『memoria, Gloria』

神に祈る者の姿をしたジャーム《グローリア》と、それに〝殺された〟という少女。ある日の、生きる死人の話だ。


PC1:〝紫螭吻(ヅゥチィーウェン)〟 ミシェール・レイ(キャラシート)PL:ヤヒロギンジ
PC2:〝メイデンヘアツリー〟 陰山 魂魄(かげやま・こはく)(キャラシート)PL:森田
PC3:〝ウィートウィール〟 水橋 絵瑠(みずはし・える)(キャラシート)PL:るー

メイン雑談

目次

  • OP1:ミシェール・レイ
  • OP2:陰山 魂魄&水橋 絵瑠
  • シーン1
  • シーン2
  • クライマックス
  • エンディング1:ミシェール・レイ&陰山 魂魄
  • エンディング2:水橋 絵瑠

  • GM:さて、本日はお集まりいただきありがとうございます
    GM:早速ではありますが、SSSCルールを思いっきり借りまして
    GM:セッション『memoria, Gloria』を始めて行こうと思います。よろしくお願い致します。
    GMhttp://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/sssc/
    GM:↑SSSCについてはこちらに。
    陰山魂魄:イエーイ!
    水橋絵瑠:よろしくお願いします!
    ミシェール・レイ:よろしくお願いします!
    陰山魂魄:おねがいしまー!
    GM:ちなみに今回、追加ルールとしてセッションアジャスター、ディシジョンポイント、サブトピックと色々採用してますが
    GM:細かい説明を抜いても回るのが良いところなので必要なところだけ喋ります
    陰山魂魄:はいさ!
    GM:そしてSSSCの流儀にのっとりトレーラーとハントアウトを提示します。
    水橋絵瑠:了解です!
    ミシェール・レイ:わくわく
    トレーラー
    【SA-08/終末へのカウントダウン】

     あなたは迫りくる脅威の存在を知ってしまった。
     それは時限爆弾や毒ガス、あるいは羽化しようとする巨大RBかもしれない。
     それが何であれ、知ってしまったからには、あなたはそれを食い止めなければならない。
     一刻も早く存在する場所を突き止め、あるいはたどり着く手段を見つけ出さなければ。

     このSAのBOSSは「迫りくる脅威」である。

    ・ハンドアウト
     HO-08-01:ミシェール・レイ(雷 紫苑)
     シナリオロイス:BOSS 《グローリア》

     あなたは迫りくる脅威の存在を知ってしまった。取るべき行動は一つだけだ。
     あなたのシナリオの目的は、「BOSSを阻止する」ことである。

     HO-08-02:陰山魂魄&水橋絵瑠
     シナリオロイス:SANPC 夕樹 玲那(ゆうき れいな)

     あなたはSANPCから、脅威の存在を知らされた。協力しないわけにはいかない。
     あなたのシナリオの目的は、「BOSSを阻止する」ことである。

    ミシェール・レイ:なにはともあれBOSSを阻止すればいいんだな!
    陰山魂魄:ぶっ潰してやんぜ!
    GM:イグザクトリー
    水橋絵瑠:阻止しなければだぜ
    GM:という訳で、早速だが自己紹介をお願い致しましょう。
    GM:HO1
    GM:ミシェール・レイくんちゃんから、キャラシURLと合わせて自己紹介をどうぞ!
    ミシェール・レイ:はい!
    ミシェール・レイhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqN6jsgIM
    ミシェール・レイ:香港支部は裏九龍城からの刺客!ミシェール・レイです!
    ミシェール・レイ:UGN屈指のトンチキ支部として知られる香港支部員らしく、とにかくバトルが大好き!
    ミシェール・レイ:FHにから回収された実験体レネビであり、その間なんかヤバイ師匠に鍛えられたのでなんかヤバイです
    GM:ヤバイ師匠、のヤバイ度合いがちょっと想定の数枚上でしたね
    ミシェール・レイ:もちろん師匠とは違って人々の日常を守る正義のヤバい奴です
    ミシェール・レイ:オラ、もっと強いやつと戦いてえ!
    ミシェール・レイ:一応仕事上は最近多い大陸由来FHセルを取り締まるために出向しています
    ミシェール・レイ:性能としてはブラックドッグ/ノイマンのアタッカー
    ミシェール・レイ:水晶の剣をハードワイヤードの優秀な武器に乗せてマルポンし、クライマックスでは更にポルターします
    ミシェール・レイ:ダイスが少ないのがつらいけどそこは運に任せる!
    ミシェール・レイ:前回に続いて世界の危機っぽくてオラワクワクすっぞ!ぜってえボスをぶっ倒す!
    ミシェール・レイ:よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願い致します。まぁきっと平和なシナリオさ!
    GM:さて、続きましてはHO2のお二人。そうさな
    GM:陰山さん! 自己紹介をお願い致します!
    陰山魂魄http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY86bWvAIM
    陰山魂魄:キエーッ(イタコシャウト)
    陰山魂魄:PC2を拝命いたしました陰山さんです。がんばります。
    陰山魂魄:青森県の闇の歴史イタコ暗殺者の末裔であり
    陰山魂魄:旧日本軍によって建造された霊的必殺モビルアーマーに搭乗して暴れまわります
    陰山魂魄:所属は第9支部!これでPL的には全部の支部にPCがいることになったという記念すべきキャラでもある
    GM:大N市の旧日本軍、サメ映画のナチスのような扱いに
    陰山魂魄:性能は世にも珍しいRC運転攻撃使い
    陰山魂魄:リニアヴィークルの技能指定RCを利用して、RCエフェクトを使わずRC白兵攻撃を繰り出すぞ
    陰山魂魄:とはいっても結果起こることはシンプルに近づいてパンチ
    陰山魂魄:生き字引でコンセ情報収集なんかも出来ます。
    陰山魂魄:以上!よろしくおねがいします!
    GM:よろしくお願いします!
    GM:ということでラスト、水橋さんどうぞ!
    水橋絵瑠:はい!
    水橋絵瑠http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8Kn-twIM
    水橋絵瑠:水橋絵瑠です! 大学2回生!
    水橋絵瑠:中華料理屋さんで出前のアルバイトをしています。純日本人。
    水橋絵瑠:UGNイリーガルとしての登録もしており、お仕事が回ってくると爆走します。
    水橋絵瑠:バイクに乗るのが大好き! 友人とツーリングに行くこともあります。風になるぜ!
    水橋絵瑠:シンドロームはモルフェウス/サラマンダー。愛車で敵に突っ込み、それでも足りない場合はおかもちの中身を爆発させるシンプル構成です。
    水橋絵瑠:《巨匠の記憶》もあるのでミドルもナントカ倒したいところ! 以上、よろしくお願いします!
    GM:ヴィークル持ち二人いるセッションちょっとだけ珍しい気がする!
    GM:ということで皆様、よろしくお願い致します。
    GM:それでは早速スタートだ!

    OP1:ミシェール・レイ


    GM:ではミシェールくん、登場侵蝕をどうぞ
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(1D10->9)(侵蝕率:37->46)した

    GM:では。あなたは何らかの理由で街を歩いていた事にしましょう。
    GM:希望があればその地区で良し、なければ特に何処とは分からないN市のいずれかだ。
    ミシェール・レイ:割とどこにでもいるので、これというものはないかな…
    GM:OKです。ちなみに今の場合、特に任務とかが無い自由な時間を想定しますが、
    GM:そういう時にミシェールくん、どんな感じで街を歩いていますか
    GM:という所でちょっと登場してみましょう!
    ミシェール・レイ:押忍!
    ミシェール・レイ:人通りの多い路地を歩く小さな人影
    ミシェール・レイ:鮮やかな赤髪に、深紅の長袍を纏った中性的な人物だ
    ミシェール・レイ:その瞳は黒い布で隠されており、正直明らかに浮いている
    ミシェール・レイ:容貌に輪をかけて異様なのは、携えた身の丈近いトランクケース
    ミシェール・レイ:その大荷物を持ち、視界を塞がれているとは思えない軽快さで人混みをスルスルと抜けていく
    GM:成る程、姿のインパクトが強い
    GM:では、そうですね。登場して早々で申し訳ないが。
    モブ:「きゃああああぁああぁぁぁーっ!!!」
    GM:という悲鳴を、あなたは進行方向から聞くだろう。
    ミシェール・レイ:目を隠してる分耳はいいです!その方向へ駆け出します
    GM:では。
    GM:少し離れた場所だった。……目隠ししているのなら、ディティールをどこまで捉えられるかは分からないが。
    GM:あなたは銃を持った女が、不幸にも居合わせた一般人の命を奪おうとしている現場に遭遇する。
    《グローリア》:「……栄光の礎を」

    《グローリア》立絵


    《グローリア》:その目を見れば彼女が〝正常〟でない事は分かるだろう──戦いに生きる者ならば。
    《グローリア》:修道女のような服を着ている。が、臓腑にまで染み込んだ血の臭い。
    《グローリア》:両目から滂沱の涙を流しながら、〝それ〟は静かに、居合わせた不幸な人間の命を奪おうとしていた。
    ミシェール・レイ:目を隠すのは第六感へ至るための修行!光はなくともその心は世界をありのままに"観る"!たぶん
    ミシェール・レイ:「うわわ!」一瞬驚き
    ミシェール・レイ:「これは……期待できそうだ」ぱっと表情が変わり獰猛に牙をむく
    ミシェール・レイ:今にも引き金を引こうとしている女性へ向かって突進します
    《グローリア》:では、その女はあなたの突撃に対して即座に反応し、視線を向けて
    《グローリア》:「先に殉教を望むのですか……良いでしょう」全くためらいなく、右手のショットガンをあなたの顔面に向けて引き金を引く!
    GM:という訳で軽い演出戦闘です。
    GM:少し交戦すると逃げ出すので、そこまでに防御に回っても必殺わざを叩き込んでもどうぞお好きに
    ミシェール・レイ:よーしいくぞー
    ミシェール・レイ:バ ヂ ン ッ !!
    ミシェール・レイ:弾丸が頭を穿とうかという瞬間、大きな破裂音とともにミシェールの姿がかき消える
    ミシェール・レイ:「うわー……危なかったー」
    ミシェール・レイ:その声は向かってきた方向とは逆、シスターの背後から聞こえてくる
    《グローリア》:ぐるん。女は首を回す。あなたの移動速度に対応している──次弾の発射までは追いついていないが。
    《グローリア》:「……速い」
    ミシェール・レイ:「そっちも速いですね……少し手合わせを楽しむつもりだったけど」
    ミシェール・レイ:「一般人の前であんまり悠長なこともしてられないか」
    ミシェール・レイ:右手をかざすと、離れた位置のトランクケースがガタガタと震えだす。
    ミシェール・レイ:「確保優先で、武器を使わせてもらいますよ」
    ミシェール・レイ:バ ン ッ !
    ミシェール・レイ:トランクケースが勢いよく弾け、中から長大な鎖が飛び出す。
    ミシェール・レイ:その両端には巨大な鉄球。流星鎚と呼ばれる中国の武器だ。
    ミシェール・レイ:鉄球がひとりでにシスターの周りを旋回し、その鎖で彼女を捉えようとする。
    《グローリア》:「────」両目を見開いたまま、その女は鎖の軌道を見る。そして前へと踏み出した。
    《グローリア》:身体に巻き付く鎖をそのままにさせながら、脚力に任せて前へ、前へ、前へ──
    ミシェール・レイ:「へえ…」
    《グローリア》:自らを縛る鎖と鉄球の重量を合わせ放つのは、ただの〝体当たり〟だが──その疾駆速度は異常に速い!
    ミシェール・レイ:「うわっ!」その衝撃をモロに喰らい吹き飛ばされる。……が
    ミシェール・レイ:その小柄な身体を錐揉み状に回転させながら、何事もなかったかのように着地する
    ミシェール・レイ:体捌き衝撃の殆どを逃し、身体には傷一つついていない。
    GM:では──あなたはそのように交戦している。その仮定で気付くことがあるだろう。
    GM:成る程、強くはある。だが所謂〝超越者〟達のような、どうしようもない壁は感じられない。
    GM:一人で易々と仕留めるというのは難しいかも知れないが、戦いを長引かせて時間を稼ぎ、UGNの到着を待てば、
    GM:大きな被害もなく撃破できるだろう。……少なくとも現時点では、その程度の手応えである。
    《グローリア》:「……まだ〝篤信の血〟が足りませんか」身体を揺すって鎖から逃れながら、女は呟く。
    ミシェール・レイ:「うーん、やっぱり持久戦の方がいいかな、これは」軽く首を鳴らし
    ミシェール・レイ:極小範囲、被害者と周辺を覆う程度の《ワーディング》を張る
    《グローリア》:「持久戦……」人外のそれと貸した両眼球が、瞼によって狭められる。
    《グローリア》:「……あなた、名は?」
    ミシェール・レイ:「おや、武人の倣いを解する方でしたか?以外ですね」視界の端で意識を失う被害者を見届けながら
    《グローリア》:「名が分かれば、探すのが楽です」
    《グローリア》:「どうやらあなたの血は、主の御許へ捧げるに相応しい供物のようですから」
    ミシェール・レイ:「よくわからないけど、まあ問われたなら名乗りましょう」
    ミシェール・レイ:「紫螭吻(ヅゥチィーウェン)」
    ミシェール・レイ:「そして名乗ったからには、これは果し合いだ」口調が変わって
    《グローリア》:「紫螭吻……真実の名には聞こえない響きですが」この国では聞き慣れぬだろう音を、その女はさして苦も無く理解したように復唱し、
    ミシェール・レイ:「そっちも名乗りなよ、お姉さん」
    《グローリア》:「覚えました」ぐ、とその場にしゃがみ込み、地面に左手を当てる。
    《グローリア》:「主の御名を称えよ、主の御世を称えよ──」
    《グローリア》:「──《Gloria / 栄えあれ》」
    《グローリア》:ダン!
    《グローリア》:両足と左手、三つの接地点を用いて女は〝跳ぶ〟。
    ミシェール・レイ:「あっ!」
    ミシェール・レイ:咄嗟に鎖を追いすがらせるが……
    《グローリア》:高い跳躍から、近くの建物の壁面へ。壁面を蹴り更に上昇しまた別のビルへ──
    《グローリア》:おおよそ人とは思えぬ速度と軌道を以て、その女は戦場を離脱した。
    ミシェール・レイ:「あちゃー、逃げられちゃった」
    ミシェール・レイ:「Gloria……グローリア?……最後のが名前だったのかな……」
    GM:その疑問の解を得る術は、今は無い──だが確かなこともある。
    GM:あなたの働きで、不運な一般人が一人救われた。
    GM:だが安心はできない。極めて好戦的なオーヴァードないしジャームだ。……十中八九、後者だろうが。
    GM:おそらくあなたはUGNに連絡を取り──そのまま討伐任務を受け持つ事になるだろう。
    GM:無論、単独ではない。直ぐにも増援を手配するから合流せよ、と指示を受ける事になる──
    ミシェール・レイ:「うん、先ずはこの人が無事で良かった」被害者を一瞥し
    ミシェール・レイ:「さて……」
    ミシェール・レイ:「果し合いはまだ続いている。追われるのはどっちかな、"グローリア"」
    ミシェール・レイ:ジャームが去った空をにらみ、口角を歪ませます。
    GM:──────────
    GM:ロイス取得が可能です!
    ミシェール・レイ:宿敵 "グローリア" 興味◯/隔意 ロイス で所得します!
    GM:OK!
    GM:ではシーンカット!

