『長いものに巻かれる』
文字通りの意味で。
〝アスタラビスタ〟 此花 朔夜(キャラシート)PL:鈴本
〝災いの茨〟 灰原 シノ(キャラシート)PL:いーさにうむ
〝クンタッチ〟 三和 宇良子(キャラシート)PL:エド
メイン|雑談
目次
プリプレイ
OP1:ハイウェイにいけないスター
OP2:ぎゅうぎゅうトレイン
シーン1:呂○のテーマ
シーン2:コビトって名前らしいよ彼
シーン3:それでも俺はやってねえ
クライマックス:長いものがぐねぐね
バックトラック
合同ED:公共機関はマナーを守って利用しましょう
プリプレイ
GM:自己紹介タイム!
GM:今回は朔夜さんからやってもらおう。キャラシのURLを張りつつ良い感じに自己紹介どうぞ
鈴元:はい!
此花朔夜:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqeaj5wIM
此花朔夜:「あぁ、なんやごっつい人やな……まぁ、乗らんとしゃあないんやが」
此花朔夜:アタシの名前は此花朔夜、ごく普通のオーヴァード
此花朔夜:強いて人と違うところがあるとしたら元男装女子ってとこかな
此花朔夜:インフィニティウェポンで武器を確保して砂の加護とカスタマイズでしばいたるってわけや
此花朔夜:100超えたらクリスタライズあるからね、要は後から本気だすタイプや
此花朔夜:86-64-88です。よろしくお願いいたします
GM:OK,そしてシノちゃん続けてどうぞだ
灰原 シノ:はーい!
灰原 シノ:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1dj77gIM
灰原 シノ:「灰原シノ。第4支部のエージェント……です」
灰原 シノ:「ちょ、ちょっと……十字架持って迫ってこないでください! 怖くなんて、ないですから!」
灰原 シノ:透けるような青銀の髪と紅い瞳を持つ、外見年齢17歳のエージェント。俯きがちで、人見知り。
灰原 シノ:《吸血鬼》と呼ばれる、特異な蘇生能力を持つ。伝説に語られる“吸血鬼”の苦手なものは……だいたい平気!
灰原 シノ:最近、北欧辺りからやって来た、昔から生きてる《吸血鬼》だったことが分かりましたが、本人は相変わらずみたいです。
灰原 シノ:特異な蘇生能力の応用方法を見つけるべく、第4支部にエージェント兼被検体として所属中。
灰原 シノ:牙からの分泌液は強力な毒性を持ち、ごく微量では脳内麻薬の分泌、少量ではショックにより肉体の再構成を促すことができます。
灰原 シノ:毒を微細な棘にして飛ばしたり、自身の血液を供給した『異形の茨』を自在に操って戦いますよ。
灰原 シノ:データ的には、セットアップで火力支援を撒き、自分も殴るサブアタッカー型。《赤き聖餐》の弱点は克服した(当社比)。
灰原 シノ:今日はなんでか満員電車に乗ることになってしまうみたいです。なんでかな……
灰原 シノ:「身体のサイズは、秘匿でお願いします!」
灰原 シノ:以上です~。宜しくおねがいします!
GM:うす、ではまずお二人だが
HO:A
シナリオロイス:n代目〝ハイウェイスター〟
〝ハイウェイスター〟というコードネームを持つ者はものすごく多い。こいつもその一人だ。
特にセルに所属してる訳でもないケチな悪党だが、それでも悪党ではある。
具体的に言うとオーヴァード能力を利用した盗難でUGN傘下企業を困らせていたがバレたのだ。
見つけたからには捕らえねばと追いかけ回したら、なんと奴は満員電車に逃げ込んでしまった。
GM:なんか知り合いということになって悪党を追いかけてください
GM:そうしたら満員電車で大変なことになります
灰原 シノ:とんでもないところに逃げ込んでしまった……
此花朔夜:大変だ……此花朔夜
GM:では続いて三和さん!
三和 宇良子:へい!
三和 宇良子:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYrL2EggMM
三和 宇良子:「絶対またろくでもないことに巻き込まれたな!?」
三和 宇良子:普通の家庭に生まれ、平凡な暮らしをしてきた大学生女子でした……。
三和 宇良子:嘘です。昔からとんでもなくトラブルに巻き込まれまくる体質で、苦労してきました。それはもう、色々ね。
三和 宇良子:ですが普通の家庭に生まれたの本当ですので、オーヴァードになってからは戸惑いの日々なのですねぇ。
三和 宇良子:色々と教えてくれて、なし崩し的にエージェントに任命してきたUGNの人々曰く〝特異点〟だそうです。
三和 宇良子:昔から戦闘の経験を積んできたというわけではないので、エージェントとしては下の下ですが、頑張りますよー!
三和 宇良子:シンドロームは モルフェウス/ハヌマーン で白兵型! バッグの小物を大きな剣に変え、咎人の剣を使いバッサバッサ! エフェクトパワーに頼り切り!
三和 宇良子:まぁでも最近はちょっと意識が変わってきたので、己を鍛えるようにもなってきたとか……。
三和 宇良子:最後に大事なことを。太ももがむっちりしています。
三和 宇良子:以上です!
GM:重要な情報をありがとう、参考にします
GM:そしてハンドアウトですが
HO:B
シナリオロイス:道原 雪奈
平日の朝である。そして道原 雪奈はあなたの同級生で友人である。そういうことになっている。
なんらかの理由であなた達は、朝の通勤ラッシュのピーク時間帯に電車に乗っている。
通学ルートなのかも知れないし、もしかしたら今朝は校外の活動なのかも知れない。
それはさておき《ワーディング》だ!
三和 宇良子:最悪だよ!!
GM:大学の通学ルートだったり校外活動だったり、適当に決めて満員電車にのってください
GM:巻き込まれます
三和 宇良子:はーい!
GM:逃れられぬさだめ
GM:ということで
GM:セッション『長いものに巻かれる』始めていきます。よろしくお願い致します。
灰原 シノ:よろしくお願いしまーす!
此花朔夜:よろしくお願いします!
三和 宇良子:よろしくお願いします!!
OP1:ハイウェイにいけないスター
GM:HO:A組登場侵蝕!
灰原 シノ:シーンイン:灰原 シノの侵蝕率:+10(1d10->10) ((侵蝕率:40->50))
灰原 シノ:ふぎゃー!
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+10(1d10->10)(侵蝕率:33->43)
此花朔夜:あ?
〝ハイウェイスター〟:「ちくしょう! どうして平凡な一地域の民間企業の金庫にUGN製の防犯装置が仕掛けられてたんだ!」
GM:と嘆きながら、金髪のにいちゃんが全力疾走している。
GM:早朝の、しかしながら少し賑やかになり始めた頃合いの街である。
灰原 シノ:「待てー! 逃げるなー! 神妙にお縄に付けー!」
灰原 シノ:なんかどこかで聞いたような台詞を、本人なりに強い口調で言いながら追い掛ける。
此花朔夜:「止まらんとどつきまわして沈めたるからなー!」
灰原 シノ:青銀の髪が振り乱れる。早朝だが大丈夫! 吸血鬼だけど太陽で焼けて死んだりしないので!
此花朔夜:息を切らせながら走っている、体力がない
此花朔夜:「ぜぇ……はぇ……あぁ……ぐぇ……!」
〝ハイウェイスター〟:「うるせー! こんなところで俺の疾走は止まらねえんだよ!」なにかキャラ付けっぽいことを言っている。
〝ハイウェイスター〟:だが、あまり足は速くない。全力移動がせいぜい26mくらいのものだ
GM:それでも全力移動24mと22mのあなた達ではちょっと追いつけないだろう
灰原 シノ:くっ こちらの全力移動は22m……これじゃ追いつけない……
此花朔夜:絶妙だなぁ
灰原 シノ:絶妙に追いつけないし、こちらも息が上がって汗が滲み出す。インドアを走らせるとこうなるよ
灰原 シノ:「はぁっ、はぁ……っ!」「あとちょっとなのに……!」
GM:今日は運のいいことに、冬が近づいていながらも良い天気だ
GM:お日様さんさん、風もやわらか。日中の最高気温は18度に達する見通しです。
GM:ということでだいぶ暑いのではないだろうか。
GM:走り始めたタイミングでは彼我の距離は3m程度。今は10m程度まで開いている。
GM:逃がしてはならない、とあなた達が全力疾走を続けていると──
〝ハイウェイスター〟:「おっ! しめた、通勤ラッシュの駅だぜ!」改札口を飛び越える男!
灰原 シノ:なっばっ無賃乗車
灰原 シノ:「えっ、あ、えーと、切符……!」
GM:そんなもん買ってる暇はない!
GM:走るのだ若者二人!
灰原 シノ:倫理観とか色々でぐるぐるするが……ままよ! お仕事優先!
灰原 シノ:「ごめんなさーい! 後でお金払いますー!!!」
此花朔夜:ICカードなら……もうういやハヌマーンだこっちは
GM:あっICカード
灰原 シノ:同じく、改札口をえいやと飛び越える!
GM:Suicaの使えない田舎に住んでるから忘れてたわ
此花朔夜:「ドラァ!」しまる改札を蹴り飛ばす
此花朔夜:読み込みの時間すら惜しいということで一つ
GM:まあいいやとにかくあなた達は男を追いかけて改札を越える!
此花朔夜:そろそろ前髪がぺったりしてきたぞ
GM:駅の中は風の通り道がないからきっと汗も凄いだろうが、
GM:まぁそれはやむを得ない話しだ
灰原 シノ:寒くなると見越して冬生地の長袖ブラウスに、厚手のタイツまで履いてきたのが裏目に出たな……
〝ハイウェイスター〟:「おらっ、どけ!」電車から降りようとするお客さんを蹴り倒して最後尾の車両へ!
〝ハイウェイスター〟:降りる人優先の法則は無視だ!
此花朔夜:学ランじゃなくてよかったぜ
此花朔夜:「シノ! 乗るで!」
灰原 シノ:「暴力行為まで……! こらっ、いい加減止まりなさーい!」
灰原 シノ:「はいっ、朔夜さん! 行きましょう!」
GM:では、あなた達は電車に乗り込む!
GM:……そして直ぐに気付くだろう。
GM:そこは現代日本で赦されて良いのかを思わず考えてしまう程の人口密集地。
GM:文明人という顔をした都会の人間が筋力と体格を以て己の立ち位置を奪い合う無法地帯。
GM:満員電車である。
灰原 シノ:「むぎゅっ」
灰原 シノ:第一声。潰れている。
此花朔夜:「くぁ……!」
此花朔夜:人多いのダメなんだなぁインドアなので
GM:みっしり。
GM:人が詰まっている。
GM:謎の金髪男に蹴り倒された人がようやく起き上がろうとしたり、多数の混乱が生じている為か、
GM:通常の満員電車の惨状に加え、右往左往しようとする(実際はあまり動けない)人の流れが、
GM:まあ小柄というほどでもないけどそこまで長身でもないあなた達を圧迫する!
灰原 シノ:(ひ、人が多すぎる……身動きが……はわわ……)
此花朔夜:(か、柿の葉寿司かなんかか……)
灰原 シノ:潰れながらも、謎の金髪男を目で追うよ……! エージェントはこんなことで屈しない……
〝ハイウェイスター〟:「……かかったな」
〝ハイウェイスター〟:男がにやりと笑い──
此花朔夜:「あ……?」
〝ハイウェイスター〟:《快楽の香気》
〝ハイウェイスター〟:周囲の大量のモブに──イージーエフェクト!
灰原 シノ:そ、そんなことしたら……!
GM:量を調節することで人を集めたりできる快楽物質を散布するこのエフェクトはエキストラにしか効果が無いが、
GM:つまり!
GM:車内の大量のお客さんがあなた達へと殺到する──!
灰原 シノ:「えっ、や、こ、こっちに来ないで……!」
此花朔夜:「あう……が……っ……あか……し、シノ……」
灰原 シノ:「ぎう、つぶれる……つぶれちゃう……」
此花朔夜:分断されない様になんとか近くに引っ張れないか頑張ります
GM:無数の手。無数の足。無数の息づかい。誰が誰と判別もできないような混沌の中、
〝ハイウェイスター〟:「はぁっ、はぁ……ったく、ビビらせてくれやがって……だが」
〝ハイウェイスター〟:「こうなっちまえば正義の味方なんて非力なもんだ。〝善良な一般市民〟を怪我させる訳にもいかねえだろう?」
〝ハイウェイスター〟:勝ち誇ったような男の顔が、ほんの僅かな間、人の群れから覗いて
〝ハイウェイスター〟:《ワーディング》
灰原 シノ:「ひきょうなー……!」
此花朔夜:「ころす……あう……匂いが……」
GM:あなた達に殺到したお客さんの他を無力化し、その間を押しのけていく〝ハイウェイスター〟(n代目)。
灰原 シノ:なんとか朔夜さんの腕にしがみついて離れずには済んでいるが、人にもみくちゃにされてそれ以上の行動が出来ない……
GM:幸運なことに彼の体格はなかなか優れていた。スムーズにとはいかないが、足を止めることなく先頭車両へ向かっていく。
GM:そして。
GM:なにやらあなた達の周囲の客は──身体で押し潰すばかりでなく、
GM:あなた達の身体に張り付くよう汗で濡れた衣服であるとか、その下にあるのだろう肌だとかへ、
GM:密集の無秩序に任せて手を伸ばしてくる──!
灰原 シノ:「ひっ」
此花朔夜:「や、やめ……」
此花朔夜:「アタシには……枢が……」
此花朔夜:「あぁ……! シノはもっとあか……ん……」
灰原 シノ:服の上からでも分かる、人の手に意図的に触られている感触。生理的な嫌悪がぞくぞくと背筋を駆ける。
灰原 シノ:「ぅ、う……ふええ……」
此花朔夜:(我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢)
此花朔夜:(触り方全然ちゃうやんけドアホ!)
灰原 シノ:(やだよぅ、なんか、善香ちゃんとか、四谷さんとかの触り方と違うし、とにかくやだぁ……)
灰原 シノ:半泣きで嫌々をする。
此花朔夜:(助けて……枢……ココ……林檎……)
GM:あなた達がどんな反応を示そうが、操られる周囲の面々はゾンビも同じだ。
GM:通勤電車は無情にレールの上を走っていく……。
GM:ロイスの取得が可能です
灰原 シノ:“ハイウェイスター” 足速くない?/◯許しません で取得!
此花朔夜:ハイウェイスター 殴ったろ/○死んだらええのに で取得
GM:OK!
OP2:ぎゅうぎゅうトレイン
GM:HO:B! みつわさん!
三和 宇良子:はい!
GM:登場侵蝕!
