『海底移動要塞キング・ホエール』

「ま、まさかこれは──『海底移動要塞キング・ホエール』!?」


PC1:〝光翼騎士(エターナルウイング)〟 イオン・ガードナー(キャラシート)PL:海野しぃる
PC2:〝スターピアース〟 天乃 光莉(あまの・ひかり)(キャラシート)PL:かあねりあん
PC3:〝神鳴(カンナリ)古城 あゆみ(こじょう・ - )(キャラシート)PL:ワの字

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • 共通OP
  • シーン1
  • シーン2
  • シーン3
  • クライマックス ~ エンディング
  • バックトラック

  • プリプレイ

    ■トレーラー
    ファルスハーツのエージェントと思われる女と、とある政治家の船上での密会。
    あなた達はこれを拿捕する任務に従事、一切の不足無く完了した。

    だが、概要に到達していた客船は、陸地へ戻るべく舵を切った直後、巨大な怪物に飲み込まれる。
    それは海底より来たりて空へ届く程の偉容を誇り、だが静かで、誰に知られるともなく存在していたのだ。
    或いは〝馬鹿げたうわさ〟として聞いた事があるかも知れない。
    然し今、うわさは確かにあなた達の目の前に存在する。


    ダブルクロス The 3rd Edition.

    『海底移動要塞キング・ホエール』

    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    ■自己紹介
    GM:自己紹介!
    GM:今回ハンドアウトは全員共通だが、とりあえずイオン君からお願いしよう。
    GM:キャラシのURLをはりつつどうぞ!
    イオン・ガードナーhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1P-nxwIM
    イオン・ガードナー:星辰館高校生徒会、破風の会、会計!
    イオン・ガードナー:イオン・ガードナー!
    イオン・ガードナー:現在三年生です!
    イオン・ガードナー:かつて遺産の暴走で家に大変な不幸を招いてしまった後、FHに保護されて多脚戦車乗りとして様々な悪党を護衛するべく教育されてきました!
    イオン・ガードナー:そんな彼ですが、ある日、正義の心に目覚めてFHを脱走!
    イオン・ガードナー:現在はUGNでイリーガルとして、今度は日常の守り手の守り手たるべく活躍しています!
    イオン・ガードナー:性能的にはどんな攻撃からも味方を守ります。近くても遠くても守れます。
    イオン・ガードナー:でも遠距離カバーは回数問題が有るんでできれば近くに居てね!
    イオン・ガードナー:そんな男です。以上! 攻撃能力は無い!
    古城あゆみ:今回は射撃2人だから問題ないぜ!
    イオン・ガードナー:いぇー!
    GM:エンゲージが大変なことになりそうだが頑張ってね。
    GM:ではお次、ひかりちゃん!
    天乃光莉http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmoCs1wIM
    天乃光莉:天乃光莉(あまの・ひかり)、第十二支部所属のチルドレン。来年から中学生の女の子です。
    天乃光莉:パパとママは健在ですが、ずっと仕事で家に帰ってくる気配がなく、一人暮らしをしています。
    天乃光莉:遺産にまつわる実験に参加しており、手甲と弓が一つになった遺産「夜天甲・流星雨」の適合者となりました。
    天乃光莉:能力と遺産の傾向が近いことから"貫く邪眼"デモン・ストレイトこと黒瀬直先生に弟子入りし、弓の指導を受けています。
    天乃光莉:が、実験に参加していた都合でチルドレンとしての実績はあまりなく、それがコンプレックスになっています。
    天乃光莉:性能は射撃、侵蝕率に関係なく射程視界・範囲選択の装甲無視攻撃をばらまき……たかったんですが、
    天乃光莉:今回はユーティリティ優先でバディムーヴをねじ込み、範囲攻撃はスプリットアタックで賄うことにしました。
    天乃光莉:では本人から一言。
    天乃光莉:「直先生の名を汚さないように頑張るわ。あたしにまっかせておきなさい!」
    GM:この子も何年かしたらしゃあって言いながらワイバーンの群れを撃ち落とすように進化するのだろうか……
    GM:ではラスト、古城さん!
    天乃光莉:しゃあッ!
    古城あゆみ:よしきた!
    古城あゆみ:「そういうことを求めてるんじゃなくてさ、私は誠意を見せろって言ってるわけ。わかる?誠意だよホラ、誠意!」
    古城あゆみ:欲しいものは現金、好きなものは名声、将来の夢は億万長者というわかりやすいボンクラ。
    古城あゆみ:チンピラそのものの言動、外見とは裏腹に学業の方は優秀で、奨学金制度を使って一人暮らしをしながら大学に通っています。
    古城あゆみ:銀行の決済システムに割り込もうとしたところをUGNに抑えられたという輝かしい前科持ち。
    古城あゆみ:現在はUGNに恭順の姿勢を見せていますがいつか出し抜いてやるという面従腹背の構えで、裏ではあれこれ画策中。
    古城あゆみ:電流を操る能力を持ちますが攻撃に使うには燃費が悪く、数回発動すると動けなくなります。
    古城あゆみ:その分クラッキングとかは得意!デジタル社会おそるるに足らず!あーUGNとかいうやかましい連中がいなかったらなあ!
    古城あゆみ:性能としてはミドルを援護の風ウインドブレスでぶち壊しつつギリギリアタッカー名乗れるくらいの火力もあるバランスタイプです。
    古城あゆみ:以上!よろしくおねがいします!
    GM:OK、では共通のハンドアウトはこちらだ
    共通ハンドアウト
    ・シナリオロイス:海底移動要塞キング・ホエール

    あなた達はUGN関係者orUGNへの協力者だ。
    今回の任務は、FHとの関与が疑われる政治家の拿捕。
    そこまでの任務は完了したのだが──あなた達は船ごと巨大潜水艦に飲み込まれる。
    全長1000mを越える白い鯨の如き巨体こそは、悪い冗談として一笑に付されてきた幻の──

    ──『海底移動要塞キング・ホエール』だ。

    古城あゆみ:海底移動…えっなんて?
    天乃光莉:いっせんめーとる。
    GM:がんばってください
    古城あゆみ:メガストラクチャーじゃないですか
    イオン・ガードナー:ふふふ、守護らねばな
    GM:では
    GM:早速だがOPだ

    OP1


    GM:全員登場侵蝕!
    古城あゆみ:32+1d10
    DoubleCross : (32+1D10) → 32+2[2] → 34

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+1(1D10->1)した(侵蝕率:34->35)
    古城あゆみ:落ち着いたスタート
    イオン・ガードナー:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+10[10] → 44


    古城あゆみ:じゃなかった、1人めっちゃ気合入ってる

    政治家(58歳):「グアーッ!!!」
    GM:汚職の現場を目撃されて悪あがきに暴れ出した政治家(58歳)が壁まで吹っ飛んだ!
    宮本 麻里:「フギャーッ!!!」
    GM:ついでに政治家(58歳)を籠絡しようとしていたFHエージェント(26歳)も吹っ飛んだ!
    GM:戦闘終了。あなた達の勝ちだ!
    GM:……とまぁ、そういう訳である。
    GM:あなた達はFHが政治家と癒着してUGNに社会攻撃を仕掛けようとするのを未然に防いだのであった。
    イオン・ガードナー:「やれやれ……皆、怪我は無いか?」
    天乃光莉:「イオンお兄さんのおかげで。まあ、三対一じゃこうなるわよね」
    古城あゆみ:「おかげさまで。なかなかやるなお前」
    古城あゆみ:政治家をダクトテープでぐるぐるに拘束している
    イオン・ガードナー:「お褒めに預かり恐悦至極……二人に何か有ったら色々な方に合わせる顔がなくなりますからね」
    イオン・ガードナー:そう言ってから少し嬉しそうに笑う。
    政治家(58歳):「おのれえっ! わしは政治家だぞ、こんなことをしてタダで済むと思ってるのか貴様ら!」縛られながらぎゃあぎゃあ喚いている。
    天乃光莉:念のため《万能器具》で手錠を作ってエージェントの方も拘束。
    古城あゆみ:「ほらそっちも縛っとけ。なんかあるだろ、オーヴァード用のやつ」
    イオン・ガードナー:「タダで済まないのは貴方の方です。国民の信を裏切った貴方にはしかるべき法の裁きが有ることでしょう」
    宮本 麻里:「三対一とか卑怯よ卑怯! 見下げ果てたわ!」こちらも拘束されながらギャアギャア。
    天乃光莉:「そうは言っても……。何で護衛の一人も連れてないわけ?」
    イオン・ガードナー:「FHのお前は……まあ。うん。卑怯……卑怯……?」
    イオン・ガードナー:首をかしげる。
    宮本 麻里:「予算が貰えなかったのよぉおおおお!」
    宮本 麻里:世知辛い世の中であった。
    イオン・ガードナー:「予算をくれないFHなど抜けて、UGNの一員として罪を償ってくれ……」
    天乃光莉:(FHも大変なんだな……)
    古城あゆみ:「お前はこの後の身の振り方でも考えとけよ…泡の風呂でおっさんと戯れることになるぞ…?」
    イオン・ガードナー:額に手を当ててため息をつく。
    イオン・ガードナー:「コホン……カンナリさん、未成年も居ますのでお控えください」
    宮本 麻里:「ふざけんじゃないわよ! こちとらハニトラ専門よ、そんな安い店で働けるかっての!」
    天乃光莉:「???」よくわからない単語の応酬に、頭上にクエスチョンマークを浮かべている。
    古城あゆみ:「だそうだぞエターナルウイングくん。どうするよ」
    政治家(58歳):「ハ、ハニトラ!? お前、あれほどわしを愛しているとか嘯きよって!」
    イオン・ガードナー:「そうですね。まあ拘束してUGNに引き渡せば然るべき処置が行われるでしょう」
    イオン・ガードナー:ゴホンと大きく咳払いをする。
    古城あゆみ:「ハニトラ女にいい歳こいて入れ込んでるんじゃねーよおっさん!!」
    イオン・ガードナー:「それ以上、我々がどうこうというのは……正義ではありませんから」
    古城あゆみ:尻を蹴飛ばします。聞いていて悲しくなったのかもしれない
    天乃光莉:(あ、なんかドラマで見たことあるかも……)一人合点が行き、ポンと手を打っている。
    イオン・ガードナー:(それはそれとしてこいつらはなんなんだ……!)
    イオン・ガードナー:もう一度ため息をつきます。
    古城あゆみ:「おい唯一の正規エージェントスターピアースさんよお!お迎えはまだこないのか!?」
    天乃光莉:「今連絡中。ちょーっと待ってね」スマホを耳に当てながら。
    GM:では
    GM:通信を行おうとしたスマートフォンは、ものすごいノイズを拾うだろう。
    古城あゆみ:「アホとマヌケの顔をいつまでも拝んでいられるほど暇じゃねーんだぞ私は」
    GM:どうもこの近辺、恐ろしく電波が乱れているようだ。
    天乃光莉:「ぎゃっ! な、なに……!?」
    宮本 麻里:「ちょっと! どっちがアホでどっちがマヌケよ!」
    宮本 麻里:「……って、ん?」
    古城あゆみ:「アホでマヌケに訂正してほしいのか?」
    宮本 麻里:「どしたの、その子」手が使えないので顎でひかりちゃんを指す
    イオン・ガードナー:「……」 周囲の警戒を開始する。
    古城あゆみ:「アア…?一報入れるのに何手間取ってんだ、所詮お子様かァ?」
    天乃光莉:「……イオンお兄さん、古城お姉さん。なんかすごいノイズが……まともに通話できないよ」
    イオン・ガードナー:(俺の知るFHならば、こうなった時点で船ごと爆破してくる可能性もある)
    イオン・ガードナー:「ノイズ、か」
    天乃光莉:スマホの画面を見てみる。電波は何本立ってますか?
    GM:そうですねえ
    GM:市販の、つまり一般的なキャリアの電波を使うようなスマートフォンなら電波は届かないでしょうし
    イオン・ガードナー:「報告ありがとう、スターピアース。周囲は俺が警戒しているから、原因についてカンナリさんと調べてくれ」
    イオン・ガードナー:「彼女の方が電気系統には詳しいからね」
    GM:例えば衛星電話とか、UGN専用の基地局を使うタイプだったとしても、かろうじて一本というとこでしょうか。
    宮本 麻里:「ノイズ? 何よそれ、30分前には普通に通信できたわよ」
    古城あゆみ:「ったくしょーがねーな、ちょっと貸せ」
    天乃光莉:「ヘンだな……。専用回線なのに。はい」スマホを渡す。
    古城あゆみ:天乃ちゃんのスマホを軽く解析。スマホ自体に異常はない
    イオン・ガードナー:(電波妨害による情報遮断)
    GM:単純な話だ。電波が届いていない。
    GM:……そしてどうも、この妨害は、アホとマヌケの二人組の仕業ではないようだ。
    古城あゆみ:「電波が届いてないぜ。そら繋がらねーわ」
    GM:と。認識しただろう頃合い。
    GM:ぐらり。
    GM:船が大きく揺れる。
    イオン・ガードナー:(だがこれだけの強烈な遮断をできるオーヴァード、ジャームを口封じに使うならそもそももっと予算が……)
    イオン・ガードナー:「むっ!?」
    天乃光莉:「電波妨害……お?」
    古城あゆみ:「おおおおお!?」
    イオン・ガードナー:まずは二人のそばに駆け寄って何時でも守れるようにします。
    イオン・ガードナー:「……可能性は低いが、偶発的トラブル」
    GM:大きな波が
    天乃光莉:姿勢を低く保って、右腕に手を添えます。
    GM:、船体に打ち付けられていた。そして。
    GM:遠くから何かが海面を盛り上げて近づいてくるのを、あなた達は見るだろう。
    GM:クジラだろうか? と思うかも知れない。もちろん遠近法があるので、遠くにいる内はかなり小さい。
    GM:が。近づいてくるとサイズ感が分かるだろう。めっちゃでかい。
    GM:いつまでも近づいてこないなぁと思ったが、それは相当遠くにいても見えるからであって、
    GM:いざ近づいてみるとそれは、もはや一つの島のようなサイズのクジラであった。
    イオン・ガードナー:「…………」
    イオン・ガードナー:苦い表情を浮かべる。
    天乃光莉:「……なに、あれ」
    古城あゆみ:「島…か…?」