    OP2:陰山 魂魄&水橋 絵瑠


    GM:ではHO2のお二人、登場侵蝕をどうぞ。
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:31->40)
    陰山魂魄:1d10+40
    DoubleCross : (1D10+40) → 5[5]+40 → 45


    GM:さて。今回は最年長である陰山さんに、いわゆる〝支部長枠〟的な動きをしてもらう事になるでしょう。
    GM:具体的に言えばこのシーンで水橋さんと仲良くなりつつ、次のシーンではミシェールくんちゃんとも仲良くなっていただくと。
    GM:後はこう、「いくぞー」みたいな号令係などなど。
    陰山魂魄:仲良くなりた~い
    GM:という訳でこのシーンですが。あなた達はなんらかの理由で二人で街にいます。
    GM:そうですね。エヌシトビトカゲ亜種の討伐任務帰り、あたりはどうでしょう。
    陰山魂魄:折角だし
    陰山魂魄:水橋さんのバイト先の中華料理屋でご飯食べるというのは
    陰山魂魄:どうでしょう!
    GM:おお、それは美味しそう二重の意味で
    GM:よし! それでいきましょう!
    陰山魂魄:いえす!
    水橋絵瑠:トビトカゲ亜種を轢殺した後のごはんでも全然OKですよ!
    陰山魂魄:www
    陰山魂魄:ワイバーンを狩って飯がうまい!
    水橋絵瑠:お客さんはいっぱいいると嬉しい!
    水橋絵瑠:ごひいきにしてね~!!
    GM:ではまぁ、ワイバーンのノリで10分なり15分なりおしゃべりして仲良くなった所で、NPCが接触に行きます
    GM:ので数行だけ軽く描写

    GM:──詳細な場所は伏す。とか言うとシュールなホラーになりそうだが、人で賑わう中華料理店だ。
    GM:どの街にも一つや二つあるだろう。安い割にやけに量があって美味で、出前もやっているフットワークの軽い中華料理店が。
    GM:それが此処だ。座席の八割以上は埋まっている。お昼時である。
    GM:という具合で良い感じにどうぞ!
    陰山魂魄:「ぶっちょうしょう、ファッチュウションというのは」
    陰山魂魄:「漢字ではこう書く」
    陰山魂魄:佛跳牆。さらさらと紙ふきんにボールペンで。
    水橋絵瑠:「ほうほう」あんまんを食べながら陰山さんの手元を覗き込む。
    陰山魂魄:「『美味しそうな香りに修行僧ですら寺の塀を飛び越えて来る』という意味だ」
    陰山魂魄:「手間のかかる料理で、出している店は市内にも少ない」
    陰山魂魄:壺のような独特の器を前にして。
    陰山魂魄:「君の雇い主の腕前は一流だ、という事が言いたい」
    水橋絵瑠:「修行僧、修行が足りんなあ~」もぐもぐ
    陰山魂魄:「食べたことは?」
    水橋絵瑠:「! これのことだったんですか! ないです!」
    陰山魂魄:「まかないで出されるようなものでもない。それはそうか」
    水橋絵瑠:「村田のおじさんも喜びますよお。後で伝えときますね!」出ても「あの壺のやつ」くらいの認識だった。
    陰山魂魄:「ああ、あまりこういう台詞は面としていうと世辞らしくなってしまう」
    陰山魂魄:「人を間に立てるくらいで丁度いい」
    水橋絵瑠:「そういうもんです?」
    水橋絵瑠:スープを流し込みつつ。
    陰山魂魄:「人付き合いの得意な方ではないからな、私は」
    陰山魂魄:アーミー調のソリッドなトレンチコートを着た女だ。
    陰山魂魄:目深に帽子を被っている。
    陰山魂魄:スープを啜りつつ。
    陰山魂魄:「絶品だな、やはり」
    水橋絵瑠:「いやあ、私が作ったわけじゃないけど、嬉しいですねえ。どんどん食べてってくださいね!」
    陰山魂魄:「ありがたくいただくよ」
    水橋絵瑠:「配達もやってますんで! お仕事のときにもどうぞ!」八宝菜のうずらの卵を慎重に口に運ぶ。
    陰山魂魄:「覚えておこう。我々の生業は些か特殊ではあるが、美味いものを食べてこそだろう」
    陰山魂魄:「任務帰りに声をかけてよかった」
    陰山魂魄:「水橋絵瑠くんのような者がいると、食事の場が華やぐ」
    水橋絵瑠:「照れる照れる~!」
    水橋絵瑠:「えっへへ。私も陰山さんとごはんできて楽しいです!」無事に卵を食べられたので安心顔。
    陰山魂魄:「はっははは」
    陰山魂魄:「世辞ではないだろうな」
    水橋絵瑠:「本気!」
    陰山魂魄:「本気か」
    GM:──では。
    GM:そんな風にあなた達が、会話を弾ませているその時だった。
    夕樹 玲那:「うぅ……美味しそうな香り……」

    夕樹 玲那 立絵


    夕樹 玲那:一人の少女がふわふわと浮かびながら、あなた達の席へ近づいてきて、
    夕樹 玲那:「うぅぅぅ……美味しい……とっても美味しい……」全くしれっと壺を掴んで、中のスープを啜り始めた。
    陰山魂魄:「……」
    水橋絵瑠:「あーっ! 陰山さん! 修行僧ですよ修行僧!!」
    陰山魂魄:「知り合いか、君の」
    水橋絵瑠:「修行のできてないしゅぎょ……いや、知らないですね」
    水橋絵瑠:「知らない……はず……?」
    水橋絵瑠:つんつんと彼女をつつこうとして。
    GM:実際、知らないだろう。いやこんな知り合い居てたまるか。
    GM:あからさまに血色が悪いと言おうか、もはや土気色とかを通り越して寒色系の蛍光灯のような肌。
    GM:足は地面についていないし、微妙に周囲に漂うひんやりした空気。
    GM:もう一度言う。こんな知り合い、居てたまるか。
    夕樹 玲那:「ふぅ……次はちょっとそっちのご飯ものも……」まだ喰う気だ。
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:水橋さんにも見えているのを確認し
    陰山魂魄:そのつつこうとした手を軽く掴んで
    陰山魂魄:自然に乱入者と間合いを取る
    水橋絵瑠:じゃあつつく途中で掴まれますが、声はかけますね!
    水橋絵瑠:「あなた、私の知り合いでしたっけ?」
    夕樹 玲那:「ひょえええぇぇぇぇっ!?」つつく指はかろうじて届かずに止まる。が、呼びかけの声は別。ふわふわしている少女は頓狂な声で叫んだ。
    夕樹 玲那:──が。その叫び声に、周囲の食事客達が反応する様子は無い。
    水橋絵瑠:「あ、知り合いじゃなかったみたい」
    夕樹 玲那:「えっ、ななななななっ、なんですか!? 見えるんですか!? 私見えてるんですか!?」
    水橋絵瑠:「みえてますよー」無声音で
    陰山魂魄:「どこの何者だ」
    水橋絵瑠:「陰山さんのファンの方?」
    陰山魂魄:「まさかだろう」
    夕樹 玲那:「あ、ああああああ良かったぁ、私が見えるし逃げない人ぉ!」
    夕樹 玲那:何処の誰か、と冷静に問うあなたへ、浮かぶ少女が突っ込んでくる
    夕樹 玲那:もう少し正確に言うと、物凄い勢いで滑空して抱きつこうとしてくるぞ。
    夕樹 玲那:ちなみに物理的接触は可能。触れるとひんやりしていて、この季節には少し寒いだろう。
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:するっと躱して
    陰山魂魄:きゅっと腕を捻り上げる
    夕樹 玲那:「あっ、だだだだだだだ! ギブ! ギブ! 折れます! ゴーストアームが折れちゃいますぅ!」関節技は有効なようである。
    水橋絵瑠:「ゴーストアーム」テーブルからあんまんを取って食べ始めている。
    陰山魂魄:「すまないが、順序立ててこちらの質問に答えてもらいたい」
    陰山魂魄:「こちらも混乱している。状況の整理をしたい」
    夕樹 玲那:「いだいいだいいだいいだいだい、夕樹 玲那です! 新米の幽霊です! 死にたて多分数ヶ月くらいの!」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:「オリジン:ヒューマンのレネゲイドビーイングというところか」
    水橋絵瑠:「死にたてホヤホヤというにはちょっと経ってないかなー」もぐもぐ
    夕樹 玲那:「産まれて数ヶ月なんて赤ちゃんですよ赤ちゃん! べいびー!」
    水橋絵瑠:「よいしょ」「べいびーなんだ」
    水橋絵瑠:食べ終わり、店の備品から衝立を持ってきて、自分たちの席の周りに立てておく。
    夕樹 玲那:「他の細かい事とか覚えてないんでほんと勘弁してくれませあだだだだだだ!」
    夕樹 玲那:「寂しかったんですぅううぅぅぅ! みんな私に気付かなかったり無視したりでぇええぇ!」
    陰山魂魄:「記憶がないのか」
    夕樹 玲那:「お腹も空くし! お金持ってないし店員さんにも気付いてもらえないから盗み食いしたり!」
    夕樹 玲那:「家がどこだか覚えてないしぃ……そうなんですよ記憶が無いというかあやふやというか……」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:「妙な拾い物をしてしまったな」
    陰山魂魄:「支部に連絡する前に、ひとまず」
    陰山魂魄:拘束していた力を弱める
    陰山魂魄:「手荒な対応で済まなかった」
    夕樹 玲那:「いえいえ……こちらもその……慣れない事で不手際が多かったと言いますか……」
    夕樹 玲那:「……よいしょっと」くるり。空中に浮かんだまま回転して、緩んだ拘束から逃れつつ
    陰山魂魄:「君に害意がないという事はこちらも把握した」
    陰山魂魄:「よければ座ってもらいたい」
    水橋絵瑠:(ジェントル……)「あっ、どーぞどーぞ。椅子こっちです」陰山さんと自分の間の椅子を指し示す。
    夕樹 玲那:「ご迷惑をおかけします……」しゅんとしながら案内された席へ軟着陸し、流れるような動作でピッチャーの水をコップに注ぎ、飲んだ。
    夕樹 玲那:「ごく、ごく、ごく、ぷはー……」
    夕樹 玲那:「……ふぅ、落ち着きました」
    陰山魂魄:「水橋絵瑠くん、メニューを貸してくれ」
    水橋絵瑠:「はーい」『今月イチオシ!』のページを開いて渡す。
    陰山魂魄:「好きなものを頼んでくれていい」
    陰山魂魄:「今はこれくらいしかしてやれないが、誠意というものだ」
    陰山魂魄:幽霊に差し出して
    夕樹 玲那:「あ、あ、いけません! そこまでしていただいちゃうと、その……ここから先のお願い事がしづらくなると言いますか……」両手と首をぶんぶんと振る。
    水橋絵瑠:「お願いごと?」杏仁豆腐を大皿から掬っている。
    陰山魂魄:「聞こう」
    夕樹 玲那:「はい、お願い事。怪談話で幽霊がお願いごとと言うと相場が決まっていますがぁ……」と、低い声を作り、
    夕樹 玲那:「……実は私、記憶が無いと言いましたが、死んだ時の記憶だけはちょっと残っていましてぇ……」
    水橋絵瑠:「ふんふん」
    夕樹 玲那:「是非ともあなた達に敵討ちをお願いしたいのですぅ……」
    夕樹 玲那:演出用の人魂を浮かせながら。
    陰山魂魄:「敵討ちと来たか」
    水橋絵瑠:「敵討ち」
    水橋絵瑠:「なんか、殺されたとかそういうやつなんですか? えーと、夕樹さん」
    水橋絵瑠:人魂を目で追っている。
    夕樹 玲那:「はい、そうなんですぅ……ショットガンを持った危ない格好のシスターみたいな人に……撃たれまして……」
    夕樹 玲那:「気付いたらこんな姿になってはや数ヶ月……うぅ……」
    夕樹 玲那:「もう漫画喫茶に入り浸る生活は飽きました……人と会話がしたいよぅ……」
    水橋絵瑠:「あいやー……なむなむ……」真剣な顔で両手を合わせる。
    陰山魂魄:「分かった、そちらの本題も聞き入れる用意はある」
    陰山魂魄:「そして、やはり気を焦らなくていい」
    陰山魂魄:「今の君と私達の間に必要なのは、美味い食事だ」
    陰山魂魄:「温かく美味い食事は、会話を弾ませる物だからな」
    陰山魂魄:「……寂しかったのだろう?」
    陰山魂魄:「話を聞くくらいは出来る」
    夕樹 玲那:「あ……あ゛り゛がどう゛ござい゛ま゛ずぅ゛」
    夕樹 玲那:鼻をずるずる鳴らしながら、目元を腕でこすりながら、その少女はメニューに手を伸ばし、
    水橋絵瑠:「陰山さんいいこと言いますね~! 食べて食べて!」自分の杏仁豆腐を夕樹さんの前にスライドさせる。
    陰山魂魄:「この店がいい店だからだよ」
    水橋絵瑠:「へへ。それも村田のおじさんに言っときます」
    陰山魂魄:「頼む」
    夕樹 玲那:「……このチャーハンセットを大盛りと、あと単品でエビチリお願いします」
    水橋絵瑠:「餃子もおすすめだよ!」無声音でダイマ
    GM:……さて。変なものを拾ってしまったあなた達である、が。
    GM:ちょうどその時、陰山さんに対して何らかの手段でUGNから連絡が入るだろう。
    GM:〝敵性オーヴァードまたはジャームを確認。討伐任務を発令〟と。
    GM:……当該の事件発生現場は、あなた達の現在地点から近い。現地に向かい、第一発見者である紫螭吻と合流せよ。
    GM:それが、連絡の内容であった。
    GM:──────────
    GM:ロイスの取得のみ可能!
    陰山魂魄:水橋ちゃんに庇護○/不安と、幽霊に誠意○/脅威で!
    陰山魂魄:以上!
    水橋絵瑠:夕樹さんに○誠意/不安、陰山さんに○尊敬/劣等感で取得します!
    水橋絵瑠:以上!
    GM:OK!

    シーン1


    GM:では、このシーンは合流パートとなります。現場or現場近くの建物内で落ち合っていただきたい。
    GM:という訳で全員登場! 合流してある程度会話したら情報収集パートになります。
    陰山魂魄:1d10+45
    DoubleCross : (1D10+45) → 5[5]+45 → 50

    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+1(1D10->1)(侵蝕率:46->47)した
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:40->42)

