は、先ほどの隠密で使用済みとなりますでしょうか。>GM
    GM:この場合は別ラウンドとしましょう
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+3した(侵蝕率:46->49)
    九面忍:12dx7+3>=9
    DoubleCross : (12R10+3[7]>=9) → 10[1,2,2,2,2,4,5,6,7,8,8,10]+10[3,3,4,7]+10[7]+3[3]+3 → 36 → 成功

    有村 未来:!?
    GM:うおっ
    カタリナ・テイラー:すごい
    九面忍:上限がなければ射程圏内だったのに、残念
    有村 未来:では、自分に《援護の風》を使って、秘匿工作について知覚で。
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:43->45)
    有村 未来:14dx+2=>9
    DoubleCross : (14R10+2[10]>=9) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,7,8,9,9,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

    有村 未来:達成値16、プライズ2で。
    カタリナ・テイラー:さすが
    九面忍:見事ね
    カタリナ・テイラー:入院患者&医療従事者の誘導 ハンドリングで達成値+3
    カタリナ・テイラー:2dx+3
    DoubleCross : (2R10+3[10]) → 10[1,10]+5[5]+3 → 18

    カタリナ・テイラー:財産使えないですよねこれ
    GM:使って良しとしましょう
    GM:その方が面白い
    有村 未来:金の力!
    カタリナ・テイラー:じゃあ金の力で誘導を成功させます 2点使ってプライズ3!
    GM:パニクる看護師の頬を札束で叩くとかしてんのかな……
    GM:では
    秘匿工作
    秘匿工作は継続中である。
    外部へ情報を漏らし得る情報端末などの遮断や、後々に何らかの事故に見せかける為の偽装など、
    あなたは密かに進めて行く。

    患者&医療従事者の誘導
    戦闘行為が行われ得る上層階から、非戦闘員を一カ所へ退避させる事に成功した。
    病院から外へ出られず、安全が確保できる地下階。
    記憶処理班が到着した際、対処が容易になった

    襲撃犯の正体と挙動
    ・PP1
    襲撃犯は〝スレイヤー〟セルに所属するFHエージェント、〝スポークスピープル 〟葉桜 舞とその部下の兵士。
    とは言え部下の練度は低い。警戒すべきは葉桜 舞のみであろう。
    UGNのデータベースにおいては、ジャームであると登録されている。

    ・PP3
    その目的は、〝凄惨な事件を引き起こすことで耳目を集め、レネゲイドの存在を天下に知らしめる〟こと。
    病院やその入院患者自体への興味は無い。即座に殺害行為を始めないのは、まだ世間が自分達に気付いていないと考えているからだ。
    故に彼女は決してワーディングを使用しない。
    ……そして、もし病院への襲撃が発覚し、マスコミの車の一台でも到着したならば──

    GM:情報は以上だ。

    GM:──患者&医療従事者の誘導。
    GM:怯えている。何が起こったか分からないからだ。
    GM:或いは、何が起こってしまったか分かっているからだ。
    GM:この病院は襲撃された。そこかしこに銃器を持った兵士がいる。
    GM:……その兵士達を束ねていた女は、人とは思えぬ超常の力を発揮していた。
    GM:何が起こってしまったか、分かった。
    GM:自分達に。そして世界に。だから彼らは怯えている。
    身ぎれいな青年:「──こちらへ。地下室があります。犯人はあなた達の動きに然程注意を払ってはいない」
    身ぎれいな青年:「早く、巡回の目がこないうちに……」
    モブ医師:「あ、ああ……」
    モブ医師:「……き、君は大丈夫なのか……? こんなことをして、奴らに狙われでもしたりすれば……」
    身ぎれいな青年:「ご心配なく」にっこりと笑って。
    カタリナ・テイラー:そこかしこでカタリナの従者が避難の指示を出している。
    おびえた表情の老婆:中には襲撃にうち震える被害者を装って、犯人たちの動きを他の従者に伝えている者もいる。
    モブ医師:「……だ、第八手術室」
    病弱そうなおじさん:あるいは病院着を失敬して、大げさに騒ぐことで襲撃犯たちの目を引く者も。
    病弱そうなおじさん:「ぐっ……苦しい……持病のなんかが……!」
    身ぎれいな青年:「第八手術室。そこで例の手術が──」
    身ぎれいな青年:「なんとかします。さあ、行って!」
    モブ医師:「そ、そうだ……緊急外来、誰から聞いて……? いや、それはいい」
    モブ医師:「ああ、待ってくれ……!」
    身ぎれいな青年:「まだ、何か……? 時間がない。手短に」
    少年:はしこい風情の少年が焦ったように、手ぶりでメッセージを送っている。
    モブ医師:「あの患者は外国人だ、どこの誰かは分からない! 日本語も、英語も、ドイツ語も通じなかった──たぶん南米、スペイン語圏だ」
    モブ医師:「問診も出来ていない、体質についても確認がっ、スペイン語の出来る医者を呼ぼうとしたがっ」
    モブ医師:怯えて、慌てて、ろくに舌も回っていないが、これだけは伝わるだろう。
    モブ医師:この非オーヴァードの医者は。人外の怪物の存在を知らされたばかりの医者は、
    モブ医師:逃げるより隠れるより先に、
    モブ医師:名も知らぬ誰かを助ける──それを願ったのだと。
    身ぎれいな青年:「……! わかりました。上に伝えます」
    モブ医師:「頼む……!」
    身ぎれいな青年:(ここに来て厄介な……なんとかなりますかね、社長……!)

    GM:──秘匿工作。
    GM:それは、呆れる程に地味で孤独な作業となるのかも知れない。
    GM:欺くべきは敵ばかりではない。助かりたい一心で、外部へ連絡を図ろうとする入院患者をもだ。
    GM:〝人間とは思えない力の化物が、武器を持った兵士を十何人もつれて病院を襲った!〟などと、
    GM:家族にでも伝えられでもしたら。SNSに投稿などされでもしたら。
    GM:あなたは密かに戦う。
    GM:知られぬ為に、知られぬように戦う。
    有村 未来:「……車の中にこんなのが用意されてたの、最初は「ふざけるな」って感じだったけど」
    有村 未来:「いざこういう状況になると、悪くないわね。……趣味は最悪だけど」
    有村 未来:隠れ潜み、あるいは張り巡らせた糸をスクリーンにして幻影を映し出して。様々なものを欺きながら。
    有村 未来:「……まあ、最悪といえば。あたしがやってること自体、最悪よね」
    有村 未来:例えば。電話回線に糸を滑り込ませ、通話をループ……あたかも、「繋がってはいるが聞こえ辛い」ように見せかける。
    有村 未来:あるいは、電波の類を吸収する網を密かに張り巡らせる。そういった、いわば妨害工作。
    有村 未来:全て、全て。未来(あたし)の記憶の中にある「祖母」が、自分ではない誰かに教え込んだもの。
    GM:あなたが人目を避けながら歩く度、声が聞こえる。
    GM:病室の中、怖れ啜り泣く声であったり、喚き散らす声であったり。
    GM:……そういう声が少しずつ、少しずつ、減ったり移動したり──それも分かるだろう。
    GM:何処かであなたの仲間が戦っている、戦果を上げている印だ。
    有村 未来:……そんな声に、後ろ暗い気持ちが湧き上がってくるけれど。同時に、彼女たちの奮戦も見えて。
    有村 未来:「……あたしは、あたしが出来ることをやるわ。だから」
    有村 未来:またひとつ、ここでやるべきことを終えて。ルービックキューブをかちりと回す。
    GM:──と、その時だ。
    GM:がらがらと、廊下向こうから足音がして、
    モブ看護師:「はーい! 退いてくださいねー、退いてくださいねー!」と、
    モブ看護師:担架の上に大量の救急キットを乗せた老看護師が、あなたのいる方へ走って来るのを見るだろう。
    モブ看護師:「ちょっと、そこのあんた! ちょうど良いね、手伝って──」
    モブ看護師:彼女は、あなたの顔を見る。
    モブ看護師:……見れば流石に。同じ病院に勤めている看護師かどうかは、分かるだろう。
    有村 未来:どうするか。隠れる。または、この看護師を締め落として、この場から去る。どちらかにすべきだ。でも。
    モブ看護師:「……誰? 患者さんの家族の子?」いぶかしげな顔で、その看護師は言い、
    モブ看護師:「そんな格好して、危ないよ! どっかの部屋に隠れてなさい!」
    モブ看護師:「なんだか分からないけど、普通じゃない奴がいるんだ、此処には……!」
    有村 未来:「分かってるわよ。……だから、人手が要るんでしょ」
    モブ看護師:「プロの手がね!」
    有村 未来:彼女が押していた担架の取っ手を掴む。言葉は、変わらず淡々としているけれど。
    有村 未来:「じゃあ、プロが居るところに連れてって。……やることがあるから、手伝えるのは、途中までだけど」
    有村 未来:人命第一。自分で言ったことだ。そんなことをしている場合ではない、というのは最もだし。
    有村 未来:ひょっとしたら、彼女たちには怒られてしまうかもしれない。
    有村 未来:「……ほら。急ぐんでしょ、おばさん」
    モブ看護師:「……っ、たく、もう。あんたも〝普通じゃない〟のかね」
    モブ看護師:「ああ、はいはい! それじゃ手伝ってもらうよ、指示には全部従ってもらうからね!」
    GM:──応急手当キットを三つ取得しました。
    有村 未来:「うん。……よろしく」
    有村 未来:そうして、束の間、この服装に相応しい働きをしながら。
    有村 未来:─あんたも頑張りなさい、ドクター。
    有村 未来:この看護師と出会う直前、呟きかけていた言葉を。胸の中に、そっと落とす。