    GM:~ きょうのどうぶつ ~
    GM:シロナガスクジラは、〝個体としては〟地球至上最大の動物です。
    GM:その体長は30mにも及び、最大個体は34mまで確認されているとか。
    GM:ビルの1階層を、床の厚みや配管などなども踏まえて4mと計算しても、8階建て以上のサイズに相当しますね。
    GM:体重も100トン以上。口を思いっきり開けると直径10mに及ぶ──などなど、スケール感がいちいち巨大です。
    GM:こんな大きな生物を養えてしまう海って凄いですね。
    GM:~ きょうのどうぶつ おわり ~

    GM:電波の混線は気にしないで欲しい。
    GM:つまりシロナガスクジラは、大きくても体長は40mに届かない筈なのだが。
    GM:あなた達に近づいてくる〝それ〟は、どう見ても通常個体の30倍以上くらい有った。
    GM:体長換算で1km程か。ぐわっと開いた口の直径も300mは有るだろう。
    GM:何で口の事を言ったかって? それはね。
    GM:君達が乗ってる船を、そのクジラが丸呑みしようとしているからです。
    イオン・ガードナー:イオン・ガードナー。所有遺産『ニーベルングの指輪』。その代償は──
    イオン・ガードナー:「──不幸だ」
    イオン・ガードナー:ポツリと呟いた。
    古城あゆみ:「うおおおお!?ゲート!ゲート出せ!!どこでもドア!!早く!!!」
    政治家(58歳):「な、ななななん、ななな、なっ!?」
    宮本 麻里:「ま、まさかこれは──」
    イオン・ガードナー:ディメンジョンゲートを開こうとしますが恐らく通じませんね? 通じませんよね!
    天乃光莉:「なんだっけこういうの。キノピオだっけ……?」現実逃避じみて呟く。
    宮本 麻里:「『海底移動要塞キング・ホエール』!?」
    古城あゆみ:通じるわけがないな!
    イオン・ガードナー:「船を運転する人を見捨てる訳にはいかない!」
    GM:そうですねえ。うっかり通じてしまうと。
    イオン・ガードナー:「俺は……皆を守るUGNの一員だっ!」
    GM:たぶん一人だけ逃げ出したタイミングで戦闘状態判定になってしまうかと思われます。
    古城あゆみ:「私を助けろって言ってるんだよこの石頭があああああ!」
    イオン・ガードナー:wwwwwww
    GM:巨大なクジラの口は海流を創り出す。
    天乃光莉:「はー。バカ言ってる場合じゃないか……」
    イオン・ガードナー:勿論ゲートは使いません
    GM:あなた達の乗る船は、海流に引きずられてクジラの口の中へ。
    GM:ばくん。
    GM:あなた達は暗闇の中へ閉じ込められる。

    GM:というところでOP終了ですロイスのみ可能!
    イオン・ガードナー:じゃあまずは
    古城あゆみ 興味◯/それでも大人か????

    イオン・ガードナー:以上!
    天乃光莉:イオンお兄さん ●P:連帯感/N:不安
    古城あゆみ:イオンくんに尊敬/○憤懣で
    天乃光莉:古城お姉さん ●P:有為/N:隔意
    天乃光莉:以上!
    GM:OK!

    シーン1


    GM:ここは全員登場! 登場侵蝕!
    古城あゆみ:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+10[10] → 44

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+4(1D10->4)した(侵蝕率:35->39)
    古城あゆみ:ホアーッ
    イオン・ガードナー:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+3[3] → 47


    GM:ジュラシック・パーク・ザ・ライドって乗ったことあります?
    GM:スプラッシュマウンテンでもいいか。
    GM:あなた達は、あんな感じに船ごと流されている。
    イオン・ガードナー:スプラッシュマウンテンはありますね
    天乃光莉:私もスプラッシュマウンテンならば
    古城あゆみ:ない…地方民なので…
    GM:真っ暗な洞窟のような──とは言っても直径はかなり広いのだが──を通過して、
    GM:幾らか……200mも行ったころ、明るい場所に出た。
    GM:そこはいわゆる船渠(ドック)であった。
    宮本 麻里:「はぁ、はぁ、はぁ……い、生きてる……?」手錠を掛けられてひっくり返ったまま。
    イオン・ガードナー:「港が……あるだと?」
    古城あゆみ:「フフ…クジラの腹の中なんだぜこれ…」
    古城あゆみ:「誰か説明しろ!!!!」
    天乃光莉:「どうなってんの……?」
    天乃光莉:「イオンお兄さん、パス」
    古城あゆみ:苛立ち紛れに政治家の尻を蹴ります
    イオン・ガードナー:「そうですね。宮本さん、FHが貴方ごと僕らを消そうとしているかも知れませんし、これはろくでもないトラブルかもしれません」
    イオン・ガードナー:「なので我々三名に可能な限り協力するようにしてください」
    宮本 麻里:「……………………」
    イオン・ガードナー:「で、スターピアースさんからパスを頂いたので簡単に状況を推測します」
    宮本 麻里:「……あんた、話のスピードが異常に早いわね?」
    イオン・ガードナー:「慣れてますから」
    古城あゆみ:仏頂面で腕組み。拝聴の構えである
    イオン・ガードナー:「仕事終わりにマスターエージェントが襲ってきたとか」
    宮本 麻里:「はい?」
    イオン・ガードナー:「上司と遊びに行ったら凶暴化したジャームの巣とか」
    イオン・ガードナー:「デートの途中に昔の仲間に見つかって拉致されかけたとか」
    宮本 麻里:「あんたひょっとしなくても敵たっぷり作るタイプでしょ」
    イオン・ガードナー:「今回もそういった事態の一つでしょう。仕事終わりに突如謎の巨大怪物体に食われた。俺にとってはいつもどおりです」
    天乃光莉:(えっ……いつも通りなの……?)
    イオン・ガードナー:「……積極的に敵対した覚えはないんですがね」
    イオン・ガードナー:ため息をつく。
    古城あゆみ:「お前の日常の話は聞いてないんジャイ!!!」
    宮本 麻里:「だってなんかインテリぶっててムカつくもの」
    宮本 麻里:「……ってそうよ、そう! 日常はどーでもいいの日常は!」
    宮本 麻里:「ここはきっと……海底移動要塞キング・ホエールの内部!!」
    イオン・ガードナー:「要塞? レネビとかでなく?」
    古城あゆみ:「突然現れた巨大クジラ!腹の中なのに明るい謎空間!しかもおあつらえ向きのドック!何なんだよコレはよ!」
    天乃光莉:「……この人からもう少し話を聞いた方が良いみたい」
    宮本 麻里:「誰がなんの為に生み出したかも分からない……けれど私達ファルスハーツの中ではまことしやかに囁かれている都市伝説──じゃなく海洋伝説……」
    イオン・ガードナー:(おいおいおいアホなのか……? FHの連中は揃いも揃ってアホなのか……? しかも強いほどアホが多い……やはりFHはろくなものじゃないな……)
    宮本 麻里:「縦横無尽に大海を泳ぎ回る機械仕掛けの白鯨! いわく、数百年の単独潜行が可能! いわく、内部には無数の兵器を貯蔵!」
    宮本 麻里:「ぶっちゃけ誰も信じちゃいないおとぎ話だったけど……現物を見せられたら信じるしかないわ……!」
    古城あゆみ:「つまりその伝説は伝説じゃなかったってことか。ハッハッハなるほどなるほど…」
    古城あゆみ:「そういう与太話の類は聞いてねえんだよ!ケツの穴から手突っ込んで奥歯ガタガタ言わせてやろうか!」
    天乃光莉:「お、お姉さん落ち着いて……」
    宮本 麻里:「んな過激なプレイはさすがにお断りするわよ!」
    イオン・ガードナー:「おちついてください。カンナリ」
    古城あゆみ:「もっとさ…あるだろ…建設的な話がよ…」
    イオン・ガードナー:「宮本さんももう少し未成年に配慮を……」
    宮本 麻里:「……じゃない! かなり真面目に話してんのよ」
    イオン・ガードナー:額を抑えてため息をつく。
    宮本 麻里:「……そうね。まず、私の手錠外してちょうだいな」
    イオン・ガードナー:「えっ」
    天乃光莉:「ん? これ、欲しいの?」《万能器具》で手錠のカギを作ってこれ見よがしに弄んでみる。
    宮本 麻里:「いいでしょうが。外したところで私が何を出来るって?」
    イオン・ガードナー:「失礼ですが捕らわれた悪党としての立場くらいは保っていただかないとその、UGNの体裁が……」
    宮本 麻里:説明しよう。こいつは狂戦士とさらなる力を併用して、非オーヴァードである政治家(58歳)に殴らせるタイプのボスだった。
    古城あゆみ:げ、外道!!
    イオン・ガードナー:ダメじゃねえか!
    天乃光莉:悪ですね!
    イオン・ガードナー:外せねえよ!
    イオン・ガードナー:悪じゃん!
    宮本 麻里:「じゃあ別にいいけど。手錠掛けられた女引きずり回しながら不慮の事態に対応できんの?」
    イオン・ガードナー:「できますが?」
    宮本 麻里:「うわっ、言い切った。やっぱこいつムカつく……」
    イオン・ガードナー:「俺は不幸ですが強いので……」 仕返しと言わんばかりにドヤっている
    古城あゆみ:「との仰せだ。まあ私の意見としては別に外してやってもいい」
    天乃光莉:「古城お姉さんの意見は?」
    イオン・ガードナー:「まあここはスターピアースに任せるべきじゃないかな、と。俺は付け加えよう」
    天乃光莉:「んー。この人の手が必要になるまでは外すべきじゃないと思うけど……」
    古城あゆみ:「代わりにそこのオッサンと手錠で繋がれ」
    宮本 麻里:「なによぅ。チンピラと子供と、ろくにPCのキーボードも叩けそうにない面子じゃないの……」
    イオン・ガードナー:(良い判断だな。外すにしても必要時ならばやむを得ない)
    天乃光莉:「あ、お姉さんナイスアイディア。イオンお兄さんもそれで良い?」
    イオン・ガードナー:「無論。俺は正規人員の意見に従うよ」
    古城あゆみ:「一番弱いやつを一番面倒くさいやつに守らせるんだよ、生き残りたきゃ全力でおっさんを守りな」
    宮本 麻里:「…………」
    宮本 麻里:「……はぁ」
    天乃光莉:「じゃ、そういうことで。先におじさんと繋ぐからね」
    イオン・ガードナー:(そこら辺の目端が効くのはやはり冴えているな……古城あゆみ)
    宮本 麻里:《快楽の香気》
    宮本 麻里:ふっ──と、政治家(58歳)の顔に息を吹きかけると、
    天乃光莉:「!」
    イオン・ガードナー:(伊達にあの木倉さんと組んでいる訳ではなさそうだ)
    政治家(58歳):「む、ぐ──────ぐぅ……ぐぅ……すぅ……」
    政治家(58歳):眠った。
    イオン・ガードナー:おっ、攻撃か? 攻撃か?
    天乃光莉:「……ちょっと」
    イオン・ガードナー:攻撃ならカバーだが攻撃じゃあねえな
    政治家(58歳):相応の体躯がある成人男性だ。眠っているところに手錠を繋いで引きずり回すのは、
    政治家(58歳):難易度が高いし──政治家(58歳)の手首がかわいそうな事になるだろう。
    天乃光莉:「なにしてんの!?」
    イオン・ガードナー:「余計な負荷をかけない為にエフェクトで一時的に身体を操るつもりか……?」
    イオン・ガードナー:「腕のいいソラリスならば百人くらいは簡単に操れるからな……」
    宮本 麻里:「繋がれるのは御免。あんたらが死にそうになった時、どうやって逃げろって言うのよ」
    イオン・ガードナー:「まあその時は諦めてくれ」
    イオン・ガードナー:「そうなっていた場合、君もほぼ確実に逃げられない」
    イオン・ガードナー:力強く言い切る。
    古城あゆみ:「実力行使か。ちょっと見直したぜ」
    天乃光莉:「はー……しょうがないな~……」
    天乃光莉:ちょうどよく部屋にいたUGNのサポート人員を呼んで、おじさんのことをお任せします。
    イオン・ガードナー:「所詮は邪悪なFHの一員ということか……まあそちらの政治家はサポートの皆様に任せよう」
    天乃光莉:「急にさっきみたいなことしたら、今度は痛いどころじゃ済まないからね」
    天乃光莉:エージェントさんに告げて、手錠を外します。
    イオン・ガードナー:「まあどうしてもダメそうならば俺とこいつを繋いでくれ」
    イオン・ガードナー:「上手くすれば邪悪なFHの人間が二人消えるかもしれん」
    イオン・ガードナー:そう言って肩をすくめる。
    古城あゆみ:「まあ、まずはここからどうやって出るかなんだよ。アホとマヌケの処遇はぶっちゃけどうでもいい」
    宮本 麻里:「ありがとー、若い子は頭が柔軟で助かるわぁ」
    宮本 麻里:「……で。どうやって出るって言ったら、そりゃ入ってきた所からが一番簡単でしょうよ」
    古城あゆみ:「まずは自分の帰還方法を確保すること!こいつらは二の次!」
    宮本 麻里:「キング・ホエールの口を開けさせて船をそっから出せば良いのよ」
    イオン・ガードナー:「水中に潜られる前に、だな」
    宮本 麻里:「いや……もう潜ってるかも知れないわね」
    イオン・ガードナー:(深海で出れば……人間には到底耐えられん……!)
    宮本 麻里:「あの馬鹿げてデカい体、浮上してたら簡単に衛星写真の餌食だもの」
    天乃光莉:「……シンプルね」
    古城あゆみ:「話がわかりやすくて助かるぜ。じゃあ教えてもらおうか…口を開けさせる方法っていうのをよ…」
    宮本 麻里:「知らないわよ」
    宮本 麻里:「……知ってると思う!?」
    イオン・ガードナー:「……」
    天乃光莉:「………」
    古城あゆみ:「……」
    イオン・ガードナー:苦しそうに胃の辺りを押さえる。
    古城あゆみ:「ダメじゃん!!!」
    宮本 麻里:「潜水艦の操作マニュアルなんか読んだこと無いわよ!!!」
    イオン・ガードナー:「と、とりあえずこの中を調査しないか……?」
    宮本 麻里:「そもそも海底移動要塞キング・ホエールの実在だって今日初めて知ったのよ私は!」
    古城あゆみ:「そうだな…そこからみたいだ…」
    天乃光莉:「……そうね。このクジラも機械なら、動かす方法があるはずだもんね」
    イオン・ガードナー:「本当に機械ならまあカンナリが……いじれるかもしれない。俺もFHの歩行戦車なら乗り回していた経験がある」
    古城あゆみ:「でもよお見ただろ、あのばかでかい図体を。闇雲に歩き回ってどうにかなるサイズか?」
    イオン・ガードナー:「全くの正論だな……」
    天乃光莉:「うーん。指針、指針か……」
    古城あゆみ:「人がいるならぶちのめして聞き出すがな」
    天乃光莉:「まずは外の……ドック?に降りてみる?」
    GM:──では。
    古城あゆみ:「こんだけでかいと人と会えるかどうかも運次第っつーか」
    GM:ドックに降りたところで情報収集タイムだ。
    GM:ちなみに参加者の皆さん、SSSCというシステムについてはご存じですか?
    古城あゆみ:ご存知だぜ!
    天乃光莉:プライズ的なやつ!
    GM:OK.プライズ的な奴の認識で間違い無いです。
    イオン・ガードナー:はーい!
    情報項目
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:FH>、<知識:オカルト>
    目標値 :9
    プライズ:0/8
    シーン数:0/6
    --------------------------------------------------------------

