『夜空に星の光の夢を視る』

(GM:ぽぽ)


PC1:〝サンクチュアリ〟 薊 奏(あざみ・かなで)(キャラシート)PL:しお
PC2:〝トルクエトゥム〟 鶯宿 ユメ(おうしゅく・ - )(キャラシート)PL:ファサズ
PC3:〝クァグマイア〟 江長崎 啓(えながさき・けい)(キャラシート)PL:敗者T
PC3:〝タンブラーピジョン〟 鏑木 鵠(かぶらぎ・こう)(キャラシート)PL:ハシブトガラス

メイン雑談

目次

  • プリプレイ
  • 合同OP「夜の海を征く」
  • 薊奏OP「黄玉の瞳」
  • 鶯宿ユメOP「雨音は夜に響く」
  • 江長崎啓OP「注文の多い(メニーオーダー)」
  • 鏑木 鵠OP「鷹は密かに爪を研ぐ」
  • ミドル1「裏切りは嵐の様に」
  • ミドル2「雨音に紛れて」
  • ミドル3「復讐は過去より来る」
  • ミドル4「星の降る夜の前に」
  • クライマックス「そして夜鷹は星になる」
  • バックトラック
  • 合同ED「満天の星の下で」
  • 薊奏ED「双子星は船に揺られて」

  • プリプレイ

    ■トレーラー

    ああ、神様。
    私を哀れと思うなら、どうか役目をお与えください。

    暗闇に光が無いのなら。
    私を夜空の星へと変えてください。

    ああ、神様。
    どうか、私に役割をお与えください。

    N市近海。
    衛星通信施設を持つ洋上拠点デネブ。
    嵐によって一隻の輸送船がデネブへと緊急避難している。
    輸送される「荷物」はトパーズアイという名の大規模殲滅型オーヴァード。
    FHからUGNへと引き渡される予定の少年である。

    闇の中で風の音だけが大きく響いている。

    ダブルクロス3rd Edition
    『夜空に星の光の夢を視る』
     ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    ■自己紹介
    GM:では自己紹介
    GM:PC①の薊さん宜しくお願いします
    薊奏http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8uHTGAw
    薊奏:ヤー!
    薊奏:薊奏(あざみかなで)です。大N市に数多くいるあざみさんとかなでさんの一人です。
    GM:確かに
    GM:沢山居る
    薊奏:そこそこ初期に大N市に参入したものの出てくる機会があまりなかったですが
    薊奏:今回は護衛任務ということでまさにうってつけの人材と言えましょう
    GM:そうですね
    GM:正に護衛に適していると言えるでしょう!
    薊奏:エグ/バロ/キュマのトライブリードでスケーリーフット(なんか金属の鱗を持つ貝)のキュマイラ因子を持っているので
    薊奏:硬さが自慢です。逆に防御以外はからっきしなので
    薊奏:攻撃はおまかせする形になります。適材適所!
    GM:宜しくお願いします
    GM:そんな薊さんのハンドアウトはこちら
    PC1:薊奏
    シナリオロイス…トパーズアイ 推奨感情…任意/任意
    君の任務はトパーズアイをUGNまで護衛する事だ。
    トパーズアイは現在はその能力を失っているとされている。
    嵐が一段と強くなってきた時、トパーズアイは君に「敵が来る」と告げた。

    GM: 
    薊奏:守護らなければ……
    GM:トパーズアイ君は年齢も近いので仲良くしてあげてね
    薊奏:ナカヨシ!
    GM:では続いて
    GM:PC②鶯宿aん
    GM:さん
    鶯宿ユメ:はーい!
    鶯宿ユメhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYg9HH5gIM
    鶯宿ユメ:鶯宿ユメです!勤続一年目のエージェント、高卒。ですが新人の慎ましさとは無縁!
    鶯宿ユメ:もとは大N市出身ながら、4年前の崩落戦で生死をさまよう負傷に見舞われ、高校時代は北海道で療養。
    鶯宿ユメ:卒業後にUGNに入って戻ってきた出戻りガールです!
    鶯宿ユメ:データはノイマン/ウロボロス。遺産の栄光と勝利の槍を武器に、無形の影で全距離カウンターをキメます。
    鶯宿ユメ:勝利の女神で緊急的な支援もできるますぞ!
    鶯宿ユメ:常ににこにこと楽しげな様子ですが、これは崩落戦の傷で意識の戻らない脳から、
    鶯宿ユメ:遺産『栄光と勝利の槍』の作用により『常に勝利を目指す』そのための必要な記憶と情緒のみが引き出されているため。
    鶯宿ユメ:仕事自体はマジメだが、その内面は遺産で動く遺産人間なのだ!
    GM:い、遺産ニンゲン
    GM:なんてことだ
    鶯宿ユメ:大変ことぜ……
    鶯宿ユメ:今回は任務で、洋上拠点デネブにおいて、トパーズアイの護衛を行います。
    GM:遺産のパワーで頑張ってください
    GM:そんな鶯宿さんのハンドアウトはこちら
    鶯宿ユメ:初顔合わせの副官市蔵さんも頼もしいが、不穏な影が迫り……?
    鶯宿ユメ:あ、ハンドアウト、あざます!
    PC2:鶯宿ユメ
    シナリオロイス…市蔵星菜 推奨感情…任意/任意
    君の任務はトパーズアイの護衛である。
    嵐によって足止めを受けた君をデネブ駐屯部隊の副官である市蔵が出迎える。
    彼女の話では現在通信や各種レーダーも機能が不完全な状態だ。
    君は嫌な予感を感じていた。

    GM: 
    鶯宿ユメ:いやな予感がするわ!
    鶯宿ユメ:がんばって護衛します。よろしくね!
    GM:頼れるぜ
    GM:それでは次
    GM:PC③江長崎さん
    江長崎啓:シャッス!
    江長崎啓http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7tDH5gIM
    江長崎啓:江長崎啓(えながさき けい)。そこそこキャリアがあるUGN正規エージェント。
    江長崎啓:4歳の息子を持つシングルマザーでもあります。結婚歴はない。何もかんも崩落戦ってやつが悪いんだ。
    江長崎啓:当時はそれはもうバチバチに戦っていましたが、最近は割と落ち着いた性格になっています。悪く言えば冷め気味。
    GM:まったく崩落戦ってやつは
    江長崎啓:性能的にはグッドスタッフウロボロス/ノイマン2020であり、
    江長崎啓:後発サプリ特有の雑に強いエフェクト群を精神特化のステータスで振り回します。無形の影も完備。
    江長崎啓:低侵蝕帯では火力が低めですが、攻撃に行動値ダウンの追加効果があったりもする。撃破ターンで敵に手番を回さなければ事実上の時の棺なのでは?そういう設計思想です。
    江長崎啓:そんな感じ!
    GM:テクニカル
    GM:そんな人に苦労させるのは申し訳ない気持ちで一杯なんですが
    GM:江長崎さんのハンドアウトはこちら
    PC3:江長崎啓
    シナリオロイス…メニーオーダー 推奨感情…任意/任意
    君の任務はトパーズアイの護衛に伴うFHとの折衝である。
    FH側の担当者であるメニーオーダーは予定の変更にいら立っている。
    君の苦労はまだ続きそうだ。

    GM: 
    江長崎啓:苦労だとォ~
    江長崎啓:最年長だからね。頑張りましょう
    江長崎啓:よろしくお願いします!
    GM:FHエージェントのメニーオーダーさんはネチネチした性格なのですが一応受け渡し担当なので
    GM:相手をしてあげないといけないんですよね
    江長崎啓:しかたないな~
    GM:そんな感じで宜しくお願いします
    GM:では次で最後
    GM:PC④鏑木さん
    鏑木 鵠:いえっさ
    鏑木 鵠https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjeHgzgIM
    鏑木 鵠:鏑木 鵠(かぶらぎ・こう)。胎児期に母体経由で感染した、先天的オーヴァードとしてはほぼ最初の世代です。
    GM:経歴が長い
    鏑木 鵠:産まれた時点で翼が生えていた為、死産扱いで研究施設へ。UGN発足が16年前くらいらしいので、4歳ごろにUGNの管理下に置かれた感じでしょう。
    鏑木 鵠:なのでチルドレンとしてもほぼ最初の世代。その為に自分が人間であるという意識は少し薄いかも知れません。
    鏑木 鵠:オーヴァードという、人間に似た別の種族という認識といいますか。
    GM:超越者意識
    鏑木 鵠:性能は、完全獣化や骨剣死招きでシーン中の性能を確保したら、後は一閃でひたすら飛んで行くだけなのですが
    鏑木 鵠:希少価値である鷹の翼を搭載している為、堂々と大空を舞うロールができます。
    GM:なるほど
    GM:いいですよね飛行戦闘
    鏑木 鵠:自分ひとりで色々こなそうとしつつ結局カバーされるような立ち回りを頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
    GM:そんな鏑木さんのハンドアウトはこちら
    PC3:鏑木 鵠
    シナリオロイス…鷹城勇吾 推奨感情…任意/任意
    君は応援として任務に参加している。
    そんな君にデネブ駐屯部隊の隊長である鷹城が声をかける。
    「どうせ嵐が止むまではヒマだろう?俺達に付き合う気はないか?」

    GM: 
    鏑木 鵠:何かわるいおさそいを受けるみたいですね
    GM:TRPGしようぜってお誘いかもしれませんよ?
    鏑木 鵠:「武道とマーシャルアーツ両方使ってもいいですか?」
    GM:「いいけど序盤からSAN値チェック多めにするね?」
    GM:とにかく誘いに乗るかどうかは君次第だ
    鏑木 鵠:きになります
    GM:それでは宜しくお願いします
    鏑木 鵠:よろしくお願い致します
    GM:ではセッションを始めていきましょう!

    合同OP:「夜の海を征く」


    GM:合同OP
    GM:全員登場してください
    薊奏:33+1d10
    DoubleCross : (33+1D10) → 33+1[1] → 34

    江長崎啓:38+1d10
    DoubleCross : (38+1D10) → 38+7[7] → 45

    鏑木 鵠:1d10+35
    DoubleCross : (1D10+35) → 7[7]+35 → 42

    鶯宿ユメ:44+1d10
    DoubleCross : (44+1D10) → 44+10[10] → 54

    GM:侵蝕の格差社会
    GM:----
    GM:OP1「夜の海を征く」
    GM:昼過ぎに振り始めた雨は強さを増し、陽が落ちる頃には激しい風も伴う嵐になっていた。
    GM:君達を乗せた船は順調に進んでいたが、流石に揺れが激しくなってきた。
    高田船長:「乗員の皆様にお伝えします」
    高田船長:「順調に進めば明日にはN市に到着の予定でしたが」
    高田船長:「この嵐の中、このまま進む場合、安全の保障を致しかねます」
    高田船長:「一時的な避難停泊を提案したいのですが」
    高田船長:「如何でしょうか?」
    GM:船長の高田はがっしりとした体格の初老の男で頼りがいのある風貌をしている。
    GM:その彼が言う事は間違いが無いように思えるだろう。
    ”メニーオーダー”:「いやいや、困りますねえ」
    ”メニーオーダー”:「引き渡しの予定が変わるのは困りますよ」
    GM:今回の引き渡し任務のFH側の担当者であるメニーオーダーが異を唱える
    GM:そもそもこの航路を指定したのは彼だ。
    ”メニーオーダー”:「私はこれでも忙しいんです。予定が詰まっているのでね」
    鏑木 鵠:「〝積み荷〟が船ごと沈むのも、困るでしょう」と口を差し挟む、ビジネスマンのようなスーツ姿の若い女。
    高田船長:「だ、そうだが。他の方の意見を聞きたい」
    江長崎啓:「……」席についたままで嘆息する。「私もさっさと帰りたいんだけれど」
    鏑木 鵠:「万が一の事態も無く引き渡しが完了できるように、最大限の安全策を取るべき──と思います」
    薊奏:「さすがに嵐から守るのはむずかしいです」
    鶯宿ユメ:「メニーオーダーさん、メニーオーダーさん」にこにことした顔。身長150と少しの、小柄と言っていい女が言う
    ”メニーオーダー”:「なんですか?」
    鶯宿ユメ:「台風なのはどうしようもないわ。其の道のプロが難しいって言うんだから、仕方ないんじゃないかしら」
    鶯宿ユメ:「芸能人さん……あ、この間のカップラーメンビックリレシピ、試してみました。おいしかったわ」
    鶯宿ユメ:「が忙しいのは判るけど、ここは一つの骨休みだと思いましょうよ」
    ”メニーオーダー”:「…ふぅ」
    鶯宿ユメ:状況からすると少しズレた意見を、朗らかな顔で言う!
    ”メニーオーダー”:「ま、私も芸能人のはしくれ、見苦しい行いをしてまで我を通そうとは思いませんよ」
    ”メニーオーダー”:「ええ、UGNの皆さんがそうおっしゃるのなら」
    ”メニーオーダー”:「仕方なく。ええ、仕方なくそちらの意見を採用しても構いませんよ」
    鶯宿ユメ:「あ。船長さん、わたしからも以上です。専門家さんの判断には、従うわ」
    江長崎啓:「……実際のところ、どうなのかしら。船酔いでは済みそうにないの?」二人のやり取りを受け、船長へと問いを向ける。
    高田船長:「ゲロを吐きたいならトイレに行列ができると思うがね」
    高田船長:「それ以前に100%の安全は保障できかねる」
    鶯宿ユメ:「こわいわね。釣り船ならともかく、こんなしっかりした」
    高田船長:「海は生き物だ。特に嵐は予想できん事が起きる」
    鶯宿ユメ:「船でもそこまで揺れるなんて、やっぱり相当な台風なのね。運が悪かったわ」
    薊奏:「わたしたちの任務は護衛ですので。船ごと沈んでしまうのは、もともこもない、です」
    江長崎啓:「……」再び溜息。「仕方ないか」
    鏑木 鵠:「最悪、陸地へ運べば良いというだけなら方法は無くもないですが」
    鏑木 鵠:「……運ばれる荷物の状態に関しては、私もお約束できませんし」
    ”トパーズアイ”:「…」
    鶯宿ユメ:「……ですって、トパーズアイさん。ごめんなさいね、もう少し船の旅に付き合ってくれないかしら」
    ”トパーズアイ”:「僕はどっちでも構わない」
    ”トパーズアイ”:「嵐で海の藻屑になりたいならそうすれば良い」
    ”トパーズアイ”:「…」
    GM:荷物と呼ばれた少年。
    GM:トパーズアイはそう言って黙った。
    GM:FHからUGNへこの少年を引き渡すのが今回の任務だ。
    江長崎啓:「……纏まったわね」”トパーズアイ”に目を留め、それから場の一同を見回して。
    江長崎啓:「避難に賛同します。場所の当ては?」
    高田船長:「近くにUGNの洋上拠点がある」
    ”メニーオーダー”:「元々はFHの物ですが」
    高田船長:「そんな事は知らん、今はUGNが管理している。人員も駐屯しているはずだ」
    高田船長:「そこで良ければ連絡を取ってみよう」
    江長崎啓:「異論ないわ。シチュエーションにも合ってる」淡々と言う。
    鶯宿ユメ:「お願いします。助かるわ」にっこり笑って言う。
    薊奏:「お願いします、船長さん」
    高田船長:「解った」
    GM:船長が通信回線を開く。
    高田船長:「こちらは輸送船アルバトロス。応答を願う」
    ???:「ザザ…ザー…こちら…デネ…」
    ???:「こちらは洋上通信施設デネブ」
    ???:「UGNの識別コードを確認しました」
    高田船長:「悪いが嵐で難儀している。アホウドリの羽を休めたい」
    ???:「了解しました。誘導します」
    高田船長:「受け入れてくれるそうだ」
    鏑木 鵠:「海鳥への転職は避けられそうですね……」
    鶯宿ユメ:「やったわね。ふふ、わたし『洋上拠点』なんて初めて行くわ。わくわくしちゃう」
    薊奏:「遠足ではないのですよ」
    江長崎啓:「…………」黙って瞑目する。
    江長崎啓:(……支部の託児所に連絡入れないとだわ。泰地にも)
    GM:船は洋上拠点デネブへと向かう
    GM:数十分後、無事に洋上拠点に接続した。
    GM:船を降りた君達を禿頭の成年が出迎える。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「やあやあ、ようこそ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「こんな辺鄙な場所に客が来るなんて久しぶりだねえ」
    GM:頭を剃ったファッションとしてのスキンヘッドといった感じで
    GM:顔は良い部類に入る。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺はここの警備を仰せつかっている”ホークナイツ”だ」
    鶯宿ユメ:「今回は突然すみません。少しの間ですが、頼らせてもらいますね」
    江長崎啓:「UGN、“クァグマイア”。お世話になります」
    薊奏:「”サンクチュアリ”です。よろしくおねがいします」ぺこり
    鏑木 鵠:「N市第九支部、〝タンブラーピジョン〟です」周囲に倣って名乗る
    ”トパーズアイ”:特に気にせず立っている
    鶯宿ユメ:「“トルクエトゥム”。迷惑はかけませんので、おかまいなく。よろしくお願いします」笑顔。
    ”メニーオーダー”:「事情は通信で伝わっていると思いますのでね」
    ”メニーオーダー”:「お世話になりますよ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、はい。聞いています」
    鏑木 鵠:「……この人の身柄の拘束はするんですか?」とメニーオーダーを指差す
    ”メニーオーダー”:「何を言っているんですか?」
    ”メニーオーダー”:「今回は別に対立する要素は無いでしょうに」
    ”メニーオーダー”:「ええ、無駄に好戦的だと困りますねえ」
    ”メニーオーダー”:「あ、ですが。部屋は別にしていただきたいですねえ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え、えーと
    鏑木 鵠:「ここはUGNの施設で、あなたはFH。逆の立場なら、自由に歩き回られても面倒なのは分かるでしょう」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「どうしましょう。隊長」
    鶯宿ユメ:「一応、今回はUGNとの取引に応じてくれたひとだし、手荒なことをするつもりは全くないけど……」
    鏑木 鵠:「手錠を掛けろとは言いませんが、監視くらいは置いてしかるべきかと」
    鶯宿ユメ:「でも拠点の中を知られちゃうと困るのはあるかもしれないわね。あまり動き回らないでくれると嬉しいし、多少の監視は許してね」
    ”メニーオーダー”:「ハァー…ええ、構いませんよ。UGNの対応に関しては後できちんと報告させてもらいますが」
    江長崎啓:”ホークナイツ”に視線を向ける。
    鶯宿ユメ:「ごめんなさいね。お手柔らかにしてくれるとうれしいわ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「解った部屋は別にしよう。問題を起こされても困るしな」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おい、オタオタしてねえで案内しろ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、は、はい:
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、申し遅れました」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「私は”グレイナイトジャー”」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ご案内しますのでこちらへどうぞ」
    ”メニーオーダー”:「私より”トパーズアイ”を一人にする方が問題では?」
    ”メニーオーダー”:「”商品”を無事に届けるのは貴方達の責任でしょう?」
    薊奏:「”トパーズアイ”さんにはわたしがついていますので」
    ”メニーオーダー”:「いやあ、私はどうやら監視がついてしまうようですので」
    ”メニーオーダー”:「ええ、お任せしますよ」
    鶯宿ユメ:「助かります。何か注意点などは……」ツカツカと歩き出し、市蔵さんに続く。
    ”メニーオーダー”:「護衛もままならないですからねえ」
    薊奏:「そういう任務ですので。もんだいありません」
    ”メニーオーダー”:「あ、共有スペースに顔を出すくらいは構いませんよね?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「良いだろうさ」
    GM:トパーズアイは薊さんの後ろをついていく
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、注意点ですか?」
    鶯宿ユメ:「ないならないで越したことはないんですけどね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「そうですね、では後で設備の説明をさせてもらいますね」
    江長崎啓:「……“タンブラーピジョン”」やや遅れて歩き出しつつ、鏑木さんへ呼びかける。
    鶯宿ユメ:「ふふ」にっこり笑顔で市蔵さんに頷いて。
    鏑木 鵠:「なにか?」最後尾を歩きつつ応じる
    江長崎啓:「三人の方を。よろしく」
    江長崎啓:自身の目は“メニーオーダー”の背中に向けて。
    鏑木 鵠:「……3人?」首を傾げながら指を折って
    鏑木 鵠:「あ」〝トパーズアイ〟を数に入れていなかったことに気付く。
    江長崎啓:「……」その様子に少しだけ振り返り、肩を竦める。
    鏑木 鵠:「大丈夫です、任務についてはご安心を」
    鏑木 鵠:「最悪の場合、単身でも」
    鏑木 鵠:「どんな嵐が来ようとも、掴んで飛んで行くだけの力はありますから」
    江長崎啓:「その時は頼りにするわ。でも」
    江長崎啓:「そこまで気負わなくてもいい。何かあったら呼んで。私もそうする」
    江長崎啓:それだけ言って、再び歩き出す。
    鏑木 鵠:「……………………」
    鏑木 鵠:「……私、そんなに頼りないかな……」
    鏑木 鵠:口の中で小さく呟いた。
    高田船長:「ワシは船に残る」
    高田船長:「放っては置けんからな」
    GM:そうして君達は洋上拠点デネブの中へと招かれていった。
    GM:----
    GM:ロイスの取得が可能です
    薊奏:とりあえずシナリオロイスを。”トパーズアイ”/庇護○/脅威 で。
    江長崎啓:この後に個別OPとなるとそうだな……
    鶯宿ユメ:一旦保留で!キキキ、みんな気にはなりますがねェ……
    鏑木 鵠:江長崎 啓 ○連帯感/反発心 で取得。シナリオロイスは個別OPでいただこう
    江長崎啓:鏑木 鵠 〇信頼/無関心 で。内面をちゃんと見られてないので。

    薊奏OP「黄玉の瞳」


    GM:ここから個別OPになります
    GM:まずは薊さんからやっていきましょう
    GM:搭乗をお願いします
    薊奏:34+1d10
    DoubleCross : (34+1D10) → 34+9[9] → 43

    GM:割と高め!
    薊奏:まあまあまだ許容範囲
    GM:----
    GM:薊奏OP「黄玉の瞳」
    GM:デネブ内の居住ルーム。
    GM:その一室にトパーズアイと君は居る。
    GM:トパーズアイは椅子に座り、じっと窓から嵐の夜を眺めていた。
    ”トパーズアイ”:「…」
    薊奏:その様子を見ながら、彼から目を離さないように姿勢を正して椅子に座っている
    ”トパーズアイ”:「人の事は言えないけど」
    ”トパーズアイ”:「そんな年齢なのに任務に参加してるんだね」
    GM:窓の外を見たまま話す
    薊奏:「年齢はかんけいないのですよ。ごえい任務なら大人にも負けませんので」
    ”トパーズアイ”:「ふうん、能力に自身があるんだ」
    GM:トパーズアイは君の方を振り向く。
    ”トパーズアイ”:「どんな強い力を持っているか知らないけど」
    薊奏:「……」
    ”トパーズアイ”:「そんなのは結局無意味だよ」
    薊奏:「むいみ、ですか」
    薊奏:「意味があるかどうかは力の使い方しだい、と教わりましたが」
    ”トパーズアイ”:「自分で力の使い方を決められるなら、そうかもしれないけど」
    ”トパーズアイ”:「僕達は誰かの決めた事をやるしかないんだ」
    ”トパーズアイ”:「君だってそうだろ?」
    薊奏:「……たしかに、そうかもしれません」
    薊奏:「それでも、どうしたいかは自分が決めるのですよ」
    ”トパーズアイ”:「羨ましいね」
    ”トパーズアイ”:「僕達もそうだったら…良かった」
    GM:トパーズアイは窓の外を見る
    薊奏:「……」事前に渡されたデータを思い出す
    薊奏:『とても強い力を持っている(今は使えない)ので気をつけること!』と注意を受けていたが
    GM:風の音が強くなっている
    薊奏:目の前の少年は、自分と同じくらいの子供だ。
    ”トパーズアイ”:「でも、今は」
    ”トパーズアイ”:「流れに任せるしかない」
    ”トパーズアイ”:「君も、僕達も」
    薊奏:「……自然の力には勝てないのです。待つときは待つのが大人なのですよ」
    ”トパーズアイ”:「そうだね」
    ”トパーズアイ”:「でも、それだけじゃない」
    ”トパーズアイ”:「敵が来るよ」
    薊奏:「……?」
    薊奏:「てき、というのは……?」
    GM:突如として警報が鳴り響く
    GM:何らかの異常事態が起きたのは間違いないだろう
    薊奏:「……!」
    薊奏:「(どこから……?わからないけど、わたしの任務は)」
    薊奏:トパーズアイくんを見る。「(彼を守る……!)」
    GM:----
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    薊奏:ロイスはさっき取ったので購入
    薊奏:ボディアーマーを
    薊奏:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9

    薊奏:だめ!以上!

    鶯宿ユメOP「雨音は夜に響く」


    GM:鶯宿さんの個別OPです
    GM:登場をお願いします
    鶯宿ユメ:54+1d10
    DoubleCross : (54+1D10) → 54+9[9] → 63

    鶯宿ユメ:また高いし!!は、いけます!
    GM:バリバリ上がっている
    GM:----
    GM:鶯宿ユメOP「雨音は夜に響く」
    GM:デネブ通信ルーム。
    GM:通信設備の充実したデネブの中枢ともいえる場所に君は案内された。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、こ、こちらが通信室になります」
    鶯宿ユメ:「あらあらあら。まあまあまあ」にこにことした顔で、心なしか眼の光を強めながら。
    GM:おどおどしていると言うよりは卑屈な態度で市蔵は君に接している。
    GM:鋭い眼光に怯えているかもしれない。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「元々はFHの研究施設…だったようです」
    鶯宿ユメ:「すごくしっかりした設備なのね。このデネブが……ええと衛星通信設備があるのよね、」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、はい。通信と観測…かな」
    鶯宿ユメ:「なら中継基地とか辺りかしら。具体的に何をする基地だったのかは知らないけれど、さすがだわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「世界的なレネゲイドの観測とかも行っていたようですね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「観測衛星とかも…連動していたみたいですけど」
    鶯宿ユメ:「あ、やっぱり。悔しいけど単純な技術力じゃFHに一歩譲る所があるかしら。でも……ふぅん、なるほどね……」
    鶯宿ユメ:興味深そうに部屋を見渡しつつ。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「崩落戦の頃はN市でのFHへの通信中継にも活用された…のかな」
    鶯宿ユメ:「……そうなの」ほんのわずかだけ間をおいて、頷く。
    鶯宿ユメ:「結構陸(おか)からは離れているのに、こういう施設の(できることの)規模はやっぱり想像以上ね」
    鶯宿ユメ:「……うん、やっぱり見るからに立派な設備がある、すごい基地だったのね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「元々のスペックは、えと。もっと大きかったみたい…です」
    鶯宿ユメ:「そうなの?」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「半分くらいは壊れて海に沈んじゃって」
    鶯宿ユメ:「FHが撤退の際、いくつか機能を切っていったとか?」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「で、ですかねー」
    鶯宿ユメ:「ああ。なるほど。もったいないことね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え、へへ。でも凄いんですよ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「広域レーダーはこの距離からN市の3分の一くらいはカバーできますし」
    鶯宿ユメ:「うんうん」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「その気になれば対外防衛の要として活用できるんじゃないかと思いますね」
    鶯宿ユメ:「さすがね。ここからでも市まで届くなんて、それこそ海の上なんかもう丸見えじゃない」
    鶯宿ユメ:「こんな重要な基地の副官さんなんて、イチクラさんもやるわね」にっこり。他意のない笑顔で言う。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ですよね、あんまり活用されてないんですけど…」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え?いえいえいえいえ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「私なんて、そんな」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「隊長には怒られてばっかりだし」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ほら、戦闘でも使い物にならないですし」
    GM:と言って眼帯や首を指さす
    鶯宿ユメ:「あのオシャレな髪形をした隊長さんね。……厳しい方なの?」
    GM:体中のいたるところに火傷の痕や傷がある
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「隊長ですか?凄いんですよ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「崩落戦に参加して生き延びた歴戦の方ですよ」
    鶯宿ユメ:「…………大変だったのね。でも今は戦場ってわけじゃない、でも重要な施設のいい立場じゃない。よかったわ」
    鶯宿ユメ:「まあ」
    鶯宿ユメ:>歴戦
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「私はほぼ役にも立たずに死にかけたんですけど…へへへ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「鷹城さんはその他にも何度か大きな作戦に何度か参加されていますよ」
    鶯宿ユメ:「なら腕はばっちりね。崩落戦で前線にいた人とはわたしも何人かあったことがあるけど、みんなそれは確かだったわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え?それは凄いですね」
    鶯宿ユメ:「いいのいいの、崩落戦で危うく死んじゃうところだったのはわたしも一緒よ。生き残れたなら十分な成果だわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ああー、なるほど。貴方も崩落戦に」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「でも、良かったですねえ。無事で」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あんな地獄に居たのに」
    鶯宿ユメ:「ええ。その縁でね、今も市のUGN職員には崩落戦の経験者がそれなりにいるから」>凄い
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「私はずっと海の上で…情勢にもうとくて」
    鶯宿ユメ:「うん。ひどかったわねえ……」>地獄
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「もう、あんなのは沢山ですよ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、関係ない話をしちゃいましたね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「えと、他に知りたい事ってあります?」
    鶯宿ユメ:「ふふ、でもイチクラさんの仕事は重要よ。お互い今日まで何だかんだ上手くやれてるなら、万々歳だから」にこー。>うとくて・沢山
    鶯宿ユメ:「船長さんがもうしているとは思うけど、」
    鶯宿ユメ:「市の本部への連絡も、ここからすればいいのよね。一報は入れておきたいから、後で簡単にでも教えてくれるとうれしいわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、はい。やっておきますね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「えーと…あれ?」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「おかしい…な?」
    鶯宿ユメ:「どうしたの?」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あ、あれ?通信が上手く行かないんですよね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「あれ?レーダーも作動してない」
    鶯宿ユメ:「…………外の嵐が大変なのはわかるけど、」
    鶯宿ユメ:「本来それでどうにかなるレベルの施設じゃないわよね。こんなにしっかりした造りなんだから」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ですよね。嵐くらいじゃデネブの機能は問題なく動くはずなんですけど」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「おかしいなー」
    鶯宿ユメ:「……………………」にこにことした顔のまま。
    鶯宿ユメ:かつっと踵を返し、部屋を出る。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え?あの!鶯宿さん?」
    鶯宿ユメ:「ごめんなさいね、イチクラさん。わたしもただの不調だとは思うけど」
    鶯宿ユメ:「何となく、なんとなくだけど。みんなに伝えておかなくちゃいけない気がするの」
    鶯宿ユメ:「ただの取り越し苦労な心配なら、考えすぎってだけで済ませられるから」
    GM:では廊下を歩いていると。
    GM:警報音が鳴り響き始めます。
    鶯宿ユメ:「……あらあらあら。あらあらあら」
    鶯宿ユメ:にこにこした顔のまま、足だけは速め。
    鶯宿ユメ:「無関係だといいのだけど。ただの電波の不調で、警報も職員さんがうっかりカレーこぼした弾みとか、そんなものだったらいいのだけど」
    鶯宿ユメ:本気なのかそうでないのか、まるで判別がつかない笑顔で。廊下をいく——!
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    鶯宿ユメ:は!ロイスは市蔵さん。〇親近感/心配で。少し影のある人ね!
    鶯宿ユメ:調達はシューターズジャケット。一応素挑戦!
    鶯宿ユメ:2dx+2>=13
    DoubleCross : (2R10+2[10]>=13) → 7[7,7]+2 → 9 → 失敗

