『第一回:白磁級冒険者戦闘訓練』


”海の指”ヴェドラ(キャラシート)PL:カムリ
"月撃黒兎"リリアナ(キャラシート)PL:いーさにうむ
"伝馬娘々"リリカ(キャラシート)PL:黄色の月

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メイン雑談

目次

  • 導入
  • 探索
  • 決戦
  • 結末

  • 導入


    GM:夜である。
    GM:交錯都市アールマスの冒険者ギルドに、あなた達は集まっている。
    GM:……たむろしている、とも言うか? 特に打ち合わせて集った訳ではないからだ。
    GM:依頼帰りなり、別な生業が終わった後なり。ここにいる理由はさまざまだろうが、
    GM:共通しているのは──あなた達はまだひよっこ。冒険者として生きる術を、十分に知らないということだ。
    GM:そんなあなた達だが、ちょっとかわった依頼……依頼? を見つける。
    ◇白磁級冒険者戦闘訓練
    ・場所:シカー家邸宅中庭
    ・依頼人:騎士オットー・K・シカー
    ・依頼内容:駆け出し冒険者諸君、訓練を受けてみないか?
    ・報酬:消耗品の現物支給
    ・冒険者ギルドの紹介状をお持ちください

    "月撃黒兎"リリアナ:「へぇ……?」 掲示板の前で腰に手を遣り、じぃーっと依頼状を見つめている女がいる。
    "月撃黒兎"リリアナ:頭には真っ直ぐ伸びた兎耳。時折ぴくぴくと動きながら、その文面を精査するように見つめている。
    "伝馬娘々"リリカ:「ふぅ……」手鏡片手で近くの席に座り、ぽふぽふと化粧の仕上げをしているれでぃも一人。
    "伝馬娘々"リリカ:「──今日の戦化粧もバチ決まりですわね!あとは御誘いを待つばかり!」むふーっ!
    ”海の指”ヴェドラ:「白磁級の冒険者……戦闘訓練かぁ」その隣に、ターバンを巻いた褐色の少年。
    鉱人受付嬢:「あー、そこの張り紙に興味があるんです?」気怠そうな受付嬢がカウンター越しに声をかけてくる。
    鉱人受付嬢:「依頼人は篤志家の騎士、オットー・K・シカー。趣味で冒険者に訓練所を提供してる変な人ですよ」
    鉱人受付嬢:「ノブレス・オブリージュですって。無知な若者が冒険者になって無駄死にするのが見てられない、だとか……」
    鉱人受付嬢:「で、やけに広い邸宅の中庭を訓練所にして、新人冒険者に特別に解放してるんです」
    "伝馬娘々"リリカ:ぴくりと貴き血ブルーブラッドの話題が耳に入り、ほやほやと依頼に集う冒険者たちへ近寄って行きます。
    "伝馬娘々"リリカ:「ノブリス・オブリージュ!素晴らしい響きですわね!」がたーん。
    "伝馬娘々"リリカ:「そのような依頼を張る方がいらっしゃるとは……この街の展望も明るいですわ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ、受付のねーちゃんじゃん。いつもありがとね」手を振ってから「良い人もいたもんだなぁ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「……なー、ねーちゃん」
    ”海の指”ヴェドラ:「これって複数人で受けれんの?いやさ、単独ソロで動く冒険者なんて、今時少ねーじゃん」
    ”海の指”ヴェドラ:チラチラと周囲の二人を気にするような素振りを見せつつ
    "月撃黒兎"リリアナ:「にはは、白磁なのに物知りさんだねぇ」
    "月撃黒兎"リリアナ:そんな男の様子を見て、ころころと笑い掛ける。ひとしきり笑いかけて、胸元のタグを上げる。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ま、アタシもそうなんだけど~」
    "伝馬娘々"リリカ:「なんと!わたくしもお揃いですわ!」ぐいぐいと話に混ざってくる。
    鉱人受付嬢:「……ええ、もちろん。基本的には複数人で動くのが冒険者なんで」
    鉱人受付嬢:「ソロ専で稼ぎ全部自分のものー、なんてのは特殊な例外ですからね」
    鉱人受付嬢:「常識的な人数なら、複数人は大歓迎……ですって」
    ”海の指”ヴェドラ:「おっ」ぱっと顔を輝かせる。「二人もボーケンシャか!?」
    "伝馬娘々"リリカ:「イエス!私も先日登録したてほやほやですのよ!」
    "伝馬娘々"リリカ:そういう彼女の清潔な身なりにはベルトポーチがくっ付いており、心なしかモコモコしている。
    "月撃黒兎"リリアナ:兎耳の女は、背に大振りの弓を備えていた。胸元こそ厚い防具を重ね着しているものの、腹回りは大胆にカットされ動きやすさを重視しているのだと分かる。
    "月撃黒兎"リリアナ:ややアレンジされているが、野伏レンジャーに該当する冒険者だと分かるだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「ならさ、ここで会ったのもきっと交易神様の縁だし……三人でこの依頼、受けてみねえ?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「ふぅん? そういう強引なの、嫌いじゃないよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「だってねーちゃんさっきからこの依頼受けたそうにしてたじゃん」
    "伝馬娘々"リリカ:「まさか……私もお誘いですの!?願ったり叶ったりですわー!」
    鉱人受付嬢:「……たしかにあなた達は、行ってきた方がよさそうですわねー」
    ”海の指”ヴェドラ:「アンタみたいな野伏レンジャーと……」ちらりとベルトポーチの少女を見る。「強い前衛がいれば安心じゃん!」
    ”海の指”ヴェドラ:「名前教えてくれよ。これから仲間になるのに、アンタじゃカッコつかないだろ」
    "月撃黒兎"リリアナ:「んふふ。受付嬢さんのお墨付きとありゃあ、言ってみないわけにはいきませんねぇ」
    "伝馬娘々"リリカ:「そうですわね!私は体術が資本ですが…」かん、かんとはいている靴を叩く。
    ”海の指”ヴェドラ:「オイ!聞いたか二人とも?期待されてるぞ……!」
    "伝馬娘々"リリカ:「あの受付のお方もお目が高いですわね…!」むふー!
    "月撃黒兎"リリアナ:「お試しなら丁度いいってことでしょ~?」
    鉱人受付嬢:「依頼とは言ってもただの訓練なんで報酬も出ないし、ギルドの評価にもなりませんけど……」
    鉱人受付嬢:「訓練中に使った水薬ポーションや矢弾くらいは補填してくれます。……こちら、紹介状」
    鉱人受付嬢:ぱさっ。カウンターに封書が三通置かれる。
    ”海の指”ヴェドラ:「サンキューねーちゃん!えっと……」カウンターに置いてある二人の紹介状の名前に目を滑らせる。
    "月撃黒兎"リリアナ:「もー、訊く前に見るなんて、えっちぃ」
    "月撃黒兎"リリアナ:自分の名前が書かれた紹介状をひょいと拾い上げながら、にまにまと男を見る。
    ”海の指”ヴェドラ:「んなッ……!?」日焼けした肌をさっと赤くする。
    "伝馬娘々"リリカ:「照れますわね……!」紹介状には『リリカ』と書かれている。
    "月撃黒兎"リリアナ:「アタシ、"月撃黒兎"リリアナね。見ての通り弓が専門~。ヨロシクぅ」
    "伝馬娘々"リリカ:「リリカ・うぇ……!」「うぇいと!自分で決めた渾名を忘れる所でしたわ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「え……エッチじゃねーし!オレはなぁ!こう見えても立派に成人してんだぞ!獣人そっちの年齢とも対して変わんねー!」
    "伝馬娘々"リリカ:「"伝馬娘々"リリカ。修めているのは武道ですが、ある程度は道具も持ち合わせてますので……」
    "伝馬娘々"リリカ:「道中で転んでも私が居れば安心ですわ!」むっふー!
    "月撃黒兎"リリアナ:「そーやってムキになるところが、ねぇ?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「あはは、すんごいお嬢様っぽいのに武道家なんだ! 意外~」
    鉱人受付嬢:ぱん、ぱん、と手を叩く音。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ん? なになに?」
    ”海の指”ヴェドラ:「道具も使えるなんてすげ~なリリカ。頼りに……ん」
    "伝馬娘々"リリカ:どぎぃ!「おほっ、お嬢様だなんてそそそんな……はいッ!!!」
    鉱人受付嬢:「はいはい。……お貴族さんの家は、まぁ歩いていける程度の場所」
    鉱人受付嬢:「とは言え、今から言ったら真夜中ですからね。明日の朝に出るといいでしょう」
    ”海の指”ヴェドラ:「えっ。もっと旅するのかと思ってた」
    鉱人受付嬢:「………………」
    鉱人受付嬢:僅かの沈黙。無表情。
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ!悪かったって!睨まないでくれよねーちゃん!」
    鉱人受付嬢:「では出立前に、こほん。……えー、お得な礼服なんていかがですかー」
    鉱人受付嬢:「お偉いさんにお目に掛かる前には、身だしなみを整えるのが効果的ですわよー」
    鉱人受付嬢:「たくさん売れるとわたくしが褒められますわよー、買っておいきなさーい」
    鉱人受付嬢:「……力が無い冒険者には、コネなんてナンボでもあっても困りませんわー」
    "伝馬娘々"リリカ:「おお!ドレスコードですわね!」
    ”海の指”ヴェドラ:「ねーちゃん、とりあえずギルドの商品押し付けるのやめてくれよ……」
    "伝馬娘々"リリカ:「お気持ちは嬉しいのですが、私は自前の物がありますので…」
    "月撃黒兎"リリアナ:「んえー、そういうのはまた今度ね~」 本当は買えなくない程度には資金があるのだが、それは内緒だ。
    鉱人受付嬢:「ちっ」
    GM:露骨な舌打ちの音が響いた。

    探索


    GM:さて。普段なら副業やら買い物やらのタイムなのかもしれないが、
    GM:今回は省略だ。

    GM:翌朝、あなた達はアールマスの端にある、シカー家の邸宅へ向かう。
    GM:シカー邸は、正直に言えば、アールマスの中ではかなり辺鄙な場所にある。不便な場所だ。
    GM:具体的には街の中心部から徒歩2時間ほどのところに、畑には向かない荒れた土地が広がっていて、
    GM:そのど真ん中に、10mくらい盛り土されたバカっ広い台地がある。
    GM:邸宅はその台地の上に、これまたバカっ広い敷地をぐるりと鉄柵で囲んで聳え立っている。
    GM:つまりお邪魔しようとすると、この盛り土を昇る必要があるのだ。

    GM:登攀判定です。
    GM:パワーで登るなら体力持久+戦士or武道家+【過重行動】!
    GM:テクで登るなら技量持久+野伏or斥候+【体術】!
    GM:目標は8。ただし「重」の鎧を装備してたら難易度+4,所持品の移動修正が-1以下なら難易度+2だ!
    "月撃黒兎"リリアナ:移動修正ある~ テクで登るよ
    "伝馬娘々"リリカ:移動修正は―8ですわ(恐るべき装甲重視)
    "月撃黒兎"リリアナ:GS8>=10
    GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 10[6,4] → 18 → 成功

    "月撃黒兎"リリアナ:超よゆー
    ”海の指”ヴェドラ:なるほどね……移動習性があるから、難易度は10。
    GM:このシステムでは、GSと入力すると2d6のダイスが振れるのだ
    "伝馬娘々"リリカ:荷重行動込みでこちらが勝つのでパワ―ッ!で挑戦ですわ―ッ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 7[1,6] → 16

    GM:そしてGS○と打つと、○分の数値を加算して結果を出してくれる
    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 9[4,5] → 18

    GM:技量持久の8に斥候の2、君の場合は10でいけるかな
    GM:つまり19、まぁいずれにせよ成功だ
    ”海の指”ヴェドラ:あ、技量持久か!体力持久と見間違えてた
    ”海の指”ヴェドラ:やったぜ。
    "伝馬娘々"リリカ:イエイ!ですわッ
    GM:ということであなた達は無事に台地を登り、邸宅に到着した!
    GM:……変わったつくりの建造物だ。敷地を囲う柵のすぐ傍に、邸宅本体がある。
    GM:そして邸宅の後ろには、このあたりの荒れた土地からは想像しづらい規模の森が──
    GM:いや、〝中庭〟だ。中々の広さがあるその森は、全てきっかり、柵の中にある。
    GM:そしてあなた達は紹介状を提示して、邸宅の中に通される。

