『非推奨性リセットマラソン』

人を取り込み悪意を増幅させる寄生型ジャーム、《ロタリー》。女が一人、それに狂わされた。


PC1:〝パペッティアー〟 緒環 伸(おだまき・しん)(キャラシート)PL:さささ
PC2:〝サッカー・フォー・ペイン〟 凛堂 荊(りんどう・けい)(キャラシート)PL:モッズ
PC2:〝午後四時の彼女(フォー・オ・クロック)蛎殻 希紅乃(かきがら・きくの)(キャラシート)PL:里村

メイン雑談

目次

  • OP1:緒環 伸
  • OP2:凛堂 荊&蛎殻 希紅乃
  • シーン1
  • シーン2
  • クライマックス
  • エンディング

  • GM:今回のトレーラーはこちら。
    【SA-05/ある日、ヒロインが落ちてきて】

     あなた(あるいはあなたたち)の目の前に、彼、あるいは彼女は唐突に訪れた。
     組織の戦闘エージェントかもしれないし、由来不明のオーヴァードかもしれない。
     いずれにせよ、何者かと戦っていたことだけは確かだ。
     戦いには相手が必要だ。浅からぬダメージを負った来訪者を追い、脅威が街に現れる。
     あなたたちが取るべき対応は何か。決断のときが迫っている。

    GM:まぁ降ってくる訳じゃあないんですけどね!
    GM:ハンドアウトはどうしようかなー
    GM:よし
    HO-05-01:緒環 伸
     SANPC (《惨殺装置》雨宮 さざめ)

     あなたはひょんなことからSANPCを拾い、保護することになった。
     SANPCは、強力なBOSSに追われている。遠からず、決定的な危険がやってくるだろう。
     あなたのシナリオの目的は「SANPCを助ける」ことだ。

    HO-05-02:凛堂 荊&蛎殻 希紅乃
     BOSS (怪ジャーム)

     あなたは迫りくる脅威であるBOSSに対処しなければならない立場の人間だ。
     組織(UGNやゼノス、あるいはFHなど)か、個人的な因縁や動機かもしれない。
     あなたのシナリオの目的は「BOSSを倒す」ことだ。

    GM:こういう感じでお願いします
    緒環 伸:了解です

    OP1:緒環 伸


    GM:では、HOごとに自己紹介→OPといきましょう
    GM:即ち緒環さん、軽く自己紹介をお願いします
    緒環 伸:はーい
    緒環 伸https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7ePzvQIM
    緒環 伸:緒環 伸(おだまき・しん)。第九支部所属のエージェントです。稼働三回目。
    緒環 伸:古代種に感染しており、不老なのでいい年齢(42歳)のわりに見た目は小綺麗な雰囲気のスーツ青年。
    緒環 伸:中身はとても適当な性格のおっさんです。ぐだぐだしています。
    緒環 伸:オルピュアで、基本的には味方3人までの達成値を上げたり《妖精の手》したりしていくのですが、
    緒環 伸:侵蝕120になると達成値ましまし《ナーブジャック》が侵蝕0で撃てます。
    緒環 伸:今まで全く撃てた試しがありません(2ラウンド目でないと当たらないため)。がんばります。
    緒環 伸:ミドルや調達では役に立つと思うので、こき使ってね!
    緒環 伸:以上です。
    GM:なにがあなたをそこまでナーブジャックに駆り立てたのか……
    GM:では早速OP!

    GM:──さて、突然ですが緒環さん。あなたはたぶん、街の中を歩いていたりしたところ、
    GM:路地裏の方から不穏な気配を感知してそこへ向かう事になるでしょう。なります。
    緒環 伸:なりました
    GM:という事で、そんな具合でふらりと登場をお願いします。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:39->43)
    緒環 伸:では、こざっぱりとしたスーツ姿で街中を歩いています。
    緒環 伸:傍目からは普通に調子の良さそうな若いサラリーマンか何かに見えることでしょう。
    GM:見た目不相応の年齢は伊達ではない。
    GM:では、そんな風に歩いていたあなたはふと、横合いの路地からただならぬ気配を感じる。
    GM:もし嗅覚も優れていたのなら、うっすらと血の臭いが漂ってくるのが分かるような、
    GM:つまり、そういう現場が路地の奥にある。
    緒環 伸:仕事中ですよーという顔をしながら、実のところぼんやりしていたので、一度行き過ぎかけ……。
    緒環 伸:すぐにまた戻ってきます。臭いはそこまではわかりませんが。
    緒環 伸:能力でなんとなく感じる。『運命』の糸が激しく絡まったような、、そういう気配。
    緒環 伸:(なんか面倒そうな臭いもするけども……)と路地をのぞき込む。
    緒環 伸:(放っておくと余計に面倒になるタイプの予感がするぞ、これは)
    GM:では。不注意な一般人では気付かない程度だが、ちらりと
    GM:ゴミ箱の向こうから、誰かの足が見える。
    GM:路地の壁に背中を預けて座り込んだら、ちょうどそんな風な見え方をする筈だ。
    緒環 伸:見に行きましょう。さすがに状態を確かめたい。
    GM:オーケー。ならば駆けつけたそこには、
    雨宮 さざめ:「くっ……ぅ、う……」肩口や腹部から、常人ならば失血死に至る程の大量の血を流した、和装の少女が座っている。
    GM:そうですね、顔を知ってるor知らない、どっちの方がやりやすいでしょう
    緒環 伸:UGN関係者なら知っている方がいいかもですね。
    緒環 伸:そうでないならどちらでも!
    GM:OK.ならば彼女はUGNの関係者であり、比較的フットワークが軽いので、もしかしたら何かの任務orシステムのテストで遭遇したのでしょう。
    GM:《惨殺装置》雨宮 さざめ
    GM:毒・暗器使いの戦闘員。最近はバトルシミュレートシステムのテスト運用にかり出される事が多く、少なくとも今、前線での任務は受け持っていない筈だが。
    緒環 伸:顔見知りだ。少しばかりほっとする。
    緒環 伸:オーヴァードならまだこの状態でもどうにかなる。
    雨宮 さざめ:「緒環、さん……でしたか……?」
    緒環 伸:「ああ。大丈夫かい?」ひょいとしゃがむ。
    雨宮 さざめ:口を開くと、口内に溜まっていた血がごぼりとあふれ出る。
    雨宮 さざめ:少なくとも命に別状はあるまい。だが、激しい戦闘直後である事は窺えよう。
    雨宮 さざめ:これ以上の無茶をさせれば、リザレクト限界を超える危険もありえる──そういう状況だ。
    雨宮 さざめ:「……じゃあむを、見かけませんでしたか……?」
    緒環 伸:「すぐ支部に連絡するよ。治るとはいえ、早く診てもらった方がいい」さすがに軽口は控える。
    緒環 伸:「ジャーム? この近くにいるの?」マジかよ、という感じに見回す。
    雨宮 さざめ:「……あればかりは、私が……私が、殺さないと……」壁に手を当ててふらふらと立ち上がり──
    雨宮 さざめ:だが、その身体には力が無い。周囲を見渡し、少なくとも視界範囲内に危険は無いと認識したあなたへと
    雨宮 さざめ:彼女の身体は傾き、もたれ掛かる事になるだろう。
    緒環 伸:「ああ、待った待った。それ以上はまずいって……」支えようとする。
    緒環 伸:「っと。あぶね」受け止める。
    雨宮 さざめ:支えたのなら、大量の暗器が隠された衣服がじゃらりと音を立てる。腕から逃れようと身をよじるのだが、その身体に力は無い。
    雨宮 さざめ:「お願いです、私が……あの人は、私が……どうにかしなければ……」
    緒環 伸:「何? 遺恨か、それとも……」愛着なんかか、とは言わずにおく。
    雨宮 さざめ:「……それは」
    雨宮 さざめ:「……申し上げ、られ、ませ──」
    雨宮 さざめ:言葉の途中、その身体からくたぁっと力が抜ける。
    雨宮 さざめ:張り詰めていた気が緩んだのだろう。ほどなく聞こえるのは、すぅすぅと穏やかな寝息だ。
    緒環 伸:「あっ、重っ、うわ、血……」言いながらも、支える手はそのままに。
    緒環 伸:「あーあー、またクリーニングだよ、もう……」意識を失った顔を見ながら苦笑する。
    緒環 伸:(……ともあれ、ジャームがこの近辺にいて、この子がそれを追っている……と)状況を整理する。
    緒環 伸:(はー、これ絶対に僕がなんかしろと言われるやつだね? しょうがないな……)
    緒環 伸:取り急ぎ、支部に連絡しても大丈夫ですかね。
    GM:OKです!
    GM:──では。あなたはおそらく、UGNの支部に連絡を取るのだろう。血だらけの少女を抱えて街を歩く訳にもいかぬのだから。
    GM:雨宮は支部に運ばれて、さほど時間も掛からず意識を取り戻す。だがその侵蝕率はジャーム化の二歩手前という所。暫くは戦闘行為は厳禁だ、とされて。
    GM:そして懸念の通り。あなたはジャーム撃退の為の人員として駆り出される事となる。
    GM:……という訳で、雨宮に聞いておきたい事などあれば病室で聞いていただき
    GM:特になければOPは終了となります。
    緒環 伸:軽くジャームと雨宮さんの関係を聞いてみたいですね。
    GM:OK!
    緒環 伸:断られてもいい!
    GM:──支部内の病室。雨宮 さざめが横たわっているベッドの脇で、あなたは椅子に腰掛けているのだろう。
    GM:彼女はどうにも後ろめたい事があるのか、あなたとあまり視線を合わせようとしないのだが──
    雨宮 さざめ:「……その、あの」
    雨宮 さざめ:「助けていただきましたこと……本当に、ありがとうございます……」
    雨宮 さざめ:か細い声だが、礼は言う。
    緒環 伸:「いえいえ。おかげで予想通り僕も駆り出されちゃったわけだけども」
    緒環 伸:「……さっきは嫌がられたみたいだけどさ。君はあのジャームにずいぶん執着してるように見えた」
    雨宮 さざめ:「緒環さんから口添えしていただけたら、私が代わりに出る事も──っ」
    雨宮 さざめ:「……………………執着、などとは」
    雨宮 さざめ:否と言いながら、首をふいっと横へ向けてしまう。……あからさま、と言うべきか。
    緒環 伸:「まあ言いたくなきゃいいよ? あと、もちろん口添えはしませんけど」
    雨宮 さざめ:「……申し訳ありません、ですが」
    雨宮 さざめ:「……………………」何かを言おうとしたのだろうが。その言葉は直ぐには続かず、
    雨宮 さざめ:「緒環さん」
    緒環 伸:「ん?」
    雨宮 さざめ:「緒環さんは、その……ご友人ですとか、お知り合いですとか……」
    雨宮 さざめ:「親しい方々が〝そう〟なったことは、ございますか……?」
    緒環 伸:「幸い、ないね。元々の知り合いは一般人ばっかりだし、オーヴァードの知り合いができたのはここ何年かかな」
    緒環 伸:一般人ばかりなので、後ろに残していく羽目になったのだが。
    緒環 伸:「今の質問はさー、そういうこと?」親しい仲の相手が、ということだろうか。
    雨宮 さざめ:「……そう、ですか」ころり、とベッドの上で寝返りを打つ。血の気の失せた手を持ち上げ、あなたのスーツの裾を掴み、
    雨宮 さざめ:「ねぇ、やはり……私を前線へ出していただく訳には……まいりませんか……?」
    緒環 伸:「参りませんよっと」とても軽く、額をぺちんと叩く。
    雨宮 さざめ:子供のようにあしらわれた少女は、少しばかり頬を膨らませながら手を放し──
    緒環 伸:「さっさと寝て治して、僕が寝たくなった時用の交代要員になってなさいよ、君は」
    雨宮 さざめ:「……はい」
    雨宮 さざめ:その口ぶりもふてくされたようで、あしらい方の適切さを寧ろ証明するようであった。
    緒環 伸:「じゃ、おじさんもう行くからね」がたりと立ち上がり。
    緒環 伸:「お土産は武勇伝にしとくよ。まあ、僕ぁめったに戦わないけどさ」ニヤリと笑って、病室を出ていきましょうか。
    GM:──────────
    GM:ロイス取得のみ可能!
    緒環 伸:雨宮さざめさんに ○庇護/不安 で取得します。
    GM:OK!

