『まずは一杯』

ネタバレ:締めはラーメン。


PC1:〝アロンダイト〟 城定 栞奈(じょうじょう・かんな)(キャラシート)PL:米ット
PC2:〝十三番(サーティンス)浅田 イサオ(あさだ・ - )(キャラシート)PL:紅井寿甘
PC3:〝最先幸先(ファストファースト)射早 三月(いはや・さんがつ)(キャラシート)PL:ジェネリック半チャーハン
PC4:〝姫〟 興津 和沙(おきつ・かずさ)(キャラシート)PL:中村

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • OP1
  • OP2
  • シーン1:3~9%
  • シーン2:15%前後
  • シーン3:40%オーバー
  • クライマックス
  • バックトラック
  • 共通ED

  • プリプレイ

    ■トレーラー
    昨日と同じ酒量。今日と同じ酔い。
    世界は繰り返し酒を飲み、懲りないように見えた。
    だが、人々の知らないところで、
    ──どうしようもない飲み会が幕を開けようとしていた。

    ダブルクロス The 3rd Edition.『まずは一杯』

    「オーヴァードだから大丈夫!」

    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    ■自己紹介
    GM:さてPCのみなさん
    GM:ちょっと1d100振ってください
    浅田 イサオ:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 6

    興津和沙:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 58

    射早 三月:1d100 ほう
    DoubleCross : (1D100) → 49

    城定栞奈:1d100
    DoubleCross : (1D100) → 6

    城定栞奈:ふっ……
    興津和沙:6被り
    GM:OK,では
    GM:早速だが自己紹介から!
    GM:まずは栞奈ちゃんにお願いしよう
    城定栞奈https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYgoiE7gIM
    城定栞奈:城定栞奈。中卒で無職ですが自称ジャームを殺す女をやってます。
    城定栞奈:ジャームを殺す女を自称しているのには理由はあり、あまり人には言いたがらないのですが、
    城定栞奈:「それがあたしにかかってる魔法だから」と漏らすこともあるとか、ないとか。
    城定栞奈:基本的には困っている人を見過ごせない性格ではあるものの、それを指摘すると機嫌が悪くなったりする、そんな感じの女の子です。
    城定栞奈:お酒は飲めるけどそっちには特に深い理由はなく、ジャームを殺すための情報収集の一環として覚えた感じですね。どちらかというとビールが好き。
    城定栞奈:なんか最近はほとんど飲まなくなったらしいけど……お酒がなくてもおいしい料理があるとかないとか……
    城定栞奈:あ、能力としては身体能力を強化する魔法をかけることができます。自己バフして殴る!
    城定栞奈:そんなわけでよろしくお願いします。
    GM:よろしくお願いします。ちなみにかんなちゃん、
    GM:ジャームを殺す女を名乗るあなたが、何故かどうしても攻撃が通用しないジャームに遭遇して
    GM:「危ないから帰りなさい」とか現地の人に言われたら反応ってどうなりますかしら
    城定栞奈:面白い質問ね
    城定栞奈:「攻撃が通用する手段を探すに決まってる」
    GM:素晴らしい
    GM:あなたはPC1だ。
    城定栞奈:了解です!
    GM:PCナンバーの差異は結局特に無いんですがね!
    城定栞奈:あと、自分はジャームを殺すことにしか興味はないみたいな素振りを見せながらその現地の人のことをさりげなく心配している
    城定栞奈:ように見えてしまうかもしれませんね。不本意であることだなあ。
    GM:ふふふ……
    GM:では、次は浅田くん! キャラシ張りつつどうぞ!
    浅田 イサオ:はい!
    浅田 イサオhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY5o_WyQIM
    浅田 イサオ:「選ばれようと、選ばれまいと。折れているわけにはいかない!」
    浅田 イサオ:N市UGN第12支部所属エージェント、"十三番"(サーティーンス)浅田勇男(あさだ・いさお)20歳!
    浅田 イサオ:チルドレン上がりのエージェントで、一時期はゾディアックウェポンの所持者に選ばれるとも言われた剣術使い。
    浅田 イサオ:結局彼がそれを受け取ることはなく、訓練成績も十三番目だったことからコードネームが付いています。
    浅田 イサオ:己の手に合う武器を求めて、N市に配属されて巡り合った一本の剣と共に、世のため人のためあらゆる任務に赴くアツい男です。
    浅田 イサオ:12支部ということでお酒の席に誘われることもあるけど結構よわよわで、甘いお酒が好きで酔うと泣き上戸めになります。
    浅田 イサオ:性能としてはエピックポルターブチかました聖剣でライスピキメてC値5でのパンチを二連続で繰り出す必殺野郎。
    浅田 イサオ:以上、よろしくおねがいします!
    GM:よろしくお願い致します。ちなみになんですが、
    GM:十二支部というとN市内でも特にのんべぇなイメージの支部ではありますが
    GM:飲み会とかにご出席の経験は、
    GM:あります?
    浅田 イサオ:幾度か。あんまり得意でないので、参加しては一杯飲んであとは周りの話を聞いているとか、そんなんですが。
    GM:なるほどなるほど
    GM:では今回は中々大変ですが、その
    GM:なんといいますか
    GM:頑張れ
    浅田 イサオ:頑張るぜ!
    GM:君はPC2!
    GM:では続いて射早さん!
    射早 三月:はいさ!
    射早 三月https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYwLHv-AIM
    射早 三月:「こんにちは!私は射早三月です。そしてまたの名を《ファストファースト》!ふふーん、カッコいいでしょ!」
    射早 三月:第六支部の元気なお姉さんエージェント。タッパがでかくてご飯をモリモリ食べるぞ
    射早 三月:幼いころに親とジャームに襲われ死別、能力に発現。
    射早 三月:それ以来UGNに拾われ、チルドレン時代を経てエージェントに。そこそこシビアに命を扱えるタイプ、のはずだぞ
    射早 三月:能力は見ての通り予感スピスタ射撃アタッカー。ショットガンを購入して撃ちます!
    射早 三月:酒をパカパカ呑みにきました。よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願い致します。そろそろ気付いたかも知れないが冒頭のダイスはPC順決めでしかないのだ。
    射早 三月:そうとは…
    GM:ときに最年長な訳ですが
    GM:月の平均的な酒量はどんなもんです?
    射早 三月:月によりますが特に飲む日が週1とかかなあ
    GM:おだやかだ
    射早 三月:抱えられるだけのビールやワインをかかえ、飲み尽くすのだ
    GM:おだやかじゃない
    GM:OKOK、酒豪自慢という訳ねPC3
    射早 三月:そういうこと!
    GM:そして最後に姫! オチ担当!
    興津和沙:正統派お姫様や言うとるやろがい!
    GM:正統派お姫様はうんこ座りしない
    興津和沙:PC4の興津和沙(おきつかずさ)です。
    興津和沙http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0Zur3QIM
    興津和沙:星辰館高校でお姫様やってます!
    興津和沙:まあ、実際には幼馴染の黒川梓によく負けてるけどそんなものは些細な問題だ
    興津和沙:漢の高祖劉邦のごとくいくら負け続けても最期に勝てればそれでよし!
    興津和沙:根本的にお姫様に向いていないけど日々お姫様に向けて努力しています。そんな子です。
    興津和沙:最近コードネームが夜叉姫から姫に変わりました。やったね!
    興津和沙:性能的には、強い武器で殴るから強い!それだけ!
    興津和沙:デカイ槍で敵を殴り殺します1
    興津和沙:異常!宜しくおねがいします!
    GM:あっコードネームほんとだ
    GM:よろしくお願い致します。
    GM:ちなみに姫、飲酒経験は?
    興津和沙:黒川梓に初敗北した頃はよく居酒屋で呑んだくれてました
    興津和沙:カウンターで倒れそうになるぐらい呑んだりして
    興津和沙:となりで呑んでるおっちゃん「おいおい、大丈夫か姐ちゃん。」「うるせーー!!ほっとけー!!」みたいなムーブをしてました。
    興津和沙:具体的にはこんな感じです
    GM:個人経営のゆるい店を見つけたのだね……
    興津和沙http://hageronaga.x.fc2.com/new2/a26/aaa.html
    GM:今日はやさしいおっちゃんがいないぜ
    興津和沙:悲しい
    GM:速攻で読んだ
    GM:なるほどね
    GM:OK,PC4というか
    GM:やっぱりオチ要員だよあなた
    GM:ということで始めていきます、よろしくお願い致します
    興津和沙:おねがいします
    浅田 イサオ:よろしくお願いします!
    射早 三月:よろしくお願いします!!
    城定栞奈:うおーうおー!

    OP1


    GM:~ここまでのあらすじ~
    GM:十二支部所属エージェント、浅田 イサオ。
    GM:彼は、N市北方の山岳地帯に出没するジャームの討伐任務を請け負った。
    GM:今回、支部の正規メンバーは手が塞がっていた。運がないね。
    GM:そこでUGNイリーガルとして、〝アロンダイト〟城定栞奈と〝リアクター〟芹沢 修羅の二名を連れて、この山へやってきた訳だ。
    GM:後ろの奴は進行役NPCだから、まぁそういうことだなくらいに認識しておいてほしい。
    GM:という訳で
    GM:PC1&PC2、登場侵蝕!
    城定栞奈:了解です。
    城定栞奈:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+2[2] → 36

    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:36->42)

    蛇形のジャーム:「しぃぃいいぃいぃいぃぃぃ──」熊をも一飲みにせんとする巨大な口から、炎のような舌がちらつく。
    蛇形のジャーム:馬鹿げて巨大な怪物が、森の木々を薙ぎ倒しながらあなた達を追っていた。
    GM:あなた達は今、退却戦闘の真っ最中だ。
    城定栞奈:「ちょっと!どうすんのよ!」
    城定栞奈:逃げながら他の2人に叫んでいる。
    芹沢 修羅:「どうするも何も、戦うか──」
    芹沢 修羅:虚空を〝殴る〟。罅割れた空間から灼熱の炎が漏出するが、
    芹沢 修羅:それは蛇を包み込みながらも、鱗一枚を焦がす程度のダメージさえ与えられない。
    蛇形のジャーム:……というよりも。確かに触れている筈の炎を、このジャームは〝存在しないもののように〟振る舞っている。
    浅田 イサオ:「——一旦、逃げ切るしかない、な。まさかこっちの攻撃が全く効く様子がないとは……」
    城定栞奈:「ああもう。イヤになるわね。ジャームごときに頭を使わされるなんて。」
    蛇形のジャーム:そう。全く効かないのだ。
    蛇形のジャーム:より正確に言うならば、手応えが存在しないのである。
    蛇形のジャーム:あなた達の攻撃は、蛇の存在を透過してしまう。一方で蛇の攻撃は──
    蛇形のジャーム:「しゅうううっ!!!」巨大な尻尾による薙ぎ払い! 森の木々ごとあなた達を打ち砕かんと迫る!
    城定栞奈:「……ちっ。」
    芹沢 修羅:「癪だが、逃げるしかないか」
    浅田 イサオ:「……文字通りの防戦一方。対策をなんとか見つけるほかないが……!」大きく跳んで回避。森の地面に転がるように着地し、スーツに木の枝がまとわりつく。
    城定栞奈:軽々と跳躍。木の間を身軽に飛びながら逃げ続けている。
    芹沢 修羅:「おい、UGNの! 救援は呼んだか!」
    浅田 イサオ:「あぁ! カラクリを暴かない限りは無為になりそうなのは不安だが、既に呼んではある!」
    芹沢 修羅:「結構、ならば今は離れるのみ!」脇目も振らず全力疾走で逃げている。背負うものが無い傭兵は身軽なのだ。
    蛇形のジャーム:だが。
    蛇形のジャーム:……小型の蛇でさえ、時速十数kmで地を這う。ましてこの巨躯である。
    蛇形のジャーム:身体にちくちくと刺さる森の木々を、努めて気にかけぬようにするならば──
    蛇形のジャーム:──加速!
    蛇形のジャーム:馬鹿げた巨体の頭部が、芹沢の背を目掛けて伸びていく!
    城定栞奈:「あっ!ちょっと!!」
    城定栞奈:それを見て、咄嗟にその間に入る!
    芹沢 修羅:「──!」
    蛇形のジャーム:巨大な頭部からの体当たり、即ち
    蛇形のジャーム:小さな山がまるごとぶつかってくるような──頭突き!
    城定栞奈:ガスン!頭突きを両腕だけで受け、
    城定栞奈:当然そのまま……木の枝に当たりながら吹っ飛ぶ!
    芹沢 修羅:「馬鹿!」
    芹沢 修羅:「そのサイズで庇う奴があるか!」
    芹沢 修羅:走る向きを吹っ飛んだ方向へ変え回収に向かう!
    城定栞奈:「ぐっ……!」 頭突きで受けた傷、木に当たって受けた細かい傷は高速で治っていく。
    浅田 イサオ:『次』が来た時にカバーに入れるよう、同じく方向を変える。
    城定栞奈:「……うっさい。庇ったつもりはないっての。こんなの、ただ痛いだけでしょ。」
    GM:城定 栞奈。あなたは木の枝をへし折りながら吹っ飛び──少し地面がえぐれて低くなった箇所に落ちる。
    GM:雨か何かで地盤が緩んで、土砂が流れ落ちた痕跡だろうか。
    城定栞奈:すぐに立ち上がろうとします。
    GM:……では。
    GM:その時にあなたは、
    GM:その小さな窪地から、深い山に似合わぬ、わらじの足跡が伸びていること。
    GM:その足跡は、直ぐ近くの山肌に、多くの蔦草で隠れて一見そうとは分からぬ洞窟に伸びていることに気付くだろう。
    城定栞奈:「……」 立ち上がって2人を待つわずかの間に、足元を確認している。
    城定栞奈:「……ねえ、例えば小さな洞窟に入るなら、あいつを撒けるかしら。」
    城定栞奈:そちらを示します。
    城定栞奈:パンパンと服に付いた木の枝を払う。
    浅田 イサオ:「あの巨体だ、追っては来れないだろう……」その言葉に頷く。
    城定栞奈:「決まりね。これ以上ジャーム臭いのは敵わないわ。休憩して作戦を練りましょ。」
    芹沢 修羅:「全くだ。……そもそも追って来る理屈は分からんがな。私達三人、腹の足しにもならんだろうに」
    芹沢 修羅:「……………………」衣服の泥や砂埃を払いながら、城定 栞奈に視線を向ける。
    城定栞奈:「……な、何よ。何か文句でもあるの。」
    城定栞奈:洞窟に入っていきながら、その視線に反応する。
    芹沢 修羅:「私より40cmも小さい。体重も30kgは軽いだろうが」
    芹沢 修羅:「その身体で、なぜ私を庇った」
    城定栞奈:「モデル体型じゃなくて悪かったわね。あたしだってまだ背は伸びてる最中で……は?」
    城定栞奈:「庇ったつもりなんて……いやまあ、庇ったみたいなものかも知れないけど……」
    城定栞奈:「何?不服?」
    城定栞奈:睨み返す。
    芹沢 修羅:「……ふん」
    芹沢 修羅:「不服だな。戦場で庇われるなど、ここ数年は無い経験だ」
    芹沢 修羅:「だが……礼は言っておく。城定 栞奈と言ったか?」
    城定栞奈:「ええ。栞奈でいいわよ。修羅。」
    芹沢 修羅:「面白い娘だ」
    芹沢 修羅:と、それだけを言って芹沢は、早々に洞窟の奥へ歩いて行く。
    芹沢 修羅:……少し足早なのは、気恥ずかしさを紛らわす意味やも知れない。
    浅田 イサオ:「城定さん」続いて、栞奈さんに話しかける。
    城定栞奈:「そりゃどうも。あたしとしてはジャームをぶっ殺せなくて面白くはないわね。」
    城定栞奈:わざとらしそうに手をヒラヒラと振る
    城定栞奈:「あら、何?あなたもあたしに文句があるのかしら。UGNエージェントだものね。」
    浅田 イサオ:「ありがとう」腰を追って、頭を下げる。
    城定栞奈:「イリーガルが無茶するのは見過ごせないって……」
    城定栞奈:「……え?」
    浅田 イサオ:「……本来、俺が庇わなければならない場面だった。エージェントとして。それを代わりにさせてしまったのは、申し訳ないと思うけど……」
    浅田 イサオ:「皆を、その前にまず俺たちを護るんだって、脅威の前に身を晒してくれたこと。まずは感謝したい。だから、ありがとう」
    浅田 イサオ:「……今度があったら、俺が頑張るから。いや、ないのが一番だけどさ」
    城定栞奈:「……」
    城定栞奈:「……ふふっ。」 笑う
    城定栞奈:「真面目なエージェントね。どういたしまして。」
    浅田 イサオ:「真面目なだけが取り柄だと思ってるからな。……今後もよろしく。ヤツをなんとかするために、知恵も貸してほしい」
    城定栞奈:握手を求めるように手を出す。
    浅田 イサオ:応じて手を伸ばす。
    城定栞奈:「ま、今度については期待しないでおくわ。ただ……」
    城定栞奈:そこまで言って、少し真面目な顔に。
    城定栞奈:「自分が何かしなくちゃいけないだなんて、軽々しく言うものでもないけどね。」
    城定栞奈:すぐまた笑った顔に戻って、握手に応じる。
    浅田 イサオ:「……そう、だろうか?」自分にはUGNとして、課せられた使命がある……そう考えているが。目の前の少女が問うているのは、そういう部分ではないのだろうか?
    浅田 イサオ:「考えることが増えた気分だ」握手を終えた掌を、じっと見る。
    城定栞奈:「難しく考えるなって話よ。考えすぎないのが人生を楽しく過ごすコツよ?」
    城定栞奈:握手を終えた手をヒラヒラ振りながら、背を向けて芹沢さんの後を追う。
    GM:では、その時だ。
    GM:足音がする。……その方角を見てみれば、芹沢が、狐につままれたような顔をして戻ってくるのだ。
    芹沢 修羅:「……おい、二人とも」
    芹沢 修羅:「すまんが、私の目か頭がおかしくなっていないか確かめてくれんか」
    浅田 イサオ:「一体どうしたんだ? 何かの攻撃を受けたのか……?」怪訝そうな顔で。
    城定栞奈:「ジャーム絡みでそういう流れの時って、だいたい目も頭もおかしくなってないのよね……」
    城定栞奈:若干イヤそうな顔をしながらついていきます。
    芹沢 修羅:「大概はそうだが、今回はなぁ……」と歩き始める芹沢に続いて、
    GM:あなた達も歩き始めるだろう──それから直ぐ。
    GM:まず、洞窟の奥の方から風が吹いてくることに気付く筈だ。つまり洞窟の奥は、外へ繋がっている。
    GM:また暫くして。外の光が差し込んでくる。曲がりくねった洞窟だったが、後は真っ直ぐ進むだけだ。
    GM:……そして。最後の直線を歩き抜けると──

    GM:……そこは、春の穏やかな光景であった。
    GM:さらさらと静かに流れる川のほとりに、白や、黄色や、野の花が並んで咲いて、穏やかな風に揺れている。
    GM:周囲を壁のように囲んでいるのは、今が盛りの桃の花だ。
    GM:些か彩りを欠く形容をするなら──岸壁を半径数十mに渡ってくりぬいた空間の中、春の野のような景色がある。
    GM:そして。
    GM:その、野の中央には小さな小屋が有って、そこから良い香りが漂っているのだ。
    GM:味噌汁の匂いであった。

    GM:ロイスのみ取得可能! シナリオロイスのひとはまだ出てないからPC間で必要なら取っておくのだ。
    城定栞奈:浅田さんに取りましょうかね。
    浅田 イサオ:城定 栞奈/〇感謝/不信感(ふしぎな事を言う子だ)で取得。今は以上で!
    城定栞奈:恥辱……は言い過ぎだから……
    城定栞奈:-仲間/浅田イサオ/誠意:○/劣等感/ロイス
    城定栞奈:これで!
    GM:OK!

