『岩塩坑道キトゥン・ストロール』

ゴブスレTRPG用追加舞台:北方氷原ノールベイト使用シナリオ


"改宗選智"ギベオン(キャラシート)PL:侘助
"流浪鳴狐"イナホ(キャラシート)PL:氷雨
”海の指”ヴェドラ(キャラシート)PL:カムリ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ(キャラシート)フェロー

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メイン雑談

目次

  • 導入
  • 探索──初日
  • 探索──2日目
  • 決戦
  • 結末

  • 導入


    GM:吹雪が叫び寒風が歌う、ここは北方氷原ノールベイト──
    GM:の、中では比較的温暖な土地。融雪地域とも呼ばれる一帯だ。
    GM:ヒンシェルウッドより南西にある、小さな島の更に南東部……ここまで来ればなるほど、地面に緑の色も多い。
    GM:白と黒の濃淡で構成された雪の大地においては、もっとも華やかな拠点のひとつである。
    GM:〝緑の街〟フリツチェスタ。
    GM:いまはなき大帝国の時代、北方の支配を目論見て作られ、やがて打ち捨てられた城塞跡とも言われるが──歴史の勉強は、今はやめておこう。

    GM:あなた達はフリツチェスタ市の羅針団拠点……兼、酒場に集合している。
    GM:周囲には羅針団の団員達や、ノールベイト原住民出身だろう協力者。それにアールマスから来たのだろう、あなた達の同業者も。
    GM:中々の人数だ。
    GM:この中の幾人かは、まだ気候慣熟訓練を経ていないだろう。融雪地域は比較的標高も低く、到着直後でもそれなりには活動ができる。
    GM:訓練期間を経たものはきっと、退屈な期間を無為に過ごしてはいるまい。
    GM:……ということで、たのしいたのしい副業判定タイム!
    GM:はーいみなさーん、可能な副業を申請してくださいねー
    ”海の指”ヴェドラ:ふえ~ん 技能持ってないよお
    ”海の指”ヴェドラ:草弄ってます
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!芸能:演奏します
    "流浪鳴狐"イナホ:三味線があるのです
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:職人:木工は働き口が多いぜ!
    "改宗選智"ギベオン:はっはっはっは、同じく無いので遺跡でも見ていましょう
    "流浪鳴狐"イナホ:gs8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 4[3,1] → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:うぇ~ん
    "流浪鳴狐"イナホ:2d6+8
    GoblinSlayer : (2D6+8) → 7[4,3]+8 → 15

    GM:P288の副業判定を参考にやっちゃいな!
    "流浪鳴狐"イナホ:15枚もーらい!
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの所持金を15増加(15 → 30)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 3[2,1] → 10

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:oh...
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6+8
    GoblinSlayer : (2D6+8) → 4[3,1]+8 → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:最初で運を祓ったのさ!
    ”海の指”ヴェドラ:厄落とし厄落とし
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:元の所持金と合わせ51枚!
    GM:さて、その上でお買い物も勿論可能だよ。ここは大きい街ではないから、レアなアイテムは手に入らないが、
    GM:一般的な矢玉の補充とか水薬は手に入るし、防寒着はラインナップが充実している
    GM:何か買っていくかね?
    "改宗選智"ギベオン:ふむ...
    ”海の指”ヴェドラ:防寒着買います!所持金71から減らして残り61枚
    ”海の指”ヴェドラ:アールマスよりこっちの方が暖かそうだ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:移動力に余裕はあるんだ、防寒着とマントを両方買って重ね着するぜ!
    "流浪鳴狐"イナホ:マント買います!10枚で防寒具で+α重ね着しちゃうぞ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:所持金は20枚減って31枚!
    "流浪鳴狐"イナホ:防具がないから問題ないんだ
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの所持金を10減少(30 → 20)
    "改宗選智"ギベオン:回復できるのが私だけなら治癒の水薬は入用でしょう
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ついでに移動力が-4になるぜ……
    ”海の指”ヴェドラ:移動力が-2されて20に
    ”海の指”ヴェドラ:コマには反映済!
    "改宗選智"ギベオン:治癒の水薬を2つ程買いましょう
    ”海の指”ヴェドラ:ギベオン先生……!
    GM:ゴージャス
    "改宗選智"ギベオン:コマに所持金反映!
    "流浪鳴狐"イナホ:嬉しい~
    GM:では各人、準備も整っただろう。
    GM:その上であなた達は、雇い主であるノールベイト羅針団の要請で、酒場に待機している。
    GM:さすがに酒を飲んで待つのんきな者は、この場にはいない。
    GM:………………
    GM:…………
    GM:ばたん! 酒場の扉が勢いよく開かれ、大柄な女が踏み入ってくる。
    GM:彼女は体躯に見合わぬしなやかな足取りで、乱雑な丸机の間をすり抜け、奥のカウンターの前に立つ。
    GM:銀貨を数枚カウンターに置き、巨大なゴブレットを受け取り──あれは、火酒か?
    GM:ごく、ごく、ごく。
    GM:ぷはぁ。
    〝雪崩のヘイリア〟:「諸君!」 そうしてようやくあなた達の方へと振り向き、大音声を張り上げた。
    〝雪崩のヘイリア〟:「顔なじみの者も、そうでない者もよく来てくれた。北の大地は全てを歓迎しよう!」
    〝雪崩のヘイリア〟:「この地において我ら祈る者は、平等に力無き外敵であり、」
    〝雪崩のヘイリア〟:「そして平等に! 可能性を切り開く開拓者である!」
    〝雪崩のヘイリア〟:「新たな開拓者には、はじめまして。ノールベイト羅針団のヘイリアだ」
    GM:さて、ここでシナリオ進行には特に関係の無い博識判定です。
    GM:知力集中+魔術師レベル+【博識】、難易度12に成功した場合、あなたはヘイリアのことを知っています。
    GM:失敗しても特にデメリットは無いがね!
    "流浪鳴狐"イナホ:【博識】によってボーナスを得ています!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 3[2,1] → 12

    "改宗選智"ギベオン:GS8 博識判定
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[3,4] → 15

    ”海の指”ヴェドラ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 8[2,6] → 17

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 3[1,2] → 10

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺だけしらないぜ……
    GM:では、成功者は、「あっ、あいつか」と気付く、あるいは思い出す。
    GM:数年前にアールマスで銅等級まで登り詰めた冒険者、〝大鷲戦斧〟ヘイリア。
    GM:ノールベイトへ行ったきり、向こうが気に入って帰ってこなくなった、鳥人ハルピュイアの女性戦士である。
    GM:……ついでにヴェドラ、特に達成値がでかかったあなたは、こんな噂も思い出す。
    ”海の指”ヴェドラ:ムムッ
    GM:開拓地で雪崩に呑み込まれるも、仲間ふたりを抱えて雪から這いだした馬鹿力の女戦士。
    GM:〝あの雪崩の時の〟〝あの雪崩の戦士が〟と語られるうちについた呼び名が〝雪崩のヘイリア〟──なんて話。
    〝雪崩のヘイリア〟:「ではこれより、開拓任務の割り振りを行う」
    〝雪崩のヘイリア〟:「そことそこ! ヒンシェルウッドへの物資護送! そっちのふたり、フリツチェスタの拠点整備!」
    〝雪崩のヘイリア〟:「そっちの机の、そこからそこまで──」
    〝雪崩のヘイリア〟:ヘイリアは、〝あなた達〟四人を順番に指差し、
    〝雪崩のヘイリア〟:「──岩塩坑道での採掘と、その護衛任務を任せた!」

    ノールベイト開拓────『岩塩坑道キトゥン・ストロール』

    探索──初日


    GM:はい、オープニングムービーはここまでです。
    GM:同じ机に座っていたあなた達四人は、同じ仕事に放り込まれることとなった。
    GM:挨拶タイム的な感じにしつつ、不明点は依頼人に尋ねておくといいぞ。
    ”海の指”ヴェドラ:「えーっ、すげぇ!あの”大鷲戦斧”……いえ、”雪崩のへイリア”から依頼を貰えるなんて、光栄です!」
    ”海の指”ヴェドラ:目を輝かせたのは、新調らしき裾丈の長いトーガ風の防寒具に身を包んだ少年である。
    "流浪鳴狐"イナホ:「いやぁ、噂には聞いた事はあるけどぉ……大きいんだねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ん? 誰だそれ、有名なのか?」脳天気な顔をして横合いから訊ねる、細身の森人の少女。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:女性的な顔の造形とは裏腹、口の利き方と表情は、そこらを走り回る男の子のようだ。
    "改宗選智"ギベオン:「”大鷲戦斧”の名はアールマスでも有名ですが”雪崩の”とは?」
    ”海の指”ヴェドラ:「あるだろ? 雪崩」隣の獣人に気さくな様子で話しかける。それどころか、同じ任務を受けた皆にも聞こえるように。
    ”海の指”ヴェドラ:「あのデカい奴だ。そこから仲間二人を助けて、今ここに立ってる。凄くない?」
    "改宗選智"ギベオン:「ほぅ! 雪というのは見た目に反して重いもの...そこから這い出るだけでも凄いですがよもや...」
    "流浪鳴狐"イナホ:「へぇぇ……鍛えられた身体なのは見るだけでわかるけど、凄いねぇ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「運が良かったんだよ、あれは。……普通は死ぬぞあんなの。真似するなよー」酒場のカウンター前に陣取ったまま、耳ざとく。
    ”海の指”ヴェドラ:「ここは融雪地帯だから、山脈の方と比べると雪崩の心配はしなくて良いけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「それでもノールベイトでは何が起こるかわかんねー……らしいぜ。慎重に行った方が良いね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「見ての通り、私はあそこまで逞しくはなれないなぁ」ぴょこりと耳を跳ねさせ、声の方向へ目線を向ける。
    "改宗選智"ギベオン:「少年は博識ですね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なんだよー、らしいって。詳しそうに喋ってるから、この辺りのやつかと思った」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あっ、俺はスールアンナな。見たら分かるだろうけど森人、弓使い!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うんうん、それが一番だねぇ。下調べを欠かさず、万が一の危険を避ける……それでこそ、冒険者だよぉ」
    ”海の指”ヴェドラ:「いやあ、オレもアールマスから来たんだよ。ダチがノールベイトの依頼受けたらしくて、いてもたってもいられなくてさ」
    ”海の指”ヴェドラ:「スールアンナね、覚えた。きみらは?」森人の言葉に頷いたあと、二人の獣人を交互に見る。
    "流浪鳴狐"イナホ:「私はイナホ、東の方から来た侍……ええと、戦士かなぁ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「見ての通り、狐人だよぉ」揺らりと尻尾を手に取るようにして、ね?と微笑む。
    "改宗選智"ギベオン:「申し遅れました、ギベオンと申します」
    "改宗選智"ギベオン:「知識神の神官ですが普段は鼎の魔術学院で教鞭をとっております」
    ”海の指”ヴェドラ:「あ、魔術学院ってアールマスの北東のでけー建物だろ」
    ”海の指”ヴェドラ:「イナホねーちゃんは東の方から来たんだな。アールマスでわかんねーことあったら何でも聞いてくれよな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あー、あのなんか悪そーな建物」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:こくこくと頷く
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、是非頼っちゃおうかなぁ。まだまだ、わからない事ばっかりだからねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「はっはっは、確かに薄暗い古城故不気味かつ恐ろしげに見えますな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「あぁ、あの……魔術には縁が無くなっちゃったから、見るばかりだったよぉ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「それで、先生でもこんなところに来るんだねぇ?」
    ”海の指”ヴェドラ:(確かに)イナホを少し観察する。(刀だけを使うやつの筋肉じゃない。何かあったのかな)
    ”海の指”ヴェドラ:失礼かと思い口には出さない。
    ”海の指”ヴェドラ:「っつか、そうじゃん。魔術学院のセンセーなら、冒険者やらなくても食べていけるんじゃねーの?」
    "改宗選智"ギベオン:「そうですね....しいて言うなら下見でしょうか」
    ”海の指”ヴェドラ:「下見」生徒のようにそっくりそのまま返す。
    "改宗選智"ギベオン:「近々学院の者達と遺跡調査を開始するので事前に開拓団の方達を知っておきたかったのですよ」
    "改宗選智"ギベオン:「いきなり訪ねては失礼でしょう?」
    ”海の指”ヴェドラ:「開拓団……ここの人たちは確か羅針団って言ってたね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……同じ狐人でも、色々考えててすごいなぁ。お姉さんも見習わないとねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「学びはいくつから始めても遅いということはありません....羅針団、良い響きです」
    "改宗選智"ギベオン:「彼らは文字通り導となるつもりなのでしょうな」
    ”海の指”ヴェドラ:「なら尚更頑張らないとな。開拓なら、物資も色々入用だろ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「どんな依頼だったっけ……スールアンナ、覚えてる?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おう。……けどちょっと待った、その前に」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あんただけ、肝心なことを忘れてるぜ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うんうん、無駄に物資を消耗しちゃったら、私達の面目丸潰れだからねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。忘れてたんじゃなくて、最後に取っておいたのさ」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレは”海の指”ヴェドラ。いずれ世界一の斥候になる男だ!よろしく!」
    ”海の指”ヴェドラ:「忘れないでいてくれてありがとな」スールアンナに微笑む。
    "流浪鳴狐"イナホ:「大きく出るねぇ……うん、でも、冒険者らしくていいなぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「夢は大きく、視界は広くないとね」
    "改宗選智"ギベオン:「世界一、良いですね...男の子の大望はそうでなくては」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「へっ、ケチんじゃねーよっ」がこっ、と椅子に軽い蹴りを入れつつ、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「んじゃ、依頼の再確認といこーぜ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、えぇっとぉ……何だったかな?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺達の仕事は、キトゥン・ストロールって坑道の採掘・採掘補助だ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なんかそこの洞窟って、岩塩がたくさん出てくるらしいぜ」
    ”海の指”ヴェドラ:「岩塩か。なら確かに専門知識のない冒険者に任せても大丈夫そうだよな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ、貴重な資源なんだぁ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「ふっふっふ、岩塩を甘くみるんじゃあないぞ。……いや、塩っ辛いんだがそういう意味じゃなくてだな」
    〝雪崩のヘイリア〟:近くの椅子を引いて、それをぎしっと軋ませながら腰かける。
    ”海の指”ヴェドラ:「塩は大事だからね。寒い所だと、汗出てンのが解りにくいから余計に……おっ」
    〝雪崩のヘイリア〟:鍛えた体の重量もそうだが、それ以上に、軽々と持っているように見える斧の重量がでかいようだ。
    "流浪鳴狐"イナホ:「人生と同じなんだぁ……」
    ”海の指”ヴェドラ:(……すげー体だな。生き物としてのスケールが違うって感じ)
    〝雪崩のヘイリア〟:「塩は生活に欠かせないものだが、特にノールベイトでは需要が高い」
    〝雪崩のヘイリア〟:「前触れもなく強烈な吹雪に見舞われ、家から出られなくなることも珍しくないからだ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「つまり保存食を常備しておく必要がある。保存食造りに必要なものと言えば……そう、塩だな」
    ”海の指”ヴェドラ:「そっか、塩漬けとかですね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ははぁ……たしかにそうだねぇ。私の故郷だと魚を塩漬けにしてたなぁ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「海の水から取ったらダメなのか? 海水ならたくさんあるだろ?」
    〝雪崩のヘイリア〟:「ノールベイトは寒いし、日照時間も短いからな。海水を蒸発させて塩を取る……というのが難しいんだ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「雪が降って海水を薄めるせいか、水の塩っ気も薄いしな」
    ”海の指”ヴェドラ:「イナホの国でもあるんだな!いつか食べてみてーな……と、なるほどね。確かにここら辺は火の精霊も薄いらしいし」
    "改宗選智"ギベオン:「ノールベイトは極夜という日の差さない期間もありますからね」
    ”海の指”ヴェドラ:「さっすが先生!」
    〝雪崩のヘイリア〟:「なので、岩塩の採掘は重要な仕事なんだ。あちこちで岩塩鉱山の確保は進められているが──」
    〝雪崩のヘイリア〟:「キトゥン・ストロールもその一つというわけだ。規模は小さめだがな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ははぁ、複数ある内の一つを任せてくれるんだねぇ。信頼にきちんと応えなきゃいけないね」
    ”海の指”ヴェドラ:「やっぱ羅針団は入植者の中だと規模もでけーしな。ここに来る前に見た?”ヒンシェルウッド”の立派さとか……」
    "改宗選智"ギベオン:「ふふっ、ありがとうございます」ヴェドラ君にウィンクする
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、立派なのは勿論だし冒険者とか……学者さんとか、色んな人が通ってたねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「仲間の良い所にもすぐ気付くのが良い斥候だからね。……とにかく、引き受けたよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「そうだ、学者さんも来るんだっけ? この依頼」
    ”海の指”ヴェドラ:ふと思い出したように。
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、一緒に採掘と護衛に参加せていただきます」
    〝雪崩のヘイリア〟:「現状、専任学者を向かわせる予定は無いな。近隣に遺跡の類いは無いんだ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ、じゃあ、私達だけ?」
    〝雪崩のヘイリア〟:「ああ。向かうのは鉱人を中心とした採掘部隊と、その道中の護衛──つまり君達」
    〝雪崩のヘイリア〟:「もちろん体力に余裕があれば、君達もピッケルを振るってくれても構わないが」
    ”海の指”ヴェドラ:「学者はセンセーだけか。残りは採掘屋さんだな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「じゃあ、ギベオン先生に分からないことがあったら聞いちゃおうかなぁ」
    "改宗選智"ギベオン:「答えられることがありましたらなんなりと、その分前線はイナホ嬢とヴェドラくんにお任せしますよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレもオレも!何か神殿の調査部隊にいた神父サマ思い出すよ。……斥候は任せといてくれよな!」
    ”海の指”ヴェドラ:「で、スールアンナが後ろにつく。こうだな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、器用な真似はできないけどぉ……その分、器用な技なら任せてね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「うっし、話は纏まったな。他に聞いとくことはねーか?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「問題なけりゃ早速準備だ。道中の警戒なら任せとけ!」
    "改宗選智"ギベオン:「おっと、最後に皆さんの武装を検めさせていただいてもよろしいですか?」
    ”海の指”ヴェドラ:「その剣も色んな技に使えそうだもんな。頼りにしてるぜ……お、何何?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ん? 特に珍しいもんじゃねーぜ、普通の弓だ」背中に掛けていた弓を丸机の上に。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん~? いいけど、刀は侍の魂らしいよぉ?」口ではそう言いつつ、抵抗する様子はなくするりと角帯から鞘ごと刀を取り出す。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ……曲刀”バリザーク”!アースガルタの言葉で『よく斬るもの』って意味さ」
    ”海の指”ヴェドラ:「勝手に付けた名前だけどね。普通の曲刀でも、オレには一番よく合ってる」
    "改宗選智"ギベオン:「はい、ありがとうございます」
    "改宗選智"ギベオン:「一つは互いの得手から隊列の相談と......融雪地帯といえど冷えた金属は皮膚に張り付きます」
    "改宗選智"ギベオン:「柄や持ち手に布を巻いておくよよろしいでしょう」
    "改宗選智"ギベオン:「厚手の手袋の場合は握りが甘くなってしまうので」
    "改宗選智"ギベオン:「スールアンナさんの弓は問題なさそうですね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おう、木だしな。鉄は苦手だぜ」
    ”海の指”ヴェドラ:「ホントだ!」防寒具に付属してた布を巻いて。「すっげ~!魔法みたいに握りが強くなった!」
    ”海の指”ヴェドラ:「サンキューな、センセー!今日はわかんないことあったらセンセーに聞くぜ!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「刀は柄の部分は革と糸なんだよねぇ。でも流石先生、頼りになるなぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:僅かに抜いた刀身から自身の笑みが見え、安心したように再び腰へ納める。
    "改宗選智"ギベオン:「お役に立ててなによりです」柔和な笑みを浮かべる
    GM:──相談の後、あなた達は酒場を出て、採掘部隊に合流するだろう。
    GM:幸いにして道中は何事も無く。多少のぬかるみがあって、荷車を押したりした程度だ。
    GM:とはいえ、さすがにノールベイト。暖かい部類のフリツチェスタ周辺であっても、アールマスより随分寒い。
    GM:……長距離移動判定です。これは耐寒判定も兼ねている。
    GM:体力持久+冒険者レベル、難易度は16! ただし長距離移動技能と耐寒装備の両方をボーナスとして加算できる!
    GM:防寒着の類いが何もないおバカはいないな! 良し!
    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ!!長距離移動と防寒着で+3のボーナス!!
    "流浪鳴狐"イナホ:環境適応分はそのままプラスにしちゃっていいですか?
    GM:OK!
    "改宗選智"ギベオン:GS11 環境適応+防寒具
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 6[5,1] → 17

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10 環境適応+防寒具+マント
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 10[4,6] → 20

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:長距離移動1! 防寒着とマントで+2と+1!
    ”海の指”ヴェドラ:GS13 長距離移動+防寒具
    GoblinSlayer : (GS13) → 13 + 6[5,1] → 19