    GM:──合流地点として指定されたセーフハウスの前。陰山 魂魄、水橋 絵瑠、あなた達は並び立っているのだろう。
    GM:……少し後方に夕樹 玲那がふわふわ浮かんでいるが、これは誤差として無視して良い。
    水橋絵瑠:《テクスチャーチェンジ》で出前用のバイクに偽装した愛車を押している。
    陰山魂魄:「しかし」
    陰山魂魄:「君まで付いてくる必要は無かったのだぞ」
    陰山魂魄:傍らの水橋さんを見る。
    水橋絵瑠:「んー」
    水橋絵瑠:「今日はUGNのお仕事でしたし、力になれることがあったらなーって思ったんですけど」
    水橋絵瑠:「ご迷惑でした?」
    陰山魂魄:「迷惑というものではない。ありがたいよ」
    水橋絵瑠:「よかったです!」
    陰山魂魄:「だが、彼女の言葉が事実なら、レネゲイドの関わる殺人事件だ」
    陰山魂魄:「事のついでに関わるような話とは違う」
    陰山魂魄:「昼間の疲れもあるだろう」
    水橋絵瑠:「……ですよねえ」ついでに関わるような話とは違う、について
    水橋絵瑠:「でもなあ。夕樹さんの話聞いちゃいましたし、私がもしその人と偶然会って」
    水橋絵瑠:「何かやらかしちゃうよりは、チーム組めた方が全員にとっていいと思うんですよね」
    陰山魂魄:「憂いは自分の手で払う、か」
    陰山魂魄:「それも一理だ。実際彼女と君はもう関わってしまった」
    水橋絵瑠:「そんな感じです。夕樹さん以外にも被害に遭ってるひとがいるなら尚更」
    陰山魂魄:「君は思慮深い、それに勇敢だな」
    水橋絵瑠:「お世辞言っても何も出ませんよお」てれてれ
    陰山魂魄:「無碍には出来ないが、心配りだけはさせてもらおう」
    陰山魂魄:「何か危険が差し迫れば、私の背に隠れるように」
    陰山魂魄:「いいな」
    水橋絵瑠:「はーい! 了解です!」
    夕樹 玲那:「はいっ!」便乗して返事をする幽霊。お前ではない。
    水橋絵瑠:「死以上の危険が……?」夕樹さんを見て
    夕樹 玲那:「仰らないで……この世は死んでも怖いものがたくさんあるんですぅ……」
    陰山魂魄:「では行こう」
    陰山魂魄:扉を開いて、建物の中へ。
    水橋絵瑠:陰山さんに続いて、建物の中へ。バイクは塀か何かに紛れさせておく。
    ミシェール・レイ:三人が扉を開いた瞬間
    ミシェール・レイ:「あー!危ない!!」
    夕樹 玲那:「へ?」
    ミシェール・レイ:拳大の鉄球が扉の方向目掛けて飛んでくる
    水橋絵瑠:「おぅわっ!?」
    夕樹 玲那:「ぎゃあああああぁぁぁぁっ!?」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:ぶおん!
    陰山魂魄:手にした錫杖を降ると
    陰山魂魄: が いん !!
    陰山魂魄:鉄球は見えない何かに弾かれたように床に落ちる
    水橋絵瑠:「おお……」落ちた鉄球と陰山さんの錫杖を交互に見ながら呟く。
    夕樹 玲那:「ひぇ、ひぇえええぇぇぇ……殺す気ですか!!!」
    陰山魂魄:「人を試すような真似は控えてもらおう」
    陰山魂魄:「ミシェール・レイ」
    ミシェール・レイ:「うおー!すごい!」表情を輝かせ
    陰山魂魄:「見世物ではない。人の話を聞け」
    陰山魂魄:呆れ顔で、少年の方に近づく。
    ミシェール・レイ:「じゃなかった……ご、ごめんなさい!待ち時間が長くってつい修行を」足元に同様の鉄球が幾つか転がっている。
    ミシェール・レイ:「いやあ、手が滑っちゃって。わざとじゃないんですよ?本当です!」
    陰山魂魄:「……もう少し周りに気を配ってくれ」
    陰山魂魄:「門外漢だが、それも武の一環だろう」
    ミシェール・レイ:「面目ない……でも、魂魄さんが来てくれたなら心強いです!」
    水橋絵瑠:「修行」
    水橋絵瑠:「修行僧……?」微妙に昼の記憶が残っている。
    水橋絵瑠:(あっ、もっと「暴」寄りのひと?)
    夕樹 玲那:「……この人が本当に正義の味方なんですかぁ……?」怪しいものを見る目をしている怪しい浮遊物。
    陰山魂魄:「年相応の迂闊さもあるが、腕前は確かだ」
    陰山魂魄:「ミシェール・レイという」
    陰山魂魄:2人に紹介。
    水橋絵瑠:「おお……陰山さんのお墨付きだ。イリーガルの水橋絵瑠です! よろしくお願いします!」右手を差し出す。
    ミシェール・レイ:「はじめまして、"紫螭吻"ミシェール・レイと言います」水橋さんの手を握り返す
    水橋絵瑠:「づ、ず……ミシェールさんとか、レイさんとかでいいかな……」コードネームが上手く発音できない。
    夕樹 玲那:「夕樹 玲那と言います……たぶん情報提供者とかそんな感じです……」陰山さんの背後に隠れて首だけ横へ出している。
    ミシェール・レイ:「おや?足音は二人分だと思ってたんですが……」足元に目をやり
    ミシェール・レイ:「う、浮いてる!?」
    夕樹 玲那:……情報提供者。ミシェール・レイが遭遇した敵の外見情報は、共有されているという事にしよう。
    夕樹 玲那:「むぅ、失礼な。確かに協調性が無いとかは良く言われましたけどぅ」
    陰山魂魄:「いや、ミシェール・レイは見たままを言っているだけだろう」
    水橋絵瑠:「夕樹さん、物理的な話だよ多分」
    夕樹 玲那:「あっ、そうでした。歩かないのになれちゃってて……てへっ」こつんと自分の頭を打つ
    陰山魂魄:「こちらが報告した、幽霊だ」
    ミシェール・レイ:「こ……これが幽霊……」大げさに恐れ慄いている
    水橋絵瑠:(目隠ししてるのに見えるんだ……さすが「暴」の修行僧……)ミシェールさんの顔と夕樹さんを見比べながら
    陰山魂魄:「オリジン:ヒューマン、あるいはレジェンドのレネゲイドビーイングが実体を持ったという事だろう」
    陰山魂魄:「似たような事例を見たことがある、そう驚くほどの事でもない」
    陰山魂魄:「……怖いのか、ミシェール・レイ」
    ミシェール・レイ:「うぅ……拳が通らない相手は苦手なんですよぅ……ん?」
    ミシェール・レイ:「……今、実体って言いました?」
    陰山魂魄:「ああ、触れようと思えば触れられる」
    水橋絵瑠:「触れますよ~。うちの料理も食べてくれたし!」
    夕樹 玲那:「……ん? もしかして私ピンチ?」
    ミシェール・レイ:「……えいっ」玲奈さんの手を取り軽くひねる
    夕樹 玲那:「ピギャーッ!」鶏の首をひねる直前のような声がするだろう。
    ミシェール・レイ:「ほうほう……なるほど……」
    水橋絵瑠:「あっ、ゴーストアームが」
    陰山魂魄:「私も似たような反応をした手前、言えることでもないが。あまりいじめてやるな」
    陰山魂魄:椅子とかを用意しつつ
    陰山魂魄:「彼女はむしろ被害者だ。丁重に扱ってくれ」
    夕樹 玲那:「そうですよぅ! 私善良な幽霊! お菊さんとかそういうのじゃないんです!」
    ミシェール・レイ:「あ、これは失礼しました。うんうん、そういうことなら無問題です!」
    ミシェール・レイ:「この世に怖いものはない!あははは!」
    陰山魂魄:「調子がいいな」
    夕樹 玲那:「もー! 変な人に撃ち殺されたと思ったら似た雰囲気の怖い人が出てくるー!」
    夕樹 玲那:「この世は幽霊に優しくない!!!」
    水橋絵瑠:「幽霊って基本あの世のものだからかなあ」陰山さんに従って自分も椅子を運ぶ。
    陰山魂魄:「……さて」
    陰山魂魄:「ミシェール・レイ、そちらで目撃した標的について」
    陰山魂魄:「説明を頼めるか」
    ミシェール・レイ:「はい、それでは気を取り直して」
    ミシェール・レイ:用意された椅子にちょこんと座り、全員が着席するのを待ってから
    ミシェール・レイ:「"グローリア"について、お話しましょう」

    GM:では、情報収集タイム。今回はSSSCなのでプライズ制、サブトピックもあるよ。
    GM:内容はこちらだ。
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<情報:FH>
    目標値 :9
    プライズ:0/8
    シーン数:0/6

    ・サブトピック1:夕樹 玲那と《グローリア》について
    使用技能:<情報:UGN>、<知識:オカルト>、<情報:噂話>、<情報:警察>
    目標値 :9
    プライズ:0/4
    --------------------------------------------------------------

    GM:さて、SSSCのプライズシステムに関して、わからない人!
    陰山魂魄:こっちは大丈夫!
    ミシェール・レイ:承知しているぜ!
    水橋絵瑠:一応目を通したのですが、初めてなのでもたつくかもです
    陰山魂魄:フフフ
    陰山魂魄:こっちでぶち抜いてやるから心配はないぜー!
    GM:OKです、まあざっくりと言えば
    GM:使用技能で指定されてる判定で、目標値以上を出せば良し!
    GM:達成値の十の位+1がプライズポイントとして入手でき、それが一定値溜まると情報が出たり話が進みます。
    GM:まぁやってみると分かりやすいと思うので、
    GM:早速! どうぞ!
    陰山魂魄:行きます!メイン進行!マイナーでオリジン:レジェンド、メジャーで生き字引!
    水橋絵瑠:ありがとうございます! 理解!
    GM:あっつよい
    ミシェール・レイ:無敵のオリジンレジェンドだ!
    水橋絵瑠:つよいやつ!
    陰山魂魄:5dx+9
    DoubleCross : (5R10+9[10]) → 10[2,3,4,5,10]+7[7]+9 → 26

    陰山魂魄:よぉ~し
    陰山魂魄:財産4も入れちゃう!
    GM:上限一気にぶち抜きよったぁ……
    ミシェール・レイ:ひぇえ~~~!
    陰山魂魄:これがイタコ・パワーよ!!
    GM:OK.残り二人はサブは挑戦するかしら
    ミシェール・レイ:サブいってみよー!
    水橋絵瑠:サブ挑戦してみようかな!!
    GM:さぁ来い!
    ミシェール・レイ:コネ:UGNで振ります
    ミシェール・レイ:3dx+3
    DoubleCross : (3R10+3[10]) → 9[8,9,9]+3 → 12

    ミシェール・レイ:よしよし
    GM:少なくとも2ポイントは確定、やるな
    陰山魂魄:絶好調
    ミシェール・レイ:なんたって俺のコネは十一支部だぜ~
    水橋絵瑠:《コンセントレイト:モルフェウス》+《巨匠の記憶》。C値-2、判定ダイス+5個します。侵蝕率+4。
    GM:さあこい
    水橋絵瑠:(2+0+5)dx8+2=>9
    DoubleCross : (7R10+2[8]>=9) → 10[1,5,5,8,8,8,9]+10[2,3,3,9]+5[5]+2 → 27 → 成功

    GM:わっ
    陰山魂魄:ヒャーッ
    ミシェール・レイ:つよい
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+4した(侵蝕率:42->46)
    GM:さ、さんてん
    GM:いれます……?
    ミシェール・レイ:女性陣が強すぎる
    水橋絵瑠:ざ、財産3あるけど……
    水橋絵瑠:入れちゃおう!
    陰山魂魄:www
    GM:わぁーおう
    陰山魂魄:ぶちぬいたあ!
    GM:え、サブトピ一撃完全攻略ですありがとうございます
    水橋絵瑠:財産点3点消費して達成値30です!
    GM:こんなん読めるか!!!
    ミシェール・レイ:へへへ……姉御方流石でヤンス……
    GM:ではみなさん、細かい事は後で説明しますがDPというポイントを4点配布します
    GM:どこかにメモだけよろしく!
    水橋絵瑠:近所の商店のおばちゃんから何か買ったりしながら情報収集しました
    GM:では、情報開示
    GM:まずメイン!
    プライズポイント2:存在と出現事例。

    《グローリア》は日本国外で発生したジャームである。
    最初の観測は10年前のルーマニア。UGNとFHの戦闘に介入し、居合わせた者全てを殺害した。
    行動の指針は〝命を喰らう〟こと。

    プライズポイント3:焦り

    2度目の観測は4年前の中東。
    3度目の観測は1年前の中国。その次はそれから数ヶ月後の同国。次は日本。
    餓えが加速しているのか、出現頻度が増している。
    ──目撃証言と合わせ、未だ日本国内。それもN市内に居ることは疑いようが無い。

    尚、2度目以降の観測においては、《グローリア》が襲撃したのは全て非オーヴァードであった。

    GM:追記として。実際に交戦したミシェールくんは、〝居合わせた者全てを殺害〟という記述に疑問を抱くかも知れません。
    GM:そこまで強いか? と。
    GM:そしてサブトピ
    GM:これは前半と後半に分けます。
    プライズポイント1:とある入院患者

    数ヶ月前、夕樹 玲那という名前の少女がN市郊外の病院に運び込まれた。
    未だ入院中であり、意識不明だが容態は安定しているという。

    ……どこかのお屋敷に侍女として勤めていたが、
    入院に伴う無断欠勤で今はクビになっているらしい。

    本人に自覚は無かったようだが。
    現在、あなた達の近くをふよふよと元気に漂っているのは、
    肉体から精神だけを切り離して独立行動させているオーヴァードだ。
    つまり、まぁ、死人ではない。

    (夕樹 玲那が記憶を回復。その証言からボスの戦闘データを得られました)
    (SSSCボステンプレート、《超級英雄》終止者)

    プライズポイント2:死を経ての覚醒

    夕樹 玲那は《グローリア》に〝喰らわれ〟て死んだ筈だった。
    幸運にもオーヴァードとして覚醒したが、《グローリア》の牙は未だ彼女の魂を蝕んでいる。
    捨て置けばやがて死に至るだろう。

    GM:情報が開示されたので現時点を以て、夕樹 玲那に対し《予告された終焉》の使用を宣言します。
    GM:そして後半、グローリアの方
    プライズポイント3:不死の試み

    〝最初から死んでいる者は死なない〟という発想の元、死者の肉体と記憶情報から新たなオーヴァードを産み出す、とあるFHセルの計画があった。
    《グローリア》はその果てに産み出された〝既に死したる生者〟である。
    生きてもおらず死んでもいないその身体が活動を続ける為には、他の生きる者の命を喰らい続ける必要がある。喰らい続ける限り、理論上は何万年でも活動を続けられる。
    即ち、これは出来損ない。偽りの不死だ。

    (BOSSが所有するEロイスを開示します)
    (《悪夢の鏡像》《変異する悪夢》《予告された終焉》)

    プライズポイント4:その名は。

    コルネリア・マリカ。虫も殺せぬ少女だったという。
    《グローリア》の肉体を形成する〝元の部品〟の名だ。
    彼女の人格は歪な形で未だに残っている。或いは一度ばかり隙を作る事は可能だろう。

    (オートアクションとして〝コルネリアの名を呼ぶ〟ことで、《グローリア》が行う判定を、一度だけ強制的に失敗させられます)