    OP2

    GM:~これまでのあらすじ~
    GM:どうも大N市地図を見る限り、第六支部は北端にあるようだ。
    GM:なので、北方の山岳地帯から救援要請が来た場合、第六支部のエージェントがそこへ向かうことは全く不思議ではない。
    GM:が。第六地区は広すぎる。いくら人手を増やしても足りるわきゃないので、やはりイリーガルが必要になるのだ。
    GM:そんな訳で、射早 三月。あなたはUGNイリーガル興津和沙を連れて山間部へ赴き──

    GM:PC3&PC4登場侵蝕!
    射早 三月:射早三月の侵蝕率を+2(1d10->2)した
    興津和沙:1d10+35
    DoubleCross : (1D10+35) → 3[3]+35 → 38

    興津和沙:よかよか

    GM:──さて、突然だが。
    GM:あなた達は物陰に隠れている。
    GM:隠れなければいけない状況だ。
    GM:何故かって?
    蛇形のジャーム:「ふしゅううううぅぅううぅうぅぅうぅぅぅ……」
    蛇形のジャーム:得物を逃がした馬鹿でかい蛇形ジャームが、森の木々を薙ぎ倒しながら血走った目で周囲を見回しているからだ。
    興津和沙:(うわあ、やべー)
    興津和沙:(SEKIROのアレじゃん)
    射早 三月:「ひっどいなあ……救援出した人も見当たんないし」
    射早 三月:「ひょっとして、もう食べられてたりしない?」
    GM:話が早いな、SEKIROのアレである。
    GM:もうちょっと具体的に言うと、壁張り付きで渡らなきゃいけないスペースのちょっと前の、草むらに身を隠すところのノリで考えて欲しい。
    GM:しゅうしゅうと唸る巨大な頭が、時折あなた達の頭上を通過する。
    GM:己の吐く息の音と、木々の倒れる音に紛れ、あなた達の声は聞こえていないようだ。
    興津和沙:(そうなると、私達の仕事はあいつの腹をかっさばくことっすか?)
    射早 三月:(そうかも。その槍でイケる?)ちょっと声おとそっと
    興津和沙:(私ピンで行けるぐらいなら)
    興津和沙:(そもそも救援信号なんか出す羽目になってねえと思います)
    射早 三月:(それもそうかあ……山奥のジャームに碌なのはいないのよね)
    GM:──そうして、声を潜めてあなた達が相談している間に、
    蛇形のジャーム:「……………………」
    興津和沙:(そもそもろくなジャームを見たことがねえで…)
    蛇形のジャーム:巨大な蛇は不機嫌そうに──蛇の表情を見分けられるかどうかは知らないが──鎌首を高くもたげたかと思いきや
    蛇形のジャーム:数十m離れた谷底へ身を躍らせ、程なくして着地の衝撃が周囲を揺らした。
    射早 三月:「……」
    射早 三月:「……危機は去った……!」
    興津和沙:「とりあえずは、なんとかなりましたね。」
    GM:全く、冗談のような話だと思ったかも知れない。
    GM:救援要請を受けた時点で、UGNは可能な限り、現地の情報を得ようとしただろう。
    GM:或いは衛星写真でもなんでも使って──それでも、あんな巨大な生物は確認が出来なかったのだ。
    GM:そうだ。あれだけ巨大ならば、如何に山奥とは言え、人に知られずに存在できる筈も無い……のだが。
    GM:現実に今、ここにいるのだ。そればかりはどうにも動かせぬ事実である。
    興津和沙:「とりあえず、普通の蛇なら、救援信号出した人らが食われてたとしても消化されるにはまだ時間はかかるはずだし。」
    興津和沙:「とりあえずは、辺り探索して人がいないか確かめてみますか。」
    射早 三月:「そうね……住処襲うにも人は必要だし」
    興津和沙:「正直、あのヘビと正面から喧嘩するのは最後の最期にしたいです。」
    射早 三月:「あら」
    興津和沙:「ん、どうかしました?」
    射早 三月:「いやあ、私としてはさっさと行ってばらしてしまいたかったので」
    射早 三月:「でも打つ手なさそうだし、まあ人探ししますか!」
    興津和沙:「そうしてくれると、ありがたいです。」
    GM:では
    GM:あなた達は探索を開始する。……倒れた木々がために、些か悲惨な有様になった森であるが、
    GM:そのうちにあなた達は、足跡をひとつ見つけるだろう。
    GM:わらじ履き。サイズを見るに、女性か子供か。
    興津和沙:「しかし、あのヘビなんなんですかね。衛星写真からでも、あんなのが居ればわかるでしょ。」
    射早 三月:「レネビの中にはオーヴァード以外に見えないのもいるらしいけどねえ」
    興津和沙:「それに、ヘビってピット器官ってのがあってそいつで障害物越しでも得物を見つけられるんでしょ。」
    射早 三月:「熱読み取るんだっけ」
    興津和沙:「その割にゃ壁に隠れてる程度の私らに気づかなかったし。」
    興津和沙:「そうそう、確かそんなんです。」
    興津和沙:「やっぱ、ヘビの形をした、似たようななんかなんですかね。」
    興津和沙:「そもそもあんなでけえヘビなんかいねえし。」
    射早 三月:「……となるとやはりキュマイラかしら。あれだけ大きいと食べてもおいしくなさそう」
    興津和沙:「龍の類だってんなら、結構うまいかも知れませんよ。」
    興津和沙:「大陸のほうじゃ、結構龍の肉について書いた書物も残ってて、それによるとめっちゃ美味って書いてあったりしますからね。」
    興津和沙:「史記の夏本記とかね。夏の孔甲の時代に天から一雌一雄の龍が遣わされ、その雌龍が死んだ際に世話役の龍累がその肉を帝に……まあ、この話はいいや」
    射早 三月:「へえ、物知りだねえ……やっぱり学校の成績もいいんでしょ」
    興津和沙:これもんですけど、と指先で舌に触れてから眉を撫でる
    興津和沙:「お姫様なので、古典には詳しいのです。」
    興津和沙:と言いながら、なにか足跡らしきものをみつけます
    射早 三月:「お姫様!あらかわいい」
    興津和沙:「でしょー、可愛い女の子なのです。この私は。」と子供っぽい笑顔を作る
    興津和沙:「と、射早さん。これみてこれ。」
    射早 三月:「ヒューヒュー!……ん、どうしたの?」
    射早 三月:「……足跡?」
    興津和沙:「うん、救援信号出した人のかな、これ」
    GM:その足跡は、比較的新しいものだ。
    GM:大蛇が暴れて〝均された〟地面の上に、あたらしく刻まれたものである。
    射早 三月:「いやあ、UGNにわらじ履いた人なんて……」
    射早 三月:「……いるかも」
    興津和沙:「変な人、多いもんね。」
    興津和沙:「けど、UGNの人じゃないにしても、放っておくわけにはいかなくないです?」
    射早 三月:「んじゃあ、たどってみますか!」
    GM:よろしい。この話の早さはありがたい。
    GM:では、あなた達は足跡を追う。……すると、さほどの時間も掛からず、
    ???:「そーれ。ひとつ、ふたつ、みいっつ……ふぃー」
    ???:何やら珍妙な格好をした娘が、斧で薪を割っている光景に出くわすだろう。
    ???:森のど真ん中で、だ。
    興津和沙:「………明らかに堅気じゃない子がいるっ」
    射早 三月:「あの子っぽいねえ、さっきの足跡。ほら、わらじ履いてる」
    興津和沙:「私、人が生で薪割ってるとこ初めてみたっ」
    ???:「む? ……なんじゃ、そちらこそ槍なんぞ持ちよって。唐国の兵か」と、耳ざとく斧を振る手を止めて聞きとがめる
    射早 三月:「私もかも……あー、すみませーん、お邪魔してまーす」
    興津和沙:「お、目利きだねお姉ちゃん」
    興津和沙:「だけど、こいつは唐のもんじゃない。唐と敵対した鄭国。そこの将軍、単雄信が使ってたっていう由緒正しい槍なのさ。」
    ???:「かかかっ」と歯切れ良く笑って「仔細は知らねども、この国でそんな酔狂な得物を振るう奴はおらんわい」
    射早 三月:「ちょっとお尋ねしますけど、私たちみたいな服の集団見ませんでした?」話は早いほうがいいのだ
    興津和沙:「うん、そうだね。言われてるぞ、寒骨白。」
    ???:「……しかし珍しいことよな。ここまで来るからには、世に言うオーヴァードか何かであろうが──」
    ???:「──そなたらのような服の集団?」
    ???:うーむ、と唸りながら首を傾げて、
    射早 三月:「なんだ、オーヴァード知ってるのか……せっかく濁したのに」
    ???:「そういえば、なんぞあの蛇が追い回していたようじゃのー。それではないか?」
    興津和沙:「うん、きっとそれ!」
    射早 三月:「行先の心当たりあります?蛇のお腹以外で」
    ???:「ふむ! ならば分かるぞ、どうやら〝着いた〟ようでな」
    ???:「少し歩けば容易に追いつけようさ」
    興津和沙:「へー。」
    興津和沙:「お姉ちゃん、この山で起こってることに色々詳しいみたいだけど、何者?」
    ???:《ディメンジョンゲート》
    ???:突如、虚空が、大扉を押し開けるように左右に分かれる。
    興津和沙:「あ、私は興津和沙。こっちは射早三月さん。二人共UGNってとこでお世話になってる人間ね。」
    射早 三月:「普通にオーヴァードだし……あ、よろしくお願いしまーす」
    ???:その先に見えているのは、春の景色を模した桃園と、
    ???:「鬼灯(ほおずき)、と呼ばれておる。UGNだのなんだの言う連中の分類なら、いわゆる〝エンシェントレネゲイド〟」
    ???:「古くさい言い方をすれば、山の妖怪という奴よ」
    興津和沙:「山の妖怪って、怖いやつじゃん。」
    ???:「別に片脚立ちして犠牲を待つようなことはせんし、宝石も見せんぞ?」
    射早 三月:「なるほどなるほど……ところで、その先に他の子が?」
    鬼灯:「うむ、たぶんそろそろ現れようて──おっ」
    興津和沙:「のこぎりの鬼刃が折れた隙をついて私達を襲ったりしもしない?」
    興津和沙:※牛鬼淵
    GM:空間の狭間の向こうの光景を見ていると、数十mばかり離れた所。
    GM:何やら山の中には似合わぬ、文明圏の服装をした集団が、洞窟を抜けて来た様子が見えた。
    鬼灯:「せんわい。此方は灯であって牛ではないぞ──それはさておき」
    鬼灯:「あれか?」
    興津和沙:「それっぽい!」
    射早 三月:「それっぽいねえ」
    鬼灯:「ようし、ならば話は早い」と言って、少し離れた所で、蔦草でくくりつけられた薪の束を指差す。
    鬼灯:「案内料じゃ、担げ担げ」
    興津和沙:「助けてくれるの?」
    興津和沙:薪を担ぎながらいいます
    射早 三月:「よっしゃ!ありがとうございまーす」
    射早 三月:「よっこしょ」薪を担ぎ上げる
    鬼灯:「助けるという程のことでも無かろ。此方も帰る途中であるし」
    鬼灯:「何より……ふふ」
    鬼灯:「少しばかり楽しそうな予感がするでなぁ」
    鬼灯:かかかかか、と笑って、鬼灯はゲートの中へ。
    興津和沙:「やっぱり怖いやつじゃん!」
    GM:あなた達も、それを追い──

    GM:という訳で、こいつがシナリオロイスです
    GM:ロイスのみ取得可能!
    射早 三月:鬼灯さん 〇好奇心/不安
    興津和沙:妖怪?/鬼灯/感謝○/警戒
    GM:OK!

    シーン1:3~9%


    GM:全員登場!
    城定栞奈:36+1d10
    DoubleCross : (36+1D10) → 36+6[6] → 42

    射早 三月:射早三月の侵蝕率を+10(1d10->10)した
    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:42->43)
    興津和沙:1d10+38
    DoubleCross : (1D10+38) → 8[8]+38 → 46

    興津和沙:あ

    GM:という訳で、時系列が合流するのである。
    GM:タイミングとしては、OP1組が洞窟を抜けて、
    GM:ちょっと現実感の薄い桃園の光景を目にしたところからとなる。
    芹沢 修羅:「……な?」
    浅田 イサオ:「なんとのどかな……確かに、俺たちにも見えている。頭も目も、おかしい感じはしない……」
    城定栞奈:「……現実感は薄いわね。結界でも張ってあるのかしら。」
    芹沢 修羅:「だとすれば、招かれぬ客である私達も弾かれそうなものだが──」
    GM:その時だ。
    鬼灯:「いいや、招かぬということも無いぞ」
    城定栞奈:「うわっ!?」
    GM:幾分か離れた向こう側、空間がひゅっと、大扉が開くように割れて、
    GM:そこから城定 栞奈とさほど背の変わらない娘が、良く通る声で呼びかける。
    GM:……すぐにもその後から、見るからに〝カタギ〟じゃないなという風情の二人組も現れるだろう。
    興津和沙:「ちわっす!助けに来ました!」
    興津和沙:「街の皆様に愛され続けて16年!皆のお姫様、興津和沙です!」
    城定栞奈:「……心臓に悪いわね。イサオ。あれってあなたが呼んだ救援?」
    射早 三月:「いやあどうも、UGNから救援に来ました射早です!……呼んだのはそこの方?」
    興津和沙:「えっと私とこっちの射早さんがUGNの支持を受けた救援で」
    興津和沙:「こっちの鬼灯さんが現地協力者の妖怪さんです。」
    城定栞奈:「……救援みたいね。」
    浅田 イサオ:「あぁ。そうだ。俺が救援を頼みました、エージェント"十三番"、浅田イサオです」びしっと背筋を正して。
    浅田 イサオ:「……現地の妖怪」真面目な顔で復唱する。意味を飲み込むように。
    芹沢 修羅:「……妖怪? なんだその非科学的な存在は」
    城定栞奈:「既に現地協力者ってのを見つけてるなら話が早いわ。あの蛇のジャームを倒す鍵も知ってると助かるんだけど。」
    鬼灯:「オーヴァードがそれを言うか、オーヴァードが」
    鬼灯:「……で、そこの殺意が妙に高い娘子。蛇と言うたか?」
    興津和沙:「エンシェントレネゲイドって言ったら科学的になるかな」
    城定栞奈:「別に妖怪は妖怪でいいじゃない。」
    城定栞奈:「……っと。何か知ってるみたいね。」
    鬼灯:「知るというか、悩まされているというか……ふむ」
    城定栞奈:「言っておくけど、あいつを殺すなって相談に乗る気はないわよ。あたしはジャームを殺す女なの。」
    鬼灯:きょろきょろ、と合流した面々を見渡して
    興津和沙:「あれも妖怪だから、妖怪繋がりでなんかあったり?」
    鬼灯:「あの図体が暴れていては薪集めにも困るでな。だが、立ち話もなんじゃな。この暑さと山登りで汗もかいたろう──」
    鬼灯:桃園の中央にある小屋を指差して、
    鬼灯:「此方の住処じゃ。日よけにはなる、喉を潤すものもある。薪も置かねばならぬ、来やれ」
    鬼灯:と、返事を待たずに歩き出す。
    射早 三月:「お水!すぐ行きまーす!」ぱっと顔が明るく
    興津和沙:「はーい。」
    興津和沙:「って返事しちゃったけど、そっちはどう?」
    興津和沙:「ヘビは後回しにしてとりあえず山から降りるってんなら」
    興津和沙:「それはそれで着いていきますけど、こっちの仕事はあくまで救援がメインだしね。」
    興津和沙:と城定さんたちに聞いてみます
    浅田 イサオ:「あまりにも突然だったのでこう、お世話になっていいものだろうか……? あ、薪! 持つの代わります!」背負った荷物をまずは見て。
    城定栞奈:「あいつがあのジャームを殺す方法を知ってるかどうか。それを聞いてから判断かしらね。」
    城定栞奈:薪を持つ素振りは見せない。
    射早 三月:質問を待つまでもなくもういない。瞬発力だけで生きているのだ
    興津和沙:「いいですよー。私がお願いされたことだし。」
    興津和沙:「その代わりに次に力仕事頼まれた時はお願いしますねー」
    興津和沙:と、子供っぽく笑いながら言って
    GM:では、あなた達は向かうだろう。

