『塔は砕かれる』

生きるという言葉の意味を、いずれに定めたものだろう。



PC1:〝R∀SIS〟雨落 花乃(あまお・かの)(キャラシート)PL:すらい
PC2:〝蛇に翼を得たるが如し(ケツァルコアトル)蛇ノ目 麻紀(じゃのめ・まき)(キャラシート)PL:有限無限
PC3:〝ヘリックスコップ〟 明時 ユウグレ(あかとき・ - )(キャラシート)PL:マンタ

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • OP1
  • OP2
  • ミドルシーン1
  • ミドルシーン2
  • ミドルシーン3
  • ミドルシーン4
  • マスターシーン
  • クライマックス
  • バックトラック
  • 共通ED

  • プリプレイ

    ■トレーラー
    蝉の声が無い山の中、貴女は少女に出会った。
     誰の声も無い山の中、彼女は自分に誓った。
    死にたくない、助けて欲しいと少女は願った。
     死は厭わない、救いもいらぬと彼女は叫んだ。

    その出会いは、少女にとっては奇跡とも福音とも呼べようもので、
     その出合いは、彼女にとっては奇跡とも福音とも呼べようもので、

    故に少女は死を受け入れ、故に彼女は死を越えようとする。


    ダブルクロス The 3rd Edition.

    『塔は砕かれる』

    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
    ■自己紹介
    GM:という訳で自己紹介!
    GM:さっそくだがPC1、すらいさんからキャラシURL張りつつお願いするのだぜ
    雨落 花乃:押忍
    雨落 花乃:立ち絵でっか!(いつもの)
    雨落 花乃:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqsmQzQQM
    雨落 花乃:雨落 花乃(あまお かの) 19歳なのでギリギリチルドレン。
    雨落 花乃:冷静で感情の起伏があまり無いが、冷徹というわけでもない。それくらいの性格。よくエナジースティックの煙を吸ってるので未成年喫煙だと誤解されがち
    雨落 花乃:なので大概は人のいないところで吸っている。
    GM:ますます誤解が加速しそうなふるまい
    雨落 花乃:やむにやまれぬ状況から遺産に適合し、窮地を切り抜けた過去を持つ。現在は遺産による体力消耗の激しさから余命が短いと思っており、限られた時間で出来ることを沢山したいと思っている。
    雨落 花乃:実際に余命が短いのかは不明。
    雨落 花乃:エナジースティックも鎮痛のために吸い始めたところがある
    雨落 花乃:そういうわけで大人に憧れがあります。
    GM:19歳だと若者多いオーヴァードの中では結構年長者枠なので
    GM:大人と子供の狭間に立ちながら大人に憧れるムーブに
    GM:とても視聴者からの需要があると言われています
    雨落 花乃:そんなところ
    雨落 花乃:能力は主観時間の停止と電場による空間把握、そして行動予約。現実世界にターン制を持ち込む女。
    雨落 花乃:ちょっとしたハッキングも出来なくもない
    雨落 花乃:性能はブラックドッグ/ノイマンのシンプル射撃キャラです。強くて侵蝕のかからない装備をあらかた積むことで大変低燃費なデータに
    雨落 花乃:余った侵蝕はカバーリングに回す。バディムもあるので安定度が高い。
    雨落 花乃:以上、よろしくお願いします
    GM:強いというより幅の広いデータよね 拡張性も高い
    GM:今回は主役として頑張っていただきたいと思います
    GM:ハンドアウトは
    PC1:雨落 花乃(あまお かの) シナリオロイス:空野 雫

    あなたは、とある山中に確認されたという施設の調査に際し、先行偵察隊として送り込まれた。
    事前に現地の地形等を確認し、後続部隊の活動を円滑にするための補助人員、そのひとりである。
    ……一時的に部隊人員が散開した時、あなたはひとりの少女に遭遇する。
    「お願い、助けて」
    「私、死にたくない……!」
    その少女は、あなたに助けを求めた。
    雨落 花乃:あなた、死にたくないの
    雨落 花乃:私も死にたくない。
    空野 雫:シニタクナーイ
    雨落 花乃:奇遇ですね
    空野 雫:文字色かぶりまで奇遇でした ちょっと待ってね
    空野 雫:少し青方向にシフト
    GM:人が踏み込まないような山中でいきなり少女に遭遇するわけですが
    GM:怪しみつつもそこまで敵愾心は出さない感じにしつつ
    GM:最終的に絆されたりして良い感じになってくれるといいなぁというGMの欲望が透けてみえています
    雨落 花乃:見えるわ
    GM:立絵の透けてる部分はたんに透過処理が失敗しただけです
    GM:ということでよろしくお願いいたします
    雨落 花乃:よろしくお願いします!
    GM:はい、つづいてPC2の二人だけど
    GM:行動値順で行くかな! 蛇の目さん!
    蛇ノ目麻紀:は、はいニョロ~
    蛇ノ目麻紀:…………すみません
    蛇ノ目麻紀:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYy4bOxQQM
    蛇ノ目麻紀:蛇ノ目麻紀(じゃのめ・まき)
    蛇ノ目麻紀:22歳・引きこもりなUGNエージェント
    蛇ノ目麻紀:最近エージェントになったばかりで、
    蛇ノ目麻紀:任務以外ではほとんど外出しないぞ!
    蛇ノ目麻紀:能力は蛇に変身するというもの
    GM:山中の移動に便利そうね
    GM:枝に引っかからない
    蛇ノ目麻紀:人間の姿の時点でで2メートルもあるが
    蛇ノ目麻紀:蛇になると3.5メートルまで伸びます
    蛇ノ目麻紀:あとなんか翼も生えているなど謎は多いですが
    蛇ノ目麻紀:本人も詳しくは知らない様子……
    GM:ご親族に鶏の方がいらっしゃる?
    蛇ノ目麻紀:ちなみにコードネームは蛇に翼を得たるが如しケツァルコアトルです
    蛇ノ目麻紀:性能は……
    蛇ノ目麻紀:ピュアウロボロスで原初の赤:サイレンの魔女をぶっぱなします!
    GM:暴力じゃん
    蛇ノ目麻紀:セレリティでもう1回!
    蛇ノ目麻紀:だがそれだけでなく、生け贄の蛇や脱皮する蛇などの蛇エフェクトも取り揃えております
    GM:ちょっと氷河期呼んできますね
    蛇ノ目麻紀:ひえ~~~~
    蛇ノ目麻紀:そんな感じです……や、優しくしてもらえると……お姉さん助かるな……
    蛇ノ目麻紀:ニョロロ~……
    GM:サイレンセレリティに慈悲はいりません いいね?
    GM:はい
    GM:明時さん!
    明時 ユウグレ:あい!
    明時 ユウグレ:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjO3SugQM
    明時 ユウグレ:「俺は明時ユウグレって言うんだ、よろしくなねーちゃんたち!」
    明時 ユウグレ:11歳小学五年生の新米UGNチルドレン!元は……違法就労小学生!
    明時 ユウグレ:元々両親が蒸発した普通の小学生だったんだけど、土方仕事を年齢偽ってやってたら
    明時 ユウグレ:遺産掘り返しちゃって適合して、その後すったもんだがあってUGNチルドレンになりました!
    明時 ユウグレ:その辺の経緯は『昔日の刃は血に濁る』https://ysui.sakura.ne.jp/DX2020/sekijitsu/
    に詳しいので読みたい人は読んでください(宣伝)

    明時 ユウグレ:ともあれそう言う感じでUGNチルドレンになって頑張るぞ!ってなってる子です。
    GM:ちょっと明時さん? こちらの入場時安全教育なんですけど、緊急時の連絡先のところ……
    明時 ユウグレ:あっすいません……ちっと手違いで……(ぺこぺこ)
    明時 ユウグレ:まあそう言う感じなので割と根性があるタイプの子供!背にしょったスコップのグンソーがトレードマーク。
    明時 ユウグレ:能力としては、元々は”器物使い”になる予定だったんだけども入り込んだ遺産の影響で対抗種になってるので通常の器物使いとしては使えない!
    明時 ユウグレ:なので対抗種を流し込んでも耐えてくれるグンソーに流し込んで使っていきます。後なんだかわかんないけど遺産二つも持ってるせいでアージエフェクトのまねごとを噛ませるらしいよ。
    明時 ユウグレ:性能としては《復讐の刃》!グンソー(シザーリッパー)を使う事によって疑似的に装甲ガード無視のカウンターをかませるぞ!
    明時 ユウグレ:そう言う感じ!よろしくおねがいします!
    明時 ユウグレ:あ、後胸は平坦です。
    GM:シザーリッパーを使う構築って定期的に考えては挫折するんですけど、この子はそれを実用範囲に持って行ってるので
    GM:なかなかレアケースだと思いますわね 少なくとも私GMやった中では二人目くらいのレア度じゃないかしら
    GM:という訳でよろしくお願いします!
    GM:ハンドアウトはこれ!
    PC2:UGNエージェントまたはUGNチルドレン シナリオロイス:山中の巨大ジャーム

    あなたは、とある山中に確認された施設へ、調査隊のひとりとして派遣された。
    高密度のレネゲイド反応が存在する人工物が確認された為、万が一に備えて、戦闘を前提とした装備である。
    重武装の戦闘ヘリで目的の山地へ到着したあなたは──地上からの破壊的な攻撃により撃墜される。
    GM:はい
    GM:あなた達ふたりとmo,
    GM:ふたりとも、同じヘリに乗ってやってきて撃墜されます
    明時 ユウグレ:なるほどね
    明時 ユウグレ:カプコン製だったのかな
    蛇ノ目麻紀:バス爆発はもう古い
    GM:運良くあなた達ふたりだけ無事だったりするので
    GM:そこから頑張ってください
    明時 ユウグレ:アーイ!
    GM:大丈夫
    蛇ノ目麻紀:怖いニョロ~
    GM:UGNには労働基準法とか憲法とか関係無い
    明時 ユウグレ:助かるぜ(?)
    GM:では
    GM:ゆるやか~に初めていきます
    GM:よろしくお願い致します
    蛇ノ目麻紀:ゆるニョロ~
    明時 ユウグレ:アーイ!
    雨落 花乃:押忍

    OP1


    GM:PC1、登場侵蝕!
    雨落 花乃:33+1d10
    DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36


    GM:──とある内陸県の、山岳地帯。
    GM:山、である。
    GM:山にも、例えば人が娯楽目的で踏み入る場所だとか、生活の糧を得るための場所だとか、
    GM:そういう性質の山はあるが、此処は、そうではない。
    GM:おおよそ、人が踏み入るあらゆる目的が存在しないような場所にある、手付かずの山。
    GM:そこにあなたは、先遣隊のひとりとして派遣されている。
    先遣隊隊員:『R∀SIS、応答せよ』
    GM:小型無線機がノイズ交じりの音を鳴らす。
    雨落 花乃:『ーーはい、通信問題ありません。』
    雨落 花乃:靴だけは未舗装の道に対応したものではあるが、それ以外はまるで軽装の女。
    雨落 花乃:色味の少ない服に、背中の大きいリボンと腰のホルスターが目立つ
    先遣隊隊員:『通信問題無し、了解。此方は山頂へ向かっている』
    先遣隊隊員:『基地局の仮設が済めば、この無線機を使う必要もなくなる』
    先遣隊隊員:『部隊内での連絡には問題が無いが──』
    先遣隊隊員:『山外といちいち衛星電話で連絡するのは面倒だからな』
    雨落 花乃:『本当に敵が潜んでいるなら、この程度の無線は傍受しているでしょうね。』
    先遣隊隊員:些か私語が多い隊員の通信。その背後に聞こえる、枯れ草を踏みしめる足音。
    先遣隊隊員:『だろうな。……一方で、本当に〝敵〟が居るのなら』
    先遣隊隊員:『こちらも盗み聞きの準備は出来ている。状況は五分だ』
    先遣隊隊員:『各人、打ち合わせ通りのルートで進め』
    先遣隊隊員:『我々はあくまでも先触れ。戦闘行為は極力避けて、安全なハイキングを心がけるように』
    GM:通信が終了する。……〝先触れ〟の仕事というのは、山中に確認されたという施設の調査だ。
    GM:明確な敵対存在は確認されていないが、さりとて安全の保証も無い。
    GM:故に、個人でも或る程度の戦闘力を持つ先遣隊の後には、
    雨落 花乃:(ハイキングね…)通信機を胸ポケットに仕舞う
    GM:十分な武装を備えた後続部隊が到着する手筈となっている。
    GM:楽な仕事とは言わないが、レアケースという程でもない。
    GM:特筆すべき点の少ない仕事。それが現状の、あなたの任務だ──。

    GM:……山中を、あなたは進んでいる。
    GM:動物は、いる。いるにはいるが、大きくてもせいぜいが狐程度。
    GM:猪だとか猿だとか、そのくらいのサイズの生物はもう居ない。木々が密集している上に、比較的背が低いからだろうか。
    GM:そういう、道無き道を歩いていたあなたの耳、
    GM:または──耳ならぬ感覚器官に、
    GM:〝誰かの足音〟が捕捉される。
    GM:ざく、ざく、ざく。
    雨落 花乃:(斥候スカウトというよりは、ボーイスカウトスカウティングね、これは…)
    雨落 花乃:聴覚に、慣れぬ音を感じる
    雨落 花乃:「[1s,50m 起動ブート]」
    雨落 花乃:人にとってはほんの1秒のことだが…雨落にとっては十分だ。
    雨落 花乃:世界が静止し、電場が空間を精査する。音の感覚を記憶から掘り起こし、方角を50m先の範囲まで拡張知覚に反映させていく。
    GM:38m。進行方向やや右手。
    雨落 花乃:「[切断アウト]」
    GM:足音。……気配を消す様子もない、なり振り構わぬ、そしてあまり運動神経が良いとは言いがたい足運び。
    GM:歩幅はそう広くない。小柄なだけでなく、疲労と、足場が悪いことも影響していようか。
    雨落 花乃:能力解除。ホルスターに意識を回し、即応出来る心構えを保つ。
    GM:微かに混ざる呼吸音は荒く、これも疲労と──恐らくは緊張、恐怖、そういう色。
    GM:何かに怯える逃亡者は、
    空野 雫:がさっ
    雨落 花乃:「そこで止まって」
    空野 雫:捕捉した方角から、数十秒後に、無防備に現れ──
    空野 雫:「──えっ」
    空野 雫:反射的に身を硬直させ、両手を挙げる。
    空野 雫:……それから、目をぱちぱちと瞬きさせ、
    空野 雫:数瞬後、驚愕の色をはっきりと顔に浮かべた。
    空野 雫:「えっ、え、あ、……あの、えっ、人」
    空野 雫:「人が……なんで、ここに……っ?」
    雨落 花乃:「落ち着いて」人差し指を口元に
    空野 雫:挙げていた両手を口元に運ぶ。
    空野 雫:……こくこくと頷きながら、忍び足であなたに近づいてくる。
    雨落 花乃:能力を、先程の倍範囲で起動、空間を精査後に解除。(データ的には《構造看破》)
    GM:空間、特筆事項──
    GM:1:人間に驚いた為か、小動物が一時的に退避している。
    GM:2:足跡は激しい蛇行を繰り返しながらも、概ね、山上から山を降る方向へ続いている。
    GM:3:あなたと、眼前の少女の他に、感知範囲内に人間は居ない。
    GM:4:電子機器の動作ノイズなども感知できない。
    空野 雫:「……ぁ、あの」先ほどより随分小さい、蚊の羽音のような声。
    空野 雫:「〝何処〟の……人、ですか……?」
    雨落 花乃:薄い鉄の味を感じながら、少女を見やる
    空野 雫:服装を見る限り、山中を歩くのに適しているとは言えない。
    空野 雫:靴も、学校の上履きのようなものだ。泥に酷く汚れている。
    雨落 花乃:「何処…そうね。まあ、一応政府の人間ってことになるかしら。」
    空野 雫:少女自身はあなたより頭半分は小柄で、華奢。鍛えているとは言えないだろう──。
    雨落 花乃:労働厚生省。UGNの便利な建前だ。
    雨落 花乃:「ちょっとした調査で来ていたのだけれども。貴女は?」
    空野 雫:「……政府……? そ、それって……警察とか──」
    空野 雫:「──……警察、じゃないよね」
    空野 雫:「あ、わ、私は──」
    雨落 花乃:「銃は吊ってるけど、そういう類じゃないね。」
    空野 雫:少女は、首を左右に強く振り、それからぎゅっと手を握り込んだ。
    雨落 花乃:そもそもナンブでもない
    空野 雫:「……あ、あのっ」
    空野 雫:「私は、……私は、悪いひとに捕まってます……!」
    空野 雫:「お願い、助けて」
    空野 雫:「私、死にたくない……!」
    空野 雫:……少女は、声を出来る限り抑えながら。それでも絞りだすように、そう言った。
    雨落 花乃:(…死にたくない、か。)
    雨落 花乃:人ならば、誰もが暗に抱いている願い。月並みとも言える。
    雨落 花乃:普段見えないものは往々にして、切羽詰まった場面で避けられなくなるものだ。この子も、自分も、まさに、そういうタイミングだということだろう。
    雨落 花乃:こういう言葉がある。
    雨落 花乃:「"袖すり合うも他生の縁"ってところね。」
    雨落 花乃:「分かった。まずは下山をしましょう。」
    空野 雫:「よ、良かっ──」
    空野 雫:安堵の息を吐いた少女は、だがすぐに。
    空野 雫:「──っ、あ、あの」
    空野 雫:「……怪しんだり、しないんですか……?」
    雨落 花乃:「なにか問題があっても私は対応出来るから」
    雨落 花乃:「怪しむのは後でいい。」
    空野 雫:「……そ、そう、ですか……で、でも」
    空野 雫:「いきなり、出てきて……助けてくれ、って……」
    空野 雫:「……………………」
    空野 雫:少女は少しの間、無理に反論を探していた。
    雨落 花乃:「本当に助けてほしい人は」
    雨落 花乃:「わざわざ相手の都合のいいタイミングを伺って出てくるのかしら?」
    雨落 花乃:「"突然"で"当然"。」
    雨落 花乃:「そうじゃない事例のほうが、むしろ怪しむべきでしょう。」
    雨落 花乃:「それじゃあ、降りましょう。」
    空野 雫:「……ぁ」
    空野 雫:「あ……ぁ」
    空野 雫:「あり、がとう……ございます……」
    空野 雫:消え入るような声で言う少女は、おずおずとあなたに近づき、
    雨落 花乃:「うん」
    GM:良いタイミング──というか。ちょうどその時、遠くから、ローターブレードの回転音が聞こえてきた。
    GM:武装人員を輸送する軍用ヘリ。降下地点は無いが、地上数m程度までは降りてこられるだろう。
    GM:そこから縄ばしごなり使えば、人の乗降は叶う筈だ。
    雨落 花乃:「良いタイミング。」
    雨落 花乃:(まあ載せるタイミングでワーディングぐらいはしておきたいかも…この子が自爆能力でも持ってたらコトだし…)
    空野 雫:「え、……あっ!」
    空野 雫:すぐにも、少女の視界に、軍用ヘリの巨体が見えた。
    空野 雫:それは彼女にとっては、奇蹟のような僥倖である。
    空野 雫:あてもなく逃げ出して、何処へ辿り着けるかも分からない──
    空野 雫:そう思っていたのが、〝親切な人〟に出会った上に、脱出の具体的な手段までが見えた。
    空野 雫:目の端に涙を浮かべた少女は、それでもようやく緊張の解けた笑みを──
    GM:──ぴしゃあんっ!
    GM:閃光。
    GM:雷鳴?
    GM:雷鳴かもしれない。だがそれは、地上から空へ向かって放たれた。
    GM:発生地点は雨落 花乃の後方数百m。此処へ至るまでに通過した経路上の、森のいずれかである。
    GM:その雷鳴は昼空にも、くっきりと稲光の柱の姿を現して、
    GM:軍用ヘリを、その巨大な直径の中に呑み込んでしまった。
    GM:……ばらばらと、雨のように降る、金属の残骸。
    GM:人の姿も、幾つも、その中に有る。
    雨落 花乃:「ーーーー!」
    雨落 花乃:(起動ブート…いや、範囲が広すぎる上に煩雑…この子を抱えた状態で消耗し過ぎる訳にはいかない。)
    雨落 花乃:(私だって、死にたくない。)
    雨落 花乃:ホルスターの重みを再認識して
    雨落 花乃:(……こういう時、大人なら…)
    雨落 花乃:("言った言葉は、曲げない")
    雨落 花乃:「…さ、降りましょう。」
    雨落 花乃:まるで現実を直視してないかのように、つとめて冷静に
    雨落 花乃:こういう行動をするのは、本当の大物か
    雨落 花乃:崩れかけたレゾンデートルを必死であるように思い込む、子供かのどちらかである。
    空野 雫:「は……はい……!」
    空野 雫:泥まみれの靴で、少女はあなたを追いかける。
    空野 雫:脇目も振らず、あなたの背だけを見ながら。

    GM:ロイスのみ取得可能!
    雨落 花乃:うーん、あんまり事情もわからないし
    雨落 花乃:まずは保留します
    GM:OK!