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS9>=16
    GoblinSlayer : (GS9>=16) → 9 + 9[6,3] → 18 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    "流浪鳴狐"イナホ:もこもこで助かったねぇ
    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    GM:すばらしい。事前の備えをおこたらなかったあなた達は、消耗を抑えて目的地に辿り着いた。
    GM:目的地──即ちキトゥン・ストロール坑道。
    GM:猫の散歩道程度の広さしかない、なんて冗談も言われるが、さすがにそこまで狭くはない。
    GM:一般的なサイズの道具を振り回す程度には広く、空気も十分に流れ込む。
    GM:……問題は暗さか?
    採掘部隊長の鉱人:「うっす、道中の護衛ご苦労さまっす!」
    採掘部隊長の鉱人:「私らはさっそくドンガンやり始めるっすけど……」
    採掘部隊長の鉱人:「ちなみに皆さん、夜目とか利きます?」
    "改宗選智"ギベオン:「ギベオンと申します、10mまでなら何とか」
    ”海の指”ヴェドラ:「こんにちは!羅針団に頼まれて来たヴェドラです!」元気よく挨拶して。「オレはサッパリですね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「改めてこんにちはぁ、私はイナホだよぉ」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセーが先に隊列決めててくれて助かりました。前のオレが松明持たないとだなコレ……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「暗い場所は同じくらいかなぁ、耳と鼻がいいんだよねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「それと……毛も柔らかいよぉ」ふわふわと暖かそうな尻尾をたなびかせる。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺は森人だしな、特に問題はないけど……そっか、にいちゃん只人ヒュームか。不便なの」
    ”海の指”ヴェドラ:「種族差は器用さと根性でカバー」にやりと笑う。
    "改宗選智"ギベオン:「只人の方の視界の問題を忘れていましたね...迂闊でした」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ふむ……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「じゃあ、私が持とうかなぁ?」
    採掘部隊長の鉱人:「ふんふん。私らみーんな鉱人なんで、灯りとか特に使わないんですよ」
    採掘部隊長の鉱人:「なんで、必要に応じて上手くやって欲しいっす! 高度な柔軟性がなんとか!」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレが前なんだからいーって。片手も空いてるし……ほんと?」
    ”海の指”ヴェドラ:「じゃあ、イナホに任せようかな。折角だし」
    "改宗選智"ギベオン:「お願いしますイナホさん」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、私は片手しか使わないんだぁ」本来刀は両手で持つものだが、自信ありげな笑みを浮かべる。
    ”海の指”ヴェドラ:(やっぱ……何か技使うタイプか)”片手で扱える”との発言を聞いて。
    採掘部隊長の鉱人:「あっ、でも注意してくださいよ」
    採掘部隊長の鉱人:※「松明は1本2時間くらいしか保たないっすけど」
    採掘部隊長の鉱人:※「目標量の岩塩採掘が終わるまでは結構かかるっすからね!」
    採掘部隊長の鉱人:※「バンバン使うんじゃなくて、必要な時だけ準備するのをオススメするっす!」
    ”海の指”ヴェドラ:「えっ。ヤバいじゃん!アドバイスありがとうございますっ」
    "改宗選智"ギベオン:「ははっ、いざとなったら私の防寒具を破いて松明に使ってください」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なんなら、採掘場所の近くで焚き火してもいーかもなー」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そしたら明るいし、暖かいだろ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「あぁ……賢いねぇ。採掘してると手も寒くなっちゃうもんねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「キャンプできそうな場所があったら、適宜休んでく感じで行くか。考えながらやろーぜ」
    "改宗選智"ギベオン:「確かに...熱源があれば鉱人の方も仕事がしやすいでしょう」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「道中見てきた感じ、近くに獣の気配もねーし、危ないとことは思えなかった」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「誰かひとりくらい抜け出して、焚き火の枝集めしてくんのもいーかもな!」
    ”海の指”ヴェドラ:「流石野伏レンジャー。仕事が早いな!」
    ”海の指”ヴェドラ:「うし。じゃあそんな感じで行くか」
    "流浪鳴狐"イナホ:「それじゃあ……こっちの言い方で言おうかなぁ。えいえいおー、だねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おー!」
    "改宗選智"ギベオン:「おー!」
    ”海の指”ヴェドラ:「やるぜ!えいえい、おー!」拳を突き上げる。

    GM:では、採掘のお時間だ。
    GM:まずはこちらの表を見てほしい。
    採掘チャート 2  採掘は進まず…… 時間だけが経過する。
    3~4 アクシデント 遭遇表を振る
    5~8 採掘は平穏に 採掘量が1上昇する。
    9~11 アクシデント 遭遇表を振る
    12~ 採掘は順調だ 採掘量が2上昇する。
    GM:この表は、あなた達がつつがなく護衛を行うことで、採掘がどれだけ順調に進むかを示している。
    GM:あなた達に何も落ち度がなくとも、不運が発生することは……もちろん、ある。
    GM:一方で例えば、一緒になってピッケルを振るった結果、予定より採掘が進んだり
    GM:めざとく岩塩の塊を見つけることで、一気に必要量を確保できることもあるだろう。
    GM:あなた達の採掘部隊に与えられたノルマは、採掘量5だ。
    GM:ただーし!
    ”海の指”ヴェドラ:なにっ
    GM:この表に1度挑むたび、2時間が経過する!
    "流浪鳴狐"イナホ:なんだって!
    "改宗選智"ギベオン:採掘は大変なんだ!
    GM:一日に8時間以上も肉体労働なんてしてられるか!
    GM:つまり、1日で採掘が終わらない場合もあるのだ。その場合はここで焚き火を焚いて野宿となるな。
    ”海の指”ヴェドラ:それはそう
    GM:さて、それから。きっとあなた達がわくわくしているだろうアクシデントについてだが、
    遭遇チャート 2~3 敵対遭遇   PC+1~2レベルの強敵1体、強敵÷2LVのモブがPC+1体
    4  友好遭遇 祈りし者と遭遇、判定成功で情報を入手し次回チャートの出目を+-1、とか?
    5~7 敵対遭遇  PC+1~2レベルの強敵1体、強敵÷2LVのモブが2体
    8  友好遭遇 他の冒険者と遭遇、次に出てくる敵のモブをー1
    9~11 敵対遭遇 PCと同レベルのモブがPC+1体
    12~ 幸運 トレジャー判定とか?
    GM:はーい、見慣れた遭遇表だよー
    ”海の指”ヴェドラ:やった~
    GM:つまり運が悪いとー
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~!
    GM:採掘中に強敵がモブ連れて襲ってくるよ
    "流浪鳴狐"イナホ:ピェェ
    ”海の指”ヴェドラ:最悪
    "改宗選智"ギベオン:逆に一回の判定で即敵とはならないわけだ
    GM:そう。アクシデントかと思っても、別に敵が出てこない可能性はある
    GM:めっちゃ運が良ければ、岩塩じゃなく宝石やら貴金属やら掘り出すこともあるかもしれん
    ”海の指”ヴェドラ:なるほどね 頑張ってトレジャーハントするか
    "流浪鳴狐"イナホ:そんな事も!?
    GM:なにはともあれ賽を振ろう。そうすれば全てが定まるのさ。
    GM:さあ!
    "流浪鳴狐"イナホ:じゃあPC順で行きますか?
    GM:ここはPC○にコマがおかれている順で判定してもらおう。
    GM:うむ!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    "流浪鳴狐"イナホ:先生!
    GM:つまり、ギベオン→イナホ→ヴェドラ→スールアンナだ。
    ”海の指”ヴェドラ:ちょうど4人で1順(1日)ですね
    "改宗選智"ギベオン:では私だね、ファーストペンギンになるぞ!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺は幸運持ちだぜ! あんたらは?
    "流浪鳴狐"イナホ:ないよぉ~
    ”海の指”ヴェドラ:ありません
    "改宗選智"ギベオン:ないです...
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ハッ、なら俺がいいもん掘り当ててやるよ!
    ”海の指”ヴェドラ:リアルラックに賭ける
    GM:ではさっそくギベオン教授、どうぞ
    "改宗選智"ギベオン:先生はレクリエーション中に空気読めずに生徒そっちのけで良いものを当てる事に定評があります
    "改宗選智"ギベオン:2d6 判定
    GoblinSlayer : (2D6) → 12[6,6] → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:ホントじゃん
    GM:マジで定評があったよ
    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:これマジ?
    GM:では
    採掘部隊長の鉱人:「とんかん、とんかん……ふひぃー。汗搔くっすー」
    採掘部隊長の鉱人:鉱人達は各々の経験則のもと、岩塩の採掘を進めている。
    GM:……さて、ギベオン・ユークテス。
    GM:その作業工程はあなたの知識に照らし合わせると、いささか非効率的かもしれない。
    "改宗選智"ギベオン:確かに...もっと効率良く進める方法があるはず
    "改宗選智"ギベオン:「採掘部隊の方々、少々よろしいでしょうか?」
    採掘部隊長の鉱人:「ん? なんっすかー?」汗を拭いながら振り向く鉱人部隊長。
    "改宗選智"ギベオン:「差し出がましいようですがこちらの採掘のルートはいかがでしょうか」
    "改宗選智"ギベオン:「採掘から運び出しの導線が単純になって効率的になるかと」
    採掘部隊長の鉱人:「ふむふむ? えーと、つまりこういう配置をして……んじゃあ、ここは?」
    "改宗選智"ギベオン:「こちらの作業は一本化しましょう移動で余った人員を採掘に回せますので」
    採掘部隊長の鉱人:「あー、なるほど! はいはい、たしかにこっちの鉱脈に絞った方が──」
    GM:──なにやら、専門的知識による会話が繰り広げられている。
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……ヴェドラ君、先生が先生っぽいよぉ」ふわふわとした尻尾を太ももに撫でつけ、ヴェドラの視線を向けさせる
    ”海の指”ヴェドラ:「ほんとだ」イナホのモフモフの尻尾を撫でている「センセー、ひょっとしてかなり偉い人なんじゃね?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「よくわかんねーけど、そうっぽいな。すげーなー……」分からないなりに感心している顔
    "流浪鳴狐"イナホ:「ぁふ、ぅっ……うん、案外そうなのかもねぇ。」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……で、あんたら。なにしてんだ?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:と、イチャつく尻尾に視線を向けて首を傾げる。
    ”海の指”ヴェドラ:「スールアンナも撫でてみろよ。めっちゃ気持ちよさそ―だぜ!」(※【手仕事】持ち)
    ”海の指”ヴェドラ:モフモフモフモフ
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふ、もふもふって言ってたから、気になったんだってぇ……スールアンナちゃんも触ってみるぅ?」二尾の尻尾の片方をふわりとはためかせる
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ほー。んじゃあ、俺もやるー」半ばダイブするような勢いで顔からつっこむ。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:モフモフモフモフ。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……あっ。日によく当てた布団の肌触り」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:動かなくなった。
    "流浪鳴狐"イナホ:「んひゅぅ、ぁふっ……気持ちよさそうだねぇ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:脱力するようにへたりと尻尾を垂らし、微笑む笑顔を赤らめる。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……んでも、こうやってモフモフしてるだけだとつまんねーし」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どうせだったらこの時間で、ちょっと焚き付け集めてこねえ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「賛成。ギベオン先生も頑張ってくれてるしな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うんうん、満足してくれたならそうしよっかぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「松明を使っちゃうのも勿体ないもんねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:最後に一際優しく尻尾を撫でて立ち上がる
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「全員で行くのもなんだし、誰かひとりくらいチャチャっと外に出てさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「今の時間なら明るいし、乾いた枝だって見つけやすいだろ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふぁ、ぁ……ッ、も、もうっ……不意打ちはズルだよぉ」可愛らしい声を上げ、全くもう……と軽く抗議の目線
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、そうだねぇ」
    GM:ギベオン先生が初手から6ゾロを出してくれたお祝いに、焚き火集めタイムです。
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~!
    "改宗選智"ギベオン:やったーー!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ!!
    GM:代表者1名に生存術知識判定……ここでは知力集中+野伏レベルで判定をしてもらい、
    GM:達成値×2時間分の焚き付けを確保できます。つまり実質、移動できない松明n本分です
    "流浪鳴狐"イナホ:8しかないよぉ~
    GM:が、もちろん外は寒いので
    GM:難易度15の耐寒判定はしてもらいますがね!
    ”海の指”ヴェドラ:ギャース
    "改宗選智"ギベオン:スールアンナちゃんが一番達成値の見込みはありそうだが耐寒的にはイナホちゃんか
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:さむいのは苦手だぜ……
    ”海の指”ヴェドラ:知力集中は6なので、できればイナホorスールアンナにお任せしたい
    "流浪鳴狐"イナホ:じゃあ私かなぁ
    GM:よろしい。ではまず難易度15で、体力持久+冒険者レベル+耐寒もろもろの判定をどうぞだ。
    GM:ここで失敗した場合、消耗ではなく
    GM:次の判定に寒さペナルティ-3を乗せる!
    "流浪鳴狐"イナホ:なに~!
    "流浪鳴狐"イナホ:困る!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs10>=15
    GoblinSlayer : (GS10>=15) → 10 + 9[5,4] → 19 → 成功

    "流浪鳴狐"イナホ:バッチリ!
    ”海の指”ヴェドラ:えらいっ
    GM:保温性能ばっちりやん……
    "改宗選智"ギベオン:素晴らしい!
    "流浪鳴狐"イナホ:ほかほかだよ~
    GM:は、焚き付けが何時間ぶん見つかったか……知力集中+野伏!
    "流浪鳴狐"イナホ:ほかほか狐なので薪を集めるのも得意だ!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 9[6,3] → 17

    GM:34時間分!
    ”海の指”ヴェドラ:ほっともっと
    "改宗選智"ギベオン:野宿もできちゃうぜ!
    ”海の指”ヴェドラ:助かり過ぎ~
    GM:今日の作業分については鉱人達もある程度の燃料を用意しているので
    GM:明日以降の作業時、その焚き付けは使えるものとする!
    ”海の指”ヴェドラ:オッスオッス
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~!
    GM:……ということで
    GM:ギベオン・オーフニール先生が
    GM:じゃない
    GM:ギベオン・ユークテス先生が大活躍したおかげで、効率よく採掘は進み、空き時間で焚き付けも集められた!
    GM:さて次は
    GM:イナホちゃん!
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!
    "流浪鳴狐"イナホ:2d6 判定
    GoblinSlayer : (2D6) → 8[4,4] → 8

    GM:採掘は平穏に。採掘量が1上昇する。
    "改宗選智"ギベオン:順調だ!
    GM:ノルマの半分を超えた!
    ”海の指”ヴェドラ:ナイスッ
    GM:イチャつきつつ焚き付けも集めつつ、よくお手伝いもして
    GM:良い感じに作業は進んだ!
    GM:よし、このままヴェドラくんも判定してもらうか
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    ”海の指”ヴェドラ:2d6 判定
    GoblinSlayer : (2D6) → 9[3,6] → 9

    GM:9~11 アクシデント 遭遇表を振る
    ”海の指”ヴェドラ:ゲ ゲ ゲゲゲのゲ
    GM:デデーン
    ”海の指”ヴェドラ:2d6 アクシデント
    GoblinSlayer : (2D6) → 11[5,6] → 11

    ”海の指”ヴェドラ:うおおおお!?!?!
    "改宗選智"ギベオン:惜しい!
    GM:9~11 敵対遭遇 PCと同レベルのモブがPC+1体
    ”海の指”ヴェドラ:おい!コラ!
    ”海の指”ヴェドラ:こうなったら全員ぶっ倒してやる~~ッ
    "流浪鳴狐"イナホ:たおそっかぁ
    "改宗選智"ギベオン:戦え...戦え...
    "改宗選智"ギベオン:「今のところ採掘は順調ですね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うんうん、ちょっと大変だけどぉ……良い汗がかけるねぇ」滴る汗が額から頬、首へと伝う。
    ”海の指”ヴェドラ:「センセーが効率化してくれたしなー。イナホも頑張ってくれてるし……」少し見て。「……」
    "改宗選智"ギベオン:「ヴェドラ君」
    ”海の指”ヴェドラ:ちょっと微妙な表情で、冒険者バッグの中の布でイナホの汗を拭ってやる。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん~、どうかしたぁ?」ふわりと揺れる彼女の匂いはどこか甘い
    "改宗選智"ギベオン:「女性は男性の視線に敏感ですよ....特に獣人の女性はね」
    ”海の指”ヴェドラ:「さっき外出てただろ。オレの防寒着貸すから」首元まで覆う防寒着を渡す。「着といて」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん、いいのぉ? たしかに、ちょっと動いて集めてたから……ありがとねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:先生のアドバイスに……従う!
    "流浪鳴狐"イナホ:すんすんと鼻孔をくすぐられた自分とは異なる者の匂いにどこか微笑む。
    ”海の指”ヴェドラ:「頑張ってくれてんだから、こんくらい当たり前だろ? それじゃオレ、見回り行って来るから!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、ヴェドラ君も頑張ってきてねぇ」そっと手をあげ、軽く振る
    ”海の指”ヴェドラ:にっと笑って手を振り返す。
    "改宗選智"ギベオン:「いってらっしゃい」笑顔で手を振る
    "改宗選智"ギベオン:「.............イナホ嬢、あまり多感な少年の傍であのようなことは」
    "流浪鳴狐"イナホ:「性別問わず、仕事はしないといけないし……冒険者は皆大人だよぉ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「身体を動かすのは嫌いじゃないからねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「であればなおさらの事、目の前で声を上げたり匂いを嗅いだりは.....その」
    "改宗選智"ギベオン:微妙に口ごもる
    "流浪鳴狐"イナホ:「うぅん……」
    GM:──反論の余地もない正論が繰り広げられる中、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……? おい」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あれ、あれ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:焚き火の近くに陣取っていた弓兵が、あなた達の肩をぽんぽんと叩き、洞窟の出口の方を顎で示す。
    "流浪鳴狐"イナホ:「暖かい尻尾を触らせて暖めるのは理にかなってると思うけどぉ……ん?」
    GM:先んじて見回りに出ていたヴェドラも、おそらくすでに察知しているだろう。
    "改宗選智"ギベオン:「.........む」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」いつの間にか三人の所に戻ってきている。足音を立てていない。
    野生の狼:「GURUUUUUUU……」
    GM:狼の、小さな群れだ。
    "流浪鳴狐"イナホ:「狼……人の匂いを嗅ぎつけてきたのかなぁ」
    採掘部隊長の鉱人:「あん? 狼ぃ?」
    採掘部隊長の鉱人:「そんなことより目の前の岩が大事っす!」頓着しない連中!
    採掘部隊長の鉱人:他の採掘者達も、背後の脅威に対応する余裕は無いのか、一心不乱に岩を打ち砕いている。
    ”海の指”ヴェドラ:「しょうがない……皆さんは後ろに!出口はオレたちで守ろう!」
    "改宗選智"ギベオン:「これは幸先がよろしいですね」
    "改宗選智"ギベオン:「干し肉の素材が自ら来たのですから」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おう! ……けど、なんか様子が変だなあいつら」
    ”海の指”ヴェドラ:「ノールベイトの動物は強いって聞くからね。オレもダチに負けてらんないな」
    野生の狼:「GURUUUUU……RUUU、UUUUU」
    ”海の指”ヴェドラ:「ん、そういうことじゃなくて?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んぅ……それって、どういう意味ぃ?」
    野生の狼:その小さな群れは、採掘者も合わせれば明らかに自分達より多い数の人間がいる洞窟に
    野生の狼:焚き火の光やピッケルの音……さまざまな〝不自然〟があるにも関わらず
    野生の狼:まるで逃げるように、洞窟へと雪崩こむ──!
    GM:不意打ちチェックは省略しよう。堂々と出てきたからね。
    GM:距離は……この場合、屋内を採用する
    GM:2d3
    GoblinSlayer : (2D3) → 2[1,1] → 2

    ”海の指”ヴェドラ:近い
    GM:前衛から6m、めっちゃ突っ込んできたんだな
    "流浪鳴狐"イナホ:ちっか~!
    GM:一方、PC側の位置だ。事前に隊列を組んでた以上、結構な自由度はあるが、
    "改宗選智"ギベオン:近い!
    GM:とは言え洞窟という地形だ。-15~0の範囲で選んでもらおう
    ”海の指”ヴェドラ:0Mに配置
    "流浪鳴狐"イナホ:0で!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:-15だ、ギリギリまで下がるぜ!
    "改宗選智"ギベオン:ふむ...回避は8あるのでなるべく後ろに行かないように私も前に出ましょう
    "改宗選智"ギベオン:0で
    GM:では
    遭遇距離 狼1 狼2 狼3 狼(手負い)1 狼(手負い)2

    6m

    〝改宗選智〟〝流浪鳴狐〟〝海の指〟

    15m

    〝雷鳴弓士〟
    GM:こうなる
    "改宗選智"ギベオン:承知!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    GM:では……怪物知識判定!
    GM:通常狼は11、手負いは10!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs8 狼
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 4[1,3] → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:gs8 手負い
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 10[5,5] → 18

    "改宗選智"ギベオン:GS9 狼
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 2[1,1] → 11 → 大失敗

    "改宗選智"ギベオン:GS9 手負い
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 7[3,4] → 16

    ”海の指”ヴェドラ:GS9 狼
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 7[2,5] → 16

    ”海の指”ヴェドラ:GS9 手負い
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 11[6,5] → 20

    "流浪鳴狐"イナホ:狼を……知らない!?
    "改宗選智"ギベオン:こんなデカい狼は知りませんね....新種だ!
    ”海の指”ヴェドラ:先生……
    "流浪鳴狐"イナホ:狼だよぉ
    GM:先生……?

    ウルフ 動植物2 生命力16 呪文抵抗12 移動力30 先制力1d6 知能:本能のまま モラルGS5>=13
    牙 13 威力1d6+1 刺 回避14 装甲3 支援:命中、威力、次ラウンドの先制力+1 10m
    「恐慌」仲間をボスとして扱うことが出来ない。統率が取れていない……?