三和 宇良子:32+1D10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+9[9] → 41
三和 宇良子:高ぶっている。
GM:がたんごとん がたんごとん
GM:通勤ラッシュの満員電車。その後ろから二番目の車両である。
GM:みっちりと人が詰まっていて、足の力を抜いても倒れられない程度の混み具合。
GM:あなたはなんらかの理由でこんな時間から電車の中にいるのだが、
GM:さて、どんな理由にしましょうかしらね。
三和 宇良子:今日はレポートを書くための資料集めに、中心部の大きな図書館に行く予定でございます。
三和 宇良子:通学ルートとは違う上に、時間もかかるし帰りは大荷物にもなるでしょう。
三和 宇良子:なれば列車を使うほかあるまいて。
三和 宇良子:そういうことにしました。
GM:よろしい
GM:では、そうして図書館へ向かうための道中、
道原 雪奈:「せ」
道原 雪奈:「せまい……」
道原 雪奈:立ち絵はセーラー服っぽいが服装は気にしないでほしい。
道原 雪奈:じゃなくて、
道原 雪奈:あなたの大学の同級生、道原 雪奈が、ぎゅうぎゅう詰めの中で苦しそうな声を出していた。
道原 雪奈:この成人女性、140cm無いのである。そして読み仮名を補足するが、みちはらゆきなである。
三和 宇良子:「ごめん、雪奈ちゃん……朝方の満員電車をなめていた……」がたんごとん、ぎゅうぎゅう、がたんごとん、ぎゅうぎゅう。
道原 雪奈:「油断……慢心……時としてそれは命取りよ未熟ものめ……」
道原 雪奈:「そう……未熟もの……未だ塾していないマイボディがちょっと浮いてます……」
道原 雪奈:足をぷらぷらさせている。
三和 宇良子:今日は暖かめなので、いつもの動きやすさ重視なホットパンツスタイルではなく、スカートを穿いてきてしまった。しかもやっぱり動きやすさ重視で短めだ。
三和 宇良子:「落ち着け雪奈ちゃん、わたしは幸いにして身長が164ある女……護るよ、わたしが」大げさ。
道原 雪奈:「助かる……25cmの差が齎す安心感……でもそのスカートから映えるおみ足は防御が薄そう……」
道原 雪奈:「うらちゃん大胆な格好してるねー。誰かと図書館デートでも行くの?」
三和 宇良子:「いや、だって今日はそんなにうろうろする予定なかったじゃん……? 気温も暖かいしさぁ」
三和 宇良子:「だからたまにはこういうのでいっかって思ったら、これだよ」
道原 雪奈:「そうだねー。おかげでうらちゃんの逞しい脚が私と正面衝突してます」
三和 宇良子:「すまぬ、すまぬ……」
道原 雪奈:「私の二倍はありそうなたくましさ……」
三和 宇良子:「大丈夫。急ブレーキで誰かとぶつかりそうになったら、マジで護るから」
三和 宇良子:「今日だけはこの太ももを憎まずに済むかもしれないぜ……ふふ、雪奈ちゃんを護れるなら、全然問題ない……!」
道原 雪奈:「謎の頼もしさ……!」
GM:さて、あなたがフラグを立ててしまったからと言うのでもないが、
GM:電車は進む。ちょうどカーブに差し掛かった。十分なスペースがあればまぁ、特に問題にもならないような場所だが、
GM:人口密集状態──人の群れがぐいっと慣性に動かされて、
道原 雪奈:「ふおっ!?」
道原 雪奈:ミニマムボディがあなたの方へとすっとんでくる。
三和 宇良子:「その代わり、雪奈ちゃんがどういう食生活とか運動でそういう風に可愛くなっているのかを教えてくだされ。レジュメにしてくれてもいい」などと妄言を吐いていたが……。
三和 宇良子:「のわっ!」小さく色気のない悲鳴。
道原 雪奈:身長差25cm。だいたい頭一つぶん小さいので、
道原 雪奈:ジャンプのラブコメの如く胸のあたりに顔から飛び込むことになるんじゃなかろうか。
三和 宇良子:大変だぁ。
GM:大変なのだよ。
GM:そして大変ついでに言うのだが、
GM:飛び込んだ道原は、そのまま黙り込んで動かなくなる。
三和 宇良子:では「雪奈ちゃん! っと、よし、約束は守ったよっ」と彼女を受け止めて声をかける。
道原 雪奈:「……………………」
三和 宇良子:「雪奈ちゃん? おーい」
道原 雪奈:応えは無い。そして、
GM:周囲の人間が、
道原 雪奈:あなたの胸に飛び込んだ小柄な女が、
GM:一斉にぞろぞろと、後部車両へ向けて歩き始める。
GM:……あなたは同時に、二つのものを感じ取るだろう。
GM:ひとつは、甘ったるくどこか心惹かれるような香り。
GM:そしてもう一つは──《ワーディング》の波だ。
三和 宇良子:「……っ!」さすがに気付く。腐ってもUGNエージェントなのだから。
三和 宇良子:「雪奈ちゃん! タイム! 雪奈ちゃん、雪奈ちゃんっ!」
GM:その声は──届いたのか、届かなかったのか。
GM:分かるのは、その小さな身体は、あっという間に人の波に呑まれてしまったということだ。
GM:あなたも小柄とは言えないが、満員電車の中で数m先を見通せるほどの長身ではない。
GM:それでも、後部車両──つまり最後尾の車両へ向かっていった事だけは分かるだろう。
三和 宇良子:「友達を巻き込むのだけはやめてよ、神様……! くっそう! 最近は自分だけが巻き込まれるだけで済んでたから油断したっ!」
三和 宇良子:「何がどうなってるのかは分かんないけど……嘘つきにだけは、なるもんかっ!」
三和 宇良子:「雪奈ちゃーんっ!」人目もはばからず名を叫び、腕を伸ばす。届かないと知りながら……。
GM:ロイス取得のみ可能!
三和 宇良子:ロイスは 道原 雪奈 〇友達/その可愛さが羨ましい で。
GM:OK!
シーン1:呂○のテーマ
GM:合流してなんやかんやしたりするようなシーンだよ!
GM:全員登場!
灰原 シノ:シーンイン:灰原 シノの侵蝕率:+6(1d10->6) ((侵蝕率:50->56))
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+7(1d10->7)(侵蝕率:43->50)
三和 宇良子:41+1D10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+9[9] → 50
三和 宇良子:荒ぶり続けている。
GM:──三和 宇良子。あなたは最後尾の車両へと辿り着いた。
GM:ここまで来てしまえば異常は一目瞭然だ。
GM:ただでさえ狭い車両の中、一カ所に固まっている人の群れであるとか、
GM:何か、花の蜜のように甘ったるい、くらくらする程の濃厚な香り。
GM:ただならぬ事態が起こっていると分かるだろう。
三和 宇良子:「ほげーっ! なんじゃこりゃーっ!?」再び叫ぶ。想像以上だった。
GM:だいぶ強烈な叫び声だな
GM:では、囚われの身のお二人さん
GM:あなた達は大量の手に襲われながらも「ほげーっ! なんじゃこりゃーっ!?」という声を聞くだろう
GM:この空間に──理性的な言葉を発することの出来る人間がいる!
GM:理性的かどうかは問うな。
灰原 シノ:「ふぎゅ……あつ……しんじゃう……どこかで声が……幻聴かな…………」
灰原 シノ:大量の人の手にもみくちゃにされて、なんか触られたらダメなところもあったような気がするが、意識が朦朧としているのでわからないぞ。
此花朔夜:「シノぉ……手ぇ握ってぇ……もういややぁ……」
此花朔夜:半泣きである
灰原 シノ:こんなところでギャグ漫画の台詞のような叫び声が聴こえるわけがないのだ……幻聴なのだ……
灰原 シノ:「う、う……朔夜さん……わたしも、もうだめかも……」
灰原 シノ:「なんか、聴こえるはずない、声が……聴こえるし……」
此花朔夜:「もうこのまま死ぬんや……人間の塊になって死ぬんや……」
此花朔夜:「え……声……」
此花朔夜:「……なんか聞こえたな」
灰原 シノ:「幻聴じゃ、ない……?」
三和 宇良子:「千里眼! 千里眼が欲しい! いや、この場合は透視能力!? いや、どっちでもいいや……!」
三和 宇良子:「雪奈ちゃーん! 危ないから戻ってきてーっ!」
三和 宇良子:「いでででででで! 足踏まれたぁ!」
GM:返事は無い、が。
GM:あの小さな子(20歳)がいるとしたら、もしかしたらあの人間の群れの中かも知れない!
GM:もしかしたらね。
三和 宇良子:そのもしかしたらが頼りないもしかしたらだとしても……いくのが三和宇良子だ!
GM:ならば──行け!
GM:判定を行います。
三和 宇良子:「すみませーん! 通りまーす! 通りますー! ごめんなさーい!」周囲に声をかける。反応はあるのかないのか……うーむ。
三和 宇良子:判定!
GM:えー、突然ですがみなさん。白兵で目標値11を目指して判定をどうぞ!
三和 宇良子:OK!
灰原 シノ:ぎゅむー! がんばる!
三和 宇良子:3dx+4>=11
DoubleCross : (3R10+4[10]>=11) → 10[1,2,10]+10[10]+4[4]+4 → 28 → 成功
GM:つよい
三和 宇良子:ふはははは。
灰原 シノ:2dx+4>=11
DoubleCross : (2R10+4[10]>=11) → 4[1,4]+4 → 8 → 失敗
灰原 シノ:人に まみれてるので だめ
此花朔夜:3dx+4>=11
DoubleCross : (3R10+4[10]>=11) → 6[2,6,6]+4 → 10 → 失敗
此花朔夜:うーん、砂の加護入れとけばよかった
GM:では、囚われの二人は自力脱出は出来ないのに加えて……そうだな
GM:よし。
GM:今度はお二人だけ意志判定をどうぞ。目標値は9だ。
灰原 シノ:今度こそ負けない……ッ!
灰原 シノ:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[6,9] → 9 → 成功
灰原 シノ:ぎりぎり……!
此花朔夜:砂の加護入れます
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率を侵蝕率+3(侵蝕率:50->53)
此花朔夜:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[3,5,7,10]+9[9] → 19 → 成功
GM:回した
GM:では二人は自力で抜け出すことは出来ないものの「満員電車なんかに絶対負けないっ……!」と姫騎士のように耐え抜くでしょう
GM:そうして耐えている内に……外側からの救援が!
GM:老いも若きも男も女も関係なく掴んでは引き剥がしする三和さん無双の時間です
灰原 シノ:(負けない……こんな知らない人の手なんかにっ……!)
灰原 シノ:(うう……でもそろそろなんとか……!)
灰原 シノ:目を回しながらも、なんとか自我を保っている。顔は真っ赤、汗でブラウスが肌にぴたりと張り付いているが。
此花朔夜:(枢くん……枢くん……)
此花朔夜:(こ、こんなところで負けん……絶対に……負けん!)
此花朔夜:上着のパーカーがほぼほぼ脱げてるが
三和 宇良子:周囲の人間が一切反応しないため「こうなったら、今だけわたしの前世が呂布だったことになれーっ!」意味不明な言葉を叫びながら、実力行使に入る!
三和 宇良子:「ウ、ウオオーッ!」叫びを上げながら人をかき分けていく! 少しでも小さな隙間があれば強引に入り込んでいく!
GM:でっでっ でれれ でーれでれでーれー(でっでっ でれれ でーれでれでーれー) BGMが鳴り響くような気がする!
三和 宇良子:「オープン! セサミ!」
GM:どがーん!
GM:某ゲームのOPムービーのような勢いで人間団子がふっとぶ!
三和 宇良子:嘘だろwwwwwwwwwww
GM:※イメージ映像です
三和 宇良子:※製品版とは異なる可能性があります
GM:という訳で斃れた兵士が積み上がる戦場に、あなた達3人だけが残されました。
GM:なお道原の姿は見えません。
GM:小さいから下敷きになってるとかでもないようです。
灰原 シノ:「……だ、れ……?」
三和 宇良子:「雪奈ちゃんの霊圧が……消えた……!」少年漫画も読む派。
GM:ではみつわさん、あなたはあのミニマムサイズ女のかわりに、あられもない姿になってる少女二人を見つけてしまうでしょう
三和 宇良子:「……なっばっびっ美少女! しかも二人! ちょっ、大丈夫!?」何かしてやれるわけではないが、とにかく駆け寄る。
三和 宇良子:「大丈夫!? 怪我とか、してない!?」
此花朔夜:上着はほぼ脱げ、下のシャツもボタンがいくつか弾けている眼鏡の女
此花朔夜:「……心に傷が」
三和 宇良子:「って、あぶなーい!」あられもない姿のメガネ仲間の姿を見て絶叫! ジャケットをかぶせようとする。
灰原 シノ:元は真っ白な肌に血色が差し、はぁはぁと荒い息を上げる青銀の髪の少女。
灰原 シノ:「……もう、だめかと」
三和 宇良子:「って、うわ、うわ、あわわわわわ……きゅ、救急車呼んだ方がいい!?」白い雪ん子の如き少女に声をかける。
灰原 シノ:「うう……助けてくださってありがとうございます、親切な人……」
灰原 シノ:「でも、だめなんです……お仕事が、あるので……」
灰原 シノ:目をぐるぐる回しているが、心はまだ折れてない……っ!
三和 宇良子:「いやいやいやいや! 言ってる場合じゃないよ! ここはお姉さんに任せておくのがいいと思う! うん、そうしよ!?」
此花朔夜:「ぐぐぐ……くそう……」
此花朔夜:「ぜーったいしばいたる!」
三和 宇良子:「うおお、そっちは気が強いな……嫌いじゃないっていうか、そういうたくましさは好きだけども……」
灰原 シノ:「あの、ここで無事ってことは、オーヴァードの方ですよね……?」
三和 宇良子:「……え?」オーヴァードという単語が耳に入ったため、しばし停止。
三和 宇良子:「…………あー、仕事があるって……そういう……」理解。
此花朔夜:「あんたもうっとこ(うちのところ)のか……」
三和 宇良子:「あー、えっと……」
三和 宇良子:「UGNって何の略か、知ってる感じ?」
灰原 シノ:こくり、と頷いて。「第四支部、“災いの茨”(ベルソル)。灰原シノといいます」
灰原 シノ:先程よりはかなり落ち着きを取り戻した声で名乗る。
此花朔夜:「チルドレン、アスタラビスタの此花朔夜や」
三和 宇良子:「シノちゃん、シノちゃんね」腕を差し出す。
此花朔夜:面倒なのでボロボロのシャツを脱ぎ捨て、パーカーの前を閉めて中を隠す
灰原 シノ:「二人で、逃げた悪い人を追ってたんですが……ここに逃げ込まれてしまって」 手を取り、握り返す。
三和 宇良子:「うん、了解。そっちのメガネ美人ちゃんは朔夜ちゃん」
此花朔夜:「これ伊達やで……そうそう、ハイウェイスターとかいうのがな」
灰原 シノ:「雪奈ちゃん、という方は、同僚ですか?」 先程の叫び声を思い出して。
三和 宇良子:シノちゃんに肩を貸しながら「あー、えっと……〝クンタッチ〟。UGNエージェントの三和宇良子です。よろしく」乗り遅れた自己紹介をする。
三和 宇良子:「コードネームで呼ばれるのは慣れてないから、下の名前でいいよ。その方が気楽だしね」
此花朔夜:「ここにおらんのやったら見つけんとあかんね……」
三和 宇良子:「ん? いや、違うよ。雪奈ちゃんは違うと思う……なんか、他のお客さんと一緒に別の車両に行っちゃったし……」
此花朔夜:「そういう呼び方するんやったらツレとかダチなんやろ? 一緒におらな」
三和 宇良子:「わたし、結構ニブチンな方なんだけどさ……これ、ワーディングとか、オーヴァードのパワーとか、そういうので起きてるよね? 二人が仕事してるっていうことは、そういうことなんだよね?」
灰原 シノ:「追いかけてた。その”ハイウェイスター”って悪い人が起こしたこと……だと思う。少なくとも、この人がわんさか寄ってきたのは、そう」
灰原 シノ:人がいるのは悪いやつのせいではないが。人間は大変な乗り物を作ってしまった。
三和 宇良子:「そっか……予想以上に大変なことになっちゃってるなこれ……」
此花朔夜:「あのタイプ……似た匂い空堀さんので嗅いだことあるわ。ソラリスのやつ」
灰原 シノ:「わたしも、出そうと思えば出せますよ」 ふんす。やらない。
三和 宇良子:「あぁー……なんかこの甘ったるい変な感じ、それかぁ……」ソラリスという言葉を聞き、納得する。
灰原 シノ:「……ともかく、わたし達は”ハイウェイスター”を追わないといけませんし。宇良子さんは、お友達を探さないといけませんし」
灰原 シノ:「また、大変なことになると、大変なので……暫く、ご一緒できれば嬉しいのですが」
此花朔夜:「他の車両もこんなんやったらしんどいしな……」
三和 宇良子:「なるほど、ハイウェイスターってのを追えばいいのか……」今更になって、自分の上着が滅茶苦茶になっていたことに気付いたので羽織り直す。
三和 宇良子:「……とにかく、二人とも。さっき大変な目に遭ってたんだろうなってことは察したからさ」一旦言葉を切ると、
三和 宇良子:「頼りないかもしんないけど、いざってときはこの宇良子お姉さんの後ろに隠れたりしていいよ……!」
三和 宇良子:「任せちゃいな……!」
GM:……さて。
GM:初対面のあなた達は幸か不幸か、お互いの力になれる相手を見つけることが出来た。
GM:救出され、会話をして、相応に時間は経過したことだろう。
GM:ひとつ、気付く筈だ。
GM:電車が止まらない。
GM:もう駅の一つや二つ辿り着いても良い頃合いの筈なのに、だ。
三和 宇良子:ま、まさか運転手さん……!
GM:ジャーム滅の刃 無限電車編 この後すぐ。
GM:えー、ロイスの取得と調達が可能です
灰原 シノ:すごいな……
灰原 シノ:車内販売が充実している(棒)
三和 宇良子:こんな中でも販売してるの、図太すぎる。
灰原 シノ:此花 朔夜 ◯信頼/彼氏……なるほど…… と 三和 宇良子 ◯信頼/前世が呂布? でロイス取得。
GM:日本の鉄道網は最強なので暴走する電車の車両内でも調達が可能です
灰原 シノ:ではそのすごい調達網に甘えてボデマを買ってみよう
灰原 シノ:(3+)dx+3>=12 購入判定
DoubleCross : (3R10+3[10]>=12) → 9[1,6,9]+3 → 12 → 成功
灰原 シノ:買えてしまいました
三和 宇良子:灰原 シノ 〇美少女/可哀想に…… と 此花朔夜 〇たくましい/哀れな…… のロイスを取得。
此花朔夜:灰原シノ 〇ええやつやし、守るで/乳がでかいな…… 三和宇良子 〇助かった……/あんたは度入りか?