    GM:項目はこちら。使用技能を用いて判定を行い、目標値以上の値が出たら、達成値の10の位+1をPPとして獲得。
    GM:ただし、達成値の上限は30とさせていただきます。表記抜けてますねごめんなさい。
    古城あゆみ:技能が一個もない!助けて!
    GM:つまり、1シーンで蓄積するプライズの最大は4ポイントさ。
    イオン・ガードナー:社会が一番高い人~
    天乃光莉:1!
    古城あゆみ:1だぜ!
    GM:まぁ、全員登場してるのだから全員で挑めば良いのではないかな
    GM:そこの金持ちの財布を使って
    天乃光莉:とりあえずあたしからやってみるわ!
    イオン・ガードナー:いぇ~!
    イオン・ガードナー:まあ拙者もふるだけふるわね
    天乃光莉:情報:UGN! 砂の加護! コネ! 全部投入!
    古城あゆみ:それに援護の風ウインドブレスを飛ばすぜ!
    天乃光莉:ありがとうお姉さん!
    古城あゆみ:ダイス+5個、達成値+9
    イオン・ガードナー:よっしゃあ!
    天乃光莉:(1+2+4+5)dx+3+9>=9
    DoubleCross : (12R10+3+9[10]>=9) → 10[1,2,3,3,4,5,5,6,9,10,10,10]+7[2,6,7]+12 → 29 → 成功

    イオン・ガードナー:さすがあゆみさん!
    古城あゆみ:侵蝕44→48
    イオン・ガードナー:おっ
    GM:あと1……!
    イオン・ガードナー:フローズンリリー使用します
    イオン・ガードナー:財産点使ってその29wo
    GM:よろしい、ならば30だ。
    GM:つまりPPは……4!
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:39->42)
    イオン・ガードナー:29を30に!
    イオン・ガードナー:財産点18→17
    古城あゆみ:これがチームワーク
    天乃光莉:これがUGNの絆だ!
    古城あゆみ:友情パワーだ
    イオン・ガードナー:やればできる!
    GM:では、情報開示だ
    情報項目
    ・PP2
    海底移動要塞キング・ホエールは、何処かの軍事勢力によって作られたとされる巨大潜水艦だ。
    所有組織は判明していない。また、これまで活動が実際に観測されたこともない。
    衛星写真にも写らぬよう、海の底を進み続けていたのだろう。
    あなた達はこの巨鯨の腹の中から脱出しなくてはならない。

    それはそれとしてマシーンメイド部隊の強襲だ。
    回避判定目標値9で失敗した場合、2d10点のダメージを受ける。
    装甲は有効とします。

    ・PP4
    脱出方法は分かっている。キング・ホエールの中枢制御ユニットを操作し、水面へ浮上、口を開かせれば良い。
    メイド達の移動の痕跡などを追えば、この無闇に広い空間でも、重要な区画を探し当てられるだろう。
    探索過程であなた達は、キング・ホエールには乗組員が存在しないと気付く。
    ……あのメイド達は数に入れないで欲しい。なんかガシャンガシャン鳴ってるし。

    なお、探索過程であなた達は、人の生活の痕跡がある部屋を見つける。
    痕跡があるとは言っても、数ヶ月単位で使われていないようではあるが。

    GM:ということで、全員強制的に回避判定をどうぞ。
    天乃光莉:砂の加護再び!
    古城あゆみ:マシンメイド部隊って何!?
    古城あゆみ:3DX10+1+0 回避
    DoubleCross : (3R10+1+0[10]) → 8[3,5,8]+1 → 9

    古城あゆみ:成功!
    イオン・ガードナー:回避じゃなくてガードしていいですか……?
    天乃光莉:(1+4)dx+1>=9 回避
    DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[6,6,6,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:42->45)
    イオン・ガードナー:ちょっとまだ防具を調達する判定ができてなくて……
    GM:あー、装甲は外付け任せなのね君……
    イオン・ガードナー:金が足りなくなるからな……
    GM:では、ガードエフェクトを利用した場合に限りガードを可能としましょう
    イオン・ガードナー:じゃあ虚無の城壁!
    GM:なんか有ったでしょ、ほら、ガード値盛る奴
    イオン・ガードナー:ガード値+9します!
    GM:では
    GM:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 11[6,5] → 11

    イオン・ガードナー:47→49
    イオン・ガードナー:では合計ガード値26なので止めます!
    GM:OK,
    古城あゆみ:かってえ
    GM:では
    マシーンメイド:「どちらさまですか」「どちらさまですか」「どちらさまですか」「どちらさまですか」「どちらさまですか」
    マシーンメイド:あなた達は複数の声を聞くだろう。そして、声の方向に視線を向けたならば、
    イオン・ガードナー:「メ、メイドさんだと……!?」
    マシーンメイド:ドックの奥の方からぞろぞろと、メイド服の一団がやってくるのが見えるだろう。
    天乃光莉:「ええ……? なんで……?」
    マシーンメイド:背格好も顔立ちもみな同じ。目元のみ、覆いを被せてあるが、傍目には人間のように見える。
    マシーンメイド:が。
    マシーンメイド:足音がいやに重い。
    古城あゆみ:「律儀にさん付けしてる場合か!」
    マシーンメイド:そして良く良く聞けば、動く度にきぃ、きぃ、と金属音が──
    イオン・ガードナー:「と、ともかく切り抜けるぞ!」 背中から骨の翼を生やし、防衛態勢に移る。
    古城あゆみ:「手っ取り早くぶちのめして話を……」
    天乃光莉:「……機械!」
    マシーンメイド:「対応します」「惨殺します」「銃殺します」「穏便に撲殺致します」「お死に遊ばせお客様」
    GM:ざっ──
    GM:メイド部隊は横並び一列になって一斉に駆け出す!
    GM:ということで回避に成功した二人はなんか良い感じに演出迎撃しつつ
    GM:イオン君はメイド部隊の攻撃を颯爽とガードするがいいぞ。
    GM:素手で殴りかかったり包丁で刺そうとしたり、自動小銃で鉛玉をばらまいたりと暴れ方は様々だ。
    イオン・ガードナー:「これくらいならば……ニーベルング!」
    イオン・ガードナー:右手の指輪の輝きと共に、背中の骨の翼が変形、巨大な壁となる。
    古城あゆみ:「ちょちょちょちょちょちょ!」
    古城あゆみ:ダッシュ横っ飛び!着地に失敗して無様を晒すがそのままイオンくんの影に転がり込むぞ!
    イオン・ガードナー:重力により攻撃の勢いを減衰させながら、ジリジリと進んでいく。
    天乃光莉:「ちょっ……ひゃわーっ!?」武器を取り出す暇もなく銃撃が飛んでくる。
    イオン・ガードナー:「俺は俊敏に動けない。俺を囮にでもなんでもして凌いでくれ!」
    天乃光莉:突き出された包丁を蹴り払って、イオンお兄さんの後ろに逃げ込む!
    古城あゆみ:「いきなり殺しにかかってくるとはとんでもない奴らだ!許せねえ!」
    古城あゆみ:自分の先程の発言を棚に上げつつ
    天乃光莉:(直さんなら回避のついでに一機くらい『殺ァッ!』してそうだな……)
    古城あゆみ:「ハッハハア残念だったな!こっちは銃眼があるんだよ!」
    古城あゆみ:イオンくんの後ろから改造エアガンで応戦だ!ベアリング弾なので当たると痛いぞ!
    GM:では
    古城あゆみ:ハヌマーン振動が乗っているので鋼鉄だって撃ち抜ける!
    GM:自動小銃やら刃物の攻撃を受け止めつつ銃撃を返す近代的なファランクス。
    GM:その前に、横列進軍をしていたメイド達はバタバタと倒れていく!
    GM:が!
    宮本 麻里:「ちょ、ちょっと! 向こう、まだ来る、増えるわよ!?」
    GM:宮本が大騒ぎしながら指差した方には、はたして増援の、同じ顔のメイド達が、
    マシーンメイド:「お客様」「困ります」「困りますお客様」「生きておられては困ります」「死んでいなければ困ります」
    GM:がしょんがしょんがしょんがしょん
    GM:と、すごい足音を立てて走ってくる。
    天乃光莉:「うそっ!?」
    GM:一々応戦していると切りが無い──幸いにも連中、重量があるからか速度は然程でも無い。
    GM:つまりこう言うことだ。
    GM:或る程度は攻撃して破壊したりしつつ逃げるのが推奨!
    古城あゆみ:「……撤収!」
    天乃光莉:「逃げよう! お兄さんも!」
    古城あゆみ:発煙筒を投げ込んで目くらまし!逃げるぞ!
    イオン・ガードナー:「ああ、時間は稼ぐ。皆で逃げよう」
    イオン・ガードナー:程々に重力の壁を作りながらも走り出す。
    天乃光莉:手甲と弓を実体化させ、バシバシ適当に撃ち込みながら走る。
    GM:ばぎっ。がしゃんっ。何体かが撃ち抜かれて床に伏し、その背を踏み越えてメイド達は追って来る。
    GM:これぞキング・ホエールの防衛機構。殺戮マシーンメイド部隊。
    GM:あなた達は交戦しながら、自然、キングホエールの深部へ進んで行くこととなる──。

    GM:というところでシーン終了。ロイス&調達が可能です
    イオン・ガードナー:やった~~~~~!
    イオン・ガードナー:まず調達!
    古城あゆみ:ロイスは保留!
    イオン・ガードナー:戦闘用きぐるみ
    イオン・ガードナー:目標値は14
    古城あゆみ:おっ援護の風をご所望かい?
    イオン・ガードナー:あっ!
    イオン・ガードナー:せっかくなのでウインドブレス貰って
    古城あゆみ:OK!力を貸してくれ援護の風!ウインドブレス!
    古城あゆみ:ダイス+5、達成値+9
    イオン・ガードナー:なんかきぐるみにはもったいないがこれで!
    イオン・ガードナー:7dx+11>=14
    DoubleCross : (7R10+11[10]>=14) → 9[1,4,5,5,7,7,9]+11 → 20 → 成功

    イオン・ガードナー:やったぜ!
    古城あゆみ:侵蝕44→48
    古城あゆみ:素振りでぼでま
    古城あゆみ:1DX10+0+0 調達
    DoubleCross : (1R10+0+0[10]) → 7[7] → 7

    古城あゆみ:はい
    古城あゆみ:失敗!
    イオン・ガードナー:お、フロる?
    イオン・ガードナー:お金渡す?
    イオン・ガードナー:大丈夫?
    天乃光莉:ボデマ振ってみましょうか
    イオン・ガードナー:お金欲しい人言ってね?????
    古城あゆみ:大丈夫大丈夫!あと何回かチャレンジしてみます!
    イオン・ガードナー:はーい!
    古城あゆみ:どうしても欲しくなったら自分にウインドブレスします
    天乃光莉:やるだけやる!砂の加護入れてボデマチャレンジ
    イオン・ガードナー:ロイスは
    天乃光莉:5dx+2>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 10[4,5,5,7,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

    古城あゆみ:しゅごい
    天乃光莉:古城お姉さんにシュート!
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:45->48)
    古城あゆみ:やったあ!天乃ちゃんだいすき!
    イオン・ガードナー:宮本麻里 連帯感/これだからFHは……◯
    天乃光莉:絆が……深まってしまったな……
    イオン・ガードナー:関係性だな……
    イオン・ガードナー:以上です
    天乃光莉:ロイスは 宮本エージェント P:有為/●N:猜疑心
    天乃光莉:で取得!
    GM:OK!

