『対酒当歌』

話說天下大勢、分久必合、合久必分。猫の世界もしかり。


PC1:〝テンペスト〟 霧江 冬司(きりえ・とうじ)(キャラシート)PL:モッズ
PC2:〝デリヴァティヴ〟 長良川 みち子(ながらがわ・みちこ)(キャラシート)PL:そごう
PC3:〝ドロップアウト〟 土倉 稲穂(つちくら・いなほ)(キャラシート)PL:がんとす

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • OP1
  • OP2
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • クライマックス
  • 合同エンディング

  • プリプレイ

    ■トレーラー
    この日本で最も有名な犯罪の一つだ。
    白昼堂々凶行に及び、犯人は未だ捕らえられず。
    数十年に渡って巷間を、或いは子供すら口ずさむ歌となって語り継がれている。
    模倣犯の事例は幾つもあっただろう。だがこれは想定の外だ。
    此度の模倣犯は〝群れ〟を成している。
    ダブルクロス The 3rd Edition.『対酒当歌』

    「ぶにゃぁお」
    「にゃあお」
    「──にゃう、にゃにゃん、にゃぁ」

    お魚くわえたドラ猫追っかけて────それは休日の終わりを意味する言葉。
    ■自己紹介
    【SA-01/不明ジャームを追え 改め、不明キャットを追え】

     あなたの暮らす、あるいは訪れた地域に、凶悪な猫の群れが出現した。
     これを野放しにしていれば、被害はますます広がってゆくだろう。
     人と共存できない人の姿をした獣を、一刻も早く仕留める必要がある。

     このSAのBOSSは、地域に出現した猫である。


    HO-01-01:霧江 冬司
    シナリオロイス:SANPC(葛西 明日架)
    あなたは不幸にも猫の軍師に目をつけられた。がんばれ。
    あなたのシナリオの目的は、「BOSSを倒す」ことだ。

    HO-01-02:長良川 みち子&土倉 稲穂
    シナリオロイス:指定無し
    あなたは猫の群れと交戦した。あるいは知人が猫の群れによる被害を受けた。
    あなたのシナリオの目的は、「BOSSを倒す」ことだ。

    GM:という具合にハンドアウトを指定します。
    GM:ではURL張って自己紹介のいつもの流れから行きましょう。PC1、霧江さんからどうぞ。
    霧江 冬司http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtdG_xgIM
    霧江 冬司:おう。
    霧江 冬司:霧江 冬司。フリーランスの傭兵だ。カネになりそうで楽しそうなことならなんでもするぞ。
    霧江 冬司:カネになりそうでも楽しくなさそうなことはやらん。男からの依頼もやらん。
    霧江 冬司:女の子が絡んできそうで楽しそうなことだけやる。
    GM:おめでとう。シナリオロイスはかろうじて女の子だ。
    霧江 冬司:……というような感じの、自分の欲望に良くも悪くも正直な奴です。
    霧江 冬司:本当に自分の欲望に正直なので、都度付き人が出てきて軌道修正します。そのためだけに使用人買った。
    GM:経験点はそういう方向に
    霧江 冬司:一応真面目な話をすると、どこぞの暗殺者クランに拾われて育てられたりしたらしいよ。
    霧江 冬司:能力的には兎に角ダイスとダメージを抑えたスネークブレードで殴ります。あと生き字引持ちなので、情報収集も動けるはず。
    霧江 冬司:データ的には相当オーソドックスです。よろしくお願いします!
    GM:よろしくお願い致します。そうか、生き字引って意志だったんだ気付いてなかった……
    GM:ハードな生い立ちから酷いセッションに投げ込まれてしまいましたが、がんばってください。
    GM:では続きまして、
    GM:PC2の、長良川さんからやはりURL&自己紹介をお願いします。
    長良川みち子:はーい!
    長良川みち子https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYotfixAIM
    長良川みち子:長良川みち子、です。高校生にしてその正体はUGNエージェント。
    長良川みち子:普段は窓際の席でライトノベルを読んでいたりする高校三年生。受験は大丈夫か?
    長良川みち子:気弱で物静か、それでもやるときはやる、といった風情の人だったのですが。
    長良川みち子:過去、大事な人(詳細は何も考えてない)を敵に回して戦わなければいけなくなったことがあり、
    長良川みち子:その時に「守るべき日常と、その中にいる自分」「人々の日常を守る、UGNとしての自分」を切り離そう、と
    長良川みち子:黒衣に仮面。怪人のような変装をペルソナとして用いるようになりました。
    長良川みち子:変身中はボイスチェンジャーで声を男性のものに変え、芝居がかったちょっと恥ずかしい感じのロールプレイに酔いしれます。
    GM:自分の戦闘記録を映像で見せてあげたい……
    長良川みち子:「フフフ……見るがいい! 我が斥力の支配領域!」
    長良川みち子:そんな感じでやっていきたい。
    長良川みち子:性能はバックスタブだけで打点を担保した白兵。火力は低いです。
    GM:経験点が増えると一気に跳ね上がるタイプだ
    長良川みち子:じゃあミドルがやれるのかというとそんなこともなく、まあ本体は時の棺のおまけくらいに思っといてください。よろしくお願いします。
    GM:時の棺がどれほど邪悪存在かエロスキックでいやという程わかりますよろしくお願い致します
    GM:そして最後に土倉くん、同様に自己紹介をお願いします。
    土倉 稲穂:了解っス
    土倉 稲穂http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYx-O3ygIM
    土倉 稲穂:土倉 稲穂(ツチクラ イナホ)。17歳、高校生。
    土倉 稲穂:昔は普通の野球少年でしたけど。今はUGNイリーガル、やってます。
    土倉 稲穂:そんなわけで不慮の事故かなんやかんやで去年くらいにオーヴァードに覚醒してしまった土倉稲穂です。
    土倉 稲穂:野球に入れ込みすぎて公式試合は出れないわライバルとの約束も果たせないわで鬱屈とした日々を過ごしておりましたが。
    土倉 稲穂:最近のある出来事によりライバルとの因縁をキッチリとつけ、自分の中の思いに折り合いをつけました。
    土倉 稲穂:今は偶の休日に友達とキャッチボールしたり割とハッピーに過ごしています。
    土倉 稲穂:性能はタゲロ+攻勢変色で単体特化だったのを、今回はフルアタ+ギガモで範囲攻撃が出来るように調整しました!
    土倉 稲穂:百万匹掛かってきな!
    土倉 稲穂:戦闘スタイルは鉄球を掌から生み出し投擲し爆発の推進力で敵を貫きますが今回は果たして…?
    GM:範囲攻撃……なるほど……トレーラーをちゃんと読んでくれたのか……
    土倉 稲穂:砂の加護もバッチリ取ってきたので情報収集もいける!はず……だよね?
    GM:ではOPに入りますが、ちょっと今回は順番入れ替えて
    GM:PC2組→PC1の順番でいこうと思います

    OP1


    GM:では、PC2の学生組二人、登場侵蝕をどうぞ
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:41->46)
    土倉 稲穂:1d10+30
    DoubleCross : (1D10+30) → 5[5]+30 → 35


    GM:──N市は特異な街である。多くのオーヴァード、多くのジャームが寄り集い、多数のレネゲイド案件が平行して発生する。
    GM:そういう土地であるから、Aオーヴァード──つまりはレネゲイド能力を行使できる動物も、他地域に比べて圧倒的に多い。
    GM:UGN内にもAオーヴァードの協力者はいる。その協力者が言ったのだ。
    GM:最近、〝動物達〟の街が騒がしいと。

    GM:あなた達は並んで歩いている。長い長い上り坂だ。登り切った先は商店街に通じている。
    GM:星辰館高校に通うあなた達に、とある小さな任務が舞い込んだのだ。
    GM:〝商店街の猫達が異様に殺気立っている、調査せよ〟と。
    GM:……という訳なので、長い坂を白い息を吐きつつ、休日の賑わいを遠くに聞きながら二人して歩いていてください。
    GM:ほどよく歩くと事件が起きます、どうぞ。
    土倉 稲穂:「……しかし、先輩」
    長良川みち子:「?」
    長良川みち子:手袋から抜いた手に息を吐きかけるのをやめて振り返る。
    長良川みち子:「何かしら土倉くん」
    土倉 稲穂:「猫が暴れまわってる、ってだけで。本当に俺らで調査する必要、あるんスかね」
    長良川みち子:「うーん……それは私からはなんとも言えないけれど」
    GM:──全く正しい指摘である。事実、任務を伝達した事務員の声も困惑に満ちていたのだ。
    GM:〝Aオーヴァードの協力者〟が妙だと言うから調査をする、程度の熱量である。
    長良川みち子:「レネゲイドは多様な形で社会に影響を与える。私たちの任務も必要だ、と分かりきっている事ばかりじゃないわ」
    長良川みち子:「予想もつかないような所から、危険なサインが滲み出すこともある」
    長良川みち子:「……なんて、ちょっと物分かりが良すぎるかもしれないけどね」
    土倉 稲穂:「……いえ」
    土倉 稲穂:ゆっくりと頷き。「……影響がありそうなら、未然に防ぐ。俺らが必要じゃなけりゃ、それで良し」
    土倉 稲穂:「ちょっと、弛んでたかもしれないスね、自分。今回は、長良川先輩との合同任務で、良かった」
    長良川みち子:「ふふ。いい子だなぁ~土倉くん」
    土倉 稲穂:その眼は尊敬に満ちていた!
    長良川みち子:「でも、君の言う通り、何もない可能性もあるし……そうね」
    長良川みち子:「私はエージェントだから、土倉くんより"上が持ってきた話"という事を重く見ているという所はあると思うわ」
    土倉 稲穂:「上が持ってきたから……?」
    長良川みち子:「UGNに対する、まあ、良くも悪くも信頼というか……」
    長良川みち子:「何かあるかも、と言われた以上は何かあるつもりで臨まないと。っていう」
    長良川みち子:「できれば君を危険に晒さないようにも、気をつけたいしね」
    長良川みち子:そう言ってふんわりと笑う。
    土倉 稲穂:その笑みにこちらもつられ、笑顔が零れ出る。
    土倉 稲穂:「俺も、先輩に危ない目には合わせませんよ。勝負ですね」
    GM:穏やかな日差しの午後。風も無く、薄い雲はゆったりと流れて行く。
    GM:あなた達は〝長い坂〟を登り、商店街の入り口に辿り着いた。
    GM:商店街は至って平穏な日常を過ごしており──
    :「にゃあ」
    GM:猫が四匹ばかり、鼻をすんすんと鳴らしながら、あなた達の足下へ近づいてくる。
    長良川みち子:「あら」一瞬顔が緩むも、かねてより聞いていた話を忘れてはいない。
    長良川みち子:体は少し警戒の構えを取っています。
    土倉 稲穂:「………」かわ、と呟きかけた後、任務の最中ということに気づきハッと口元を抑えます。
    長良川みち子:「一応、気をつけましょうか。おかしい様子は無いけれど……」
    長良川みち子:そう言いながら猫の一匹へと手を伸ばします。
    土倉 稲穂:「ええ。“釣り”かもしれない」
    :「にゃあ?」「にゃ」「……みゃーぁ」「にぃ」猫達の仕草は珍しいものだった。
    土倉 稲穂:「………グッ」
    :例えば、長良川さん。あなたが伸ばした手へ、鼻を近づけたのが一匹。
    :「……うにゃ」その猫は、首を左右に振った。
    :すると残りの三匹は、首を傾げたり、或いは同じように首を左右に振ったあと、
    :「「「「にゃおーーーーーん」」」」と、四匹揃って高く鳴くのであった。
    長良川みち子:「っ……」
    :その時だ。
    GM:\ニャーン/ \ニャーン/ \ニャーン/
    GM:あたかも戦場の銅鑼の音のように、四方から、八方から
    GM:建物の影、路地、屋根の上。様々な方面から一斉に、大量の猫の鳴き声が響き渡る!
    土倉 稲穂:「先輩、これは……!」
    長良川みち子:「早速なんだか……変な事が起きてるわね」
    長良川みち子:商店街の人たちの様子を見ます
    GM:ふむ
    GM:商店街の人々は、困惑したように周囲をきょろきょろ見渡していますが
    GM:ただ一人、魚屋の店主は顔を蒼白にして、魚を捌く為の包丁を両手に持って店の前に出てきます
    GM:「猫なんか怖かねぇ……やろうぶっ殺してやらぁ!」とか叫んでますね
    GM:そして、その声に呼応するかのように
    ボス猫:「ブニャーッッッ!!!」と一際巨体の猫が、あなた達のすぐ傍にある電信柱の天辺で、猫にあるまじき大音量の鳴き声を発した。
    :「「「「「「「「ニャーッ!!!」」」」」」」」
    GM:するとまぁ、出るわ出るわ。
    GM:どこに隠れていたものか、あちこちから這い出す猫の数は総勢50以上。
    GM:その内の20は魚屋へ直進、20はあなた達二人目掛けて突撃をしかけ、そして残り10は魚屋部隊の後詰めとして背中合わせの陣を敷いています
    長良川みち子:「声で居るとは思ってたけど……それでも出てくると壮観ね!」
    長良川みち子:「お魚屋さんが危ないわ、助けましょう! まだエフェクトを使わない範囲で!」
    土倉 稲穂:「こんなの、普通じゃねえ……って事は」
    土倉 稲穂:「やっぱり、俺たちの出番だって事っスね! 了解!」
    GM:では、あなた達が魚屋を助けに動こうとしたその時だ、
    ボス猫:「ニャッ! ニャ、ニャアアァッ!」電信柱の上のボス猫が、前脚をせわしなく動かしながら鋭く鳴くと、
    GM:なんとあなた達に突撃してきた猫20匹が、あなた達の足に、噛みつくでもなしひっかくでも無し、ただ纏わり付いてくるのだ
    GM:下手に進めば猫ふんじゃった状態になる。或いは猫蹴っちゃったか。
    長良川みち子:「えっ……この、ちょ、ちょっと!」
    土倉 稲穂:「……っ、おい! 離れろって……!」足蹴にする訳にもいかず、立ち止まって振り払おうとします!
    長良川みち子:「さ、作戦変更」
    長良川みち子:イージー《魔王の玉座》
    GM:一匹一匹はただの猫。やすやすと振り払う事は出来るのだが──しつこい!
    GM:おお。
    長良川みち子:猫を踏ん走りますが、踏みつぶさないように荷重を調整します。
    土倉 稲穂:「やめろ! 顔を舐めるなって!……あっ、先輩、ナイス!」 
    長良川みち子:(この際バレなければ良しよ!)
    :「にゃぶ」「むぎゅ」「む」と、猫達はピッチのずれた楽器のような音を鳴らしながらノーダメージで踏みつけられていきます
    長良川みち子:魚屋を襲おうとしていた猫たちに追いすがる!
    ボス猫:「ニャァ、ニャァ──ニャ、ニャゴ、ニャアァッ!」前脚による指揮。鳴き声による命令。
    GM:魚屋の店主へ殺到していた20匹の猫達は、包丁に迎撃される寸前、左右に割れる!
    GM:長良川さん、あなたはちょうど、10の縦列×2に変化した猫達の後ろに追いつくだろう。
    GM:だから、間近で見る筈だ。
    GM:その〝なんの変哲もない猫〟達は、店主の包丁の間合いには決して入らず、
    GM:片方の縦列が注意を引きつけて片方が店頭の魚を狙う、双頭の蛇が如き動きをしていると。
    長良川みち子:(この統率の取れた動き……ただのねこ集団ヒステリーではありえないわ)
    長良川みち子:(黒幕がいる——!)
    土倉 稲穂:「号令……陣形……? あのボスネコか?」
    長良川みち子:考えている間も、猫を魚から除けようとしたり、唸り声をあげて威嚇したりと思いつくことをやっている。
    ボス猫:「ニャッ、ハッ、ハッ」電信柱の上。あたかも指揮者が如く戦場(しょうてんがい)を掻き回すデブ猫。
    長良川みち子:「それだわ土倉くん!」
    土倉 稲穂:しゅるる、と掌の砂粒が収束し、鈍色の鉄球を創り上げる。
    土倉 稲穂:「了解、先輩」
    土倉 稲穂:目をぎらりとボス猫に向け、慣れ親しんだフォームから勢い良く右手の鉄球を放り投げる!
    GM:しゅうっ──風を切り裂く剛速球は、
    長良川みち子:(死んじゃわないかしら……だ、大丈夫よね)
    土倉 稲穂:ボンッ!と小さな爆発と共に放たれた球が電信柱のボス猫目掛け…!
    ボス猫:「ブニャアッ!?」直撃!
    長良川みち子:(多分あの猫もオーヴァードだし……)
    土倉 稲穂:「……ヤベ(威力抑えたけど、大丈夫かな)」
    ボス猫:あからさまに周囲より一回りデカい猫はくの字に曲がって電信柱から落下──
    ボス猫:「──ニャンッ!」地上寸前で華麗に身を回転、足から着地!
    長良川みち子:(ほっ……じゃない!)
    ボス猫:「ぅるるるるる──────ニャアアアァッ!!!」前足を振り上げて大声で鳴くや、商店街の奥の方へと走り出す!
    土倉 稲穂:「待てこの……っ!」
    :「ニャアアァッ!!!!」配下だろう猫達──魚屋への襲撃部隊も、あなた達への足止め部隊も──鳴き声に唱和し走り出した!
    長良川みち子:追います!
    GM:と、いう訳でだ。猫達は総勢50の巨大な群れとなって商店街の奥へと走っていく。
    GM:これを追いかけていけばOPはシーンエンドとなります。
    土倉 稲穂:応ぜ応ぜ!
    GM:OK! ならば会話の続きなどは合流パート以降としてシーンはカットだ!
    GM:ロイスの取得のみ可能!
    長良川みち子:後輩 土倉稲穂 真面目〇/こわもて
    長良川みち子:とりあえず以上
    土倉 稲穂:長良川みち子 同行者 ◯信頼/不信感
    土倉 稲穂:いじょ!
    GM:OK!