    GM:──襲撃犯の正体と挙動。
    GM:或意味で最も危険なのは、この任務であろう。
    GM:武装兵士達の会話を盗み聞き、或いは装備を確認し、
    GM:必要ならばUGNやその関係組織のデータベースにて情報を照合する。
    GM:無論。敵方とて無能ではない。施設内の不穏な通信を探る為の機器を用意している可能性はあろう。
    GM:その可能性を考慮し、こちらも相応の機材を用いて慎重に、だが迅速に──
    GM:矛盾する二項を両立させながら、あなたは調査を進める。
    九面忍: ふむ 人員はそう多くないらしい
    九面忍: 練度も精鋭とは言い難い どこぞの敗残兵か?
    九面忍: いくつか目星を付けて 頭を引き 浮上する
    九面忍:「ふう」一息。ここは男子トイレの個室の中。
    九面忍:首を解体して壁に突っ込み、病院内に感覚を散らせて。
    九面忍:(気分の問題ではあるけど、ちょっと息苦しいわね)
    GM:──ならば。
    GM:階層は一つ上。水平距離ならば20m。
    GM:そこに、廊下を走る平べったい靴の音と──言い争う声。
    GM:女性の声だ。
    GM:〝お願いです、ここを通してください〟と、そんな風に、言っている。
    九面忍:(さてもはても、まずは行動あるのみね)
    九面忍:片耳残して個室を出る。このまま向かえば敵との対面はまずないだろう。
    GM:その声は、病棟と病棟を繋ぐ連絡通路の手前で発生していた。
    GM:武装兵士が二人並び、その通路を塞ぎ、
    GM:まだ医大を卒業して然程の時間も経過していないだろう、若い女医が、必死に声を張り上げていた。
    モブ女医:「お願いです! 吸入器のカートリッジがもう無いんです!」
    モブ女医:「向こうの小児科病棟に行けば、直ぐに見つかるんです! カートリッジを取ってくるだけですから──」
    GM:兵士達は動かない。そして、片方が言うのだ。
    兵士:「喘息での……窒息死か?」
    兵士:「メディアが喜んで書き立ててくれそうだな」
    九面忍:(なるほど、暴露が目的か)
    九面忍:《擬態の仮面》連中の体格・装備へ姿を変えて。
    九面忍:左腕を散らして、彼らの元へ向かう。
    兵士:「……ん? 交代か? 配置の変更か?」ヘルメット。ガスマスク。体格を隠すボディアーマー。夜の病棟。
    兵士:……それが仲間ではないと気付くには、多重のハードルが高すぎた。
    九面忍:「中よりも外に注力を、とのことだ」
    九面忍:「通信に若干の不具合……UGNのジャミングかもしれん」
    九面忍:「気を抜くなよ」右手で自分が来た方向を示す。
    兵士:「嗅ぎつけて来たか……だが想定内だ」
    兵士:「結局のところ、こちらの有利は変わらん。マスコミの連中はハイエナも同じだ」
    兵士:「UGNの敵は俺達ばかりじゃない。連中が守ろうとしてる〝善良な市民〟が敵なのさ──」
    兵士:二人の兵士は、あなたが指し示した方向へと歩いて行く。
    モブ女医:……そして後には、恐怖と涙で顔をぐしゃぐしゃにした、若い医師だけが取り残される。
    九面忍:「ああ、獣どもに真実をくれてやろう……」
    九面忍:「さて、と」
    九面忍:がちゃりと銃を置き、マスクを外す……ような挙動で女の顔を作る。
    九面忍:「大丈夫ですか?いえ、大丈夫ではありませんね」
    モブ女医:「……えっ?」聞こえていた声と顔の齟齬。そして武器をおいた事に、切迫した状況に似合わない間の抜けた声。
    モブ女医:「え、え──え、ええ、えっ、ええっ」
    モブ女医:……だが。
    モブ女医:「……っ!」
    モブ女医:直ぐにも状況を把握したのだろう。その女医は、白衣の袖で目元を拭うと、腰を深く折り曲げてあなたに頭を下げ、
    モブ女医:「すいません、行きますっ!」
    モブ女医:連絡通路の先、小児科病棟へと駆けて行く──
    九面忍:「お互いのお仕事、頑張らないとですからね」
    モブ女医:──途中、立ち止まって振り向いた。
    モブ女医:彼女は、あなたへ向けて何かを投げた。
    モブ女医:学生時代、ソフトボールでもしていたのだろう。見事なアンダースローであなたの手元に届くのは、
    モブ女医:電子カードキー一体型のIDカード。
    モブ女医:「あのっ、無くすとすっごく怒られるのでっ!」
    モブ女医:「必ず返してくださいね!」
    九面忍:曲がり角の向こうで音もなく兵士たちをくくり上げた、左手でキャッチ。
    モブ女医:そして、軽い足音が、灯りのない小児科病棟へと消えて行く──。
    九面忍:「じゃ、尋問開始といきましょうかね」
    九面忍:固い靴音を立てながら、曲がり角へと消えていく。

    ミドル2:28時の攻勢


    GM:全員登場!
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:49->53)
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:46->50)
    カタリナ・テイラー:《ハンドリング》
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:45->54)
    情報項目
    --------------------------------------------------------------
    目標値 :9
    上限値 :30

    ・襲撃犯の正体と挙動
    使用技能:任意の<情報:>or<知覚>
    プライズ:4/5

    ・入院患者&医療従事者の誘導 済
    使用技能:<回避>or<知覚>or<交渉>
    プライズ:3/3

    ・秘匿工作
    使用技能:<知覚>or<交渉>
    プライズ:2/4

    --------------------------------------------------------------

    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+1した(侵蝕率:50->51)
    GM:さあ挑め!
    九面忍:【襲撃犯の正体と挙動】、コネ:UGN幹部、情報:UGNも使って判定。
    九面忍:10dx+3>=9
    DoubleCross : (10R10+3[10]>=9) → 10[1,2,2,3,3,6,6,8,8,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