    OP2:凛堂 荊&蛎殻 希紅乃


    GM:では自己紹介から!
    凛堂 荊http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYhq21rgIM
    凛堂 荊:凛堂 荊。立ち絵は後ほど用意しておく。
    凛堂 荊:UGN日本支部所属のチルドレンで、体内に取り込んでる凶器を自分の周囲から生やして戦うエグザイル能力者です。
    凛堂 荊:他に特別なことは一切できない、純粋な戦闘特化能力者です。
    凛堂 荊:以上。よろしくお願いします!
    GM:OK! そして漢字がむずかしいキクノさん!
    蛎殻 希紅乃:はい!
    蛎殻 希紅乃http://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/dc3_013.html
    蛎殻 希紅乃:蛎殻希紅乃(かきがら・きくの)。もとFH所属のUGNイリーガルです。
    蛎殻 希紅乃:変な目で見られることもありますけど、テロとかには関わっていなかったので……。
    蛎殻 希紅乃:モルフェウス/ウロボロス。刀剣を振り回すタイプのサイコメトラーで、そこそこ殴れるタイプです。
    蛎殻 希紅乃:Dロイス「盾の人」を持っています(でもカバーエフェクトはない)。
    蛎殻 希紅乃:あ。カヴァーは一応、高校生です。以上かな。
    GM:OK,では
    GM:今回はお二人、何らかの理由で同時に行動してた事にしましょう。街中で奇妙な生物の目撃証言があったとかで。
    GM:事前の情報によればさして危険性も無さそうだ、と気軽に構えてた筈の二人だったがそこにいたのは……
    GM:ということで、登場侵蝕をどうぞ。
    蛎殻 希紅乃:1d10+40
    DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

    凛堂 荊:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 3

    凛堂 荊:29に3足して32で。
    GM:では、早速だが。
    GM:あなた達が目撃したのは、
    ジャーム:これだ。
    蛎殻 希紅乃:「目撃証言より、だいぶ育ってませんか」
    ジャーム:言葉で表現するとしたら、大小様々の植物のツタが寄り集まったような異形存在。
    ジャーム:そんなものが、路地の地面から生えていた。
    凛堂 荊:「ええ。早いとこ、刈り取った方が良さそう」
    凛堂 荊:試しに攻撃してみてもいいですか?
    ジャーム:現時点で、その球体の直径は2mを超えている。そこから伸びる無数の──ツタと言おうか、触手と言おうか。
    蛎殻 希紅乃:「刀より、芝刈り機か除草剤の出番じゃないですか?」
    ジャーム:その中の数本があなた達の腹部目掛けて、切っ先を槍のように突き出す!
    蛎殻 希紅乃:とっさに切り払います。
    凛堂 荊:「ハッ!耳でも生えてんのかね、この草玉!」
    ジャーム:数本切り飛ばした。なるほど、良い反応速度、良い対応だ。
    ジャーム:が。
    ジャーム:このツタの塊のようなジャームは、それこそ無数の槍を持つ。
    ジャーム:矢継ぎ早に繰り出される突き、突き、突き──
    蛎殻 希紅乃:「かふっ」
    凛堂 荊:「イリーガル!」迫り来る刺を、こちらも無数の刺が有刺鉄線のように絡みつく篭手を精製することで払い除けながら。
    蛎殻 希紅乃:「大丈夫です。こっちには構わないで!」
    凛堂 荊:「そうかい。それじゃ、お言葉に甘えて!」両腕を覆っていた刺が、少女の体内に引き込まれるように姿を消す。
    凛堂 荊:荊の掌が地面に触れる。触れた掌から、地中に向けて生体侵蝕を開始。
    凛堂 荊:目標は眼前の草玉もどきだ。枯れ草塊じみたジャームめがけて、地中を介して何かが這い進む。そして。
    凛堂 荊:蔦の合間から、それとは異なる刺が突き出る。凛堂荊が体内に取り込んだレネゲイド武器が、地中を介して敵の体内に到達したのだ。
    ジャーム:じゃぎっ!
    ジャーム:ツタの隙間から突きだされる棘──その先端は赤い血で濡れている、
    ジャーム:この植物めいた塊にまともな血管があるものか。だが紛れもなくそれは、組織液などではなく血であった。
    凛堂 荊:「なるほど。中身があるんだ」
    ジャーム:しゅる──槍のように突き出されていたツタが引き戻され、
    ジャーム:纏めて足下へ叩き付けられ、地面を穿つ!
    ジャーム:僅かに産まれた地面の亀裂。そこへ巨大な緑色の球体は、己が身体を歪めて滑り込んでいく。
    蛎殻 希紅乃:「逃げました、かね?」
    凛堂 荊:「支部に連絡して、脅威レベルを上げて貰おう」肩を竦めて
    ジャーム:──やがて地中から、水道管にでも着地したものか。ばしゃんと水音がした後、何かの蠢く音が遠ざかっていく。
    GM:あなた達は支部へと事の顛末を連絡し、そのまま対応に当たる事となるのだろうが。
    GM:その為に一度、他のエージェントと合流するように告げられる筈だ。
    凛堂 荊:「ついでに、除草剤を撒ける奴がいないか探して貰わないとね」
    蛎殻 希紅乃:血の滲む薄い腹を抑えて。
    蛎殻 希紅乃:「肝心なときにいないんですよね。そういう人って」
    GM:──────────
    GM:ロイス取得が可能!
    凛堂 荊:ジャーム ○興味/嗜虐心
    凛堂 荊:ひとまず以上で。
    蛎殻 希紅乃:「敵:ジャーム:好奇心/恥辱○」。以上からかな。
    GM:OK!

    シーン1


    GM:では合流パート故、全員登場侵蝕をどうぞ
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:43->46)
    凛堂 荊:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    凛堂 荊:42だ。
    蛎殻 希紅乃:1d10+46
    DoubleCross : (1D10+46) → 4[4]+46 → 50