    篤志家オットー:「よくぞ来た、未来の英雄たちよ」
    篤志家オットー:「私はオットー・K・シカー。趣味で冒険者の訓練所をしているものだ」
    篤志家オットー:髭がエレガントな貴族男性が、あなた達を歓迎する。
    ”海の指”ヴェドラ:「アンタがオットーのおっちゃんか!? 依頼出してくれてありがとな!」先程まで、鼻歌を歌いながら盛り土を越えていた。
    ”海の指”ヴェドラ:「この二人はオレの仲間。リリアナとリリカだ」
    "伝馬娘々"リリカ:「ごきげんよう、オットー殿。」
    "伝馬娘々"リリカ:ぺこりと(任意の礼儀作法:初歩)で失礼のない程度の挨拶をする。
    "伝馬娘々"リリカ:(ちょっと泥が残りましたわね……)軽く落としてはいる。
    "月撃黒兎"リリアナ:「この度は貴重な機会をありがとうございます~」
    "月撃黒兎"リリアナ:「やだなー、まだ仲間ってほど一緒に冒険したわけじゃないじゃん?」 ヴェドラを小突く
    篤志家オットー:「うむ、ごきげんよう」ニコニコしながら貴族らしく、見事な礼儀作法の一礼。
    ”海の指”ヴェドラ:「で、このオレが……いずれ”四方世界”一の斥候スカウトになる男!”海の指”ヴェドラだ!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「わぁお。大きく出たね」
    ”海の指”ヴェドラ:「えっ。昨日一緒に飯食ったろ」>仲間発言に
    "伝馬娘々"リリカ:「いい心構えですわね!」むふーん!
    ”海の指”ヴェドラ:「うへへへ。姉ちゃんにとりあえずこういう時は大きく出るのが冒険者って教わったからな」
    篤志家オットー:「うむうむ、そうやって大志を抱いた冒険者を、もう何人も送り出してきたとも!」
    篤志家オットー:「中には何人か、銀等級にまで到達した者もいる!」
    ”海の指”ヴェドラ:「……マジで!?」
    "伝馬娘々"リリカ:「凄いですわ!銀等級といえば……」
    "伝馬娘々"リリカ:「国家に所属している金階級を差し引いたら最高級の位階ですわよ!?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「ふつーに到達できる範囲じゃ、一番の凄腕だね」
    篤志家オットー:ぴっ、と指を真っ直ぐに立て、
    篤志家オットー:ちっ、ちっ、ちっ、と舌を鳴らしながら左右に振る。
    篤志家オットー:「……そしてもちろん。銀に到達した冒険者の数倍、道半ばに斃れた若者を知っているよ」
    "伝馬娘々"リリカ:「──!」きゅ、と眉が引き締まる。
    篤志家オットー:「いやはや命というものは、実にあっさりと死んでしまうものだねえ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……この訓練をクリアできないようじゃ、銀等級なんて夢のまた夢ってことか」
    ”海の指”ヴェドラ:「上等だ。何をすりゃいいのか教えてくれよ、オットーさん。オレたちはどんな課題でもこなしてみせる」
    篤志家オットー:「ふむ。……ふーむ、なるほどなるほど」ニコニコしながら幾度も頷き、
    篤志家オットー:「リリカ嬢!」
    篤志家オットー:「貴女はいかなる目的で、此処を訪れたのですかな?」
    "伝馬娘々"リリカ:「ええ……お恥ずかしい身ではありますが、現在の私は冒険者の名を得ただけの素人。」
    "伝馬娘々"リリカ:「最低限の武技を磨き上げたと自負してはいますが、今だ一党パーティにも縁がなく…」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」昨晩、簡単に身の上は聞いていた
    "伝馬娘々"リリカ:「──故に!此度の仲間と肩を並べて戦える経験と連携を求めて、ですわ!」ぐっと顎を上げて構える!
    篤志家オットー:両手を高く掲げ、オペラハウスの観客の如き拍手。
    篤志家オットー:「リリアナ殿!」
    篤志家オットー:「さて貴公は、いかなる故をもってこの訓練を望むか!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「んふふ、アタシ?」 目がすうと細まる。狩人のような瞳。
    "月撃黒兎"リリアナ:「アタシは、強くなりたいの。そして、冒険者としてどんどん功績を上げたい」
    "月撃黒兎"リリアナ:「そしたら、その分強い男性ヒトとも会える可能性高まるでしょ?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「その為には、誰よりアタシ自身が強くならなくちゃダメなの。だから、今日ここに来た」
    篤志家オットー:ひゅう、と口笛を鳴らす。酒場のチンピラのように。
    ”海の指”ヴェドラ:(……弓の腕だけで言ったら、銀等級にも劣らね~と思うけどな)
    ”海の指”ヴェドラ:(こいつは多分デカくなるな)
    "伝馬娘々"リリカ:(伴侶探し……ありふれていて、だからこそアツイ目的ですわよね。)
    "伝馬娘々"リリカ:(私にもそうした人は現れるのかしら……)
    篤志家オットー:「うむうむ、よろしいよろしい」胸の前で両手を叩き、幾度も頷いて、
    篤志家オットー:「では、ヴェドラくん」
    篤志家オットー:「君は、何故、この訓練施設を訪れたのだね?」
    ”海の指”ヴェドラ:「フ」にやりと笑う。
    ”海の指”ヴェドラ:「――昔、兵士だった姉ちゃんが話してくれたんだ。”ヴェドラ、冒険をしなさい”ってな」
    ”海の指”ヴェドラ:「古代の遺跡も、夢見る神秘も、この世界は……まだまだ、たっくさんの冒険が満ち溢れてる」
    ”海の指”ヴェドラ:「その冒険を全部、オレが見付けてやるんだ。なんたって、世界一の斥候スカウトならそれができる」
    ”海の指”ヴェドラ:「だから、冒険者になりに来た。」腰に吊ったボロボロの舶刀を叩いて、笑う。
    篤志家オットー:両腕を組み、頷く。眩しいものを見るように細められた目。
    篤志家オットー:「よろしい。……では、訓練内容について説明しよう」
    篤志家オットー:「この邸宅の〝中庭〟は森になっている。田舎の村の中心部くらいの広さかな?」
    篤志家オットー:「君達はそこを探索し、目的地である洞窟に辿り着いて欲しいのだ」
    篤志家オットー:「洞窟の奥には怪物が潜んでいる。その怪物を撃退し、怪物の宝を持ち帰れば訓練は完了ということだな」
    篤志家オットー:「……が。実はその洞窟は、夜にならないと開かない扉が用意されている」
    篤志家オットー:「故に君達は、道中で野営を敷き、夜を待つ必要がある」
    篤志家オットー:「つまり、探索→野営→洞窟突入→討伐という一連の流れを体験してもらうわけだ」
    篤志家オットー:「ここまではわかったかね?」
    "伝馬娘々"リリカ:「成程……!本当に手の込んだ訓練ですわね!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「へぇ、実践的」
    ”海の指”ヴェドラ:「昔の遺跡調査隊でも事前訓練でやってたな」
    ”海の指”ヴェドラ:(このオッサン、やっぱただモンじゃねーな……)
    篤志家オットー:「よろしい。ではここから、この探索の独自仕様について説明しよう」
    篤志家オットー:「ひとつ。この敷地内では交易神の契約コントラクトを応用した加護により、致命的な傷を受けない」
    篤志家オットー:「殴られたり切られたりすると痛いし疲れるが、傷が残ったり死んだりはしないということだ」
    篤志家オットー:「が。悪意をもって他者を痛めつけようとした者は、契約コントラクトに背いたペナルティを受けるぞ」
    篤志家オットー:「もちろんギルドにも告げ口するので信用を失う! 気をつけるように!」
    篤志家オットー:「……いたのだよ。この施設を使って捕虜を拷問させてくれとか言いだす危ない奴マンチ野郎が……」
    "月撃黒兎"リリアナ:「討伐相手はペナルティの対象外よね?」
    "伝馬娘々"リリカ:「気を付けないとですわね……!」ごくり
    篤志家オットー:「また水薬などの消費アイテムは、使用した分を補填する。なので惜しまず使うように」
    篤志家オットー:「出てくるエネミーは……まぁ見れば分かるが、あれでもエネミーだ。遠慮なくぶん殴れ!」
    篤志家オットー:「以上!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「薬も補填してもらえるなんて太っ腹~」
    ”海の指”ヴェドラ:「要は、思いっきりやれってことか」
    ”海の指”ヴェドラ:「ここなら道具を使うリリカも気にせずやれそうだな」ぱっと笑ってグータッチ
    GM:……ということで、不明点などが無ければあなた達は探索に移行する。
    GM:軽く会話などして、仲間内での意思の疎通やら、探索における方針決定をしておいてもいいかもしれない。
    "伝馬娘々"リリカ:「オッケーですわ!」むん!
    "月撃黒兎"リリアナ:「それじゃ、隊列を決めときましょ」
    ”海の指”ヴェドラ:「たいれ……おー、そうだな。タイレツね」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」
    "伝馬娘々"リリカ:「セバスから指南を受けております!有事に備えた大事な位置取りですわね」
    "月撃黒兎"リリアナ:「敵と出遭うのは洞窟内だけとは限らないんだからね?」 ジト目。
    "伝馬娘々"リリカ:「前から敵が来たときに、リリアナさまが前に居ては上手く弓が引けなくて大変でしょう?」
    ”海の指”ヴェドラ:(海洋遺跡の調査隊だと後方部隊にいたから、冒険者のイロハが全然解んねえ……)
    ”海の指”ヴェドラ:「……あー、確かに。後衛が撃てなかったら全滅も在り得るもんな」
    "伝馬娘々"リリカ:「私が前に立ってリリアナさまが弓を引く隙を作る!」
    "伝馬娘々"リリカ:「そうした『迷ったときはとりあえずここへ!』を決めるのが隊列ですわね」
    "月撃黒兎"リリアナ:「そーいうこと。あー、頼りになる格好いい前衛がいてくれたら、アタシも安心して狙えるのにな~♡」
    ”海の指”ヴェドラ:「……ひょっとしてリリカ、めちゃめちゃ頭良いのか?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」
    "伝馬娘々"リリカ:「屋敷はみすぼらしいですが。こう見えても私はウェイビル家の娘ですわよ!」むふーん。
    "月撃黒兎"リリアナ:「やっぱお嬢様なんじゃん」
    "月撃黒兎"リリアナ:「昨日は必死に隠そうとしてたのに、なに~? もう諦めちゃった?」
    篤志家オットー:あからさまに耳を塞いでいるジェスチャー
    ”海の指”ヴェドラ:「別に弓引く奴を守ってやるわけじゃねーけど、オレが前にいなかったら探索し辛いもんな!」
    "伝馬娘々"リリカ:「……………………」
    "伝馬娘々"リリカ:「はあっっっ!!!!?」ガボーン!!!
    "月撃黒兎"リリアナ:「それに、いざって時に敵に自慢の剣が届かないのも困るでしょ?」 リリカの反応は意に介さず話を進める
    "月撃黒兎"リリアナ:「だから、アタシが後ろ。その前に二人並んで、って感じがいいかな~って」
    ”海の指”ヴェドラ:「っつーわけでオレとリリカが前に行くけど」肩を組む「リリアナの為じゃねーからな」
    ”海の指”ヴェドラ:「探索のため!だからな!」
    "伝馬娘々"リリカ:「そそそそういうわけですわんねえ!」組まれる。
    ”海の指”ヴェドラ:「後ろ気にしたくねーから、アンタも怪我すんなよ」
    ”海の指”ヴェドラ:フンと鼻を鳴らす。
    "月撃黒兎"リリアナ:一瞬きょとんとして。「にははっ、その為の配置でしょ~?」
    "伝馬娘々"リリカ:オットーさんの方をみて、しっかり耳を塞いでいるので安心する。
    "月撃黒兎"リリアナ:「じゃ、前ヨロシク。頼りにしてまーす♡」
    "伝馬娘々"リリカ:彼女は間抜けではない……と思うが、アホである。
    ”海の指”ヴェドラ:「うっせ!リリカが誰だろうと……今はオレたちの一党パーティだ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「やるぜ、二人とも!」
    篤志家オットー:「決まったかな? ならば私の背後にある扉を開け、最初の冒険に出るといい!」
    篤志家オットー:ぐっ、と親指で後方の扉を指し示す。
    "伝馬娘々"リリカ:「ええ!!!私の正体なんてどうでも良い事ですわ!!!!!」もう勢いで誤魔化す事にしたらしい。
    "月撃黒兎"リリアナ:「あっはは、ホントにどうでもいいよぉ。アタシ気にしないし~」
    "月撃黒兎"リリアナ:「行こ行こ!」
    "伝馬娘々"リリカ:「かたじけない限りですわ……!」とぼとぼと前を進んでいく。
    篤志家オットー:「ヴェドラくん!」
    篤志家オットー:擦れ違う瞬間、振り向かぬままに呼びかける。
    篤志家オットー:「〝どんな課題でもこなしてみせる〟と言ったな?」
    篤志家オットー:「生憎だがこれは課題ではない。なにせ攻略したとて報酬は無いのだからな!」
    篤志家オットー:「ならば、君が得るものはなんであるか」
    篤志家オットー:「才媛ふたりに良く聞いておくがいい!」
    ”海の指”ヴェドラ:……そうだ。もしも、この訓練に唯一の報酬が存在するのなら。
    ”海の指”ヴェドラ:それは仲間と過ごすこの小さな”冒険”そのものだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:こちらも振り向かぬまま、剣を鞘ごと掲げて答える。それは剣を頼りに生きる冒険者にとって、命よりも重い誓いを示すものだ。
    ”海の指”ヴェドラ:緋色のターバンと紺青色の海賊衣が風に揺れていた。
    GM:あなた達の背後で、大扉が閉ざされる。
    GM:これは冒険譚には組み込まれない、ちょっとした冒険である。



    GM:……背の高い木々に視界を遮られた森。邸宅の中庭であるというが、小鳥や小動物の気配もある。
    GM:周囲が荒れ地ばかりの環境にぽつんと存在する、相応の広さの森。生態系も発生するというものだ。
    GM:風ばかりは、周囲の荒れ地から吹いてくる為に乾いているが……地面は肥沃。
    GM:ああ。中庭とは名ばかりの森が、そこにある。
    GM:さて、あなた達は暫くは、道なりに進むだろう。
    GM:草が踏みならされて出来た道を進むと……分岐路に到達する。
    GM:右か。左か。シンプルな分かれ道。
    GM:さて、どちらに進もうか?