    OP2


    GM:お待たせしました霧江さん、登場侵蝕をどうぞ!
    霧江 冬司:オーケー、行くぞ!
    霧江 冬司:1D10+30
    DoubleCross : (1D10+30) → 6[6]+30 → 36

    GM: 
    GM:さて。唐突ですがあなたは、商店街を歩いています。
    GM:理由は何でも良いでしょう。何処かの店に立ち寄った後でも、商店街を通り抜けた先のコンビニが目当てでもいい。
    GM:確かなのは今日が、風も少なく穏やかな天気であること。息こそ白い冬なれど快適な午後であること。
    GM:そして道行く人々はまぁ冬なので、美人さんは残念ながら厚着をしているということです。
    GM:という訳で。何か適当な用事だったりをこじつけつつ、ちょっと歩いてみましょう。
    霧江 冬司:「ふんふんふふーーーーん」えらく上機嫌で、鼻歌交じりに散歩している。
    :「ご機嫌ですね」傍らには、彼の付き人とでも言うべき少女が。
    霧江 冬司:「当然だろう!なにせ遂に!俺にもこの街での仕事が回ってきたわけだからな」
    霧江 冬司:「N市といえば、えらく美人な女支部長の多い街だとか。それどころか敵も味方も美女だらけというではないか」
    霧江 冬司:「これは仕事の中でも外でも出会いしかあるまい。楽しみにしない理由があるか」
    GM:まっこと欲望に正直なことである。が、事実である。
    :「…………そうですね」
    GM:実際この街は美人が多いので、例えば、ちょうどあなたの斜め前方から歩いてくる女性二人組も、けっこうな美人の範疇だ。
    GM:冬場のこと。厚着で身を寄せ合って、少しでも寒さに対抗しつつ、仲睦まじく歩いていく二人──
    GM:──が、突然あなたを指差した。
    霧江 冬司:(むむ!早速いい感じの美女二人組!僥倖な!)
    GM:いいや。正確に言えば、あなたの背後を、だ。
    霧江 冬司:「よう、ねーちゃん!いい天気だな。俺と一緒にお茶でも……うん?」
    霧江 冬司:指された背後を振り返る。
    GM:振り返ってしまいましたね。
    GM:では、あなたは見るでしょう。
    霧江 冬司:なんだなんだ。
    ボス猫:「ブニャアアアアアァァァーーーーッ!!!!」と、物凄い声を上げてアスファルトの上を爆走する俊敏なデブ猫と
    :「ニャアアアアアアアーッ!!!」それに追随する一般猫、総数50程を。
    GM:先ほど描写した女性二人も「キャーッ!?」と悲鳴を上げて、その群れと逆方向に逃げ出した。ナンパの出鼻をくじかれたという訳だ。
    霧江 冬司:「な……」
    霧江 冬司:「なんだこれはーーーーーーーーーーーーーー!?」
    GM:猫だ。
    GM:どうみても猫である。
    :「猫ですね」一匹を抱え上げ、もふもふしている。
    霧江 冬司:「そういうことを聞いとるんじゃあない!」
    ボス猫:「ニャッ、ニャ──ニャッ!? ニャ、ニャーッ!」一匹が囚われの身となった事に驚愕して目を丸くするボス猫!
    ボス猫:だが動じてばかりではない。前脚を振り上げて巧みに指揮を取り、あなたと従者の少女の左右へ隊列を分けて駆け抜けていく!
    :「あ……」すぐに腕を離れて隊列へ回帰した猫を、少しだけ残念そうに見送る。
    GM:猫とは俊敏な生き物だ。あっと言う間にその群れはあなた達を残して駆け去っていくだろう。
    GM:……が。
    霧江 冬司:「むう。なんだったんだ、いったい」
    GM:その隊列から一匹、何やら気迫の異なる猫が、あなた達の方へと駆け戻ってくる。
    GM:その猫は──画像を用意できないのが申し訳ないが──すらりと痩せていて、足が長かった。
    霧江 冬司:「あん?」かけ戻ってくる猫に、怪訝な表情。
    GM:歴戦の証であろう。体には大小様々の傷。最も大なる一は顔にあるのだが、それはあなた達には見えない。
    GM:何故ならその猫は、眼帯をしているからだ。
    GM:左目である。
    GM:左目に眼帯を着けた、他の猫とは一線を画する雰囲気の一匹があなたの目の前で、
    眼帯猫:「にゃあにゃあ、ニャーニャニャニャー! ……ニャア、ニャアアッ!」と鳴いたかと思いきや
    眼帯猫:いきなりの大跳躍。あなたの顔面目掛けて爪を奮う!
    霧江 冬司:「うぎゃーっ!?」ざしゅーっ。突然の猫の攻撃を受けて、顔に引っかき傷を作る。
    霧江 冬司:「な、何をするかこの獣畜生がーーーーー!!」
    霧江 冬司:首根っこを引っつかんで引き剥がします。
    :「猫ですよ。冬司」頑なに呼称を崩さない。
    眼帯猫:「にゃっ!? ニャー! ニャー! ニャーーーー!!!」俊敏に離脱しようとした。だが、間に合わない。
    眼帯猫:捕らえられた眼帯猫は前脚を振り回し、しばらくはあなたの顔を狙い続けていたが、やがて。
    眼帯猫:「……ニャッ」人語に訳したらきっと〝ふんっ〟と言っているのだろう。そんなダンディさを見せて黙りこくった。
    霧江 冬司:「なんだ。生意気なやつだな」
    霧江 冬司:「しかしこいつら、猫なのはわかったが、一体何だってんだ」
    GM:猫の軍勢である。
    GM:訂正しよう。猫の軍勢はいずこかへと駆け去り、此処にいるのは囚われの猛将一人と──
    霧江 冬司:「やけに好戦的なのはともかく、群れで動くのはなんとなくだが猫っぽくないぞ」
    ???:「武人の矜持でありましょう。敗北したからには、命運は勝者の身に委ねる──さりとて頭を垂れるのは主君のみ」
    霧江 冬司:「うん?」
    ???:「どうか汲んでやって頂きたい。通りすがりの英雄よ」
    ???:その声は、高い位置から聞こえた。
    ???:声の方角を追ったなら、近くにある本屋、一階建ての建物の屋根の上だ。
    霧江 冬司:「なんだぁ?」突然の闖入者に、困惑を隠せない。
    GM:ならばその困惑が、良い感情に変わる事を祈るしかないが──
    ???:「とうっ」
    ???:と、その声の主は──その少女は跳躍し、あなたの目の前の道路に着地した。

    立絵


    ???:些か季節感を間違えた節のある服装、と言って良いだろう。ショートパンツと薄手のジャケット、ジャケットの下は丈の短いシャツが1枚。
    :「ん……」
    霧江 冬司:「お……」
    ???:長い髪は、白髪とまではいかない。灰色と言おうか。あたかもそれは猫の体毛のような質感で、つまりふわふわもふもふであった。
    ???:丸く大きな目が、着地姿勢からあなたを見上げた後──
    ???:「驚きました。よもや〝ゲンジョー〟を一合にて捕らえるとは……」酷く真顔で、その少女は言った。
    霧江 冬司:「おお……」着地した少女の顔をまじまじと見たあと、その季節外れな服装をじーーーっと見つめる。うん。いいぞ。
    霧江 冬司:「〝ゲンジョー〟というのか、こいつは。君の飼い猫か?」
    ???:「いえ。彼は、かつて中原(なかはら)地区に覇を唱えた猫のつわもの……気性の激しさと素早さで名が知られておりました」
    ???:「それを、傷をさえ与えることなく生け捕りにするとは。さては相当の手練れと見ましたが──いかに?」
    霧江 冬司:「ふふん。いかにも!俺はプロの傭兵だからな。猫を捕らえる程度、造作でもないわ!」
    :(そんなところでその肩書きを切っていいのでしょうか…)
    ???:「傭兵! なるほど、戦闘の専門職……! なればその早業も納得できようもの、お見それ致しました」と、その少女は深々と頭を下げる
    ???:そして、下がった頭が帰ってきた所で、
    ???:「──なれば。そのプロの傭兵なる肩書きと力を見込んで、依頼したき義がございます」
    :「どうやら、仕事の依頼のようですね。随分と変則的ですが」
    霧江 冬司:「まあ、女の子からの頼みだからな。無問題だ」
    霧江 冬司:「それで、依頼したいことってのは何だ?」
    ???:「はい。曹 猫徳(そう にゃおとく)を名乗る雄猫(おとこ)の討伐に、力を貸していただきたいのです」
    ???:「この商店街近郊より、川を挟んで北側、中原地区を縄張りとする大勢力の長。その数は百匹にも及ぶとか」
    ???:「覇道を唱え、力でN市猫界隈の統一を図る猫徳と、我が主君とは相容れないのです」
    霧江 冬司:「ふふん。なるほど、そこでこの俺様を雇いたいというわけか」
    ???:「ええ、その通りです」
    霧江 冬司:「いいだろう!女の子の頼みだからな。手を貸してやる」
    霧江 冬司:「ところで、また君の名前を聞いてなかったな」
    ???:「おおっと。私としたことがとんだ無礼を……」額に手を当てて首を振り、
    葛西 明日架:「私はリウ家を主家とする軍師、葛西 明日架と申します。以降、よしなに」と、もう一度頭を深く下げた。
    霧江 冬司:「明日架ちゃんか。うんうん、いい名前だな」
    霧江 冬司:「ところで明日架ちゃん」
    葛西 明日架:「はい?」
    霧江 冬司:「傭兵に依頼する以上、正当な報酬というものが必要になる。OK?」
    葛西 明日架:「は、それは無論の事。我らは領土を持たぬ流浪の猫群ながら、金銭の類いは幾分かの貯蓄がございます」
    霧江 冬司:「いや、金はいい。俺が欲しいのは────」君だ!と言おうとしたところで、葛西さんからは見えないようにおもいっきり背中を抓られる。
    :「報酬の話でしたら、道々私が。信頼に関わることですので」
    葛西 明日架:「当然、契約には誠意を以て応じましょう。それこそ仁徳の道──」と言いながら、少女が歩き出そうとしたその時だ。
    GM:あなた達は、遭遇することになる。
    GM:霧江 冬司。あなたの目には、いささか地味ながら可愛らしい顔立ちの少女が一人──とその連れ、程度に見えるかも知れないが。
    GM: 
    GM:シーンをカットします。ロイス取得が可能!
    霧江 冬司:葛西 明日架 P好意/N下心○
    霧江 冬司:以上で。
    霧江 冬司:あ、もう一個あった!
    GM:下心が表
    GM:ほう?
    霧江 冬司:〝ゲンジョー〟 P興味(妙な猫)/N生意気な猫○
    霧江 冬司:以上で!
    GM:OK!