    OP2


    GM:PC2、登場侵蝕!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (31 → 41)
    明時 ユウグレ:でけェ
    蛇ノ目麻紀:36+1d10
    DoubleCross : (36+1D10) → 36+8[8] → 44


    GM:──ローターブレードの回転音が喧しい。
    GM:降下を見据えて側面ドアを空けたからだ。
    GM:為にヘリ内の会話は、叫ぶような大声になる。
    部隊長:「総員! 準備はいいな!」
    部隊長:後続部隊の部隊長──何処かの支部のエージェントだという──が声を張る。
    明時 ユウグレ:「”ヘリックスコップ”、何時でも行けますよ!」風に負けない大声。声量が必要な現場は慣れている。
    蛇ノ目麻紀:「……ほんとはまだぜ全然ダメなんですけど」
    明時 ユウグレ:青いジャージに安全靴、それに背に背負った相棒がいれば彼女の準備は万全だ。
    蛇ノ目麻紀:「便宜上……行けます……ニョロロ……」
    蛇ノ目麻紀:背を大きく曲げて、それでも大きいジャージ姿の女
    部隊長:「気を張れ! 現時点で適性存在の確認報告は無いが」
    明時 ユウグレ:(蛇のねーちゃん、背はでっかいのに声はちっちゃいよなあ……)
    部隊長:「しかし、人工的な建造物の存在は確かだ」
    部隊長:「アンブッシュの可能性を考慮し、十分な警戒を怠るな!」
    蛇ノ目麻紀:(こんな小っちゃい子までいるんだ……)
    明時 ユウグレ:「あいあい、了解!」
    部隊長:「……とは言え、だ」
    部隊長:部隊長がぐるりとヘリ内部を見渡す。
    明時 ユウグレ:ユウグレの身長は138cm。2mを超える巨体を見上げる形にはなる。
    部隊長:ヘリの内部には、あなた達を含めて武装人員が12名。
    部隊長:「十分な戦力はある。油断はせずとも信頼はしていい」
    部隊長:「単独戦力での任務遂行……などと考えるなよ」
    部隊長:「味方に頼り、頼られる。持ちつ持たれつで仲良く行こう」
    蛇ノ目麻紀:「へへへ……守ってもらえるなら……安心かも……」
    明時 ユウグレ:「ま、人数がちゃんとそろってるならそれに任せるのが一番ですしね」
    部隊長:「うむ、それくらいの意気だ!」
    部隊長:「……しかし、見事に山奥だな。昔はここに集落があったなど、誰も信じるまい」
    蛇ノ目麻紀:「あたしは後ろの方で……ニョロニョロしとこ……」小声で
    部隊長:部隊長は、空いたドアから頭だけを突き出して眼下を見下ろす。
    蛇ノ目麻紀:「鬱蒼としてて……悪くないかも……」
    明時 ユウグレ:(……集落かあ、中々この辺だと大変そうだよな……)
    蛇ノ目麻紀:「あ、でも電波悪そうだな……やっぱダメ……」
    部隊長:「電波なんて無縁の時代だよ。何百年も前だ」
    明時 ユウグレ:「何百年……えーと、江戸時代とかその辺……?」この前小学校で習った。
    部隊長:「隠れ里とか言うらしいな。弾圧を逃れた信者達の」
    部隊長:「小さな小さな集まり──」
    GM:かっ
    GM:閃光
    部隊長:《雲散霧消》
    GM:目を焼くほどの眩い光。
    明時 ユウグレ:「!?なん……!」
    GM:それから轟音が、あなた達を貫いた。
    GM:その光は、通過した箇所を何もかも、強烈な電流で焼き払い、
    GM:おそらくはきっと、このヘリの1台程度は容易く、溶鉄へ変えてしまう程度の出力があっただろう。
    部隊長:「──っ、ぶ」
    部隊長:「無事かぁっ……!?」
    部隊長:反射的な防御エフェクトの行使。……だが、それでも
    部隊長:おおよそ無事とは言えそうも無い状態なのは、見れば分かる。
    明時 ユウグレ:「な、なにが……!?」
    GM:完全な防御範囲にかろうじて収まったのは、二人だけ。その他は──
    蛇ノ目麻紀:「ぐえええーーーっ!助けてーーーっ!」
    GM:閃光の余波に焼かれたか、体表が炭のように焦げているものすらある。
    明時 ユウグレ:「ッ……」
    GM:だが、その光景を長く目視することは出来なかっただろう。
    GM:苛烈な攻撃に晒された軍用ヘリは空中で分解し、
    GM:中の荷物──即ちあなた達をも含めて、地上へと落下していく。
    明時 ユウグレ:「ッ……隊長!」反射的に、ボロボロの部隊長を掴む。
    蛇ノ目麻紀:「あああああーーーーっっ!!!」パニック状態だ
    GM:地上数百m。高いようではあるが、自由落下の完了までさしたる距離ではなく、
    明時 ユウグレ:「蛇のねーちゃんも!捕まって!」
    GM:オーヴァードならば耐える手段もあろうが、しかし──
    GM:いずれにせよ。
    GM:一瞬のこと。
    GM:……あなた達は、墜落した。

    GM:ロイス取得のみ可!
    明時 ユウグレ:蛇ノ目麻紀 ◎でっかい/声が小さい で
    蛇ノ目麻紀:明時ユウグレ 〇元気いっぱい/小さい で!
    GM:やけに綺麗な対比じゃねーの
    GM:OK!

    ミドルシーン1


    GM:全員登場!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (41 → 48)
    蛇ノ目麻紀:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+10[10] → 54

    雨落 花乃:36+1d10
    DoubleCross : (36+1D10) → 36+7[7] → 43


    GM:──生きて居る。
    GM:少なくともそれは確かだ。
    GM:負傷はあるか? ……もしかすれば、多少は木々の枝でひっかき傷など作ったかも知れないが、
    GM:オーヴァードにとって、そんな傷は、無いも同様。
    GM:蛇ノ目 麻紀、明時 ユウグレ。あなた達は無傷で、山中への着陸に成功した。
    蛇ノ目麻紀:「う……うぅ……」無傷とはいえど、突然の落雷と落下
    明時 ユウグレ:「……っ、生きてるな、うん……」
    蛇ノ目麻紀:心へのダメージは確実に負っていた
    明時 ユウグレ:他の生存者は――ほぼ隊長以外は絶望的だろうが――を探す。
    蛇ノ目麻紀:下半身を蛇化させ、とぐろを巻きながら震えている
    GM:生存者は、ある。……不意を突かれたとは言えど、彼らもまたUGNのオーヴァードだ。
    明時 ユウグレ:「大丈夫か!生きてる奴は外に出て!動けない奴はこっちに言ってくれ!」
    GM:だが、皆重傷である。
    GM:すぐに行動に移れるかと問えば、否、だろう。
    蛇ノ目麻紀:「手当……してあげないとニョロ……」
    明時 ユウグレ:「……っ無傷で済んだのは俺と……蛇のねーちゃんだけか」
    蛇ノ目麻紀:「うぅ……あなたたちが動けないなら、誰があたしを守るんですか……」
    明時 ユウグレ:すぐにまたあの雷撃らしき何かが来そうな気配は無い。空を飛んでいたから狙われたんだろう。
    蛇ノ目麻紀:のそのそと地を這って負傷者を見て周る
    明時 ユウグレ:「ともかく、手当と……索敵と……くそ、人手が足りねえ」
    蛇ノ目麻紀:「どこか安全な場所……ないニョロ……?」
    GM:ヘリの残骸と、負傷者。道も無い山中。
    GM:通信機器の類いはきっと、ヘリごと破砕されているだろう。
    明時 ユウグレ:「……今の所パッと思いつくような所はねえな」
    GM:現状を認識するのならば、それは端的に、
    明時 ユウグレ:「参ったな……」
    GM:〝どうしようもない〟と──
    GM:がさっ
    明時 ユウグレ:「…!」
    明時 ユウグレ:物音に振り向き、背のスコップを抜く。
    明時 ユウグレ:(直接攻めてきたか?それとも……)
    雨落 花乃:「ーーーうん。やはり二人。まともに動けるのはそれくらい。」
    蛇ノ目麻紀:ピット機関を使って索敵……しようとした時に
    雨落 花乃:「後はこの場から動かすのは危険な域にある…ってところかしら。」
    雨落 花乃:能力で精査した通りだ
    明時 ユウグレ:「……何モンだてめェ!所属とコードを言え!」
    明時 ユウグレ:スコップで警戒している。
    蛇ノ目麻紀:あまり敵意のなさそうな声を耳にして起き上がる
    雨落 花乃:「余り大きな声を出さないで」
    明時 ユウグレ:「む……」
    雨落 花乃:「怯える子がいる。」
    明時 ユウグレ:「す、すまん……?」
    雨落 花乃:「そして同じUGN。作戦参加名簿に顔付きでリストアップしてあったと思うけど」
    明時 ユウグレ:「あ……あ、ああ……」気を張りすぎていて気づかなかった。
    空野 雫:その〝怯える子〟は少し遅れておずおずと、木の陰から姿を現す。
    明時 ユウグレ:「す、すまん……」
    空野 雫:「ゆ……UGN……」
    空野 雫:「良かったぁ……」
    雨落 花乃:「念のため、教えておくわ。"R∀SIS"雨落。」
    明時 ユウグレ:「”ヘリックスコップ”明時ユウグレ……」こっちもコードを返す。
    雨落 花乃:思い出しながら、顔と、コードが一致するかを確認する
    雨落 花乃:敵が変装しているならば面倒だからだ
    蛇ノ目麻紀:「ニョロロ~~蛇おねえさんだニョロ~」
    明時 ユウグレ:「……見ての通り、たった今ヘリが撃墜されて墜落したところだ、負傷者多数」
    雨落 花乃:「正式なコードを教えてください。」
    雨落 花乃:「撃墜の様子は見ていた。災難ね。」
    蛇ノ目麻紀:「……蛇ノ目、麻紀あ、コードは……蛇に翼を得たるが如しケツァルコアトルです……すみません……」
    明時 ユウグレ:「全くだ、部隊長が庇ってくれなきゃ俺ら二人もあの仲間入りだった」
    雨落 花乃:「索敵に引っかからずにあの出力を発揮できる相手がいるとなると、普通に脅威。」
    明時 ユウグレ:「ああ、今までの警戒網じゃ影も形も無かった……」
    蛇ノ目麻紀:「……怪我したみんなを助けたいけど、その女の子も守ってあげたいし……」
    雨落 花乃:「そして、この子は身元不明の遭難者。保護をしてあげてほしい」
    空野 雫:「そ、そうなんです……」
    明時 ユウグレ:「あー……そうしたいのは山々だよなあ……」がりがり頭を掻く。
    空野 雫:「……っあ、あのっ、駄洒落とかじゃなくって……」
    蛇ノ目麻紀:「敵からは逃げないといけないし……んんーん……」
    明時 ユウグレ:「ヘリが落ちちまって、通信機器も全滅。中々ヤバイ」
    蛇ノ目麻紀:「そう……なんだ……」
    明時 ユウグレ:「ともかくこっちは負傷者の手当てをしたいが、落ち着ける場所なんて無いよなあ……」
    GM:ではここで
    GM:突然ですが情報収集です。
    明時 ユウグレ:なっ
    GM:情報項目はこちら
    GM:【軍用ヘリの破損状況】 目標値6 《情報:UGN》or《知識:機器工学》
    【負傷者の状況】 目標値6 《情報:UGN》or《知識:医学》
    【空野 雫】 目標値6 《情報:UGN》or《知識:レネゲイド》

    明時 ユウグレ:UGNならコネがあるぜ
    明時 ユウグレ:負傷者の状況でも振ろうかしら
    明時 ユウグレ:コネUGNと合わせてダイスは4つ!
    明時 ユウグレ:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 4[1,2,3,4]+1 → 5

    明時 ユウグレ:嘘でしょ
    蛇ノ目麻紀:財産……!
    明時 ユウグレ:ない…………
    蛇ノ目麻紀:そんな……!
    雨落 花乃:しゃあないな
    雨落 花乃:バディムーヴ
    明時 ユウグレ:ワッ……!
    明時 ユウグレ:助かります……
    蛇ノ目麻紀:このタイミングで達成値を上げる手段なんて……!
    蛇ノ目麻紀:あった!?
    雨落 花乃:達成値+3
    明時 ユウグレ:8になって成功だぜ!
    雨落 花乃:破損状況を見ますか
    雨落 花乃:《電子使い》でボーナスつきますか?
    GM:ふむ、なるほど
    GM:ちょっと電子使い調べてきますわね
    雨落 花乃:情報を送受信できるエフェクトだぜ
    GM:なるほどなるほど、イージーのメジャーアクションで侵蝕の消費は無し
    GM:ならばそうですわね、通常の情報判定とRC判定、合わせて2回チャレンジし、どっちか成功なら開示成功としましょう
    蛇ノ目麻紀:あたし【空野 雫】ちゃんについてやるね
    蛇ノ目麻紀:情報:UGNでコネ仕様
    蛇ノ目麻紀:3dx+1>=6
    DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 8[5,6,8]+1 → 9 → 成功

    蛇ノ目麻紀:よし!
    明時 ユウグレ:ワーワー!
    雨落 花乃:OKでゴンス
    雨落 花乃:じゃあまず普通に振るか。UGNコネ使用
    雨落 花乃:3dx+2
    DoubleCross : (3DX10+2) → 10[3,7,10]+10[10]+8[8]+2 → 30

    雨落 花乃:死ぬほど分かる
    蛇ノ目麻紀:全知全能……
    明時 ユウグレ:すっごい
    雨落 花乃:ヘリとしての全生涯が
    雨落 花乃:心から理解できる
    明時 ユウグレ:やべー
    GM:ヘリの生涯を読み取って何をするのか 伝奇でも書くのか
    GM:さておき全員情報収集成功です
    【軍用ヘリの破損状況】 現状の設備と人員で、動かすの修理は不可能。
    また、ヘリ内に積み込まれていた各種装備に関しても、悉く破壊されている。
    単純に墜落の衝撃で破損したというよりは、強烈な電流で焼き壊されたような有様だ。
    通信機器に関しても同様である。
    【負傷者の状況】 みなオーヴァードであるので即座に命に別状は無いだろうが、リザレクト由来の高侵蝕域にあり、安静が必要だろう。
    あまり長い時間でなければ屋外に放置することも出来ようが、
    やはり救援を待つ間は、雨風を凌げる場所が必要となる筈だ。
    とは言えここは登山道なども無い山中である。かろうじて人の手が入った設備と言えば──
    【空野 雫】 雨落 花乃が山中で出会った少女。
    個人携行可能な装備で、簡易的な検査を行った結果として、やはりオーヴァードであるようだ。
    現時点ではデータベース等へのアクセスができず、その所属等の確認は行えない。
    GM:ついでに、ヘリの生涯が分かるくらいの精密な検査ができたので
    GM:かろうじて使える物資を探すくらいのことはできるかもしれません
    GM:このシーンのみ、全員の調達判定に+2のボーナスをあげよう
    明時 ユウグレ:わあい!

    GM:……あなた達は、手早く現状の把握を終える。
    GM:分かった事は幾つかある。現状、あなた達は複数の負傷者を抱えて山中に居ること。
    GM:人が住む集落までは相当の距離があり、徒歩移動での到達は難しいこと。
    GM:……あの雷鳴による余波であろうか。通信機器が十全に使用できないこと。
    空野 雫:「……うぅ」怯えるように身を縮めて、木に寄りかかって震えている。
    蛇ノ目麻紀:「だ……大丈夫……?」
    蛇ノ目麻紀:伸ばしきった前髪で隠れた顔、2メートルの長身
    雨落 花乃:「山は冷える。」
    雨落 花乃:「こんなことになるなら私もリュックくらいは用意しておけば良かった。」
    雨落 花乃:懐を探って、スティックの残りを確認する。
    蛇ノ目麻紀:傍から見れば威圧的な見た目で空野少女に近付く
    明時 ユウグレ:「んーむ……」負傷者の見分などは全て雨落に手伝ってもらった。元は只の11歳の少女なのだ。
    明時 ユウグレ:「空模様は……」
    空野 雫:「あ……その、えっと……大丈夫です……」
    空野 雫:何かに怯える様子と裏腹、長身の女性に対しては恐怖を示さない……よそよそしさはまだ有るが。
    蛇ノ目麻紀:「それは……よかったニョロ……」
    蛇ノ目麻紀:「蛇は好き……?」
    空野 雫:「え……好きじゃないです……」
    空野 雫:「にょろにょろしてて気持ち悪くて……」
    蛇ノ目麻紀:「ニョロロ……!?」ガーン
    明時 ユウグレ:(……あっちは仲良さそうでよかったけども)
    蛇ノ目麻紀:うなだれる
    明時 ユウグレ:「それで、これからどうする?雨のねーちゃん」雨落に対して。
    蛇ノ目麻紀:(会話しつつちょっと探りを入れてみたけど……)
    蛇ノ目麻紀:(この子、オーヴァード……な気がする)ピット機関でオーヴァード特有の空気感というものを感じ取ったのだ
    雨落 花乃:「道は分かるけど、下は霧が出てる。万一巻かれて変な窪地に陥ったら普通に遭難ね。」
    明時 ユウグレ:「そりゃまずいな……霧が出るって事は天気が怪しいってことだしな」
    蛇ノ目麻紀:「まるで閉じ込められちゃったみたい……」
    雨落 花乃:「私の能力で精査しながら降りればいけなくもないけど、消耗が激しすぎて現実的じゃない。環境も悪い。補給がない状態で無茶はなるたけ控えておきたい。」
    明時 ユウグレ:「賛成、負傷者のみんなもそんな強行軍に耐えきれるか怪しい所だ」
    明時 ユウグレ:「となると……」
    雨落 花乃:「ヘリはまるで駄目。使えるものは多少あるかもしれないけど、まあ雀の涙」
    空野 雫:「ど……どこかに避難する……とか……?」
    雨落 花乃:「なので、セオリー通り登りましょう。」
    明時 ユウグレ:「……元々、俺達はこの辺にある集落を調べに来てたんだよな、一応」
    明時 ユウグレ:「だから、上に登ればその辺の残骸ぐらいはあると思う」
    明時 ユウグレ:「救助を待つにしても、何するにしてもまず拠点がいる」
    雨落 花乃:「屋根のある家に人間を運び込んで、あわよくば物資を集める形で。」
    蛇ノ目麻紀:「行かなきゃいけないニョロね……!」
    明時 ユウグレ:「了解、雨のねーちゃんは暫定リーダーやってくれないかい?」
    明時 ユウグレ:「一番頼りになりそうだ」
    雨落 花乃:「一応、チルドレンなのだけどね」
    明時 ユウグレ:「頼りになるかどうかに歳は関係ねえよ」
    明時 ユウグレ:「”なる”か”ならない”か、だ」
    明時 ユウグレ:「ほら……蛇のねーちゃんとかそう言う所まるで駄目そうだし…………」
    雨落 花乃:(暗にエージェントの人を立ててたのだけど、まあこの歳だと直截な言い方になるか…)
    雨落 花乃:「…分かった。」
    明時 ユウグレ:「助かるぜ、へへ」
    蛇ノ目麻紀:「あたし……任務3回目だもん……」
    雨落 花乃:「ともかく、負傷者を運びましょう。棒ぐらいは取り出せるし、即席の担架でも作ればどうにか…」
    明時 ユウグレ:「了解ー」
    GM:──では、突然だが。
    GM:各人、難易度9の知覚判定をお願いしたい。
    明時 ユウグレ:ヌッ
    GM:大丈夫、これはデータ的な損得は無いものと思っていただきたい。
    明時 ユウグレ:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[5,8] → 8

    明時 ユウグレ:みえねえ
    蛇ノ目麻紀:あっGM!
    GM:はいな
    蛇ノ目麻紀:《イージーフェイカー:熱感知知覚》で知覚へのボーナスがあったりはしないでしょうか!
    GM:ほう、熱感知知覚、えーと
    雨落 花乃:知覚か
    GM:メジャーアクション、侵蝕消費無しのやつねふむふむ
    蛇ノ目麻紀:ピット機関です
    GM:じゃあRCの固定値を判定に足してもいーよ!
    蛇ノ目麻紀:やったー!
    雨落 花乃:構造看破は知識判定らしいし素だなこりゃ
    GM:成功しても失敗しても、ちょっと演出が違うだけで
    GM:データ的な損得は無い これは約束しましょう
    雨落 花乃:1dx
    DoubleCross : (1DX10) → 5[5] → 5

    雨落 花乃:わかんない
    蛇ノ目麻紀:2dx+1+4
    DoubleCross : (2DX10+5) → 7[5,7]+5 → 12

    蛇ノ目麻紀:分かった!蛇知覚
    明時 ユウグレ:凄ェ!
    GM:……では、あなた達の中で気付いたのは、ひとりだけだ。
    GM:おそらくは100m以上の距離になるだろうか。
    GM:何か巨大なものが、息を潜めてあなた達を狙っている。
    GM:……それは急激に熱量を高めて行き、あたかも炎の塊が突如、森の中に出現したかのようでさえある。
    蛇ノ目麻紀:チロ、チロと舌先でその存在を知覚する
    蛇ノ目麻紀:「み、みんな……なんか、とっても、熱いのが」
    明時 ユウグレ:「へ?」
    蛇ノ目麻紀:「近くにいて……しかも、狙ってる、私たちを……!」
    明時 ユウグレ:「……なっ……」
    雨落 花乃:「ーーー!どっちの方角?距離は?」
    蛇ノ目麻紀:「あっちの方……100メートルくらい……かな?」
    蛇ノ目麻紀:指差す
    雨落 花乃:「100か……」
    明時 ユウグレ:「随分遠い……」
    蛇ノ目麻紀:「……でもどうにかしなきゃ……絶対危ないニョロ~!」
    GM:そのやりとりの声が、終わるか終わらぬか──
    GM:おそらくはきっと、雨時ユウグレの言葉が終わらぬ程度のタイミングであろう。
    空野 雫:「……っ!」
    雨落 花乃:「[0.0001s,100m,急指向ソリッドダイレクト,起ーーー」
    空野 雫:少女が、弾かれるように、あなた達の前に踏み出した。
    ???:《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》+《原初の赤:雷の槍》+《混色の氾濫》
    空野 雫:《孤独の魔眼》
    GM:──閃光。
    雨落 花乃:「ーーー!?」
    明時 ユウグレ:「な、また……!」
    GM:それは、あのヘリを撃墜したものと同じ巨大な雷撃の柱で、
    GM:瞬きの内に迸った光は、
    空野 雫:しかし少女が展開した魔眼が為、直進せず、
    空野 雫:あなた達に届かぬまま、少女ただひとりだけを貫くこととなる。
    GM:ぴしゃぁ……ん
    雨落 花乃:「く……!」
    GM:少し遅れて、落雷の音が響いた。
    空野 雫:「……ぁ、…………っ、く」
    空野 雫:ぱたん
    明時 ユウグレ:「っ、て……おい!あんた!」
    空野 雫:力無く少女は倒れ込み、もぞもぞと芋虫のように藻掻く。
    雨落 花乃:(何をやってるんだ私は…!)
    雨落 花乃:「あの子を抱えて。逃げましょう」
    明時 ユウグレ:「り、了解!」
    蛇ノ目麻紀:「─────」立ったまま一瞬気絶し
    蛇ノ目麻紀:「はっ、に、逃げる!」
    明時 ユウグレ:「ちょっとびりっとするかもしれんけど、我慢してくれよ…!」米俵めいて空野を抱える。
    蛇ノ目麻紀:大蛇の姿になって素早く地を這う
    GM:雷撃の放たれた方角から、獣の声がする。
    ???:ぐおぉう ぐおぉう
    蛇ノ目麻紀:「やばいニョロ~~~!」
    ???:地を揺らす、巨大な獣の咆哮。
    明時 ユウグレ:(獣の鳴き声――動物か何かがオーヴァードになったのか!?)
    雨落 花乃:「[0.01s,200m,緩指向ソフトダイレクト,起動ブート]」こうなれば消耗は多少無視せねばなるまい
    GM:──179m。
    雨落 花乃:獣…いや、生体の出来るだけ少ない方向に逃げたいところだ。
    GM:ギリギリのところで、あなたは道を見つける。
    GM:それは、少女の足跡だ。
    GM:踵から爪先へではなく、爪先から踵へ。来た道を戻る方向に。
    GM:……辿れば、その先に、
    GM:生物の気配の少ない道が。……比較的、強く踏み固められた痕跡が、
    GM:見つかることだろう。
    雨落 花乃:鼻血が地面に落下するまでの間で、道を把捉する。
    雨落 花乃:「…っ見えた。」
    GM:彼女が逃げてきた、その道を。
    GM:遡れば必然、〝何処か〟には辿り着く。
    雨落 花乃:「皮肉にもお馴染みの手というわけね」
    GM:迷う時間は少ない。負傷者を輸送する必要もある。ならば。
    雨落 花乃:懐からスティックを取り出して咥える。この先、どれだけ消耗するかわかったもんじゃない
    GM:即断する他はあるまい。
    雨落 花乃:「案内をする。急ぎましょう。"バックトラック"よ」
    明時 ユウグレ:「あいよ!任せる!」
    雨落 花乃:ほんの少しだけ深呼吸。煙を吐き出して
    蛇ノ目麻紀:「ついてく~~~!」
    雨落 花乃:決断的に走り出す。
    明時 ユウグレ:空野を持ちながらそれに追随する。
    蛇ノ目麻紀:一心不乱に蛇行する
    GM:獣の咆哮を振り切って、あなた達は駆けていく。
    GM:やがてあなた達は辿り着くだろう。ブリーフィングで示された山中の〝人工物〟に。
    GM:それは木々で或る程度の迷彩を施されていたが、分厚いコンクリートで作られたトーチカのようでもあった──。