    GM:では。緒環さんが先に支部の一室にいて、他の二人が部屋へ入ってくる所としましょう。
    GM:そこは会議室のようになっていて、ホワイトボードやらスクリーンやらプロジェクターやら、必要なものは一通り揃っている。
    GM:既にお互い、この3人でチームを組んで対処に当たるという事までは、メールか何かで知らされている。
    GM:……という訳で緒環さん。17歳の少女二人を出迎えてください。
    GM:尚、もう一人の17歳シナリオロイスは車椅子にのって室内にいるものとします。
    緒環 伸:上着を脱いで椅子にだらりと座っていたが、人の気配を感じて立ち上がる。
    緒環 伸:ドアのところまで行って、がちゃりと開けましょうか。
    蛎殻 希紅乃:「失礼します」一礼して。
    緒環 伸:「や、どうもどうも。話は聞いてるよー」軽い調子で。
    凛堂 荊:スカジャンにジーンズ、見るからにパンクスめいたナリの、ロングヘアの少女が続く。
    蛎殻 希紅乃:「イリーガルの蛎殻です。よろしくお願いします」
    緒環 伸:「はは、今回は女子ばっかりだ。僕はエージェントの緒環。よろしくね」ヘラヘラと笑っている。
    GM:事前の情報の共有で、凛堂・キクノ両名が遭遇したジャームと、
    GM:雨宮 さざめが交戦したジャームの外見情報は一致している、とあなた達は知っているものとする。
    凛堂 荊:「チルドレン。サッカー・フォー・ペイン」乱暴に椅子を引くと、あぐらをかいてふてぶてしく腰掛ける。「よろしく」
    緒環 伸:「初対面だけど、なんかみんな有能そうだし、僕は楽できそうだな。やったね」
    緒環 伸:半分は、車椅子の少女を力づけるようなつもりで声を上げる。
    蛎殻 希紅乃:「ほんとは、戦闘要員じゃないんですけどね。アルバイトで」ちょっと困った表情。
    雨宮 さざめ:「楽をしたければ、変わっていただいてもよろしいのですよ?」その心遣いも知らずに応じる少女。
    緒環 伸:「その楽とこの楽は違うでしょうに」さらりと受け流す。
    緒環 伸:「僕も大して戦えないよ。頼らせてもらいますからね。はは」
    凛堂 荊:「代わりの奴が使えるんなら、それでもいいけどね」
    蛎殻 希紅乃:「頼ってもらって構いません。傷、治ってないみたいですし」雨宮さんをちらり、と見て。
    緒環 伸:「ま、交代は僕がぶっ潰れてからかな。人、少ないしね」椅子に再び掛ける。
    凛堂 荊:「で?そっちで追ってた相手は、こっちの獲物と似てるって話だけど」
    緒環 伸:「そうそう、会議会議。いやー、会議って僕だけが喋らなくてもいいからいいね」
    蛎殻 希紅乃:「あのツタのジャームの消息、UGNのほうではどうでしょう。緒環さん」
    緒環 伸:「ふむ、そういうことだよね、雨宮さん」ジャームの特徴について。
    雨宮 さざめ:「……ええ。蔦草を束ねたが如き様相の、球状の」
    緒環 伸:UGNの方でも消息は掴めてないということでいいでしょうか。
    雨宮 さざめ:「地下に逃げたとまで伝え聞きますが、その後はゆうじいえぬでも足取りは掴めず、とのことです」
    雨宮 さざめ:です!
    緒環 伸:「そういうことでした」ぱっと手を開く。
    蛎殻 希紅乃:「そうなると、居所を探すところからですね」
    蛎殻 希紅乃:「まだ人の姿に戻れるなら、本気で潜まれると、少し厄介そうですけど……」
    緒環 伸:「市街地に逃げられるのは困るなあ」
    緒環 伸:ホワイトボードにN市内の地図を貼り、眺める。
    蛎殻 希紅乃:緒環さんの横から、地図を覗き込む。
    蛎殻 希紅乃:「こちらのポイントが、雨宮さんの遭遇地点ですよね。それで……私たちが、ここ」
    蛎殻 希紅乃:地図に打たれた点を指でなぞる。
    雨宮 さざめ:「……改めて見ますと、広い街ですね」
    緒環 伸:「そうなんだよね。上手く捕まえないとどこに行かれるか」
    凛堂 荊:「あいつが水を飲んで繁殖とかしなきゃいいけど」
    緒環 伸:「市外に出しちゃったりしたら大事だしなあー」
    GM:二つの遭遇地点は、せいぜい数百mしか離れていない。
    GM:これを行動範囲が狭いと見るか、移動の時間が無かったと見るかはさておき──その通りだ。
    GM:市外へ出られる、市街地に出現される、いずれも厄介だ。
    緒環 伸:「ホラー映画みたいだな。怖い怖い」
    蛎殻 希紅乃:「もともと、九区市町村が合併してできたんでしたっけ?」
    蛎殻 希紅乃:「ありましたよね。夜中に水を飲ませちゃいけない、っていうやつ」
    蛎殻 希紅乃:「あれの見た目は、どっちかっていうとおしゃべりな花っぽかったですけど……」
    緒環 伸:「ああ、ガキの頃にテレビで観たっけ……」
    雨宮 さざめ:「……けれどもあれは、きねまの怪物などではありません」
    雨宮 さざめ:「幸いにも形質は蔦草。私の毒ならば容易く枯らせましょう、故に──」
    緒環 伸:「はい、ダメ」
    雨宮 さざめ:「……むぅ」
    緒環 伸:「車椅子で勇ましいこと言ってるんじゃありませんよ」
    蛎殻 希紅乃:「そもそも、雨宮さん。最初に会ったときにやれなかったのはなんでです? 大変なんじゃないですか、割と?」
    雨宮 さざめ:「……むむむむむ」図星を突かれた為か、眉間にしわがぎゅうっと寄る。
    蛎殻 希紅乃:「……緒環さん。下水の地図とかあります?」割と近い距離から顔を見る。
    凛堂 荊:「追えるか?」
    緒環 伸:「下水かー。えー、これかな?」ばさばさと探し出す。距離が近いのは気にしていない。
    GM:──では。駄々っ子はさておいて、あなた達は捜索を始めるのだろう。
    GM:具体的に言うならば、
    GM:プライズ提示のお時間です。
    蛎殻 希紅乃:はい。
    緒環 伸:はーい
    GM:内容はこちら
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<情報:警察>
    目標値 :9(達成値上限30)
    プライズ:0/8
    シーン数:1/6
    --------------------------------------------------------------

    GM:DP制は導入! ミドルは速攻爆撃してくれて構わない!
    緒環 伸:わおわおー
    GM:というわけでどんどん挑戦していただきましょう
    蛎殻 希紅乃:了解!
    蛎殻 希紅乃:じゃあ、情報:UGNで振りますね。さっそく有力者へのコネを使って。
    蛎殻 希紅乃:緒環さん、支援入れますか?
    緒環 伸:支援します!
    緒環 伸:対象希紅乃さんで、コンボ『クロートー、糸を紡げ』。《導きの華》《光射す場所》。侵蝕6上昇。
    緒環 伸:達成値+19です。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+6した(侵蝕率:46->52)
    GM:えぐぅっ
    蛎殻 希紅乃:5dx+4+19 えい
    DoubleCross : (5R10+4+19[10]) → 10[1,5,8,9,10]+3[3]+23 → 36

    凛堂 荊:コネは器物使えないけど、必要なさそうだな
    緒環 伸:ひゅー
    蛎殻 希紅乃:ということでさっくり36。ありがとうございます!
    GM:余裕で……余裕でPP4のDP3……
    GM:では、情報を開示致します
    プライズポイント2:当該ジャーム

    あなた達の報告・調査により、UGNデータベースの照会完了。当該ジャームを《ロタリー》と呼ばれる個体と認定。
    《ロタリー》の本体はいわゆる〝遺産〟であり、人間に寄生しその体を支配する。
    支配された人間は、なんらかの〝収集〟を始めると言うが──それが何であるかは、寄生された側の人間の性質に依存する。

    出現から2年。
    これまでも幾度となく被寄生体を盾にしてUGNの手を逃れ続けた、生き汚い〝遺産〟だ。

    プライズポイント4:目撃証言と足取り

    《ロタリー》と被寄生者の姿が市内の複数箇所で目撃された。
    産婦人科、幼稚園、保育所……いずれも幼い子供、または赤子の居る場所だ。
    今回の被寄生体には、子供に関係する何らかの執着が見える。

    (サブトピックが解放されました)
    (サブトピックの開示に成功した場合、エネミーの行動ルーチンが判明します)

    GM:そしてサブトピックはこちら
    --------------------------------------------------------------
    ・サブトピック:ジャームの正体
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<情報:警察>
    目標値 :9
    プライズ:0/2
    --------------------------------------------------------------

    凛堂 荊:コネugnで。
    GM:来い!
    凛堂 荊:5DX
    DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,3,6,7,9] → 9

    凛堂 荊:固定値3があるので12ですね
    GM:情報固定値3……地味に強いなぁ……!
    GM:では、こちらも開示しよう。
    サブトピック
    プライズポイント2:被寄生者の身元

    雨宮 みつね。二十年程前に、N市内に居を構える武門、雨宮家へ嫁いだ女性。
    UGNエージェント雨宮 さざめの実母である。

    雨宮 みつねは非オーヴァード。そして《ロタリー》は寄生型のジャームだ。
    即ち《ロタリー》を引き剥がせば、彼女を救う事は叶うだろう。

    (当該ジャームの情報を2点開示します)
    (1:所有Eロイス《ファイトクラブ》)
    (2:エネミーデータ、SSSCボス011遺産の担い手、悲劇蒐集者)