    GM:というわけで、下の方にあるマップをごらんください
    "伝馬娘々"リリカ:なにっ
    ”海の指”ヴェドラ:うおおおおお!!
    "月撃黒兎"リリアナ:ファンタジー・TRPG・マップ!
    GM:道はこの通り。まぁそりゃあ、森なので強引に壁──木がめちゃくちゃ茂ってる所を歩いてもいいですが、
    GM:死ぬほど大変ですし迷うので薦めません。まともに動けるのはこの範囲。
    GM:そして見ての通り、道は二手に分かれています。
    GM:あなた達にはこれから、左右どちらに進むかを決めていただきましょう。
    "伝馬娘々"リリカ:──「ふむ。」木々の層が薄い、二つの道に目をやり。
    ”海の指”ヴェドラ:レンジャー!!助けてくれレンジャー!!!
    "伝馬娘々"リリカ:「分かれ道ですわね!」
    ”海の指”ヴェドラ:「見りゃわかるわ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「海育ちだから、山はてんでからっきしなんだよな。リリアナ……何か解りそう?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「なに~? 早速アタシのこと頼りたくなっちゃった?」 くつくつ。
    "伝馬娘々"リリカ:「私も森の進み方はあまり詳しくなくて…」しょぼん。
    "月撃黒兎"リリアナ:言いつつ、しゃがみこんで地面をじっくりと眺める。
    GM:では
    GM:じっくり眺めることにしたあなた達には、観察判定を行ってもらおう。
    GM:知力集中+斥候野伏+【観察】。難易度は10!
    "伝馬娘々"リリカ:わたくしもやってみますわーッ!
    "月撃黒兎"リリアナ:GS10>=10
    GoblinSlayer : (GS10>=10) → 10 + 8[6,2] → 18 → 成功

    GM:全員
    GM:挑みな!
    GM:もう固定値で成功してんだよなこれ
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=10
    GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 3[2,1] → 11 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:おっぶね
    "伝馬娘々"リリカ:GS6>=10
    GoblinSlayer : (GS6>=10) → 6 + 8[6,2] → 14 → 成功

    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!
    GM:よし。
    GM:では、
    GM:薄くはなっているが……獣や人の足跡が幾つか、右の方に進み、また引き返してきている。
    GM:また右の道は、ぬかるみが目立つ。
    GM:左の道は……足跡は少ない。ゼロではない。地面は乾いている。
    GM:そしてどちらの道も、特に凶暴な獣の気配だとか足跡は無い──ということがわかるだろう。
    "月撃黒兎"リリアナ:「敵の追跡なんかだと、まさにそうなんだけど」
    "月撃黒兎"リリアナ:右の道に向かった足跡を指差す。
    "月撃黒兎"リリアナ:「足跡っていうのはホントに正直なワケ。嘘つけないの」
    "伝馬娘々"リリカ:「ふむふむ」こくこく。じー。
    "月撃黒兎"リリアナ:「心得がある奴が撒こうとしてるなら、別だけどね。獣なんかは特に誤魔化しが利かないから、情報源としては一番だよ」
    "月撃黒兎"リリアナ:「はい、じゃあヴェドラ。この足跡見て、何がわかる?」
    "月撃黒兎"リリアナ:しゃがんだまま、楽しそうに目を細めて男を見上げながら問う。
    ”海の指”ヴェドラ:「……」目を凝らす。獣人のような優れた知覚はないが、折れた小枝や、うっすらと踏みしめられた草から、状況は判断できる。
    ”海の指”ヴェドラ:「右の道から引き帰して来てねーか? 前から力を掛けるだけじゃ、枝葉はこういう折れ方はしねえ」
    ”海の指”ヴェドラ:「ってことは……」
    "月撃黒兎"リリアナ:「にはは、正解。右は向かっても、何かあって進めない人が多かったんだろうねぇ」
    "月撃黒兎"リリアナ:「それと、追われた感じの足跡じゃないでしょ。何かあったっても、危険な獣とかがいたわけじゃない」
    "伝馬娘々"リリカ:「……ぬかるんでますわね。」伸ばす眼が遠くなってきている。
    ”海の指”ヴェドラ:「多分池とか川が道を塞いでたんじゃねーかな」
    "伝馬娘々"リリカ:「急がず引き返せる所で、水気があって……おお!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「じゃ、それを踏まえて。アタシ達はどっちに行こうかな?」
    "伝馬娘々"リリカ:「きっとそれですわ!何かしら池があるかと!」
    ”海の指”ヴェドラ:「……左だよ。最初っから全部わかってたってわけか」リリアナにじとーっと目線を寄越して
    ”海の指”ヴェドラ:「……お前、すっげーな!!」破顔し、背中を叩く。
    "伝馬娘々"リリカ:「教えられたら分かりますが、流石に本職は違いますわね……!」ほう、と感嘆の息を吐く。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ひゃうっ?!」
    ”海の指”ヴェドラ:「うえっ!?」
    "月撃黒兎"リリアナ:背中を叩かれ、びくん!と立ち上がる。軽く叩かれたたけだのにたたらを踏む。
    "伝馬娘々"リリカ:「どどどどうしましたの!?」わたわたと近寄る。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ちょ、ちょっと! いきなりヤメてよね! セクハラ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「な……何だよ。そんな強く叩いたか……? 悪ぃ……」
    "伝馬娘々"リリカ:「………」じとーっとリリアナの背中をみて。
    ”海の指”ヴェドラ:「あー、左だ!左行くぞ!」
    "月撃黒兎"リリアナ:つーんとした表情で立ち上がり、何でもないと言わんばかりに軽くぴょんぴょん跳ぶ。
    "伝馬娘々"リリカ:「……ふーっ。」彼女の首筋に優しく息を吹いてみる。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ほぁぁあ……っ?!」
    "月撃黒兎"リリアナ:その場でぞくぞくぞくっ、と背筋を震わせて立ち止まる
    "月撃黒兎"リリアナ:「り、リリカまで……!」
    ”海の指”ヴェドラ:「へ……変なことすんなって!エッチはどっちだ!もう先行っちまうからな!」ずんずん進んでいくよ
    "月撃黒兎"リリアナ:「今度そういうことしたら、何かあった時に教えてやんないからね!」
    "伝馬娘々"リリカ:「ああッ!?ごごごごめんなさい、どういう原因か気になってたので……!」
    "月撃黒兎"リリアナ:キャンキャン怒りながら左の道を進んでいく。一応その内隊列通り後ろにすすすーっと戻っていくよ
    "伝馬娘々"リリカ:はわはわと後を追いつつ隊列に戻りますわ!
    GM:あなた達は左の道を行く……なるほど足跡が少ないわけだ。道が細く、やけに入り組んでいる。
    GM:が、しかし、歩みを妨げる何かは無い。ただ歩きづらい一本道だ。
    GM:ぐねぐね曲がりくねって、歩き続けてしばらく──さすがに疲れて来る。
    GM:本当にただ単調な、何も起こらない道中……!
    GM:長距離移動判定です。
    "月撃黒兎"リリアナ:きゃーん!苦手なやつ!
    GM:あんまりにも平坦で安全で、ただ歩くだけの道。なかなかしんどい道中であるので難易度は13
    "伝馬娘々"リリカ:くたびれますわーッ!!!
    GM:体力持久+冒険者レベル+【長距離移動】で判定し、失敗したら消耗1だ。
    ”海の指”ヴェドラ:疲れたらおぶるから安心しろリリアナ
    GM:挑め!
    ”海の指”ヴェドラ:やるぞ~ 長距離技能は持っている
    "月撃黒兎"リリアナ:GS3>=13 長距離移動
    GoblinSlayer : (GS3>=13) → 3 + 8[4,4] → 11 → 失敗

    "月撃黒兎"リリアナ:えーん!出目は悪くないのにー!
    "伝馬娘々"リリカ:GS8>=13 持っててよかった只人スタミナ!
    GoblinSlayer : (GS8>=13) → 8 + 8[4,4] → 16 → 成功

    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:GS9>=13
    GoblinSlayer : (GS9>=13) → 9 + 11[6,5] → 20 → 成功

    GM:よろしい
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1増加(0 → 1)
    GM:では、ひとりだけは中々疲労したものの、それ以外は
    GM:装備を濡らしたり怪我をしたりということもなく、あなた達は進み、
    GM:……さて、少し開けた場所に出た。
    ”海の指”ヴェドラ:すみません 20出てるので……途中からリリアナちゃんを……背負ったことにしていって……いいですか?
    GM:ふむ
    ”海の指”ヴェドラ:【過重行動】にも適性があるので……何か判定が必要ならします
    "伝馬娘々"リリカ:まあ!救護活動ですわね!
    GM:となると、体力持久+戦士武道家+【過重行動】かな。ただし、
    GM:ただ平坦に歩くだけでも疲れる距離だ。加えてリリアナさんは所持品合わせ移動が-8
    GM:これにヴェドラくんの-2を合わせると、移動-10。
    ”海の指”ヴェドラ:重……
    GM:よろしい。ならば、難易度16の体力持久+戦士武道家+【過重行動】に挑むなら許可しよう。
    GM:これに挑戦する場合、成否を問わずリリアナさんは消耗しない。
    GM:判定に成功すれば何もなし。失敗したらヴェドラくんが消耗1だ。
    GM:どうかな?
    ”海の指”ヴェドラ:仲間を助けてこそよお!冒険者だよなあ!
    ”海の指”ヴェドラ:ということで振ります
    "伝馬娘々"リリカ:応援致しますわ―ッ!
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=16
    GoblinSlayer : (GS8>=16) → 8 + 10[6,4] → 18 → 成功