    GM:ロイス取得&調達が可能です。
    GM:調達に関しては、このシーンのみ全員に達成値+2のボーナス!
    GM:ヘリの生涯を解析したボーナス点ですわね。
    明時 ユウグレ:雨落 花乃 ◎頼りになる/ちょっと怖い で
    明時 ユウグレ:購入は……ボデマを狙おうかな
    雨落 花乃:空野 雫/共感/負い目○/ロイス
    蛇ノ目麻紀:空野雫 庇護/〇蛇きらい…? で
    明時 ユウグレ:2dx+2>=12
    DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 6[4,6]+2 → 8 → 失敗

    明時 ユウグレ:だめ!
    蛇ノ目麻紀:あたしもボディアーマーを……
    蛇ノ目麻紀:1dx+4
    DoubleCross : (1DX10+4) → 1[1]+4 → 0 (ファンブル)

    雨落 花乃:明時 ユウグレ/殊勝/青い○/ロイス
    蛇ノ目麻紀:ニョロロ~!
    雨落 花乃:ぼであま
    雨落 花乃:1dx+5
    DoubleCross : (1DX10+5) → 7[7]+5 → 12

    雨落 花乃:成功。装備します。以上
    蛇ノ目麻紀:すごい!
    明時 ユウグレ:すごいぜ!
    蛇ノ目麻紀:あたしも以上で!
    GM:なんか奇跡的に無事な防具があったんだろうな……

    ミドルシーン2


    GM:全員登場!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (48 → 49)
    蛇ノ目麻紀:54+1d10
    DoubleCross : (54+1D10) → 54+1[1] → 55

    雨落 花乃:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+6[6] → 49


    GM:──分厚いコンクリート。その表面に施された対レネゲイド想定の特殊コーティング。
    GM:飾り気の無い建築様式に、草木を用いた上部──つまり衛星写真等へのカモフラージュ。
    GM:調査対象である〝人工物〟は、近づいてみれば明らかに、その中に人の気配を感じなかった。
    GM:負傷者を一時的に休ませるにも、迎撃の態勢を整えるにも、屋根と壁は必要だ。
    GM:あなた達は施設内に入り──。

    GM:ということで、情報収集のお時間です。
    明時 ユウグレ:うぉー!
    GM:内容はこちら
    蛇ノ目麻紀:シャーッ!!
    GM:【山中の施設:内部構造】 目標値7 《情報:UGN》or《知覚》
    【通信機器の起動】 目標値8 《情報:UGN》or《知識:機器工学》
    【山中の施設:研究設備】 目標値9 《情報:UGN》or《知識:レネゲイド》

    GM:うふふ 少し難易度は高めだぜ
    明時 ユウグレ:UGNならコネがあるぜ!(二回目)
    蛇ノ目麻紀:研究設備行ってみようかな!
    明時 ユウグレ:がんばれー!
    雨落 花乃:イージー使えそうなのあるかな
    雨落 花乃:《構造看破》と《電子使い》
    蛇ノ目麻紀:割とどれもあてはまりそうね
    蛇ノ目麻紀:とりあえずあたしの振るわ、情報:UGNでコネも使用【山中の施設:研究設備】に挑戦!
    明時 ユウグレ:ごー!
    蛇ノ目麻紀:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 8[2,8,8]+1 → 9 → 成功

    明時 ユウグレ:サスガダァ
    蛇ノ目麻紀:蛇は知恵の象徴ニョロ……
    GM:電子使いなら、そうだね
    GM:おっと
    GM:普通に成功してはる
    GM:今回の内容だと、そうだなぁ
    GM:構造看破なら、先のシーンの情報収集みたいな感じのボーナスなら出してよいかな
    明時 ユウグレ:安定感が増す……
    雨落 花乃:OK
    明時 ユウグレ:じゃあこっちは内部構造いかせてもらいますわ、コネでダイス4つ!
    GM:通常の情報判定と知識:建築の2回判定し、どっちか成功なら成功扱い、みたいな感じで
    GM:あっ待って
    雨落 花乃:じゃあまあ通信機器の起動にしますか
    明時 ユウグレ:あ、はい
    GM:構造看破なら【山中の施設:内部構造】は今言ったやつでいいよ
    明時 ユウグレ:あ、ならこっちが通信機器やった方がいいか……
    GM:他は特になし
    明時 ユウグレ:では通信機器の方行かせてもらいますわ、ダイス4と固定値1!
    明時 ユウグレ:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,8,9,9]+1 → 10

    明時 ユウグレ:ほっ
    蛇ノ目麻紀:えらい!
    GM:普通に出目が強いなこの子達
    明時 ユウグレ:始めは何だったんだ
    蛇ノ目麻紀:エンジンかかって来た
    雨落 花乃:じゃあ内部構造で
    雨落 花乃:UGNコネ
    雨落 花乃:3dx+2
    DoubleCross : (3DX10+2) → 9[2,8,9]+2 → 11

    雨落 花乃:成功
    GM:みんなサックサクやるわね
    GM:では開示もさっくりと

    【山中の施設:内部構造】 比較的シンプルな研究施設、と言った風情で、あまり住み心地に配慮はされていない。
    だが人を休ませる為の空間は十分にあるし、風が吹き込むことも雨漏りも無い。
    また、この施設には地下階が存在し、電気系統の設備はそこへ集中しているようだ。
    【通信機器の起動】 施設内には現在、電気が通っていない。電源供給系設備の撤去された痕跡がある。
    だが非常用の発電機が、大型の重量物であったからか、これだけは搬出記録が無い。
    発電機を動作させれば施設内の電源供給が復活し、大出力の通信機を使用できるだろう。
    【山中の施設:研究設備】 施設内の調査によると、ここでは〝輪廻の獣〟に関する調査が行われていたと思われる。
    制御の難しい存在ではあるが、これを意図的に特定人物へ継承することはできるか──という内容のようだ。
    そのためか施設の外壁も、対暴走者、対ジャーム戦闘を想定した強度となっている。

    ……また、研究の傾向や使われている機材、薬品を見るに、
    どうもこの研究は、ステイト・オブ・グレイス系列の技術が使用されている。
    雨落 花乃:あいつらに系統だった技術が…?
    雨落 花乃:妙だな…

    GM:ということでつまり
    GM:〝地下室に行って発電機を動かせば、施設内の通信機が動くので〟
    GM:〝救援とか色々呼べるよ〟
    GM:ということです
    明時 ユウグレ:理解を得ました
    蛇ノ目麻紀:わーい!
    雨落 花乃:やったね

    明時 ユウグレ:「てなわけで、まだデカい発電機がこの施設には残ってるらしい」ばさり、埃を被っていた資料を持ってくる。
    蛇ノ目麻紀:「発電機……あるの?」
    明時 ユウグレ:「逆に言えばそのデカい奴以外は全部撤去されてるっぽいけど……うん」
    明時 ユウグレ:「デカすぎて持ってくことが無理だったんだろうな、だからそのまんま放置されてる可能性は高い」
    蛇ノ目麻紀:「急いで引っ越したのかな……」
    明時 ユウグレ:「……しかし、ここは一体何の施設なんだ?俺にはよくわかんないけどこの辺の技術ってそうあるもんじゃないだろ?」
    蛇ノ目麻紀:「それは……その……」
    雨落 花乃:「この手の技術を保有出来る連中は限られている。」
    明時 ユウグレ:「FHとかその辺か?やっぱり」
    雨落 花乃:「いえ。」
    雨落 花乃:「安全や機密性に欠けてる。倫理的な問題ではなく、純粋に技術の扱いが下手みたいね。」
    明時 ユウグレ:「つまり扱いが素人なのに技術力だけある……って事か?」
    蛇ノ目麻紀:「私……資料見ちゃったんだけど……雫ちゃんに聞かせてもいいのかなって……」
    雨落 花乃:「その手の特徴は、SoGに見られるもの。」
    明時 ユウグレ:「SoG……ああ、なんか無軌道な奴らだって習った奴」
    雨落 花乃:「聞かせたら…」
    雨落 花乃:「まずい?」
    明時 ユウグレ:「……引き離しとくか?」
    蛇ノ目麻紀:こく、と頷いて
    雨落 花乃:「まずいとは思えないけどね。」
    蛇ノ目麻紀:雫ちゃんに視線を向ける どういう様子だろう?
    空野 雫:先の雷を受けて倒れた後、意識を失ったままだ。呼吸は落ち着いている。
    空野 雫:起こそうとすれば、おそらく眼を醒ますだろうが……。
    明時 ユウグレ:「まあ意識もなさそうだし、このままでもいい気はするが……」
    雨落 花乃:「SoGの仕業と知っても、別にすぐさま死んだりはしないでしょう」
    蛇ノ目麻紀:「……じゃあ、今のうちに」
    明時 ユウグレ:こくりと頷く。
    蛇ノ目麻紀:「”輪廻の獣”……って、二人は知ってる?」
    明時 ユウグレ:「………UGN教本に書かれてることぐらいしか知らないな……」
    雨落 花乃:「実物を見たことはない」
    蛇ノ目麻紀:「私は初めて知ったんだけど……暴走すると白い仮面を被った怪物になるってやつ……」
    雨落 花乃:(本当にエージェントなのかしら…)
    明時 ユウグレ:「ウロボロスの奴だったっけ……それで?その輪廻の獣がどうしたんだ?」
    蛇ノ目麻紀:「それをなんか継承させる……研究?してた場所らしいの、ここ……」
    明時 ユウグレ:「……継承?んなこと出来るのか……いや、出来るかどうかを確かめるための施設って事か」
    蛇ノ目麻紀:「……獣って聞くとさ、さっき襲ってきたアレとか……怪しいし……」
    雨落 花乃:「輪廻の獣は、憑依者が死亡した場合、近い対象に移り変わる。」
    明時 ユウグレ:「……あー、つまり……なんかミスってそこらへんの獣に移っちゃって……」
    明時 ユウグレ:「って可能性があるって事か……」
    蛇ノ目麻紀:「しかもさ、他に移すって研究ってことは……」
    雨落 花乃:「そういうところね。相当な出力もあったし」
    雨落 花乃:「可能性は高い。」
    蛇ノ目麻紀:「実験体とか……攫って来てるんじゃないかって……」
    明時 ユウグレ:「…………ああ、そうか…”元”が無いと移すも何も無いもんな……」
    蛇ノ目麻紀:未だ目を覚まさぬ少女に、もう一度視線を向ける
    蛇ノ目麻紀:「全然、推測なんだけど……お耳汚し失礼しました……っ」
    明時 ユウグレ:「うーんなるほど……もし本当だったら確かに聞かせるのはあんまり良くないな……」
    明時 ユウグレ:「ともかくそうなると、この中にもそう言う実験体の残りがいる可能性はあるって事だな、面倒な……」
    雨落 花乃:「脱出することに集中しましょうか。」
    明時 ユウグレ:「了解、そうなるとまずは電気だ。多分動けば通信位できるようになるはず」
    雨落 花乃:「勝てたとして、この中の誰かが輪廻の獣になったならば元も子もない。」
    明時 ユウグレ:「うわ、そう言う事もあるのか……確かに…」
    蛇ノ目麻紀:「ひええ……」
    蛇ノ目麻紀:「はやく地下室に行って電気を点けて」
    蛇ノ目麻紀:「救援を呼ばなきゃ……だね……」
    明時 ユウグレ:「だな、よし」
    蛇ノ目麻紀:「部隊の人たちも早く治療させてあげたい……からね」
    明時 ユウグレ:「行こうぜ、雨のねーちゃん、蛇のねーちゃん」
    蛇ノ目麻紀:「ニョロ!」やる気が出てきた
    雨落 花乃:「うん」
    雨落 花乃:(出たら包囲されていた…なんてことにならないといいけど)

    GM:ロイス&調達が可能です
    明時 ユウグレ:空野 雫 ◎恩義/心配 助けられちゃったからね
    雨落 花乃:ロイス保留、調達は照準器で
    蛇ノ目麻紀:ロイスは保留で!
    明時 ユウグレ:調達はボデマ!
    雨落 花乃:1dx+3
    DoubleCross : (1DX10+3) → 5[5]+3 → 8

    雨落 花乃:駄目、以上です
    明時 ユウグレ:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 1[1,1] → 0 (ファンブル)

    明時 ユウグレ:すてーん。(ころんだ)
    蛇ノ目麻紀:応急キット探してみよう
    蛇ノ目麻紀:1dx+1>=8
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功

    蛇ノ目麻紀:あったよ!
    明時 ユウグレ:でかした!
    蛇ノ目麻紀:大事に持っておきます 以上です!
    GM:OK!

    ミドルシーン3


    GM:これも全員登場!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (49 → 51)
    蛇ノ目麻紀:55+1d10
    DoubleCross : (55+1D10) → 55+7[7] → 62

    蛇ノ目麻紀:ダイスボーナス!
    雨落 花乃:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+7[7] → 56


    GM:──地下階。
    GM:最低限の非常灯だけは、バッテリー駆動なのだろうか動作しているが、
    GM:外の灯りを取り込む術も無い、月明かりの夜のように暗い空間。
    GM:目的の大型発電機は、特に隠蔽されることもなく地下階に設置されていた。
    雨落 花乃:《構造看破》まともに動きそうですか?
    GM:ふむ、使用する対象次第ですが
    GM:例えば建築物に対してであれば
    GM:上の階層の構造だとか、建築の常識的な部分からも産出が可能でしょうし、問題ないでしょう
    GM:発電機に対してであれば、そうだな
    GM:まぁこれは、デカいだけで操作自体はおそらくシンプルなタイプでしょう
    GM:燃料タンクの位置と起動スイッチが分かれば多分問題ないだろうし、
    GM:そこは構造看破で分かる範囲だと思います。
    雨落 花乃:OKです
    雨落 花乃:「問題なく動かせそう。」
    明時 ユウグレ:「おお、良かった」
    蛇ノ目麻紀:「オーヴァードにもいろいろあるんニョロね……」
    蛇ノ目麻紀:「あたし、機械は全然だめ……」
    明時 ユウグレ:「俺も機械系は苦手だな……」
    明時 ユウグレ:「重機ならいけるんだが……」
    雨落 花乃:「動かすわね」
    明時 ユウグレ:「あいよ」
    雨落 花乃:ショートもなさそうなので、そのままスイッチを入れる
    GM:では
    GM:発電機は唸りを上げ、タンク内の燃料を燃やして動き始める。
    GM:地下室の蛍光灯が点灯し、壁の内側でも機械類の作動音。
    蛇ノ目麻紀:「これで……外に繋がるニョロ~」
    明時 ユウグレ:「よし、ちゃんと動いてるっぽいな……」
    GM:おそらくは上層階でも同様に灯りが着いたり、空調が動いたりしているだろう──
    GM:──ぺたん
    雨落 花乃:「急いで上に戻りましょう」
    GM:ぺたん ぺたん ぺたん
    明時 ユウグレ:「いや、待った」
    雨落 花乃:「地下。つまり、逃げ場が少ない」
    雨落 花乃:「……"待った"を言われるのはこっちかもしれない」
    蛇ノ目麻紀:「…………ニョロ?」
    明時 ユウグレ:「……そうっぽいな」
    GM:ぺた ぺた ぺた
    GM:裸足でリノリウムの床を歩くような音。
    GM:……それがコンクリートの床でも発生するのは、
    GM:足音の主の体表が、幾分か粘ついているからだ。
    GM:端的に言うと、腐り始めている。
    GM:が、その点を除けば、人間の少女であった事は窺える輪郭をしているし、なんとなく顔立ちも分かる。
    空野 雫:とある少女に良く似ている。どの個体もだ。
    GM:背丈も年齢もだいたい同じ程度の、人間のようなものが、
    蛇ノ目麻紀:「どういうこと………?」
    GM:先ほどまで暗闇だった空間から姿を現した。
    明時 ユウグレ:「…………これはまた、随分と悪趣味だな…!」
    雨落 花乃:「成程」
    雨落 花乃:「"対照実験"か。」
    明時 ユウグレ:「対照……?」
    蛇ノ目麻紀:「たいしょう……?」
    雨落 花乃:「比較する条件だけ変更して、他の条件を同じにすること」
    明時 ユウグレ:「条件、ってつまり……」
    明時 ユウグレ:輪廻の獣と、それ以外
    雨落 花乃:「この人達は、人間の個体差すら許せなかったってことね。」
    明時 ユウグレ:「……クソッ、反吐が出るな……」
    蛇ノ目麻紀:「う、うえぇぇぇ……」
    蛇ノ目麻紀:目の前の光景に青ざめる
    GM:倫理観を守りながら、結果を出す。
    GM:それはなんとも、なんとも難しいことである。
    蛇ノ目麻紀:「……逃げないと」
    GM:倫理観を投げ出して良いから、結果を出す。
    GM:そうなれば幾分か、楽になる。
    蛇ノ目麻紀:「雫ちゃんだって危ないわ……!」
    明時 ユウグレ:(……意識とかはあんのか?いや、それよりも……この人たちに害意はあるのか?)グンソーを槍の様に構えながら考える。
    明時 ユウグレ:「……おいアンタら!話は出来るか!?」……問わずにはいられなかった。
    GM:組織的に活動する研究者達に比べて、この施設の主はきっと、技術力が低かったのだろう。
    GM:その技術の産物が、
    〝廃棄物〟:「ぁ」
    〝廃棄物〟:どこかの少女に良く似た声で、一音だけ発した。
    エンゲージ

    〝廃棄物〟1[6]
    〝廃棄物〟2[6]

    5m

    雨落 花乃[7]
    蛇ノ目 麻紀[8]
    明時 ユウグレ[5]

    5m

    〝廃棄物〟3[6]

    明時 ユウグレ:「…………クソッ」
    GM:……それらは、距離を詰めてくる。
    雨落 花乃:「……」
    GM:もしかすると、空腹なのかも知れない。
    GM:或いはただ、巣に近づいたものを駆除しようとしているのかも知れないが、
    GM:いずれにせよ確実なのは、あなた達への害意があることだ。
    雨落 花乃:スティックを咥える
    雨落 花乃:「やるわよ」
    明時 ユウグレ:「……了解」
    雨落 花乃:「ここで死ぬのが、一番最悪」
    蛇ノ目麻紀:「うぅ……うん!」
    蛇ノ目麻紀:覚悟を決める
    雨落 花乃:(それが…大人の言葉のはず)
    明時 ユウグレ:「……くそ、やりきれねえぜ…」
    〝廃棄物〟:「ぁ」
    〝廃棄物〟:「ぁ」
    GM:同じ音を、それは繰り返す。

    ラウンド1



    GM:セットアップ!
    明時 ユウグレ:なし!
    〝廃棄物〟:3体とも無し!
    蛇ノ目麻紀:あたしも何もなし!
    雨落 花乃:なしです
    GM:ということで手番、行動値8の蛇ノ目さんだ
    蛇ノ目麻紀:ニョロ~
    蛇ノ目麻紀:マイナーアクションで1メートルだけ後ろに下がります
    蛇ノ目麻紀:エンゲージ分けニョロ
    蛇ノ目麻紀:そしてメジャーアクション!
    蛇ノ目麻紀:コンボ:『不思議な鳴き声』《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
    蛇ノ目麻紀:対象は”廃棄物”ちゃん3体!
    蛇ノ目麻紀:妨害なければ判定いくわ!
    〝廃棄物〟:妨害は……無い!
    蛇ノ目麻紀:4dx10+4+10
    DoubleCross : (4DX10+14) → 7[3,6,6,7]+14 → 21

    〝廃棄物〟:みんなでドッジ!
    蛇ノ目麻紀:どうだ!
    〝廃棄物〟:5dx 1番
    DoubleCross : (5DX10) → 8[4,5,7,7,8] → 8

    〝廃棄物〟:5dx 2番
    DoubleCross : (5DX10) → 7[2,2,4,7,7] → 7

    〝廃棄物〟:5dx 3番
    DoubleCross : (5DX10) → 10[1,1,3,8,10]+7[7] → 17

    〝廃棄物〟:おしいぜ
    明時 ユウグレ:一人めっちゃ頑張ってる
    〝廃棄物〟:みんな直撃だわね
    雨落 花乃:やるね
    蛇ノ目麻紀:ダメージ!
    蛇ノ目麻紀:3d10+21
    DoubleCross : (3D10+21) → 16[5,10,1]+21 → 37