    GM:──小屋の中。
    GM:ぷしゅっ、と涼を象徴する音が小さな小屋に響いた。
    GM:小さいとは言うが、外からの見た目よりは些か広い小屋であった。
    GM:四畳ほどの畳の間と、寝室なのだろうふすまが閉じたままのひと部屋で、合計ふた部屋。
    GM:あなた達は畳の間に通され、ちゃぶ台を囲んでいる。
    城定栞奈:「……」 素直に座っていた。
    GM:座布団が五つ。部屋の隅にはもう何枚か積み上げられているので、もう少し大人数を受け入れることもあるようだ。
    GM:そしてちゃぶ台の上に並べられた、
    GM:缶チューハイ
    GM:ビール
    GM:ビール
    GM:第三のビールとかいう良く分からないもの
    GM:度数9%くらいのドラッグのような酒
    GM:ビール
    GM:かなり弱めのサワー
    興津和沙:「にほん昔話じゃん」
    射早 三月:「昔話に缶チューハイはないわよ」
    城定栞奈:「隠れ里っぽさはないの!?」
    興津和沙:「缶チューハイとか、ビールとかなければ」
    浅田 イサオ:「卓上の酒類がものすごい勢いで雰囲気を壊しにかかっている……!」戦慄。
    鬼灯:「なんじゃ、いきなり日本酒だのワインだのは、こう……強いじゃろ」
    興津和沙:「ありがたい配慮」
    鬼灯:「だいたい若いもんの飲み会を覗くと、だいたい〝最初はビール〟じゃろ?」
    城定栞奈:「……で?何?酒ばっかり出してきて。飲まないと情報を教えないとでも?」
    城定栞奈:そう言いながら、ビールの一番小さい缶を手に取っている。
    鬼灯:「いんにゃ」
    興津和沙:「なら配慮ついでに私は未成年なので、お茶をいただけると嬉しいです」
    鬼灯:「まぁ、まず飲みたい奴は飲め。飲みたくない奴は飲まぬでも構わんが、」
    鬼灯:「茶は……すまんのう……備えておらなんだ。井戸ならば裏手にある、よう冷える井戸じゃ。好きなだけ飲むがいい」
    興津和沙:「あ、じゃあそっちをいただこうかなーって思ったけど。」
    芹沢 修羅:「……安酒か」なんとも言えぬ渋い顔をしながら9%のアレを手に取る
    射早 三月:「……ふー、やっぱお酒っておいしい……」もう一缶開けてる
    興津和沙:「え、なに?呑まないと悪いことあるの?」
    鬼灯:「ふむ、そうじゃなぁ」
    城定栞奈:「飲むの早いわね……」 ぷしゅ。とりあえずビールの缶は開けるが口をつけていない。
    鬼灯:「郷に入っては郷に従え、という言葉があるが──あれに近いやもしれん」
    鬼灯:「いずれにせよ、あの蛇をどうにかせんと欲するならば、飲んでおいた方が良かろうな」
    興津和沙:「………だってさ」
    興津和沙:と城定さんの方を見ながら言います
    城定栞奈:「……感覚的には分かるわ。」 そう言いながらビールの缶を口に運ぶ。飲み始めている。
    城定栞奈:「理屈は?」
    浅田 イサオ:「……一応、成人として未成年飲酒を看過はできないとか、そも職務中の飲酒はどうかとかあるんだが……」救援を頼んだ同僚は既に一杯開けているし、なにやらワケがありそうだ。
    浅田 イサオ:一番弱いサワーを取って、口だけは開ける。
    鬼灯:「軽いヨモツヘグイ──と言えば伝わるかの」
    浅田 イサオ:「……それ、飲み食いしたら帰れないって……ほど、深刻ではなさそうだけども」
    射早 三月:「なんですっけ、こう……地獄で酒飲むと死ぬ、みたいな?」
    芹沢 修羅:「地獄はそもそも死者の行くところだろうが……」
    芹沢 修羅:「神話の類型ひとつだな。死者の国のものを摂取すると、生きる者の国に戻れなくなると」
    城定栞奈:「……」 ぐい、とさらに一口飲む。
    芹沢 修羅:「それだけを聞けば、この酒を飲み干す気も失せるが──……聞いて飲む物好きもいるか」
    興津和沙:(うわー、こんなちっちゃい子がマジで呑んじゃってるー、いいのかなー。小学生ぐらいだよね、この子)
    鬼灯:「故に〝軽い〟よ」
    鬼灯:缶ビールの中身を一気に飲み干し、ぷはー、と息を吐き出して、
    鬼灯:「あの蛇に手を出したものはおるか?」
    城定栞奈:「……この酒であの蛇をどうにかする。ってことは。」
    興津和沙:「こっちは隠れてるだけでした。デカイからね、あいつ。」
    浅田 イサオ:「自分たちが。まるですり抜けるような、斬った手ごたえの感じられない奴でした」
    城定栞奈:「今の死者の国の話と合わせれば……階層?レベル?そういうのが……違うってことかしら。」
    興津和沙:二人の話を聞いている。
    鬼灯:「おう、話が早いのは良いことじゃ!」
    射早 三月:「ふむふむ」四本目。一応遠慮はしているつもりなのだ
    鬼灯:「……さよう。もし今、そなたらが此方に刃を振るったとしても、同じことが起きようさ」
    鬼灯:「あの蛇、言うなれば異界の側のものでな。この山を縄張りとし、この世とあの世の狭間に潜む大怪よ」
    鬼灯:「より厳密に言うならば。あの蛇の領土にあるものの殆どは〝そのように〟なっておる……此方も含めてな」
    浅田 イサオ:「存在の位相がズレていると……」納得した。したなら、次は対処の方法が知りたいわけだ。
    鬼灯:「ほれ、心霊番組とかあるじゃろ。理不尽と思わんか、幽霊から人間へは攻撃できるのに、人間から幽霊には攻撃ができんというの」
    城定栞奈:「……あの世、ね。」
    興津和沙:「わかるー。スタンドとかもそうだよね。」
    鬼灯:「実際の所、レネゲイドウィルスとやらの研究が進めば科学的な説明もできるのかも知れんが。今は、あの世という認識で良い。とにかく──」
    鬼灯:「つまり、この世の存在はあの世の存在に手を出せぬ。それがこの山における〝法則〟である」
    鬼灯:「……ならば、そなたらも〝あの世〟の側に来てもらう他はあるまい?」
    射早 三月:「ゆえに酒を飲む、と。なるほどなるほど」自分の荷物を漁っている。つまみを探しているのだ
    浅田 イサオ:「それで。その方法がお酒、と?」
    城定栞奈:「……ま。死後の世界のことは今はどうでもいいわ。とにかくあの蛇のいる側に行ってぶち殺す。」
    城定栞奈:「で、ぶち殺したら戻ってくる。そういう話でしょ。シンプルでいいじゃない。」
    芹沢 修羅:「故に、ヨモツヘグイか」
    芹沢 修羅:「生者の世界に帰れなくなる、すなわち〝死者の世界に属する〟と」
    鬼灯:「うむ! 双方、正しい認識でなにより! ……が、まぁ、続きがあってな」
    興津和沙:「ふむふむ」
    興津和沙:と言いながらビールの銘柄を見てみます。市販品かな?これ
    鬼灯:「流石に完全に〝蛇〟の側に行ってしもうては、ほれ、あるじゃろ。ジャーム化とか言う怖いの」
    興津和沙:「あるね、めっちゃ怖いの。」
    鬼灯:「あれにならんとも限らん。故に、古くより〝じゃ〟を祓うに用いられた酒を用いるのよ」
    鬼灯:「……こちらの世界に暫く留め置き、黄泉に属するようになった酒をな
    GM:市販品である。
    GM:具体的に言うとコンビニとかで普通に売ってるクラスのやつだ。
    浅田 イサオ:「雰囲気は無いが。得心はした」
    射早 三月:「え、となるとお酒以外ダメなの……?」
    興津和沙:「なるほど。まあ、酔えればなんでもいいってわけね。」
    城定栞奈:「……侵蝕率を把握して、戻ってくることを強く意識する。そういう方法論についてはUGNが詳しいわよね。」
    鬼灯:「うむ。そなたらの専門分野じゃのう」
    鬼灯:「別に此方としては、桃の実を取ってきて喰おうとも構わんが」
    鬼灯:「何処まで喰うたら戻れなくなるかは、試したことが無い!」
    興津和沙:「やっぱり怖いやつじゃん!」
    鬼灯:「誰かで実験する訳にもいかん奴じゃからの」
    鬼灯:かっかっか、と笑い声
    鬼灯:「よって、少しずつ酒を流し込む。まずは弱い酒から、だんだんと強めて」
    鬼灯:「戻り得るが、しかしあの世の存在に干渉し得るまで飲ませる故にそう思え!」
    城定栞奈:「……とにかく。侵蝕率以外の方法でジャームに近付くって話ね。」
    射早 三月:「うひゃー……どうしよっかな……桃、食べちゃおっかなあ……」食えるものがそんなになかったのだ。
    浅田 イサオ:「……」なんだか、苦虫をかみつぶしたような顔をしてから。
    浅田 イサオ:サワーをぐっと煽る。飲み下すように。
    鬼灯:「おー、良い飲みっぷりじゃ」
    興津和沙:「いや、それはやめたほうがいいです、マジで!」
    興津和沙:「こういう時に山で妖怪さんとか神様の言いつけ破ってろくなことになったやつはいないです!」
    浅田 イサオ:こん、と、軽い音を立て、空になった缶を卓上に置いて。
    射早 三月:「……誰か、おつまみになりそうなもの持ってたりしない?手元に氷砂糖しかなかった……」くすん
    浅田 イサオ:「任務とあらば……なんかこんな任務で良いのかアレだが……わかりました。飲みましょう」
    興津和沙:「山岳救助にはこれかなーって…チョコなら…」
    城定栞奈:「悪くない話ね。オーヴァードとしてジャームに近付くよりよっぽどマシよ。」
    興津和沙:板チョコを射早さんの前に出します
    城定栞奈:空になったビールの缶を机に置く。
    射早 三月:「ありがたやーっ……!」平服しながら受け取る
    鬼灯:「くれぐれも言うておくが」
    鬼灯:「度を超えて飲み過ぎるでないぞ」
    興津和沙:「マジで、チョコで酒呑めんの!?」
    興津和沙:「急性アルコール中毒は怖いもんね。」
    城定栞奈:「そうね。ジャームをぶっ殺せる程度に。」
    浅田 イサオ:「……酒の器に自信はないが。善処しよう」
    射早 三月:「気を付けまーす」しかし缶を積んで遊べるくらいには飲んでいる。大丈夫か?
    芹沢 修羅:「全く不本意だが……」ストロング系チューハイの缶をあけて軽く掲げる
    鬼灯:「うむ。ではあらためて!」次のビールの缶を開けて掲げる
    興津和沙:缶チューハイを手に取る
    浅田 イサオ:ビール缶を手に取って。
    城定栞奈:「わざわざやる必要あるの?それ。」 2缶目もビールを手に取る。
    鬼灯:「どうせ飲むなら気分良く、よ」
    鬼灯:「では……乾杯!」
    射早 三月:「かんぱーーーい!!」
    浅田 イサオ:「乾杯」缶を掲げる。
    興津和沙:「かんぱーい!!」
    城定栞奈:「乾杯。」
    城定栞奈:苦笑しながら缶をかかげる。

    GM:では、ここで今回のセッションについてのアナウンスです。
    GM:今回は〝酔蝕率〟という、ゲーム的にはあまり意味の無い数値を設定します。
    GM:これはシーン中、3回まで2d10で振ることができます。
    GM:この値が蓄積するとつまり、酔っ払いになります。
    GM:それだけです。
    城定栞奈:侵蝕率とは違ってバックトラック失敗のリスクもなく、安心だ
    GM:なお目安としては、100でもうグダグダ終電が無くなった街で高いびきなレベルと考えてください
    GM:ということで早速ですが
    GM:自分のPCの酒の強さに合わせて、任意の[2×n(1~3)]D10をどうぞ
    射早 三月:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 14[8,6] → 14

    城定栞奈:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 10[8,2] → 10

    浅田 イサオ:度数が低いけど二本飲んだのでn=2で4D10で。よわよわ。
    浅田 イサオ:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 16[8,2,4,2] → 16

    興津和沙:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 12[6,6] → 12

    城定栞奈:み、みんな酔っとる!
    興津和沙:mazuha
    GM:よろしい、では
    GM:浅田さん
    浅田 イサオ:はい。
    酔っ払い表(ROC)
    1:笑い上戸
    2:泣き上戸
    3:絡み酒
    4:説教癖
    5:飲ませたがり
    6:歌いたがり
    7:暴力的になる
    8:なんらかの真理を悟る
    9:脱ぎ癖
    10:芸人体質

    GM:いきなりの無茶振りですいませんが
    GM:ちょっと酔ってください
    浅田 イサオ:ROCなら最初の宣言通り、まずは泣き上戸で行こうと思います。
    GM:OKです
    GM:では乾杯して少し経過してのことだ
    GM:あなたは唐突に、なんかしらんけど悲しくなったり泣きたくなったりするだろう。
    GM:唐突に。脈絡もなく。それが酒なのである。
    浅田 イサオ:「……今頃、街の皆は暑い中頑張ってるだろうに……俺は……俺は何を……?」なんだかちょっと、悲しくなったりする。
    浅田 イサオ:真面目であっても、真面目であるがゆえに。悩んでしまい、涙ぐんだりするのである。
    興津和沙:ゴクゴクゴク、と形の良い喉を鳴らしながら缶チューハイを呑んでいる
    興津和沙:「まあ、これ未成年飲酒なんだけどさー」
    興津和沙:「お仕事ってことで、UGNで責任とってくれるってことでいいんだよね?浅田さん」
    浅田 イサオ:「うぅ……責任……重い言葉だ……」胸を張って取ると言い切れない。なんだか背中がまるくなる。
    興津和沙:「…浅田さん?」
    浅田 イサオ:「無論、超法規的措置として皆さんに咎がいかないようにはする、するつもりだが……」
    興津和沙:「え、どうした?もう吐きそう?」
    浅田 イサオ:「俺は多分始末書ものなんだよなぁ……」ほろりと涙が流れる。
    城定栞奈:「……随分と酔うのが早いわね。イサオ。」 様子に気付く。
    鬼灯:「かっかっかっか。なんじゃ、でかい図体した男がべそべそと!」
    鬼灯:「常日頃、命を賭して戦わせているのに比べれば、酒を飲ませる程度のこと、なんでもないじゃろうが」
    鬼灯:「此方から見れば、童のようなものどもが血を流す方が罪じゃわい!」
    射早 三月:「あらら、泣き上戸」
    射早 三月:「黙っとけばバレない気がするんだけどなあ」
    城定栞奈:「……ただ飲むだけじゃヒマだから、話くらいには付き合うけど、」
    興津和沙:「小学生にお酒呑ましたらねえ。」
    興津和沙:ちびちびと缶チューハイに口をつけていく
    城定栞奈:「……小学生?」
    射早 三月:「違うの?」
    城定栞奈:「ちょっと和沙。もしかしてあたしのこと言ってんじゃ……三月まで!?」
    興津和沙:「……中学生?」
    興津和沙:と城定さんを指差しながら、小首をかしげる
    浅田 イサオ:「確かに命を賭けさせてる方が問題だが……それはそれ、これはこれ、わびしさの種類が違う……」
    城定栞奈:「違うわよ!中卒!中卒でジャームを殺す女やってるの!」
    射早 三月:「イサオくーん、もう話題変わっちゃったよ」
    芹沢 修羅:「中卒……? それにしては随分と発育が……」
    芹沢 修羅:「保護者は小児科に連れていった方が良いのでは……」
    芹沢 修羅:少しゆらゆらしている。
    興津和沙:「中卒でジャームを殺す女って」
    興津和沙:「無職じゃん」
    城定栞奈:「失礼ね!?どいつもこいつも!」
    興津和沙:「わはははははははははは!!無職じゃん!!!!」変にツボに入ったらしい
    浅田 イサオ:「そんな若さでこんな大変な仕事を……もっと俺たちがしっかりしていれば……」どんよりさせながらちびちびビールを飲んでいる。
    城定栞奈:「無職……そうね。あたしは縛られない生き方をしてるのよ。」
    射早 三月:「こっちは笑い上戸かあー。……もしかしてまともなの私だけ?」飲んだ酒の量は考えていない
    興津和沙:「えー、大丈夫なの?ちょっとは縛られたほうが楽じゃない?」
    興津和沙:「中卒で職無しだとさー、住むとこ探すのも大変じゃない?」
    城定栞奈:「残念。貯金がそれなりにあれば何とかなるものよ。」
    射早 三月:「そのお金足りてる?稼ぐアテなら知ってるよー」
    興津和沙:「おおー、よかったー。」
    芹沢 修羅:「高校大学と進んで就職するばかりが人生でもあるまいさ」
    芹沢 修羅:「……大学を出たところで……人間は……駄目になる……」
    芹沢 修羅:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    興津和沙:「じゃあ、今回もお酒いっぱい呑んで蛇倒してUGNからお金ふんだくらないとねー」
    興津和沙:「……おい、今度はなんかこっちにスイッチ入ったぞ!」
    城定栞奈:「そういうこと。ジャームを殺して生きてくのよ。あたしは。」
    芹沢 修羅:「ふふ、スイッチか。ふふ」
    芹沢 修羅:「……ふふふふふふふふ」
    芹沢 修羅:「スイッチ。その表現は良いな、スイッチ。ふ、はは、はははははっ」
    城定栞奈:「……げ。怖い笑い方するわね。」
    芹沢 修羅:笑う女の膝の上には、空になった9%チューハイの缶が数本。
    浅田 イサオ:「そんなにおかしいか……大卒の資格は持ってない俺が……」チルドレン課程から即エージェントになったので高卒(相当)。
    興津和沙:「うわー、結構入ってるー。」
    芹沢 修羅:「はっはっはっは、そう怯えるな! 先ほどの威勢はどうしたどうした!」
    射早 三月:「修羅ちゃん、だっけ。イサオくんほどじゃないけど、酔うの早くない?」
    興津和沙:「そっちも学歴コンプレックス持ちかよ!」
    芹沢 修羅:「ん? そうか? そうやも知れんな、安酒では飲んだ気がせんからな」
    興津和沙:「ごめんごめん、冗談冗談!中卒だろうが大学出てなかろうが、今を頑張ってる人はみんな立派だよ!」
    射早 三月:「……」めそめそしてるイサオくんにさらにしこたま飲ませれば静かになるかなあ、と思ってる。
    芹沢 修羅:「っふ、ふふふふふ、ははっ。そうだぞ、そうだぞ浅田! 学歴なぞ無くても生きていけるぞぉ!」
    芹沢 修羅:「有るにこしたことは無いがな! ……っはははははっはは!」
    興津和沙:「だから浅田さん、泣かないでー。浅田さんは頑張ってるからねー」
    射早 三月:「それはひどいよ修羅ちゃん……ささ、飲んで飲んで」
    城定栞奈:「そうよイサオ。和沙に慰めてもらいなさい。」
    興津和沙:ちょっとフラつく足で浅田さんに近づき、頭をなでます
    城定栞奈:特に近付かずに浅田さんに手をヒラヒラと振るだけ。
    浅田 イサオ:「うぅ……慰められている……そんな己が情けない……」逃避するようにぐびーっとビールを煽る。
    射早 三月:「流石お姫様、すごい包容力だねえ」氷砂糖をバリバリ食い始める
    興津和沙:「どないせっちゅうねん。」
    鬼灯:「膝でも貸してやるがいい」
    鬼灯:「少し寝かせれば直ぐにも醒めようさ、さして強い酒でもない」
    興津和沙:「それはやだー」
    射早 三月:「んじゃ、貸してみなさい」
    興津和沙:「王子様に怒られちゃうもん。」
    興津和沙:「ん、違うなー。私の王子様は怒らないけど、ちょっと悲しんじゃうだけだなー」
    浅田 イサオ:「大丈夫だ、しばらく……しばらくすればなんとかなるはず……」井戸から組んできた水を、薄めるようにぐっと飲む。
    興津和沙:と言いながら浅田さんの体を持ち上げ射早さんのほうに運びます
    芹沢 修羅:「王子──将たるもの二君に仕えずという奴か?」
    射早 三月:「和沙ちゃんも大概酔ってない?」膝立ちで寄って行き、受け取る。
    城定栞奈:「いや、どう考えても今のは男女の関係の話でしょうが。」
    興津和沙:一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)、柄の重さ込みで100kg近い槍を普段から持ってる興津にとっては成人男性ぐらい軽い軽い
    射早 三月:「はいはい、ねんねんころり。つらいことは酒飲めば忘れるのです」
    芹沢 修羅:「なんだ、栞奈。男女関係の話が好みか?」
    興津和沙:「将、外にあっては、君命も奉ぜざるあり、とかねー」芹沢さん
    芹沢 修羅:「ん? 〝なんだかんな〟、やけに語呂が良いな。語呂が良いぞ、はははははっ」
    城定栞奈:「どうかしらね。あたしが認めるほどの良い男がそう何人もいるとは……あっこの酔っ払い。人の話を聞いてないわね。」
    芹沢 修羅:「聞いているぞ、聞いている。ちなみにそこの男の評価は?」
    興津和沙:「私の王子様のほうがかっこいい!!」右手を元気よく上げながら応えます
    射早 三月:「ねんね、ねんね……ダメだ、子守り分かんないな」自分用の缶を開けながら
    城定栞奈:「……」 浅田さんの様子を見る。
    浅田 イサオ:そこそこ酔いが回っているようで、転がされたまんまになっている。
    射早 三月:「和沙ちゃんもちょっと休んだら?」一番飲んでいるくせにピンピンした見た目。なんだこの女?
    城定栞奈:「……さあね。少なくとも……」
    興津和沙:「ん、もうちょっと呑むー」
    城定栞奈:「……いや、口が滑りそうになった。イサオは低評価よ。」
    浅田 イサオ:(女子、こわい……)囲まれているので逃げ場も無いが。
    城定栞奈:何かを言いかけてからしばらく黙ったかと思うと、それだけ告げる。
    興津和沙:「浅田さん可哀想」
    芹沢 修羅:「──ぶっ、ははははははっ! 辛辣だ、辛辣だな! ははははははは!」
    興津和沙:「でも、大丈夫だよ。射早さんは膝枕してくれるぐらい、浅田さんのこと気に入ってるからね。」
    興津和沙:と射早さんの膝の上で寝ている浅田さんの頭をなでながら言う
    鬼灯:「……ふふっ」
    鬼灯:騒がしくなり始めた小屋の中、鬼灯は微笑みながら窓の傍に寄り、
    鬼灯:「相済まぬ。酒の邪魔をしてすまぬが、まだ頭の回る者、窓の外を見るが良い」
    興津和沙:「なにー?」
    城定栞奈:「あら。これでも辛辣な言葉は呑み込んであげたのよ?」 芹沢さんの反応に対して
    浅田 イサオ:「ん……」のそのそ起き上がってぼんやり窓の外を見る。
    興津和沙:ちょっと頭を揺らしながら立ち上がる
    射早 三月:「ほうほう」窓のほうへ
    GM:窓の外の光景は──形は何も変わっていなかった。
    GM:違うのは、色だ。
    GM:桃の花が少ぅしばかり赤みを備えて、
    GM:川辺の草花は反対に色褪せていた。
    GM:川を流れる水は、太陽の光を照らし返すばかりなのだが、
    GM:その光の色まで、些か赤みを帯びて見えるだろう。
    鬼灯:「川は、赤いか? 黒いか?」
    興津和沙:「きれー」
    興津和沙:「赤くてキラキラしてる!」
    城定栞奈:「あれを黒とは呼ばないわね。」
    浅田 イサオ:「赤く見えるぞ……」
    興津和沙:「黒じゃないならなんて呼ぶの?」
    射早 三月:「どっちだっていいんじゃないですかー」しごく適当
    興津和沙:>城定さん
    城定栞奈:「……赤よ。」
    鬼灯:「……どちらだ?」重ねて、答えなかった一人に問う。
    興津和沙:にへへー、と笑いながら城定さんの頬を撫でる
    城定栞奈:結局赤と言わされたので少し気恥ずかしそうにしている。
    城定栞奈:無抵抗に頬を撫でられる。
    興津和沙:素直じゃない少女の姿がなんか可愛く見てきた
    興津和沙:「ん、しっかり応えられたねー、えらいぞー」
    射早 三月:「んー、じゃあ黒で。私ちょっと天邪鬼ですから」酒をもう一缶開ける
    鬼灯:「ならば、射早はもう飲むな」
    鬼灯:「皆、射早の身を抑えよ」
    射早 三月:「冗談なのに……!?」
    城定栞奈:射早さんに近付き、
    芹沢 修羅:「……赤。そもそも川が赤いということが奇妙ではあるな」
    興津和沙:「だから、こういう時に山の主さんにひねくれた対応するとろくなことないよ?」
    城定栞奈:片腕を抑える。
    興津和沙:反対の腕を抑える
    射早 三月:「あー、仕事中のお酒があー」とはいえすっぱり諦める
    芹沢 修羅:「その口ぶりから察するに、変わったのは光景ではなく私達の目か」
    浅田 イサオ:「景色の色が重要なのか……?」若干ふらふらと立ち上がり、空けた缶を取り上げる。
    城定栞奈:「……冗談で助かったわね。」
    鬼灯:「うむ」
    鬼灯:「冗談ではなく本心で言うておるのならば、殺せと言わねばならぬかと思うたぞ」
    興津和沙:「こわ」
    鬼灯:からからと笑いながら、そんなことを言った。
    射早 三月:「……気を付けまーす」
    鬼灯:「すまんの。この程度の量で、異界の者と成り果てるとは思うておらんよ」
    鬼灯:「……じゃが、万が一ということもある。もしあの川の流れが、赤を通り過ぎて黒く見え始めたならば」
    城定栞奈:「……ちっ。絶対安全な方法だと思ってたわけじゃないけれど。」 射早さんの腕を離す
    鬼灯:「その時は手を止めよ。酒の一杯どころか、水の一滴も口にするでない」
    鬼灯:「そこがきっと、〝頃合い〟じゃ」
    興津和沙:「そこが、蛇のいる場所、ってことだね。」
    射早 三月:「……つまりまだ飲める!」先に水を飲む。後でたくさんお酒を飲むためだ
    鬼灯:「うむ、左様じゃ」
    浅田 イサオ:「よくよく、覚えておく」外の景色を、再度見ながら。
    興津和沙:「まあ、そういうわけだから。浅田さんも泣いてないでもっとお酒飲もうね?」
    鬼灯:「……どれ。脅した詫びでも無いが、聞き分けの良い子らには褒美をやろうかの」
    興津和沙:「涙は蛇との戦いの前に枯らしちゃおう!」
    城定栞奈:「……侵蝕率でジャームに近付くよりマシな方法には違いないわね。」
    鬼灯:「酒も良いが、そればかり飲むのも飽きるじゃろう。つまみの一つもこしらえてやる」
    興津和沙:「お、いいの。やったー!」
    射早 三月:「いやったー!」ガッツポーズ
    興津和沙:「私お肉がいい!」
    鬼灯:「肉じゃな、良い良い。少し時間がかかる故、桃園を歩きでもして待つが良い」
    城定栞奈:「あたしは別に、このまま飲み続けても……」
    興津和沙:「はーい、酔い冷ましの散歩だね!」
    興津和沙:ぐっと栞奈ちゃんの腕を引っ張ります
    芹沢 修羅:「アルコールの摂取量の問題はさておき──ふむ」
    興津和沙:「ほら、栞奈ちゃんも」
    芹沢 修羅:「腹の容量は限界があるからな」
    興津和沙:「ジャームをぶっ殺すんでしょ。で、私達は同じ目的のチームなんだから。」
    城定栞奈:「ぐっ……!和沙、あなたもだいぶ……あっ、ちょっと!」 引っ張られて行く
    興津和沙:「一緒に散歩して、少しでも呼吸を併せてチームワークを整えてから挑んだほうが」
    興津和沙:「ちょっとでも、勝率が上がると思わない?」
    浅田 イサオ:「皆ばかりをいかせるわけにもいかないな……」若干ふらつく脚を務めてしゃっきりさせ、ついていく。
    城定栞奈:「ぐ……!道理ね。」
    射早 三月:「んじゃ、お言葉に甘えて……ちょっと出てきまーす」
    興津和沙:「いえーい!論破!」
    鬼灯:「厠は下流の木陰じゃぞー」
    鬼灯:と見送りつつ
    鬼灯:「……ふふ」
    興津和沙:「いこいこー!浅田さんも支えが必要になったら言ってねー!」
    鬼灯:「大勢で飲み騒ぐのは、楽しいのう」