    シーン2


    GM:このシーンでは情報収集を行わない。任意登場で……シーンプレイヤーはひかりちゃんとしよう!
    GM:登場侵蝕!
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:48->51)
    古城あゆみ:ウオオオ登場!
    古城あゆみ:48+1d10
    DoubleCross : (48+1D10) → 48+5[5] → 53

    イオン・ガードナー:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+1[1] → 50

    天乃光莉:落ち着きを得た

    GM:──海底移動要塞キング・ホエール内部。
    GM:あなた達は
    GM:あなた達はマシーンメイド達の攻撃を退けながら先へ進み、幾つかの扉を潜った先で一息ついた。
    GM:そこでは、マシーンメイド達は存在しているものの、彼女達は侵入者排除の命令を受けていないのだろう。
    GM:あなた達と擦れ違う時に軽く一礼した後は、自分達の仕事に没頭していた。
    GM:……さて、ではそれがどういう仕事かと言うと、
    マシーンメイド:「指のパーツの規格が会いません」「指は5番ラインですが、先日から不調が続いています」「修復は?」「資材がありません」
    マシーンメイド:「では5820番区画を解体して資材に当てましょう」「解体に用いる足場を組む資材が」「それなら」
    GM:何十列ものベルトコンベアの横に立ち、マシーンメイド同士が会話している。
    GM:そしてベルトコンベアには、たくさんの、ともすればバラバラ死体に見えかねないが出血も無い金属部品が乗っていて、
    GM:マシーンメイド達がそれを手作業で組み立てているのだ。
    天乃光莉:「組み立て工場……?」社会科の教科書で見た自動車の製造ラインを思い出している。
    イオン・ガードナー:「ここはキングホエールにとって重大な拠点らしいな……」
    古城あゆみ:「ヒューッ……ヒューッ……タ、タバコで肺が…」
    マシーンメイド:「内蔵するミサイルは?」「生産ラインが復旧不可能域の破損を」「では行程を省略──」
    イオン・ガードナー:「そして、次第に次第にこの要塞は老朽化、劣化しているらしい」
    宮本 麻里:「……こういうの、どっかの街で見たわね。UGNにバレないようにやってる武器工場」
    イオン・ガードナー:「…………」
    天乃光莉:「………」
    イオン・ガードナー:「そうなのか? いやあ、知らなかった」
    イオン・ガードナー:「まあFHならそれぐらいやるか」
    天乃光莉:「後で、支部の人に喋ってもらいましょ」
    古城あゆみ:「簡潔に現状を説明しろ!」
    古城あゆみ:壁に寄りかかって項垂れながら偉そうに叫ぶぞ。声がちょっと掠れているぞ
    イオン・ガードナー:(どっかの街とは、大N市のことか? だとすると、やはりあの町は……)
    宮本 麻里:「補給が出来てない、ってことなんでしょ」
    宮本 麻里:「腹を減らしたタコが自分の脚食うのと同じよ。防衛の為の機械を作る為に、守るべき筈の設備をわざわざ破壊してる」
    イオン・ガードナー:「嫌な話だが、船なんて、丁度良い資材になりそうだな」
    宮本 麻里:「……想定敵の規模がどれだけ大きいんだかね、こいつら」
    天乃光莉:(この工場、止めるべきなのかなぁ。それなら止め方を調べないとだけど、脱出方法もわかってないのにそんなヒマあるのかなぁ)
    天乃光莉:(これから先どれだけ戦うかわからないし、想定敵ってのもわからないし……。考えがまとまんない)
    天乃光莉:(あたし、ちゃんとやらなきゃいけないのに……。こんな時……)
    天乃光莉:「直さんなら……この工場をどうするのかな……」
    イオン・ガードナー:「この設備が想定する敵……」
    イオン・ガードナー:小さくつぶやく。
    イオン・ガードナー:「デモン・ストレイトならば」
    イオン・ガードナー:「脱出の算段がついたら、可能な限り破壊をするだろう。だが余計な刺激を与える今はやらない……と思う」
    イオン・ガードナー:「俺の知る彼女ならば、な」
    天乃光莉:「!」小さく呟いたつもりだったが、お兄さんには聞こえていたらしい。
    天乃光莉:「知……ってる、の? 黒瀬、直さんのこと」
    イオン・ガードナー:「FH時代に……少しな」
    イオン・ガードナー:言いにくそうに、何処か濁した雰囲気だ。
    天乃光莉:「ファルス、ハーツ? 貴方が?」
    イオン・ガードナー:「ああ、元FHだ。FHこそが正義だと教えられて育った」
    宮本 麻里:「……へぇ」
    イオン・ガードナー:「己の信ずる正しさのまま、力で全てをねじ伏せろ。力でこの世界の悲惨さを押し返せ。そんなことを言われてな」
    天乃光莉:「直さんとも、その時に?」
    イオン・ガードナー:「ああ、デモンストレイトとはそんな任務の中で戦ったりもした」
    イオン・ガードナー:「強敵だった……」
    天乃光莉:「じゃあ、『殺ァッ!』されたんだ」
    イオン・ガードナー:「まあ、こうして生き残ったけどね。君は彼女の知り合いなんだっけか?」
    天乃光莉:「直さんは、あたしの先生。あたしがチルドレンになった時、能力とこの……武器が似てるってことで」
    天乃光莉:「それ以来、訓練してもらってるの」
    イオン・ガードナー:「……!」
    イオン・ガードナー:顔色が悪くなる。
    天乃光莉:体躯とは不釣り合いな手甲と弓を示して見せる。
    イオン・ガードナー:「そうか、ではなおのこと、君をしっかりと守らねばな」
    天乃光莉:「……どうしたの? そりゃ痛くないのはありがたいけど」
    イオン・ガードナー:「俺自身の贖罪、そして叶うならばもう彼女に……寂しい思いなどさせぬ為に」
    イオン・ガードナー:「……」
    イオン・ガードナー:言いにくそうに俯く。
    イオン・ガードナー:「俺の護衛していたFHのエージェントが彼女の大切な人の命を奪った」
    天乃光莉:「え……」
    イオン・ガードナー:「許せないと思ったら……何時でも後ろから撃ってくれ」
    イオン・ガードナー:大切な人の顔を思い浮かべ、心のなかで勝手を詫びる。
    イオン・ガードナー:「覚悟はできている」
    天乃光莉:「いや、あの、その……。それを決めるのは直さんでしょ。あたしじゃないよ」
    天乃光莉:「それに、イオンお兄さんはこの任務が始まってからずっと、あたしや古城お姉さんを守ってくれたでしょ」
    イオン・ガードナー:「……申し訳ない」
    宮本 麻里:「武器を持って二日三日の、新兵みたいなこと言ってんのね」
    天乃光莉:「そういうお兄さんを見たら、直さんも即『殺ァッ!』にはならない……んじゃないかなぁ」
    天乃光莉:「訓練から離れたら、めっちゃくちゃ優しいもの……うひゃあ!」
    イオン・ガードナー:「…………」
    宮本 麻里:どこに隠していたか、煙草を取り出して火を付けながら
    宮本 麻里:「FHにいたら、UGNの誰かを殺すことだってあったでしょうよ」
    宮本 麻里:「逆に、UGNに友人だの親兄弟だの殺されたって奴も、FHには当たり前のようにいるわ」
    宮本 麻里:「そういうことをグダグダ言ってるような奴、長生きできないわよ」
    宮本 麻里:煙を吸い込み、吐き出す。やけに甘ったるい香り。
    宮本 麻里:「ひとりふたり死なせた程度で死んでたら、これから先どうやって生きてくつもりよ、あんた」
    イオン・ガードナー:「……宮本さん、俺は貴方のことが嫌いだし、そういった考え方も虫唾が走るが……」
    イオン・ガードナー:「覚えておこう」
    イオン・ガードナー:プイと顔を背ける。
    古城あゆみ:ガン、と壁を叩く音
    古城あゆみ:「デモンストレイトが誰だか知らんがな」
    古城あゆみ:「この緊急事態に居合わせてもいない人物の噂話で盛り上がるとは随分余裕だねェー君たちィ」
    古城あゆみ:そのままかつかつとイオンと天乃に歩み寄り、両者の肩をわしっと抱き寄せる。
    古城あゆみ:「親睦が深められたようで何より何より。私も嬉しいよ」
    天乃光莉:「む。……わっ?」
    イオン・ガードナー:「現実主義者が一人居るからな。まあそこら辺は信頼しているんだぞ、これでも」
    イオン・ガードナー:されるがままになっている。
    天乃光莉:「ど、どこ行ってたの……?」
    古城あゆみ:くっくっと笑う。だんだんと腕に力が込められていくのがわかるだろう。
    古城あゆみ:「君たちがご歓談している間に私は周囲を探索していてね。ちょうどいい部屋を見つけたんだ、お話の続きはそこでしないかい……?」
    宮本 麻里:「……な、なんか怒ってない……?」
    イオン・ガードナー:(えっ、怒ってたのか……?)
    天乃光莉:「わ、わかった、移動しよ……あの、苦しいんだけど……」
    イオン・ガードナー:(しまったな……知らんふりしとこ……)
    宮本 麻里:「そ、そーねー! こんな所見てても退屈だし、行きましょーかー!」
    イオン・ガードナー:(人の気持ちの分からない教条主義の堅物……そう思われていた方が……良い……)
    古城あゆみ:「怒ってなんかいないさ、さあ部屋はこっちだ。私が1人で探索している間、さぞ君たちは有益な情報交換をしていたんだろう」
    古城あゆみ:「あとで私にも聞かせてくれ。まさかこの期に及んで信条やら何やらのつまらん話はしてないだろうしなハッハッハ!」

    宮本 麻里:……UGNの面々を追いかけて歩いて行く最中だった。
    宮本 麻里:本当に何気なく足を止めて、ライン工のように働き続ける機械達の、何人かに話しかけた。
    宮本 麻里:此処にある個体は、防衛用のプログラムが無いのだろう。侵入者である宮本に対し、警戒心を見せる事もない。
    宮本 麻里:「……あんた達、なんの為に働いてんの?」
    マシーンメイド:「なんのため、ですか?」
    宮本 麻里:「仲間を増やして、増やして、増やして。自分達の住処を壊すまで資材が枯渇しても、軍備の増強を続けてさ」
    宮本 麻里:「そこまでして、何と戦うつもりだって聞いてんのよ」
    マシーンメイド:「…………」「…………」「…………」「…………」「…………」
    マシーンメイド:複数台のマシーンメイド達は、
    マシーンメイド:「さあ……」「なんでしたっけ……」「分かりますか?」「いえ」「何故でしょう……」
    マシーンメイド:機械のくせに、まるで物忘れでもしたかのように首を傾げる。
    宮本 麻里:「……あんたらも損な生まれね」
    宮本 麻里:肩を竦めて、小走りに、少し開いた距離を詰めた。

    GM:ロイス&調達が可能!
    天乃光莉:お兄さんのロイス、P感情を誠意に変更
    イオン・ガードナー:天乃光莉 尊敬/罪悪感◯
    イオン・ガードナー:俺はなんてことを……
    イオン・ガードナー:あ、やっぱりポジティブ誠意にしよう
    イオン・ガードナー:絶対に守る!
    イオン・ガードナー:調達はとりあえず応急セット!
    イオン・ガードナー:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 2[2,2]+2 → 4 → 失敗

    イオン・ガードナー:まあよかろう
    天乃光莉:こちらも念のため応急振っておきましょう
    古城あゆみ:天乃ちゃんに○信頼/不安でロイス取得します
    古城あゆみ:いやーやっぱ正規人員だからなー私がいないところでもきっちり仕事してるんだろうなー
    天乃光莉:砂の加護!
    天乃光莉:5dx+2>=8 応急手当キット
    DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 10[3,3,6,9,10]+10[10]+1[1]+2 → 23 → 成功

    古城あゆみ:昔話に花咲かせて終わりとかそんなことないよなー
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:51->54)
    天乃光莉:即N感情になるやつー!
    イオン・ガードナー:信念のすり合わせも大切ですが???????
    古城あゆみ:いいから脱出方法を探すんジャイ!!!
    古城あゆみ:購入判定、なにか入り用なものはありますか?
    イオン・ガードナー:特に無いんですよねえ
    古城あゆみ:古城は特にないので欲しい物があれば判定します
    天乃光莉:こちらも特には。
    古城あゆみ:んじゃあ購入も見送り!
    古城あゆみ:おわり!
    GM:OK!

    シーン3


    GM:シーンプレイヤーはイオンくんですが、まずは情報項目をごらんください。
    情報項目
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:FH>、<知識:オカルト>
    目標値 :9
    プライズ:4/8
    シーン数:3/6

    ・サブトピック:誰かが住んでいた部屋で
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:FH>、〈知覚〉
    目標値 :9
    プライズ:0/3
    --------------------------------------------------------------

    イオン・ガードナー:知覚だ!
    GM:増えました。
    GM:これを踏まえて……挑戦したい人は任意!
    天乃光莉:知覚技能は……0!
    古城あゆみ:知覚?そんなものはないが?
    イオン・ガードナー:感覚パワーだ!!!!!
    天乃光莉:感覚は6あるけど……固定値なしは怖い!
    GM:サブトピックは、開示しないでもクリア出来てしまう情報です
    古城あゆみ:天乃ちゃんの判定に援護の風ウインドブレスする構えです
    GM:開示したところで、データ的なメリットは特にありません
    イオン・ガードナー:あ、そっか
    イオン・ガードナー:じゃあメインはイオンがまいろう……社会一番高いしな……
    イオン・ガードナー:それにウインドブレスをもらう感じで……
    古城あゆみ:では援護(ryはイオンくんに
    天乃光莉:了解!
    イオン・ガードナー:足りない分は金で補う!
    イオン・ガードナー:では5dと9点いただいて
    古城あゆみ:ウオオオ援護の風ウインドブレス!ダイス+5個、達成値+9だ!
    イオン・ガードナー:7dx+9 情報:UGN
    DoubleCross : (7R10+9[10]) → 7[2,3,3,4,6,7,7]+9 → 16

    イオン・ガードナー:財産点14をぶちこみます
    古城あゆみ:イオンくんは天乃ちゃんと古城の社会性を足して1.5倍したのと同値という脅威の社会性の持ち主
    古城あゆみ:財産点14wwww
    天乃光莉:大人なんだ……
    古城あゆみ:カネモチ!!!
    イオン・ガードナー:金はすべてを解決する
    イオン・ガードナー:ヒーローやるなら金は欠かせないからな……
    古城あゆみ:侵蝕53→57
    イオン・ガードナー:あゆみちゃんにも残り3点を投げつけるか前だ
    イオン・ガードナー:構えだ
    天乃光莉:ではサブを開けに行きましょう
    古城あゆみ:オーケー!先手は譲ります!
    天乃光莉:では、情報:UGN、コネ、砂の加護全部盛りで
    天乃光莉:(1+2+4)dx+3>=9
    DoubleCross : (7R10+3[10]>=9) → 9[1,2,2,3,4,6,9]+3 → 12 → 成功

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:54->57)
    GM:では、サブトピは……2/3だな
    古城あゆみ:コネUGNを使用してダイスを増やします
    GM:それぞれ情報を開示する。
    GM:おっと失礼!
    古城あゆみ:まだオレのバトルフェイズは終了していないぜ!
    イオン・ガードナー:左様
    イオン・ガードナー:あっ
    古城あゆみ:3DX10+0+0 社会
    DoubleCross : (3R10+0+0[10]) → 9[5,5,9] → 9