    蛇ノ目麻紀:装甲は無視だニョロ!
    GM:このダメージなら装甲無視だろうが……一発では倒れないな!
    GM:という訳で演出あらばどうぞだ
    蛇ノ目麻紀:ニョロ!
    蛇ノ目麻紀:演出
    蛇ノ目麻紀:「う……えげっ……!」
    蛇ノ目麻紀:いろんな思いを飲み込んで、この場を切り抜けるために、戦う
    蛇ノ目麻紀:そう決めて、全身を大蛇の姿に
    明時 ユウグレ:「うぉ、本当に蛇になった」
    蛇ノ目麻紀:そして美しい白き羽根が宿る
    明時 ユウグレ:「羽まで生えた!?」
    雨落 花乃:「ケツァルコアトルね」
    蛇ノ目麻紀:勇ましくだとか、優雅にだとか、そんなことを戦いの中で考えられる余裕はない
    蛇ノ目麻紀:だからただ、叫ぶだけ
    蛇ノ目麻紀:「SHAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
    雨落 花乃:「[抑制サイレンス]」感覚を鈍化させる
    明時 ユウグレ:「わっ……」耳をふさぐ。
    蛇ノ目麻紀:耳にしたものに痛みを与える、自分でも理屈の分からない声
    蛇ノ目麻紀:できるだけ無心に、思い切り、”廃棄物”たちにぶつける
    蛇ノ目麻紀:「こ、これで……」
    〝廃棄物〟:これに痛覚があるのか、それは──なんとも言い難いところだ。
    〝廃棄物〟:しかし明白なのは、物理的な破損はすること。
    〝廃棄物〟:声の力が腐肉を抉り、削り落とす。
    蛇ノ目麻紀:「うげげぇ……ごめん……ごめんね……!」
    〝廃棄物〟:似た顔をした屍達は、ゆらゆらと体を揺らしては、
    〝廃棄物〟:「ぁ」
    〝廃棄物〟:……やはり、感情の色の無い声を出す。
    雨落 花乃:「ーー終わらせてあげたほうが良いのかもしれない」
    明時 ユウグレ:「あぁ……」
    GM:手番、行動値7,雨落さん
    雨落 花乃:銃をコッキング。
    明時 ユウグレ:次イニシアチブで上の二人に飛び込んで復讐狙う体勢になるので下の一人を狙ってほしい心があります
    雨落 花乃:了解
    雨落 花乃:マイナーで2m下のほうに移動
    雨落 花乃:メジャーコンボ【CPCインジェクション】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》
    雨落 花乃:下の子を対象にします
    雨落 花乃:7dx7+7
    DoubleCross : (7DX7+7) → 10[1,1,5,5,6,6,7]+10[10]+10[7]+4[4]+7 → 41

    GM:エグいな?
    〝廃棄物〟:ドッジ!
    〝廃棄物〟:5dx 3番
    DoubleCross : (5DX10) → 10[3,4,6,10,10]+9[7,9] → 19

    〝廃棄物〟:頑張ってはいる
    雨落 花乃:がんばったね
    〝廃棄物〟:えへん
    GM:ダメージをどうぞだ
    雨落 花乃:ではダメージ。サイドリール込で
    雨落 花乃:7d10+20
    DoubleCross : (7D10+20) → 29[7,1,4,6,4,4,3]+20 → 49

    雨落 花乃:ちょっと下振れ。HP3点減少で19点になります
    雨落 花乃:あ、あと
    雨落 花乃:装甲-15点減算して適用してください
    GM:下振れの威力じゃねえんだよなぁ
    GM:2ラウンドは持つと思ってたが……まさかの3番ダウン!
    〝廃棄物〟:キャー
    GM:ということで演出をどうぞだ
    雨落 花乃
    雨落 花乃:この距離ならば、まず能力を使わずとも十分に撃ち抜ける
    雨落 花乃:それでも
    雨落 花乃:「[0.01s,5m, 起動ブート]」
    雨落 花乃:世界は静止する。
    雨落 花乃:「[割付プロット]」即座に致命傷を与え…あるいは、最も苦しまない点を視覚に反映させて
    〝廃棄物〟:頭部。
    〝廃棄物〟:腐れてはいるが、脳はある。
    〝廃棄物〟:心臓。
    〝廃棄物〟:血液が大量に集まる。
    〝廃棄物〟:……その2点だ。
    〝廃棄物〟:つまり、人間とさほど変わらない。
    雨落 花乃:「[焦点AとBにプロトコル001,実行ラン]」
    雨落 花乃:予約された行動が即座に解消される
    雨落 花乃:何しろ、指を2回引くだけだ。音も重なり1度にしか聞こえない。
    〝廃棄物〟
    〝廃棄物〟
    雨落 花乃:荷電粒子が患部を十全に焼き払い、後を引かない
    雨落 花乃:「…人と、変わりないわ。」
    明時 ユウグレ:「そうか」
    雨落 花乃:「だから、感傷は後にしましょう」
    雨落 花乃:侵蝕60
    明時 ユウグレ:「ああ」狙うべき場所は決まった。
    〝廃棄物〟:頭部と胸部に空洞。
    〝廃棄物〟:効率的な破壊の末に一体、死体が死体に戻る。
    〝廃棄物〟:その光景を視界に入れているだろう残り二体に、人間らしい感情の動きは見られない。
    GM:では、そのまま手番に行こう
    〝廃棄物〟:一人目は
    〝廃棄物〟:1d3
    DoubleCross : (1D3) → 2

    明時 ユウグレ:あ、ではその前にイニシアチブ
    〝廃棄物〟:じゃのめさん 二人目は
    明時 ユウグレ:《異形の転身》で上の二人にエンゲージします
    GM:ほほう
    GM:いらっしゃーい
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を5(→ 5)増加 (51 → 56)
    明時 ユウグレ:きたよー
    〝廃棄物〟:しかし……そのエンゲージが意味を成すかなぁ?
    〝廃棄物〟:1d2
    DoubleCross : (1D2) → 2

    〝廃棄物〟:意味を成したよ
    明時 ユウグレ:成し遂げだぜ
    GM:ということで改めて、エネミーの手番だ
    蛇ノ目麻紀:来ないで―っ
    〝廃棄物〟:行動は2体とも同じく《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》+《原初の白:クロスバースト》
    〝廃棄物〟:1体目がじゃのめさん、2体目は明時さん狙いだぜ
    蛇ノ目麻紀:ガチガチのコンボニョロ!
    明時 ユウグレ:ぬおー!
    〝廃棄物〟:8dx+6 じゃのめ
    DoubleCross : (8DX10+6) → 9[3,4,5,7,8,8,8,9]+6 → 15

    〝廃棄物〟:8dx+6 ゆうぐれ
    DoubleCross : (8DX10+6) → 9[2,2,3,3,5,8,8,9]+6 → 15

    明時 ユウグレ:ピッタリ同じ
    GM:偶然パワーだ
    明時 ユウグレ:こっちはリアクション放棄で《復讐の刃》
    明時 ユウグレ:エンカウント・リッパー:《復讐の刃》:攻撃を受けた際リアクション放棄して使用:白兵攻撃でカウンター:リアクション不可:相手の最も高い装甲一つ無視:5dx8/8dx7:侵蝕+6
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を6(→ 6)増加 (56 → 62)
    蛇ノ目麻紀:あたしドッジ!
    蛇ノ目麻紀:3dx>=15
    DoubleCross : (3DX10>=15) → 10[1,5,10]+9[9] → 19 → 成功

    明時 ユウグレ:避けてる!?
    蛇ノ目麻紀:!?
    蛇ノ目麻紀:蛇の動きってわけ
    明時 ユウグレ:すごいぜ
    明時 ユウグレ:6dx8
    DoubleCross : (6DX8) → 10[1,1,4,7,9,10]+4[1,4] → 14

    明時 ユウグレ:復讐出目はこんなもん、ダメージ出します
    明時 ユウグレ:2d10+14+2d
    DoubleCross : (2D10+14+2D10) → 13[10,3]+14+6[2,4] → 33

    GM:soreha
    明時 ユウグレ:装甲1枚無視
    GM:ぎりぎり……吹っ飛ぶなぁ……!
    明時 ユウグレ:ヨシ!一つ!
    GM:では、えーと
    〝廃棄物〟:2d10+17 2番装甲有効
    DoubleCross : (2D10+17) → 14[4,10]+17 → 31

    明時 ユウグレ:ぬあ、ピッタ死!
    〝廃棄物〟:そして2番が倒れる!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを1d10(→ 5)に変更 (31 → 5)
    明時 ユウグレ:対抗種ロスで-3点
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを-3(→ -3)増加 (5 → 2)
    GM:対抗種復讐、こわっ……
    GM:物凄い死ぬ危険高いやん……
    明時 ユウグレ:そうです……
    GM:はい
    GM:演出!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を5(→ 5)増加 (62 → 67)
    〝廃棄物〟:「ぁ」
    明時 ユウグレ:――一目散に、直線的に走り出す。
    〝廃棄物〟:ぱかっ と口を開いた。
    明時 ユウグレ:その攻撃の予兆も見ておきながら、見ていないかのように真っすぐに。
    〝廃棄物〟:それが、呼吸が必要な構造であるかはさだかではないが、
    〝廃棄物〟:何らかのエネルギーを取り込んでいると過程するなら、
    〝廃棄物〟:人体の構造を流用して、酸素を用いて
    〝廃棄物〟:……ということも、あるかも知れない。
    明時 ユウグレ:「――行くぞ、グンゾー」じじっ。握る両手とスコップが癒着。
    〝廃棄物〟:いずれにせよそれは、息を吸い込んだ。
    明時 ユウグレ:自らの身体にある対抗種の因子、それを流し込んでいく。
    明時 ユウグレ:愚直にそのまま真っすぐ突っ込む。
    〝廃棄物〟:かっ
    〝廃棄物〟:暗い地下に、光が迸る。
    蛇ノ目麻紀:「危ないよユウグレちゃん!絶対何か────」
    明時 ユウグレ:「――ッ!」その光に飲み込まれ――
    〝廃棄物〟:それは、あの、ヘリを撃ち落とした雷にも似ているが、
    〝廃棄物〟:もう少し遅く、赤い。
    明時 ユウグレ:――ボッ。飛び出してくる。
    明時 ユウグレ:握るグンソーを振り被ったまま。
    明時 ユウグレ:「――スマン、俺に出来るのは――」
    〝廃棄物〟:炎の柱が二条、骸の口から放たれた。
    明時 ユウグレ:――びゅばっ。斜めに、正確に。
    明時 ユウグレ:一人の首を狙い、切り飛ばす。
    明時 ユウグレ:「これぐらいしかねえ」
    明時 ユウグレ:身体を焦がしながらも、一刻も早く終わらせてやりたくて。
    蛇ノ目麻紀:「ニョロロ~~~!」3.5メートルの巨体をうねらせ、奇跡的に回避!
    〝廃棄物〟:頭部が思考し体を動かすという仕組みも、
    〝廃棄物〟:頭部から血液が失われると活動を停止する仕組みも、
    〝廃棄物〟:その辺りの構造はやはり、人間と大きく変わらないようだ。
    〝廃棄物〟:首が跳ばされた骸は活動を停止、動かなくなる。
    〝廃棄物〟:残りは一体。
    〝廃棄物〟:それはやはり、なんの感情も持たぬ顔をして、
    〝廃棄物〟:まだ視界内に居る外的を眺めている。

    GM:クリンナップ! たぶん無い!
    明時 ユウグレ:私まだ攻撃してない!
    明時 ユウグレ:メジャーが残ってます!
    GM:ごめんそうだ!
    雨落 花乃:リアクション復讐だからね
    GM:普通にボケたわね
    明時 ユウグレ:何回も攻撃する構成だからスマンの……
    明時 ユウグレ:マイナーは無し、そのままメジャー
    GM:ということで行動値5明時さん!
    明時 ユウグレ:当たると痛ェぞ!:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》:7(11)dx7:14+2d:相手の最も高い装甲一つ無視:侵蝕+5
    明時 ユウグレ:もう一人の方を殴ります
    明時 ユウグレ:8dx7
    DoubleCross : (8DX7) → 10[1,2,5,6,8,8,9,10]+10[3,4,4,8]+5[5] → 25

    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を5(→ 5)増加 (67 → 72)
    〝廃棄物〟:残るは1番……ドッジ!
    〝廃棄物〟:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 9[1,1,3,7,9] → 9

    〝廃棄物〟:おのれい!
    明時 ユウグレ:3d10+14+2d10
    DoubleCross : (3D10+14+2D10) → 25[10,7,8]+14+19[10,9] → 58

    明時 ユウグレ:わあ
    明時 ユウグレ:装甲一枚無視!
    GM:装甲が有効だろうとなんだろうとこんなもん死ぬわい!
    GM:消し飛ぶ!
    明時 ユウグレ:しゃあっ
    明時 ユウグレ:「ッ、……ッ!」がり、地面を擦るグンソーの音か、泣きそうになる自分が歯を食いしばった音か。
    明時 ユウグレ:いずれにせよ、その音を立てた後180度身体を回転させ――
    明時 ユウグレ:ぞ んっ。これまた正確に首を狙い、切断。
    明時 ユウグレ:「…………スマン」
    〝廃棄物〟:首、ふたつめ。
    〝廃棄物〟:壁際まで転がっていって、そこで止まる。
    明時 ユウグレ:「ッ……はぁ……っ」
    〝廃棄物〟:終わってみれば、さほど長い時間の戦いでもない。
    明時 ユウグレ:対抗種のHPロス3点でHP0に、倒れます
    〝廃棄物〟:……あなた達は手早く、敵を片付けたと言えるだろう。
    明時 ユウグレ:「ッ……」がくり、とそのまま膝をつく。
    明時 ユウグレ:「……ちょっともらい過ぎた、悪ィ」
    GM:──戦闘終了、あなた達の勝利だ。

    GM:……かん。かん。かん。
    GM:階段を降りてくるのは、あの粘着質な音ではなく、靴音だ。
    雨落 花乃:スティックの煙を吐く
    雨落 花乃:「ーーーそこで止まって」
    GM:誰かと問うなら、すぐに分かる。
    空野 雫:「……ぇ、あ」
    蛇ノ目麻紀:「雫ちゃん……!」
    空野 雫:「あ……それ言われるの……2回目……」
    蛇ノ目麻紀:急いで人間の姿に戻る
    雨落 花乃:「必要があるからね。」
    雨落 花乃:「ついでに目も閉じて…間に合わないか」
    明時 ユウグレ:「ぁ……雫のねーちゃん……」何とか立ち上がれるぐらいになったので立つ。
    空野 雫:電源が入り、明るくなった地下階。少女は一通り視線を巡らし、
    空野 雫:「……大丈夫、だよ」
    空野 雫:「その子達に、なにかあったから、って……」
    空野 雫:「……ちょっと哀しいけど、泣いたり怒ったり、しないよ」
    雨落 花乃:「していいのよ」
    雨落 花乃:「貴女は生きていくのだから、そうしていい。」
    蛇ノ目麻紀:「そ、そうだようぅ……」
    明時 ユウグレ:「……おう、そうだぜ。悲しい時には人間泣くもんだ」
    雨落 花乃:「辛くても笑うのは、死ぬときだけでいい」
    明時 ユウグレ:「それを見ないフリして無理してっと壊れちまうよ」
    空野 雫:「……だって、私……図々しいから……」
    空野 雫:「哀しい時、なのに……助けてもらったことの方が嬉しくて……」
    空野 雫:「今ね、すごく……どうしたらいいのか、わからない」
    空野 雫:「……あの、あのね?」
    空野 雫:「ちゃんと、言うタイミング……無かったけど……」
    蛇ノ目麻紀:「……うん」
    空野 雫:「……助けてくれて、……いや、ええとね」
    空野 雫:「助けようとしてくれて……ありがとう」
    雨落 花乃:「どういたしまして」
    空野 雫:「……ここ、私、住んでたとこだから。座って休めるとことかは……わかるよ」
    明時 ユウグレ:「そっか」そっと飛ばした首の眼を閉じさせている。
    雨落 花乃:「教えてもらおうかしらね。」
    雨落 花乃:「私達も、生きたいから」
    蛇ノ目麻紀:「外と通信できそうなとこも……分かるかな」
    明時 ユウグレ:「俺も……ちょっと休みたいしな……」グンソーを杖にしている。
    空野 雫:「……こっち」
    空野 雫:少女はまた、階段を登っていく。
    空野 雫:それから何歩か行ったところで、立ち止まり、振り返って
    空野 雫:「あの、ね」
    蛇ノ目麻紀:「……?」
    空野 雫:「……無理、しないでね」
    雨落 花乃:「ーーーええ。」
    明時 ユウグレ:「あぁ、分かってるよ……」
    雨落 花乃:シケたスティックを、床に転がす
    GM:かぁん
    GM:かぁん
    GM:足音がまた、鳴る。

    GM:ロイス取得&調達が可能です
    明時 ユウグレ:雨落 花乃のロイスNをちょっと怖い→実は優しい に
    明時 ユウグレ:調達は応急キッドかな……
    明時 ユウグレ:3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 5[5,5,5] → 5

    明時 ユウグレ:555(コンプリート)
    明時 ユウグレ:だめでした
    蛇ノ目麻紀:これがスロットなら……!
    蛇ノ目麻紀:雨落花乃 〇信頼/不安 でロイス取得!
    蛇ノ目麻紀:調達は……ボディーアーマー、いっちゃおう
    蛇ノ目麻紀:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 8[5,8]+1 → 9 → 失敗

    雨落 花乃:ロイス保留で、照準器ねらいます
    雨落 花乃:2dx+3
    DoubleCross : (2DX10+3) → 10[3,10]+8[8]+3 → 21

    明時 ユウグレ:すごっ
    雨落 花乃:強い
    蛇ノ目麻紀:すごい
    雨落 花乃:では装備。射撃達成値+1されます
    蛇ノ目麻紀:あとこのシーンでまだバデムしてないよね……?
    GM:そういえばそうだ
    明時 ユウグレ:あっそういえばそう!
    蛇ノ目麻紀:今もらえたらボデマが買えるのですが……!
    明時 ユウグレ:うおー!万能チルドレンー!
    蛇ノ目麻紀:(ごますり)
    雨落 花乃:そうじゃん
    GM:雨落さん、データ上の数字に比べてやっぱ強いな
    雨落 花乃:ばでむ”
    明時 ユウグレ:む”!すごいぜ!
    GM:単純な数値から読み取れない高性能みたいな
    蛇ノ目麻紀:む”ん!
    雨落 花乃:プレゼンツします。達成値+3
    蛇ノ目麻紀:達成値12でボデマゲット!
    蛇ノ目麻紀:ありがとうございますでニョロ!
    蛇ノ目麻紀:これで以上ニョロ
    GM:OK!

    ミドルシーン4


    GM:全員登場!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (72 → 80)
    蛇ノ目麻紀:70+1d10
    DoubleCross : (70+1D10) → 70+1[1] → 71

    雨落 花乃:60+1d10
    DoubleCross : (60+1D10) → 60+4[4] → 64


    GM:では情報収集シーンですが、今回は更に難易度アゲアゲで行くぜ
    GM:(思った以上にこの子ら苦戦しないんだもん)
    GM:【空野 雫②】 目標値9 《情報:UGN》or《知識:レネゲイド》
    【山中の施設:研究内容】 目標値11 《情報:UGN》or《知識:レネゲイド》
    【獣型巨大ジャーム】 目標値12 《情報:UGN》or《知識:レネゲイド》

    蛇ノ目麻紀:そんな……!!!
    GM:はい、目標はこの3つ!
    明時 ユウグレ:ヌウーッ
    雨落 花乃:じゃあ獣型巨大ジャームいきますか
    雨落 花乃:コネUGNで
    蛇ノ目麻紀:任せた!
    明時 ユウグレ:いけーっ!
    雨落 花乃:4dx+2
    DoubleCross : (4DX10+2) → 8[5,5,7,8]+2 → 10

    雨落 花乃:財産2点で成功させます
    明時 ユウグレ:ヒューッ!
    雨落 花乃:残り5点
    蛇ノ目麻紀:あたしもやる!【山中の施設:研究内容】を
    蛇ノ目麻紀:情報UGN、コネも使用
    蛇ノ目麻紀:4dx+1>=11
    DoubleCross : (4DX10+1>=11) → 5[1,3,4,5]+1 → 6 → 失敗

    明時 ユウグレ:にゃにぃー!?
    蛇ノ目麻紀:……
    蛇ノ目麻紀:ここはお金で解決!
    明時 ユウグレ:おっお金の力!ここでこんなとは!
    雨落 花乃:もう一つもあるんでバディム保留
    蛇ノ目麻紀:財産点5点で成功させる!
    明時 ユウグレ:凄い!ではこちらは残った雫のねーちゃんを
    蛇ノ目麻紀:ユウグレちゃんはお金ないもんね バデムは取っておいて
    明時 ユウグレ:コネUGNでダイス5dx+1!
    明時 ユウグレ:びんぼな小学生でスマヌな……
    明時 ユウグレ:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 10[2,8,9,10,10]+3[2,3]+1 → 14

    明時 ユウグレ:ウワッ跳ねた
    蛇ノ目麻紀:!?
    雨落 花乃:やるね
    GM:こいつら……
    明時 ユウグレ:いろいろわかっちゃったぜ
    蛇ノ目麻紀:あたしら最強卍
    GM:全然苦戦させられねぇ!
    GM:えー、では
    GM:電気が復旧して、残された機材からデータを抜き出したりとか
    GM:UGNに連絡してデータベース使ったりとかそんな風に色々やれるようになったんでしょうね
    GM:情報開示です
    【空野 雫②】 バロール/ハヌマーン/ウロボロスのトライブリードであり、輪廻の獣の保持者。
    臆病にして従順であり扱いやすく、〝継承元(?)〟として有用と見られていた。
    戦力としての価値は、より優れた後継個体が生み出された為に終了。
    ……彼女をベースとした複製体も、実験の段階が進んだ為に不要。
    よって〝被捕食により継承を完了〟することで破棄処分とする──というのが、記録から読み取れる扱いだ。
    【山中の施設:研究内容】 ……俗に〝フェンリル〟と呼称されるタイプの、大型の獣に似たジャームがある。
    ここでは〝フェンリル〟タイプのジャームを生み出し、その個体に輪廻の獣を継承させる実験を行っていたようだ。
    継承元のオーヴァードは確保済。後は施設内での捕食により継承元の殺害を完了すれば──という段階までは進んでいたが、
    当該ジャームの制御が難しくなってきた為、施設内にジャームと継承元のみを放置し離脱。
    捕食が発生し、理論の正しささえ証明されれば、成果物は手元に残らずとも良い……そういう考えであるようだ。
    【獣型巨大ジャーム】 キュマイラシンドロームの女性オーヴァードをベースとし、ウロボロスシンドローム保持者の肉体を用いて改造したもの。
    単純な筋力・外皮の強度のみならず、高濃度レネゲイドウィルスを導体として放出し、雷の如き電流を走らせる力を持つ。
    山中を徘徊しているが、その行動範囲はどうやら、過去に山中に存在した集落跡を巡るルートを描いている。