    GM:──さて。暫しの時間が過ぎて、またあなた達はこの会議室へ戻ってくるのだろう。
    GM:それぞれが、それぞれに持つ手段で調査を行った筈だ。その結果を皆で共有して欲しい。
    凛堂 荊:先にお二人からどうぞ
    緒環 伸:「どーだったかな、蛎殻ちゃん。なんかわかった?」ゆるく座りながら。
    蛎殻 希紅乃:「ええ。さすがというか、適切な指示ありがとうございます」
    緒環 伸:「大したことしてないよ。後で戦ってもらう代わり」
    蛎殻 希紅乃:「できるだけ、頑張ります」少し笑って。
    蛎殻 希紅乃:「緒環さん、変わった人ですね」
    緒環 伸:「おっ、個性的で素敵な方って言われた。やったね」くつくつ笑いながら。
    雨宮 さざめ:「相も変わらず耳がよろしいこと……」あからさまな溜息。
    蛎殻 希紅乃:「それなりに本気ですよ? 私」
    蛎殻 希紅乃:「それで、支部のほうで記録が残っていました。相手の名前は"ロタリー"。寄生型の遺産で……」
    蛎殻 希紅乃:「……宿主を操って、というか焚き付けて、特定のターゲットを狙って行動させる」
    蛎殻 希紅乃:「今回は、たぶん、子供ですね。でも、それだとおかしいんですけど」
    雨宮 さざめ:「……………………」驚く様子は無い──が、事前にこのジャームについて知っていたとも思えない。そんな情報を引き出せる程、この少女は電子機器の扱いに長けていない。
    蛎殻 希紅乃:「子供がターゲットだとしたら、このあたり、狙えそうな施設がないんです」
    緒環 伸:「なるほど?」
    蛎殻 希紅乃:「幼稚園とか小学校、そうじゃなければ遊園地とか病院。どれもこのブロックからは離れてて」
    蛎殻 希紅乃:「雨宮さん? 何か……ご存知ですね?」
    雨宮 さざめ:「……いえ。恥ずかしながら、目的の程は──ですが」
    雨宮 さざめ:「分かっていたのは〝寄生型〟である……ということです」
    凛堂 荊:「それじゃ、取り付かれてる奴が誰なのかも、ご存知なんじゃねえのかい」
    雨宮 さざめ:「……………………」横を向き、押し黙る。その態度が肯定を示している。
    緒環 伸:「言っちゃいなよ、楽になれるよ?」足を組みながら。
    緒環 伸:「そうでなくとも、すぐにわかることだよ。調べたんでしょ」凛堂さんに。
    凛堂 荊:「まぁナ」
    凛堂 荊:「ガキに拘る化物が、ガキのまったくいねえ土地に出向いてきやがる。おまけにそいつをやけにしつこく狙う女が一人」
    凛堂 荊:「母親なんだろ。お前の」
    雨宮 さざめ:「……っ」車椅子の肘掛けに置かれた手がぎゅっと握りしめられ──表情は変わらない。平時のように薄い微笑みを浮かべるばかりだ。
    凛堂 荊:雨宮さんを見据えて。ただ見ているだけだが、目つきが悪いので、睨んでいるように見えるかも知れない。
    雨宮 さざめ:やがて少女は、ごまかしきれぬと知ってか
    雨宮 さざめ:「ええ」
    雨宮 さざめ:「……だからこそ。私が殺さねばなりません」
    凛堂 荊:「やれんのか?」
    雨宮 さざめ:「……あなたはどうなのですか」
    雨宮 さざめ:「己の母が、不可逆の怪物と化したなら」
    雨宮 さざめ:「出来る出来ないではなく。殺さねばならぬと、考えませぬか」
    蛎殻 希紅乃:「……考えたいんですか?」
    雨宮 さざめ:「考えずにいられましょうか」
    蛎殻 希紅乃:「"ロタリー"は寄生型で、宿主を変えて逃げ回ってます。宿主を盾にとって」
    蛎殻 希紅乃:「……凛堂さん、たぶんこれ、寄生されているほうはジャーム化してないですよね?」
    雨宮 さざめ:「えっ?」
    蛎殻 希紅乃:「雨宮さん。あなたもそれがわかって、だから手を出せなかったんじゃないですか」
    緒環 伸:「なるほど。不可逆ではない可能性、か」
    蛎殻 希紅乃:「あなたの武器、毒を使ったら、あなたのお母様まで殺してしまうかもしれない」
    蛎殻 希紅乃:「そう思ったから」《イージーフェイカー:扇動者》
    雨宮 さざめ:「……………………」蛎殻 希紅乃。あなたはまだこの少女について知らない。だから、そう思うのかも知れないが。
    雨宮 さざめ:緒環 伸。或いはあなたなら、もっと単純かつ正確な解を知っているのだろう。
    雨宮 さざめ:……即ち。たかだか17歳の、武術だけに生きてきたような少女は、さほど賢くもないのだと。
    凛堂 荊:「賭けになるけど」肩を竦めて「助けるつもりなら、早いほうがいいだろうサ」
    緒環 伸:「……」キン、とコイントスの音。
    緒環 伸:「表」見てから付け足す。「あ、どっちに賭けるか決めるのを忘れてたなあ」
    緒環 伸:ありふれた百円玉をポケットにしまう。「賭けなら僕はわりと分がいい方だよ。やる?」
    雨宮 さざめ:……〝感情の誘発〟。蛎殻 希紅乃の用いた力が産んだ結果は──
    雨宮 さざめ:「じゃあむ化……して、いない……?」困惑。当惑。……それで塗り潰せない安堵が、僅かに目の端に雫となって浮かぶ。
    雨宮 さざめ:「だって」
    雨宮 さざめ:「私達のような生き物は、〝そう〟なってしまったら、もう、戻れないって……」
    蛎殻 希紅乃:緒環さんに目くばせして。
    緒環 伸:「運命ってのは酷い奴だけど、たまには見落としがある」
    緒環 伸:「拾ってみるかい?」
    雨宮 さざめ:──目を離せば支部を抜け出しかねない少女だから、腕は車椅子に固定されている。
    雨宮 さざめ:だから、涙も拭えない。だからグシャグシャになった顔を俯いてごまかし、膝の上に涙の粒を落としながら、鼻をぐすぐすと鳴らしながら
    雨宮 さざめ:こくん、と一度だけ頷いた。
    緒環 伸:「うん。よし。ほら、言ってみれば少しは楽になったろ」机の上のティッシュをざっと何枚も出して差し出す。
    雨宮 さざめ:上体を折り曲げて、無理な格好でティッシュを顔に宛がい──人前で鼻をかむのは抵抗があるのか、暫しそのまま。
    雨宮 さざめ:「……お見苦しい所を、お見せしました」
    緒環 伸:「……言っとくけど、賭けだからね。出来るだけ頑張りますとしか言えない……っと」なんとなく決まり悪そうになって。
    凛堂 荊:ニッと笑ってから。
    緒環 伸:「ま、この子達が頑張るみたいだからさ」蛎殻さんと凛堂さんを指して。
    凛堂 荊:「賭けは得意なんだろ、色男さんよ」
    緒環 伸:「色男って歳でもないんだよ、僕ぁ」肩を竦める。
    蛎殻 希紅乃:「もちろん。頑張りますよ」
    凛堂 荊:「アタシは殺しが得意だからな。役割分担で行こう」
    蛎殻 希紅乃:「ちょっと、お爺ちゃんっぽいですよね。緒環さん」
    雨宮 さざめ:「ええ、そうですね……緒環さんに頼むのは少しばかり頼りないですから……」
    緒環 伸:「お爺ちゃんは行き過ぎなんだなあ」
    凛堂 荊:「それじゃ、殺りに行こうぜ。除草の時間だ」
    雨宮 さざめ:気恥ずかしさを隠す為の、些か切れ味の悪い戯れごとの後に、
    雨宮 さざめ:「お二人とも、どうか」
    雨宮 さざめ:「私事ながら……どうか、母をお願い致します……」座ったままの狭い可動域。それを一杯に使って、少女は頭を下げた。
    緒環 伸:「はは、そうそう。それくらいが楽でいいな」雨宮さんに笑って見せる。
    GM:──────────
    GM:ロイス取得と調達が可能!
    緒環 伸:蛎殻さんと凛堂さんに○信頼/隔意で取得します。
    蛎殻 希紅乃:はい。「エージェント:緒環さん:○信頼/疑問」で。
    蛎殻 希紅乃:あとは「チルドレン:凛堂さん:○誠意/脅威」。
    凛堂 荊:緒環さんと蛎殻さんに○連帯/隔意
    凛堂 荊:以上で
    蛎殻 希紅乃:あとは、強化素材チャレンジだけかな。
    蛎殻 希紅乃:2dx>=15
    DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 10[7,10]+1[1] → 11 → 失敗

    緒環 伸:調達はブルーゲイルをいきなりいってしまいましょう。手配師使用。
    緒環 伸:7dx+2=>20
    DoubleCross : (7R10+2[10]>=20) → 10[1,1,3,4,5,8,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

    蛎殻 希紅乃:ん、これは……微妙なところだけど、行っちゃおうかな。4点使って成功、武器攻撃力+1。
    緒環 伸:うお
    GM:こやつらミドルおそろしくつよいぞ……
    緒環 伸:まさか素でいけるとは。ゲット! 以上!
    凛堂 荊:こちらは以上で
    GM:OK!

    シーン2


    GM:シーンプレイヤーは凛堂さんの全員任意登場可!
    緒環 伸:出ます!
    蛎殻 希紅乃:出ますー
    蛎殻 希紅乃:1d10+50
    DoubleCross : (1D10+50) → 3[3]+50 → 53

    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:52->62)
    緒環 伸:どん
    凛堂 荊:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9

    凛堂 荊:51!
    GM:比較的高めなかんじ
    GM:では、さっきと挑戦内容は同じだ!
    --------------------------------------------------------------
    ・メイントピック
    使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:裏社会>、<情報:警察>
    目標値 :9(達成値上限30)
    プライズ:4/8
    シーン数:2/6
    --------------------------------------------------------------

    緒環 伸:ではさっきと同じ布陣でいきますか。
    緒環 伸:対象蛎殻さんで、コンボ『クロートー、糸を紡げ』。《導きの華》《光射す場所》。侵蝕6上昇。
    緒環 伸:達成値+19をどうぞ。
    蛎殻 希紅乃:はい。いきます!
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+6した(侵蝕率:62->68)
    蛎殻 希紅乃:UGNで情報収集。
    蛎殻 希紅乃:5dx+4+19
    DoubleCross : (5R10+4+19[10]) → 7[3,3,5,5,7]+23 → 30

    蛎殻 希紅乃:ジャスト30。終わり!
    GM:ジャストだもんなぁ……
    緒環 伸:やったぜ
    GM:このひとたちSSSCに特化しすぎてない……?
    GM:普通の情報収集で30求められること無いでしょ……
    蛎殻 希紅乃:普通の情報収集なら、財産点17小出しにして確実に割るだけですから。
    プライズポイント6:目的

    〝優れた子を得る〟ことが、今回の《ロタリー》と被寄生体の目的だ。
    おそらくその執着は、いわゆる普通の子供ではなくオーヴァードのみに向けられている。
    だからこそ今まで、誘拐などの事例は発生していない。
    ……が。仮にオーヴァードである嬰児などいれば。いや。さらに恐れるべき事がもう一つ──

    ──これから産まれる、としたら?

    プライズポイント8:現在

    《ロタリー》の潜む地点を特定した。
    住宅街の中の空き家、下水管との行き来が容易な一件を見つけて〝巣〟を張っている。
    ──即ち。遺産の因子を遺伝させた〝優れた子〟を産み落とす為に。

    《ロタリー》が狙ったのはあなた達や雨宮 さざめの命ではない。
    若い、即ち高確率で正常に機能しているだろう子宮・卵巣──即ち生殖器官だ。

    捨て置けば〝ジャームの繁殖〟という自体を招く。

    GM:というわけで情報開示だ。
    蛎殻 希紅乃:ですよねえ。
    緒環 伸:実は社会も高いしUGN固定値も2ある
    緒環 伸:えぐいなー
    凛堂 荊:燃やしましょう。
    GM:ちなみに今回のセッションタイトルですが、
    GM:『非推奨性リセットマラソン』となっております。
    GM:という訳で情報を手に入れた皆様、共有なり出撃の決意を固めるなりどうぞ。
    蛎殻 希紅乃:性格悪いですねー。
    GM:ふははははははは
    蛎殻 希紅乃:支部外で現場に向かってるシーンからでいいですか?
    GM:OKです!
    蛎殻 希紅乃:「……学者さんの意見って、聞いてると気が重くなりますね」下腹部を押さえながら。
    緒環 伸:「僕が下手なことを言うと、問題になる案件だったな」やれやれ、という顔。
    凛堂 荊:「趣味悪い草」
    凛堂 荊:しかめっ面で。
    緒環 伸:「目的地は空き家だったよね。まあ、人を巻き込みにくいのは幸いだ」
    凛堂 荊:「だな。こっちも遠慮なく暴れれて都合がいいや」
    蛎殻 希紅乃:「いろいろ……準備をしているなら、動くに動けないでしょうし」
    蛎殻 希紅乃:「正直。雨宮さんに聞かれなくてよかった、と思ってます」
    緒環 伸:「……それはまったくだ」
    緒環 伸:「あとまあ、なんだ。その、えー。訴えないって誓ってほしいんだけど」
    緒環 伸:「君らもほんと気を付けてくれ。本気で」
    凛堂 荊:「なンだよ?」
    蛎殻 希紅乃:「大変ですね。大人も」
    緒環 伸:「狙われたって言ってたろ、最初の時にさ」言いにくいなあー!という表情。
    蛎殻 希紅乃:「私、そういうのには気をつけてる方ですから」頷いて。
    蛎殻 希紅乃:「やっぱり、枯れてる人ですね。緒環さん」
    緒環 伸:「子供相手には特にね」
    緒環 伸:「なんか学校の先生でもしてるような気分になるだけだよ、ほんと」
    蛎殻 希紅乃:「学校の先生だって、もうちょっと脂ぎってますよ」
    凛堂 荊:「アンタ、いい大人だな」
    蛎殻 希紅乃:「……だったら、子供は子供で、きちんとできるところを見せなきゃあ、ですね」
    緒環 伸:「そうかねー? いい?」微妙な顔で首を傾げ。
    緒環 伸:「これから、頼りになる子供に全部丸投げしようとしてるんだぜ」はは、と笑って見せる。
    凛堂 荊:「役割分担の問題だろ。使えない癖にしゃしゃり出るヤツよか、全然マシだ」
    緒環 伸:「まあ、役割っつうなら引率くらいはしちゃうよ。休みの子のためにもね」雨宮さんのことを考えながら。
    蛎殻 希紅乃:「いい知らせ、持って帰りましょう」
    緒環 伸:「そうね」コイントスでもしようとポケットを探り。「いけね、小銭切らしてた」
    緒環 伸:「まあ、賭けはこれから、か」
    蛎殻 希紅乃:「帰りにジュースでも買ってくれれば。そのあとにしましょう」
    GM:──────────
    GM:ロイス&調達! 調達はラストチャンス!
    蛎殻 希紅乃:ロイスは「チルドレン:雨宮さん:親近感○/隔意」。
    凛堂 荊:ロイスは保留
    凛堂 荊:購入ナシで
    緒環 伸:ジャームに安堵/○嫌悪で取得します。
    蛎殻 希紅乃:で、調達は……どうしようかな。買って美味しいものがないんですよね、なしで。
    蛎殻 希紅乃:以上です。
    緒環 伸:じゃあもう一個ブルーゲイルを
    緒環 伸:5dx+2=>20
    DoubleCross : (5R10+2[10]>=20) → 10[1,5,7,10,10]+9[2,9]+2 → 21 → 成功