    鶯宿ユメ:失敗!!以上です

    江長崎啓OP「注文の多い(メニーオーダー)」


    GM:江長崎さんのOPです
    GM:登場をお願いします
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:38->39)
    江長崎啓:おちつき
    GM:冷静だ
    GM:----
    GM:江長崎啓OP「注文の多い(メニーオーダー)」
    GM:デネブ居住区域。
    GM:共用ルームにその男は居た。
    GM:FHエージェント”メニーオーダー”。
    GM:山根皇剣という名で芸能人として活動している男。
    GM:今回のトパーズアイ引き渡しに際しFH側の担当者として参加している。
    GM:今現在はあまり機嫌が良さそうには見えない。
    江長崎啓:「…………」
    江長崎啓:外部と連絡するべく通信室か——もしくはさっさと消えたこの男のどちらかを、探すつもりでは元よりあったが。
    江長崎啓:(……こっちが先か)
    江長崎啓:「どうも。いい夜ね」
    江長崎啓:特に緊張もリラックスもしていなさそうな、無味乾燥とした態度で声を掛ける。
    ”メニーオーダー”:「ははは、嵐を良い夜というのは中々面白い」
    ”メニーオーダー”:「絶賛天気が悪くて足止めをくらっているというのに」
    ”メニーオーダー”:「それとも、台風にワクワクしてしまうような子供心をお持ちなのかな?」
    江長崎啓:「まさか」
    江長崎啓:「言ったでしょう。私だって手早く済ませて帰りたかったわ」
    江長崎啓:室内に入り、壁に背中を凭れさせて立つ。
    ”メニーオーダー”:「おや、それは良かった。くだらない寄り道でFHに嫌がらせをしていると言う訳ではないという事で」
    ”メニーオーダー”:「なるべく早く出発出来る様に貴方からも計らって頂けると嬉しいですね」
    江長崎啓:「てるてる坊主でも吊るしましょうか?」
    ”メニーオーダー”:「吊るして晴れるのなら是非にと言いたいですね」
    ”メニーオーダー”:「それで?こんな所に何か用ですか?」
    江長崎啓:「別に。たまたま覗いただけよ」
    江長崎啓:「あなたこそ、こんなところに居るのは意外だわ。こっちの人間と会いたいわけでもなさそうに見えたけど」
    ”メニーオーダー”:「UGNとなんか一緒に居られるか!私は一人にさせてもらう!」
    ”メニーオーダー”:「とか言えばよかったですかね?」
    ”メニーオーダー”:「個室で一人でいたらどんな目に合うか解りませんからね」
    ”メニーオーダー”:「なるべく視界の効く場所にいるのが安全を確保する手段ですよ」
    ”メニーオーダー”:「トパーズアイと違って私は護衛してもらえそうにありませんのでね」
    江長崎啓:「……」
    江長崎啓:「受け渡しが完了するまでは、余計なトラブルはこちらだって御免よ」
    ”メニーオーダー”:「それは結構。少なくとも貴方とは多少の意見の一致を見れそうだ」
    ”メニーオーダー”:「それで、私を監視しているという事ですか」
    ”メニーオーダー”:「トラブルの要因になりそうな、という理由で」
    江長崎啓:「……“逆の立場なら”」
    江長崎啓:くす、と笑声を零す。「あなただって、そうもしたくなる。違う?」
    ”メニーオーダー”:「さあ、どうでしょう」
    ”メニーオーダー”:「一理あるかもしれませんね、でも」
    ”メニーオーダー”:「トラブルなんてものは何処から湧いて出るか知れたものではありませんから」
    ”メニーオーダー”:「私だったら、護衛に人数を多く割り振りますね」
    ”メニーオーダー”:「貴方のようにしっかりと考えられる方が今ここにいるという事は」
    ”メニーオーダー”:「”分散”しているのではありませんか?」
    ”メニーオーダー”:「戦力が」
    江長崎啓:「…………」
    江長崎啓:「さて」
    江長崎啓:「意見の一致を見たままで居たいものだけれど」
    GM:その時、警報音が鳴り響きます。
    ”メニーオーダー”:「おっと、トラブル発生でしょうか?」
    江長崎啓:はあ、と息を吐く。
    江長崎啓:「立場上、こちらから無理強いはしたくない——その上で」
    江長崎啓:「私は他と合流する。あなたの潔白と安全のためには、一緒に来てもらうことをお勧めするわ」
    ”メニーオーダー”:「致し方ありませんね。当然の様に私は潔白ですから」
    ”メニーオーダー”:「謹んで従いましょう」
    江長崎啓:「どうも」
    江長崎啓:扉を開け、先に立って歩き出す。
    ”メニーオーダー”:その後に続く。
    江長崎啓:(……逃げ出しはしない。本当に潔白か、合流後に何かする気か)
    江長崎啓:歩を進めながら、僅かに振り返り、その様子を確認して。
    江長崎啓:(まったく。気が休まる暇もない……)
    江長崎啓:表には出さずにそう嘆き、仲間の元へ急ぐ。
    GM:そんな貴方を嘲笑うように警報は騒がしく鳴り響き、窓の外の嵐はさらに強くなっていく。
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    江長崎啓:”メニーオーダー” 同情/〇嫌悪 で。面倒な状況に置かれてるのは敵ながら可哀想だけど、それはそれとしてムカつくヤローだなと思う気持ちの方が大きい。怪しいし。
    江長崎啓:購入は応急手当キットを
    江長崎啓:1dx+1>=8
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

    江長崎啓:まあダメ。以上!
    GM:はい

    鏑木 鵠OP「鷹は密かに爪を研ぐ」


    GM:では最後に鏑木さんのOPです
    GM:登場お願いします
    鏑木 鵠:1d10+42
    DoubleCross : (1D10+42) → 7[7]+42 → 49

    GM:----
    GM:鏑木 鵠OP「鷹は密かに爪を研ぐ」
    GM:デネブ展望ルーム。
    GM:外は暗い闇に閉ざされているが、僅かなライトが君達を乗せてきた輸送船を照らしている。
    GM:デネブ駐屯部隊隊長である鷹城が面白そうにそれを眺めていた。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「いや、あの嵐の中を良く此処までたどり着いたもんだ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「なあ、そう思わないか?」
    GM:鷹城は鏑木に声をかける。
    鏑木 鵠:「さあ」とぶっきらぼうに応じる。「そのくらいは出来る船でなければ、輸送任務には使えないんでしょう」
    鏑木 鵠:「……今回の積み荷については、あまり詳細な説明は受けていませんが」
    鏑木 鵠:「相応に危険なものであるらしい、ということなので」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「良く知らねえのに任務を受けたのか?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ま、応援で参加する場合はそんなもんかも知れねえな」
    鏑木 鵠:「知らなければ任務を受けられない、ということも無いですから」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺はあいつを見た事があるぜ」
    鏑木 鵠:「……トパーズアイを?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「トパーズアイ?そんな名前だったかな」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ま、今はそういう名前なのかもしれないが」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「どこで見たと思う?」
    鏑木 鵠:「クイズは苦手なんですよ」
    鏑木 鵠:「あなたの経歴についても、事前に資料を貰っている訳ではありませんので」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「なんだよ、つまらねえな」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺の名前くらい知っててもいいだろう」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ま、それは置いといてだ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「崩落戦だよ」
    鏑木 鵠:「…………ああ」
    鏑木 鵠:「あなたも、あの街に」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ま、今はこんな場所に居るワケだがね」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺も、アイツも」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「あいつは、その気になりゃ街の一区画ぐらいは消し飛ばす力がある」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「それくらいヤバいヤツさ」
    鏑木 鵠:「……それで」
    鏑木 鵠:ガラス向こうの雨空を見上げながら「私が此処に呼ばれた理由は、その昔話の為ですか?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「いや、そういう訳じゃねえ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「お前、飛行型のオーヴァードだな?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「さっきの会話を聞いちまってね」
    鏑木 鵠:「ええ」会話の内容からそれは察することが出来たろう──と、率直に認めて
    鏑木 鵠:「正直、床を歩くよりは飛んでいる方が楽です」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ワカるぜ。俺もそうだからな」
    鏑木 鵠:「へえ……そちらも〝先天的〟な?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「鷹城の一族はそういう因子を持ってるのさ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「曰く、天狗の血とか言ってな」
    鏑木 鵠:「〝古い家柄〟──ってやつですか」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ま、家柄は自慢できるところだが」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「同じような能力者にはちょいと興味がある」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「だから、声をかけてみたのさ」
    鏑木 鵠:「……何か、この雨の中で飛ぶような用件でも?」訝るように
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「どうせ嵐の間はヒマだろう?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「それに、応援で参加している任務だ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「栄光も報酬も得られはしない」
    鏑木 鵠:「…………」少し、目が細められる
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺達に付き合う気は無いか?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「なに、アレを欲しがる勢力は何処にでもいる。恨みを持つ奴も大量に、だ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「どこかに引き渡しても良し、殺しても良し」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「この嵐だ、都合の良い事にFHもいる」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「真相はわかりゃあしないさ」
    鏑木 鵠:「なるほど」と頷きながら、靴を脱ぐ
    鏑木 鵠:「ちなみに、そのお誘いに応じた場合。〝アレ〟をどうするつもりなんです?」足をひょいと上げ、靴下を脱いで、スーツのポケットに押し込む
    鏑木 鵠:「ここがUGNの施設である以上、あなたもUGNの所属だ──と思っていたのですが」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「まずは売り先を探すさ、待遇が悪くなけりゃ現役に復帰できるだろうよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ああ、勿論UGNさ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「今までも、これからもね」
    鏑木 鵠:「そうですか……では」会話の為の距離から少しだけ間合いを詰める
    鏑木 鵠:「まず、最初に。応援で参加している任務、に何か問題があるのでしょうか」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「自分に対する評価ってヤツさ」
    鏑木 鵠:「栄光も報酬も──ということですが、そもそも私はイリーガルじゃなく正規エージェントですので」
    鏑木 鵠:「特別な報酬がなくとも、任務とあらば行動する。それだけです」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「正規のエージェントなのにつかいっぱしり」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ああ、悲しいとは思わんかな」
    鏑木 鵠:「海の上に取り残されたのがそんなに悔しいんですか」
    鏑木 鵠:「鷹じゃなくカモメにされたのが、そんなに」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「はっはっは、良い事を言うじゃないか」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「カモメらしく大人しくしてるバカとは違うんだよ俺は」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「自分が必要なものは自分で手に入れるさ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「餌をまつヒヨコじゃねーんだ」
    鏑木 鵠:「現N市の13支部体制においては、支部間でのエージェントの融通は日常茶飯事。応援だからとふてくされるエージェントがいるものか」
    鏑木 鵠:「海の上に取り残されて衰えたか、それとも四年前の亡霊の類いか!」
    鏑木 鵠:靴も靴下も脱ぎ捨てた裸足が、変化する。
    鏑木 鵠:鳥だ。
    鏑木 鵠:巨大な鳥の、鋭い爪を備えた足へ。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「いいね、そういうスタイル」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:黒いコートがザワザワと蠢き巨大な猛禽の翼へと変化していく
    鏑木 鵠:「崩落戦の地獄を知って、尚も火種を産もうとするなら、あなたは正気じゃありません」
    鏑木 鵠:「現場判断です。〝ホークナイツ〟、あなたを拿捕します」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「火種なんか生まれないさ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おれは几帳面なんだ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「キチっと火種を消して海に沈めておくよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「せっかく気が合いそうだと思ったのに」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「話の解らないガキだったな」
    鏑木 鵠:「……あの戦いの夜」
    鏑木 鵠:「街を満たしていた臭いを、どう思いました」
    鏑木 鵠:その問いは本当に、突然に。
    鏑木 鵠:前後の脈絡もなく、ぽつりとその場に置かれた。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「はあ?」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「最悪だったね、役立たずのゴミが焼ける匂いは」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺も巻き込まれるところだったよ」
    鏑木 鵠:「ならば」
    鏑木 鵠:スーツの背のスリットから翼が展開される。人の体を空に浮かせるだけの大きな翼。
    鏑木 鵠:「気が合いそうというのは、あなたの気のせいです」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「そうかい?」
    鏑木 鵠:「私とあなたはどうも、いろんな所が逆みたいですから!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「残念だ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「”俺”を”この場所”で捕まえられると思ってるお前の浅はかな考えがな!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:手に持った機械を操作する
    GM:部屋のあちこちからプラズマが放たれ君を襲う!
    鏑木 鵠:「……!」
    GM:まともに喰らえば君と言えどもただでは済まないという事が直感で理解できる。
    鏑木 鵠:──飛んだ。
    鏑木 鵠:跳んだ、ではない。
    鏑木 鵠:咄嗟に、目の前の、風に吹き付けられた雨が斜めに流れていく分厚いガラスへ向けて、
    鏑木 鵠:硬化させた翼から突っ込んで、夜空へと飛んだのだ。
    GM:ではガラスを突き破り外へ出ていったん退却する事が出来る。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「外は嵐だ、鷹の巣からは逃げられねえぜ」
    GM:そんな声が室内から聞こえた。
    鏑木 鵠:「──まずいな」
    鏑木 鵠:高く、高く空へ舞い上がり、夜闇の中で舌を打つ。
    鏑木 鵠:風はいい。問題は雨だ。
    鏑木 鵠:雨は体温を奪う。長時間、空を飛んでいることはできない。……直ぐにでも屋内へ戻る必要があるが、
    鏑木 鵠:自分は今、どういう立場であるか。
    鏑木 鵠:「〝……施設責任者に襲いかかった乱心者〟か」
    鏑木 鵠:「それとも……〝ジャーム化の兆候有り〟……あたりかな」
    GM:そんな君は少し離れた場所に明かりがついている窓を見つける事が出来る。
    GM:窓から見える室内には少年と少女の姿。
    鏑木 鵠:鷹の目とまでは言わずとも、眼鏡を掛けていれば十分に視力はある。おそらく、あの部屋のいる二人は──
    鏑木 鵠:「……よし」
    鏑木 鵠:ばしっ、と空気を叩くように翼を羽ばたかせる。
    鏑木 鵠:鏑木の身体は、それこそ矢のように、狙い定めた窓へ向かって、
    鏑木 鵠:……窓を貫いて、反対側の壁まで届くだろう。
    GM:嵐の中を斬り裂く稲妻のように君は窓に向かって飛んだ
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    鏑木 鵠:鷹城 勇吾 同種/○敵愾心 でロイス取得
    鏑木 鵠:調達は……UGNボディアーマー目標12で
    鏑木 鵠:2dx>=12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[3,10]+1[1] → 11 → 失敗

    鏑木 鵠:1点……なくは無いが……今回はパス! 以上!
    GM:OK
    GM:次はミドルシーンです。情報収集をしつつ合流する感じになりますね

    ミドル1「裏切りは嵐の様に」


    GM:ミドルシーン ここは合流もかねるので全員登場でお願いします
    薊奏:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+4[4] → 47

    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:39->46)
    鏑木 鵠:49+1d10
    DoubleCross : (49+1D10) → 49+6[6] → 55

    鶯宿ユメ:63+1d10
    DoubleCross : (63+1D10) → 63+3[3] → 66

    鶯宿ユメ:やった低め!よかった
    GM:でもだいぶ格差が出始めている
    GM:----
    GM:まずは情報収集の項目から
    “ホークナイツ”鷹城勇吾について 情報:UGN 噂話 7
    “トパーズアイ”について 情報:UGN 裏社会 6
    “メニーオーダー”について 情報:UGN FH 6
    “グレイナイトジャー”市蔵星菜について 情報:UGN7

    GM:いま調べられるのはこちら
    GM:先に判定とかしてから合流のロールしていく感じでいきましょう
    薊奏:ウッス
    鶯宿ユメ:了解!
    江長崎啓:了解です!
    鏑木 鵠:承知!
    鏑木 鵠:してやられたからにはホークナイツを調べたいが……7か
    江長崎啓:こちらはメニーオーダーかなあ
    薊奏:ちなみにこちらUGN以外はクソザコ
    鏑木 鵠:おなじくクソザコ
    薊奏:トパーズアイくん行きたいところですが
    鏑木 鵠:でも全部にUGNがあるから大丈夫
    江長崎啓:こちらもダイスが1個なので無形の影の構えですが
    江長崎啓:難易度7をやるのが厳しそうな人が居れば代わります(そんなに変わらないけど)
    鶯宿ユメ:UGNなら同じく雑魚だけど、こていちで何とかしてみせるわ!
    鏑木 鵠:どうにかなると信じてホークナイツで行く!
    江長崎啓:じゃあ順当に各自のシナリオロイスに当たる感じかな
    薊奏:ではトパーズくんをUGNで
    鶯宿ユメ:わたしも流れ的にはイチクラさんで行こうかと思います!
    鏑木 鵠:では、コネ:UGN幹部を適用して……ダイスボーナスはまだ乗らないか
    薊奏:2dx+1>6 UGN
    DoubleCross : (2R10+1[10]>6) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

    鏑木 鵠:4dx+1>=7 ホークナイツ
    DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[1,8,10,10]+8[5,8]+1 → 19 → 成功

    江長崎啓:では“メニーオーダー”を情報UGNで。《無形の影》のみ使用。
    鶯宿ユメ:高い!!
    江長崎啓:10dx+1>=6
    DoubleCross : (10R10+1[10]>=6) → 10[1,1,1,2,2,4,6,8,10,10]+10[1,10]+7[7]+1 → 28 → 成功

    鏑木 鵠:つよい
    江長崎啓:知り尽くした
    薊奏:なにもかも理解してそう
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:46->50)
    鶯宿ユメ:たかっ!!
    鏑木 鵠:子供時代のアルバムとか見つけてきそう
    鶯宿ユメ:ではわたしも市蔵さんで振ります。情報UGNで。コネ使用。そして情報収集チームーっ!きてくれーっ!
    鶯宿ユメ:4dx+4>=7
    DoubleCross : (4R10+4[10]>=7) → 9[1,8,9,9]+4 → 13 → 成功

    鶯宿ユメ:やったわ!
    江長崎啓:優秀チーム
    GM:全員成功かー
    GM:優秀だぜ
    GM:公開していきます
    “ホークナイツ”鷹城勇吾について
    異能を持つ名門の家柄、鷹城家の直系。
    崩落戦にも参加した歴戦の戦士で指揮官。有能だが極端な合理主義者であり部下を犠牲にして生き延びたり、手柄を横から攫うといった行動には批判も多い。自分への評価が低い事に不満を持っている。
    デネブを自分の手足の様に扱える要塞に改造している。管制室も兼ねる通信ルームを押さえなければ敵の有為は覆らないだろう。

    通信ルームへのルート開拓 情報:軍事 6 が調査可能です

    “トパーズアイ”について
    強力な索敵能力を持つオーヴァードでありその目は遺産であると言われている。
    元々は双子の姉であるサファイアアイとセットでアルビレオの観測所と呼ばれた。
    戦場を一望する能力と各種戦闘機械兵団をリンクさせる事によって崩落戦でも脅威となった。

    アルビレオの観測所について 情報UGN 8 が調査可能

    “メニーオーダー”について

    第二次崩落戦を目論んだセルの最後の一つ“岩手幇(イーハトーヴセル)”のメンバー。
    セルは一時期崩壊寸前だったが現在はその勢いを増しつつある。旧セル派と現在のリーダーである“天国の鐘(カンパネルラ・デル・シエロ)”に従う二派にわかれておりメニーオーダーは現リーダー派の部下として主に経済戦や情報戦を得意としている。

    “グレイナイトジャー”市蔵星菜について
    元々は鷹城家の一員だった女性。崩落戦で瀕死の重傷を負い戦士としての能力を失った。
    戦士でない者は鷹城ではいられず名前も改名している。それ故に卑屈な性格になっているのかもしれない。
    機械の操作に優れ“ホークナイツ”に従う

    GM:開示された情報は以上です
    GM:----
    GM:突如窓が砕け室内に何者かが飛び込んでくる
    GM:それと前後する様に警報が鳴り響いている。
    ”トパーズアイ”:「…敵…かな」
    薊奏:「……!」咄嗟に魔眼を展開。防御態勢を取る
    鏑木 鵠:ダン! と反対側の壁に鳥足で着地(というか爪で刺さり)して
    鏑木 鵠:「〝サンクチュアリ〟、直ぐに避難の用意を!」
    薊奏:「……”タンブラーピジョン”さん?これは……」
    江長崎啓:「何事——」バン、と乱暴に扉を開いて。
    江長崎啓:「……何事?」訝し気に目を細める。
    ”メニーオーダー”:「おや?襲撃ですか」
    江長崎啓:「そう見えなくもないけど」傍らには監視対象を連れてきている。
    鏑木 鵠:「違います! 〝ホークナイツ〟に叛意あり!」
    鏑木 鵠:「〝トパーズアイ〟の強奪を私に持ちかけて来て、断ったら紆余曲折の末にこのざまです……!」
    薊奏:「……」状況が把握できないが、ともかく”トパーズアイ”を守ろうと彼のそばで盾を展開
    江長崎啓:「……そういうパターンか」
    江長崎啓:「“トルクエトゥム”は?」
    江長崎啓:室内を眺め渡す。
    鶯宿ユメ:「——はい。はいはい、ちょうどこちらです。いいタイミングだったわね」扉の開いた部屋の前で、キュッと駆け足を停めて。
    鶯宿ユメ:「警護任務対象のトパーズアイさんを優先してよかったわ。どうにも、よくなさそうな話ね」
    鏑木 鵠:「なんなんですか、その子は……!」
    江長崎啓:「とりあえず」
    鏑木 鵠:「大規模殲滅兵器とは聞いてましたが……UGN内部から狙われるほどの危険物なんですか……!?」
    江長崎啓:「揃ったんだから、移動しましょう。狙われてるのがその子なら、すぐここに来る」
    江長崎啓:「敵が」
    薊奏:「くわしいことはわかりませんが。ひきつづき"トパーズアイ"さんのごえい任務ということでいいですか」
    鶯宿ユメ:「そうね、ホークアイさんの真意はひとまず置いといて。一旦場所を変えましょうか。狭い部屋じゃ、何かあった時にも大変だし」
    ”メニーオーダー”:「雨風も入ってきますしね」
    江長崎啓:「……私たちの任務には変更無しよ」
    薊奏:「わかりました。……では、離れずについてきてくださいね」"トパーズアイ"くんの手を引く
    鏑木 鵠:ふー……と息を吐きながら翼を消し「……どちらへ?」
    ”トパーズアイ”:「…わかった」
    ”トパーズアイ”:「どうせ僕に決められることなんて何もない」
    鶯宿ユメ:「お願いします。緊急事態だけど、まだその子の護衛を放棄していい状況じゃないと思うわ」>奏ちゃんに
    薊奏:「おまかせください」
    ”トパーズアイ”:辺りを見回す
    ”トパーズアイ”:「誰も人が居ない所が良いのか?」
    江長崎啓:「そうなるわ。当てが?」
    ”トパーズアイ”:「廊下に出て左に進むと倉庫みたいな場所があるよ」
    ”トパーズアイ”:「此処よりは広いし入り口を見張りやすいんじゃないかな」
    鏑木 鵠:「……この基地を知ってるんですか?」
    ”トパーズアイ”:「知らないけど」
    ”トパーズアイ”:「見える」
    薊奏:「……そういうちから、なのでしょうか」
    江長崎啓:「……。なら、ひとまずは其処ね」疑問は湧くが、一旦脇に置く。
    ”メニーオーダー”:「ま、使えるモノは使いましょう」
    江長崎啓:「行くわよ。急ぎましょう」
    江長崎啓:先頭に立って廊下を歩き出す。
    鶯宿ユメ:「むしろこの状況で基地を知らないのに提案してるなら、逆に信じられるかもしれないわね。そんなことを言う理由がないもの」
    薊奏:「行きましょう」トパーズくんの手を引いてあとに続く
    ”メニーオーダー”:「…」
    鶯宿ユメ:ついていく。最後尾。後方に気を付けつつ。
    ”トパーズアイ”:「わかった」
    鏑木 鵠:靴とは違う硬質の足音を鳴らして追いかける。
    GM:がらんとした空間、元々は航空機の格納庫だったと思わしい場所に出る。
    ”メニーオーダー”:「良いですね、ガラスも散乱していないし雨も吹き込まない」
    ”メニーオーダー”:「汚いが椅子もある。」
    江長崎啓:「暗くする。足元に気を付けて」
    江長崎啓:言いながら、既に照明のスイッチを破壊している。適当に放った影の弾丸だ。
    ”メニーオーダー”:「暗いのが玉に瑕ですね。やれやれ」
    鶯宿ユメ:「元が空き倉庫なら、明かりは目立つものね」
    江長崎啓:「……それで」
    鶯宿ユメ:「……さて」状況を見て。
    江長崎啓:適当な物陰に場所を占めながら。
    薊奏:「じょうきょうかくにん、ですね」
    江長崎啓:「何があったわけ……“タンブラーピジョン”?」
    江長崎啓:暗闇の中、微かに見える彼女の輪郭に顔を向ける。
    鏑木 鵠:「……先ほど話した通りです、〝ホークナイツ〟が裏切りました──」輪郭の方から水気が飛んでくる。首を振って髪の水を落としているようだ
    鶯宿ユメ:にこにことした顔のまま、鏑木さんに視線を向けている。
    鏑木 鵠:「──〝ホークナイツ〟鷹城 勇吾、それなりに聞く名ですが……なら、信用するべきじゃなかった……!」
    江長崎啓:「“トパーズアイ”の強奪」
    江長崎啓:「何だってそんなことを?」
    薊奏:「やはり"トパーズアイ"さんが……たいりょう……ええと」
    薊奏:「とてもあぶないからでしょうか」
    鶯宿ユメ:「大規模殲滅能力。何か個人的な恨みがあってもおかしくないわね。勿論そうとも限らないけれど」
    鏑木 鵠:ぎ、と歯の擦れるような音がして「評判の悪い人ですからね……仲間を盾にするだとか、弱った敵のとどめを攫って行くとか」
    鏑木 鵠:「……本人の物言いからすれば、何処かにトパーズアイを引き渡そうという腹づもりみたいです。欲しがる相手はいくらでもいると」
    鶯宿ユメ:(「あら」)イチクラさんから聞いた「歴戦の勇士」の評とは少し違うな、と思いつつ。
    鏑木 鵠:「訳が分からない……! 自分はUGNだとか言ったその口で、UGNの任務を妨害するなんて……!」
    鏑木 鵠:いらだったような声。声量は抑えているが、
    鏑木 鵠:「……だいたい、なんなんですか、その──〝トパーズアイ〟は!」
    鶯宿ユメ:「ああ、そういう……。そうね、UGNも一枚岩ってわけでもないし、悪いことを考えている派閥も多いわ」
    鏑木 鵠:「いったいあの男は、その子の何が欲しくてあんなことを……!」
    薊奏:「……おちついてください。とにかく彼がねらわれている、ということはわかりましたので」
    鶯宿ユメ:「特にどんな思想や私怨がなくても、そちらに引き渡すことで色々な便宜を図ってもらう……」
    鶯宿ユメ:「ホークナイツさんがタンブラーピジョンさんの聞いた通りの人なら、そういう打算による裏切りもあり得るかもしれないわね」
    薊奏:「『だいきぼせんめつのうりょく』というのがどういうものかはわかりませんが」
    薊奏:「あなたは、なにができるのですか?」トパーズアイくんに
    ”トパーズアイ”:「見る事が出来る」
    ”トパーズアイ”:「色々と遠くまで」
    鶯宿ユメ:「便利ね。なるほどこの倉庫を見つけたのも、その能力というわけね」
    ”トパーズアイ”:「僕一人では限界があるけど」
    ”メニーオーダー”:「流石は”アルビレオの観測所”の片割れ」
    ”トパーズアイ”:「そう呼ばれたこともある、姉さんと居た時は」
    薊奏:「お姉さんがいたのですね」
    ”メニーオーダー”:「サファイアアイ。蒼玉と黄玉の二つの瞳で”アルビレオ”」
    ”メニーオーダー”:「そういう事です。凄まじい性能を誇る生体レーダー」
    ”メニーオーダー”:「それが彼の能力。戦闘機械とリンクさせれば戦場のあらゆる場所に資格のない軍団の完成というワケですね」
    鶯宿ユメ:「なるほど。実際それだけなら、ただ遠くまで見えて、探し物ができる穏やかな力だものね」
    鶯宿ユメ:「大規模殲滅能力と呼ばれるのは、そのお姉さんとのコンビネーションが鍵ってわけだったのね」
    ”トパーズアイ”:「僕達が特別なわけじゃない」
    ”トパーズアイ”:「この瞳に力があるだけだ」
    ”メニーオーダー”:「ここまで来て隠しても仕方ないので話しますが」
    ”メニーオーダー”:「彼の瞳は所謂”遺産”に相当するものです」
    ”メニーオーダー”:「”トパーズアイ”だけを欲するなら彼の生死は問わないでしょうし」
    ”メニーオーダー”:「それこそ売り先はいくらでも…という話になりますね」
    鶯宿ユメ:「遺産……そうね、狙われるのも合点が行ったわ」
    薊奏:「そういうことだったのですね」
    江長崎啓:「……随分と親切に教えてくれたけれど」
    江長崎啓:閉ざしていた口を開き、再び“メニーオーダー”へ。
    江長崎啓:「立場の表明と受け取ってもいいのかしら。イーハトーヴの諜報エージェント」
    ”メニーオーダー”:「立場、立場ときましたか」
    ”メニーオーダー”:「その良い様では私の事もご存じで?」
    GM:言い様
    江長崎啓:「用心ということで許して頂戴。こっちは見ての通り女所帯だから」
    江長崎啓:肩を竦める。
    ”メニーオーダー”:「ま、構いませんとも。それに今時性別は強さとは関係ありませんから」
    ”メニーオーダー”:「どなたさまも、ご遠慮なさらず警戒なりなんなりなさってください」
    江長崎啓:「……とは言え」
    江長崎啓:「その結果巻き込まれるのが身内の不始末じゃ、間抜けな話には違いないけれど」
    鶯宿ユメ:「第二次崩落戦を起こそうとしてたセルのひとつの、二大派閥片方のリーダーさんだものね、警戒はしてもしすぎることはないけれど……」
    鶯宿ユメ:「そうね、そこは身内の恥というべきかしら。困ったお人ね、ホークナイツさんも」
    江長崎啓:「実際、どうしたものかしら。ここの連中は、全員“ホークナイツ”派と考えていいのかどうか……」
    薊奏:「……そういえば、もうひとりいましたが。眼帯の人」
    薊奏:「あの方も『敵』なのでしょうか」
    鶯宿ユメ:「イチクラさんね。彼女は随分とホークナイツさんを信頼してたみたいだったけど……」
    鶯宿ユメ:「崩落戦にも参加した歴戦の人だ、と言っていたわ。ホークナイツさん。その頃からのつきあいみたい」
    鶯宿ユメ:「……ひょっとしたらそれより前かもしれないけどね」
    鏑木 鵠:「……なにかそういう気配でも?」
    鶯宿ユメ:「イチクラさんね、ホークナイツさんは、崩落戦の他にも色んな作戦に参加してたって言ってたの」
    鶯宿ユメ:「彼女、崩落戦の負傷で、戦闘職としては自分はもう身を引いたとも言ってたわ」
    江長崎啓:「なら、そうなる前までは前線に出ていて、“ホークナイツ”とも肩を並べていたわけ」
    江長崎啓:「何とも。絆が深そうなこと」
    鶯宿ユメ:「はい。そして崩落戦以降のホークナイツさんの活躍による信頼は、彼女から窺えてません。だからまあ……これはただの勘なんだけど、」
    鶯宿ユメ:「クァグマイヤさんの言うとおりね。繋がりがあったなら、崩落戦以前の、同じ戦場かも……ってくらいね」
    鶯宿ユメ:「だから……ええどちらかと言えば」
    鶯宿ユメ:「彼女はホークナイツさん派だと思います。軽々な対応は禁物ですが、少なくとも『味方ではない』の方向を頭にいれておいた方が間違いないかと」
    鶯宿ユメ:にこにことした顔で言う。先ほどまで、通信室で談笑めいた会話を行っていた相手に。
    江長崎啓:「“ホークナイツ”、“グレイナイトジャー”」
    江長崎啓:「……その二人に、何かの形で繋がりがあるとして」
    鶯宿ユメ:「……ええ」
    江長崎啓:「それだけでこんな大胆な真似は普通しないわ。他にも何かあると見ておくべきだと私は思う」
    江長崎啓:「理由か、備えか。もしくはその両方が」
    鏑木 鵠:「あります」
    鏑木 鵠:「……少なくとも、備えならば」
    薊奏:「こころあたりがあるのですね」
    江長崎啓:顔を向ける。
    鏑木 鵠:「以前閲覧したデネブの資料に掲載されていない防衛機構が、展望デッキに設置されていました──対オーヴァード戦闘を想定した威力です」
    鏑木 鵠:「加えて此処は絶海の孤城。もし施設スタッフが全て、ホークナイツの支配下にあるとしたら」
    鏑木 鵠:「通信途絶を含む全ての状況が、私達に牙をむいている……」
    鏑木 鵠:「……いえ、爪を向けているのかも知れません」
    江長崎啓:「……船が心配ね。どの道この状況じゃ、それを使って脱出もできないでしょうけれど」
    鶯宿ユメ:「以前はなかった設備がホークナイツさんによって整えられてるとしたら」
    鶯宿ユメ:「大分状況が悪いわね。いつ周りに囲まれた罠が襲ってくるか判らない」
    鏑木 鵠:「可能なら近隣のUGN施設へ救援要請を行いたいところですが……」
    鶯宿ユメ:「通信も絶たれているわ。この嵐じゃ、物理的な便りも厳しいわね」
    ”メニーオーダー”:「となると、通信室ですか?」
    鶯宿ユメ:「…………ええ」
    ”メニーオーダー”:「そこを制圧すれば少なくとも応援は呼べるかもしれませんし鷹城を告発する事も出来るでしょう」
    ”メニーオーダー”:「元々が通信拠点だったのだとするなら」
    ”メニーオーダー”:「機能の中心もそこに集中している可能性もありますしね」
    鶯宿ユメ:「メニーオーダーさんにお株を奪われちゃったわね」ちょっとだけ、しょんぼりした表情で。
    鶯宿ユメ:「……そう、管制室を抑えればいいのよ!」ビシーッ。キメ顔で言い放つ!!
    薊奏:「……はい。することはわかりました」
    薊奏:「守りはおまかせください」
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    鏑木 鵠:ロイスは保留。調達はアヴォイドマント難易度21のダメ元チャレンジ 成功率1%
    鏑木 鵠:2dx 1%ではないか
    DoubleCross : (2R10[10]) → 9[3,9] → 9