    イオン・ガードナー:だ、だめだ
    古城あゆみ:グワーッ
    イオン・ガードナー:ひかりちゃんに財産点を全部ぶちこんでも……不足!
    天乃光莉:バディムーヴいけます?
    イオン・ガードナー:160点版ならまだ余裕の予算なのにぃ!
    天乃光莉:いや
    天乃光莉:バディムーヴで行けます?
    イオン・ガードナー:あっ
    イオン・ガードナー:あの、イオンにバディムーブもらえてれば
    天乃光莉:あっ
    古城あゆみ:起死回生のバディムーブが炸裂しますか?
    イオン・ガードナー:ど、どうでしょう……少し巻き戻しタイムなど……
    GM:そうだねぇ
    GM:厳密なルール的には本当はアウトだと思うが……私の卓ではアリだ!
    イオン・ガードナー:クッ、クゥ~ン
    天乃光莉:温情……!
    GM:どんな風に巻き戻してどう適用するかはきっちり宣言するんだな!
    古城あゆみ:ありがてぇ…ありがてぇ…
    イオン・ガードナー:ケヒャーッ! ありがとうございます!
    天乃光莉:ではバディムーヴ! イオンお兄さんの達成値+3。
    イオン・ガードナー:では残ってた財産点が7だったことになるのであゆみちゃんに七点プレゼント
    イオン・ガードナー:あゆみちゃんではない
    イオン・ガードナー:ひかりちゃんだ
    古城あゆみ:天乃ちゃんだぜ
    GM:おちつきたまえ
    古城あゆみ:古城に7点トスしても16とかいう半端な数字になるだけだぜ
    イオン・ガードナー:そう、ひかりちゃんだったぜ
    古城あゆみ:これで天乃ちゃんの達成値が繰り上がり20になるって寸法なワケ
    GM:12+7でまだ19……さああと一点はどうするかな……?
    イオン・ガードナー:ひかりちゃん!
    イオン・ガードナー:パワーをマネーに!
    古城あゆみ:札束の力を信じろ!
    天乃光莉:あたしのおこづかいを……放り込む!
    古城あゆみ:古城は財産点0なので真似できないのだ、ガハハ
    天乃光莉:財産点4->3、これで達成値20です
    GM:よろしい。では。
    GM:開示だ。
    情報項目
    PP6
    どうやらキング・ホエールは、対FHセル用の兵器として創り出された用だ。
    だが──調査中に発見したあらゆる記録、既存のデータの全てを照らし合わせても、
    〝どのセルを〟想定して産み出されたものかは決して分からないだろう。
    本来存在していた標的が世界から切り取られてしまったかのように、記録は不自然な空虚を抱えていた。


    ・PP8
    中枢制御ユニットの置かれた部屋を発見した。
    キッチンの隣接した小さな部屋だ。

    中枢制御ユニットの防衛機構を完全に沈黙させれば、古城あゆみならば、キング・ホエールの操縦が可能になるだろう。
    あなた達はクライマックスシーンへ進むことができる。

    サブトピック:PP1
    二人の少女が寄り添い映った写真を、あなた達は発見するだろう。
    少女達の名は、写真の裏に書いてあった。
    ひとりの名はヨナ・ガードナー。小柄で、屈託の無い笑顔で、もう一人の少女に頬を寄せている。
    ひとりの名はティルダ・ガードナー。明らかな困惑を表情に浮かべながら、無抵抗に頬を寄せられている。

    サブトピック:PP2
    『2月3日。今日も私達は、光の届かない海の底を進んでいる。理由は忘れた。私もティルダも思い出せない』
    『2月6日。風邪をひいたかも知れない。咳が止まらない』
    『2月8日。違う。たぶん、ホムンクルスの耐用限界だ』
    『2月10日。地上に救援要請を送る。……きっと届かない。〝我らの勝利まで地上に戻るな〟──厳命だ』
    『2月11日。太陽を見たい。どうして私だけがこんな所に? 誰と戦う為? なんで?』
    『2月12日。少し熱が下がる』
    『2月13日。明日はバレンタインデー』

    あなた達は、ヨナ・ガードナーの日記を見つける。
    2月13日を最後に、日記のページは白紙となっている。

    サブトピック:PP3
    ティルダ・ガードナー。
    海底移動要塞キング・ホエールの運営に携わるマシーンメイド部隊のオリジナル。
    だが、完全に機械部品のみで作られたマシーンメイド部隊と違い、彼女は〝機械強化されたホムンクルス(人造人間)〟だ。


    GM:では
    GM:完全に昨日ふってもらうのを忘れてたのに後から気付いたのだが
    GM:登場侵蝕!
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:57->64)
    イオン・ガードナー:50+1d10
    DoubleCross : (50+1D10) → 50+3[3] → 53

    古城あゆみ:1d10+57
    DoubleCross : (1D10+57) → 6[6]+57 → 63


    GM:──
    GM:──そこは、数ヶ月分の埃が積もっていることを除けば、かわいらしい部屋であると言えた。
    GM:少々、かわいらしいの度合いが〝わざとらしすぎる〟かも知れない。
    GM:教科書を見ながら、〝女の子はこういうものが好きらしい〟という情報から組み立てたような部屋。
    GM:窓は無いが、カーテンはある。白いレースは光を透かしてくれない。壁紙のファンシーな模様や、デスクの小物や、
    GM:ここはきっと、女の子らしさに憧れた女の子の部屋なのだろう。
    古城あゆみ:「どうよ、なかなかイケてる部屋だろ?」
    イオン・ガードナー:「ふむ、不思議な部屋だ……」
    イオン・ガードナー:「やけに人間的というか……」
    イオン・ガードナー:首をかしげる
    天乃光莉:「女の子っぽくはあるかな……。ずいぶん掃除してないみたいだけど」
    イオン・ガードナー:機械だらけの船にこんな部屋があるとは妙な話だ。
    古城あゆみ:ずんずんと窓際へ進み、カーテンを毟り取って天乃へよこす
    天乃光莉:キャッチ。
    古城あゆみ:「埃っぽいからな!座るんならそれを使え」
    天乃光莉:「あ、ありがとう……」
    イオン・ガードナー:「なにか手がかりになるものは……」そう言って色々と見回す。なんかいい感じに資料とか見つかれ~。
    古城あゆみ:そのまま棚や机の物色を始めます。躊躇なく引き出しを開けて手を突っ込み中を漁る
    イオン・ガードナー:具体的にはキングホエールの製造目的とかの入った電子機器とか見つかれ~。
    GM:──では。
    天乃光莉:自分ひとり座るわけにもいかないので、カーテンを手に四方の壁に目をやる。
    GM:流石にダイレクトに、製造目的とか記載されたデータディスクが出て来たりはしない。それは無い。
    GM:が。
    GM:例えば、天乃光莉が目を向けた壁だ。
    GM:写真が一枚だけ飾ってある。
    天乃光莉:(写真……)
    天乃光莉:近づいてみます。
    GM:例えば、古城あゆみが順々に手を突っ込んでいく引き出しの何個目かだ。
    GM:日記帳が出て来る。
    GM:電子機器というなら、デスクに置かれたノートPC。完全にオフラインで、操作するのが自分だけだからかパスワードも掛かっていない。
    GM:各人、それぞれに、調べて見たのなら
    GM:……上記のような情報を見つけるに至るだろう、という訳だ。
    天乃光莉:背伸びして壁の写真を手に取る。
    天乃光莉:埃を払うと、そこには二人の少女が写っている。
    天乃光莉:頬を寄せ合って、一人は笑い、一人は戸惑っている。そんな微笑ましい写真だ。
    イオン・ガードナー:「あゆみさん、どうだ。キングホエールについてなにか分かったか」
    イオン・ガードナー:「……ゴホン、カンナリ……です」
    天乃光莉:(ここにいた人かな……)
    古城あゆみ:「ったくしけてやがんな……金目の物のひとつやふたつくらいはあるだろ普通……」
    古城あゆみ:声を背後に、そのまま棚をかき回している。
    宮本 麻里:「金属部品ならそこらに幾らでもあるわよー」
    宮本 麻里:「……で、そっちのちんまいお嬢ちゃん。何か有ったの?」
    天乃光莉:そうして写真を裏返すと。そこには写真の二人の物だろうか、名前が書かれている。
    天乃光莉:「……ガードナー」
    イオン・ガードナー:「……なに?」
    天乃光莉:「ヨナ・ガードナー。ティルダ・ガードナー」
    イオン・ガードナー:写真を見てみる。顔立ちも、どことなく特徴が近い。
    イオン・ガードナー:「…………」
    天乃光莉:「……ここに、そう書いてあるの」写真をイオンお兄さんに渡す。
    イオン・ガードナー:写真を受け取り、額を抑えて大きくため息をつく。
    イオン・ガードナー:「信じられない……滅びたはずじゃなかったのか……!」
    天乃光莉:「……イオン・ガードナー」
    イオン・ガードナー:「俺の、俺の一族は“ニーベルングの指輪”という遺産を守っていた」
    イオン・ガードナー:「この遺産は持ち主に不幸を齎す。だが一族はその不幸を肩代わりさせるために人造人間を作って、使い潰していた」
    イオン・ガードナー:「まあ今で言うクローン、実家ではホムンクルス、と呼ばれていた」
    イオン・ガードナー:「この二人の顔は、そのホムンクルスのものと合致する……」
    イオン・ガードナー:正座をすると、深々と頭を下げる。
    イオン・ガードナー:「どうやらこの鯨の持ち主は……俺の縁者だ……!」
    宮本 麻里:「……あー……北欧の錬金術師の。どっかで聞いた名前だと思ったらあんた……ろくでもない生まれね」
    古城あゆみ:「面白そうな話をしてるな。私も混ぜてくれよ」
    イオン・ガードナー:(なんで、こんなものを、どこにそんな金が? アホなのか? アホなのか俺の家は……!)
    古城あゆみ:ぼす、とイオンに何かを押し付ける
    イオン・ガードナー:「な、なんだ」
    古城あゆみ:「身内だってんなら話が早いや。他人の日記を読む趣味は無いもんでね」
    イオン・ガードナー:珍しく動揺している。
    古城あゆみ:日記帳。持ち主の名前は、ヨナ・ガードナー。
    イオン・ガードナー:「……分かった」
    イオン・ガードナー:立ち上がって、ペラペラと日記をめくる。
    イオン・ガードナー:タラタラと冷たい汗が額に浮かぶ。
    イオン・ガードナー:目を白黒させながら、呼吸が荒くなっていく。
    イオン・ガードナー:「嘘だ……」
    天乃光莉:「大丈夫……?」
    イオン・ガードナー:「なんでこんな……?」
    イオン・ガードナー:「だ、大丈夫だ。かか、簡単に説明する」
    イオン・ガードナー:一度深呼吸をする。
    イオン・ガードナー:「俺の一族の生き残りが、俺の持つ遺産を、FHから取り返そうとした決戦兵器が……これだ」
    イオン・ガードナー:「だが幼い俺を攫った男というのは、まあろくでもない実験の末にすべてを失って死んでな」
    イオン・ガードナー:この日、一番大きなため息をつく。
    イオン・ガードナー:「この船の存在意義は消失した」
    イオン・ガードナー:「まあ実家も、あれだ。幼い俺を制御可能なミダス王、あるいは金の卵を産むガチョウ程度にしか考えていなかった連中だ」
    イオン・ガードナー:崩れ落ちそうな膝に力を込める。
    古城あゆみ:「このけったいな船はその指輪のためだけに作られたってか?随分と資金が潤沢じゃあないの」
    イオン・ガードナー:「ああ、この指輪があれば、ほぼ無限に黄金が手に入るからな」
    イオン・ガードナー:「俺の父親も大層俺をかわいがってくれたよ。一時期、我が一族の資産の八割は俺が生み出していたらしい」
    イオン・ガードナー:「母親は可哀想な子と毎晩泣いていた」
    古城あゆみ:「ッハハー!景気が良いな!そんなおいしい話があるもんかね!」
    イオン・ガードナー:「そうさ。美味しい話なんてない。順当に一族は滅びた筈だった……んだがなあ」
    イオン・ガードナー:船を見回す。日記を読み込む。
    宮本 麻里:「悪党はしぶといのよ、私が言うんだから間違いないわ」
    イオン・ガードナー:「頼む。この船を終わらせてくれ」
    イオン・ガードナー:「……自分の作ったものを放り出し」
    イオン・ガードナー:「無数の命をゴミのように使い捨て」
    イオン・ガードナー:「今、また私利私欲の為に誰かの生き方を踏みにじる」
    イオン・ガードナー:「ここは、そういう連中の作った場所だ」
    イオン・ガードナー:日記を机に置き、深く頭を下げる。
    古城あゆみ:「主も、目的も、存在意義も失った船、か」
    古城あゆみ:「なあイオンくん。これは私の信条の話なんだが」
    古城あゆみ:「世の中のものは須らく、最大限に有効利用されねばならない……と常々思っているんだ」
    古城あゆみ:「温かい炊きたての御飯も放っておけばやがて固い冷や飯になってしまう。家の主人がいてもいなくてもな」
    古城あゆみ:「なら、そうなる前に美味しくいただいてやるのが、せめてもの飯への功徳ってもんだろう」
    天乃光莉:[]
    古城あゆみ:「この船、捨てるにはもったいない。UGNに預けりゃいい使い道を見出してくれると、そうは思わんかね」
    イオン・ガードナー:「──!」
    イオン・ガードナー:「そう、かもな」 クスリと笑う。
    天乃光莉:「そうだね。少なくとも日本のUGNの一番えらい人は、これを悪いことには使わないと思う」
    天乃光莉:「……これを作った人はさ。これを動かして、FHと戦わせるつもりだったんだよね。なんでか、海をさまよってるわけだけど」
    天乃光莉:「さっき"想定敵がわからない"って話、したよね。これほどのクジラとたくさんのメイドロボが必要な相手だったの?」
    イオン・ガードナー:うなずく。
    イオン・ガードナー:「なんなら、これだけ揃えても勝てなかった筈だ。相性が悪すぎる」
    天乃光莉:「……そっか」
    天乃光莉:「一度、終わらせてあげないといけないのかもしれないね」
    古城あゆみ:「ええ…こんだけ揃えても勝てないって…」
    古城あゆみ:「怪獣か何かか?」
    天乃光莉:「そうしないと、このクジラも、メイドロボも、何も始められないような気がするの」
    イオン・ガードナー:「……ああ」
    イオン・ガードナー:「怪獣の時代は終わるんだよ」
    イオン・ガードナー:「終わらせよう。怪獣共の時間を。その道行きの間、俺は正義の味方ではなく、只のイオン・ガードナーとして、君たちと共に戦う」
    イオン・ガードナー:この世に永遠など無いのだと、自らに言い聞かせるように。

    GM:ロイス&調達が可能!
    イオン・ガードナー:ロイスは保留! 調達は……
    イオン・ガードナー:リアクティブアーマーワンチャン狙うかあ
    イオン・ガードナー:2dx+2
    DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[4,9]+2 → 11

    イオン・ガードナー:ダメ!
    古城あゆみ:ロイスは天乃ちゃんに○好奇心/隔意、キングホエールに○有為/脅威で取得します
    古城あゆみ:調達!おれもリアクティブアーマー狙うぜ!
    古城あゆみ:力を貸してくれ援護の風!
    古城あゆみ:6dx10+9
    DoubleCross : (6R10+9[10]) → 9[3,4,5,6,8,9]+9 → 18

    古城あゆみ:アバーッ
    イオン・ガードナー:18だと……不足!
    天乃光莉:バディムーヴしても足りない!
    イオン・ガードナー:あっ
    イオン・ガードナー:足りるわ
    イオン・ガードナー:バディムーブとフローズンリリーで足りる
    イオン・ガードナー:18+3+3で24なので
    天乃光莉:ヤッター!
    古城あゆみ:マジかよフローズンリリーすげえ
    古城あゆみ:イオンくんにパス!
    イオン・ガードナー:財産点3→0
    古城あゆみ:守ってね♡
    イオン・ガードナー:ありがたくいただくぜ! 守る!!!!
    天乃光莉:購入はなし、ロイスは保留で!