    緒環 伸:うそ
    緒環 伸:財産点使わなかっただと……以上です!
    GM:わーぁお
    凛堂 荊:こっちは手配師機動。アムド購入狙います
    蛎殻 希紅乃:ちょっと訂正。自前の財産点もありますし、アームスーツを。
    GM:OK! GO!
    蛎殻 希紅乃:2dx>=15
    DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 10[9,10]+2[2] → 12 → 失敗

    蛎殻 希紅乃:はい。財産3使って購入、装備します。
    凛堂 荊:5DX
    DoubleCross : (5R10[10]) → 7[1,2,5,5,7] → 7

    凛堂 荊:惜しい!以上
    緒環 伸:《妖精の手》使用。凛堂さんの最後のダイスを10に変更します。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:68->72)
    凛堂 荊:ありがたい
    GM:これで完全に取得……
    GM:強い
    凛堂 荊:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    凛堂 荊:18で取得ですね。装備
    GM:シーンカット!

    クライマックス


    GM:全員登場!
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:72->73)
    蛎殻 希紅乃:1d10+53
    DoubleCross : (1D10+53) → 2[2]+53 → 55

    凛堂 荊:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 7

    凛堂 荊:よし、db1

    GM:住宅街の一角が今、UGN職員の手によって隔離されている。
    GM:カバーストーリーは〝不発弾〟か〝ガス漏れ〟か、なんにせよ手慣れたものであろう。
    GM:あなた達は、その家の中へ踏み込んだ。
    GM:はたして、かつて居間であったのだろう広々とした部屋の中に、〝それ〟はいた。
    《ロタリー》:「……………………」
    《ロタリー》:一回り、ツタで作られる球体は肥大しているが。見まがう筈もなきジャームの姿。
    凛堂 荊:「ビンゴ」獰猛な笑みを浮かべると、首を鳴らす。
    緒環 伸:「あー、どうも。お邪魔しますよっと」緊張感のない声を上げながら、静かに警戒をする。
    蛎殻 希紅乃:「まだ……間に合いましたね」
    緒環 伸:「ありがたいことだねえ」
    凛堂 荊:「一応聞いておくけどさ。中の人、聞こえてる?」
    《ロタリー》:人が現れたのを、その球状の怪物は理解しているのだろう。大量のツタが、かさかさと音を鳴らしながら外へと開き──
    《ロタリー》:「ええ」
    《ロタリー》:「……ええ、ええ」
    《ロタリー》:「とても良く、聞こえております」
    凛堂 荊:「へえ。意外な展開」
    《ロタリー》:声音も口調も、発する音の高低や間の取り方までも〝良く似た〟声だった。
    凛堂 荊:驚いた、という風に目を細めて。
    緒環 伸:「それじゃ、雨宮さんと遭遇した時も……?」微かに眉を動かす。
    《ロタリー》:「雨宮? それは私で──あぁ」
    緒環 伸:「確かにややこしいね。あなたの娘さんだ」
    《ロタリー》:「どうやら不出来な娘がお世話になった様子。ありがたいことにございます」
    蛎殻 希紅乃:「…………」
    凛堂 荊:「雨宮さん?聞こえてるなら、選ばせてあげる」
    凛堂 荊:「その薄気味悪い男根主義者から自分の意思で出てくるか、内側からズタズタに引き裂かれて死体で上がるか」
    凛堂 荊:「好きな方を選んでいいよ。アタシは優しいから」
    《ロタリー》:「まぁ、品の無い言葉を……」仮に〝それ〟が人間の姿をしていたなら、頬を赤らめながら口元を手で押さえたのだろう。
    《ロタリー》:「……死は怖れませぬ。ですが、殺されることは困ります」
    《ロタリー》:「私は今一度、やりなおさねばならぬのですから」
    緒環 伸:「やり直す?」
    凛堂 荊:「はあ」怪訝な顔で、緒環と蛎殻の方を見る。
    《ロタリー》:「……私の咎でもありましょう。私があの子を〝強く産んであげられなかった〟」
    《ロタリー》:「せめて私が今少し優秀な母であったなら──」
    緒環 伸:「……」
    蛎殻 希紅乃:「もっと良い子供が欲しい、と」
    《ロタリー》:「雨宮の家を継ぐに相応しい、強き子としてあの子を産んであげられたのでしょう」
    《ロタリー》:「ですから、ええ、ええ」
    《ロタリー》:「やり直さねばなりません」
    緒環 伸:「はー……」大きく息を吐く。「今度は家庭訪問かよ」
    凛堂 荊:「アタシはあんたの言うとおり、下品なカスだけど」
    凛堂 荊:「それが本心なら、あんたは上品ぶってるだけのクソだな」
    《ロタリー》:「……何とでも言うがいい」
    《ロタリー》:「あなたは、才無き身を嘆く子の嘆きを十年も聞かされた母の心が分かるのですか」
    《ロタリー》:「その度に……その言葉に滲む怨みを浴びて!」
    《ロタリー》:「〝なぜ強く産んでくれなかった〟と呪われる我が心をだれが知る!!!」
    蛎殻 希紅乃:「わかりません」
    緒環 伸:ずっと、前線に立ちたがっていた子のことを思い出す。何度も、何度も、何度も彼女は自分の力を示そうとしていた。
    蛎殻 希紅乃:「それが何を望んでいるかは知っています。だけどその上で」
    蛎殻 希紅乃:「あなたが彼女を棄てるというなら」刀を抜く。
    蛎殻 希紅乃:「私にもひとつ、切る理由ができました」
    緒環 伸:「お母さんね」頭を軽く掻いて、つとめて軽い口調で言う。
    緒環 伸:「あんたの"不出来な"娘さん、あんたのことを思ってボロボロに泣いてたよ」
    《ロタリー》:「え──」
    緒環 伸:「今なら、恨み言以外の話もできるでしょ。させてあげてほしい、ってのは僕の我が儘だけどさ」
    《ロタリー》:「……いいえ、嘘です。嘘だ、嘘に決まってます、だって」
    《ロタリー》:「あの子は私を恨んでいる、憎んでいる、ずっとずっと──」
    《ロタリー》:がさっ。
    《ロタリー》:ツタが蠢き、再びその女の姿を閉ざしていく。
    緒環 伸:「そうかもしれない。僕はあの子じゃないからさ。でも……」眉を顰める。
    《ロタリー》:……これ以上〝聞かせ〟ては不利だと、そのジャームは冷徹に思考する。
    《ロタリー》:ロタリー──lottery。〝クジ引き〟の意。被寄生者となるかどうかは運次第、という皮肉から与えられた名。
    緒環 伸:「可能性があるなら、賭けろよ。僕はそうする」閉じたツタに向かって静かに一言。
    《ロタリー》:母親を一人捕まえて、クジ引きのように子供を産ませようとしたその怪物は、
    《ロタリー》:『しゅうううぅうぅぅぅぅ……』何処にあるとも分からぬ口から、警戒音の息を吐いた。
    凛堂 荊:「ああ、〝ロタリー〟だっけ?あんたに一つだけ」
    凛堂 荊:左の拳を突き立てると、添えた右手をウインチのように旋回させて中指を突き立てる。
    凛堂 荊:「クソ喰らえ」
    エンゲージ
    《ロタリー》

    10m

    PC達

    GM:──廃棄された家具や、朽ちた畳や薄汚れた床や。そういうものを挟んであなた達は怪物と対峙する。
    GM:冷徹にして残虐なる狂気と、慈愛と責任感が歪んだ狂気。二つが産む衝動の波があなた達の心を揺さ振らんとする──
    GM:衝動判定! 目標値9!
    緒環 伸:3dx+1 思い出の一品使用
    DoubleCross : (3R10+1[10]) → 6[1,3,6]+1 → 7

    緒環 伸:うおっと、暴走です。
    蛎殻 希紅乃:2dx>=9
    DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[6,9] → 9 → 成功

    蛎殻 希紅乃:あ。抵抗成功!
    凛堂 荊:2DX
    DoubleCross : (2R10[10]) → 4[3,4] → 4

    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+14(2d10->8,6)した(侵蝕率:73->87)
    凛堂 荊:暴走!やるぞ!やるぞ!やるぞォ!
    凛堂 荊:62+2d10
    DoubleCross : (62+2D10) → 62+12[4,8] → 74

    蛎殻 希紅乃:2d10+55 それ
    DoubleCross : (2D10+55) → 13[7,6]+55 → 68

    蛎殻 希紅乃:ん、ペースは抑えめですね……
    GM:では。
    GM:第1ラウンドセットアップ直前のDP使用タイムです。
    GM:PPを今回、4.2.4と取得してきたので、
    GM:DPが3.1.3、合計7点あります
    GM:1ポイントあたり2の侵蝕値を上げるのに使っても良い!
    蛎殻 希紅乃:はい。……もうこれは上げちゃっていいですね。オールインして+14、82まで。
    凛堂 荊:こちらも全額使用。88。
    緒環 伸:ちょいお待ちを
    緒環 伸:4点使用して+8、95まで上げておきましょう。
    GM:OK!
    GM:そしてラウンド1,セットアップ!
    蛎殻 希紅乃:自分に《ソードマスター》《原初の黄:活性の霧》。侵蝕88に。
    緒環 伸:ブルーゲイル使用します。侵蝕ちょうど100に。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+5した(侵蝕率:95->100)
    《ロタリー》:《ヒュドラの怒り》+《加速装置》
    《ロタリー》:ラウンド中の行動値を+12、暴走して攻撃力+15、判定+3d
    凛堂 荊:なし!
    GM:OK!
    GM:では行動値24,《ロタリー》の手番だ
    凛堂 荊:速い
    《ロタリー》:マイナー、PC達にエンゲージ。メジャー、《コンセントレイト》+《無機なる四肢》+《雷の砦》+《砂の刃》+《クリスタライズ》
    《ロタリー》:10dx7+4 リアクションダイス-1、ガード-5、命中すると硬直付与で装甲無視の大盛り攻撃だ。
    DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[2,3,4,5,6,6,6,9,10,10]+10[3,9,10]+6[5,6]+4 → 30