    GM:ひとまず情報は以上!
    GM:という事でお好きに調査後ロールタイム!
    陰山魂魄:これは強い!
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:齎された情報に、苦い顔をする
    陰山魂魄:「グローリアと名乗る相手について、いくらか分かった事がある」
    陰山魂魄:「本名はコルネリア・マリカ、国外でFHによって実験を受けジャームとなった」
    ミシェール・レイ:「え、もうですか!?流石魂魄さんだ」素直に感嘆している
    陰山魂魄:「……実験の内容についてだが」
    陰山魂魄:表情は晴れない
    ミシェール・レイ:「どんな実験なんです?」
    陰山魂魄:「死体をオーヴァードとして蘇らせる、という主旨だったそうだ」
    陰山魂魄:「つまり、現在の彼女は屍人だ」
    夕樹 玲那:「……私を撃ち殺した人に、そんな背景があったとは……」
    水橋絵瑠:「どこのFHもろくでもないことしますねえ……」こちらも渋面
    ミシェール・レイ:「うへー、趣味が悪いなあ」
    陰山魂魄:「全くだな、虫唾が走る」
    陰山魂魄:「この世界は生者の司る物でなくては」
    陰山魂魄:「無理矢理に墓から呼び戻され、戦いをさせられる死人など」
    陰山魂魄:「あってはならない歪みに思える」
    陰山魂魄:深く、怒りを感じさせる口調で独りごちる。
    ミシェール・レイ:「ええ、その通り。殭屍の法はぼくもあまりこのみではありません。ただ」
    ミシェール・レイ:「イタコの魂魄さんがそういう事言うのって、ちょっと面白いですね」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:「私の能力はオカルトではないよ」
    陰山魂魄:「生体電磁波の視認と、いくらかのコントロール」
    陰山魂魄:「君流に言うところの、ひとつの術理だ」
    陰山魂魄:「しかし……そうだな」
    陰山魂魄:「電磁波の残留痕跡、死霊とされるものを感じられるからこそ」
    陰山魂魄:「生死の境を蔑ろにする者には、思う所もある」
    陰山魂魄:「……感傷的な話をしている場合でもないな」
    ミシェール・レイ:「えー、ぼくは好きですよ。感傷的な話」脚をプラプラさせながら
    陰山魂魄:「こうした手合は、生前の記憶に意識を取られる場合が多い」
    陰山魂魄:「コルネリア・マリカ、この名前は覚えておくといいだろう」
    陰山魂魄:「戦闘状態で役に立つ場合もある」
    ミシェール・レイ:「コルネリア・マリカ……それが彼女の本当の名か」
    陰山魂魄:「……水橋絵瑠、そちらでも何か分かったそうだが」
    水橋絵瑠:「んーー」陰山さんとミシェールさんの会話を聞きながら、小声で唸っている。
    水橋絵瑠:「んーーーー……あ? あ、はい!」
    水橋絵瑠:ぴょんと座っていた椅子から立ち上がる。
    陰山魂魄:「聞かせてもらいたい。構わないか?」
    夕樹 玲那:「ほほう、お聞きしましょう!」仲間面をしてそちらを向く。
    水橋絵瑠:「構わないです! ……あのさ、夕樹さん」こちらを向いた夕樹さんに。
    夕樹 玲那:「はい?」軽く首をかしげながら応じる
    水橋絵瑠:「なんか、夕樹さん、生きてるっぽいよ?」
    陰山魂魄:「何」
    ミシェール・レイ:「つまり……幽霊じゃない……?」
    夕樹 玲那:「えっ? ……いやいやいや、まさかぁ。ご冗談を」ぱたぱたと右手を振る。
    夕樹 玲那:「よしんば私が幽霊じゃなかったとしても、いや、無いとは思うんですけど、ならば私は何って話でして」
    夕樹 玲那:「……いや、えぇと……でも、その……え」
    水橋絵瑠:「病院に夕樹 玲那って子が入院してる話、聞いたんだよね。数か月前からずっと意識不明だって」
    水橋絵瑠:「あれじゃない? 幽体離脱、みたいな」
    夕樹 玲那:「生きてる……って、え……私が、入院……?」
    ミシェール・レイ:「(良かった~!幽霊じゃなかった~!)」気付かれないように胸を撫で下ろす
    陰山魂魄:「そういうことか」
    陰山魂魄:「……ブラム・ストーカー能力者の扱う、従者のようなものだな」
    水橋絵瑠:「あ、そういうやつかも、陰山さん」
    陰山魂魄:「能力によって形作られた、自立した端末」
    陰山魂魄:「妙な違和感の正体がそれか。興味深いな」
    夕樹 玲那:「わ──」
    夕樹 玲那:「私生きてたんですか? 死んだんじゃなかったんですか? ヤッター!」
    水橋絵瑠:「撃たれちゃったのは本当みたいだけどね。容体は安定してるってさ」
    水橋絵瑠:「やったー!」夕樹さんの真似
    陰山魂魄:「……いや。喜ぶのは早い」
    陰山魂魄:「問題は残っている」
    水橋絵瑠:「問題?」
    ミシェール・レイ:「まだ何かありましたっけ?」
    夕樹 玲那:「……何かあるんですか……?」
    陰山魂魄:「説明を後に回したが」
    陰山魂魄:「グローリアの動機と能力についてだ」
    夕樹 玲那:「動機……」
    陰山魂魄:「現在、彼女は自らを動かすための生体エネルギーを能力によって他者から無作為に回収しているらしい」
    陰山魂魄:「……つまり、それが持続的なものだとすれば」
    陰山魂魄:「容態は安定しているように見えてもレネゲイドによる影響は、普通の医者に感知することは出来ないからだ」
    陰山魂魄:「君の本体も、安全というわけではない」
    陰山魂魄:「気を緩めないでもらいたい」
    水橋絵瑠:「あ、そっか……あそこの病院、オーヴァードのお医者さんほとんどいないって話だしなあ……」あちゃー、という顔で呟く。
    夕樹 玲那:「……無作為に、回収。持続的な……安全じゃ、ない……」
    夕樹 玲那:「……えっと、難しい言葉が多くて、ちょっと本当に分かったかは怪しいんですけど、あの、でも、その」
    夕樹 玲那:「陰山さんの言ってること、たぶんそうなんだろうなぁって……なんとなく、分かります」
    陰山魂魄:「そうなのか?」
    夕樹 玲那:「はい……そっか。やっぱり私、一度死んじゃったんですね」
    夕樹 玲那:「ちょっとずつ思い出してきたんです……確かにあの人、そんな事言ってました」
    夕樹 玲那:「血が足りないとか、もっと力が、とか。そんなこと……」
    夕樹 玲那:「……そっかぁ。改めて知らされると、うん……ちょっとショックだなぁ……」
    陰山魂魄:「……」
    ミシェール・レイ:「でもほら、そこは大丈夫じゃないですか?」
    水橋絵瑠:「大丈夫?」ミシェールさんの方を向く。
    夕樹 玲那:「大丈夫……?」
    ミシェール・レイ:「要は"グローリア"を捕まえるのにはタイムリミットがあるってことですよね」あっけらかんとした顔で
    水橋絵瑠:「あ」
    水橋絵瑠:「そっか、さっさと捕まえちゃえば」
    ミシェール・レイ:「それに、おそらく彼女はまだしばらくこの町に留まると思います」
    ミシェール・レイ:「交戦記録で言った通り、狙われていますからね、僕は」
    陰山魂魄:「それを返り討ち、か」
    ミシェール・レイ:「ええ、僕たちが負けなければいいだけの話です!」
    水橋絵瑠:「おおー! ……ミシェールさんを囮にするってことですか?」負けなければいい、に声を上げてから気づく。
    陰山魂魄:「やれそうか?ミシェール・レイ」
    ミシェール・レイ:「戦ってみた正直な感想としては」
    ミシェール・レイ:「いくら相手が不死とはいえ、この人数で負けるようには思えませんね。むしろ」
    ミシェール・レイ:「あれだけ好戦的なジャームが今まで討伐されなかったのが不思議なくらいで……」
    陰山魂魄:「なるほど、そこに不審はあるか」
    ミシェール・レイ:「魂魄さん、彼女の活動記録ってわかります?」
    陰山魂魄:「ああ。こちらで正確なものを用意しておく、確認してもらいたい」
    陰山魂魄:「しかし、だけの話、とはな」
    陰山魂魄:「……君たちのような者がいてくれて、助けられる」
    陰山魂魄:「悪い想定にばかり気持ちを囚われずに済むからな」
    陰山魂魄:2人を見回し
    陰山魂魄:「盤石な姿勢で迎え撃とう。準備に取り掛かる」
    夕樹 玲那:「……あ、あのっ」
    夕樹 玲那:「私も、その……自分が生きてるって分かって、思い出した事とかあるんで、その……」
    夕樹 玲那:「《グローリア》がどんなこと喋ってたとか、どんな風に動いてたとか、少しは力になれると思いますっ!」
    陰山魂魄:「分かっている。気兼ねなく伝えてくれ」
    陰山魂魄:「君は必ず、元の暮らしに戻れる」
    陰山魂魄:「どんな存在であれ、今を生きている者を苛む怨念を私は許さない」
    水橋絵瑠:(迷いなく自分のこと囮にして、返り討ちにする気も満々で。正規のエージェントやチルドレンのひとってこういうの、慣れてるんだなあ)(世界が違うや)二人を見ている
    水橋絵瑠:「ちゃーんと準備して挑んだら大丈夫ですよねっ! 私も頑張りますよぉ! 夕樹さんには生身でもお店に来てほしいもん」
    ミシェール・レイ:「ぼくは果し合いの決着がつけたいだけなんだけどなあ」
    ミシェール・レイ:「けど、ただ生存のために人を殺し続ける、か……」
    ミシェール・レイ:"グローリア"言葉を思い返す。
    ミシェール・レイ:『どうやらあなたの血は、主の御許へ捧げるに相応しい供物のようですから』
    ミシェール・レイ:「(本当にそれだけか……?)」
    GM:──────────
    GM:ロイスの取得と調達が可能!
    陰山魂魄:ロイス!ミシェールくんに!
    陰山魂魄:信頼○/憤懣
    陰山魂魄:購入はボデマかな
    水橋絵瑠:ミシェールさんに○感服/隔意 でロイスを取ります!
    陰山魂魄:1dx+3
    DoubleCross : (1R10+3[10]) → 10[10]+5[5]+3 → 18

    陰山魂魄:イタコパワー!
    陰山魂魄:装備!
    GM:社会強者……
    ミシェール・レイ:このフェイズで《水晶の剣≫使ってもよろしいですか?
    GM:どうぞ!
    ミシェール・レイ:ありがとうございます!
    ミシェール・レイ:《水晶の剣で》超電磁発勁(リニアキャノン)の攻撃力+6
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:47->53)した
    ミシェール・レイ:同僚 陰山魂魄 信頼◯/幽霊怖い で所得
    水橋絵瑠:ライダーススーツ(IC81)に挑戦してみようかしら 買えたらダイスが1個増える!
    水橋絵瑠:(2+0)dx10+2=>13 調達
    DoubleCross : (2R10+2[10]>=13) → 8[5,8]+2 → 10 → 失敗

    水橋絵瑠:お小遣いゼロ! 失敗!
    ミシェール・レイ:購入は無謀なシューターズジャケット!
    ミシェール・レイ:1dx>=13
    DoubleCross : (1R10[10]>=13) → 8[8] → 8 → 失敗

    GM:流石にムズいか……!
    GM:では、シーンをカットします。
    ミシェール・レイ:残念
    ミシェール・レイ:以上!

    シーン2


    GM:では、シーンプレイヤーは水橋さん。他お二人は任意登場が可能です。
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:46->52)
    陰山魂魄:1d10+53
    DoubleCross : (1D10+53) → 10[10]+53 → 63

    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(1D10->9)(侵蝕率:53->62)した
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<情報:FH>
    目標値 :9
    プライズ:4/8
    シーン数:2/6
    --------------------------------------------------------------

    GM:項目は同じ! プライズは残り4!
    陰山魂魄:ぶち抜いたらあよ!ぶち抜いたらあよ!
    陰山魂魄:マイナーでオリジン:レジェンド、メジャーで生き字引!
    陰山魂魄:6dx+9
    DoubleCross : (6R10+9[10]) → 10[3,4,8,8,10,10]+7[1,7]+9 → 26

    陰山魂魄:オイオイオイ
    GM:ダイス数も増えてる上に財産たっぷり残してんだもんなぁ……!
    陰山魂魄:ちょうど残りが財産4点が
    陰山魂魄:残っているではないかーっ!
    陰山魂魄:30に!
    陰山魂魄:ジャスト財産0!
    水橋絵瑠:つよい
    GM:2シーンでミドルが爆発四散しました。
    陰山魂魄:これがイタコパワー
    ミシェール・レイ:イタコってすげー!
    ミシェール・レイ:消化試合だけど一応振るね……
    GM:あ、振ります?
    GM:どうぞ
    ミシェール・レイ:4dx+3
    DoubleCross : (4R10+3[10]) → 7[2,2,4,7]+3 → 10

    ミシェール・レイ:無知の知
    GM:普通はこうですよね!
    GM:普通は!!
    GM:さて、では情報を開示致します
    プライズポイント5:上陸

    日本に上陸して以降の《グローリア》の足取りが掴めた。
    振興のFHセル〝ペインメーカー〟と合流、物資や拠点の支援を受けていたと見られる。
    N市内での活動はまだ確認されていないセルだが、
    神出鬼没のジャーム一体を追うより、セル一つの動きを追う方が容易であろう。

    プライズポイント6:目的

    〝生前〟のコルネリア・マリカは、神の無力を嘆く修道女であったという。
    〝神はただ一人しかおらず、為に世界全てを見る事ができないのだろう〟と。
    だからこそ彼女は善行に努めていた。この世界で際立って輝ければきっと、神も自分に気付くだろう。
    そうすれば自分が望む世界の実現が訪れると。

    彼女が望んだものとはつまり、善良なる全てのひとびとへの救済である。
    だが最初に抱いた理想は既に消え失せ、現在残っているのは過程のみ。
    天上に己が存在が届くまで、《グローリア》は際限なく人を殺し、力を蓄え続けるだろう。

    プライズポイント8:所在。

    《グローリア》の所在が確認できた。郊外のとある廃教会だ。
    当該ジャームが一般人への襲撃を続け力を蓄えたなら、ルーマニアの惨劇の再演となりかねない。
    迅速に排除せよ。