    ミドル1


    GM:合流&情報収集パートです。全員登場!
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:46->56)
    長良川みち子:ぐええ
    土倉 稲穂:1d10+35
    DoubleCross : (1D10+35) → 5[5]+35 → 40

    土倉 稲穂:センパーイ!
    霧江 冬司:1D10+36
    DoubleCross : (1D10+36) → 4[4]+36 → 40

    GM: 
    GM:長良川 みち子、土倉 稲穂。あなた達は猫の群れを追って走った。
    GM:猫の群れは──速度もさる事ながら、障害物を巧みに駆使した驚異的速技術の進軍。三日五百里六日千里の域である。
    長良川みち子:「細い路地を、上手く使うわね……っ」
    GM:それでも追い続け、商店街の奥まで辿り着いた時、見ることになるだろう。
    GM:左目を眼帯で覆った、あからさまにただならぬ雰囲気の猫を、傷つける事なく制圧して立つ男の姿を──!
    土倉 稲穂:「……?」(何モンだ、あの人……)
    長良川みち子:土倉くんに少し遅れて追いつきます。
    土倉 稲穂:「先輩。アレ……」と霧江さんを指差します。
    GM:さて、霧江さん。あなたに言うべきはこれだけであろう。
    GM:気弱な文学少女風美少女がそこにいるぞ。
    霧江 冬司:なにーーーーーーーーーーー!?
    長良川みち子:「っ、うん。ヘンな猫が捕まってて、それと……」
    土倉 稲穂:「な、何か凄い勢いでこっちに近付いて来るんスけど……?」
    葛西 明日架:「む、傭兵殿──」
    :「冬司。あの二人、オーヴァードですよ」
    霧江 冬司:と、凪が声をかけたのを聞いたのか聞いていないのか。長良川さんの方にグイグイ近寄る。
    長良川みち子:「えっえっと……」何かしら……
    霧江 冬司:「オーヴァードか。どうやら、あの猫を追っているようだが……君。名前は?」
    長良川みち子:「! という事は、あなたも……」
    長良川みち子:「長良川みち子と言います。こちらの彼は土倉稲穂くん」
    葛西 明日架:「あなた〝も〟──ふむ」真面目くさった顔で頷きながら耳を澄ましている。
    土倉 稲穂:「……ども」ぺこりと頭を下げる
    長良川みち子:「お話を聞かせて頂けますか」
    霧江 冬司:「みち子ちゃんか。うむ、いいだろう」
    霧江 冬司:「折角だし場所を変えて状況確認と行こう。ちょうどすぐそこにイタリアンの美味しい店が───」
    土倉 稲穂:「………(全くこっちに目ェ合わせてくれねえな)」
    :「冬司。さりげなくデートに移行しようとしないでください」
    :「すいません。彼はこういう方でして。私は凪といいます」
    霧江 冬司:ぺこり、と土倉くんも含めた二人にお辞儀。
    葛西 明日架:「失礼、お三方」
    葛西 明日架:凪がデートの誘いを妨害しようとしたのと、ほぼ同タイミング。少女は霧江の背中側から飛びつき、肩の上に顎を乗せるようにして会話に割り込む
    長良川みち子:「は、はあ……」
    霧江 冬司:うおっ!いきなりの猫っぽい行動に驚く。とはいえこれはこれで悪い気はしない!
    長良川みち子:「でも、落ち着けるところで話すというのは賛成です」
    葛西 明日架:「長良川殿に、土倉殿。あの軍勢を追っていたという事ですが、よもや猫族の覇道争いに一枚噛んでいる──ということもありますまい」
    長良川みち子:「は? 猫族? 覇道…………?」
    長良川みち子:思わず土倉くんに助けを求める視線を送ってしまう。
    土倉 稲穂:頭を振りかぶりながら「……スマン、アンタの言っている意味が……ええっと……」
    長良川みち子:(はっ、いけないわ。私、先輩なのに……)
    葛西 明日架:「そして傭兵殿。屋内にての軍議は良案。是非ともご案内頂きたく」と言いながら、(冷静な人間なら見抜ける程度にあからさまに)背中へグイグイと押し当ててくる。何をとは言わないが
    葛西 明日架:「私は葛西 明日架。お二人が望むならば、今、N市猫界隈を混乱に陥れる覇王について情報を提供致しましょう」
    葛西 明日架:「……さてはお二人も、尋常の人ではありませんでしょうから」
    長良川みち子:ベタベタされて鼻の下を伸ばす目の前のチャラ気な男から気持ち距離を取りつつ
    長良川みち子:「そうですね。ひとまず移動しましょうか」
    霧江 冬司:「うんうん、いいだろう!いつでも警護できるように、君はそのまましがみついているように。いつまたゲンジョーのような強敵が現れるとも限らんからな!」がはは、役得役得!
    長良川みち子:「といっても、猫は連れていける店が限られるわね……」
    :「……私たちも行きましょうか」長良川さんと土倉さんに。
    霧江 冬司:「む。それもそうか。参ったな……ヒューマンビーイングしているし、大丈夫かと思ったが」
    土倉 稲穂:「ですね。えっと、先輩、凪サン。猫はまあ……隠せないスかね?服の中とかに」
    GM: 
    GM:では。一同は、霧江 冬司の案内したイタリアン料理の店に向かうことであろう。
    GM:そこで──学生タッグ。あなた達は驚愕の事実を聞かされる事になる。詳細はOP2の通りだ。
    GM:加えて霧江さんも初聞きの話も幾分か。
    葛西 明日架:「──かくしてショー・スイの兄弟を討ち果たした曹 猫徳(そう にゃおとく)は、中原地区の覇者となりました」
    葛西 明日架:「今やこの商店街近郊より、川を挟んで北側を縄張りとする大勢力。その数は百匹にも及ぶとか」
    葛西 明日架:「ですが、リウ家の兵力は僅かに五匹プラス私のみ……」
    葛西 明日架:「江南(えなみ)地区の地元猫連合〝レッドクリフ〟にも協力を仰いだのですが、良い返事を得られておりません」
    :「それは……壮観ですね」百匹の猫を思い浮かべて
    GM:という事で要約すると
    GM:〝あの群れのボスをどうにかしないと猫の群れ暴れつづけるよ〟くらいの話を思っていただこう。
    GM:そういうことなのだ。
    長良川みち子:「ウーン……」目を白黒させている
    土倉 稲穂:「………当初考えていたスケールとは次元が違いすぎて。なんか、頭痛くなって来ましたね」
    長良川みち子:「R案件……では間違いなくあるんだろうし、猫ちゃんたちが組織立って魚屋さんの生活を脅かすのも見てしまった」
    長良川みち子:「日常の守護者たる私たちUGNの領分……なのかしら?」
    霧江 冬司:「要はその曹 猫徳とかいうやつを倒せばいいんだろう。簡単だ、簡単!」
    土倉 稲穂:「猫同士の縄張り争いに、自分らが横槍入れるのもどうかと思いますが……被害が出ている以上、なあ」
    :「今は猫同士の小競り合いで済んでいても、Aオーヴァードですから」
    :「今後は人間を敵と認識する可能性も、少なくありません」
    長良川みち子:「それに、あんな事態を見のがしていては、いずれ猫たちが掴まって殺処分を受けるような事態に発展するかもしれない」
    長良川みち子:「なんとかしなければいけないのは」
    :「これだけ大規模に活動を続けていれば、ジャーム化のリスクも少なからず出てくるでしょう」
    葛西 明日架:「はい。曹 猫徳の覇道とは人の世界を顧みぬもの。人が猫を顧みぬのと同じように」
    長良川みち子:ミス「何とかしなければいけないのは確かみたい……」
    霧江 冬司:「なに、それまでに俺が敵の総大将をぶっ倒してやる。ついでに猫が何匹かかってこようが楽勝だ、楽勝」
    葛西 明日架:「ええ、頼もしい。なれば、傭兵殿──」ちゃっかり横へ座りつつ、ふと思い出したように
    葛西 明日架:「そういえばお名前をお伺いしておりませんでした。こちらのお二人と共同戦線を張るならば、名は互いに知るべきでありましょう」
    霧江 冬司:「む。そういえばそうだったな」
    霧江 冬司:「俺は霧江 冬司。傭兵だ。UGNの仕事も何度か請け負っている」
    長良川みち子:「フリーランスの傭兵を、なるほど……。霧江さん、とお呼びすればいいわけですね」
    霧江 冬司:「冬司でいいぞ。さんもいらん。苗字呼びはどうもムズムズする」
    土倉 稲穂:「ああ、通りで……」(傭兵ともなればあの素早そうな猫を素手で捕まえる技量に納得出来る)
    長良川みち子:「頼もしい限りです。大N市で傭兵を続けていられるという事は、一定の実力の保障になりますからね」
    長良川みち子:「えっ……知り合ったばかりの大人の方を名前で呼ぶのは、ちょっと……」
    長良川みち子:それを女子高生に要求できるメンタルにちょっと引いている。
    長良川みち子:「ま、まあともかく、同道させて頂けるのは助かります」
    霧江 冬司:「む。そうか」
    土倉 稲穂:「それじゃあ、冬司……サンと。長良川先輩と。俺が。リウ家とやらに協力して、この騒動の解決を目指すと」
    土倉 稲穂:「そういう事に……なるんですかね?」
    葛西 明日架:「ええ。冬司殿、長良川、土倉。どうかあの覇王の進軍を止めてくださいますよう、お願い致します」
    GM:では
    GM:シーンそのまま、情報収集パートとなります。
    GM:今回はSSSCのプライズポイント制を採用。指定目標値に対して判定し、達成値の10の位+1がPPになるアレですね。
    霧江 冬司:よし来い!
    GM:内容はこちら。
    ・情報項目
    --------------------------------------------------------------
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<知識:猫語>、<情報:猫社会>
    目標値 :9
    プライズ:0/7
    シーン数:1/6
    --------------------------------------------------------------

    長良川みち子:やってやります!
    霧江 冬司:猫
    土倉 稲穂:猫社会。
    GM:猫の問題ですから。
    GM:あ、DPも採用します。イニシアチブ欄に足しておかないと。
    GM:という訳で、さて。一撃爆破、狙いますか?
    霧江 冬司:じゃあ俺は<情報:猫社会>を<C:ノイマン>+<生き字引>で調べてもらおう。凪に。
    土倉 稲穂:キャーナギサーン!
    長良川みち子:凪ちゃん!
    霧江 冬司:侵蝕は+3で43。
    長良川みち子:砂の加護ここに噛ませた方が良くないですか?
    土倉 稲穂:任せなさい!!
    長良川みち子:C低下してるし
    土倉 稲穂:砂の加護を使用!
    GM:情報面強いぞ
    長良川みち子:流石だぜ
    土倉 稲穂:霧江さんのダイスを+4だ~!!
    :ありがたい。
    土倉 稲穂:侵食値+3で43
    :8DX7=>9
    DoubleCross : (8R10[7]>=9) → 10[1,1,5,6,7,8,8,9]+10[3,7,10,10]+5[1,1,5] → 25 → 成功

    土倉 稲穂:流石だ…
    長良川みち子:妖精温存で!
    GM:ほぉう
    :財産点1しかないので30には到達しませんが、まずまずですね
    GM:OK.ならば、せっかく登場してるから長良川さんも素振りしときます?
    長良川みち子:2dx+2 情報UGN
    DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[4,6]+2 → 8

    長良川みち子:凪ちゃんは偉いなあ~
    土倉 稲穂:一応自分も振っておこう…
    GM:OK
    GM:そうだ! 砂の加護はオートだ!
    GM:どうぞ!
    土倉 稲穂:ギャハハハ!指を加えて見てな~!
    土倉 稲穂:2dx+1 情報噂話
    DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[6,8]+1 → 9

    土倉 稲穂:ウン
    霧江 冬司:これでプライズ3/7でDP2を全員に支給ですね
    GM:普通はこうなんだよね
    GM:いえす!
    土倉 稲穂:ワ~!!
    長良川みち子:わーい
    GM:では、情報開示だ。縦に長いぞ
    ・情報開示

    プライズポイント1:猫の群れによる被害状況
    このところ、N市内の魚屋で、猫の群れが魚をかっ攫う事件が頻発している。
    止めに入ろうとした魚屋の店主が一人、ボス猫に包丁を噛み砕かれた挙げ句、肉球キックで昏倒したらしい。
    統率の取れたその動きは、あたかも歴戦の軍隊のようであったという。

    ……明らかに戦闘力が普通の猫ではない。Aオーヴァード案件である。
    襲撃の頻度は増しているが何しろ猫のやる事なので、人間側は対処に困っている。

    プライズポイント2:英雄、曹 猫徳(そう にゃおとく)
    数年前にN市に現れたカリスマ猫である。
    詩を愛し軍略に長け、裸一貫から数年で、100を超える軍勢を掌握するに至った。
    中原(なかはら)地区を縄張りとしているが、つい最近、南下を開始。
    N市の猫社会を掌握する為、部下達に〝人間社会からの略奪〟を許可して士気を高めている。
    掲げる理想は〝全ての野良猫の最大幸福〟であるという。
    放置すればN市中の魚屋が被害を被る。捨て置けない。

    プライズポイント3:曹 猫徳(そう にゃおとく)の軍勢
    曹 猫徳は、100匹以上に及ぶ軍勢を自らのカリスマにて厳格に運用している。
    市内の至る所に斥候が放たれ、その迅速な連携により、どうしても彼の群れに決定的打撃を与えられない。
    神出鬼没の軍勢に対抗するには、群れの斥候を無力化する必要があるだろう。

    :「……と言ったような状況のようですね」
    長良川みち子:「なるほど……」何が?
    霧江 冬司:いつの間にかテーブル席から姿を消していた凪が戻ってくると、PP1~2の情報を連携します。
    葛西 明日架:「〝全ての野良猫の最大幸福〟……成程、恐ろしい事を考えるものです……」真顔
    土倉 稲穂:「ありがとうございます。この猫徳って奴。只者じゃないスね…」
    霧江 冬司:「ふん。猫のくせに生意気なやつだな」
    長良川みち子:「Aオーヴァードが同族を統率する、今まで考えたことはありませんでしたが。言われてみれば十分あり得る事」
    土倉 稲穂:「ええ。猫だからと、軽く見ていましたが。……しかし」
    長良川みち子:「ええ、このままにしておくことは出来ませんね。彼の猫を見つけ出し、然るべき処置を取らなければ」
    :「はい。ただ、猫徳は各地に斥候を放ち、そのネットワークをより強固なものにしているとのことです」
    :「私たちが捜索を開始したことが配下の猫に気づかれれば、捕らえることは容易ではないかと」
    長良川みち子:「そんなことまで……猫徳の群れは本当に高度に統率されているのですね」
    霧江 冬司:「……ふん。ならその斥候を捕まえればよいのだ」
    霧江 冬司:「もしくは、見つけ次第即刻駆除だな。今夜はねこ鍋と行くか!」
    葛西 明日架:「冬司殿」横から腕にぎゅっと抱きついてくる。
    霧江 冬司:「む」
    葛西 明日架:「曹軍の兵とて元は我らと同郷、N市に生まれ育った者が多いのです。どうかお手柔らかに……」柔らかな部位を押し当てている。
    :「そうですね。動物虐待は如何なものかと」ねこ鍋、という言葉にジトー、という視線を向ける。
    土倉 稲穂:「……あんまり、栄養が無さそうだし、自分も猫鍋はちょっと」
    霧江 冬司:「わかった。ねこ鍋はやめておこう。捕虜は手厚く扱うとも」
    長良川みち子:「……とは言っても、ですね」困ったようにハの字眉を作り
    長良川みち子:「出ている被害が害獣そのものなので、私は猫徳と対峙したなら」
    長良川みち子:「最悪、殺害を断行せざるを得ないかもしれません」
    長良川みち子:「そうならぬよう、努力はしますが。何分……」
    長良川みち子:そこで、少し頬を赤らめる。
    霧江 冬司:「ジャーム化していたら、殺すしかないだろうな」
    長良川みち子:「私、戦いが始まると人が変わるので」
    土倉 稲穂:「……そうなんスか?」学校では知り合いだけど合同任務は初めてだった!
    霧江 冬司:「とはいえ、みち子ちゃんも積極的に殺したいわけじゃないんだろう」
    霧江 冬司:「ジャームなら殺す、それ以外なら……そうだな」
    霧江 冬司:「どこぞの猫カフェで強制労働でもさせるのがいいだろう」
    葛西 明日架:「素晴らしい。それこそ仁の道です……」うんうん、と頷いている
    長良川みち子:「……そうですね、できれば、UGNの目の届く場所で」
    土倉 稲穂:「………通おうかな」ぽつりと誰にも聞かれない様に呟いた!
    GM: 
    GM:ロイス取得&調達が可能!
    長良川みち子:協力者 霧江冬司 期待/軟派〇
    土倉 稲穂:霧江 冬司 同行者 ◯好奇心/脅威
    長良川みち子:2dx+3>=12 購入UGNボディアーマー
    DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 10[2,10]+2[2]+3 → 15 → 成功

    長良川みち子:買えた。装備します
    GM:優秀なエージェントだ……
    土倉 稲穂:やはりやる…!
    土倉 稲穂:UGNボデマを目指して…!
    土倉 稲穂:2dx>=12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[5,6] → 6 → 失敗

    土倉 稲穂:ムリ!
    霧江 冬司:協力者 長良川みち子 ○P興味/N下心
    霧江 冬司:ボディーアーマー。狙うだけ狙ってみよう。
    霧江 冬司:2DX=>12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[7,9] → 9 → 失敗

    霧江 冬司:ダメだ。以上!
    GM:OK!