    緒環 伸:暴走。リアクション不可です。
    蛎殻 希紅乃:リアクションががりがりけずれてますからね。ガード。
    凛堂 荊:同じくリア不
    GM:4d10+40 装甲無視ダメージ
    DoubleCross : (4D10+40) → 29[7,9,3,10]+40 → 69

    凛堂 荊:ハハハ!リザレクト!
    凛堂 荊:1D10
    DoubleCross : (1D10) → 2

    蛎殻 希紅乃:無理ですね。リザレクト。
    緒環 伸:全然だめなのでジャームへのロイスをタイタス昇華します。
    GM:ふむ、ではすまないリザるお二人さん
    蛎殻 希紅乃:1d10+88
    DoubleCross : (1D10+88) → 6[6]+88 → 94

    凛堂 荊:渋い出目だ
    GM:どーちーらーにーしーよーおーかーなー
    緒環 伸:HP11で復活。
    GM:choice[キクノ,ケイ]
    DoubleCross : (CHOICE[キクノ,ケイ]) → ケイ

    GM:凛堂さんか
    凛堂 荊:受けて立つ!
    《ロタリー》:では凛堂さんに対し《デビルストリングス》。リザレクトを打ち消します
    蛎殻 希紅乃:あ。打ち消されてるから、リザぶんの侵蝕上昇は発生しない(効果トリガーなので)です。
    GM:ですね
    GM:ので侵蝕を88に戻していただきつつ
    凛堂 荊:この場合、ロイス割りに蘇生限定されるんですっけ
    GM:復活するならタイタス昇華をお願い致しまする
    GM:そうなるはず!
    凛堂 荊:ロタリーに対して取得していたロイスを即刻昇華して復活します
    GM:OK,軽くだけ演出!
    《ロタリー》:「しゅうううぅぅぅぅうぅぅぅ……」巨体が蠢く。無数のツタを蟲の足の如く動かし、外見から想像もできぬ機敏さで。
    《ロタリー》:接敵──無数の蔦鞭による薙ぎ払いの打撃!
    蛎殻 希紅乃:「っ!」刀で弾くが、崩れ、そのまま吹き飛ばされる。
    緒環 伸:「ぐっ」したたかに打たれ、転がり、また立ち上がる。
    凛堂 荊:「ぐああッ」強かに打ち伏せられる。辛うじてのところで致命打は免れたが、いかに強力なオーヴァードであれ、最悪両断されて命を落としていたであろう。何度も受けれる攻撃ではない!
    《ロタリー》:しゅう、しゅうと奇っ怪な音を鳴らしながら無数の蔦を蠢かす怪物。
    《ロタリー》:そこに真っ当な生物のような挙動の規則は無い──
    《ロタリー》:《レネゲイドアクセル》
    《ロタリー》:シナリオ1回、行動値を0にして未行動に戻るぜ!
    GM:ということでお待たせいたした緒環さんの手番だ!
    緒環 伸:うおー
    緒環 伸:マイナーで一応暴走を解除しておきましょう。
    緒環 伸:メジャー、『ラケシス、糸を計れ』。《導きの華》《光射す場所》《要の陣形》。侵蝕9上昇。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+9した(侵蝕率:100->109)
    緒環 伸:対象は味方三人。次のメジャーアクションの達成値が+21されます。
    GM:21!?
    蛎殻 希紅乃:すごい
    緒環 伸:1LV上がったので……
    凛堂 荊:やったぜ
    緒環 伸:演出いきます。
    GM:GO!
    緒環 伸:感覚を研ぎ澄ませ、周囲を見回す。様々な人や物の合間に走る、彼にしか見えないか細い糸を。
    緒環 伸:室内を縦横無尽に渡るそれを、ほんの軽く動かす。指先だけでいい。
    緒環 伸:それだけで、みるみるうちに絡まった糸は解ける。例えば人が、無意識に動きやすくなるように。
    緒環 伸:(本当にさ、僕は人に頼らなきゃ何も出来ない……えらそうなことを言ったくせにな)雨宮さんのことを思い出す。
    緒環 伸:自嘲は一瞬で消える。彼の柄ではない。
    緒環 伸:(だからまあ、全力で頼らせてはいただきますよ……っと。さあ)
    緒環 伸:「行きな、子供たち」傍らの二人に、ぞんざいに手を振る。その目にはまだ糸が映っている。
    緒環 伸:"パペッティアー"の見るその糸を、彼は、『運命』と呼ぶ。
    蛎殻 希紅乃:緒環さんの目からは、その場をはしる糸の流れにまるで逆らわないように。
    蛎殻 希紅乃:刀を背中に担ぐようにして立つ。からだが影になって、ロタリーの目からは刀身が見えない立ち姿。
    蛎殻 希紅乃:マイナーなし。メジャー、<白兵>!
    GM:超シンプル!
    蛎殻 希紅乃:3dx+21+9+4
    DoubleCross : (3R10+21+9+4[10]) → 8[3,4,8]+34 → 42

    蛎殻 希紅乃:達成値42!
    GM:暴走リア不……ダメージどうぞ!
    蛎殻 希紅乃:5d10+30 装甲有効!
    DoubleCross : (5D10+30) → 24[2,9,4,4,5]+30 → 54

    GM:でかいが……最初のダメージに対しては
    《ロタリー》:《デモンズウェブ》
    蛎殻 希紅乃:ぎゃー
    《ロタリー》:54-3D10
    DoubleCross : (54-3D10) → 54-21[8,9,4] → 33

    GM:さらに装甲が12点で21点のダメージが通るところ
    《ロタリー》:オートアクションでアーマースキンを使用。シーン1回だがダメージ-1D10だ。
    《ロタリー》:21-1d10
    DoubleCross : (21-1D10) → 21-10[10] → 11

    GM:最終的に11点通し。演出どうぞ!
    蛎殻 希紅乃:軽減の出目が大きい……!
    蛎殻 希紅乃:前にしゃがみこむようにして、体ごと片手打ちの斬撃を打ち下ろす。
    蛎殻 希紅乃:ヤブの向こうの眉間を叩く軌道。けれど、生い茂った蔦にほとんど食い止められる。
    蛎殻 希紅乃:「ち」
    蛎殻 希紅乃:舌打ち一つ、這うようにバックステップ。
    《ロタリー》:しゅううぅぅぅぅ──傷みが有るのか、無いのか。だが少なくとも、その斬撃に対し蔦を集めて防ぐだけの対応を見せた。
    《ロタリー》:防ぐ必要はある
    《ロタリー》:……防ぐ為の武器が、数えきれぬ程に多いだけだ。
    GM:では、凛堂さんの手番だ!
    凛堂 荊:マイナーなし。メジャーでコンボ▼ブラッディ・バイト・フルバースト:<C:エグザイル>+<オールレンジ>+<ペネトレイト>+<死神の精度>。
    凛堂 荊:対象は《ロタリー》。
    凛堂 荊:命中判定!
    凛堂 荊:15dx7+21+2
    DoubleCross : (15R10+21+2[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,5,5,6,7,7,8,8,9,10]+10[2,4,5,7,9,9]+6[4,6,6]+23 → 49

    緒環 伸:2回目の《妖精の手》使用。最後のダイスを10に変更します。残り2回。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:109->113)
    GM:来るか……!
    凛堂 荊:40+23で63にさらに1d10?
    GM:53+1D10ですかな?
    凛堂 荊:30+23で53ですね。失礼。
    凛堂 荊:53ですね。失礼!
    凛堂 荊:53+1D10
    DoubleCross : (53+1D10) → 53+8[8] → 61

    蛎殻 希紅乃:C値オチてるからさらに回ってますね。
    凛堂 荊:1DX7
    DoubleCross : (1R10[7]) → 5[5] → 5

    凛堂 荊:66ですね。
    緒環 伸:やったね
    GM:暴走リア不! ダメージどうぞ!
    凛堂 荊:ダメージ!
    凛堂 荊:7D10+27
    DoubleCross : (7D10+27) → 29[10,2,5,2,1,3,6]+27 → 56

    凛堂 荊:56点。装甲無視!
    GM:ぬぬ、これはまるごと喰らってかなりのダメージ! 演出どうぞ!
    凛堂 荊:「どれだけ分厚い壁だろうがカンケーねえ!」
    凛堂 荊:荊が地面を大きく蹴りつけ、床板が跳ねる!《ロタリー》の背後で跳ねた床板は荊の細胞に侵蝕され、無数の刺が精製されている。
    凛堂 荊:「跡形もなく引き磨り潰してやンよォ!」前方、キャビネットを盾のように構えると生体侵蝕。無数の槍を生やした即席の拷問盾を編み出す。
    凛堂 荊:アイアンメイデンと化した床板とキャビネットが、《ロタリー》を押し潰す!
    凛堂 荊:あ、
    凛堂 荊:防具分のダメージも加算される!59点ですね
    GM:おおう!
    《ロタリー》:がじゅっ!
    《ロタリー》:固い表面への打撃と、柔らかい内部を押しつぶす衝撃と。ほぼ同時に叩き込んだが故の異音が鳴った。
    《ロタリー》:蔦の怪物は悲鳴を上げず、中の人間もまた意識が無いのか声を上げる事はない、が。
    《ロタリー》:あなたの槍を伝うものは緑色の、怪物の体液。本体の体積から見て、相当の出血量──ダメージである、と判断できよう。
    GM:では!
    GM:待機状態になっていた《ロタリー》の再びの手番だ。
    《ロタリー》:マイナー、無し。メジャー、《コンセントレイト》+《無機なる四肢》+《雷の砦》+《砂の刃》+《クリスタライズ》。対象全員!
    《ロタリー》:10dx7+4
    DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[3,3,5,5,6,8,9,9,10,10]+10[1,2,7,7,10]+10[1,4,7]+10[8]+3[3]+4 → 47