    GM:──状況は進展する。
    GM:負傷者の回収の為、そのうち支援部隊が到着するだろう。
    GM:……もっとも、空から近づけば、またあの雷撃による撃墜はあり得る。
    GM:故に陸路で。だから、そう迅速にとは行かぬだろうが。
    空野 雫:「……………………」
    空野 雫:少女は、微笑みながら床に座っている。
    空野 雫:あなた達の調査を妨げたりすることもなく、静かにだ。
    蛇ノ目麻紀:「……本当にああで、良いニョロかな……」
    明時 ユウグレ:「…………クソ……本当に胸糞悪い……!」ぎりぎりと探り当てた資料を握りしめている。
    蛇ノ目麻紀:少女を尻目に、動くようになったこの施設のデータベースを漁りながら
    明時 ユウグレ:「人を何だと思ってやがるんだこいつら……!」
    蛇ノ目麻紀:「食べさせて……それで処分って……」
    雨落 花乃:「SoGなんてそんなもんよ」
    雨落 花乃:「FHよりもメチャクチャ」
    明時 ユウグレ:「ッ……!ッ、ふぅー……」一旦落ち着くために、長く息を吐く。
    明時 ユウグレ:「……ああ、今ここにいない奴に怒っても仕方がねえ……」
    明時 ユウグレ:「支援が来るのはいいけど、ジャームの方も放っておくには危険すぎる、どうする?雨のねーちゃん」
    蛇ノ目麻紀:「あんなのがまた来たら……どうしよう~……」
    雨落 花乃:「仕掛ける…」
    雨落 花乃:「あの射程で、背後から打たれながら降りるのは無理。仕掛けるしかない」
    明時 ユウグレ:「……やっぱりそうなるか」
    雨落 花乃:「条件は変わりないどころか悪化したようなものよ。」
    雨落 花乃:「陸路からの応援を待つのも、この状況だと厳しい。負傷者を屋根の下に匿わないといけないもの」
    明時 ユウグレ:「……俺たち三人か、勝てっかな」
    蛇ノ目麻紀:「戦うしか……ないかぁ……」
    明時 ユウグレ:「近づけばまだ攻撃もできるからやられっぱなしって事にはならんはずだが……」
    空野 雫:「……………………」
    雨落 花乃:(…この銃の理論射程は1000m……目視出来れば撃てなくもないけど…)
    空野 雫:「……本当に、みんな……戦うの……?」
    明時 ユウグレ:「フェンリル型となると……ん?」
    蛇ノ目麻紀:「え………?」
    雨落 花乃:(やはり現実的じゃない。向こうの射程も分からないし…)
    雨落 花乃:「ーーー戦う。」
    明時 ユウグレ:「あぁ、そうなるな」
    蛇ノ目麻紀:「戦わなくていいなら戦いたくないんだけど……ね」
    空野 雫:「……こっそり、3人だけ逃げる……だけ、なら」
    空野 雫:「たぶん……できる、よ……?」
    空野 雫:「あんまりたくさんの人は無理……でも……」
    空野 雫:「あなた達、だけなら……たぶん……」
    蛇ノ目麻紀:「なんで……そんなこと言うの……?」
    空野 雫:「……戦いたくない、なら」
    蛇ノ目麻紀:「それじゃあなたが食べられちゃう……」
    空野 雫:「死にたくないんだったら……しかたがない、よね……?」
    明時 ユウグレ:「……………………」
    雨落 花乃:煙を吐いて
    雨落 花乃:「いやだね」
    雨落 花乃:スティックを投げ飛ばす
    明時 ユウグレ:「あぁ、そんな情けねえ真似はしたくないね、俺は」
    空野 雫:「……なんで?」
    雨落 花乃:「死ぬから」
    空野 雫:「死なないために……逃げる、のに……?」
    雨落 花乃:「雨落花乃は生きるけど、それだと"わたし"が死ぬ」
    明時 ユウグレ:「死にたくねェのはみんな同じだろ、それを置いて俺だけってのは御免被る」
    明時 ユウグレ:「それに、んな事して生き残ったって親代わりの人に胸張れねェからな」
    明時 ユウグレ:「今”やれる”のは俺達だけなんだ、だからやれることをやる。」
    明時 ユウグレ:「怖ェのはある、死にたくもねェ、でもそれ以上に大事なモンがある。それだけだ」
    蛇ノ目麻紀:「……UGNの人はこういうカッコいい人ばかりだから」
    蛇ノ目麻紀:「……自分だけ逃げたら、一人になっちゃうから」
    蛇ノ目麻紀:「あたしも、いっしょに戦わないとね」
    空野 雫:「……そっか」
    雨落 花乃:(つまり、3人で降りても一人になるから、残るって言ってるのと一緒ね。)
    雨落 花乃:(こうやって意地を張るのって、子供なのか、大人なのか…)
    雨落 花乃:(まあ、"言葉を曲げない"ができてるからいいか)
    空野 雫:「……勝てるの?」
    明時 ユウグレ:「……ここで必ず勝てるって言えりゃあカッコもつくんだろうけどな……」
    蛇ノ目麻紀:「この二人、強いから……」
    明時 ユウグレ:「やってみんことにはわからん」
    明時 ユウグレ:「蛇のねーちゃんも強かったじゃん、さっきの」
    蛇ノ目麻紀:「あんまり分かんないまま叫んでるだけだし……」
    明時 ユウグレ:「それであれかー」(ある意味一番ヤバいのかもなあ蛇のねーちゃん)
    雨落 花乃:(何故かこっちへのダメージは少なかったし、コントロールはできてるみたいだけど…)
    蛇ノ目麻紀:「だからえっと、ね?」
    蛇ノ目麻紀:「雫ちゃんが……小さくて、弱いなら」
    蛇ノ目麻紀:「遠慮なく、守られていいんだよって……」
    明時 ユウグレ:「ん、そうだぜ。遠慮なく守られてろ」ふんす。腕組みして胸を張っている。
    空野 雫:「……………………」
    空野 雫:幾分か、僅かに、表情が陰る。
    空野 雫:「そ、か……うん……」
    空野 雫:「……分かった……私、守られてる……ね……」
    雨落 花乃:「ーーー」
    雨落 花乃:「不満?」
    空野 雫:「……ん、ううん……そんなこと、ない」
    雨落 花乃:「自分で倒したかった?」
    蛇ノ目麻紀:「そう……なの?」
    空野 雫:「……だいじょうぶ」
    明時 ユウグレ:「んむ……?」
    空野 雫:また、先ほどまでの、
    空野 雫:何も言わず座っていた時の微笑みに戻る。
    空野 雫:「……気にしないで……倒しに行って」
    空野 雫:「でも、あの人……強い、よ……」
    明時 ユウグレ:「…………もしかして」
    空野 雫:「……すごく。だから……気をつけて」
    明時 ユウグレ:「ジャームの方か」
    明時 ユウグレ:「……知り合いだったのか?」
    空野 雫:首を振る。それだけだ。
    空野 雫:微笑みを浮かべて、首を振る。
    明時 ユウグレ:「……そっか、うん。気を付けるよ」
    明時 ユウグレ:「……悪ィな、変なこと聞いた」
    GM:──当該ジャームの行動範囲は、既に確認している。
    GM:あなた達は道に迷うこともなく、その場へ向かうことが出来るだろう。
    GM:……出撃しますか?
    明時 ユウグレ:行きましょう!
    蛇ノ目麻紀:出る!
    雨落 花乃:行くか
    GM:では
    GM:シーンを切る。

    GM:ロイス&調達が可能です
    明時 ユウグレ:ロイスは保留で、購入はボデマを狙おう
    明時 ユウグレ:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[1,7,8,10]+7[7] → 17

    明時 ユウグレ:お、買えた!装備!
    蛇ノ目麻紀:ロイス保留、ブルーゲイル狙い!
    蛇ノ目麻紀:2dx+4>=20
    DoubleCross : (2DX10+4>=20) → 10[9,10]+5[5]+4 → 19 → 失敗

    GM:こやつら……ほんと地味に出目いいな……
    蛇ノ目麻紀:財産あと3余ってる!
    蛇ノ目麻紀:1使って成功ニョロ~
    明時 ユウグレ:ヤッター!
    雨落 花乃:ブルゲ狙うか
    雨落 花乃:2dx+3
    DoubleCross : (2DX10+3) → 4[3,4]+3 → 7

    雨落 花乃:さっぱりさっぱり。以上です
    蛇ノ目麻紀:ほしい人は言ってニョロ なかったら自分で飲みます
    明時 ユウグレ:そこまで凄い必要なわけではないのでサイレナーの蛇ねーちゃんがどうぞ
    蛇ノ目麻紀:高速サイレンにおびえるニョロ!
    GM:では

    マスターシーン


    GM:──死にたくない。
    GM:生物なら当然のように抱く想いであろうが、
    GM:しかし人間は他生物に比べて高度な知性を持ち、また、
    GM:文化だの倫理だのなんだのと、外付けの価値観を所有する。
    GM:必ずしも生物としての方向性が、意志と合致するとは限らないのだ。
    GM:だから。
    GM:死にたくないと思う者にも、また。
    GM:ただ〝死にたくない〟だけの者の他に──例えば、こういう者がいるのだ。

    空野 雫:死にたくない。
    空野 雫:幸せになれないまま、死にたくない。
    空野 雫:幸せという概念があるのは知っている。けれど。
    空野 雫:それを、心から理解できないままで死にたくない。
    空野 雫:……そう思っていた。
    空野 雫:幸せ。
    空野 雫:それはどうも、暖かで、形がなくて、ふわふわとした概念らしい。
    空野 雫:明確な形があるものではないから、どうやって捕まえればいいかも分からない。
    空野 雫:生きていれば、そのうち、わかるのかな。
    空野 雫:それまでは死にたくないな──
    空野 雫
    空野 雫:──そう思っていた。
    空野 雫:案外、単純なことだったらしい。
    空野 雫:もしかすると、今までがずっと不幸だったから、その反動で、
    空野 雫:他のひとにとってはつまらないものを、そう思い込んでいるだけかも知れない。
    空野 雫:助けてもらえた。
    空野 雫:助けようとしてくれた。
    空野 雫:……それは、生まれてから今まで、
    空野 雫:血を分けた親にも、妹にも、無関係の赤の他人にも、
    空野 雫:誰からもしてもらえなかったこと。
    空野 雫:……まだその〝助ける〟は、完遂はされていないけれど、
    空野 雫:そうしてもらえるのだと分かっただけで、心がふわりと軽くなった。
    空野 雫:ふわり ふわり
    空野 雫:形が無いけれど暖かい。
    空野 雫:……なるほど、これが幸せなのかも知れない。
    空野 雫
    空野 雫:「……」
    空野 雫:《ディメンジョンゲート》

    GM:そこは、山中の研究施設から1km程度の距離にある。
    GM:井戸の痕跡、石積みの建築物の痕跡。それらが木々や蔦草の間に埋もれている。
    GM:数百年、誰も住まぬ土地。
    GM:その、石積みの建物の、かろうじて何者かによって復元されたらしい十字架の下に、
    ???:獣は、居た。
    空野 雫:少女は微笑みを浮かべて、獣の前に進み出る。
    空野 雫:「おいで」
    空野 雫:「美味しい……かどうかは……わからないけど……」
    空野 雫:「……食べたい……でしょ……?」
    ???
    ???:獣は、夢を見ていた。
    ???:夢の中で自分は、何かを踏みつけようとして、
    ???:脚が動かず、ついに、それを為し得ず、
    ???:為に酷く打ち据えられて、野良犬のように逃げ出したのだ。
    ???:同じような野良犬が集まって、山の中に隠れ潜んで、
    ???:ひとり、またひとり、餓えで、病で死んでいく。
    ???:死にたくない。
    ???:それは、嘘偽りのない想いだ。
    ???:……だが、彼らにとって
    ???:「我らにとって」
    ???:信仰の棄却は死と同義。肉体でない、魂の死だ。
    ???:いかなる苦難の道であろうが、例えその先に、逃れ得ぬ死があろうが──
    ???:死にたくない、それだけの為に。
    ???:……獣は、口を開く。
    ???:Eロイス《餓えの淵》を空野 雫へと使用。
    ???:Eロイス《予告された終焉》を空野 雫へと使用。
    空野 雫:死にたくない。
    空野 雫:自分から死のうとするつもりもないけれど、
    空野 雫:実は、これで図々しい性格だから、ちゃっかり生き残れる道は、今も探っているけれど、
    空野 雫:それはそれとして、ちょっとした幸せをくれた人達には、
    空野 雫:自分のことより少しだけ、生き延びて欲しいなとも思っているのです。
    空野 雫:「……贅沢、言うなら」
    空野 雫:「また……助けてくれると……いいなぁ」
    ???:ぱくり。
    ???:ごくん。

    クライマックス


    GM:全員登場!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (80 → 84)
    蛇ノ目麻紀:71+1d10
    DoubleCross : (71+1D10) → 71+10[10] → 81

    蛇ノ目麻紀:シャーッ!
    明時 ユウグレ:一気に来たな……
    雨落 花乃:64+1d10
    DoubleCross : (64+1D10) → 64+2[2] → 66

    雨落 花乃:へいぜん
    雨落 花乃:マイナー空いてるしジェネシフるか

    GM:──そこは、山中の研究施設から1km程度の距離にある。
    GM:井戸の痕跡、石積みの建築物の痕跡。それらが木々や蔦草の間に埋もれている。
    GM:数百年、誰も住まぬ土地──である筈なのに、いやにそこは整然としていた。
    GM:確かに自然に侵蝕されてはいるが、だが、人の痕跡が見て取れる程度にだ。
    GM:その一画、誰かの手により新造された巨大な十字架の下に、
    〝祈る獣〟:獣は居た。
    〝祈る獣〟:狼の如き輪郭。しかし、巨体だ。
    〝祈る獣〟:家が一軒、意志を持ち動いている──そういうサイズ感を想定するがいい。
    〝祈る獣〟:もちろんその家は凶暴で、かつ足音も静かに、
    〝祈る獣〟:森の中を忍び寄り、雷鳴を轟かすのではあるが。
    〝祈る獣〟:ぐるるるる 獣が唸る。
    蛇ノ目麻紀:「…………」物陰で震えながら、その様子を見ている
    雨落 花乃:「大きいね」
    明時 ユウグレ:「……ああ、でっけえ」グンソーを構えてそれを見る
    雨落 花乃:「外しづらくて助かるわ。」
    明時 ユウグレ:ふぅ、と息を一つ吐く。
    明時 ユウグレ:「やるか」
    蛇ノ目麻紀:目を逸らしてしまいたい、だがそうした次の瞬間に、目の前にやってくるんじゃないか
    蛇ノ目麻紀:そんな恐怖を覚えながら
    蛇ノ目麻紀:「…………行かなきゃ……」
    明時 ユウグレ:目を逸らさない。ただその獣を見、睨みながら。
    〝祈る獣〟:獣は、あなた達を見据えて、歪な笑い顔のように牙を剥き出しにする。
    〝祈る獣〟:その牙が、口内が、眩い雷光に照らし出されて、
    〝祈る獣〟:地上に、奇妙な影を落とすのだ。
    エンゲージ

    〝祈る獣〟[18]

    10m

    雨落 花乃[7]
    蛇ノ目 麻紀[8]
    明時 ユウグレ[5]


    ラウンド1


    GM:セットアップ!
    GM:何かを飛ばしたりはしていない!
    明時 ユウグレ:理解!なしのつぶて!
    雨落 花乃:なし 永遠に
    〝祈る獣〟:《螺旋の悪魔》 暴走を受けて、ラウンド中ウロボロスのエフェクトの攻撃力+21
    蛇ノ目麻紀:ないヘビ!
    〝祈る獣〟:《極限暴走》適用による《背徳の理》、シーン中ウロボロスエフェクト判定ダイス+10
    明時 ユウグレ:ぼっ暴走型!
    〝祈る獣〟:そういうことでダイスがめっちゃ増えますわ
    GM:そしてそのまま手番に入る
    GM:一応イニシアチブだが……何かする子はいるかね?
    蛇ノ目麻紀:にゃい……
    明時 ユウグレ:にゃい……(Lv1なのでまだ100%になっていない以上異形の転身が打てない)
    GM:多分居ないな
    雨落 花乃:いないわね
    GM:では行動値18,〝祈る獣〟の手番
    〝祈る獣〟:マイナーは無し。メジャーアクションは、
    〝祈る獣〟:《魔獣の本能》+《魔獣の衝撃》+《原初の赤:雷の槍》+《混色の氾濫》+《コンセントレイト:キュマイラ》
    〝祈る獣〟:対象はPC3人。餓えの淵によるダイスバフも入るぜ
    〝祈る獣〟:32dx7+10 命中判定
    DoubleCross : (32DX7+10) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,8,8,8,10,10,10]+10[1,2,3,3,4,6,6,7,8,8,9,10]+10[2,5,5,7,9]+10[7,10]+3[1,3]+10 → 53

    蛇ノ目麻紀:ひえ~~~~
    蛇ノ目麻紀:ドッジ!
    明時 ユウグレ:ドッジ―!
    雨落 花乃:ドッジ
    明時 ユウグレ:7dx+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 7[1,1,3,3,3,4,7]+1 → 8

    雨落 花乃:2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 8[8,8] → 8

    蛇ノ目麻紀:4dx>=53
    DoubleCross : (4DX10>=53) → 10[6,8,9,10]+6[6] → 16 → 失敗

    雨落 花乃:カバーしてほしい人いる?
    明時 ユウグレ:復讐が重いからしてほしくはある……
    蛇ノ目麻紀:私はまだ大丈夫!
    明時 ユウグレ:なので私にもらえると助かりますわ
    雨落 花乃:じゃあカバーします
    雨落 花乃:《マグネットフォース》
    雨落 花乃:侵蝕68
    明時 ユウグレ:助かり……
    雨落 花乃:ダメージどうぞ
    〝祈る獣〟:6d10+44 装甲有効
    DoubleCross : (6D10+44) → 42[8,9,9,1,9,6]+44 → 86

    〝祈る獣〟:おらっ 消し飛べっ
    明時 ユウグレ:でっか……
    蛇ノ目麻紀:うぎゃーーっ!
    蛇ノ目麻紀:ボディアーマー分を引いても余裕で蒸発します
    蛇ノ目麻紀:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 2

    雨落 花乃:飛ぶわね
    雨落 花乃:リザ
    明時 ユウグレ:カバーしてもらったので平気!
    雨落 花乃:64+1d10
    DoubleCross : (64+1D10) → 64+5[5] → 69

    蛇ノ目麻紀:HP2、侵蝕83で復活!
    〝祈る獣〟:そしてプロセス終了時に《原初の虚:夜魔の領域》を使っておきつつ軽く演出だぜ
    〝祈る獣〟:──口を、大きく開いた。
    〝祈る獣〟:凶悪なる牙の並ぶ口内は、嵐の空のように、
    〝祈る獣〟:暗い洞に稲妻が走り、唸り声が聞こえてくる。
    〝祈る獣〟:そこから──
    〝祈る獣〟:かっ
    〝祈る獣〟:ぴしゃああぁっ!
    明時 ユウグレ:「ッ」耐えるためにグンソーを盾の様に掲げて――
    〝祈る獣〟:……現象としては。
    〝祈る獣〟:高密度レネゲイドウィルスを大気中に吐き散らし、電流の通り道を形成。
    〝祈る獣〟:その後に、雷にも等しい大電流を放出する。
    〝祈る獣〟:故に、真実の雷に比べて一拍の遅延はあるが、
    〝祈る獣〟:殺傷力は、劣らない。
    蛇ノ目麻紀:「────!」
    蛇ノ目麻紀:一拍の間に、肌にびりりとした感触を覚えて
    蛇ノ目麻紀:だがそれを避けられるような身のこなしなど不可能で
    蛇ノ目麻紀:次の一拍で、体が黒焦げになる
    雨落 花乃:「[1s,50m, 起動ブート]」空間にレネゲイドが満ちている段階で既に、主観は世界の静止を観測する
    雨落 花乃:(間に合わない…私が受けるか。)
    雨落 花乃:「[対象Aにプロトコル002、マニュアルで避雷操作を入力、 実行ラン]」
    雨落 花乃:世界に雨落の意識が戻りざま、増幅された神経パルスが、その身を盾と踊らせる
    明時 ユウグレ:「ッ、雨のねーちゃ…!」
    雨落 花乃:同時に、持っていたマガジンを放り投げ、電流を誘導。後ろへ逃げないように
    雨落 花乃:このマガジンは火薬の一切を使用していない。誘爆は問題外だ。
    蛇ノ目麻紀:雷に貫かれた黒焦げの体がもぞもぞと動き
    雨落 花乃:「…ゴホッ……[ 以上、動作登録メモリー]ネーム、プロトコル137]」
    明時 ユウグレ:「だ……」大丈夫か、と聞きかけてそんなわけないと思いなおす。
    明時 ユウグレ:「……まだ動けるか!」
    雨落 花乃:「ええ……雷に焼かれるのは、日常だもの。」
    蛇ノ目麻紀:焦げた皮膚を脱ぎ去って、無傷の蛇がにょろにょろと顔を出す
    〝祈る獣〟:獣は口を開き、次の放出に備える。……雷〝程度〟の出力なら、何秒か休めばまた工面できる。
    雨落 花乃:流石に一撃で受ける出力ではないが、、、
    蛇ノ目麻紀:「できればこんなの2度と受けたくないけどね……!」
    〝祈る獣〟:次の発動までの猶予は──
    明時 ユウグレ:「なら、次が来る前に……!」
    GM:手番。行動値8、蛇ノ目さん
    蛇ノ目麻紀:ニョロン!
    蛇ノ目麻紀:マイナーアクションで1メートル後ろに下がります
    エンゲージ

    〝祈る獣〟[18]

    10m

    雨落 花乃[7]
    明時 ユウグレ[5]

    1m

    蛇ノ目 麻紀[8]

    蛇ノ目麻紀:そしてメジャーアクション
    蛇ノ目麻紀:コンボ:『不思議な鳴き声』《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
    蛇ノ目麻紀:対象は”祈る獣”!
    〝祈る獣〟:いいだろう、こちらは暴走リア不だ!
    蛇ノ目麻紀:そうだった!食らえい!
    蛇ノ目麻紀:6dx+14
    DoubleCross : (6DX10+14) → 10[2,3,6,7,9,10]+6[6]+14 → 30

    蛇ノ目麻紀:ダメージ行くヘビ!
    蛇ノ目麻紀:4d10+21
    DoubleCross : (4D10+21) → 17[5,1,3,8]+21 → 38