    ミドル2


    GM:シーンプレイヤーは霧江さん。任意で全員登場可能です
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:56->61)
    土倉 稲穂:出ます!
    土倉 稲穂:1dx+43
    DoubleCross : (1R10+43[10]) → 5[5]+43 → 48

    霧江 冬司:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+7[7] → 50

    GM: 
    GM:では
    --------------------------------------------------------------
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<知識:猫語>、<情報:猫社会>
    目標値 :9
    プライズ:3/7
    シーン数:2/6
    --------------------------------------------------------------

    GM:技能などに変更は無しだ!
    長良川みち子:先に振る!
    霧江 冬司:どうぞ!
    長良川みち子:2dx+2 情報:UGN
    DoubleCross : (2R10+2[10]) → 7[1,7]+2 → 9

    土倉 稲穂:砂の加護は使用せずに!ふります!
    土倉 稲穂:2dx+1 情報:噂話
    DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[3,6]+1 → 7

    長良川みち子:頼んます先生
    霧江 冬司:よし。では引き続き凪に調べてきてもらうか。
    土倉 稲穂:へっへっへ…場を暖めておきましたよ…
    霧江 冬司:<生き字引>+<c:ノイマン>で侵蝕+3。
    土倉 稲穂:砂の加護を使用!
    :ありがとうございます。では。
    土倉 稲穂:霧江さんのダイス+4!
    :8DX7=>9
    DoubleCross : (8R10[7]>=9) → 10[1,2,3,5,5,9,9,10]+10[4,7,9]+6[3,6] → 26 → 成功

    土倉 稲穂:侵食51。
    長良川みち子:妖精の手
    GM:でたな
    :ありがたい。
    土倉 稲穂:でたわね
    長良川みち子:最後のダイス一つをクリティカルさせてプライズ満了だ!
    土倉 稲穂:ワーワーワーッ!
    GM:PPは7,DP累計は……5だ……
    霧江 冬司:いちおうDP目当てで1D10分も振りますね。
    霧江 冬司:1DX7
    DoubleCross : (1R10[7]) → 4[4] → 4

    GM:34
    :さすがにここからの跳躍はなしですか。しかし達成値34でDP3点もらえますね。有難い。
    GM:では情報公開だが申し訳ない。さまざまな理由で、一度、PP4の所だけを開示します
    プライズポイント4:目には目を、猫には猫を
    猫徳軍の斥候は、猫の柔軟さや跳躍力、体の大きさでなければ通れない道を縦横無尽に行き来する。
    対抗するには同じく猫の軍勢を用い、斥候を拿捕・偽情報を掴ませる・籠絡する等の策が良いだろう。猫の道は猫だ。
    だが、リウ家の五達だけでは手数が足りない。

    猫づくしの環境下で、あなた達は少しテンションがおかしくなったのかも知れない。
    地元猫連合〝レッドクリフ〟に協力を依頼すればいいと思いついてしまう。
    思いついてしまったのだから仕方がない。

    ※イベントトリガーです。
    土倉 稲穂:思いついちゃったからな…
    GM:理不尽にも思いついてしまいます。
    長良川みち子:これが<知識:猫語>の部分か……
    GM:というわけで、そうですね
    GM:斥候の動きは掴めた。対策は考えついたけど、やるには手と猫語の壁がある
    GM:あたりから相談していただくと良いかな。
    土倉 稲穂:はい!
    長良川みち子:わかったぜ
    :「……どうやら、猫徳軍の斥候は猫の生態を十全に活用しているようです」
    :「オーヴァードとはいえ、ここにいる皆さんは獣化能力や閉所への潜入が得意というわけではありませんので」
    :「何か手を打つ必要があるかと」
    長良川みち子:「市街地は猫ちゃんたちの庭だものね……」
    土倉 稲穂:「……リウ家の猫たちだけじゃ、何とかならないか?」
    長良川みち子:「私の鋼糸も試してみたけど、やっぱり閉所で使うには取り回しが悪いわ」
    霧江 冬司:「なかなかいいところに目をつけるではないか」土倉くんのアイデアに対して。
    長良川みち子:「うーん、でも、5匹でしょう? 下手をすれば斥候の猫にその場の頭数で負けちゃうんじゃないかしら」
    土倉 稲穂:「あざす。どうだ、葛西?」
    葛西 明日架:「当家の手勢では……土地勘はあれど、数が足りません」
    葛西 明日架:「それに、その、なんと申しますか……」
    葛西 明日架:「……当家は脳筋が多いもので……」
    霧江 冬司:「そうだ。明日架ちゃんたちは最初、俺たち以外に救援の宛がある、と言っていなかったか?」
    長良川みち子:「残念だわ、猫の手も借りたい状況とはいえ……」
    土倉 稲穂:「……脳筋。脳筋?」
    葛西 明日架:「……あてが無いとは言えますまい。江南(えなみ)地区の地元猫連合〝レッドクリフ〟」
    霧江 冬司:「それだ。最初に出向いた時は断られた、と言っていたな」
    葛西 明日架:「彼らにとっての天下は狭いのです」
    葛西 明日架:「曹軍と我らリウ家が市を一つの天下と見るなら、彼らの天下とは即ち丁目」
    葛西 明日架:「川を越えて来たるならば受けても立とう。だが川の守りある限り、自ら事は起こさない」
    土倉 稲穂:「自分らの縄張り以外で何が起ころうと知ったこっちゃ無え……って事か?」
    葛西 明日架:「はい、それが彼らのスタンスです」
    長良川みち子:「それは……説得に苦労しそうね」
    葛西 明日架:「……〝レッドクリフ〟は、地元小グループの寄り合いではありますが、総勢30、フットワークも軽い」
    葛西 明日架:「なんとかしてこちらに引き入れられれば……」と頭を抱える
    土倉 稲穂:「んん……何かいい、説得材料があればいいんだけどな」
    土倉 稲穂:「魚でも献上してみますか?」
    長良川みち子:「危機感で連帯できないのなら、何か報酬を用意する、というのが思いつくけれど」
    長良川みち子:「案外、それで何とかなったりするかもしれないわね」土倉くんに
    葛西 明日架:「……〝レッドクリフ〟との会合の場を用意する事は可能でしょう」
    葛西 明日架:「もしお三方に策あらば、彼らを説き伏せられるのならば」
    葛西 明日架:「それ以上、心強い事はございますまい」
    霧江 冬司:「うむ。作戦はあるが、肝心の猫を捉えられなければ元も子もないからな」
    霧江 冬司:「〝レッドクリフ〟の説得は俺たちでやる。明日架ちゃんは会合の用意を頼む」
    葛西 明日架:「はっ!」
    GM: 
    GM:さて。PPが4に到達しましたので、QEの開始を宣言します。
    GM: 
    GM:ロイス取得と調達が可能!
    土倉 稲穂:葛西 明日架 そういえば何者なんだろ… ◯同情/憐憫
    霧江 冬司:ロイス/土倉 稲穂/○P有為/N邪魔
    長良川みち子:世界をあるべき姿にしなければ…… 大N市猫社会 驚異/何?〇
    土倉 稲穂:あ、ボデマいきます
    土倉 稲穂:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[6,8]+1 → 9 → 失敗

    土倉 稲穂:ムリシタ
    長良川みち子:2dx+3>=10 強化素材
    DoubleCross : (2R10+3[10]>=10) → 10[9,10]+1[1]+3 → 14 → 成功

    GM:なかなか難しいさ……
    長良川みち子:ボデマいけばよかった
    GM:長良川さんつええな
    長良川みち子:ワイヤーウィップを微強化
    土倉 稲穂:自分を大事にしてくれ!みち子!
    霧江 冬司:ボデマ狙ってみるか。
    長良川みち子:稲穂くんがそう言うなら……
    霧江 冬司:2dX=>12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[2,8] → 8 → 失敗

    霧江 冬司:失敗!以上
    GM:OK!

    ミドル3


    GM:全員登場となります。登場侵蝕をどうぞ
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:61->69)
    土倉 稲穂:1d10+51
    DoubleCross : (1D10+51) → 10[10]+51 → 61

    霧江 冬司:1D10+53
    DoubleCross : (1D10+53) → 9[9]+53 → 62

    GM:全体的に高い
    霧江 冬司:DB1突入だな
    土倉 稲穂:横並びになってきた
    長良川みち子:猫との会談ですからね
    長良川みち子:緊張もする
    GM:では、今回のQEですが、QEとはなんぞやの認識については私もざっくりしてるので
    GM:途中に挟まるイベント、くらいに考えてこちらをごらんください。
    --------------------------------------------------------------
    QEシーン:猫連合〝レッドクリフ〟との交渉
    使用技能:<交渉>(道理を説く)、<調達>(報酬で釣る)、<情報:猫社会>(実利を説く)
    終了値 :0/2(回数制限:なし)
    --------------------------------------------------------------

    土倉 稲穂:ほほう…
    長良川みち子:終了値というのは一体
    GM:ざっくり言ってしまうと、これはプライズ判定と同じようにやるものとお考えください。目標値は9で、使用技能のいずれかで挑戦する。
    GM:そして「達成値の10の位+1」のQE用のポイントが貰え、それが終了値に届いたらクリア。
    長良川みち子:なるほど
    土倉 稲穂:つまり10以上で一発クリア…?
    霧江 冬司:なるほど。つまり上の技能で1度でも10点以上出せば成功、というわけか
    GM:いえす。
    GM:なお、私がテキストを読んでよく分からなかった部分はざっくりやります。具体的に言うと
    霧江 冬司:なら、俺は実利を解いて説得に挑んでみよう。
    GM:「もし1回目、全員が出目9以上だったりしたら?」→「最大値の一人を採用します」で
    土倉 稲穂:了解です!
    霧江 冬司:ところで質問。情報技能に対して生き字引は使えますか?
    GM:使えるものとしましょう。その方が面白い。
    長良川みち子:自分はなんかボイチェン持ってるので交渉試してみよう
    長良川みち子:固定値は一番低いけど成功した時おいしそう
    土倉 稲穂:では自分は調達で
    長良川みち子:先振ります
    長良川みち子:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 3[1,1,3]+1 → 4 → 失敗

    長良川みち子:はい
    土倉 稲穂:いきまーす
    土倉 稲穂:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 4[2,4] → 4

    GM:おそろい
    土倉 稲穂:はい
    長良川みち子:ダイスボーナスあるよ
    土倉 稲穂:せやった!
    長良川みち子:1個振り足しましょう
    土倉 稲穂:1dx
    DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

    霧江 冬司:<C:ノイマン>+<生き字引>。侵蝕+3
    長良川みち子:お願いします先生!
    土倉 稲穂:先生!
    土倉 稲穂:砂の加護を!
    霧江 冬司:5DX7=>9
    DoubleCross : (5R10[7]>=9) → 10[1,4,4,6,10]+1[1] → 11 → 成功