    "月撃黒兎"リリアナ:助けてくれなんて言ってないし……
    ”海の指”ヴェドラ:フハハハハ
    GM:見事
    "月撃黒兎"リリアナ:……ふん、ちょっとはやるじゃない
    ”海の指”ヴェドラ:うっせ、大人しく背負われとけ!
    GM:ならば君は、そこそこの重荷を背負いつつも大きく消耗することなく目的地に到達する。
    GM:……さて、少し開けた場所に出た。 と、リテイク。
    GM:少し離れた場所に清潔な川。地面が乾いていて、見通しも良く──野営道具が幾つか置き去りにされている。
    GM:おそらくは先輩冒険者達も、ここで野営を行ったのだろう。
    GM:地図で言うなら上の方角には、不自然な岩壁。なるほどあれが、夜にならないと開かない扉の洞窟か。
    GM:夜を待つならここが良いだろう。
    GM:尚、さすがに地面は寝心地が悪い。疲れが取れるどころか、全員強制的に消耗1していただく。
    GM:寝具でもあれば別だがね。
    ”海の指”ヴェドラ:誰か~~~!!!誰かふかふかの毛布を持ってるお嬢様はいないのか!!
    "伝馬娘々"リリカ:──「リリアナさまも落ち着いてきましたかしら?」ヴェドラが背負う分、持ち切れなかった荷物を平然と抱えている。
    "伝馬娘々"リリカ:毛布は……無いですわね……
    "伝馬娘々"リリカ:ジョジョ(マイ驢馬)を曳いて来られたらよかったのですが……!
    "月撃黒兎"リリアナ:「……助けてくれなんて言ってないし」
    "月撃黒兎"リリアナ:抱え上げられた当初はじたばたもがいていたが、今はそれも諦めてしんなりと背負われている
    ”海の指”ヴェドラ:「うっせ。軽くて訓練にもなんなかったぜ」額の汗をターバンで拭う。
    ”海の指”ヴェドラ:「……足、まだ疲れてないか?大丈夫か?」
    ”海の指”ヴェドラ:「リリカもありがとな。荷物、スゲー助かったよ」
    "月撃黒兎"リリアナ:「ふんっ。これだけ休んだら十分よ」
    "月撃黒兎"リリアナ:ぴょん、と跳ねるように背から降りる。
    "伝馬娘々"リリカ:「私も修行の一環で山ほど背負っておりましたので!」むふーん。
    ”海の指”ヴェドラ:「そんだけ軽口叩けんなら十分だな……え、マジ?武道家ってそんなことまですんの?」
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1減少(1 → 0)
    "月撃黒兎"リリアナ:「言ってた野営地はここかな」
    "伝馬娘々"リリカ:「?」「そうですわよ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「斥候の訓練課程フルスクラッチじゃ考えられねーな……」と言いつつリリアナの方を見て「ここで夜を待つことになりそうだな」
    "伝馬娘々"リリカ:「定期的に資材も手入れされてるようですし、この辺りの道具も問題なく使えそうですわね!」
    ”海の指”ヴェドラ:「腹減ったなー。リリカって確か料理できんだろ?」
    "伝馬娘々"リリカ:がらんごろんとそこら辺の調理道具を漁っている。
    "伝馬娘々"リリカ:「ええ。流石に食材は持ち合わせのものになりますが……」
    "月撃黒兎"リリアナ:「その辺に鳥いたよね。獲ってくるから準備しといてよ」
    "月撃黒兎"リリアナ:言うが早いか、弓を担いでくるりと宙返り。近場の木に駆け上がっていく
    ”海の指”ヴェドラ:「サンキュ。……しょうがねぇな。後で”とっておき”分けてやるか」
    "伝馬娘々"リリカ:ごそごそ。「ウェイビル謹製調味料も揃えてありますわ!我が誇りにかけておいしい料理を覚悟しやがりなさいませ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「なー、リリカ」
    ”海の指”ヴェドラ:「アンタお嬢様なんだって?」
    ”海の指”ヴェドラ:さも当然のように尋ねるよ
    "伝馬娘々"リリカ:「は」ぎぐーん。「……」
    "伝馬娘々"リリカ:「…………はい。セバスの口は硬かったとは思いますが。」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや、多分皆気付いてると思うぜ。リリカは良い奴すぎんだよ」
    "伝馬娘々"リリカ:※昨日の晩支度を一緒に手伝ってくれた謎のおじいさんです。
    ”海の指”ヴェドラ:言いながら、近くの川から水を汲み、リリカの調理を手伝う。
    ”海の指”ヴェドラ:恐らくは、右のルートの川と繋がっているのだろう。
    "伝馬娘々"リリカ:「やはり、そうでしょうか。」慣れない手つきではあるが、火口箱で火種を興している。
    "伝馬娘々"リリカ:「冒険者となる前ですが、セバスと一つ約束をしたのです。」
    ”海の指”ヴェドラ:「うん」静かに微笑んで聞いている。
    ”海の指”ヴェドラ:手を翳して、リリカの熾す火種を守っている
    "伝馬娘々"リリカ:「貴女が一週間一党パーティに誘われなければ、すっぱり諦めて別に『貢献』する方法を模索しましょう、と」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」これまで聞いた事情を大体察するに。彼女は恐らく、家の為にこの稼業に励んでいるのだろう。
    "伝馬娘々"リリカ:「最初はそんな事か、と思いました。我儘を聞いてもらった身としてはあっけなく感じました」
    "伝馬娘々"リリカ:「朝から晩の受付嬢が交代なさるまで席で待ち続けて、3日目には身に染みて来ました。」
    ”海の指”ヴェドラ:……最初に受付版ビルボードを覗いていた時の彼女は、ずっと一人だった。
    "伝馬娘々"リリカ:「世間知らずわたくしが場違いの者であることに」「……それでも」
    ”海の指”ヴェドラ:「場違いなんかじゃねーよ」少しぶっきらぼうに言う
    ”海の指”ヴェドラ:「アンタなりの夢があって、冒険者になろうと決めたんだろ。エリカ・ウェイビル……」
    "伝馬娘々"リリカ:「諦めたくはなかった。」「太陽の下で続けてきた訓練に、見守ってくれたセバスに。」「なにより」
    "伝馬娘々"リリカ:「私の衝動ゆめを、こんな形で放り投げたくなかった。」
    "伝馬娘々"リリカ:「……そして最終日の夜。ウェドラさまがいらした訳ですわ」ニコリと微笑む。
    ”海の指”ヴェドラ:「……オレがリリカを誘ったのは、別に大した理由じゃないよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「アンタが冒険者に見えたから。そんだけ!」にやりと笑う。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ねー、難しい話終わった~?」
    "月撃黒兎"リリアナ:何処からともなくひょこひょこと戻って来る。手には3羽の鳥。今獲ってきたものらしい
    ”海の指”ヴェドラ:「……難しくね~よ。なんにもな」ぱっとターバンを取って立ち上がる。
    "伝馬娘々"リリカ:「……ええ!ちっとも!」「つまらぬ身の上話を聞かせてしまいましたわね!!」
    ”海の指”ヴェドラ:「じゃあ、口直しに……なあ、二人とも」少し声を潜めて。
    "伝馬娘々"リリカ:「ぼちぼち鍋も湯になる頃ですわ……おや?」
    ”海の指”ヴェドラ:懐からブリキのスキットルを取り出す。
    ”海の指”ヴェドラ:「いける口か?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「んふふー、そしたらこの串で鳥をちょちょいっと……」 火で炙り始める
    "月撃黒兎"リリアナ:「昨日も呑んだのに、まだ足りないの~?」
    ”海の指”ヴェドラ:「うっせ!オレの先輩は”酒樽神官”だぞ。あんなのは呑んだうちに入んねえ……そうだろ?」
    "伝馬娘々"リリカ:「うふふ。昨日は隠しておりましたが」
    "伝馬娘々"リリカ:「夜会は貴族の嗜みでしてよ!バッチリ行けますわッ!」
    "月撃黒兎"リリアナ:そうして、ほんの数時間。宴と言うには些細な、それでも冒険の醍醐味とも言える時間を過ごした。
    GM:………………
    GM:…………
    GM:……
    GM:唐突ですがみなさん。
    GM:体力抵抗判定をお願いします。
    ”海の指”ヴェドラ:!?
    GM:この場合、目標値は、そうだな……まぁ11
    "月撃黒兎"リリアナ:GS5>=11
    GoblinSlayer : (GS5>=11) → 5 + 2[1,1] → 7 → 大失敗

    GM:11としておこうか。
    "月撃黒兎"リリアナ:わはは!
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナ~~~ッ!!
    GM:なんの判定かって? 酒だよ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:GS5>=11
    GoblinSlayer : (GS5>=11) → 5 + 8[5,3] → 13 → 成功

    GM:わははは
    "伝馬娘々"リリカ:サケ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナちゃんは酒に弱い
    ”海の指”ヴェドラ:勧めた方だけ無事なの、アルハラじゃん!!!
    "伝馬娘々"リリカ:GS5
    GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 9[3,6] → 14

    "伝馬娘々"リリカ:私ザルですわ~~~ッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:いける口だった
    GM:ひとりだけ致命的にグダグダになってる……
    GM:では、まず先に述べたとおり、全員1ずつ消耗していただきつつ
    GM:リリアナさんは、そうだねぇ
    "伝馬娘々"リリカ:ではお先に!
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカの消耗を1に変更(0 → 1)
    GM:あなたは泥酔してしまい、しばらくの間は眼を醒ますことができません。
    GM:しかも酒の入った睡眠は、なかなか疲労が取れることはない。
    "月撃黒兎"リリアナ:むにゃ……ぐぅ…………
    GM:なので、連続で睡眠を取得したことによる恩恵は得られない。
    GM:……さて。睡眠の話をしましたが。
    ”海の指”ヴェドラ:ご ごめん…
    GM:ルルブによれば、或る程度連続で睡眠を取ると、色々回復できる旨が書かれている。
    GM:だが、あなた達にそれは適用されない。
    GM:なぜか?
    GM:3時間も休ませてはやらないからだ。
    "伝馬娘々"リリカ:なにっ
    GM:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 2[1,1] → 3 → 大失敗

    GM:わははは
    GM:この前フリでこうなることある!?
    "伝馬娘々"リリカ:なんですのおっ
    GM:えー、では
    GM:日が暮れたころ!
    GM:ヴェドラリリカ両名! あなた達は判定せずとも気付く!
    GM:周囲の草むらに誰かの気配が──あれは、
    小鬼役の使用人:邸宅の使用人たちだ!
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1増加(0 → 1)
    小鬼役の使用人:上手く身を隠したつもりでいるのだろうが、手に持っている弓に太陽光が反射しているぞ!
    ”海の指”ヴェドラ:「起きろ!敵だ!」剣に石鏃を叩いて音を出す。
    "伝馬娘々"リリカ:赤くなった顔だが、差し込む恵みの光に気づく!「──!?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「……むにゃ……あと、ごふん…………」
    "月撃黒兎"リリアナ:起こそうとしたヴェドラの腕にしがみついて抵抗する
    小鬼役の使用人:「な、えっ、バレた!?」「くっ……退け! 退け!」
    "伝馬娘々"リリカ:「ウェドラ!リリアナ!隊列ですわよ!」ひゅるりと立ち上がり、戦闘態勢!
    ”海の指”ヴェドラ:「あ~~~クソ!!コイツ酒に弱いんだった!!この甘え兎~~~~ッ」
    小鬼役の使用人:不意打ちを看破された使用人達は、深い木々の奥へと逃げていく!
    "月撃黒兎"リリアナ:「…………ふぇ? てき……?」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや……今の状態で襲われたら、リリアナがヤバかったからな。ラッキーだ」
    "伝馬娘々"リリカ:「……ひっく。」しゃっくり。「もういっぱいお水貰わなきゃですわね…」
    "月撃黒兎"リリアナ:くぁぁ、と大欠伸をしながら眠そうな眼を擦りつつ目覚める。
    ”海の指”ヴェドラ:触れる肌の柔らかさにどぎまぎしつつ、丁重に引きはがす
    "伝馬娘々"リリカ:「もう!ウェドラ!リリアナに飲ませ過ぎですわよ~~~ッ!」
    GM:……こうしてあなた達は、襲撃の第一波を逃れることが出来たが。
    GM:この後も夜が更けるまで、手を変え品を変え、使用人達が息を潜めて近づいて来る。
    GM:故にあなた達は、警戒を怠ることが出来ないまま夜を待つことになる。
    ”海の指”ヴェドラ:「悪かったって!っつーかコレ、こっちを削って来てるな……!」
    GM:……酔っ払いはどうにか眼を醒ましたが、酔いが抜けるまでは使い物にならないだろう。
    GM:警戒し続ける羽目になったヴェドラ、リリカ両名。消耗1追加だ。
    ”海の指”ヴェドラ:ホゲ~~~ 消耗2になります
    "伝馬娘々"リリカ:「敵意もあるし、私も勘で探せますわ!ウェドラはリリアナをしっかりお守りなさって──!」
    "伝馬娘々"リリカ:というわけで消耗が増えますサン……(陰る太陽礼賛)
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカの消耗を2に変更(1 → 2)



    GM:夜。
    GM:……やっと、夜である。
    GM:あなた達はまだ、直接的な攻撃を受けた訳ではないが、
    GM:土壁を登ったり森を歩いたり、襲撃に備えてずっと緊張を続けていたり、
    GM:全く華々しくない活動の末に、幾らかの消耗を重ねている。
    GM:さて、洞窟の石扉が、仰々しい音を立てて開いた。
    GM:はっきりと、ここへ進めと示してくれているようだ。
    ”海の指”ヴェドラ:(あ……甘かった)
    ”海の指”ヴェドラ:(オットーのオッサンが言ってたのはこういうことか……冒険者ってのは、こういうこともしなきゃならねえ……)
    "伝馬娘々"リリカ:「ふぺー…………!」(即席の盾に使った)料理済お鍋の白湯を飲み干す。
    "月撃黒兎"リリアナ:「……あたまいたい」
    "月撃黒兎"リリアナ:ようやく動けるようになり、まだ万全でないのかぺたん、と地面に座り込んでいる
    "月撃黒兎"リリアナ:「……寝てる間に襲撃されてたってマジ? やらかしたー……」
    ”海の指”ヴェドラ:「マジで悪かったよ……只人と同じペースで呑ませちゃ駄目だな。もう一杯くらい水飲んどけよ」ブリキのカップから水を手渡す
    GM:当然だが、夜の洞窟は、暗い。只人であれば光源が欲しいところだろう。
    GM:もし光源が無く、暗視の能力も無いのであれば、ここではあらゆる判定に-4のペナルティが発生する。
    GM:道そのものは、1本道だ。
    GM:隊列の宣言は先に受けている。
    GM:進むかね?
    "伝馬娘々"リリカ:「よーやく夜……ですわね!」焚火が残ってれば私の松明に火をつけてた事にしたいですわ!
    "月撃黒兎"リリアナ:その前に、即時で行える呪文の行使を行いたいです
    GM:松明、もちろんよろしい。判定など何もなく普通に着火できる。君が持つかな?
    GM:そして呪文、ふむ
    GM:何を使う?
    "月撃黒兎"リリアナ:《命水アクアビット》 射程:近接距離の対象:コップ1杯程度の水を、10人分の負傷と消耗を回復する水に変える 6R持続
    "月撃黒兎"リリアナ:戦闘時以外では即時で実行可能の記載ありです
    "伝馬娘々"リリカ:勿論!私の武装は鉄靴!
    "伝馬娘々"リリカ:両手を空けられる武装なので、盾と併せて私が持てますわ!
    GM:ふむふむ
    ”海の指”ヴェドラ:ありがたい ではヴェドラは普通に投石紐と舶刀を持ちます
    GM:なるほどたしかに、即座に実行できる。その後に水を飲むのも当然ながら自動的に成功だしね
    GM:ならば術を行使するがいい
    GM:……ファンブらないようにね?
    "月撃黒兎"リリアナ:GS8>=10
    GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 6[4,2] → 14 → 成功