    ■広野に棲まう狼。本来は積極的に人を襲わないが、人を獲物と学習した群れは脅威の一言。
     都邑ひとつを占拠した切尾の狼王と、相打ちになって都を解放した衛視長の武勲詩は有名だ。
    ウルフ(手負い) 動植物1 生命力11 呪文抵抗11 移動力30 先制力1d6 知能:本能のまま モラルGS5>=13
    牙 12 威力1d6-1 刺 回避13 装甲2 支援:命中、威力、次ラウンドの先制力+1 10m
    「恐慌」仲間をボスとして扱うことが出来ない。統率が取れていない……?

    ■広野に棲まう狼。本来は積極的に人を襲わないが、人を獲物と学習した群れは脅威の一言。
     ……この個体はどうにも手傷を負っているようで、戦力は些か落ちている。

    ラウンド1


    GM:行動順決定!
    GM:1d6 狼3体
    GoblinSlayer : (1D6) → 1

    GM:1d6 手負い2体
    GoblinSlayer : (1D6) → 5

    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホのイニシアチブを2D6(→ 4)に変更(0 → 4)
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンのイニシアチブを2D6(→ 9)に変更(0 → 9)
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(0 → 8)
    "流浪鳴狐"イナホ:あうあう
    野生の狼:くぅ~ん……
    ”海の指”ヴェドラ:かわいいよイナホちゃん
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 7[5,2] → 8

    "流浪鳴狐"イナホ:尻尾がデカイ
    "改宗選智"ギベオン:2に手加減します
    GM:oya
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺は紅蓮の嚆矢を2回重ねてもってるぜ!
    ”海の指”ヴェドラ:強E
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:イナホちゃんに使う?
    "改宗選智"ギベオン:狼より早く動けるのは良いね!
    "流浪鳴狐"イナホ:欲しい!
    ”海の指”ヴェドラ:それがよさそう
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:じゃあ使う! 手負い2の行動値は-3、イナホちゃんは+3!
    GM:よって手負い2とギベオン先生が同値になる
    GM:勝負!
    野生の狼:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 5

    "改宗選智"ギベオン:ウォォォォォ!
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンのイニシアチブを2D6(→ 5)に変更(2 → 5)
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホのイニシアチブを3増加(4 → 7)
    "流浪鳴狐"イナホ:なんか違うのが増えてるな
    "改宗選智"ギベオン:癖で先生振っちゃった
    "改宗選智"ギベオン:同値だ!
    GM:もういっかい!
    野生の狼:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    "改宗選智"ギベオン:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 10[5,5] → 10

    ”海の指”ヴェドラ:強い
    "改宗選智"ギベオン:上、もらいます!
    GM:先生の先制!
    "改宗選智"ギベオン:(研修の時に持ちネタにしよう)
    GM:では、手番はヴェドラorスールアンナだが
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ゆずるぜ!
    ”海の指”ヴェドラ:ありがて~
    ”海の指”ヴェドラ:そうしたら先に動くか
    ”海の指”ヴェドラ:イニシアチブ5の奴は手負いの狼1かな?
    野生の狼:そうだワン
    ”海の指”ヴェドラ:では0Mの距離から動かず、そのまま近接攻撃圏内の狼(手負い)1を曲刀で攻撃します。
    GM:あと1m足りないかなぁ……?
    "流浪鳴狐"イナホ:6mだものね
    ”海の指”ヴェドラ:ほんとだ じゃあ普通に狼のエンゲージに行きます
    GM:1m進んで接敵だ
    ”海の指”ヴェドラ:1M移動し、改めて攻撃!
    ”海の指”ヴェドラ:GS14
    GoblinSlayer : (GS14) → 14 + 8[2,6] → 22

    野生の狼:回避13……当たる!
    ”海の指”ヴェドラ:3d6+6
    GoblinSlayer : (3D6+6) → 9[2,3,4]+6 → 15

    ”海の指”ヴェドラ:オラッ
    野生の狼:装甲2……13ダメージ
    GM:狼(手負い)1の負傷数を13増加(0 → 13)
    "改宗選智"ギベオン:良い当たり!
    野生の狼:生命力11、手負い1は斃れる!
    ”海の指”ヴェドラ:よしよし
    野生の狼:ぎゃいーん!
    ”海の指”ヴェドラ:機先を制し、滑り込む。そのまま手負いの狼の傷口をなぞるように、深く刃を滑らせた。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺の矢は威力が不安だから手負い2を狙うぜ……
    ”海の指”ヴェドラ:「――まずは1体!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 6[2,4] → 17

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6+3
    GoblinSlayer : (2D6+3) → 8[2,6]+3 → 11

    ”海の指”ヴェドラ:良いダメージ!
    GM:狼(手負い)2の負傷数を9増加(0 → 9)
    野生の狼:「GYAOOOOOO!」傷が深く開き命に届く! まずは一頭!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「へっ、ただの狼程度なら……りゃっ!」
    野生の狼:二頭目の手負いに突き刺さる矢……これはまだ斃れないが、やはり苦痛の咆哮!
    "流浪鳴狐"イナホ:3m前進、狼にエンゲージ
    ”海の指”ヴェドラ:「ナイスだスールアンナ!いいとこ入った!」
    野生の狼:だが、狼達は退かない。逃げる様子は無い。
    "流浪鳴狐"イナホ:狼1に対して舵切り、斬落宣言
    "改宗選智"ギベオン:「二人共お見事!」
    "流浪鳴狐"イナホ:3回振るぜ!ギャンブルタイム!
    ”海の指”ヴェドラ:(変だな。フツーならアレ入ったら逃げるだろ……)
    GM:行動順で手番は
    GM:もう動いてる
    GM:イニシアチブ7のイナホだね
    "流浪鳴狐"イナホ:ですね!対象は狼1に行きます
    GM:よろしい。私の処理能力がおっつかんから、すまんが次は手番宣言を待っておくれ!
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!ごめんなさいね
    "流浪鳴狐"イナホ:焦っちゃった
    "流浪鳴狐"イナホ:では宣言は先程の通り、振るのは待たずしてよろしいかしら?
    GM:よろし、判定をどうぞ
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 7[5,2] → 17

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 8[5,3] → 18

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 6[2,4] → 16

    "流浪鳴狐"イナホ:ダメ!18です
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの消耗を1増加(0 → 1)
    野生の狼:手負いの回避は13,当たる
    "流浪鳴狐"イナホ:3d6+3
    GoblinSlayer : (3D6+3) → 7[2,2,3]+3 → 10

    "流浪鳴狐"イナホ:えーん!微妙~
    野生の狼:装甲2を引いて……
    ”海の指”ヴェドラ:ドンマイよ
    野生の狼:いや、狼1だ!
    野生の狼:装甲3を引いて、
    GM:狼1の負傷数を7増加(0 → 7)
    野生の狼:残り9!
    "流浪鳴狐"イナホ:片手を刀に携え、一歩踏み込む。視線は狼、いざ飛び掛からんとする獣へ向ける。
    GM:そして手番はギベオン先生!
    野生の狼:──鉄の臭い。本来は最大限、警戒する筈だが、
    "改宗選智"ギベオン:はい! 接敵して手負いの狼を殴りましょう
    野生の狼:「GUOOOOOOOOU!」がむしゃらに、洞窟の奥を目指すその様は、
    野生の狼:やはり、尋常ではない!
    "流浪鳴狐"イナホ:「やっぱり、おかしいねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:跳躍と共に飛び掛かる狼に対する先々の先。
    ”海の指”ヴェドラ:(やっぱ……片手で湾刀イースタンサーベルを!? そういう技かっ)
    "改宗選智"ギベオン:GS8 命中
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 9[3,6] → 17

    "流浪鳴狐"イナホ:刀と身体、動作をピタリと合わせた居合術は狼の身体に倒すことはできずとも、深い傷を与える。
    野生の狼:「GOOUUUU! ……GU、UUUUUUU!」
    "改宗選智"ギベオン:命中、ダメージ出します!
    野生の狼:手負いの回避は13!
    ”海の指”ヴェドラ:「バットー術……ってやつか。やるね」
    "改宗選智"ギベオン:1d6+1d3+2 ダメージ
    GoblinSlayer : (1D6+1D3+2) → 3[3]+1[1]+2 → 6

    GM:狼(手負い)2の負傷数を4増加(9 → 13)
    野生の狼:手負いの生命力は11……沈む!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    野生の狼:手傷を負った狼はそれでも退かない。
    "改宗選智"ギベオン:灯りを象った知識神の司教杖が狼の頭部に振り下ろす
    野生の狼:決して退かない。
    野生の狼:まるで、刃物より恐ろしい恐怖が、洞窟の外にあるとでも言わんばかりに。
    "改宗選智"ギベオン:「通常の反応ではありませんね...ですが心当たりはあります」
    野生の狼:……重く硬い杖の一撃が、仲間の頭部を砕こうとも。
    "流浪鳴狐"イナホ:「そ、居合って言うんだよぉ……そうだねぇ、妙に見えるなぁ」きらりと光る血を振り払う。
    ”海の指”ヴェドラ:「だよね。こいつら……」曲刀を構え直しながら呟く。
    野生の狼:「OOOOOOOOOOO!!!」
    野生の狼:遠吠えと共に、生き残った3頭が牙をむく!
    GM:狼3頭、攻撃は全て牙。命中13固定で、
    GM:対象は……
    GM:1d4
    GoblinSlayer : (1D4) → 3

    GM:1d4
    GoblinSlayer : (1D4) → 4

    GM:1d4
    GoblinSlayer : (1D4) → 4

    GM:では、まず2頭があなた達の間をすり抜け、後方のスールアンナへ飛びかかろうとする!
    GM:移動力は30。ペナルティ無しで後ろのやつまで殴れるからな!
    ”海の指”ヴェドラ:こいつの移動妨害判定カスなんだよな
    "流浪鳴狐"イナホ:おっと、移動妨害だ!
    "流浪鳴狐"イナホ:大丈夫大丈夫、近接距離に二人いるよぉ
    ”海の指”ヴェドラ:おおっ
    "改宗選智"ギベオン:そういうことです!
    "流浪鳴狐"イナホ:では狼2の移動妨害をしようかなぁ
    ”海の指”ヴェドラ:狼3の移動妨害を行います
    GM:この場合、2回の移動に対して1回ずつの判定だから、2頭ともひとりで防ぐことは可能だ
    ”海の指”ヴェドラ:あ、なるほど
    "流浪鳴狐"イナホ:たしかに
    GM:えーと、魔物側の移動妨害抵抗は、
    "流浪鳴狐"イナホ:11だよぉ 固定値
    "流浪鳴狐"イナホ:(味方二人いるから)
    "改宗選智"ギベオン:私は12ですね
    ”海の指”ヴェドラ:こちらは8
    "流浪鳴狐"イナホ:戦士しか乗らないよ
    野生の狼:知能は本能のまま。2d6+怪物レベルか
    野生の狼:そして近接距離に2頭いるから、
    "改宗選智"ギベオン:斥候も乗ると勘違いしてた!
    "流浪鳴狐"イナホ:じゃあギベオン先生にも1体任せちゃっていいかな
    野生の狼:GS6 狼2
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 8[3,5] → 14

    ”海の指”ヴェドラ:あっそうじゃん!4のままです ショボン
    野生の狼:GS6 狼3
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 4[2,2] → 10

    ”海の指”ヴェドラ:回してんじゃね~~!!
    "流浪鳴狐"イナホ:つよ~い
    GM:さて、これに対して妨害をしてもらおう!
    "流浪鳴狐"イナホ:じゃあ狼2を防いじゃおう!
    "改宗選智"ギベオン:では狼3を!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 6[1,5] → 17

    "改宗選智"ギベオン:GS11 狼3妨害
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 9[3,6] → 20

    ”海の指”ヴェドラ:こちらも狼32尾防ぎます
    野生の狼:きゃいーん……
    ”海の指”ヴェドラ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 6[4,2] → 17

    ”海の指”ヴェドラ:ハアハア
    "流浪鳴狐"イナホ:い いないよ!
    "流浪鳴狐"イナホ:無を防いじゃってるよ!
    GM:ひとつの判定に対し参加できるのはひとりだが……いずれにせよ防がれた!
    ”海の指”ヴェドラ:NULLを防ぎました
    GM:無を防いだヴェドラくんはテクスチャの隙間に挟まっていてください
    GM:じゃあ改めて狙うやつを決めるぜ……
    GM:1d3
    GoblinSlayer : (1D3) → 2

    GM:1d3
    GoblinSlayer : (1D3) → 2

    GM:ということで
    GM:イナホに2頭、ギベオンに1頭、命中13の攻撃が襲う!
    GM:対処せよ!
    "流浪鳴狐"イナホ:かわしちゃうよ~
    "改宗選智"ギベオン:回避します!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 9[6,3] → 19

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[4,1] → 15

    ”海の指”ヴェドラ:うまいぞ回避
    "改宗選智"ギベオン:GS8>=13 回避
    GoblinSlayer : (GS8>=13) → 8 + 9[3,6] → 17 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:めちゃくちゃ避けるヤンケ
    野生の狼:「GYANN! GYANN! GYANN!」決死の突撃! 犬よりよほど強い顎、鋭い牙──当たれば肉を抉られる!
    "改宗選智"ギベオン:「ぐっ、命懸け...といったようですね!」杖で受け止め蹴りで距離を離す
    "流浪鳴狐"イナホ:「おおっと、狼に好かれちゃったなぁ」一歩下がって一発目の突進を避けるようにひらりと躱し
    "流浪鳴狐"イナホ:「真っ直ぐ来てくれるなら、やりようはあるけどねぇ」牙が刀に当たるように向け、力を抜くことで重心ごと逸らす
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おおっ、やる!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「前衛が〝そう〟だとこっちは楽だぜ……!」
    GM:ラウンド終了処理。
    GM:継続カウンターが2になる。
    GM:うそついた。1になる。
    "流浪鳴狐"イナホ:ビックリしちゃった

    ラウンド2


    GM:行動順!
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 9)に変更(8 → 9)
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンのイニシアチブを2D6(→ 6)に変更(2 → 6)
    野生の狼:1d6 狼3頭
    GoblinSlayer : (1D6) → 1

    野生の狼:きゃいん……
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(7 → 8)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 7[5,2] → 8

    ”海の指”ヴェドラ:フハハハ
    GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナのイニシアチブを8に変更(8 → 8)
    GM:ではヴェドラ手番!
    ”海の指”ヴェドラ:は~い ヴェドラ・手番です
    ”海の指”ヴェドラ:折角だし……使ってみるか
    ”海の指”ヴェドラ:狼1に対し【死角移動】を使用します。
    GM:ふふっ 理解度が低いGMだぜ! 効果おしえて!
    ”海の指”ヴェドラ:移動に組み合わせて使用。狼の移動妨害とヴェの字の移動妨害で命中値を比べあい
    ”海の指”ヴェドラ:ヴェの字が勝ったら命中+2 狼が勝ったら普通に移動ののちに攻撃
    ”海の指”ヴェドラ:となっております
    GM:なるほどね!
    野生の狼:では抵抗しよう……
    ”海の指”ヴェドラ:【死角移動】と組み合わせて5M移動し、狼と0M距離へ。
    野生の狼:GS2 抵抗!
    GoblinSlayer : (GS2) → 2 + 5[3,2] → 7

    ”海の指”ヴェドラ:移動妨害抵抗は10!
    ”海の指”ヴェドラ:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 6[3,3] → 16

    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ 【死角移動】の効果が発動し、命中+2で判定
    ”海の指”ヴェドラ:GS16
    GoblinSlayer : (GS16) → 16 + 8[6,2] → 24

    野生の狼:回避は14固定……よけられぬ!
    ”海の指”ヴェドラ:あ、狼1に曲刀で武器攻撃です
    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ
    "改宗選智"ギベオン:祈念するのもアリ
    GM:ここで!?
    ”海の指”ヴェドラ:まだ大丈夫だと思う!
    "流浪鳴狐"イナホ:狼1だからオーバーキルよ!
    GM:いえ、PL間の同意があれば全然いいんですけども……
    "改宗選智"ギベオン:あ、いや死にかけだからいいか!
    "流浪鳴狐"イナホ:そうそう
    ”海の指”ヴェドラ:3d6+6
    GoblinSlayer : (3D6+6) → 11[2,5,4]+6 → 17

    ”海の指”ヴェドラ:ずんばらり
    GM:狼1の負傷数を14増加(7 → 21)
    野生の狼:生命力16を越えたので……しぬぜ!
    野生の狼:ぎゃいーん!
    GM:並行してイナホの手番だ!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:先に譲るぜ!
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!
    ”海の指”ヴェドラ:狼の攻撃の直後だった。先程も見せた、音を出さずに歩む、船上での酔歩を彷彿とさせる独特の歩法。
    ”海の指”ヴェドラ:イナホの攻撃によって傷を負った狼の背後に潜り込み、正確に骨の隙間を縫って急所を貫いている。
    ”海の指”ヴェドラ:「――もう一つ」
    "流浪鳴狐"イナホ:舵切り……しちゃうよぉ~!
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの消耗を1増加(1 → 2)
    "流浪鳴狐"イナホ:狼2を対象!
    "流浪鳴狐"イナホ:敵が多いから継戦2で止めておきたい!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 6[5,1] → 16

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 3[1,2] → 13

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 7[2,5] → 17

    野生の狼:回避14,あたる!
    "流浪鳴狐"イナホ:う~ん!3回目に祈念していいですか?
    "流浪鳴狐"イナホ:此処で倒せたら大きい
    ”海の指”ヴェドラ:いいよ~!
    "改宗選智"ギベオン:いいよ!
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~!
    野生の狼:──すとっ、と。骨の継ぎ目を断たれ、臓腑を貫かれる。
    野生の狼:断末魔の声すら上がらず、ぱたり。獣がまた一頭横倒しになる。
    "流浪鳴狐"イナホ:MCPI$5
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 11[6,5] → 11 → 成功, 因果点:5点 → 6点

    "流浪鳴狐"イナホ:これをさっき欲しかったんですけどね!
    ”海の指”ヴェドラ:ヤッタネ
    GM:いい出目だ
    "流浪鳴狐"イナホ:では大成功で+5、22
    GM:では……達成値が22になりつつ痛打も振ってもらおう!
    ”海の指”ヴェドラ:フハハハ
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!今回は何の表ですか?もっと痛いかな?
    "改宗選智"ギベオン:やったー!
    "流浪鳴狐"イナホ:4d6+3 ダメージ
    GoblinSlayer : (4D6+3) → 15[1,5,5,4]+3 → 18

    ”海の指”ヴェドラ:かなりのダメージッ
    GM:通常の表で行こう、今回はね
    "流浪鳴狐"イナホ:あいざ!では斬
    "流浪鳴狐"イナホ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 3

    GM:私の見ている表と違うな
    "流浪鳴狐"イナホ:荒れっ違うかも
    ”海の指”ヴェドラ:通常痛打表じゃない?
    "流浪鳴狐"イナホ:あっ武器のほうね!
    GM:攻撃を受けたものは衝撃で武器か縦が……だね。武器は無いから牙をへし折られる。
    "流浪鳴狐"イナホ:斬の方見ちゃった
    GM:ダメージは18,装甲3で……
    GM:狼2の負傷数を15増加(0 → 15)
    "流浪鳴狐"イナホ:1残っちゃうかな~ 惜しい
    野生の狼:……データ的にはまだ生きている、が。
    野生の狼:あと1ダメージで死ぬ負傷+牙までへし折られた獣に何が出来るか。
    野生の狼:無力化、と判断する!
    "改宗選智"ギベオン:わーい!
    "流浪鳴狐"イナホ:やった!
    ”海の指”ヴェドラ:ありがたすぎGM
    "流浪鳴狐"イナホ:「流石ヴェドラ君、世界一の斥候……負けてられないなぁ」
    GM:牙折れHP1狼、何もできないもの……
    "流浪鳴狐"イナホ:血を払った抜き身の刀を再び構え、牙をむき出しにする狼へ飛びかかる。
    "流浪鳴狐"イナホ:東方にて見られる歩法、狐人の跳躍力を加えることで飛躍的に距離を接近させる。
    野生の狼:「GAAAAAAA!」喉笛を噛み割かんとする牙、を──
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺の手番処理もしておこう。弓で狼3を狙うぜ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 11[5,6] → 22

    "流浪鳴狐"イナホ:「こういうのも、器用でいいと思わない~?」キン、と音が鳴ると共に刀を納める。後に残るは、深傷を負う狼と地面に落ちた牙だけだ。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:回避14だから当たる、ダメージだ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6+3
    GoblinSlayer : (2D6+3) → 8[4,4]+3 → 11

    GM:狼3の負傷数を8増加(0 → 8)
    野生の狼:──ぱきぃっ
    ”海の指”ヴェドラ:「うおっ、すげ……手首だけで斬ったのか!?」
    野生の狼:牙が、折れ飛んだ。……それは野生において、命の終焉を意味する。
    "改宗選智"ギベオン:「カタナは扱いが難しいと言いますが...ここまでくると芸術ですね」
    野生の狼:深い手傷と合わさって、ついにその狼は膝を屈し、身を石床に横たえるも、
    "流浪鳴狐"イナホ:「勢いと手首の動き、それと武器選びかなぁ」
    野生の狼:外へは、出ていかない。
    "流浪鳴狐"イナホ:「……裏を返せば、此処までしても出て行かない理由があるってことなんだろうけど~」
    野生の狼:洞窟の中で、ゆっくりと、流れ出る自分の血の中に座っている──。
    GM:手番、ギベオン!
    "改宗選智"ギベオン:はい!手負いの狼を司教杖で攻撃します!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なんか、やな予感がするぜ!」
    "改宗選智"ギベオン:GS8 命中
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 8[4,4] → 16