    カタリナ・テイラー:2dx+3 秘匿工作 知覚で判定
    DoubleCross : (2R10+3[10]) → 10[8,10]+3[3]+3 → 16

    GM:見事。
    有村 未来:押忍!あ、判定前に、久我さんにロイス取っていいですか。「■尽力/隔意」で。
    有村 未来:そして既に判定は達成されていた。
    GM:OKですし、後で纏めてやれます
    GM:そして
    九面忍:優秀~
    有村 未来:あーい。
    カタリナ・テイラー:あっ 軽率にやってしまった
    GM:これはやはり、また誰か一人が成功すればいいパターンですが
    GM:隠密判定!
    GM:今回は屋内なのでより発見率が上がっている
    GM:<知覚>で12以上をたたき出していただこう……さもなくば全員に2D10+5のダメージをプレゼントだ
    九面忍:助けて有村さん!
    有村 未来:まかせろー(バリバリー)
    有村 未来:というわけで、自分に《援護の風》使いつつの知覚判定!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:54->56)
    有村 未来:14dx+2>=12
    DoubleCross : (14R10+2[10]>=12) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,4,5,6,9,10,10]+8[2,8]+2 → 20 → 成功

    カタリナ・テイラー:高い
    有村 未来:今回もめっちゃ隠れた。
    九面忍:優秀~
    GM:おのれ……ついに兵士達の弾丸は一発も命中せずに終わった……
    GM:では
    秘匿工作
    あなたは現地で出来うる限りの秘匿工作に成功した。
    この病院で発生する異常は一切外部に漏れない。
    UGNの情報処理班が到着した際も、スムーズに業務を引き継ぐ事が出来るだろう。

    襲撃犯の正体と挙動
    ・PP5
    葉桜 舞とその一派の目を掻い潜り、兵士達の排除に成功する。
    もはや敵は一人──否、一体のみ。
    ここまでの調査も踏まえると、その所在は緊急外来の患者を受け入れる救命病棟だろう。

    カタリナ・テイラー:一番いて欲しくないところにいる……!
    有村 未来:"分かって"やがる…!

    GM:非戦闘員を避難させたのが地下階であるならば、
    GM:敵の戦闘員を〝誘導〟したのは上層階──6階だ。
    GM:十数名の兵士の内、半数ほどが此処にいる。
    GM:……もう半数は、病院の中に散らばっていると、彼らは相互に考えているが。
    GM:既にそれが無力化されているのだと気付くものは、まだいない。
    九面忍:「……ふむ」その上一人は、敵方だ。
    九面忍:「よし、詰めだな」
    九面忍:何を言ってるんだ?とでも言いたげにこちらを向いた男に向けて
    九面忍:銃の形に変じた右腕から、弾の形に似せた骨弾を放つ。
    九面忍:即座に1人2人と撃ち、骨弾を変形させて壁に縫い留め遮蔽に隠れる。
    兵士:「がっ!」「ぐうっ!?」
    兵士:その不意打ちに対応できず、数人の兵士が昏倒する──も、
    兵士:二人だけ、有能な者がいた。
    兵士:「敵か!」咄嗟に、人質として確保していた老人を盾にしたものと、
    兵士:「──!」無言のまま、警棒を振りかぶってあなたへ打ちかかるものと。
    九面忍:「見ての通り、だ」無抵抗に待ち構えて。
    有村 未来:─そのうち、後者。襲撃者、あるいは裏切者がひとりと見切った者。
    有村 未来:その首周りに、ふわりと何かが纏わりつく。それは、何の感触も与えない、極細の。
    有村 未来:「……残念。あんたは、こっち」
    兵士:「っ、か──!」
    有村 未来:糸状のものが、防護服ごとその頸部を縊り、引き上げ、中空に固定し。
    有村 未来:ピィン、とピアノの弦を叩くような澄んだ音がして。
    有村 未来:吊られたままぴくりと痙攣した兵士が、力なく地面に落ちる。
    九面忍:「まだ見えぬ者も、居たがな」淡々と告げる。
    有村 未来:少女が幻影の景色の向こう側から、その姿を現したのは、痙攣を続ける兵士が動きを止めた後のこと。
    兵士:「……動くな!」残り、動ける兵士はひとり。最も反応が早く、最も冷静であった者だ。
    兵士:左手にナイフ。ナイフの切っ先を人質の首に宛がい、右手には自動小銃。
    兵士:迂闊に乱射しないのは──オーヴァードにその程度の攻撃、さしたる意味も無いと知っているからだろうか。
    老人:「……」異常事態にあって、人質に取られた老人は、何も反応しない
    有村 未来:「うん。もう、あたしは動かなくていい。……そうよね?」
    有村 未来:そう、九面さんに。そして。この場にいるであろう誰かに、問いかけるように。
    ジェーン・ドゥ:「────ええ」
    ジェーン・ドゥ:こつり、こつりと、足音が響き、スーツの女が姿を現す。
    カタリナ・テイラー:他にも、幾人も──
    兵士:「動くな。……UGNか? なら」
    兵士:「こういう事を〝脅しで言わない〟者がいると知っている筈だ」
    はしこそうな少年:無感動な目で現れて、兵士を見ている。
    九面忍:「知ってるはずですよ」容姿を戻しながら。
    兵士:「……随分と逃がしてくれたな。三人、四人──」
    兵士:「────────」
    兵士:兵士は言葉を止め、
    兵士:「……っ!」
    九面忍:「私は詰めだと言ったんだ」
    病弱そうなおじさん:まるで目の前の異常が目に入らぬかのように
    兵士:左手のナイフを、人質の首へと突き立てる!
    背の曲がった老婆:無感動な
    初老の女:目で
    看護士:ただ
    老人:────────見ている。
    ジェーン・ドゥ:銃を構える。人質に一切の注意を払わず、撃つ。
    ジェーン・ドゥ:弾丸が、兵士の腕を老人ごと貫き、銃を取り落とさせる。
    カタリナ・テイラー:「キィ」
    兵士:床に落ちる自動小銃。ナイフの手応えは有ったが──もう、兵士とて気付いている。
    兵士:「……ちぃっ!!」
    ジェーン・ドゥ:「騙名商会と申します。また会う事があれば──」
    兵士:使えるのは左手のみ。せめて一人でもと、手の中でナイフを回し逆手持ちに変え、馳せ──
    カタリナ・テイラー:従者たちが、兵士へと群がる。
    カタリナ・テイラー:その身を切り裂かれながら腕を、足を捕らえ、捕縛する。
    ジェーン・ドゥ:「その時はどうぞ。御贔屓に」ガツン! と銃把を頭部へ叩きつける。
    兵士:昏倒。最後の一人が床に倒れ伏し──
    九面忍:「お見事。どこにも死人が出ないのは何よりね」
    GM:あなた達は、敵兵士全ての無力化に完了した。
    ジェーン・ドゥ:「お二方も、素晴らしい働きでした」
    有村 未来:「褒めてもらえるのは、うれしいけど」
    有村 未来:「まだ終わってないわ。……最後の一押しが、ね」
    GM:……その時だった。
    GM:と言うより、その時を待っていたかのように。近くのナースステーションのカウンターから這い出して来たものがいた。
    モブ外来医師:柳の木に無精髭を生やしたような中年の医師は、昏倒した兵士達に近づき、
    ジェーン・ドゥ:「あら──」
    モブ外来医師:ネックプロテクターを引っぺがして首筋に指を当てたり、ガスマスクを外して鼻の前に手を翳したり、
    モブ外来医師:それを人数分終えて、初めてあなた達の方を見て、
    モブ外来医師:「……全員生きてら」
    九面忍:「ここは命を救う場所だもの」
    モブ外来医師:「はは、その通りだ」
    身ぎれいな青年:苦笑する「仕事熱心ですね」
    有村 未来:「そりゃあね。……他人の命を助けようと、頑張ってる奴がいるんだから」
    モブ外来医師:「そりゃ、医者だもの。……あり、そんなちっちゃな看護婦さん、うちの病院にいたっけ」
    モブ外来医師:コンプライアンスだのなんだにやや引っかかりそうな呼称を用いたその医師は、
    ジェーン・ドゥ:「かわいいですよね。と社長も仰っています」
    有村 未来:「臨時よ、臨時。今夜いっぱいで退職するわ」
    有村 未来:じっとりとした冷たい目で、そう応じて。
    モブ外来医師:「……えーと。うん。一応だけ聞いとくんだけどさ」
    モブ外来医師:「もしかしてこれ。俺、メン・イン・ブラックみたいにピカッとやられたりするの?」と、おどけて聞く。
    九面忍:「あら、忘れたくないですか?」
    モブ外来医師:「お、選べるんだ、そりゃあいい。じゃあ覚えておきたいね──と言いたいとこだが」
    モブ外来医師:「いや、まぁ。うん。なんとなく分かった。分かった気がするよ」
    モブ外来医師:「こんなおかしな事件があったら、普通はニュースになるだろ。そういうニュースを見たことねえもん、俺。だからさ」
    モブ外来医師:「先払いで言っておくわ」
    モブ外来医師:「此処で、誰も死なせないでくれて、ありがとうよ」
    ジェーン・ドゥ:「ふふ──ええ。今回は、そういうお仕事ですから」
    有村 未来:「……なに。この病院、底なしの善人しかいないの?」
    有村 未来:半ば呆れたように、半眼で医師を見ながら。
    モブ外来医師:「……こいつらの親玉の女、あっち。外来病棟の方に向かいやがった」おっかなびっくり、という風情で通路の向こうを指差して、
    モブ外来医師:「で──俺、何処へ逃げればいいかなぁ……?」
    ジェーン・ドゥ:「彼に案内を」
    少女:「……」こくり。と頷く
    少女:医師の手を引いて、去っていく──
    モブ外来医師:「ひぇっ。な、なんか怖い! 雰囲気怖いよこの子!」と文句を言いながらも、その医師は連れていかれて──
    九面忍:「大変ね、報酬を前払いされちゃうと」
    九面忍:「最後の2人もきちんと助けないとね」
    九面忍:殺める一つは数えずに。
    有村 未来:「ええ。……産まれる前に死ぬなんて、寂しすぎるわ」
    有村 未来:「……あたしも、今夜くらいはバカの仲間入りをしてあげるから」
    有村 未来:今夜出会った、沢山の「バカ」たちを思い出す、その顔は。微笑んでいるようで。