    GM:さて。という訳で、次のシーンは早くもクライマックスになる訳ですが
    GM:このシーンでやり残しの無いように色々したりするが良いぞ……
    ミシェール・レイ:はやい…
    水橋絵瑠:はやい
    GM:サブトピック4って推奨の倍だった筈なんですけどね!
    陰山魂魄:「グローリアの足取りが掴めた。郊外の教会だ」
    陰山魂魄:「新興のFHセルと連絡を取り合っていたらしい。こちらの連中も気になるが」
    陰山魂魄:「ひとまずはグローリアの討伐だ」
    水橋絵瑠:「うえー……シスターなのは格好だけじゃなかったんですね……」
    ミシェール・レイ:「よーしっ」頬をパンと叩いて気合を入れる
    陰山魂魄:「資料によれば、生前の彼女は敬虔な修道女だったそうだ」
    陰山魂魄:「汎ゆる人の救いを願うような……」
    陰山魂魄:「その在り方を歪めたものに憎しみ晴らすことは今の私達にも出来ないが」
    陰山魂魄:「せめて、この悲劇を幕引かなくては」
    陰山魂魄:「準備が出来次第、現場に向かう。いいな」
    ミシェール・レイ:「はい!こっちの準備はいつでも万端ですよ!」腕をぶんぶんと振る
    水橋絵瑠:「《グローリア》になってもまだひとの救いを願ってるのかなあ。だとしたらやりきれないや」
    ミシェール・レイ:「……彼女はジャームですからね。願いを忘れてしまったか、あるいは囚われたか」
    水橋絵瑠:「……それならもっと、やりきれないね」
    陰山魂魄:「人の心を喪うというのは、そういうことだ」
    陰山魂魄:「目の前に起きている事実さえも、正しく認識できない」
    陰山魂魄:「それは、そう、悪夢の中を漂い続けるようなもの……と言えばいいか」
    水橋絵瑠:「悪夢の中を……」
    陰山魂魄:「永遠に満たされることはない」
    陰山魂魄:「救われることのない、魂だ」
    夕樹 玲那:「……………………私とは、違って」
    水橋絵瑠:「目を覚まさせてやるのが最後の救いってことですか?」自分より高い位置にある陰山さんの顔を見上げる。
    陰山魂魄:「違う、救いがあるとすれば」
    陰山魂魄:「終わらせることだけだ。彼女を開放するためには。」
    水橋絵瑠:「終わらせる」
    陰山魂魄:「今一度聞く、水橋絵瑠」
    水橋絵瑠:「はい」
    陰山魂魄:「君にそれは出来るのか」
    陰山魂魄:「その覚悟を問わなくてはならない」
    陰山魂魄:「奪ってしまえば、背負うことから逃れられない」
    水橋絵瑠:「……やりますよ。私は《グローリア》さんの神様じゃないから彼女を止められないし、《グローリア》さん……コルネリアさんは解放されないといけない」
    ミシェール・レイ:「……」水橋さんの声に耳を傾ける。言葉ではなく、その心音を。
    水橋絵瑠:「それになにより、彼女がやっていることは明らかに、今の私たち……みんなですね、この街のみんなを脅かしてます」
    水橋絵瑠:緊張で声が裏返りそうになるのを必死で抑える。……緊張しているはずなのに、心臓はゆっくりと鼓動している。
    水橋絵瑠:「彼女から奪うことよりも、このままにして失われるものを背負う方が、ずっとつらい」
    陰山魂魄:「……!」
    陰山魂魄:「それが、君の。水橋絵瑠の戦う理由か」
    水橋絵瑠:「……これ、私のワガママなんでしょうけど。お二人みたいな大きな話はできないんです」
    水橋絵瑠:「はい。自分がなんとかできそうなら。自分ひとりじゃなくても、手が届くなら。そこは、私だって守りたいので」
    陰山魂魄:「……正直に言って」
    水橋絵瑠:「?」首を傾げる。
    陰山魂魄:「私は君を見くびっていたな」
    陰山魂魄:「勇み足でここまで付いてきてしまった料理屋の娘に過ぎないと」
    陰山魂魄:「どこかに侮る心があった」
    陰山魂魄:「すまなかった」
    陰山魂魄:いつも目深に被っている帽子をはずし、頭を深々と下げる
    水橋絵瑠:「や、そんなそんな。ただの出前アルバイトですよお! 頭上げてください!」
    陰山魂魄:「……君の言葉は聞き届けた」
    陰山魂魄:顔を上げ、再び帽子を被って
    陰山魂魄:「立場は関係ない。私に出来ることは」
    陰山魂魄:「生きる君の偉大な決意と、健やかな願いが」
    陰山魂魄:「何かを救うことを信じる、それだけだ」
    陰山魂魄:「最後まで、手を貸してもらいたい」
    水橋絵瑠:「……はい!」背筋を伸ばす。力強く、返事をする。
    夕樹 玲那:「……あっ、あのっ、水橋さん。その、上手く言えないんですが、私からもっ」少しだけ離れた位置にいた玲那が、横合いから身を乗り出してくる。
    水橋絵瑠:「夕樹さん?」
    夕樹 玲那:「あの、私……自分のこと、すっごくラッキーだって思ってて、いや実際ラッキーだったと思うんですけど、ちょっと違くって──」
    夕樹 玲那:そこまでを言って、言葉を句切り、息を吸う──呼吸は生きた人間の仕草だ。亡霊のすることではない。
    夕樹 玲那:「……私、自分が死んだと思ってました。けど実は生きてたんだって聞いて、すごくラッキーだなって思ったんです、けど」
    夕樹 玲那:「たぶん、そっちは本当のラッキーじゃなくて、えーと……」
    夕樹 玲那:「皆さんに会えたことが、運が良かったって……そう思うんです」
    水橋絵瑠:「えへへえ」
    水橋絵瑠:「なら、これからもっとラッキーだよ、夕樹さん」
    夕樹 玲那:「……はい、そうだといいなって思います」
    夕樹 玲那:ぱぁ、と光の差すような明るい笑顔を見せ──また少し口ごもる。
    夕樹 玲那:「それで……あの、コルネリアさんは、運が良くない人だった……って思うんです」
    水橋絵瑠:「……」
    夕樹 玲那:「自分がどこの誰なのかも分からないで、誰にも言葉が届かないでいるのは、苦しいです」
    夕樹 玲那:「……だから、私からも。変なお願いごとになるんですけど……あの人を助けてください、って……」
    夕樹 玲那:「……はい、それだけです。ごめんなさい、上手く言えなくって」
    夕樹 玲那:見よう見まねか、深く頭を下げた。頭の上に浮かぶ天使の輪こそ、帽子のように外せはしなかったが。
    水橋絵瑠:にっと笑う。
    水橋絵瑠:「もちろん!」下げた頭に手を乗せる。
    夕樹 玲那:「あっ……」
    夕樹 玲那:「……生きてる人の手って、暖かいんですね」
    夕樹 玲那:髪に触れる手の感覚が心地よいのだろう──目を細め、ぴたりと空中で動きを止めて。
    夕樹 玲那:そのまま暫く、少女は他者の体温を味わい続ける。
    水橋絵瑠:「夕樹さんも生きてるんだってば~! ……ん?」
    夕樹 玲那:「ちゃんと生き返れたら、あの、お仕事探してからになると思うんですけど」
    夕樹 玲那:「必ず、ご飯食べに行きますから」
    水橋絵瑠:無言で髪の毛を撫でている。
    水橋絵瑠:「……食べに来てくれるのも大歓迎だけど」
    水橋絵瑠:「体に優しいごはんの出前だってあるからね。呼んでくれたら絶対届けるよ」
    水橋絵瑠:ポケットから店の電話番号とQRコードの書かれたカードを出して渡す。
    夕樹 玲那:「いいえ、絶対にこっちから行きます」
    水橋絵瑠:「む」
    夕樹 玲那:「人がたくさんいるあのお店、私、好きですから──っと」差し出されたカードを両手で受け取り、暫くは掌の上に置いて、
    夕樹 玲那:それをじいっと──時々は「ふへへ」などとにやけながら、眺め続けていた。
    水橋絵瑠:「出前だとランチセットにデザートつくんだけどなー……お店だと別料金なのになー……」小声!
    水橋絵瑠:「注文でも来店でも、待ってるね」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:二人の様子を遠巻きに眺めて
    陰山魂魄:帽子の下、僅かに表情を綻ばせている。
    ミシェール・レイ:「さて、話はまとまったみたいですね」魂魄さんの隣に顔を出す
    陰山魂魄:「ん、ああ」
    陰山魂魄:「大きいことを言ったが、戦力的には君が要だ」
    陰山魂魄:「頼りにさせてもらう、ミシェール・レイ」
    ミシェール・レイ:「もちろんです!大船に乗った気持ちで大丈夫ですよ!」胸を張って
    ミシェール・レイ:「それにしても」
    陰山魂魄:「どうした」
    ミシェール・レイ:「いえ、水橋さんの件、ああいうのは魂魄さんの良いところですけど」
    ミシェール・レイ:「ふっふっふ~!ぼくに言わせれば魂魄さんもまだまだですね~~~!」
    ミシェール・レイ:鬱陶しい仕草で笑いながら
    陰山魂魄:「ほう」
    陰山魂魄:「理由を聞いておこうか」
    陰山魂魄:腕組をして、耳を傾ける。
    ミシェール・レイ:「ぼくは最初っからちゃんと聞こえてましたからね」
    陰山魂魄:「聞こえていた?」
    ミシェール・レイ:「彼女の音は迷いがない。根ざすべき軸を持っている"強い"人だ」
    ミシェール・レイ:「覚悟があるかどうかなんて、問うまでもなくお見通しだったんですから」
    陰山魂魄:「なるほど」
    陰山魂魄:「確かに、言葉にするまでもない問いかけだったかもしれない」
    陰山魂魄:「だが私は、彼女の言葉を聞けてよかったと思っているよ」
    陰山魂魄:長い前髪と、帽子の影の下で優しく笑う
    ミシェール・レイ:「む、大人の余裕……」
    陰山魂魄:「彼女のような人が、私達の守る街にいる」
    陰山魂魄:「それが戦う甲斐にもなる」
    陰山魂魄:「救いと、言ってもいいかもしれない」
    陰山魂魄:「私は戦士ではないから、そうしたものも必要になる」
    ミシェール・レイ:「救い、か……」
    陰山魂魄:「ミシェール・レイ」
    陰山魂魄:「拠り所のない戦いは、危ういものだ」
    陰山魂魄:「弱い私に、実感として言えるのはそのくらいの事でしかないが」
    陰山魂魄:「時折に、思い出してもらいたい」
    ミシェール・レイ:「む、なんですか?藪から棒に」
    陰山魂魄:「心配している」
    陰山魂魄:「さっきも言ったが、君のように前を向いている人は」
    陰山魂魄:「好きだからな」
    陰山魂魄:微笑みかけて。君の肩を抱き寄せる。
    ミシェール・レイ:「わわっ」
    陰山魂魄:「……生きていてこそだぞ」
    陰山魂魄:髪を撫でて、小さな声で言う。
    ミシェール・レイ:「もー、子供扱いしないでくださいよ~!」
    ミシェール・レイ:口調はプンプンと怒っているが、無理に振りほどこうとはしない
    陰山魂魄:「ふふ。すまない」
    陰山魂魄:なでなで。
    ミシェール・レイ:「……この街に来てから」
    ミシェール・レイ:「よく言われるんです。命を粗末にするなって」
    陰山魂魄:「……そうか」
    ミシェール・レイ:「正直、よくわからなかったんですよね。僕たちにとって」
    ミシェール・レイ:「命なんて、最初に賭けるものですから」
    陰山魂魄:「……」
    ミシェール・レイ:「命を捨てて、そこからどれだけ先へ行けるかが武の求道」
    ミシェール・レイ:「ぼくの知る強さとは、そういうもののはずだったんですけどね」
    陰山魂魄:「武の道について、私の知ることはないが」
    陰山魂魄:「死者の世界の一端については知っている」
    陰山魂魄:「私が知っているのは……冷たい、閉じられた虚ろ」
    陰山魂魄:「どこにも辿り着けない情報の残滓だけが、同じ所を巡り続ける」
    陰山魂魄:「……あんな場所に君を行かせたくはないな」
    陰山魂魄:「だから、せめて」
    陰山魂魄:「捨てる以外の方法を見つけて欲しい」
    陰山魂魄:「必ずあるはずだ。命と引換えでない、強さが」
    陰山魂魄:「出来るはずだ。君は今生きている」
    陰山魂魄:ぎゅ、と抱き寄せる力が強くなる。
    陰山魂魄:「……君に、見つけて欲しい」
    陰山魂魄:その体から、心音が伝わる。
    陰山魂魄:恐れている。死という言葉に触れることさえも
    ミシェール・レイ:「もー……過保護すぎます。お母さんみたいですよ?」僅かに顔を赤らめながら
    ミシェール・レイ:「でも、うん」
    陰山魂魄:はっきりとした『恐怖』を以て、今、この音の持ち主が語っているのがわかる。
    ミシェール・レイ:「はは、敵わないなあ魂魄さんは。こんなに怖がりなのに」
    ミシェール・レイ:「こんなに強く要られるんだから……矛盾してます」
    陰山魂魄:「……そう、怖がりだよ。私は」
    陰山魂魄:「生きている限り、そうありたい」
    陰山魂魄:その音と体温を伝えながら
    陰山魂魄:暫くの間、立ち尽くしている。
    ミシェール・レイ:彼女の前では口が裂けても言わないが
    ミシェール・レイ:無くしたくないもの、守りたいものは自分にだってある
    ミシェール・レイ:それは、初めて出来た友との約束であったり
    ミシェール・レイ:自分で定めた師への誓いであったり
    ミシェール・レイ:或いは、背中から響くこの……
    ミシェール・レイ:憧憬と共に脚を踏み外すのが武侠の性だ
    ミシェール・レイ:だが、恐怖を乗り越えて高みへ昇るものをこそ
    ミシェール・レイ:真に"龍"と呼ぶのだろうか
    GM:──────────
    GM:ロイス取得と調達が可能! 調達はこれが最後!
    陰山魂魄:ロイス保留!調達は一応ブルーゲイルとか買っとこう
    陰山魂魄:2dx+3
    DoubleCross : (2R10+3[10]) → 9[6,9]+3 → 12

    陰山魂魄:ダメ!以上!
    水橋絵瑠:ロイスはあと1枠なので残しておいて、もっかいライダーススーツに挑戦!
    水橋絵瑠:(2+0)dx10+2=>13 調達
    DoubleCross : (2R10+2[10]>=13) → 5[3,5]+2 → 7 → 失敗

    水橋絵瑠:だめー! 以上です!
    ミシェール・レイ:まずは《水晶の剣》!流星鎚(リニアキャノン)の攻撃力を+6
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:62->68)した
    ミシェール・レイ:ロイスは 協力者 水橋絵瑠 感服/羨望 で所得!
    ミシェール・レイ:もいっちょシューターズジャケット!
    ミシェール・レイ:4dx+3>=13
    DoubleCross : (4R10+3[10]>=13) → 10[2,5,6,10]+10[10]+8[8]+3 → 31 → 成功

    ミシェール・レイ:まじか
    GM:わぁおう
    水橋絵瑠:すっごい
    GM:なんかすっごく新品だったりすっごくデザインが優れてたりするシューターズジャケットが手に入ったのでしょう
    ミシェール・レイ:装備すると行動値が落ちるのでウェポンケースに入れとくぜ
    GM:OK! シーンカット!

    クライマックス


    GM:さて、クライマックスの前にGMがボケてDP周りの処理をちゃんと出来ていなかったので修正をします。
    GM:プライズの獲得が4、4,4,だったので、そのつど3ずつDPが取得されていますから
    GM:全員、DP9ですね
    陰山魂魄:謎のポイントが!
    水橋絵瑠:謎ポイントだ
    GM:さて、この謎のポイントですが使い道は二つあります
    GM:1:クライマックスの1ラウンド目セットアップ時。1ポイントにつき侵蝕を2上昇させてもよい
    GM:2:バックトラック直前。1ポイントにつき侵蝕を1下げてもよい
    GM:どちらも上限一杯まで使う必要はなく、なんか好きなところで止めて良いという便利な代物だ。

    GM:では
    GM:全員登場!
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:52->54)
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:68->74)した
    陰山魂魄:66+1d10
    DoubleCross : (66+1D10) → 66+9[9] → 75

    水橋絵瑠:あ、上がらん~~!!
    ミシェール・レイ:そのためのDP!
    GM:ふむ
    GM:一応の提案ながら、描写に入ってからだと色々の処理が面倒になると思うので、先に何かやっておくことがあれば許可します
    GM:具体的にはジェネシフトと水晶の剣、今使う?
    GM:ってことですね
    水橋絵瑠:ジェネシフト考えていたのですが、セットアップということは衝動判定してから判断できるんですよね
    GM:ですです
    GM:まぁ衝動判定で最大の出目が出ても+20という
    ミシェール・レイ:こちらは今使えるなら使いたいです!
    GM:OK,どうぞ!
    水橋絵瑠:でもジェネシフトしちゃおうかな~! しよう!
    ミシェール・レイ:《水晶の剣》でインプラントミサイルの攻撃力+6
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+7(侵蝕率:74->81)した
    ミシェール・レイ:間違い、6上昇なので侵蝕80です
    GM:ちょうど良い具合の数値になってきている
    陰山魂魄:こっちも1d10だけジェネっとこ
    GM:そしてジェネシフトもOK!
    陰山魂魄:75+1d10
    DoubleCross : (75+1D10) → 75+8[8] → 83

    陰山魂魄:オッケーオッケー
    ミシェール・レイ:良いジェネシフトだ!
    水橋絵瑠:3d10+54 ジェネシフト
    DoubleCross : (3D10+54) → 19[6,8,5]+54 → 73