    GM:そのまま素通しではあるが……これくらいならまだまだケロっとしてるな!
    蛇ノ目麻紀:シャーッ……
    蛇ノ目麻紀:侵蝕+8 91に
    蛇ノ目麻紀:演出
    蛇ノ目麻紀:(……そういえば雫ちゃん、姿が見えないけど)
    蛇ノ目麻紀:(……いや、今はもう悪いことは考えない……!)
    蛇ノ目麻紀:とぐろを巻き、翼を広げて
    蛇ノ目麻紀:鳴き声を、放つ
    蛇ノ目麻紀:(大きい体にも効くはず……だよね?)
    〝祈る獣〟:分厚い外皮。鋼の如き体毛。本来ならば銃撃さえ平然と受け流す筈のそれは、
    〝祈る獣〟:あたかも体内から食い破られるように、肉体を崩壊させる。
    〝祈る獣〟:体表が蠢き、破裂し、血が流れる。……血の色は赤だ。そこは変わらないらしい。
    〝祈る獣〟:しかしすぐにもその傷は、歪な形状ではあるが、
    〝祈る獣〟:肉と毛皮の再生により埋められ、出血も停止する。
    蛇ノ目麻紀:「うそ……!」
    〝祈る獣〟:ぐるぉう 獣が吠えながら、敵を睨み付けた。
    明時 ユウグレ:「効いてはいる、が……って所だな」
    GM:では、手番──
    〝祈る獣〟:《加速する刻》
    〝祈る獣〟:これで行動値は0だが行動権を確保
    蛇ノ目麻紀:元気ね!
    明時 ユウグレ:ヌウーッ
    空野 雫:おっと
    空野 雫:《加速する刻》
    雨落 花乃:君もか
    空野 雫:同タイミングでのエフェクト使用なら行動値高い方が優先の筈だわね
    GM:そうですね
    空野 雫:ということで手番
    空野 雫:マイナーアクションはエンブレム《侵蝕する悪意》を使用、選択するのは憎悪
    空野 雫:メジャーアクション《サイレンの魔女》+《終焉の残響》、対象は〝祈る獣〟だ
    空野 雫:7dx+1 命中判定
    DoubleCross : (7DX10+1) → 10[3,3,4,7,7,10,10]+2[2,2]+1 → 13

    空野 雫:2d10+15 ダメージ
    DoubleCross : (2D10+15) → 10[3,7]+15 → 25

    〝祈る獣〟:暴走中でリアクション不可。
    〝祈る獣〟:ダメージ自体はさほどでもない。まだ倒れはしない
    GM:憎悪の対象は〝祈る獣〟とする。
    〝祈る獣〟:……ということで改めて、手番だ
    〝祈る獣〟:マイナー、《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》
    〝祈る獣〟:素手を変更しつつ戦闘移動……獲物が多い方にしておくか
    〝祈る獣〟:10m前進。
    エンゲージ

    〝祈る獣〟[18]
    雨落 花乃[7]
    明時 ユウグレ[5]

    1m

    蛇ノ目 麻紀[8]

    〝祈る獣〟:メジャー
    〝祈る獣〟:《獣の力》+《鬼の一撃》+《獣の殺意》+《原初の白:マシラのごとく》+《混色の氾濫》+《コンセントレイト:キュマイラ》
    〝祈る獣〟:ドッジダイスは-3、ガードすればダメージ+10の範囲選択攻撃だ
    明時 ユウグレ:ぬおおー!リアクション放棄で《復讐の刃》!
    明時 ユウグレ:エンカウント・リッパー:《復讐の刃》:攻撃を受けた際リアクション放棄して使用:白兵攻撃でカウンター:リアクション不可:相手の最も高い装甲一つ無視:5dx8/8dx7:侵蝕+6
    〝祈る獣〟:対象は雨落、明時、そして〝祈る獣〟!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を6(→ 6)増加 (84 → 90)
    〝祈る獣〟:21dx7+6 命中判定
    DoubleCross : (21DX7+6) → 10[1,1,2,3,4,4,4,5,6,6,7,7,8,9,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,2,2,2,3,4,5,6,7]+10[10]+1[1]+6 → 37

    明時 ユウグレ:7dx8
    DoubleCross : (7DX8) → 10[2,3,4,6,8,9,10]+10[2,5,10]+3[3] → 23

    明時 ユウグレ:3d10+14+2d10
    DoubleCross : (3D10+14+2D10) → 18[8,5,5]+14+15[5,10] → 47

    明時 ユウグレ:カウンターをぶちかましておく!
    明時 ユウグレ:雨のねーちゃんはどうするのかな
    雨落 花乃:カバーしなくていいなら素でドッジ出来ないので棒立ちに鳴るわね
    明時 ユウグレ:アーイ
    雨落 花乃:ドッジ!失敗!
    〝祈る獣〟:ではダメージ
    〝祈る獣〟:4d10+76
    DoubleCross : (4D10+76) → 13[3,2,2,6]+76 → 89

    明時 ユウグレ:当然死ぬ!リザ!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを1d10(→ 2)に変更 (1 → 2)
    明時 ユウグレ:あ、HPロスでもう一回死ぬ
    〝祈る獣〟:装甲は有効だから多少は受けるダメージが減るが
    〝祈る獣〟:自分の攻撃なのにめちゃくちゃいたい
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を1(→ 1)増加 (90 → 91)
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを1d10(→ 3)に変更 (2 → 3)
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を4(→ 4)増加 (91 → 95)
    明時 ユウグレ:ヨシ
    〝祈る獣〟:──雷鳴を口内に轟かせる獣は、再び咆哮するかに見えたが、
    〝祈る獣〟:一転。その巨躯から想像もし難い速度で間合いを詰める。
    明時 ユウグレ:「!?なんだ…撃たねえのか!?」
    〝祈る獣〟:当然だ。獣である。爪と牙を持つ以上、それを使わぬ道理は無い。
    〝祈る獣〟:尋常ならざる速度の突撃は、瞬き一つほどの時間もなく──
    雨落 花乃:「充電の隙間を肉弾戦で埋める…シンプル」
    明時 ユウグレ:「――だが、それなら俺も好都合…!」ぎゅるん。振りかぶったグンソーを――
    空野 雫:悍ましい音がした。
    雨落 花乃:クロスガードで腹部を守る
    明時 ユウグレ:「!?」
    空野 雫:それは、獣の体内で発生した音だ。
    明時 ユウグレ:「なんだ…!?これ、コイツのじゃないよな…!?」
    空野 雫:例えば臓腑を潰される時の、あの水っぽい肉の音だとか、
    空野 雫:例えば固い装甲を引き裂かれる時の、甲高い音だとか、
    空野 雫:そういうものが幾つも不協和音となって響くような、耳を塞ぎたくなる音。
    空野 雫:……獣の、分厚い肉を通してさえ、そうなのだ。
    〝祈る獣〟:「──、ぐぉ」
    明時 ユウグレ:「”中”から…!?ぐ、うるさ…!」
    〝祈る獣〟:「ォオオオオオォオオォォォッ!!!」
    〝祈る獣〟:体内からの異音に狂った獣は、前脚を滅茶苦茶に振り回す!
    蛇ノ目麻紀:「どうなってるの……!?」
    〝祈る獣〟:無論それだけでも災害の如き殺傷力、ではあるが──
    明時 ユウグレ:「ッ、ぐ……!」がん、ごん。前足に吹き飛ばされ――
    〝祈る獣〟:その爪が重点的に狙うのは獣自身の耳。
    明時 ユウグレ:「舐め、てんじゃねえッ!」どん。そのまま一気に踏み込んで切り上げる。
    〝祈る獣〟:巨大な膂力が、分厚い装甲を破砕し──
    雨落 花乃:「……っ…何か…異物が、体内で暴れているようね。」
    明時 ユウグレ:ばじっ!レネゲイドを殺すレネゲイド、対抗種が切り裂いた肉体を苛む。……自分自身も。
    明時 ユウグレ:「ッ、ち…!誰か食われたのか!?」頭から流血。何時ものことだ。
    雨落 花乃:腕部の消耗と引き換えに、体が裂かれることは避けた
    雨落 花乃:リザレクト
    〝祈る獣〟:斬撃。深く刃が通った。
    雨落 花乃:71+1d10
    DoubleCross : (71+1D10) → 71+3[3] → 74

    〝祈る獣〟:獣はまだ、音に苦しんで藻掻き暴れている。
    〝祈る獣〟:傷はやはり再生するが──その速度は幾分か落ちているようにも見える。
    〝祈る獣〟:重傷──か。
    空野 雫:『……ふふ、ふふふ』
    空野 雫:『苦しい……よね……』
    空野 雫:……微かに、誰かの笑い声。
    GM:手番、行動値7、雨落さん!
    雨落 花乃:マイターン
    雨落 花乃:マイナーでジェネシフト
    雨落 花乃:74+2d10
    DoubleCross : (74+2D10) → 74+8[5,3] → 82

    雨落 花乃:グッド
    GM:ちょうどダイスボーナス増えるところに乗せおったな……
    雨落 花乃:メジャーコンボ【CPCインジェクション】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》
    雨落 花乃:対象は祈る獣
    雨落 花乃:9dx7+8
    DoubleCross : (9DX7+8) → 10[2,2,2,4,5,7,8,9,10]+10[6,9,10,10]+10[3,4,9]+5[5]+8 → 43

    〝祈る獣〟:さあ来い暴走リア不だ!
    GM:出目つよない?
    雨落 花乃:装甲-15減算でダメージ
    雨落 花乃:6d10+20 サイドリール込
    DoubleCross : (6D10+20) → 45[9,10,9,6,7,4]+20 → 65

    雨落 花乃:今度は上ブレ
    GM:うぉあ、マジか……!
    GM:えーと、累計が……249!
    GM:こんなギリなことあるか……!?
    GM:ほぼ瀕死、死にかけ!
    雨落 花乃:フゥン
    雨落 花乃
    雨落 花乃:(さて…消耗も余裕がある範囲ではあるけど…流石に手強い。不確定事項まで増えてくるか…)
    雨落 花乃:「けど、回った。カフェインはやっぱり効く。」
    雨落 花乃:「ギアを上げる。[臨戦起動アサルト]」
    雨落 花乃:停まった世界。だがその質は今までの比ではない
    雨落 花乃:通常起動はいわば全対応型。索敵・応戦・精査。その全てに対応するために機能をフルオープンで持続しなければならない分、消耗が激しい。
    雨落 花乃:臨戦起動においては、必要のない機能をカットした分のリソースを思考時間に割ける。一人だけ持ち時間が10倍あるチェスのようなものだ
    雨落 花乃:必要機能も起動時点で勝手に済ませられている。割付プロットは既に済んだ。
    雨落 花乃:(やはり、腹部に何かいる。一応避けて撃つとするならば)
    雨落 花乃:「[焦点A,B,Dにプロトコル013for6,実行ラン]」
    雨落 花乃:マズルから、花束が生まれる
    雨落 花乃:一呼吸でマガジン内の弾丸が魔法のように吐き出され、ただ一人で弾幕を形成。弱点を角度をつけて正確無比に貫いていく
    雨落 花乃:3箇所にマガジン計6個分の連射が叩き込まれ、白熱する銃身をオープンで冷却させる。ここまで1セット
    〝祈る獣〟:装甲が砕かれ再生するまでの僅かな時間、
    〝祈る獣〟:即ち重装甲型ジャーム、オーヴァードに共通の弱点とも言える空白時間。
    〝祈る獣〟:そこに叩き込まれた多量の銃弾は、巨躯の肉を用意に引き裂いていく。
    〝祈る獣〟:獣が吠える。攻撃ではなく、苦痛の声でだ。
    〝祈る獣〟:血が流れる。肉の再生が間に合わない。
    〝祈る獣〟:獣が傷みに狂い、藻掻き暴れて──

    GM:戦闘処理、一時中断。

    雨落 花乃:侵蝕86
    〝祈る獣〟:──獣の動きが止まる。
    〝祈る獣〟:ぴたり、とだ。
    明時 ユウグレ:「ッ、止まった……?」
    〝祈る獣〟:そして、まるで大型の犬か何かのように脚を畳み、その場に座り込む。
    蛇ノ目麻紀:「あともう一押し───?」
    〝祈る獣〟:頭を前脚に重ねるように垂れて、開いた口の奥から──
    空野 雫:『──侵蝕……終わった、よ』
    空野 雫:小さくはあるが、声がする。
    明時 ユウグレ:「なっ……」
    蛇ノ目麻紀:「食べられてたの……雫ちゃん!」
    蛇ノ目麻紀:「無事よね……?」
    明時 ユウグレ:「くそ、引っ張り上げねえと……!」
    空野 雫:『あ…………ぁ、あの、はい……』
    雨落 花乃:「腹部で…暴れてたの!?」
    雨落 花乃:「人によく怖くないかなんて聞けたものね…」
    明時 ユウグレ:獣の口を押し上げて開けさせる。「ほら、上ってこられるか?ってーか何でそんな所に……」
    空野 雫:『……私の能力は……侵蝕と制圧なの、で……』
    空野 雫:『……どうにか、暴れるのを抑えられる、かなぁ……って……』
    空野 雫:『そうしたら……思ったより、みんな、強かったから……』
    明時 ユウグレ:「いーからさっさと出て!!!そんな中で話す事じゃねえだろ!」
    空野 雫:『弱らせて、くれたから……制御、すぐ……』
    空野 雫:『……ぁ、あう……お、怒らないで……』
    蛇ノ目麻紀:「だ、大丈夫ニョロ~」
    明時 ユウグレ:「怒ってねえよ!」どうみても怒っている。
    空野 雫:ただでさえ小さな声が余計に小さくなる。
    蛇ノ目麻紀:「ほら、あたしが引っ張ってあげるから……」
    蛇ノ目麻紀:折りたたまれた獣の体に近付く
    蛇ノ目麻紀:「弱いとか言って、ごめんね……」
    雨落 花乃:「ともかく消化されずに済んで何より…急いで出てきなさい。」
    空野 雫:『……だって……私を、食べようとしてたのは、分かってた、から……』
    蛇ノ目麻紀:「あたしじゃ、そんな勇気あること、できないから……」
    空野 雫:『私が、一番、上手く使えるのは……こうかな、って……』
    空野 雫:『……ぁう』
    GM:もぞ
    GM:獣の喉奥が一瞬、内側から押されて蠢く。
    雨落 花乃:「何も相談なしでされるとこっちも大変なんだけど…」
    明時 ユウグレ:「全くだ!ってーかそんな無茶するなら先に言ってくれ!ホウレンソウ!」
    GM:……が。いささか重量物の為、手こずっているようで、
    雨落 花乃:「誤射したらどうするつもりだったのよ」
    空野 雫:『ご、ごめんなさい…………みんな、忙しそうだった、から……』
    GM:もぞ、もぞ
    空野 雫:『……あぅ。……ご、ごめんね、誰かこの子のお腹──』
    〝祈る獣〟:ぐるぉおう
    〝祈る獣〟:咆哮。
    明時 ユウグレ:「げっ」
    蛇ノ目麻紀:「うわああっ!!!!」
    〝祈る獣〟:獣が口を開き、立ち上がる。
    〝祈る獣〟:……が、些か様子が奇妙だ。
    明時 ユウグレ:「ちい…!」転げ落ちるように離れる。
    〝祈る獣〟:顔は地面を向き、口を開きっぱなしにして、かっ、かっ、と短く呻き声を鳴らす。
    明時 ユウグレ:「……ん、あ。これって確かさ」
    明時 ユウグレ:「ゲロを吐く前の――――」
    〝祈る獣〟:がはっ
    空野 雫:べしゃっ
    空野 雫:「……………………」
    明時 ユウグレ:「…………」
    GM:何とも分からぬ液体塗れの少女が、地面の上に投げ出される。
    蛇ノ目麻紀:「うべべ……」
    空野 雫:「……ぅぇえええぇえぇぇ~……」
    明時 ユウグレ:「……えーと、後で洗うのはいいとして……」こっちも少し被った。
    雨落 花乃:「予想された結末」
    蛇ノ目麻紀:近くにいたのでもろに浴びてしまった
    〝祈る獣〟:……惨状を余所に、獣の体は、
    〝祈る獣〟:縮んでいく。縮小されていく。
    明時 ユウグレ:「んお、こいつァ……」
    〝祈る獣〟:牙も爪も、分厚い毛皮も、全て全て失われて、小さくなり、
    蛇ノ目麻紀:「さすがにシャワー浴びたいニョロ……」
    女性:……やがてその姿は、ひとりの、小柄な女性のものとなる。
    女性:腹の中のものを吐き出したのも……体内の容量が減ったからだろうか。
    女性:いずれにせよ、確かであり、確実なことは、
    女性:「……はっ、はっ、は──っ、く」
    女性:「くく、くくくくく……!」
    女性:見た目こそは、平凡な人間であるが、
    女性:これが〝何事もない〟存在であろうはずがない。
    蛇ノ目麻紀:「─────え?」
    明時 ユウグレ:「……おい、アンタ誰だ」
    明時 ユウグレ:ひゅんひゅん。グンソーを素振り。
    明時 ユウグレ:「所属とコードを言え」
    女性:所属。コード。その問いの代わりに、
    女性:彼女は両手を祈るように組み合わせ、妄執の輝く瞳であなた達を見据えた。
    雨落 花乃:マガジンを再装填、コッキング
    女性:「死ぬものか」
    女性:「殺されてなるものか」
    雨落 花乃:「奇遇ね」
    女性:「肉体も、魂も、何一つ──誰かに奪わせてなるものか!」
    雨落 花乃:「同じ気持ちよ。」
    雨落 花乃:ウィーバースタンス
    雨落 花乃:「まだいけるかしら?雫は後ろに逃げてーーいや、余り遠くに逃げると狙撃されるか。」
    明時 ユウグレ:「……ち、残業かよ。行けるに決まってんだろ」右手で持ち手、左手で先を持つ。槍めいてグンソーを構える。
    雨落 花乃:「適度に近くにいて。」
    蛇ノ目麻紀:雫ちゃんの前に出ようとして、粘液に脚を取られて転ぶ
    空野 雫:「へ、ぁ……て、適度にっ」
    雨落 花乃:「生きるわよ」
    空野 雫:ぴたり
    明時 ユウグレ:「オッケー、希望の持てる言葉だ」
    空野 雫:雨落 花乃の背に張り付くように、少女は立つ。
    女性:「主よ」
    女性:「幸福な生など望みません。ですから、どうか」
    女性:「生かしてください。私を──」
    女性:「皆の祈りを束ねた、私を──!」
    女性:ふたたび、その姿は変わる。
    女性:だがそれは、獣の形ではないのだ。
    女性:レネゲイドが齎す力は、人の願望を反映するという説がある。
    女性:もし、その説に従うならば──
    女性:これまで、ひたすらに生きようとしていた女が、獣の姿であったことも、
    女性:神の名を唱えた時に──
    〝名もなき信仰者〟:こう変わり果てるのも、不思議は無いのだろう。
    〝名もなき信仰者〟:それは翼を持ち、神々しき鎧を纏う、神の使徒の如きものである。
    〝名もなき信仰者〟:誰とも名の残らぬ女は、天使のような姿で、空を背にした。

    GM:データ処理を行う。
    〝祈る獣〟:《さらなる絶望》
    〝名もなき信仰者〟:《餓えの淵》
    GM:〝祈る獣〟と同一エンゲージに〝名もなき信仰者〟を登場させ、
    GM:〝名もなき信仰者〟のEロイスによって、〝祈る獣〟を捕食、体内に取り込む。
    GM:これはデータ上は別のエネミーだが、存在としては同一だ。
    GM:故に、シーン切り替えなどの処置は不要と判断するが──
    GM:これは、行わせてもらおう。
    GM:生にしがみつく浅ましさとも、ひたむきな心とも言えよう、その女の叫びは、
    GM:もはや物理的な作用──あなた達のレネゲイドを揺さぶり喚起するまでの力を伴う。
    GM:……衝動判定!
    GM:難易度は9!
    明時 ユウグレ:ぬおー!
    明時 ユウグレ:思いでの一品ブランケット込みで固定値は3!
    明時 ユウグレ:3dx+3
    DoubleCross : (3DX10+3) → 3[1,3,3]+3 → 6

    明時 ユウグレ:うそん!?
    明時 ユウグレ:ば、バデムお願いできますか……
    蛇ノ目麻紀:してあげて!
    雨落 花乃:やるか
    明時 ユウグレ:リアクションが出来ないと復讐が出来ないので……
    蛇ノ目麻紀:6dx+2>=9
    DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 9[2,5,5,6,8,9]+2 → 11 → 成功

    雨落 花乃:ばでむ
    蛇ノ目麻紀:蛇の心
    明時 ユウグレ:助かります…………
    雨落 花乃:これってラウンド含まれますかね
    GM:そうですね、これはまだ1ラウンド目です
    明時 ユウグレ:95+2d10
    DoubleCross : (95+2D10) → 95+10[7,3] → 105

    雨落 花乃:了解
    雨落 花乃:7dx+2 私自身もやろう。
    DoubleCross : (7DX10+2) → 8[1,1,2,2,5,5,8]+2 → 10

    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を10(→ 10)増加 (95 → 105)
    GM:誰も暴走しねぇ!
    蛇ノ目麻紀:91+1d10
    DoubleCross : (91+1D10) → 91+4[4] → 95

    雨落 花乃:86+2d10
    DoubleCross : (86+2D10) → 86+7[2,5] → 93

    明時 ユウグレ:危なかった……バデムが無ければ即死だった
    雨落 花乃:カバーリングに適切な侵蝕
    蛇ノ目麻紀:95+1d10
    DoubleCross : (95+1D10) → 95+9[9] → 104

    雨落 花乃:そうしてよく考えたらさっきのバックファイア計算に入れてなかったからもっかいリザることになります!ごめんなさい
    雨落 花乃:93+1d10
    DoubleCross : (93+1D10) → 93+1[1] → 94

    雨落 花乃:現在HP1、侵蝕94になります
    明時 ユウグレ:落ち着きの達人
    GM:侵蝕管理強者か???
    蛇ノ目麻紀:我ら最強のチーム……
    エンゲージ

    〝名もなき信仰者〟[12]
    雨落 花乃[7]
    明時 ユウグレ[5]

    1m

    蛇ノ目 麻紀[8]

    GM:まぁ良いわ……まだまだGMのターンは終了していないぜ
    明時 ユウグレ:なにィ
    GM:何せさらなる絶望で登場するエネミーは……未行動な状態だからなぁ!
    雨落 花乃:きな
    明時 ユウグレ:来いーッ
    雨落 花乃:なんてこと
    〝名もなき信仰者〟:はい手番
    〝名もなき信仰者〟:マイナーは無し、メジャー
    〝名もなき信仰者〟:《原初の赤:雷の槍》+《原初の赤:雨粒の矢》! 私はウロピュア!
    明時 ユウグレ:なっシーン攻撃
    〝名もなき信仰者〟:ということで対象はPC全員と、ついでにそこにいる空野 雫です
    明時 ユウグレ:雫のねーちゃーん!!!
    〝名もなき信仰者〟:16dx7+10 命中判定!
    DoubleCross : (16DX7+10) → 10[1,1,1,2,2,3,3,3,5,5,5,6,6,6,10,10]+6[1,6]+10 → 26