    GM:加護無しでもブチ抜いた
    長良川みち子:渡すまでもなかった
    土倉 稲穂:いらんかったんや!!
    霧江 冬司:いや、普通に単独クリアだな。さすが俺様!
    長良川みち子:ステキ! 抱いて!
    土倉 稲穂:抱いてーッ!
    GM:よし、では
    GM:霧江さんがなんか上手く「お前らこっちについた方が後々得するぞ」と説き伏せた感じになるでしょう
    長良川みち子:通訳に明日架ちゃんを噛ましたのかな
    GM:メイビー。
    土倉 稲穂:凪さんかもしれない
    霧江 冬司:おう。では〝レッドクリフ〟の連中には
    長良川みち子:あ、ここで通訳できねえ?って言って彼女の正体の話ちょっとしてもらうのどうですか
    霧江 冬司:いいですね。それでいきましょうか
    GM:ふむふむ、では
    GM:交渉前のシーンを軽く入れつつ、「そして交渉は成功した」で終了後と、で行きましょう
    長良川みち子:了解!
    GM:正体については……深い事情とかはあまり無いのでさらっと聞いてくれたら普通に答える!
    GM: 
    GM:──江南(えなみ)地区。その、とある廃工場の中に、あなた達はいる。
    GM:そうだな。描写をサボって立ち絵でお見せしよう。ログの時は何がなんだかになりそうだが。
    モブ猫達:こういう状況だ。
    :猫だらけですね
    土倉 稲穂:な、何十匹もの猫の溜まり場になっている…!(ログ用)
    GM:猫だらけです。昔の名画だそうです。
    霧江 冬司:「おう。こいつらが〝レッドクリフ〟か」
    GM:こんな風に、廃工場はどこからか引きずってきた割と贅沢な布とかが敷かれて居心地良くされた上で、たくさんの猫のたまり場になっており、
    葛西 明日架:「はい。真ん中で背筋を伸ばしているのが連合のトップ、二代目ケンです」
    土倉 稲穂:「あれが……レッドクリフ〟の首領(ドン)か」
    霧江 冬司:「ふん、一丁前になかなかいい面構えをしているではないか」
    長良川みち子:「30の猫を束ねるだけあって、堂に入ってますね……」
    モブ猫達:「にゃぁ。にゃー……にゃ、にゃ?」割と威厳がある猫が、当然だが猫語で何かを言っている。
    土倉 稲穂:「当たり前だけど、何言ってるのかさっぱりスね……」
    長良川みち子:「なんとなく、通訳は明日架ちゃんがしてくれるつもりできたけれど……」
    霧江 冬司:「ぬ……。当然だが猫語か。明日架ちゃん。何と言ってるかわかるか?」
    葛西 明日架:「ふっ、勿論。伊達に人の身で猫の軍師を務めているのではありませぬ」
    長良川みち子:「ああ、やっぱりできるんだ。よかった。そうだよね口ぶりからして……」
    葛西 明日架:というや、明日架までがニャアニャア鳴き始めた。どうやら歓迎された事への返礼から挨拶を始めたらしい。
    長良川みち子:「ノイマンシンドロームの人は動物と会話できたりするって言うし、明日架ちゃんもそのクチなの?」
    葛西 明日架:暫くの、向こう側の猫とのやりとりの後に、「お察しの通り。猫のみならず、犬だろうが鳥だろうが、ある程度のコミュニケート能力があるものならば」
    葛西 明日架:「私はこうして言葉を交わすことが出来るのです──そしてあちらの代表者曰く」
    葛西 明日架:「〝人間の縦横家は珍しい。目を楽しませたことへの褒美として話を聞こう〟だそうです」
    GM:ひどくえらそうな猫であった。
    霧江 冬司:「なかなかふてぶてしい猫だな……」
    長良川みち子:(縦横家って……そりゃあ猫に対して交渉を持ちかける人間はそういないだろうけど)
    霧江 冬司:「だが、いいだろう。明日架ちゃん、これから俺の言葉を通訳して貰えるか?」
    土倉 稲穂:「まあ、とりあえず門前払いはされなくて良かった。冬司サン。頼みます」
    霧江 冬司:というわけで、明日架ちゃんを通して〝レッドクリフ〟の連中と交渉するぞ。
    葛西 明日架:「無論のこと。いかなる言葉を用いようと、余さず意を伝えてみせましょう」
    GM: 
    GM:──そして交渉が行われた。
    GM:いいや。それはどちらかと言えば、演説に近いものだったのかも知れない。
    GM:座して待つことの損。立つ事の利。それを客観的に見据えて示す、冷徹な工程。
    GM:連合の群臣達に緊張が張り詰める中、首領たる〝二代目ケン〟は
    モブ猫達:「誰であろうと、これより曹 猫徳に膝を屈しろと言う者は」
    モブ猫達:「このカーテンのようになると、そう思え!」ビリビリビリ
    GM: 
    GM:という訳で。あなた達は交渉を終えて、そのまま廃工場で作戦会議の継続中である。
    葛西 明日架:「冬司殿、お見事でございました」
    長良川みち子:「すごい……本当に話をまとめちゃうなんて」
    霧江 冬司:「楽勝、楽勝!」満足げに笑みを浮かべて。
    土倉 稲穂:「いや、恐れ入りましたよ。横で聞いている俺ですら闘志が湧いてきましたから」
    :「とはいえ、戦いはここからですね」
    :「〝レッドクリフ〟の皆さんの力を借りて、斥候を相手取ることができるようになった今」
    :「猫徳が部下の攪乱に気づいていないこの状況。勝負をかけるとすれば、ここからでしょう」
    葛西 明日架:「ええ、これまで得られなかった情報も集まり、取れなかった策も実行に移せる事になる」
    土倉 稲穂:「正念場、だな」ゴキリと指を鳴らす
    葛西 明日架:「これならば我らリウ家にも、十分に勝ちの目が見えますとも」ホクホク顔である
    長良川みち子:「……そうだね」
    長良川みち子:「うん。頑張ろう」
    土倉 稲穂:「さて。時間が少しあるんで。自分は外でちょっと身体動かしてきます」
    長良川みち子:「やっぱりしてるんだ。トレーニングとか」
    土倉 稲穂:「ええ。オーヴァードになる前からの習慣みたいなモンなんで……それじゃ」
    霧江 冬司:「………ふん、ツラ構え通りくそ真面目なやつだな」
    長良川みち子:「ふふ、言ってらっしゃい」ひらひらと手を振る。
    土倉 稲穂:と、言い残し廃工場の外へ歩き去ります。
    葛西 明日架:「ふむ。……確かに町猫達からの報せが得られるまで時間はありましょう。私もひなたぼっこに興じるとしましょう」いそいそと外へ出ていく。
    GM: 
    GM:そうして廃工場──いくらか布を敷いて居心地を整えてはあるが、くつろぐには些かシビアな環境に、
    GM:あなた達は残されて、言葉を交わす事になるのだろう。
    長良川みち子:土倉稲穂が遠ざかったのを確認して、霧江さんの隣に腰を下ろす
    長良川みち子:「霧江さんはすごいですね」
    長良川みち子:ぽつり、と。
    長良川みち子:「何をするかをどんどん決めて、進んでいくことができる」
    霧江 冬司:「む」
    長良川みち子:「その果断さは、貴方が傭兵だから?」
    霧江 冬司:「そうだな。俺たちの世界では迷うような奴から死んで行く」
    長良川みち子:それを聞いて、少ししてから迷ったように口を開く。
    長良川みち子:「……本当は」
    長良川みち子:「UGNエージェントである私も、そうでなければいけないのです」
    霧江 冬司:「……………」
    長良川みち子:『ウェポンケース』ワイヤーウィップを装備
    長良川みち子:喋りながら、右腕をひらめかせる。あなたが気づいた時には、既に彼女の手には特徴的なガントレットが装着され、そこから伸びる糸が見えるだろう。
    長良川みち子:廃工場のコンクリートから突き出た鉄筋が、半ばから切断されてポロリと倒れる。
    霧江 冬司:その姿を黙って見据える。口元からはいつもの笑みは消えて、真面目な表情だ。
    長良川みち子:「猫を捕らえられないと言ったのは嘘です。ただ、私の鋼糸は鋭すぎるから、猫たちを傷つけずにはいられない」
    霧江 冬司:「みち子ちゃん。君は……あれだな」
    長良川みち子:「口では非情にならなければいけないと言っていながら、こういった……」
    長良川みち子:「……はい」
    霧江 冬司:次に続ける言葉を、どう切り出したものかと目線をそらして、少し唸った後。
    霧江 冬司:「悩んだんだな。UGNとしての判断と、みち子ちゃん自身の判断で」
    霧江 冬司:「君は、どっちの判断が楽しいと思った?」
    長良川みち子:「——境界を」
    長良川みち子:「私たちは、そのどちらの軸も、自らの中から放逐してはならない。でも」
    長良川みち子:「猫徳がジャームだったら、処断しなければならない。貴方たちはそう言いました。それは最も明確な基準線です」
    長良川みち子:「でも、ジャームではなくても、どうしようもなく敵対しなければならないことがある」
    長良川みち子:その視線は遠く、ここではないどこかを見ているようだった。
    長良川みち子:「そういう時、救うか、斃すか。どこに境界を定めるのかが、私はきっと、すごく下手なんです」
    長良川みち子:「ええ……でも」
    長良川みち子:「私が迷っている間に、皆で出した答え、霧江さんが押し通してくれたそれは」
    長良川みち子:「きっと"正解"なんだと思いました。だから、ありがとうございます」
    霧江 冬司:「…………むう」
    霧江 冬司:「君はあれだ。真面目すぎるぞ」
    長良川みち子:「当たり前ですよ」困ったように笑う。
    長良川みち子:「私たちはユニバーサルガーディアン。日常の守護者なのですから」
    長良川みち子:「その力が間違った目的のために振るわれてはいけないし、振るうべき敵を相手に躊躇う事も許されない」
    長良川みち子:「ですから」どこからともなく取り出した仮面を被ります。
    デリヴァティヴ:「私は、戦う時にはこういったペルソナを纏う」
    霧江 冬司:「むおっ」仮面をかぶった姿の厳つさに若干驚きの声を挙げる。
    デリヴァティヴ:その声も、気づけば男性のものになっている。
    霧江 冬司:「むう……顔はともかく、声がオッサンになってるじゃないか」
    霧江 冬司:折角可愛い顔と声なのに勿体無い。
    デリヴァティヴ:「守護者でありながら世界を乱すものと同じ刃を振るう、そうして自らを規定することでようやく、私はエージェントとしての本文を果たすことが出来た」
    長良川みち子:「……」かぱりと仮面を外す。
    霧江 冬司:「……みち子ちゃん。本当に真面目すぎるぞ。そんなんで肩凝らんか?」
    霧江 冬司:「君は守護者として、とかなんとかさっきから言ってるが」
    霧江 冬司:「だとして、だ。それで君自身の心に歪みを作っては元も子もないだろう」
    長良川みち子:「ふふふ」
    長良川みち子:「優しいですね、霧江さん」
    霧江 冬司:「おう。女の子には優しいぞ、俺は」
    長良川みち子:「ありがとうございます」
    長良川みち子:「この仮面は、戦いを避けていられる間は被りたくはないんです。でもそうすると私、迷ってばかりで」
    長良川みち子:「導いてくれたのが霧江さんや土倉くんでよかったって、言いたかったんです」
    長良川みち子:「本当は土倉くんにも同じようにお礼を言いたいんですけど……」
    長良川みち子:「かわいい後輩に、頼りない所は見せられないですからね」
    霧江 冬司:「ふん。あの真面目小僧と一緒くたにされるのは不服だが……まあいいだろう」
    霧江 冬司:「みち子ちゃん。迷って立ち止まったやつは死ぬ、というのはこの業界の鉄則だが」
    長良川みち子:いつの間にかガントレットが外れた右手を口元に寄せ、人差し指を立てる。
    霧江 冬司:「考えなしに突っ走るやつが明日生きてるとも限らんからな。俺が生きていられるのは、俺の決断が常に正しいからだが」
    霧江 冬司:本当は全然そんなことないのだが、まあ言う必要ないだろう
    長良川みち子:「かっこいいですねぇ」ふにゃりと力の抜けた笑み。
    長良川みち子:「そうですね。間違えないように、の前に」
    霧江 冬司:「まあ……なんだ。立ち止まりながらでも、進み続ける限りは大丈夫だろう。君は」
    長良川みち子:「死なないようにもしないといけないんだから、大変です」
    霧江 冬司:「もし考え抜いても間違えそうになったり、不安になったら、その時は俺を呼ぶといい」
    霧江 冬司:「女の子の悩みを解決するのも、間違いを正すのも、俺の使命だからな!」
    長良川みち子:「じゃ、お願いします」
    長良川みち子:そう言って、メモに電話番号をさらさらと書いて霧江さんに渡す。
    霧江 冬司:「あ、もし悩みすぎて肩が凝ったりしたら、遠慮なく呼んでくれ。マッサージが必要な時はすぐにでも飛んでいくぞ」
    長良川みち子:「それはちょっとオヤジですね…」と一瞬真顔になる
    長良川みち子:「でも、嬉しいです。話を聞いてもらったことも。励まして……貰えたことも」
    長良川みち子:「私は、こんなんですから、きっと」
    長良川みち子:「そう遠くないうちに、あっ」
    長良川みち子:「私のTEL番を押し付けても、私が困ったときに連絡できないや」
    長良川みち子:「交換しましょう交換! あんまり使い方分かってないんですけど……このQRコードをなんかすると……」
    長良川みち子:そう言いながらスマホを弄って、霧江さんにLINE的な何かの画面を見せる。
    霧江 冬司:「お、おう。君は時々、少しおっちょこちょいだな……」やや勢いづいた長良川さんに推されつつ、スマホを弄る。