    水橋絵瑠:ヨシ!
    GM:良い具合に乗せてきたな

    GM:──はたしてその女は廃教会の中、埃を被った祭壇の前に跪いていた。
    《グローリア》:「主よ、新たな〝篤信の血〟を捧げました。どうかお声を」
    《グローリア》:「長らく私はあなたの御為に、血を、屍を、死を重ねてきたのです」
    《グローリア》:「どうかお声を。御言葉を。主よ、どうか主よ、私をお守りください」
    《グローリア》:「私が引き裂かれそうなのです、バラバラになりそうなのです」
    《グローリア》:祈りとも嘆きともつかぬ声が響く廃墟へ──あなた達は踏み込むのだろう。
    ミシェール・レイ:廃教会の朽ちた扉が勢いよく開く
    ミシェール・レイ:「追いついたぞ、"グローリア"」
    ミシェール・レイ:巨大なトランクケースを引きずりながら、教会の中へと歩みを進める
    《グローリア》:「……紫螭吻」西洋の産まれにしては、その発音はかなり正確だった。長き旅にて大陸を渡った事もある為か──
    《グローリア》:その名を呼び、立ち、振り返る。
    ミシェール・レイ:「さあ、勝負の続きを始めよう」
    《グローリア》:「勝負?」首を傾げて瞬きを数度──「……あなたは、あれを、そう呼ぶのですか」
    ミシェール・レイ:「力を競い合うのならそう呼ぶべきだろ?それとも」
    ミシェール・レイ:「君にとって、戦うことには別の意味があるのかな?」
    《グローリア》:「祈りです」
    ミシェール・レイ:「祈り?」
    《グローリア》:「喰らい、永らえ、殺して、殺す」
    《グローリア》:「天上に主はただ一人。いつかお目に掛かろうとするならば」
    《グローリア》:「私は最も優れたる者として、長く永く地上にあらねばいけません」
    《グローリア》:……その身に纏う血の香は、先の遭遇より濃密なものとなっている。
    《グローリア》:そして、緩やかに足を開き、僅かに腰を沈めて身構えた、その身体から発する気配は、
    《グローリア》:ミシェール・レイ。あなたが最初に遭遇した時より、明らかに力を増していると感じ取れるだろう。
    《グローリア》:喰らったのだ。幾つかの命を。
    ミシェール・レイ:「やっぱり……戦闘記録を見て妙だとは思ったけど」
    ミシェール・レイ:「"グローリア"。ぼくは君の神を信じてはいない」
    ミシェール・レイ:「だけど、神に近い存在なら知っている」
    《グローリア》:「……信仰無くして誰が、両足のみで地に立てましょうか」表情は変わらず、涙は止まらず。ただ右手の人差し指だけがほんの少し、トリガーへの圧を強める。
    ミシェール・レイ:「ぼくもまた、天上に立つ龍にこの手を届かせるために、頂を目指すものだ」
    ミシェール・レイ:「だから同類として忠告してあげよう。手遅れだろうけどね」
    ミシェール・レイ:半身に構えて腰を落とす。右足がゆっくりと弧を描き、臨戦体勢へと移行する
    ミシェール・レイ:「君のやり方では」
    ミシェール・レイ:「永遠に地を這う屍で在り続けるだけだ」
    ミシェール・レイ:「決して天には届かない」
    《グローリア》:「…………」踵を浮かせる。小刻みなステップを踏む。重心は高く軽快に。蹴撃を用いる格闘技に通ずる構え。
    陰山魂魄:かつかつと
    陰山魂魄:ミシェールに並んで対峙する
    陰山魂魄:「敬虔な礼拝の最中に不躾をすまない、ご婦人」
    陰山魂魄:「信仰の自由を否定するつもりはないが」
    陰山魂魄:「殺戮は救済の術などではない。誰にとっても」
    陰山魂魄:「無論、君自身の魂も救うことはない」
    陰山魂魄:「この世界は生者のものだ。君の神がその血を求めるというのなら、抵抗させてもらう」
    陰山魂魄:「ご退場いただこう、グローリア」
    水橋絵瑠:「……」《グローリア》を見つめる。
    水橋絵瑠:「そうやって、いつか神様に会えたとしてもさ」
    水橋絵瑠:「神様だって、救うひとがみんないなくなってたら困っちゃうよ」「それに」
    水橋絵瑠:「ずっと会えないままで、つらいでしょ? ……まあ」
    水橋絵瑠:「みんなを殺されちゃうのが我慢ならないってのが一番なんだけど。終わらせたげるよ」押してきたバイクのハンドルを強く握る。
    水橋絵瑠:「苦しいの、終わらせるって言ったからね」もう一度、《グローリア》の目を見つめて、言う。
    《グローリア》:「……そう、ですか」
    《グローリア》:「わかっていただけないのはきっと……ええ。血が、足りないのですね」
    《グローリア》:空気が淀む──ワーディング。〝聖戦〟に余分なものを交えぬ為のその行為すら、血臭を伴う風のようだ。
    《グローリア》:「ならば積み上げましょう、遙かなりし天に届くまで」
    《グローリア》:「あなた達の血肉で喉を潤し、骸を塔として私はこの先へ征く」
    《グローリア》:「天上への道はただ銃声の祈りによって開かれる!」
    《グローリア》:「御名を刻みきざはしとなれ──《Gloria / 栄えあれ》」
    エンゲージ
    《グローリア》

    10m

    PC達

    GM:──狂気が肥大化する。廃教会の中を、もはや物理的な圧力さえ伴う衝動の波が叩き、ステンドグラスが飛散する。
    GM:色鮮やかな雨の中、あなた達は、その衝動に抗うのだろう。
    GM:という訳で衝動判定。目標値は9です。
    陰山魂魄:7dx+1
    DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[1,2,3,5,7,7,9]+1 → 10

    水橋絵瑠:(1+1)dx10+1=>9 衝動判定
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 4[3,4]+1 → 5 → 失敗

    陰山魂魄:2d10+83
    DoubleCross : (2D10+83) → 7[4,3]+83 → 90

    陰山魂魄:成功!
    ミシェール・レイ:《ヒューマンズネイバー》でダイス+1
    水橋絵瑠:えへへ 暴走です
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+20(2d10->10,10)した(侵蝕率:73->93)
    ミシェール・レイ:7dx+1>=9
    DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[1,2,6,7,8,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

    GM:最大値……
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+14(2D10->5,9)(侵蝕率:80->94)した
    GM:OK.
    GM:では、1ラウンドセットアップ直前タイミング。DP使用の希望はございますか
    陰山魂魄:2P使っとこう
    陰山魂魄:侵蝕4上昇で94!
    水橋絵瑠:使いません!
    ミシェール・レイ:使わないでおきます
    GM:OK! セットアップ!
    ミシェール・レイ:なし!
    水橋絵瑠:なし!
    《グローリア》:なし!
    陰山魂魄:なし!
    GM:ではグローリアの手番
    《グローリア》:の前にイニシアチブ《加速する刻》
    陰山魂魄:2連行動!
    ミシェール・レイ:やはり来るか…!
    《グローリア》:マイナーアクションは無し。メジャーアクション、コンボ《爆発物投擲》
    《グローリア》:《コンセントレイト》+《ペネトレイト》+《カスタマイズ》をフラググレネードを用いた範囲選択で、PC3人を狙います
    《グローリア》:13dx7+9 命中判定
    DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,6,7,7,7,8,8,10]+10[2,3,5,7,8,9]+10[8,9,10]+6[3,6,6]+9 → 45

    ミシェール・レイ:ド、ドッジ!
    水橋絵瑠:暴走リア不!
    陰山魂魄:回避!
    陰山魂魄:3dx
    DoubleCross : (3R10[10]) → 10[8,8,10]+7[7] → 17

    ミシェール・レイ:4dx>=45
    DoubleCross : (4R10[10]>=45) → 8[1,1,1,8] → 8 → 失敗

    GM:maxa
    GM:まぁそうそう回避はできないよね!
    《グローリア》:ダメージ!
    《グローリア》:5d10+17 装甲無視
    DoubleCross : (5D10+17) → 31[8,2,8,8,5]+17 → 48

    ミシェール・レイ:ぐわーっ!《リザレクト》!
    水橋絵瑠:死! 《リザレクト》!
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+7(1D10->7)(侵蝕率:94->101)した
    陰山魂魄:死!リザ!
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:93->101)
    陰山魂魄:1d10+94
    DoubleCross : (1D10+94) → 7[7]+94 → 101

    陰山魂魄:くっ高い
    GM:仲いいなぁ!
    ミシェール・レイ:ぴったり揃った!
    GM:軽く演出!
    《グローリア》:ぴん──と。《グローリア》のスカートの中で金属音がした。
    《グローリア》:かと思った次の瞬間、そこから落下した小型の球体を、《グローリア》の鞭のように撓る足が蹴り打つ。
    《グローリア》:フラググレネード。破片手榴弾と書く方が分かりやすいか。
    《グローリア》:「その血肉、供物となさい!」手榴弾が爆発! 大小の金属片が飛散する!
    ミシェール・レイ:「うわっ!不味……」金属音を察知し回避行動を取ろうとするが……
    陰山魂魄:「ッ……流石に一筋縄で行くものではないな」
    陰山魂魄:帽子を抑えながら立ち上がる
    陰山魂魄:「立て続けに来るぞ!衝撃に備えろ!」
    水橋絵瑠:「う……!?」込み上げる破壊衝動を抑えることに必死で、爆発への対処が遅れる。
    ミシェール・レイ:金属片による面攻撃は避けきれない。腕に破片を食い込ませながら叩き落とす。
    水橋絵瑠:「……はい!」バイクに寄りかかりながら、立ち上がる。
    ミシェール・レイ:「やっぱり……最初に会った時とは比べ物にならないや」
    ミシェール・レイ:「……面白くなってきた!」破片を振り払い構え直す
    《グローリア》:──不意を打つ手榴弾での一撃。だが既に敵は次の手榴弾を手に持ち、投擲の動作に入っている──!
    GM:という訳でこのまま本来のメインプロセスへ移行。
    《グローリア》:オートアクション、大量に所有してるウェポンケースを用いてフラググレネードを装備。マイナー無し、メジャーは先ほどと同じ!
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:『能力』で全員を庇おうとするが
    陰山魂魄:(間に合わんな、これは)
    陰山魂魄:(だがやりようはある)
    陰山魂魄:グレネードを再びグローリアが手にかけた瞬間、
    陰山魂魄:「コルネリア!」
    陰山魂魄:大声で呼びかける。
    《グローリア》:「──!」
    陰山魂魄:「コルネリア・マリカ」
    陰山魂魄:「それが君の名だろう」
    陰山魂魄:「その所業、君の本当の望みなのか」
    陰山魂魄:「今一度思い出せ」
    《グローリア》:振りかぶる手が、そのままに固まった。ピンを抜かれず床へ落ち、何処かへと転がって行く破片手榴弾。
    《グローリア》:狂気に満ちた双眸の焦点が一瞬あらぬ所へ飛び、再び戻って来た時に見たものは、
    《グローリア》:金属片飛散の爆心地に立っていた、傷ついた三人の姿。
    コルネリア:「だっ、大丈夫ですか──」
    《グローリア》:「──っ!?」おおよそ理解しがたき言葉を発した口を、己が手で塞ぐ。
    《グローリア》:「……何をしたのですか、私に」
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:「狡い手だが、時間稼ぎにさせてもらった」
    陰山魂魄:「効き目があるのなら」
    陰山魂魄:「その理由を最も知っているのは、君自身だ」
    《グローリア》:「本当の望みなどと、まるで私が偽りの中にあるかのように──」
    《グローリア》:「私を……誑かすなあァッ!!!」
    《グローリア》:《夜魔の領域》。未行動となり待機。
    《グローリア》:──狂気は肥大化を続ける。涙は、止まらない。
    陰山魂魄:「……負けるなよ」
    陰山魂魄:ジャームの中の少女へと呟いて。
    陰山魂魄:「ミシェール!仕掛けろ!」
    ミシェール・レイ:「待ってました!」魂魄さんの声に呼応して前へ出る。
    ミシェール・レイ:「今の隙の間に仕込みも済んでます。こちらも本気でいきますよ!」
    ミシェール・レイ:イニシアチブでリニアキャノン×2を装備
    ミシェール・レイ:オートアクションでシューターズジャケットを装備
    ミシェール・レイ:マイナーで『仙法・八卦電影陣』《オリジン:プラント》《ポルターガイスト》
    ミシェール・レイ:強化したインプラントミサイルを選択し、シーン中攻撃力+20 感覚達成値+10!
    ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:101->107)した
    ミシェール・レイ:メジャーで『閃勁・乾坤圏』《マルチウェポン》《C:ノイマン》リニアキャノン×2で攻撃!
    GM:判定どうぞ!
    ミシェール・レイ:8dx7+7
    DoubleCross : (8R10+7[7]) → 10[3,6,6,7,8,8,9,9]+10[2,4,5,9,9]+5[2,5]+7 → 32

    ミシェール・レイ:いい感じ!ドッジダイス-4です!
    《グローリア》:《屍者の肉体》+《イベイジョン》
    《グローリア》:だが……ダイスマイナス4で固定値マイナス8……達成値は18で回避失敗!
    《グローリア》:ダメージどうぞ!
    ミシェール・レイ:4d10+52
    DoubleCross : (4D10+52) → 14[1,4,7,2]+52 → 66

    GM:でかいな、だが
    《グローリア》:《赤河の支配者》
    ミシェール・レイ:むむむ!
    《グローリア》:1d10+6 さらに装甲値が5!
    DoubleCross : (1D10+6) → 5[5]+6 → 11

    GM:11点減らして55通し……半分以上削られた! 演出どうぞ!
    GM:50通しだった!
    ミシェール・レイ:いつの間にか、教会の壁一面に紋様を刻んだ符が貼られている。
    ミシェール・レイ:それらの道符が激しく放電し
    ミシェール・レイ:"グローリア"を取り囲む雷の方陣を形作る。
    《グローリア》:「──!」両腕を高く掲げ、眼球のみを庇う。
    ミシェール・レイ:「さあ、決着をつけよう"グローリア"!いや……」
    ミシェール・レイ:雷陣に叩き込むように、流星錘を振り上げ
    ミシェール・レイ:「コルネリア・マリカ。真名を知った以上、こちらも名乗ろう」
    ミシェール・レイ:「ぼくの名は」
    ミシェール・レイ:ありふれた名だ。だが、信仰に堕ちた彼女に引導を渡すには、皮肉が過ぎる名でもある。
    ミシェール・レイ:神の如き男がいた。自分はそれに成り損なった。
    ミシェール・レイ:だから、そのような名前を自分でつけた。
    ミシェール・レイ:地域によって読み方は異なるが、マイケル、ミハエル……
    ミシェール・レイ:それは、あまりにもありふれた、死者を裁く天使の名だ。
    ミシェール・レイ:「ミシェール・レイだ!」
    《グローリア》:「ミシェール・レイ!」
    《グローリア》:「その音(なまえ)を、私の前で奏でるなあぁぁっ!!」
    ミシェール・レイ:腕を振り下ろし、螺旋を描いて鉄球が激突する!
    《グローリア》:回避は為らず。落雷が如き衝撃音。骨肉を砕く確かな手応え。
    《グローリア》:みし。めぎっ。肉体が破壊されるその音は、再生の予兆も無いその光景は、
    《グローリア》:眼前の女が確かに、〝もう戻れない〟線を踏み越えていることを示す。
    ミシェール・レイ:「……」
    ミシェール・レイ:「これは結構骨が折れそうだ」
    ミシェール・レイ:「一人なら、ね」
    GM:では、手番は水橋さん!
    水橋絵瑠:はい!
    水橋絵瑠:「……わお。すっごいや」目を見開く。
    水橋絵瑠:「私も行きます!」ドルン。出前のバイクには似つかわしくない、低いエンジン音。
    水橋絵瑠:マイナーでコンボ『お届けに上がりました!』《マルチアクション》+《氷の回廊》。
    水橋絵瑠:バイクに搭乗状態になり、飛行状態で戦闘移動を行う。《グローリア》にエンゲージ。行動値-3、侵蝕率+4。
    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+4した(侵蝕率:101->105)
    GM:バイクが跳んできた
    水橋絵瑠:メジャーでコンボ『毎度ありがとうございます!』《コンセントレイト:モルフェウス》+《巨匠の記憶》。
    水橋絵瑠:C値7、判定ダイス+6個の運転攻撃。バイクの攻撃力が5。(100~159%)
    水橋絵瑠:対象は《グローリア》、侵蝕率+4。
    GM:さあこい!
    水橋絵瑠:(4+3+6)dx7+4 命中(100~159%)
    DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,7,8,9]+10[2,4,10]+3[3]+4 → 27

    GM:うわっ、回避に1足りない!
    GM:《屍者の肉体》+《イベイジョン》の達成値は26で命中、ダメージどうぞ!
    水橋絵瑠:あっぶね!!
    水橋絵瑠:3d10+5 ダメージ 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+5) → 19[9,3,7]+5 → 24

    水橋絵瑠:水橋絵瑠の侵蝕率を+4した(侵蝕率:105->109)
    《グローリア》:《赤河の支配者》
    《グローリア》:1d10+6 装甲5
    DoubleCross : (1D10+6) → 2[2]+6 → 8

    GM:13軽減して11通し! 演出どうぞ!
    水橋絵瑠:「”ウィートウィール”、」《テクスチャーチェンジ》による出前バイクの偽装が解かれ、戦闘にも耐えうる頑丈な車体が姿を現す!「いってきます!」
    水橋絵瑠:「ぃやっはーーーー!!!!」乗車! 唸るエンジン! 地面を蹴って発進! 右手に持ったおかもちはそのままに、薄く霜が張った自前の走行路を爆走!
    水橋絵瑠:「優しい女の子からのご注文! お届けにあがりましたっ!!」ギャリギャリと霜を削りながら車体を急停止! バイクの後部が《グローリア》に直撃する!
    《グローリア》:「ぐっ、ふ……!」腹部から脚にかけてを強打。外見通りの華奢な女ならば、内臓破裂で死に至る衝撃!
    《グローリア》:見た目相応の身体が吹き飛びながらも空中で身をよじり、左手一本で着地。そのまま腕で跳ねて体勢を立て直す。
    《グローリア》:ぶっ、と口から血の塊を吐き出して身構える。立つ足こそふらつきは無いが、確かに効いていると窺えよう。
    水橋絵瑠:「むう」「……頑丈!!」
    陰山魂魄:「いや、効いている」
    《グローリア》:「これくらいで……これだけで……」
    《グローリア》:「私は! ……終われない、終わらない……っ!」
    陰山魂魄:「こちらで後詰めを撃つ!」
    水橋絵瑠:「お願いします!」
    GM:陰山さん! ゴー!
    陰山魂魄:マイナーでオリジンレジェンド+クイックモーション+イオノクラフト
    陰山魂魄:リニアヴィークルに搭乗し、飛行状態で接敵
    陰山魂魄:メジャーでRC技能によるエフェクトを使わない運転攻撃
    陰山魂魄:対象はグローリア
    GM:凄く特殊だ判定どうぞ!
    陰山魂魄:8dx+18
    DoubleCross : (8R10+18[10]) → 10[1,2,2,3,6,6,9,10]+3[3]+18 → 31