    "伝馬娘々"リリカ:切実ですわ…!
    ”海の指”ヴェドラ:ナイス!
    "伝馬娘々"リリカ:オッケイ!
    "月撃黒兎"リリアナ:惜しいな~、15超えたら消耗2点回復だったのに
    GM:よし。では、全員がその水を飲んだということにして、全員消耗を1ずつ回復するのがいいだろう
    "月撃黒兎"リリアナ:3d6+1 負傷回復
    GoblinSlayer : (3D6+1) → 16[4,6,6]+1 → 17

    "伝馬娘々"リリカ:頂きますわ~ッ!
    "月撃黒兎"リリアナ:こっちの出目はデカいな 6Rなので10分ほど保ちます 多分歩いてる間に消えちゃうけど
    "伝馬娘々"リリカ:3d6+1 一応負傷回復の方も!
    GoblinSlayer : (3D6+1) → 13[6,5,2]+1 → 14

    ”海の指”ヴェドラ:貰って消耗1に
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカの消耗を1に変更(2 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:3d6+1
    GoblinSlayer : (3D6+1) → 11[6,4,1]+1 → 12

    "月撃黒兎"リリアナ:あ、その出目はこっちが決めるやつ!
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1減少(1 → 0)
    ”海の指”ヴェドラ:あっなるほどね じゃあ何も起こっていない!
    "伝馬娘々"リリカ:そうでしたのね……!どっち道元気ピンピンでしたが!
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの呪文使用回数を1減少(3 → 2)
    ”海の指”ヴェドラ:「この水……リリアナが何かしてくれたのか?」
    "伝馬娘々"リリカ:「酔いも消し飛ぶ美味しさですわ~!」
    "月撃黒兎"リリアナ:むにゃむにゃと寝ぼけ眼で唱えた後、手を水に翳すと一瞬鱗粉のような煌めきが奔る。
    "月撃黒兎"リリアナ:「……そー。飲むと元気になるよ」
    "伝馬娘々"リリカ:揺らめく松明の灯が少女の頬を血色良く照らす。
    "月撃黒兎"リリアナ:んぐんぐと飲み干し、元気よく立ち上がる
    "月撃黒兎"リリアナ:「よっし。そろそろ行こっか」
    "月撃黒兎"リリアナ:「……さっき守ってくれた分のお礼。さんきゅーね、二人とも」
    ”海の指”ヴェドラ:飲み干す。「ああ。これなら……」手元の舶刀を素早く回す。「全員やっつけられそうだ」
    "伝馬娘々"リリカ:けぷ。「ええ!少々羽目も外してしまいましたが…」
    GM:では、進んでもらおう。
    "伝馬娘々"リリカ:「いよいよ本番!皆様準備は宜しいですわね?」
    ”海の指”ヴェドラ:「もちろん……やろうぜ。ここが、オレたちの冒険の――第一歩だ」
    "月撃黒兎"リリアナ:「おっけー。アタシは少しは夜目が利くけど、灯りがあった方が助かるし」
    GM:……その第一歩に罠をしかけよう。
    "伝馬娘々"リリカ:「私のメインはこちらですしね。明り役はお任せを!」
    GM:意気揚々と踏み出したあなた達。洞窟は1本道で、隠し扉のようなものもなく──つまり、脇道からの挟撃は無い。
    GM:あなた達は隊列を組んでおり、またしっかり光源も用意している。故にわざわざ毎回宣言せずとも、
    GM:先頭の斥候が十分に警戒しているものと判断する。
    ”海の指”ヴェドラ:ありがとうGM
    GM:故にヴェドラくん、知力集中+斥候野伏+【観察】の、観察判定を行ってもらおう。
    "伝馬娘々"リリカ:ありがたいですわ~ッ!
    GM:難易度は……松明があれど暗い。15だ!
    ”海の指”ヴェドラ:観察か~~
    ”海の指”ヴェドラ:判定いきます
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=15
    GoblinSlayer : (GS8>=15) → 8 + 12[6,6] → 20 → 大成功

    ”海の指”ヴェドラ:フ!
    "月撃黒兎"リリアナ:すっご!
    GM:うわぉう
    GM:では
    "伝馬娘々"リリカ:やりましたわ―ッ!
    GM:……落とし穴ピットだ!
    ”海の指”ヴェドラ:世界一の斥候に……オレはなる!
    GM:道のど真ん中に落とし穴がある。深さは膝くらいだが、細い。ハマれば間違いなく足を取られて転んだことだろう。
    GM:だが、一度発見すればまず、もう一度引っかかることはないトラップだ。
    GM:……穴の底に、何かおいてある。
    GM:小さな瓶だ。罠に引っかかれば気付かず踏み潰していただろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「――ッうお!?」それは直感か、それとも観察眼故か。すんでの所でブーツを止め、穴の底を見る。
    ”海の指”ヴェドラ:「リリカ、ごめん。松明で照らしてくれねーか?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「っと」 前の二人が止まったのを見て足を止める。「なになに?」
    "伝馬娘々"リリカ:「え、ええ!何かありまして?」そーっと火を翳す。
    ”海の指”ヴェドラ:「落とし穴だよ。底に何か……瓶があるみたいなんだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「落ちてたらあれも潰れてたし、当然オレたちも怪我してたはず……」
    "伝馬娘々"リリカ:輪郭を火が暴く。「本当だ。うっかり嵌ったら大変でしたわね……」
    GM強壮の水薬スタミナポーションだ!
    ”海の指”ヴェドラ:やった~~!!
    "伝馬娘々"リリカ:やりましたわ~~~ッ!!!
    GM:ラベルには「おめでとう」と書かれている……ちょっとレアな瓶らしい!
    ”海の指”ヴェドラ:冒険者ツールの鉤紐で引っ掛けて手元に取るよ。縄の扱いは斥候だから慣れている
    GM:まぁ、中身は普通に基本P407のだがね。
    GM:誰か飲むなら、グビっと飲んで進むがいい。
    "伝馬娘々"リリカ:「水薬ですわね!私も何本か持参しておりますが」
    "月撃黒兎"リリアナ:「嵌ったら瓶は割れて中身はオシャカ、割れて怪我もするかも~、だったわけね」
    "月撃黒兎"リリアナ:「ご褒美じゃん。見つけたヴェドラが呑んどけば?」
    ”海の指”ヴェドラ:「なんだよ。やけに素直だな……」
    "伝馬娘々"リリカ:「リリアナ……」によーん。
    "月撃黒兎"リリアナ:「だって、アタシはぐーっすり寝てたから疲れてないし~」 けらけら笑う。
    ”海の指”ヴェドラ:「まあリリカが持ってて、リリアナが疲れてないってんだったら、オレが飲むよ」
    "伝馬娘々"リリカ:「私も自前の物がありますし、どうぞウェドラが頂いてくださいまし!」
    ”海の指”ヴェドラ:「……その代わり、敵全員やっちまっても文句言うなよな!」笑って中身を飲み干す。
    ”海の指”ヴェドラ:と言う感じで、スタミナポーションを飲みます
    GM:元気の前借り! 消耗が1減る!
    ”海の指”ヴェドラ:アヤッタネ
    GM:以降3時間は消耗ランクが1低い。まぁここから5も溜まりはせんがな!

    GM:……さて、あなた達は洞窟の最奥まで進み、1枚の扉を見つける。
    GM:見たところ、薄っぺらい板にチャチな鍵を取り付けて、一応の扉にしているようだ。
    GM:扉の隙間からは松明の炎の光が漏れ出ている。向こうの部屋は十分に明るいらしい。
    GM:……そして、音。ぴちゃぴちゃ、クチャクチャ、音が聞こえる。
    GM:もし手仕事判定で鍵を華麗に開けてみるなら、目標値は11だ。
    ”海の指”ヴェドラ:う~ん、そうだな
    GM:蹴る場合の目標値は0だが。
    "月撃黒兎"リリアナ:ダメだったら蹴り開ければいいのよ
    "伝馬娘々"リリカ:判定前にこちらも自前のスタミナポーションを飲んでおきますわ!
    "伝馬娘々"リリカ:確か終わった後に補填されたはずだし!
    GM:スタミナよろし!
    ”海の指”ヴェドラ:これ、《解錠》で扉をこっそり開けたら
    "伝馬娘々"リリカ:回復!
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカの消耗を0に変更(1 → 0)
    ”海の指”ヴェドラ:不意打ち判定になりますかね?
    GM:ふふ、普段ならはぐらかすかもしれないが今回は正直に答えよう。
    GM:ならない!
    ”海の指”ヴェドラ:www
    "伝馬娘々"リリカ:wwwww
    GM:何故ならエネミーは向こうの部屋のど真ん中で堂々と待機しているからだ。
    ”海の指”ヴェドラ:でも折角だし《解錠》使っちゃお~~
    "月撃黒兎"リリアナ:向こうはウズウズしながら待ってるわけね
    GM:透明化して扉を擦り抜けることが出来たら不意打ちは可能だろうがね。
    ”海の指”ヴェドラ:どうせ興奮状態だから《惰眠》も大して効かないし
    "伝馬娘々"リリカ:返り討ちですわーッ!
    ”海の指”ヴェドラ:ということで、閉ざされた扉に対し呪文《解錠》を使用します。
    GM:ゆけ!
    ”海の指”ヴェドラ:射程10M 対象の物質の開閉をコントロールできる状態にする
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=10
    GoblinSlayer : (GS8>=10) → 8 + 8[5,3] → 16 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:よし
    ”海の指”ヴェドラ:成功!閉ざされた扉を華麗に解錠します!
    GM:……安い鍵は静かに外れて、扉が開く。
    ”海の指”ヴェドラ:呪文2→1
    GM:松明の炎が煌々と照らす、それでいてどこからか外気も入り込む換気の行き届いた部屋。
    GM:その中心には、四肢が無惨に捥げたマネキンが倒れ、周辺には朽ちた武具が散らばります。
    GM:そしてマネキンに覆い被さるように、ぴちゃぴちゃ、くちゃくちゃと音を立てる者が──
    "伝馬娘々"リリカ:──「お見事ですわーッ!」とはいいつつ慎重に部屋をのぞき込む。
    大小鬼役の冒険者:……マネキンのおなかに詰められた干し肉を齧っている。
    大小鬼役の冒険者:「塩っ気が濃い……お酒が進むよぅ……」
    大小鬼役の冒険者:マネキンのおなかに注がれた酒を啜っている。
    "月撃黒兎"リリアナ:「…………」
    ”海の指”ヴェドラ:「クラヴィス/結束ノドゥス……解放インフレミオ――」
    "伝馬娘々"リリカ:「……」「……あちらの、お方が……?」
    ”海の指”ヴェドラ:「………………」
    "月撃黒兎"リリアナ:「……そういうことで、いいんだよね?」
    ”海の指”ヴェドラ:「な」
    ”海の指”ヴェドラ:「何やってんだよ先輩!?!?」
    "月撃黒兎"リリアナ:「先輩ぃ?!」
    大小鬼役の冒険者:「あ」
    大小鬼役の冒険者:顔を上げて
    大小鬼役の冒険者:「あははははははっ」
    大小鬼役の冒険者:ぶおん! と、なんかちょっと高級そうな大金棒を振り上げる!
    "伝馬娘々"リリカ:「えっ!?知り合いですの!!!?」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレが!海洋遺跡調査隊に!居た時の!……ダメだ酔ってるし仕事モードだこの人!!」
    大小鬼役の冒険者:よく見れば身に着けている鎧も、普段のちゃちな奴とは違う金属のしっかりした奴だが!
    大小鬼役の冒険者:……どうみても、冒険者ギルドでたまに見かける鉱人神官戦士である。
    "月撃黒兎"リリアナ:「え、えーと……小鬼ゴブリン役で雇われてる、ってこと?」
    大小鬼役の冒険者:「私らの住処になんのようだゴブー!」
    大小鬼役の冒険者:そういうことらしい
    "伝馬娘々"リリカ:「落ち着いてよく見ますと……前に見かけた夜までお酒を飲みに飲んでいたお方ですわーッ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「あのヤバい演技がその証拠だ!クソ!マジモードの鎧着てんじゃねーよ酔っ払い!」
    GM:……ゴブリンの中にはたまに、妙に図体のデカい奴がいる。
    GM:単純な身体能力なら、駆け出し冒険者に近い。
    GM:加えて、案外あいつら、良い装備を身に着けているのだ。
    GM:そう。ちょうど、目の前の、本当は酔ってない酔っ払いのような。
    大小鬼役の冒険者:「さー、ぶっとばしてあげるよ新人ちゃん!」
    大小鬼役の冒険者:「おいしいおさけのお肴になりなー!」