    江長崎啓:ロイスは保留、調達は応急手当狙いで
    薊奏:ロイス保留でボディアーマー狙います
    鏑木 鵠:以上!
    鶯宿ユメ:はい!ロイスは保留!調達はシューターズジャケットで!
    薊奏:2dx>=12
    DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[1,9] → 9 → 失敗

    江長崎啓:1dx+1>=8
    DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功

    薊奏:ダメ!以上
    江長崎啓:ゲット。以上です
    鶯宿ユメ:2d10+2
    DoubleCross : (2D10+2) → 14[10,4]+2 → 16

    鶯宿ユメ:あ、成功!!ではシューターズジャケットゲットで以上です!
    鏑木 鵠:dxじゃなくd10になってはります
    鶯宿ユメ:ほんとだ……危ない所でした、ありがとうございます!
    GM:ホントだ
    鶯宿ユメ:2d10x+2
    江長崎啓:オウ姉ちゃん、ウチらのシマでサマたあいい度胸じゃねえか
    鶯宿ユメ:2dx+2
    DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[6,6]+2 → 8

    鶯宿ユメ:うっかりしちゃったわ!そしてダメ!!以上です

    ミドル2「雨音に紛れて」


    GM:ミドルシーンその2です
    GM:シーンプレイヤーは薊さん
    GM:情報収集とかできます
    GM:登場は任意
    GM:出る人はどうぞ
    鏑木 鵠:任意なので出る!
    鏑木 鵠:55+1d10
    DoubleCross : (55+1D10) → 55+3[3] → 58

    薊奏:引き続いて登場を
    薊奏:47+1d10
    DoubleCross : (47+1D10) → 47+6[6] → 53

    江長崎啓:出!
    鶯宿ユメ:出ましょうか!
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:50->53)
    鶯宿ユメ:66+1d10
    DoubleCross : (66+1D10) → 66+2[2] → 68

    鶯宿ユメ:やった、低い!いけます!
    GM:----
    GM:調査できる項目はこちら
    通信ルームへのルート開拓 情報:軍事 6
    アルビレオの観測所について 情報UGN 8

    GM:の二つです
    薊奏:アルビレオの観測所について UGNで振ります
    薊奏:2dx+1>=8
    DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[2,9]+1 → 10 → 成功

    鏑木 鵠:通信ルームへのルート開拓に挑戦……ダイスボーナスも固定値も無いが!
    鏑木 鵠:2dx>=6 情報:軍事
    DoubleCross : (2R10[10]>=6) → 7[1,7] → 7 → 成功

    鶯宿ユメ:さっすが~
    江長崎啓:鷹城さんへの意趣返しが……成った!
    薊奏:やるう
    GM:お、成功しましたねー
    GM:やりやがるぜ
    GM:公開していきます
    アルビレオの観測所について
    崩落戦において“岩手幇(イーハトーヴセル)”が計画していた作戦の名前は「セントールの祭り」と呼ばれていた。その中核を担っていたアルビレオの観測所はサファイアアイの死亡によって計画は破棄されたようだ。サファイアアイの死亡によって蒼玉の瞳は遺失したとされる。トパーズアイは姉の瞳を探す為にUGNへの自身の身柄引き渡しに同意したようである。
    セントールの祭りについて 情報UGN:19 が調査可能

    通信ルームへのルート開拓
    通信ルームがデネブの中枢である事は間違いない。デネブのシステムは全ての場所に張り巡らされているがその通信もうを探知できる能力者がいればそれを辿る事で通信ルームへの通路を確保できるだろう。

    通信ルームに到達する事で各種データベースが使用可能になり情報の判定に+10ボーナスが付く様になります。
    また通信ルームへ移動するとイベントが発生します。

    GM:とりあえず今の所はこんな感じですね
    鶯宿ユメ:了解です!
    GM:----
    GM:ミドル2「雨音に紛れて」
    薊奏:「……ところで。『アルビレオのかんそくじょ』、についてくわしく聞いても良いでしょうか」
    ”トパーズアイ”:「…詳しく?」
    ”トパーズアイ”:「僕と姉さんの二人でそう呼ばれていた」
    ”トパーズアイ”:「姐さんが死んでからは呼ばれない」
    薊奏:「……そう、ですか。おねえさんは……」
    ”トパーズアイ”:「死んだ、崩落…とかで」
    江長崎啓:「…………」
    鶯宿ユメ:「………………」
    薊奏:「……UGNに来ることにしたのは、何かりゆうがあるのですか」
    ”トパーズアイ”:「目を探しに」
    薊奏:「目?」
    ”トパーズアイ”:「蒼い方」
    ”トパーズアイ”:「僕のは黄色だ」
    ”トパーズアイ”:「姐さんの持っていた目は蒼だった」
    薊奏:「……そういうことだったのですね」
    薊奏:「お姉さんの目を見つけたら……」
    薊奏:「あなたも元気になるのでしょうか」
    ”トパーズアイ”:「解らない、黄色が蒼色と一緒に居たいと思っているから。それを叶えるのが僕の望みだ」
    薊奏:「そうですか。」「……のぞみが叶うといいですね」
    ”トパーズアイ”:「うん…そうだね」
    鶯宿ユメ:「……遺産はそういう“願い”のようなものを所持者に託したり、その心に働きかけることがあるけれど」
    鶯宿ユメ:「あなたの眼もそういったものなのかしらね。元が二つ一組なら、やっぱりセットがいいのかしら」
    鶯宿ユメ:「うん。……うん。まあ何にせよ、お姉さんの眼だものね。あなたが欲しがるなら、実際そうなるのもいいと思うわ」
    ”トパーズアイ”:「そう…なのかも」
    江長崎啓:「けれど、その為には」
    江長崎啓:「今の状況を脱する必要がある。少なくとも」
    江長崎啓:「……随分と面倒な要塞になっているわ、ここ。海の上とは言え、よく勝手にこんな無茶を通したこと」
    江長崎啓:暗闇の中、密かに伸ばしていた影の触手を戻す。通信室へのルートを探っていたが、罠の張り巡らせ方があまりにも執拗だ。
    江長崎啓:「いっそ正面突破でも仕掛けましょうか」本気とも冗談ともつかない語調。
    鶯宿ユメ:「よくよく見てみると、剣呑な罠ばっかりよね。こんな……言葉を選ばすに言うと『へんぴ』な基地に、やりすぎなくらい」
    鏑木 鵠:「死にますよ」
    鏑木 鵠:「死んで残すものも無い立場なら、そういうのもいいかも知れないですけど」
    鶯宿ユメ:「まあ、死……」
    薊奏:「さきほどのタンブラーピジョンさんのお話では、正面から行くのはきびしそうですね」
    鶯宿ユメ:「でも罠を用意しすぎて、肝心な基地の人が通信室にたどり着けなくなってたんじゃ意味がないわ。そういう意味では」
    鶯宿ユメ:「通信室までの安全なルート、もしくはその到達方法が確実にあるはずよ」
    薊奏:「……"トパーズアイ"さん。さきほどのように、見えたりはしませんか?」
    ”トパーズアイ”:「何…を見たら」
    薊奏:「ええと……つうしん室まで安全に行くのに……」
    ”トパーズアイ”:「通信…」
    鶯宿ユメ:「通信室までの道は、わたしが通してもらったし知っているわ。トパーズアイさんは、」
    鶯宿ユメ:「さっきの倉庫の要領でそこまでの『安全な通路』を探してもらうってのはどう?」
    ”トパーズアイ”:「わかった」
    ”トパーズアイ”:「誰も居ない…場所とか。動いているカメラなら…わかる」
    ”トパーズアイ”:「それでいい?」
    薊奏:「なるほど……それでおねがいできますか」
    鶯宿ユメ:「ええ。さっきの倉庫と比べて、複雑な探し方になるから、負担になるようなら言ってね」
    鶯宿ユメ:「無理せず行きましょう」
    江長崎啓:「とても助かるわ。生憎、死んだら大事なものを置いてけぼりにしてしまう身だし」やはり淡々と。
    江長崎啓:「それにしても」
    江長崎啓:「あなた、いくつなの?」
    鶯宿ユメ:「わたし?」
    江長崎啓:「いえ。あなたも気にならないではないけど」
    江長崎啓:向いた視線の先には“トパーズアイ”がいる。
    鶯宿ユメ:「違っていたわ……」にこにこしているような、しょんぼりしているような、微妙に何とも言えない顔。
    ”トパーズアイ”:「僕?」
    ”トパーズアイ”:「正確には…わからない」
    ”トパーズアイ”:「肉体は…たぶん合成されたモノ…だと思う」
    ”トパーズアイ”:「素になった素体はあるかもしれないけど」
    ”トパーズアイ”:「その記憶は無い」
    鏑木 鵠:「無用の感情移入は」割って入る、少しばかり強めの声
    鏑木 鵠:「……あまり良いことではないと思いますよ」
    江長崎啓:鏑木さんを一瞥する。
    江長崎啓:「……分かっているわよ。少し気になっただけ」
    ”トパーズアイ”:「姉さんは、少し記憶があったみたいだった」
    ”トパーズアイ”:「あ、こっちの道の方が安全…だと思う」
    ”トパーズアイ”:分岐点を指示する
    江長崎啓:「……」
    薊奏:「……行きましょう。うしろはわたしが守りますので」
    ”トパーズアイ”:「僕にあるのは姉さんと…
    ”トパーズアイ”:…との記憶だけ」
    鶯宿ユメ:「ありがとう」先導するので、最後尾を奏ちゃんに任せて今度は先頭に。トパーズアイくんの話を、聞きはしつつも何も言わず。
    ”トパーズアイ”:「あ、そこを曲がると…目的地だと…思う」
    鶯宿ユメ:「まあ……!!速いわね、腰を据えていくのを覚悟してたけど、さすがだわ!」
    鶯宿ユメ:「こう言ってしまうのは何だけれど」
    鶯宿ユメ:「やっぱり力は本物ね」
    GM:通信室の扉を開けますか?
    江長崎啓:「……中の様子は見える?」トパーズアイに。
    ”トパーズアイ”:「人が一人いる」
    鶯宿ユメ:「…………まあ、ここで待ち構えているのが手っ取り早いわよね」
    江長崎啓:「大した自信……とも限らないか」罠の可能性もある。いかに強力な観測能力でも、何も見落とさないという保証はないのだし。
    鏑木 鵠:「けれど、今から迂回路を探す時間も惜しい」
    江長崎啓:「まあいいか。私が開ける。離れていて」
    鶯宿ユメ:「いいわ。わたしが開けましょう。罠と判って奏ちゃんを先頭に立たせるのもなんだし」
    鏑木 鵠:「ぶち破りますか──っと」二人分の声に重なって、言いかけた言葉を切る。
    薊奏:「うしろから防御します」魔眼の盾を飛ばす
    鶯宿ユメ:「多分わたしならナントカなるから」※カウンターがまだ使えないのでナントカなりません
    江長崎啓:「……」
    鏑木 鵠:「……どちらが空けるのでも、まぁ、いいんですけど」
    鏑木 鵠:「気をつけて」
    江長崎啓:やや逡巡して後ろに下がる。「わかった。ただし」
    江長崎啓:「“タンブラーピジョン”の言う通りよ」
    江長崎啓:「ぶち破りなさい」
    鶯宿ユメ:「ありがとう。後ろからでも盾が張れるのね。助かるわ」にっこり、奏ちゃんにお礼。
    鶯宿ユメ:「ええ、はい。——なの、で」
    鶯宿ユメ:自身の武器である遺産、二本の槍『テルルの竜針』。それを。
    鶯宿ユメ:ドリルのように影をまとわせた短槍を扉に突き立て、更に同様の長槍を、楔を打ち込むように突き込む!!
    鶯宿ユメ:破壊!
    GM:では扉は破壊されます
    GM:通信ルームには一人の女性
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「えッ?」
    鶯宿ユメ:「——あら」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「な、なんで?」
    鶯宿ユメ:「タンブラー(ピジョン)さん!」
    鏑木 鵠:その声が発せられる前には、既に宙を駆けていた。
    鏑木 鵠:飛翔からの、体重を浴びせかける体当たり。比喩でなく問答無用で放たれた。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「もがッ!?」
    GM:ふっ飛ばされて倒れます
    鏑木 鵠:では、その腕を背中へねじり上げて床にうつ伏せに抑えつつ
    鏑木 鵠:「静かに。そして私達の言葉には全て従ってください」
    鏑木 鵠:「さもなくば腕を骨ごと肩から引き抜きます」
    鏑木 鵠:と、冷えた声音で告げる。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「そ、それは困ります」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「し、死にますよね。そんな事されたら」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「死にたくないん
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:死にたくないんです」
    鏑木 鵠:「痛いだけで済みますよ、ジャームにならなければ」オーヴァードの基準で物を言いつつ、
    鏑木 鵠:他三名の方へ視線を向け、何かを問うのならばと軽く頷いて見せる。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「もう…死にたく…ないんです」
    鶯宿ユメ:「……ごめんなさいね、イチクラさん」
    江長崎啓:「良い手並み」首肯を返しつつ、“トパーズアイ”と“メニーオーダー”へ、室内へ入るように促す。
    ”トパーズアイ”:「…」
    ”メニーオーダー”:「いやいや、良い手際ですね」
    薊奏:室外を警戒しつつ最後に入室
    鶯宿ユメ:「ホークナイツさんが造反の疑いがあります。ここは従ってくれれば、あなたを何も知らない被害者ということに出来るわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「疑い…ですか」
    鶯宿ユメ:「この通信室を介して、彼の城であるこの基地の指揮権を抑える必要があります。手伝ってくれるかしら」
    鶯宿ユメ:見てるだけでも、まあいいけれど。と結び。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「安全の保障をしてもらえるなら」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「だって…裏切ったら。あの人は私を許さないでしょう」
    鶯宿ユメ:「ええ。有力な証言もあるわ、なのでお願いしたいの。勿論あなたの安全は護るわ」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「でしたら、構いませんよ」
    鶯宿ユメ:「やっぱり厳しい人なのね」
    鶯宿ユメ:「よかった。感謝します」にっこり。
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「厳しいと言うか、自分の事だけを考えている人、ですかね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「セキュリティを切れば。あの人にバレますけど」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「それでも構いませんか?」
    鶯宿ユメ:「少なくとも、彼の身柄を確保するか、本部への通信が回復するまでここで持ちこたえなければならないわ」
    江長崎啓:「……それだけど」
    鶯宿ユメ:「そして通信は……おそらく、原因不明の不調。待ってても直る保証はない」
    鶯宿ユメ:「……っと、ごめんなさい。何でしょう、クァグマイヤさん」
    江長崎啓:「そもそも通信の途絶は本当なの? “ホークナイツ”の狂言や仕込みではなく」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「半分は本当で、半分は嘘です」
    薊奏:「はんぶん?」
    鶯宿ユメ:「通信が絶たれているのは、ここでわたしも立ち会いました。それがホークナイツさんの指示によるかはまだ判りませんが……」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「この嵐の影響で遠距離の通信は途絶しています」
    鶯宿ユメ:「……まあ」驚いてるんだかそうでないんだかな反応>半分は本当で、半分は嘘
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「でも、この基地の機能を使えば、データベースへのアクセスや」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「こちらからメッセージを飛ばすこと自体は可能です」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「向こうからの返信は期待できませんけど」
    江長崎啓:「なら、やれることは先にやっておきましょう」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「と、いうと?」
    鶯宿ユメ:「そうね、打って出るにしても、連絡しておくに越したことはないわ」
    江長崎啓:「セキュリティを切るまでは猶予が稼げるなら、状況報告なり調べ物なりをね」
    鏑木 鵠:「……ついでに、遺産管理局への連絡も」
    江長崎啓:「最上は“ホークナイツ”本人にこの基地の機構を差し向けることでしょうけど……」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「では通信を行いますね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「N市当てにメッセージを…」
    鶯宿ユメ:鏑木さんに頷きつつ、状況を見守る。
    ”トパーズアイ”:「あ…」
    ”トパーズアイ”:「気付かれ…た」
    GM:通信ルームの扉が開く
    GM:色々な方向へと繋がる通路があるその扉の一つ。
    GM:そこには見知った顔。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おいおい…どんな手を使ったかしらねえが」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「こそこそとナメた真似してくれるじゃねえか」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「ひっ…」
    江長崎啓:「堂々としていれば良いわけでもない」前に出る。
    鶯宿ユメ:「……タイミングが悪いわね。いや、良かったというべきかしら」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おい、クズ!何マヌケかましてんだァ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「裏切ったのかテメェ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ゴミは所詮ゴミだなァ!」
    鏑木 鵠:「──ちっ」ひねり上げていた腕を解放する。この相手に対して〝盾〟は有用ではないだろう。
    鏑木 鵠:「うるさいですよ、ゴミ漁りのスズメ」
    鏑木 鵠:「……なんですか。覗き見用のカメラでも仕掛けてたんですか」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「は、そいつの使えなさを知らねえのか?」
    鶯宿ユメ:「ここの副官さんでしょう?仕事のできない人に任せるポストじゃないと思うけど」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「事務仕事ができても身は守れねえ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「鷹城の恥さらしがそいつだ」
    鶯宿ユメ:「鷹城……あなた、いえイチクラさん、もしかして」
    鶯宿ユメ:「親戚か何か?縁故採用に文句を言うつもりは……まあ今はこの際置いときますが」
    鶯宿ユメ:「ホークナイツさん、その口ぶりだと、やっぱりイチウラさんとは単純に上司部下だけじゃない関係がありそうね」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「え…いや、その」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「そいつは死にぞこないさ」
    鶯宿ユメ:「……崩落戦ね」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おい、クズ。死にぞこないが死体になりたくないなら邪魔はするなよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ここでこいつらを潰してそこのガキを手に入れてお終いだ」
    鶯宿ユメ:「イチクラさん、言う通りにしていいわよ。『何もしないでくれれば』こちらも巻き込まないよう努力します」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「う…」
    鶯宿ユメ:「そして今の発言。ホークナイツさん」
    鶯宿ユメ:「決まりね。まだ疑ってた部分」
    鶯宿ユメ:「まだ本当か疑ってた部分があったけど、」じゃっ、じゃっ。二本の槍を抜く。
    鏑木 鵠:「……任務でもありますし」
    鏑木 鵠:「個人的にあなたのような人間が全く気に入らない、という話でもありますし」両手を重ね、指の骨をばきばきと鳴らす。
    鶯宿ユメ:「横領、UGNへの造反、およびその他の容疑であなたを拘束させてもらいます。残念だわ。歴戦の勇士と聞いていたのだけれど」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「出来るならやってみな、お前らはバラしてサメの餌にでもしてやるよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「たたみ掛けるぞ」
    GM:鷹城の背後から警備兵がぞろぞろと現れる
    GM:ミドル戦闘になります
    江長崎啓:「……“サンクチュアリ”。後ろはお願いね」
    江長崎啓:後方にのみそう声をかける。敵に対して言うべきことは二人が言ってくれた。
    薊奏:「はい。防御はおまかせください」
    薊奏:展開した魔眼が、鉄の鱗に。集まって盾を形成する。
    GM:----
    エンゲージ
    隊員1[6] 隊員2[6] ”ホークナイツ”[12] 隊員3[6] 隊員4[6]
                 ↑
                10m
                 ↓
    薊[8] 江長崎[22] 鶯宿[8] 鏑木[3]

    GM:配置はこんな感じ
    鶯宿ユメ:おっす!
    GM:行動値は”ホークナイツ”が12 隊員が6です
    江長崎啓:12かー
    薊奏:意外と早いじゃない
    江長崎啓:速いな~~~
    GM:鷹ですからね
    鶯宿ユメ:ブフフゥ~~~!しかしィ~~~?我らにはスピードの秘密兵器がおられますからなァ~~~
    GM:では戦闘を開始しましょう
    GM:セットアップ
    鶯宿ユメ:無!
    江長崎啓:なし!
    鏑木 鵠:無し
    薊奏:ノーセットアップ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:《王者の威声》《支配者の瞳Ⅱ》
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:トループである隊員たちの攻撃力と達成値を上昇させます
    鶯宿ユメ:ヤバい
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「殺せ!もう生かしておいても仕方ねえ!」
    薊奏:トループ使いか
    GM:イニチアチブ
    鏑木 鵠:トループならカバーは無いな……
    GM:特になければ江長崎さんの手番です
    鶯宿ユメ:姐さん!やっちゃってくだせえ!!
    江長崎啓:いきます!
    江長崎啓:マイナーで3m右に移動。
    江長崎啓:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:黒の束縛》《混色の氾濫》
    江長崎啓:“ホークナイツ”のエンゲージに範囲攻撃。妨害などは!
    GM:ありません
    江長崎啓:では
    江長崎啓:10dx7+6
    DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[4,5,5,5,6,7,8,10,10,10]+10[2,4,5,8,9]+6[1,6]+6 → 32

    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ドッジ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:8dx+3>=32
    DoubleCross : (8R10+3[10]>=32) → 10[3,3,6,6,7,7,10,10]+8[5,8]+3 → 21 → 失敗

    薊奏:こわ
    GM:結構回ったなーw
    江長崎啓:頑張りおる
    鶯宿ユメ:高い
    GM:隊員1はガード 献身の盾があるのでメジャー放棄で”ホークナイツ”をカバー
    GM:隊員2もガード 同じく隊員3をカバー
    GM:隊員3 ドッジ
    GM:3dx+10
    DoubleCross : (3R10+10[10]) → 7[2,3,7]+10 → 17

    GM:隊員4 ドッジ
    GM:3dx+10
    DoubleCross : (3R10+10[10]) → 10[5,6,10]+3[3]+10 → 23

    GM:ダメですね
    GM:ダメージをください
    江長崎啓:4d10+5
    DoubleCross : (4D10+5) → 23[7,4,4,8]+5 → 28

    江長崎啓:諸々有効。ダメージが通ればこのラウンド中の行動値を-9。
    GM:隊員1と隊員2は倒れます
    GM:3と4はギリギリ生存
    GM:行動値が0になります
    GM:行動値サゲが強いなー
    江長崎啓:——戦闘の流れと切り離されたような、まったくの唐突な瞬間に。
    江長崎啓:“ホークナイツ”達の頭上に生じた漆黒の色彩が、超重量の泥を瀑布と成して降らせる。
    江長崎啓:「余裕ぶるわけではないけど」
    江長崎啓:江長崎啓の影。その主は直立して、まるで動きの気配など見せないままに。
    江長崎啓:「これが限界なの」
    江長崎啓:今はまだ。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「チッ…」
    江長崎啓:落盤じみた落下の衝撃と、へばり付いて拘束を行う武器である。単にそうでしかない。
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+7した(侵蝕率:53->60)
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「”盾”になれ!」
    GM:部下たちが”ホークナイツ”を庇うような陣形をとる
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「もう倒れるとは」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「不甲斐ない奴らだ」
    GM:自身は無傷
    GM:泥に押しつぶされた部下は戦闘不能
    GM:続いて”ホークナイツ”が行動します
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:マイナーで《飛行能力》
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:メジャーで《対地攻撃》《大地の牙》《破砕の顎》《コンセントレイト》
    GM:薊さんたちのエンゲージに攻撃する 範囲攻撃だ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:8dx7+6
    DoubleCross : (8R10+6[7]) → 10[1,3,4,5,5,7,7,10]+6[1,2,6]+6 → 22

    鶯宿ユメ:ガード……は3なので避けた方がいいな、ドッジします!
    GM:おっと
    GM:この攻撃へのドッジダイスは-3個になるぞ
    鶯宿ユメ:アバーッ!!避けられない!ならばガードだ!
    江長崎啓:なんておそろしい効果だ
    鏑木 鵠:大地の牙で-1の破砕の顎で-2かなるほど(EAを読んだ)
    鏑木 鵠:これは無理そう、素ドッジだ
    GM:3個 地味だが浸蝕が低い間は効く
    鏑木 鵠:2dx+4>=22 ドッジ
    DoubleCross : (2R10+4[10]>=22) → 4[4,4]+4 → 8 → 失敗

    薊奏:んではここは鶯宿さんを《崩れずの群れ》でカバー
    鶯宿ユメ:ウォワーッ!!ありがたく!
    薊奏:ガード。《歪みの体》《グラビティガード》《イージスの盾》
    GM:ウゲェ 盛るなー
    GM:ダメージをだします
    GM:3d10+22
    DoubleCross : (3D10+22) → 20[1,10,9]+22 → 42