    陰山魂魄:いい感じ!
    《グローリア》:回避達成値26,回避失敗! ダメージどうぞ!
    陰山魂魄:4d10+14
    DoubleCross : (4D10+14) → 27[10,9,4,4]+14 → 41

    陰山魂魄:諸々有効!
    《グローリア》:《赤河の支配者》
    《グローリア》:1d10+6
    DoubleCross : (1D10+6) → 9[9]+6 → 15

    GM:出目がふるった……装甲と合わせて20軽減で21通し!
    陰山魂魄:「父の体内、狭き行屋と定め。母の体内、広き行屋と定め。」
    陰山魂魄:かつん かつん
    陰山魂魄:一定のリズムで、錫杖を地面に打つ
    陰山魂魄:「ひとを作るに頭(こうべ)は佛(だいさんぶつ)に作らせ給う」
    陰山魂魄:ばきっ ばきばきばきばきっ
    陰山魂魄:教会の床を割って、赤錆の浮いた鋼で形作られた
    陰山魂魄:巨大な異形の骨鬼が現れる。
    牛頭馬頭鬼:「ぎぃっ」
    牛頭馬頭鬼:「ぎぃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
    《グローリア》:「〝主よ、わたしに敵する者のいかに多いことでしょう〟」
    《グローリア》:「〝わたしに逆らって立つ者が多く、彼には神の助けがないと〟──」
    《グローリア》:「〝しかし主よ、あなたはわたしを囲む盾、わが栄え〟──」詩篇、第三篇。女は唱えながら立ち、その巨躯を見上げる。
    牛頭馬頭鬼:「ふぅっ、ふぅるるるるるる」
    牛頭馬頭鬼:角の飛び出した鉄面の隙間に、生物的な3つの目玉がぎょろりと覗く。
    《グローリア》:「わたしの、あたまを……もたげて……」異形。祈りの言葉すら忘れる程の。
    陰山魂魄:鬼の肩に立ち、錫杖で敵を指し示す。
    陰山魂魄:「――薙ぎ払え。」
    牛頭馬頭鬼: どがっ どがっ どがっ!!
    牛頭馬頭鬼:四足獣めいた動きで
    牛頭馬頭鬼:めちゃくちゃに教会内を蹴散らしながら駆け
    牛頭馬頭鬼:大熊のような腕を振るう!
    牛頭馬頭鬼:「ぎがあああああああああああああっ!!!」
    牛頭馬頭鬼:ど ぐあっ!!
    《グローリア》:「主が、わたしを」 ──ごぎぃっ
    《グローリア》:暴風の中、栞を手放して空へ飛ばすように。女の身体は容易に吹き飛んだ。
    《グローリア》:有り得ない角度で身体が折れ曲がり、教会の壁に叩き付けられ。すり鉢状のクレーターを残して、床に伏す。
    陰山魂魄:「……もう休め」
    陰山魂魄:「誰も君の行いを咎めはしない。眠るんだ」
    《グローリア》:「──〝わたしを囲んで立ち構える。ちよろずの民をわたしは怖れない〟……」
    《グローリア》:折れた背骨を、皮膚を突き破って体内に入り込んだ手がねじ曲げ、矯正する。
    《グローリア》:ごぎっ、がぎっ……異音を経て女は立ち上がる──身体から流れ落ちた血は既に、女自身の体積をも上回っていて、
    《グローリア》:「主よ」
    《グローリア》:「主よ、お立ちください」
    《グローリア》:「わが神よ、わたしをお救いください……!」
    《グローリア》:……それは過たず、聖書に記された祈りの言葉であるが。
    陰山魂魄:「……」
    陰山魂魄:「分かった」
    陰山魂魄:「その祈り、今暫く傍で聞かせてもらおう」
    陰山魂魄:「ここは神の家なのだから、妨げられる者もない」
    牛頭馬頭鬼:ぎぃと巨体が軋んで
    牛頭馬頭鬼:三つ目が再びグローリアに照準を合わせる。
    《グローリア》:「……あなたはわたしのすべての敵のほおを打ち、悪しき者の歯を折られるのです」
    《グローリア》:「救いは──」
    GM:では夜魔で待機状態だったグローリアの手番。さくっと行く。
    《グローリア》:オートアクション。ウェポンケースでフルオートショットガンを装備。
    《グローリア》:メジャー、《コンセントレイト》+《ペネトレイト》+《カスタマイズ》+《ギガンティックモード》。同一エンゲージの二名へ。
    《グローリア》:命中ダイス!
    《グローリア》:13dx7+11
    DoubleCross : (13R10+11[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,7,8,8,8,8,8,10]+10[1,2,2,6,7,7,9,9]+6[2,4,4,6]+11 → 37

    水橋絵瑠:暴走リア不! 命中!
    陰山魂魄:ガード!
    《グローリア》:4d10+22 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+22) → 20[7,7,4,2]+22 → 42

    陰山魂魄:HPが0に、ラストアクションを起動
    陰山魂魄:RCによる運転攻撃で反撃します
    水橋絵瑠:《グローリア》に同情/○憐憫でロイスを取得、タイタス昇華して復活します。
    陰山魂魄:8dx+18
    DoubleCross : (8R10+18[10]) → 9[2,2,3,4,5,5,5,9]+18 → 27

    陰山魂魄:あぶな!
    GM:あぶな! ダメージどうぞ!
    陰山魂魄:3d10+14
    DoubleCross : (3D10+14) → 8[1,2,5]+14 → 22

    《グローリア》:《赤河の支配者》
    《グローリア》:1d10+6
    DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10

    GM:22-15……7通し!
    GM:どうします、タイタスで達成値増やしてダメージダイス増やしたりとかします?
    陰山魂魄:流石に耐えられるか…!
    陰山魂魄:やってみっか!
    陰山魂魄:行きます!
    GM:来いやぁ!
    陰山魂魄:グローリアに祈り○/罪悪感でロイス取って昇華!
    陰山魂魄:27+1d10
    DoubleCross : (27+1D10) → 27+9[9] → 36

    陰山魂魄:ダイスが増えて!
    陰山魂魄:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    陰山魂魄:よし!
    GM:……通った! 復活エフェクトは無い!
    GM:では最後の攻撃演出を行きます故、それに反撃をしていただきましょう。
    《グローリア》:「〝救いは〟……救い、は……?」
    《グローリア》:祈りの言葉が続かない。
    《グローリア》:思い出せないのだ、どうしても。何百と、何千と唱えた筈の聖句を。
    《グローリア》:救いは、なんだ。どこにある。誰のものだ。
    《グローリア》:それを自分が思い出せないのだと知った時──
    《グローリア》:「ぁ、ああぁ、ぁ──ああぁぁあぁぁぁぁぁっ!!」グローリアは叫ぶ。その声に呼応するよう、床に広がる彼女の血が沸き立つ!
    《グローリア》:これまで無数に殺し殺して奪い続けた命達が、一瞬、かりそめの形となって膨れ上がる。
    《グローリア》:即ち、血で形成された人の群れ。
    《グローリア》:無数の手足はもはや狙いなど定めることなく、あなた達も、血の海に佇む《グローリア》をも平等に、その爪に掛けんとする!
    水橋絵瑠:「ぐ、うあぁっ!!」殺到する爪に裂かれ、折られながらもその場にとどまりつづける。
    陰山魂魄:「!!」
    陰山魂魄:無数の爪に引き裂かれながらも、杖を振るう
    牛頭馬頭鬼:その腕が捉えたのは
    牛頭馬頭鬼:グローリアの小さな体。
    牛頭馬頭鬼:赤い洪水から守り、覆い隠すように、鉄の掌が包む。
    《グローリア》:──捕らえてみれば、ちっぽけな命だ。骨と肉とを合わせてせいぜい50kg少々。武装を足しても60kgに届かない。
    《グローリア》:〝そんなもの〟は容易に掌の中へ収まり──鉄にも劣らぬ冷え切った身体は、心音をあなたへ伝えない。
    陰山魂魄:「……君には罪はない」
    《グローリア》:「罪が、無い……と……?」
    陰山魂魄:「神というものの心は分からないが」
    陰山魂魄:「コルネリア・マリカの祈りには、罰せられるべき罪などないはずだ」
    陰山魂魄:「君はただ眠れ」
    陰山魂魄:「その故郷へと、私が魂を帰す」
    牛頭馬頭鬼:きいぃいいいいいん
    牛頭馬頭鬼:握った腕の中、泣き声のような振動が
    牛頭馬頭鬼:静かに、緩やかに
    牛頭馬頭鬼:その生命を絶った。
    GM:──それは。
    GM:声であったのかも知れないし、
    GM:なんらかの電気的なノイズであったのかも知れない。
    GM:ようやく逝先を見つけられた〝情報の残滓〟か、さもなくば錯覚か──
    GM:いずれにせよ。きっとあなたは。他の誰が知らずとも、あなただけは聞くのだろう。
    コルネリア:「……ああ、そうでした……思い出しました」
    コルネリア:「〝救いは主のものです〟──でした。ええ、救いとは決して、人が為すものではなかった」
    コルネリア:「……詩篇第三篇は、こう続いて終わるのです」
    コルネリア:「〝どうかあなたの祝福が、あなたの民の上にありますように〟と──」
    牛頭馬頭鬼:ずず ずずず
    牛頭馬頭鬼:コルネリアの体を残して
    牛頭馬頭鬼:鉄塊は沈むように消えていく。
    陰山魂魄:「……主よ、永遠の安息をかれらに与え、不滅の光でかれらを照らしたまえ」
    陰山魂魄:「かれらが安らかにいこいますように。」
    陰山魂魄:「異教の者の見送りで悪いが、これが手向けだ。許せ」
    陰山魂魄:目を閉じ、少女の魂の安息を願った。

    陰山魂魄


    ミシェール・レイ:「もー、魂魄さんはそうやってすぐ全部自分でやろうとするんだからー」遅れて二人の元へ駆けつける
    ミシェール・レイ:横たわる"グローリア"であった女の傍らに立ち
    ミシェール・レイ:「……ああ、そうか」
    ミシェール・レイ:顔を覗き込むと同時に、戦闘で破れかけていた目を覆う布が解けて落ち、瞳が顕になる。
    ミシェール・レイ:心音はなくとも、彼女の動き、その激情は観えていた。
    ミシェール・レイ:しかし、光に照らされて初めて見えるものもある。
    陰山魂魄:「どうかしたか」
    陰山魂魄:その傍に立って。
    ミシェール・レイ:それは、彼女の頬に刻まれた涙の跡
    ミシェール・レイ:「彼女、泣いていたんですね……今までずっと」
    陰山魂魄:「……そうだな」
    ミシェール・レイ:彼女の顔に手をかざし、静かに瞼を閉じる。
    ミシェール・レイ:「君の"栄光"は、ぼくたちが奪った」
    ミシェール・レイ:「おやすみ、コルネリア」

    バックトラック


    GM:バックトラック!
    GM:高速モードでいきますが、DPが9あるので任意で最大9まで侵蝕を下げる事ができつつ
    GM:Eロイスは3つ! 振りますか!
    陰山魂魄:とくに付け足しは使わず素振り!
    陰山魂魄:111-4d10
    DoubleCross : (111-4D10) → 111-23[7,2,10,4] → 88

    陰山魂魄:オッケー!
    ミシェール・レイ:DPもあるなら大丈夫!素振り!
    水橋絵瑠:ロイス6つ残ってますし、諸々使わず等倍振り!
    水橋絵瑠:109-6d10
    DoubleCross : (109-6D10) → 109-33[2,10,5,5,4,7] → 76

    ミシェール・レイ:112-5d10
    DoubleCross : (112-5D10) → 112-39[10,3,10,6,10] → 73

    GM:全員きっちり帰還! おめでとうございます!
    陰山魂魄:イエーイ!
    ミシェール・レイ:やったー!
    水橋絵瑠:きかーん!
    GM:経験点はいつものセット5点、シナリオの目的果たした5点にEロイス3つ。即ち13+侵蝕率点!
    水橋絵瑠:18点!
    ミシェール・レイ:18点!
    陰山魂魄:18!18
    GM:足して割ってで私も18点!