    GM:ロイス取得が可能!
    GM:ジェネシフトに限りマイナーアクションも可能!
    有村 未来:残り1枠、保留で!そして救急キットを各人1つずつ分配しておきます。
    カタリナ・テイラー:病院の人 感服〇/劣等感
    カタリナ・テイラー:わーい
    九面忍:ありがとうね看護師さん
    GM:結局君達隠密やりきっちゃったけどな!
    有村 未来:アッハイ被弾ゼロでした。
    九面忍:プロ:病院の人たち/P尊敬〇:N疎外感 で取得
    カタリナ・テイラー:ジェネシフトは……しません!
    カタリナ・テイラー:以上!
    九面忍:以上!
    有村 未来:自分も以上で!100を超えても少し火力が上がるだけ!
    GM:OK!

    クライマックス:産声は29時


    GM:全員登場!
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:53->58)
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:56->57)
    有村 未来:低空飛行!
    カタリナ・テイラー:《ハンドリング》
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:51->56)
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+1した(侵蝕率:56->57)

    GM:緊急外来。此処も今は、普段ならば有り得ぬ程の闇に包まれてはいたが──
    GM:故にあなた達は、直ぐにも目的地へと辿り着く事が出来ただろう。
    GM:たった一つ、赤々と光りを放つ〝手術中〟のランプと、
    久我 玄太郎:「どうしたFH! そんなものか、いい肩こりのマッサージになるぞ!」
    久我 玄太郎:固く閉ざされた扉の前に、両腕を組んで仁王立ちする少年。
    葉桜 舞:「戯れごとを──楽しむなぁッ!」
    葉桜 舞:肥大化した腕を振るう女の目は、狂気に満ちている。
    葉桜 舞:まるで、攻撃を加えることそのものを楽しむような笑みが口元に。苛立ちを見せて吊り上がる眉。
    葉桜 舞:少年の体を掴む。天井へと投げ、叩き付ける。
    久我 玄太郎:……ホワイトハンドは医療部隊だ。最低限の戦闘能力を持つものなら居るが、基本戦闘能力はやはり、通常のエージェント達には劣ろう。
    久我 玄太郎:だが。
    久我 玄太郎:少年は立ち上がる。己がレネゲイドの力で肉体の損傷を回復させ、
    久我 玄太郎:「今のは聞いた。首のコリが解消された気がするな」
    久我 玄太郎:血まみれの顔で、空元気を嘯いている。
    ジェーン・ドゥ:そこに、パンパン、と手を叩く音がする。
    ジェーン・ドゥ:「はーい注目! ご注目ください」
    久我 玄太郎:「……む」
    九面忍:「遅れてごめんなさい、"THE EARTH IS IN PAIN"……長いわね」
    葉桜 舞:「あァ!?」
    九面忍:「緊急時に不便よ、このコードネーム」
    GM:扉の前で対峙した二者は、ほぼ同時に声の方を向き、
    久我 玄太郎:「だろうな。だから所属と名前だけを告げたのだ、俺なりの配慮と思え!」
    有村 未来:「ガール、なんて付けられるよりマシよ。……ああ、うん。そういうわけだから」
    久我 玄太郎:「……ふん。その声、覚えがあるぞ。俺の通信を受け取った奴だな」
    有村 未来:「悪いけど、あんたのこと止めに来たの。……そっちの先生…先生?は無事?無事ね?」
    九面忍:「ええ、"ニェドトゥイコムカ"……長い上に聞き取りづらいわね」
    久我 玄太郎:「先生? 俺か? ……ふん、馬鹿を言え。俺は偶然、レネゲイドの力が治療に使えるだけだ」
    久我 玄太郎:「医学知識は不十分。それどころか中学卒業の年齢にも届いていないのでな!」
    久我 玄太郎:「だから先生なぞと呼ぶなむずがゆ──」
    ジェーン・ドゥ:「"ボードビリアン"。騙名商会です、この方は我々が引き受けますので」
    久我 玄太郎:──調節ツマミが壊れたような大声が、突然にぷつりと止まって、
    有村 未来:「……いいのよ。こっちがそう呼びたいんだから」
    久我 玄太郎:「……ちっ。リザレクト限界の二歩手前というところか」手術室の扉に背を預けたまま、床に座り込む。
    看護士:背後から、従者が葉桜舞へとつかみかかる
    有村 未来:「そういうわけだから。……あとは、こっちの仕事」
    老人:同時に
    背の曲がった老婆:幾人も
    葉桜 舞:掴みかかった従者へ、掴み返す異形の手──それは大型哺乳動物のような分厚い外皮を備え、鋭い爪を持ち、掌だけで大人の頭を包み込める程にも肥大化している。
    葉桜 舞:その手が、
    葉桜 舞:掴みかかる従者を次々に握りつぶしながら、
    葉桜 舞:「そうか、お前達……お前達ィ……!」
    ジェーン・ドゥ:「お疲れとは思いますが、もう一仕事……できますか?」
    葉桜 舞:「何処から入り込んだかは知らないが、鼠の群れか! ハハ、道理で!」
    葉桜 舞:「道理でハイエナ共が近寄ってこないと思った──やってくれたなァ!」
    九面忍:「そりゃあ来ないわよ」
    九面忍:「肉が一つも出ないもの。貴方以外にはね」
    カタリナ・テイラー:「きゅーっ!」
    カタリナ・テイラー:可聴域で、威嚇の声!
    九面忍:(かわいい……)
    有村 未来:「あんた、ここでしくじっても、またやるでしょ。だから、悪いけど」
    有村 未来:「潰すの。ここで、いま」
    葉桜 舞:左手を床に着く。右腕を掲げる。両膝を軽く曲げる。獣の前傾姿勢。
    葉桜 舞:「何故分からない! レネゲイドの蔓延した世界で、それを偽る事の愚かさを!」
    葉桜 舞:「人類がレネゲイドの力に気付いたなら! 全ての人類がオーヴァードとなったなら!」
    葉桜 舞:「人間は真実の意味で万物の〝霊長〟となる!」
    葉桜 舞:「文明などという偽りの力はもう要らない──人類という主が!」
    葉桜 舞:「この星で最強の獣になるんだ!」
    九面忍:「ですってよ」
    九面忍:「コウモリとしてはどう思うかしら?」
    カタリナ・テイラー:「きゅい……」
    ジェーン・ドゥ:「自分も実は人間なので、コウモリの気持ちは分かりかねる、と」
    有村 未来:「……何してんの。来るわよ!」
    カタリナ・テイラー:実際はコウモリと五感を共有する状態だとかなり人間とは感覚が変わるのだが、口にはしない。
    ジェーン・ドゥ:「っ……失礼、参りましょう」
    GM:それは身に余る夢想。その為に誰をも虐げて良いのだと信じる傲慢。
    九面忍:「なら安心して言えるわね」
    九面忍:「獣を狩るわよ」
    GM:怪物は牙を剥きだしに唸りを上げる。
    GM:人が造り上げた秩序の塔の中、猛獣が吠えた。