    決戦


    GM:というわけで、こんな流れだがボス戦です。
    GM:不意打ちチェックは今回は無い! 正面から遭遇したからな!
    "伝馬娘々"リリカ:やったりますわーッ!
    GM:遭遇距離は屋内、かつ決まったフィールドで固定させてもらうので割愛。
    "月撃黒兎"リリアナ:不意打つ気もなくなるよこんなの!
    GM:キャラクターの配置!
    ”海の指”ヴェドラ:はい。
    GM:君達の最前線が、のんだくれと10mの距離だ。
    GM:今回は隊列を組んで突入していたため、ある程度配置の自由が利く。
    GM:部屋もまぁまぁ広い。20mも前線から下がるとかでない限り、自由にしてもらおう。
    "月撃黒兎"リリアナ:ヴェドラたちの5m後ろで。
    "伝馬娘々"リリカ:最前線ですわ!
    ”海の指”ヴェドラ:同じく最前線。エット……大鬼役の冒険者と10Mの距離で……
    GM:ヴェドラ、リリカが左右に並び、その後方5mにリリアナ……よろしい!
    GM:使用人達も物陰から出てきて弓を構える。配置は……
    戦闘配置 小鬼の弓兵1 小鬼の弓兵2 小鬼の弓兵3

    10m

    大小鬼

    10m

    ”海の指” "伝馬娘々"

    5m

    "月撃黒兎"
    GM:こうだ。
    GM:……そして怪物知識判定!
    "月撃黒兎"リリアナ:GS8 大小鬼
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[2,5] → 15

    "月撃黒兎"リリアナ:GS8 小鬼の弓兵
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 11[6,5] → 19

    GM:うむ、手早くて助かる。
    ”海の指”ヴェドラ:GS8 大小鬼
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 6[2,4] → 14

    "月撃黒兎"リリアナ:怪物知識判定はそれぞれの種族に対して行うから、こういう風に書くのがコツ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS7 大小鬼
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[4,1] → 12

    GM:知力集中+呪文遣い系職業+【怪物知識】でエネミーの数だけ判定するのだ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS7 小鬼の弓兵 こちらも!
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[4,1] → 12

    ”海の指”ヴェドラ:GS8 小鬼弓兵
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[6,1] → 15

    GM:小鬼弓兵は難易度10、大小鬼は難易度12、両方とも成功だな
    小鬼の弓兵ゴブリンアーチャー役の使用人 小鬼1 生命力8 呪文抵抗11(GS) 移動力10 先制力1d6 モラルGS3>=13
    弓 達成値12 威力1d3+1 射程30m 刺 回避11 装甲2
    支援:命中、威力、装甲+1 10m
    「虎の威を借る」ボスに支援効果を与えている場合、生命力+3
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    弓矢を手にした小鬼……役の使用人。
    矢1d6本を持っている。
    大小鬼ホブゴブリン役の冒険者 小鬼3 生命力20 呪文抵抗13(GS6) 移動力18 先制力2d6+1 モラルGS7>=13
    大金棒 達成値16(GS9) 威力2d6+6 殴 投擲10m 回避14(GS7) 装甲6 支援:威力、装甲+3
    「ボス」統率者3
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    ■古語で「大きい」を意味する名の通り、先祖返りした巨大な小鬼……役の冒険者。
    もしかしたら街のギルドで見かけたことがあるかもしれない。
    貸し出し品の良い装備を身に着けているので、結構強いぞ。
    大金棒を持っている。
    GM:では

    ラウンド1


    GM:ラウンド1!
    GM:まずは行動順の決定、P141の先制判定だな。
    GM:2d6+【機先】ボーナスでみな振るがいい。
    "月撃黒兎"リリアナ:特に補正なければGS一発勝負!
    GM:2d6+1 ホブ
    GoblinSlayer : (2D6+1) → 9[3,6]+1 → 10

    "月撃黒兎"リリアナ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 5[3,2] → 5

    "月撃黒兎"リリアナ:はええ~~~
    GM:1d6 小鬼3体全部
    GoblinSlayer : (1D6) → 2

    "伝馬娘々"リリカ:GS テイ!
    GoblinSlayer : (GS) → 3[2,1] → 3

    ”海の指”ヴェドラ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 5[3,2] → 5

    "伝馬娘々"リリカ:おしまいですわ―ッ!!!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ホブ野郎!!!!
    GM:ヴェドラリリアナの手番はPL間で相談して決めてもらうとして
    大小鬼役の冒険者:統率してるので小鬼もみーんな私と同じ行動値だよー
    "月撃黒兎"リリアナ:げぇっ
    大小鬼役の冒険者:まぁ、手番なので
    "伝馬娘々"リリカ:はっそうですわ!ボスエネミーは配下を同イニシアチブまで上げられる!
    大小鬼役の冒険者:自由行動! 小鬼全員から支援を受けます
    "伝馬娘々"リリカ:ギョエーッ!!!
    大小鬼役の冒険者:……と、思ったけど待てよ?
    大小鬼役の冒険者:これ、私が前に出ると
    大小鬼役の冒険者:支援切れるな?
    GM:……………………
    GM:GM強権!
    GM:今回は支援の射程が15mだったことにする!
    "伝馬娘々"リリカ:OK!面白くなるなら致し方なし!
    ”海の指”ヴェドラ:貸し出し用の装備だから
    ”海の指”ヴェドラ:多分支援の射程延ばす細工とかが仕掛けられてたんじゃないっすかね
    "月撃黒兎"リリアナ:しょうがないにゃぁ、いいよ
    GM:そういうことになった!
    GM:配置は慎重にね!
    "月撃黒兎"リリアナ:移動はできるみたいなので、先に小鬼が5m前進すれば良いんじゃない?
    GM:それもそうか
    GM:賢い!
    ”海の指”ヴェドラ:それでも全然大丈夫ですよ
    GM:ということで
    "伝馬娘々"リリカ:こちらも問題なくですわ!
    "月撃黒兎"リリアナ:支援した側は主行動はできないけど移動はできる(p572参照)だぜ
    GM:小鬼は全員5m前身し、おのおのが主行動でホブゴブリンに支援効果を送るぜ!
    大小鬼役の冒険者:ふう、これでデータはそのまま支援が乗る……
    大小鬼役の冒険者:移動! 5m前進!
    ”海の指”ヴェドラ:ヤダ~~~ッ
    戦闘配置 小鬼の弓兵1 小鬼の弓兵2 小鬼の弓兵3

    10m

    大小鬼

    5m

    ”海の指” "伝馬娘々"

    5m

    "月撃黒兎"
    大小鬼役の冒険者:特別なえこひいきにより、ヴェドラくんを殴るぜ!
    大小鬼役の冒険者:GS9 命中判定
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 7[4,3] → 16

    GM:ここに支援が3乗って……達成値は19!
    ”海の指”ヴェドラ:うわっ来たよ
    ”海の指”ヴェドラ:19か~~~~~
    GM:回避か盾受けか……さあ来い!
    "月撃黒兎"リリアナ:近接武器を使ってくるのは大小鬼だけみたいだから、《芦刈》をやるなら今だね
    "伝馬娘々"リリカ:祈念も使っていいかもですわ!
    "月撃黒兎"リリアナ:後ろはそもそも主行動できないし!
    ”海の指”ヴェドラ:芦刈、達成値差が4越えると武器が弾き飛ばされるんですよね
    GM:ふふ
    GM:じゃあ最初は殴られてみるかい?
    ”海の指”ヴェドラ:なので19の時にやるのは危険……回避に専念しよう
    ”海の指”ヴェドラ:と言っても、祈念を使ってもいいかも
    ”海の指”ヴェドラ:すみません やっぱり弾き飛ばされるのそっちだけっぽかったので、防御行動の代わりに《芦刈》!
    ”海の指”ヴェドラ:消耗1
    "月撃黒兎"リリアナ:あっGM、祈念判定の初期値いくつですか!
    "月撃黒兎"リリアナ:因果点か。因果点の初期値!
    GM:おっと、初期値宣言してなかった……3だ!
    "月撃黒兎"リリアナ:めっちゃ使いやすーい OKです
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナ先輩 祈念ってどうやるんスか…?
    ”海の指”ヴェドラ:よし とりあえず芦刈の判定
    "月撃黒兎"リリアナ:現在の因果点を難易度に、GSで判定するよ~
    ”海の指”ヴェドラ:武器はもちろんカトラス!行くぞ!
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=19
    GoblinSlayer : (GS8>=19) → 8 + 8[4,4] → 16 → 失敗

    "月撃黒兎"リリアナ:成功したら失敗→成功、成功→大成功 みたいに一段階上がります
    "月撃黒兎"リリアナ:この場合、祈念判定をするなら「GS>=3」で判定!
    "伝馬娘々"リリカ:祈念成功すれば……この失敗をひっくり返せますわ!
    ”海の指”ヴェドラ:19は流石に無理か…うおおお祈念します!
    ”海の指”ヴェドラ:GS>=3
    GoblinSlayer : (GS>=3) → 7[1,6] → 7 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:はあはあはあ 失敗を成功に
    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!
    GM:よろしい。達成値16での回避成功だ
    GM:そして、効力値の増加が適用されないダメージ算出を……どうぞ!
    ”海の指”ヴェドラ:武技《芦刈》を使用したので、カトラスの基本ダメージ
    ”海の指”ヴェドラ:1d6+2
    GoblinSlayer : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6

    "月撃黒兎"リリアナ:で、成功失敗に関係なく因果点は1上昇。使えば使うほど祈念判定は成功しにくくなるよ
    ”海の指”ヴェドラ:祈念判定の因果点はキャラクターごとに管理?
    GM:ノー、パーティーのリソース
    GM:そしてダメージ6は……
    ”海の指”ヴェドラ:す すまねえ
    ”海の指”ヴェドラ:うおおお通れ!!
    大小鬼役の冒険者:装甲6! 支援3! つごう装甲は9!
    ”海の指”ヴェドラ:!?
    大小鬼役の冒険者:効かないねぇ!
    "伝馬娘々"リリカ:かっ……た……
    大小鬼役の冒険者:「でありゃああああああぁっ!」酔っ払いが突如突進!
    大小鬼役の冒険者:合わせて飛来する牽制の矢! 相手の動きを制限して、
    大小鬼役の冒険者:大金棒フルスイング!
    "伝馬娘々"リリカ:「くっ……!ウェドラ!」握る松明を振るい、矢を弾く!
    ”海の指”ヴェドラ:「うっ……お、おっ!!」その光を目くらましに、冒険者の足を狩る。態勢を崩した所に、迎えの一撃――
    大小鬼役の冒険者:ガギィン!
    大小鬼役の冒険者:普段より良い鎧、牽制で崩れた姿勢──
    ”海の指”ヴェドラ:「かった!!」
    大小鬼役の冒険者:「軽い軽いィ! どしたい君ぃ、それじゃブチ抜けないよぉ!」
    GM:手番、行動値5のふたりのどっちか!
    "月撃黒兎"リリアナ:アタシ!
    GM:よし来い!
    ”海の指”ヴェドラ:GOGO!
    "伝馬娘々"リリカ:がんばえー!
    "月撃黒兎"リリアナ:自由行動で弓矢を矢筒から出して装填
    "月撃黒兎"リリアナ:主行動で《月兎撃ち》。ここに「曲射」と「速射」を宣言し、対象を3体へ。近接距離に味方がいるペナルティを無効に。
    "月撃黒兎"リリアナ:対象は奥の弓兵3体!
    ”海の指”ヴェドラ:えっ リリアナそんなこと出来たの?
    ”海の指”ヴェドラ:やれ~~~!!!殺せ~~~~!!!
    GM:ようし判定来い! 私はサプリを読む!
    "月撃黒兎"リリアナ:GS11>=11
    GoblinSlayer : (GS11>=11) → 11 + 5[4,1] → 16 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:おほ^~~
    "伝馬娘々"リリカ:トドメヲサセーッ!!!(契約上刺せません)
    "月撃黒兎"リリアナ:固定回避11だからこのままダメージ出します
    GM:来い!
    "月撃黒兎"リリアナ:1d6+2d6+2
    GoblinSlayer : (1D6+2D6+2) → 1[1]+6[4,2]+2 → 9