    GM:さて。お外はとても良い日差しだ。冬とは言え、少し体を動かせば直ぐに暖まるだろう。
    土倉 稲穂:では、少々のランニングの後。廃工場の壁に向かって投球練習でもしましょう。
    土倉 稲穂:(壁当ては許可されていない所でやってはダメらしいなので良い子はマネしないでね)
    GM:まじめな
    GM:明日架は思いっきり腕を伸ばして、太陽に体を当てて目を細めている。日光が好きであるらしい。
    GM:そうしながら、投球練習中のあなたに目を向けて言った。
    葛西 明日架:「野球少年なのです?」と、普通に人間の常識を持っているような口ぶりで
    土倉 稲穂:「ん。……ああ。昔の話だけどな」
    葛西 明日架:「野球は割と好きです。太陽の下、思い切り走り回るイメージが強い」
    土倉 稲穂:バシン!と壁に当たったボールが地面に跳ね返り。止まった球を砂が運ぶように蠢き、やがて土倉の掌へと戻ってくる。
    葛西 明日架:「……おお、一人キャッチボール」
    土倉 稲穂:「はは。楽しいぜ、野球。葛西は……」
    土倉 稲穂:「あー……礼を欠いた質問だけど。人間、で。いいんだよな?」
    葛西 明日架:「ふむ?」と首を傾げてから
    葛西 明日架:「無論。生まれも人間、育ちも人間社会。まぁ途中でこうなりましたが」
    葛西 明日架:「途中まではきちんと学校にも通っていましたので。野球少年を間近に見る機会とて、勿論あったのですよ」
    土倉 稲穂:「途中まで……」
    葛西 明日架:「今は、周りに居るのがみな肉球持ちの手なので、ボールは投げるより転がす方が目に慣れておりますが──」
    土倉 稲穂:と、そこで。球を放るのを止め。じっと明日架の目を見る。
    葛西 明日架:「──む。気になりますか、途中と言うのが」
    葛西 明日架:丸く大きな目が見返す。
    葛西 明日架:人間の目だ。
    葛西 明日架:オーヴァードとしての特性か。日光の量に応じて瞳孔が極端に収縮はするが、確かに人間の目である。
    土倉 稲穂:「ん、まあな。ちょっと、興味があったから」
    土倉 稲穂:「ヒトの葛西がなんで、リウ家に仕えているのか」
    葛西 明日架:「起きて半畳、寝て一畳──と、いう言葉があります」
    土倉 稲穂:「……悪いな、不勉強で。どういう意味だ?」
    葛西 明日架:なぜ、仕えているのか。その言葉に対して明日架が選んだ答えは──
    葛西 明日架:「大雑把に言えば、無用の贅沢を慎む言葉ですが──私が言いたいのはもっと単純な、そのままの意味です」
    葛西 明日架:「人間は案外、動物の中では体が大きい方ですが。それでも立っていれば半畳のスペースに」
    葛西 明日架:「横になれば一畳、たかだか1.6平方メートルに収まる生き物です」
    葛西 明日架:「……となれば。それ以上の広さの寝床は、本当に必要なものですかな?」
    土倉 稲穂:「………余計な物を切り捨てて」
    土倉 稲穂:「つまり、身一つあれば、人間は生きていける、とか。そんなニュアンスで合ってるか?」
    葛西 明日架:「元の意味はさておき。私はそういう意図で使っております」にっこりと、影の無い笑顔を見せる
    土倉 稲穂:「成程ね。……ありがとう」頭を下げる
    土倉 稲穂:深く過去は聞けないし、聞かないけど。
    葛西 明日架:「いえ、礼を言われるようなことでは。それにまだ、これでは答えが半分でございましょう」
    土倉 稲穂:「あー……答えたくなかったら、別にいいぜ?」
    土倉 稲穂:「ダチ同士でも、話せないことあるだろ」
    葛西 明日架:「……ふむ、ふむ」何やら急に真面目くさった顔をして、二度ばかり頷いた後、
    葛西 明日架:「土倉殿は、友人にも話せない想いをお持ちなのですかな?」
    土倉 稲穂:「────あるよ」
    土倉 稲穂:「いや。正確には。もう、無いんだけど」
    葛西 明日架:「苦しいものですか?」
    葛西 明日架:「……でしたか、と問うのが良いのでしょうか」
    土倉 稲穂:「堪らなかったね。ドロドロした思いをずーっと抱えてたな。去年から最近くらいまで」
    土倉 稲穂:「……ふとした切欠で。本人に直接ブツけたら、メチャメチャすっきりしたけどな」
    土倉 稲穂:「でもさ」
    葛西 明日架:「はい」
    葛西 明日架:手を体の前で重ねて、人のように佇み、相槌を打つ。
    土倉 稲穂:「事情だって人それぞれなんだ。俺の例を葛西にも強制させるつもりなんて、無いし」
    土倉 稲穂:「だから。あー……」
    土倉 稲穂:ボリボリと頭を掻く。
    葛西 明日架:「これは……どうにもお気を使わせてしまったようですね」
    土倉 稲穂:「ん?」目をぱちくりとさせる
    葛西 明日架:「土倉殿」
    葛西 明日架:「あなたは誠実なお人なのですね」
    土倉 稲穂:「ンだよ……急に」
    葛西 明日架:「今日、すれ違ったばかりの私の荷まで、重さを気遣おうとする。それは誠実と呼ぶべき姿勢でありましょう」
    葛西 明日架:「……重荷を背負わない生き方の私では、秘密を抱える事の苦しさを〝わかる〟とは言えませんが」
    葛西 明日架:「私は猫のようなもの」
    葛西 明日架:「それこそ道端の猫に話しかけるように扱ってくださっても、構わないのですよ?」
    土倉 稲穂:「……なら」
    土倉 稲穂:ゴシゴシと乱暴に明日架の頭を撫でる
    葛西 明日架:「……おおう、これは予想外」灰色の髪は日光を吸ってほどほどに暖まっている。
    葛西 明日架:そして掌を追うように、首の角度は随時変化する。
    土倉 稲穂:「誠実なのは、お互い様だろ」
    葛西 明日架:「偽りで守るべきものを全て、何処かへ投げ捨てただけでございますとも」
    土倉 稲穂:「そうやって全部投げ出して。逃げたつもりでも。今は。自分の主君に義理立てて、必死に猫徳を何とかしようとしてるじゃないか」
    葛西 明日架:「そこはそれ。猫の群れには猫の流儀あり。裏切りは趣味ではない、と好みの問題もございますし」
    葛西 明日架:「あなた方UGNのように、自分以外に守るべきものをたんと抱えて誠実で居る事の方が」
    葛西 明日架:「難しい生き方ではあるのだろう──と、想います」
    葛西 明日架:「……さて。問いのもう半分の答えですが」
    土倉 稲穂:「……ああ」
    葛西 明日架:「道端の猫に話しかける、を実行したのですよ、私」
    土倉 稲穂:「…………」
    土倉 稲穂:「………ああ?」
    葛西 明日架:「そうしたら〝そんなに苦しいなら、逃げてもいいんじゃないか〟と言われまして」
    葛西 明日架:「それが今の主君です。忠義を尽くす理由など、それだけで十分でございましょう」
    土倉 稲穂:「………」一瞬、呆然とした表情で明日架を見るも。
    土倉 稲穂:「……いや。お前にとっては。その出会いが。言葉が」
    土倉 稲穂:「必要だったって事か」
    葛西 明日架:「ええ。私を奔放な私たらしめた出会いとは、きっと」
    葛西 明日架:「あなたを誠実なあなたにした出会いと同じように、大事なものなのです」
    土倉 稲穂:「……だよな。ああ、それとさ」
    土倉 稲穂:「俺は欲張りだから。生きている限り、一畳じゃ、やっぱり足りない」
    土倉 稲穂:ニヤリ、と笑いながら。
    土倉 稲穂:「18.44メートルあれば、文句なしだな」
    葛西 明日架:「猫の額に生きる私と比べて、壮大でございますこと」

    GM:──一時の語らい。日は少し低くなり、傾き始めた。
    GM:その時、午後の静寂を蹴散らすように、にゃあにゃあと賑やかに斥候が帰還した。
    GM: 
    GM:では、プライズはクライマックス冒頭で提示しましょう。
    GM:ロイス取得&調達が可能!
    霧江 冬司:ボディーアーマー狙うだけ狙うぞーッ
    霧江 冬司:3DX=>12
    DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[6,8,10]+5[5] → 15 → 成功

    霧江 冬司:お、成功した。
    長良川みち子:霧江さんのロイスを尊敬〇/軟派に
    長良川みち子:3dx+3 ボディアーマー取るか~
    DoubleCross : (3R10+3[10]) → 6[2,3,6]+3 → 9

    長良川みち子:失敗! おわり!
    土倉 稲穂:葛西 明日架 のロイスをダチ ◯敬意/憐憫に!
    土倉 稲穂:ボデマボデマ
    土倉 稲穂:2dx>=12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[3,8] → 8 → 失敗

    土倉 稲穂:財産4P入れるかァ!
    土倉 稲穂:装着!
    GM:4点、地味に強いなぁ
    GM:OK!
    霧江 冬司:あ、その前に!
    GM:おっと!
    霧江 冬司:こちらのボディーアーマーを長良川さんに譲渡します。
    霧江 冬司:レディファースト。
    長良川みち子:あっすでに持ってます
    土倉 稲穂:紳士だ…
    土倉 稲穂:おっちょこちょいだ…
    霧江 冬司:なんと。
    長良川みち子:冬司さん用に買おうとしてて……(テレテレ)
    GM:デレが強い
    長良川みち子:違うか、これ順番的に土倉くんか
    土倉 稲穂:イチャイチャしやがってこの野郎…!
    霧江 冬司:嬉しい~ じゃあこれはありがたく自分で装備しておこう
    長良川みち子:いやでも振った目的としてはそれでした

    クライマックス


    GM:では、やはり全員登場となります
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:69->71)
    土倉 稲穂:1d10+61
    DoubleCross : (1D10+61) → 6[6]+61 → 67

    霧江 冬司:63+1D10
    DoubleCross : (63+1D10) → 63+5[5] → 68

    GM: 
    霧江 冬司:65だったので+5で70だ
    GM:では、プライズの公開だ。また縦に長いぞ。
    プライズポイント5:曹軍の要求

    猫徳軍は〝レッドクリフ〟に『さけ』の提供と引き換えの不可侵条約締結を打診していた。
    〝レッドクリフ〟はそれを一度はね除けており、以降、まだ同様の要求は無いと言う。

    ……なお、リウ家は同様の要求を向けられた際、明日架がコンビニでスト○ングゼ○を買って差し出した所、
    〝私の部下に毒を飲ませたな〟と熾烈な攻撃を受ける羽目になったという。

    プライズポイント6:『さけ』
    猫徳軍が要求していた『さけ』であるが、たぶん酒ではない。
    いや、むしろかなりの確率で『鮭』であろうことが判明した。
    それも焼きたての、だが塩や醤油で味付けはしていない、猫用に味を調整された鮭の切り身だ。

    ……野良猫の権利を訴える筈の曹 猫徳が探し求めるにしては奇妙な品だ。
    加えるに分かる事がある。曹 猫徳は、人間の言葉こそ知っているが、文字を理解していない。
    『酒』と『鮭』を間違えたのは、音でのみそれを認識しているからだ。
    以上の事から推測できるのは──かつて曹 猫徳には、言葉を教えるような存在が居たということだ。
    それも、軍略や詩を言葉として語るような誰かが。

    プライズポイント8:曹 猫徳の真実
    街を騒がせる猫軍勢のカリスマボス、曹 猫徳であるが、
    〝野良猫の解放〟を謳いながら、実は飼い猫の出身であることが判明した。
    この秘密を街の猫に流布することで猫徳軍に不和が生じ、斥候が有効に働かなくなる。
    斥候が動けぬ軍勢ならば、こちらの策で如何様にも走らせられる。
    その策とは──

    プライズポイント9:れんかんの計
    その策とは──れんかんの計。
    忠義の揺らいだ猫徳軍斥候達を猫缶で手懐け、曹 猫徳を任意の箇所へおびき出すのだ。
    連続で猫缶を与える。これ即ち連缶の計である。

    GM: 
    GM:……という訳で。あなた達は見事に、曹 猫徳の手勢をおびき出す事に成功する。
    GM:そうだな。それこそ廃工場そのままで良いだろう。
    GM:猫徳は、内心で不満が燻り始めた部下達を連れて、屋根もあれば壁もある、機動力を十分に生かせない空間へおびき出された。
    霧江 冬司:「がはは!見事に引っかかったな、曹 猫徳。もとい三丁目のマオにゃんくんとその手下ども!」
    霧江 冬司:「今大人しく降伏すれば駅前の猫カフェでの強制労働だけで済ませてやろう。抵抗すれば死なーす!」
    土倉 稲穂:「アンタら食らった猫缶。その全て。俺達の張った罠さ」
    ボス猫:「ニャアッ、ニャアア!!(げえっ、人間!!)」
    GM:自由に駆け回れない空間の中、猫三十数匹と人間4人に包囲され、ボス猫は明らかにうろたえている!
    長良川みち子:「さて、私たちに降伏する気はある?」
    長良川みち子:と、明日架ちゃんに通訳を頼みつつ。
    ボス猫:「ニャ、ニャアアァ……(む、むうぅ……)」
    葛西 明日架:「此処までです、曹 猫徳。彼らは言っています、降伏するならば食と住処を与えると──」嘘は言っていない。
    ボス猫:「……ふん、此処までか」
    ボス猫:それは、人の言葉であった。
    霧江 冬司:「ぐふふ。選ぶがいい、野良の誇りを守り通して死ぬか、トリマーさんに蚤よけシャンプーでもみくちゃにされて生きながらえるかをな!わはは!」
    霧江 冬司:「うわっ、喋った!」
    長良川みち子:「えっしゃべっ……」
    :「Aオーヴァードですから、人語も解するでしょう」しれっとした顔で。
    葛西 明日架:「猫語を話す人間がいるのです。人語を発する猫とているのでしょうが……しゃべれたんですね……」
    長良川みち子:(そういうこともあるか……そういう系統の話だったし、ね……!)
    ボス猫:「認めよう。この一連の戦、戦略においても戦術においても私の負けだ」
    長良川みち子:「……話が早いわね。なら——」
    土倉 稲穂:「……随分、潔いな」
    ボス猫:「だが。世に野良猫の溢れる限り私は必ず再起する。今に勝る軍勢を以て!」
    ボス猫:「故にこの場は血路を開く! 皆、戦えい! 私が生き残る限り、野良猫の魂に死は無いのだ!」
    :「にゃああああぁー!!!」
    長良川みち子:「!」
    GM:包囲された猫達が、包囲網を押し広げるような突撃を開始する! ──が、圧が弱い!
    長良川みち子:「今更……逃がさない!」
    GM:やはり調略が聞いているのだ。猫缶漬けによる誘惑が。実はボスは飼い猫出身のボンボンだという噂が。
    土倉 稲穂:「はは。気に入ったぜ。あんた」口元を歪ませつつ、襲いかかる猫を的確に払いのける!
    長良川みち子:ばさりと右腕を振る。一斉にシャッターが落ち、進入路も崩落した。
    霧江 冬司:「ふん」襲いかかる猫の群れをすぽぽぽーーーんと放り投げる。
    ボス猫:「シャ、シャッター……!? 我らの肉球では持ち上げることも叶わぬものを!」
    長良川みち子:「退路はないわ、抵抗はやめなさい」猫まみれになりながら
    :落下地点で待ち構えた凪がキャッチすると、ケージに閉じ込めていく。
    土倉 稲穂:シャッターが落ち、油断した瞬間、地面の砂粒を操り、的確に猫の目に、耳に、砂を詰めていく!
    GM:払いのけられ、投げられ、それでも再び立ち上がる猫の群れだが──今は最初の戦いと状況が違う。
    霧江 冬司:「みち子ちゃん」
    GM:逃げ道の無い空間。包囲する敵対猫。そしてあなた達の、ケージ隔離であったり嫌がらせのような砂詰め込み攻撃。
    長良川みち子:「なあに? 霧江さん」
    霧江 冬司:「殺したくなければ、それでいい。楽しいと思う道を選べ」
    長良川みち子:「ふふふ……責任はとってくれるのかな、大人の霧江さんが」
    長良川みち子:「なんて——卑怯な言い草ね」
    長良川みち子:「そうするわ、私、やりたいようにする」
    GM:刃向かう猫は数を減らして行く。そしてあなた達は軍勢の隙間を縫い──
    GM:ボス猫、曹 猫徳の前に立つ。
    霧江 冬司:「おう。ここにUGNは君だけだしな。息抜きだ、息抜き!ハハハ!」
    ・エンゲージ
    曹 猫徳

    10m

    PC達

    GM:では最終決戦だ。
    GM:飼い猫の孫と嘲られながらも、誰よりも野良であろうとした曹 猫徳。その気迫があなた達の衝動を喚起する!
    GM:という訳で衝動判定。難易度は9です。
    土倉 稲穂:2dx>=9
    DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[2,9] → 9 → 成功

    長良川みち子:侵食がぬるくダイスが少ない……!
    土倉 稲穂:なんと
    霧江 冬司:4DX=>9
    DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[3,3,4,9] → 9 → 成功

    長良川みち子:3dx>=9
    DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[4,8,10]+3[3] → 13 → 成功

    霧江 冬司:成功だー!
    長良川みち子:しゃー!
    霧江 冬司:70+2D10
    DoubleCross : (70+2D10) → 70+14[7,7] → 84

    土倉 稲穂:67+2d10
    DoubleCross : (67+2D10) → 67+12[10,2] → 79

    長良川みち子:2dx+71
    DoubleCross : (2R10+71[10]) → 10[7,10]+8[8]+71 → 89

    GM: 
    長良川みち子:間違えた
    GM:おっと、気付かなかった
    GM:71+17で88かな
    長良川みち子:そうしておきます
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+17した(侵蝕率:71->88)
    GM:そしてセットアップの前に──DP1消費で侵蝕を2上げる事ができます!
    GM:使う人は使おう!
    土倉 稲穂:1使います!
    長良川みち子:侵食率で火力が変わらないからやめとこう
    土倉 稲穂:侵食82
    土倉 稲穂:81です、失礼
    霧江 冬司:うーむ。100入らないとフルパンチが打てないからな…
    霧江 冬司:3点使って様子見だ。
    霧江 冬司:侵蝕を90に変更。
    GM:OK.ではセットアップ!
    土倉 稲穂:あります!
    長良川みち子:なし!
    霧江 冬司:なし。
    曹 猫徳:《小さき魔眼》。ラウンド中の攻撃ダメージに+10。
    土倉 稲穂:ターゲットロック+攻勢変色を猫徳に使用。 攻撃力+24
    土倉 稲穂:暴走!
    霧江 冬司:ぬ。バロールか
    GM:そう、バロール。即ち
    GM:イニシアチブ!
    曹 猫徳:《時間凍結》
    土倉 稲穂:嘘だろ!
    GM:デブ猫とは思えぬ物凄いスピードで動くぜ!
    曹 猫徳:マイナー、《完全獣化》+《究極獣化》+《巨神獣化》
    曹 猫徳:肉体基準判定+6d、ダメージ+2d10+10、装甲+10。HP+50。ドッジ不能状態となる。
    曹 猫徳:そしてメジャー! 《コンセントレイト》+《インビジブルハンド》+《魔獣の衝撃》+《魔獣の本能》
    曹 猫徳:対象はPC3人全員だ!
    土倉 稲穂:ウギャー!リア不!
    曹 猫徳:23dx7 命中判定!
    DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,2,4,4,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,3,4,6,7,7,8,8,8,9]+10[2,3,3,6,7,9]+2[1,2] → 32