    薊奏:42-8-4d10
    DoubleCross : (42-8-4D10) → 42-8-31[5,9,8,9] → 3

    薊奏:6ダメージ!
    GM:マジかよ
    江長崎啓:硬っ
    鶯宿ユメ:ヤバイ
    鏑木 鵠:すげえや
    薊奏:侵蝕53→55→59
    鏑木 鵠:こちらは消し飛ぶ
    鏑木 鵠:58+1d10 リザレクト
    DoubleCross : (58+1D10) → 58+7[7] → 65

    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:黒いコートがザワザワと蠢き翼の形になり羽ばたく
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「邪魔なんだよ、テメエら」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ふわりと浮かび上がるの腕から鋼鉄の杭を射出!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:同時に部屋の攻撃システムが稼働しプラズマが君達を襲う
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「はは、死ね!死ねえ!」
    薊奏:「盾というのは——」鋼鉄の鱗が浮かび上がる。
    鶯宿ユメ:(「あらあら、これは……ちょっと避けられないかもしれない、わね」)
    薊奏:鱗が盾となり、壁となり、攻撃を防ぐ
    薊奏:「こういうものなのですよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「なんだと?」
    鶯宿ユメ:「わ……」驚愕!
    薊奏:「(……でも、あっちはまにあわない)」
    薊奏:「……すみません。反応がすこしおくれました」
    鏑木 鵠:回避不能、と見た。対処は防御姿勢ではなく、開手の構え。
    鏑木 鵠:「いえ」
    鏑木 鵠:プラズマはどうにもならない。身を焼かれ、肌を黒く炭化させながら、
    鏑木 鵠:「見事な仕事です」飛来した杭を掴み、握り砕いた。
    薊奏:「……ありがとうございます。あとはおまかせします」
    江長崎啓:「……頼もしいわ」傍から見ては分からぬほどに小さく、安堵の息を吐く。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「舐めやがって」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ガキが!舐めやがって!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「殺す!」
    GM:では薊さんの手番です
    薊奏:あ、手番は待機します
    鶯宿ユメ:了解!ではつぎはわたしでしょうか!
    GM:ですね
    GM:鶯宿さんの手番です
    鶯宿ユメ:はい!では単体なので……ホークナイツを撃ちましょう!攻撃したく!
    GM:どうぞ
    鶯宿ユメ:オートアクションで槍準備、マイナーはなし、《無形の影》《コンセントレイト》!侵蝕は6!
    鶯宿ユメ:8dx8+6
    DoubleCross : (8R10+6[8]) → 10[3,6,7,8,8,9,9,9]+10[3,5,8,10,10]+10[2,8,10]+2[1,2]+6 → 38

    鶯宿ユメ:いい感じ!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ドッジ!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:8dx+3>=38
    DoubleCross : (8R10+3[10]>=38) → 10[1,2,3,4,6,7,7,10]+9[9]+3 → 22 → 失敗

    GM:どや
    GM:回るんだけどなー
    鶯宿ユメ:よかったぜ……
    鶯宿ユメ:ではダメージを。サイドリールでダメージ+1個!
    GM:隊員3が 献身の盾の効果を使ってメジャー放棄でカバーします
    鶯宿ユメ:ググーッ
    鶯宿ユメ:5d10+11
    DoubleCross : (5D10+11) → 33[10,4,3,8,8]+11 → 44

    鶯宿ユメ:装甲有効!
    GM:隊員3は戦闘不能です
    鶯宿ユメ:やったぜ
    鶯宿ユメ:ぎゅ る
    GM:隊員くん…君の上がった攻撃力と達成値が
    鶯宿ユメ:ww
    GM:演出をドウゾー
    鶯宿ユメ:ぎゅ る る
    鶯宿ユメ:舞い散る盾の鱗の向こうから。二本のうちの長槍、塚尻に影で編まれた緒が結ばれたそれが、鎖鎌のように唸りをあげてホークナイツに迫る!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:部下の合間を縫うように飛行し
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:攻撃を避ける
    GM:盾にされた部下は崩れ落ちる
    鶯宿ユメ:「——あら」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「チッ…死ぬなら敵を攻撃してから死んどけよ」
    鶯宿ユメ:「ごめんなさい、サンクチュアリさん。あなたの素晴らしい防御、是非とも結果に繋げたかったけど」
    鶯宿ユメ:「もう少しかかりそうだわ」
    鶯宿ユメ:一瞬のうちに手許に戻ってきた長槍を握りつつ。
    鶯宿ユメ:「……大丈夫よ。あのあまりいいリーダーとは言えない彼を守る盾は」
    鶯宿ユメ:「確実に減ってるから」にこにこと、変わらぬ調子で言いつつ。
    薊奏:「……はい。こちらはまだよゆうがありますので」
    GM:続いて鏑木さんの手番
    鏑木 鵠:マイナー、ケチって《完全獣化》+《骨の剣》 侵蝕+65+9=74
    鏑木 鵠:メジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》+《一閃》。対象は隊員4。10m全力移動後に殴るぜ
    GM:むむッ こい
    鏑木 鵠:10dx8+3 命中判定
    DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[1,1,2,4,5,6,6,7,10,10]+10[3,10]+10[8]+10[8]+10[10]+7[7]+3 → 60

    鏑木 鵠:ん?
    薊奏:!?
    GM:え?こわ
    江長崎啓:60
    GM:はい…隊員4はドッジしま…す
    GM:3dx+10>=60
    DoubleCross : (3R10+10[10]>=60) → 9[1,2,9]+10 → 19 → 失敗

    GM:ダメ
    鏑木 鵠:17+7d10 装甲ガ有効
    DoubleCross : (17+7D10) → 17+35[4,8,10,6,2,3,2] → 52

    GM:壁の染みになった
    GM:隊員4は戦闘不能
    鏑木 鵠:あわれ
    鏑木 鵠:──人間が、何かを殴る際に〝拳〟を作るのは、
    鏑木 鵠:握り込む形が、力を腕に込めるにも手首から先へ伝達するにも都合が良いから、というのも勿論あるが。
    鏑木 鵠:最たる理由は指の強度。丸めておかねば己の腕力で砕けるのだ。
    鏑木 鵠:が。
    鏑木 鵠:砕けて構わないと開き直れるならば、拳を作らない選択肢を取り得るということだ。
    鏑木 鵠:床を蹴った──同時に一瞬だけ、スーツのスリットの隙間から顔を覗かせた翼が羽ばたく。
    鏑木 鵠:飛翔のベクトルを床と平行にし、地に足をつけたまま、真っ直ぐに駆けた。
    鏑木 鵠:腕を振るった。
    鏑木 鵠:拳を作らず、かといって貫手であるとか掌底であるとか、そういう〝技巧を伴った形〟ではなく、
    鏑木 鵠:顔の前を飛ぶ虫を払うような、無造作な形の手のままで、兵士の胴体を、
    鏑木 鵠:ばちっ
    鏑木 鵠:と、払った。
    GM:圧倒的な力を受けた時、そこに働くのは単純な物理
    GM:その勢いのまま吹き飛ばされ、体が壁にめり込んで沈黙
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おい!やられてんじゃねえぞ!」
    鏑木 鵠:「……なんらかの強化兵士だったらと思って、ちょっと強めにやりましたけど」
    鏑木 鵠:「悪いこと、しましたかね」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「テメエ…」
    鏑木 鵠:開いたままの手を顔の高さへ掲げる。まるで幽霊の真似をする子供のような構えになった。
    鏑木 鵠:掴んで引き裂くことだけを考えた、猛禽の構えだ。
    鏑木 鵠:侵蝕74+4=78
    GM:ここで第一ラウンドは終了です
    GM:クリナップは特にないですね
    薊奏:ないですね
    江長崎啓:なし!
    鏑木 鵠:ナッシン
    鶯宿ユメ:あ、無いです!
    GM:2ラウンド目
    エンゲージ
    鏑木[3] ”ホークナイツ”[12]
            ↑
           10m
            ↓
    薊[8] 江長崎[22] 鶯宿[8]

    GM:セットアップ
    江長崎啓:無!
    薊奏:無
    鶯宿ユメ:無!
    鏑木 鵠:無し!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:《得意領域》を使用します
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:RCダイスの数が+5個
    GM:ではイニシアチブ
    GM:こちらは特にないので江長崎さんの手番ですね
    江長崎啓:はいさ!
    江長崎啓:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:黒の束縛》。“ホークナイツ”に射撃攻撃です。
    江長崎啓:11dx7+6
    DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,5,7,8,9,9]+10[2,7,8,10]+10[4,7,10]+10[7,9]+3[2,3]+6 → 49

    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ガードします
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:そして《歪みの領域》を使用
    江長崎啓:アアーン?
    江長崎啓:5d10+5 ダメージ!
    DoubleCross : (5D10+5) → 20[6,1,5,5,3]+5 → 25

    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:射撃攻撃を仕掛けてきた相手に30点のHPダメージ
    江長崎啓:諸々有効で通れば行動値-9!
    江長崎啓:HPは32-30で生存
    GM:ダメージは受けますがまだ倒れません 行動値が下がっちゃう
    GM:あ、生きてる
    GM:HP30以上あるもんな…つよ
    GM:精神10強い
    江長崎啓:へへへ
    江長崎啓:演出行きます!
    GM:どうぞ
    江長崎啓:「まだやる?」
    江長崎啓:答えを聞く前に、既に次撃を放っている。
    江長崎啓:床から津波のように伸び上がり、回避不能の壁となって迫る漆黒の波濤。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「クソッ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:防衛システムを起動させる
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:四方の壁からプラズマ弾が江長崎さんに発射される
    江長崎啓:「っ……!」
    江長崎啓:体が焼け焦げる。激痛に顔を顰めるも、倒れはしない。
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+5した(侵蝕率:60->65)
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ウゼェんだよ!クソッ!なんだこりゃ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:動きが鈍っている
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「なんで死んでねえんだ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「死んどけよ!雑魚らしくよ!」
    江長崎啓:「……五月蠅いな」微かに苛立ちを滲ませて呟く。
    GM:では行動値が下がったので
    GM:薊さんの手番です
    薊奏:待機だッ
    薊奏:それが流儀
    GM:ですよね
    鶯宿ユメ:アザピポの妹の夫!
    GM:では鶯宿さん、君の行動を聞こう!
    鶯宿ユメ:当然ッ!攻撃だッ!!
    鶯宿ユメ:マイナーはなし!メジャーは先ほどと一緒、《無形の影》《コンセントレイト》!
    鶯宿ユメ:8dx8+6
    DoubleCross : (8R10+6[8]) → 10[2,3,4,5,6,7,8,10]+4[1,4]+6 → 20

    GM:頑張れば避けられるのでは
    鶯宿ユメ:んんんんん……!!
    GM:ふっふっふ
    鶯宿ユメ:《妖精の手》!使おう!!
    GM:な、なにー
    江長崎啓:闘志!
    鶯宿ユメ:頑張れば避けられる数値なので……確かにこわい……!!
    鶯宿ユメ:……よし(考えて)やっぱり行きます。振る!
    鶯宿ユメ:1dx8+20
    DoubleCross : (1R10+20[8]) → 7[7]+20 → 27

    GM:避けてやる
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ドッジ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:8dx+3
    DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[3,4,4,5,6,8,9,10]+1[1]+3 → 14

    GM:ダメージをください…
    鶯宿ユメ:あ、危ない……使わなくても大丈夫だったけど……やっぱ怖い!
    鶯宿ユメ:4d10+11
    DoubleCross : (4D10+11) → 32[9,7,7,9]+11 → 43

    鶯宿ユメ:対してダメージは高い!装甲有効!
    GM:かなりキツイがまだ生きてるぞ
    GM:演出どうぞ
    GM:あ、妖精の手が4を10に変えているので
    GM:達成値は+6かな
    鶯宿ユメ:30超えた!
    GM:なのでもう1d10ダメージを振ってください
    鶯宿ユメ:あ、ヤッター振り足し!!
    鶯宿ユメ:ありがとうございます。では遠慮なく……!
    鶯宿ユメ:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+1[1] → 44

    鶯宿ユメ:43+1d10
    DoubleCross : (43+1D10) → 43+2[2] → 45

    GM:最初の方かな
    鶯宿ユメ:あ、二重になっちゃった。ごめんなさい、最初の方で!1!!!!!
    GM:ふふふ セーフまだ生きてるぞ
    GM:演出どうぞ
    鶯宿ユメ:くっ……!
    鶯宿ユメ:靴の底、足の裏に最小限の『影』を広げ、走る。
    鶯宿ユメ:駆けるは波濤。江長崎さんが床より展開した泥の波の上。
    鶯宿ユメ:その泥の波の上、ホークナイツの頭上から、影の緒が結ばれた短槍を一息にホークナイツへ投擲する!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「クソがッ!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:避けようとするが泥が絡みついて避けきれない
    鶯宿ユメ:腕を塞ぐ。短槍と緒が、ホークナイツの腕に絡みついて縛る。
    鶯宿ユメ:そして、さらなる頭上からもう一波、振り下ろされる長槍!
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「おおおおッ!?」
    鶯宿ユメ:「……さすがの打たれ強さね。今のでやっつけるつもりだったんだけど」
    鶯宿ユメ:仕留め切れていない。そのホークナイツの頑健さに、素直に感嘆。
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「クソがッ!絶対に殺す!」
    GM:では行動値3で同値になるので
    GM:鏑木さんの手番です
    鏑木 鵠:いぇい
    鏑木 鵠:マイナーは無し。メジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》+《一閃》。対象はホークナイツ!
    鏑木 鵠:10dx8+3 命中判定
    DoubleCross : (10R10+3[8]) → 10[1,2,2,4,6,7,7,8,9,10]+7[1,7,7]+3 → 20

    鏑木 鵠:びみょい
    GM:やれるぞ頑張れ僕らのホークナイツ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:ドッジ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:8dx+3>=20
    DoubleCross : (8R10+3[10]>=20) → 8[2,2,3,5,5,6,8,8]+3 → 11 → 失敗

    GM:ダメ…
    鏑木 鵠:3d10+17 装甲有効
    DoubleCross : (3D10+17) → 19[1,10,8]+17 → 36

    GM:うーん 戦闘不能です
    江長崎啓:ヒュウ!
    薊奏:やった
    GM:行動値下げるのつよいなーw
    GM:演出どうぞ
    鏑木 鵠:──悪態を吐くホークナイツの前に、鏑木が腰を落として立つ。
    鏑木 鵠:拳は背の方に、弓を引くように構えている。
    鏑木 鵠:……拳だ。つまり。
    鏑木 鵠:〝最大の力を込められる形〟だ。
    鏑木 鵠:「動けないところに失礼しますが」
    鏑木 鵠:みし
    鏑木 鵠:握力で骨が軋む異音が、通信ルームに響いた。
    鏑木 鵠:「自業自得です」
    鏑木 鵠:分類するなら〝オーバーハンドフック〟。
    鏑木 鵠:要は〝力任せのテレフォンパンチ〟が、
    鏑木 鵠:沼に囚われた鷹の顔面へと放たれた。
    鏑木 鵠:侵蝕78+4=82
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「お前ッ!お前なんかにッ!」
    GM:まともにパンチを受けて壁に叩きつけられる
    GM:戦闘終了です
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「カハッ…」
    GM:羽はボロボロと崩れ床に倒れている
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ぜった…いに」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「許さね…ェ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「俺はいつだって生き延びてきた」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「今回だって…生き延びてやる」
    鏑木 鵠:「運が良かっただけです」
    鏑木 鵠:「……あの戦いの生き残りなんて、みんなそんなものです」
    鏑木 鵠:「或る程度強かった、それは前提としても──運が悪ければ死んだ」
    鏑木 鵠:「もう、あなたに運は残ってないんですよ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「違う…ね。運…じゃねえ」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「市蔵ーッ!!」
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「ガキの力を使えッ!こいつらを皆殺しにするんだッ!」
    鏑木 鵠:「……っ、この期に及んで部下頼りかっ……!」
    鶯宿ユメ:「…………」にこにこ顔を崩さず、ホークナイツの言葉を聞いていたが。
    薊奏:「おうじょうぎわ、が悪いのですよ。おとなしくしてください」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「です、ね」
    GM:市蔵がいつの間にかトパーズアイの傍に立っている。
    鶯宿ユメ:その指令の瞬間、イチクラさんへと向き直る!手には槍!怪しい動きがあればすぐさま投擲できるが——!!
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:「できますね?トパーズアイ」
    鶯宿ユメ:否、できるがではない。もう投げている!!
    ”トパーズアイ”:「…わかった」
    江長崎啓:「……止しなさい!」叫ぶが、負傷のために動きが遅れる。
    ”トパーズアイ”:「左に二歩」
    薊奏:「……だめ!」
    ”グレイナイトジャー”市蔵星菜:トパーズの指示で少し動くだけで攻撃を回避
    ”トパーズアイ”:「セントール…露を降らせ」
    GM:突如窓の外が明るく輝く
    GM:嵐の闇夜を裂く青い光
    GM:それはデネブを貫き
    GM:”ホークナイツ”を飲み込んだ
    ”ホークナイツ”鷹城勇吾:「は!?」
    鏑木 鵠:「──っ」
    GM:”ホークナイツ”の体は一瞬で凍り付き、そして砕け散る
    鶯宿ユメ:鈍い音を立てて槍が壁に突き刺さる。既に市蔵に向かって駆けだしているが……。
    鶯宿ユメ:突如、差し込んだ光に足が止まった。
    鶯宿ユメ:「っ……!」
    ”トパーズアイ”:「ごめんなさい、サンクチュアリ」
    薊奏:「これ、は……どういうことですか」
    GM:光が収まったあと二人の姿は消えている
    鏑木 鵠:「……仮にも、オーヴァードが」
    江長崎啓:「……」動揺はない。ただ苦々しげに。
    江長崎啓:“ホークナイツ”の居た場所と、消えた二人の去った後を見る。
    GM:通信ルームの天上と床には大きな穴が開いている
    鏑木 鵠:「死が一度ではないという前提で生きているオーヴァードが、眼帯をしているのを……おかしいなとは思っていましたが」
    鏑木 鵠:「……それ以上のことまで、考えが至りませんでした」
    GM:その光は天から降り注いだのではないかと推測できるだろう
    鶯宿ユメ:「…………ひどいものね」通信ルームの惨状を見て。
    鶯宿ユメ:「寒気がするわ」
    GM:実際に温度がかなり下がっているのがわかる
    ”メニーオーダー”:「やれやれ、大変な事になりましたねえ」
    鶯宿ユメ:「……イチクラさん」リアルな寒気に、襟元を直しつつ。
    薊奏:「……わたしが、あの子から目を離したから……」
    薊奏:「守れなかったのです」
    薊奏:「ごめんなさい」
    鶯宿ユメ:「あの子が連れ去られて……一緒に行ったのかもしれないけど、ううん、そうじゃなくて」
    鶯宿ユメ:「トパーズアイから離れて、この事態になってしまったのは、あなたのせいじゃないわ」
    鶯宿ユメ:「戦闘に入れば、こういうことも起こりうるわよ」
    鶯宿ユメ:にこにこと、普段通りの顔でフォローの言葉をかける
    薊奏:「……はい」
    薊奏:「とにかく、ほうっておけません」
    薊奏:「まだごえい任務は終わってないので」
    江長崎啓:「…………その通りよ」
    鶯宿ユメ:「ええ!」ぱしぱしと肩を叩いて。「その意気よ」
    鏑木 鵠:「問題は」低く沈んだ声。咳払いの音が挟まって、
    江長崎啓:「陸への報告はするけれど……恐らくまだ、二人はここにいる」
    江長崎啓:「嵐が残っているうちに探し出すわ」
    鏑木 鵠:「あの二人が何処へ行ったのか、そして」
    鶯宿ユメ:「まだ嵐は去ってない、この海を越えて、遠くへ逃げたとは考えにくいわ!」強気!
    鏑木 鵠:「あの力で、これから何をするのかです」
    鶯宿ユメ:「追いましょう!!」
    鏑木 鵠:「幸いにも通信ルームの奪還には成功、妨害元のホークナイツも……」
    鏑木 鵠:「……とにかく。このデネブの機器は調査に役立ちます。十分に使い切りましょう」
    江長崎啓:「そういうこと」
    江長崎啓:「任務は依然変更なし。切り替えていきましょう」
    江長崎啓:すました顔で、既に普段の調子に戻ったかのように。
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    鏑木 鵠:ロイスは……まだ保留で……!
    江長崎啓:こちらも悩むけどロイス保留……!
    鏑木 鵠:購入はアヴォイドマント目標21
    鶯宿ユメ:ロイス!奏ちゃんに 〇感服/不安 すごい子ね。助かるわ!
    鏑木 鵠:4dx>=21
    DoubleCross : (4R10[10]>=21) → 10[6,7,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

    鏑木 鵠:以上!
    江長崎啓:購入のほう、コンセ無形の影ショッピングができそうかなーという感じなんですが
    薊奏:鶯宿ユメ/信頼○/劣等感/ でロイス取ります
    江長崎啓:どなたか干し芋リストを公開してくれる人はいらっしゃる?
    鏑木 鵠:奏ちゃん用に強めの防具が取れたら嬉しいですわね
    薊奏:とりあえず自前でボディアーマーを
    鶯宿ユメ:購入は、欲しい方いたら応急手当を狙いますが!どうっすか!
    薊奏:2dx
    DoubleCross : (2R10[10]) → 7[5,7] → 7

    薊奏:ダメ
    薊奏:めちゃくちゃ欲望に忠実なことを言うとクリスタルシールドなどがあると
    鏑木 鵠:頼れる壁が産まれる
    江長崎啓:じゃあクリシーチャレンジ!
    薊奏:マジで引くほど固くなります
    江長崎啓:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》で
    鶯宿ユメ:わたしはシューターズジャケットが欲しいです!が!奏ちゃんの防御を充実させる方が良さそうなので、後回しでも!!
    鶯宿ユメ:そうだぜ、クリシーだぜ
    江長崎啓:11dx7+1>=25
    DoubleCross : (11R10+1[7]>=25) → 10[1,5,5,5,5,7,8,8,9,9,10]+10[3,4,5,7,10,10]+10[2,10,10]+10[5,7]+1[1]+1 → 42 → 成功

    江長崎啓:よしよし
    鏑木 鵠:すげえ
    江長崎啓:奏ちゃんにあげます。たんとお食べ
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+6した(侵蝕率:65->71)
    薊奏:ウワァーーーッありがとうございます
    江長崎啓:あと自分に応急手当を使っておきます。鶯宿さんの購入チャンスは何に使ってくれてもよいぞ
    江長崎啓:2+2d10
    DoubleCross : (2+2D10) → 2+17[8,9] → 19

    江長崎啓:HP19に。以上!
    鶯宿ユメ:あざます!!では自前シューターズで!素!
    鶯宿ユメ:3dx+2
    DoubleCross : (3R10+2[10]) → 8[6,7,8]+2 → 10

    鶯宿ユメ:ダメ!!以上です!

    ミドル3「復讐は過去より来る」


    GM:ミドル3 シーンプレイヤーは薊さん
    GM:登場は任意です
    江長崎啓:出没します
    薊奏:59+1d10
    DoubleCross : (59+1D10) → 59+10[10] → 69

    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:71->81)
    鶯宿ユメ:出ましょう。喋るのは控え目を目標にするので、ケイさんは思う存分奏ちゃんを構って大丈夫よ!
    鶯宿ユメ:84+1d10
    DoubleCross : (84+1D10) → 84+7[7] → 91

    鏑木 鵠:82+1d10
    DoubleCross : (82+1D10) → 82+4[4] → 86

    鶯宿ユメ:でかい(まがお)よ、よし!
    GM:----
    GM:通信ルームの効果で情報の達成値が+10されています
    GM:更に調べられる情報が増えました
    セントールの祭りについて 情報UGN:19
    “グレイナイトジャー”市蔵星菜について2 情報UGN16

    “トパーズアイ”について2 情報FH15
    GM:以上です
    GM:先に判定をやっちゃいましょうか
    江長崎啓:フゥーム
    薊奏:おいおい+10もされてりゃ楽勝じゃあないっすか~~~~
    薊奏:トパーズくんいきたいです
    鏑木 鵠:お祭り行ってみようかなぁ
    江長崎啓:当方は今回も後に回ります。だれか失敗したらそちらをやるぞ
    鶯宿ユメ:イチクラさん、振ってみましょう。ミスったらお願いしマス!
    薊奏:FHはないので素で
    薊奏:3dx+10>=15
    DoubleCross : (3R10+10[10]>=15) → 9[3,7,9]+10 → 19 → 成功

    鶯宿ユメ:項目はUGN。情報収集チームーっ!きてくれーっ!
    鏑木 鵠:6dx+11>=19 コネUGN使用ダイスボーナス入りでセントールの祭り
    DoubleCross : (6R10+11[10]>=19) → 9[6,6,7,9,9,9]+11 → 20 → 成功

    鏑木 鵠:ぎりぎり!
    鶯宿ユメ:5dx+14>=16
    DoubleCross : (5R10+14[10]>=16) → 10[2,7,9,9,10]+9[9]+14 → 33 → 成功

    鶯宿ユメ:成功!!
    鏑木 鵠:収集チームめちゃくちゃ優秀
    江長崎啓:フ……オレが出るまでもないか
    江長崎啓:味方ながら容赦のないヤツらよ
    薊奏:なにもかもがわかっていく
    鏑木 鵠:四天王の話のわかるやつムーブしてる
    鏑木 鵠:こっち脳筋1番手やん
    GM:有能だなあ
    鶯宿ユメ:+10ボーナス抜いてもみんな高い
    GM:公開していきます
    セントールの祭りについて
    高度35786メートルに存在する環境調査衛星セントールによる対N市攻撃計画。
    セントールにはオーヴァードの肉体の一部を使った生体部品が組み込まれており各種異常気象の緩和を行う機能を持っている。この衛星の力を利用した超高高度からの冷却レーザー攻撃は年の一区画を破壊するには十分な性能を持つ。この衛星を運用するには正確な位置情報の随時分析が必要であり、それを担うのがアルビレオの観測所だ。

    衛星セントールについて 情報UGN17 についてが調査可能
    “メニーオーダー”について2 情報FH16が調査可能

    “グレイナイトジャー”市蔵星菜について2
    鷹城星菜は崩落戦時に鷹城勇吾に捨て駒にされ瀕死の重傷を負った。
    同じく瀕死の重傷を負っていたサファイアアイと出会い取引をし、その瞳を受け継ぐことで命を繋いでいる。
    その後、鷹城家から名前を剥奪され市蔵を名乗る。
    彼女の目的はサファイアアイの希望である世界への復讐だ。

    “トパーズアイ”について2
    自分を庇って死んだ姉のサファイアアイの死に責任を感じている。
    姉の為であるならば自らの能力を使う事にそれを惜しむ事はないだろう。
    戦闘能力こそないが黄玉の瞳による探知は疑似的な未来視をも可能にし攻撃を予測する。
    その瞳すら姉に捧げる覚悟がある。

    GM:以上です
    江長崎啓:このシーンで追加項目への挑戦はできますか?
    GM:できるよー
    江長崎啓:あっ出来た。じゃあどうしようかな
    江長崎啓:一応シナリオロイスだしメニーオーダー2をやります
    江長崎啓:エフェクト無しの素振り!
    江長崎啓:3dx+10>=16
    DoubleCross : (3R10+10[10]>=16) → 9[2,2,9]+10 → 19 → 成功

    江長崎啓:セーフ
    “メニーオーダー”について2
    彼の目的は“岩手幇(イーハトーヴセル)”の同胞であるトパーズアイとサファイアアイの希望を叶える事である。現在のサファイアアイの持ち主である市蔵星菜はUGN所属であると同時にFHエージェント” ツィーゲンメルカァ“でもあるからだ。グレイナイトジャーとツィーゲンメルカァはヨダカを意味する。
    その為にUGNと折衝し、嵐を引き起こせる能力者の力も借りてこの場を設定した。それ以降の事は彼にとってはもはやなる様になれば良いのだ。