    GM:ロイス&調達が可能!
    興津和沙:同行者/射早三月/有意○/不安
    射早 三月:イサオくん 〇連帯感/憐憫
    浅田 イサオ:鬼灯/〇有為/猜疑心 で取得。
    興津和沙:同行者/城定栞奈/可愛い○/ひねくれもの
    興津和沙:ボデマ!
    興津和沙:1dx
    DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

    興津和沙:ダメダメ!
    興津和沙:以上!
    射早 三月:ショットガン!
    浅田 イサオ:調達はアームドスーツ。
    射早 三月:2dx+2
    DoubleCross : (2R10+2[10]) → 2[2,2]+2 → 4

    浅田 イサオ:1dx+1>=15
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

    城定栞奈:この経験点帯ならヒートウィップよりもワイヤーウィップ!
    射早 三月:金突っ込んでもダメじゃねーか!!
    浅田 イサオ:失敗! 以上!
    射早 三月:以上!
    城定栞奈:6dx+4>=12
    DoubleCross : (6R10+4[10]>=12) → 8[2,3,3,4,6,8]+4 → 12 → 成功

    城定栞奈:ぎりぎり成功!装備します
    興津和沙:すごいぜ
    GM:よいかな
    城定栞奈:ロイスは保留かな……もしかしたら明日のセッション再開時までに考えておいて取るかも。
    GM:OK!

    シーン2:15%前後


    GM:全員登場!
    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:43->50)
    射早三月:1d10+48
    DoubleCross : (1D10+48) → 3[3]+48 → 51

    興津和沙:1d10+46
    DoubleCross : (1D10+46) → 2[2]+46 → 48

    興津和沙:あ
    城定栞奈:42+1d10
    DoubleCross : (42+1D10) → 42+6[6] → 48


    GM:では、情報収集タイムです。
    GM:現地を歩き回ったり、現地の詳細な情報をUGNや知人の情報筋に送ることでなんらかの解答を戻してもらったり、
    GM:そういう感じで調べていただくことになりますが。
    情報項目
    【井戸の周辺】 目標値7 《情報:UGN》or《知覚》
    【山岳地帯】 目標値8 《情報:UGN》or《情報:噂話》or《知識:郷土史》
    【〝蛇〟】 目標値9 《情報:UGN》or《情報:裏社会》

    GM:まず内容はこんな感じだ。
    城定栞奈:ふむふむ
    城定栞奈:蛇について調べたいなあ
    浅田 イサオ:情報収集よわよわなので自分は井戸の周辺とかかなぁ
    射早三月:じゃあ山岳ふるかな
    城定栞奈:では、振りますね
    城定栞奈:8dx+1>=9 【〝蛇〟】 目標値9
    DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[4,4,5,6,7,8,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

    城定栞奈:おっ
    浅田 イサオ:井戸の周辺 を情報:UGNで、コネ:UGN幹部使って振ります。
    GM:つよい
    浅田 イサオ:3dx+1>=7
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 10[6,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    浅田 イサオ:成功した。
    GM:山岳はどうするのかな
    射早三月:んじゃあ援護の風かましてふります
    射早三月:7dx+1 浸食+2
    DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,3,4,5,5,8,9]+1 → 10

    GM:では
    【〝蛇〟】
    衛星から、蛇型のジャームとおぼしき姿を確認できた。
    あくまで機械的に観測する限り、それはせいぜいが体長10m程度の、巨大ではあるが生物の範疇に収まるものだそうだ。
    だが、薙ぎ倒された木々や穿たれた地面の痕跡は確かに、それが体長数百mに至る怪物の仕業であると示唆している。

    【井戸の周辺】
    井戸から少しだけ離れた場所に、小さな石積みの墓が九つ並んでいる。
    うっすら苔むしてはいるが、周りの雑草は丁寧に摘み取られている。
    八つには花が供えられ、一つには何も手向けられていない。

    【山岳地帯】
    この近辺は、数百年前には小さな集落が存在したらしい。
    今は住まう者も無いが、あの小屋はおそらく集落の名残だ。
    畳などが真新しいのは、きっとリフォームの成果である。

    ……尚、付随して鬼灯に関してだが。
    調べたところ、普通にUGNにイリーガルとして登録しているようだ。
    登録は10年ほど前。ここ数年活動の記録は無い。

    GM:そして、これらの情報の開示により、【山間の集落】についても合わせて自動開示されます。
    【山間の集落】
    どうやら数百年前に存在した山間の集落は、水害に悩まされていたらしい。
    やがて人が住まなくなったのも、水害に辟易し土地を移ったからだ。
    ……水害を、荒ぶる水の神の仕業を見做すならば。
    最も人の暮らしに身近な水の神とは、すなわち蛇ではあるまいか。

    城定栞奈:なるほどね
    興津和沙:りょうかい!

    GM:──さて。
    GM:あなた達は、この切り取られた桃園の中を散歩している。
    GM:それはもちろん、望めば洞窟を抜けてもっと広い山間を歩き回ることもできるのだが、
    GM:あの蛇がいる。あまり推奨は出来ない。
    GM:とは言え、山を見て回るよりはきっと、この桃園の光景の方が心を満たしてもくれよう。
    GM:いささか色合いが変わり始めたが、それでもなお美しい世界だ。
    GM:……さて。
    GM:ただ心を休めるだけというのはあなた達には似合わない。
    GM:〝つまみ〟とやらが用意されるまでのいっとき、あなた達は、出来る限りのことをするだろう。
    興津和沙:缶チューハイを片手にのんびりと歩いています
    浅田 イサオ:「……しかし、不思議な場所だ……」赤い景色を眺めながら。
    興津和沙:「ねー。思わず一句詠みたくなっちゃうぐらいいい景色だよねー」
    興津和沙:「読めねーけど、あははは」
    浅田 イサオ:「生憎、教養が無いので句は読めないが……チェイサー用の水を汲んでいる間に、また妙な景色は見たな」
    興津和沙:「なになに?」
    射早三月:「気になる気になる」手にはビール……ではなく電子機器。飲むのは一旦お休みだ
    浅田 イサオ:「石積みの墓が九つ。一つだけ、花が手向けられていなかったけども。とりあえず手は合わせてきたが……鬼灯さんが見送ってきた者達。なのかもしれないな。古いものに見えたし」
    城定栞奈:「……」周りの景色を眺めている
    城定栞奈:「……後で聞いておきましょうか。何かのヒントになるかも知れない。」
    射早三月:「この辺、集落があったらしいからねえ……」
    興津和沙:「そうなんですか?」
    射早三月:「うん、水害がひどかったらしくてだいぶ前に消えてるけど」
    浅田 イサオ:「レネゲイド由来のなんらかの空間ではなく、普通に集落があったんだな……」驚いた様に。
    芹沢 修羅:「だいぶ前──が、数百年単位の話になりそうだがな。集落跡にしては家屋の土台も見当たらん」
    射早三月:「江戸時代って書いてあるね」
    興津和沙:「滅びた村に9つの墓、そしてバカみたいにデカイ蛇」
    興津和沙:「なんだかいよいよ伝奇じみて来たね。稗田先生とか出てきそう」
    城定栞奈:「そのデカい蛇だけど、」
    城定栞奈:端末を見せる。
    興津和沙:「平家の落ち武者とか帝のご落胤がここらに落ち延びたみたいな伝説がないかな……お、なになに」
    芹沢 修羅:「ん?」覆い被さるように端末を覗き込む。
    城定栞奈:「情報屋からの衛星写真が手に入った。デカくない蛇なら確かに観測できるみたい。」
    城定栞奈:10m程の蛇と、その周りの不自然になぎ倒された木が写った衛星写真。
    芹沢 修羅:「ふむ。……縮尺も加味すると、せいぜいが10mというところか」
    射早三月:「となると、あれは幻覚?」
    興津和沙:「気合ででっかく見えるっていう例のアレかな。」
    浅田 イサオ:「こちらとあちらの位相のズレが影響しているのかも知れない。……いずれにせよ、討伐するにはまだまだ……飲む必要が、あるのかぁ」先程の惨状を思い出してもやもや。
    城定栞奈:「理屈がどうであれ、本体だけを狙うのは現実的じゃないものね。」
    芹沢 修羅:「事実として、向こうからこちらには手を出せるのだからな」
    芹沢 修羅:「一方的に殴られるのは気に入らん。飲むぞ」
    城定栞奈:「ズルいわよね。あの世に送り返してやる。」
    射早三月:「引き際さえ見誤らなきゃ今の方法で行けそうだしね……あ、あと直接は関係ないんだけど」
    興津和沙:「どうしたんです?」
    射早三月:「……鬼灯さん、イリーガル登録してた」
    興津和沙:「へー。」
    射早三月:「イメージにあわなくてちょっと面白くない?ってだけだけどねー」
    浅田 イサオ:「現地の妖怪、一気に卑近な存在になったな……」
    興津和沙:「じゃあ、ある程度身元は確かなんですね。」
    芹沢 修羅:「……身元が判明している妖怪」
    芹沢 修羅:「良いのか、それは……?」
    城定栞奈:「え?そんなのいくらでもいるでしょ。」
    興津和沙:「いいんじゃないですか。鬼太郎だってそうだし。」
    射早三月:「現代社会では身元ないとお酒買えないしね」
    興津和沙:「ある程度素性が明らかになってる妖怪のほうが子供には人気出ますよ、あははは」
    GM:──そんな風にあなた達が言葉を交わしていた時だ。
    鬼灯:「おーい。待たせたのー」と声がする
    鬼灯:そちらを見れば、小屋の外に出てきた鬼灯が、小さな手をぶんぶんと振っているのが見えるだろう
    興津和沙:「お、噂をすればってやつだ」
    射早三月:「もしかして、おつまみですかー」
    GM:その声に招かれて小屋に戻るのならば、ちゃぶ台の上は一層賑やかになっていることだろう。

    GM:まずはオーソドックスに焼き鳥だ。市販品のレンチンだろうが、ぱらぱらとまぶされた塩気が酒に良く合うのだ。
    GM:それから、野鳥を捌いてそのまま火を通したという風情のチキンソテー。こちらも塩味である。
    GM:干し肉。たぶんこれも鳥。だいぶ干からびて固く、煙の香ばしさが食欲をそそる。
    GM:総じて、鳥ばっかりで塩味ばっかりである。
    城定栞奈:「へえ、やるじゃない。」
    興津和沙:「わーい、焼鳥好きー!」
    興津和沙:「皮もらっていい?皮」
    GM:一方で酒は、と言うと。
    GM:でん! と日本酒の一升瓶がおかれていたり。
    GM:ラベルこそ無いのだが、ワイン。赤と白。
    GM:他にはシャンパンやら何やら、程々に強い酒が並んでいて、
    城定栞奈:「ちなみになんだけど。」 遅れて戻ってきて座り直している。
    鬼灯:「ん? なんじゃ小さいの。申してみよ」とか言う本人は、風情もなくコップに日本酒を注ぎ始めている。
    城定栞奈:「ヨモツヘグイってのと同じで考えるのは、酒だけでいいのかしら。」
    鬼灯:「ふふ。〝酒に清めの力があると言うのなら、ただの食物は危険ではないか〟と懸念しておるのか?」
    城定栞奈:「異界の食べ物だっていうならね。」
    鬼灯:「かっかっか、安心せい! その為の塩よ。清めの塩とか言うじゃろ、よく」
    射早三月:「あ、おいしい!ほんとありがとうございます!」もう干し肉をつまんでる。
    城定栞奈:「……そう。なら専門家に任せるわ。」
    鬼灯:「ちいっと味は濃いがの。そこは酒で程よく薄めて喰うが良い」
    鬼灯:「……という訳で二次会じゃ。乾杯!」
    射早三月:「いえーい、乾杯!」
    GM:ということで皆さん
    GM:飲蝕率を増やしてみましょうか。
    城定栞奈:10+4d10
    DoubleCross : (10+4D10) → 10+28[1,9,10,8] → 38

    浅田 イサオ:16+2d10
    DoubleCross : (16+2D10) → 16+8[5,3] → 24

    射早三月:14+2d10 よっしゃ
    DoubleCross : (14+2D10) → 14+19[10,9] → 33

    興津和沙:4d10+12
    DoubleCross : (4D10+12) → 27[7,4,9,7]+12 → 39

    城定栞奈:高ぇよ!?
    興津和沙:ダメージダイスで出て欲しい出目
    GM:一気に行ったな
    酔っ払い表(ROC)
    1:笑い上戸
    2:泣き上戸
    3:絡み酒
    4:説教癖
    5:飲ませたがり
    6:歌いたがり
    7:暴力的になる
    8:なんらかの真理を悟る
    9:脱ぎ癖
    10:芸人体質

    GM:では、泣き上戸を見せてくれた浅田くん以外の三人は
    GM:ROCでダイス振るなり選ぶなりで酔っ払ってください。
    芹沢 修羅:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9

    城定栞奈:あ、じゃあチョイスで。
    芹沢 修羅:脱ぎ癖
    鬼灯:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    城定栞奈:4の説教癖が出ます・・・…
    鬼灯:何かを悟る
    興津和沙:芹沢っ
    城定栞奈:説教相手がほぼ確定しちゃったじゃん!?
    射早三月:チョイスで飲ませたがりになります
    興津和沙:泣き上戸は被っちゃったから絡み酒で行こうかな
    GM:OK