    蛎殻 希紅乃:出目が強いよ! 10dで回し過ぎでは?
    GM:ダイスの文句は触手に言えぇ!
    蛎殻 希紅乃:ドッジぼろぼろなのでガードだけど、砂の刃で撃ち抜かれる!
    緒環 伸:とりあえずドッジ!
    緒環 伸:4dx+1=>47
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=47) → 7[1,2,2,7]+1 → 8 → 失敗

    《ロタリー》:5d10+40 ダメージ!
    DoubleCross : (5D10+40) → 27[5,10,4,6,2]+40 → 67

    凛堂 荊:リア不。
    緒環 伸:倒れます。凛堂さんへのロイスをタイタス昇華して復活。
    蛎殻 希紅乃:それはリザレクト……なんだけど、来ますよね。
    《ロタリー》:イエス、《デビルストリングス》
    凛堂 荊:もう侵蝕値的にロイス切るしかねえ!
    蛎殻 希紅乃:ジャームへのロイスをタイタス化。昇華。お前が何者かかはもうわかったよ!
    凛堂 荊:UGNへのネガ取得ロイスを昇華して蘇生。
    GM:ではクリンナップ! たぶん誰も特にない!
    GM:演出はほぼ同じになってしまうのでここでは割愛!
    蛎殻 希紅乃:はい!
    緒環 伸:はーい
    凛堂 荊:はい
    GM:●ラウンド2
    GM:セットアップ!
    《ロタリー》:《ヒュドラの怒り》+《加速装置》
    《ロタリー》:ラウンド中の行動値を+12、暴走して攻撃力+15、判定+3d
    蛎殻 希紅乃:自分に《ソードマスター》《原初の黄:活性の霧》。侵蝕ジャスト100!
    緒環 伸:ブルーゲイル使用します。行動値+5、侵蝕+5。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+5した(侵蝕率:113->118)
    凛堂 荊:永遠にない!
    《ロタリー》:こいつの手番! マイナー無し! メジャー!
    《ロタリー》:《コンセントレイト》+《無機なる四肢》+《雷の砦》+《砂の刃》+《クリスタライズ》 対象PC3人!
    《ロタリー》:10dx7+4
    DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,6,7,9,10]+10[5,6,10]+10[10]+10[9]+10[8]+4[4]+4 → 58

    GM:なんか出目が、こう、
    GM:おかしいな?
    蛎殻 希紅乃:えらい出目になってるよ!
    凛堂 荊:油断ならない強敵というわけかよ
    緒環 伸:やべえ
    緒環 伸:ともあれドッジします。
    蛎殻 希紅乃:えーと、ドッジ!
    緒環 伸:4dx+1=>58
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=58) → 5[1,3,4,5]+1 → 6 → 失敗

    凛堂 荊:リア不。来るなら!来い!
    蛎殻 希紅乃:3dx-2
    DoubleCross : (3R10-2[10]) → 10[5,5,10]+6[6]-2 → 14

    蛎殻 希紅乃:と、とりあえずどっちか妖精の手しときます?
    緒環 伸:しましょう
    緒環 伸:侵蝕的にワンチャン賭けてもいいですか
    緒環 伸:自分に
    蛎殻 希紅乃:どうぞ。
    緒環 伸:どうもー!
    緒環 伸:3回目の《妖精の手》使用。自分の最後のダイスを10に変更します。残り1回。
    緒環 伸:緒環 伸の侵蝕率を+4した(侵蝕率:118->122)
    緒環 伸:11+1dx=>58
    緒環 伸:1dx+11=>58
    DoubleCross : (1R10+11[10]>=58) → 5[5]+11 → 16 → 失敗

    蛎殻 希紅乃:さあ。それなら、私はこうするだけです。行動放棄カバーリング、緒環さんへの攻撃!
    緒環 伸:ありがとう!!!!
    蛎殻 希紅乃:お構いなく!
    GM:なるほど上手いな……
    蛎殻 希紅乃:ダメージどうぞー
    《ロタリー》:6d10+40
    DoubleCross : (6D10+40) → 30[6,10,1,4,8,1]+40 → 70

    蛎殻 希紅乃:そこです。《原初の黒:鏡の盾》! 侵蝕110に!
    蛎殻 希紅乃:倒れるので、霧谷さんへのロイスをタイタス化して、昇華。この場の事件に集中します。
    蛎殻 希紅乃:ダメージ上限振り切ってますので、《ロタリー》へ実ダメージ40点。
    GM:でたな!
    凛堂 荊:雨宮 みつねに憐憫/軽蔑○を取得してタイタス昇華で起き上がる。
    《ロタリー》:このまま喰らえば死ぬ! 《透過》!
    蛎殻 希紅乃:ち……!
    《ロタリー》:シナリオ1回、算出されたダメージを0!
    《ロタリー》:──乱れ打つ。乱れ突く。蔦の攻性は緩まない。或いは生存の為、なりふり構わぬようになって勢いを増しているとも言えようか。
    《ロタリー》:家屋の骸を更に砕いて残骸へと帰すように、怪物は死を畏れて暴を振るう!
    緒環 伸:糸を操り、どうにか攻撃を避けようとするが……叶わない!
    蛎殻 希紅乃:「緒環さん。勝算は、ある、と思いますから」その嵐の中に。
    蛎殻 希紅乃:「お願いします」身を投げ出す。緒環伸へ打ち付ける暴威から庇うように。
    蛎殻 希紅乃:風勢に耐えるように、地面へ刀を突き立てて……違う。
    蛎殻 希紅乃:影だ。
    緒環 伸:「……!」荒れ狂う蔦の……糸の波が、真っ二つに分かれたように見えた。
    蛎殻 希紅乃:破壊された壁から光がさす。くちかけた床へ伸びる《ロタリー》の影に、無骨な刀身が突き立っている。
    蛎殻 希紅乃:「っ!」着込んだコートが引き裂かれ、肉が貫かれ、骨が砕かれて、血が飛び散る。
    蛎殻 希紅乃:……突き刺された《ロタリー》の影が、刻まれる傷と同じタイミングで歪む。本体も、遡って、また。
    《ロタリー》:みしっ、みしみしみしみしみし──鋼の樹皮が如き蔦で構成された身体が、歪む。
    《ロタリー》:歪み、ねじ切れる寸前──
    《ロタリー》:蔦草の怪物は、ぐばあっと〝口〟を開いた。
    《ロタリー》:『イィ──ヤァ、ダアアアアアアァアアァァァ!!』
    《ロタリー》:多量の蔦が身体から切り落とされる。影に囚われ切断される運命から逃れる為に。
    《ロタリー》:『No! No! Noooooooo! イヤダイヤダイヤダイヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!』
    《ロタリー》:『シニタクナイ! ボクハシニタクナイィイィィィイイ!!!』
    《ロタリー》:──死なぬ為に、己を守る刃と盾を投げ捨て、取り込んだ贄をも露わにして。
    《ロタリー》:怪物は無様にも、生にしがみつく。
    《ロタリー》:さて。
    蛎殻 希紅乃:「影を"切り離した"──!? 出鱈目な、でも……!」唇のはしから血を垂らしながら。
    蛎殻 希紅乃:「捕まえた……!」
    GM:然り、捕らえた。ならば。
    GM:次は、あなた達の手番だ。
    緒環 伸:動いてもいいでしょうか?
    GM:どうぞ!
    緒環 伸:では、マイナーで硬直を回復しておきます。
    緒環 伸:メジャー、コンボ『アトロポス、糸を断ち切れ』。《導きの華》《光射す場所》《ナーブジャック》《フラットシフト》。対象は《ロタリー》。
    緒環 伸:なんとこれだけ使っても侵蝕0!
    緒環 伸:意志で対決して勝てば対象にメジャーアクションを行わせられます。達成値+21でな!
    緒環 伸:暴走リア不ってこの場合効きますかね?
    GM:ふむ、少々お待ちを
    GM:ですね、私の裁定ならば暴走リア不なので意志対決自動失敗です
    緒環 伸:やった せっかくなので振らせてほしいです
    緒環 伸:5dx+22
    DoubleCross : (5R10+22[10]) → 10[4,5,7,9,10]+6[6]+22 → 38

    緒環 伸:まわったよ
    GM:まわったね
    GM:これでファンブってたらわらうしかなかった
    緒環 伸:本当ですね
    GM:では、メジャーで何をさせるのかな!
    緒環 伸:おす!
    緒環 伸:では、追加メジャーアクション、回数制限のないエフェクトのみだと、《コンセントレイト》《無機なる四肢》《砂の刃》かな?
    緒環 伸:対象は《ロタリー》だ!!!
    GM:そうなりますなぁ、よりにもよってヒュドラが乗るというに
    GM:つまり通常攻撃-9の威力で装甲有効になるから、
    《ロタリー》:10dx7+4
    DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,7,8,9,10]+10[5,5,8,9]+10[5,8]+10[9]+3[3]+4 → 47

    《ロタリー》:5d10+31
    DoubleCross : (5D10+31) → 29[4,8,4,7,6]+31 → 60

    《ロタリー》:60-12=48
    緒環 伸:あ、
    緒環 伸:達成値+21!
    GM:あっ
    GM:48+2d10
    DoubleCross : (48+2D10) → 48+17[7,10] → 65

    《ロタリー》:で、デモンズウェブ!
    《ロタリー》:65-3D10
    DoubleCross : (65-3D10) → 65-10[4,3,3] → 55