    江長崎啓:なんてこった
    GM:というわけでお話しタイムの始まりだー
    GM:----
    GM:デネブ通信ルーム
    江長崎啓:コンソールの操作音や、戦闘で散らばった資料を拾い集める紙音が耳につく、静かだが慌ただしい室内へ。
    江長崎啓:「“サンクチュアリ”」
    江長崎啓:外から戻ってきて、そう声をかける女が居る。その手には小型の金属盾。
    江長崎啓:「残党の確認ついでに、ここの資材を漁ってきた。使えそう?」
    薊奏:「ありがとうございます」受け取る
    薊奏:「……これはいいものですね。たすかります」
    江長崎啓:「……」手渡し、しばし様子を見て。「重くないかしら」
    薊奏:「わたしはあまり動きませんので……これくらいならへいきです」
    江長崎啓:「…………」
    江長崎啓:「眠くない?」
    江長崎啓:いささか文脈から外れた問い。
    薊奏:「……?」
    江長崎啓:語調も表情もあくまで淡々としてはいる。
    薊奏:「へいきですが……すこしつかれたかもしれません」
    薊奏:「でもそんな甘えたことは言っていられないのですよ」
    薊奏:カタカタ、とおぼつかないながらも端末を操作しながら返す
    江長崎啓:「……“トパーズアイ”のことは」
    江長崎啓:「気になるのも分かる。放っておけないのも」
    薊奏:「……」
    江長崎啓:「だから、そうしたいと思う気持ちがあるなら止めないけれど」
    江長崎啓:「義務や責任なんて言葉は使わなくていい」
    江長崎啓:「そういうのは……」
    江長崎啓:何もない空中に、少しの間言葉を探して。「……もっと。後に引けなくなった人間のものだから」
    薊奏:「……その、ありがとうございます」
    薊奏:「しんぱいしていただけるのはありがたいのですが」
    薊奏:「私も、UGNのチルドレンですので」
    薊奏:「任務だというのもありますが、それ以上に……」
    薊奏:「あの子がさびしい顔をしているように見えたので」
    薊奏:「それはいやだな、と思うのです」
    薊奏:「なので、わたしはできることをしたいのです」
    鶯宿ユメ:「いいと思うわ、それ」ひょっこり、通信室のモニターと向かい合った体勢から、体だけ後ろに倒して。
    鶯宿ユメ:「トパーズアイさんの実際の気持ちは置いといて、」
    鶯宿ユメ:「まずは出来ることをしたい、それは大事よ」
    江長崎啓:「……ええ」ゆるゆると首を振りながらも、述べる言葉は肯定。
    江長崎啓:「そういう方向の意思は大事。UGNでも、そうでなくてもね」
    江長崎啓:「ただ、UGNなら」
    鶯宿ユメ:「特に奏ちゃんくらいの子はね、任務とかお仕事とかばっかりじゃあ息苦しい気もするの」
    江長崎啓:「自分が人に頼ることの大切さも覚えてはおきなさい」
    鶯宿ユメ:「だから、やる気の出る……ゎ」江長崎さんとの発言に被ったので、両手で自分の口を押えるしぐさ。ストップ!
    薊奏:「……はい」
    江長崎啓:鶯宿さんの動きに対して片手を振る。構わない、の意。「以上よ。覚えるなり忘れるなり自由にして」
    薊奏:「おぼえておきます」
    鶯宿ユメ:「さっきの戦闘でも、すごく助かったけど、わたしのできることならどんどん頼ってくれていいからね。任せておいて」
    薊奏:「守るだけならわたしもできますが」
    鶯宿ユメ:にっこり顔から、最後はなぜかキメ顔で。フフーン!
    薊奏:「てきをやっつけるのは皆さんにおまかせします」
    薊奏:「……できれば、きずつけたくはないのですが」
    薊奏:「皆さんならうまくやってくれると思いますので」
    鶯宿ユメ:江長崎さんにもぺこり頷いて、親指を立てる動作。ぐっ!
    鶯宿ユメ:「……できればお互い傷つかないくらい、穏当に済ませられれば万々歳なんだけどね。努力はするわ」
    鶯宿ユメ:「——さて、イチクラさんだけど」
    鶯宿ユメ:「やっぱり困った時はデータベースね。登録上の個人情報が見つかりました」
    江長崎啓:「どんな風だった?」
    鶯宿ユメ:「姓名こそ変わってるけど、その経歴はホークナイツ……鷹城勇吾の物との……ええ、近縁であることが雄弁に記載されています」
    鶯宿ユメ:「彼女、本当に鷹城の人間だったのね」
    鶯宿ユメ:モニタに上がっているのは彼女の履歴、そして経歴。
    鶯宿ユメ:両目が健在だったころの顔写真もある。
    鏑木 鵠:「疑うべきでしたね、眼帯を」
    鏑木 鵠:「……オーヴァードならば大概の負傷は治癒してしまう」
    鏑木 鵠:「オーヴァードになる前からの負傷ならば、もう少し上等の眼帯をつけていたでしょうし」
    鶯宿ユメ:「そうね。確かに珍しくもないものだし崩落戦の傷と言えば頷けてしまうから納得してしまったけど……」
    鶯宿ユメ:「オーヴァードが体の欠損をそのままにしているなんて、相応の理由があると見るべきだったわ」
    江長崎啓:「……」その話を聞いて腕を組み、思案気に俯く。
    薊奏:「なにか、ありましたか」江長崎さんに
    鶯宿ユメ:「……最も、それを深く詮索するなんて、早々出来ることでもないけど」
    鏑木 鵠:「私には、チャンスがありました」
    鏑木 鵠:みし。戦闘時と同じ、握り込んだ拳の軋む音。
    江長崎啓:「いや、とりあえずはいい——」薊さんに返し、
    鏑木 鵠:「組み伏せたあの時点で、気にはなっていたんです。だったら」
    鏑木 鵠:「……あの時に引き剥がしてしまえばよかった」
    鶯宿ユメ:「だから率先して彼女と接したわたしが一番よく見ておくべきだったわね。大丈夫、タンブラーさんは悪くないわよ」
    江長崎啓:「……。そう疑ってかかるものでもない」
    江長崎啓:「しんどいわよ、それは。あの時点で気付くのは無理筋だったと私は思う」
    江長崎啓:鏑木さんへ視線を移して言う。
    薊奏:「……でも、そうすると。あの子はお姉さんにあえていたのですね」
    薊奏:「いえ、それがいいことなのかはわかりませんが」
    鏑木 鵠:「気付くべきでした。市蔵 星菜は落ち着いていた。……戦えない筈の相手が、床に組み伏せられて」
    鏑木 鵠:「私が……気付くべきだった」
    鶯宿ユメ:「トパーズアイさんが、イチクラさんを通じてお姉さんと接触できていたかも?という話?」>奏ちゃん
    薊奏:「すぎたことをきにしすぎるのは良くないと教わりました」
    鶯宿ユメ:「……気にしないで、とも言いにくいわね。終わった後の反省会なら、幾らでも付き合うわよ」
    薊奏:「……あの子が、お姉さんの目のためになんでもするというなら」
    鶯宿ユメ:「今は名誉を挽回しましょう。わたしも失点は取り返したいわ」
    鶯宿ユメ:「……あ、名誉は挽回で合ってたわよね?返上とか汚名を挽回じゃなかったわよね??」
    鶯宿ユメ:合ってるでしょ?と言わんばかりのキメ顔!!
    江長崎啓:「……そんなに焦るほど」
    江長崎啓:「まずい情報でもあった?」
    江長崎啓:静かに見つめる。
    鏑木 鵠:口を閉ざしたまま、データベースの操作パネルに触れる。手付きに澱みは無い。
    鏑木 鵠:操作を進めるにつれてモニタに映るのは、崩落戦の後に発覚した、〝既に破綻した〟筈の計画の記録。
    鏑木 鵠:……対処済であるが故に重要度は低く、検索性もさして高くはなかったが。
    鏑木 鵠:「環境調査衛星セントール」
    鏑木 鵠:「……ひとことで言うならば、この地球の全てを射程に納め得る兵器です」
    江長崎啓:「凡庸な発想の兵器ね。それが?」
    鏑木 鵠:「スペックは見ての通り。オーヴァードの肉体部品の一部を組み込んだとありますが、使われたオーヴァードがどういう能力の所有者であったかまでは不明」
    鏑木 鵠:「この『セントール』が搭載しているのは『冷却レーザー』。……高度3万5千mからの狙撃ともなれば、ゼロコンマ幾つの角度のずれでも相当な誤差になる筈ですが」
    鏑木 鵠:「逆に言うならば、その誤差を埋められるだけの観測精度持つ〝照準手〟がいる場合」
    鏑木 鵠:「……都市単位で、ホークナイツのような末路を辿る者が出る──と言えば分かりますか?」
    薊奏:「……さきほどの『空からのひかり』……」
    鶯宿ユメ:「照準手……。なるほど。まさにトパーズアイさんにうってつけというわけね」
    鶯宿ユメ:「イチクラさんがこれらを手によからぬことを考えているのなら……」
    鶯宿ユメ:「恐ろしいことだわ」
    薊奏:「むずかしいことはわかりませんが」
    薊奏:「あの子にそんなことはさせられません」
    薊奏:「でも、いまのあの子は、お姉さんのためならなんでもするでしょう」
    薊奏:「……イチクラさんがそれをりようしているのなら、ゆるせません」
    鶯宿ユメ:「勿論よ。イチクラさんはあの子のお姉さんじゃないけど……。お姉さんの眼を所有して、トパーズアイさんも彼女に従っているのなら」
    鶯宿ユメ:「やはりイチクラさんとお姉さんの間に、何らかの繋がりや取引……少なくともトパーズアイさんが平和的に協力する程度の」
    鶯宿ユメ:「接点があったと考えるのが妥当ね」
    鏑木 鵠:「加えて──あまりにも状況が上手すぎるというのも気になります」
    鶯宿ユメ:「……確かに」>状況
    鏑木 鵠:「私達は偶発的にデネブを訪れた筈だった。……機械的制御により、N市までを観測範囲に収め得る、孤立した海上の拠点に」
    鏑木 鵠:「そこには〝偶然にも〟トパーズアイを従えることが出来る者がいて、無事に合流をさせてしまった」
    鶯宿ユメ:「そこにたまたま、サファイアアイの瞳を手に入れたイチクラさんがいて、トパーズアイさんと結託、かねてからの計画を動かした……」
    鏑木 鵠:「経験則で皆さんに聞きますが、これが偶然だと思いますか?」
    鶯宿ユメ:「イチクラさん達にとって、都合がよすぎるよう思えるわね」
    江長崎啓:「……」
    江長崎啓:「さっき」
    江長崎啓:「疑うなと言った私が、こんなことを口にするのも何だけど——」
    江長崎啓:「実際にこうなってしまうと、セッティングを整えた輩の存在を想定しないわけにもいかない」
    江長崎啓:身体的な欠損の残っているオーヴァード自体は、ことに4年前の戦闘を経た者ならば見慣れてきたが。
    江長崎啓:“サファイアアイ”がここに在ったという事実は、偶然では起こり得ない。その見解には同意している。
    江長崎啓:「そして」
    江長崎啓:「この状況で、そういうことを仕組めそうな役者は、もう殆ど舞台に残っていないわ」
    江長崎啓:向き直る先には、“メニーオーダー”。
    江長崎啓:「どう思う? あなた」
    ”メニーオーダー”:あくまでも笑みを絶やさない眼鏡の男
    ”メニーオーダー”:「どう、とは?」
    ”メニーオーダー”:「私の考えなどをお聞きになりたいと言う事ですか?」
    ”メニーオーダー”:「どうしてもお知りになりたいというのであれば。ええ構いませんよ」
    江長崎啓:「聞かせてもらいましょうか」
    ”メニーオーダー”:「トパーズアイとサファイアアイがそう望んだ」
    ”メニーオーダー”:「主たる理由はただそれだけです」
    ”メニーオーダー”:「かの姉弟は互いにともにある事を望んでいる」
    ”メニーオーダー”:「それが彼と彼女。あるいはその瞳に宿る遺産の意思であり」
    ”メニーオーダー”:「幸福であるのでしょう」
    鏑木 鵠:「……ずいぶんと人間らしいことを言うんですね」
    ”メニーオーダー”:「人間らしいとは、面白い事を言いますね」
    ”メニーオーダー”:「もちろん私達は人間です。貴方達と変わらない、ね」
    江長崎啓:影の弾丸を“メニーオーダー”へ放つ。
    GM:弾丸はメニーオーダーの目の前で何かに喰われるように消えます
    ”メニーオーダー”:「おっとと、まだお話最中では?」
    ”メニーオーダー”:「食事の時間いはまだ早いと言うのに」
    江長崎啓:「……ふざけた事を言ってくれるわ」
    江長崎啓:遅れて、自身の足元で影の沼が沸き立つ。戦闘に向けた出力の上昇。
    鏑木 鵠:「ファルスハーツの悪食め」舌打ち、そして悪態を吐く
    GM:メニーオーダーの周囲に猫の瞳の様な魔眼が浮かぶ
    ”メニーオーダー”:「ふざけた事など何もありません」
    ”メニーオーダー”:「私たちの目的は”幸福の追求”です」
    ”メニーオーダー”:「誰にだって幸せになる権利がある」
    江長崎啓:「あの二人のやっていることが幸せに向かう道だと?」
    鏑木 鵠:「……嘘は言っていないのでしょうが、全てを語ってもいない」
    鏑木 鵠:「ただ寄り添うだけであれば、UGNの庇護下にいれば十分なんですから」
    ”メニーオーダー”:「それはUGNの傲慢ですよ」
    ”メニーオーダー”:「UGNならすべてが正義であるなどと」
    ”メニーオーダー”:「特に姉の方は信じないでしょう」
    鏑木 鵠:「その傲慢が世界を保っている!」
    鏑木 鵠:「……ならば〝メニーオーダー〟、あの二人の〝欲望〟は何を求めてると言うんですか!」
    鶯宿ユメ:「……あくまであなた達の理念と、トパーズアイさん……そして今となってはサファイアアイさんもだけど、仲間のためという訳ね」
    鶯宿ユメ:「UGNでは実現できない、あの子たちの幸せのため」
    鶯宿ユメ:「……確認しておきたいんだけど」
    ”メニーオーダー”:「言い方ひとつで何もかもが変わりますよ・”欲望”とは貴方達の言い方でしょうに」
    ”メニーオーダー”:「確認、ええどうぞ。正しい認識は必要ですよ」
    鶯宿ユメ:「その『幸せ』はイチクラさんにとってもそうだと思っているの?」
    鶯宿ユメ:「わたし……このデータベースではイチクラさんの経歴や出生は判っても、」
    鶯宿ユメ:「彼女の行動の理由だけは、推測するしかないのよね」
    ”メニーオーダー”:「彼女の望みの一つはすでに果たされています」
    ”メニーオーダー”:「復讐ですよ」
    鶯宿ユメ:「………………」にこにことした顔のまま、聞いている。“ああやっぱり”という意は、顔に表されている。
    鶯宿ユメ:「……イチクラさん、崩落戦を機に負傷して前線を引いたとあるけど」
    鶯宿ユメ:「ホークナイツの経歴と併せれば……そうね、可能性の話だけど考えられるのよ」
    ”メニーオーダー”:「彼は傲慢で自信家でしたからね。今までも他人を踏みつけて生きてきたのでしょう」
    鶯宿ユメ:「彼に利用されたんじゃないか、盾にされてしまったんじゃないか、みたいなね」
    鶯宿ユメ:「ひどい話よね。その一つの『復讐』というのは、これで間違いはない?」
    ”メニーオーダー”:「ええ、間違いありません」
    ”メニーオーダー”:「ただ、それで復讐が終わるわけではないでしょうけれど」
    鶯宿ユメ:「わかったわ。それに彼に対する復讐だけなら、こんな大掛かりな兵器に狙いをつけないわよね」
    鶯宿ユメ:「もっともっと、あるわけね。復讐したい相手が」
    ”メニーオーダー”:「兵器…というのは語弊がありますが。まあ、構いません」
    ”メニーオーダー”:「市蔵にとって、もはやN市という街こそが枷なのです」
    ”メニーオーダー”:「その街が存在する事を彼女は許せない」
    ”メニーオーダー”:「サファイアアイにとっても同様でしょう」
    ”メニーオーダー”:「彼女たちが望むのは究極的には静かな世界です」
    ”メニーオーダー”:「世界中を滅ぼして姉弟二人だけになる事をいずれは望む」
    ”メニーオーダー”:「ま、これは私の推測ですが。そんなに間違ってはいないと思いますよ」
    鏑木 鵠:「……っ、そんな光景が幸せと言えますか……!」
    鶯宿ユメ:「二人の目標は一致している……判ったわ。確かに、それはイチクラさんにとっても『幸せ』のためね」
    鏑木 鵠:「〝メニーオーダー〟! あなたも崩落戦を知っているでしょう!」
    鏑木 鵠:「……人間もオーヴァードもひとしく、簡単に死んでいった日のことを知っているでしょう……!」
    ”メニーオーダー”:「勿論です。あの最悪の戦いの事でしょう?私達も多くの仲間を無意味に失いました」
    鏑木 鵠:「〝誰にだって幸せになる権利がある〟と言うのなら──あの時にあまりに多くの幸せが奪われたことも分かる筈だ!」
    ”メニーオーダー”:「勿論ですよ、十分に理解しています」
    ”メニーオーダー”:「ですから!ええ!ですからなのです。私達の望みは誰かの”幸福の追求”に他ならない」
    ”メニーオーダー”:「たとえば明日、世界が滅ぶとしたら無意味な物であってはならない」
    ”メニーオーダー”:「世界が滅ぶときにそれが”幸せな誰かの為”であるなら」
    ”メニーオーダー”:「それは、悪くないと思いませんか?」
    鏑木 鵠:「今日と同じ明日を幸せだと思うひとがいる!」
    ”メニーオーダー”:「それは否定しません」
    鏑木 鵠:「なら!」
    ”メニーオーダー”:「そんな人が居ても世界は滅びる時は滅び去る」
    ”メニーオーダー”:「いとも簡単に」
    ”メニーオーダー”:「全ての人が幸福であるなどという事は不可能です」
    鏑木 鵠:「──っ!」それは理想論の限界値だ。言葉も無い。
    ”メニーオーダー”:「現に、”ツィーゲンメルカァ”も”アルビレオの観測所”も幸福からは除外されている」
    ”メニーオーダー”:「彼らが幸福になる事を仲間である私たちが望んで何が悪いのです?」
    江長崎啓:「……言いたいことは幾らでもある。だけど」
    江長崎啓:「残りはあの二人に直接言いましょう。事態は未だ進行中よ」
    ”メニーオーダー”:「無論です。私は貴方がその傲慢な理想の為、人々の幸福の為に動く事も悪いとは思わない」
    ”メニーオーダー”:「私の仕事はこの場を作り上げた事でお終いです」
    江長崎啓:「……。任務を更新するわ。市蔵星菜、“トパーズアイ”、“メニーオーダー”を捕縛する」
    鏑木 鵠:「…………」ぎしぎしと、指の骨を軋ませている。その拳を掲げて身構えることも無く。
    ”メニーオーダー”:「真面目な方だ」
    薊奏:「……むずかしいことはわかりませんが。あの二人を止めなければいけないことはわかりました」
    薊奏:「それが、あの子のしあわせをじゃまするとしても……世界をこわすなんてことはさせられないので」
    鶯宿ユメ:「了解したわクァグマイヤさん。あの子たちを止めましょう」にこにこ顔を崩さぬまま頷く。
    ”メニーオーダー”:「私は邪魔にならないようにお待ちしますよ」
    江長崎啓:漆黒の影が立ち上がり、囲い込む円形の壁となって、“メニーオーダー”に雪崩れかかる。
    ”メニーオーダー”:そのまま捕縛されます
    江長崎啓:「……この嵐も、自然のものでは無いんでしょうね」
    江長崎啓:影を纏わりつかせ動きを封じながら、さらにロープで拘束を加えつつ。手慣れている。
    ”メニーオーダー”:「”マスターストーム”にご足労願いましたからね」
    鶯宿ユメ:「……まあ」驚き!
    鶯宿ユメ:「マスターエージェントなんて、本気なのね」
    ”メニーオーダー”:「あくまでこの場を設定するだけのお手伝いですよ」
    鶯宿ユメ:「もっとも、成功すればセントールなんて衛星攻撃を手にできるんですもの、それだけの価値はあるとも言えるでしょうけど」
    ”メニーオーダー”:「まだ、アレの事を攻撃衛星だと仰っているんですか?」
    鶯宿ユメ:「今のところはね。あれが環境調査衛星なのは知っているけど」
    ”メニーオーダー”:「もう少しお調べになった方が良いと、老婆心でアドバイスさせていただきますよ」
    ”メニーオーダー”:「貴方達が本気で彼らを止めたいと思うならね」
    江長崎啓:「……」瞑目し、眉間を揉む。“マスターストーム”。セントール。
    鶯宿ユメ:「イチクラさんたちが攻撃のために使って、それがひょっとしてあなた達の手に渡ってしまうこともあれば……それは“兵器”になってしまうわ」
    鶯宿ユメ:「と、いう意味以外に…………そうね、まだ何かあるみたいだわ」>本気で彼らを止めたい
    鶯宿ユメ:「ご忠告、感謝するわね」
    鶯宿ユメ:「……さて、ではメニーオーダーさんも色々教えてくれたし」
    鶯宿ユメ:「イチクラさんたちの居場所も、探してみましょうか」
    鶯宿ユメ:「彼女たちの位置を割り出さなければ、こちらから止めに行くこともできないわ」
    鶯宿ユメ:衛星セントールについて調べよう。と口に出しては言わない。敵の言うことだ。だが調査の必要はあるぜ……と目は語っている!
    GM:----
    GM:ロイスと購入が可能です
    鶯宿ユメ:ロイス!鏑木さんに 〇信頼/隔意 で。すごい意識の高さだわ!でも肩の力は少し抜いても大丈夫よ……みたいな!
    薊奏:江長崎啓/憧憬○/食傷/ でロイス取りましょう
    江長崎啓:薊奏 〇庇護/罪悪感 で。ほんとに眠くない……?
    江長崎啓:購入はー
    薊奏:鏑木さんにも。誠意○/恐怖/ で
    江長崎啓:エフェクト使うとしたらあとはクライマックス前にしようかな。今回は普通に応急手当を狙います
    江長崎啓:3dx+1>=8
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[2,4,8]+1 → 9 → 成功

    江長崎啓:ゲットして即自分に使用
    江長崎啓:19+2d10
    DoubleCross : (19+2D10) → 19+19[9,10] → 38

    鶯宿ユメ:あと一つはクライマックスに取ろう!
    江長崎啓:全快!ヤッタネ!
    鏑木 鵠:メニーオーダー 正しい/○敵愾心 でロイス取得
    鶯宿ユメ:そして購入!シューターズジャケット……グググ、素で!
    鏑木 鵠:調達は変わらずアヴォイドマント難易度21
    鶯宿ユメ:3dx+2
    DoubleCross : (3R10+2[10]) → 7[1,5,7]+2 → 9

    鏑木 鵠:4dx>=21
    DoubleCross : (4R10[10]>=21) → 10[2,5,7,10]+3[3] → 13 → 失敗

    鏑木 鵠:以上!
    鶯宿ユメ:ダメ!!以上!!
    薊奏:購入は応急
    薊奏:3dx
    DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,2,9] → 9

    薊奏:一応使用します
    薊奏:20+2d10
    DoubleCross : (20+2D10) → 20+14[5,9] → 34

    薊奏:全快!6減ってたからね
    鶯宿ユメ:ゴイス……
    薊奏:あ、以上です!
    GM:はいOKです

    ミドル4「星の降る夜の前に」


    GM:ミドル4「星の降る夜の前に」
    GM:君達にはまだ調べられる情報がある
    GM:衛星セントールについて 情報UGN17
    GM:あとはこの一つだけ
    GM:判定から行っていきましょう
    江長崎啓:薊さんやってみます?
    薊奏:+10補正があれば楽勝ですぜ!行きます!
    薊奏:3dx+1
    DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,8,8]+1 → 9

    薊奏:+10なので成功です!
    GM:成功!
    GM:貼っていきます
    衛星セントールについて
    セントールに組み込まれたオーヴァードのコードは“世界を救う者(グスコーブドリ)”。
    通常時は隠密により衛星軌道上に隠れている。攻撃時にのみ姿を現すこの衛星を地上から撃ち落とす手段はほぼないと言える。
    これは《Eロイス:究極存在》に相当しおよそ一切の攻撃を受け付けない。
    破壊する可能性があるとすれば衛星を視認する事、衛星軌道上まで減衰しない強度の武器、相手の攻撃タイミングに合わせた攻撃。
    すなわちアルビレオの観測所のサポートを受けたテルルの竜針によるカウンター狙撃ならば撃破可能。
    これにはトパーズアイの協力が不可欠であり彼にロイスを取っている人物がメジャーアクションで説得を行う必要がある(FS判定 交渉で目標値6 最大達成値30 終了進行値5 薊さんは達成値に+3 市蔵を戦闘不能にすれば達成値+3がつく)

    GM:情報は以上です
    薊奏:ウス
    GM:お話しタイム開始
    薊奏:「……」端末を操作し、衛星について調べていたが
    薊奏:「……たぶんこれだと思うのですが」
    薊奏:「むずかしくてよくわかりません……」
    江長崎啓:傍らに立って画面を覗く。
    鏑木 鵠:「見せてください。……ええと」
    鏑木 鵠:「……………………」黙読。読み進める内に、表情は強ばっていく。
    鏑木 鵠:元より張り詰めてはいたが──今はそれに加えて、ひきつった、怯えのような色合いが混ざった。
    江長崎啓:「……宇宙に置いてある物にまで、ずいぶん用心をしているわね」こちらの様子はさほど変わらず。
    江長崎啓:「遠くて見えない。距離の問題を置いても、普段は姿を隠している」
    江長崎啓:「向こうが攻撃を行う一瞬に合わせて観測し、同時に反撃を入れて破壊しなくてはならない……」
    鏑木 鵠:「……無茶です、そんな兵器は私達の手元に無い」
    薊奏:「みえない……」
    薊奏:「……いえ、もしかしたら見えるのかもしれません」
    薊奏:「……あの子なら」
    江長崎啓:「“トパーズアイ”か」
    鏑木 鵠:「あれは敵です」
    鏑木 鵠:こほん、と咳払い「……少なくとも今の時点では」
    薊奏:「はい、わかっています……でも」
    薊奏:「……あの子には、もっと他のしあわせをみつけてほしいんです」
    江長崎啓:「……」やや意外そうに薊さんを見る。
    鏑木 鵠:「それが、今の彼が望まない形でも」
    鏑木 鵠:「……〝傲慢〟に押し付けるものになったとしても?」
    薊奏:「うう……それをいわれるとこまるのですが」
    薊奏:「……世界をほろぼさないとかなわないしあわせなんて、かなしいと思うんです」
    薊奏:「それにわたしもUGNですので……世界は守らないといけませんので……」
    薊奏:「……むずかしいのです。もっと大人になればけつだんできるのでしょうか」
    鏑木 鵠:「……どうでしょう。20歳くらいだと全然ですね……」
    江長崎啓:「……大人かどうかはともかく、言えることはあるわ」
    江長崎啓:「“メニーオーダー”は、仲間の幸福を望んでいると言っていたけれど」
    江長崎啓:「本人がやろうとしていることが、そのひとを幸せにするとは限らないのよ」
    薊奏:「……なるほど。そういうこともあるのですね……」
    江長崎啓:通信室の窓の外、風雨を生み出す黒雲を見る。その上に今もあるはずの星空を。
    江長崎啓:「全ての人間が、自分を幸福にする術を正しく心得ているのなら」
    江長崎啓:「……もう少し世界はマシになっているわよ。四年前の崩落戦だって」
    江長崎啓:「だから、私はあなたを応援する」
    江長崎啓:「彼の望みを挫くなんてことは考えなくていい。彼の本当の幸せを、一緒に探してあげることが役目だと思いなさい」
    薊奏:「はい。ありがとうございます」
    鏑木 鵠:真似るように夜空を見上げる。
    鏑木 鵠:「……やろうとしていることが……か」
    鏑木 鵠:「ホークナイツもきっと……幸せじゃなかったんでしょうね」
    江長崎啓:「満ち足りているようには見えなかったわね」
    鏑木 鵠:「幸せになりたいと叫ぶひと。大勢の幸せの為に諦めろと言う私。どっちが人間らしいんだろう、なんて考えもしましたけど」
    鏑木 鵠:「……〝一緒に探してあげることが役目〟とは、上手いこと言いましたね」
    江長崎啓:「…………」
    江長崎啓:「……少し説教臭かったかしら」
    鏑木 鵠:「お説教慣れしてるようには聞こえました」
    江長崎啓:額に手をやって首を振る。「……最近こんな物言いばっかりしてる気がするのよね……」
    江長崎啓:「あの……別に。私が言うことが絶対だと思ってほしいわけではないから」
    薊奏:「……?はい」
    江長崎啓:「ただ、多分……本当に世界に二人きりになったところで、どちらが幸せになるようにも思えなかったと、私には見えただけで……」
    江長崎啓:「いや何言おうとしてるんだ私……?」
    江長崎啓:こめかみを揉む。若者にやたらと小言をくれる年増というものはどこにでもいて、自分とてそれを随分苦々しく思っていたはずだ。はずなのだが。
    鏑木 鵠:「……それを推測するのは無理ですが──とにかく、一つは分かりました」
    鏑木 鵠:「〝トパーズアイ〟は〝サンクチュアリ〟が対処する」
    鏑木 鵠:「そして〝トパーズアイ〟の観測能力を此方の手中に収め、『セントール』の位置と攻撃タイミングを捉える」
    鏑木 鵠:「…………ここまでで……半分」
    鏑木 鵠:消え入るような声の後に、溜息を吐いて床に座り込む。
    鏑木 鵠:「鷹の翼は……星座の横までは届かないんですよ」
    鶯宿ユメ:「うふふ」声!
    鶯宿ユメ:1d10+91
    DoubleCross : (1D10+91) → 7[7]+91 → 98