    GM:──という訳で、ふたたび惨劇の飲み会が始まったのである。
    城定栞奈:はあ、と溜息をついて日本酒を飲む。鬼灯に話しかけながら飲んでいた。
    城定栞奈:「あたしはまだ見てないんだけど、墓があるのね。」
    鬼灯:「おうさ」ぐびぐびと日本酒を煽り
    鬼灯:「人はいずれ死ぬよ。墓があろうても不思議は無い」
    興津和沙:「ん~~~~。この鳥美味しい~!」
    興津和沙:「なにこれ、ヒヨドリ?」
    城定栞奈:「……何かのヒントになるかも知れない。もし差支えがなければ……」
    射早三月:「え、ほんとー!?一口もらいまーす」和沙ちゃんに。
    鬼灯:「おう、それは雉じゃ!」と横を向いて応じ、また視線を隣の、似たような体格の少女へ戻して
    浅田 イサオ:「仕組みはだいぶファジーな気もするが。空き腹に酒だけよりかは、余程ありがたい……」こちらもソテーに手を付けて。コップに日本酒を注いで。控えめに飲んでいる。
    興津和沙:「食べて食べてー!私が作ったんじゃないけど、あははは」
    射早三月:「ありがとねー……あ、おいし」
    城定栞奈:「ちょっと!飲むのもいいけどあなたたち、ジャームに繋がる情報収集も……!」
    鬼灯:「別に駄目ということもないが、おもしろい話でも無いわい」
    鬼灯:「いつか入る予定の墓を作ったはいいが、それから何百年、死ぬ機会がなく──」
    興津和沙:「キジ!キジとか初めて食べた!あれ?キジって狩猟鳥だっけ?わっかんねえ!!あははは!」
    GM:ばさっ
    GM:城定栞奈の視界を、突然に飛来した布が覆う。
    射早三月:「ん?」
    城定栞奈:「……なるほど。自分の墓って……は?」
    射早三月:音に顔をやる
    城定栞奈:「はぁ!?」
    城定栞奈:布を払います
    GM:剥ぎ取ってみれば、それは。
    GM:いささかベトナムの民族衣装にも似たデザインの、赤い服だと分かるだろう。
    芹沢 修羅:「暑い」
    芹沢 修羅:「なんだこの暑さは。エアコンは無いのか、文明の利器だぞ」
    芹沢 修羅:酔っ払いが、一枚繋がりの服を自ら脱ぎ捨てて、下着姿になって酒を飲んでいるのであった。
    興津和沙:「わははははははははははははははははは!!」
    浅田 イサオ:「わわっ、わっ」慌てて直視しないように後ろを向く。
    興津和沙:「なんで脱いでんのあはははははははははは!!!!」
    射早三月:「あーあー、大変だねえ」鳥を食いながら
    興津和沙:「服こそ文化と文明の証の一つだろうに、わははははははははは!!」
    城定栞奈:「しゅ、」
    城定栞奈:「修羅ぁ!ちょっと、何脱いでるのよ!」
    芹沢 修羅:「服飾文化は専攻の外でな。それに一応まだ着ているではないか」
    城定栞奈:服を投げつけ返す!
    芹沢 修羅:と、胸元を覆う黒い布地を摘まんだりしていたところ
    芹沢 修羅:「む」投げ返された布が顔に被さって黙り込む。
    射早三月:「イサオくんごめんねー、酔っ払いたくさんで……飲む?」
    城定栞奈:「ほら、浅田さ……イサオも困ってんでしょうが!」
    興津和沙:「まあまあ城定さん、落ち着いて落ち着いて」
    芹沢 修羅:「……あつい」顔の布を払い落として、そのまま部屋の隅へ蹴り飛ばす
    芹沢 修羅:「なにが困る。別に布一枚剥いだだけだ、皮膚を剥いだわけでもなし」
    芹沢 修羅:「それとも、なんだ。人体に余計な布が被さっているのを見るに堪えぬという性質か?」
    浅田 イサオ:「飲まなきゃやってられないな、これは……」後ろを向いたまんま、酌に応じて飲む。
    興津和沙:「そんなに羨ましがらなくても、城定さんもあと10年もしたらあれぐらい立派になれるからさ」
    城定栞奈:「ぬぐぐ……人が真面目に事件を解決しようとしてるってのに……酔っぱらいめ……」
    城定栞奈:そう言っている自分も顔が赤くなっている。
    射早三月:「たんと飲みな、それそれ」手元にもう二缶くらいある
    興津和沙:「違うよー!真面目真面目!真面目にやってるから真剣にお酒呑んでるんだよー!」
    芹沢 修羅:「まあ、なに。私も事件解決については考えているのだぞ。前金も受け取ってはいるのだし」
    芹沢 修羅:「ただそれはそれとして些か暑いというだけでな。……寧ろお前は暑くないのか?」
    射早三月:「栞奈ちゃんも、もっと飲んだほうがいいよー」
    射早三月:「難しいこと考えられないくらいのほうがいいって」
    鬼灯:「……………………」
    鬼灯:「そうか」
    城定栞奈:「そ、それはそうで……だけど……」
    興津和沙:「そうそう。でもあれかー。ちっちゃいうちからお酒のみすぎると、大きくなれないんだっけ?」
    鬼灯:「酔うと、人はこうなるのか……ふむ……」
    鬼灯:何かしきりに頷いている。
    射早三月:「女の子の成長期ってもう終わってたりしないっけ」
    興津和沙:「ちっちゃいままでも可愛いから私はいいと思うけど」
    興津和沙:「城定さん的にはどうなの?」
    城定栞奈:「……」
    興津和沙:「成長は気合でなんとかなるって!」
    城定栞奈:「…………」
    興津和沙:「私もおっぱいは気合で大きくなったし!」
    射早三月:「うそお」
    芹沢 修羅:「女性の第二次性徴は平均して10歳ごろから始まる。となれば」
    芹沢 修羅:「十五ではあらかた終わっている……と言えような」
    城定栞奈:「…………」
    浅田 イサオ:「またそういう話を……」逃避するように日本酒を煽っている。
    興津和沙:「ホントホント、なんか大きくなった。」
    芹沢 修羅:「身長や体重が急激に増えるのは、13歳程度まで。後の成長は緩やかだ」
    芹沢 修羅:「だが、その背丈はマイナス3.0SDを下回っているだろう。小児科の範疇だぞ?」
    芹沢 修羅:「よく小児科も言うだろう、早めの受診をお勧めすると──」などと言いながら、ワインを瓶でラッパのみ。
    城定栞奈:「……ちょっと。興津さん。芹沢さん。」
    射早三月:「レネゲイドの力でなんとかならない?」
    興津和沙:「なになに?さっきみたいに和沙でいいよ?勿論姫でも可!」
    城定栞奈:「気にしているんです。私だって。なんですか。ずけずけと。」
    城定栞奈:「ちっちゃくてかわいいとかじゃないです!まだ伸びてるんです!」
    興津和沙:「中3の身体測定のときから何cm伸びたの?」
    城定栞奈:「……い、1cmくらい……」
    興津和沙:悪意ゼロの純粋な好奇心で聞く
    芹沢 修羅:「計測誤差の可能性があるな」
    射早三月:「可愛い……」
    城定栞奈:「だ、だいたいですね。酔うのはいいですけど!ちゃんとあの蛇を倒す準備もですね!」
    興津和沙:「おー、まだ伸びてるんだ。すごいね!」
    城定栞奈:「ぬぐぐぐ……」
    芹沢 修羅:「全く」
    芹沢 修羅:いきなり手を伸ばし──栞奈ちゃんの腕を掴んで引き寄せにかかる!
    興津和沙:「でもねー、あんまり伸びすぎないほうがいいよ。150~160ぐらいがねー。いい感じに可愛いと思うのーっておー」
    城定栞奈:「っ!」
    城定栞奈:不意を突かれて引き寄せられる
    芹沢 修羅:がしいっ
    芹沢 修羅:と、腕の中に頭を閉じ込めて胸でロックするような抱きしめ方に移行しつつ
    芹沢 修羅:「酒の席で固いことを言うものではない。口を塞ぐぞ」
    芹沢 修羅:などと言う。宣言前に既に口を塞ぎに掛かっているのだが。
    興津和沙:「おー?」
    城定栞奈:「……」
    興津和沙:「芹沢さーん!そのまま反対向けてあげてー!180cmの光景見せてあげてー!」
    城定栞奈:「……そ、それもそう、ですけど……でも……」
    芹沢 修羅:「反対? ふむ……」
    芹沢 修羅:腕のロックを緩めて、ぐるりと百八十度回転させる。
    興津和沙:「城定さん、大切なのはイメージすることだよ!」
    興津和沙:「その光景をしっかり目に焼き付けて、180cmになった自分を想像するんだ!」
    射早三月:「こらこら和沙ちゃん、その辺にしときなー」和沙ちゃんに近づき、酒を流し込みにかかる!
    浅田 イサオ:「だいぶめちゃくちゃなことになってるな……?」
    城定栞奈:「あ、ちょっ、ちょっと!」
    興津和沙:「そしてその強い想像力はいつかきっと肉体にも影響をぶほう!?」
    興津和沙:流し込まれる
    射早三月:「ワハハ、のみなのみな」
    城定栞奈:「浅田さん止めて!芹沢さんを何とかしてください!」
    芹沢 修羅:「反対……どちらの向きのことだ……?」
    芹沢 修羅:と言いながら、もう一回180度回してみたりする。もう一回。もう一回。
    芹沢 修羅:相手の体重が軽いのをいいことに両手でぐるぐるコマ回しである。
    浅田 イサオ:「……あぁもう、失礼します……!!」仕方なしに前を向いて立ち上がり、芹沢さんを止めにかかる。
    城定栞奈:「ちょっ!待っ!芹沢……!」
    城定栞奈:ぐるぐる回されている
    芹沢 修羅:「どーれ、このまま高いたか────ぁっ」
    興津和沙:「ぷはー、孫呉の宴会じみてきたな。」
    浅田 イサオ:「酔ってる所を回すもんじゃないですよ!」救出。
    芹沢 修羅:持ち上げようかと一瞬反動をつけようとしたところ、腕の中から栞奈ちゃんを奪い取られて、
    芹沢 修羅:「……………………」
    興津和沙:「ベトナム方面に飛ばされることになっても杯を受け取ろうとしなかった虞翻の気持ちがわかる」
    射早三月:「はは、楽しくていいねえ」和沙ちゃんにお酒を渡しながら、自分はチキンソテーをもりもり食べているぞ
    芹沢 修羅:「……なんとなく手が落ち着かん」
    芹沢 修羅:捕食者の目が浅田くんへ向けられる。
    城定栞奈:「た、助かりました……」 浅田さんに体重を預けてへたり込んでいる。
    興津和沙:ごくりごくり
    興津和沙:「浅田さーん、露出魔がそっちに狙いをつけたよー、気をつけてー」
    浅田 イサオ:「ひっ、服、服着てください……」城定さんを反対側へ降ろそうとしながら、捕食者の目線から逃げるように。
    芹沢 修羅:「……………………」ひゅっ、と両手が走る──次の犠牲者の頭を胸に抱き込むように!
    城定栞奈:「うう……私は真面目にあの蛇の討伐をしようとしてるだけなのに……」 反対側へ降ろされずにそのまましがみついてます。
    芹沢 修羅:即ち浅田くんを大小のサイズ差で左右から挟み込むようなそんなタッグ攻撃だ。
    城定栞奈:浅田さんが逃げられないように抑えている形になっている。
    興津和沙:「ところでさー、射早さんさー、ソシャゲとかやってる?」
    射早三月:「んー……あんまり、かなあ」
    射早三月:「ランキングの一番上のやつはたまにやってるけど、そんくらい?」
    浅田 イサオ:「うぎゃっ!?」前後から異性に抱き着かれる形で、情けない悲鳴を上げる。
    興津和沙:「あのねー。私がやってるのでねー」
    芹沢 修羅:額を腕、後頭部を胸でロックするような形で背に体重を預けつつ
    芹沢 修羅:「ねむい」
    興津和沙:「今度さー。項羽の槍を持った虞美人が実装されるんだよー」
    射早三月:「うんうん」お話は好きなので聞いてあげる
    浅田 イサオ:チルドレン、エージェントとしての生活漬けで、女性に対する免疫が殆ど無い。
    浅田 イサオ:「離してから寝てください……」消え入りそうな声。
    興津和沙:「珍しくない?項羽の槍って。項羽って言えばさ、やっぱ剣のイメージがあるじゃない。項梁に習うのも剣だし」
    射早三月:「あー、そうだっけ。三国志ちゃんと読んでないからなあ」気が付くとすでにチキンソテーと干し肉はない
    興津和沙:「三国志で、董卓に献上された剣が項羽の剣だったって話もあるしさー」
    射早三月:「物知りだねえ」なでなで
    興津和沙:「でしょー」
    芹沢 修羅:「やかましい、そのまま止まり木の仕事をしていろ」
    芹沢 修羅:「……ねむい」
    芹沢 修羅:がっちりホールドしたままうとうとし始める。
    興津和沙:「でねー、項羽の槍って言うとさ、私が知ってるのだと西漢演義に出てくる「覇王」って槍なんだよね。」
    興津和沙:「それがすごくてねー、会稽に落ちてきた隕石を精錬して作った槍なんだよ!かっこいい!!」
    浅田 イサオ:(たすけて……)後頭部が。
    射早三月:「隕石!!ロマンティックだねえ」
    鬼灯:「あまりにもそのままの名であるな、覇王」
    鬼灯:「皇室に伝わる剣に〝天皇〟と名をつけるようなものでは……?」
    興津和沙:「そこらへんはわかりやすさ重視したのかな、昔の人が。」
    興津和沙:「別のお話だと、項羽様、火尖槍を持ってたりするしね。火尖槍ってあはははは!それ哪吒の宝貝じゃねえか!わはははは!」
    鬼灯:「世の伝承とはいつもわかりやすさと面白さの為に変質するのだのう……」遠い目をして
    射早三月:「鬼灯さんの知り合いにその人いる?」
    興津和沙:「わはははははははは!!あ、浅田さんがえっちなことしてる!!」
    城定栞奈:「えっ!?あっ!?」
    鬼灯:「流石に国籍も時代も違うわい。漢楚の戦は……二千二百年ほど前か?」
    城定栞奈:「何してるんですか!?」
    興津和沙:「UGNエージェントのくせにイリーガルを酔わせて脱がせてえっちなことしてる!いけないんだ!いけないんだ!!」
    浅田 イサオ:「捕まってるんです! 助けてください!!」
    城定栞奈:顔をあげて、ようやく浅田さんと芹沢さんの状態に気付く。
    城定栞奈:浅田さんの脚にしがみついているような状態になっていた。
    浅田 イサオ:「脱いだのも捕まえてきたのも向こうなのに……!」
    興津和沙:「浅田さんと城定さんと芹沢さんでえっちなことしてる!」
    射早三月:「こらこら、お姫さまのすることかー?」和沙ちゃんをぺちぺち
    興津和沙:「はふん!違うもん、お姫様だからえっちなことしちゃいけないって注意したんだもん!」
    芹沢 修羅:「ぐー……」既に寝息を立て始めている
    城定栞奈:「興津さん……」
    城定栞奈:興津さんを睨むが、何も言い返せない。
    興津和沙:「あはははは、とりあえず城定さんも浅田さんのあんよから離れようねー」
    城定栞奈:「も、もう離れてます……」
    鬼灯:すすす、と浅田くんの横へ寄って
    鬼灯:「おぬし、苦労するのう……」
    興津和沙:「あははは、そっかー、えらいえらーい」
    鬼灯:しみじみとそう言いながら、水を注いだグラスを差し出した。……ひとつまみの塩をグラスに落としてから。
    浅田 イサオ:「……これもエージェントの務め……務め、なのかな……」なんだかまた泣きそうだ。グラスを受け取って、流し込む。
    興津和沙:「でもホントはちょっと役得だと思ってたり?」
    浅田 イサオ:「いえ……この手のセクハラは怖いです……」無駄に距離が近かった同期など思い出して。
    興津和沙:「真面目!偉い!焼き鳥あげちゃう!」
    興津和沙:と言ってねぎまを差し出します
    浅田 イサオ:「いただきます……」しょっぱさが染みた。
    GM:──その時だ。
    GM:誰かの所有する端末が、新たな情報を得て鳴動したのは。

    GM:ロイス&調達が可能!
    興津和沙:ロイス保留
    興津和沙:ボデマ
    興津和沙:1dx
    DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

    興津和沙:ダメ
    興津和沙:以上
    城定栞奈:興津さんに取ります
    射早三月:栞奈ちゃんに 〇かわいい/憐憫
    浅田 イサオ:芹沢 修羅/連帯感/〇恥辱 で取得します。
    GM:ちじょく
    城定栞奈:-仲間/興津和沙/好感:○/苦手/ロイス
    射早三月:援護の風かませてショットガン狙います
    城定栞奈:調達は大槌かな
    城定栞奈:6dx+4
    DoubleCross : (6R10+4[10]) → 9[4,4,4,6,9,9]+4 → 13

    浅田 イサオ:調達はアームドスーツ狙いで
    射早三月:7dx+2 侵蝕+2
    DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,2,3,4,5,7,10]+9[9]+2 → 21

    浅田 イサオ:1dx+1>=15
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

    城定栞奈:財産使って購入します
    浅田 イサオ:失敗で。
    城定栞奈:財産P 19→18
    射早三月:購入。ウェポンケースに入れます
    城定栞奈:大槌を装備、ワイヤーウィップは所持に切り替え。

    シーン3:40%オーバー


    GM:全員登場!
    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+4(1D10->4)した(侵蝕率:50->54)
    射早三月:1d10+55
    DoubleCross : (1D10+55) → 1[1]+55 → 56

    城定栞奈:42+1d10
    DoubleCross : (42+1D10) → 42+1[1] → 43

    興津和沙:1d10+48
    DoubleCross : (1D10+48) → 4[4]+48 → 52


    GM:情報項目はこちらだ。
    【〝蛇〟の本質】 目標値9 《情報:UGN》or《情報:噂話》or《知識:ジャーム》

    興津和沙:さっき出番がなかったからここはあっしに任せてくだせえ!
    城定栞奈:たのんだ!
    興津和沙:いくぞー
    興津和沙:コネUGN幹部
    興津和沙:3dx+2
    DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[2,5,8]+2 → 10

    興津和沙:わーい
    GM:見事
    【〝蛇〟の本質】
    数ヶ月前、当該の山岳地帯近辺で、密輸業者のトラックが横転事故を起こした。
    積み荷は体長10mにも及ぶ蛇。好事家の元へ届けに向かう最中であったという。

    おそらく、あのジャームの元は〝ただの巨大な蛇〟に過ぎない。
    それに外部からの呪術的な概念付与が行われた結果、己が縄張りの内においてのみ、規格外の大蛇の姿を得られるようだ。
    木々や地面が実際に破壊を受けているのも、それが蛇の縄張りに属するものだからである。
    故にあの蛇を討伐するには、自らもまた縄張りの内に属する存在と偽装せねばならない──

    ──だが。
    既にあなた達は、その偽装の手段を知っている。
    そして程なく、〝偽装〟は完了するだろう。

    GM:そして、最後の情報項目が出ます
    いけにえ】 目標値12 《情報:UGN》or《情報:裏社会》or《知識:オカルト》

    射早三月:わし援護の風あります
    射早三月:回してみますね
    興津和沙:いけー
    城定栞奈:お任せします!
    浅田 イサオ:お願いします!
    射早三月:7dx+1 侵蝕+2
    DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,1,3,5,6,6,8]+1 → 9

    興津和沙:旦那ァッ!!
    城定栞奈:私行きます!
    城定栞奈:情報:裏社会にコネ:情報屋を使用。
    城定栞奈:8dx+1>=12
    DoubleCross : (8R10+1[10]>=12) → 9[1,4,5,5,6,6,6,9]+1 → 10 → 失敗

    興津和沙:旦那ァッ
    城定栞奈:うっ……財産P使いましょうか。
    城定栞奈:まだたっぷり残ってるし……
    城定栞奈:財産P 18→16
    城定栞奈:これで良ければ成功!
    GM:よろしい、では。
    【いけにえ】
    これは推測に過ぎないが、過去の風習と合わせての推測だ。
    水が荒れ狂い、人の生活を脅かした時。
    人柱を捧げて水の神が静まるのを待つように祈るのは、珍しくも無い話だ。