此花朔夜:ボデマ狙いで
三和 宇良子:購入はこちらもUGNボディアーマーを狙います。
此花朔夜:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[2,10]+1[1] → 11 → 失敗
此花朔夜:ぐあ
此花朔夜:以上
此花朔夜:あ、いや、財産1点入れて買います
GM:情報収集とかするチャンス無いと思うし買ってしまえしまえ
三和 宇良子:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 7[3,7]+2 → 9 → 失敗
三和 宇良子:ええい、財産点を3点ぶちこんで購入にする!
GM:OK!
シーン2:コビトって名前らしいよ彼
GM:やはり全員登場!
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+1(1d10->1)(侵蝕率:53->54)
三和 宇良子:50+1D10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+9[9] → 59
灰原 シノ:シーンイン:灰原 シノの侵蝕率:+8(1d10->8) ((侵蝕率:56->64))
GM:では、あなた達は幾つか車両を進んでいったのであるが、
GM:お聞きしたいことがあります。
GM:皆さんUGNボディアーマーを購入・装備なさったようですが、
GM:この大N市でボデマといえばちょっと普通じゃない外見の装備だということはご存じの筈。
三和 宇良子:ほう?
GM:皆さんそれぞれどんな外見になりました?
此花朔夜:え……あ……
灰原 シノ:えっ
三和 宇良子:何それ怖い。
GM:たぶんなんかこう、人の群れを掻き分けてる間に
GM:気付いたら衣服がそんな感じになってたのでしょう。
三和 宇良子:アドリブへの対応力はリレー小説やシノビガミで鍛えられたと自負していたが、ちょっと固まっているぜ。
GM:ふむ、では三和さん
GM:あなたはなんか知らないけどタイツが伝線します
三和 宇良子:大変だ。もう二度とはけないだろう。さながらゼブラ模様。
GM:腿の辺りが丸く大きく穴が開きまして、食い込んでる部分とそうでない部分の厚みの差を明確にしてくれるでしょう
GM:なぜそれで装甲値が上がるのかとかは考えないでいいです
GM:では、次の犠牲者は……朔夜さん
三和 宇良子:更に凄いことになったぜ。ありがとうございます。
GM:あなたはパーカーのファスナーが半分くらい壊れるとかどうでしょう
GM:シノちゃんは……そうだな……
GM:スカートがめちゃくちゃミニになってください
GM:タイツが厚手らしいし大丈夫でしょ
灰原 シノ:う、うう……!
三和 宇良子:あーそういえば〝ボディアーマー〟だから、着るためには元々着てた冬用のジャケットを脱がなくちゃなんだよなぁ~~~~!
此花朔夜:シャツ脱いじゃったからまろびでてるな
三和 宇良子:ちょっと涼しくなっちゃったなぁ~~~~GMぅ~~~~!
此花朔夜:86cmがな、
GM:そっかー、寒いのは身体に良くないですねぇ
灰原 シノ:三和さんほどではないけれど、肉付きの良いふかふかふとももが……
三和 宇良子:きっとみんなもそうだよなぁ~~~~!
灰原 シノ:”圧”がすごい
此花朔夜:ちょっと大人な下着とかもみえてしまうなぁ〜仕方ないなぁ〜
灰原 シノ:まずいですよ!
GM:では緊急措置として、車内の暖房システムが壊れて気温が上昇していくことにしましょう
三和 宇良子:普通じゃないボディアーマーというからにはきっと凄い技術力で、薄くても丈夫な感じで、でももみくちゃにされたら簡単に手を入れられてしまうかもしれないなぁ~~!
三和 宇良子:少なくとも宇良子はそうなるだろうなぁ~~~~!
三和 宇良子:そして暖房、壊れる。さらば暖房くん。
GM:現在、あなた達は後ろから四両目の車両。室内温度は28度です。
灰原 シノ:ボディアーマーが……ぴっちりしてるので……その、色々と、ラインが浮いてるかもしれませんが……
GM:なあに、大丈夫。周囲のお客さんはワーディングの影響下にある
此花朔夜:あっつ
GM:あなた達がどんな格好をしていようが周囲の人には気付かれない筈だ
GM:たぶん
灰原 シノ:は、破廉恥な……
三和 宇良子:汗ばむわぁ~。カモーン。
GM:もしかしたら車両内に平穏に暮らしたいだけのオーヴァードが密かに紛れ込んでたり
GM:そういうこともあるかも知れないが気にしたら負けだ
GM:……という訳で
三和 宇良子:はい。
GM:あなた達はやっぱり押し合いへし合いしながら人の群れの中を進んでいるなうである。
三和 宇良子:はい!
灰原 シノ:ぴっちりボデマだし、太ももの露出が増えてなんだか先程より密着した時に色々と困る気がしますが、頑張って進みます……
GM:U(うすくて)G(がんじょうで)N(なんかエロい)ボディアーマーも好きに着用してください
GM:そうして進んでいると、突然にあなた達は声を掛けられるでしょう
三和 宇良子:「ぬぐおおおおお……」頼ってくれと行った手前、折れるわけにはいかない。
三和 宇良子:「……ん?」
おばあさん:「ああ、そこの人達……すまないけど荷物を棚にのせてくれないかい……」
おばあさん:ご老人だ。
おばあさん:ちょっと背の高いご老人である。
此花朔夜:「え、あ……」
三和 宇良子:スリの銀次の変装かな?
三和 宇良子:「わっ。だ、大丈夫ですか? 大変ですよね、車内がこんなのじゃ……!」アホなので迷いなく駆け寄る。
此花朔夜:「困っとるおばあは……助けんと……わ、分かりました……」
おばあさん:「ああ、すまないねぇ……みんな私が何を言っても聞きゃしなくって、困ってたところなのよ」
おばあさん:荷物はスーツケースだ。その重量は……50kgくらい有るのではなかろうか。
灰原 シノ:(……この人、《ワーディング》が効いてない?)
GM:そうなのである。
三和 宇良子:「ふ、ふんぬおおおおおっ! お、重たっ!? どうやってこんなとこまで運んできて……いや、一緒に誰かいたのかな……!?」
灰原 シノ:「え、あ、あの……」 だからといって、ご老人に親切にしないのは……などと、ぐるぐる考えている。
おばあさん:「ああ、助かるねぇ。……おや、あんた達。見ればなんだか疲れてるようじゃないの」
此花朔夜:「て、手伝うわ……あわわ」
三和 宇良子:「どうしたのシノちゃん! やっぱりさっきもみくちゃにされてたのが……」心配。
おばあさん:「そんな人に頼み事も悪かったかもねぇ。ちょっと座っておやすみなさいな」
此花朔夜:持ち上げようと腕を上げた途端、壊れたファスナーが更にずり下がる
おばあさん:ご老人は、自分の隣の席をぽんぽんと叩く、満員電車だがちょうど3人分くらいのスペースがあるぞ。
灰原 シノ:「疲れてるというか、その……」 もにょもにょ。同性とはいえ、見ず知らずの人にこの格好でお話というのも大概恥ずかしい。
此花朔夜:ピチピチのタンクトップとそこから谷間と黒い透け目のレースが覗く
三和 宇良子:「い、いえ、大丈夫です! 引き受けたからには……うおおおお……」がに股の色気も何もない態勢で荷物を持ち上げようとする。太ももが、太ももが。
此花朔夜:「や、休んだら立てへんなる……」
おばあさん?:「ぶふっ」
おばあさん?:「……い、いや、そう言わないの。ほら、お茶の水筒もあるんだから」
おばあさん?:何か焦るように、肩掛けカバンから水筒を取り出す。
三和 宇良子:「……や、やっぱ座ろっか」肩をすくめて「よし、お言葉に甘えちゃいますね。シノちゃん、朔夜ちゃん、座っちゃお!」すぐに座る。
此花朔夜:「ど、どないするシノ……」
灰原 シノ:勢いに押されて座ってしまう
三和 宇良子:年長者がすぐに座ることで、年下の子達が座りやすくなれるよう意識しているのだ。隣をぽんぽんと手で叩いている。
此花朔夜:不承不承座る
GM:では
GM:本当に座ってしまったあなた達へ、
おばあさん?:「はい、どーぞ」よほど用意が良いのか
おばあさん?:紙コップに水筒の中身を注いであなた達へ差し出す!
おばあさん?:冷たい麦茶だ!
此花朔夜:「……」
此花朔夜:暑いから手に取っちゃうし飲んじゃうね、仕方ないね
三和 宇良子:「わっ、いいんですか……?」温かいミルクティーしか購入していなかったので、正直ありがたい。
三和 宇良子:「すみません、なんか……」これまた年下組が気を遣わないようにと、すぐに受け取って飲む。
灰原 シノ:(ぜ、絶対怪しいよー……!)
灰原 シノ:紙コップは受け取るが、なんかこう、ヤバい気がして、ぎりぎりで踏み留まっている
GM:えらい。
灰原 シノ:(美味しそうだけど……っ! 飲んじゃダメな気がする……負けちゃダメ……)
三和 宇良子:さすがに本来の宇良子でも怪しむ状況。だが熱さで頭が少しぼうっとしているのと、事件へと戸惑いから頭が回っていないのだ。
GM:では、本当に飲んでしまったお二人ですが、
此花朔夜:(……あれ、そういえばアイツってソラリス……)
GM:にわかに手足にしびれを感じ、自由に身動きが取れなくなります。
GM:具体的には1ラウンドの間。
三和 宇良子:うおい!
此花朔夜:しまった~
三和 宇良子:エロハプニングじゃねーのかよ!!
灰原 シノ:やっぱりだめだった!
GM:それはこれからだよ!
此花朔夜:びくんびくん
GM:簡易戦闘を行います。
おばあさん?:「ヒーッヒッヒッヒッヒ! かかったなぁ!」
三和 宇良子:「え、え、えええ……?」しびびびびび。
おばあさん?:ご老人っぽい何者かは背筋を伸ばしてすっくと立ち上がり、スーツケースを開く!
おばあさん?:中から取りだしたものは……分厚い鋼の塊! 棍棒だ!
此花朔夜:「あ、あう……はうあ……」
灰原 シノ:「わ、わ……!」 二人と何者かを交互に見る!
おばあさん?:「そっちのガキには警戒されたが……それでも二人ダマしてやったぜぇ! 警戒心の薄い奴らよ!」
三和 宇良子:「な、なんじゃありゃあ……」
此花朔夜:「シ、シノぉ……許してぇ……」
三和 宇良子:「ば、ばあさんや……あれが何か分かるかいのう……?」何故かこっちが老人口調で朔夜に訊ねる。
灰原 シノ:「ふ、ふたりとも大丈夫……?!」
此花朔夜:「敵やろ」
三和 宇良子:「……そっすね」
GM:敵だ。
灰原 シノ:「まさか、変装して……!」
灰原 シノ:その正体や如何に!
GM:……そして良く良く見ると、周囲の、ワーディングの影響下にあったように見えた客の中にも、
GM:昨今流行りのマスクの内側に、小型化に成功したアンチワーディングマスクを重ねて装着していた非オーヴァード戦闘員の姿が!
灰原 シノ:なっばっ文明の利器っ
おばあさん?:「俺は……〝ハイウェイ・スター〟! 中黒が判別方法!」
三和 宇良子:「ひ、卑怯者……っ」手足が痺れたままなので動けず、座ったまま電車の壁にしなだれかかっている。
おばあさん?:「〝ハイウェイスター^〟の手を煩わせるまでもねえ……俺達がお前達をぶっ倒してやるぜ!」
三和 宇良子:「ハイウェイスターって、お婆ちゃんだったのか……」
GM:ということで
GM:簡易戦闘についてご説明します。わりと一般的な方式です。
三和 宇良子:ほうほう。
GM:ラウンドごとにPC側の攻撃→エネミー側の行動。回避判定は無し。一定ダメージの累積でクリア。
GM:エンゲージなどの概念は管理しません。エネミーは複数ですが、HPは共有しているものとします。
GM:まぁつまり
GM:〝マイナーとメジャーでとにかく殴って火力を出そう〟!
GM:なのですが、うかつに変なものを飲んだお二人は動けませんので
ラウンド1
GM:VS 〝ハイウェイ・スター〟
GM:動けるのはシノちゃんだけだ!
灰原 シノ:負けないっ……!
灰原 シノ:《活性の霧》を自分に!
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+3 ((侵蝕率:64->67))
灰原 シノ:オートで武器を装備して、マイナーはなし。メジャーで以下のコンボ!
GM:そうかセットアップで火力確保するタイプ……それも使用を認めよう!
灰原 シノ:えへへ。
灰原 シノ:“血は甘く痛む” 《コンセ:ソラリス》《アドレナリン》 侵蝕[+5]
灰原 シノ:(2+3+1)dx8+2
DoubleCross : (6R10+2[8]) → 10[2,4,5,5,6,10]+2[2]+2 → 14
灰原 シノ:うう……! 回避判定がないので即座にダメージ!
灰原 シノ:2D10+6+15
DoubleCross : (2D10+6+15) → 12[10,2]+6+15 → 33
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+5 ((侵蝕率:67->72))
GM:さすがにこれならまだ倒れない……演出さっくりどうぞ!
灰原 シノ:「《ワーディング》が効いてないから、変だと思ったけど、やっぱり敵……!」
灰原 シノ:ぎりぎり踏み留まって飲まなかった麦茶を、ご丁寧に窓際のスペースに置いて、
おばあさん?:「俺の完璧な変装にまんまとダマされたようだなぁ~!?」
灰原 シノ:「なんか、追ってた人と違うみたいだけど! 悪い人なのは一緒みたいなので、許しません!」
灰原 シノ:あと、これ以上この姿を衆目に晒したくない。その一心。
灰原 シノ:右肘に根付く異形の茨に──血液を流し込み。でも、今日は外じゃないから、その……あれ、そういう時の制御って難しくない……?
おばあさん?:「どうしたぁ!? 一般のお客様が邪魔で自由に動けねえかぁ~!?」
灰原 シノ:「くっ……!」
灰原 シノ:勢い余ってぶつかったら不味い……だから、ゆっくり地を這わせて……
灰原 シノ:「でも、わたしは、負けませんっ」 真下から直角に! “ハイウェイ・スター”の足元から、茨を突き上げる!
おばあさん?:「けえーいっ!」金属棍棒を振り下ろす! 茨と棍棒が衝突!
おばあさん?:ぐわぎぃっ!
おばあさん?:跳ね返された棍棒が〝ハイウェイ・スター〟の顔面をしたたかに打ち据える。
おばあさん?:「ぐええっ!?」
灰原 シノ:「どうだっ!」
おばあさん?:痛そうだがたたらを踏んで持ちこたえる! 頑丈!
おばあさん?:「く……くそっ! やっちまえ!」
戦闘員:「ひゃっはー!」
GM:エネミーの行動です。
GM:今回動けなかったお二人に罰を受けていただくのですが、朔夜さんは既にOPで辱めを受けたこともあるので
GM:装甲有効の2D10ダメージをさしあげます。
GM:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[7,4] → 11
三和 宇良子:結構痛い。
三和 宇良子:3ダメージ。まだ大丈夫。
此花朔夜:ボデマあるので3点
GM:おっと、みつわさん
GM:あなたは……まだだ!
三和 宇良子:何ぃ!?
戦闘員:「ひゃあーっ!」動けない二人へ向かって押し寄せる戦闘員!
此花朔夜:辱めを受けたので助かったぜ
戦闘員:あるものは拳! あるものは蹴り! 動けない此花朔夜へ襲いかかるぞ!
三和 宇良子:「わ、あわわ……」いつものように肩掛け鞄へと手を突っ込もうとするが、手足が動かない。
戦闘員:ごすっ! がすっ!
戦闘員:音だけは景気が良い!
此花朔夜:「くっ……」周りに人いるので我慢するぞ
戦闘員:「……ダメだ兄貴! あんまり効いてる感じがしねえ!」
三和 宇良子:「や、やめろぉ……やるならわたしにしろぉ……」
おばあさん?:「そりゃ装甲値のせいだ! UGNボディアーマーは行動値のマイナス補正も無く装甲8! 優秀な防具だからな!」
おばあさん?:「だが! ……へっへっへ、ちょうどそいつが自分から頼んで来てる通りだ。分かるな?」
戦闘員:「ああ、勿論だ兄貴!」
GM:戦闘員の行動。
GM:三和 宇良子の装備するUGNボディアーマーを、この戦闘中のみ装備から外させます。
三和 宇良子:あああ~~!