    クライマックス


    GM:全員登場!
    イオン・ガードナー:53+1d10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+5[5] → 58

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:64->67)
    古城あゆみ:61+1d10
    DoubleCross : (61+1D10) → 61+5[5] → 66


    GM:──白鯨を30倍以上に等比拡大した、あまりに広大な空間。
    GM:しかし、その中で、ひとが生活する為のスペースは極めて僅かである。
    GM:手狭な寝室。バスルーム。衣類を洗う為のドラム式洗濯機。乾燥機。
    GM:娯楽としての読書を嗜む習慣は無かったものだろう、紙の書物はあの日記帳だけだ。
    GM:部屋にひとりで居る時間は、さぞや退屈だったに違いない。
    GM:……さて。
    GM:その部屋は、さほどの厚みも無い、ただのドアの向こうにある。
    GM:キッチンに隣接して、テーブルが一つに椅子が二つ。テレビも無いリビングルームだ。
    GM:そこへ至るまでの廊下もまた、絨毯すら無い、金属が剥き出しの床、紙も貼られていない壁に、配管が剥き出しの天井。
    GM:八方で機械の駆動音が鳴り続ける殺風景な廊下を、あなた達は、〝その部屋〟へ向かって歩いている。
    イオン・ガードナー:「この先が例の部屋の筈だが……」
    イオン・ガードナー:「……どうだ? 日記を読んで気になったこととか、あったか?」
    古城あゆみ:「"こいつ"の親はとんでもないロクデナシってことくらいだな」
    古城あゆみ:「子供は親を選べない。難儀だねえ」
    天乃光莉:「そうだね……。このクジラに乗せて、海に放って、それっきりだったみたいだし」
    天乃光莉:「……親かぁ」
    イオン・ガードナー:「君も、親となにかあったのか?」
    イオン・ガードナー:「……いや、君たちも、か」
    天乃光莉:「あたしも一人暮らしだから、さびしいって気持ちなら少しはわかるかな……」
    天乃光莉:「うーんと。現在進行形なんだけどね……」
    天乃光莉:「うちの親、ずっと仕事で世界中飛び回ってて、帰ってこないの。もう三年くらいになるわ」
    古城あゆみ:「その歳でひとり暮らしか!気合が入ってるなあオイ!」
    天乃光莉:「そうだよ~。おかげさまでお掃除もお洗濯もお料理も出来るようになっちゃった」
    天乃光莉:「……親の手料理なんて、もう三年も食べてないわ。なのに毎週電話はかかってくるの。変でしょ?」
    イオン・ガードナー:「憎い、腹立たしい……とは思わなかったか?」
    古城あゆみ:「パパとママも気にしてるんだよ、愛されてて何よりじゃあないか」
    天乃光莉:「腹立たしい……うん、それは思ってる」
    天乃光莉:「毎週電話するのもいいけど、年に一回くらい帰って来いって話よね」
    イオン・ガードナー:「俺は、FHの軛から逃れた後、家に戻らなかった。潰れたと思ってたしな。君はそれでも……父母の電話を受ける理由は?」
    天乃光莉:「え、理由? ……理由?」
    天乃光莉:「そりゃ、かかってくるし……。取らない理由の方がない、って言うか?」
    天乃光莉:「あ、あれ? なんかおかしい?」
    イオン・ガードナー:「……そ、そうか」
    イオン・ガードナー:驚いたような表情で。
    イオン・ガードナー:「いや、FHで育った俺の価値観の問題だ」
    イオン・ガードナー:「君は……当たり前に優しいのだな。強い、強いな……黒瀬直の弟子か、ふふ」
    古城あゆみ:「おかしいとも。少なくとも私なら親からの電話は絶対取らない」
    天乃光莉:「えっ。そういうもの……なの?」
    古城あゆみ:「本気で嫌いな相手の電話を取る道理があるか?着拒で終わりだよ」
    天乃光莉:「………」
    天乃光莉:言われてみれば。パパとママには本当に怒っている。
    天乃光莉:三年も年頃の娘を放っておく親をどうして好きになれるだろうか。
    古城あゆみ:「歪かもしれないが。心の底から嫌ってるわけじゃあないのさ」
    天乃光莉:「あれ……。なんで、電話取ってるんだろう……?」
    天乃光莉:「そう、なの?」
    天乃光莉:心臓の鼓動が早まっておさまらない。何か、触れてはいけないものに触れているような。
    古城あゆみ:「そうだよ。お前の親はそのうち戻ってくる。そしたらまたやり直せる」
    天乃光莉:「……帰ってきてくれるのかな。そうだと、いい、けど」
    天乃光莉:けど。
    古城あゆみ:「芽があるだけありがたいと思え!」
    天乃光莉:「……それじゃ、お姉さんには目がないみたいだよ」
    古城あゆみ:「お子様は人のこととやかく言わずに自分のことだけ考えてればいいんだよ!!!」
    天乃光莉:「へんなの。……でも、ありがとうね」
    天乃光莉:今やるべきことは目の前にある。大きく息を吸って、心臓を落ち着かせる。
    天乃光莉:(クジラを止める。UGNに引き渡す。船を無事に帰す。政治家のおじさんとこのエージェントをもう一度捕まえる……)
    イオン・ガードナー:「色々あるのは俺だけじゃなさそうだな」
    天乃光莉:(やること多いな……。でも、やんなきゃ。あたしがちゃんとやるんだ)
    GM:ジリリリリリリリ……
    天乃光莉:("あたしたち"が、やるんだ)
    イオン・ガードナー:「何か来る……!」
    GM:突然に、ベルが鳴った。
    GM:あなた達の目の前にあるドアの向こうで、である。
    GM:この音は──そうか、三人とも若い世代か。ならせいぜい、スマートフォンにデフォルトで収録されている着信音のバリエーションとして聞いた程度だろう。
    古城あゆみ:「何だ何だ!忙しいな!」
    天乃光莉:「げ。見つかった……かな?」
    GM:古い、固定電話の音だ。
    イオン・ガードナー:じゃあ可能なら扉開けちゃいたいんですがどうでしょう
    GM:着信時。……或いは発信時の相手方の呼び出しで鳴る、あの。
    GM:カチコミは古城さんの仕事だね。
    古城あゆみ:やったあカチコミ!カチコミ大好き!
    天乃光莉:「お姉さん、カバーする。ぶち抜こう」
    イオン・ガードナー:「先陣はどなたが?」
    イオン・ガードナー:扉開けるのとカチコミは別です
    イオン・ガードナー:それはそれとして開けるの任せた!
    天乃光莉:「それともあたしがやる?」
    古城あゆみ:「私がやるに……決まってるだろうが!」
    古城あゆみ:ヤクザキックで扉を蹴破る!者共、我に続け!!
    イオン・ガードナー:何時でもかばえる場所に立って一緒になだれ込む!
    天乃光莉:二人の体と破られたドアの間に出来たわずかな隙間から、するりと部屋に躍り込む。

    GM:──ドアの向こうの光景は、先に記した通りだ。小さなテーブルが一つ、椅子が二つ。
    GM:その片方に、道中で出くわしたメイド達に良く似た顔の少女が腰掛け、古びた黒電話の受話器を耳に当てていた。
    ティルダ・ガードナー:「…………」誰かを呼び出そうとしているらしい。だが、通じる筈も無い。
    ティルダ・ガードナー:その内少女は諦めて受話器を置き、テーブルの反対側に〝座っている〟ものへ悲しげな視線を向ける。
    ティルダ・ガードナー:「……今日も、駄目でした」
    古城あゆみ:「そこのお前!両手を上げて床に伏せな!」
    GM:座っているものは、何も答えない。
    GM:それは丁寧にエンバーミングを施され、生前の容姿を半ばは保っているが──
    GM:それでも、屍であることは確実に見て分かる。そういうものであったからだ。
    イオン・ガードナー:「……」
    イオン・ガードナー:顔をしかめる。
    天乃光莉:受話器を持っていた少女に照準を付けつつ、もう一人の少女を視界に入れる。
    天乃光莉:「……!」そして、絶句。
    ティルダ・ガードナー:「……報告のあった、外部の船の乗員の方ですか」
    ティルダ・ガードナー:「すいませんが、これからお夕飯の時間ですので……生体部品だけ残してお引き取りいただけますと幸いです」
    古城あゆみ:「UGNだ。諸事情によりこの船を接収する」
    ティルダ・ガードナー:「接収?」
    ティルダ・ガードナー:「……それは困ります」
    ティルダ・ガードナー:「この船が無くなったら、私達はいよいよ、何処へ行けばいいのですか」
    イオン・ガードナー:「ガードナー一族に仕えるメイドだろう」
    古城あゆみ:「心配するな、働き先はきっちり斡旋してやるよ」
    イオン・ガードナー:「ああ、UGNは君たちを見捨てるほど無慈悲ではない」
    天乃光莉:「貴方たちの敵は、もういなくなったんだって」
    天乃光莉:「それなら、これから身の振りを考えてもいいと思うけど」
    ティルダ・ガードナー:「ご冗談を」
    天乃光莉:「どうかな?」
    ティルダ・ガードナー:「ヨナ様が帰りたい場所は、UGNではありません」
    ティルダ・ガードナー:「それが。それだけが。それだけでも」
    ティルダ・ガードナー:両腕を左右に広げる。
    ティルダ・ガードナー:……十指の先端から鋼糸が伸びる。それは船内の薄暗い照明では、目を細めねばハッキリとは見えぬ程に細い。
    ティルダ・ガードナー:「二万マイルの旅を続ける理由ではあったのです」
    ティルダ・ガードナー:「……けれど、私達の誰も分からない。誰を討ち果たせば良いのか、誰と戦えば良いのか、なのに──」
    GM:がしゃん。
    GM:がしゃん。
    GM:あなた達の後方からも、足音がする。
    マシーンメイド:「標的データベースが該当者検出」「該当者、イオン・ガードナー検出」
    ティルダ・ガードナー:「何故、いまさら」
    ティルダ・ガードナー:「ヨナ様の墓所が浮上することになったのでしょうか」
    ティルダ・ガードナー:「……あなた達のせいだったのですか?」
    イオン・ガードナー:「そうだ。俺のせいだ」
    イオン・ガードナー:「俺のせいだよ、ティルダ・ガードナー」
    イオン・ガードナー:真っ直ぐに、相手を見据える。
    イオン・ガードナー:(俺が……悪だ)
    古城あゆみ:「グダグダ抜かしてんじゃねェーッ!いいから操縦権をよこせっつってるんだよこのスカタン野郎が!」
    天乃光莉:「さっきから聞いてればお兄さんが悪いみたいに言うわね」
    古城あゆみ:「お前らには私の野望の踏み台になってもらう!これは確定事項だ、光栄に思いやがれ!」
    ティルダ・ガードナー:「出来ません。ヨナ様を誰にも渡しはしない」
    天乃光莉:「あたしには、貴方たちを放り出した奴らの方がよっぽどロクでもなく見えるわ」
    ティルダ・ガードナー:「海の底に捨てられた私達──それでも、どうしても」
    ティルダ・ガードナー:「ええ、どうしても……!」
    天乃光莉:「やめないなら。こっちもやるしかないの。いいのね?」
    ティルダ・ガードナー:「〝捨てられた〟と分かっていても……帰りたいと願ってしまったヨナ様の為に!」
    ティルダ・ガードナー:「あなたの〝正論〟は聞けません──小さなレディ、おわかりですか!」
    天乃光莉:「……そう。"貫く流星"スターピアース、了解したわ」
    天乃光莉:「お兄さん、お姉さん。……終わらせよう」
    ティルダ・ガードナー:「……ヨナ様、ご命令を」
    古城あゆみ:「言われんでも!ギタギタにしてやるよ!」
    ???:「──うん」
    GM:エンバーミングされた骸が声を発した。
    GM:……否。
    GM:骸の中に埋め込まれたままの機械が、合成音声で応答した。
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「捕縛した船を解体しなさい。乗員を解体しなさい。衣服の繊維まで解体しなさい」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「私達は旅を続ける。私達はいつか帰る」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「私達はいつか、誰にも祝福されて、笑顔で太陽の下に帰る」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「ガードナー一族の落陽が終わって、もう一度朝が来る日に」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「必ず」
    宮本 麻里:「……ねえ。あんたらの中で、あのヨナって子を一番ぶん殴りたいの、誰?」
    天乃光莉:「……あたしがやるわ。お兄さんにお願いするのも、ちょっと違うし」
    宮本 麻里:「未成年喫煙かぁー。UGN、それくらいは大目に見てよね」
    イオン・ガードナー:「ああ、今ばかりは“必要”なんだろう?」
    古城あゆみ:「私もやってたから心配すんな」
    GM:──かえりたい。
    GM:どうしても、かえりたい。
    GM:どうすればいいのか、わからない。なんでかえりたいのかもおぼろげだ、けど。
    GM:かえりたい。
    GM:おうちにかえりたい──。

    GM:声が聞こえるようだった。
    GM:それは、機械の駆動音が重なって産み出す偶然の錯覚でしかない筈だが。
    GM:膝を抱えて嘆く少女を思わせるその声は、あなた達の体内のレネゲイドをひどく揺さ振ることだろう。
    GM:衝動判定。難易度は9だ。
    古城あゆみ:4DX10+1+0 意思
    DoubleCross : (4R10+1+0[10]) → 10[7,9,9,10]+3[3]+1 → 14