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おい鉱人! まだ採掘おわんねえの!?」矢を放つ!
    採掘部隊長の鉱人:「うっせー! 森のド素人は黙ってやがれっすー!」
    野生の狼:回避14,命中!
    "改宗選智"ギベオン:1d6+1d3+2 ダメージ
    GoblinSlayer : (1D6+1D3+2) → 6[6]+3[3]+2 → 11

    ”海の指”ヴェドラ:すご 最高値でとる
    野生の狼:……また一頭、矢を身に受ける。それでも、それでも尚……!
    GM:狼3の負傷数を8増加(8 → 16)
    野生の狼:生命力16
    "改宗選智"ギベオン:「合わせます、スールアンナさん!」
    野生の狼:ジャストでHP0,だ。
    ”海の指”ヴェドラ:「どう、だ……?」
    "改宗選智"ギベオン:矢が射られると同時に駆け負傷部を抉る
    ”海の指”ヴェドラ:「先生!」
    野生の狼:折れた鏃が、肉の中に食い込む。
    野生の狼:矢だけでも届かず、打撃だけでも届かない。
    野生の狼:ちょうど心臓の位置に、その鏃は届いた。
    野生の狼:ぷしゅうっ
    "流浪鳴狐"イナホ:「流石二人とも。矢に合わせるのは中々大変って言うけど、流石だねぇ」
    野生の狼:鮮血と共に最後の一頭が倒れ伏した。
    "改宗選智"ギベオン:「失礼、壊した鏃分の費用は私の報酬から融通させてください」
    ”海の指”ヴェドラ:「……皆、お疲れ。怪我なくてよかった」
    ”海の指”ヴェドラ:跪き、狼たちの死体に手を合わせる。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どっちにせよ当たった時点で使いモンにならねーって。気にすんなよ、それより……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……やな予感がしてきた。空気の感じとか、味とか、変わってきたぞ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「いやぁ……お疲れ様ぁ」狼らに頭を下げる。
    ”海の指”ヴェドラ:元来信心深い性質ではなかったが、出会ってきた人間に育まれ、自然とそうする習慣がついていた。
    GM:……先んじて、判定をさせてもらおうか。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6 採掘チャート
    GoblinSlayer : (2D6) → 6[5,1] → 6

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:5~8 採掘は平穏に 採掘量が1上昇する。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:幸運1を乗せ忘れたが、7でも結果は変わらず。
    "改宗選智"ギベオン:順調~
    ”海の指”ヴェドラ:おおっ
    "流浪鳴狐"イナホ:順調だ!
    ”海の指”ヴェドラ:あと1!
    GM:採掘量4。これなら明日の朝に少し働けば、必要量の岩塩は集まるだろう。
    GM:継戦カウンターは2に進む。
    GM:……ここで、今日の仕事は終わり。洞窟の外は、焚き火のある洞窟内よりも暗くなった。
    採掘部隊長の鉱人:「──おしごとしゅーりょー!」
    採掘部隊長の鉱人:「全員! ごはんとおさけと睡眠ターイム!」
    GM:鉱人採掘者達が「おう!」と復唱し、めいめい、保存食に食らい付く。
    "改宗選智"ギベオン:「皆さん、採取お疲れ様です」
    ”海の指”ヴェドラ:「あー、働いた! センセーも皆も、飲もうぜ!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ふぅ……うんうん、働いたねぇ」
    GM:今日の仕事はこれまでだ。……タフな鉱人達とは言え、この寒い中、汗をびっしりと掻いている。
    採掘部隊長の鉱人:「おー、護衛のひと達もお疲れさまっす! ……はー、疲れたぁ!」
    採掘部隊長の鉱人:ごろりと石床に寝そべって、手足を思いっきり伸ばす。元が短いが。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん~、折角だし飲んじゃおうかなぁ。あんまり飲まないけど、この寒い中だとねぇ」
    採掘部隊長の鉱人:「そっちの先生のおかげで、今日はだいぶ進んだっす。これなら明日、日の高い内にフリツチェスタに戻れそうっすね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……………………」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:狼の骸に触れ、洞窟の外を見ている。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。ほら、イナホの分」スキットルから度の強い火酒を注ぐが。
    "改宗選智"ギベオン:「お役に立ててなによりです................いかがされましたスールアンナさん?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……あの狼のことだろ。やっぱ、気にかかってる? スールアンナ……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……2頭ばかり、動きの鈍いのいたろ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ありがとぉ……うん、何か変だったけど……ん、いたねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「この傷、凍傷だ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……狼が凍傷?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「凍傷?狼、この雪の中生きてきた生物なのに……?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「空気の感じも、……水の精霊の呼吸も、なんか違う」
    "改宗選智"ギベオン:「ふむ....」
    ”海の指”ヴェドラ:「考えられる可能性としては、『もっと寒い所にいた』なのかな」
    採掘部隊長の鉱人:「あん? ……なんっすか、森人。つまり何が言いたいんっすか?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……"何か"によって乱れてるってことかなぁ?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「たぶん、なんだけど……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「こいつらを追い立てたのは、寒さなんじゃねえかな。つまり……」
    GM:……ひゅう
    GM:ひゅぉおおおおおおおお
    GM:風の音が、にわかに強まった。
    GM:洞窟の中へ流れ込む風量が増し、その中には大粒の雪が混ざり、
    GM:それは、僅かの言葉を交わす間にも。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……吹雪だ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「こいつらは、吹雪から逃げてきたんだ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:冷や汗も流れない。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:……ノールベイトの夜は、寒い。

    GM:……数十分も過ぎれば、寒さは更に増してきた。
    採掘部隊長の鉱人:疲弊した鉱人達だが、持ち込んだ資材を用いて洞窟入り口にバリケードを設置した。
    採掘部隊長の鉱人:洞窟が雪で埋まり窒息するだとか、出られないだとか、そういう心配は無い──が。
    採掘部隊長の鉱人:「……だめだ。私らの目でも視界がほとんどゼロっす」
    "流浪鳴狐"イナホ:「そっかぁ……いやぁ、寒いねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「こういうのって、夜が明けたら止んだりするのかなぁ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「採掘隊の皆に見えないならもーダメだな。天候変えられる奴もいないよね?」皆に使える呪文の確認をしている。
    "改宗選智"ギベオン:「イナホさんがあらかじめ薪を集めてくれて本当に助かりました」
    採掘部隊長の鉱人:ふるふる、首を左右に振りつつ、
    採掘部隊長の鉱人:「変えられたとしても……たしか一時間やそこらっすよね?」
    採掘部隊長の鉱人:「フリツチェスタへの道中の、半分も歩けやしないっす」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うぅん、今の私にまじないは使えないなぁ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……今の私には? それって……」少し言いよどんで。
    "流浪鳴狐"イナホ:「んぅ、昔は使えたんだぁ。むしろそっちが主でねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……ああ、そっか。剣だけ振る人の体じゃないと思ってたんだよな」
    ”海の指”ヴェドラ:「でも、イナホさんのお陰で今は皆助かってるよ。昔がどうだろうと」
    ”海の指”ヴェドラ:「今は仲間」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふふ、よく見てるなぁ。呪いを受けて使えなくなっちゃってねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ほんとぉ?それなら嬉しいなぁ、一緒に乗り越えようねぇ」そっと頬を撫でる
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ううぅ、焚き付けが無かったら今頃……ぶるる」想像の寒さにも身震いし、自分の体をぎゅっと抱きしめる。
    "改宗選智"ギベオン:そっと自分の防寒具をスールアンナさんにかける
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ほー……」暖かいのか、穏やかな息を吐く。……その息も真っ白だが。
    "改宗選智"ギベオン:「汗臭いのは我慢してくださいね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……わりぃな、先生」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「けどいつまでも借りてる訳にもいかねー。……おい、この辺って吹雪は多いのか?」
    採掘部隊長の鉱人:「こんな規模のは滅多に無いっす。……あったとしても、一時間やそこらで止むのが大抵で」
    採掘部隊長の鉱人:「今の状況を見るに、弱まりそうには無いっすねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。ありがとな、イナホ……そっか、融雪地帯だから吹雪も珍しいんだ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……もう一時間くらいは経ったよねぇ。まだまだ続いちゃいそうだなぁ」
    採掘部隊長の鉱人:「そうっす。……明日の朝までに止んでくれたらいいんっすけど」
    採掘部隊長の鉱人:「最悪の場合……非常食はある、水はそれこそ雪で賄って」
    採掘部隊長の鉱人:「ここに籠城して、吹雪が止むのを待つことになるっす」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あんたら大食らいなんだろ? 飯、足りるのか?」
    採掘部隊長の鉱人:「失礼な。7日分の非常食は常備してるっすよ」
    "改宗選智"ギベオン:「不足であれば先ほどの狼の処理を行います...食糧の足しになりますし骨は火の足しになるでしょう」
    "流浪鳴狐"イナホ:「そうだねぇ、折角殺したんだからそうしないと」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「だな。毒矢とか使う派じゃなくてよかったー……」
    ”海の指”ヴェドラ:「材料があれば一応料理できるよ。食堂の親方に習ったんだ……でも、吹雪が晴れなかったら」
    ”海の指”ヴェドラ:「誰かが助けを呼びに行くしかないかもね」
    採掘部隊長の鉱人:「……オススメは、しないっすよ」
    採掘部隊長の鉱人:「ノールベイトの吹雪ってのは、雪の塊をずーっと体に叩き付けられてるようなもんっす」
    ”海の指”ヴェドラ:「うげ」
    ”海の指”ヴェドラ:想像したのか渋い顔になる。
    採掘部隊長の鉱人:「ヘイリアさんだって、どーしてもやらなきゃ死ぬって場合じゃなきゃ、吹雪の時は外に出ないっす」
    "流浪鳴狐"イナホ:「その上で狼が凍傷するほどだもんねぇ。狼が凍傷って、よくあることじゃないんでしょぉ?」
    "改宗選智"ギベオン:「もう一つ危険なのは雪で隠された崖に足を取られることです」
    ”海の指”ヴェドラ:「そっか。一面雪じゃ、下がどうなってるかも見えないから……」
    ”海の指”ヴェドラ:「防寒着なんて足しにもなんなそーだな。大人しくここで待つしかないか」
    採掘部隊長の鉱人:「うす。凍傷の狼なんてのは、たしかに全然聞かないし……先生の言うのも、その通り」
    採掘部隊長の鉱人:「吹雪の中で死んだら、その後、誰かに弔ってもらえるなんて思わない方がいい」
    採掘部隊長の鉱人:「ノールベイト開拓団はみんな、〝土に還ることも出来ない〟覚悟で此処にいるっす」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……そっか」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「やべえとこでがんばってんだな……あんたら」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……みんな、覚悟して来てるんだねぇ」立派だなぁ、と呟いて。
    ”海の指”ヴェドラ:「凄いな、羅針団の人たち」呟く。「……だとしたら尚更、生きるために出来ることをしないとな」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレ、あんたたちに死んでほしくなくなったよ。依頼だけじゃなくてさ」
    ”海の指”ヴェドラ:訥々と呟く。
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、それなら皆で生き残らないとねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ほら、さっきも言ったけどぉ……私の尻尾とか、きっと気持ちいいから暖まっていいよぉ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「できるだけ全員で集まって、ひっついて、薪は節約しよう」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なぁに、もしかして朝になったら、暑くてやってられねえって天気になってるかもしれないぜ」
    "改宗選智"ギベオン:「そうですね、まだ吹雪いたばかり....希望を捨ててはいけません」
    ”海の指”ヴェドラ:「良いこと言うじゃんスールアンナ。賭けてみるか」銀貨を1枚弾く。
    ”海の指”ヴェドラ:……掴む。「……表。明日は晴れるな!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「それ、どっちが表だ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレがそうなるって信じた方」にやりと笑う。
    採掘部隊長の鉱人:「いいっすね、前向きで良い考え方だ」
    採掘部隊長の鉱人:がきぃっ、と片腕をヴェドラの首に、片腕をスールアンナの首に回し、
    採掘部隊長の鉱人:「はいはい、ちょっとそこ入りますからねー。イナホさん、尻尾拝借するっす」
    採掘部隊長の鉱人:二人をずりずり引きずって、狭い中へ潜り込む。
    "流浪鳴狐"イナホ:「じゃ、皆笑顔でフリツチェスタに帰れる事に賭けちゃおうかなぁ~」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふふ、いいよぉ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ぅおっ、とっ、たっ」引きずり込まれる。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。イナホの尻尾あったけーな! ここから帰っても撫でさせてくれよ!」
    ”海の指”ヴェドラ:意識的に、全員に対して”ここから帰った後”のことを口にする。
    "流浪鳴狐"イナホ:ふわりと柔らかな獣毛に加え、暖かな体温と仄かな匂い。
    GM:鉱人採掘者も各々寄り集まって、防寒着の端と端とを重ね合い、マントを二重にも三重にもして皆で羽織り、
    GM:夜の寒さに耐え抜くための、密集陣形を整える。
    "改宗選智"ギベオン:「成程、これは暖かい」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん~、いいよぉ。その分帰ったらアールマスについて教えてもらおうかなぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「先生には魔術学院について、いいでしょぉ?」
    採掘部隊長の鉱人:「アールマスかー。随分長いこと戻ってない気がするっす」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、イナホさんが魔力を取り戻された際に入用でしょうからね」
    ”海の指”ヴェドラ:「決まりだね。アールマスには美味しい飲み屋も沢山あるんだ。今度行こうぜ」
    ”海の指”ヴェドラ:「先輩のおススメでさあ……」
    採掘部隊長の鉱人:「おっと、酒ならば此処にも。寒い夜には強いお酒と相場が決まってるっす──」
    "流浪鳴狐"イナホ:「へぇぇ、そんな店があるんだねぇ……私の故郷だと……」
    GM:──長く、寒い夜。日が昇るまで12時間。
    GM:あなた達は交互に睡眠を取ることで、各々、十分な休息を得ることが出来る筈、
    GM:だった。
    GM:寒いのだ。
    GM:あまりにも、この夜は寒かった。
    GM:だから、もし僅かにも運に見放された者がいた場合、十分に休むことは出来ないだろう──。
    GM:耐寒判定です。体力持久+冒険者レベル+耐寒装備。
    GM:難易度は18。これに失敗した場合、
    GM:6時間の睡眠の効果のうち、消耗の回復が適用されません。加えて1d3の消耗が発生します。
    ”海の指”ヴェドラ:ゲ~~~
    "流浪鳴狐"イナホ:なに~!それは……拙いッ!
    GM:さらに。
    GM:この吹雪は異常事態であり、ひとつ選択を間違えれば死に繋がる──いわば戦いとも言えよう状況。
    GM:故に天候が回復するまでの間、継戦カウンターはリセットされません。
    "改宗選智"ギベオン:ヒェ~~~!
    GM:さあ。
    ”海の指”ヴェドラ:なるほどね……
    GM:判定をどうぞ。
    ”海の指”ヴェドラ:自然の脅威!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ここは
    ”海の指”ヴェドラ:失敗した人がいたら祈念しましょう。自分は体力持久が高いので素で振ります
    ”海の指”ヴェドラ:GS13>=18
    GoblinSlayer : (GS13>=18) → 13 + 6[5,1] → 19 → 成功

    "改宗選智"ギベオン:スールアンナさん防寒具持ってなかったら私の渡した防寒具使って大丈夫!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7 体力持久2冒険者レベル2防寒装備3>=18
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 12[6,6] → 19 → 大成功

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:あっ
    ”海の指”ヴェドラ:えらいっ!!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:変な運を持っている……
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ふふ、防寒具2枚重ね着するまでも無い!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs10>=18
    GoblinSlayer : (GS10>=18) → 10 + 7[5,2] → 17 → 失敗

    "改宗選智"ギベオン:天運じゃ...
    "流浪鳴狐"イナホ:あっ1足りない!
    "流浪鳴狐"イナホ:ごめん~ 祈念させて!
    ”海の指”ヴェドラ:祈りな!
    GM:言い忘れてたが因果点の初期値は5.一度使ってるのでここでの難易度は6だ!
    "流浪鳴狐"イナホ:MCPI$6
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 10[5,5] → 10 → 成功, 因果点:6点 → 7点

    "改宗選智"ギベオン:GS11>=18 耐寒判定
    GoblinSlayer : (GS11>=18) → 11 + 8[6,2] → 19 → 成功

    "流浪鳴狐"イナホ:何でこっちの出目はいいの
    GM:見事!
    ”海の指”ヴェドラ:吹雪を超えたぞッ
    GM:では、あなた達は厳しい夜を乗り越える。各々十分に休み──
    GM:イナホ、あなたも2d3+1の消耗を回復する。つまり現状だと全回復だ。
    "流浪鳴狐"イナホ:2D3+1
    GoblinSlayer : (2D3+1) → 3[1,2]+1 → 4

    "流浪鳴狐"イナホ:全回復!
    GM:朝が来る。
    GM:日が昇る。
    GM:ノールベイトの誰もが恋焦がれる、暖かな光が──
    GM:──とどかない。
    GM:吹雪は未だに続いている。

    GM:遭難、一日目。

    探索──2日目


    GM:──では、朝が来た。
    GM:変わらず外は猛吹雪が続いており、洞窟を出ることは出来ないだろう。
    GM:朝である筈だが、太陽光はほとんど無い。極夜に紛れ込んでしまったかのようだ。
    採掘部隊長の鉱人:「……うし」
    採掘部隊長の鉱人:「採掘部隊! 盃掲げ!」
    GM:鉱人採掘者達は、各々の私物たるゴブレットを掲げる。
    GM:その中を満たすものは酒ではなく、漉した狼の血。
    GM:ぐいっ──と一息で飲み干し、彼らは岩塩採掘に取りかかる。
    採掘部隊長の鉱人:「どーせ出られないんなら同じことっす。ノルマ達成まで後すこーし!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「頑丈な連中だなぁ。……あれ、美味いもんなのか……?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:血を飲み干す光景に、うへぇっ……と嫌そうな顔を隠さない。
    ”海の指”ヴェドラ:「寒い所だと意外と飲むらしーぜ。竜の血を飲み干して力を得るなんて言い伝えが原住民の間でもある…らしいし」
    "改宗選智"ギベオン:「はぁ、エネルギーを節約するためにおとなしくするように言ったのですがね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ、血を通して命が通うってことなのかなぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「まあ、何もしてないとそれはそれで心が大変だもんねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「飲み水の節約……ってことかも知れないぜ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そりゃ、雪は幾らでもあるけど。飲み水にするには火がいるだろ」
    ”海の指”ヴェドラ:「燃料も限られてるしな。そういう知恵が伝承になって伝わってるのかも」
    ”海の指”ヴェドラ:「……うし!オレたちも手伝おうぜ。体動かした方が暖まるって、絶対」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うんうん、生存術なんだろうねぇ……んふふ、そうしよっかぁ」
    "改宗選智"ギベオン:「口伝には生活の知恵が紛れていますからね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そーだな、薪を使うのは夜だけにして……そんならあと3日は持つ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「はーぁ、しんどいけど──」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:小さなゴブレットに狼の血を注ぎ、ぐびり。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……ぅえ、まじぃ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「頑張るかー」
    "改宗選智"ギベオン:「血といえば獣の腸の中に血と塩を入れて固める料理もあると言います」
    "改宗選智"ギベオン:「せっかくなので試してみましょうか」
    "改宗選智"ギベオン:残りの物資でなんとか食糧を保たせるよう思案する
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ、そんなのがあるのぉ? それなら、折角だし手伝うよぉ」
    ”海の指”ヴェドラ:「香草とスパイスなら持ってきてるぜ!腸詰の作り方は食堂の親父さんに習ったんだ…オレも手伝う」
    GM:ふむ、ブルートヴルストか。
    GM:ここには専用の器具も特にない、専門の技術は……ヴェドラが調理技能を持っている程度か。
    GM:であれば、ふむ。
    GM:こうしよう。代表者1名が、難易度15の調理技術判定……技量集中+調理に成功すれば、
    GM:無事に腸詰めが完成。あなた達はそれを食べて腹を満たせることにする。
    GM:失敗した場合……勿論喰わねば身が持たぬ。非常食を1日分、消費していただこう。
    "改宗選智"ギベオン:頼みますよ、ヴェドラ君!
    "流浪鳴狐"イナホ:頑張って~
    ”海の指”ヴェドラ:技量集中+調理ね 任せとけ!
    ”海の指”ヴェドラ:GS8>=15
    GoblinSlayer : (GS8>=15) → 8 + 5[4,1] → 13 → 失敗

    ”海の指”ヴェドラ:い 祈ってもいい……?
    "改宗選智"ギベオン:勿論
    "流浪鳴狐"イナホ:勿論よ~
    GM:因果点は現在7だな、ここから成功は難しくなってくる
    ”海の指”ヴェドラ:しゅまねえ
    ”海の指”ヴェドラ:MCPI$7
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 9[5,4] → 9 → 成功, 因果点:7点 → 8点