戦闘員:「防具が邪魔なら外しちまえばいいんだ! しゃああーっ!」
灰原 シノ:ひ、卑怯だぞ……っ!
三和 宇良子:じゃあさっきの三点ダメージはなかったことに!? 改めて今から!?
三和 宇良子:それとも三点ダメージを受けた上で!?
GM:三和さんは……ダメージは無い!
三和 宇良子:よしっ! よしか?
GM:だが装甲が無くなるということは……次のラウンドのダメージは痛いぜ……!
三和 宇良子:ひえ~~~~!
三和 宇良子:迫り来る手。手。手。
三和 宇良子:せっかく入手したボディアーマーを剥こうと、幾多の手が襲い来る。防ぎたいが、手足が動かない! 無念!
灰原 シノ:「宇良子さん……!」 後ろで大変なことになっているのは分かるが、敵を目の前にそちらを助けに行ける余裕はない……! くっ……
此花朔夜:「宇良子……」
戦闘員:下卑た欲望(ダメージを増やしたい)に満ちた手があなたに掴みかかる!
此花朔夜:《万能機具》がある気がするが余裕がない……すまない……
三和 宇良子:「ぎょわ~~~~!」色気も何もない悲鳴。だが途中で「ちょ、ちょっと待って! まっ、あ……っ、んっ!」急にセンシティブな吐息混じりの声が漏れる。
戦闘員:「ひっぺがせー!」「そこの鞐外してやれー!」「こはぜって……ホックだろお前」「ご、ごめん……俺普段着が和装ばっかりだから……」
戦闘員:数人の戦闘員がよってたかって! 身動きの取れない女性に!
三和 宇良子:「や、やめ……っ! んっ、そこ、関係ない、じゃん……っ! んくっ!」上半身どころか、何故か太ももにまで手を回されている!
三和 宇良子:ボディアーマーだといっているだろうに、下半身にまで魔の手が。だが防げず、耐えるしかない。
戦闘員:「ひゃっはははは! どっから脱がせる作りなのかわからねえぜー!」
戦闘員:下半身へ伸びる手は苦戦の証である。
灰原 シノ:「“ハイウェイ・スター”! や、やめさせなさい……! こんな、ひどいっ」
三和 宇良子:「んぐっ、うっ、ふーっ、ふー……っ」唇を噛みしめ、瞳をぎゅっと閉じて耐える。暑さもあって、顔はトマトの如く真っ赤だ。
此花朔夜:「……宇良子」
此花朔夜:ちょっとさっきの事を思い出してもじもじしだす
三和 宇良子:「う、内ももっ、そこは、やめ……」
おばあさん?:「ヒッヒッヒ……他人を心配する余裕はあるのか?」顔に棍棒の直撃をくらって痣は出来ているが、まだ元気そうだ
戦闘員:「ええい面倒くせえ……こうなりゃ引き千切ってやらぁ!」思いっきり布地を背中側へ引っ張る!
灰原 シノ:「ぅ……宇良子さん、耐えて……っ」 駆け寄りたいが助けに行けない……無力感でいっぱいだ……
戦闘員:だが破けない! UGNボディアーマーはきっと凄い技術力で、薄くても丈夫な感じなのだ!
三和 宇良子:「いっ、痛い! 痛い痛い痛いぃ~っ!」そこまでではなくとも、人並みにはある〝上の方の丘〟の形がハッキリとし始める。
三和 宇良子:肩掛けバッグのヒモの存在もそれを手伝ってしまっているようだ。
三和 宇良子:「ぜ、絶対許さない……!」
おばあさん?:「ヘッ、許さなくても結構。お前達に飲ませた薬は特別製でな……」
おばあさん?:「プロの格闘家だって一時間は動けなくなるような強烈な奴なんだよぉ~!」
GM:……さて。
GM:あなた達に回った痺れ毒もそろそろ抜ける頃合いだろう。
ラウンド2
GM:今度は行動値順だ……行動値7の二人、どっちが行く!
灰原 シノ:うおー! 待ったー!
灰原 シノ:“薄紅の茨、消えるくちづけ” 《活性の霧》+《タブレット》《多重生成》 侵蝕[+8]
灰原 シノ:自身を含めて3人にパス!
三和 宇良子:楽しませてもらったので、侵食率とか気にならないなら朔夜さんからで大丈夫です!
灰原 シノ:対象:3体 射程:視界 ラウンド間、対象の攻撃力[+15] 但し、ドッジ判定ダイス[-2]個 対象は拒否可能
三和 宇良子:ウオオーッ! 頼もしい! 受け取ります!
此花朔夜:受けます
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+8 ((侵蝕率:72->80))
此花朔夜:じゃあ此花から
此花朔夜:マイナー 《インフィニティウェポン》
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率を侵蝕率+3(侵蝕率:54->57)
此花朔夜:メジャー コンボ:《此花チェンソーVer.どしゃぶりのRainy day》 《コンセントレイト》《カスタマイズ》
此花朔夜:あと《砂の加護》
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率を侵蝕率+7(侵蝕率:57->64)
此花朔夜:7dx8+4
DoubleCross : (7R10+4[8]) → 10[4,4,5,6,6,8,8]+6[3,6]+4 → 20
此花朔夜:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 24[10,5,9]+8 → 32
GM:出目が強いな……
灰原 シノ:+15してね~
此花朔夜:47ですね!
GM:あっ
GM:33+32で65……耐える……と言おうとしたら
GM:33+47=80 この累積ダメージには老人モドキも戦闘員も倒れる!
GM:ちょっと先に演出入る
おばあさん?:「──ぬぅううううぉおおっ!」再び振り上げられる棍棒! 電車の天井にぶつかって歪ませる!
おばあさん?:ぶおうっ!
おばあさん?:鈍重だが強烈な振り下ろしは──灰原 シノの頭上めがけて!
灰原 シノ:「く、うぅっ!」 茨を血液により強固に! 棍棒を受け止めようと、上段に構える!
灰原 シノ:(耐えきれ、ないかも……っ)
おばあさん?:みしいっ!
此花朔夜:「……させるか」
おばあさん?:馬鹿力の一撃が茨を軋ませる──
此花朔夜:作った小型のチェーンソーで攻撃に割り込んでいく
此花朔夜:エンジンをかけると危ないのでここではまだ完全には使えない
此花朔夜:「くそ……ややこいな」
此花朔夜:チェーンの部分が弾けて天上にぶつかる。砂がゆっくりと広がり
此花朔夜:針の形で戦闘員たちに落ちてくる
此花朔夜:「アタシの雨は優しゅうないぞ!」
戦闘員:「な、え!? ぎゃああああーっ!?」
灰原 シノ:「朔夜さんっ!」 茨に一瞬力を込めて、棍棒を跳ね上げる。そこに──隙が生まれる
此花朔夜:チェーンが外れたままのチェンソーをフルスイングしていく
此花朔夜:「ナイスやシノ!」
おばあさん?:「ぐぉ、おおおおおおっ──!」
三和 宇良子:「す、凄い……でもエグい……」
此花朔夜:ふんすふんす、どうだと胸をはる
おばあさん?:棍棒は手から跳ね上げられ、電車の天井に突き刺さり、
おばあさん?:〝ハイウェイ・スター〟は胴を大きく切り裂かれて動きを止めた──
おばあさん?:「……っ!」
おばあさん?:最後の足掻きとばかりに、此花朔夜へ手を伸ばし──組み付き、電車の床へと押し倒す!
三和 宇良子:「朔夜ちゃん!」
此花朔夜:「え、ひゃあ……!」
此花朔夜:ばったり倒れます
おばあさん?:「くそ、くそが……せめて一人だけでも相打ちにしてやるぜぇ!」
此花朔夜:瞳が揺れる、息が浅くなる
此花朔夜:「や、やめ……枢く……」思わずぎゅっと目をつむる
GM:──分厚く骨張った指。分厚くがさついた手のひら。
GM:喉元へ伸びる。首を掴む。
GM:腹の上に乗った重量。成人男性の体重。
GM:……それは、或いは。
GM:〝そうなるかも知れなかった〟ことを想起させるような暴力的なもの。
此花朔夜:「かぐ……ら……やめ……」
此花朔夜:フラッシュバック、途端に体が固まる
此花朔夜:身じろぎが弱弱しく、苦しさと涙まじりの吐息が漏れ始める
おばあさん?:欲望か、敵意か。色合いこそ異なれど、同じくギラついた目の光り。
おばあさん?:岩のような拳が高々と振り上げられる──!
三和 宇良子:「ストォーップ!」叫ぶ。
灰原 シノ:──その拳を、花が受け止める。空を裂き、割り込んだ茨に咲いた、真っ赤な薔薇。
灰原 シノ:ぎちぎちぎちぃ!!! と植物の軋む音を響かせ、茨が絡み付いていく。
三和 宇良子:バッグの中の小物を大剣に変える。そして、花と茨によって受け止められた拳の下……関節に向かって、
三和 宇良子:バットをフルスイングするかのように、峰打ち。
おばあさん?:「ぐぎゃあぁっ!?」腕があらぬ方向へ曲がる!
三和 宇良子:「ダメでしょ……それはっ!」
三和 宇良子:「ダメだろっ!」
灰原 シノ:「手酷く、やるつもりは、なかったですけど」
三和 宇良子:おおよそ、剣を扱うような動きではない。だが幸運にも当たってくれたので、吠えている裏ではホッとしている。
灰原 シノ:食い込んだ茨の棘から、循環させた血液が滲み出す。
灰原 シノ:──その血は、オーヴァードの身すら蝕む劇毒だ。
灰原 シノ:「嫌がってる、人に。悪いこと、する人は。──お仕置きです」
灰原 シノ:怒りからか、その声は震えている。呼応するように茨の締め付けが強まる。
三和 宇良子:「よし。やっちゃえ、シノちゃん。面倒なのは、わたしのせいにしといていいから」
三和 宇良子:「大人のせいにしといていいから。だから、許す!」
灰原 シノ:ぎゅち、と。あらぬ方向に曲がった関節が、更に軋むような勢いで──拘束し。絞め殺さんと。
此花朔夜:「こ、ころ……さん、とい……て……」
灰原 シノ:「……ぁ」 怒りに染まった思考が、急激にクリアになる。
三和 宇良子:急いで、朔夜ちゃんに肩を貸そうと駆け寄る。
おばあさん?:──首や胴を締め上げられ、体内の空気を全て押し出されたが為だろう。
おばあさん?:〝ハイウェイ・スター〟の巨体は横に傾き、
おばあさん?:ずぅん……
おばあさん?:ついに電車の床に横たわった。
此花朔夜:「……ぐす」
三和 宇良子:「女の敵……ううん、男相手でも敵だ。人間の敵。人間の敵め……」
三和 宇良子:「……あー、えっと……格好良かったよ!」安心させようと、笑顔を作って朔夜ちゃんを褒める。
此花朔夜:「ぐ……つ……ひっ……」
三和 宇良子:「モルフェウスのパワーであんなこと出来るの凄いよ! わたし、まだまだ想像力足りてないなーって思っちゃったもん。あはは!」
灰原 シノ:緩やかに、茨の拘束が解けていく。呆けたようにへたり込む。
此花朔夜:「シノ! こ、殺しは……あかん……! 宇良子……あ、アンタも言うたれ!」
灰原 シノ:「……ごめん、なさい。抑えられ、なくて」
三和 宇良子:「……シノちゃんじゃないよ、今のは」
三和 宇良子:「やれって言っちゃったの、わたしだもん」
此花朔夜:「……殺すのも死ぬの見るのも……き、傷になるから……アンタは優しい子ぉやから……」ぐしぐしと目元を擦りながら
三和 宇良子:「だからシノちゃんも大丈夫! 二人とも格好良くて、凄かった! それだけでオッケー!」
三和 宇良子:「だから……ごめんね、こんな駄目なお姉さんで」自嘲の笑みを浮かべ、二人に謝罪する。
灰原 シノ:ふるふる、と首を振って。「今度は、ちゃんと。しっかりしますから」 少しだけ笑う。
此花朔夜:「アタシが押し倒されへんかったらええ話やしな……!」
此花朔夜:気丈に笑う
此花朔夜:(塗りつぶしてもろたと思ったのに……)
灰原 シノ:(朔夜さんが、殺される、って思ったら……止められなかった)
三和 宇良子:「と、とりあえず……ほら、起きよっか」敢えて、軽く振る舞おうとする。
灰原 シノ:立ち上がる。どうしてだろう、とまだ、思考はぐるぐると回って、そして。
灰原 シノ:(ああ、そっか。──ああやって。何度も、殺されたの。思い出しちゃったから、かな)
三和 宇良子:心中で「……みんなのこと、今度こそ護らなきゃ」と呟く。
三和 宇良子:「お姉さん、お姉さん……わたしは、わたしは宇良子お姉さん……ちゃんとした、大人の……」とても小さな声で、ぶつぶつと呟いて己に言い聞かせるのであった。
GM:──電車は止まらない。寧ろ加速した様子さえある。
GM:揺れが一層強くなる車内を、あなた達は進んでいく。
GM:そして、ついに辿り着く。
GM:先頭車両へ。
GM:ロイス&調達が可能!
三和 宇良子:情けない自分 〇脱却したい/恨み
三和 宇良子:ありならこれでロイスを取得したいです。なしなら保留。
GM:ありとしましょう
三和 宇良子:ありがとうございます。ロイスを取得します。
灰原 シノ:ロイスは保留。応急キットを買いましょうかねー
此花朔夜:ロイスは保留
灰原 シノ:(3+2)dx+3>=8 購入判定
DoubleCross : (5R10+3[10]>=8) → 9[2,4,8,9,9]+3 → 12 → 成功
此花朔夜:ブルゲチャレンジ
灰原 シノ:買えましたので持っておきます
此花朔夜:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 5[1,5] → 5 → 失敗
此花朔夜:そうよね
灰原 シノ:使いたい人はいるかしら。朔夜ちゃんがちょっとHP減ってたくらい?
三和 宇良子:購入はいいかな。特になにもないので。
三和 宇良子:勝って欲しいものがあればチャレンジしますが。
灰原 シノ:こちらはないので、手番があるならブルゲチャレンジでも
三和 宇良子:あー、そうか。ブルゲセットアップか。
三和 宇良子:じゃあ先程の言葉を撤回して、ブルーゲイルの購入に挑戦します。失礼。
此花朔夜:僕はまだ、治療大丈夫かな
三和 宇良子:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 9[9,9]+2 → 11 → 失敗
三和 宇良子:はい。
シーン3:それでも俺はやってねえ
GM:またまた全員登場!
灰原 シノ:シーンイン:灰原 シノの侵蝕率:+2(1d10->2) ((侵蝕率:80->82))
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+7(1d10->7)(侵蝕率:64->71)
三和 宇良子:59+1D10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+1[1] → 60
三和 宇良子:うわぁ、急に落ち着くな!
GM:──さて、先頭車両に辿り着いた。
GM:ここの人口密度はこれまででトップ。本当にぎっしり、みっしり、人が詰まっている。
GM:が、異常はそれだけではない。
GM:少し上──具体的にはつり革の辺り。
GM:蔦草が縦横無尽、ジャングルのように密集していた。
三和 宇良子:「なんじゃありゃ……」
灰原 シノ:「な、なんで……?!」
三和 宇良子:「し、シノちゃん……でも分かんないのか」茨みたいなのを出していたことを思い出して問いかけようとしたが、返答は諦めた。
〝ハイウェイスター〟:「くくくくく……俺のソラリス能力さ……」先頭車両の更に奥の方から笑い声が聞こえてくる。
此花朔夜:「あいつ……」
〝ハイウェイスター〟:「迂闊に近づいてみろ、その時は」
〝ハイウェイスター〟:「俺の蔦がお前達を絡め取って……こう、上手い具合に……」
〝ハイウェイスター〟:「なんか人に言えないような格好にして宙づりにしてやるぜ! だから近づくんじゃねえ!」
〝ハイウェイスター〟:そこそこ高い背をどうにか折り曲げて、人の群れの中に隠れている。
灰原 シノ:「う、上手い具合……」 ごくり、と喉が鳴る。
灰原 シノ:熱帯みたいに熱い上に、みっしり詰まった人。植物で更にドン。汗が流れ落ちる。
此花朔夜:「ハメたいんかそうじゃないんかどっちやねん……」
三和 宇良子:「や、やってみろぅ……」声が小さい。
此花朔夜:突っ込みたいが汗で服はずぶぬれだし動きにくいし
〝ハイウェイスター〟:「やってみろ……だと? ふっ、もう俺の攻撃は始まってるんだよ」
〝ハイウェイスター〟:「気付いてるだろう……この電車、妙に温度が高いってことをな」
三和 宇良子:「え、ええ……?」言葉の意味が分からず、立ち往生。
灰原 シノ:「単なる空調の故障じゃなかったんだ……」 汗を拭う。
三和 宇良子:「た、確かに……」太ももが蒸し蒸ししてきたので、汗を拭こうと手を伸ばす。またタイツが伝線した。
〝ハイウェイスター〟:「この電車の空調システムに俺の〝蔦〟を入り込ませた」
〝ハイウェイスター〟:「〝蔦〟はそろそろ花をつけたころだろうなぁ……となれば」
此花朔夜:「……亜熱帯の環境に即した植物の生長……」
此花朔夜:もうタンクトップが汗で透けて来たぞ
GM:──突然!