    "月撃黒兎"リリアナ:うーん、ダメージはいまいち!
    ”海の指”ヴェドラ:GOOD……
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1増加(0 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:7削れればこっちのもんよ
    小鬼役の使用人:ふふ……生命力こそ8だが……虎の威を借りてるのでな!
    小鬼役の使用人:生命力が+3されている。まだ死なぬよ×3!
    "伝馬娘々"リリカ:タフですわね……!
    小鬼役の使用人:axtu,
    小鬼役の使用人:装甲も2あるんだったわ
    小鬼役の使用人:7通り! 残り4!
    ”海の指”ヴェドラ:追撃!!
    GM:来い!
    GM:射撃ロールがあるなら並行してやっちまえ!
    ”海の指”ヴェドラ:もう片手の投石紐で石弾をシュー!
    ”海の指”ヴェドラ:使用人1を攻撃します!
    ”海の指”ヴェドラ:残弾10→9
    "月撃黒兎"リリアナ:「厄介ね──奥の射手を減らさないと、硬くってやってらんない」
    ”海の指”ヴェドラ:GS12>=11
    GoblinSlayer : (GS12>=11) → 12 + 9[5,4] → 21 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    GM:うおおっ
    ”海の指”ヴェドラ:1d6+1+2d6
    GoblinSlayer : (1D6+1+2D6) → 6[6]+1+11[6,5] → 18

    GM:命中する、そのままダメージを出すのだ
    ”海の指”ヴェドラ:オラ!
    "月撃黒兎"リリアナ:矢筒より弓を抜き出す。その数3本。その全てを弓に番え、その場で高く跳躍した。
    小鬼役の使用人:体力満タンだろうがふっとぶ!
    小鬼役の使用人:1番斃れる!
    "伝馬娘々"リリカ:「1…2…!」「──3分稼いでやりますわ!しっかり狙っておくんなましッ!」
    "月撃黒兎"リリアナ:くるり、と細い体が靭やかに反転。弧を描いたまま、弓を三本射放つ。
    "月撃黒兎"リリアナ:その全てが、違わず奥の弓手の肩や足に着弾。
    "月撃黒兎"リリアナ:「流石に一撃とはいかないか……!」
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナの跳躍を見ている。既に右手の指を銃の形に構えていた。発条と回転の力で礫を打ち出す、ヴェドラの改良した投石紐。
    ”海の指”ヴェドラ:「二撃目」
    ”海の指”ヴェドラ:快音が響く。石が仮面の眉間に命中していた。
    小鬼役の使用人:「ぐっ!」「あだぁっ!」矢は肉を抉らないが……しかし痛そうな音がした!
    小鬼役の使用人:そして投石──「ぐえっ!?」
    ”海の指”ヴェドラ:自由行動で石弾を投石紐にセットします。残弾9→8
    小鬼役の使用人:ずごんっ、といい音が響く。ひとりノックアウト!
    大小鬼役の冒険者:「あはははははっ、やっべー!」
    ”海の指”ヴェドラ:「あと二人だぜ、リリアナ!」
    大小鬼役の冒険者:楽しそう!
    "伝馬娘々"リリカ:「良い一発!しっかり手当てしてあげてくださいね!」
    GM:行動値3のリリカさん!
    "伝馬娘々"リリカ:はぁい!
    "伝馬娘々"リリカ:大小鬼役の方に近接攻撃でアタックですわ!
    "伝馬娘々"リリカ:武技:無念無想も使用宣言予約!(サプリP218です)
    大小鬼役の冒険者:装甲8だぞ来いやぁ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS6 オルァ!基礎が低い!!!
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 5[2,3] → 11

    "伝馬娘々"リリカ:ここに無念無想パワーで魂魄値4を載せ……最終達成値15!
    ”海の指”ヴェドラ:無念無想つよ~
    大小鬼役の冒険者:回避も+2だよー!
    "伝馬娘々"リリカ:この武技はあと一回使えますわ!リアクションどうぞ!
    大小鬼役の冒険者:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 4[3,1] → 13

    大小鬼役の冒険者:よけられなかった!
    ”海の指”ヴェドラ:おっぶね~~~
    "伝馬娘々"リリカ:ウオオオ!ダメージ!
    GM:嘘ついたわ 回避あがってないわ
    GM:どっちにせよ命中だわ!
    GM:ダメージ!
    "伝馬娘々"リリカ:1d6+2+1d6 えいっ
    GoblinSlayer : (1D6+2+1D6) → 1[1]+2+5[5] → 8

    大小鬼役の冒険者:ふん!
    大小鬼役の冒険者:はじく!
    "伝馬娘々"リリカ:硬ェですわーッ!!!!?
    ”海の指”ヴェドラ:これマジ?
    "月撃黒兎"リリアナ:マジで硬いな~
    大小鬼役の冒険者:ちゃんと支援を削ってから最大火力に祈念を乗せて吹っ飛ばしにおいで~
    "伝馬娘々"リリカ:(矢が途切れた!)「チェストおッ!」
    大小鬼役の冒険者:「わっ、よけ────らんないから突っ込む!」
    大小鬼役の冒険者:蹴りに向かって踏み込む! 鉄靴と鎧の衝突音!
    "伝馬娘々"リリカ:ウェドラの隙を補うように飛び蹴りを叩き込……む前に突っ込まれる!「げッ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「マジでかよ……」
    大小鬼役の冒険者:「あはははははは! この鎧すっげー!」
    大小鬼役の冒険者:「盾が要らない!」
    "伝馬娘々"リリカ:「くう……鉄仕込みでなければやばかったですわッ!」(おまけに的確に『勢い』を殺した!)
    GM:ラウンド終了処理を並行する
    GM:ラウンド終了の効果があるなら終了!
    "伝馬娘々"リリカ:「出来るッ!」たん、と後衛を塞ぐ位置へ立ち戻る
    GM:士気判定はボスが生きてるから発生せず!
    GM:継戦カウンターが1進む!
    GM:はい

    ラウンド2


    GM:行動順!
    GM:GS1 ホブ
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 7[6,1] → 8

    "月撃黒兎"リリアナ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 12[6,6] → 12 → 大成功

    "月撃黒兎"リリアナ:ふっ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS とお!
    GoblinSlayer : (GS) → 4[2,2] → 4

    ”海の指”ヴェドラ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 2[1,1] → 2 → 大失敗

    GM:1d6 小鬼
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    ”海の指”ヴェドラ:こいつ
    "伝馬娘々"リリカ:うえーん!!!
    GM:ラウンド跨いで支援が消えた上に……手番がまさかのPC側!
    GM:リリアナさん!
    "月撃黒兎"リリアナ:よっし! じゃあ自由行動で矢を番えて……
    "月撃黒兎"リリアナ:主行動で《月兎撃ち》。ここに「曲射」と「速射」を宣言し、対象を3体へ。近接距離に味方がいるペナルティを無効に。
    "月撃黒兎"リリアナ:対象は1体消えてるから、敵全員!
    ”海の指”ヴェドラ:全体攻撃連射できるのヤバない?
    "月撃黒兎"リリアナ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 8[5,3] → 19

    "伝馬娘々"リリカ:ヤッチマエーッ!
    "月撃黒兎"リリアナ:祈念入れていいかな!
    ”海の指”ヴェドラ:もちろん!
    "伝馬娘々"リリカ:もちですわ!
    GM:ヒエッ
    "月撃黒兎"リリアナ:GS+1>=4 幸運があるから+1
    GoblinSlayer : (GS+1>=4) → 1 + 8[3,5] → 9 → 成功

    大小鬼役の冒険者:一応回避を儀式としてふる……!
    大小鬼役の冒険者:GS7
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[4,1] → 12

    ”海の指”ヴェドラ:フィーヒヒ!!
    "月撃黒兎"リリアナ:大成功扱いになるので、効力値が+5されて24扱いになる はず
    GM:ぜんぶ命中するし効力クソ高いわね!
    GM:つまり+2d6で全体攻撃……?
    "月撃黒兎"リリアナ:するぜ
    GM:ダメージ……どうぞ……!
    "月撃黒兎"リリアナ:2d6+2d6+2
    GoblinSlayer : (2D6+2D6+2) → 9[5,4]+5[1,4]+2 → 16

    ”海の指”ヴェドラ:うおっ……
    "伝馬娘々"リリカ:でっか……
    GM:ひえっ
    小鬼役の使用人:2体とも……けしとぶ!
    ”海の指”ヴェドラ:やったぜ。
    大小鬼役の冒険者:装甲6でも10点通しつつまだ斃れはしない、が……!
    GM:痛打が発生!
    GM:振れ!
    "月撃黒兎"リリアナ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 3

    "月撃黒兎"リリアナ:武器か盾が吹っ飛ぶ!
    GM:攻撃を受けた者は武器か盾が……
    大小鬼役の冒険者:盾ないよぉ!
    "月撃黒兎"リリアナ:じゃあ武器吹っ飛ぶ!
    "月撃黒兎"リリアナ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 2

    "月撃黒兎"リリアナ:4m飛んでいった!
    ”海の指”ヴェドラ:これで喰らっても安心
    大小鬼役の冒険者:くっ、武器を拾ったら攻撃ができない……!
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナの消耗を1増加(1 → 2)
    "伝馬娘々"リリカ:勝機ですわーッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ続け続け
    GM:手番、大小鬼!
    大小鬼役の冒険者:でも拾いに行くしかないじゃん!
    GM:とりあえず一番遠い、真後ろに飛んでいたことにして
    大小鬼役の冒険者:後方に4m移動をまず宣言!
    GM:妨害はする?
    "伝馬娘々"リリカ:しちゃいますわ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS4 移動妨害判定!固定値は低い!!
    GoblinSlayer : (GS4) → 4 + 6[2,4] → 10

    GM:体力反射+戦士+【鉄壁】
    ”海の指”ヴェドラ:こちらも移動妨害。
    GM:そして移動妨害判定には、近接距離内の味方1人ごとに+2のボーナスが乗るらしい
    GM:が!
    GM:妨害できるのはひとりだけ!
    ”海の指”ヴェドラ:なにっ
    ”海の指”ヴェドラ:リリカより明らかに低いし、やって貰って正解だったな
    GM:つまり妨害の達成値は12ということだな
    大小鬼役の冒険者:GS3 怪物の知能レベルによる判定
    GoblinSlayer : (GS3) → 3 + 7[3,4] → 10

    "伝馬娘々"リリカ:勝っちゃった!
    大小鬼役の冒険者:防がれたー!
    大小鬼役の冒険者:じゃあ移動できない!
    ”海の指”ヴェドラ:ハアハアハア
    大小鬼役の冒険者:くっ……じゃあ主行動、リリカちゃんに素手パンチ!
    大小鬼役の冒険者:GS3 データに設定されてないパンチ
    GoblinSlayer : (GS3) → 3 + 9[6,3] → 12

    "伝馬娘々"リリカ:盾受け判定ですわーッ!
    ”海の指”ヴェドラ:がんばれ~~
    "伝馬娘々"リリカ:GS9>=12 ありがとう……大籠手!
    GoblinSlayer : (GS9>=12) → 9 + 7[4,3] → 16 → 成功

    "伝馬娘々"リリカ:これにより装甲が5にアップ!
    "伝馬娘々"リリカ:ダメージどうぞ!
    大小鬼役の冒険者:ダメージは、この場合は……素手両手、職業の変わりに怪物レベルを乗せさせてもらっても
    大小鬼役の冒険者:1d3+2+3
    GoblinSlayer : (1D3+2+3) → 3[3]+2+3 → 8

    大小鬼役の冒険者:こんなもん!
    "伝馬娘々"リリカ:負傷3点通りますわ―ッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:やっててよかった移動妨害
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカの負傷数を3に変更(0 → 3)
    GM:このまま手番はリリカちゃん!
    ”海の指”ヴェドラ:やれ~~ッ
    "伝馬娘々"リリカ:引き続き近接攻撃Attack!祈念も視野に入れて行きますわ!
    "伝馬娘々"リリカ:GS6 チャーッ!!!
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 7[1,6] → 13

    "伝馬娘々"リリカ:まずは成功!ダメージ補正的に無念無想もINして達成値17!
    大小鬼役の冒険者:GS7 回避ぃ!
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 3[1,2] → 10

    大小鬼役の冒険者:まぁそうくるわな!
    GM:ダメージ来い!
    ”海の指”ヴェドラ:祈念しちゃっていいんじゃないッスか
    GM:GMもそう思う
    "伝馬娘々"リリカ:ありがたく!
    "伝馬娘々"リリカ:GS>=5 いのり!
    GoblinSlayer : (GS>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!大成功ですわ―ッ!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃああああ
    "伝馬娘々"リリカ:達成値を更に22に伸ばし、ダメージ!!!
    GM:達成値22……!
    "伝馬娘々"リリカ:1d6+2+2d6 キエエ―ッ!
    GoblinSlayer : (1D6+2+2D6) → 1[1]+2+10[5,5] → 13

    "月撃黒兎"リリアナ:22?
    大小鬼役の冒険者:装甲6……7通し!
    大小鬼役の冒険者:累計ダメージ17!
    ”海の指”ヴェドラ:ヤバ
    "月撃黒兎"リリアナ:あっ無念無想か 失礼しました
    GM:このままヴェドラくんの手番も行ってしまえ!
    ”海の指”ヴェドラ:では近接状態なので、カトラスで冒険者さんを攻撃します
    "伝馬娘々"リリカ:トドメヲサセーッ!(※刺せません)
    ”海の指”ヴェドラ:GS8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 3[1,2] → 11