    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ
    "改宗選智"ギベオン:やったーー!
    GM:やりおる
    "流浪鳴狐"イナホ:やる~!
    ”海の指”ヴェドラ:さっき出せ!!
    ”海の指”ヴェドラ:だが……完成したぞ ブルートヴルスト……!
    GM:では、完成した腸詰めは2日分だ。今日の分に加えて明日も、携帯食の消費を免除する。
    GM:この寒さだ、悪くなるのは遅いが……かと言って急場しのぎでろくな道具も無い。3日目までは保たないとする。
    ”海の指”ヴェドラ:やった~~!スープに入れて食べよう
    GM:──と、いうことで。
    GM:あなた達はヴェドラ主導のもと、鉱人採掘者達の分も、狼の血肉の腸詰めを作ることとなった。
    "改宗選智"ギベオン:「ふむ...知識はありますが実際に作るとなるとこれは中々難しい」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ヴェドラ君は器用だねぇ」指や手の動きを真似るようにして動かしていく
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「うぉー、べちゃべちゃするぅ……!」
    ”海の指”ヴェドラ:「吹雪に耐えるんだったら、肉の部分じゃなくて油の多い部分をひき肉にした方がいい」
    ”海の指”ヴェドラ:小刀と曲刀を二振り、器用に動かして白身の多いひき肉を作っていく。
    ”海の指”ヴェドラ:時折皆の手を取って動かしたりとせわしなく働いている、
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふふ、確かに良い斥候だねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「確かに、それに血と脂を混じれば冷えて固まりやすくなる」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「うー、これそのまんま喰うのか……?」
    ”海の指”ヴェドラ:「いいや。内臓は匂いが強いから、臭み消しにキャンプで買ってきた唐辛子と胡椒に、香草を適当に入れて」
    ”海の指”ヴェドラ:小刀の柄でアールマス産のオレガノやローズマリーなどの香草ハーブやスパイスを摺りつぶし、ひき肉に投入する。
    ”海の指”ヴェドラ:「ここで取れた岩塩を良い感じに加えたら……狼の腸に詰めた後、血を流し込む」
    ”海の指”ヴェドラ:「このときは最初にひき肉を入れてから血を流した方がいい。溢れなくてすむからね……センセーもやってみて」
    "改宗選智"ギベオン:「わかりました....縛った腸の先に肉を入れて蓋を作るイメージですね」
    ”海の指”ヴェドラ:「そうそう!センセー、才能あるよ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ふんふん……料理に長けた子がいると、こういう時は助かるなぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:トントントン、と小気味よく小刀を鳴らしながら見つめる。
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、ヴェドラ君が調理に通じてて本当に助かりました」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。居候先が食堂の親父さんでさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「お、俺はこっちやってるぜ!」と腸詰め処理から逃げて向かう先は、狼の躯──毛皮。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:皮裏に付着している油をこそげとったり塩を擦り込んだり……こっちの方が気が楽らしい。
    ”海の指”ヴェドラ:「サンキュー!後でたっぷり喰わせてやるからな!」手を振って見送る。
    ”海の指”ヴェドラ:「そしたら、低温で沸かした鍋の中に入れてゆでれば――」
    採掘部隊長の鉱人:「……………………」
    GM:いつのまにか鉱人達がぞろぞろと、ヴェドラの後ろに集まっている。
    "流浪鳴狐"イナホ:「あれぇ、みんな。気になっちゃったぁ?」
    ”海の指”ヴェドラ:破裂しないように雪を入れて温度調整した鍋の中に、血の腸詰ブルートヴルストを入れると。
    採掘部隊長の鉱人:「獣肉の腸詰めなんて、普段からさんざん食べてるっすけど」
    "流浪鳴狐"イナホ:ぽふぽふと尻尾を当てて、ヴェドラの背後に集まるオーディエンスの存在を知らせる
    ”海の指”ヴェドラ:ぐつぐつと、スパイスと肉、油の混じった野性的な香気が坑道内に漂って。
    採掘部隊長の鉱人:「……香草とか細かい芸のあるのは、あんまりっす」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。出来上がり!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「雑そうだもんな、鉱人飯……」
    採掘部隊長の鉱人:「うっせー!」
    ”海の指”ヴェドラ:「圃人にも負けてないぜ、只人の飯は!」
    ”海の指”ヴェドラ:大量の腸詰を皆の前にどん!と置く。
    ”海の指”ヴェドラ:「これ喰って、作業頑張ろうぜ!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「おぉっ……綺麗な形になったぁ」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセー最初に食べてよ。発案者なんだからさ」
    "改宗選智"ギベオン:「おぉ...赤黒くどこか不気味でもありますが香草と血の香りが野生的な食欲をそそります」
    "改宗選智"ギベオン:「ではお言葉に甘えて....いただきます」
    GM:──ということで
    GM:朝とも夜とも分からぬ明るさの中、あなた達は暖かい朝食を取ることになった。
    GM:昨夜は焚き火を囲み、酒を飲み、雑魚寝をして。
    GM:今朝は同じ鍋から腸詰の肉を食う。
    GM:〝仲間〟とはつまり、こういうものだ。
    GM:……と、心温まったところで悪いのだが。

    GMエゴ
    GMウォークス
    GM偶像イドラ

    GM:突然ですが呪文抵抗判定です。
    GM:失敗時に発生する現象は後で説明しますが、難易度は20.
    GM:これは精神への干渉なので、沈着冷静持ちならば
    "改宗選智"ギベオン:20?!
    GM:抵抗がその分増えます。
    "流浪鳴狐"イナホ:ないよぉ
    "改宗選智"ギベオン:私は持ってる!
    ”海の指”ヴェドラ:ぜんぜんナス
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:くっ……11以上だせば勝てる!
    "流浪鳴狐"イナホ:二人なら何とかか
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 10[6,4] → 19

    "流浪鳴狐"イナホ:頑張って~
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:だめだったぜ……
    "流浪鳴狐"イナホ:gs5
    GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 8[6,2] → 13

    ”海の指”ヴェドラ:GS5
    GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 7[2,5] → 12

    ”海の指”ヴェドラ:無理無理かたつむり
    "流浪鳴狐"イナホ:ダメニャス
    "改宗選智"ギベオン:GS9 抵抗
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 7[2,5] → 16

    GM:そうだろうな
    GM:では──食事を終えた頃合いだ。
    GM:あなた達は、声を聞いたような気がした。
    GM:誰の声というわけでもないし、どこから、どういう声質で、なんという言葉だったかもわからない。
    GM:が。その声の主の為に働かねばならない──そういう気がする。
    採掘部隊長の鉱人:「……っと、いけない、いけない」
    採掘部隊長の鉱人:すっくと立ち上がった鉱人達は、先程までピッケルを振るっていた岩塩の露鉱ではなく、
    採掘部隊長の鉱人:それより更に奥──手付かずの岩壁の前に集まり、ピッケルを振るい始める。
    GM:そしてあなた達も。
    GM:彼らを助けて、壁を打ち崩さなければならない──と感じるだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「んあ? ああ……そーだな。よっしゃ、もうひと頑張りするか」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん、はえ……あれぇ?えっとぉ……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、そうだねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「お、おう! おう?」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、壁を砕かねばなりませんからね」
    ”海の指”ヴェドラ:冒険者ツールから小槌と楔を取り出し、鉱人に混じって岩壁を打ち崩し始める。

    GM:……一時間ほどあなた達は、肉体労働にいそしんだ。
    GM:各人、1の消耗を受ける。
    GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの消耗を1増加(0 → 1)
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの消耗を1増加(0 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンの消耗を1増加(0 → 1)
    GM:そうしてようやく魅了カリスマの効果が薄れた時には、
    GM:あなた達の目の前には、
    GM:薄い岩壁の向こうに隠されていた、人工的な通路が道を開けていた。
    "改宗選智"ギベオン:「これは......」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……あぇ? おかしいねぇ、こんなところに……なんで掘ってたんだっけぇ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセー。オレら、何か……操られてねえ?」汗を拭う。
    "改宗選智"ギベオン:「どうやら全員が同じ作業に従事しているようです」
    "改宗選智"ギベオン:「その通りですヴェドラ君」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:慣れぬ肉体労働に疲弊した様子を見せつつも、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なんだ、こりゃ。ぜってー普通の洞窟じゃねーぞ!?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「先生のルートでもないもんねぇ」岩塩とかじゃないし、と付け加えて。
    ”海の指”ヴェドラ:洞窟に対して観察判定はできますか?
    GM:ふむ、よろしい。この場合は難易度を設定しない、希望者は各自観察判定をどうぞ。
    ”海の指”ヴェドラ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 9[3,6] → 18

    "流浪鳴狐"イナホ:やります!
    ”海の指”ヴェドラ:フハハハ
    "流浪鳴狐"イナホ:gs9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 5[2,3] → 14

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 7[2,5] → 17

    "改宗選智"ギベオン:gs6
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 9[4,5] → 15

    GM:ふぅむ
    GM:となると……まずギベオン先生の知識ジャンルからするに、
    GM:これは明らかに人工物。それも、城塞とか都市の性質よりは、神殿の類いだと認識できるでしょう。
    "流浪鳴狐"イナホ:ギベオン先生の得意分野だ
    GM:ただし、一般的に信仰される神々の様式ではなかろうとも。
    GM:ヴェドラ、君が分かることも割と近い。人工物だ、神殿っぽいな。それに加えて、
    GM:この通路は、おそらく数年程度は人が踏み入った痕跡が無い。
    ”海の指”ヴェドラ:はは~~ん
    GM:……逆に言うとそれ以前には、人が踏み込んだようにも見えるだろう。
    GM:もっともその痕跡の主がどういう人種で、どういう目的か──までの推察は難しいだろうがね。
    "流浪鳴狐"イナホ:「どぉ、みんな~? 私はこの辺りの建築はよくわかんないなぁ」
    ”海の指”ヴェドラ:柱の様式と土台、祭壇に近い構造、そして拝道、といった基本的な構成様子を確認して。
    ”海の指”ヴェドラ:「……センセー」
    "改宗選智"ギベオン:「はい、ヴェドラ君」
    ”海の指”ヴェドラ:「神殿じゃねえ?これ……何の神様までかはわかんねーけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「昔神殿の調査隊いたからさ。こういう構造については一通り叩き込まれた」
    "改宗選智"ギベオン:「建造物には作成者の意図が反映されます、それが要塞であれば外敵への備え、都市であれば居住性」
    "改宗選智"ギベオン:「そしてそこに畏怖や崇敬の意匠があるのであれば...キミの言う通りこの建物は神殿でしょう」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ、神殿……こっちだとこういう装飾がなされるんだねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「そして目の前のそれは戦女神や地母神、至高神とは異なります」
    "流浪鳴狐"イナホ:「故郷だと鳥居って言うシンボルがあったから……ええっと、それじゃあ……もしかして?」
    "改宗選智"ギベオン:「外なる神....の可能性も考えられます」複雑な面持ちで冷や汗をかく
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……それか、箸にも棒にも掛からない半端なやつか、だな」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:床に這うようにして通路を観察しながら、
    "改宗選智"ギベオン:「そうであることを願います」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……で、ヴェドラ。これどう思う」
    ”海の指”ヴェドラ:「……スールアンナも気付いた? ここ数年は人が来てないっぽいぜ。石埃が積もってる」
    ”海の指”ヴェドラ:「ひょっとして精霊術で作った岩壁で封印されてたのかもね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ああ。けど、逆に言うと──入れねえように閉じた奴がいるってことだよな」
    ”海の指”ヴェドラ:スールアンナの言葉に頷く。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「精霊術はあるかもしんねえ。土の精霊に一声かけりゃ、岩壁くらい作れるさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「けどなぁ、じゃあ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どっかの誰かが壁をつくって、ここに入れないようにしたとして、だ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺達に壁を壊させたのは……誰だ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……そう、だねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「そこだよな。しかも、ここの鉱山の採掘はこれが初めてってわけじゃないだろーし」
    "改宗選智"ギベオン:「一つだけはっきりしていることは非常に熟達した使い手ということですね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うぅん……こういう事なら、何かの理由で条件を満たしたのかもしれないねぇ。」
    "流浪鳴狐"イナホ:「例えば吹雪とか……目覚めるには十分だと思うなぁ」
    ”海の指”ヴェドラ:「確かにな。それにセンセーの言う通り……そんな奴がいたんなら、採掘隊の皆だってあぶねーだろ」
    ”海の指”ヴェドラ:「ここはオレたちが洞窟の奥を調べて、元凶を解決する。……ってのはどう?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「一応は聞いておくけどさ、やれると思うか・・・・・・・?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」もし、あの呪文をもう一度使われたら。「2:8くらい」
    ”海の指”ヴェドラ:「もちろん8はオレらがぶっ飛ばされる方ね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「バッカじゃねーの」肩を落として溜息を吐き
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ま、いーや。乗った」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。お前、良い奴だな!」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセーとイナホはどう? 待ってて貰っても……もちろん良い」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん~、ふふ」
    ”海の指”ヴェドラ:「命を捨てろだなんて言いたくない。死んでほしくないからね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「そうだなぁ」一つ賽を転がす。出たのは一、赤い目だ。
    "流浪鳴狐"イナホ:「よし、うん……私は行くよぉ。赤い目は太陽みたいでしょ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「だから、賽だけじゃなくてこの身体で太陽の元にまたでないとねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「であれば私も同行しましす...治癒術は入用でしょう?」
    "改宗選智"ギベオン:「それに私も造形学の教師ですから.....恥ずかしながら未知の遺跡を調査したいという欲求はあります」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ……いいね。冒険者ってのはそうでなくっちゃ」
    ”海の指”ヴェドラ:「なら、二人はオレが全力で助けないとな。その代わり二人も全力でオレたちを助けてくれよな。まだ死にたくねーから」
    "流浪鳴狐"イナホ:「勿論、スールアンナちゃんも頼りにしてるねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「そういうこと! それが一党パーティってもんさ」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、全員で助け合い皆で帰るんです」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……んふふ、それじゃあ……危しに行こっかぁ」
    GM:一党は未知の冒険に踏み出す──
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……………………」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「(分が悪い賭けかもしんねえけど……乗るしかねえ。ビビらすだけで意味ねーかもだから言わなかったけどさ)」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「(吹雪のせいでこうなった……じゃあないかもしれねえもんな)」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「(何かが目を醒まして、だからこの吹雪が起こってるんだとしたら)」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「(解決するまで俺らは……)」

    GM:では、探索を始めよう。
    GM:とは言ってもマップを用意してのダンジョンアタックではない。まずはこちらのチャートをどうぞ。
    探索チャート 2 アクシデント 遭遇表を振る
    3~7 探索は順調に 探索量が1上昇する。
    8~11 虚しく時間は過ぎる 何も起こらない……
    12~ お宝みっけ! 報酬総額に2d6枚の銀貨を追加する
    GM:シンプルだ。結果は4パターンしかない。
    GM:ルールを説明しよう。あなた達は、人工的な通路に踏み込み、その先の迷宮を探索する。
    GM:目標の探索量は6。この数値を達成すれば、迷宮の最奥──事態の元凶の元に到達するだろう。
    GM:だが。
    GM:探索には時間がかかる。1度の判定につき2時間が経過し、
    GM:8時間……それ以上、1日に探索を進める場合は、消耗が大きくなる。
    GM:無茶をして突貫しても良し。無理をせずに進めるのも良し。
    GM:いずれもあなた達の冒険だ。
    "改宗選智"ギベオン:食料や体力のリミットまでに調べなければ...
    ”海の指”ヴェドラ:消耗せずに探索を進める場合は1巡して野宿ってことね
    GM:イエス。
    "流浪鳴狐"イナホ:ふむふむ……
    "流浪鳴狐"イナホ:腸詰めをしっかり食べて休まないとねぇ
    GM:薪は34時間分ある。一晩は12時間として、二晩と8割くらい持つ計算だ。
    GM:ここまで……不明点はあるかな?
    "改宗選智"ギベオン:大丈夫です!
    ”海の指”ヴェドラ:無し!解りやすい説明!
    "流浪鳴狐"イナホ:あっじゃあ!1巡して5回目から消耗が大きくなると思うんですけど、1回するたびに消耗1ですか?
    GM:おっと、たしかに明言していなかった。1回の判定ごとに全員が消耗1です。
    "流浪鳴狐"イナホ:了解!他は大丈夫です わかりやすい~
    GM:その代わりに探索中は、例え深夜だとしても薪の消費は遅くなる。火を囲む人数が減るからね。
    GM:そして、だ。
    採掘部隊長の鉱人:私の注意したことを覚えてるっすか?
    採掘部隊長の鉱人:そう……松明は1本、2時間くらいしか保たない!
    ”海の指”ヴェドラ:やべ~~
    "改宗選智"ギベオン:そ、そうだ!
    ”海の指”ヴェドラ:視力がカスですまねえ
    GM:さすがに、洞窟の更に奥の迷宮を歩くとなると、光源をケチってはヴェドラくんが全く無力になる。
    GM:判定1回ごとに挑戦者の松明を1本消費してもらうぜ。
    "改宗選智"ギベオン:冒険者キットのありがたみが染み入るぜ
    "流浪鳴狐"イナホ:仕方ないよぉ
    GM:では、探索を始めよう。判定者は採掘と同じように、PC番号順で行ってもらう。
    GM:すなわちギベオン先生から!
    "改宗選智"ギベオン:押忍!マッピングは任せてください
    "流浪鳴狐"イナホ:がんばれ!
    "改宗選智"ギベオン:2d6 ダンジョンチャート
    GoblinSlayer : (2D6) → 5[1,4] → 5

    GM:3~7 探索は順調に 探索量が1上昇する。
    GM:探索量 1/6
    ”海の指”ヴェドラ:えらい
    GM:よいぞよいぞ
    GM:では続いて、イナホ!
    "流浪鳴狐"イナホ:はーい!
    "流浪鳴狐"イナホ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 9[6,3] → 9

    "流浪鳴狐"イナホ:ふぇぇ~
    GM:8~11 虚しく時間は過ぎる 何も起こらない……
    GM:たぶん道に迷ったりして引き返しまくったんだな……
    GM:ヴェドラ!
    ”海の指”ヴェドラ:ドコドコドコ
    ”海の指”ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 8[4,4] → 8

    GM:時間はすぎる……
    ”海の指”ヴェドラ:まだ迷ってる
    ”海の指”ヴェドラ:スールアンナ……頼む
    "改宗選智"ギベオン:失敗した経験が財産になるんや
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ちっ……幸運1を乗せてやる!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 5[4,1] → 6

    ”海の指”ヴェドラ:えらい
    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:あんまり幸運の意味はなかったぜ!
    GM:探索量 2/6
    GM:では……初日8時間を費やし、1/3は進んだ。
    GM:あなた達には選択肢がある。今日はもうちょっと頑張るor今日は休む、だ
    GM:なにせ6時間の睡眠を確保できれば、かなり回復はできるわけだからな
    "改宗選智"ギベオン:まだ焦る時ではない、今日は休みましょう
    ”海の指”ヴェドラ:休んで明日頑張ればトントンな感じがするわね
    "流浪鳴狐"イナホ:ちなみに先日のように体力抵抗判定は発生します?
    GM:ふふ
    GM:します!
    ”海の指”ヴェドラ:ギャ~~~!!!
    "流浪鳴狐"イナホ:ok、休もう!
    GM:では……
    GM:──あなた達は迷宮を進む。
    GM:融雪地帯とは言え、日の当たらぬ坑道奥。そして低温の気候があってか、
    GM:迷宮内部の空気は極めて清浄であり、かび臭さも無い。
    GM:というより、カビが増殖できる環境にない……のか?
    GM:人が歩き回ったような痕跡は無く、生活の痕も無い。
    GM:が。
    GM:通り過ぎた部屋の幾つかはたしかに、家具などを持ち込めば、人が生活するための空間となるだろう設計思想が窺えた。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「大勢で集まって住むための馬鹿でかい家……って感じだなー」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「こんな入り組んだ道にしてる意味は、わかんねーけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「あの坑道の裏にこんなデカい空間があるなんてな。何回も迷っちまった」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……凄いねぇ。普通の神殿はこうじゃないんだよねぇ?」
    "改宗選智"ギベオン:「融雪地帯とはいえあまり人が訪れる場所ではありません....そこでの大規模な暮らしを考えるのであれば」
    "改宗選智"ギベオン:「大都市での弾圧を逃れるために北上した教徒たちの住処...ということも考えられますね」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「逃げるなら南に逃げりゃいーのに。あっちのが過ごしやすいだろ──おっ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ちょうど通路の角を曲がったところで、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「見てみろよ、下り階段だ」
    ”海の指”ヴェドラ:「下に続いてんのか……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「これだけで広かったけど……まだまだ広がるなんて、ビックリしちゃうなぁ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あー。たぶん、今俺達がいるところが、坑道から繋がってる山の地面の中で、」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そっから更に下がって行く……って感じかな」
    "改宗選智"ギベオン:「.......希望的観測ですが」
    "改宗選智"ギベオン:「麓に繋がっているのやも」
    "改宗選智"ギベオン:「むしろ、信徒が大勢で出入りするのであればその方が設計的にも”正しい”」
    "流浪鳴狐"イナホ:「降りれるようにってことだねぇ……うぅん、そうであってくれたらいいんだけどなぁ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あるかもな。入り口が坑道だけじゃ、万が一潰れた時に全員で生き埋めだ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「また、鉱人の皆と一緒に太陽が拝みたいもんねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「獣の巣穴だって幾つか出口はある。その線はデカいと思うぜ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「──で、ヴェドラ」クルリと振り返り、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どーする。すぐに降りるか?」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや。今日は皆岩掘らされて結構疲れてるだろ」
    ”海の指”ヴェドラ:「この先に何が待ってるかはわからねーし、体を休めて行った方が良いと思う……」
    ”海の指”ヴェドラ:「消耗の影響を軽く見るような奴は、この中には一人もいないはずだ。そうだろ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「ここには休めそうな場所も沢山あるしね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、勿論だよぉ。消耗してたら万が一の時、大変だからねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「幸い休むための空間はありますから休める時に休みましょう」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ちゃんとあったまって寝ようねぇ」
    GM:では──あなた達は一度、今回の探索拠点たる岩塩採掘場所まで引き返すことになる。
    GM:その上で、拠点の位置は、幾分か迷宮側へ進むことになるだろう。
    GM:人工的な──つまり、横たわるのに適した平らな地面と、入り組んでいる分だけ風が入り込みづらい通路。
    GM:後は単純に、開口部からの物理的な距離。幾分かは寒さも薄れる筈だ。
    GM:……耐寒判定。体力持久+冒険者レベル+耐寒装備、難易度は17。
    GM:失敗者は6時間の睡眠の効果のうち、消耗の回復が適用されず、加えて1d3の消耗が発生する。
    "改宗選智"ギベオン:GS11 耐寒判定
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 10[6,4] → 21

    "流浪鳴狐"イナホ:gs10>=17
    GoblinSlayer : (GS10>=17) → 10 + 8[4,4] → 18 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:GS12>=17 耐寒判定
    GoblinSlayer : (GS12>=17) → 12 + 8[6,2] → 20 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:ウオオオ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7>=17
    GoblinSlayer : (GS7>=17) → 7 + 12[6,6] → 19 → 大成功

    "改宗選智"ギベオン:すっご!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:うっそだろ
    GM:えー
    GM:全員なんか、めっちゃ寒さ対策のプロになってます
    GM:慣れたのかな……
    "流浪鳴狐"イナホ:密着したんですよ
    "改宗選智"ギベオン:訓練の成果だ
    ”海の指”ヴェドラ:プロやな――
    GM:では、消耗回復は2d3+1なので全員0になる。判定は省こう
    GM:負傷は元々ゼロ。継戦カウンターは……残念だがリセットされない。

    GM:遭難、二日目。

    GM:携帯食料の消費は無い。狼肉の腸詰めで腹を満たし、活動開始だ。
    ”海の指”ヴェドラ:うおおお
    "流浪鳴狐"イナホ:元気いっぱい!
    GM:では……ふたたびギベオン先生から探索チャート!
    "改宗選智"ギベオン:調査は根気!
    "改宗選智"ギベオン:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 6[2,4] → 6

    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    GM:探索順調! 探索量 3/6!
    GM:イナホ! ゴー!
    "流浪鳴狐"イナホ:こんこん
    "流浪鳴狐"イナホ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 4[1,3] → 4

    ”海の指”ヴェドラ:がんばり狐
    GM:またまた順調!
    "流浪鳴狐"イナホ:頑張るよ~
    "改宗選智"ギベオン:えらい!
    GM:探索量4/6!
    GM:ヴェドラ!
    ”海の指”ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 5[4,1] → 5

    ”海の指”ヴェドラ:フハハハハ
    GM:探索量 5/6!
    ”海の指”ヴェドラ:強靭!無敵!最強!
    ”海の指”ヴェドラ:とどめを刺すのだスールアンナッ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:さー、ここでどんな結果が出るかな?
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 6[1,5] → 7

    ”海の指”ヴェドラ:えらいっ!!
    GM:探索量 6/6
    "改宗選智"ギベオン:完璧だ...