三和 宇良子:「ま、まさか……!」顎の先端から汗が落ちまくる。
GM:電車の空調システムから、咽せるほどに甘ったるい香りの空気が流れ出す!
GM:具体的には!
GM:理性がわりとゆるゆるになってぽわぽわするような感じの香りだ!
灰原 シノ:え、えげつない攻撃……!
三和 宇良子:「ヤバ……っ!」片手で口と鼻を覆う。
灰原 シノ:「ん────!」 急いで袖で口元を覆う。
此花朔夜:「はぐ……」何とか手で口と鼻を覆う
〝ハイウェイスター〟:「口を覆えば──両手が塞がる!」
〝ハイウェイスター〟:すかさず天井から伸びる蔓!
〝ハイウェイスター〟:それがあなた達の腕や脚、身体に絡みつき──
GM:なにかしら任意の格好で天井まで吊り上げる! 辱めだ!
灰原 シノ:「きゃ、あぁあっ!」
此花朔夜:「うわわ!」
三和 宇良子:「わ、わわっ!」空いていた手で振り払おうとするが、裏目に出てそこから巻き付かれる!
三和 宇良子:そのまま両足首から膝まで絡みつかれると、180度回転した逆さづり状態にされてしまった! 足を閉じたくても……閉じられない!
灰原 シノ:ブーツに這い上がる蔦が両足を絡め取り──そのまま、引き上げられ、逆さ吊りにされる。
灰原 シノ:左手も蔦でボディラインに添うような位置に固定される。かろうじて残った右手は、茨を巻き付けることで拘束を回避したが──それだけだ。
灰原 シノ:普段より随分と短い丈のスカートを、残った右手で必死に押さえている。
此花朔夜:体のラインに這うように体を拘束され、吊り下げられる
此花朔夜:剥がそうと手を伸ばすと触れない位置に固定されてしまう
此花朔夜:「足……やめ……!」
〝ハイウェイスター〟:「おっと、下手に暴れない方がいいぜ。……なにせ慌てて縛ったからな、俺だって解き方は分からねえ」
〝ハイウェイスター〟:「変に動いて余計に締め付けられたって助けてやれねえからなぁ!」
灰原 シノ:「うぅ、こんなのって……!」 服に隠れていない肌、全部羞恥で真っ赤にしながら呻く。
三和 宇良子:更には両腕を後ろ手に固定され……意味を成さなくなったスカートを抑えることすら出来ない! 明るい緑色の下着が丸見えだ!
三和 宇良子:「~~~~~~~~~ッ!!」もはや色気のない叫びすら出てこない。
GM:そんなあなた達へ集まるのは、乗客達の視線だ。……いいや、意識的に見つめているという訳でも無いのだろうが。
GM:ワーディング等により明確な意志を奪われてはいるが、300人近い人間の目は、
GM:虚ろに天井を見上げている。その視線の延長線上に、あなた達は配置されている。
灰原 シノ:「ひっ…………!」 誰か一人と、目が合ってしまう。一度意識してしまえば、無視できるものではない。
灰原 シノ:「やだ、やだぁっ! 下ろしてっ」 じたばた足掻く。
此花朔夜:今日はズボンタイプのスカートだがずり落ちてきている
此花朔夜:「み、みんな……!」また透け気味な黒の下着が顕になる
三和 宇良子:「なっ、まっ、ちょ……っ! うう……」迫り来る羞恥心によって、正しい行動を取れない。その間に、両足のツタが太ももにまで絡みついてきた。
三和 宇良子:「ひんっ!」声が上がる。だがそれでも、ハイウェイスターを睨み付ける。
〝ハイウェイスター〟:「おっと、あんまり慌てるんじゃねえよ。深呼吸、深呼吸」
〝ハイウェイスター〟:「オーヴァードには効き目が薄いかも知れねえが、その内に〝リラックス〟できるぜ?」
此花朔夜:「見んといて……」顔は赤くなる、見られたい相手など一人だけだ
三和 宇良子:「わ、わたしは……わたしは、まだいいよっ! トラブルに巻き込まれてばかりの人生だからっ! でも、二人を巻き込むのは……っ!」
三和 宇良子:「こんなの、わたしだけで充分だよっ! 離してあげろぉーっ!」必死に吠える。
〝ハイウェイスター〟:「おー、おー。麗しい友情ってやつか」
〝ハイウェイスター〟:勝利を確信したのか、人の群れの中から突き出す金髪の頭。
〝ハイウェイスター〟:「……最初の狙いはしくじったが、オーヴァードの女が三人か。埋め合わせにはなるだろうよ」
三和 宇良子:「う、埋め合わせって……わたし達で、何するつもり……!?」
此花朔夜:頭がぽやぽやしそうになる
〝ハイウェイスター〟:「だからよ、離す訳もねえ。このまま市外に出て、お前らは……高値をつけて売ってやる」
灰原 シノ:「じ、人身売買っ……!」
此花朔夜:「い、いやっ! お別れなんて……まだ……!」
三和 宇良子:「だ、大丈夫だよ二人とも! せ、正義は勝つから……勝つ、勝つ……はずだよね……?」
〝ハイウェイスター〟:「へっ、俺と……満員電車を甘くみたのが運の尽きだ」
〝ハイウェイスター〟:「だがよ、俺は女を無駄に嬲る趣味は無いんだ。さっさと眠らせてやるから覚悟しな──」
〝ハイウェイスター〟:あなた達を拘束したまま、蔦がそれぞれの首元へ伸びる──
GM:──その時。
GM:急に蔦の行き先が、ぐにゃりと不自然な角度で曲がって変更された。
〝ハイウェイスター〟:「……あ?」
GM:不幸な犠牲者第一号、灰原 シノ
GM:逆さづりになったあなたの両脚を撫で回すように、急に蔦が絡みつき蠢く!
灰原 シノ:「ひんっっっ!!!!」
三和 宇良子:「シノちゃんっ!」
〝ハイウェイスター〟:「え──お、おいっ!? なんだこりゃ!?」
灰原 シノ:タイツ越し、ぞわぞわと蠢く蔦の感触に、あられもない悲鳴を上げて身悶える。
三和 宇良子:「あ、あの男……よくもぉっ!」
GM:男の素っ頓狂な声を余所に、蔦は明白な意志を以て、
GM:肌や筋肉、脂肪の層や、その奥の骨の感触を確かめるように、
GM:痛みは与えない程度の力で巻き付いて、ぐにぐにともみほぐすだろう。
灰原 シノ:「や、やらっ、やめてよぉっ」
此花朔夜:「ひ、卑劣やぞっ!」
〝ハイウェイスター〟:「ち、違っ、俺じゃねえっ!」
〝ハイウェイスター〟:必死な叫び声!
灰原 シノ:「ぁ、ふ……ぅっ……!」 揉み解される感触に、やや甘い声が混じってしまう。
???:「……むう?」
GM:蔦が、脇腹を這い上がり──いや、この場合は這い降りて、か。
GM:背に、胸元に。太腿に施していたのと同じような接触を試みる。……何かを探るような慎重なそぶりで。
灰原 シノ:「や、だめっ、それ以上はっ」
灰原 シノ:手指をきゅう、と握り締め、ぞわぞわした感覚と羞恥を堪らえようとする。
GM:ぎゅうっ
GM:手指でわしづかみにするような
GM:、そんな動きを蔦が見せた。
灰原 シノ:「ひ、うぅぅっ……!」
灰原 シノ:くすぐったいような、そうじゃないような、人間の手ではなく蔦に与えられる刺激。
灰原 シノ:「もうやだ、やらっ、はなしてっ」
〝ハイウェイスター〟:「……!? ……………………!?」呆然と口を開けている。
???:「……違う、逞しさが足りない」
GM:不意に、手指のように動いていた蔦がシノの身体から離れる。
灰原 シノ:「ん、ふ、ぅ…………」 安堵のような、吐息が漏れる。
灰原 シノ:(なんか、違う人の声がするけど……誰……?)
GM:そうして次に狙いを定めたのは、その隣で身体を強調するようながんじがらめにされていた此花朔夜。
此花朔夜:「う……」
GM:こちらの狙いは……首から肩。
三和 宇良子:「なっ! あ、あいつ……わたしが、あんなこと言ったから……!」周りを巻き込むなと吠えた自分を責める。
GM:息を吹きかけるような距離感で、やわやわと蔦が肌を掠める。
此花朔夜:「ひゃ……っ、ん……やめ……あかん……って……ぇ……!」
GM:直接的な強い刺激ではない。けれども蓄積していく、緩やかな水流のような──
GM:その蔦の行き先は次第に低くなる。背骨を伝うように降りて、腰の骨に届いて。
GM:それから一拍の間──しゅるりと、両脚に巻き付いた。
此花朔夜:「そ、そこ……ああ……!」
此花朔夜:「そこはあかん……! 触ら……!」
GM:その後は灰原シノの時と同じだ。肉の感触を指先で確かめようとするが如き執拗な動き。
GM:ぎゅうっ ぐにぃっ 筋肉をもみほぐして柔らかい肉へ変えてしまうような、奇妙な慣れを伴っていた。
???:「……逞しさは近いけど……ちょっと薄いな……?」
此花朔夜:「……く、ふ……ぅ……やぁ……なん……やね……」
GM:……さて。
GM:ここまで来るともう自分の運命を理解してくれたと思うのだが。
GM:三和 宇良子さん。
三和 宇良子:はい。
GM:ぱっ。 ……此花 朔夜、灰原 シノの両名を拘束する蔦が突然に解かれた!
GM:いきなりの事に二人は投げ出されるが、下には大量の乗客というクッションがある。
三和 宇良子:「あっ!」安心と同時に、大怪我をしないかと心配になる。
灰原 シノ:「ひゃうんっ!」 半回転。乗客の上に尻餅を付いて落下!
GM:よほど酷い落ち方をしなければ怪我もするまい──そして!
GM:自由になった大量の蔦は、残るあなたへ──三和 宇良子へ殺到する!
三和 宇良子:「あ、ああ……っ!」確かに、周りを巻き込むなとは言ったが。
此花朔夜:「あぶ……」
此花朔夜:べちゃりとなった
GM:例えるなら始球式のアイドル! 大量の蔦は高校球児の手!
GM:もう、腕と言わず脚と言わずぐるぐると巻き付いて、無遠慮にぺたぺたと身体に触れ回る蔦!
灰原 シノ:「う、宇良子さんっ……!」 大量の蔦が我先にと彼女に襲いかかるのを、力なく見ることしかできない
???:「……おお!」
???:「この感触……間違いない!」
三和 宇良子:「や、やだっ! 嫌だあっ! 帰してっ! 雪奈ちゃんと、家に帰し……むぐうっ!」叫ぶ姿をみっともないと咎められるかのように多くの蔦が口を巻き、塞いでゆく。
三和 宇良子:「う、ううぅっ! むぐうぅうっ! おうううっ!」
〝ハイウェイスター〟:「……あの……俺……そんなことしてない……」
???:「ふむふむ、ふーむふむ」
此花朔夜:「お前以外に誰がやんねん!」
???:「そっかそっかー、うらちゃんはこんな声を出すんだねー」
灰原 シノ:「そうですよっ! なんか別の人の声が聴こえる気もしますけど……」
???:「……おっと。いけないいけない! こんなことをしてる場合じゃないんだった!」
〝ハイウェイスター〟:「だ、だから俺は、俺は……! えん罪だ……! 弁護士を呼んでくれ……!」
GM:急に蔦は興奮したように荒々しく、それでいて集中的に──
三和 宇良子:「むおっ、おううっ!? うぶぅ……っ!?」間抜けな姿を晒しながら、涙が滲み出る。重力に従って流れ落ちていくのを止められない。
三和 宇良子:「ふぅーっ、ふぅー……っ」
GM:三和 宇良子の両脚だけに絡みついて、きっちりホールドし──振り子のように揺れ始める。
???:「そーれ、1の、2の……」
GM:ぐいん、ぐいん、と勢いをつけて──
???:「さんっ!」
GM:──投げた!
〝ハイウェイスター〟:「えっ」
灰原 シノ:「えっ」
GM:〝ハイウェイスター〟目掛けて!
此花朔夜:「な……」
灰原 シノ:「う、宇良子さんがっ!」 飛んでいく!
三和 宇良子:「ぶはっ! はあっ! あっ、あ、ああああっ!?」急に自由になったが、飛ばされるのは止められない。
三和 宇良子:「ぎゃあああああああああっ!」とてつもなく大きな悲鳴。
〝ハイウェイスター〟:「げえええっ!? や、ちょ──」
〝ハイウェイスター〟:ごづんっ
三和 宇良子:ごづんっ
GM:すっげえ衝突音であった。
GM:〝ハイウェイスター〟は目から火花を散らし意識を飛ばす。倒れることはできない。満員電車の密集率のせいで。
三和 宇良子:「あ゛……」当たり所が悪く、白目を剥いて気絶する。目が覚めるのはいつか。一瞬後か、しばらく続くのか。
GM:投げつけられた三和 宇良子も、ライブのダイブをやらかしたような状況で人の群れの上に居るだろう。
GM:そして。
???:「あっ。……こ、これ今からでも金髪にーさんのせいにできないかな」
???:と、途端に慌てたような声が、
道原 雪奈:よいしょっ、と人の群れを掻き分けて──というかよじ登って、三和 宇良子の傍に顔を出した。
三和 宇良子:「…………」人の群れの上。白目のまま、涎をたらしている。
灰原 シノ:「女の子……?」
此花朔夜:「宇良子のいうてたやつちゃうんか」
道原 雪奈:「うらちゃーん。うらちゃーん、生きてますかー。もしもーし」太腿を小さな手でぺちぺちと叩く
此花朔夜:(そういうの顔やろ普通)
三和 宇良子:「……っ!?」太ももを叩かれ、目覚める。そして目の前には……「雪奈ちゃん!? あ、ああ……よかった……無事、だったの……?」友達の顔が!
灰原 シノ:「さっきまで聴こえてた声、……ってことは、あの子が……?」
此花朔夜:「で、でも……どうやって……?」
三和 宇良子:「み、みんなも……みんなも、わたしも、よかっ、よか……っ、う、うわあぁああぁぁあん!!」泣き叫び、雪奈を抱きしめようと腕を広げる。
道原 雪奈:「良かったうらちゃん無事だった。そのみっちり太腿ボディは世界の宝です」
此花朔夜:「あの蔦はハイウェイスター野で間違いないんやないんか?」
道原 雪奈:両腕を広げつつ──
道原 雪奈:さらに周囲の蔦までぐわっと腕のように広がって抱きしめに応じるそぶりを見せる!
灰原 シノ:「そうだけど、“ハイウェイスター”は違うって慌ててたし……」
三和 宇良子:「……はぇ?」何かおかしい、と気付く。だが声が出ない。
灰原 シノ:「……や、やっぱり! 蔦、あの子も動かせてる!」
道原 雪奈:「あっ、ドン引かれた」ぴたりと手が止まる
此花朔夜:「あ、こいつあかんタイプや」
道原 雪奈:「違うんですようらちゃん。これはそうじゃなくってですね」
道原 雪奈:「なんだか気付いたら急にこういうことが出来るようになってたと言いますか、えーと」
道原 雪奈:「正直感覚のフィードバックが有ってとても手に心地良かったと言いますか」
三和 宇良子:「……どういう……どういう、こと……?」蔦によってスカートを剥かれていることにも気付かず、問いかけ続ける。
道原 雪奈:「私は不思議な力に目覚めたようです。今日」無い胸を張る
三和 宇良子:「雪奈、ちゃん……ねぇ……ねぇ……? ねぇっ!?」詰め寄ろうとする。
道原 雪奈:然程の警戒は無いのか詰め寄られつつも、
灰原 シノ:「この騒ぎで……覚醒して、ちょっと暴走気味……なのかな」 朔夜さんに。
此花朔夜:「かも……しらんね……」
道原 雪奈:「……私はなんとなーくうらちゃんが普通じゃない時あるなあとは思ってました。思ってたんだよ、うん」
道原 雪奈:「どういう風に普通じゃないのかは分からないけど。私は普通だしちっちゃいからなぁ、って思ってて」
三和 宇良子:が、先程の蔦の嵐でパンツがズレていたため、両足を上手く動かせずに派手に転ぶ。
三和 宇良子:「ごへっ!!」
道原 雪奈:「でも突然──うぉっ」
道原 雪奈:「……突然のサービスカット。これだからうらちゃんは油断も隙も無い」
道原 雪奈:しゃがみ込んで覗き込もうとしている。
此花朔夜:「……暴走してんのあの子ぉ自体やろ」
三和 宇良子:まる出しのお尻で女性客の頭を敷いていることと、雪奈に覗き込まれようとしていることに気付き、急いでパンツを上げる。
道原 雪奈:「どこまで話しましたっけ、えーと」
三和 宇良子:「ちゃんとっ! ちゃんと分かりやすく説明してっ!」そして、恥も外聞も投げ捨てて最初から説明するよう今度こそ詰める!