    GM:衝動判定、目標値9!
    九面忍:1dx+1>=9 思い出の一品使用。
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=9) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

    カタリナ・テイラー:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 6[1,5,6]+1 → 7 → 失敗

    九面忍:58+2d10
    DoubleCross : (58+2D10) → 58+8[4,4] → 66

    GM:侵蝕伸びないねきみ
    有村 未来:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[5,7,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    カタリナ・テイラー:妖精の手を自分に。九面さんはいる?
    有村 未来:めっちゃ落ち着いてた…。
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:57->61)
    カタリナ・テイラー:1dx+11
    DoubleCross : (1R10+11[10]) → 5[5]+11 → 16

    九面忍:んー、要りません!
    カタリナ・テイラー:理解!
    カタリナ・テイラー:2d10+61
    DoubleCross : (2D10+61) → 9[8,1]+61 → 70

    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+17(2d10->8,9)した(侵蝕率:57->74)
    有村 未来:がっつりきた。
    GM:では
    エンゲージ

    葉桜 舞

    5m

    PC達

    GM:ラウンド1
    GM:セットアップ!
    カタリナ・テイラー:なし
    九面忍:なし
    葉桜 舞:無し
    有村 未来:ありません!
    GM:おk
    GM:deha
    葉桜 舞:いきなりですまないがイニシアチブで《加速する刻》!
    有村 未来:わあい!
    カタリナ・テイラー:何ーっ!
    九面忍:来い来い!
    カタリナ・テイラー:キュイィ……
    葉桜 舞:マイナー、戦闘移動でPC達にエンゲージ!
    葉桜 舞:メジャー、《渇きの主》+《血の宴》+《朱色の大斧》+《コンセントレイト》。対象はPC全員!
    九面忍:グエーッ!
    葉桜 舞:18dx7+6 命中判定
    DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[1,1,1,1,4,4,4,4,5,5,5,6,7,7,7,9,10,10]+10[2,5,5,7,9,10]+10[4,7,8]+10[2,7]+5[5]+6 → 51

    九面忍:暴走リア不!
    カタリナ・テイラー:《竜鱗》
    有村 未来:ガード!
    葉桜 舞:渇きの主は……装甲貫通だ……!
    カタリナ・テイラー:グワー!
    九面忍:ちゅうちゅう吸われちゃう
    カタリナ・テイラー:でも侵蝕上げたいので使います 未来ちゃんを行動放棄カバー
    葉桜 舞:6d10+9 装甲貫通ダメージ
    DoubleCross : (6D10+9) → 30[7,1,6,5,4,7]+9 → 39

    九面忍:リザレクト
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:66->71)
    有村 未来:ありがたい!
    カタリナ・テイラー:死! リザ!
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:70->76)
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:76->80)
    葉桜 舞:では演出!
    葉桜 舞:──床を蹴る。獣の如く低い姿勢のまま。闇の中、その目がらんと金色に輝いている。
    葉桜 舞:金色の残像を残すように、獣が馳せて、
    葉桜 舞:肥大化した右腕が、あなた達を纏めて力任せに横薙ぎにする!
    カタリナ・テイラー:従者たちが、身を投げ出すようにして有村未来を庇う。
    九面忍:「っ!」強烈な一撃を受けてそのまま肉体が千切れ飛び、すぐさま灰色の粒となってどこかへ消える。
    カタリナ・テイラー:ぶちぶちと骨が砕け、肉がちぎれ、そして影のようにほどけた肉体で纏わりつく
    有村 未来:あの人ならまだしも、自分では止められない。そう覚悟して、目を閉じた一瞬の後。
    カタリナ・テイラー:それはどこか、蝙蝠の翼膜に似ていた
    有村 未来:「……あ」
    有村 未来:自分に、自分たちに降り注ぐ血と肉片の雨を、全身で感じる。
    ジェーン・ドゥ:「大丈夫ですか? かわいい看護士さん。と社長が仰っています」
    有村 未来:「ええ、おかげさまで。借りはきっちり返して見せるから。……そう、伝えておいて」
    GM:では、
    GM:そのまま有村さんの手番!
    ジェーン・ドゥ:そう言うジェーン・ドゥ自身も半身がちぎれ、布のように纏わりついて動きを阻害している。
    有村 未来:は!マイナー前のオートはなし!マイナーで《オリジン:ヒューマン》を使用。
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:74->76)
    有村 未来:メジャーで《コンセントレイト/光の舞踏/レネゲイドスマイト》、葉桜に攻撃!判定前に《援護の風》!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:76->78)
    有村 未来:そして判定!
    葉桜 舞:リアクションは……《復讐の刃》!
    有村 未来:キェーッ!?
    有村 未来:15dx7+4
    DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,4,5,5,6,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,5,7,9,10]+10[2,4,10]+1[1]+4 → 35

    有村 未来:35!
    葉桜 舞:13dx7+1 復讐の刃
    DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,1,3,4,5,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[4,4,9,9,10]+10[3,4,7]+3[3]+1 → 34

    有村 未来:だいたいおんなじ。
    有村 未来:じゃあダメージと行こうじゃァないか……。
    有村 未来:4d10+14
    DoubleCross : (4D10+14) → 25[8,1,9,7]+14 → 39

    葉桜 舞:先ほどの《朱色の大斧》で白兵攻撃力が上がっているのでな……
    有村 未来:装甲有効、39点。
    葉桜 舞:4d10+30 装甲有効
    DoubleCross : (4D10+30) → 12[4,3,3,2]+30 → 42

    九面忍:アームドスーツ入ってます?
    有村 未来:あ、入ってない!更に+3です!
    有村 未来:というわけで、お互い42点で。
    有村 未来:そしてこちらは死!リザレクト!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:78->83)
    葉桜 舞:装甲無いから素通しだぜ! 演出どうぞ!
    有村 未来:そしてメジャー分の上昇が
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+7した(侵蝕率:83->90)
    有村 未来:押忍!
    有村 未来:額から流れる、自分ではない誰かの血を拭う。明瞭になった視界を、手の中のルービックキューブに落として。
    有村 未来:「……行って」
    有村 未来:天面が揃ったルービックキューブ。そこが、箱のふたのようにぱかりと開き。
    有村 未来:"ばらり"と解け出た糸の塊が、空中で捻じれ、捩れ、絡み合い。
    有村 未来:瞬時に、馬上槍のような細長い円錐になって。暴れ狂う獣へと射出される。
    葉桜 舞:獣は回避を選ばない。人の顔をしていようが、人の言葉を話そうが、
    葉桜 舞:「シャアアアアァアッ!!!」射出された槍へと直進! 突き刺されながらも右腕を、鉄槌の如く振り落とす!
    有村 未来:「ッ、ぁ……!」
    有村 未来:白い制服が、此度は己の血で染まる。
    有村 未来:けれど、昂るレネゲイドが傷を癒し。元の、温度を読み取りにくい瞳のまま。獣を睨む。
    有村 未来:(以上で!)
    GM:では
    葉桜 舞:行動順は葉桜だが、待機!
    有村 未来:!?
    カタリナ・テイラー:何ィ!?
    GM:そしてカタリナさんが行動放棄カバーだったな、ならば九面さんか
    九面忍:いくわよ
    九面忍:マイナーでコンボ【掴めぬ者】《骨の銃》《死招きの爪》侵蝕率+6して武器"灰色の者"を製作。
    九面忍:メジャーでコンボ【素早き者】《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》で"灰色の者"による射撃攻撃。侵蝕率+4。対象は葉桜 舞。
    九面忍:ロイス取得、標的:〝スポークスピープル〟/P遺志:N無関心〇 病院の人たちと共に昇華。C値ー1、ダイス+10。
    葉桜 舞:無論、《復讐の刃》!
    九面忍:20dx6+2
    DoubleCross : (20R10+2[6]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,9,9,9,9,10,10,10]+10[2,2,2,2,3,4,5,6,7]+10[2,8]+1[1]+2 → 33