    GM:……階段を降り、下層階へ。上層回とさほど変わらぬ環境ではあるが、
    GM:部屋の性質、通路の性質が違った。
    GM:上階は入り組んでおり、また、居住スペースと思われる場所が多かったのだが、
    GM:下層階は長い直線の通路が多く、部屋もまた、居住空間というよりは共有スペース──
    GM:例えば書庫。例えば倉庫。例えば、礼拝堂。
    GM:そういう雰囲気の部屋が多かった。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「つまり、たぶん……ここは下層階って言うより、〝1階〟なんだろーな。2階が居住区でさ」
    ”海の指”ヴェドラ:「となると、ちょっとした町とか村くらいの大きさじゃねーか? ここ」
    ”海の指”ヴェドラ:「神殿っつーより宗教都市みてーだ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どーだろ。村まではいかないかも知れないけど、町の区画ひとつくらいはあるかもな」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……うん、教祖のもとで共同生活を送ってた……みたいな雰囲気だねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……だとすると、こんなに安定した生活を送ってたやつらが」石壁をコンコンと叩く。
    ”海の指”ヴェドラ:「”何でいなくなった”かが、俄然気になる所だね」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ....なぜここまでの住居から突如として人が消えてしまったのか」
    ”海の指”ヴェドラ:「十中八九奥の奴に関係ありそうだね。探索も今日で大分進んだはずだ…」
    ”海の指”ヴェドラ:「運が良ければ、たどり着けるんじゃねーかな」
    GM:……運の話をするなら、あなた達はきっと幸運の部類だ。
    GM:少なくとも、この神殿にはトラップは無く──共同体の住む家に罠を仕掛ける道理もないが、
    GM:敵対的な存在も、ここまではいなかったし、
    GM:その空間を見つけた時も、大きな音を立てたり、叫んだりはしなかった。
    GM:一際広い空間だ。奥に祭壇。手前には石を掘って作ったのだろう椅子。
    GM:祭壇の間──と呼ぼうか。あなた達は祭壇の間、右手側のテラス部分にいる。
    GM:軽く埃を被った手すりに寄りかかれば、室内を一望できる位置。そしてあなた達の視線の右側──
    塚人:貴族の如き服を着て、祭壇傍の椅子に腰掛けた不死者アンデッド
    GM:そして、その更に後方にある、大がかりな両開きの扉が目に入るだろう。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「…………!」声を出さず、奥の玉座の骸骨を指差す。
    "流浪鳴狐"イナホ:「祭壇の、奥……一体何が、あるんだろうねぇ」聞こえない程度の声を意識しながら
    ”海の指”ヴェドラ:かなり高位のアンデッドのようだ。一旦全員に手旗信号ハンドサインで「待て」の指示を送る。
    "改宗選智"ギベオン:「彼が何者であるか...未だわかりませんがこの場では我々が侵入者です」
    "改宗選智"ギベオン:「祈らぬものかわからぬ間は敬意を忘れずに...」
    ”海の指”ヴェドラ:「解った。……ただ、一党全員の危険を管理するのが斥候スカウト野伏レンジャーの仕事だ」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレは念のため、姿を眩ましておく。この間覚えたとっておきだ……」
    ”海の指”ヴェドラ:ということで、アンデッドと対峙する前に、《透過》を使っておきたいです。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ん。……頼りにしてるねぇ、ヴェドラ君」透明となる前にそっと頭をぽんと撫でる。
    GM:ふむ、よろしい。
    ”海の指”ヴェドラ:基本p312!
    GM:よほどの不運でも無い限り、その呪文使用を察知されることはないでしょう。
    GM:とは言え、だ。お節介をひとつ。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……な、なぁ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あいつ……目玉、無くね……?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」確かにだ。
    ”海の指”ヴェドラ:《透過》の呪文は、視覚に頼らない・・・・・・・・ものには効果がない。
    GM:ここで怪物知識判定をどうぞ。
    GM:難易度は……14だ!
    "改宗選智"ギベオン:GS9 怪物知識判定
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 9[4,5] → 18

    "流浪鳴狐"イナホ:gs8 つ……強いぞっ
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[2,5] → 15

    ”海の指”ヴェドラ:GS9 怪物知識
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 4[3,1] → 13

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 7[4,3] → 18

    ”海の指”ヴェドラ:ヴェの字以外知っとる!
    GM:……この結果、ちょっと面白いな。
    GM:なるほど、ヴェドラ。君は知らなかったが故、知らない範囲での最適な選択を取ろうとしたのだ。
    ”海の指”ヴェドラ:確かにまだこいつアンデッド系のモンスターと戦ったことないんだよね
    GM:あれは、
    塚人ワイト アンデッド5 生命力30 呪文抵抗18 移動力10 先制力GS 知能:人並み モラルGS8>=13
    杖 達成値16 威力2d6+1 殴 回避17 装甲3 支援:呪文の威力+2 5m
    「ボス」統率者5
    「魔法視覚」視覚に関する不利な効果を受けない。
    「完全耐性(毒、病気、精神)」毒、病気、精神のダメージや効果を一切受けない
    「死霊術」5レベル 達成値18 呪文使用回数4回
     《屍爆》《悪疫》

    ■塚山、即ち太古の墳墓に埋葬されていた死人がよみがえったもの、
     元から魔導を修めていたからか、あるいは身分が高かったからか、周囲の使者を従えて操り、死霊術を操ることもできる。
     その強さから自ら望んで塚人に転じる魔術師もいるが、いささか本末転倒といえるだろう。
     多くは正気を失っているが、太古の王であった塚人が、狼から逃れて自らの墳墓に飛び込んだ若者に鋼の剣を授けたという逸話も残されている。
     時と場合によっては、幼子を拾い育てることもあるかもしれない。
     礼服を着用している。
    ”海の指”ヴェドラ:「エゴ――」呪文を行使しようとする、その直前。
    "流浪鳴狐"イナホ:「……いや……ヴェドラ君。気持ちは嬉しいけど、ちょっと待ってくれるかなぁ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:ポンと撫でた手を止める。注意を促す目線を送る。
    ”海の指”ヴェドラ:「……まさか」《透過》の詠唱を止める。
    "流浪鳴狐"イナホ:「見えてる・・・・……かもねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:呪文回数は有限だ。効果のない呪文を無駄に使用するべきではない。
    "流浪鳴狐"イナホ:「あの手の妖は、呪によって目覚めることが多いから……異なる知覚を持ってることが多いんだよねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ……ぶ、ね~~~……そっか、眼だけじゃないんだ。怪物は」
    ”海の指”ヴェドラ:「サンキュー。なら、このまま行こう」
    "改宗選智"ギベオン:「高位の術者は魔力の投射で周囲を判別しますからね...30mあるいは60m」
    "改宗選智"ギベオン:「ですがアンデットであれば小癒による浄化も可能でしょう」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……ってことは、俺達も余裕で射程内じゃ……?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「寝てんのかな……瞼もねえからわかんねえ……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「近づくまでは、動かないのかもねぇ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセーに頼ることになりそーだな。全力で守るから、でかい奇跡を頼むぜ」曲刀を握る。
    GM:──さて。
    GM:切り札のひとつとして覚えていた呪文、《透過》に対し──もっとも相性の悪い敵がいた。
    GM:これは、賽の目が悪かったと嘆く他は無いだろう。
    GM:怪物と向かい合い、戦うとなれば、賽の目の比べ合いだ。幸運に守られれば、勝ちを手にすることが出来るだろう。
    GM:だが。
    GM:あなた達にはまだ、〝賽の目に頼らず〟勝ちの確率を上げる手立てが──残っている。
    GM:それを行使するかどうかは、あなた達次第だが……ね。
    "改宗選智"ギベオン:「皆さん、私に一つ考えがございます」
    ”海の指”ヴェドラ:「どったのセンセー」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん~? それって?」
    "改宗選智"ギベオン:「イナホさんが東国出身ということでふと妙案が浮かびましてな」
    "改宗選智"ギベオン:「なんでも塩を魔除けとして用いるとか」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ははぁ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「!」ここは岩塩坑道だ。
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、塩は穢れを祓うものなんだよねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「わかった」
    ”海の指”ヴェドラ:「だからあいつ」
    ”海の指”ヴェドラ:「こっちに出てこれなかった・・・・・・・・のかも」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……………………」
    "流浪鳴狐"イナホ:「ただ、これは東国の常識……それがこっちで必ず通じるとは限らないけどぉ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「通じるなら、一つの戦略だねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、実証試験をしたわけでもなく単なる賭けに過ぎませんが」
    "改宗選智"ギベオン:「試す価値はあるかと」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、それなら……そうだなぁ」辺りを見渡しましょう。何か目立つものはありますか?
    "流浪鳴狐"イナホ:観察判定とかで…
    GM:ふむ、ではまず……そうだな。
    GM:各人、観察判定と第六感判定を一度ずつ行っていただこうか。
    ”海の指”ヴェドラ:GS9 観察
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 8[4,4] → 17

    "流浪鳴狐"イナホ:gs9 観察
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 9[5,4] → 18

    "改宗選智"ギベオン:GS6 観察判定
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 10[4,6] → 16

    "改宗選智"ギベオン:GS7 第六判定
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[3,2] → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:gs7 第六感
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[1,4] → 12

    ”海の指”ヴェドラ:GS8 第六感
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 4[1,3] → 12

    "流浪鳴狐"イナホ:仲良し
    ”海の指”ヴェドラ:オホホ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS10 観察
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 3[1,2] → 13

    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS10 第六感
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[3,2] → 15

    ”海の指”ヴェドラ:うおっ
    "改宗選智"ギベオン:イイ感じ!
    GM:お前が第六感で活躍してどうする
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:へっ
    ”海の指”ヴェドラ:ビビっと!スールアンナ
    GM:では、まず
    GM:観察についてだが──特にこれは、暗闇でも視界が通るギベオン、イナホが良くわかるだろう。
    GM:塚人の周囲には、人骨が散らばっている。頭蓋骨の数で推測すると、5人分か?
    GM:つまり。迂闊に突っ込めば、あの全てが立ち上がり、塚人に従いあなた達を攻撃する恐れがある。
    GM:そして、特に出目の高かったイナホ。
    GM:君の目に止まったのは、祭壇後ろの大扉──
    GM:の、近くにある小さな扉だ。
    GM:祭壇から数m程度、塚人から見て左斜め後方。
    GM:……悪い想像をすれば。あの先に墓所などあって、そこに大量の屍があったなら、
    GM:あなた達どころか、どれほどに優れた冒険者だろうが、ここで旅を終える羽目になるだろう。
    GM:だが。もし、あの扉の向こうが、まだ見つけていない通路に繋がっていて──
    GM:〝どこかの通路から塚人の近接距離まで直通で繋がる〟としたら?
    GM:……探索量
    GM:6/7
    GM:第六感については君達仲がいいね……
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:まぁ、俺がちょっとだけいい目を出したからな! 俺が思うのは……
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なぁ、ギベオン先生」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あそこにいるのってたぶん、死霊術とか使うアンデッドだよな?」
    "改宗選智"ギベオン:「はい、スールアンナさん」
    "改宗選智"ギベオン:「そうですね、生命分野教授の使用する生成するアンデットと一致しています」
    "改宗選智"ギベオン:「死霊術によるものとみて間違いないでしょう」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「例えばなんだけど、人を操って言うことを聞かせたり……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……天気を自由に変えたりするのって、死霊術なのか?」
    "改宗選智"ギベオン:「やはり皆さんは良い視野をお持ちだ」
    "改宗選智"ギベオン:「その通り、天候の変化や魅了の術は真言呪文による作用です」
    ”海の指”ヴェドラ:「……別の術師がいるかも知れない……ってこと?」
    "改宗選智"ギベオン:「その通り」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「わかんねー。わかんねーんだって。でも、」
    "流浪鳴狐"イナホ:「一応、天候に関しては精霊に好かれていればその限りじゃないけどぉ……どちらにせよ、その通りだねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺はさ、森人だし、あんたらほどちゃんと神様とか信じてねーけど、でも」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……もし、あいつが俺達に気付いてて、でも襲ってこないんだとしたらさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「もしかして、なにか──」
    GM:……攻撃手段をひとつ、解禁しよう。
    GM:この戦闘においてのみあなた達は、塚人に対し主行動を用いて、「交渉:」で攻撃を行うことが出来る。
    "改宗選智"ギベオン:おぉ!
    GM:任意の交渉手段を用いて、それに対応する能力+集中+技能。これを、〝怪物の知能による判定〟と対抗させ
    GM:勝利した場合は、達成値-装甲値をダメージに。敗北した場合は、達成値/2-装甲値をダメージとする。
    GM:とは言え、ひとつ言うならば。
    GM:背後から後頭部をぶんなぐった後で色仕掛けをしかけて、それで靡くアンデッドはいるまい。
    GM:交渉を図るならば、手段と場を整えることだ。
    GM:情報は、以上。
    ”海の指”ヴェドラ:フーム
    "流浪鳴狐"イナホ:「……なるほどねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「じゃあ私からも~。見てわかる危険が一、それと……危惧と希望が一つずつ。どれから聞きたいかなぁ?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「まあ、1つ目に関しては先生も気づいてると思うけど……」
    "改宗選智"ギベオン:「ではまず目に見える危険から共通認識のすり合わせを行いましょう」
    "改宗選智"ギベオン:「それで構いませんね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、賛成だよぉ」
    ”海の指”ヴェドラ:頷く。「二人には何が見えてる?」
    "改宗選智"ギベオン:「足元の散骨、私にはそれはかの塚人ワイトの護衛だと感じます」
    "改宗選智"ギベオン:「正確な数はイナホ嬢よりお願いします」
    "流浪鳴狐"イナホ:「頭蓋の数で言えば、5人分だねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「人骨のように見えるから……立ち上がってくるって考えた方が良いかも」
    "流浪鳴狐"イナホ:「もちろん、そうじゃなかったらいいんだけど……目に見える危険を認識しておくのは大事だからねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「立ち上がってこなくても、触媒になるかも知れないしね。死霊術の」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、その類の術は話には聞くから注意しないとねぇ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「それと……あの後ろの扉は見えるかなぁ?」大扉の傍を指す。
    ”海の指”ヴェドラ:「何とか。あれが”希望”?」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、危惧でもあるけどねぇ」
    "改宗選智"ギベオン:「ふむ...」大扉の傍へ松明を伸ばす
    "流浪鳴狐"イナホ:「あそこがもし墓所として用いられていた場所だったら、近づいた途端大変かもしれないから」
    "流浪鳴狐"イナホ:「でも裏を返せば……墓所でなく通路で~、あの場所に通じる道を見つけたら、どうなるかなぁ?」
    "改宗選智"ギベオン:「ふむ....」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……だから、危惧と希望だよぉ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「少し、探索してみてもいいかもねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「探索して襲撃の準備を整えるか……スールアンナの言う”何か”に賭けるか」
    ”海の指”ヴェドラ:「あの塚人に理性があるなら、襲撃してからすぐに話はできそうにない。多分、決め打ちする必要がありそうだな……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……言っとくけど俺のは、ただの勘だぞ? アンデッドと話なんかしたことはねーし」
    ”海の指”ヴェドラ:「それだけ解ってる奴がわざわざ言うんだ。オレはスールアンナの勘も信用する」
    "改宗選智"ギベオン:「塚人ワイトはかつて墓所へ飛び込んだ勇気ある若者に鋼の剣を授けた逸話があります」
    "改宗選智"ギベオン:「我儘ではありますがここは彼の土地です」
    "改宗選智"ギベオン:「そちらより攻撃の意図が無いのであれば私も最低限の礼は通したい」
    "改宗選智"ギベオン:「まぁ、貴人であるならこの中の一人を”使者”として立てる必要がありますがね」
    "流浪鳴狐"イナホ:「きっと意志は硬いだろうけど……そうだねぇ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……何かあっても責任とれねーかんな」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「失敗したらみんなそろって、あそこの骨の仲間入りだぞ」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレはこの一党に賭けたんだ。後悔はない」
    ”海の指”ヴェドラ:言い切る。
    "流浪鳴狐"イナホ:「……それなら、私に運命を委ねてくれるかなぁ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……いける? イナホ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふぅ、礼儀作法は身に着けてるんだぁ」
    "改宗選智"ギベオン:「でしたら私の礼服を使われませんか?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「丈、合うか?」
    "改宗選智"ギベオン:「男物ですが問題ないでしょう」
    "改宗選智"ギベオン:「大柄に見えますが私のはほとんど冬毛ですので」
    "流浪鳴狐"イナホ:「はへぇ……うん、同じ狐人同士だから大丈夫かなぁ」
    "改宗選智"ギベオン:「何とも奇妙な事になりましたがこれはこれで面白い土産話になるでしょう」
    "流浪鳴狐"イナホ:「うん、それじゃあ……始めてみよっかぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:生きますか……交渉で!
    "改宗選智"ギベオン:おーー!
    GM:……では。
    GM:交渉に向かうのに〝隊列〟という言い方もおかしいが、隊列を決めてもらおう。
    GM:先頭はイナホになるだろうとして、後続はどれくらいの距離でついていくかね?
    GM:特に何も希望がなければ、5m程度で良かろうか……とは思うが。
    "改宗選智"ギベオン:5mの位置にいましょう
    ”海の指”ヴェドラ:こちらも5Mで。ギベオン先生と並んで臣下のような感じで行きます
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:なら、同じく5m後方だ。ひとりだけ下がってる訳にもいかないもんな
    GM:よろしい。

    決戦


    GM:……あなた達が選んだのは、対話という戦いだ。
    GM:身形を整え、刃は鞘に収め、
    GM:背筋を伸ばし粛々と、身を隠さず正面から、あなた達は歩いていく。
    塚人:「……………………」
    塚人:白骨化した指を、虚空に振る。
    骸骨達:躯が自ら組み上がり、5体の人骨の形を取る。
    遭遇距離 塚人ワイト 弓骨人スケルトンアーチャー1 弓骨人スケルトンアーチャー

    5m

    骸骨スケルトン1 骸骨スケルトン2 骸骨スケルトン

    5m

    〝流浪鳴狐〟

    5m

    〝改宗選智〟〝海の指〟〝雷鳴弓士〟
    GM:では、
    GM:これは交渉だが戦いである故、戦いらしく始めよう。
    GM:不意打ちはお互いに無い。交戦距離は決定した。ならば。
    GM:行動順!
    "改宗選智"ギベオン:ウォォォォォ!
    塚人:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 6[5,1] → 6

    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホのイニシアチブを2D6(→ 5)に変更(8 → 5)
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンのイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(6 → 7)
    骸骨達:1d6 骸骨系すべて
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 10)に変更(9 → 10)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 10[4,6] → 11