〝ハイウェイスター〟:「でも突然……のとこまで……」息絶え絶えの声
灰原 シノ:「……宇良子さんも、大概暴走してるみたいですけど」
道原 雪奈:「そうそう、そこまで。で、突然になんか凄い力が手に入っちゃった訳だ」
道原 雪奈:「ちっちゃくて手も短くって、どこにも届かない私の手が」
三和 宇良子:「……突然、凄い力が…………?」それを聞いて、はっとする。
道原 雪奈:「満員電車の中だとね、誰かの背中とか胸とかそこまでしか見えない私でも」
道原 雪奈:「この力があれば、どこまででも手を伸ばせるんだって気付いたら」
三和 宇良子:「…………それ、わたしじゃん」そうだ。詳しい記憶はないが、宇良子もまた気付けばオーヴァードとして覚醒していたクチなのだ。
道原 雪奈:「そう、同じなんだ。だったら分かるよね?」少し嬉しそうにして、
道原 雪奈:「この手があれば少し離れてる人の太腿だって──」
道原 雪奈:「げふん、ごふん」
道原 雪奈:「もとい。今まではなんとなく気付いてても見過ごしてた〝おかしなできごと〟だって」
道原 雪奈:「私が対抗できるようになるかもしれない!」
道原 雪奈:「実際、うらちゃんとそっちの二人……えーと」
道原 雪奈:くるっ
道原 雪奈:「初めまして、道原 雪奈です。宇良子ちゃんのお友達ですか?」
此花朔夜:「……いや、なんか……名乗りにくいなぁ……!」
灰原 シノ:「……うん、そうだね……」
灰原 シノ:「お友達というか、その。訳合って一緒にいました、というか……」
灰原 シノ:勝手にお友達と言っていいのか分からないのでちょっと微妙な表現だ。
道原 雪奈:「出逢いは始めが肝心とか言いますから」
此花朔夜:「いや、足まさぐっとんねん自分」
道原 雪奈:「おっと正論で殴られたぞ?」
三和 宇良子:「……まぁ、友達って言ってもいいと思うよ。わたしが勝手に思ってることだけどさ」
此花朔夜:「じゃあ全員ダチやな」
三和 宇良子:「で、だ……」小さく挙手をして「確認して、いい?」と口にする。
道原 雪奈:「どうぞうらちゃん。そして私からも希望が一点」
道原 雪奈:「そこで無視の息になってる蔦男、私にプレゼントしてくれたりしないでしょうか」
三和 宇良子:「……それは、どうだろう。わたしの立ち位置じゃ答えられない」
三和 宇良子:「じゃあ答えたから質問するけど……つまり……」ごくりと喉を鳴らし「……全部、わたし達で、試してたの?」言葉を短く切って、強く問いかける。
道原 雪奈:「そんな人聞きの悪い。半分くらいあいつだよ」
三和 宇良子:「自分がどこまでやれるかを、友達と、友達の友達の身体で、試してたってことで、いいの?」
三和 宇良子:「その、もう半分で……!」
道原 雪奈:「私はただ宙づりになってたみんなを助けようとしただけなのに……よよよ」
三和 宇良子:「……雪奈ァ…………っ!」怒りの余り、呼び捨てになる。
道原 雪奈:「いや、それは確かに背が立たなくて見えなかったから手触りで個人判別しようとした点は否めないが……」
三和 宇良子:「雪奈ァァァァ…………ッ!」
道原 雪奈:「……あっ、うらちゃんがなんか怖い」
三和 宇良子:「雪奈ァァァァァァァッ!」もはや怪獣の鳴き声。
灰原 シノ:「友達って……その、色々あるんですね……」
灰原 シノ:脚をまさぐったり、血を欲しがったり、血を吸って欲しがったり、色々だなーと考えている。
此花朔夜:「そ、そうか……?」
此花朔夜:突っ込んだり突っ込まれたりだなぁみたいな気持ち
道原 雪奈:「……身の危険を感じる。おい、蔦男」
道原 雪奈:蔦をしゅるしゅると伸ばして、ハイウェイスターの頭をどつく
〝ハイウェイスター〟:「は、はい」
道原 雪奈:「うらちゃんの頭を冷やします、手伝え。手伝ったら褒美に東京湾海底ツアーは取りやめてやろう」
〝ハイウェイスター〟:「……………………」
三和 宇良子:「未成年の子を……いや、成人相手でもダメだけど……お前ェェェェェ……」ハイウェイスターに強く当たる雪奈を眺めながら、うなり声を上げ続ける。
〝ハイウェイスター〟:「……………………俺、なにしてんだろ」
〝ハイウェイスター〟:ぽつりと男が呟いて、
〝ハイウェイスター〟:──電車内天井付近の蔦が、再び力を得て蠢き始める。
灰原 シノ:(追いかけてる相手と同じ気持ちになることってあるんだぁ)
〝ハイウェイスター〟:「ちくしょう!!! こうなりゃヤケだ!!!!」
道原 雪奈:「そう、その意気です。息を続けることを許してやろう」
灰原 シノ:「自棄になんないでください!!!」
〝ハイウェイスター〟:「うるせえ!!! こそ泥の結果こんなことになってる俺の気持ちになってみろ!!!!」
灰原 シノ:「だいたい貴方がここに逃げ込むからでしょうがぁ!」
道原 雪奈:「うらちゃん、冷静になりましょう。大丈夫、この力は悪いものじゃありません」
道原 雪奈:……と言う当人自身の目が、既に冷静ではないのだが。
此花朔夜:「……嫁入り前の女の体をおおおおお……!」
道原 雪奈:「さあ、うらちゃん。そしてお友達さん……覚悟しなさい!」
道原 雪奈:「私のこの手と」両手をわきわきさせ
道原 雪奈:「新しい〝長い手〟で愛でてあげよう!」
灰原 シノ:「覚悟……うう…………」 先程受けた辱めを思い出し、背筋がぞわぞわしてしまう……!
此花朔夜:「アタシに触れてええのは許した人間と恋人だけじゃ!」
灰原 シノ:「わ、わたしも! 触るの、許した覚えはないので!」
三和 宇良子:「後で、ちゃんと、全部謝ってもらうぞぉーっ!」雪奈に対し、大声で威嚇する。
〝ハイウェイスター〟:「今日は厄日だあああぁっ!!!」
GM:ロイス&調達が可能です
三和 宇良子:道原 雪奈のロイスを 友達?/〇嫌というまで反省させる に変更。
灰原 シノ:“ハイウェイスター” 足速くない?/◯許しません → “ハイウェイスター” 逃げ足が速い/◯ちょっと可愛そう に変更
灰原 シノ:道原 雪奈 太ももで判別できるんだってすごいね/◯羞恥 で取得
灰原 シノ:購入はブルゲでもチャレンジしますか~
三和 宇良子:調達はもう一度、ブルーゲイル!
灰原 シノ:(3+2)dx+3>=20 購入判定
DoubleCross : (5R10+3[10]>=20) → 7[1,2,4,6,7]+3 → 10 → 失敗
此花朔夜:道原雪奈 終わって握手出来たら友達/○殴る
灰原 シノ:これは届かないや。残念!
三和 宇良子:3dx+2>=20
DoubleCross : (3R10+2[10]>=20) → 9[2,7,9]+2 → 11 → 失敗
此花朔夜:ブルゲチャレンジ
此花朔夜:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 6[2,4,6] → 6 → 失敗
灰原 シノ:朔夜さん、この応急キット使って使って~
灰原 シノ:もう使う機会もないので
此花朔夜:ありがとうございます!
此花朔夜:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[3,10] → 13
灰原 シノ:良いキットだっt
此花朔夜:全回復やね
灰原 シノ:やったねー
此花朔夜:やったで
クライマックス:長いものがぐねぐね
GM:全員登場!
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+10(1d10->10)(侵蝕率:71->81)
灰原 シノ:シーンイン:灰原 シノの侵蝕率:+3(1d10->3) ((侵蝕率:82->85))
三和 宇良子:60+1D10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+9[9] → 69
エンゲージ
道原 雪奈 〝ハイウェイスター〟
2m
此花朔夜 灰原 シノ 三和 宇良子
GM:では決戦だ。……が。
GM:ここは狭い。とにかく狭いし人がたくさんいる。
GM:なのであなた達の戦闘移動距離に8割のペナルティを設ける。
GM:あなた達の移動可能距離はつまり……普段の1/5だ!
GM:とても理不尽な状態だがしかたがない!
灰原 シノ:しかたないことだ……満員電車だから……
GM:そもそも文明社会においてこれだけ多くの人間を一カ所に詰め込んで運ぼうという設計思想がくるっているのだ。
GM:奴隷船ならばまだわかるがこの国は奴隷制無いんじゃなかったかしら。
GM:そんな疑問と共に……衝動判定! 難易度は9!
灰原 シノ:(2+2)dx>=9 衝動判定
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[2,2,3,9] → 9 → 成功
灰原 シノ:珍しく意志の強い吸血鬼の姿
灰原 シノ:衝動判定:灰原 シノの侵蝕率:+6(2d10->2,4) ((侵蝕率:85->91))
此花朔夜:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 7[1,6,7] → 7 → 失敗
三和 宇良子:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 7[4,7] → 7 → 失敗
此花朔夜:乙女の柔肌の怒り
三和 宇良子:ブチギレ。
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+10(2d10->9,1)(侵蝕率:81->91)
三和 宇良子:69+2D10
DoubleCross : (69+2D10) → 69+18[9,9] → 87
灰原 シノ:結局ほぼ全員揃ってるぅ!
ラウンド1
GM:セットアップ!
〝ハイウェイスター〟:《ショウタイム》
〝ハイウェイスター〟:ハイウェイスターを対象に〝含まない〟攻撃の判定ダイスは7個減少するぜ!
灰原 シノ:な、なにーっ
三和 宇良子:なっ!
此花朔夜:うげ
灰原 シノ:“薄紅の茨、消えるくちづけ” 《活性の霧》+《タブレット》《多重生成》 侵蝕[+8]
灰原 シノ:対象:3体 射程:視界 ラウンド間、対象の攻撃力[+15] 但し、ドッジ判定ダイス[-2]個 対象は拒否可能
灰原 シノ:対象はPC3人!
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+8 ((侵蝕率:91->99))
此花朔夜:受けます
三和 宇良子:いただきます! ドッジ出来ないし!
此花朔夜:セットアップないです
三和 宇良子:こちらもセットアップなし!
GM:では、行動値通りに進んで手番は〝ハイウェイスター〟だ
〝ハイウェイスター〟:マイナーアクションは無い
〝ハイウェイスター〟:メジャー、《狂戦士》4+《戦乙女の導き》4。対象は道原 雪奈
道原 雪奈:うむ、きりきり働けい
〝ハイウェイスター〟:対象が次に行うメジャーアクションのC値-1、ダイス+12、攻撃力+5。
三和 宇良子:!?
〝ハイウェイスター〟:「……ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! なにがどうしてこうなった!?」
〝ハイウェイスター〟:悲痛な叫びと共に──〝ハイウェイスター〟はポケットから大量の種子をばら蒔く!
〝ハイウェイスター〟:それは直ぐにも成長を遂げ、電車内に蔓延る小ジャングルの密度を更に高める!
〝ハイウェイスター〟:「進むも地獄戻るも地獄……なら……」
〝ハイウェイスター〟:「毒を喰らわば皿屋敷ー!」
〝ハイウェイスター〟:だいぶヤケである。
〝ハイウェイスター〟:だが当人のヤケとは裏腹、伸びる蔦はただちに、車内に壁を形成した。
道原 雪奈:すっ、とその背後に隠れる!
灰原 シノ:「ぐ、ぐむー……やりづらい……」
道原 雪奈:「やるじゃないですか蔦男。褒めてつかわす」
GM:では手番、行動値7の二人のいずれか!
三和 宇良子:「出てこい雪奈ァァァァァァ! 未成年を後ろに隠すのがわたしらだろうがァァァァァァ! そっちが隠れてんじゃなァァァァァァい!」
道原 雪奈:「どうどう、どうどう。興奮すると血管が切れるよ」
道原 雪奈:「……あっ」
道原 雪奈:「私のハンドテクニックに興奮するうらちゃん……これはたいそう卑猥な表現だな」
此花朔夜:じゃあ三和さんからにしてもらおうかな
三和 宇良子:了解。ではこちらから。
三和 宇良子:マイナーアクションでインフィニティウェポンLv5を使用!
三和 宇良子:以下のデータの武器を作成し、装備します!
以下のデータの武器を作成し、装備。
種別:白兵 技能:<白兵>
命中:0 攻撃力:Lv+7
ガード値:3 射程:至近
三和 宇良子:そしてメジャーアクション!
三和 宇良子:コンボ『ウオオーッ!(虚勢)』:コンセ:モルフェウスLv2+咎人の剣Lv3+カスタマイズLv3+一閃
三和 宇良子:目標は道原雪奈! 一閃の効果により全力移動でエンゲージ!
GM:さあこい!
GM:対象がこっちなら……ダイスは減るぞ!
GM:そしてここで申し訳無いがGMのミスをアナウンスします
三和 宇良子:判定前に『ロイス:情けない自分』をタイタスに昇華! 使用効果は〝判定ダイス+10D〟を選択!
三和 宇良子:はい。
GM:ショウタイムは対象単体の視界エフェクトであって対象:自分じゃないわ!
GM:よって今から誰が対象になるかをキメ直します
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2
GM:シノちゃんのようだ
GM:よって……
灰原 シノ:ふにゃー
GM:タイタス昇華は取り消してもよいしダイスとかC値とかに使ってもよい!
三和 宇良子:ではその後、こちらもインフィニティウェポンの使用時の侵食率アップを忘れておりましたので、侵食率は+3いたします。
三和 宇良子:タイタス昇華は取り消さず、先程と同じように〝判定ダイス+10D〟の効果を選択します。
三和 宇良子:更に判定前にDロイス〝特異点〟の効果も発動!
三和 宇良子:自身の判定の直前に使用。達成値+20。1シナリオ1回のみ。
三和 宇良子:改めまして命中判定を行います。
GM:これガチ目に痛い奴だ
三和 宇良子:16dx@8+4+20
DoubleCross : (16R10+4+20[8]) → 10[1,2,3,3,3,5,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[3,4,5,7,9]+10[9]+4[4]+24 → 58
道原 雪奈:ガチ切れしてる……
道原 雪奈:一応……ドッジ!
道原 雪奈:4dx>=58
DoubleCross : (4R10[10]>=58) → 7[1,1,4,7] → 7 → 失敗
道原 雪奈:目標の12%くらいは頑張ったんですよ
灰原 シノ:【灰原支援:攻撃力[+15]】 載せて載せてー
三和 宇良子:勿論乗せますよー! さぁ、ダメージは!?
三和 宇良子:6D10+27+15
DoubleCross : (6D10+27+15) → 32[10,6,3,4,1,8]+27+15 → 74
道原 雪奈:……これは
道原 雪奈:倒れる! そして《アクアウィターエ》4!
道原 雪奈:HP40で復活!
GM:ということで演出どうぞだ!
三和 宇良子:やるじゃない(ニッコリ)
三和 宇良子:演出!
三和 宇良子:今回の〝偶然〟は、友であった雪奈が敵として眼前に現れてしまうという悲劇的なものであったが、
三和 宇良子:だからこそ、偶然にも宇良子はいつもよりもヒートアップすることとなった。暴走と隣り合わせの戦意である。
三和 宇良子:拾い直した肩掛け鞄の中を探り、メイク用のコンパクトを武器へと変える。
三和 宇良子:常ならば幅の広い剣であったが、今回は違う。
三和 宇良子:此花朔夜がチェーンソウを作り出したように、今度は自分も想像力を働かせようと考えたのだ。
三和 宇良子:バッグから、質量を無視して現れたのは〝パンツァーステッチャー〟と呼ばれる古の白兵武器。
道原 雪奈:「……なんですかその持ち手の部分が長くて柄が物凄く細い両刃剣は」
三和 宇良子:斬ることは一切無視された、突いて殺すためだけの両手剣! 大きなものを振り回すには厳しい環境に相応しい剣である!