    もし、〝ただの蛇をして拉致外の怪物に変じさせる程の何か〟が存在するのなら。
    呪術的な観点から最も関係が深いだろうものは、井戸の傍に有った九つの墓だろう。


    GM:──さて。
    GM:つまみの皿があらかた空になった時である。
    GM:どん。
    GM:どん。
    GM:どん。
    GM:ごつい瓶が幾つも幾つも、ちゃぶ台の上に並べられた。
    GM:或いはそれはウィスキーである。度数40以上。43程度が標準だろうか。
    GM:或いはそれはブランデーであるし、テキーラであるし、
    GM:或いはそれは、ウォッカだ。味も無く香りとて薄いが度数ばかりは無闇に強い。下手すりゃ70とかそんなレベルだ。
    GM:そんなものがずらり、並んだのである。
    興津和沙:「……匂いだけでもきっつい!!」
    鬼灯:「ふっ──がんばれぃ!」
    城定栞奈:「うーん……考えが……まとまりません……」
    浅田 イサオ:「置いてあるだけで咽そうだ……」既にして若干くらくらしながら。
    射早三月:「ではありがたく」さっそく一口。
    城定栞奈:「……これもあの蛇を討伐するため。浅田さん。もう少しの辛抱です。がんばりましょう。」
    城定栞奈:よろよろと瓶を手に取っている。
    GM:まだぎりぎり、あなた達の目には、外の世界は赤く輝いているように見えるだろう。
    GM:つまりもうちょっと行けてしまうということなのだ。
    GM:がんばれ。
    GM:……ということで皆さん、飲蝕率の判定ダイスをどうぞだ。
    射早三月:33+2d10
    DoubleCross : (33+2D10) → 33+13[3,10] → 46

    興津和沙:6d10+39
    DoubleCross : (6D10+39) → 26[6,2,7,5,2,4]+39 → 65

    浅田 イサオ:24+4d10
    DoubleCross : (24+4D10) → 24+20[2,10,3,5] → 44

    城定栞奈:38+4d10
    DoubleCross : (38+4D10) → 38+28[10,3,5,10] → 66

    城定栞奈:だから高すぎない?
    興津和沙:儂の6d10より上やんけ

    興津和沙:「城定さん、酔うと口調が丁寧になるよね。」
    城定栞奈:「へっ……?あ……」
    城定栞奈:「そ、そんなこと、ないわ。よ。」
    興津和沙:意を決してウィスキーをかっくらう
    興津和沙:「きのせいかー」
    城定栞奈:「……しまった。あたしとしたことが……私を……」
    興津和沙:ぎゅーっと城定さんを抱きしめる
    芹沢 修羅:「なんのかんのと言って、栞奈。お前が一番酔い方が酷いのではないか?」
    芹沢 修羅:いつの間にやら衣服を着て普通に目を覚ましている
    城定栞奈:「ぐ……それはそう、かも、知れませんが……」
    興津和沙:「いいんだよー!まだちっちゃいもんねー、突っ張ってても、甘えたくなっちゃうときもあるよねー」
    射早三月:「説教癖のある人、いるからねえ……和沙ちゃんも大変だあ」
    興津和沙:「私はお姫様だけど、城定さんは和沙お姉ちゃんって呼んでくれてもいいんだよー?」
    浅田 イサオ:解放されてほっと一息、ウィスキーを水と交互に飲んでいる。
    城定栞奈:「呼びませんけど。」
    城定栞奈:ぐぐぐ、と引き離そうとしている
    興津和沙:「じゃあ、姫ね!決定!」
    興津和沙:ゆるゆると引き離される
    城定栞奈:「押しが強い……」
    興津和沙:「お姫様はねー、勢いも大事なのれす!」
    城定栞奈:「それより興津さ……」
    城定栞奈:「……姫。」
    城定栞奈:「さっき、何か着信が来てませ……来てなかったかしら。」
    浅田 イサオ:「呂律が回らなくなりはじめている……」こっちはこっちでなんか瞼が眠そうになっている。
    射早三月:「栞奈ちゃん、律儀だねえ」瓶の半分ほどを開けている
    興津和沙:「え?着信?」
    興津和沙:「携帯つながんの?ここ」
    興津和沙:城定さんに姫と呼ばれて嬉しそうにしている
    射早三月:「UGNのならいけるかも……ってことは私かも」
    射早三月:携帯を見るが、着信はない。
    射早三月:「イサオくーん、おーい。着信とか来てる?」
    興津和沙:「私かなー。お母さんからだったちょっと電話は返せないなー。怒られちゃう。」
    射早三月:「……起きてるー?」
    浅田 イサオ:「大丈夫、大丈夫だ……」のろのろとした動きで着信を確認。
    興津和沙:「わたひだ!!でもお母さんからじゃない!セーフ!」
    射早三月:「めでたい!」グラスを掲げ、一気に飲む
    興津和沙:「乾杯!」
    興津和沙:しながら携帯の画面をみる。さっき依頼したここ最近この街に搬入された大蛇についての情報が入ってきている
    城定栞奈:「……なら、何か追加の情報?」
    浅田 イサオ:「乾杯……で、内容。内容は。任務の事なら、報告してくれないと、その。困る」
    興津和沙:「えっとねー、えっとねー」
    興津和沙:「10mぐらいの蛇さんならねー。ちょっと前に買った人が、この街にいるんだって!」
    射早三月:「素でいるんだ、それ」
    興津和沙:「でもねーでもねー、運んでる途中で、運送屋さんがねー、事故っちゃってねー。逃げちゃったんだって!」
    興津和沙:「その蛇さんがねー!この子!おめめがクリクリしててかわいいの!」
    浅田 イサオ:「機械的な観測データと……一致するな……10mの、へび……」人差し指をこめかみに当てながら、鈍い頭を何とか回す。
    城定栞奈:「……元は、普通の蛇だったんですね。」
    興津和沙:と言って搬送予定だったヘビの写真を見せます
    射早三月:「あらかわいい」
    芹沢 修羅:「アミメニシキヘビか……それにしても10mとは、標本にしたいな……」写真を覗き込む
    興津和沙:「どうどう?おめめの感じとか、色とかさー。あの大蛇さんに似てると思わない?」
    浅田 イサオ:「爬虫類を表するセンスは……人それぞれだな……」自分はそこまでキュンとはこない。
    浅田 イサオ:「だがたしかに、言われてみれば」似ている。
    興津和沙:「だしょ!」
    城定栞奈:「先程、鬼灯さんから聞きました。この集落から人が出て行った理由は水害だった。」
    興津和沙:「うんうん」今度は城定さんの話を聞く
    城定栞奈:額を親指でトントンと叩きながら、話していく。
    射早三月:「難しい話の時間かあ」聞き手に徹するつもりだ
    興津和沙:(MONSTERのルンゲ警部みたい)
    城定栞奈:「水害が神の仕業であるという考え。これは時代を問わず一般的な考え方といえます。」
    城定栞奈:「それがこの集落にもあったとすれば、その神というのが……」
    城定栞奈:鬼灯さんの方を見る。
    興津和沙:「昔から蛇さんは龍と並んで水神の使いみたいな扱いをされがちだよね。」一人でうんうんと頷いている
    鬼灯:「神なぞ、おらんさ」
    鬼灯:ぐっ……とショットグラスのウィスキーを空けて
    鬼灯:「神なんぞを怖がる人間なら居たが、だとしても」
    鬼灯:「雨や雲、川の流れが人の祈り程度で在り方を変えることはない」
    鬼灯:「……ああ」
    鬼灯:「確かにこの村は、川の神なんぞを信じて生け贄を捧げておったが」
    鬼灯:「分かるじゃろう、今の時代に生きるそなたらには」
    鬼灯:「そのような生け贄なぞ、なんの役にも立たなかったということが」
    城定栞奈:「…………いいえ。川の流れが変わらなくても。」
    城定栞奈:「魔法をかければ、在り方は変わります。」
    城定栞奈:「人も……それにおそらく、蛇も。」
    鬼灯:「ほう。……どう変わると?」
    城定栞奈:「生け贄を捧げなければ、川の神である巨大な蛇が人々を襲う。」
    城定栞奈:「そう信じた人たちがいたなら、それは魔法として成立します。」
    城定栞奈:「あー……えっと、魔法っていうのは私のお師匠さまの呼び方で。呪いとか、呪術とか、」
    城定栞奈:「とにかく、そういうものです。」
    興津和沙:「実際、多分もとは普通にデカイだけの蛇だしね」
    鬼灯:「じゃが」
    鬼灯:「今、ここには村は無い」
    鬼灯:「人なぞ誰も残っておらん。此方を覗いてはな」
    鬼灯:「そして此方は、神なんぞというものが存在するとは思っておらなんだ」
    興津和沙:「でも、お墓は作ったんでしょ。」
    興津和沙:「それは、神様がいないと思ってても、あの世とか、魂とかさ。」
    興津和沙:「そういうのは大事にしたいと思ったからじゃないの?」
    鬼灯:「数百年も前の墓じゃ。骸どころか骨のひとつも、衣に至るまで腐っておるわ──」
    鬼灯:「──……そう、さな」
    鬼灯:「その頃は、何を思っておったかな」
    興津和沙:「でも、浅田さんの話じゃ結構綺麗に手入れされってるってことだったよ?」
    鬼灯:「粗雑に扱うものでもない。それだけのことよ」
    鬼灯:「……そも、そなたらとて」
    鬼灯:「十年前のとある日に思うたことを、全て鮮明に覚えているわけではあるまい?」
    鬼灯:「何百年も昔に、墓を八つ建てたことも。いつかその隣にと、一つ増やしたことも」
    鬼灯:「遠い昔のこと。本当にその時、何を思っておったかなど──」
    興津和沙:「うん、それは無理。私、一週間前の夕飯も思い出せないもん。あ、いや、一週間前はハンバーグだった。美味しかったから覚えてる。」
    芹沢 修羅:「問題は」そこに割り込む声。ウォッカの瓶を片手に。
    芹沢 修羅:「かつて、〝川は水の神によって荒ぶるのだ〟と信じたものが居たとして」
    芹沢 修羅:「今は、此処には誰もいない筈なのだ……ということだろう」
    芹沢 修羅:「誰かの信仰が現実を捩じ曲げるというなら、信仰を抱く何者かが居る筈なのだ」
    芹沢 修羅:「そこの、古くさい言葉遣いのくせに科学信仰に片脚を突っ込んだ子供ではなくてな」
    浅田 イサオ:「それが、鬼灯さんで無いというのなら……後は、誰が……」
    興津和沙:「この土地自体の記憶とか、じゃないよね?」
    射早三月:「お墓の中身とか?」
    鬼灯:「…………!」
    GM:中身。
    GM:その言葉を聞いた時、鬼灯は、弾かれるように立ち上がった。
    城定栞奈:「何百年経っても消えない魔法なんて、ないと思っていましたが。」
    城定栞奈:「……そう断言もできないケースもあるのよね。イヤになる。」 少し、口調が戻る。
    興津和沙:「鬼灯さん?」
    GM:小屋の片隅におかれていた鍬を手に小屋を飛び出す。……向かう先はもう、推測が出来るだろう。
    興津和沙:「ちょっとまって!!」
    興津和沙:「うおおお、とっとっとっと!!?」
    興津和沙:歌舞伎の見得を切るようによろめきながらも鬼灯さんを追おうとします
    城定栞奈:「……私もついていきます。」
    城定栞奈:芹沢さんに続いて立ち上がる。
    城定栞奈:「川は……まだ赤い。少しだけ時間もあります。」
    浅田 イサオ:「墓の場所、案内します……」目を擦って立ち上がる。
    芹沢 修羅:「……射早、とか言ったか」
    芹沢 修羅:瓶を置いて立ち上がりながら。
    射早三月:「はーい?」
    芹沢 修羅:「的を射たのかもしれんぞ、お前」
    射早三月:「あれま、そんなことが……んじゃ、せっかくだし私も行くかあ」
    GM:あなた達は、後を追う。

    GM:桃園はすっかり赤く染まっていた。
    GM:川辺の草花は反対に、炭と灰だけで作ったように色褪せていた。
    GM:太陽が血のように赤い光を落とす中、鬼灯は、鍬を地面に振り下ろして土を掘り返していた。
    鬼灯:「有り得ぬ、有ってはならぬが、まさか……!」
    鬼灯:墓を掘り返すその形相には、鬼気迫るものがあった。
    浅田 イサオ:「鬼灯さん……!」皆を先導してやってくる。
    射早三月:「手伝い……はいいかなあ」プライベートな部分に突っ込むのはまずい気がする
    城定栞奈:「……」 その後ろで黙って鬼灯さんが掘り返すのを見守っている。
    興津和沙:「鬼灯さん、大丈夫?手伝う?」
    GM:土を掘り進める作業は、暫く続いた。
    GM:……一心不乱に、脇目も振らず。
    GM:その果てに、鬼灯は──ぺたりと、地面に座り込んだ。
    鬼灯:「……ああぁ」震える手が持ち上がり、掘り返した土の中を指差す。
    GM:その先には、今し方眠りについたかのような。
    GM:幼い少女の骸が一つ、横たわっていたのだ。
    興津和沙:そっと、仏様に手を合わせる
    射早三月:「……」同じように手をあわせる
    興津和沙:「酒臭い口で、大事そうなことを聞いちゃって、ごめんね。」
    興津和沙:「この子は、誰?」
    鬼灯:「……妹じゃ」
    鬼灯:「この墓に眠るのは、誰も」
    鬼灯:「此方のように時に閉じ込められることなく、ただしく老いる〝はず〟だった……」
    鬼灯:「わが、妹達じゃ……」
    興津和沙:「……」
    芹沢 修羅:骸に手を伸ばし、その腕に触れる。
    芹沢 修羅:「体温は無い。……だが、身体は……目視の通り、腐敗は無い」
    芹沢 修羅:「私には、この骸は」
    芹沢 修羅:「たった数時間も前に死んだようにすら思える」
    鬼灯:「有り得ぬ! 確かにこの子らは息絶えていた……それをこの手で葬ったのだ!」
    興津和沙:「死蝋…ってやつとは違うよね?」
    浅田 イサオ:「古代種の影響なのか……?」
    芹沢 修羅:「違う。鹸化にせよ、単純な蝋化にせよ、見た目には明らかにそうと分かる。興味本位での検索は薦めんぞ」
    城定栞奈:「……分かりません。」 フラフラしながら、遅れて墓に近付く。
    芹沢 修羅:「これはどうみても、腐敗も変質も無い──」
    芹沢 修羅:と、語る声が途切れた。
    芹沢 修羅:喉が穿たれたのだ。
    城定栞奈:「いったい何が起こって……」
    GM:骸が目を開き、
    GM:芹沢の喉を、その手でえぐり取っていた。
    城定栞奈:「っ!芹沢さん!!」
    芹沢 修羅:「ぁっ──────!?」
    射早三月:「……!」すかさず死体に発砲!
    興津和沙:「いっっ!?」
    興津和沙:鬼灯さんを抱えるように抱きながら、その場から距離を取る!
    GM:骸に銃弾が届く。だが。
    GM:銃弾は骸を貫通するも、そこから血は流れない。
    鬼灯:「あ、え……え……!?」
    射早三月:「修羅ちゃん……!あっ効いてない!?」
    浅田 イサオ:「なっ……!?」携えた剣を抜き、カバーに入れる構えを取る。
    鬼灯:戸惑いながら抱えられる鬼灯は、見た目通りの子供のように無力で、
    GM:骸は、立ち上がる。
    GM:残る八つの墓の内、七つからも。
    GM:腕が土を押しのけ、綺麗な骸が立ち上がる。
    GM:皆、女で、子供だった。
    芹沢 修羅:「かっ────」オーヴァードだ。ただの一撃で死ぬことも無い。喉の再生は直ぐにも始まり、
    芹沢 修羅:「それだ……」
    芹沢 修羅:「その八人が……〝信じた人〟だ……!」
    興津和沙:「マジかよ……!!妖怪モノだと思ってたらいきなりゾンビパニック!?」
    射早三月:「あーあ、気持ちよく酔ってたのになあ!」相手の足元に発砲しつつ距離をとる。
    城定栞奈:「……何百年経っても消えない魔法、呪い。そんなものは無いと思ってました。」 先程外で拾っていた、太い木の棒を構えている。
    城定栞奈:「……でも、晴れない呪いもこの世界にはあった。レネゲイドウイルスの仕業です。」
    興津和沙:「生贄になった張本人たちが、自分の役目を、その力をずっと信じ続けてきたってこと!?」
    鬼灯:「そなたら……なぜ……」
    鬼灯:「なぜ……そこにいる……なぜ、なぜだぁっ!」
    :「なぜ?」
    :八つの声が口を揃えた。
    :……それから、最初に掘り出された一人が、赤い空を見上げた。
    :「私達は、死んだ」一人目が言う。
    :「川の神を鎮める為だなんて、誰かは言ったけど」二人目が言う。
    :「私達が死んでも、水は静まらなかった。村のひと、みんないなくなった」三人目が言う。
    :「そんなことがあっていい筈が無い」四人目が言う。
    :「それじゃあ私達は無駄死にじゃないか」五人目が言う。
    :「違う。私達八人が死んだなら──意味はあった! 神様はいたんだ!」六人目が言う。
    :「生け贄の乙女を求めるからには、大きく強大で! 山の形も川の流れも変えてしまうような!」七人目が言う。
    城定栞奈:「……この人たちの"魔法"が、あの蛇の在り方を変えた。定義付けです。」
    :逆説だ。
    :神がいるから生け贄を捧げる──ではない。
    :〝生け贄を捧げた以上、神はいるはずなのだ〟
    :〝神がいなくてはおかしいのだ〟
    :〝だから〟
    :〝生け贄が無駄ではなかったと示す為なら〟
    :〝人は神さえ生み出せる〟
    :「私達を殺したものは、神であるべきだ」八人目が言う。
    GM:その言葉と共に
    GM:あなた達の眼前──城定栞奈の足下にて、地面が爆ぜる!
    芹沢 修羅:「……!」
    城定栞奈:「……っ!」
    芹沢 修羅:咄嗟に。
    芹沢 修羅:城定栞奈を後方へ突き飛ばす!
    興津和沙:「気持ちはわからんでもな……わあっ!?」
    城定栞奈:突き飛ばされる!
    興津和沙:鬼灯さんを庇うようにし爆風に背を向ける
    GM:地中から突き出た柱のようなものが、逃げ遅れた芹沢を跳ね上げた。
    GM:芹沢の体は打ち上げ花火のように高々と空へ昇って、
    GM:爆ぜた地面が。土砂が、小石が、あなた達の体を打つ。
    GM:そうして直径10mはあろうクレーターの中から立ち上がるのは、神木の如き怪大蛇。
    浅田 イサオ:「くっ……」また、動けなかった。そのことを詫びるように、皆の前に立ち、飛礫を受ける。
    射早三月:「いったた……!やっぱりお出ましですか!」
    城定栞奈:「ごめんなさい……酔いが……まだ……!」 後方で体を起こしている。
    芹沢 修羅:暫し遅れて、地に落ちる。
    芹沢 修羅:ビル一棟より更に、遙かに高い位置からの転落だ。オーヴァードとは言え相当な負傷はあろうが、
    芹沢 修羅:「借りは返した」
    芹沢 修羅:と、それだけを芹沢は言った。
    城定栞奈:「……ありがとうございます。芹沢さん。」
    城定栞奈:酔いで回る頭を押さえながら、立ち上がる。
    興津和沙:「浅田さん、攻撃目標は!」
    興津和沙:「あの蛇!?それともあの子達も含んじゃうの!?」
    蛇形のジャーム:「しゅううぅううぅぅうぅ……」
    蛇形のジャーム:細い息を吐く、巨大なる怪蛇。その姿は更に変貌を続ける。
    蛇形のジャーム:炎を押し固めたかの如くに燃えさかる炎を備えた頭部が、
    蛇形のジャーム:胴の途中から一つ、また一つ、新たに這いだして生えてくるのだ。
    蛇形のジャーム:やがてその首は、八つにまで至る。
    蛇形のジャーム:そして八つの首が、あの少女達の声で言う。
    :「八つの乙女を殺したならば」
    :「私達を喰らったものは、八岐大蛇であるべきだ」
    GM:空が、血の色に染まる。
    GM:血というものは案外に、黒く濁った色をしているものだ。
    GM:桃園の花も、川の流れも、黒く変わり果てていく。
    射早三月:「飲みすぎたらこうなるのね……思ってたより汚いや」
    興津和沙:「こりゃあ………ダメだな……」
    興津和沙:八又の大蛇の姿をみてそう呟く
    興津和沙:「ごめん、鬼灯さん。せっかくたくさん世話してもらったのに。」
    興津和沙:「私達、あの蛇を。貴方の妹ごと、倒すよ。」
    城定栞奈:「……」 視線は巨大な蛇のジャームから逸らさない。逸らせない。
    興津和沙:「二回も、あの子らが死ぬとこ、あんたに見せたくないからさ。今のうちに、隠れてて」
    城定栞奈:「……そう、ですね。鬼灯さんには無理をして欲しくありません。」
    〝八つ首〟:「斃れるものか」
    〝八つ首〟:「人の手に、山河の息吹が殺せるものか!」
    〝八つ首〟:「殺せると言うのならば、何故」
    〝八つ首〟:「何故私達は死んだ……!」
    GM:怪物が、子供のような声で我が身を嘆いて、
    GM:十六の瞳が憎悪を込めて、あなた達を睨み付けた。