    GM:余裕のオーバーキルです
    緒環 伸:ひゅー!!
    緒環 伸:演出をします。
    GM:OK!
    《ロタリー》:死に怯えた怪物はいよいよ暴威を振るう。柱の如く束ねた蔦を以て、目障りな敵を一撃の下に叩き潰さんと──
    《ロタリー》:「コロス、コロス、コロシテヤルウゥゥゥウウウ!!!」
    緒環 伸:視界を集中させる。一度整えた糸は、再度また絡み、もつれ……一点に負荷がかかっているのが見えた。そっと手を伸ばす。
    緒環 伸:「いいよ、殺すの?」あくまで軽い調子で。「来いよ」スーツの袖のボタンを糸にそっと掛け……。
    《ロタリー》:「シネエエェェェエエエェッ!!!」これまでで最大の威力を込めた蔦鞭の必殺が、放たれ──
    緒環 伸:「僕はここだ、《ロタリー》」
    緒環 伸:ふつり、と糸が切れる。己と周囲とを繋ぐ不可視の糸と、現実のボタンを繋ぎ止める糸と、ふたつが。
    緒環 伸:瞬間、緒環伸は一瞬だけ、この場の誰の世界にも繋がりを持たなくなる。
    緒環 伸:そういう風に、整えていた。
    緒環 伸:ぴん、とボタンが飛ぶ。
    緒環 伸:放たれようとしていた一撃は、対象が消えればどうなる?
    緒環 伸:己に返るしかない。
    緒環 伸:「責任を取る、なんてのは苦手なんだ、けどね」
    緒環 伸:「子供らが頑張ってるんだから、引率としては少しはね」
    《ロタリー》:最大の、最高の、最速の、最強の──幾つ形容詞を重ねるだろう。
    《ロタリー》:これまでただの一度も、己が死ぬなどと考えなかった怪物は、瀕死の獣の底力を振るった。
    《ロタリー》:正確無比。ほんの僅かにも的を逸らさず、
    《ロタリー》:的、を
    《ロタリー》:「ピギッ」
    《ロタリー》: 
    GM:……正確に的を。己の核を、叩き潰した。
    GM:ネズミか何かのような悲鳴だけを残して、ジャーム《ロタリー》は息絶えた。
    緒環 伸:糸はすぐさま蘇る。彼はゆるやかに姿を現す。
    緒環 伸:「表」手の甲にぱし、とボタンを受けて。「……ああ」
    緒環 伸:「このボタンじゃ、どっちがどっちかわかりゃしないな」肩を竦める。
    GM:再び世界に繋がれたあなたの傍で──怪物から切り離された女が床に倒れ伏す。
    GM:和装、長い黒髪。顔立ちも、歳を経てこそ居るが、良く似ている。
    GM:……その処遇は無論の事、全てあなた達に委ねられる。
    凛堂 荊:《ロタリー》の消滅を見届けると、終わったあ、と言わんばかりに伸びをする。
    凛堂 荊:「じゃ、帰ろっか」
    蛎殻 希紅乃:「ええ。帰って……着替えてから、知らせですね。彼女に」
    凛堂 荊:「そこのおばさん、連れ帰るンだろ?そっちは頼むわ」
    緒環 伸:「はー、相変わらず武勇伝って感じでもないなあ」伸びをしながら。
    緒環 伸:「はいはい。人ひとりって重いんだよな……」とりあえず外までは連れていかないと。
    蛎殻 希紅乃:「……最後の、緒環さんですよね?」
    蛎殻 希紅乃:「お見事でした」
    緒環 伸:「ん?」
    緒環 伸:「ないしょ」下手なウィンクで返す。
    蛎殻 希紅乃:くすりと笑う。
    緒環 伸:「とりあえず、担ぐの最初だけ手伝ってくんないかな。僕非力でさ……」と倒れた母親の方に。
    緒環 伸:「……ほんと、重いんだよ、人ってのは」

    バックトラック


    GM:バックトラック!
    GM:DPを残してる人は1DPにつき侵蝕値を1下げても良い!
    GM:Eロイスは《ファイトクラブ》一つ! 振っても良い!
    GM:経験点はいつもの5点にシナリオ5点、D遺産継承者にEで12点+侵蝕!
    緒環 伸:下げる下げる振る振る
    緒環 伸:まず残り3点分下げて119!
    緒環 伸:119-1d10
    DoubleCross : (119-1D10) → 119-9[9] → 110

    緒環 伸:よしよし!
    蛎殻 希紅乃:えーと。ロイス4本なので、Eなしでこのまま!
    凛堂 荊:ロイス3、Eなしでこのまま!
    緒環 伸:残りロイス4本。一倍で振ります。
    凛堂 荊:100-3d10
    DoubleCross : (100-3D10) → 100-12[7,2,3] → 88

    緒環 伸:110-4d10
    DoubleCross : (110-4D10) → 110-19[5,3,10,1] → 91

    緒環 伸:よしよし
    蛎殻 希紅乃:110-4d10
    DoubleCross : (110-4D10) → 110-26[7,7,10,2] → 84

    蛎殻 希紅乃:問題なく5点エリア!
    GM:全員帰還おめでとうございます!
    GM:そして経験点はGMも含め全員が17点!
    蛎殻 希紅乃:ありがとうございますの、17点!
    緒環 伸:17点いただきます!
    凛堂 荊:いtだきます!

    エンディング


    GM:──あの一件から数日。あなた達は事後の報告等々雑事を済ませる為に再び支部へ集まっていた。
    GM:今、ちょうどその雑事の全てが終わり、自由になったタイミングだ。
    GM:最初にあつまった時と同じ会議室でのことである。
    凛堂 荊:「それで?」
    凛堂 荊:「これは一体、どういう集まりなワケ?」
    蛎殻 希紅乃:「無事で良かった、というので、まずは」
    蛎殻 希紅乃:お茶を配っています。
    緒環 伸:「そりゃもちろん打ち上げだよー」
    蛎殻 希紅乃:「結局、デブリーフィングもしてないですし」
    緒環 伸:菓子をいろいろと買ってきているが、個数も種類もバラバラである。
    緒環 伸:「まま、適当に食べてくれたまえよ。僕の驕りだよ」駄菓子類がやけに多い。
    蛎殻 希紅乃:「お好きなんですか? こういうの」
    緒環 伸:「うーん、適当に買った」適当に買った。
    緒環 伸:「ま、懐かしのなんとかってやつだよ。食べときな」
    雨宮 さざめ:「私達では懐かしむことも出来ぬほど昔の菓子とお見受けしますが……ふむふむ、もぐもぐ」
    雨宮 さざめ:車椅子に乗ったままではあるが、前のように縛り付けられてはいない。駄菓子をさっそく手に取って食べ始めている。
    凛堂 荊:「ふうん」お菓子を見回して、ひとつを手に取ると、いつもの皮肉げな笑ではなく、子供らしい笑みを一瞬だけ浮かべて。
    凛堂 荊:「ま、別にいいけど」
    蛎殻 希紅乃:少し悩んで、小さなビスケットをかじる。
    緒環 伸:「わりとこの安っぽい味が……安っぽいな……まあいいや」もぐもぐ。
    緒環 伸:「雨宮さんも元気になったんなら何よりだね」
    雨宮 さざめ:「これでもおーばーどでございますから」安っぽい甘みも気に入ったのか、ちょこちょこと菓子をつまんでいる。
    蛎殻 希紅乃:「お茶、おかわりいります?」
    凛堂 荊:「悪いね」希紅乃さんから紅茶のお代わりを受け取りながら。
    緒環 伸:「あ、ちょうだい。本当は一杯やりたいくらいなんだけどねー。怒られるんだわ」
    緒環 伸:「あー、元気というのはまあ、身体だけじゃなくてね……別にいいけども」
    雨宮 さざめ:「……その件に関しましては、ええ。お手数をおかけしました」
    雨宮 さざめ:「身内の恥を話すようですが……母はここ数年、些か心に不安定なところがございまして……」
    蛎殻 希紅乃:「あれから、お加減は?」
    雨宮 さざめ:「身体の方は万事差し障りなく。心の方は……そうですね」
    緒環 伸:("不出来"に"恥"か)少しだけ考える。(家ってのはおっかないとこがあるなあ。やだやだ)
    雨宮 さざめ:「私が万全になりましたら、腕を引いてでも、かうんせりんぐというものに連れていこうかと存じます」
    緒環 伸:「ああ、それがいいよ。そうしてあげな」
    蛎殻 希紅乃:「できるうちに、ですしね」頷いて。
    雨宮 さざめ:「ええ。父は嫌がるでしょうが、殴り倒せば済むことですもの」片手を口元に当て、くすくすと笑う。……物騒な物言いだが、晴れやかに。
    緒環 伸:「強いなー」
    凛堂 荊:「生きてるうちが、ってやつだね」
    緒環 伸:少しだけ先ほどの考えを訂正する。多少おっかなくても、まあ、どうにかなりそうだ、と。
    緒環 伸:「ああ、会えるうちにちゃんと話したり、殴ったり……そうしときな」
    緒環 伸:ずず、と茶を啜る。
    雨宮 さざめ:「……ええ、ええ、本当に。生きていればどうとでもなる、どうとでもできる……まこと、良いことにございます」
    雨宮 さざめ:「気が急いて、私のみでどうにかしようとしたなら……無為に骸を二つ増やすばかりでございました」
    雨宮 さざめ:「改めてみなさま、ありがとうございます」
    緒環 伸:「ほんとに止めて良かったよ。次、なんか僕が面倒な仕事の時代わってほしいなー」ニヤリと笑う。
    凛堂 荊:「別にいいよ」駄菓子をかじりながら、やや照れくさそうに「これが仕事だ」
    蛎殻 希紅乃:「緒環さん」
    蛎殻 希紅乃:「ええ。これでお金をいただいてる身ですから、大丈夫ですよ」
    蛎殻 希紅乃:「ありがとう、と言っていただけるのは、嬉しいですけどね」
    緒環 伸:「しまった、僕だけがサボり魔みたいになっちまった」
    雨宮 さざめ:「あら、実際そうではありませんか?」
    緒環 伸:「今回はちゃんと……まあ……1割くらいはちゃんとやったんだぜ」スーツの袖のボタンは取れたままだ。
    緒環 伸:「1割……3分でどうだ」
    緒環 伸:指を三本立てる。立ててから二本をまた折る。
    緒環 伸:「まあ、今回は子供たちに華を譲っておきますか」
    雨宮 さざめ:「次はその華、私に譲ってくださって結構。此度の無様の分と合わせて、倍の働きを御覧にいれましょう」
    緒環 伸:「よろしくよろしくー」ボーロをもそもそ食べている。
    蛎殻 希紅乃:「まあ、そういうことにしておいて」
    緒環 伸:「……本気なんてね。出せる奴が出せる時に出せばいいんであって。今回は僕が頑張っちゃったけどさ」
    緒環 伸:「次は頼むよ」糸が切れた瞬間のぞっとするような恐怖を、努めて思い出さないようにしながら。
    蛎殻 希紅乃:「ええ。もちろん」
    GM:──────────
    GM:それでは一日強行セッション『非推奨性リセットマラソン』を終了致します。
    GM:お疲れ様でした!
    凛堂 荊:お疲れ様でした!
    緒環 伸:お疲れ様でした!
    凛堂 荊:すいません、序盤いろいろとご迷惑をおかけしてしまいまして
    蛎殻 希紅乃:お疲れさまでしたー
    蛎殻 希紅乃:いえいえ、こっちも妙なアレで…
    緒環 伸:いえいえ!
    緒環 伸:こっちはなんか喋りまくってしまったし
    緒環 伸:楽しかったです!
    蛎殻 希紅乃:楽しかったー
    蛎殻 希紅乃:やりたいこともできたし。ねえ緒環さん
    緒環 伸:うぇーい
    緒環 伸:念願!