    蛇ノ目麻紀:雨粒の矢……シーン攻撃だと!?
    蛇ノ目麻紀:そんな強力なエフェクトを……許せないぜ!
    蛇ノ目麻紀:ドッジ
    空野 雫:(一応だけドッジしておこう)
    空野 雫:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 9[4,9,9,9] → 9

    蛇ノ目麻紀:5dx>=26
    DoubleCross : (5DX10>=26) → 8[4,5,5,5,8] → 8 → 失敗

    明時 ユウグレ:ううん、ここは体力的に庇ってもらってもうま味があまりないので雨落さんが雫のねーちゃんを庇うのがいいと思います
    明時 ユウグレ:私は復讐するので……
    雨落 花乃:そうするぜ
    明時 ユウグレ:では復讐の刃!
    雨落 花乃:そういえばコンボ名があります
    明時 ユウグレ:なっ
    空野 雫:わぁい お礼に頑張るね残響使っちゃったけど
    雨落 花乃:リアクションコンボ【XSSセッションジャマー】《マグネットフォース》
    雨落 花乃:雫ちゃんをカバー
    明時 ユウグレ:うおー!
    明時 ユウグレ:エンカウント・リッパー:《復讐の刃》:攻撃を受けた際リアクション放棄して使用:白兵攻撃でカウンター:リアクション不可:相手の最も高い装甲一つ無視:5dx8/8dx7:侵蝕+6
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を6(→ 6)増加 (105 → 111)
    GM:おおっと
    GM:明時ユウグレさん。復讐の刃の弱点を知っているかね
    明時 ユウグレ:なにィ……?
    GM:至近で使うオートアクションだということだよ
    明時 ユウグレ:なっまさか
    〝名もなき信仰者〟:《レネゲイドディゾルバー》
    明時 ユウグレ:ギャアーッ!!!
    〝名もなき信仰者〟:その復讐をぶちこわす!
    明時 ユウグレ:そげぶ!!!
    明時 ユウグレ:はい……普通に喰らいます……(フワー)
    〝名もなき信仰者〟:至近で使用されたオートアクションの打ち消しエフェクトだぜ。
    明時 ユウグレ:ウロピュアって言ってたしね……
    〝名もなき信仰者〟:ということで改めてダメージだ
    〝名もなき信仰者〟:3dx+24
    DoubleCross : (3DX10+24) → 10[8,8,10]+3[3]+24 → 37

    雨落 花乃:dxなっとる
    明時 ユウグレ:ほんとだ
    GM:ミスってるわね
    〝名もなき信仰者〟:3d10+24
    DoubleCross : (3D10+24) → 15[6,8,1]+24 → 39

    GM:なんか増えた
    明時 ユウグレ:当然死ぬ!名もなき信仰者にロイス取って即昇華!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを12(→ 12)増加 (3 → 15)
    明時 ユウグレ:同情/◎しぶとい
    雨落 花乃:リザレクト
    雨落 花乃:96+1d10
    DoubleCross : (96+1D10) → 96+5[5] → 101

    雨落 花乃:グッド
    GM:微調整の鬼か
    蛇ノ目麻紀:倒れます
    蛇ノ目麻紀:雫ちゃんへのロイスをタイタスにして昇華!復活!
    蛇ノ目麻紀:HP12で復活
    〝名もなき信仰者〟:──にわかに、空に黒雲が集った。
    明時 ユウグレ:「ち、雷は使うのかよ…!」
    〝名もなき信仰者〟:いつのまにか霧も晴れて、青々とした空の、
    〝名もなき信仰者〟:そのジャームの頭上のみに固まる黒雲──
    〝名もなき信仰者〟:「おちろ」
    〝名もなき信仰者〟:ぴしゃああぁっ!!
    〝名もなき信仰者〟:先ほどに比べて威力は劣るが──
    明時 ユウグレ:「ぐ、が―――!」当然反撃しようとしていたが――
    〝名もなき信仰者〟:しかし降り注ぐいかずちの数は、その比ではない!
    〝名もなき信仰者〟:「ふせよ」
    雨落 花乃:「一気にビジュアルが古典的に…」
    雨落 花乃:「[1s,50m, 起動ブート]」
    〝名もなき信仰者〟:体を起こし、刃を振るおうとする者を見とがめた。
    〝名もなき信仰者〟:滝のような雨が、そこへ降り注ぐ。
    〝名もなき信仰者〟:多量の水という重量物による、物理的な圧迫。
    明時 ユウグレ:「ッ…!が、ぁ…!」嵐のようなそれに吹き飛ばされる!
    雨落 花乃:「[対象Aにプロトコル137,実行ラン]」
    明時 ユウグレ:「ゲホッ、 、……シャワー代わりには……なったな、ぐ…」ばしゃり。起き上がりながら強がる。
    雨落 花乃:先程の避雷動作を繰り返し、雷を自らに誘導する
    空野 雫:「あ……雨落、さん……っ!」
    雨落 花乃:「ゴホッ……全く。げほ。」内外の消耗もそろそろ臨界だ。鼻血を拭う
    雨落 花乃:「ちょっとなんとかなりそうで、その癖こんなに凶暴だなんて」
    雨落 花乃:「最悪な飴と鞭。」
    蛇ノ目麻紀:「ぶべべべべ!!!」脱皮したての柔い肌に雷と雨が突き刺さる
    蛇ノ目麻紀:脱皮するが、侵蝕は不安定な値に突入していた
    GM:手番、行動値5の明時さん!
    明時 ユウグレ:アーイ!マイナー無し!メジャー!
    明時 ユウグレ:当たると痛ェぞ!:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》:7(11)dx7:14+2d:相手の最も高い装甲一つ無視:侵蝕+5
    明時 ユウグレ:殴る!対象は名もなき信仰者!
    明時 ユウグレ:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[2,2,3,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[3,6,6,8,8,9]+10[4,4,9]+1[1] → 31

    明時 ユウグレ:リアクションどうぞ
    〝名もなき信仰者〟:これは……ふぅむ
    〝名もなき信仰者〟:《浄玻璃の鏡》でドッジ!
    明時 ユウグレ:そんなもんまで!
    〝名もなき信仰者〟:17dx+10
    DoubleCross : (17DX10+10) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,5,6,7,7,9,9,10,10]+9[2,9]+10 → 29

    明時 ユウグレ:あっぶな!!!
    〝名もなき信仰者〟:……チィッ!
    〝名もなき信仰者〟:ダメージどうぞ!
    明時 ユウグレ:命中は命中だ!おとなしく食らえい!
    明時 ユウグレ:4d10+14+2d10
    DoubleCross : (4D10+14+2D10) → 13[1,9,1,2]+14+10[2,8] → 37

    明時 ユウグレ:ぬん、下振れ
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を5(→ 5)増加 (111 → 116)
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを-3(→ -3)増加 (15 → 12)
    GM:流石にその一発ではまだ死なないなぁ……!
    明時 ユウグレ:そりゃあね!
    GM:ということで演出どうぞだ
    明時 ユウグレ:「ッ…!」がり、がり。地面を擦り、グンソーを杖に立ち上がる。
    明時 ユウグレ:「舐めた真似してんじゃねェぞ…雷さんにでもなったつもりか?」
    明時 ユウグレ:――ユウグレのやることは、決まっている。
    明時 ユウグレ:突っ込んで、殴り飛ばす。それだけだ。
    明時 ユウグレ:「――見下ろしてんじゃーー」ごっ。キュマイラとエグザイルによる肉体に任せて跳ぶ。
    明時 ユウグレ:「――ねえッ!」グンソーの腹で地面に叩きつけるように、上から振り下ろす!
    〝名もなき信仰者〟:じゃぎぃっ!
    〝名もなき信仰者〟:先ほどまでの獣よりは装甲が薄い。刃は通る。
    〝名もなき信仰者〟:だが──先ほどまでの獣より、生物としての反応が希薄だ。
    明時 ユウグレ:(そう言う所はあっちの状態の方が辛かったが――ち、なんだコイツ……)
    〝名もなき信仰者〟:確かに刃は通りダメージは入った筈なのに、
    〝名もなき信仰者〟:表情も変わらず、苦悶の声も上げない。
    明時 ユウグレ:「――何だってんだ、くそ」とん。着地。
    〝名もなき信仰者〟:そういう機能がオミットされたかのように。
    〝名もなき信仰者〟:「しなない」
    〝名もなき信仰者〟:「ころされない」
    〝名もなき信仰者〟:「…………」
    〝名もなき信仰者〟:「よい」
    明時 ユウグレ:「――なら、やるこたァ簡単だ」
    明時 ユウグレ:「死ぬまで――殴り飛ばす!」

    GM:クリンナップ。たぶん無い
    蛇ノ目麻紀:ないニョロ

    ラウンド2


    GM:セットアップ!
    明時 ユウグレ:なし!
    〝名もなき信仰者〟:無し!
    空野 雫:《赤方偏移世界》
    雨落 花乃:なし
    空野 雫:誰かひとりの行動値を+6できるよ……
    明時 ユウグレ:+6かあ
    雨落 花乃:マジ?やるねえ
    明時 ユウグレ:雨落さんかな?12を抜けるし
    雨落 花乃:私がブッ放すか
    雨落 花乃:まだ使ってないカードもあるし
    明時 ユウグレ:うおー!いったれ!
    空野 雫:じゃあ対象は雨落さんだ
    蛇ノ目麻紀:いっちゃえ~
    雨落 花乃:いただきマンモス
    空野 雫:一応戦闘移動距離+10mのバフもかかる
    GM:ということで
    GM:手番はそのまま行動値13になった雨落さんだぜ
    雨落 花乃:マイターン
    雨落 花乃:マイナー無し、メジャーコンボ【CPCインジェクション】《コンセ:ノイマン》+《コントロールソート》
    雨落 花乃:対象名もなき信仰者
    雨落 花乃:10dx7+8
    DoubleCross : (10DX7+8) → 10[1,1,4,5,6,6,6,6,7,7]+10[5,9]+1[1]+8 → 29

    雨落 花乃:いきなり細る
    明時 ユウグレ:ぬうん
    〝名もなき信仰者〟:これなら避けられるかな……《浄玻璃の鏡》!
    〝名もなき信仰者〟:17dx+10
    DoubleCross : (17DX10+10) → 9[1,2,2,2,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,8,8,9]+10 → 19

    明時 ユウグレ:ほっ
    〝名もなき信仰者〟:oh...
    〝名もなき信仰者〟:ダメージを……どうぞ……!
    雨落 花乃:フッ
    雨落 花乃:ダメージロールの際に雷神の槌のアクティブ効果起動。ダメージ+2d10
    雨落 花乃:装甲ー15減算もよろしくね
    雨落 花乃:ではダメージ
    GM:あっそうじゃん、まだ遺産のそれがあるんじゃん!
    明時 ユウグレ:おお!
    雨落 花乃:6d10+20
    DoubleCross : (6D10+20) → 21[3,3,7,4,2,2]+20 → 41

    雨落 花乃:でもまたしょっぱいな。
    雨落 花乃:バックファイア込でHP2に

    GM:41……これならまだ死なないが……だいぶボロボロ!
    GM:具体的にはこう、同じくらいの火力がもう一発入ったら行けそうな手応え!
    雨落 花乃
    雨落 花乃:「[臨戦起動アサルト]」
    雨落 花乃:(生命規格が違う相手だと、割付プロットの精度が落ちる…。構造が人間だから近似させればいいと思うけど)
    雨落 花乃:(でも、元とはいえ、同胞の子を狙った。生きたいと願う子を。)
    雨落 花乃:(ならば、相応の扱いをこちらも取らせてもらう)
    雨落 花乃:「[右肘までをコンデンサと認識接続シンクコネクト,過給オーバーチャージ]」銃内部のコンデンサーどころか、肉体の一部までもを充電器と見立てる
    雨落 花乃:主観の世界は停止しているが、こと電流にとっては、この思考の通信媒体だ。よって停まった世界の中でも十全に充電がなされる
    雨落 花乃:「[充電率357%を全て次弾に割当て,焦点Aにプロトコル032,実行ラン]」
    雨落 花乃:暴発。傍からはそう見えるかもしれない
    雨落 花乃:否、正確な表現ではなかろう。視界が全て白に染まり、その荷電粒子の光条が逆に影となる。
    雨落 花乃:艦載兵器に匹敵する出力で、地上の雷が天へと迸り、堕ちた存在の頭部を撃ち抜く
    〝名もなき信仰者〟:空から地上へ一方的に下す筈の裁きが、空へと立ち上る。
    〝名もなき信仰者〟:神の使徒の紛い物は、頭部を砕かれた。……それはすぐにも、蠢く肉塊を用いて再生が行われるが、
    〝名もなき信仰者〟:再生の所用時間。再生後の反応速度。
    〝名もなき信仰者〟:いずれも、獣であった頃より、先ほどの斬撃の後より鈍っている。
    〝名もなき信仰者〟:「ほろび」
    〝名もなき信仰者〟:「いまわしい」
    〝名もなき信仰者〟:ゆっくりと、空から、それが見下ろす。
    〝名もなき信仰者〟:信仰者であった筈が、その祈りを捧げるべき者を真似て。
    雨落 花乃:「あいたた……やっぱり、罰なんて私には荷が重いわ」
    雨落 花乃:100%とわざわざ設定してあるようなものに過剰供給すれば、当然ほころびが出る。今回は右腕が全体的に焦げ臭い。恐らく多少炭化している可能性もある
    空野 雫:「あ、ぁあああ……っ、む」
    空野 雫:「無茶……しすぎです……っ」
    明時 ユウグレ:「バチなんて当てるのは神様ぐらいのもんだろ、人が無理する必要はねえよ雨のねーちゃん」
    雨落 花乃:「丸呑みされた人間に言われたくないわ」
    雨落 花乃:器用に左手で懐からスティックを咥える
    明時 ユウグレ:ぶふっと噴き出した。
    明時 ユウグレ:「違いない」
    蛇ノ目麻紀:「効いてる……効いてるよ……!」
    雨落 花乃:「やっぱり、適切でないものはバランスが取れないってことね」
    雨落 花乃:「頭を再生させたのならさっきより中身が詰まったでしょう。こうべを垂れて反省したら?」
    雨落 花乃:侵蝕105
    GM:手番、行動値12、名もなき信仰者
    〝名もなき信仰者〟:やることは同じ。マイナーが無しで
    〝名もなき信仰者〟:メジャー《原初の赤:雷の槍》+《原初の赤:雨粒の矢》 対象は敵対者4人
    〝名もなき信仰者〟:16dx7+10 命中判定!
    DoubleCross : (16DX7+10) → 10[1,1,2,2,3,6,6,7,7,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,5,5,5,6,6,8]+10[10]+10[8]+10[7]+3[3]+10 → 63

    明時 ユウグレ:当然懲りねェ!《復讐の刃》!
    〝名もなき信仰者〟:急に回ったわ
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を6(→ 6)増加 (116 → 122)
    蛇ノ目麻紀:なんだその出目!?
    蛇ノ目麻紀:ドッジ!
    〝名もなき信仰者〟:当然その復讐を《レネゲイドディゾルバー》!
    〝名もなき信仰者〟:……残り回数1!
    明時 ユウグレ:グエ―ッ!でもこれでカバーが安全になった
    蛇ノ目麻紀:5dx>=63
    DoubleCross : (5DX10>=63) → 9[4,6,8,9,9] → 9 → 失敗

    明時 ユウグレ:何ィ、まだ一回あるだと……
    〝名もなき信仰者〟:私の侵蝕は200!
    明時 ユウグレ:なるほどね
    〝名もなき信仰者〟:エフェクトレベルは2上昇しているのだ!
    明時 ユウグレ:ともかくこっちは食らう!
    〝名もなき信仰者〟:7d10+24
    DoubleCross : (7D10+24) → 52[8,3,10,8,10,7,6]+24 → 76

    明時 ユウグレ:吹っ飛ぶ!雨のねーちゃんのロイス切って復活!
    蛇ノ目麻紀:耐えられるはずも無く……
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレのHPを3(→ 3)増加 (12 → 15)
    雨落 花乃:【XSSセッションジャマー】雫カバー
    蛇ノ目麻紀:〝名もなき信仰者〟へロイスを取ってタイタス昇華
    蛇ノ目麻紀:HP12で復活
    〝名もなき信仰者〟:そのカバーも……《レネゲイドディゾルバー》!
    雨落 花乃:吹っ飛ぶので信仰者に哀れみ/敵意○で取って昇華します
    雨落 花乃:連射できたっけ
    蛇ノ目麻紀:ディゾルバーはできる!
    明時 ユウグレ:ぬわー!
    GM:できるのだ
    空野 雫:ということでこちらも吹っ飛んで戦闘不能になっておきます
    雨落 花乃:おのれ~
    〝名もなき信仰者〟:──なり振り構わず、いかずちを降らす。
    〝名もなき信仰者〟:「ふせよ」
    〝名もなき信仰者〟:「おちよ」
    〝名もなき信仰者〟:「そして」
    〝名もなき信仰者〟:「しね」
    〝名もなき信仰者〟:その狙いは粗雑で、ひとつやふたつであれば容易に避けられようが、
    〝名もなき信仰者〟:それが数十。
    明時 ユウグレ:「ッ、この……ぐあぁあっ!」
    〝名もなき信仰者〟:狙いが定まらぬからこそ、軌道を読むという高等技術もさして意味が無い。
    〝名もなき信仰者〟:ただ出力に任せ──その出力さえ命を削りながら生むものだが──
    〝名もなき信仰者〟:ひたすらに雷を落とす。
    〝名もなき信仰者〟:それはまるで小さな子供が、近づかれたくないからと、
    雨落 花乃:(駄目…ちょっとした避雷程度では足りない…!)
    〝名もなき信仰者〟:手の届く範囲にあるものを片っ端から投げつけるような攻撃である。
    蛇ノ目麻紀:「やだやだやだ~~~~っ!!!」
    明時 ユウグレ:「……くそ、滅茶苦茶やりやがって……!」ぶすぶすと身体を焦げさせながら、それでもまた。
    蛇ノ目麻紀:何度も雷に貫かれ
    蛇ノ目麻紀:脱皮してもまだ、全身が痺れる感覚が残っている
    空野 雫:「ひ……ひやぁっ……!」
    雨落 花乃:「御免なさいね…流石に、受けきれなかった」
    空野 雫:雷が小柄な身体を貫き、少女が悲鳴を上げる。
    空野 雫:疲労の蓄積か、落雷の衝撃か、草原に落ちた身体はそのまま意識を失う。
    雨落 花乃:むしろ出血した箇所も焼け焦げ止血になったのは不幸中の幸いであったが、か細いものだ。全身に火傷が走る
    〝名もなき信仰者〟:そして空に浮かぶジャームは、雷よりも甲高く叫ぶのだ。
    〝名もなき信仰者〟:「しにたくない」
    〝名もなき信仰者〟:「しにたくない!」
    〝名もなき信仰者〟:「わたしは!」
    〝名もなき信仰者〟:「しにたくない!」
    蛇ノ目麻紀:「そんなのあたしも同じニョロ……!」
    GM:手番、行動値8、へびさん!
    蛇ノ目麻紀:ニョロロ!
    蛇ノ目麻紀:メジャーアクション、《セレリティ》!
    GM:来やがったわね
    蛇ノ目麻紀:メジャーアクションを続けて2回行います!侵蝕+5
    〝名もなき信仰者〟:二発とも避けてやらぁな!
    蛇ノ目麻紀:シャーッ!(蛇にらみ)
    蛇ノ目麻紀:1回目
    蛇ノ目麻紀:コンボ:『蛇神の威光』《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
    蛇ノ目麻紀:対象は〝名もなき信仰者〟!
    蛇ノ目麻紀:7dx10+16
    DoubleCross : (7DX10+16) → 10[1,1,2,3,5,6,10]+4[4]+16 → 30

    〝名もなき信仰者〟:《浄玻璃の鏡》
    〝名もなき信仰者〟:17dx+10
    DoubleCross : (17DX10+10) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,5,5,5,6,8,8,8,9,10]+4[4]+10 → 24

    〝名もなき信仰者〟:こんだけ回したのに!
    蛇ノ目麻紀:あぶないニョロ!
    蛇ノ目麻紀:4d10+24 装甲無視ダメージ
    DoubleCross : (4D10+24) → 18[2,6,5,5]+24 → 42

    GM:……むむむ、次喰らうと危ないまであるな……!
    蛇ノ目麻紀:イーヒヒ!次行っちゃうニョロ!
    蛇ノ目麻紀:コンボ:『蛇神の威光』《原初の赤:サイレンの魔女》+《混沌なる主》
    蛇ノ目麻紀:7dx10+16
    DoubleCross : (7DX10+16) → 9[1,1,2,3,5,8,9]+16 → 25