    GM:ロイス&調達ラストチャンス!
    城定栞奈:鬼灯さんにロイスを。
    興津和沙:ボデマ
    興津和沙:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 4[2,4] → 4

    興津和沙:ダメ
    城定栞奈:-仲間/鬼灯/慕情:○/不安/ロイス
    興津和沙:討伐対象/〝八つ首〟/憐憫/驚異○
    興津和沙:以上で
    城定栞奈:最後の1枠は八つ首に対して取る予定なので空けておこう
    城定栞奈:調達は対BCスーツ。
    射早三月:ロイスは埋まってるので、援護の風と手配師でスナイパーライフル。
    城定栞奈:6dx+1>=9
    DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 9[1,2,4,7,9,9]+1 → 10 → 成功

    浅田 イサオ:ロイスの最後は八つ首に取ることにして、調達アームドスーツで。
    城定栞奈:成功。装備します。 行動値4→0、装甲0→7
    浅田 イサオ:1dx+1>=15
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 6[6]+1 → 7 → 失敗

    射早三月:10dx+1 侵蝕+2
    DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,5,6,7,7,7,8,9,10,10]+6[3,6]+1 → 17

    浅田 イサオ:財産突っ込んでも足りない。以上で。
    射早三月:二点ざいさんつかって購入、装備、以上!
    GM:OK!

    クライマックス


    GM:全員登場!
    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:54->55)
    興津和沙:1d10+65
    DoubleCross : (1D10+65) → 3[3]+65 → 68

    城定栞奈:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+10[10] → 53

    射早三月:1d10+56
    DoubleCross : (1D10+56) → 9[9]+56 → 65


    浅田 イサオ:「あの蛇を、討伐する。……あの子たちごと、だ」興津さんに応えるように。
    浅田 イサオ:「山河の息吹は斬れずとも、大蛇の首なら落として見せる。十束剣とはいかなくとも、銘有る聖剣がついている」刃を煌かせる。
    興津和沙:「了解。じゃあ、やっぱり鬼灯さんには酷になっちゃうね」
    浅田 イサオ:「……申し訳ない」鬼灯さんの方に、詫びるように。
    鬼灯:「……おかしな気を回すな、童ども」
    城定栞奈:「……鬼灯さん。」
    城定栞奈:心配そうに、声をかけている。
    鬼灯:「たかが蛇の一匹! 頭が八つあろうとてそれがなんじゃ!」
    鬼灯:「あれはジャームぞ、相互理解不能の怪物! それを前にしてめそめそと泣き喚くような初心な娘ではないわ!」
    城定栞奈:「……すいません。余計な気を使いました。」
    鬼灯:「分かれば良い。……それよりそなた、城定 栞奈よ」
    鬼灯:「いつまでその、似合わぬよそ行き着のような口ぶりを続けるつもりじゃ?」
    芹沢 修羅:「ふん……案外私服かもしれんぞ」半死人が後ろから口を挟む
    城定栞奈:「……そうですね。私は。ううん。あたしはジャームを殺す女だから……」
    城定栞奈:「……」
    城定栞奈:言葉が途切れ、
    城定栞奈:「……いえ、ダメですね。頭が回らない。無礼講ということにしてください。」
    城定栞奈:頭を片手でおさえて、ふらつきそうになるのをもう片方の手に持った太い木の棒で支える。
    興津和沙:「それはそれでいいんじゃね、酒が入ってても城定さんは城定さんさ!」
    興津和沙:「さっさと大蛇をぶっ倒して無礼講ついでにもっかいみんなで酒飲もうぜ!」
    興津和沙:「今度は、私らが鬼灯さんに付き合う感じでさ!」
    興津和沙:あえて明るい口調で大きく声を上げる
    城定栞奈:「……いえ、理由のない未成年飲酒はちょっと……」
    興津和沙:鬼灯さんが望むなら、一緒に弔いの酒を交わすのもいいだろう
    城定栞奈:「……鬼灯さんのためというなら仕方ありませんね。」
    GM:しゅううぅ
    GM:八つの首が、八つの口が、血生臭い息を吐く。
    GM:桃園に満ちる風は、あなた達のレネゲイドを強制喚起する死の香りに満ちている。
    GM:衝動判定+《堕落の誘い》 難易度は10
    GM:この衝動判定に失敗した場合、侵蝕値を100まで上昇していただく。
    城定栞奈:2dx+1>=9
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 9[3,9]+1 → 10 → 成功

    射早三月:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 7[5,7] → 7

    城定栞奈:えっ
    城定栞奈:成功しちゃった…
    興津和沙:1dx+1>=10
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=10) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

    浅田 イサオ:2dx+4>=10 意志
    DoubleCross : (2R10+4[10]>=10) → 4[3,4]+4 → 8 → 失敗

    興津和沙:失敗
    浅田 イサオ:失敗
    興津和沙:100+2d10
    DoubleCross : (100+2D10) → 100+12[4,8] → 112

    城定栞奈:53+2d10
    DoubleCross : (53+2D10) → 53+19[10,9] → 72

    浅田 イサオ:浅田 イサオの侵蝕率を+9(2D10->2,7)した(侵蝕率:100->109)
    射早三月:100+2d10
    DoubleCross : (100+2D10) → 100+7[3,4] → 107

    GM:そして、エンゲージだが
    興津和沙:ぐーんとあがった!
    GM:この馬鹿げて巨大な怪物を前にして、間合いのなんのと考える意味は極めて薄い。
    GM:なにせ、この桃園のどこに居ようが、八つの首のいずれかは届くのだ。
    GM:故に。
    エンゲージ
    〝八つ首〟[3]
    城定 栞奈[0] 浅田 イサオ[6] 射早三月[10] 興津和沙[5]

    GM:0m
    GM:それをゲーム的な間合いとする。
    GM:全員、同一エンゲージからの戦闘開始だ。
    城定栞奈:面白ぇ
    GM:では

    ラウンド1


    GM:セットアップ!
    〝八つ首〟:無し!
    浅田 イサオ:無し!
    射早三月:〈スピードスター〉+〈戦いの予感〉!ラウンド中行動値+40!
    城定栞奈:コンボ『スペルサプライ』を使用。《女王の降臨》の効果で《熱狂》を使用、対象自分。
    城定栞奈:シーン間の攻撃力+15。 侵蝕72→79
    射早三月:侵蝕+5!
    興津和沙:なし!
    城定栞奈:「……これはあなたから私への祝福。私は私に力を与える。」
    城定栞奈:木の棒を軽く振る。見た目には何の変化も起きていない。
    鬼灯:NPCカード自動発動、《ルーラー》! 〝八つ首〟の判定ダイスをマイナス6個!
    鬼灯:「その言は、今風の祝詞か?」
    鬼灯:「良いな、良い。此方の持つ力と言えば、ほぼ呪いのようなもの故な──!」
    鬼灯:みしっ──蛇の巨体に掛かる重力波。その動きが僅かに鈍ったように見えるが……。
    城定栞奈:「ふふ。どうでしょうか。魔法も呪いも似たようなものかも知れませんよ?」
    GM:イニシアチブ。本来の行動順ならば行動値10……と行くところだが
    〝八つ首〟:《加速する刻》
    射早三月:うげーっ
    〝八つ首〟:最初に殴らせてもらうぜ
    〝八つ首〟:マイナーアクション、《完全獣化》+《究極獣化》+《巨神獣化》
    〝八つ首〟:HP+50、ドッジ不可、肉体ダイス+5、攻撃ダメージ+5D10、装甲値+10!
    興津和沙:やべえ!
    〝八つ首〟:そしてメジャー、《魔獣の本能》+《サイレンの魔女》+《流血の胞子》
    城定栞奈:RC型!?
    興津和沙:!?
    〝八つ首〟:RC技能を肉体で行いつつ、命中したら邪毒2を付与するコンボだが……この蛇の肉体値にバフデバフを加味するとこうなる。
    〝八つ首〟:52dx 命中判定
    DoubleCross : (52R10[10]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,10,10,10,10,10]+9[2,2,3,9,9] → 19

    〝八つ首〟:コンセが無ければこんなものか。
    城定栞奈:低いぜ
    城定栞奈:でも暴走リア不です!
    浅田 イサオ:暴走リア不!
    射早三月:同じく暴走!
    興津和沙:暴走!
    GM:みんな血気盛ん過ぎる
    城定栞奈:み、みんな暴走してる!
    〝八つ首〟:2d10+6+5d10 装甲貫通ダメージ
    DoubleCross : (2D10+6+5D10) → 16[9,7]+6+29[8,3,5,4,9] → 51

    浅田 イサオ:死! "八つ首"/憐憫/〇脅威 でロイス取得、タイタス化して昇華、復活!
    城定栞奈:《リザレクト》で復活します。
    城定栞奈:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7

    城定栞奈:HP0→7 侵蝕79→86
    射早三月:死!上司へのロイスをタイタス化、復活!
    興津和沙:死亡!八つ首へのロイス切って復活!
    〝八つ首〟:──血の香の漂う息を吐く。
    〝八つ首〟:桃園に充ち満ちて、あなた達の周囲にも、明確に赤黒い気体となって滞留する。
    〝八つ首〟:それが突如──燃え上がる!
    〝八つ首〟:四方八方どころか、余すところなくあなた達を包む霧の炎上は、逃げ場も無くその身を焼き焦がす!
    興津和沙:「あの、えっと、すいません!!」
    興津和沙:「あのバカでかい体を活かしたタックルをしかけてくるって話じゃなかった!?」
    興津和沙:やられながらしょうもないことを叫ぶ!酔ってるので!
    城定栞奈:「うっ……あああっ!!!」
    浅田 イサオ:「ッ!?」首による突撃を警戒していた体に、それは不意を打って襲い掛かる。
    浅田 イサオ:転げ回るも、再生の追いつかない確かな火傷が刻まれる。
    射早三月:「いったた……せっかくみんないい空気吸ってたのに!」
    GM:そのまま手番、行動値10射早さん!
    射早三月:実は現在の行動値は50の女の番だぜ!
    射早三月:オートでショットガン装備、マイナーは無し。
    射早三月:メジャーで〈コンセントレイト〉+〈小さな塵〉+〈マスヴィジョン〉+〈援護の風〉!
    射早三月:13dx7+3
    DoubleCross : (13R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,6,6,6,8,8,9,10]+10[1,5,9,9]+3[2,3]+3 → 26

    〝八つ首〟:ドッジ不可! そのままダメージ来い!
    射早三月:3d10+7+74 装甲有効!
    DoubleCross : (3D10+7+74) → 18[7,3,8]+7+74 → 99

    〝八つ首〟:装甲基本値5の追加で10で84通し! 中々痛いがまだ死なぬぞ演出どうぞ!
    射早三月:「——お酒の席で暴れられると、ご飯がおいしくなくなっちゃいます、もう」
    射早三月:その手元の銃は、すでに煙を立てており。言葉を言い切るより早く、光の弾丸が敵に到達する。
    射早三月:アルコール程度で狙いがそれるほどやわな訓練はしていない。彼女の”速撃ち”は、彼女にとっての最強だ。
    射早三月:「あなたのことはあんまり知らないけどジャームだし、あんまり長いと酔いが覚めちゃいますから。んじゃみんなも頑張れー!」
    射早三月:侵蝕率+10。
    〝八つ首〟:光弾が巨体の鱗を削ぎ落として着弾する。首の一つが苦悶の叫びを上げた。
    〝八つ首〟:防御態勢を整える前の一撃は、いかな巨躯であろうとも十分に通用する。
    〝八つ首〟:……だが、その一撃ではやはり斃れず!
    GM:手番、行動値6,浅田くん!
    浅田 イサオ:押忍!
    浅田 イサオ:マイナー。
    浅田 イサオ:▼聖剣解放=《ポルターガイスト》Lv2+《ライトスピード》Lv2+《メカニカルアクション》Lv2
    浅田 イサオ:ポルターは聖剣の王者を指定。シーン中攻撃力+19。エピックの効果で聖剣の王者の破壊を無効化。このメインプロセスにメジャーを2回行い、追加のマイナーアクションを得ます。
    浅田 イサオ:侵蝕+11して120。
    浅田 イサオ:追加マイナー。
    浅田 イサオ:聖剣の王者の効果を起動。このメインプロセス中C値-2(下限4)します。
    浅田 イサオ:メジャーに入る前にオートタイミング。鬼灯さんのロイスを切って不利な効果の全解除。暴走と邪毒を回復。
    GM:えーと
    GM:なるほどOK!
    GM:判定どうぞ!
    浅田 イサオ:一回目のメジャー。
    浅田 イサオ:▼聖剣一閃・地馳=《C:ブラックドッグ》Lv4+《アームズリンク》Lv2
    浅田 イサオ:(3+8)dx5+1 命中
    DoubleCross : (11R10+1[5]) → 10[1,1,2,3,4,4,6,8,9,10,10]+10[1,3,4,6,10]+4[4,4]+1 → 25

    〝八つ首〟:ドッジ不可! ダメージ!
    浅田 イサオ:3d10+19+19 ダメージ
    DoubleCross : (3D10+19+19) → 15[3,9,3]+19+19 → 53

    〝八つ首〟:38通し、累計122……まだ死なない!
    〝八つ首〟:そのままもう一回来いやぁ!
    浅田 イサオ:演出は後で纏めて、2回目のメジャーアクション!
    浅田 イサオ:▼聖剣二連・天翔=《C:ブラックドッグ》Lv4+《アームズリンク》Lv2
    浅田 イサオ:(3+8)dx5+1 命中
    DoubleCross : (11R10+1[5]) → 10[2,2,2,2,3,3,5,7,8,9,10]+10[1,4,4,7,8]+10[4,5]+10[7]+2[2]+1 → 43

    〝八つ首〟:こっちも同じ!
    浅田 イサオ:5d10+19+19 ダメージ
    DoubleCross : (5D10+19+19) → 28[6,10,5,2,5]+19+19 → 66

    〝八つ首〟:ふふ……そのままもらえば51……なかなか怖いな
    〝八つ首〟:オートアクション《空蝉》!
    〝八つ首〟:二発目のダメージは0にさせてもらう!
    浅田 イサオ:うぐぐ了解!
    GM:という訳で演出どうぞ!
    浅田 イサオ:「……」深く息をする。乱れた心ではこの武器は扱えない。聖剣に語り掛けるように、目を細める。
    浅田 イサオ:(乱れていようが、酔っていようが……この背の後ろには、確かに守るべきものがある。力を貸してくれ!)
    〝八つ首〟:心を静める姿は、怪物の目には
    〝八つ首〟:否。
    〝八つ首〟:戦いを知らぬ少女達の目には、隙をさらすとも見えようか。
    〝八つ首〟:しゅううっ、と鋭く息を吐き、首の二つがあなたの頭上へ、その身を一呑みにせんと迫る!
    浅田 イサオ:瞬間。カッと目を見開き、同時に踏み込み。一閃。首の一つに一文字の痕を刻む。
    浅田 イサオ:「ふっ……!」更に、返す刀でもう一斬を叩き込まんとするが。
    〝八つ首〟:「……!」
    〝八つ首〟:数千年を生きる大木が如き首が一つ、やすやすと切り裂かれた。
    〝八つ首〟:もの言わぬ骸へと返された首が落ち、いままた一つに刃が迫るが──
    〝八つ首〟:切りおとされた筈の首が、顎の力で跳ね、自ら剣の軌道に割り込む!
    〝八つ首〟:頭を潰されたとてしばし動く蛇はいる。ならば胴から落ちたとて、しばし蛇の首が動くことも不思議ではあるまい。
    〝八つ首〟:既に一度死んだ身。二度殺されようが痛みは変わらぬ──!
    興津和沙:「さっすが、UGNエージェント!酔っ払っててもその剣先に鈍りなりだね!!」
    浅田 イサオ:「……二本は貰おうと思ったが。ここまでか」
    浅田 イサオ:侵蝕+8して128まで。
    GM:手番、行動値5,姫!
    興津和沙:いくぞー
    興津和沙:マイナーで暴走解除
    興津和沙:メジャーで〈コンセ:ブラックドッグ>+〈爪剣〉+〈アタックプログラム〉
    興津和沙:11dx7+9
    DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,2,2,2,4,6,6,7,9,10,10]+10[4,6,9,9]+10[1,8]+10[9]+1[1]+9 → 50

    興津和沙:だららー!
    〝八つ首〟:回したな……ドッジ不可!
    興津和沙:6d10+33
    DoubleCross : (6D10+33) → 45[9,8,10,8,8,2]+33 → 78