    長良川みち子:5dx+1 回避!
    DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[1,3,3,5,9]+1 → 10

    霧江 冬司:ぬおお、ドッジ試みるぞ
    霧江 冬司:5DX=>32
    DoubleCross : (5R10[10]>=32) → 9[1,1,8,8,9] → 9 → 失敗

    霧江 冬司:うがーーーー失敗!ダメージをくれ
    GM:ふふふ……
    曹 猫徳:25+6d10 もろもろ有効!
    DoubleCross : (25+6D10) → 25+39[8,10,6,5,1,9] → 64

    土倉 稲穂:オイオイオイ
    土倉 稲穂:ムリ!死にます!リザレクト!
    GM:この猫思ったより強いな
    長良川みち子:死ぬわ! リザレクト!
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:88->97)
    土倉 稲穂:81+1d10
    DoubleCross : (81+1D10) → 81+5[5] → 86

    霧江 冬司:これは……防御エフェクト無しで耐えれる攻撃じゃないな。リザレクト。
    霧江 冬司:90+1D10
    DoubleCross : (90+1D10) → 90+4[4] → 94

    曹 猫徳:では軽くだけ演出
    曹 猫徳:「このような窮地──初めてではない」
    曹 猫徳:「幾度も追い詰められた! だが私は勝ち続けて来たのだ──!」
    長良川みち子:(本当に? 本当に猫の生涯に何度もそんなことある?)
    どどんとふ:「GM」がログインしました。
    土倉 稲穂:(シッ!先輩)
    曹 猫徳:「ニャアアアアァーッ!!!!」超高速の跳躍、そこから奮われる爪と牙。
    曹 猫徳:重力制御により、上昇も落下も異常なる速度で行われるその攻撃は、ただ一匹にして軍勢に相当する大量の斬激を生む!
    霧江 冬司:「来るぞ!」
    曹 猫徳:斬 斬 斬 斬 斬
    土倉 稲穂:「速ッ───」
    曹 猫徳:ただ一匹にて中原地区へ覇を唱えた男の全力が、これであった。
    長良川みち子:「……こほっ」鋼糸を展開するが、嵐の如き重力場によって狙いを逸らされる!
    土倉 稲穂:「うおおおっ……!」切り刻まれながらも首元や心臓だけは庇う!
    霧江 冬司:「む、おおおおっ!?」剣を抜くと、致命的な部位への一撃を既のところで弾く。
    曹 猫徳:さて、まだまだ行くぞ。イニシアチブから行動順、行動値8で再びデブ猫だ
    土倉 稲穂:やめて!
    曹 猫徳:「やるな、人間ども。まだ立つか!」
    曹 猫徳:マイナー、戦闘移動でPC達にエンゲージ
    曹 猫徳:メジャー、《コンセントレイト》+《漆黒の拳》+《漆黒の波濤》+《銘無き刃》。やはり対象はPC全員
    土倉 稲穂:ゲッ
    霧江 冬司:「ぬかせ!猫ごときにやられる俺様ではないわ!」
    曹 猫徳:23dx7+3 命中判定
    DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,3,4,6,7,8,10,10]+10[3,5,6,7]+10[7]+10[8]+10[9]+5[5]+3 → 68

    長良川みち子:は?ドッジ
    土倉 稲穂:リア不です!
    曹 猫徳:よく分からんくらい回ったな……?
    長良川みち子:5dx+1
    DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,4,7,7,9]+1 → 10

    長良川みち子:無理に決まってんだろ!
    霧江 冬司:ガード。ダメージどうぞ
    曹 猫徳:40+9D10 ダメージ
    DoubleCross : (40+9D10) → 40+37[2,8,5,3,2,2,5,4,6] → 77

    土倉 稲穂:猫が出していいダメージか????
    長良川みち子:うぉおおリザレクト!
    土倉 稲穂:死ぬザレクト!
    霧江 冬司:リザレクト!
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:97->106)
    霧江 冬司:94+1D10
    DoubleCross : (94+1D10) → 94+7[7] → 101

    土倉 稲穂:1d10+86
    DoubleCross : (1D10+86) → 3[3]+86 → 89

    曹 猫徳:追撃の斬撃は懐へ飛び込みながら放たれた! オーヴァードの肉体をすら引き裂く常識外れの一撃! 猫なのに!
    霧江 冬司:よし!100超えたーッ!
    土倉 稲穂:フェイタル!フェイタル!
    GM:演出が二重になるので猫の手番は以上だ! 行動順で長良川さん!
    長良川みち子:「やるな……か」
    長良川みち子:オートアクションで《縮地》を使用。
    長良川みち子:戦闘移動。下へ10M
    長良川みち子:長良川みち子の侵蝕率を+2した(侵蝕率:106->108)
    長良川みち子:常時エフェクト《バックスタブ》により攻撃力+20
    GM:そうか、バックスタブ型……!
    長良川みち子:ふわり、鮮血を吹き散らしながら斃れたその体が、にわかにかき消える。
    長良川みち子:気配はない、だが仲間たちには見えているだろう。かの猫の背後に降り立つ異貌黒衣の怪人が。
    土倉 稲穂:「? せんぱ───」
    曹 猫徳:「む──!?」
    デリヴァティヴ:《コンセントレイト》《瞬速の刃》
    デリヴァティヴ:10dx7
    DoubleCross : (10R10[7]) → 10[3,3,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,2,7,9,9]+10[4,9,9]+10[4,7]+5[5] → 45

    霧江 冬司:いい出目!
    土倉 稲穂:回ったァ!
    曹 猫徳:ドッジは……できない! ガード!
    デリヴァティヴ:やった 強そうなロールしても許されそう!
    デリヴァティヴ:5d10+27
    DoubleCross : (5D10+27) → 31[10,3,5,7,6]+27 → 58

    霧江 冬司:ダメージもデカいぞ!
    曹 猫徳:良いダメージだ。ガードで2点軽減して56通し! 演出どうぞ!
    デリヴァティヴ:僅かに弾かれた光が銀色の線となって、煌めいた。直後、猫徳の体に赤い斬線が走る。
    デリヴァティヴ:その攻撃それ自体は猫徳の重力制御によってすぐに弾かれたが——
    デリヴァティヴ:「ふふ……侮らないことだ。わが斬糸はただ刈り取るために振るわれる刃にあらず」
    デリヴァティヴ:闇の底から響くような朗々たるテノールの声。
    デリヴァティヴ:「生命の海を掻き雑ぜる雷の鉾、その到来の先触れでもあるのだから!」
    デリヴァティヴ:ヂカリ、と。張り巡らされた鋼糸が発光した。
    デリヴァティヴ:ブラックドッグの発電細胞から生み出される雷、それはオルクス能力の領域因子となって。
    曹 猫徳:「グッ、グハアアアァッ……!」肉の壁を貫いて飛び散る鮮血!
    デリヴァティヴ:導電を媒介に、本来磁性体でない物質にすら強力な引斥力を与えるバロール能力のトリガーとなる!
    "アルターオーグ":周囲の瓦礫が寄り集まり、巨大な人型を成した。四肢より伸びる糸は、"デリヴァティヴ"の十指へと繋がっている。
    "アルターオーグ":起こりは緩慢。しかして無数の関節が斥力を操作することにより、その拳はみるみる加速していく。
    デリヴァティヴ:そのワイヤーは領域拡張の媒介であり、同時に瓦礫の巨人の操り糸、拡張躯体の神経糸。
    デリヴァティヴ:ガントレットに包まれた指がマリオネットを操作するように、踊る。
    デリヴァティヴ:「故に見るがいい。わが劇嵐狂騒の支配圏! 影絵(アルターオーグ)——芝居(ラプソディ)!!!!」
    デリヴァティヴ:瓦礫に突き刺さった錘(アンカー)が抜ける、引斥力の制御を手放した。
    デリヴァティヴ:衝撃。そして追い討つように、制御を失った石の巨人が猫徳へと崩れていく。
    曹 猫徳:「ギニャアアアアアァッ!!!」悲鳴と共に瓦礫に飲み込まれる猫!
    霧江 冬司:「むおお……とんでもない出力だな」
    曹 猫徳:さりながら──斬!
    曹 猫徳:手ひどく打撃こそ受けたものの分厚い脂肪層にて衝撃を吸収。爪にて瓦礫を切り払い再び姿を現す!
    土倉 稲穂:「ええ。この威力なら……!」
    曹 猫徳:「はぁ、はぁ……おのれ役者め……酷く痛むぞ……!」
    GM:続いての手番、行動値5の二人、いずれか!
    土倉 稲穂:では、お先によろしいでしょうか…!
    霧江 冬司:どうぞ!
    土倉 稲穂:わ~い!それでは
    土倉 稲穂:マイナージェネシフト!
    土倉 稲穂:3d10+89
    DoubleCross : (3D10+89) → 14[7,3,4]+89 → 103

    土倉 稲穂:グッド!
    土倉 稲穂:メジャー コンセントレイト:モルフェウス+インスタントボム+砂の加護 対象 曹 猫徳!
    GM:良い数値に収めたな……!
    GM:さあこい! ドッジ不可なのでダメージまでどうぞ!
    土倉 稲穂:12dx
    DoubleCross : (12R10[10]) → 9[1,2,3,4,5,5,7,7,8,9,9,9] → 9

    土倉 稲穂:?????????????????
    デリヴァティヴ:コンセ!
    GM:C値抜けだ!
    土倉 稲穂:いけね!
    霧江 冬司:コンセ抜けてますよ!
    土倉 稲穂:12dx7
    DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,2,3,4,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[2,2,4,7,8,10]+10[6,7,10]+3[2,3] → 33

    土倉 稲穂:大変失礼いたしました…
    土倉 稲穂:ダメージだ!
    土倉 稲穂:36+4d10
    DoubleCross : (36+4D10) → 36+23[9,9,1,4] → 59

    デリヴァティヴ:えらいぞ
    土倉 稲穂:にゃん
    GM:57通しで……だいぶボロボロ! 同じ威力の攻撃もう一発入ると落ちるぞ!
    GM:演出どうぞ!
    土倉 稲穂:演出行きます!
    土倉 稲穂:「猫徳。一匹の猫として。一人の雄(おとこ)として」
    土倉 稲穂:ボロボロになりつつも闘志を失わないその眼に真っ直ぐに応える。
    土倉 稲穂:「あんたの生き様。敬意を表する」
    土倉 稲穂:ゆっくりと、右手をポケットに手を入れる。
    土倉 稲穂:「だけどさ。やっぱり俺たちは、人間で」
    土倉 稲穂:「アンタらは────」
    土倉 稲穂:そして、稲穂がポケットから取り出したのは……ピンク色のゴムボール!
    土倉 稲穂:「猫なのさ」
    葛西 明日架:「……そうなんですよね」
    土倉 稲穂:そう呟くと。稲穂が投げたボールがぽんっと緩やかな放物線を描いて。猫徳のすぐ側の地面にボールが落ちる。
    土倉 稲穂:動くものを眼で追ってしまう。動物の習性に抗えず、猫徳が眼を「俺」から反らしたその刹那。
    土倉 稲穂:瞬時に左のポケットからもう一つのゴムボールを取り出し、牽制を刺す様に。ボールのレーザービームが猫徳に。否。
    土倉 稲穂:稲穂が放ったもう一つの球が。ゴムボールと接触し……ぱんっ、と衝撃を立てて破裂する。
    土倉 稲穂:それだけ。しかし。Aオーヴァードによって強化された猫徳の聴覚には。宛らそれは、音響兵器のように。
    土倉 稲穂:曹 猫徳の平衡感覚、脳髄は揺れに揺れ。天地がひっくり返る程の衝撃を彼に与えるだろう!
    曹 猫徳:──もし一投目が全力の投球であったのなら、或いは彼は警戒したかも知れない。
    曹 猫徳:だが一投目は緩やかに、彼の目でなくとも捉えられる速度で放られて、何事もなく地に落ちた。
    曹 猫徳:警戒は不要と見た。呼吸を整え踏み込もうとする刹那──
    曹 猫徳:「────────っ!?」それは、爆ぜた。
    曹 猫徳:いきなり耳元で大声を出された時の反応を思い出すが良い。身を竦ませ、首を振り、少しでも音源から遠ざかろうとする。
    曹 猫徳:両の前脚で耳を覆い、背を丸めて頭を下げた。こればかりは生物としての本能だ、抗えるものではない。
    土倉 稲穂:「今が、好機です」
    土倉 稲穂:「頼ンましたよ……冬司さん!」
    霧江 冬司:「………ふん。やるではないか、堅物野郎」
    霧江 冬司:「よーし、今ラクにしてやるぞ、化け猫野郎!」
    霧江 冬司:マイナーなし、メジャーで
    霧江 冬司:<C:ノイマン>+<コンバットシステム-白兵>+<獣の力>+<フェイタルヒット>。侵蝕+13(Dロイス達人補正込)
    霧江 冬司:対象は曹猫徳。
    GM:さあこい! ドッジ不可!
    霧江 冬司:12DX7+2
    DoubleCross : (12R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,4,4,5,6,7,10,10,10]+10[1,7,8,10]+10[1,5,10]+10[8]+4[4]+2 → 46