    カタリナ・テイラー:《妖精の手》使いどころなさそうなので切ります 最後のダイス目を10に変更 再回転どうぞ
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:80->84)
    GM:ほほう
    九面忍:1dx6+42
    DoubleCross : (1R10+42[6]) → 1[1]+42 → 43 → ファンブル

    九面忍:しょぼい
    有村 未来:よくあるよくある…。
    カタリナ・テイラー:桁は上がったから……
    葉桜 舞:13dx7+1 ふくしゅう
    DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[2,2,2,4,4,4,4,6,7,7,8,10,10]+6[1,4,6,6,6]+1 → 17

    九面忍:19+5d10
    DoubleCross : (19+5D10) → 19+31[7,9,1,7,7] → 50

    葉桜 舞:2d10+30 ふくしゅうダメージ
    DoubleCross : (2D10+30) → 11[2,9]+30 → 41

    九面忍:リザレクト
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:71->77)
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+10した(侵蝕率:77->87)
    葉桜 舞:ふむ、そのダメージは……かなりギリで死なない!
    葉桜 舞:演出どうぞ!
    九面忍:「さっさと済ませないとね」両腕がはらりと消え去る。同時に標的の視界のあちらこちらで
    九面忍:小さく、すばしっこく、掴みどころのない、灰色のものが蠢いて。
    九面忍:本能的に動きを追う獣の反射の間隙を縫うように、頼れる従者の影から鋭い弾丸が襲い掛かる。
    葉桜 舞:弾丸は届く。腕は獣。だが胴の皮膚の厚さは人と遜色が無い。容易に穿つ事が出来ようが、
    葉桜 舞:「ガアアアアアァッ!!」
    葉桜 舞:その右手が、手術室のドアをむしり取った。
    葉桜 舞:無数の羽虫を落とす為に、広い〝面〟を用いた打撃。
    葉桜 舞:撃ち抜かれながらも獣は、金属扉による殴打にて反撃する!
    GM:──扉が剥ぎ取られた、手術室の中では。
    GM:一人の医者が。数名の看護師が。未だに治療を続けている。
    九面忍:「ぁっ」強烈な一撃を受けて壁に叩きつけられるが
    九面忍:「やっぱり、負ける訳には行かないわね」人の仕事を見て、他人事のようにけろりと言う。
    身ぎれいな青年:「全く、治療にミスが会ったらどうしてくれるんだか。って社長が言ってますよ」憤懣やるかたないと言った様子で
    GM:では
    GM:クリンナップ&ラウンド2のセットアップ!
    葉桜 舞:どちらも無し!
    九面忍:同じく
    カタリナ・テイラー:なし!
    有村 未来:なし!
    カタリナ・テイラー:いや、待機してませんでした?
    GM:うっかり
    GM:その通りだね!
    有村 未来:アッ
    九面忍:そうでしたね
    葉桜 舞:という訳で訂正だ、待機の手番!
    葉桜 舞:マイナー無しでメジャーが《渇きの主》+《コンセントレイト》。対象は復讐の刃で殴れなかったカタリナ・テイラー。
    カタリナ・テイラー:無意味に《竜麟》でガード
    葉桜 舞:渇きの主で装甲無視な上に、命中すればHPをちょっとしっかり回復するぞ!
    カタリナ・テイラー:竜麟はガードじゃないわ
    葉桜 舞:18dx7+6 命中判定
    DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[2,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,4,6,6,7,8,8]+6[2,4,6]+6 → 32

    葉桜 舞:4d10+33 ダメージ!
    DoubleCross : (4D10+33) → 7[2,1,2,2]+33 → 40

    カタリナ・テイラー:死にます。リザレクト!
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:84->93)
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:93->97)
    葉桜 舞:演出は一度省略!
    GM:そして今度こそクリンナップ&セットアップの処理を完了して、
    GM:ラウンド2!
    GM:有村さんの手番!
    葉桜 舞:と、HPは24回復だ!
    有村 未来:押忍!では!
    有村 未来:マイナー、ダイス2つでジェネシフト。
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+8(2d10->1,7)した(侵蝕率:90->98)
    有村 未来:…OK!メジャーで《コンセントレイト/光の舞踏/レネゲイドスマイト》、判定前に《援護の風》。
    有村 未来:これで丁度100!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+2した(侵蝕率:98->100)
    有村 未来:判定!
    有村 未来:16dx7+4
    DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[2,2,2,4,4,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,3,4,4,6,7]+10[8]+4[4]+4 → 38

    カタリナ・テイラー:《妖精の手》ダイス目ひとつを10に
    有村 未来:ありがたい!
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:97->101)
    葉桜 舞:リアクションはどこまでも《復讐の刃》!
    カタリナ・テイラー:《力の法則》ダメージダイス+5です
    有村 未来:1dx7+4+40
    DoubleCross : (1R10+4+40[7]) → 10[8]+10[9]+4[4]+44 → 68

    葉桜 舞:なんでこいつラウンド回数制限がねえんだよお!
    有村 未来:めっちゃ伸びた。
    葉桜 舞:13dx7+1
    DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,3,3,3,5,5,5,5,7,8,8,9,9]+10[1,1,2,5,10]+10[7]+3[3]+1 → 34

    葉桜 舞:4d10+30
    DoubleCross : (4D10+30) → 24[7,6,9,2]+30 → 54

    葉桜 舞:そして……流石にその威力は死ぬが!
    有村 未来:12d10+16+3
    DoubleCross : (12D10+16+3) → 75[9,5,10,3,1,1,9,5,10,6,8,8]+16+3 → 94

    有村 未来:あ、威力はこっちです!
    GM:おっと!
    GM:なんにせよ死ぬが!
    有村 未来:なんにせよ!
    葉桜 舞:《不死不滅》
    葉桜 舞:HP20で復活する!
    有村 未来:オノーレ
    葉桜 舞:演出どうぞ!
    有村 未来:─できることは変わらず。ただ、絡まった糸を解き、紡ぎ、無機質な刃として叩きつける。それだけ。
    有村 未来:それだけ、だが。
    有村 未来:形は先ほどと同じ、馬上槍。けれど、今度は、幾分か小さいそれを。
    有村 未来:導きに従うように、操作された"領域"の中にふたつ、みっつ、よっつ、たくさん。
    有村 未来:周囲360度、あらゆる方向から、円錐が獣に突き立てられる。
    有村 未来:─そうして、反撃の血爪が己を切り刻むのも、また同じ。
    有村 未来:葉桜舞に「好奇心/■敵愾心」でロイスを取得、昇華して復活!
    葉桜 舞:腕を振り回し、爪を振り回し。もはやこれは主義主張の戦いではなく、
    有村 未来:(以上です)
    葉桜 舞:生存競争──と呼べるものに変わっている。
    葉桜 舞:「は、はぁ、は──死ねっ! 死ね、死ね、死ねええぇェッ!!」
    有村 未来:「……あんたが」
    有村 未来:「死ね」
    有村 未来:言い放つ答えは、短く。
    GM:手番。
    葉桜 舞:待機。
    GM:手番、カタリナ・テイラー。
    カタリナ・テイラー:待機。
    GM:手番、九面忍!
    九面忍:メジャーでコンボ【素早き者】《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》で"灰色の者"による射撃攻撃。侵蝕率+4。対象は葉桜 舞。
    九面忍:カタリナさんのロイスをタイタスにして昇華。C値ー1。
    葉桜 舞:《復讐の刃》……!
    九面忍:10dx6+2
    DoubleCross : (10R10+2[6]) → 10[1,1,2,3,6,6,6,7,9,9]+10[2,3,3,5,7,10]+10[4,10]+10[6]+5[5]+2 → 47