    興津和沙:でやらー!!
    〝八つ首〟:63通し……累計-185
    〝八つ首〟:これは流石に斃れるが……!
    〝八つ首〟:《魔獣の証》HP20で復活!
    興津和沙:こんなろ!
    〝八つ首〟:という訳でギリギリ生きている、演出どうぞ!
    興津和沙:「でもねー!私だって酔っ払っての戦闘には自信がある!」
    興津和沙:「なぜならこの槍、寒骨白の前の持ち主、飛将単雄信には」
    興津和沙:「唐の李世民が、北魏の宣武帝の墓陵を弔った際に僅かなで手勢で奇襲をかけ!」
    興津和沙:「その際に主君である王世充に『戦勝の祝賀の宴で飲む酒を先にくれ』と言って酒を飲んだまま敵陣に突っ込み李元吉と程知節を倒したという逸話があるのだ!」
    鬼灯:「前提の名が誰も分からんわ!」
    興津和沙:「つまり、酒をかっくらったぐらいじゃこの槍の力は!」
    興津和沙:ぶおん!と槍を大きく振るい
    興津和沙:その勢いにつられ体が大きく揺れる!酔っ払ってるからね!
    興津和沙:「おーーーーっとっとっとっとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
    城定栞奈:「興津さん!」
    興津和沙:そのままバランスを崩して体が倒れるが、その倒れる勢いを利用して力任せに!!
    興津和沙:「おおおおおおおおおおりゃあああああああああああああ!!!!!」
    興津和沙:柄が一丈七尺(約5.1m)、穂先の刃は七十斤(約42kg)。さらに柄の太さは両手の指でも回り切らないほどの大槍を大蛇に叩きつける!!
    城定栞奈:「って、うわっ……」
    〝八つ首〟:ぐしゃっ
    〝八つ首〟:いかに巨大とはいえ、いかに強靱とはいえ
    〝八つ首〟:それ以上の力を叩き付けられれば壊れるのだ。
    興津和沙:「衰えたりしないってこと!!あと、城定さん!私を呼ぶ時は姫ね!!」
    興津和沙:Vサイン!
    〝八つ首〟:また一つ、頭部が砕けた。頭を失った首から、血がだくだくと流れて行く。
    〝八つ首〟:切り取られた桃源郷の中、血の流れは川となって、あなた達がいた小屋すらも浸すだろう。
    〝八つ首〟:水害。
    〝八つ首〟:この地に暮らした者達もきっと、
    〝八つ首〟:こんな風に家を失ったのだ。
    城定栞奈:「……その槍は、持ち主が酔ったままでも敵を倒せる槍である。だから酔ったままでも支障なく戦える。そういうことですね。」
    興津和沙:「まあ、実はその後単雄信は尉遅敬徳にやられて李世民は打ち取れなかったんだけどね。」
    興津和沙:「でも二人は倒してるから私も2撃までなら打ち込める!」
    〝八つ首〟:……だが。
    〝八つ首〟:まだ首は残っている。まだ心臓が動いている。そして。
    〝八つ首〟:「……違う」
    〝八つ首〟:「違う、違う、違う」
    〝八つ首〟:「こんな非力なものが神である筈が無い!」
    〝八つ首〟:「神は……私達が死んだ理由は、きっと、もっと、ずっと強い──!」
    〝八つ首〟:人の声で、蛇が泣く。
    GM:手番、行動値3.〝八つ首〟
    城定栞奈:イニシアチブで対BCスーツの装備を解除します。
    GM:あっ
    GM:おのれ上級ルルブの場所を探すのがやや大変なとこの記述!
    GM:ならば、手番は行動値4……城定 栞奈!
    城定栞奈:そう言い放つ蛇を横目で見て、興津さんに話しかけ続ける。
    城定栞奈:「……なら、私も。今のあたしには……」
    城定栞奈:「魔法がかかってますから。」
    興津和沙:「おー、なら頼むぜ。魔法使い。」
    興津和沙:「魔法使いとお姫様がタッグを組みゃ」
    興津和沙:「どんなに悲しい子達を前にしても、きっと、ハッピーエンドにだってたどり着けるさ」
    城定栞奈:「魔法使い……じゃないですよ。魔法は使えますけど。」 苦笑する。
    城定栞奈:「でも、任されました。」
    鬼灯:「……どこの国でも、昔話の終わりは同じかの」
    鬼灯:「この日の本の寒村の、寝物語のおしまいも」
    鬼灯:「姫だの魔法使いだのが現れる、煌びやかな国の物語も」
    城定栞奈:人の声で泣く蛇に向かって歩みを進める。
    城定栞奈:「鬼灯さんの妹さんたち。」
    城定栞奈:マイナーなし。
    城定栞奈:メジャーでコンボ『ジャームキラー』。《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》。
    GM:ではそこに
    芹沢 修羅:《援護の風》6+《ウィンドブレス》2 その判定ダイスを+6の達成値+6させてもらう
    城定栞奈:後ろをチラっと振り返り、芹沢さんに会釈をする。
    城定栞奈:そのままゆっくりと、蛇に話しかけながら近付く。
    城定栞奈:「……あなたたちが死んだことに、意味があったのか、無かったのか。それは私には分かりません。」
    城定栞奈:「ただ、あなたたちが生きていた証はここにありました。鬼灯さんが残していた。」
    城定栞奈:「例え、鮮明に思い出せなくても。最初の想いが擦り切れて、色褪せてしまっていたとしても。」
    芹沢 修羅:「やれ」
    芹沢 修羅:ぶっきらぼうに告げる一言。
    芹沢 修羅:あなたが歩く道の左右、空間が罅割れていく。
    芹沢 修羅:そこから漏出する炎が、周囲に立ちこめた蛇の毒を燃やし尽くす。
    芹沢 修羅:魔法使いの行くべき道が、赤い桃園に示された。
    城定栞奈:命中判定します。
    GM:来い!
    城定栞奈:9dx8+1
    DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[1,2,3,3,4,5,7,9,10]+3[1,3]+1 → 14

    城定栞奈:最低限
    GM:あっと、バフ分を入れておくれ!
    城定栞奈:あ、すいません!
    城定栞奈:バフ分を振り足します
    城定栞奈:6dx8+7
    DoubleCross : (6R10+7[8]) → 10[3,5,5,7,8,9]+10[3,10]+6[6]+7 → 33

    城定栞奈:6個振り足した方が大きいので、こっちで!
    〝八つ首〟:OK,そしてドッジ不可!
    城定栞奈:「……あなたたちの魔法は、確かに鬼灯さんにかかっていた。」
    城定栞奈:27+6d10
    DoubleCross : (27+6D10) → 27+40[3,5,10,7,9,6] → 67

    城定栞奈:侵蝕86→91 HP7→4
    〝八つ首〟:52ダメージ通し。……復活エフェクトは無い、演出どうぞ!
    城定栞奈:「山河の息吹でしたっけ。殺せますよ。」 太い木の棒を構え、ふらっと倒れるように八つ首の方向へ。
    城定栞奈:「今の私は……ジャームを殺す女です。ジャームを殺して生きる。そういう魔法です。」
    〝八つ首〟:残る首の全てが、近づく獲物を睨む。
    〝八つ首〟:……近づく、敵を。
    〝八つ首〟:否。否。
    〝八つ首〟:近づく脅威を見据える。
    城定栞奈:「だから、」 酔っているはずの身体は、平時と同じように『うまく動けた』。
    城定栞奈:「だから、あたしが殺すのは、ジャームであるべきだ。」
    〝八つ首〟:そして再び、蛇は
    〝八つ首〟:あなた達を追い回していた、あの有為を保っていた時と同じように、
    〝八つ首〟:最も単純にして威力の高い攻撃──全質量を用いての突撃を敢行する!
    城定栞奈:「人でも、神でもない。」
    城定栞奈:突撃を紙一重で躱す。衝撃で体から血が噴き出す。
    城定栞奈:逆に、こちらの得物は八つ首の胴体を捉え……
    城定栞奈:ドゴォン!!!
    〝八つ首〟:心臓。
    〝八つ首〟:全ての首に血を送り込む、唯一の器官。
    〝八つ首〟:胴の上からの衝撃により心臓を砕かれた〝八つ首〟は一瞬、その動きを止め、
    〝八つ首〟:その後には切りおとされた首の断面や、口や、眼窩や。
    〝八つ首〟:あらゆる箇所から、赤い湖をひっくり返したような血を噴いた。
    〝八つ首〟:赤黒い雨が桃園に降る。蛇の巨躯が音を立てて崩れる。
    〝八つ首〟:「……私達を、殺すのは」
    〝八つ首〟:「神様で、あるべきだ」
    鬼灯:「……いいや」
    鬼灯:「お前達を殺したのは」
    鬼灯:「私や、父さんや母さんや、いつも優しい隣人や」
    鬼灯:「……そういう、〝ふつうのひと〟だったよ」

    バックトラック


    GM:バックトラック!
    GM:Eロイスは《堕落の誘い》と、戦闘前に解除されていたが《究極存在》の二つ。合計3つ分だ。
    GM:振る人は振る!
    興津和沙:いただくぜ!
    興津和沙:119-3d10
    DoubleCross : (119-3D10) → 119-23[10,9,4] → 96

    城定栞奈:振らずに普通に振ります。
    興津和沙:いえーい
    興津和沙:96-5d10
    DoubleCross : (96-5D10) → 96-27[6,7,4,9,1] → 69

    城定栞奈:あ、八つ首にロイス取り忘れた……!
    興津和沙:おしい、4点1
    浅田 イサオ:Eロイスもらいます!
    浅田 イサオ:128-3d10
    DoubleCross : (128-3D10) → 128-14[1,4,9] → 114

    射早三月:122-3d10 もらうぜ!
    DoubleCross : (122-3D10) → 122-10[7,2,1] → 112

    城定栞奈:まあ仕方ない。1倍振り。
    浅田 イサオ:怖いので倍振り
    城定栞奈:91-5d10
    DoubleCross : (91-5D10) → 91-29[5,7,7,8,2] → 62

    浅田 イサオ:114-8d10
    DoubleCross : (114-8D10) → 114-52[10,10,8,10,4,2,4,4] → 62

    浅田 イサオ:3点!
    射早三月:112-6d10
    DoubleCross : (112-6D10) → 112-21[2,4,1,4,8,2] → 91

    GM:では各自、シナリオ5点のEロイス3点、いつもの5点の合計13に侵蝕の分を足してください
    浅田 イサオ:16点! いただきます!
    興津和沙:17点!
    射早三月:18点いただいていくぜーっ
    城定栞奈:17点!
    GM:C((16+17+18+17)/3)
    DoubleCross : 計算結果 → 22

    GM:私はどうやら22点で全員帰還おめでとう御座います!
    興津和沙:あざーっす!
    射早三月:やったー!ありがとうございます!

    共通ED


    GM:──やがて、UGNからの〝後処理〟を担当する人員が届いた。
    GM:今回、彼らは楽な仕事だと思ったことだろう。何せこの山奥には人の目が無い。
    GM:総重量が何百何千トンに及ぶかも分からない肉の処理だろうが、不特定多数の記憶処理に比べれば容易い仕事なのだ。
    GM:あなた達は簡易的な侵蝕状況の検査を受け、現時点の無事は確認された。
    GM:処理班の作業がある程度片付いたら、それに同行して帰還するも良し。
    GM:或いは気が向くならば、このまま歩いて帰っても良し──という状況だ。
    城定栞奈:「……」 岩の上に座っている。頭をタオルで押さえ、うなだれている。
    鬼灯:「いやー……………………しかし」
    鬼灯:「家、無くなったのう」
    GM:蛇の突撃やら、大量の血に流されたやらで、飲み会をしていた小屋は見事に木片になっている。
    射早三月:「あら、じゃあUGN来ます?」
    興津和沙:「……それはマジでごめ……おげええ……」
    城定栞奈:「……」 そう話す鬼灯さんと射早さんたちの会話には入っていない。
    射早三月:「なんか宿舎みたいなのもあった気がするし、最悪ホテル借りてくれるでしょう」
    浅田 イサオ:「修復が済むまでなら、おそらく最寄りの支部で住まいは何とかしてくれると思うが……」
    鬼灯:「良い良い。いつまでも山に引きこもっているのも健康的ではあるまいさ」
    鬼灯:「これを機に、何処かの安アパートでも借りることにしようかの。冷蔵庫が置けて酒が冷やせれば、後は贅沢は言わぬ」
    鬼灯:「……しかし、おぬしら。というよりそっちの若者二名。大丈夫かの?」
    興津和沙:「………家決まったら、教えて下さいよ。遊びに…いくから……」
    興津和沙:死んだような目と青白くなった肌をした顔で答える
    芹沢 修羅:「あまり大丈夫そうには見えんな」
    芹沢 修羅:項垂れている少女やら、姫らしからぬ音を喉から発している少女やらを見ながら。
    城定栞奈:「……二日酔いのことならご心配なく。ソラリスシンドロームのオーヴァードを舐めないでちょうだい。」
    城定栞奈:「……」 そう言いつつも、顔色がすぐれていない。
    浅田 イサオ:「余程飲んでた射早さんが平気なのは、それこそ体質なのか……」
    興津和沙:「呑み過ぎました。気持ちわるいっす」
    射早三月:「しかし、運動したら酔いも覚めちゃった。……飲み足す?」ピンピン
    興津和沙:「弔い酒なら、付き合いますけど」
    射早三月:「オーヴァードのいいところはいくら飲んでもあんま響かないところよね、っと」
    興津和沙:と言いながら、城定さんに近づいていく
    興津和沙:「城定さん、大丈夫だよ。」
    興津和沙:「お酒呑むとキャラが崩れちゃうことなんで、よくあることだから。」
    射早三月:「しかし顔色わるいねえ……自分で言っといてなんだけど、これ以上飲んだらこの子たちダメかも」
    射早三月:「忘れてたけど未成年だし」
    城定栞奈:は? と今にも言いそうな、すごいイヤそうな顔を反射的に興津さんに。
    芹沢 修羅:「アルコールも毒物だからな。オーヴァードならある程度までは無力化も出来ようが……」くす、と笑って
    芹沢 修羅:「栞奈に限っては、酔っている時の方が好みだな」
    興津和沙:「みんな、別に普段の城定さんの方がキャラ作りしてるんだな、とか思ってないから」
    城定栞奈:「修羅!忘れなさい!忘れろ!」
    城定栞奈:「和沙も!」
    興津和沙:「お酒呑んだほうが素の性格とは限らないってわかってるから。そんな気にしないで」
    芹沢 修羅:「断る。なんとなれば、浅田の脚に縋り付いていたことも覚えているぞ」
    浅田 イサオ:「そっちも忘れてくれ……!」
    興津和沙:耳元で大声を聞かされて頭を押さえる
    城定栞奈:「そっちはどうでもいいわよ。」
    芹沢 修羅:「どうでもいいらしいぞ、浅田」
    興津和沙:「ごめん、でかい声出すのは勘弁して。頭に響いちゃう。気持ち悪い」
    鬼灯:「うーむ、惨状惨状」
    城定栞奈:「あっ、ごめんなさい。」
    浅田 イサオ:「何故俺が傷つく流れになったんだ……?」頭が痛い。酒のせいでは多分ない。
    射早三月:「ひどいねえ……で、これからなんだけど」パン、と手を叩く
    城定栞奈:興津さんの背中をさすっている。
    鬼灯:「む、これから?」
    興津和沙:「ほらね。」
    興津和沙:「酔いが覚めてもそうやって優しいんだから」
    射早三月:「……飲み会の締めは、やっぱりラーメンじゃない?」
    鬼灯:「ほう」きらりと目を輝かせて「良案じゃの」
    興津和沙:「気にしない気にしな………ラーメン食いたいっすね。」
    城定栞奈:「……ちっ。」 あからさまに舌打ちしつつ、興津さんの背中をさする。
    射早三月:「とーってもおいしいお店知ってるんだけど、みんなで行かない?まだ空いてるはず!」
    興津和沙:「塩がいいな。麺細めで、バラチャーシュー入ってるやつ」
    城定栞奈:「……いいわ。付き合ってあげる。」
    浅田 イサオ:「いいだろう、合法的な食事なら経費で後から落とせるし」
    芹沢 修羅:「……ラーメンか……徹夜明けの朝に散々喰ったな……」少しばかり渋い顔をする
    興津和沙:「あ、あと1個お願いがあるんですけど」
    射早三月:「んー?」
    興津和沙:「今日、泊まるとこ用意してもらえません?」
    興津和沙:「こんな酒の匂いさせてちゃ、お家帰れない…」
    射早三月:「……イサオくん、任せた」
    興津和沙:「お父さんとお母さんに怒られる……」
    城定栞奈:「……ぷっ、そりゃそうだ。」
    浅田 イサオ:「……UGN傘下の宿泊施設を当たろう」
    興津和沙:「なんだよー。城定さんだって他人事じゃないでしょー?」
    鬼灯:「今の世では、二十にならぬと酒が飲めぬらしいからのう」
    鬼灯:「おかしなところで堅苦しい世の中になったものよな」
    興津和沙:「普段ならともかくそんな酒臭くてホテル泊まろうとしたら警察に通報されちゃうかもよ。」
    興津和沙:「一緒にUGNに話しつけてもらったとこに泊まろうぜー」
    興津和沙:「そうすりゃタダだし、節約節約」
    射早三月:「……お泊り会!?いーなー!」
    城定栞奈:「はいはい。宿を探す手間が省けて助かるわ。」
    城定栞奈:手をヒラヒラと振る。
    鬼灯:「……ふむ」
    鬼灯:「ならばつまり。まずはラーメン屋、しかるのちにUGN宿舎」
    鬼灯:「そこで三次会……という流れで相違ないかの?」
    芹沢 修羅:「大いに有るわ」
    射早三月:「修羅ちゃん、どうした?」
    城定栞奈:「……もう酔う必要はないんだから、弔い酒は形だけにさせてもらうわよ。」
    城定栞奈:鬼灯さんを睨んでいる。
    芹沢 修羅:「どうしたもこうしたも、宿舎で酒を飲めるか──というだけの話なのだがな」
    浅田 イサオ:「俺はもう飲まないぞ」女子だらけの空間にも居づらいし。
    射早三月:「まあ、その時はその時。飲めなくたってできることはあるし二人は寝たほうがいい」
    鬼灯:「ふむ、それは残念。誰かと飲むのは久しぶりじゃが、随分と楽しかったぞ」
    鬼灯:「だが……なぁに、弔いなぞな。形ばかりさらっとやってしまえばそれでいいのじゃ」
    鬼灯:「結局のところ、弔いとは残された者の慰めの為にある」
    城定栞奈:「……そうかもね。」
    興津和沙:「だから、してあげたかったんだけどね。」
    興津和沙:と鬼灯山を見ながら言う
    城定栞奈:視線を落とし、鬼灯さんから眼を逸らしながら。
    鬼灯:「かかかっ、そなたらの数十倍を生きる婆を甘くみるでないわ」
    鬼灯:「慰めも要らぬほどに心が穏やかなれば、無理に酔うて騒ぐこともあるまいよ。のう?」
    鬼灯:「それより今考えるべきは、明日の朝のことではないか? ん?」
    興津和沙:大きくため息をつく
    興津和沙:「これよりきっついのがくんのかー」と頭を抱えながら
    鬼灯:「おうおう、覚悟せい。その時には味噌汁の一つも作ってやる」
    芹沢 修羅:「味噌汁か。……ホテル住まいだと飲む機会も無いな」
    興津和沙:「ご厚意に甘えさせていただきます。」
    射早三月:「味噌汁!となるとラーメンはお味噌じゃなくてー」ルンルン
    鬼灯:「塩も、今日はもう十分に喰うたぞ。となれば」
    射早三月:「……醤油……!!」
    鬼灯:「しかり!」
    鬼灯:強く頷いて、短い手足でちょこちょこと駆け出す。
    鬼灯:……数歩行って立ち止まり、
    鬼灯:「そなたら」
    鬼灯:「……ありがとうな」
    城定栞奈:「テンション高いわね……本当に酔い、醒めてる?」
    鬼灯:「テンションも高くなろうさ。……今日は楽しかった。少しばかり辛いこともあったが」
    鬼灯:「ああ。誰かと飲み騒ぐというのは……本当に楽しかった」
    興津和沙:「どういたしまして。」
    射早三月:「んふふ。……今日で終わりじゃないですよ」
    射早三月:「やろうと思えば明日にだってできますし、ね?」
    鬼灯:「……うむ!」
    GM:明日は流石に、頭痛との戦いにもなろうが。
    GM:明後日でもいい。その次でもいい。
    GM:明日の酒を楽しみにして眠るのは、生きた人間の特権だ。
    GM:……酒の後の食事がやけに美味いのも、生きているからこその恩恵だ。
    GM:あなた達は二次会に向かう。
    GM:一仕事をした後のラーメンは、きっと美味であることだろう。



    GM:Dx3rdセッション『まずは一杯』、一切の行程を終了致します。
    GM:お疲れ様でした!
    浅田 イサオ:お疲れさまでしたー!!
    城定栞奈:お疲れ様です!
    城定栞奈:楽しかった……!
    射早三月:お疲れ様でしたー!
    興津和沙:お疲れさまでした!