    古城あゆみ:成功!
    イオン・ガードナー:ああ……登場侵食の都合でダイスが!
    イオン・ガードナー:1dx+4
    DoubleCross : (1R10+4[10]) → 9[9]+4 → 13

    イオン・ガードナー:セーフ
    古城あゆみ:お前が無事なら百人力だぜ
    イオン・ガードナー:たしゅかった
    イオン・ガードナー:58+2d10
    DoubleCross : (58+2D10) → 58+10[8,2] → 68

    天乃光莉:(2+4)dx+0>=9 衝動判定
    DoubleCross : (6R10+0[10]>=9) → 10[3,5,6,7,8,10]+8[8] → 18 → 成功

    古城あゆみ:66+2d10
    DoubleCross : (66+2D10) → 66+15[7,8] → 81

    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+3した(侵蝕率:67->70)
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+16(2d10->8,8)した(侵蝕率:70->86)
    GM:では
    GM:・エンゲージ
    キング・ホエール中枢制御ユニット[0]
    ティルダ・ガードナー[6]

    10m

    イオン・ガードナー[5] 天乃 光莉[13] 古城 あゆみ[7]

    10m

    マシーンメイド量産A型[5]
    マシーンメイド量産B型[11]

    GM:・ラウンド1
    GM:セットアップ!
    キング・ホエール中枢制御ユニット:無し
    マシーンメイド:ABとも無し
    天乃光莉:ありません!
    古城あゆみ:ないぜ!
    ティルダ・ガードナー:《雷神の降臨》。行動値が0になり攻撃力が+30
    イオン・ガードナー:はい!
    イオン・ガードナー:《虚無の城壁》!
    イオン・ガードナー:ガード値がラウンド中+9!
    GM:OK、では
    ティルダ・ガードナー:バヂッ! ……虚空へと伸びた鋼糸が一瞬、フィラメントの如く眩く輝く。
    ティルダ・ガードナー:既にしてそれは、人体はおろか周囲の壁、床まで容易く融解させる程の高熱と化している!
    GM:そして行動順は行動値13、ひかりちゃんだ。
    天乃光莉:イエッサー!
    GM:そうだな。どうせだからここで開示しよう。
    GM:・NPCカード
    GM:【宮本 麻里:《アウトレイジ》+《止まらずの舌》+《さらなる力》+《狂戦士》】
    対象一人の攻撃判定の直前に使用。その攻撃のC値を-1(下限5)し、即座に暴走状態となる。
    また、行動終了後に宮本 麻里からの質問にひとつ答えてよい。
    そうした場合、対象は未行動となり、次のメジャーアクションのC値を-1(下限6)、判定ダイスを+6個する。

    GM:説明しよう。さらなる力は有名な再行動エフェクトだが目標が20と地味に高いので、判定が対決になるしダメージも与えない止まらずの舌を組み合わせているのだ。
    GM:アウトレイジにより暴走する場合、リアクション不可となるので自動的に命中する事になる。が。
    GM:GM権限で止まらずの舌を使わせないことは出来る為、これは答えるかどうかをPLに委ねたい。
    GM:……というところだ。
    GM:このカードを使うなら、判定直前に改めて宣言しておくれ。
    天乃光莉:えーっと。それじゃあ名乗り出た手前、使います……
    GM:よろしい。では、質問の内容は、
    GM:〝あなたが今、一番怒りを覚えているもの・ことは何?〟だ。
    GM:という訳でメインプロセスどうぞ。
    天乃光莉:ではマイナーでジェネシフト。3個振ります。
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+20(3D10->5,10,5)した(侵蝕率:86->106)
    天乃光莉:続いてメジャー。
    天乃光莉:『天の光はすべて星』《コンセントレイト》《砂の加護》《砂塵霊》《ペネトレイト》《スプリットアタック》
    天乃光莉:宮本エージェントのパワーでC値が下がっておりますので
    GM:すっげえ見覚えがある……
    天乃光莉:(9+5)dx6+12
    DoubleCross : (14R10+12[6]) → 10[1,2,3,4,5,6,7,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,1,2,6,7,7,8,8,10]+10[1,3,4,4,8,9]+4[3,4]+12 → 46

    GM:今、FHのエージェントが「おのれえぇぇっ!」ってなる気分を味わってる
    GM:そして殺意も見覚えあるー
    GM:ちなみに対象は!
    天乃光莉:あっ、そうだ
    天乃光莉:中枢制御ユニット、ティルダ、マシーンメイド2体、全員を攻撃します!
    GM:レベル2取得侵蝕ボーナス入りめ……!
    キング・ホエール中枢制御ユニット:ガード! ガード値なし装甲10……ペネトレイトじゃねーか!
    マシーンメイド:A、ドッジ!
    マシーンメイド:8dx
    DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,3,3,4,6,7,9,10]+7[7] → 17

    マシーンメイド:B、ドッジ!
    マシーンメイド:8dx
    DoubleCross : (8R10[10]) → 5[1,1,2,4,5,5,5,5] → 5

    ティルダ・ガードナー:自分はガードしつつ……《マグネットフォース》で制御ユニットをカバー!
    GM:という訳でダメージをどうぞだ
    天乃光莉:そぉい!
    天乃光莉:5d+27
    DoubleCross : (5D6+27) → 20[1,4,6,5,4]+27 → 47

    古城あゆみ:6面ダイスだぜ!!!
    天乃光莉:あっやらかした。もう一度。
    イオン・ガードナー:d10de
    天乃光莉:5d10+27
    DoubleCross : (5D10+27) → 18[3,3,7,2,3]+27 → 45

    GM:何故か下がった
    天乃光莉:装甲無視!
    GM:しかし……どっちにせよ殺意は高いな……!
    イオン・ガードナー:不思議だ……
    古城あゆみ:ナンデェ…?
    マシーンメイド:A、B、あえなく撃沈!
    ティルダ・ガードナー:ティルダ……まだ倒れず!
    GM:だが、流石に相当なダメージが入ったことは外装の破損から見て取れるだろう演出どうぞ
    天乃光莉:「質問の答えね。あたし、パパとママに思いっきり文句を言ってやりたい」
    宮本 麻里:「なら」
    宮本 麻里:「腹の底からそれを叫んでやりな!」
    天乃光莉:「娘を放っておいて何なのよ。たまには帰って来いよって、今度の電話で怒鳴りつけてやるわ!」
    宮本 麻里:──宮本 麻里の能力は、いわゆる〝ドラッグ〟だ。人の脳髄に作用し、精神状態を揺さ振り、身体にまで影響を及ぼす。
    宮本 麻里:その中でも最も高い出力を生むのが〝激しい怒り〟。
    宮本 麻里:自分が持つ最大の怒りを出力した時、あなたの体は普段に数倍する、人外の域の速度を得るだろう。
    天乃光莉:宮本エージェントに微笑みかけて、ぐっと身をかがめ、全力での跳躍。
    天乃光莉:そして宙返り。琥珀色の瞳が、戦場の全てを捉える。
    天乃光莉:「天に輝く凶ツ星。夜の帳に満ち満ちて──」
    天乃光莉:呟くように詠いながら。
    天乃光莉:「あいつと」「あいつと」「あいつと」「あいつに」
    天乃光莉:「降り注げ、『天の光はすべて星(メテオスウォーム)』! しゃあッ!!」
    天乃光莉:撃ち放たれた金光が無数に枝分かれし、敵と見定めた者たちにあらゆる角度から殺到する!
    マシーンメイド:鋼のボディを貫かれたメイド達は断末魔も上げずに破損する。断末魔は生き物の為の権利だ。
    マシーンメイド:「破損、頭部パーツがまだ使えま」「破損、脚部パーツの転よ」
    マシーンメイド:ぷつっ、と声が途中で切れて、撃ち抜かれたままに動かなくなる。
    ティルダ・ガードナー:一方でオリジナルは──鋼糸を古いながら〝制御ユニット〟の前に立ち、
    ティルダ・ガードナー:「ヨナ様に……そのような矢が届くと思うな!」矢を払う! 絡めて引きずり落とす! 払いきれぬ分は──胴で防ぎ止める!
    GM:では──《さらなる力》により、再びあなたの手番だ。C値は元に戻る。
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+15した(侵蝕率:106->121)
    GM:あなたは〝動ける〟という確信を持つだろう──或いは矢を放ち、それが着弾するまでの僅かな間に。
    GM:次の矢をつがえ放つことすら出来る程の強い確信を!
    天乃光莉:(体がいつもよりずっと動く……! もう一撃、たたみかける!)
    天乃光莉:では再行動。マイナーなし。
    天乃光莉:メジャー、『天を分かつは流レ星』《コンセントレイト》《砂の加護》《砂塵霊》《ペネトレイト》
    天乃光莉:対象は中枢制御ユニット。
    天乃光莉:(9+5)dx7+12
    DoubleCross : (14R10+12[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,5,6,6,8,8,8,9,9]+10[6,6,7,8,9]+10[2,5,10]+10[7]+4[4]+12 → 56

    天乃光莉:砂の加護抜きます。
    天乃光莉:9dx7+12
    DoubleCross : (9R10+12[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,5,5,9]+5[5]+12 → 27

    ティルダ・ガードナー:《マグネットフォース》! カバー!
    GM:そっか……砂の加護ってそうだったのか……
    天乃光莉:3d10+27
    DoubleCross : (3D10+27) → 19[9,9,1]+27 → 46

    天乃光莉:装甲無視!
    GM:火力上がってるやんけ
    天乃光莉:ふふっ
    GM:80+41で蓄積ダメージ121……ま,だ……生きてる!
    天乃光莉:「もういっぱぁーつ!」
    天乃光莉:「しゃぁっ!!!」
    天乃光莉:己を鼓舞するように叫びながら、再び弓を引く。狙うは中枢制御ユニット!
    ティルダ・ガードナー:繰り返し降り注ぐ矢の雨に、それでも従者は立ち向かう!
    ティルダ・ガードナー:突き刺され、穿たれ、地獄の針の山のようになろうとも、
    ティルダ・ガードナー:「この程度の破損──あなた達の部品があれば修復できるっ!」
    GM:──では。
    GM:行動値7,古城さんだ。
    古城あゆみ:OK!まかせな!
    古城あゆみ:マイナーでジェネシフト、3d10で振ります
    古城あゆみ:81+3d10
    DoubleCross : (81+3D10) → 81+24[7,7,10] → 105

    古城あゆみ:いい出目だ!メジャーで以下のコンボ、対象はティルダ・ガードナー
    古城あゆみ:<コンセントレイト:ハヌマーン>+<降魔の雷>+<振動球>+<マシラのごとく>+<援護の風><ウインドブレス> コンボ:雷霆
    古城あゆみ:7DX7+12+0 雷霆(侵蝕上昇18)
    DoubleCross : (7R10+12+0[7]) → 10[1,5,6,6,7,8,10]+10[8,8,9]+10[4,9,10]+10[6,8]+10[7]+5[5]+12 → 67

    GM:なんじゃこりゃ
    古城あゆみ:ダメージロールいきますよ~
    ティルダ・ガードナー:そうだな……これは
    天乃光莉:まった!バディムーヴ!
    天乃光莉:その達成値に+3!
    GM:あっ
    古城あゆみ:ヒャア~!ばでむ!!
    GM:おのれ!!!
    ティルダ・ガードナー:チクショウガードが一番美味しい選択だよガード!
    古城あゆみ:ではDDが1個増えまして、と
    古城あゆみ:8d10+58
    DoubleCross : (8D10+58) → 45[6,4,7,8,8,8,2,2]+58 → 103

    古城あゆみ:装甲無視、ガード有効103点です!
    古城あゆみ:侵蝕123
    GM:これ支援無し130点シートなんだぜ……?
    GM:ではこれは流石に倒れる……が
    ティルダ・ガードナー:黒犬ノイの特権だ《ラストアクション》!
    古城あゆみ:なっなにーっ
    ティルダ・ガードナー:《コンセントレイト》+《アームズリンク》+《デュアルデュエル》+《神機妙算》
    ティルダ・ガードナー:武器はヴィブロウィップ……その射程は10m
    ティルダ・ガードナー:よって移動しないままで届く! 対象はPC3体、ドッジ判定のC値は+1だ!!
    ティルダ・ガードナー:12dx7+1 命中判定
    DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[3,4,4,5,5,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,3,3,6,7,9,10]+4[1,3,4]+1 → 25

    イオン・ガードナー:完璧だ
    イオン・ガードナー:《孤独の魔眼》
    古城あゆみ:なんてことだ、このままではやられてしまう
    天乃光莉:ウワーッ!
    古城あゆみ:キャーッイオン様!!素敵!!!
    イオン・ガードナー:68→72
    天乃光莉:正義の……味方!
    イオン・ガードナー:対象は……俺になる!
    イオン・ガードナー:そしてガード!
    イオン・ガードナー:ダメージ来い!
    ティルダ・ガードナー:ならば……あくまでも真っ向勝負でブチ抜かせてもらうぜ
    ティルダ・ガードナー:《フェイタルヒット》!
    イオン・ガードナー:やるわねぇ……!
    ティルダ・ガードナー:10+30+3D10+2d10 装甲ガード有効
    DoubleCross : (10+30+3D10+2D10) → 10+30+17[2,5,10]+11[5,6] → 68

    イオン・ガードナー:こちらのガードは合わせて26 装甲は12 合計38点軽減!
    イオン・ガードナー:ダメージを30点通す!
    ティルダ・ガードナー:どうだ、並みのオーヴァードならひとたまりも……!
    イオン・ガードナー:HP47→17
    ティルダ・ガードナー:なぜ生きている
    イオン・ガードナー:健在!
    古城あゆみ:立っている!
    イオン・ガードナー:あっ
    イオン・ガードナー:ごめん
    イオン・ガードナー:ダメージ適用前に
    イオン・ガードナー:リアクティブアーマー使用
    古城あゆみ:ダメ押ししていく
    イオン・ガードナー:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 4[3,1] → 4