    カタリナ・テイラー:《妖精の手》
    カタリナ・テイラー:カタリナ・テイラーの侵蝕率を+4した(侵蝕率:101->105)
    九面忍:1dx6+52 ありがとうね
    DoubleCross : (1R10+52[6]) → 10[6]+2[2]+52 → 64

    葉桜 舞:13dx7+1 ふくしゅう
    DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[2,3,4,4,4,5,6,6,6,10,10,10,10]+10[3,5,7,7]+10[9,10]+10[5,10]+2[2]+1 → 43

    葉桜 舞:5d10+30
    DoubleCross : (5D10+30) → 16[8,3,1,3,1]+30 → 46

    九面忍:19+7d10
    DoubleCross : (19+7D10) → 19+30[7,2,1,3,3,9,5] → 49

    葉桜 舞:49……死亡! 復活無し!
    葉桜 舞:演出どうぞ!
    九面忍:「正面衝突(R:こういうの)得意じゃないんだけどね」
    九面忍:ぽつりと呟きながら陣取るのは、私──敵──手術室。
    初老の女:「もうひと踏ん張りですよ、って。社長が言ってるわ」
    カタリナ・テイラー:気づけば、従者たちは大きくその数を減じている。
    九面忍:「ふふ、やっぱり頼もしい」
    カタリナ・テイラー:蹴散らされ、振り払われながらも、影となって何重に纏わりついた従者たち
    カタリナ・テイラー:幾度目か、硬質化して、砕けるまでのわずかの間、動きを阻む。
    九面忍:「味方が居るから、安心して全力を費やせるわ」とん、と体を壁に委ねる。
    九面忍:「背中は預けないけどね」そこにあるのは、壁面に張り付いた胴部と頭部。
    九面忍:標的の攻撃はこちらに釘付けに、連続で殴られれば危険だが、猶予はカタリナが稼いでくれる。
    九面忍:両腕と両脚、攻撃に使えるリソース全ては敵の背中側へ回して───
    九面忍:「じゃあ、トドメ」背後から突き出る鋭い刃が、〝スポークスピープル〟の肉体を引き裂く!
    葉桜 舞:トドメ──
    葉桜 舞:それは自分が行うものだと獣は信じている。故に。
    葉桜 舞:潰せば致命傷となる部位、頭部目掛けて馳せていた。
    葉桜 舞:腕を振るう。当たれば潰せる。当たれば殺せる。自分こそは優れた生物であるから、生態系の上層へ君臨するものであるから──
    葉桜 舞:「────ァ?」
    葉桜 舞:ひゅっ
    葉桜 舞:膝を床に着いたまま、上半身だけが前へと進んでいた。
    葉桜 舞:足が産んだ推進力は、切り離された上半身を射出し──二分割された体のそれぞれは、異なるBPMの痙攣の後に息絶えた。
    GM:……血が流れて行く。赤々とした血が。
    GM:けれどもその赤が、少しだけ薄まった。
    GM:〝手術中〟のランプが消えたのだ。
    GM:あなた達は聞くだろう。扉を剥ぎ取られた手術室の中に響く、
    GM:たった今この世に生を受けた赤ん坊の、精一杯の泣き声を。
    GM:耳を覆わんばかりの大音声も、この時だけは母親の笑顔に迎えられる。
    GM:誕生日、おめでとう。

    バックトラック


    GM:バックトラック!
    GM:Eロイス無し!
    九面忍:メジャーの侵蝕忘れてた!
    九面忍:九面忍の侵蝕率を+4した(侵蝕率:87->91)
    GM:経験点はシナリオ3のいつもの5にそれぞれの侵蝕分を足しな!
    有村 未来:あ、自分も…<メジャー分
    九面忍:等倍!
    有村 未来:有村 未来の侵蝕率を+7した(侵蝕率:100->107)
    カタリナ・テイラー:105-6d10 素振りで等倍!
    DoubleCross : (105-6D10) → 105-27[3,5,6,2,3,8] → 78

    九面忍:91-3d10
    DoubleCross : (91-3D10) → 91-16[1,5,10] → 75

    カタリナ・テイラー:5点!
    有村 未来:そしてロイス5つ!素振り!
    有村 未来:107-5d10
    DoubleCross : (107-5D10) → 107-36[9,9,1,7,10] → 71

    有村 未来:5点!
    九面忍:5点!
    九面忍:13点ズ!
    GM:ならば私も13点!