    〝名もなき信仰者〟:避けられなくもなさそうだが……そう何度も喰らってられるか!
    〝名もなき信仰者〟:一発限りのこいつを使うぞ
    〝名もなき信仰者〟:《原初の黒:時の棺》!
    蛇ノ目麻紀:何ィ
    蛇ノ目麻紀:他のシンドロームの便利なエフェクトを使えるなんて……
    蛇ノ目麻紀:なんてズルいんだウロボロス!
    明時 ユウグレ:つ鏡
    〝名もなき信仰者〟:これが経験点に制限のないウロボロスの力だ!
    蛇ノ目麻紀:判定は……失敗となってしまう
    蛇ノ目麻紀:侵蝕+8が2回で125に
    蛇ノ目麻紀:あとセレリティでHPを8点失います 残りHP4
    蛇ノ目麻紀:演出!
    蛇ノ目麻紀:「う、うぐぐ……」
    蛇ノ目麻紀:〝名もなき信仰者〟の広げる翼に負けないほどに
    蛇ノ目麻紀:自分の白い翼を大きく、大きく広げて
    蛇ノ目麻紀:その翼に、金色の輝きが宿る
    蛇ノ目麻紀:「□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□!!!!!!!!!!!!!」
    明時 ユウグレ:「ッ…!」丁度雷に打たれまくって、耳が少し聞こえなくなってたのが幸いしたらしい。
    蛇ノ目麻紀:文字に起こすことのできない絶叫が、〝名もなき信仰者〟の全身に浴びせられる
    明時 ユウグレ:そうでなければきっとこっちまで喰らっていた、と確信できる。そんな声。
    蛇ノ目麻紀:これまでのように朽ち果てさせるのではなく
    蛇ノ目麻紀:聞いた者の肉体を光に包み、天へ昇華させる
    蛇ノ目麻紀:その声は一度途切れて
    蛇ノ目麻紀:「───カッ、ハ……」
    蛇ノ目麻紀:「ハァ……ハァ……」
    蛇ノ目麻紀:「まだ……まだ!」
    明時 ユウグレ:「ッ」ぱん。先んじて今度こそ耳をふさぐ。
    〝名もなき信仰者〟:砂時計の砂のように、崩れていくその身体。
    〝名もなき信仰者〟:……砂時計と違うのは、地上から空へ向けて砂が落ちることか。
    〝名もなき信仰者〟:このまま音に晒されていれば、やがてこのジャームも、
    〝名もなき信仰者〟:レネゲイドウィルスで編まれた肉体の全てを喪失する──筈であった。
    〝名もなき信仰者〟:「わかち」
    〝名もなき信仰者〟:「とざす」
    〝名もなき信仰者〟:──艶も無く、ただひたすらに黒い影が、
    〝名もなき信仰者〟:真球となってジャームを包み込んだ。
    蛇ノ目麻紀:「────!?」
    蛇ノ目麻紀:「ずるい……ずるいよ……!」シャーッ
    蛇ノ目麻紀:力を出し切り、へなへなと倒れる
    〝名もなき信仰者〟:……しばらくの間、何も起こらなかった。
    〝名もなき信仰者〟:黒い真球の中は──異なる世界だ。
    〝名もなき信仰者〟:彼女が自分の為に生み出した、彼女の為の楽園。
    〝名もなき信仰者〟:自分を妨げる者が無く、存分に祈りを捧げられる場所。
    〝名もなき信仰者〟:……それは外界と一切の繋がりを断っているが故に、
    〝名もなき信仰者〟:祈りさえ何処にも届かないが──誰の干渉も受けない。
    〝名もなき信仰者〟:やがて真球は剥がれ落ちる。
    〝名もなき信仰者〟:彼女は未だ、そこに在る。
    蛇ノ目麻紀:「あともう少し……だったのにぃ」
    蛇ノ目麻紀:「あとは……任せ……た……!」ユウグレにサムズアップをする
    明時 ユウグレ:「おう」こん、こぶしを少し合わせる。
    明時 ユウグレ:「モチのロンよ」
    GM:では
    GM:手番、行動値5、明時ユウグレ!
    明時 ユウグレ:あい!
    明時 ユウグレ:マイナー無し、メジャー!
    明時 ユウグレ:当たると痛ェぞ!:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》:7(11)dx7:14+2d:相手の最も高い装甲一つ無視:侵蝕+5
    明時 ユウグレ:フライアガレー
    明時 ユウグレ:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[1,2,3,3,3,5,7,7,9,9,10]+10[1,1,3,5,7]+4[4] → 24

    明時 ユウグレ:くそう低い、リアクションどうぞ
    〝名もなき信仰者〟:いけるかな……《浄玻璃の鏡》
    〝名もなき信仰者〟:17dx+10
    DoubleCross : (17DX10+10) → 10[1,1,2,3,3,4,4,4,5,5,6,8,8,9,10,10,10]+10[3,9,10]+6[6]+10 → 36

    明時 ユウグレ:でっか
    〝名もなき信仰者〟:ふふふ
    〝名もなき信仰者〟:やっと避けれた!
    明時 ユウグレ:流石に無理だなあ……なんもなし!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を5(→ 5)増加 (122 → 127)
    明時 ユウグレ:「ち、っつっても……」
    明時 ユウグレ:とん、とん。建物の壁を蹴り、跳びあがるが。
    明時 ユウグレ:(直線的に過ぎるのは自分でもわかってんだが――くそ、空飛べるってズルいな!)
    明時 ユウグレ:狙いは翼、縦にグンソーを振り下ろすが。
    〝名もなき信仰者〟:片手を振る。小規模の雷鳴──それが、剣の形を取る。
    〝名もなき信仰者〟:振り下ろされるスコップに合わせるよう、剣を軌道へ運ぶと、
    〝名もなき信仰者〟:それは手で支えずとも虚空に留まり、攻撃を遮る盾となった。
    明時 ユウグレ:「ち、面倒くさい奴だ…!気に入らねェ!」ガ ぎん!弾かれ、そのまま地面に着地。
    明時 ユウグレ:「テメェ、何で生きたい生きたい言ってるくせに――」
    明時 ユウグレ:「そんなに生気も何もねえ面してんだ!気に入らねえ!」
    GM:死にたくない
    GM:生きたい
    GM:きっとその二つの願いは……似ているようで、違うのだ。
    GM:……では
    GM:クリンナップ。無いだろうたぶん

    ラウンド3


    GM:セットアップ!
    明時 ユウグレ:なし!
    雨落 花乃:なし
    蛇ノ目麻紀:ないニョロ!
    〝名もなき信仰者〟:なし 誰も無いわ
    GM:ということで行動値が戻った筈だから、手番は再びボス
    〝名もなき信仰者〟:よくよく考えるとエンゲージ的に、使えるエフェクトは
    〝名もなき信仰者〟:《原初の赤:雨粒の矢》
    〝名もなき信仰者〟:これだけ!
    明時 ユウグレ:悲しい物語だ
    〝名もなき信仰者〟:対象はPC3人全員!
    明時 ユウグレ:ディゾルバーが品切れなのは知っているぜ……!《復讐の刃》ァー!!!
    〝名もなき信仰者〟:17dx+10 命中判定
    DoubleCross : (17DX10+10) → 10[1,2,3,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10]+3[3]+10 → 23

    蛇ノ目麻紀:あたしドッジ!
    明時 ユウグレ:明時 ユウグレの侵蝕率を6(→ 6)増加 (127 → 133)
    明時 ユウグレ:エンカウント・リッパー:《復讐の刃》:攻撃を受けた際リアクション放棄して使用:白兵攻撃でカウンター:リアクション不可:相手の最も高い装甲一つ無視:5dx8/8dx7:侵蝕+6
    蛇ノ目麻紀:5dx>=23
    DoubleCross : (5DX10>=23) → 7[2,4,7,7,7] → 7 → 失敗

    〝名もなき信仰者〟:そうなんだよなぁー カバーじゃなくこっちに残すべきだったかぁ……!
    明時 ユウグレ:これなら回避もくそもねェ!食らえェ~~~~!!!
    雨落 花乃:うおおドッジ
    明時 ユウグレ:9dx7
    DoubleCross : (9DX7) → 10[1,1,2,4,6,6,6,9,10]+5[4,5] → 15

    蛇ノ目麻紀:いけーっ
    雨落 花乃:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 8[2,3,5,7,8] → 8

    明時 ユウグレ:2d10+14+2d10
    DoubleCross : (2D10+14+2D10) → 15[5,10]+14+8[3,5] → 37

    雨落 花乃:駄目。【XSSセッションジャマー】で蛇ノ目さんをかばいます
    〝名もなき信仰者〟:まずはダメージを出そう
    蛇ノ目麻紀:カバーされます!
    〝名もなき信仰者〟:3d10+10
    DoubleCross : (3D10+10) → 18[7,2,9]+10 → 28

    明時 ユウグレ:装甲があっても死ぬ!
    雨落 花乃:侵蝕107 そして死ぬ
    〝名もなき信仰者〟:sosite,
    〝名もなき信仰者〟:そして37ダメージだから、えーと
    〝名もなき信仰者〟:……合計116
    〝名もなき信仰者〟:これは削りきられる……復活エフェクトも無い!
    蛇ノ目麻紀:おお!
    雨落 花乃:蛇ノ目麻紀/ちょっとはやる/不安○/ロイス を取得して昇華復活
    雨落 花乃:やったのかいシンイチ
    明時 ユウグレ:しゃおらー!!!
    〝名もなき信仰者〟:──変わらず、ジャームの頭上ばかりは黒い雲が立ちこめている。
    〝名もなき信仰者〟:彼女の上にだけ空が無い。
    〝名もなき信仰者〟:彼女の上にだけ、神がいないとでも言うべきなのだろうか。
    〝名もなき信仰者〟:黒雲からはまた、地を穿つ雷の雨が降り注ぐ。
    明時 ユウグレ:ひゅん、ひゅるん。グンソーを二回回す。
    明時 ユウグレ:「気に入らねえ」
    〝名もなき信仰者〟:幾分か出力は落ちているとしても──それでもなお、オーヴァードの命を奪い得る殺傷力!
    明時 ユウグレ:そして、それを右手に握りしめ、思い切り引く。――投擲の構え。
    明時 ユウグレ:「死にたくもねえ、生きたくもねえ。そんな面してんだったら俺が終わらせてやる!」――じじっ。
    明時 ユウグレ:彼女の胸に埋め込まれた因子。それが唸りを上げ、一時"枠"をはみ出た奇跡を起こす。
    明時 ユウグレ:――ただ、それは今回は眼に見える物ではなく――
    明時 ユウグレ:――じじじっ。機械音声。
    明時 ユウグレ:『Syndrome:Morpheusモルフェウス_Grim_reaper殺戮
    明時 ユウグレ:――概念的な”死”であったがゆえに。
    明時 ユウグレ:『_』
    明時 ユウグレ:『_DER_FREISCHOTZ不可避の魔弾
    明時 ユウグレ:気づく者はいなかった。本人さえも。
    明時 ユウグレ:「お、らあああぁぁぁぁああああ――――ッ!!!」
    明時 ユウグレ:雷雲を裂き、跳ぶスコップ。
    明時 ユウグレ:それは過たず空の神、その胸に――
    〝名もなき信仰者〟:穿つ。
    〝名もなき信仰者〟:心臓も肺も何もない、信仰の他に何も収まっていない胸を。
    〝名もなき信仰者〟:穿たれた空白の向こうに、青空が見える。
    〝名もなき信仰者〟:あなた達には、だ。
    〝名もなき信仰者〟:ジャームが見上げるのは、黒い雲の重なる空である。
    〝名もなき信仰者〟:手を重ね、祈りを捧げるような姿となったジャームは──
    〝名もなき信仰者〟:「あ」
    〝名もなき信仰者〟:「ぁああああぁああぁあぁああああぁぁ──」
    〝名もなき信仰者〟:悲鳴と共に、崩れ去った。

    バックトラック


    GM:バックトラック(高速モード)!
    GM:Eロイスは
    GM:《餓えの淵》
    《予告された終焉》
    《さらなる絶望》
    《餓えの淵》

    GM:4つ!
    蛇ノ目麻紀:うおーっ
    GM:上手い具合に振りなさいな!
    明時 ユウグレ:ふるぜ!
    明時 ユウグレ:133-4d10
    DoubleCross : (133-4D10) → 133-16[9,1,1,5] → 117

    蛇ノ目麻紀:怖いので振ります
    蛇ノ目麻紀:125-4d10
    DoubleCross : (125-4D10) → 125-25[3,5,9,8] → 100

    雨落 花乃:ふらない
    雨落 花乃:等倍でいきます
    明時 ユウグレ:残りロイスは4つ、倍降り
    蛇ノ目麻紀:等倍振りで行きます!
    明時 ユウグレ:117-8d10
    DoubleCross : (117-8D10) → 117-46[10,5,3,5,9,2,6,6] → 71

    雨落 花乃:107-4d10
    DoubleCross : (107-4D10) → 107-23[7,1,8,7] → 84

    明時 ユウグレ:帰還!3点!
    雨落 花乃:帰還、5点です
    蛇ノ目麻紀:100-4d10
    DoubleCross : (100-4D10) → 100-30[2,10,10,8] → 70

    蛇ノ目麻紀:ギリギリ5点!
    GM:そこにいつもの5点だとかシナリオ5点、Eロイスを1つ1点として4点合わせ
    GM:14+侵蝕分持っていきな!
    明時 ユウグレ:おいしい!17点!
    蛇ノ目麻紀:19!うまいニョロ~
    雨落 花乃:19点ズルズル

    共通ED


    GM:──何日かが過ぎた。
    GM:かの研究施設はUGNの手に渡り、残された機械類の解析が進められている。
    GM:それも終われば施設は解体、跡地はやがて草木に覆われていくことだろう。
    GM:今はその前準備として、この山中としては幾年ぶりにか、人が忙しく行き来している段階である。
    空野 雫:「……あ……」
    空野 雫:再びこの地を訪れたあなた達を見て、少女がとことこと歩いて近づいてくる。
    蛇ノ目麻紀:「また来ることになるとは────ニョロ?」
    蛇ノ目麻紀:「……雫ちゃん!」
    雨落 花乃:もう見知った仲だ。堂々とスティックを吹かす
    明時 ユウグレ:「あ、雫のねーちゃんよっす」
    雨落 花乃:「まだここにいたのね」
    空野 雫:「戸籍が……無いもので……」
    空野 雫:「いちおう、UGNの人が準備はしてくれるらしいんですが……」
    明時 ユウグレ:「あー、保証人がいないと大変だよな中々……」
    蛇ノ目麻紀:「そ、そうなるのね……」
    明時 ユウグレ:「UGNはそう言う所割とちゃんとしてるから心配しなくていいぜ」経験者だ。
    蛇ノ目麻紀:「引きこもりにはあんまり優しくないけどね……」
    雨落 花乃:「まあ、そういう人間をチルドレンに仕上げないと人員が足りないってことなんだけど」
    雨落 花乃:「食い扶持に困らないから良いわ」
    明時 ユウグレ:「そうだなー、寝床もあるし」
    空野 雫:「……ところで、みんなは……今日は、何をしに……?」
    空野 雫:「また、おしごとですか……?」
    明時 ユウグレ:「ああ、そうだそうだ。墓作りに来たんだ」
    蛇ノ目麻紀:「倒すことにはなってけど……」
    蛇ノ目麻紀:「あの子たちだって、被害者みたいなものだから……」
    雨落 花乃:「みたい、というかまあ、被害者ね。」
    明時 ユウグレ:「ああ、だからこれぐらいはな」
    雨落 花乃:「墓の一つくらいはあって然るべきでしょう。」
    空野 雫:「……そうなんだ…………うん」
    空野 雫:「じゃあ、ね……こっち」

    GM:……雫の話によれば、一応の埋葬までは、UGNの職員が済ませてくれているようだ。
    GM:墓を作るだとか弔うだとか、そういうことまではまだ手が及んでいないというが、
    GM:少なくとも。誰かが間違えて踏みつけにするような場所ではない。
    雨落 花乃:「花と水は持ってきてるんだっけ」
    雨落 花乃:線香はある
    明時 ユウグレ:「ちゃんと持ってきたぜ」リュックサックに入れてきた。グンソーも同時に背負ってるぞ。
    明時 ユウグレ:ばさばさと手早く出して供えていく。
    蛇ノ目麻紀:「おかし……」
    蛇ノ目麻紀:持ってきた皿の上に、お供え物の菓子を乗せる
    雨落 花乃:エナジースティックを何本か転がす
    雨落 花乃:「これくらいしかなかった。」
    明時 ユウグレ:塩飴とクッキーを置いていく。
    雨落 花乃:「吹かすといいわ。元気になるから」
    蛇ノ目麻紀:(いいのかな……?)
    蛇ノ目麻紀:「えっとじゃあ……手を合わせて……」
    明時 ユウグレ:「ん……」真面目な顔で合掌。
    空野 雫:皆を真似るように、遅れて合掌。
    蛇ノ目麻紀:しゃがんでも雫ちゃんと同じくらいの高さで、合唱
    雨落 花乃:手を合わせる。神仏を信用はしてないけど、形ぐらい
    雨落 花乃:「これでよし。」
    明時 ユウグレ:「おう、成仏してくれよな」
    空野 雫:「……………………」
    空野 雫:「……これ」
    空野 雫:「もらっても、いい……かな……」
    空野 雫:お供え物のエナジースティックに視線を向けて。
    空野 雫:「……ほら」
    空野 雫:「……私も……実質的に……ここの子たちみたいなものだし……」
    雨落 花乃:「いいんじゃない」
    蛇ノ目麻紀:「お供えした後のものは、食べてもいいんだよお」
    雨落 花乃:「お腹にはたまらないけどね。」
    明時 ユウグレ:「ま、腐らせても勿体ないしな」
    空野 雫:「じゃ、じゃあ……」
    空野 雫:ぱくり。一本、スティックを口に咥えて
    空野 雫:「……助けてくれて、ありがとう」
    空野 雫:「……って、この子達の分も、合わせて言うね……」
    雨落 花乃:「ん。」
    雨落 花乃:煙を吐き出す
    雨落 花乃:「生きてて良かったね。」
    雨落 花乃:「私も、あなたも。」
    空野 雫:「……うん」
    雨落 花乃:「これからやりたいことはあるの?」
    空野 雫:「……うーん」
    空野 雫:「へんだね……なんでも出来るなーってなったら……」
    空野 雫:「今度は、何したらいいのか……よくわかんないや」
    雨落 花乃:「決めときなさい」
    雨落 花乃:「また、いつ死ぬかわからないのだから」
    蛇ノ目麻紀
    空野 雫:「……そっか。じゃあ、今決めた」
    空野 雫:口に咥えたスティックを、煙の出し方も良く分からないまま、
    空野 雫:ついでにお供えもののお菓子も一つ、ポケットに放り込む。
    空野 雫:「決めたから……さっそく、行くね」
    空野 雫:施設の方角──ではない。
    空野 雫:森の方へと、爪先を向ける。
    蛇ノ目麻紀:「ど、どこに……!」
    空野 雫:「お散歩」
    明時 ユウグレ:「……そっか」
    空野 雫:「住んでたとこの、一番近くなのに……ぜんぜん、歩いたこと、なかったから」
    空野 雫:「まずは、ここ」
    空野 雫:「……その後は、どこにいこうかなぁ」
    空野 雫:「どこでも……いいよね」
    空野 雫:「生きてるうちなら……どこでも、いけるから……」
    雨落 花乃:「……暗くなる前に帰りなさいよ」
    雨落 花乃:「場所なら用意してあるんだから」
    空野 雫:「……用意?」
    雨落 花乃:「UGN。」
    雨落 花乃:「生きたい人間は、できるだけ見捨てない組織よ。」
    空野 雫:「初聞き……」
    空野 雫:「……うん、わかった」
    空野 雫:「散歩が、終わったら……行くね……」
    蛇ノ目麻紀:「……心配だから、あたしもついて行っちゃお」
    明時 ユウグレ:「おう、いってらー」
    蛇ノ目麻紀:「森のお散歩、蛇がお供になってあげる」
    空野 雫:「え……それは……ご遠慮ください……」
    空野 雫:「ご遠慮ください……」二回言った。
    明時 ユウグレ:「二回言った」
    雨落 花乃:「あなた、外出にまだ慣れてないでしょう。迷うわよ」
    雨落 花乃:「今日はやめときなさい」
    空野 雫:「ふふ……」
    空野 雫:《ディメンジョンゲート》
    空野 雫:虚空に、暗い洞が口を開く。
    空野 雫:その中に少女は片足を踏み出して、
    空野 雫:「……助けて、くれて……ありがとう」
    空野 雫:「みんな、いい人だし……友達になれたらいいな、って思ってる……」
    空野 雫:「だから」
    空野 雫:「……また、そのうち……会おう、ね」
    蛇ノ目麻紀:「ええっ」
    空野 雫:「私は、お散歩と……それから」
    空野 雫:「捜し物、してくるから……」
    明時 ユウグレ:「そっか、頑張れ」
    雨落 花乃:「ん。」
    雨落 花乃:「またね、サバイバー」
    空野 雫:とん、と踏み出して
    空野 雫:ひゅっ、と消える。
    空野 雫:何処へでも行けるのだから、何処かに出かけたのだろう。
    雨落 花乃:「よし、じゃあ帰りましょうか。」
    明時 ユウグレ:「だなぁ、俺らも帰ろう」
    蛇ノ目麻紀:「大丈夫……かな……」
    明時 ユウグレ:「せっかくの自由を邪魔することもねえ、大丈夫だろきっと」
    明時 ユウグレ:「遊び疲れて、腹でも減ったら帰って来るだろ」
    雨落 花乃:「あのエフェクト、知ったところなら出入り出来るやつでしょ。」
    雨落 花乃:「困ったら戻ってこれる。今は、自由を味わう時間にしましょう」
    蛇ノ目麻紀:「……そういえば」
    明時 ユウグレ:「んぁ?」
    蛇ノ目麻紀:「蛇好きになった?って聞けなかった……」
    蛇ノ目麻紀:「ニョロ~……」
    明時 ユウグレ:「あ、気にしてたんか……」
    蛇ノ目麻紀:「次また会う理由が出来たニョロ」
    雨落 花乃:「前向きでいいじゃない」
    明時 ユウグレ:「……そーだな、次あった時に聞いてやろうぜ」
    雨落 花乃:「次があるって、素敵なことだわね。」
    雨落 花乃:「私も…」煙を吐き出す
    雨落 花乃:「次か。」
    雨落 花乃:「次、会えるといいわね。」
    雨落 花乃:踵を返して、元来た道を帰りだす
    蛇ノ目麻紀:「へへ……そうニョロ!」

    空野 雫:──数十mばかり離れた森の中。
    空野 雫:平地であればさておき……森の木々に妨げられれば、
    空野 雫:視界も、音も通らない。安心して一人になれる。
    空野 雫:「……ふぅ」
    空野 雫:感謝している。
    空野 雫:友達にもなりたい……と、そう思う。
    空野 雫:帰る場所まで用意してくれた。それがどんなところか、まだこの目で見ていなくとも、
    空野 雫:最後に逃げ込める場所がある。それだけで、なんと安心できることか。
    空野 雫:でも。
    空野 雫:「……ありがとう……けど、私……図々しいから」
    空野 雫:「もっと……もっと、って高望みしちゃう、の……」
    空野 雫:──もう、お前は不要だ。
    空野 雫:──お前の出来る事は全て、後継機に劣っている。
    空野 雫:──だが、用途は残っている。
    空野 雫:明瞭に思い出せる〝父親〟の言葉。
    空野 雫:その声が聞こえなくなる為に、自分は何をしたらいいのか、
    空野 雫:「探そう」
    空野 雫:分かっている。
    空野 雫:「……私を……必要としてくれる、人を」
    空野 雫:「……探しにいこう」
    空野 雫:何処へでも行けるし、なんだって出来る。
    空野 雫:……その試みの果てに、思春期の痛いつまずきを経験するかも知れないとしても、
    空野 雫:その痛みも、まぁ、生きているからだ。

    GM:Dx3rdセッション『塔は砕かれる』、一切の行程を終了致します。
    GM:お疲れ様でした!
    蛇ノ目麻紀:お疲れさまでした!
    明時 ユウグレ:お疲れさまでした!
    雨落 花乃:お疲れ様でした!