    鶯宿ユメ:「トルクェトム、メニオさんの引き渡し立ち会い戻りました」
    薊奏:「おつかれさまです」
    鶯宿ユメ:「船長さんにも加減無用は伝えてあります。彼もわざわざ身動き出来ない状態で嵐の海に蹴りこまれたくないでしょうし、安心していいと思うわ」
    鶯宿ユメ:「それで……ごめんなさい、途中から聞いていたんだけど」
    鶯宿ユメ:「厳しいことになってるみたいね」
    鏑木 鵠:「……ああ……それは説明が省けてありがたいですね」
    江長崎啓:一つ咳払いし、鶯宿さんに向き直る。「ええ」
    鏑木 鵠:「なら、お聞きの通り。現状のままでは手詰まりです、何か方策を探さないと──」
    江長崎啓:「衛星に届く攻撃手段。“デネブ”の設備に使える物がないかを探すところ辺りからかと思うけれど」
    鶯宿ユメ:「はい。それ、多分——」端末の記述を確認しつつ。
    鶯宿ユメ:「わたしならできると思うわ」
    江長崎啓:「……根拠は?」
    鏑木 鵠:「──えっ」
    鶯宿ユメ:「厳密にいうと」
    鶯宿ユメ:「この地上からの打ち上げで、セントールが存在する高度35786メートル、地球同期軌道まで」
    鶯宿ユメ:「重力を振り切る速度で撃ち出して摩耗してしまわない物質。これをまず知っています」
    鶯宿ユメ:「わたしの遺産。『テルルの竜針』。この遺産の力……いや、性質と言っていいわね。これなら問題ありません」
    鶯宿ユメ:「これはUGNに昔から登録してあることだから、データベースで調べてもらえれば根拠にもなるわ」
    鶯宿ユメ:「そしてもう一つ。今ろくに設備もない状況から、セントールまで到達できる攻撃手段」
    鶯宿ユメ:「これは……単純に言って、今のわたしでは無理です。でも、理屈としては可能です」
    鏑木 鵠:「可能、って──宇宙空間まで届かせるんですよ……? それも衛星みたいに軌道に乗せるだけじゃない、貫くとなれば」
    鏑木 鵠:「その……詳しいことは分かりませんけど! 第二宇宙速度ってたしか、秒速11kmとかそういう次元の話で……!」
    鏑木 鵠:スマートフォンの電卓機能を起動して操作し「角度だって……3万5千mの狙撃だと、射出角度が0.01度ブレると」
    鏑木 鵠:「着弾点のズレは6m、十分に外れてしまう距離です!」
    鶯宿ユメ:「それには……」ずあっ。鶯宿ユメの足元から『折りたたまれた』触手のような影が伸びる。
    鶯宿ユメ:「鏑木さん」
    鶯宿ユメ:「……“タンブラーピジョン”さんというべきでしたね。ごめんなさい」
    鶯宿ユメ:「あなたの力を貸してください」
    鶯宿ユメ:ゆらゆらと、ユメの脇で触手が揺れる。
    鶯宿ユメ:「わたしのウロボロス(ちから)で、あなたの力を少しの間だけ使わせてもらいます」
    鶯宿ユメ:「秒速11kmを超える速度の槍の投擲、これを、あなたの腕力を借りて実現させる」
    鶯宿ユメ:「第二宇宙速度を超えるスピードは、あなたの力だけでは実現しえないかもしれない。でも」
    鶯宿ユメ:「そこから先はわたしが何とかするわ。3万5千mへの狙いも、射出角度の調整も」
    鶯宿ユメ:「最終的に腕力を投擲に伝える技術も、わたしが『がんばって何とかして』調整します」
    鶯宿ユメ:「……正直に言って。この『わたしが何とかする』が一番の不安要素だけど、」
    鶯宿ユメ:「この場で『正しく、美しく勝つ』その手段がこれしかないなら」
    鏑木 鵠:「……」再びスマートフォンの電卓を操作し
    鶯宿ユメ:「やるわ」
    鏑木 鵠:「66,000km/毎秒毎秒……加速距離を1m程と仮定した、大雑把に必要な加速度です」
    鶯宿ユメ:「ええ」>加速度
    鶯宿ユメ:「それなら」にっこり笑って続ける。
    鶯宿ユメ:「余裕ね。“タンブラーピジョン”さんの腕力をもとにすれば全然可能だわ」
    鏑木 鵠:「……………………」ぽかん、と言う表現がぴったりな顔でしばらく押し黙っていたが
    鏑木 鵠:やがて、座り込んだ姿勢から後ろへ倒れ込んで、手足を床へ投げ出し
    鏑木 鵠:「ずるい!!!」と叫んだ。
    鶯宿ユメ:「えっ」素。
    鶯宿ユメ:「えっ……えっ」困惑。素!!
    鏑木 鵠:「私だって本当は……それくらい器用な能力が欲しかった……!」
    鏑木 鵠:「……ちなみに『テルルの竜針』の重さは……?」
    鏑木 鵠:大の字にべったりとなりながら、スマホを片手に問う。
    鶯宿ユメ:「重さ……あ、そう言えば数値で考えたことなかったわね。多分……」ぶんっ。ぶんっと長い方を手で振り。
    鶯宿ユメ:「密度がおおよそ6.5g/cm3として……長い方で4キロ前後かしら」
    鶯宿ユメ:「でもどうかしらね、これ振るスピードで密度変わったりしてる観測値も出てるし……」
    鶯宿ユメ:「とにかく、いけるわ!」キメ顔!
    鏑木 鵠:「……どうにか加速距離を10倍……10mくらいにまで持って行って」
    鏑木 鵠:「いや、欲を言うなら100mくらいの加速をつけられれば……」
    鶯宿ユメ:「……それに、タンブラーさんはわたしの力を器用と言うけれど」
    鶯宿ユメ:「『器用なだけ』よ、こんなもの。本当にただ『器用なだけ』」
    鏑木 鵠:「…………」色々と数値をいじり回しながら、その言葉を聞いている。
    鶯宿ユメ:「崩落戦より前はもう少し色々出来たけど。本質的には変わらないわ『器用なだけ』」
    薊奏:「あの。むずかしい算数はわからないのですが……」
    薊奏:「みなさんの力を合わせれば、きっとできるとおもいます」
    鶯宿ユメ:「正直な話ね」
    鶯宿ユメ:「わたし、空を飛べるあなたの力、ちょっと憧れてるのよ。少なくとも腕力は器用さで再現できても、羽根は無理」
    鶯宿ユメ:「見せてあげたいのよ」意図してかせずにか『誰に』とは口にせず。
    鶯宿ユメ:「鷹の翼は、星座にだって届くわ」
    鶯宿ユメ:「……ええ」奏ちゃんの言葉に、にっこり。
    鶯宿ユメ:「出来るわ。すごいオーヴァードが四人も集まってるんだもの、できるわよ」
    江長崎啓:「……“トルクエトゥム”」
    鶯宿ユメ:「はい」
    江長崎啓:“メニーオーダー”がいない今、この呼称に拘る意味は薄れたが、あえてそう呼ぶ。
    江長崎啓:「傍で聞いていてものすごく不安になる話をしていることは理解している……?」
    鶯宿ユメ:「…………………………」
    鶯宿ユメ:「…………ふ、不安、だったかしら」困惑。素!!
    鶯宿ユメ:「わたしは、完全に『できるわ!』なビジョンが見えたから話しているのだけれど……!」震え!!
    江長崎啓:はあああ、と長い息を吐く。
    江長崎啓:「“タンブラーピジョン”……概算は」
    鏑木 鵠:「手榴弾200発分のエネルギー量があれば可能かと」
    鏑木 鵠:「射出物が4kg。200,000m/毎秒毎秒、加速距離約313m、所要時間0.056秒──」
    鏑木 鵠:「このデネブの設備を垂直に立てて」
    鏑木 鵠:「一個のロケット打ち上げ台のように扱えば届く──という電卓計算です」
    鏑木 鵠:「……あくまでも電卓計算ですよ! 端数もあるしそもそも公式の覚え間違いの可能性もあるし!」
    江長崎啓:「そうね。元になる数値はかなり都合良く算出しているし」
    江長崎啓:「今は荒天の影響もある」
    江長崎啓:「恥のかき捨てだと思って、もう一度、面倒臭い大人面をさせてもらうけれど」
    江長崎啓:表情を動かす。笑みの形へ。
    江長崎啓:「——とても良いと思うわ。若者らしい無茶で」
    鶯宿ユメ:「…………!」表情がどんどん輝かしい笑顔に!
    鶯宿ユメ:「……うふふ!」
    江長崎啓:「……私も、割ける分は力を貸す」
    江長崎啓:「あなたの得手が器用さなら、私は」
    江長崎啓:影がかすかに蠢く。「今まで貯め込んだ分が売りだから」
    鏑木 鵠:「そんなに歳は離れてないでしょうに……あなたは私達の母親か何かですか」
    鏑木 鵠:言いながらスマートフォンの電源を切り、とんっと跳ねるように立ち上がった。
    江長崎啓:「それと、言っておくけれど」
    江長崎啓:「あなたもあと数年したら絶対思うからね。20歳とかガキだなーって」
    江長崎啓:「確実にそう。賭けてもいい」真顔で言う。
    鏑木 鵠:「む。誰がガキですか誰が。こちとらオーヴァードのキャリアイコール年齢ですよ」
    江長崎啓:「……」憐れむような笑み。
    鏑木 鵠:「……おとしより」ぼそっ。
    薊奏:「……こどもみたい、なのです」
    江長崎啓:「…………」
    江長崎啓:「はい止め。とにかく方針は決まりだから」一方的に。
    江長崎啓:「馬鹿言ってないでやることをやりましょう」
    鏑木 鵠:「はぁ……加速距離ですが、さっきデネブを使うって言いましたけど──海を使いましょう」
    鏑木 鵠:「『テルルの竜針』に、なんらかの──オーヴァードの全力でも切れず、可能な限りエネルギーを損失なく伝えられるような」
    鏑木 鵠:「……そんな都合のいい素材があるかどうかはさておいて、槍の投擲器のようにします」
    鏑木 鵠:「後は魚を釣るように海中から引っ張り上げ、その速度のままに空へ打ち上げます」
    鶯宿ユメ:「うんうん」頷く。
    鶯宿ユメ:「任せて!釣り上げるのがわたしね!」
    江長崎啓:「投擲器の部分は、たぶん私がやれる」
    鶯宿ユメ:「ええ。あの不思議な“泥”ね。助かります」
    江長崎啓:「観測手を引っ張り込むのは……」
    薊奏:「"トパーズアイ"さんは、わたしがなんとかしてみます」
    江長崎啓:「……お願いするわ」頷く。言葉を付け足すか迷って、余計なことは言うまいと決めた。
    鶯宿ユメ:「決まりね。……ふふ、緊張してきたわ!」
    鶯宿ユメ:「……そうと決まればやはり今は二人の行方ね。この施設内にいることは間違いないのだけど……」
    薊奏:「ええと……カメラとか、つかえるのでしょうか」
    鶯宿ユメ:「さっきから使えるところは片っ端から映して回ってるわ」
    鶯宿ユメ:「本来なら通信の障害がなさそうな所が望ましいんでしょうけど、トパーズアイさんの能力上、どこにでも……」
    鶯宿ユメ:「それこそ施設の最深部でも特に問題なさそうな点が向こうの強みね」
    鶯宿ユメ:「で、色々な点を探しているけど、まだ見つかってない……これはそろそろ探す方針を変えてみるのも……」
    GM:フライトデッキを映すモニタに人影が見える
    鶯宿ユメ:「……よかったわ、見つかってくれた。ううん、姿を現してくれたと言うべきかしら」
    鏑木 鵠:「どこですか?」
    GM:それはUGNエージェント”グレイナイトジャー”でありFHエージェント”ツィーゲンメルカァ”。
    GM:眼帯を外した彼女の右の瞳が蒼く輝いていた。
    GM:傍らには”トパーズアイ”が寄り添う。
    鶯宿ユメ:「飛行甲板。ふふ、一番あからさまな所に陣取ってるわ。熱いお誘いね」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「………」
    鏑木 鵠:「誘い……かも知れませんし」
    鏑木 鵠:「けど、でも」
    鏑木 鵠:「……夜鷹が空を見上げてるだけ、かもしれません」
    薊奏:「行きましょう。……守りはおまかせください」
    薊奏:「たとえ空からのこうげきでも、守ってみせます」
    江長崎啓:「ええ。彼女には悪いけど」
    江長崎啓:「いい加減、この夜は終わりにしましょう」
    GM:嵐は更にその強さを増している。
    GM:夜鷹と双子星はその風雨の中でも確かな存在感を以て立っているのだ。
    GM:----
    薊奏:ロイスフルなので一応ボディアーマーを
    薊奏:3dx
    DoubleCross : (3R10[10]) → 10[9,9,10]+8[8] → 18

    薊奏:買えたじゃん!装備
    江長崎啓:鶯宿ユメ 〇有為/不安 で。
    江長崎啓:購入はUGNボディアーマー狙い!
    江長崎啓:3dx+1>=12
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[6,7,9]+1 → 10 → 失敗

    江長崎啓:財産2点使って購入して装備!
    鏑木 鵠:購入アヴォイドマント目標21
    江長崎啓:以上です
    鏑木 鵠:4dx>=21
    DoubleCross : (4R10[10]>=21) → 10[2,3,8,10]+10[10]+10[10]+10[10]+9[9] → 49 → 成功

    鏑木 鵠:え
    江長崎啓:??
    鏑木 鵠:うそ……
    GM:すげー
    鏑木 鵠:買えてしまった……
    鶯宿ユメ:ロイス!……迷ったけど、やはり江長崎さんに 〇信頼/食傷 で!大丈夫よ、まだまだフレッシュだわ!
    薊奏:魔王のマントかなんかですか?
    鏑木 鵠:完全獣化した瞬間に役目が終わるのに……装備します……
    鶯宿ユメ:購入!シューターズジャケット。どこかで無形買いする予定でしたが、侵蝕率は節約する!素
    鶯宿ユメ:3dx+2
    DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[5,8,10]+3[3]+2 → 15

    鶯宿ユメ:成功!!やったー。ではシューターズジャケット購入装備で以上!
    薊奏:以上でやんすね
    GM:はい

    クライマックス「そして夜鷹は星になる」


    GM:クライマックス
    GM:全員登場お願いします
    鏑木 鵠:1d10+90
    DoubleCross : (1D10+90) → 10[10]+90 → 100

    薊奏:74+1d10
    DoubleCross : (74+1D10) → 74+1[1] → 75

    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:88->95)
    鶯宿ユメ:98+1d10
    DoubleCross : (98+1D10) → 98+7[7] → 105

    GM:----
    GM:クライマックス「そして夜鷹は星になる」
    GM:夜の闇に荒れ狂う風と雨。
    GM:デネブのフライトデッキは青白い照明で照らされている。
    ”トパーズアイ”:「来るよ」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「でしょうね。私たちの邪魔をしに」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「でも逆に言えば、彼女たちを排除すればもう邪魔は入らない」
    GM:二人は君達の来るほうをじっと見ている。
    GM:そこから君達がやってくるのが当然と言うかのように
    江長崎啓:照明の光の下、無造作に正面から歩いてやって来る。亜麻の髪を吹き荒れる風に曝し、眼鏡のレンズを雨に洗わせながら、その奥の瞳に込めた意志は決然と。
    鶯宿ユメ:「さすがに、トパーズアイさんがいるものね。下手に横から闇討ち!みたいなことは通用しないかしら」
    鶯宿ユメ:がつん。ごつん。荒れ狂う雨嵐の中、フライトデッキの脇からひょっこりと登ってくる。
    鏑木 鵠:「それが出来れば一番楽なんでしょうが……」首をぶるぶると振って、髪についた水気を弾く。……弾いた後から直ぐ、嵐でまた濡れてはいくが。
    鶯宿ユメ:「ちょっと風が強かったけど、アスレチックとか、ポルタリング?っていうのかしら。悪くなかったわ」
    鏑木 鵠:「事ここに至れば、後は真っ正面から殴り倒すだけです」
    鶯宿ユメ:最後に登りきるようジャンプして、着地!
    薊奏:後ろから鉄の魔眼を浮かべながら追従する。
    薊奏:「世界と、あなたを守りに来ました」
    ”トパーズアイ”:「…」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「やっぱりメニーオーダーは足止めとかまではしてくれないか」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「残念だけど、この子を守るのは私の役割」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「だよね”サファイアアイ”」
    鶯宿ユメ:「まあ、あなたがその子を守るのはいいんだけど」
    GM:”ツィーゲンメルカァ”の蒼い右目が応えるように明滅する。
    鶯宿ユメ:「今更降参はしてくれないわよね、やっぱり」
    ”トパーズアイ”:「しない」
    ”トパーズアイ”:「もう、僕達は離れたりしない」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「貴方達を倒して、次はあの街を凍らせる」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「そして、私達を邪魔するすべてを凍らせて」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「私達は静かに暮らすの」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「誰も私達を暗闇から救ってくれないなら」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「私が闇を照らす星になる」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「だから…消えて」
    GM:強烈な寒気を伴うワーディングが展開されます
    鶯宿ユメ:歓喜に襟元を正して。
    鶯宿ユメ:(※歓喜→寒気)
    鶯宿ユメ:「そんなにあの街が嫌い?」
    GM:人間としての心すら凍てつかせる重圧に君達の衝動が喚起される。
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「嫌い」『嫌い』
    GM:声が二重に響く
    GM:一つは夜鷹の、もう一つは蒼い星の声
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「犠牲の上に成り立つあの街が嫌い」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『私から大切な物を奪うあの街が嫌い』
    GM:衝動判定です
    GM:難易度は9
    薊奏:思い出の一品使用
    薊奏:3dx+1>=9
    DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[6,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

    薊奏:75+2d10
    DoubleCross : (75+2D10) → 75+12[10,2] → 87

    鶯宿ユメ:9dx+1>=9
    DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 10[1,4,5,6,6,9,9,10,10]+10[6,10]+2[2]+1 → 23 → 成功

    江長崎啓:12dx+1>=9
    DoubleCross : (12R10+1[10]>=9) → 10[1,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    鶯宿ユメ:成功!
    鏑木 鵠:4dx>=9
    DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[5,6,10,10]+4[3,4] → 14 → 成功

    鶯宿ユメ:105+2d10
    DoubleCross : (105+2D10) → 105+14[5,9] → 119

    江長崎啓:95+2d10
    DoubleCross : (95+2D10) → 95+13[7,6] → 108

    鏑木 鵠:100+2d10
    DoubleCross : (100+2D10) → 100+14[10,4] → 114

    GM:みんな成功しよる
    GM:そして君達はわかる、彼女の衝動はいずれ世界を凍りつかせて砕くだろうと言う事が
    GM:《Eロイス:破壊神顕現》
    GM:彼女を放っておけば世界が滅びる可能性があります
    鶯宿ユメ:滅び!!
    GM:それでは戦闘を開始していきます
    GM:セットアップ
    薊奏:なし!
    鶯宿ユメ:無!
    鏑木 鵠:無し!
    江長崎啓:なし!
    GM:こちらも無し
    GM:配置はこんな感じになります
    エンゲージ
    “衛星セントール”
                         ↑
                         3万m
                          ↓

    砲台1 砲台2 ← 5m →”ツィーゲンメルカァ”“トパーズアイ”  ← 5m →砲台3 砲台4
                          ↑
                         10m
                          ↓
    薊 鶯宿 鏑木 江長崎 

    薊奏:3万m……
    江長崎啓:ばらけよるなあ
    鶯宿ユメ:3万
    鏑木 鵠:砲台が四つ
    鏑木 鵠:範囲攻撃持ちは……ひとり……!
    GM:イニシアチブが特になければ
    GM:江長崎さんの手番になります
    鶯宿ユメ:ないっす!
    薊奏:ないですね
    江長崎啓:では砲塔から狙いに行こう
    江長崎啓:マイナーで右に5m移動。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:黒の束縛》《原初の白:イェーガーマイスター》《混色の氾濫》。
    江長崎啓:砲塔1と2を対象に射撃攻撃。
    江長崎啓:13dx7+6
    DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,4,5,7,7,7,8,8,8,8,9,10,10]+10[2,4,6,7,7,7,8,8,8,10]+10[1,1,2,3,6,10,10]+4[1,4]+6 → 40

    GM:まあ固定されてる砲台なんでねw 避けられません ガードです
    江長崎啓:ごもっともだ
    江長崎啓:ダメージ!
    江長崎啓:の前に《フェイタルヒット》も入れまして
    GM:ヒヒャー?
    江長崎啓:5d10+21+4d10
    DoubleCross : (5D10+21+4D10) → 27[6,9,7,3,2]+21+25[2,5,10,8] → 73

    江長崎啓:諸々有効。通れば行動値-12
    GM:それはもう…破壊されます
    江長崎啓:おやおや
    江長崎啓:演出!
    江長崎啓:「……さて」
    江長崎啓:影が広がり、沸き立つ漆黒の沼を形成する。“クァグマイア”が持つウロボロス能力の、それが“素”の形質だ。
    江長崎啓:「この嵐。少し借りるとしましょう」
    江長崎啓:しかし、体内のレネゲイドが活性化した今ならば。
    江長崎啓:上空、渦巻く黒雲を見上げる。
    江長崎啓:一拍置いて、轟音。
    江長崎啓:落ちるのは漆黒の雷だ。目も眩む閃光の代わりに、その一瞬、嵐の夜よりもなお暗い闇を伴って。
    江長崎啓:大電流の働きを模倣した影が、“デネブ”の施設の一角を打ち砕き、回路を焼いて沈黙せしめる。
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「やるわね」
    江長崎啓:「市蔵星菜」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「でも、そんなのはオマケよ」
    江長崎啓:「……この状況。正直腹が立っているの」
    江長崎啓:「崩落戦は四年前に終わった。だって言うのに」
    江長崎啓:「その頃の遺物が、遺恨が、今も残って騒ぎを起こして。あの戦いを知らない人間までその中に巻き込む」
    江長崎啓:一目、その視線を薊さんに移して。
    江長崎啓:「あなたたちだって、そんな結果のために命を懸けていたわけではないはずよ」
    江長崎啓:大きくはないが風雨にも負けぬ声で、市蔵星菜と“トパーズアイ”へ語り掛ける。
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+17した(侵蝕率:108->125)
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『遺物?遺物なんかじゃない!』
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『あの人は皆を救う為に犠牲になった!それを!』
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「そうね、教えてあげる」
    GM:”ツィーゲンメルカァ”の手番
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:《導きの華》《要の陣形》を使用
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:”セントール””トパーズアイ””砲台3の達成値を上昇させる
    鶯宿ユメ:あ、支援タイプ!
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『さあ、バラバラに砕かれ実験台にされたあの人の悲しみを』
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「セントール!露を降らせ!」
    GM:もはやデネブの通信設備を使用せずとも
    GM:その視覚情報はあらゆる相手に共有できる
    GM:それがアルビレオの蒼き瞳
    GM:サファイアアイの能力
    GM:鶯宿さんの手番です
    鶯宿ユメ:待機!!
    鶯宿ユメ:いや、イチクラさんを倒すのに動いてもいいんですが……
    鶯宿ユメ:すいません、ちょっと待ってもらってもいいすか!
    GM:イイヨー
    鶯宿ユメ:ごめんなさいね!
    鶯宿ユメ:改めまして、マイナーなし、メジャーでイチクラさんを攻撃!
    鶯宿ユメ:《無形の影、》
    鶯宿ユメ:《無形の影》《コンセントレイト》。シューターズジャケットでダイスも増える!
    鶯宿ユメ:12dx7+6
    DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[5,7,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,4,4,4,6,6,8,8,9,10,10]+10[2,3,4,5,9]+3[3]+6 → 39

    GM:なるほど
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:ドッジします
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:7dx+1>=39
    DoubleCross : (7R10+1[10]>=39) → 10[1,4,5,8,8,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

    鶯宿ユメ:ヒッ
    鶯宿ユメ:よかった!
    ”トパーズアイ”:《鏡の中の人形》
    鶯宿ユメ:ヒッッ
    薊奏:ドッジ肩代わりか
    ”トパーズアイ”:《御使いの声 》《神の目》《リフレックス》
    鶯宿ユメ:なにーっ
    江長崎啓:マ?
    ”トパーズアイ”:10dx7+21>=39
    DoubleCross : (10R10+21[7]>=39) → 10[4,6,7,7,7,7,8,8,9,9]+10[1,2,2,4,4,7,8,8]+10[4,4,9]+1[1]+21 → 52 → 成功

    鏑木 鵠:おいおいおい
    薊奏:ホワッツ
    鶯宿ユメ:固定値!!!
    GM:これは 導きの華が乗ってる固定値ですから
    鶯宿ユメ:そう、ですが……!
    江長崎啓:導きの華
    江長崎啓:メジャーアクションだけでは
    鏑木 鵠:ですね
    GM:あ、そうだった
    鏑木 鵠:導きの華がレベル6だったとしても12にしかならんけどな!!!
    鶯宿ユメ:アッ
    GM:では下がりますね
    GM:12
    GM:40になります
    鶯宿ユメ:?????
    薊奏:回避されとるが???
    江長崎啓:依然高い!
    鶯宿ユメ:ウオオーッ、勝利の女神乗せればよかった!下手に侵蝕地高いからって日和るんじゃなかった!
    鶯宿ユメ:ンンンンン……タイタス使う!
    GM:いいでしょう
    GM:どうぞ
    鶯宿ユメ:一手一手を確実に当てないとまずい……!
    鶯宿ユメ:下から順に。ごめんねけいさん!ロイスをタイタス化して昇華!
    鶯宿ユメ:39+1d10
    DoubleCross : (39+1D10) → 39+1[1] → 40

    鶯宿ユメ:?????
    薊奏:オゴッフ
    鏑木 鵠:おお……
    鏑木 鵠:おぉぉぉ……
    鶯宿ユメ:こ、この野郎……
    GM:ああ…残念
    GM:これは 仕方ないですね
    江長崎啓:やむなし
    鶯宿ユメ:くそっ、しゃあないザマス……妖精の手は取っときたいしね……
    GM:では演出をどうぞ
    鶯宿ユメ:「ああ……これは」
    鶯宿ユメ:デッキを満たす凍気を直に感じる。
    鶯宿ユメ:「懐かしいわね」
    鶯宿ユメ:あの空気だ。四年前、死と破壊があの街に顕現した、崩落戦の空気。
    鶯宿ユメ:指先が鈍る。寒さにかじかんでか。そうかもしれない。
    鶯宿ユメ:明瞭な思考に霞がかかる。衝動の圧力か。そうかもしれない。
    鶯宿ユメ:否。
    鶯宿ユメ:「まったく。……まったく」この四年で、オーヴァードとの戦闘にはなおおよそ慣れたつもりだったが。
    鶯宿ユメ:とんでもない。まだまだ、こんな『初めて』が存在するとは。
    鶯宿ユメ:((——だから言ったじゃん。『あんた』に何ができるのって))
    鶯宿ユメ:頭のどこかで声がした。気がする。
    鶯宿ユメ:((——珍しいわね。眠っている『あなた』、いえ『わたし』の声が聞こえるなんて))
    鶯宿ユメ:もう聞こえない。何もかも欠けている今の自分と違って、怒りも悲しみも本気の喜びも持っていた『あの日』の自分の声は。
    鶯宿ユメ:そして。
    鶯宿ユメ:「……でも、そうね。確かに『これは』外しちゃったわ」
    鶯宿ユメ:陰で編まれた紐、いや『杖』で伸直された短槍が、ツィーゲンメルカァに迫る!
    ”トパーズアイ”:「後ろへ3歩、左に一歩」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:ほんの僅かに移動する
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:それだけで、攻撃は当たらない
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「凄い攻撃」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『でも、見えている』
    鶯宿ユメ:「……さすがね」いつも通りのにこにこ顔で、言う。
    鶯宿ユメ:「次は外さないわ」そこに秘められている感情は、はたして。
    GM:続いて固定砲台3の攻撃
    薊奏:あっまだこちらの行動が
    GM:おっとそうだ
    薊奏:行動値同値なので
    GM:薊さんの手番
    薊奏:まあ交渉なのであんまり変わりませんが
    薊奏:トパーズアイくんにFS判定を仕掛けます 交渉
    薊奏:4dx+3
    DoubleCross : (4R10+3[10]) → 7[1,3,6,7]+3 → 10

    GM:成功ですね
    GM:進行値 2/5
    薊奏:「……トパーズアイさん」嵐の中、問いかける
    薊奏:「その人は、あなたのお姉さんではありません」
    ”トパーズアイ”:「…」
    薊奏:「それどころか、お姉さんをこじんてきなふくしゅう、に利用しているんですよ」
    薊奏:「そんな人にきょうりょくするんですか」
    ”トパーズアイ”:「それは違う」
    ”トパーズアイ”:「違うんだ、”サンクチュアリ”」
    薊奏:「ちがう?」
    ”トパーズアイ”:「姉さんの願いは元々復讐なんだから」
    ”トパーズアイ”:「僕達が大好きだったグスコーブドリ」
    ”トパーズアイ”:「その死体をバラバラにして利用しようとした奴らへの復讐だ」
    ”トパーズアイ”:「それは、姉さんが生きていた頃から変わりはしない」
    ”トパーズアイ”:「だから、姐さんの意思はまだあの蒼い瞳に残っている」
    ”トパーズアイ”:「僕にはそれを手伝う義務がある」
    薊奏:「……ぎむ、ですか」
    薊奏:「それなら、わたしがあなたを止めるのもぎむというものです」
    ”トパーズアイ”:「じゃあ残念だけど、戦うしか…ない」
    薊奏:「……ぜんぶ、うけとめてみせます」
    GM:続いて 固定砲台3の手番
    GM:マイナーで大型擲弾砲を起動して
    GM:メジャーで発射
    GM:対象は薊さんのエンゲージの3人
    GM:7dx+12
    DoubleCross : (7R10+12[10]) → 9[1,3,3,4,4,4,9]+12 → 21

    鏑木 鵠:ドッジ!
    鏑木 鵠:《アクロバット》+《リフレックス:ハヌマーン》 侵蝕114+3 アヴォイドマントの効果も適用
    鏑木 鵠:11dx8+4>=21
    DoubleCross : (11R10+4[8]>=21) → 10[1,3,3,4,5,6,7,7,7,7,9]+7[7]+4 → 21 → 成功

    鏑木 鵠:あっぶねえ……リアクション有利の法則だぜ!
    GM:うおー!?同値回避
    鶯宿ユメ:じゃあこっちも一応ドッジチャレンジ!
    鶯宿ユメ:4dx
    DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,5,6,7] → 7

    鶯宿ユメ:ダメ!!
    薊奏:では《崩れずの群れ》で鶯宿さんをカバー
    鏑木 鵠:奏ちゃん自身のリアクションは
    薊奏:《歪みの体》《グラビティガード》《イージスの盾》でガード
    GM:ガードなのでは
    鏑木 鵠:そうか
    GM:ですよねー
    鏑木 鵠:ボケました
    GM:抜ける気がしないけど
    GM:3d10+15
    DoubleCross : (3D10+15) → 19[5,9,5]+15 → 34

    GM:オラァ~!中々の出目だぞ!
    薊奏:34-8-4d-12 クリスタルシールド含む
    DoubleCross : (34-8-4D6-12) → 34-8-19[5,6,2,6]-12 → -5

    薊奏:無効よ
    鏑木 鵠:ノーダメ……
    GM:ヒィ~
    鏑木 鵠:固い……!
    GM:ついでに砲台4も行動して
    GM:同時に演出していきますね
    薊奏:侵蝕87→89→92
    江長崎啓:狙われたひとたちは大変だな~~~
    GM:4は当然 江長崎さんを狙うぜ!
    江長崎啓:ギャーーーーッ!!
    GM:平等だからなァ~!
    鏑木 鵠:あっ
    鶯宿ユメ:当 然 江 長 崎 さ ん を 狙 う ぜ
    GM:とはいえこっちは導きが乗っていないのだ
    GM:ライトマシンガンでハチの巣にしてやる~
    GM:7dx+2
    DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[3,9,10,10,10,10,10]+8[1,1,2,5,8]+2 → 20

    GM:ヒャッハー 回ったぜ
    江長崎啓:ドッジ!イェーガーマイスターの恐るべきデメリットによりダイス-3!
    江長崎啓:1dx>=20
    DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 3[3] → 3 → 失敗