    "流浪鳴狐"イナホ:皆早いな~
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:手加減して、行動値を4にするぜ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:イナホに最初の言葉を任せた!
    GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナのイニシアチブを4に変更(8 → 4)
    "流浪鳴狐"イナホ:わーい!
    GM:では

    ラウンド1


    GM:まずは手番、ヴェドラからだ
    ”海の指”ヴェドラ:此方も手加減!
    ”海の指”ヴェドラ:行動値を4にし、最初の交渉をイナホに任せます。
    GM:ふむ。他に行動値を変えるものはいないな?
    "改宗選智"ギベオン:大丈夫!
    GM:では、そうなると
    "流浪鳴狐"イナホ:先生からかな
    GM:手番は行動値7,ギベオンとなる
    "改宗選智"ギベオン:では主動作使いつつ名乗りと使者に話を振りましょう
    GM:ならば、どの交渉を用いるか選択し、該当能力+集中で判定をどうぞだ
    "改宗選智"ギベオン:交渉:説得でいきましょう
    GM:ならば知力!
    "改宗選智"ギベオン:GS5
    GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 6[5,1] → 11

    ”海の指”ヴェドラ:強い
    塚人:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 9[6,3] → 19

    GM:では……抵抗成功。達成値/2-装甲3だから
    "流浪鳴狐"イナホ:3点かな?
    GM:塚人の負傷数を3増加(0 → 3)
    "流浪鳴狐"イナホ:よしよしっ
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    塚人:手番だ。
    塚人:移動はしない。主行動で《悪疫ポックス》を使用する。
    "改宗選智"ギベオン:「我々はノールベイト羅針団! 故あって貴殿の地に迷い込みましたが敵対の意思は無く使者を立てた!」
    塚人:達成値は18.PC陣営4人全てを巻き込む配置で発動し、
    塚人:体力反射による抵抗に失敗したものを病毒に冒す。即座に消耗1だ
    "改宗選智"ギベオン:「死人なれど礼節に通じるなら使者を傷つける行いはされますまい!」
    塚人:「……………………」
    塚人:「『毒液、粘液、病毒の王、触れ得ざるもの、小さな杖に非ずして命なきもの』」
    塚人:呼びかけへの応えは、呪詛である。
    ”海の指”ヴェドラ:体力反射
    ”海の指”ヴェドラ:GS4>=18
    GoblinSlayer : (GS4>=18) → 4 + 7[1,6] → 11 → 失敗

    "流浪鳴狐"イナホ:gs4
    GoblinSlayer : (GS4) → 4 + 10[6,4] → 14

    ”海の指”ヴェドラ:駄目ッ
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    塚人:あなた達へ忍び寄る言葉の呪いは、肺腑を蝕む病毒──
    "改宗選智"ギベオン:GS7 抵抗
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 10[4,6] → 17

    "改宗選智"ギベオン:惜しい!
    ”海の指”ヴェドラ:(……!)振りかかる悪疫に、咳を必死に耐える。
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの消耗を1増加(0 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:先生惜しかったな~
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS3
    GoblinSlayer : (GS3) → 3 + 5[3,2] → 8

    "流浪鳴狐"イナホ:「(は、ぅ”っ……随分な歓迎だなぁ)」
    GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの消耗を1増加(0 → 1)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「──! っげふ、かふっ……!」口元を抑えて咳き込む。
    塚人:「使者を名乗る者に返答しよう」
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンの消耗を1増加(0 → 1)
    塚人:「私はこの地の主ではなく、そして使者を招き入れた覚えもなく」
    塚人:「故に使者への礼を強要される理由は無いものと存ずるが、如何に」
    GM:……手番、行動値5のイナホだ。
    "流浪鳴狐"イナホ:交渉:説得を試みます。礼儀作法と礼服によって礼儀の姿勢は見せていますが、ボーナスなどはあるでしょうか?
    "改宗選智"ギベオン:「ひゅぅ....(頼みましたよイナホ嬢)」
    GM:ふむ。礼儀作法は乗るとしましょう。礼服は……この場合、ボーナスは乗らないが、
    "流浪鳴狐"イナホ:ありがとうございます!
    GM:大きな失敗があったとして、それを挽回できるのが身形だ。つまり
    GM:万が一に大失敗をしたとしても、それで塚人が怒り狂うようなことはなくなる、とする。
    "改宗選智"ギベオン:やったー!
    "流浪鳴狐"イナホ:やった!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 4[2,2] → 13

    "流浪鳴狐"イナホ:うぇ~ん
    "流浪鳴狐"イナホ:虐めるよぉ
    "改宗選智"ギベオン:祈念使ってもいいかも
    "流浪鳴狐"イナホ:たしかに
    ”海の指”ヴェドラ:ここは使いどころでしょう
    "流浪鳴狐"イナホ:では……使います!
    "流浪鳴狐"イナホ:MCPI$7
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 7[6,1] → 7 → 成功, 因果点:7点 → 8点

    ”海の指”ヴェドラ:しゃあああああ
    "改宗選智"ギベオン:ヨシ!
    GM:成功させよったか……ならば
    塚人:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 6[4,2] → 16

    GM:達成値18の大成功、装甲3を引いても15
    ”海の指”ヴェドラ:大成功で効力値+5 18だから……こちらの勝利だ!やったぜ!
    GM:塚人の負傷数を15増加(3 → 18)
    "流浪鳴狐"イナホ:「ふぅぅ……」息を吐く。スイッチを入れる。切り替える。
    "流浪鳴狐"イナホ:金色の薄目が開き、塚人を捉える。
    "流浪鳴狐"イナホ:「某は東方より出で、現在いまはノールベイト羅針団として運命と共にする者……故、東方流の礼儀にて挨拶を。」
    "流浪鳴狐"イナホ:「名を狐塚こづか 流浪鳴狐るろうなるこ 稲穂いなほ、某は貴殿との対話を望む者」
    "流浪鳴狐"イナホ:刀を眼前へと備え、膝をつく。自らの魂を差し出し、争いを望まぬ姿勢を見せる。
    塚人:「コヅカルロウナルコイナホ」
    塚人:「コヅカルロウナルコイナホ……?」
    "改宗選智"ギベオン:「(よし、興味を引き出した!)」
    "流浪鳴狐"イナホ:「イナホとお呼びくだされば、構いませぬ。揺れる稲穂のような尾から付けられた名」
    "流浪鳴狐"イナホ:「この地の主に在らずとも、話の通ずる相手とお見受けします」
    "流浪鳴狐"イナホ:「それ故に無益な争いを望まぬのならばどうかその見えぬ刃、終いにしていただけると幸いに存じます」
    塚人:「否」
    塚人:「長い名の乱入者よ。ノールベイト羅針団の肩書きとその名、いずれを重きに置くかは知らないが」
    塚人:「私は無益な争いを好まぬものではなく」
    塚人:「そしてこの争いは有益なものであると心得る」
    塚人:「対話を望むと言うならば、問うが」
    塚人:「そもそも貴君らは、いかなる目的を以て私の前に立ったのか」
    "流浪鳴狐"イナホ:「無断で立ち入った事はお詫び致します。其は、人の身では耐えられぬ吹雪を凌ぐ為でありました」
    "流浪鳴狐"イナホ:「して、如何なる目的を以てここに立つかと聞かれたならば……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「導かれたからであると申しましょう。真言術の手にて、この道へ通ずる壁を破壊するよう命じられ、この道を発見したが故に」
    塚人:「よろしい。つまり貴君らは、あの忌々しい声に従い」
    塚人:「この先にある呪詛を地表へばら蒔く為に、此処に在るというわけだ」
    ”海の指”ヴェドラ:(忌々しい声……オレたちを誘った奴とこの塚人は、敵対関係にあるのか……?)
    塚人:「目的が明確であり、少なくとも、交渉のテーブルへ乗せるべきものは定まったが」
    塚人:「私としては到底、それは受け入れられぬことだよ」
    塚人:「貴君らもこの地にて朽ちたまえ」
    GM:手番、行動値4……
    "流浪鳴狐"イナホ:「どちらの答えにも、否……そう答えさせていただきたいものですが」
    "流浪鳴狐"イナホ:がんばれ~
    骸骨達:骸骨達は問答を静観する。命令されぬ限り、動くことはあるまい。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ヴェドラ、先を譲るよ
    ”海の指”ヴェドラ:では……動きます!
    ”海の指”ヴェドラ:こちらも交渉:説得で判定。
    ”海の指”ヴェドラ:GS6
    GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 8[4,4] → 14

    "改宗選智"ギベオン:いいぞーー!
    ”海の指”ヴェドラ:結構良い出目!
    骸骨達:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 4[3,1] → 14

    ”海の指”ヴェドラ:おおっ
    GM:受動有利の法則……!
    ”海の指”ヴェドラ:クソ~~!!
    "流浪鳴狐"イナホ:惜しい!
    "改宗選智"ギベオン:でも通りは悪くない!
    ”海の指”ヴェドラ:7点から3点引かれて4ダメか
    GM:そうなるな、うむ
    GM:塚人の負傷数を4増加(18 → 22)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:先に俺も判定! 実は交渉:説得と礼儀作法があるぜ
    ”海の指”ヴェドラ:おっ!
    "改宗選智"ギベオン:スールアンナちゃんえらい!
    "流浪鳴狐"イナホ:なんだって!強いぞ~!
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 2[1,1] → 11 → 大失敗

    "流浪鳴狐"イナホ:可愛いぞ~!
    ”海の指”ヴェドラ:ゴギャ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:イナホの礼服がなければ即死だったぜ……
    ”海の指”ヴェドラ:おっぶ ね~~~
    "改宗選智"ギベオン:良かった....
    GM:大失敗ではさすがにダメージは……入らぬ!
    ”海の指”ヴェドラ:「……先程、貴方は”忌々しい声”と言いましたよね」
    ”海の指”ヴェドラ:「なら、オレたちが代わりに声を止められるかも知れません。その代わり、ここを通しては頂けませんか」
    ”海の指”ヴェドラ:特筆すべき礼儀作法ではない。しかし、実直に、欺かず、阿らず、誠意を以て塚人と接する。
    塚人:「その申し出が、声に唆されてのものではないと確信する術を、私は持たない」
    塚人:「この扉を開き、貴君らを迎え入れ──中にある者を解き放ち」
    塚人:「この地の冬を、更に凍てつかせようという企てではないと」
    塚人:「貴君はいかにして示す──?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あー、もーっ! 違うって、俺達はそんなつもりじゃなくってっっ!」
    ”海の指”ヴェドラ:(まずッ――)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺達は、ただ外に出たいんだって! ……扉の向こうとかどうでもいいから!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「出口があったら、そこを通りたいだけなんだってば!」
    塚人:「……………………」
    塚人:「………………」
    塚人:「…………」
    塚人:沈黙。
    塚人:肉も皮膚も無い顔には、当然だが表情なぞ浮かばない。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ぁっ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「――非礼をお許し下さい!」沈黙を破るように、一歩前に出る。
    塚人:骨の指がカタカタと、玉座の手すりを打つ。
    塚人:カタカタと、顎の骨を打つ。
    "流浪鳴狐"イナホ:「非礼、深くお詫びします。無論──我らが本懐は採掘に訪れた、その本隊を送り届ける事」
    ”海の指”ヴェドラ:「……仲間たちは坑道を彷徨い、疲弊しております」
    ”海の指”ヴェドラ:言って、イナホに交渉の先を継ぐ。
    GM:……ラウンド終了処理。継戦カウンターが進む。
    GM:継戦カウンター3,それに加えて。
    GM:本来、1ラウンドとは30秒程度の扱いだが、この言葉の戦いは、そのように迅速には進まない。
    GM:じっとりと粘つく汗を掻きながら、頭の隅から言葉を絞り出す戦いだ。
    GM:1ラウンド、そうだな……1時間ほどとしようか。
    GM:故にあなた達には、病毒の進行とも戦ってもらう。
    ”海の指”ヴェドラ:ぐお~~
    "流浪鳴狐"イナホ:うおおん
    GM:体力持久+冒険者レベル、目標18
    "改宗選智"ギベオン:うぉー!
    GM:成功すれば病毒は治癒。失敗したら消耗1!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs5
    GoblinSlayer : (GS5) → 5 + 9[3,6] → 14

    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホの消耗を1増加(1 → 2)
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS4
    GoblinSlayer : (GS4) → 4 + 10[6,4] → 14

    ”海の指”ヴェドラ:GS10>=18
    GoblinSlayer : (GS10>=18) → 10 + 5[1,4] → 15 → 失敗

    GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの消耗を1増加(1 → 2)
    "改宗選智"ギベオン:GS6>=18 体力持久
    GoblinSlayer : (GS6>=18) → 6 + 10[6,4] → 16 → 失敗

    ”海の指”ヴェドラ:ぐはーッ
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンの消耗を1増加(1 → 2)
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(1 → 2)
    "改宗選智"ギベオン:グワーッ!

    ラウンド2


    GM:行動順決定!
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 10)に変更(10 → 10)
    "流浪鳴狐"イナホ:"流浪鳴狐"イナホのイニシアチブを2D6(→ 12)に変更(5 → 12)
    "改宗選智"ギベオン:"改宗選智"ギベオンのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(7 → 8)
    "流浪鳴狐"イナホ:草
    ”海の指”ヴェドラ:さっき出せ!
    "流浪鳴狐"イナホ:17です
    塚人:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 8[3,5] → 8

    "改宗選智"ギベオン:戦え...戦え...
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1
    GoblinSlayer : (GS1) → 1 + 9[4,5] → 10

    骸骨達:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 1

    GM:よろしい、ならば
    GM:イナホ、あなたからだ
    "流浪鳴狐"イナホ:交渉だ……!
    ”海の指”ヴェドラ:頑張れ~~~!!
    "改宗選智"ギベオン:いけーーー!
    "流浪鳴狐"イナホ:gs9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 6[4,2] → 15

    "流浪鳴狐"イナホ:頑張りたかったな~~~!
    ”海の指”ヴェドラ:うまいぞ交渉
    塚人:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 4[1,3] → 14