三和 宇良子:「言葉だけじゃなくてさぁ……こう、物理的にも突いておかないと……分かんないでしょ、雪奈はさぁ!」
三和 宇良子:「未成年の前に立つなら……もっと頑張って、大人っぽく振る舞えよォォォォォォ!」雪奈へと、躊躇いなく突撃する! 果たして……結果は!?
道原 雪奈:「えっ待ってそんな突くとか分からせるとか情熱的──」
道原 雪奈:「ぬぎゃああああああああああっ!」
道原 雪奈:割と見栄とか外聞とか無いタイプの悲鳴が壁の向こうから聞こえた。
道原 雪奈:手応え的にはだいたい一撃必殺の具合である。
道原 雪奈:……が。
道原 雪奈:「ふ……ふふ……負けるものか……!」
道原 雪奈:「こんな一発で簡単に負けてたら……それこそ……」
道原 雪奈:「今までと変わらない……弱くて守られるだけの子で終わっちゃう……!」
三和 宇良子:その言葉に、はっとなる。
道原 雪奈:壁の向こうの気配は弱まらない、それどころか、
道原 雪奈:「それに……!」
道原 雪奈:「これで正当防衛が成り立つ……ならば次は合法的にその太腿を……!」
道原 雪奈:気配はいよいよ力を増している! 人間に備わった欲望の力!
GM:では、手番。同じく行動値7の朔夜さん!
此花朔夜:あい!
三和 宇良子:失礼。メジャー分の侵食率を上昇させます。
三和 宇良子:+10。
三和 宇良子:安定の忘却。大変失礼いたしました。続きをどうぞ。
此花朔夜:マイナー 《インフィニティウェポン》1
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率を侵蝕率+3(侵蝕率:91->94)
此花朔夜:メジャー《此花チェーンソー》 《コンセントレイト》《カスタマイズ》《一閃》《砂の加護》
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率を+9(侵蝕率:94->103)
此花朔夜:対象はハイウェイスターで
此花朔夜:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,1,2,4,4,8,8,9,10]+10[2,2,7,8]+7[7]+4 → 31
〝ハイウェイスター〟:ドッジ!
〝ハイウェイスター〟:4dx>=31
DoubleCross : (4R10[10]>=31) → 5[1,2,4,5] → 5 → 失敗
灰原 シノ:【灰原支援:攻撃力[+15]】 ごーごー
〝ハイウェイスター〟:避けられないか……
此花朔夜:4d10+8+15
DoubleCross : (4D10+8+15) → 14[1,1,9,3]+8+15 → 37
此花朔夜:装甲有効
此花朔夜:腐ってる
GM:腐っても……最大HP34……
〝ハイウェイスター〟:倒れる!
GM:ということで演出どうぞだ!
此花朔夜:「え、と……シノは確か……こうか」
此花朔夜:手を上げる、しゅるしゅると砂で出来たチェーンが天井にぶつかる
此花朔夜:それに引っ張り上げられるように朔夜の体は天井に到達し、チェーンを突き刺して無理やり体をくっつける
此花朔夜:「せーの」
此花朔夜:ぱん、とそのままハイウェイスターの上につき、またチェーンを伸ばして今度はハイウェイスターの体を拘束して持ち上げる
此花朔夜:ボディラインを強調する様にしっかりと体にチェーンを這わせて
此花朔夜:「……アタシのコードネームを言うてみろ!」
道原 雪奈:「えっ」
道原 雪奈:「コードネームってなんですか」
此花朔夜:チェンソーで拳を固め、そのまま顔面をぶん殴る
〝ハイウェイスター〟:「ア、アスタラ」
〝ハイウェイスター〟:「ビッ」
〝ハイウェイスター〟:……チンピラ風の外見だが、根は律儀な男であった。それがあだになった。
此花朔夜:体が落ちてもその度に体をチェーンで引っ張り上げ、二度三度、四度、五度、六度、七度と殴りつける
此花朔夜:「そこっ! やかましー……わっ!」
〝ハイウェイスター〟:繰り返される拳の嵐の中、顔の形がちょっと変わるほどにボコボコにされながら、
〝ハイウェイスター〟:(……こんな仕事やめよう)
此花朔夜:体力の限界、ハイウェイスターを落として自分も落ちていく
〝ハイウェイスター〟:男は固く心に誓うのであった。
此花朔夜:「やったぞ! 枢くんに顔向けできる!」
道原 雪奈:「ぼ、ぼうりょく」
道原 雪奈:「こんな暴力的な……」
道原 雪奈:「〝これ〟は……そういうのじゃないと思ってたんですが……」
道原 雪奈:目の前の惨劇にひるんだような口ぶり。周囲の蔦がうねうねと動き、
道原 雪奈:一度形成された蔦の壁が拡散、奥の道原の姿がハッキリと見えるだろう。
道原 雪奈:……腹部に出血の痕跡はあるが、オーヴァードだ。その傷はもう塞がっている。
道原 雪奈:「……どうしよう。ちょっと怖いな」
GM:手番、行動値6、灰原シノ!
灰原 シノ:うおー
灰原 シノ:オートで武器装備!
灰原 シノ:マイナーはないよ!
灰原 シノ:メジャーで “血は甘く痛む” 《コンセ:ソラリス》《アドレナリン》 侵蝕[+5]
灰原 シノ:あ、いや。マイナーでジェネシフトしちゃおう。
灰原 シノ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
灰原 シノ:えらーい!
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+1 ((侵蝕率:99->100))
GM:ジャスト……!
灰原 シノ:くふふー。これで改めて! 対象は残っている道原さん!
道原 雪奈:くっ……来なさい!
灰原 シノ:ハイウェイスターに対するロイスをタイタス昇華! C値[-1]を選択します。
灰原 シノ:(2+4+3)dx6+2
DoubleCross : (9R10+2[6]) → 10[1,1,1,2,3,4,6,7,10]+10[3,3,8]+10[7]+10[7]+10[10]+2[2]+2 → 54
灰原 シノ:えいえいっ
道原 雪奈:ひぎゃあ
道原 雪奈:ドッジします
道原 雪奈:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,7,8,10]+7[7] → 17
道原 雪奈:頑張ったんですがね
灰原 シノ:6D10+6+18 やー!
DoubleCross : (6D10+6+18) → 31[1,5,8,4,3,10]+6+18 → 55
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+5 ((侵蝕率:100->105))
道原 雪奈:これ……は……
道原 雪奈:倒れる! だが《蘇生復活》! HP1で復活する!
GM:演出どうぞだ!
灰原 シノ:なぬぅ
灰原 シノ:茨を構えて、どうしようか思案する。割とお二人は遠慮がなかったが。
灰原 シノ:「でも、酷いことするのは、主義に反するので……」
灰原 シノ:「その。道原さんには、反省していただこうかと」
灰原 シノ:その言葉が発せられた時には、既に。蔦に紛れて這わせていた茨が、道原さんの足元に伸びている。
灰原 シノ:ぎゅるんっ
道原 雪奈:「む──!?」
灰原 シノ:茨が彼女の脚に絡みつき、自分がそうされたように、天井に吊り下げる!
道原 雪奈:「ひやあっ!?」
道原 雪奈:ぶらーん、と逆さまにつり下がる成人女性(139cm)
灰原 シノ:「痛くはしませんよ……ふふ……その、されたこと、理解していただこうかと……」
道原 雪奈:幸いにして腰から下はズボンだったから捲れかえることこそ無かったが、
道原 雪奈:「……わ、わわ」
道原 雪奈:「いけませんこれはいけませんよ、ピンチ。ものすごいピンチな気がする」
灰原 シノ:茨──ご丁寧に棘は綺麗に引っ込んでいて、まるで蔦のようだ──が、足の先から腿の方へと這い上がって。否、這い降りていく。
灰原 シノ:「人前で太ももを弄くるのはダメだって、身体で学んでもらいます!」
道原 雪奈:「ひっ──ぃ、こ、これはっ、ぁ、ああ、あ、ぞ、ぞわって来る、ふ、ぅううぅ……」
道原 雪奈:「ひどいぃ……身体に教え込まれちゃうぅっ」
道原 雪奈:なんか割と平気そうである。
灰原 シノ:三和さんよりは随分肉付きの大人しい太ももを、茨でもにょもにょと揉みしだく
灰原 シノ:「……むぅ。あんまり理解して頂けないご様子」
道原 雪奈:「はー、はー…………正直ちょっとご褒美ですし……」
灰原 シノ:「た、逞しい子……」
灰原 シノ:「でも、これ以上抵抗されると困るのでっ!」
灰原 シノ:茨に一本だけ、細い棘を生やし──太ももに注射するように。毒を打ち込む!
灰原 シノ:「……一種の痺れ毒です」
灰原 シノ:これで、抵抗の気力を失ってくれるといいのだが……
道原 雪奈:「ひゅ、いっ……?」
道原 雪奈:いっそこれが激痛を与える等のタイプの毒であれば、喜色交じりの悲鳴を上げていたのかも知れないが、
道原 雪奈:何も起こらない──と思わされてからの、じわじわと浸透していく麻痺毒。
道原 雪奈:それは静かに、少女(20歳)の力を削いでいくかに見えた。
道原 雪奈:「……あっ」
道原 雪奈:「お友達さんの白っぽい方のひと、よろしいですか」
灰原 シノ:わたし? と、自分を指差す。
道原 雪奈:「はい」と頷いて、「割り開かれた足の間に鋭利なものを突き刺されたおかげで下肢の感覚がなくなってきているのですが」
道原 雪奈:「私は今、大きな問題に直面しています」
灰原 シノ:「え、な、なんでしょうか」
道原 雪奈:「とてもトイレに行きたくてしかたがないという問題です」
灰原 シノ:「そ、尊厳!」 思わず、茨の拘束を解いてしまう!
道原 雪奈:「ふっ、かかったな」すたんっ、と床に華麗に着地!
灰原 シノ:「あっ!」
道原 雪奈:「いいひとはいつも損をすると知りなさい」
道原 雪奈:「──では反撃タイムのお時間だ! 私の尿意が限界になる前に!」
GM:という訳で手番、行動値4の道原です
道原 雪奈:マイナーは無し。
道原 雪奈:メジャー、《コンセントレイト:ソラリス》4+《絶対の恐怖》6+《神の御言葉》4+《風の渡し手》2
道原 雪奈:対象は3体まで選べるので……もちろんPC3人ともだ!
道原 雪奈:22dx6+7 命中判定!
DoubleCross : (22R10+7[6]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,3,5,6,7,7,8,9,10]+10[2,3,3,5,6,8]+10[1,10]+5[5]+7 → 52
此花朔夜:暴走なんでリア不です
灰原 シノ:(2-2+3)dx+1>=52 ドッジ!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=52) → 7[4,5,7]+1 → 8 → 失敗
灰原 シノ:全然ダメ!
三和 宇良子:はいリアクション不可。
道原 雪奈:6d10+31 ダメージ
DoubleCross : (6D10+31) → 29[4,4,5,7,3,6]+31 → 60
三和 宇良子:倒れますね、文句なしに。
灰原 シノ:装甲も無意味だし、そんなにHPないよ! 三和さんのロイスをタイタス化して昇華、HP12で復活!
道原 雪奈:では
道原 雪奈:「──そうだ。うらちゃん、これだけは信じてくれるかな」
道原 雪奈:「私、暴力は嫌い。だからこれからする攻撃も、みんなに傷をつけないように、を第一に考えてると」
道原 雪奈:「個人的な楽しみはあくまでも第二、第三の意図だと」
道原 雪奈:「……〝行って〟〝教えて〟、私の手」
道原 雪奈:しゅるっ──
道原 雪奈:電車内に、大量に伸びた蔓達が、その〝呼びかけ〟に応じる。
道原 雪奈:植物使いである〝ハイウェイスター〟のレネゲイドから感染した道原 雪奈の能力は、
道原 雪奈:〝植物に呼びかけることでその生長方向を操作する〟こと。
道原 雪奈:大量の──それこそひとり辺り数十本にも及ぶ蔦草が、
道原 雪奈:「行けっ! 大の男も1分でギブアップする私の最強必殺……くすぐり攻撃!」
道原 雪奈:靴の隙間やら衣服の隙間やらから入り込んで、脇だの脇腹だの足の裏だのくすぐろうとする!
道原 雪奈:ただの擽りとあなどるなかれ、本気でやれば呼吸を阻害する拷問行為だ!
灰原 シノ:「えっ──、や、やだぁ! 這入ってこないでっ……」
此花朔夜:べったりと床に倒れていたのでまともに食らう
此花朔夜:「そ、そこはあか……んぁ……ん……あぁ!」
此花朔夜:「くくく……あ、ん……あ……やめろ……って……ぇ!」
三和 宇良子:「くぉらーっ! こ、この子、全然反省してな……まっ、ちょっ、なんてレベルの精密どうさ……っ」
三和 宇良子:「ひっ、ひゃはっ! はひゃひゃっ! あひゃっ! ひひゃあっ! ゆ、ゆひみっ! やめなひゃ……っ!」
灰原 シノ:ブーツの中にまで這入り込まれ、じんわり汗ばんだ足裏までじっくり嬲られる。
灰原 シノ:「ひぃ、んっ、ひゃ……ふぅぅっ……!」
此花朔夜:「やめ……や……あ……へんなとこ、さわら……んn」
道原 雪奈:「……そのまま打ち上げられたお魚のように床でびくんびくんしててください」
道原 雪奈:「これ以上は……もう……」
道原 雪奈:もう。
道原 雪奈:傷つけずに出来る攻撃が無い。
三和 宇良子:服どころか下着の中に入り込んだ何本もの蔦が、その存在感を膨らみでアピールしていく。
三和 宇良子:「んあっ!? あっ、あふっ、あうぅあっ! ひっ、ひいぃんっ! そんな、とこ、に……だめ、だめだめだめっ!」
灰原 シノ:「う、うぅ……ほかの、人に……こんなところ、まで……触られたこと、ない……」
三和 宇良子:「だめ! 入ってきっ、ちゃっ、ひゃはははっ! は、はぁっ! はひゅっ、かひゅ……っ」無様に涎をたらしながらうつぶせに倒れ、腰を浮かせたままビクビクと震える。
此花朔夜:「そこは……あいつ、いが……あぁ……あか……あぁ……」
此花朔夜:「あ゛ー」
三和 宇良子:「か、は……っ、あっ」呼吸が「あ゛……ぇ…………」止まった。
GM:クリンナップ。
GM:処理、おそらくは無し。
ラウンド2
GM:セットアップ!
灰原 シノ:“血は毒、そして炎” 《活性の霧》《赤き聖餐》+《タブレット》《多重生成》 侵蝕[+11]
灰原 シノ:対象:4体 射程:視界 ラウンド間、対象の攻撃力[+18] HP[10]点で戦闘不能を回復 但し、ドッジ判定ダイス[-2]個 対象は拒否可能
灰原 シノ:対象はPC3人。起きてー!!!!
三和 宇良子:受けます! いただきます!
灰原 シノ:灰原 シノの侵蝕率:+11 ((侵蝕率:105->116))
道原 雪奈:無し!
此花朔夜:おはよう
此花朔夜:行動はないです
三和 宇良子:セットアップなし!
灰原 シノ:自分に、それから三和さんにも朔夜さんに。微細な棘を飛ばし──『気付け薬』としての毒を打ち込む!
灰原 シノ:「ふー、ふー……」
灰原 シノ:「笑い死ぬかと思ったのは初めてです……苦しかったんですからね……」
此花朔夜:「……ぐぐ、あ!」
此花朔夜:立ち上がる
灰原 シノ:びしぃ! と道原さんを指差して、
灰原 シノ:「今度こそ! 大人しくなってもらいます!」
道原 雪奈:「う、ぐ」
三和 宇良子:「……んぁっ!?」舌を出し、床をなめるような態勢で倒れていた宇良子だったが、薬となる毒を打ち込まれたことで、尻と太ももをびくんと震わせて復活する。
三和 宇良子:「あ、あ……こ、ここは……あっ、シノちゃん……?」
三和 宇良子:「写真でしか記憶のない、ひいおばあちゃんが……見えた……」立ち上がる。
灰原 シノ:「道原さんを、ちゃんと連れて帰りましょうね」 ぐっと拳を握って。
三和 宇良子:「う、うんっ! ありがとう……!」
道原 雪奈:「……あれっ、おかしいな」
道原 雪奈:「おんなじような力を持って、これで距離がぐっと近づけるかと思ったのに」
道原 雪奈:「なんだろう。……疎外感がすごいです」
GM:手番、行動値7の二人いずれか!