    霧江 冬司:8D10+21
    DoubleCross : (8D10+21) → 31[4,5,1,8,1,1,8,3]+21 → 52

    GM:50点ダメージ通し……………………流石に撃破だ!
    霧江 冬司:52点/装甲・ガード有効。ダメージダイスに1が多い……!
    霧江 冬司:やったー!撃破だ!
    GM:復活無し! 演出をどうぞ!
    霧江 冬司:止めを刺すべく構えた剣を見て、君たちは波打つ刃紋の異様さに気づくだろう。
    霧江 冬司:流体剣(フリュイド・ブレード)。刀身が特殊な液体金属で構成された、異形の西洋直剣。
    霧江 冬司:その基本形は西洋直剣だが、刃は使用者の技量に応じて、如何な姿へも千差万別、変幻自在に形を変える。
    霧江 冬司:冬司が剣を振るうたび、刀身が伸び、撓り、蛇のような唸りを上げ、空気を引き裂いて金属鞭のように猫徳に襲いかかる!
    曹 猫徳:達人が扱う鞭の末端速度は音を超える──とは良く聞く話だ。
    曹 猫徳:尋常の達人でさえ、そうなのだ。
    曹 猫徳:ならばオーヴァードが、超常の武器を奮い放つ攻撃が、その程度である筈が無い。
    霧江 冬司:二度、三度、四度。衝撃を殺す強固な脂肪を削ぐように振るわれた鞭のしなりが停滞し───
    霧江 冬司:猫徳が見れば、冬司が刃の側をガントレットを介して握り締めていることに気づくだろう。
    霧江 冬司:伸び上がった刃が撓りをつけて、再度直剣の形に変形する。しなる刃の先にあるのは、剣の持ち手。すなわち柄と、鍔。
    霧江 冬司:鍔部分をハンマーとして扱う、西洋剣技において実用技として用いられる泥臭い剣技。
    霧江 冬司:「もらった!死ねーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
    曹 猫徳:「この流れで言うことがそれかーーーーっ!?」
    霧江 冬司:直撃すれば、頭部を軽々と破砕することが伺える一撃。だが。
    霧江 冬司:直前で、脳裏を過るものがある。
    霧江 冬司:>葛西 明日架:「曹軍の兵とて元は我らと同郷、N市に生まれ育った者が多いのです。どうかお手柔らかに……」
    霧江 冬司:>長良川みち子:「猫を捕らえられないと言ったのは嘘です。ただ、私の鋼糸は鋭すぎるから、猫たちを傷つけずにはいられない」
    霧江 冬司:>凪:「猫ですね」一匹を抱え上げ、もふもふしている。
    霧江 冬司:>凪:「あ……」すぐに腕を離れて隊列へ回帰した猫を、少しだけ残念そうに見送る。
    霧江 冬司:「………ふん」寸前。戦槌へ変形していた剣がへにゃり、と威力を失う。
    霧江 冬司:こつーん。果たして、猫徳に振るわれたのは、子供のげんこつ程度の些細な打撃であった。
    霧江 冬司:「この世に愛くるしく生まれてきたことを感謝するんだな」憎まれ口を叩きながら、剣を鞘に収める。
    長良川みち子:「……」気づけば、仮面は剥がれている。彼の言に従って、彼を止めようとしていた手を、下ろす。
    曹 猫徳:「……………………」
    土倉 稲穂:「冬司さん……!」
    曹 猫徳:「……捕虜へ対する厚遇を要求する」
    長良川みち子:「ふふ……うん、うん」
    長良川みち子:猫徳に歩み寄り、抱え上げながら。
    霧江 冬司:「明日架ちゃん」
    葛西 明日架:「はい」
    霧江 冬司:「この戦争の指揮官は君だ。後のことは任せる」
    長良川みち子:「霧江さんも迷ったりするんですねぇ。でも」
    長良川みち子:「間違えないっていうのは、ほんとなんだ」
    葛西 明日架:「……いいえ、軍師は進言する者。決断をするものではございません」
    長良川みち子:にこにこと笑っている。
    葛西 明日架:「ですから勝ち鬨を上げるお役目は、私ではない誰かが受け持つべきと存じます」
    土倉 稲穂:「……はは。なら、決まってますねその役目は」
    長良川みち子:「……ですって?」
    霧江 冬司:「……むう」スーーーっと息を吐いて。
    霧江 冬司:「よし!俺様の大勝利ーーーーーー!!!!」
    霧江 冬司:ブンブンと剣を振り回して勝鬨を上げる。
    長良川みち子:「わー」ぱちぱちぱちぱち
    :「にゃーっ!!!!」と猫連合軍が、前脚を上げて勝ち鬨を唱和し
    GM:さて、
    土倉 稲穂:「しゃああああ!」バチバチバチと拍手!
    GM:日曜日はこれでおしまい。
    GM: 
    GM:バックトラック!
    GM:Eロイス無し! DPは残ってたら一つにつき1点侵蝕を減らしても良い!
    霧江 冬司:ロイスは無事だ!なので6D素振りで動こう。
    土倉 稲穂:DPは
    GM:シナリオ経験点5! それに何時もの5点セット+侵蝕値分でどうぞ!
    霧江 冬司:あ、いちおう2DP使います。
    土倉 稲穂:セットアアップ前に使ったぶんは仕えないんでしたっけ?
    霧江 冬司:ですです。残ったポイントがあれば使えるというシステムですね
    長良川みち子:なんとロイス枠が空いてる!まあ素振りでいいか……5Dで13より少ない事ないだろ
    土倉 稲穂:了解!
    長良川みち子:113-5d10 DP不使用等倍
    DoubleCross : (113-5D10) → 113-31[9,4,8,5,5] → 82

    霧江 冬司:112-6d10
    DoubleCross : (112-6D10) → 112-37[1,8,10,10,2,6] → 75

    土倉 稲穂:4DP使って4減らします
    長良川みち子:5点で帰還!
    土倉 稲穂:114-5d10 等倍
    DoubleCross : (114-5D10) → 114-18[5,1,8,1,3] → 96

    土倉 稲穂:あびね!
    GM:全員5点! なので15点ずつ!
    長良川みち子:15点! 経験点を食べて強いエージェントになるぞ!
    霧江 冬司:毎日成長!
    土倉 稲穂:わ~い!

    合同エンディング


    GM:猫カフェである。
    GM:猫カフェなんだからしょうがない。
    GM:精神が身体に多大な影響を及ぼすオーヴァードであるから、癒やしの施設は重要なのである。
    GM:更に言えばAオーヴァードが身をやつす先としても有用なのである。
    GM:とにかくあなた達は今、猫カフェに集まってお疲れ様会の真っ最中だ。
    GM: 
    長良川みち子:「う~ん、やっぱり猫は殺伐としてないところでふれあうに限るなぁ」
    :「ええ。癒されますね」
    長良川みち子:そう言ってふてぶてしい体躯の猫を撫でまわしている。
    長良川みち子:憮然とした表情で撫でられているのは他の誰ならぬ、そう
    長良川みち子:曹 猫徳だ
    土倉 稲穂:「……あの覇気ある姿が、なんとまあ」ボールを肉球でぺしぺし、と弄る猫を撫で回しつつ。
    曹 猫徳:むっすりとした顔で撫で回されている。が、猫とはだいたいそんなもんである。
    曹 猫徳:ぺらぺら喋ったり愛想を振りまいたりする猫の方が例外で、今の姿が寧ろ自然なのかも知れない。
    長良川みち子:「ふふふ……かぁいいねぇ……誇り高いねえ……」
    土倉 稲穂:「ある意味、猫徳っぽいちゃぽいすけど……。先輩?せんぱ……ダメだこれ」
    長良川みち子:「ふふ……ぁ、ごめんごめん」
    霧江 冬司:「うーーーーーーーむ」
    土倉 稲穂:ふさふさもふもふの魅力に取り憑かれている少女を置いて、唸る彼を見る。
    長良川みち子:「土倉くんもお疲れ様、カッコよかったよ、野球少年」
    土倉 稲穂:「どうかしたンすか?冬司さん」
    霧江 冬司:仕事のときは気にならなかったが、こうしてひとつの店で小動物に囲まれていると、却って落ち着かない気持ちだ。
    葛西 明日架:「ふむぅ、これが猫カフェ。普通に暮らしてた時も此処には来たことがない」物珍しげに周囲を見渡していたが、
    葛西 明日架:「む?」と、うなり声の方角に首を向ける
    :「ああ。彼なら普段来ないような場所で落ち着かないというだけなので、大丈夫です」
    土倉 稲穂:「ああ、ありがとうございます。先輩のあの、姿も……最初は、面食らいましたけど。カッコ良かったっス」
    長良川みち子:「えっ……」ぱっ、と赤面。
    長良川みち子:非日常のアバターとしてあのような態度を取る以上当然かっこいいと思ってやっているが、
    長良川みち子:それと知り合いに見られたことを意識させられるのはまた別の問題だ!
    長良川みち子:「ぁっ……ぅん…………ぁりがと」
    長良川みち子:ぷしゅー
    葛西 明日架:「おお、赤面」
    霧江 冬司:「こらーーーーーーーーー!何を口説いとるか!!!!」
    曹 猫徳:「他猫の頭上でいちゃつきおって」
    土倉 稲穂:「……? 熱ですか? 水貰ってきましょうか」
    長良川みち子:「あっ、大丈夫よ! 全然大丈夫」
    霧江 冬司:赤面するみち子ちゃんと土倉くんの間に割って入るように。
    長良川みち子:「きゃ」
    土倉 稲穂:「アッ! 冬司さん! 冬司さんのあの剣技も!素晴らしかったですよ!」
    土倉 稲穂:眼をキラキラと輝かせている!
    霧江 冬司:「素晴らしかったですよ、じゃない!まったく、鈍感そうな顔してとんでもない奴だ!」
    長良川みち子:なんだろう、という顔。
    土倉 稲穂:「とんでも…?」
    葛西 明日架:「……?」
    霧江 冬司:「いまみち子ちゃんを口説いて居ただろうがー!戦う姿が美しいとかなんとか!」
    土倉 稲穂:「口説……ああ!いや、スンマセン!そんなつもりじゃ……」
    霧江 冬司:「お前、練習とかなんとか言って抜け出た後も明日架ちゃんと仲良く帰ってきていたし……何もなかったんだろうな!?」
    長良川みち子:「そうだっけ……?」そんなことはないがなにぶん羞恥心でそれどころではなかったので、だまされかけている
    土倉 稲穂:おろおろと慌てだす!
    葛西 明日架:「……………………」反応に困っている顔。
    葛西 明日架:「……………………!」何かを思いついた顔。
    土倉 稲穂:「葛西と……は」じっと彼女の眼を見る
    土倉 稲穂:「……ん?」
    葛西 明日架:「冬司殿。何をお疑いになっておられるのです」
    葛西 明日架:「まさか私がそのように軽薄な女だとでも……うううぅぅ」顔を両手で覆って俯く。あからさまである。
    :「女の子を泣かせましたね、いけませんよ」
    土倉 稲穂:「冬司さん……!」
    霧江 冬司:「なっ……!ぬ……ぐ……」
    霧江 冬司:「す……すまん」
    葛西 明日架:「しくしくしく」あまり演技が上手い方ではない。
    長良川みち子:「……というか凪ちゃんはいいの? 霧江さんが他の女の子を口説くのは」
    土倉 稲穂:「お、オイ……泣きやめって……」バカだった。
    葛西 明日架:「……冬司殿、折り入ってご相談が」顔を覆ったまま
    :「まあ、そういう人ですから」ずずずーっとお茶を飲みながら。
    霧江 冬司:「な、なんだ」
    長良川みち子:(自分はそういう関係じゃない、とは言わなかったな……)
    長良川みち子:(まあ、いいか。土倉くんはかわいいなあ)
    葛西 明日架:「……この街の西に四ツ川地区という区画がございますが、そちらが少々騒がしく」
    葛西 明日架:「乱の兆し来るに先んじて、我らリウ家の目が届くようにしたいと……」
    長良川みち子:「あの……分かってると思うけど、明日架ちゃん」
    長良川みち子:「あなた達が幅を利かせすぎて猫徳みたいになったら、その時はまたこちらからの締め付けが入るからね…?」
    長良川みち子:少し心配そうに
    葛西 明日架:「ふふ、ご安心めされよ」ひょい、と顔を持ち上げて
    長良川みち子:「前例が出来ちゃった以上、より適した人材が、より素早く送り込まれる。UGNという組織は猫たちのネットワークより狡猾で、強大よ」
    葛西 明日架:「過分に膨れ上がるのは猫の本質にあらず。我らは日当たりの良い屋根を望むばかり」
    葛西 明日架:「財産に執着して争うような事はしないのが、猫達の生き様でございますれば」
    葛西 明日架:「……まぁ、それは? あのあたり、猫好きの裕福な家庭が多いという魅力的な土地ではありますが」
    土倉 稲穂:「はは。楽観的かもしれないですけど。リウ家に関しては、そんなに心配いらんと思いますよ」
    長良川みち子:「そう? それならいいのだけれど……」
    土倉 稲穂:「口達者で、奔放だけど。有能で誠実な軍師が。居ますからね」
    霧江 冬司:「うーん……やっぱり、怪しい」
    葛西 明日架:「……ふふ。信じて頂けるなら何より」と、大きな目を細めて微笑んだ。
    :「さて、どうしますか。また猫の相手になりそうですが」
    霧江 冬司:「ふん。また猫徳のような化け猫に暴れられても困るだろうからな。早いうちに退治できるなら越したこともないだろう」
    曹 猫徳:「……どうして私はこんな人間に負けたのだろうなぁ」ぼそり
    霧江 冬司:「よし!その四ツ川地区とやらの調査、受けた!裕福な家庭に住む深層の令嬢がいないか気になるしな!」
    :「そっちが本音ですね」
    葛西 明日架:「流石、話が分かる!」
    土倉 稲穂:「力が必要ならいつでも言ってください! 冬司さん! いつでも駆けつけますよ!」
    霧江 冬司:「ぬう……俺、なんかこいつのこと苦手かもしれん」曇りなき眼を受けて、若干困惑気味。
    :「仲良くなれそうですね」
    長良川みち子:「うーん、そうなると一応UGN正規人員の私が目を光らせた方がいいのかしら、霧江さんの力が必要となるならR案件だろうし……」
    葛西 明日架:「む? ……あら、どうしたものでしょう。想定外に話が大きくなってしまった気が」
    霧江 冬司:「おおっ、みち子ちゃんもついて来てくれるか!そーかそーか!」
    葛西 明日架:「これは私、舵取りをしくじりましたか? いや、そんな筈は……」
    曹 猫徳:「……………………」
    曹 猫徳:「……人間も猫も、欲を張るとろくなことがないのだなぁ」
    霧江 冬司:「よし、そうと決まれば今すぐ行くぞ!全員、俺についてこーい!!!!」
    土倉 稲穂:「よっしゃー!」
    猫達:「にゃーーーーー!」
    長良川みち子:「もう、あからさまに喜ばないでくださいよ。勝手に深窓の令嬢でもなんでも探せばいいじゃないですか」
    長良川みち子:「でも、ま。頼りにしてますよ」
    長良川みち子:冬司さん、と。小さく彼の名を呼んだ。
    GM: 
    GM:それでは、これで日曜強行軍セッション『対酒当歌』を終了致します。
    GM:お疲れ様でした!
    土倉 稲穂:お疲れ様でした~!!!
    長良川みち子:お疲れさまでした!
    霧江 冬司:お疲れ様でした~~~~!!!!楽しかった!!!!
    霧江 冬司:ずっと使いたくて温めてたやつが動かせて嬉しいし、シナリオもコミカルで楽しかった!
    霧江 冬司:GMもPLのお二人もありがとうございます 感無量
    土倉 稲穂:ありがとうございました…自分も楽しかった…