    ”海の指”ヴェドラ:ヒエ……
    大小鬼役の冒険者:GS7 避ける!
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 10[6,4] → 17

    GM:いのる?
    "伝馬娘々"リリカ:このままでは失敗ですわーッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ここは……祈ります!!
    "伝馬娘々"リリカ:今の因果点は……6!
    ”海の指”ヴェドラ:GS>=6
    GoblinSlayer : (GS>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功

    GM:チィッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ
    GM:つまり達成値16!
    GM:あとねごめん!
    GM:さっき痛打喰らってるよね!
    "月撃黒兎"リリアナ:そうだったね
    GM:忘れてた!
    ”海の指”ヴェドラ:あっそうじゃん
    "伝馬娘々"リリカ:はっそういえば!
    GM:のでまずリリカちゃん、痛打表をふってください
    "伝馬娘々"リリカ:1d6 痛打!
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    ”海の指”ヴェドラ:4か…
    GM:1d3ラウンドの間、色々の判定が-6ペナルティ
    GM:1d3
    GoblinSlayer : (1D3) → 1

    GM:このラウンドはそうなる!
    "伝馬娘々"リリカ:このラウンド!
    ”海の指”ヴェドラ:回避が11になるけど、どのみち受動有利だから避けられていたので大丈夫
    GM:そしてせっかくだからヴェドラくんも先に痛打表ふってしまおう
    ”海の指”ヴェドラ:あ、ヴェドラは普通の成功じゃないかな?
    "月撃黒兎"リリアナ:ヴェドラくんは失敗が成功になったから無いと思う!
    大小鬼役の冒険者:3人全員に痛打くらってるんだけど!?
    GM:あっ、そうなるのか
    ”海の指”ヴェドラ:普通にダメージ出すぜ
    ”海の指”ヴェドラ:2d6+2
    GoblinSlayer : (2D6+2) → 2[1,1]+2 → 4

    "伝馬娘々"リリカ:失敗を一段階アップ、だから通常成功ですわね!
    GM:対抗にまけたけど判定は成功、って意味だと勘違いしてたぜ
    ”海の指”ヴェドラ:お前お前お前お前
    "伝馬娘々"リリカ:?
    GM:きみねぇ
    大小鬼役の冒険者:必殺の矢による致命的な一撃!
    大小鬼役の冒険者:強烈な蹴り!
    大小鬼役の冒険者:武器は手放し、姿勢は崩れ、さあとどめの一撃!
    大小鬼役の冒険者:……というところできみねぇ!
    大小鬼役の冒険者:お姉さんおこだよ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:剣が滑る!
    大小鬼役の冒険者:ガギィン!
    大小鬼役の冒険者:本人がよろめいてても鎧はつよい!
    "伝馬娘々"リリカ:「しまりませんわーッ!!!」こっちの渾身撃はどうにか通ったのに~ッ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:「あ”~~~~~ッ!!悪い!!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「硬いのは織り込み済みでしょ!」
    大小鬼役の冒険者:「ぶっはははははははは!」爆笑している!
    GM:継戦カウンター……2!
    "月撃黒兎"リリアナ:「根性出しなさいよね、ほらっ、もう1回!」

    ラウンド3


    GM:行動順!
    大小鬼役の冒険者:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 8[4,4] → 9

    "月撃黒兎"リリアナ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 3[2,1] → 3

    "伝馬娘々"リリカ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 11[6,5] → 11

    ”海の指”ヴェドラ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 5[2,3] → 5

    GM:手番はリリカちゃん!
    "月撃黒兎"リリアナ:"月撃黒兎"リリアナのイニシアチブを3に変更(12 → 3)
    "伝馬娘々"リリカ:ギョエーッ!責任重大ですわ!!!
    "月撃黒兎"リリアナ:大小鬼役の人が強いよ~
    "伝馬娘々"リリカ:"伝馬娘々"リリカのイニシアチブを11に変更(12 → 11)
    "伝馬娘々"リリカ:という訳で早速判定GO!
    "伝馬娘々"リリカ:近接攻撃で大小鬼役の方を!いい加減ケリを着けますわ―ッ
    "伝馬娘々"リリカ:GS6 カアアーッ!
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 5[4,1] → 11

    "伝馬娘々"リリカ:無念無想は切れてますわーッ!!!
    大小鬼役の冒険者:GS7 回避!
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 9[5,4] → 16

    大小鬼役の冒険者:ふんっ!
    ”海の指”ヴェドラ:ちゅよすぎ
    大小鬼役の冒険者:殴り合い蹴り合いの間合いでも……戦場帰りはつよい!
    "伝馬娘々"リリカ:ウゴーッ!!!リリアナに振った方がまだワンチャンありますわ!
    "伝馬娘々"リリカ:祈りは見送り!
    大小鬼役の冒険者:もう武器獲りにいくのは諦めた!
    大小鬼役の冒険者:ヴェドラくんに素手パンチ!
    大小鬼役の冒険者:GS3
    GoblinSlayer : (GS3) → 3 + 4[3,1] → 7

    ”海の指”ヴェドラ:うおおおお!!!《芦切》!
    ”海の指”ヴェドラ:消耗1!
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=7
    GoblinSlayer : (GS8>=7) → 8 + 9[4,5] → 17 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:はあはあはあ
    ”海の指”ヴェドラ:回避成功!効力値無しダメージ!
    ”海の指”ヴェドラ:1d6+2
    GoblinSlayer : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6

    ”海の指”ヴェドラ:カキーン
    大小鬼役の冒険者:ダメージは通らない……
    大小鬼役の冒険者:が、それはそれとして素手パンチの命中と威力が-2された
    "伝馬娘々"リリカ:か た す ぎ 謙 信
    大小鬼役の冒険者:余計に泥試合じゃねーか!!!!!
    GM:手番! おらっヴェドラお前だよ!!!!
    ”海の指”ヴェドラ:これで次の芦切が通りやすくなって……ハアハア
    GM:ものは相談なんだけど
    "伝馬娘々"リリカ:はい
    GM:君スリープで達成値12出せる?
    ”海の指”ヴェドラ:やります……
    "月撃黒兎"リリアナ:出目4出すだけだよ♡
    ”海の指”ヴェドラ:もう出せるかどうかではなくて、やるかやらないかの場面
    "伝馬娘々"リリカ:大失敗したらもう笑うしかねえ
    ”海の指”ヴェドラ:疲れて来ただろうし寝てくれ先輩
    GM:酒が入ってるのと鎧着て素手でさんざん暴れたから疲れた判定にするわよ
    ”海の指”ヴェドラ:ということで、射程:60M 《惰眠》を冒険者に使用します。
    GM:さあ来い
    ”海の指”ヴェドラ:成功したら先輩は寝る!
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=12
    GoblinSlayer : (GS8>=12) → 8 + 5[3,2] → 13 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:オラッ睡眠!
    大小鬼役の冒険者:本来の呪文抵抗は13だが……酒と大暴れで抵抗-2とすれば
    大小鬼役の冒険者:11! なので達成値13ならばクリア!
    "月撃黒兎"リリアナ:スヤヤ
    "伝馬娘々"リリカ:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:残呪1→0
    大小鬼役の冒険者:「あー、おかしい! おりゃあ! もっと来いやー!」
    大小鬼役の冒険者:「もっと来いやー! おりゃー、おりゃーっ………………」
    大小鬼役の冒険者:「……お、お……?」
    大小鬼役の冒険者:こてん。
    大小鬼役の冒険者:「……くー」
    "月撃黒兎"リリアナ:「…………寝た?」
    "伝馬娘々"リリカ:「ブエエエーー……ッ?」いなされて壁に激突していた!
    GM:寝た。
    "月撃黒兎"リリアナ:「……いや、この人さっきまでここでずーっと飲み食いしてたんだっけ。その上で暴れたら……そうもなるかぁ」
    大小鬼役の冒険者:武器を吹っ飛ばされて腕は痛めつけられて、その状態で散々大暴れした挙げ句、
    "伝馬娘々"リリカ:むくり。「──寝てますわね。気が無理やり止められてますわ」
    ”海の指”ヴェドラ:『睡眠ソムヌス……リブラ……発生オリエンス
    大小鬼役の冒険者:まだまだ拳で大暴れ! と身構えた矢先、寝た。
    ”海の指”ヴェドラ:「……流石にポカした責任は、自分で取んねーとな……」手をひらひらと振り、眠りの霧を払っている。
    GM惰眠スリープ
    GM:ひとりの猛者を相手にするなら、或いは千の軍勢よりも尚強いやも知れない、基礎的な呪文。
    "伝馬娘々"リリカ:「成程はるほど…ウェドラが。」ちょっと小声になりつつ、ぶつかった衝撃で出た鼻血を抑える。
    ”海の指”ヴェドラ:「疲れてれば呪文が効きやすいのは魔物も一緒だ。斥候ってのは、こういう時の隠し玉を持っておくもん……らしいぜ」

    結末


    GM:眠ってしまった大小鬼にとどめを刺すなら、鎧の無い部分をごつんと殴ればお終いだ。
    GM:……まぁ、無理にそうする必要もあるまい。
    "月撃黒兎"リリアナ:「アハハ。すっごーい、こんな隠し玉持ってたんだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「いずれ世界一の斥候になる男だからな!……とりあえず先輩はもうちょいマシな所寝かしとこ」ズルズル壁際に引っ張っていく
    GM:大小鬼の後方には、ぱっかり口を開けた宝箱が置いてある。
    GM:中身は一枚の、やけに高級そうな紙で。
    "伝馬娘々"リリカ:「ハア……流石に決着にしても良さそうですわね。」てこてこと宝箱を覗く。
    GM:〝たくさんの失敗と反省を君に贈る〟
    GM:〝おめでとう〟
    GM:〝失敗の数だけ君は強くなった〟
    GM:と、達筆で書かれていた。
    "伝馬娘々"リリカ:「……」呆れた顔でカミを読み終え。
    "月撃黒兎"リリアナ:慣れた動作で長弓を背負い直しながら、ふー、と仰々しく息を吐く
    "伝馬娘々"リリカ:「ぷふっ」笑い声が零れた。
    ”海の指”ヴェドラ:「あははははは!!!最高!!!」
    "月撃黒兎"リリアナ:「失敗と反省か、山程あるね」
    "伝馬娘々"リリカ:「くっだらねー!!!堪りませんわこんなの!ひー!!」
    "月撃黒兎"リリアナ:ひとしきり皆で笑い終わった後、にか、と笑う。
    "月撃黒兎"リリアナ:「この人連れて、帰ろうよ。確かアンタの先輩なんでしょ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「おうよ。反省会しようぜ!今回は……主賓もいることだし」担いだ”先輩”の右腕を上げる。
    "伝馬娘々"リリカ:「ええ。話のネタは山ほどできましたわ!」ぺろりと舌を出し。
    "月撃黒兎"リリアナ:「丁度いいし、ヴェドラの昔話でも聴かせてもらおっかな~。酒の肴に」
    大小鬼役の冒険者:「んー……んぅー……?」鎧の分だけ重いが、鎧の分だけ動かすと煩い。すぐに眼を醒ますだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「うっせ!リリアナこそ、郷の話聞かせろよ!リリカの家の話もな!」
    大小鬼役の冒険者:「おしゃけ……のむのぉ……?」
    "伝馬娘々"リリカ:「良いですわね!先輩にもキリキリ吐いてもらいましょうッ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「その前に水だよ水。ああもう……」少し笑って。
    ”海の指”ヴェドラ:「……それでさ。吞み終わったら」
    ”海の指”ヴェドラ:「また皆で、いつか。冒険できるといいな」
    ”海の指”ヴェドラ:「……行こうぜ!」破顔する。
    "月撃黒兎"リリアナ:「ん。まー、悪くないかな?」 そういう女の頭上で、長い耳はぴこぴことご機嫌に揺れている
    "伝馬娘々"リリカ:「ええ!胸を張って報告しに行きますわ!」鼻歌交じりに、少女は歩み始めた。
    ”海の指”ヴェドラ:「えー?何か言ったかリリアナ?」既に歩き出している
    "月撃黒兎"リリアナ:「なんでもなーい。さっ、帰ろ帰ろ」
    GM:報告しても報酬は無い。特に評価にも繋がらない。
    GM:吟遊詩人も誰も語らない。
    GM:これは駆け出し冒険者をいじめるための、どこかの貴族の道楽で、
    GM:駆け出し冒険者のための、冒険の前の手頃な失敗談。

    GM:『白磁級冒険者戦闘訓練』、これにて終了します。
    GM:経験点などの配布は無し!
    "月撃黒兎"リリアナ:お疲れ様でした~!
    GM:お疲れ様でした!
    "伝馬娘々"リリカ:お疲れ様でしたァ!
    ”海の指”ヴェドラ:おつかれさまでした~~!