    イオン・ガードナー:4点軽減してHP21だ!
    GM:このやろう!
    イオン・ガードナー:後一発くらいはHPで受けきれそうだ!
    ティルダ・ガードナー:──バヂバヂと大気中へ無尽蔵に放電しながら、ジリジリと大気を焼き焦がしながら、
    ティルダ・ガードナー:「ああああぁあぁァアアァアアア──」駆動ノイズ音と機械油の臭いが混ざった叫びを上げて鋼糸が振るわれる!
    ティルダ・ガードナー:触れるものみな断ち切る殺戮の刃
    ティルダ・ガードナー:それが十指の操作に合わせ、あなた達を包み潰すように殺到する!
    イオン・ガードナー:「遺産歪曲解放《プロトコルギアス》──災禍収束《アンラック》」
    イオン・ガードナー:本来ならば契約者に負荷を与えるだけの遺産の代償を逆用。
    イオン・ガードナー:この場に存在する全ての滅びの可能性を、因果を捻じ曲げるようにして己自身が受け止める。
    イオン・ガードナー:本来ならば只の自殺行為にすぎないが──
    イオン・ガードナー:「……防衛重力場、残り40%」
    イオン・ガードナー:彼は、なおも立っている。
    古城あゆみ:発電細胞を励起させる。
    古城あゆみ:全身を駆け巡る生体電流が溢れ出し、大気が帯電していく。
    古城あゆみ:体内で荒れ狂う稲妻。瞼を閉じて深呼吸、意識をレネゲイドコントロールのみに集中させる。
    古城あゆみ:「スゥーッ……フゥーッ……」
    古城あゆみ:防御だの。身の安全だの。
    古城あゆみ:眼前に立つ彼が居る限り、そんなものを考える必要などありはしない。
    古城あゆみ:足から腰へ、腰から胸へ。胸から肩、そして指先へ。紫電を束ねて雷と化す。
    古城あゆみ:キッと目を見開く。狙いは当然、標を失った哀れな迷子。ティルダ・ガードナー。
    古城あゆみ:「ここから先はァ———」
    古城あゆみ:迸る雷、逆巻く電流を収束させ、一挙に解き放つ。
    古城あゆみ:「通行止めだ!違う道を探すことをおすすめするぜ!」
    ティルダ・ガードナー:「ア、アァ、あ──ぁ、ガッ、ア、アアアアァァ!!!」 その膨大な電流は、機械制御の補助を得て活動するホムンクルスの肉体を効率良く破壊する。
    ティルダ・ガードナー:肉が焼け焦げ、機械部品がショートする。二つの種類の煙が体から立ち上り、喉を通るのは声と言うよりも、疲労した金属の軋む音。
    ティルダ・ガードナー:……
    ティルダ・ガードナー:だが。
    ティルダ・ガードナー:左手が動く。指の鋼糸を床に垂らしアースの代わりに用いて、
    ティルダ・ガードナー:右手を振り上げ、きっ、とあなたを睨み付けて────

    ティルダ・ガードナー:……睨み付けて、それまで。
    ティルダ・ガードナー:主人におよそ四ヶ月遅れて、ティルダ・ガードナーの機能は停止した。
    GM:……行動値0、中枢制御ユニット──ヨナ・ガードナーだったもの。
    キング・ホエール中枢制御ユニット:マイナー、《オリジン:サイバー》。メジャー、《コンセントレイト》+《言葉の刃》
    キング・ホエール中枢制御ユニット:対象、キング・ホエール中枢制御ユニット。
    キング・ホエール中枢制御ユニット:8dx7+15
    DoubleCross : (8R10+15[7]) → 10[2,3,3,4,6,9,9,9]+10[1,6,9]+2[2]+15 → 37

    キング・ホエール中枢制御ユニット:リアクションはガード。ダメージ判定直前に《フェイタルヒット》
    イオン・ガードナー:待った!
    キング・ホエール中枢制御ユニット:ほう
    イオン・ガードナー:か、カバー……したい!
    GM:ほほう
    イオン・ガードナー:命のカーテンで……!
    GM:10m離れていてカバーできる手段を持っているとでも言うのかな……?
    GM:持ってるんだよなぁ
    イオン・ガードナー:《崩れずの群れ》+《命のカーテン》を使用する!
    イオン・ガードナー:72→78
    GM:ならばそれは、ルール上、何も問題の無い行為だ
    イオン・ガードナー:「ヨナ・ガードナー……!」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:5+3d10+4d10 装甲貫通ガード有効
    DoubleCross : (5+3D10+4D10) → 5+12[9,1,2]+21[10,7,1,3] → 38

    イオン・ガードナー:と叫びながら骨の翼で駆け寄るのでダメージ出してちょうだいな!
    イオン・ガードナー:よし!
    イオン・ガードナー:ガードが26なので12通し
    イオン・ガードナー:HP21→9
    キング・ホエール中枢制御ユニット:──戦いは終わった。
    キング・ホエール中枢制御ユニット:あなた達を解体・部品転用しようと目論む機械達は全て倒れ、
    キング・ホエール中枢制御ユニット:やがてこの部屋には、生前の形を中途半端に整えられた骸だけが残った。
    キング・ホエール中枢制御ユニット:骸の中の機械は今も、妄執を言葉に乗せて発してはいたが──
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「……ティルダ」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「動きなさい、ティルダ」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「ティルダ」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「……資材枯渇。修理不可。廃棄処分を推奨、いいえ」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「廃棄? いやだ、それはいやだ。私達は一緒に、一緒に帰──」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「推奨:廃棄処理」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「はい、き」
    GM:じじ……何かを焼き焦がすような音がして、
    GM:繕われた骸が赤熱する。
    GM:それは瞬間的に、室内にいる誰もが喉に渇きを覚えるほどの熱となり、骸そのものをも焼き溶かさんとする──!
    古城あゆみ:「見たか!私の一撃をよぉ!あとはこいつを乗っ取っりゃ仕事は終了って……あああ?」
    イオン・ガードナー:「……くそっ!」
    イオン・ガードナー:咄嗟に飛び出す。
    イオン・ガードナー:「違う。違う。違う。死んで終わらせては駄目だ。それでは駄目だ」
    イオン・ガードナー:「誰に祝われずとも──」
    イオン・ガードナー:その身をなげうち、高熱化した中枢制御ユニットに手を差し伸べる。
    イオン・ガードナー:「ヨナ・ガードナー!」
    イオン・ガードナー:肉の焼ける音。ニーベルングの生み出す黄金で伝導した熱により、溶け落ちる骨の翼。
    イオン・ガードナー:「生きて帰れ! お前はこの海の底にいなくていいんだ!」
    イオン・ガードナー:「がぁああああああああ!」
    イオン・ガードナー:肉の焦げる香りが周囲に漂う。
    イオン・ガードナー:炭化と再生を繰り返しながら、高熱を自らの肉体で冷却し始める。
    天乃光莉:「ちょっ、お兄さんっ!?」
    古城あゆみ:「バ、バカ!お前まで死ぬぞ!!」
    イオン・ガードナー:「ティルダ・ガードナーはさておき! ヨナは俺たちと戦うつもりがない! そんな奴を……みすみす死なせてなるものか!」
    イオン・ガードナー:「たとえ亡骸でも、機械でも、目の前で死のうとしているものを放って置けるかよ!」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「……さて、おき……?」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「…………………………………………」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「……イオン・ガードナー」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「お前さえ生まれなかったら」
    イオン・ガードナー:「ああ、さておきだよ! お前が死んだら! 誰もティルダのことを覚えてないぞ! いいのか!」
    イオン・ガードナー:「そうだよ! 俺さえ居なければ君たちは不幸にならずに済んだ!」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「お前さえ、創られなければ」
    キング・ホエール中枢制御ユニット:「私達は──」
    イオン・ガードナー:「それでも……!」
    GM:ぶつっ。
    GM:……一際大きなノイズ音。
    GM:一個の人格を殺すのに、絶望という刃は十分な殺傷力を持つ。
    GM:制御ユニットに取り憑いた亡霊のような人格は、ついにその生涯を終えて、
    GM:……後には、電気信号に応じて正しく動作を行う〝制御ユニット〟だけが椅子に座っていた。
    イオン・ガードナー:「…………」
    イオン・ガードナー:「クッ……!」
    イオン・ガードナー:何も言えずに俯く。肉体は恐ろしい速度で回復する。
    イオン・ガードナー:また、守れなかった。
    古城あゆみ:「おい、どうなったんだそいつ」
    天乃光莉:「……終わった、のかな」
    古城あゆみ:身体が半分ドアから出ている。逃げる気半分、イオンが心配で留まる気半分
    イオン・ガードナー:「少なくとも、制御ユニット部分は生きている」
    イオン・ガードナー:「多少は帰りが楽だろう」
    イオン・ガードナー:「……それでも」
    イオン・ガードナー:それだけ言いかけて、何も言えなくなる。
    古城あゆみ:「そうかい!機能が生きてるなら上等上等!」
    古城あゆみ:「いつまでしけた面で突っ立ってるんだ、邪魔だぞどけ!さあどけ!」
    イオン・ガードナー:「あ、ああすまない」
    イオン・ガードナー:さっとどいて……それから微笑みを作る。
    イオン・ガードナー:「ありがとう、古城さん」
    天乃光莉:「じゃあ、お姉さん。制御のほうよろしくお願いします」
    古城あゆみ:「フン!いわれんでも!」
    天乃光莉:お兄さんをちらっと見る。気休めの言葉を掛けるのも何か違う気がして、何も言えない。
    古城あゆみ:そのままヨナだったもの……中枢ユニットを通して船の制御を奪取します。
    天乃光莉:「けが、大丈夫? 応急処置しようか?」
    天乃光莉:結局、絞り出せたのはそれだけだった。
    イオン・ガードナー:「怪我は大丈夫だ。それより天乃さん、君の師匠である黒瀬直は、妥協のない女だった」
    天乃光莉:「え? なに、急に?」
    イオン・ガードナー:「どんなに助けられなかったものや殺したものが増えていっても、己を曲げない。そういうヒーローだった」
    イオン・ガードナー:「……救えない重さに、負けないでくれ」
    天乃光莉:「………」
    天乃光莉:「救えないものは、いっぱいあるよ。そういうのを、あたしだってそれなりに射抜いてきたつもり」
    天乃光莉:「負けないよ。あたしは"貫く流星"だから」
    天乃光莉:「それはそれとして──」
    天乃光莉:「お兄さんも、あたしにとってはちゃんとヒーローだよ。いっぱい守ってくれて、ありがとう」
    天乃光莉:「守ろうとしてくれて、ありがとう」
    天乃光莉:小さくウィンクを添えて、言葉を結んだ。
    イオン・ガードナー:「……ッ!」 袖を抑えて目の辺りを拭く。
    イオン・ガードナー:「どう、いたしまして……だな」 背中を向けて、顔を隠した。
    宮本 麻里:「……〝主は大いなる魚を備えて、ヨナをのませられた〟」
    宮本 麻里:「三日が何ヶ月に変わっただけよ」
    古城あゆみ:「案外教養があるな!なんでこんなしょうもねえ仕事してんだ!」
    宮本 麻里:「魚はヨナを陸に吐き出した──それでおしまい。後のエピソードはおまけ──って煩いわね! 仕事で必要になったりすんのよ!」
    天乃光莉:「……あんたUGNに来たら? そういう境遇の人そこそこいるし、お金も出るし」
    古城あゆみ:「おいそいつ縛れ。もう自由にしとく必要ねえだろ」
    天乃光莉:《万能器具》で作った手錠をぶらぶらさせながら。「どうする?」
    宮本 麻里:「さあね。出るお給料の金額と……喫煙室の有無次第かしら」
    宮本 麻里:「まずはさっさと吐き出されない? 三日三晩こんなところにいたら、予言者でなくてもおかしくなりそうだわ」
    天乃光莉:「そうね。じゃ、その辺の話は支部についてから担当の人とじっくり話してね」
    天乃光莉:がちゃり。遠慮なく手錠をはめる。
    古城あゆみ:「わかっとるわい色々あんだよ!ご歓談でもして親交を深めてろ!」
    古城あゆみ:「いや……ちょっとマジで複雑すぎて時間かかりそうだから……」
    古城あゆみ:「ごゆるりと……?」
    GM:──白いクジラは泳いでいく。たくさんの骸を中に飲み込んだまま。
    GM:白く塗られた壁とは、墓所を示す比喩。
    GM:墓場の中で蠢く死者にようやく眠りが与えられて──まずはこの話は、ここまで。
    GM:お前さえ、創られなければ。
    GM:その言葉の意味は、いずれまた次の機会に。

    バックトラック


    GM:Eロイスは実は一つだけ登場していた
    古城あゆみ:現時点で生還確定の人がいますね
    GM:E《超越活性》、雷神の降臨で1枠。振る人はどうぞ!
    イオン・ガードナー:振らないよ!
    古城あゆみ:ふるだけふる!
    古城あゆみ:123-1d10
    DoubleCross : (123-1D10) → 123-5[5] → 118

    天乃光莉:振ります!……が、その前に二発目の侵蝕上昇をば。
    天乃光莉:天乃光莉の侵蝕率を+5した(侵蝕率:121->126)
    天乃光莉:126-1d10
    DoubleCross : (126-1D10) → 126-3[3] → 123

    古城あゆみ:残ロイスが5個なので通常振りでいきますよ~
    GM:そのまま処理を進めつつシナリオ4点Eロイス1点いつもの5点に足したものが経験点だ!
    古城あゆみ:118-5d10
    DoubleCross : (118-5D10) → 118-28[5,9,5,8,1] → 90

    イオン・ガードナー:二倍不利だ
    イオン・ガードナー:78-10d10
    DoubleCross : (78-10D10) → 78-64[10,8,9,6,1,7,4,4,7,8] → 14

    古城あゆみ:いいかんじだ!
    天乃光莉:今ティルダにロイス取っていいですか?
    イオン・ガードナー:二倍ならばどれだけ下がっても三点はもらえる
    GM:きっちりしたシナリオだとほんとは駄目な筈だかんな!
    GM:OKです
    天乃光莉:ありがとうございます。では同情/憐憫で取って6個等倍。
    天乃光莉:126-6d10
    DoubleCross : (126-6D10) → 126-32[8,2,4,9,3,6] → 94

    天乃光莉:セーフ……
    古城あゆみ:最後の一個がなかったら追加振りするはめになってましたね
    GM:あっぶねえ
    古城あゆみ:コワいぜ
    イオン・ガードナー:こわやこわや……
    古城あゆみ:5+4+1+5で15点になります
    イオン・ガードナー:13!
    天乃光莉:同じく15点。
    GM:では各人何かしらで覚えておきつつ
    GM:これにてDX3rdセッション『あるじは冷たき水の中に』を終了しますお疲れ様でした!
    イオン・ガードナー:お疲れさまでした!
    天乃光莉:お疲れ様でした!
    古城あゆみ:おつかれさまでした!