此花朔夜:大丈夫でしたらこちらからいきます
三和 宇良子:どうぞ!
此花朔夜:エンゲージ済みなので
此花朔夜:メジャー コンボ:《おしおき》 《コンセントレイト》《カスタマイズ》《砂の加護》
此花朔夜:此花朔夜の侵蝕率が+7(侵蝕率:103->110)
此花朔夜:雪奈さんをしばきます
此花朔夜:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,6,6,7,10]+10[2,10]+10[9]+10[9]+10[8]+10[9]+10[7]+4[4]+4 → 78
此花朔夜:え?
三和 宇良子:むっちゃ回ってる!
灰原 シノ:漲ってる……
道原 雪奈:殺意が高い
道原 雪奈:ドッジ!
道原 雪奈:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,8,8,9] → 9
道原 雪奈:4d10だったら強かった
此花朔夜:8d10+8
DoubleCross : (8D10+8) → 48[3,5,7,1,7,7,9,9]+8 → 56
道原 雪奈:文句なしにぶっ倒れる、復活ももう無い!
GM:演出どうぞ!
此花朔夜:「大丈夫、ちょっと間違えただけやんな?」
此花朔夜:明るく笑ってそう雪奈に告げる
道原 雪奈:「……何か間違ったんでしょうか、私」
此花朔夜:「大丈夫、これ済んだら握手で仲直りしよ、アタシも一緒に謝るから」
此花朔夜:「……んーまぁ好きなんはええけど、順序はあるからな」
此花朔夜:「……ゆっくり話しあって分かり合おうや? 出来るやんな?」
此花朔夜:まぁ、それはそれとして
此花朔夜:寝ている間にセッティングしておいた鎖で雪奈を拘束して吊るし上げる
道原 雪奈:「ふぉっ」
道原 雪奈:「つるし上げは数十秒ぶり二回目……これはまさか」
道原 雪奈:「さっきの白い人のように私を辱めてくれるつもりなのでは」
此花朔夜:此花朔夜は手先が器用だ、だからうまい具合に体を縛り上げられる
此花朔夜:股とか胸とか
此花朔夜:「トイレ、行きたいんやんな?」
此花朔夜:砂がナイフを形作り、ゆっくり相手のズボンに刃を立てて
道原 雪奈:「……まさかとは思いますがあなた、そういう趣味があったりするんですか」
道原 雪奈:「ダメですようらちゃん、お友達選ばないと。おかしな趣味がうつります。ただでさえ感染源が多いのに」
此花朔夜:「んー? はっきり言うけどな、アタシ受けやねん」
此花朔夜:「大丈夫、アタシな何でも作れんねん。ズボンあかんあってもエエからね?」
此花朔夜:「ごめんなさいするまで、ずうっと吊るしといたげるわ」
三和 宇良子:「雪奈……」
三和 宇良子:「……ドンマイ」以上。
此花朔夜:「宇良子、友達やねんから見届けたれよ」
三和 宇良子:「うん……まぁ、ここから何があったかは秘密にしといたげるから」朔夜の言葉に従う。
灰原 シノ:「そ、尊厳が……」
此花朔夜:「……あかん、やっぱ向かん!」
此花朔夜:去ろうとしたが我慢の限界が来た、振り向きざまにビンタする
三和 宇良子:「……あはは、向かない方がいいよ。こういうのはさ」
三和 宇良子:「って、うわ、凄いな。ホントにドンマイ」
灰原 シノ:「反省というか、その……色々、先に学ぶ必要がありそうですね」
灰原 シノ:「そしたら、疎外感も、無くなると思いますし」
灰原 シノ:「……あの、道原さん。急にこんな風になって、不安だと思いますけど……その、悪いようにはしないので」
灰原 シノ:「今は、大人しくしていただけると、とっても助かります」
道原 雪奈:「……………………」
灰原 シノ:「──わたしは、灰原シノ、と言います。その、出来れば。お友達になれると、嬉しいですし」
道原 雪奈:「……どの道このままでは動けませんし、大暴れする余力も残っていないようです」
道原 雪奈:「急にがっくり力が抜けたかのように。不思議な力にもガス欠」
道原 雪奈:「ガス欠の概念が有ったとは」
道原 雪奈:「……おろしてください。もう抵抗したりしませんから」
此花朔夜:「ん」
此花朔夜:ゆっくりと体を下ろす
道原 雪奈:「隙あらばちょっとうらちゃんの太腿を狙うだけです」
三和 宇良子:「とりあえず、みんなでUGNってとこに行こう。それで解決するから。わたしもこっちの世界に来たときには、めちゃくちゃお世話になったしさ」
三和 宇良子:「わたしの太もも二つで落ち着くってなら……」大きく溜息をついて「……差し出すから。だからこれから、ゆっくり馴染んでいこ?」と続ける。
灰原 シノ:道原さんが落ち着いているのを見て、“ハイウェイスター”をぐるぐる縛っているぞ。元々のお仕事はこっちだ。
道原 雪奈:「フェアトレード成立です」
道原 雪奈:「……返品交換窓口は無い」
バックトラック
GM:バックトラック!
GM:Eロイスは無い!
三和 宇良子:わたしゃバックトラックは今回勝ち確なので問題ありませんけども。
灰原 シノ:ふふふ。こちとら意外と侵蝕が増えていたしロイスも削れてしまっていた者よ。
灰原 シノ:バックトラックのダイスを信じるなー。2倍振りしますー
此花朔夜:まぁ110なので等倍でいいかな
灰原 シノ:116-8d10
DoubleCross : (116-8D10) → 116-56[5,5,6,6,10,9,9,6] → 60
灰原 シノ:どうしてそういう時の出目は高いの。3点帰還です
三和 宇良子:そんじゃ等倍で5つ振りますよ。
此花朔夜:110-7d10
DoubleCross : (110-7D10) → 110-43[7,9,6,3,3,10,5] → 67
三和 宇良子:100-5D10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-29[9,5,9,2,4] → 71
三和 宇良子:ほい帰還。
GM:では
GM:いつもの5点セットにシナリオ5点、そこに侵蝕の分を足したらおのおのの経験点!
灰原 シノ:13点よ~
此花朔夜:14点
三和 宇良子:15点!
GM:すると私も14点でお疲れ様でした!
灰原 シノ:お疲れ様でした~!
三和 宇良子:日付変わる前に終わっている! GMの手腕だ!
此花朔夜:お疲れ様でした!
三和 宇良子:お疲れ様でした~!
合同ED:公共機関はマナーを守って利用しましょう
GM:ということがあったのである。
GM:その後なんやかんやがあって電車は無事に止まり、車両システムの異常とかそんな感じの理屈が用意された。
GM:そしてあなた達は,ボコボコの顔になったハイウェイスターを連れて電車を降りることになったのである。
GM:その場に居合わせた一般市民の目には、彼は〝痴漢をして返り討ちに遭ったみじめな男〟のように見えるだろう
GM:あんまり実態とかけ離れていないのが悲劇である。
〝ハイウェイスター〟:「俺……真面目になるよ……」何か言ってる。
三和 宇良子:「なれー」
灰原 シノ:「まずはやったこと償ってからですよー。はい、重たいのでちゃんと歩いてくださいね」 両手を拘束しながらぐいぐい引っ張る
此花朔夜:「真面目が一番やなぁ」
道原 雪奈:「全くです。罪を償いなさいよ」
道原 雪奈:何故か〝こちら側〟のような顔をしている。
三和 宇良子:「とりあえず……〝雪奈〟」もう怒りは冷めたが、それでも呼び捨てになっている。
道原 雪奈:「う゛………………はい」
灰原 シノ:衆目を集めるはずだった服は、朔夜さんの《万能器具》で上着を作ることでどうにかなっている。便利だ。
三和 宇良子:「なろっか。対等に。だから〝雪奈〟……ほら」右手を差し出す。
此花朔夜:「……なんかどっと疲れた」
道原 雪奈:「…………」右手を伸ばし、
道原 雪奈:その手が行ったり来たりを何度か繰り返す。
三和 宇良子:タイミング良く雪奈の手を優しく握ると「紹介するよ、頼もしいとこ。そこで色々話聞いた後に、仲間として一緒に任務とか行こうよ」改めて本心からの笑顔を向ける。
道原 雪奈:「一緒に、にんむ……」
道原 雪奈:手を握られて、握り返すことも忘れたように、呆然と。
道原 雪奈:そんな言葉を口の中で繰り返す。
三和 宇良子:「あー、まぁ、それがいつになるかは分かんないけど……シノちゃんや朔夜ちゃんとも、いつか一緒に行ける日が来るだろうし」
道原 雪奈:「……いいのかな。今は私、だいぶ頭が冷えたので〝さすがにあれは無いわ〟って思うけど」
道原 雪奈:「やってる真っ最中は結構本気の本気でノリノリだったというか、私の本性はけだものっていうか」
道原 雪奈:「つまりあれは割と素に近かったんだけど……いいの?」
三和 宇良子:「いいっていいって! だから次になんかあったら、今度は護ってよ。あんなに強い子だって分かったんだからバンバン頼りにするよ」
灰原 シノ:「ほんとに、獣の人もいますよー」 冗談めかして言う。ふかふかもふもふの大きな獣人を思い出しながら。
三和 宇良子:「……なんて勝手に言ってるけど……いいよね、二人もさ?」シノと朔夜へと、ちょっと申し訳なさそうに視線を向ける。
道原 雪奈:「……じゃあ」ぎゅっと手を握って
道原 雪奈:「それはそれとしてトイレに行きたいです」
此花朔夜:「あー……エエよ、多分アタシの方があかんたれやし」
道原 雪奈:「結構迅速に」
此花朔夜:「……トイレな、行こな」
灰原 シノ:「無理にお仕事しなくても、悪い道に行かなければそれで良いという考えもありますし」
三和 宇良子:「うん、行こっか。実はわたしも、今頃になってあのキンキンに冷えた麦茶が効いてきてるんだよね」
灰原 シノ:「少なくとも、感染して発症したにも関わらず、彼女が無事でいることは喜んでいいんじゃないでしょうか」
三和 宇良子:「シノちゃん、冷静にいいこと言ってくれるなぁ……見習わなきゃ」心底感心している。
〝ハイウェイスター〟:「……真面目だな……あんたも苦労してんだろうな……」
〝ハイウェイスター〟:なんかしみじみとしている。
灰原 シノ:「あなたも」 ぐいー。と拘束を引いて。
〝ハイウェイスター〟:「ぐえっ」
〝ハイウェイスター〟:引っ張られる。
GM:……という訳で、ここから行き先は異なるのだろう。
GM:電車の中でとっ捕まった迷惑男を連行する二人と、
GM:女学生らしく連れだってトイレに向かう二人と。
灰原 シノ:「……ちゃんと反省して、悪いことした分。良いことに力を使うんですよ」
道原 雪奈:「もちろんです。少なくとも多目的トイレに向かうつもりはありません」
此花朔夜:「あかんでほんまに」
道原 雪奈:「時事ネタは何年後かに見てわからなくなる? 上等です」
三和 宇良子:「やめなさいよそういうの」妙な口調でツッコミ。
道原 雪奈:「あふん」
道原 雪奈:ツッコミを受けて満足そうな顔をしている。
三和 宇良子:「凄いよ、雪奈は……」
灰原 シノ:「いいですねえ、お友達」 しみじみ。
此花朔夜:「せやなぁ……絵面はあれやが」
道原 雪奈:「いやいや、うらちゃんも凄いよ」
道原 雪奈:「交渉材料に自分の太腿を提供できる思い切りの良さは真似ができない」
三和 宇良子:「そうでもしないと止まらないじゃん! だったらもう……好きにしなよって言うよ」今更ちょっとだけ恥ずかしくなってきた。
道原 雪奈:「おっと言質」
〝ハイウェイスター〟:「……行こうぜ、UGNのお二人さんよ。ここにいるのいたたまれない……」
〝ハイウェイスター〟:「なんで俺こんな事になったんだろう……なんでだと思う……?」
〝ハイウェイスター〟:ちょっと泣いている。
灰原 シノ:「……ちょっとだけ、同情します」
灰原 シノ:「じゃあ、宇良子さん。それから、道原さん。また、いずれ会いましょうね」
此花朔夜:「……なんか一番割り食ったな」
三和 宇良子:「とりあえず、トイレからUGNのコンボってことで。反省の色なしみたいに言われないようにしなよ?」友のたくましさに溜息をつく女、宇良子。
灰原 シノ:ひらひらと片手を振って、“ハイウェイスター”を連れて去っていく。
此花朔夜:「宇良子、雪奈、またな」
此花朔夜:頭を抱えながら連行である
道原 雪奈:「さようなら、お二人さん。……すいませんでした」小さな声で呟いて、小さな手を小さく振った。
三和 宇良子:「うん、シノちゃんも朔夜ちゃんも気をつけて!」空いている左手を振る。
道原 雪奈:それから、握り有った手を軽く、くいっと引いて
道原 雪奈:「……うらちゃんにも、ごめんなさい」
道原 雪奈:「だけどここまでしちゃった以上、もう開き直ってとことん言いたいことを言っちゃっていいと思う」
道原 雪奈:「いいですか? いいです。OKそういうことになりました。アーユーオーケー?」
三和 宇良子:「オーケーオーケー……ごめんなさい出来るうちは、ちゃんと許すよ」にへら、と笑みを浮かべるのであった。
道原 雪奈:「そうですか、では正式に許可をもらったので」
道原 雪奈:「えー。正直、くすぐられてびくびくしてるうらちゃんの姿を見てると、ドキドキゾクゾクしました」
道原 雪奈:「ワクワクかもしれない」
道原 雪奈:「どっちかな。……たぶんどっちもか。なので〝好きにしなよ〟って言質を取った以上」
道原 雪奈:「これから定期的に言質を実行に移していきたいな、くらいの欲求が私には有るんだけど」
道原 雪奈:「大丈夫?」
道原 雪奈:「……えーと、その……引かない……?」
三和 宇良子:「……っ!」ぼんっ、という音が出たのではと錯覚する程の勢いで顔が真っ赤になる。
三和 宇良子:ものすごく時間をかけて考えた後「…………いいよ」と、小さな声で答える。
道原 雪奈:「実を言えばこういう風に手を握られてる間も、結構ドキドキしてるというか、してたというかだから」
道原 雪奈:「つまりは年月の積み重ね。がまんが5ターン経過で攻撃力は……どれくらい上がるんだっけあれ」
道原 雪奈:「ポ○モンの話はどうでもいい」自由な方の手で払い除けるようなジェスチャーをして
三和 宇良子:再び溜息をついてから「…………雪奈、可愛いし。羨ましがったり、憧れてるし。雪奈のこと」と、ボソボソ呟く。
三和 宇良子:「…………それで悪さしないんなら……いや、違うな」小さく頭を横に振って、
道原 雪奈:「……じゃあ、次回日程を可及的速やかに決めつつ場所を選定します」
道原 雪奈:「少なくとも電車じゃない場所で……」
道原 雪奈:という小柄な彼女の方も、声が体格に見合うだけ小さくなっていく。
三和 宇良子:「一応は酷いこともしてるわたしと一緒にいてくれるなら……いいよ。そういう目線も、真っ正面から受ける」
三和 宇良子:「憧れてる、可愛い雪奈が離れずにいてくれるなら……」手を握る力が強くなる。
三和 宇良子:「トラブル続きで、色々距離を離されがちなわたしと、一緒にいてくれてるっていうなら……」
三和 宇良子:「…………ああ! もう! かかってこい!」
三和 宇良子:「受け止めてやるわい!」
道原 雪奈:「……たくましい」
道原 雪奈:「たくましいうらちゃんの事、私は大好きです」
三和 宇良子:「だー! そういうとこも可愛いんだよな! 好きになるぞ!」
道原 雪奈:ぐっ、と強く手を引いて──
道原 雪奈:「それはそれとして」
三和 宇良子:「ん!?」
道原 雪奈:「メルトダウンまで秒読みに入りました」
道原 雪奈:「ムードを気にしてゆっくり歩きすぎた」
三和 宇良子:「…………Oh」
道原 雪奈:「走れ乙女よ尊厳の為に」
三和 宇良子:「わかったよぉーっ! ああもうーっ!」少しだけ、ハヌマーンの力を使うことにして、
道原 雪奈:「BGM、RUN○ER」
三和 宇良子:雪奈をお姫様だっこする。一緒に、お手洗いへと向かうために。
三和 宇良子:それくらいなら、UGNの皆さんも目こぼししてくださるはず……。
三和 宇良子:……ですよね? 心の中で、宇良子は問うた。