    江長崎啓:ヒエ~ッ
    鶯宿ユメ:けいさーん!!
    薊奏:まあ温存するほどでもないし
    GM:江長崎さん堅いんだよな
    薊奏:《命のカーテン》《崩れずの群れ》
    GM:ああー…
    江長崎啓:あっ
    薊奏:カバーします
    鏑木 鵠:てっぺき
    鶯宿ユメ:さっすが~~~!
    GM:ウォー!ガードのエフェクトは使うのか?
    薊奏:《歪みの体》《グラビティガード》《イージスの盾》でガード
    江長崎啓:ありがとうございます!
    GM:3d10+10
    DoubleCross : (3D10+10) → 20[9,9,2]+10 → 30

    GM:出目が良いぞ
    GM:やったか?
    薊奏:30-8-4d10-12
    DoubleCross : (30-8-4D10-12) → 30-8-12[1,2,4,5]-12 → -2

    鏑木 鵠:かすり傷もつかねえぇ~
    薊奏:なにかしたかね?
    GM:ヒェ
    GM:演出行きます
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「攻撃しなさい」
    GM:”ツィーゲンメルカァ”の指示で砲台が動く
    GM:擲弾とマシンガンの弾の雨が君達に降り注ぐ
    薊奏:「それは」鉄の魔眼が鱗に、盾に、壁になる
    薊奏:「……とおしませんよ」文字通りの鉄壁が、砲台の攻撃をシャットアウトする!
    鏑木 鵠:スーツの上着を脱いだ──雨で酷く濡れている分厚い布地だ。
    鏑木 鵠:敵弾が〝サンクチュアリ〟の防壁に着弾、散った爆風へ上着を叩き付けて己が身を守る。
    鏑木 鵠:「……直撃弾を防ぎますか……」爆風の熱で乾くどころか焦げた上着を再度羽織りながら、驚嘆の呟き。
    薊奏:侵蝕92→101
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「流石、ハゲタカを圧倒するだけはあるわね」
    江長崎啓:「……ありがとう。助かった」
    薊奏:「"サンクチュアリ"の名前はだてではないのですよ」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「でも、そんなのは」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「前フリに過ぎないわ」
    GM:その時、雲に覆われた空が光り輝く
    GM:”セントール”の手番
    ”セントール”:メジャーで《光の弓》《プラズマカノン》《クロスバースト》《レーザーファン》《マスヴィジョン》
    鶯宿ユメ:オギャーッ
    ”セントール”:シナリオ1回の《スターダストレイン》も乗せちゃう
    江長崎啓:無理しなくていいよ??
    鶯宿ユメ:GM氏!説得に成功した後も、この攻撃にカウンターする必要があるのですか!
    薊奏:ゲエッシーン攻撃
    ”セントール”:対象は君たち全員だ
    鶯宿ユメ:それとも成功後は、セントールの手番にカウンターを宣言すればいいだけでしょうか!
    鏑木 鵠:ま、まぁダイス増加とか達成値増やす系のエフェクトは無いから……!
    GM:コンセ乗ってないですからね
    鶯宿ユメ:後者なら、今《隠された世界》を使える……!
    鏑木 鵠:レーザーファン自体が範囲攻撃なので
    鏑木 鵠:次の攻撃も範囲で来ますさ
    GM:カウンターはちゃんとしていただきたいです
    鏑木 鵠:レーザーファンが範囲選択化、スターダストレインがシーン選択化
    鶯宿ユメ:そう!なので、次の攻撃も範囲がくる場合、隠された世界はとっておかなければならない……!
    薊奏:シナリオ1回だもんなあ
    鶯宿ユメ:了解!なら温存!使いませぬ!
    鏑木 鵠:レーザーファンはシナリオLV回……つまりどう少なく見積もってもあと1度は来る筈……!
    ”セントール”:10dx+22
    DoubleCross : (10R10+22[10]) → 10[2,2,3,5,5,5,8,8,9,10]+2[2]+22 → 34

    GM:出目はいまいち
    鏑木 鵠:固定値……!
    江長崎啓:フーム
    江長崎啓:とりあえずドッジ!
    GM:導きの華の力
    江長崎啓:1dx>=34
    DoubleCross : (1R10[10]>=34) → 10[10]+5[5] → 15 → 失敗

    GM:が乗っているので
    鏑木 鵠:《アクロバット》+《リフレックス:ハヌマーン》 侵蝕120+3=123!
    GM:この固定値です
    鶯宿ユメ:ドッジしてみましょう
    鏑木 鵠:11dx8+4>=34
    DoubleCross : (11R10+4[8]>=34) → 10[1,3,4,6,7,8,8,8,8,9,9]+7[1,2,3,5,6,7]+4 → 21 → 失敗

    江長崎啓:だいぶ頑張ったけどダメ!
    鶯宿ユメ:4dx
    DoubleCross : (4R10[10]) → 8[2,6,7,8] → 8

    鶯宿ユメ:ダメ!!
    鏑木 鵠:駄目!
    薊奏:《崩れずの群れ》でカバー 《歪みの体》《グラビティガード》《イージスの盾》でガード
    薊奏:対象は鶯宿さんです
    ”セントール”:4d10+55
    DoubleCross : (4D10+55) → 15[4,7,1,3]+55 → 70

    鶯宿ユメ:?????
    薊奏:侵蝕100超えてレベルも上がってる やってみせるさ
    江長崎啓:死!メニーオーダーのロイスをタイタス昇華して復活!
    薊奏:70-9-6d10-12
    DoubleCross : (70-9-6D10-12) → 70-9-31[7,1,7,9,3,4]-12 → 18

    薊奏:《デモンズウェブ》
    薊奏:18-5d10
    DoubleCross : (18-5D10) → 18-32[4,10,6,8,4] → -14

    GM:ゲェー
    GM:いや
    GM:範囲をカバーしたから
    鏑木 鵠:36-32=4?
    GM:18を2倍してからですね
    鏑木 鵠:いずれにせよ……固い……
    江長崎啓:それでも生きてるのか……
    GM:ま、それでもかすり傷ですけどw
    薊奏:ええと、装甲は有効でしょうか
    鶯宿ユメ:衛星レーザーを単独で耐える小学生がいるなら、
    鶯宿ユメ:生身の槍投げで衛星を落とすこともイケると思わない!?!?!?!?!?
    GM:有効です
    薊奏:装甲有効ならボディーアーマー分でノーダメですね
    鏑木 鵠:あっ
    鏑木 鵠:防ぎきった
    江長崎啓:ウソでしょ
    鶯宿ユメ:無傷
    鏑木 鵠:70ダメージへのカバーリングやぞ……?
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「セントール、露を降らせ」
    薊奏:「(つぎが、本番……!)」
    GM:黒雲を引き裂きいくつもの光の束が雨の様に降り注ぐ
    薊奏:上空に向け魔眼を重ねる
    薊奏:鉄の鱗を、盾を、幾層にも重ねる
    薊奏:「……やってみせます」
    薊奏:「守るのが、わたしの任務……」
    薊奏:「それがわたしの力でできることなのですから」
    GM:冷たい光が盾に激突する
    薊奏:「~~~~~~っっっ!!!」
    薊奏:衝撃に耐える。
    薊奏:魔眼の盾を次々と空からの光に殺到させる
    GM:やがて光は収束し消える
    ”トパーズアイ”:「な、なんで…」
    薊奏:「これくらい、これくらい、たえてみせます……!」
    鶯宿ユメ:「奏ちゃん……!」まばゆい光を次々と防いでいく魔眼の盾に目を見張る。サンクチュアリとも、今は呼べない。
    鏑木 鵠:巨大な翼を、身を覆うように生成する。生み出した端から翼が砕けて行く。
    鏑木 鵠:生物は、このような寒さに耐えられるように出来てはいない。なのに。
    薊奏:「あなたに、せかいは、こわさせない」
    鏑木 鵠:「強い……」
    鏑木 鵠:「……あの子は……あんなに強いのか……!」
    鏑木 鵠:HP0。”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜 優越感/○任務でロイスを取得、タイタス化昇華し復活。HP15
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「…大した子ね。でも、そう何度も受けられはしないでしょう」
    ”トパーズアイ”:「…う…うう」
    江長崎啓:「…………凄いものよ」
    薊奏:「何度でも、止めてみせます」
    薊奏:侵蝕101→108
    江長崎啓:感じ入ったように洩らす。そうしながら数歩動くと、元々立っていた場所に、凍り付いた破片が落ちて砕ける。
    江長崎啓:肉体組織の幾らかを捨て、影で補って動き続けている。
    GM:トパーズアイは待機します
    GM:特にできる事が無い
    GM:鏑木さんの手番になります
    鶯宿ユメ:「あなたは……あなたは本当にすごい子ね、奏ちゃん」
    鏑木 鵠:──凍り付いた体が蹲っている。
    鏑木 鵠:幾度目か開いた翼が、その氷を砕き──飛翔する。
    鏑木 鵠:マイナー、《鷹の翼》+《完全獣化》+《骨の剣》+《死招きの爪》 侵蝕123+15=138
    鏑木 鵠:メジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》+《一閃》。対象はツィーゲンメルカァ、10m全力移動して同一エンゲージに入って殴る!
    鏑木 鵠:14dx7+3 命中判定
    DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,4,4,5,5,5,6,6,6,7,9,9,10,10]+10[3,4,4,10,10]+6[3,6]+3 → 29

    鏑木 鵠:しょぼい……
    GM:何もなければドッジしますが
    鶯宿ユメ:《勝利の女神》!現在レベル4+1で、達成値+15!
    ”トパーズアイ”:ドッジ
    鶯宿ユメ:こちら侵蝕は4増加
    鏑木 鵠:助かる……
    ”トパーズアイ”:7dx+1>=34
    DoubleCross : (7R10+1[10]>=34) → 9[3,3,5,6,7,9,9]+1 → 10 → 失敗

    GM:あ、これは
    鏑木 鵠:あっ、対象ツィーゲンメルカァです
    GM:市蔵の判定です
    鏑木 鵠:なるほど
    GM:タブを間違えました
    GM:ドッジは失敗
    ”トパーズアイ”:《鏡の中の人形》
    ”トパーズアイ”:《御使いの声 》《神の目》《リフレックス》
    鶯宿ユメ:また来たぞトパーズアイの人形!
    ”トパーズアイ”:10dx7+9>=34
    DoubleCross : (10R10+9[7]>=34) → 10[1,3,3,4,7,7,7,7,8,8]+10[3,5,9,9,10,10]+5[1,4,4,5]+9 → 34 → 成功

    鏑木 鵠:残念……そしてありがとう勝利の女神……
    鏑木 鵠:29+15は……44だ!
    鶯宿ユメ:あっぶね~~~
    GM:あ、本当だ
    薊奏:やったぜ
    GM:では当たりますね
    GM:ダメージをどうぞ
    鶯宿ユメ:そしてここで当てられたなら、さっき自分の攻撃に当て忘れて外した甲斐もあるというもの……!
    鏑木 鵠:5d10+33 装甲有効
    DoubleCross : (5D10+33) → 26[7,10,1,3,5]+33 → 59

    GM:それは耐えられません
    GM:復活エフェクトもないので倒れます
    鏑木 鵠:よっしゃ
    鶯宿ユメ:あ、一発で倒れた!よかった!
    江長崎啓:まさに勝利の女神……!
    薊奏:やったぜ
    鏑木 鵠:では演出
    GM:どうぞ
    鏑木 鵠:水に濡れた上着を投げ捨て、氷の粒を纏う翼を広げた。
    鏑木 鵠:雨粒の流れに逆らうように空へ駆け上がり、獲物に狙いを定めた。
    鏑木 鵠:「……〝おまえは、曇くもってうすぐらい日か、夜でなくちゃ、出て来ない〟」
    鏑木 鵠:翼が夜空を打つ。鏑木の身体はそれこそ矢のように、大気を裂いて〝ツィーゲンメルカァ〟へと飛ぶ。
    鏑木 鵠:広げた翼はエグザイル能力由来の硬化により刃物と化している──断首の一撃!
    ”トパーズアイ”:「一歩下がって、しゃがんで」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:紙一重でその攻撃は首を掠めて終わる
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「ふふ…だから何?明るい夜があっても良いわ」
    鏑木 鵠:そこまでは分かっている。一撃で仕留められはしないとも。
    鏑木 鵠:通り過ぎた鏑木の身体は空中で反転、飛行甲板に手を触れさせ減速──再度の飛翔を狙う。
    鏑木 鵠:一度避けられたなら二度目。二度目で仕留めればいいのだから。
    鏑木 鵠:手の指が、靴底が甲板に触れた──
    鏑木 鵠:「あっ……!」
    鏑木 鵠:雨が、手足を滑らせた。
    鏑木 鵠:飛翔速度を殺し切れぬまま、姿勢が崩れて行く。
    鶯宿ユメ:ぐ るん
    ”トパーズアイ”:「前に…いや…違う…なんで…そんなに…」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「!?」
    鶯宿ユメ:伸直した影槍が、再び伸びた。
    ”トパーズアイ”:「ダメだ!避けて姉さん!」
    鶯宿ユメ:巻き込み。手許で軸を回転させた
    鶯宿ユメ:槍を、梃子の原理で穂先を大きくしならせる技術。
    鶯宿ユメ:本来はこれにより対手を切り裂く技だが、今は違う。
    鶯宿ユメ:刃の位置は鏑木鵠の足元、つまりは滑らせたタイミングと同時に作り出した『足場』である。
    鶯宿ユメ:「タンブラーさん!!」蹴って!の言葉は、言わない!
    鏑木 鵠:「っ!」
    鏑木 鵠:革靴が破裂した。中に収まる足が、鳥の、あの骨を剥き出しにしたような形をヒトのサイズまで拡大したものに変化していた。
    鏑木 鵠:「その呼び方──」刃を捉える爪。
    鏑木 鵠:「──あんまり好きじゃないんですけど!」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「くッ!」
    鏑木 鵠:例えるなら陸上競技のクラウチングスタート。
    鏑木 鵠:低い姿勢のままに新たに放たれた矢は、直撃の瞬間に再び反転。
    鏑木 鵠:両足の〝爪〟をツィーゲンメルカァの、夜鷹の腹へと食い込ませた。
    鏑木 鵠:侵蝕138+4=142
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「ぐあ…」
    ”トパーズアイ”:「姉さん!」
    ”トパーズアイ”:「大丈夫…大丈夫だよ」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「…この体は…もうダメね」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「ごめんなさい…”トパーズアイ”。一緒に居てあげられなくて」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:「でも」
    鶯宿ユメ:「イチクラさん、あなた……」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『私にはやるべき事がある』
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:瀕死の状態で右目を抉りだし
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:それを天に掲げる
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:『私が…星になればいい』
    鏑木 鵠:「……冗談じゃない」
    鏑木 鵠:爪を引き抜き、地上に立った。
    鏑木 鵠:「私達の翼は……!」
    鏑木 鵠:「空を飛ぶものだ! 星の傍まで羽ばたいていけるような、そんな上等なものじゃない!」
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:《Eロイス:無限を継ぐ者》
    ”ツィーゲンメルカァ”市蔵星菜:蒼い瞳はそのまま吸い込まれるように空に消える
    ”セントール”:『私は』
    ”セントール”:『星』
    鶯宿ユメ:「……!」見上げる。
    GM:空から声が響く
    江長崎啓:「…………」
    ”トパーズアイ”:「ああ…ああああああ!」
    鏑木 鵠:「……そんな馬鹿げた夢を見ないで、ずっとカワセミの傍に居れば良かったじゃないですか」
    鏑木 鵠:「それが〝普通の幸せ〟ってものじゃないんですか……!?」
    鶯宿ユメ:「……〝余計なことを考えるものではない。少し頭をひやして来なさい〟」
    鶯宿ユメ:「〝そう云うときは、氷山の浮ういている海の中へ飛び込こむか、近くに海がなかったら、氷をうかべたコップの水の中へ飛び込むのが一等だ〟」
    鶯宿ユメ:「……ばかなひとね、サファイアアイさん」
    GM:トパーズアイは手番に行動しません
    GM:では2ラウンド目
    GM:セットアップ
    薊奏:無!
    江長崎啓:ない!
    鶯宿ユメ:無!
    鏑木 鵠:無し!
    ”セントール”:オートアクションで《Eロイス:歪んだ囁き》を使用
    ”セントール”:トパーズアイのサファイアアイへのロイス感情を親愛から隷属へと変える
    薊奏:や、野郎
    江長崎啓:こいつ!
    鶯宿ユメ:お姉ちゃんのやることか!
    ”セントール”:『私には貴方しかいない』
    ”セントール”:『貴方には私しかいない』
    ”セントール”:『だってアルビレオの双子星はいつも一緒だもの』
    ”セントール”:『だから一緒に視ましょう、凍り付いた静かな世界を』
    ”セントール”:『終わった未来を観測しましょう』
    ”トパーズアイ”:「うん…わかったよ」
    ”トパーズアイ”:「お姉ちゃん」
    ”トパーズアイ”:うつろな表情のまま”トパーズアイ”は君達を睨み付ける
    GM:江長崎さんの手番に移ります
    江長崎啓:はい!
    江長崎啓:マイナー無し。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:黒の束縛》《混色の氾濫》。
    江長崎啓:砲塔3と4に射撃攻撃をします
    GM:どうぞ
    江長崎啓:13dx7+6
    DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,5,6,6,8,9,9,9]+10[5,6,9,10]+5[2,5]+6 → 31

    GM:ま、固定されている砲台なんでね
    GM:ガードだ
    江長崎啓:4d10+5 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+5) → 18[5,6,2,5]+5 → 23

    江長崎啓:諸々有効のダメージ通れば行動値-12。混色の氾濫は打ち止め!
    GM:流石にそれでは倒れる事はない
    GM:でも行動値は0だチクショー
    鶯宿ユメ:ほほほやったわ!
    薊奏:おとなしくしてな!
    鏑木 鵠:ありがてえ……
    江長崎啓:冷気の残り香が収束する。
    江長崎啓:乾いた音。砲塔の駆動部に染みた水が凍て付き、その動作をいっとき妨げる。
    江長崎啓:——普段からこのような真似ができるわけではないが。
    江長崎啓:活性化したレネゲイド。それによって励起した、かつて取り込んだ他種シンドロームの因子。それと、現に戦場にあるエフェクトの残滓を触媒とすれば。
    江長崎啓:大抵のことは可能になる。江長崎啓はそういうオーヴァードだ。
    江長崎啓:「……“トパーズアイ”」
    ”トパーズアイ”:「…」
    江長崎啓:そうして成した結果よりも、今はその視線を少年に注ぐ。
    江長崎啓:「あなたの幸せはどこにある」
    ”トパーズアイ”:「僕の幸福は姉さんの為にある」
    江長崎啓:「姉のためなら自分はどうなってもいいと。そう言うわけ?」
    ”トパーズアイ”:「姉さんは僕の為に命を捨てた、”グスコーブドリ”も世界の為に命を捨てたし天国の鐘”だってそうする」
    江長崎啓:嘆息する。
    江長崎啓:「……そういう考えなら尚更、そのままの道を進ませられはしないわ」
    江長崎啓:「この場で。あなたに向かい合う人間のうちの、誰も」
    江長崎啓:江長崎啓の侵蝕率を+7した(侵蝕率:125->132)
    GM:薊さんの手番になります
    薊奏:説得を試みます。交渉で判定
    薊奏:5dx+3
    DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[8,8,9,10,10]+2[2,2]+3 → 15

    薊奏:ロイス切ります
    鶯宿ユメ:なっ、ロイス!
    鏑木 鵠:4割届かんのだぞ……!
    GM:やる気か
    GM:ならばやるがいい!
    薊奏:ならば自分の力とUGNのロイスをタイタスにして+2d10
    薊奏:15+2d10
    DoubleCross : (15+2D10) → 15+10[6,4] → 25

    鏑木 鵠:すげえ斬り方して乗せた!
    鶯宿ユメ:ヤッター成功!!
    江長崎啓:ワオ……
    鶯宿ユメ:本当にスーパー小学生だよ奏ちゃん……
    GM:覚悟だぜ
    GM:進行値 5/5 でクリアです
    薊奏:おとなしく説得されるが良いわ
    薊奏:「……わたしは子供なので」
    薊奏:「じぶんがそうしたいと思ったことをします」
    薊奏:「ほかのひとのことはどうでもいいんです」
    薊奏:「わたしが、あなたに、それをしてほしくないので」
    薊奏:「ぜったいに止めます。何度でも」
    薊奏:「お姉さんのことをわすれろとは言いません」
    薊奏:「あなたには未来を見るちからがあるのなら」
    薊奏:「自分が生きる未来くらい、見てください」
    ”トパーズアイ”:「…ッ!なんで!」
    ”トパーズアイ”:「君には関係ない!」
    薊奏:「かんけいなくないです」
    ”トパーズアイ”:「放っておいてくれたらいいんだ!」
    薊奏:「いやです」
    薊奏:「あなたを守るのがわたしの任務……」
    薊奏:「いえ、そんなことより」
    薊奏:「わたしが、あなたを、守りたいと」
    薊奏:「そう思ったのです」
    ”トパーズアイ”:「どうして…」
    ”セントール”:『私を見捨てるの?命を捨てて貴方を守ったのは私なのに』
    ”セントール”:『貴方は私を守ってくれないの?』
    ”トパーズアイ”:「うう…ああ」
    薊奏:「ちょっとだまっててください」
    薊奏:「わたしは怒っているんですよ」
    薊奏:「この子のことをすきかってにあやつろうなんて」
    薊奏:「それがお姉さんのすることですか!」
    ”セントール”:『この子は私の物だもの』
    ”セントール”:『絶対に手放さない』
    ”セントール”:『さあ、さあ、さあ』
    ”トパーズアイ”:『私の為に命を捨てて』
    ”セントール”:『私の為に命を捨てて』
    ”セントール”:『一つになりましょう』
    ”トパーズアイ”:「いや…いやだ」
    ”トパーズアイ”:「死にたくない」
    ”トパーズアイ”:「助けて」
    薊奏:「はい」
    薊奏:「あなたは、わたしが守ります」
    ”トパーズアイ”:「…あ」
    ”トパーズアイ”:「ありがとう」
    薊奏:「どういたしまして、です」
    GM:《Eロイス:歪んだ囁き》が解除されます
    ”セントール”:『体に囚われているのね、可哀想な”トパーズアイ”』
    ”セントール”:『だったら、邪魔をするそいつらといっしょにその体を砕いてあげる』
    ”セントール”:『そうすればまた一緒に居られるよね』
    GM:説得に成功しました
    GM:”トパーズアイ”が味方になります
    鶯宿ユメ:やったぜ
    江長崎啓:見事じゃ……
    GM:NPCカード”トパーズアイ”  効果「アルビレオの黄玉の瞳」 オートアクションでいつでも使用可能 セントールへを視認する事で 視界の攻撃が通るようになる
    鶯宿ユメ:衛星軌道上までの射撃ができるようになる、すごい効果だぞ
    GM:続いて鶯宿さんの手番ですが
    鶯宿ユメ:はい!!カウンターのため待機したく思いますが!
    GM:ですね
    GM:”トパーズアイ”も待機になるので
    GM:”セントール”の手番になります
    ”セントール”:メジャーで《光の弓》《プラズマカノン》《クロスバースト》《レーザーファン》《コンセントレイト》
    GM:鶯宿さんと薊さんのエンゲージを攻撃
    鶯宿ユメ:《隠された世界》!単体化させます!
    GM:鶯宿さん単体を指定
    鶯宿ユメ:侵蝕増加!
    鶯宿ユメ:1d10+2
    DoubleCross : (1D10+2) → 2[2]+2 → 4

    鶯宿ユメ:今度は低い!やった!
    薊奏:良し!
    GM:判定します
    ”セントール”:10dx+10
    DoubleCross : (10R10+10[10]) → 9[1,1,1,2,2,4,4,5,5,9]+10 → 19

    鶯宿ユメ:では!《カウンター》を!《無形の影》《コンセントレイト》!
    鶯宿ユメ:13dx7+6
    DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,6,6,7,8,9,10,10]+10[1,2,8,9,9]+5[1,1,5]+6 → 31

    GM:達成値はそちらの勝ちになりますが追加で何かしたりします?
    GM:達成値をあげてダメージを増やすとか
    鶯宿ユメ:う、うぐぐぐ……そう、一度で……勝たなければいけない……!!
    薊奏:NPCカード"トパーズアイ"の使用は一応宣言しておくとして
    鶯宿ユメ:しかし侵蝕は高い……!!
    鶯宿ユメ:ちょっとだけ迷います。すぐすむ!
    鶯宿ユメ:侵蝕は隠された世界から、10上がって現在143!
    鶯宿ユメ:判定はさっきの12個から1個増えて13!
    鶯宿ユメ:んーむむむむむ……!!よし、このままでいきましょう。31で
    GM:OK
    GM:”トパーズアイ”も使用しているので問題なく当たります
    GM:ダメージをください
    鶯宿ユメ:は。《フェイタルヒット》、サイドリールでダメージを+5個。計9個!
    鶯宿ユメ:9d10+11
    DoubleCross : (9D10+11) → 63[9,7,10,4,1,8,9,5,10]+11 → 74