    エンディング1:ミシェール・レイ&陰山 魂魄


    GM:戦いが終わり、事後処理も終わり。完全に落ち着くのは数日後となるだろうか。
    GM:だからあなた達は、まだもう少し忙しい。昼食の為に出かける程度の時間はあるが、その手間も些か──という所か。
    陰山魂魄:「麻婆というのは、あばたのある女性という意味で」
    陰山魂魄:「この料理を発明した劉夫人という人物の容姿に因んで名付けられたそうだ」
    陰山魂魄:「人はどういう形で歴史に名を残すか、分からないものだ」
    陰山魂魄:「そう思わないか、ミシェール・レイ」
    陰山魂魄:出前で注文した麻婆豆腐をつつきながら、テーブル対面のミシェールくんに。
    ミシェール・レイ:「魂魄さん、地元の人間も知らないことをよく知ってますね」
    ミシェール・レイ:「うーん、そうだなあ」
    ミシェール・レイ:同じように麻婆豆腐をつつきながら、しかしその横には空の皿が幾つか重なっている。
    陰山魂魄:「大陸本場の舌に合うかどうか心配だったが」
    陰山魂魄:「どうやら杞憂だったらしいな」
    陰山魂魄:「美味いものだろう」
    ミシェール・レイ:「はい!美味しいですよ、日本の中華」
    ミシェール・レイ:「五虎将軍のような本格的過ぎるやつも好きですけど」
    陰山魂魄:「あそこは舌が痺れるからな」
    陰山魂魄:「刺激が欲しい時には重宝するが」
    ミシェール・レイ:「こういう甘ったるい麻婆豆腐も悪くないです」
    ミシェール・レイ:「さっきの劉婦人ですけど」
    陰山魂魄:「うん?」
    ミシェール・レイ:「容姿のコンプレックスが永遠に歴史に刻まれてしまうと考えると、ちょっと可愛そうですね」
    陰山魂魄:「ははは、それもそうだな」
    陰山魂魄:「だが、後の人々に名を残すというのは案外そういうことかもしれない」
    陰山魂魄:「その形は、きっと本人の望む望まざるに関わらないのだろう」
    陰山魂魄:「ミシェール・レイは名声には興味がなさそうだが」
    陰山魂魄:「それでは何を求めて、道を究めんとしている?」
    ミシェール・レイ:「む、そう見えます?まあそうですけど言い切られると釈然としないな」
    陰山魂魄:「ん?見当を外したのなら謝る」
    ミシェール・レイ:「いえ、確かに世に広く認められることに興味はないですよ」
    ミシェール・レイ:「でも多分、根っこは名声を求める人達と同じで」
    ミシェール・レイ:「認めて欲しい人がいるからじゃないかな」
    ミシェール・レイ:「ぼくはたまたま、その相手が一人しかいなかっただけです」
    陰山魂魄:「1人か……」
    陰山魂魄:「誰だ、と聞いてもいいのかな」
    ミシェール・レイ:「あ、そっか。言ってませんでしたっけ」
    ミシェール・レイ:「師匠ですよ、ぼくの」
    陰山魂魄:「師匠超えか」
    陰山魂魄:「大きな目標だな」
    ミシェール・レイ:「なんかもう馬鹿みたいに強くて、周りの人間みんな見下してるすっごい嫌なヤツなんですけど」
    ミシェール・レイ:「言うに事欠いてあの人、『退屈だ』っていうんですよ」
    陰山魂魄:「それは酷いな。気に食わないわけだ」
    陰山魂魄:笑いながら。
    ミシェール・レイ:「頭にきますよね。武の頂に立って、全てを見ること無く識る仙人が」
    ミシェール・レイ:「それ故に美しいものを見れなくなってしまった」
    ミシェール・レイ:「だから、同じ所に立って言ってやるんです」
    ミシェール・レイ:「"お前の目は節穴だ"って」
    陰山魂魄:「素敵な目標だな、ミシェール・レイ」
    陰山魂魄:「だがむしろ私は、君がその場所に立った時に」
    陰山魂魄:「どんな景色を見て、何を感じるのかを楽しみにしておこう」
    陰山魂魄:「その時は、聞かせてもらいたい」
    ミシェール・レイ:「むー、また大人の余裕」
    陰山魂魄:「余裕というほどでもない」
    陰山魂魄:「むしろ、時間が無いことはよく分かっているから、勿体つけずに伝えておくべきことを選んでいるだけだ」
    陰山魂魄:「……我々はいずれみな、虚ろの穴へと向かう」
    ミシェール・レイ:「そういう魂魄さんは何かないんですか?でっかい目標みたいなやつ」
    陰山魂魄:「私か?」
    ミシェール・レイ:「魂魄さんこそ、自分の事情はあんまり話してくれないじゃないですか。不公平だと思いまーす」
    陰山魂魄:「私の望みは、今この時間だ」
    ミシェール・レイ:「今の……」
    陰山魂魄:「好ましいと思う人に、好ましいと伝え」
    陰山魂魄:「傍に居て、表情を見ること」
    陰山魂魄:「それに美味い料理があれば、更に尚良い」
    陰山魂魄:「何も複雑な事情も考えもない、私はそれだけの公僕にすぎないからな」
    ミシェール・レイ:「ふーん……」
    陰山魂魄:「不満か?」
    ミシェール・レイ:「いえ、そんなことはないですよ」
    ミシェール・レイ:「誰もが頂を目指すわけではない。人は本来、地に満ちて栄える生き物だ」
    ミシェール・レイ:「友達にも一人いるんです。戦うことじゃなくて、育てて託すことを選んだ人が」
    陰山魂魄:「……そうか」
    陰山魂魄:「理解していると思うが、彼らや私達と君の世界は」
    陰山魂魄:「分かたれてはいない」
    ミシェール・レイ:「……」
    陰山魂魄:「求道の道は続いていても、時々は折を見て寄り道してほしい」
    陰山魂魄:「私は路端に立っている事にしよう」
    陰山魂魄:「構わないかな」
    ミシェール・レイ:「ふふ……」
    ミシェール・レイ:「なんだか本当に、お母さんみたいですね魂魄さん」
    陰山魂魄:「失礼だな、私は22だ」
    陰山魂魄:「お姉ちゃんではダメか?」
    陰山魂魄:冗談っぽく笑って。
    ミシェール・レイ:「はいはい、ではお姉ちゃんで」
    ミシェール・レイ:「(ああ、けれど……)」
    ミシェール・レイ:「(誰かが待っていてくれるというのなら、確かに)」
    ミシェール・レイ:「(――"怖くはない")」
    陰山魂魄:「……しかし、今日の出前は水橋絵瑠くんではなかったな」
    陰山魂魄:「珍しいこともある」

    エンディング2:水橋 絵瑠


    GM:あれから数日が過ぎた。あなたは再び平穏な日々に戻ったのだろう。
    GM:いや、平穏と言うのも違うか。世界は常に危険をはらんでいて、何処かでは戦いが続いている。
    GM:そしてあなたの身の回りも、戦いこそは起こらないまでも──
    GM:静かに穏やか、とは言えない賑やかさがあるのだろう。
    水橋絵瑠:安い割にやけに量があって美味で、出前もやっているフットワークの軽い中華料理店。本格派というよりは、庶民派。
    水橋絵瑠:客は近所の顔なじみが多く、ごはんどきには活気づく。
    水橋絵瑠:出前用のバイクを店の外に停めて厚い木製の扉を引くと、ピーク時よりは控えめだが和やかな会話の数々がわっと響き出す。
    水橋絵瑠:チャーハン、ラーメン、エビチリ。見慣れたメニューの中に馴染みのない料理の名前も混じって、壁に貼られている。油で汚れていてもいいはずのそれらは、意外とこまめに貼り変えられているのか、白さを保って静かに客に存在を知らせている。
    GM:町に根を下ろした個人経営の飲食店。遠くへ越して行ったとて、その味を忘れる事はなく、
    GM:故郷へ帰ったのならつい立ち寄って、昔頼んでいたのと同じ注文をしてしまう。
    GM:そういう店だ。
    GM:あなたは店内へと戻り、配達の完了を報告するのだろう。そうして一度、店内を見渡したときとなる筈だ。
    夕樹 玲那:「あっ」
    夕樹 玲那:店の奥のテーブル席に一人、その小柄な少女はちょこんと座っていた。
    水橋絵瑠:空になったおかもちを両手に、柔らかいクロスがかけられた円形のテーブルの間を縫って、厨房に向かう。出前のピークは過ぎた頃。少し休憩を取ろう。空いている席を探して、店内をぐるりと見渡す。
    水橋絵瑠:「……あ!」
    水橋絵瑠:「あー! 夕樹さん!! 来てくれてたんだ!」
    夕樹 玲那:「水橋さーん!」両手をめいっぱい伸ばして、ぶんぶんと振る。
    水橋絵瑠:手を振りかえしながら、彼女の座るテーブルに向かう。
    夕樹 玲那:その顔色も。賑やかな声に思わず振り向く他の客の様子も。椅子に座ると少し踵が浮いている足も──立ち絵の角度的に足は見えないのだが。
    夕樹 玲那:全てが全て。その少女は間違いなく、生きている。
    夕樹 玲那:あなたが近づいてくれば、少女はようやく振る手を止めて、
    夕樹 玲那:「退院、してきましたっ」
    水橋絵瑠:思わず彼女の身体を上から下まで、下から上まで、視線を滑らせる。
    水橋絵瑠:「……へへ」
    夕樹 玲那:「やだ、ちょっと恥ずかしいですよぅ……ふふ」視線におどけて、両腕で身体を隠したりもするが、その手も直ぐにテーブルの上に降りて、
    水橋絵瑠:「おかえり! いらっしゃい!」
    夕樹 玲那:「えーと……はい、おじゃましてます!」
    夕樹 玲那:ただいま、というのは気恥ずかしいのか。少し迷ってから、そんな風に応えた。
    水橋絵瑠:思わず座っている夕樹さんの髪を――頭ごと、わしゃーっと撫で繰り回す。
    夕樹 玲那:「わひゃっ」一瞬、反射で首を竦めるのだが。
    水橋絵瑠:「お邪魔じゃないよ~~!!!! ね、ここ座ってもいい?」聞きながら、既に椅子を引いている。
    夕樹 玲那:「……えへへー」少し腰を浮かせて、自分から頭を掌に押しつけていく。
    夕樹 玲那:ぐりぐりと頭を、手を押し返す程に押しつけながら言うには、「もちろんですっ!」と。
    夕樹 玲那:〝活きの良さ〟に関しては、この前も今日もさほど変わらないのかも知れない。
    水橋絵瑠:にこにこと椅子に腰掛ける。
    夕樹 玲那:腰を下ろせば少女は、席に備え付けのコップを二つ手元に引き寄せ
    夕樹 玲那:ピッチャーから二つともに水を注いで、まずあなたに。それから自分の手元に一つずつ置く。
    水橋絵瑠:「ごはん食べに来てくれたの? なんだっけ、陰山さんが食べてた……あの壺のやつ……ぶ、ぶっちょーしょー?もまだあるよ」ちょっと高いけど。
    夕樹 玲那:水面の高さはぴたりと同じ。手慣れたものだ。
    夕樹 玲那:「はい、約束ですから! ……あっ、いや、その、それだけじゃないんですけど、そっちがメインなのは確かなので!」
    水橋絵瑠:「ありがと。……上手いねえ」コップを受け取り、自分のものと彼女のものを見比べて。
    水橋絵瑠:「夕樹さん、お屋敷で働いてたんだっけ。こういうのもやってたんだ?」
    夕樹 玲那:「えへん。そりゃこれでも、それなりにおっきなお屋敷勤めでしたから」
    夕樹 玲那:「配膳にお掃除、アイロンがけ、なんでもござれです!」とん、と胸を叩いて威張る。
    夕樹 玲那:「……ま、まぁ、その……過去の栄光ではあるんですけど……あははは……」
    水橋絵瑠:「ほはー。すっごいや」厨房から持って来たあんまんを頬張っている。せいろを二人の間に置く。
    水橋絵瑠:「私が食べきる前なら食べていいよ!」
    夕樹 玲那:「おっ!」せいろから漂う美味なる香りに、ぐんと椅子の上から身を乗り出して
    水橋絵瑠:過去の栄光、という言葉に事件で知ったことを思い出す。
    夕樹 玲那:「もちろん頂きます! はむっ、あひゅ、あふぃ、あつっ!」
    水橋絵瑠:「ほっか。クビになっちゃったんらっけ……あっつ!!」2個目のあんまんを頬張っている。
    夕樹 玲那:促される前に飛びつき、大口を開けて一口。熱されたあんに苦戦しながら、幸せそうな顔であんまんを貪る。
    夕樹 玲那:一心不乱のその姿には、悩みも何も感じられないある種の脳天気さがあったが──
    夕樹 玲那:「……みふはひはん、はひは──ごくん。何か、考えてるんですか?」
    夕樹 玲那:同じく椅子に座っていてもだいぶ高低差のある顔を見上げながら問う。
    水橋絵瑠:「みじゅ……ぷはー。ん?」手遅れながらも水を飲みつつ、彼女の言葉に首を傾げる。
    夕樹 玲那:「んー。勘違いならいいです、けど」
    夕樹 玲那:「何か考えてるのかなーってそんな風に見えたから……それだけです」
    水橋絵瑠:「や、そんなに色々できるんならここ来ちゃえばいいのになーって」
    夕樹 玲那:「む」
    夕樹 玲那:椅子の上、ぴしっと背を伸ばして座り直す。
    夕樹 玲那:「そうです! 実はそういうご相談したくて来たんですよー!」騒がしさは改まっても直らないのだが。
    水橋絵瑠:「大きなお屋敷に比べたらアレだけど。今、中のスタッフも募集しててねー」壁にひっそりと貼っているバイト募集のポスターを指差す。
    夕樹 玲那:「ふむ、ふむ。バイト募集、勤務時間に時給が──ふむふむふむ」と頷きながらも、少し表情を曇らせて
    水橋絵瑠:「ごはんだけじゃないってそういうことかあ! 村田のおじさ……店長ももうちょっと人手ほしいって言ってたし、夕樹さんなら受かる受かる!」
    夕樹 玲那:「実は……この手の募集について私にはひとつ困った問題がございまして……」
    水橋絵瑠:「ほう?」5個目のあんまんを手に持っている。
    夕樹 玲那:「私、実はですね」
    夕樹 玲那:「中卒なんですよぉ……」
    夕樹 玲那:聞いたこともないような深刻な声であった。
    水橋絵瑠:「ふむ」口の中を火傷しないように、慎重にあんまんを口に運ぶ。
    水橋絵瑠:「うち、学歴不問みたいだけど? それに、今までも働いてたんなら、いんじゃないかなあ」
    夕樹 玲那:「いっ、いいんですかっ!?」がたん、と椅子を吹っ飛ばしかねない勢いで立ち上がる。
    水橋絵瑠:「おわっと」つられて自分も立ち上がる。
    夕樹 玲那:「面接どころか履歴書の時点で落とされると噂の学歴社会で!」
    夕樹 玲那:「高校にも通ってない未成年かっこ親権者とか無しが!」
    夕樹 玲那:「働いてもいいんですか!?」
    夕樹 玲那:割と深刻な身の上であった。
    水橋絵瑠:「親権者……なし!?」
    夕樹 玲那:「はい、まぁ、その」
    夕樹 玲那:「いないんですよぅ……」
    水橋絵瑠:「た」
    水橋絵瑠:「大変だったねえ~~!!!!」
    水橋絵瑠:感極まって再び頭を撫で繰り回す。
    夕樹 玲那:「わわわわわわぁっ!?」
    夕樹 玲那:どうしても頭部への接触は一瞬驚く。が、逃げようとはしない。
    夕樹 玲那:撫で繰り回す手に応じて頭をぐりぐり動かす様は、だいぶ犬のようであった。
    水橋絵瑠:「ひとりで卒業後に頑張って働いて……えらい!」
    水橋絵瑠:「しかもあの時も今もすっごくおいしそうにごはん食べてくれて……これは、私からもおじさんに猛プッシュしないと……!」
    夕樹 玲那:「……と、いう事は……?」
    水橋絵瑠:「働きましょう! 一緒に!」
    夕樹 玲那:「……!」
    夕樹 玲那:跳躍の音は無かった。どうも浮遊する力は、数ヶ月の間に通常歩行と同等に染みついたらしい。
    夕樹 玲那:「ありがとうございますっ!」椅子から離れてそのまま身体ごと、少女はあなたへ抱きついた──というか、飛び込んだ。
    水橋絵瑠:「これでもしはす向かいに大手の中華チェーンができたとしても問題なくいける……!」最近ぼんやり見たなにかに影響されたらしい。小声で呟いている。
    水橋絵瑠:「わわっ」飛びこまれて驚くが、その後にしっかりと受け止める。
    夕樹 玲那:受け止めた身体は──普通の人間だった。冷たくもない。心音もある。生きている。
    夕樹 玲那:そして少女もまた、受け止められたままに目を細めて──
    夕樹 玲那:「……暖かいです」
    水橋絵瑠:その言葉にへにゃ、と笑って。
    水橋絵瑠:「……あったかいねえ」少しだけ、力を込めて抱き寄せた。
    夕樹 玲那:「幽霊みたいになっちゃって……いいえ、その前からずっとかも知れません」
    夕樹 玲那:「忘れてたけど、人って暖かいんですよね……」
    夕樹 玲那:「……忘れてちゃダメなことだったんだなぁ」
    夕樹 玲那:抱き寄せられ、小さな腕を甘えるように背に回し。少女は言う。
    夕樹 玲那:「これから……よろしくお願いします」
    水橋絵瑠:「へへ。これからもっとホカホカになるよ。夕樹さんもね」
    水橋絵瑠:「よっし! じゃあ店長呼んでくるね!」
    水橋絵瑠:「……いや、もう顔見せちゃおう! いこいこ!」背に回された腕を柔らかくとり、手を引いて厨房に向かう。
    水橋絵瑠:「おじさ……店長! てんちょーう! すっごいアルバイト志望の子ですー!!」
    夕樹 玲那:──腕の細さも手の小ささも、亡霊のようだった時と何も変わらない。
    夕樹 玲那:違うのは温度と、〝大事なことを思い出した〟点と。
    夕樹 玲那:きっともう、忘れはしない。

    夕樹 玲那:「……という訳で水橋さん、似合いますかね!」
    水橋絵瑠:「似合っ――し、新型制服……!?」
    水橋絵瑠:「おじさーん! おじさーん!! さすがにこれは駄目ですー!!」

    夕樹 玲那 チャイナ



    GM:それではこれにて、セッション『memoria, Gloria』の全日程を終了致します。
    GM:皆様、お疲れ様でした!
    ミシェール・レイ:お疲れさまでした!楽しかった~!
    水橋絵瑠:お疲れさまでしたー!!
    水橋絵瑠:とっても楽しかったです!!
    陰山魂魄:お疲れ様でしたー!良い時間であった
    陰山魂魄:GMありがとう!
    GM:やはりSSSCは偉大……
    水橋絵瑠:大感謝……!
    GM:これからも「歓迎したいPLはいるけどGMがいねえぜ」って時にはお呼びくだされ
    ミシェール・レイ:有り難さの極み…!
    GM:どうにかする