    ED:13時、今日も世界は隠されている。


    GM:数日ばかりが過ぎた。
    GM:万事は滞りなく行われた。
    GM:記憶処理に抜けは無く、隠蔽処理に漏れは無く、マスコミが何かを嗅ぎつけたということもない。
    GM:夜、少しばかりの停電が起きた。だが、直ぐにも復旧が完了して、特に大事には至らなかった。
    GM:そういう事になっている。
    久我 玄太郎:「──という事だ! ご苦労!」態度のデカい少年が、ベッドの上でふんぞり返っている。
    九面忍:「久我さんこそ、ね」
    ジェーン・ドゥ:「お身体は大丈夫ですか……? と社長が心配しています」
    有村 未来:「いいから大人しく寝てなさい、チビっこ先生」
    有村 未来:先生、の部分は若干わざとらしく。
    久我 玄太郎:「大丈夫か、という質問は定義が面倒だぞ。命に別状があるかと言われればまーったく無い」
    久我 玄太郎:「疲労感だの痛みだのが有るかという問いならばな! 腹が立つ程だ!」
    ジェーン・ドゥ:一時は目も当てられぬ有様だったジェーンだが、何食わぬ顔で胸元にコウモリを入れている。
    久我 玄太郎:「ふん、怪我人だの病人だのなんぞ、この世から全て消え去ってしまえばいいのだがな!」
    ジェーン・ドゥ:「もう……無茶をなさって」と言いながら久我くんをよしよしするぞ。
    九面忍:「その上でだいぶ元気ですね、流石流石」にこにこ笑いながら眺めるぞ。
    カタリナ・テイラー:「きゅーい」
    ジェーン・ドゥ:「あ、いけません社長。病院の中ですから、隠れて」
    久我 玄太郎:「む。こらやめんか、人を子供扱いするな。一個の人格の所有者として扱え」抗議しながら、特に避けるでもなくふんぞり返ったままで、
    九面忍:(コウモリだもんね……)
    カタリナ・テイラー:不満そうにジェーンの服に潜る。
    GM:……穏やかな日中。人こそ多けれど、病院はやはり静かなものだ。
    GM:あなた達が談笑する向こうでは、入院中の患者によりそう医師の姿。
    有村 未来:「……あんな風に、みんな笑ってるけど」
    モブ医師:「うーん……スペイン語でも英語でもないけど……東北訛りかぁ……」
    モブ医師:「津軽弁とか分からないんだよなぁ……」
    有村 未来:(勝手に)ベッドサイドに引っ張ってきたパイプ椅子に腰かけて、頬杖を突きながら。
    有村 未来:「……うん、笑ってるというか、マイペースな人もいるけど」
    モブ医師:困り顔と笑い顔が半々で、患者の老人と会話する医師は──カタリナ・テイラー、もしかしたら見覚えもあるだろう。
    有村 未来:「戦ってるのね。みんな」
    GM:廊下を走る子供の声。少し遅れて、ぱたぱたと軽い足音。
    モブ女医:「こーらー! また発作起きちゃうから駄目だって行ってるでしょー!」
    モブ女医:IDカードは、間違い無く彼女のポケットの中にある。
    モブ女医:誰かにそれを貸し出したことも、もう覚えてはいないだろう。
    九面忍:「守ってるのは、私たちだけじゃないからね」
    有村 未来:「うん。……戦ってることを、人に知られないのも、あたしたちと一緒かなって」
    九面忍:「たとえ記憶に残らなくても、この光景が勝利の証だ」
    九面忍:「みんなの、ね」
    ジェーン・ドゥ:「ふふ。たまにはこういう素直に気持ちいい仕事も、良いものですね」
    ジェーン・ドゥ:「そう仰ってますよ。社長も」
    久我 玄太郎:「そうかそうか、それは良かった。全く健康体の連中は気分のいいことだな!」
    九面忍:「ええ、とてもやり甲斐のある仕事をしたもので」
    有村 未来:「そうね。……悪くないんじゃない、こういう終わり方も」
    久我 玄太郎:「ならば、さっさと帰った帰った! 此処は医者と患者の場所だ、お前達の出る幕なんぞもう無い!」
    ジェーン・ドゥ:「あらあら……」
    久我 玄太郎:「願わくはお前達が二度と病院と縁が無いことを!」
    久我 玄太郎:「お互いに失業の日が来ることを祈ってるぞ」
    久我 玄太郎:にぃ、と口の端を意地悪く吊り上げて、
    ジェーン・ドゥ:「これ、騙名商会からです。お大事になさってくださいね」と、見舞いの品を置いて
    久我 玄太郎:この日初めて、久我が笑った。
    有村 未来:「はいはい。そっちこそ、体当たりの医術はほどほどにね?……医者の不養生どころじゃないわ、ほんと」
    有村 未来:応じる微笑みは、ため息交じり。
    九面忍:「早く治さなきゃまた来ますよっと」
    九面忍:にやけた表情残して病室を後にする。
    GM:……地下二階、地上は六階。病棟も複数に分かれている。
    GM:広い病院だ。大勢のスタッフがあくせくと働き、退屈そうにしている者は誰もいない。
    GM:あなた達はエレベーターで一階に降り、正面ロビーを抜けて、
    GM:前言を撤回するべきものを見るのだろう。
    GM:玄関先のベンチに横になって空を見上げている男がいた。
    GM:柳に無精髭を生やしたような中年医師だ。
    モブ外来医師:「……お」
    モブ外来医師:彼は、あなた達を見ると体を起こし、
    モブ外来医師:ぱちん、と片目を瞑った。
    モブ外来医師:「しーっ」
    モブ外来医師:と、指を口の前に立てて、唇の隙間から吐き出した息の音は、
    モブ外来医師:まるで〝彼ら〟を代弁して、こう言っているようだった。
    モブ外来医師:お前達だけじゃあないんだぞ、と。
    有村 未来:やはり、呆れたように小さく笑いながら。彼に会釈を返し、歩みはそのまま敷地外へと向かう。
    有村 未来:「……ひとりじゃ、ないのね」
    有村 未来:戦っているのも。生きているのも。生まれるときも、そして。
    有村 未来:「こんな事件で、そう感じるなんて思ってなかったけど」
    有村 未来:きっと、死ぬときも。人は、ひとりではないと。
    九面忍:「私はずっと感じてましたよ?」
    ジェーン・ドゥ:「ふふふ。社長、聞いてますか。社長も何か感じるものがありませんでしたか?」
    九面忍:「なにせ一人で待機してたら、急に事件が起きたもので」
    九面忍:「お陰様でとても助かりました。改めてありがとうございました」
    ジェーン・ドゥ:手の中で蝙蝠を玩びながら。
    カタリナ・テイラー:「キュ……」急に陽の当たるところに出されてまぶしそうにしている
    有村 未来:「あたしの方こそ。……呼んでもらえて、嬉しかった。一緒に戦えて、良かった」
    ジェーン・ドゥ:「社長ももっと、人とのつながりを……え、余計なお世話ですか? はい」くすくすと笑いながら。
    九面忍:(両方かわいい……)
    有村 未来:「……ねえ」
    ジェーン・ドゥ:「有村さんは小さいのにえらいですね~」
    有村 未来:「子供扱いしないで。あたしは……ううん、それより」
    有村 未来:じぃっ…と、ジェーンさんの胸元に埋まるコウモリを見つめて。
    カタリナ・テイラー:「キュ?」
    有村 未来:「……あたしも、ちょっとだけ撫でていい?大丈夫、優しくするわ。ええ、全力で優しくするから」
    カタリナ・テイラー:「!?」
    有村 未来:蠢く手には、うっすらと陽光を反射する、糸の煌きが─。
    ジェーン・ドゥ:「ええ、どうぞどうぞ~」こともなげに掴んで渡す。
    九面忍:「まぁ、良いですね」
    九面忍:「眼福眼福」
    カタリナ・テイラー:「~~~~!! …………!?」
    有村 未来:開いた掌に収まったコウモリに、緩やかに、糸が絡みつく。
    有村 未来:「……よし。これで逃げられないわね。さあ、九面さん」
    九面忍:「あらなんでしょう有村さん」楽しそうな表情。
    有村 未来:指に繋がる糸で、ビロードのような毛の感触を楽しみながら。
    ジェーン・ドゥ:「感覚は繋がってるので、優しくしてあげてくださいね?」
    有村 未来:「満足するまで、どうぞ?」
    有村 未来:掌の上でもがくコウモリを、九面さんの目の前に。
    九面忍:「……」逡巡。
    九面忍:「大人はね、ほどほどで済ませるものなのよ」
    九面忍:「次の楽しみに期待してね」
    九面忍:とか言いながらものすごく撫でまわす。
    有村 未来:「……これで、ほどほど」
    カタリナ・テイラー:そのつぶらな瞳から、表情らしきものを読み取れたなら
    カタリナ・テイラー:もがくのをやめた彼女の使い魔から、全てを諦めたような哀愁を感じるかもしれない。
    カタリナ・テイラー:時折ぴくぴくと翅や足が跳ねるのを、心配げに見るものあれば
    ジェーン・ドゥ:「まだ大丈夫ですよ~」
    カタリナ・テイラー:と、社員が造反する始末。
    カタリナ・テイラー:結局、ぐったりと疲れ果てるまで撫で繰り回されてしまったのだった。ちゃんちゃん。
    カタリナ・テイラー:---
    ???:市内。安アパート。
    ???:部屋は散らかっている。昨日掃除はしてもらった筈だが、体のいい使用人がいることが自堕落さに拍車をかけるのか
    ???:ベッドからずり落ちたシーツ。丸テーブルに置きっぱなしのカップ麺の容器、思い出の漫画を読み返そうとしてとして本棚をひっくり返した痕などで、既に人類の平均よりかなり汚い
    ???:一度も読まれていない様子の新書「デキる女の仕事術」「モテる! ビジネスマナー講座」等が哀愁を誘う。
    カタリナ・テイラー(本体):がばりと、部屋の中心に突っ伏していた女が起き上がる
    カタリナ・テイラー:「はあ、はあ…………」
    カタリナ・テイラー:ぼさぼさの赤毛、隈がかった垂れ目気味の三白眼、そばかす、雑なシャツ……
    カタリナ・テイラー:「ひどい目に遭った…………ジェーン、あのアホ……」
    カタリナ・テイラー:「解雇するぞ……うう……うう…………」
    カタリナ・テイラー:勿論そんな事は出来ない。気持ちだけの抵抗だ。
    カタリナ・テイラー:「私が友達いないって言いたいのかよ────そんなこと、そんなこと……」
    カタリナ・テイラー:そんなことはある。
    カタリナ・テイラー:「もう女の子との仕事はこりごりだよ~」
    カタリナ・テイラー:憔悴した顔で冷蔵庫から安ビールを掴み出し、プルタブを空けた。



    GM:それでは、これにて『ハッピーバースデー』の全行程を終了します。
    GM:お疲れ様でした!
    有村 未来:お疲れ様でしたー!
    カタリナ・テイラー:お疲れさまでした!
    有村 未来:ハッピーバースデー!我ら!(初稼働ズ)
    九面忍:そうじゃん!
    九面忍:私たちのハッピーバースデーでもあったとは……
    九面忍:お疲れ様でした!
    カタリナ・テイラー:全員初稼働なんじゃな……
    有村 未来:消滅確定のPCで命のはじまりに立ち会えたの、ほんまありがてえな……。