    鏑木 鵠:平均7
    鶯宿ユメ:イイ感じ!!装甲有効!
    GM:その数値は
    GM:耐えられない!
    鶯宿ユメ:侵蝕は4増えて147。
    鶯宿ユメ:ヤッターーーーー!!!!!
    GM:HP50しかないのでね
    鶯宿ユメ:あードキドキした!
    GM:復活エフェクトもありません
    江長崎啓:素晴らしい
    薊奏:ナイスファイト
    江長崎啓:おまえがナンバーワンだ
    鶯宿ユメ:それでも50!出目次第では普通に倒しきれなかった……!!
    GM:”セントール”撃破です
    GM:演出をどうぞ
    GM:こちらから描写しましょう
    鶯宿ユメ:ウッス
    ”セントール”:『地球環境調整シークエンス起動』
    ”セントール”:『広域冷却を開始します』
    ”セントール”:『”トパーズアイ””トパーズアイ””トパーズアイ”』
    ”セントール”:『貴方を唆す奴らはすべて砕いてあげる』
    GM:空を覆っていた雲が晴れる
    GM:満天の星空に青い灯がともる
    GM:荒れ狂う火山をも沈黙させ、灼熱の砂漠環境すら改善させる。
    GM:”世界を救う者(グスコーブドリ)”の腕を組み込んだ衛星セントール。
    GM:そこから凍てつく光が放たれた。
    鶯宿ユメ:「……タンブラーピジョンさん」
    鶯宿ユメ:空のはるか先、僅かな点とすら見えない衛星を見上げ、いう。にこにこ顔は崩れない。
    鶯宿ユメ:投げ渡すものがある。『テルルの竜針』、今しがた戦闘に使っていた、その短槍。
    鶯宿ユメ:塚尻には影の緒。……目を凝らすと、きらきらと光る粒子のようなものが確認できる。
    鶯宿ユメ:その緒はフライトデッキを伸び……デネブの海上よりもっとも高いシャフトの頂上を経由し……
    鶯宿ユメ:海中へと没している。嵐の雲間が晴れて、やっと確認できるほどに黒い。
    鶯宿ユメ:「考えてみましたけど。発射は……ええ、いちばん火力が必要な発射は、やはりあなたが適任に思えます」
    鶯宿ユメ:「……お願いできますか?」
    鶯宿ユメ:「思い切り引いてください。トパーズアイさんの視認する、タイミングにあわせて」
    鶯宿ユメ:「レネゲイドの励起に合わせて“着火”します」
    鶯宿ユメ:影の緒には、
    鶯宿ユメ:影の緒に光る粒子。それは江長崎啓に協力してもらった『泥』だ。
    鶯宿ユメ:状況に合わせて、大概のことはできる『泥』。
    鶯宿ユメ:——スケーリーフット(ウロコフネタマガイ)の『殻』を形成している成分は、硫化鉄である。
    鶯宿ユメ:サンクチュアリ薊奏の魔眼を形成するそれは……。
    鶯宿ユメ:ご存知、火気により激しい燃焼を起こす、天然の炸薬である。
    鶯宿ユメ:「一度着火すれば、どんどん爆発して撃ちあがっていきます。それを……タンブラーピジョンさんのパワーで、さらに加速させてください」
    鶯宿ユメ:「……クァグマイヤさんも」
    鶯宿ユメ:「どんどん泥を送って、加速をサポートしてくださいますか?」
    江長崎啓:「了解したわ」
    薊奏:「こうげきは私がふせぎます。……トパーズアイさん、合図をお願いします」
    ”トパーズアイ”:「わかった」
    ”トパーズアイ”:天を視る
    ”トパーズアイ”:その視覚情報が全員の頭に流れ込む
    ”トパーズアイ”:「あれだ」
    ”トパーズアイ”:「終わらせてあげて」
    鏑木 鵠:「……本当に、出来るのかな」
    鏑木 鵠:短槍を受け取り、嵐の海へと向き直った。
    鏑木 鵠:デネブの最長点、〝粒子〟の経由するシャフトに背を向けて。
    鶯宿ユメ:かん、かん、かん。デネブ最長のシャフトを外部から掴み、登ってゆく。……これは、間に合わないかもしれない
    鶯宿ユメ:タンブラーピジョンさんに釣り上げてもらって、わたしが、射角と仰角を調整して直にセントールに向かって打つ。
    鶯宿ユメ:むちゃくちゃなプランだと思う。でも、これしかない。
    鶯宿ユメ:生身で、地上から衛星を槍で落とすなんて、もう気が狂ったようなやり方で行くしかない。
    鶯宿ユメ:「……さて」シャフトの頂上に立って、見上げる。空には星。
    鶯宿ユメ:見下ろす。足元には、影の緒。ここを引っかけるように経由して、海へと続いている。
    鶯宿ユメ:その先には、槍。……ある意味で、私の星ともいえる。
    鶯宿ユメ:トパーズアイからの情報が、頭に流れ込んできた。
    鶯宿ユメ:『あれだ』
    鶯宿ユメ:『終わらせてあげて』
    鶯宿ユメ:「……ええ。ええ」
    鶯宿ユメ:あの星は、わたしだ。崩落戦で何もかも失って、立ち上がれなかったわたしの姿だ。
    鶯宿ユメ:トパーズアイの言う通りだ。終わらせてやらねばならない。
    鶯宿ユメ:人として。もう人ではなくなったものの最期を、人のままで。
    鶯宿ユメ:衛星セントール、そこから凍てつく光が放たれる。
    鶯宿ユメ:瞬間、足元の影の緒を、思い切り踏みつける!!
    鶯宿ユメ:水底で火花がともる。叩き込んだレネゲイドの励起が、海中で爆ぜる。
    鶯宿ユメ:爆裂、星を指す針が、海面めがけて駆け上がる——!
    鏑木 鵠:『あれだ』
    鏑木 鵠:『終わらせてあげて』
    鏑木 鵠:その声を聞いた時には、起爆を待たずに空へと飛んでいた。
    鏑木 鵠:シャフトの頂点で固定された影の緒が、託された短槍まで繋がって、空中にぴんと橋を渡す。
    鏑木 鵠:……単純な道理がある。
    鏑木 鵠:こちら側の槍を引いて、あちら側の槍を加速させるというのは、つまり。
    鏑木 鵠:〝こちら側の槍の得ただけの速度〟しか、あちら側の槍には伝わらないということだ。
    鏑木 鵠:ただ引くだけで。ただ投げるだけで。第二宇宙速度へ到達できる程の膂力は、
    鏑木 鵠:いかにキュマイラシンドロームと言えど、その中でも際立った怪力を誇る鏑木と言えど発揮はし得ない。
    鏑木 鵠:……だが。
    鏑木 鵠:「……目標値の六割くらい……稼いで見せます……!」
    鏑木 鵠:槍ではなく、〝緒〟を掴んだ。
    鏑木 鵠:あたかもカウボーイが投げ縄を扱うが如く、影の緒を起点に、短槍をごうごうと回転させた。
    鏑木 鵠:円運動による加速。速度を稼ぐ第一段階。そして。
    鏑木 鵠:「──っ!」
    鏑木 鵠:起爆。察知した瞬間、鏑木は大空を駆けた。
    鏑木 鵠:シャフトから真っ直ぐに遠ざかる、最も相対速度の大きくなる方向へ。そして。
    鏑木 鵠:「あああああああぁあぁぁっっ!!!」
    鏑木 鵠:〝影の緒〟を掴んだままに、唸りを上げる短槍を、飛翔方向と平行に投げた。
    鏑木 鵠:狙いなど無い。力任せに、速度が乗るように投げただけだ。
    鏑木 鵠:だが。
    鏑木 鵠:〝影の緒〟の一点がシャフト頂上で固定されている以上、それは必ず、
    鏑木 鵠:井戸の、縄を引けば桶が必ず滑車に辿り着くように、
    鏑木 鵠:長槍は必ず、必ず鶯宿ユメの手に辿り着く筈だ!
    鏑木 鵠:槍が産む衝撃波に、己が海へ叩き落とされる程の投擲を以て、鏑木 鵠は己が仕事を終えた。
    江長崎啓:短槍が鏑木鵠の手を離れた直後。
    江長崎啓:影の緒にちりばめられた星が、燃え上がる流星の帯と化す。
    江長崎啓:それは表面に飛翔体を沿わせて弾道を補正する軌条(レール)であり、
    江長崎啓:間断なく連鎖する小爆発のエネルギーによって、極限効率の加速を与える射出機(カタパルト)。
    江長崎啓:夜闇にあって煌々と輝く一本の光となった緒の上を、テルルの竜針の片割れが駆ける。目指す先は冷たい星。経由地点は鶯宿ユメの掌。最後の照準と加速を求めて。
    江長崎啓:向ける言葉は短く一つ。
    江長崎啓:「決めて」
    鶯宿ユメ:((——できるの?『あんた』に『あたし』に))
    鶯宿ユメ:((——無理でしょ。だって今まで一度だって「勝てた」ことがない『あたし』に))
    鶯宿ユメ:また、脳裏に声が響く。ような気がする。
    鶯宿ユメ:本当に、ただただ気のせいの筈だ。勝利に必要な感情以外は、ただただ心の奥底に沈んでいるのがわたしなのだから。
    鶯宿ユメ:「……そうね」零す。眼下に迫る。極大の熱量を尾に空を目指す一条の星。仰角は……いや、計算するまでもない。
    鶯宿ユメ:この場に到達するまでコンマ何秒だろうか。世界が極限にゆっくりと見える。
    鶯宿ユメ:しくじったらどうなるのか。槍に貫かれたおもしろい女が一人できるだけか。いやおもしろくないが。『勝てない』のだから。
    鶯宿ユメ:槍が駆ける。輝く槍のかけらが、わたしへと駆ける。
    鶯宿ユメ:「そうね」そう、きっと『自分には』出来ないだろう。足りない自分には。欠けている自分には。
    鶯宿ユメ:((——だから少しだけ『起きて』もらうわ))
    鶯宿ユメ:腕を引く。掌を構える。輝く槍。光、奔流。
    鶯宿ユメ:かつて『勝利』に不要な感情ばかりを抱えている自分がいた。無闇に怒りを振りまいて、世の不明を悲しんで。
    鶯宿ユメ:そのくせ、ひと時の安らぎに心の底から安堵する、そんな自分が。
    鶯宿ユメ:踏み込む。槍。眼前。
    鶯宿ユメ:……鶯宿ユメの能力は、ノイマンによる肉体駆動への頭抜けた天才性。
    鶯宿ユメ:……ウロボロスの自己進化特性との融合により、その運動能力は人の可能性の極致を体現する。
    鶯宿ユメ:もう既に、砕け散ってしまった自分の姿だ。
    鶯宿ユメ:直上!一部のズレも残さず、テルルの竜針、その長槍が、頭上のセントールめがけて撃ち上がった。
    鶯宿ユメ:もう、その槍はどこにも見えない。
    鶯宿ユメ:光の軌跡だけが、わずかにデネブに舞うばかり。
    鶯宿ユメ:そして——。
    ”セントール”:『”トパーズアイ””トパーズアイ””トパーズアイ””トパーズアイ””トパーズアイ””トパーズアイ”』
    ”セントール”:『”トパ…』
    GM:周囲の海域を丸ごと凍らせるほどの出力を充填する僅かな時間
    GM:光が放たれるまさのその一瞬
    GM:地上から真っ直ぐに翔んだ光が星を貫いた。
    GM:そして…
    GM:地上から青い流れ星が青く輝いて燃え尽きるのが見えた。
    GM:戦闘終了です。

    バックトラック


    GM:バックトラックです
    GM:Eロイスは5つです
    GM:セントール《究極存在》
    サファイアアイ《無限を継ぐ者》《歪んだ囁き》《破壊神顕現》
    市蔵星菜《ファイトクラブ》

    鶯宿ユメ:やったぜ
    鏑木 鵠:助かるわぁ……
    江長崎啓:ファイトクラブ持ちだったのね
    薊奏:Eロイスは……あえて振らないぜ
    鶯宿ユメ:振ります!
    鶯宿ユメ:5個振って、減らして大丈夫ですよね?
    GM:どうぞどうぞ
    江長崎啓:振る!
    鶯宿ユメ:ウォォーッ!
    鶯宿ユメ:147‐5d10
    鏑木 鵠:5個振る!
    鏑木 鵠:142-5d10
    DoubleCross : (142-5D10) → 142-24[3,6,7,5,3] → 118

    江長崎啓:132-5d10
    DoubleCross : (132-5D10) → 132-23[1,7,6,7,2] → 109

    鶯宿ユメ:147-5d10
    DoubleCross : (147-5D10) → 147-20[2,2,6,3,7] → 127

    鶯宿ユメ:おいおいおい
    江長崎啓:が、がんばって
    鶯宿ユメ:が、がんばる
    薊奏:では1倍振りで
    薊奏:108-4d10
    DoubleCross : (108-4D10) → 108-34[10,8,8,8] → 74

    江長崎啓:通常ロイス残5個。等倍で
    江長崎啓:109-5d10
    DoubleCross : (109-5D10) → 109-14[3,1,1,7,2] → 95

    鏑木 鵠:残ロイス5個……と、等倍!
    鏑木 鵠:118-5d10
    DoubleCross : (118-5D10) → 118-35[9,4,10,2,10] → 83

    鶯宿ユメ:2倍振りで!
    鶯宿ユメ:5×2、10個!
    鶯宿ユメ:127-10d10
    DoubleCross : (127-10D10) → 127-43[10,9,7,2,4,4,1,1,2,3] → 84

    江長崎啓:ホッ
    鶯宿ユメ:フゥーッ助かった
    GM:良かった
    GM:えーと FS判定やEロイスなど諸々込みで19点です
    GM:それに浸蝕分を足してね
    薊奏:やったぜ
    薊奏:24点ですね!
    江長崎啓:こちらも24点
    鏑木 鵠:24!
    鶯宿ユメ:倍振り3点で、22!
    GM:では
    GM:GMは32点いただきます
    鶯宿ユメ:パチパチパチ!
    GM:ヤッタネ
    薊奏:有難ッス!
    江長崎啓:経験点はおいしいね
    GM:ではEDをやっていきましょう

    合同ED「満天の星の下で」


    GM:嵐はおさまっていた。
    GM:空には雲一つなく、星が輝いている。
    ”トパーズアイ”:空を呆然と見上げている
    薊奏:「あのながれぼしは……終わったのでしょうか」ビームの照射に備えて盾を展開している
    ”トパーズアイ”:「うん…もう何も見えない」
    ”トパーズアイ”:「姉さんはもう居ない」
    薊奏:「……そうですか。」展開していた盾を解除する。鉄の鱗が散る
    薊奏:「みなさん、おつかれさまでした。……すごかったです」
    江長崎啓:「あなたもね」
    江長崎啓:「ここにいる皆、あなたに助けられた」その中には当然、“トパーズアイ”も含まれている。
    薊奏:「…………任務ですので。とうぜんのことなのですよ」ちょっと照れて
    鏑木 鵠:ざばっ、と水の跳ねる音がして
    鏑木 鵠:少し後に、濡れ鼠になった鏑木が、空から甲板に降りてくる
    鏑木 鵠:「……お疲れ様でした」そして、そう言うなり甲板の上に寝っ転がった
    ”トパーズアイ”:「ありがとう」
    ”トパーズアイ”:「姉さん達を止めてくれて」
    鶯宿ユメ:「……いいえ、よかったわ。上手くいって」
    鶯宿ユメ:ふらふら、ゆらゆらととても頼りない足取りで遠くからユメがゆっくりと歩いてくる。
    鶯宿ユメ:結ってあった髪は解け、顔面の半分は煤と火傷に汚れ、右腕は袖からボロボロになり、奇妙にねじ曲がっている。
    鶯宿ユメ:「……ふふ、さすがにちょっと反動を考えてなかったわ……」
    鶯宿ユメ:「でも……同じく、お疲れ様」言うなり鏑木さん同様、ゴロゴロと甲板に転がる
    ”トパーズアイ”:「君の槍は直ぐ近くの海に落ちたよ、そんなに深くないから…きっとすぐ見つかる」
    ”トパーズアイ”:「大事な物なんでしょ…多分、僕の目と同じで」
    鶯宿ユメ:「ありがとう。ないならないでどうにかなる物だけ……ううん、そんなことないわね」
    鶯宿ユメ:「大事なものよ。しっかり回収、お願いしないとね」
    江長崎啓:「……あなたたちもよく頑張ったわ。よく無茶を通した」横たわる二人に労いを向ける。
    鏑木 鵠:「無茶も無茶ですよ……音速ってどれくらいの速度か知ってますよね……?」
    鶯宿ユメ:「いえ、無茶苦茶やったのを何とかしてくれたのは全部こうさんとけいさんだから……うふふ、助かりました……」
    鶯宿ユメ:もはや完全にコードネームを言う余力もない!
    江長崎啓:「思ったより速く飛んでたわね」
    鏑木 鵠:「超音速でやり投げすると……衝撃波で自分がふっとぶんだなって……初めて知りました……」
    鶯宿ユメ:「わたしも……実際体験したのは初めて。いい経験になったわ……」
    薊奏:「……べんきょうになるのです」
    薊奏:「いろんないみで」
    江長崎啓:ふう、と息を吐く。疲労の色は自身にもある。
    江長崎啓:「……ともかく」
    江長崎啓:「陸に連絡。帰還の準備。残念ながらやることはまだあるわ」
    江長崎啓:「“トパーズアイ”。今後の希望はどうあれ、あなたも一旦は同行してもらいたいのだけど。構わない?」
    鏑木 鵠:「……一休みしてからでいいじゃないですかー」ぐったりした声で仰向けのまま
    江長崎啓:「どうしてもと言うならせめて体は拭きなさい。風邪引くわよ」
    薊奏:「……ふふ。おかあさんみたいですね」
    鏑木 鵠:「比較対象知らないんでわかりませんけどね……」
    江長崎啓:「ここまで大きい子はうちにいない」溜息。
    ”トパーズアイ”:「わかった」
    鶯宿ユメ:「おかあさん……」ぼんやりと見上げ。
    鶯宿ユメ:「ふふ」笑み。
    江長崎啓:「ありがとう。扱いに関してはなるべく配慮するよう伝える——」少年に答え、
    江長崎啓:「……どうしたの?」鶯宿さんの笑い声に反応してそちらを見る。
    鶯宿ユメ:「……ううん。何でもないわ。ただちょっと……いいなって」
    鶯宿ユメ:「そういえばわたしの周りでは、あんまり見たことなかったひとだったから」
    鏑木 鵠:「……私達は、誰かのおかあさんを守るのが仕事ですからね」
    鏑木 鵠:「おかあさんになったひとはだいたい、自分の子供を守るので手一杯になるから」
    鶯宿ユメ:「……ええ、そうね。こうさんはいいこと言うわ……」
    江長崎啓:「……私も、余裕があるわけじゃないんだけど」
    江長崎啓:「何しろ、騒ぎを起こす連中が次から次に出てくるからね……」
    鶯宿ユメ:ほほ笑んだまま、力のない言葉で転がりつつ。少しハイになっているのかもしれない。
    薊奏:「ひとを守る。とてもほこりたかい、仕事なのです」
    ”トパーズアイ”:「人を守る…それは良い事なんだね」
    薊奏:「……おむかえがくるまで、ひとやすみですね」
    鏑木 鵠:「良いことだと信じるしかありません」
    鏑木 鵠:「……少なくとも、今を生きてる誰かの暮らしを壊そうとするより」
    鏑木 鵠:「守ってみた方が、幸せになるひとはたぶん多いんだろう」
    鏑木 鵠:「UGNの活動ってたぶん、そういうことだ──と私は思ってます」
    ”トパーズアイ”:「君達の…しあわせはは人の幸福を守る事?」
    薊奏:「……そうですね。そうかもしれません」
    鶯宿ユメ:「……わたしは違うわ」
    鏑木 鵠:「私も……ちょっと違うかなぁ」
    薊奏:「……そうなのですか?」
    ”トパーズアイ”:「そう…なの?」
    鶯宿ユメ:「わたしの幸せは『正しく美しく勝つ』こと……でもここでこういうお仕事をしてればその勝つことに少しでも近づいてるきがするから……」
    鶯宿ユメ:「だからここでそういう誰かを守ってみるお仕事をしているのかもね……」にこーっと笑いつつ。
    鏑木 鵠:「私の幸せは……よく分かりません。UGNの他に生き方を知らないのもありますから」
    鏑木 鵠:「……でも。いつか、FHみたいなテロ組織が無くなって、世界がオーヴァードを受け入れられるまでの準備が整ったら」
    鏑木 鵠:「その時に、昼の太陽の下を思いっきり飛び回れたら、たぶん幸せなんじゃないかな……って思って、戦ってます」
    ”トパーズアイ”:「ふうん…むつかしいんだね」
    江長崎啓:「UGNという組織の理念としては。オーヴァードを含む人の幸福を守る、で概ね合っていると思うけど」
    江長崎啓:「個人個人で言えば、割と好き勝手なものよ」
    江長崎啓:「そう出来る方が健全でもある。多分ね」
    鏑木 鵠:「……そういうご本人の〝好き勝手〟な幸せは?」
    江長崎啓:「そうね……」顎に手をやって。
    江長崎啓:「お喋りする元気のある後輩が、さっさと立ち上がって働いてくれることかしら」
    鏑木 鵠:「……おとしより」ぼそっ。
    江長崎啓:「そんなに変わらないんでしょ」
    鏑木 鵠:「はいはい、働きます。……本当に仰る通り、騒ぎは次から次ですもんね」
    鏑木 鵠:と、言った直後。
    鏑木 鵠:「次から次」自分の言葉を復唱しながら、すっと立ち上がった。
    鏑木 鵠:「……あの、トパーズアイ」
    鶯宿ユメ:「まあ」その様子を見ては自分も転がってるわけにはいかぬ。よっと立ち上がる。
    ”トパーズアイ”:「何?」
    鏑木 鵠:「セントールには」言いかけた言葉を途中で句切り、少し言葉を選ぶ間。
    鏑木 鵠:「オーヴァードの肉体の〝一部〟が組み込まれていた、と聞きます」
    鏑木 鵠:「……なぜ〝一部〟なのか、知ってはいませんか……?」
    江長崎啓:「……」少年を見る。実際気になっていたところではあった。
    ”トパーズアイ”:「グスコーブドリは、とても強力な力を持っていて、とても優しい人だった」
    ”トパーズアイ”:「姉さんは彼の事が好きだったよ」
    ”トパーズアイ”:「でも崩落戦より前に大きな戦いがあってそこで死んだんだ」
    ”トパーズアイ”:「その死体を色々な実験に使ったのはUGNだと聞いている」
    薊奏:「……UGNが」
    ”トパーズアイ”:「彼はUGNに協力していたからね」
    ”トパーズアイ”:「イリーガルっていうんだっけ」
    ”トパーズアイ”:「セントールも彼が設計したものだったはず」
    ”トパーズアイ”:「彼の死体を実験に使ったのがUGNの意思なのかはわからない。案外自分でそう望んだのかもしれない」
    ”トパーズアイ”:「他人の幸せの為に、ね」
    江長崎啓:「…………」眉間に皺を寄せる。「真偽経緯が分からなければ、こちらからは何とも言えないけれど」
    江長崎啓:「……なるほど。“サファイアアイ”の言っていたことは分かった」
    鏑木 鵠:「ええ。真実は分からない、けれど──」
    鏑木 鵠:「私が懸念しているのは」
    鶯宿ユメ:「………………」じっと話を聞いている。
    鏑木 鵠:「……セントールに組み込まれた〝一部〟を除いた遺体はどうなったのか……です」
    ”トパーズアイ”:「わからない、その辺りは”メニーオーダー”の方が詳しいんじゃないかな」
    江長崎啓:「あいつか……」渋面のままで。
    薊奏:「おしえてくれるでしょうか」
    江長崎啓:「……悪いけど、全員ついてきてもらえる。私もそれなりに気になってることがある」
    高田船長:「あーあー!わざわざ来てくれんでもいいぞ!」
    薊奏:「船長さん」
    鏑木 鵠:「…………」渋面を作る。さほど賢い部類ではないと言えど、この局面、そして──
    鏑木 鵠:「江長崎さん、もしかして」
    江長崎啓:「……嫌な予想が合っていたかしら」
    高田船長:「船長な、うむ。ま、船を操るのもまた楽しい一時だったよ」
    高田船長:船員の制服ではなくラフな服装になっている
    鶯宿ユメ:「…………」にこにこ顔は崩さない。だがしかし。事態を察する程度は容易だし、これはかなりまずい──!
    薊奏:「……?」状況が理解できてない
    高田船長:「まあ、まて。そう怖い顔をするな。手負いの相手と戦う気は無い」
    江長崎啓:「“マスターストーム”ね」
    高田船長:「いかにも」
    ”マスターストーム”:「”マスターストーム”だ」
    鏑木 鵠:「……一番最初に疑ってしかるべき相手……かぁ」
    鏑木 鵠:肩を落とす。デネブへ招かれたのが敵方の策略であるならば、停泊を提案した船長とて怪しいのだ。
    江長崎啓:「……。こちらも、今夜の仕事はいい加減終わりにしたい」
    ”マスターストーム”:「そうだろうな」
    薊奏:「マスター……」
    ”マスターストーム”:「ワシも別に戦いに来たわけではない」
    ”マスターストーム”:「あの小難しい悪猫は引き取らせてもらうが」
    ”マスターストーム”:「”トパーズアイ”お前はそちらで良いんだな?」
    ”トパーズアイ”:「うん」
    ”マスターストーム”:「良かろう。好きに生きなさい」
    ”マスターストーム”:「で、何か聞きたい事でもあるのかなお嬢さん方」
    江長崎啓:体の力を抜く。正直なところ、向こうに害意が無いのは心底からの安堵に値することだ。
    江長崎啓:「“メニーオーダー”についてはまあ、文句を付けられる状況じゃないとして」
    江長崎啓:「“グスコーブドリ”の件について」
    江長崎啓:「彼の遺体がどうなったのか。そもそもどうしてそういうことになったのか、かしら」
    鏑木 鵠:「……或いは、こういう聞き方でもどうですかね」
    鏑木 鵠:「セントールのような兵器は、あと幾つあるのか」
    ”マスターストーム”:「兵器と言うのは人聞きが悪いと”メニーオーダー”も言うとったろうに」
    ”マスターストーム”:「あれは然るべく扱えばまさに世界を救う事が出来る立派なモノだぞ」
    ”マスターストーム”:「ロクでもない扱い方をされそうになったのでワシらが管轄する分に関しては隠しておいたがね」
    ”マスターストーム”:「UGNにもいくつかあるのではないか?世界が滅びていない所を見るに正しく扱える人物が持っていると思うが」
    江長崎啓:「さあ。どうなんでしょうね」
    鶯宿ユメ:「イーハトーヴが『求める者に求める物を』の主義で社会に混乱を起こすセルなのは知っています」
    ”マスターストーム”:「使えるモノを隠しておいても仕方ないでな」
    鶯宿ユメ:「今回も、イチクラさんとサファイアアイさんのためにセントールが起動したのでしょう?」
    ”マスターストーム”:「彼女たちの望みがそうだったからな。それを”カンパネルラ”や”メニーオーダー”が支持した」
    鶯宿ユメ:「ならば兵器かそうじゃないかなんて、この際些細なことだわ。これだけ危険なら、わたしたちはそれを把握しておかなければならない」
    ”マスターストーム”:「はっはっは、お嬢さんの持つ遺産も十分に危険じゃと思うがね」
    ”マスターストーム”:「いつ理性を失うとも知れぬオーヴァードが危険な力を振るうんだ」
    鶯宿ユメ:「…………そうかしら?」きょとんとした顔
    ”マスターストーム”:「その気になれば星を穿つ槍だろうて」
    ”マスターストーム”:「お嬢さんがジャームにでもなればそりゃセントールと比べても致し方ないようなモノじゃろ」
    ”マスターストーム”:「それをUGNだけが管理する?面白い冗談だ」
    ”マスターストーム”:「現にホレ、セキュリティも頼りないしな」
    江長崎啓:「…………」
    ”マスターストーム”:「アンタらが正しく使うというのならくれてやっても良いが。危ないから管理したいなんて理由では渡せんよ」
    江長崎啓:「質問と答え。それ以外はまたの機会に」
    江長崎啓:「それでいかが?」
    鶯宿ユメ:「……まあ、槍はともかくとして。本当に、ただ頑丈なだけの槍なのよ、あれ。わたしの力が危険だと言うなら、それは返す言葉もないわね」
    ”マスターストーム”:「結構結構。また会う機会があればな」
    鶯宿ユメ:「でもかといって、はいそうですかと譲ってあげられるものでもないわ」
    ”マスターストーム”:「自信に満ちた若者は嫌いじゃないぞ」
    ”マスターストーム”:「じゃろ?お前さんがそうであるように」
    ”マスターストーム”:「グスコーブドリはワシらにとっては大事な仲間の成れの果てじゃ」
    ”マスターストーム”:「譲れんの」
    鶯宿ユメ:「あなたたちだって『危ない』という点じゃわたし以上だもの。だから……そうね、問答以外のことはまたの機会に。負けないわ」
    鶯宿ユメ:「…………最初からそう言ってくれれば、まだ納得できたのに」ぽつりとこぼす>仲間
    ”マスターストーム”:「盾のお嬢さん」
    ”マスターストーム”:「”トパーズアイ”をよろしく頼む」
    薊奏:「……」きょとん
    薊奏:「はい。たのまれました」
    ”マスターストーム”:「鳥のお嬢さん、良ければ空で会おう。飛行仲間はいつでも歓迎しとるでな」
    鏑木 鵠:「ふざけるな」
    鏑木 鵠:「……世界を壊すファルスハーツと、何をどう間違えてもなれ合えるものか」
    ”マスターストーム”:「槍のお嬢さん。納得いったなら結構。ならばこれは返しておこう」
    ”マスターストーム”:「さっき海で拾ってきておいた」
    鶯宿ユメ:「あら」
    GM:槍を投げてよこす
    ”マスターストーム”:「まとめ役のお嬢さん。悪いが船は自分たちで呼んでくれ」
    ”マスターストーム”:「通信は出来る様になっているはずじゃ」
    ”マスターストーム”:「メニーオーダーが空を飛んで帰るのは嫌だとぬかしよってな」
    江長崎啓:「言われずとも。そこまで面倒は掛けられないもの」皮肉を言う。
    鶯宿ユメ:「拾ってきてくれたことはお礼を言うわ。出来れば、あなた達セルもこのまま何事もなくひっそり平和に解散してくれたらもっと嬉しいのだけど」
    ”マスターストーム”:「ふん、考えておこう」
    GM:風が吹く
    GM:どっどど どどうど どどうど どどう
    ”マスターストーム”:「さらばだ」
    GM:風と共にマスターストームは消え去ります
    江長崎啓:眼鏡を押さえて見送って。
    江長崎啓:「……なんだありゃ。結局いっこも答えてやしない」
    江長崎啓:悪態をつく。
    鶯宿ユメ:「会話的には、やはり『ある』と見るべきね。あとはまともに答える気がなかったみたいだから、まあ仕方ないんじゃないかしら」
    鏑木 鵠:「年寄りはひとの話を聞かないもんですね……」
    鶯宿ユメ:「わたし達の状況じゃ、穏便に帰ってもらうしかなかったしね」
    薊奏:「おとなはむずかしいのですね……」
    鶯宿ユメ:「かなでちゃんは素敵なレディになってね」
    薊奏:「ええ、それはもう」
    鶯宿ユメ:「うふふ。さて……今度こそお疲れ様、ね。もう少し、海の上でしょうけど」
    薊奏:「みなさんにまけないくらいりっぱな大人になるのです」
    江長崎啓:「……」僅かに表情を和らげる。
    江長崎啓:「そうね」
    鶯宿ユメ:にっこり笑顔。立派と言われて悪い気はしない!
    鏑木 鵠:「大人、かぁ」
    鏑木 鵠:「……何年したらなれるかなぁ」
    GM:空が明るくなりはじめる。
    GM:陽の光が空を照らし星々の時間は終わりを告げるのだ。

    薊奏ED「双子星は船に揺られて」


    GM:ほどなくして連絡を受けたUGNの輸送船がデネブへと到着する。
    GM:監視の名目はつくが”トパーズアイ”は君達の口添えもあり拘束はなく比較的自由な扱いで船に乗った。
    GM:束の間の休息。
    GM:穏やかな眠り。
    GM:薊奏はふと目を覚ました。
    薊奏:「……ん」目をこする
    GM:窓際で”トパーズアイ”が星空を眺めている。
    薊奏:「星を、みているのですか?」
    ”トパーズアイ”:「うん」
    薊奏:「……あなたの目は、いろんなものがみえるのですよね」
    ”トパーズアイ”:「うん…でも。それは二つの瞳が揃っていたから」
    ”トパーズアイ”:「今はもう、そこまで沢山の物は見えないんだ」
    薊奏:「そうですか」
    薊奏:「……でも、これからは」
    薊奏:「もっと色んなものを見るといいですよ」
    薊奏:「お姉さんのためにも」
    ”トパーズアイ”:「ありがとう」
    ”トパーズアイ”:「でも、僕は外の事はあまり知らないんだ、だから」
    ”トパーズアイ”:「いろいろ教えてくれると、うれしい」
    薊奏:「……しかたないですね」
    薊奏:「ええ。たのまれてしまいましたから」
    薊奏:「……いえ、ちがいますね」
    薊奏:「わたしもそうしたいとおもっていたところです」
    ”トパーズアイ”:「そう…よかった」
    薊奏:「でもわたしもわからないことがいろいろありますので」
    薊奏:「いっしょにおべんきょうしましょう」
    ”トパーズアイ”:「うん、べんきょうは嫌いじゃない」
    ”トパーズアイ”:「そうだ、お礼を言ってなかった」
    ”トパーズアイ”:「ありがとう、僕を助けてくれて」
    薊奏:「……ええ。どういたしまして」
    ”トパーズアイ”:「とっても格好良かった」
    ”トパーズアイ”:(まるで姉さんみたいに)
    薊奏:「……そ、そんなほめても、なにもないのですよ」
    薊奏:すこし顔を赤くする。
    ”トパーズアイ”:「ううん、君はとても凄い」
    ”トパーズアイ”:「いつか、君の助けになれるように僕も頑張るから」
    ”トパーズアイ”:手を差し出す。
    ”トパーズアイ”:「よろしくね”サンクチュアリ”」
    薊奏:「はい。おまちしています」
    薊奏:手を握り返す。
    ”トパーズアイ”:にこりと笑う。
    ”トパーズアイ”:初めて見せた笑顔。
    ”トパーズアイ”:それは君が守った物だ。
    GM:ほんの少しの幸せが、いま星の様に輝いた。
    GM:それは夜空に輝く星と比べても、見劣りはしないだろう。
    GM:ダブルクロス3rd Edition
    『夜空に星の光の夢を視る』

    GM:完
    GM:----
    GM:これでセッションは終了です
    薊奏:お疲れさまでした!
    GM:お付き合い頂き有難う御座いましたー
    GM:お疲れさまでしたー
    鶯宿ユメ:お疲れ様でした!