    塚人:むっ
    ”海の指”ヴェドラ:うおおおおおおおおおおお
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~~~~!
    "改宗選智"ギベオン:でも良い!
    GM:と、いうことは……15-3
    GM:塚人の負傷数を12増加(22 → 34)
    ”海の指”ヴェドラ:倒れる!
    GM:……説得に成功する。
    GM:即ち。
    GM:あなた達の、言葉の勝利だ!
    "流浪鳴狐"イナホ:やった~!
    "改宗選智"ギベオン:やったー!
    "流浪鳴狐"イナホ:「故、我らは代表としてこの地に参った次第……加え」
    "流浪鳴狐"イナホ:「声を放てはならぬと感じた事も先へ進む理由の一つ。現在いま、この地には多くの人々が行き交います」
    "流浪鳴狐"イナホ:「某に聞こえた声は、この道を拓いた頃には影響は薄れておりました。しかし……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「再びかどわかさんとした声が聞こえたのならば、その時には何が起こるかはわかりませぬ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「どうか、我らを通してはいただけませぬか。誠意を感じられぬというならばこの刀、魂の代わりといたしましょう」
    塚人:「その刀を置き、押し通り、その後に何をする」
    "流浪鳴狐"イナホ:「声が邪なる者ならば、鎮めましょう。この道先に人里が待つのならば、皆を連れて帰還致しましょう」」
    "流浪鳴狐"イナホ:「我らがせんとすることはこの地に眠る死者を悪戯に傷つけることではありませぬ。ただ、この地の平穏を望むのみ。」
    塚人:「……望むばかりでは、何も叶わぬさ」
    塚人:「この空洞の眼窩であろうと──いや、空洞の眼窩が故に、肉の身より良く見える」
    塚人:「白磁等級が二人、黒曜等級が二人か?」
    ”海の指”ヴェドラ:「!」
    塚人:ぷつっ──
    塚人:骨の指が、彼の纏う服の内に伸び、しつけ糸を引き千切る。
    塚人:そうして、からりと床に投げだされたものは、
    塚人:紅玉等級の、認識票である。
    "改宗選智"ギベオン:「よもや..........」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレたちより、ずっと上の……」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……なるほど、貴殿も……」
    塚人:「望みを口にし、夢を見たところで、賽の目の回らぬ日は訪れる」
    塚人:「故に私は土の壁で行動を閉ざし、この玉座に腰を下ろした」
    塚人:「断言しよう。貴君らでは、この先の怪を討ち果たすことは出来ぬ」
    塚人:「そして貴君らが、〝あれ〟の支配を受けたままに地上に解き放たれたなら──」
    塚人:「いかなる企ての尖兵となるか、私には予想が付かぬ」
    塚人:「だから、ここで死んで欲しいのだ」
    塚人:「確実に死んで、ここで終わりとなるならば」
    塚人:「少なくとも貴君らが、世界に厄災を齎すことはなくなるのだから……」
    ”海の指”ヴェドラ:「……だったら」ぽつりと呟く。
    ”海の指”ヴェドラ:「どうして、オレたちを。最初に……撃たなかったんですか」
    ”海の指”ヴェドラ:「最初から、見えていた・・・・・んじゃないんですか」
    塚人:「単純な話だとも」
    塚人:「〝万が一貴君らが強かったら〟どうする?」
    塚人:「既に仲間達は、衣服の一片すら残らぬ躯と成り果て、此処に言葉持つものは私ひとりである」
    塚人:「私は貴君らが弱り果てるまで、手を出すつもりはなかったのだ」
    ”海の指”ヴェドラ:……ああ。
    ”海の指”ヴェドラ:彼は、まだ。冒険者なのだ。
    ”海の指”ヴェドラ:このような姿になっても。策を練り、知恵を信じ、賽を拒む。だからこそ紅玉等級まで上り詰めたのだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:何も言えなかった。
    "改宗選智"ギベオン:「それほどまでの怪物を抑える貴殿の行いに敬意を表します」
    "改宗選智"ギベオン:「しかし玉座に座して得られるのは先延ばしと停滞だ」
    "改宗選智"ギベオン:「冒険者であったのなら....先達であれば今一度!」
    ”海の指”ヴェドラ:「センセー……」
    "改宗選智"ギベオン:「我らに賭けなさい!」
    ”海の指”ヴェドラ:「……オレからも、お願いします!先輩!」何も言えなかった、その顔を上げる。
    "流浪鳴狐"イナホ:「……土壁は拓かれました。」
    "流浪鳴狐"イナホ:「声は再び、蘇りました」
    ”海の指”ヴェドラ:「まだ、この土地の……ノールベイトのために祈って、念じてくれるなら!」
    ”海の指”ヴェドラ:「貴方はまだ、言葉持つ者プレイヤーなんだ……!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「なればこの先の怪を放っては──手遅れとなる事すら有り得てしまう」
    塚人:「この身は既に祈りを持たぬ。賭すに値する何をも持たぬ──」
    "流浪鳴狐"イナホ:「吹雪は二晩、三晩と続いております。ならば声が地上へ及び、魅了される者が何を起こすか……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……クラム・フロウ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:床に投げ捨てられた認識票を、拾い上げる。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「クラム・フロウか。〝宝刀貴族〟、どっかの田舎貴族の末っ子……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「名前だけ、ちょっと聞いたことあるよ。生きてるころのあんたに、会ったことはないけど」
    塚人:「……………………」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……あんた、もしかして……ちょっと臍曲げてるのかな」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺達が貴族のお偉いさんに会うみたいに、仰々しく頭を下げてさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「上で楽しくやってた仲間みたいに、気安く声をかけなかったから」
    ”海の指”ヴェドラ:「スールアンナ……」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「わりぃ。……と、さっきも話の腰折って悪かった」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺を信じてくれとはいえねーけどさ、そっちの先生はすっげえ賢いし」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「イナホは、ふにゃふにゃしてるみたいで実は案外しっかりしてるし」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ヴェドラは、ヴェドラだ。世界一の斥候になるとか言ってる筋金入りのバカ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「たぶん俺達まだ、あんたの生きてた頃よりは弱いかもしんねーけどさ」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「これでも結構、いいメンツ揃ってんだぜ?」
    塚人:「……………………」
    塚人:「イナホ、は聞いた。ヴェドラというのは、どちらだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「……オレ、です」
    ”海の指”ヴェドラ:「”海の指”、ヴェドラ。…………」
    ”海の指”ヴェドラ:「……世界一の斥候になる男です」
    塚人:「白磁級で異名持ちか。それとも流行りの……自分で名乗りを決めた口か?」
    ”海の指”ヴェドラ:「自分で決めて、自分で名乗ってます」
    ”海の指”ヴェドラ:「いつか……オレの指は、海の向こうに届く。そう思ってます」
    塚人:「そちらの獣人パットフットの男は?」
    "改宗選智"ギベオン:「鼎の魔術学院、造形学講師ギベオン・ユークテス」
    塚人:「学院──まだあの学び舎は栄えているのか?」
    "改宗選智"ギベオン:「知識の灯りは絶える事なく、鼎の脚たる学び子は過去よりも進みを積み重ねています」
    "改宗選智"ギベオン:「そしてその探究の指は北へと”今”伸びたのです」
    塚人:「探求の手は時に、不都合な真実を暴き立てる」
    塚人:「そうと知って貴君らは、なぜ知を貪り続けるのだ」
    "改宗選智"ギベオン:「人々の理性が無秩序な覚知を抑制すると信じているが故」
    塚人:「……………………」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺は──」
    塚人:「森人は良い」
    ”海の指”ヴェドラ:「えっ」
    塚人:「あいつらは何百年生きても変わらん」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おい!!!」
    ”海の指”ヴェドラ:「あははは!こいつはスールアンナです」
    塚人:ぎぃ……骨が軋む音と共に、塚人が立ち上がる。
    ”海の指”ヴェドラ:「ちょっとおっちょこちょいだけど、頼れる、オレたちの仲間です」
    塚人:手にした杖を一振りすると、それは、
    塚人:波打つ炎の如き刃を持つ、ひとふりの剣へと姿を変えた。
    塚人炎紋剣フランベルジュ
    塚人:その長い柄を両手で持ち、塚人は、
    "流浪鳴狐"イナホ:「……」刀は眼前、何をするかを見つめる。
    塚人:後方の大扉──その閂を、ひとふりに叩き斬った。
    ”海の指”ヴェドラ:「……”宝刀、貴族”……」その異名の意味を。
    塚人:からん からん からん
    塚人:剣先を床に引きずって、塚人は扉の中へ歩いていく。
    "流浪鳴狐"イナホ:「……ふぁぁ……」ホッとしたように息を吐いて
    ”海の指”ヴェドラ:「……待って!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「お、追っかけるぞ!」
    "改宗選智"ギベオン:「気を抜くのはまだ早いですよ」イナホに手を差し出し共に進む
    "流浪鳴狐"イナホ:「いやぁ、もう……久々にあんな喋り方したからぁ」
    "流浪鳴狐"イナホ:差し出された手を取ると立ち上がり追いかける
    ”海の指”ヴェドラ:「イナホは後でさっきの喋り方について絶対聞かせて貰うからね!でも今は――」塚人――クラム・フロウの後を追いかけると。
    GM:大扉の奥は、人の手の入らぬ洞窟に戻っていた。
    GM:かなりの広さがある。
    GM:松明で照らしてみれば、天井までの高さは──十数m? いいや、もっとあるやもしれない。
    GM:一方で、その奥行は狭いから、
    GM:ほんの数歩も踏み込んでみれば、突き当たりに聳え立つ氷塊が目に入っただろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「これは……」防寒着を突き刺してくる寒さに身を凍えさせる。
    GM:それは
    GM:怪物を内に封じ込めた、氷の壁であった。
    GM:二足歩行の骨格。背に翼、長大な尾。爬虫類の如き頭部。
    GM:しかし、その体躯は、この広い洞窟の、天井に届くほどもあるのだ。
    GM:異様な巨躯の、蜥蜴人の躯であった。
    GM:……翼を得て、少しだけ竜に近づいた怪物の。
    ”海の指”ヴェドラ:「ドラゴン。じゃ、ないのか……?」
    "改宗選智"ギベオン:「竜......いや、これは」
    "流浪鳴狐"イナホ:「蜥蜴、人……?」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「────────」口をあんぐり開けてぱくぱくさせながら、氷壁を見上げている。
    塚人:「竜になぞ成れる筈が無いと、私は思う」
    塚人:「だが、近づいた者はいたのだ」
    塚人:「あらゆる邪法、外道に手を染め、それが故に討ち果たされたものが」
    塚人:「眠りの末に僅かながら、人を誑かすまでには力を取り戻した」
    塚人:「これを神と崇めた者もいる」
    塚人:「魔神であるとした者もいる」
    ”海の指”ヴェドラ:スールアンナの言葉を思い出す。
    ”海の指”ヴェドラ:『……それか、箸にも棒にも掛からない半端なやつか、だな』
    ”海の指”ヴェドラ:まさしくそれは、”半端”だった。
    塚人:「博打に興じようか」
    GM:と、塚人が言った。……それに僅かに遅れるように、
    GM:聞こえてくるだろう。
    GM:「あっちか!?」「くそ、だだっ広いなここ……!」「白墨、チェックありました!」「進め進めー!」
    塚人:「実を言うと……分はあるのだ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……?」この声は……と耳を澄ませる。
    塚人:「魅了カリスマは範囲の狭い呪文だ。多くの人数を操るというならば」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」一人、塚人を見据えている。
    塚人:「いかなる存在であれ必ず、〝回数を重ねる〟必要がある筈だ」
    塚人:「そして、その乱発の後に僅かにでも、天候ウェザーコントロールの制御が乱れたならば」
    〝雪崩のヘイリア〟:「無事か!?」
    〝雪崩のヘイリア〟:ドゴォン! と景気よく玉座を〝地下から蹴り飛ばして〟、
    〝雪崩のヘイリア〟:ヘイリア率いる羅針団──発破部隊が雪崩込む!
    "改宗選智"ギベオン:「貴殿、生前に良い性格をしていると言われたことはないか?」苦笑い混じりだが確かに楽しんでいる
    "流浪鳴狐"イナホ:「もう~、こんなに説得に苦労したのにぃ……うぅん、でも……」
    塚人:「博打のコツは、確実に勝てる馬に大きく張ることだが」
    "流浪鳴狐"イナホ:「最高だねえ」
    ”海の指”ヴェドラ:背後の発破部隊の音響を聞きながら。
    塚人:「大穴に勝ちの目が出たならば、そちらも幾分か買うことだ」
    塚人:「とは言え、貴君らが病に伏せり、立つことすら出来なければ」
    塚人:「朽ちた我が魂を動かす言葉を、持ち合わせていなければ」
    塚人:「私は貴君らを力無きものと断じ、殺す為に力を尽くしただろう」
    ”海の指”ヴェドラ:「……それでも、やられっぱなしは性に合わない」病毒に冒された体を押し、クラムに歩み寄る。
    ”海の指”ヴェドラ:「もう一回賭けをしよう。クラム・フロウ」
    ”海の指”ヴェドラ:自身の宝物――火酒を、そう言って懐から差し出す。
    塚人:「賭け事は強いぞ」
    ”海の指”ヴェドラ:「知ってるさ。でも、これはきっと気に入るはずだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「賭けの内容は」氷塊を指さす。「こいつをオレたち……いや、冒険者みんなで、何とかすること」
    ”海の指”ヴェドラ:「賞品はこいつ」酒を指さす。
    ”海の指”ヴェドラ:「オレの宝物だ。預けとく」
    ”海の指”ヴェドラ:「勝手に飲むなよ、先輩」
    塚人:受け取ったその手が、親指が──
    塚人:ぽん、と酒の蓋を押し開けた。
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ。ちょっと!」
    塚人:勝手に飲むなよ。その言葉が聞こえなかったかのように、塚人は酒を口に注ぎ──
    塚人:「はっはっは」
    塚人:「舌が無くては味もわからん」
    塚人炎紋剣フランベルジュを、振るった。
    塚人:自らの頭蓋へ向けて。
    ”海の指”ヴェドラ:「――クラム!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「な、っ……!?」
    塚人:「〝美味だった〟に賭けてやる」
    塚人:「俺は、博打に強い──」
    塚人:ざらっ…… 骨の体は、一時に年月を経たように朽ちて、
    塚人:後に残されたのは一着の礼服と、彼の異名の由来たる炎紋剣フランベルジュ
    塚人:役割を終えた地下の番人。その最後の笑声は、幻聴のように地下に木霊した──。
    ”海の指”ヴェドラ:「……くそ、あの野郎」天を向く。
    ”海の指”ヴェドラ:「一杯・・喰わされた」
    ”海の指”ヴェドラ:涙が頬を伝った。
    "改宗選智"ギベオン:「もし本当に勝負に乗ったとしてもキミが勝ちますよ」
    "改宗選智"ギベオン:「信じた方を”表”にできるんですから」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「貴族の末っ子で冒険者だ。ろくでもない奴だったんだろーな……へっ」
    ”海の指”ヴェドラ:「先生……オレ、あいつのこと、最初、騙し討ちしようとしたんだ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「賭けに勝って、謝るつもりだったのに……」涙を拭う。
    ”海の指”ヴェドラ:「……そうだね。次は」空の酒瓶を、剣に供える。「オレたちが勝つ」
    "改宗選智"ギベオン:「此度の賭けは賽でなく硬貨なれば.....負ける道理はありません」氷塊の怪物を静かに見据える
    "流浪鳴狐"イナホ:「……あはぁ、うんうん。」
    "流浪鳴狐"イナホ:「じゃあ、勝とうか」
    "流浪鳴狐"イナホ:自信に満ちた言葉を以て、塚に手を添える
    GM:──既に羅針団は〝戦い〟の準備を始めている。氷を砕くピッケル、爆薬、怪物を討ち果たす為の剣、術士。
    GM:いかな呪力を持つ怪物とて、ただひとりで立つからには。
    GM:数十の力を束ねた冒険者に、叶うものか。
    GM:かつて神を名乗った愚物へ、人が刃を突き立てる。
    GM:神の領域を、人が開き、拓く。
    GM:開拓。

    結末


    GM:……それから、少し後。
    GM:あなた達は毛布に包まり、ソリに揺られながら雪の野を進んでいる。
    GM:ようやく太陽の下に出られたとは言え、さすがに長い間、洞窟の中にいたのだ。
    GM:芯まで冷え切った体が、今さら寒さを思いだしても仕方がないことだろう。
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「う゛~~~~~っ……さむ、さむい、さむい、さむい……」毛布にくるまり、湯たんぽにしがみついている。
    "改宗選智"ギベオン:「大氷塊とずっと戦っていましたからね」
    "改宗選智"ギベオン:「当然です」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」紅玉等級。”宝刀貴族”クラム・フロウの認識票を握っている。
    "流浪鳴狐"イナホ:「ふぁぁ……うぅ、寒いねぇ……」ぶるぶると震えながら、自身の尻尾に埋もれている
    ”海の指”ヴェドラ:「……でも、勝ったな」
    ”海の指”ヴェドラ:彼の言う勝利が”誰との勝負に対する”ものを指しているかは、明らかだった。
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふぅ、うん……ふふ、カッコよかったよぉ」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。オレは世界一の斥候になる男だからね」
    〝雪崩のヘイリア〟:「まったく、良く無事で居てくれたものだ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「私が〝雪崩〟なら、君達は〝吹雪〟か〝氷窟〟だな」
    〝雪崩のヘイリア〟:ソリに同乗している依頼人、ヘイリア。
    "流浪鳴狐"イナホ:「あはぁ、立派になったらそう名乗っちゃおうかなぁ?」
    〝雪崩のヘイリア〟:キトゥン・ストロール方面に異様な吹雪が発生しているのを見て、部下を連れて駆けつけたのだが、
    ”海の指”ヴェドラ:「へイリアさんも、助けてくれてありがとうございます。……雪崩から一人で生還したって話、マジだったんですね」
    ”海の指”ヴェドラ:依頼人自ら氷壁をブチ破って助けに来るのは流石に驚いた。
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、そして羅針団の団結と強さに改めて感服いたしました」
    〝雪崩のヘイリア〟:実際に探索を開始できたのは、天候ウェザー・コントロールの制御が乱れてから。
    〝雪崩のヘイリア〟:即ち、あなた達が魅了を受け、それが回復し、そして地下へ踏み込み
    〝雪崩のヘイリア〟:かの怪物の領域を掻き回した後のことである。
    〝雪崩のヘイリア〟:「はっはっは、敵が形あるものならば私達は強いぞ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「それが巨岩ならば打ち砕き、巨木なら斬り倒して根を引き抜く!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「流石、自然と相対してる人々は覚悟も違うねぇ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「しかし問題は、目に見えぬ驚異さ」
    ”海の指”ヴェドラ:……駆け出しの冒険者が受ける依頼にしては、いささか過酷なものと言っても過言ではなかっただろう。
    ”海の指”ヴェドラ:へイリアの言う通り、これからも目に見えぬ脅威に襲われることもあるかもしれない。それでも。
    ”海の指”ヴェドラ:「……それでもオレ、ここノールベイトが好きだな」
    〝雪崩のヘイリア〟:「……ありがとう、良く生き残ってくれた。良く足掻いていてくれた」
    〝雪崩のヘイリア〟:「もし何かひとつ、ボタンの掛け違いがあれば」
    〝雪崩のヘイリア〟:「かの怪物に操られた採掘部隊が、氷の枷のみを打ち砕いていたかもしれない」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……んふぅ、私達もあなた達が来るのを待てなかったかもねぇ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「或いは諸君らが、あの番人を打ち倒し、我らが踏み入る隙も無いままに最奥へ至り──」
    〝雪崩のヘイリア〟:「ああ。そうなればやはり、あの魔の手先と成り果てていたやも、だ」
    "流浪鳴狐"イナホ:「偶然と偶然が噛み合って、運命になった……きっと、冒険譚はこうやって生まれるんだろうねぇ」
    ”海の指”ヴェドラ:「先生が知恵を貸してくれて、イナホが礼儀と力、スールアンナが目を貸してくれた」
    ”海の指”ヴェドラ:「偶然だけじゃないさ」
    "改宗選智"ギベオン:「えぇ、賽の目と人の意思がこの成果を造り上げたのです」
    "流浪鳴狐"イナホ:「んふ、じゃあ、努力が拓いた道……そう言おうか」
    "流浪鳴狐"イナホ:「その方が、冒険者らしいもんねぇ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「おっ。そうそう、冒険者らしい、で思いだしたのだが」
    〝雪崩のヘイリア〟:「採掘任務の補助を任せていたのだったな?」
    "流浪鳴狐"イナホ:先のきっちりした喋り方は鳴りを潜め、やんわりと柔らかい言葉遣いに変じている
    GM:さて、みなさん。
    "流浪鳴狐"イナホ:「あぁ……」思い出したように、天を向く
    GM:採掘量はどこまで到達したか覚えていますか?
    "流浪鳴狐"イナホ:4かな?
    ”海の指”ヴェドラ:4/5だな……
    GM:採掘ノルマは5,つまり──
    採掘部隊長の鉱人:「おーーーーーい!!!」
    ”海の指”ヴェドラ:「うわッ」
    採掘部隊長の鉱人:あなた達の後方、大きな声がする。
    "改宗選智"ギベオン:「むっ」
    採掘部隊長の鉱人:巨大な雪猪に引かれたソリの一団。
    "流浪鳴狐"イナホ:「わぁ~」
    採掘部隊長の鉱人:その荷台には──岩塩鉱石が山のように積み上げられている。
    GM:5,9,8,6,6,4,5,7
    GM:探索の過程であなた達が出した出目は、こうの筈だ。
    "改宗選智"ギベオン:あ!
    ”海の指”ヴェドラ:はっ
    GM:採掘表に照らし合わせれば、採掘量6
    "流浪鳴狐"イナホ:た 確かに……!
    ”海の指”ヴェドラ:うおおおおおおお
    採掘部隊長の鉱人:「あんたらが潜ってる間、暇だったんでー!」
    採掘部隊長の鉱人:「たーっぷり掘って来たっすよー!」
    〝雪崩のヘイリア〟:「おお、こりゃあすごい」
    ”海の指”ヴェドラ:「うおおおおお!!!!最高~~~~!!!!」拳を突き上げる。「鉱人魂万歳!!!!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「わわぁっ……すごぉい、大量だねぇ」
    〝雪崩のヘイリア〟:「これは規定通り、報酬に色を着けなきゃならないようだ」
    採掘部隊長の鉱人:「ばんざ~~~い!」
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「へっ、最後までうるせーの」
    "改宗選智"ギベオン:「ハハハ、これはまた本当に凄い」
    GM:雪を蹴散らし、ソリは進む。白と黒と濃淡の世界の中。
    GM:前方に見えるのは〝緑の街〟。
    GM:羅針団を出迎えるのは、赤や黄や、青や紫。不自然な程に鮮やかな色の横断幕。
    GM:モノクロの世界では、案外、こんなものが心の慰めになるのだ。
    採掘部隊長の鉱人:「ただいまーっ!!!」
    "流浪鳴狐"イナホ:「……んふふぅ、ただいま帰りましたぁ」
    ”海の指”ヴェドラ:「ただいまーッ! なあ、聞いてくれよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「すげー冒険者に会ったんだ。”宝刀貴族”って知ってるか? 炎紋剣を持っててさ――」
    ”海の指”ヴェドラ:彼らの冒険に終わりはない。
    ”海の指”ヴェドラ:危険を冒した先に、いつか致命的な一瞬が待っているとしても。それは、賽を振らない理由にはならない。
    GM:何故かって?
    GM:博打は楽しいからな。

    GM:ノールベイト開拓────『岩塩坑道キトゥン・ストロール』 完遂。

    GM:……では。戦利品漁りと参ろうか。
    GM:ちょっと巻き戻って、ラストバトルの敵配置を見てほしい。
    "改宗選智"ギベオン:あ!
    "流浪鳴狐"イナホ:スケルトンが5体とワイト……
    ”海の指”ヴェドラ:クラムさん……
    "流浪鳴狐"イナホ:クラムさん……!
    GM:骸骨が3体、弓骨人が2体いるのだ。
    "改宗選智"ギベオン:意思を継ぐよ、オレら
    GM:彼らは特に攻撃をしてこなかったが、ボスである塚人の撃破と共に崩れおちたものとする。
    GM:と、どうなるかわかるかね?
    GM:死体漁りタイムです。
    "改宗選智"ギベオン:ウォォォォォ!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    "流浪鳴狐"イナホ:君達の意志も継ぐからねぇ
    GM:骸骨3体は、1d6で4以上が出れば、粗悪な剣、斧、槍を入手できる。
    GM:なのでPCひとりずつに振ってもらおうか。
    "改宗選智"ギベオン:は~い!
    "流浪鳴狐"イナホ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 5

    "改宗選智"ギベオン:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 3

    "流浪鳴狐"イナホ:ギベオン!祈念だ!
    ”海の指”ヴェドラ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 5

    "改宗選智"ギベオン:祈念で振り直します!
    "流浪鳴狐"イナホ:マナー的に良ければなんですけどイナホも祈念 してもいいですか……!
    "改宗選智"ギベオン:MCPI$7
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 5[4,1] → 5 → 失敗, 因果点:7点 → 8点

    "流浪鳴狐"イナホ:今8だね
    GM:どっちにせよ失敗だな!
    "改宗選智"ギベオン:こういう時もある!
    GM:因果点は9になった
    "流浪鳴狐"イナホ:イナホもします!
    "流浪鳴狐"イナホ:mcpi$9
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 5[2,3] → 5 → 失敗, 因果点:9点 → 10点

    GM:ということは……粗悪な斧がふたつ
    GM:5*0.3=1.5だから、銀貨2枚扱いの2で4枚
    GM:続いて弓骨人……こっちは短弓はそのままとして
    GM:1d6本の矢か!
    GM:では代表者に2d6で振ってもらうかな
    "改宗選智"ギベオン:では私が!
    ”海の指”ヴェドラ:先生!
    "改宗選智"ギベオン:汚名返上です
    "流浪鳴狐"イナホ:いっちゃえ~
    "改宗選智"ギベオン:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 6

    "流浪鳴狐"イナホ:あと1d6だねぇ
    "流浪鳴狐"イナホ:ヴェドラ君!
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    ”海の指”ヴェドラ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 5

    ”海の指”ヴェドラ:弓11本!
    GM:売っても大した額にはならんな……銀貨2枚ってとこか
    "改宗選智"ギベオン:スールアンナちゃんの足しにしてほしいぜ
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:じゃあ、銀貨2枚で俺が買っていーか?
    "改宗選智"ギベオン:もち!
    "流浪鳴狐"イナホ:いいよ~!
    ”海の指”ヴェドラ:しな!
    GM:では個人買い取りだ
    GM:ちなみに、短弓が欲しい子はいるかな
    "改宗選智"ギベオン:大丈夫!
    ”海の指”ヴェドラ:いらない…
    "流浪鳴狐"イナホ:いらない~
    "流浪鳴狐"イナホ:戦士だからねぇ
    GM:ならばこちらは12*2で24枚
    GM:さて、後は
    塚人:俺の形見だな
    ”海の指”ヴェドラ:…………
    塚人:礼服&炎紋剣フランベルジュ
    "改宗選智"ギベオン:これは是非ヴェドラ君に持ってて欲しいな~
    "流浪鳴狐"イナホ:礼服、持っててもいい?
    GM:どちらも売れば銀貨30枚というところだが
    GM:この分配はPC達が決めるべきだ。
    ”海の指”ヴェドラ:い 良いんですか 確かにこちらもフランベルジュ欲しい!って言うつもりだったけど……
    "改宗選智"ギベオン:勿論、礼服もいいよ
    "流浪鳴狐"イナホ:いいよぉ
    "流浪鳴狐"イナホ:ありがと!
    "流浪鳴狐"イナホ:先輩冒険者の形見をね 有効活用したいってわけ
    ”海の指”ヴェドラ:イナホちゃんの交渉ロール良かったからねえ 礼服持ってって
    "改宗選智"ギベオン:うむ!
    GM:では、もろもろ計算すると……
    報酬 ・依頼達成:経験点1000
    ・因果点 :経験点 500
    ・金銭報酬合計:128枚

    内訳
    └依頼報酬:20枚×4
     岩塩鉱採掘補助
    └追加報酬:20枚
     ノルマ超過分
    └売却報酬:28枚
     粗悪な斧×2  4枚
     短弓×2   24枚
    GM:つまりひとり頭銀貨32枚で、
    〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺は矢を買い取るから2枚そっちにパスするぜ! だから30枚!
    GM:2枚が端数になってしまったが、これを3人で上手くわけてくれ
    "流浪鳴狐"イナホ:端数はギベオン先生に渡そう 言うまでもなく
    "改宗選智"ギベオン:わ~い!
    ”海の指”ヴェドラ:めちゃくちゃ頼りになりまくってたからね
    "改宗選智"ギベオン:ではありがたくいただきます!
    GM:各人が消費した松明2本は後々補充せねばなるまいが、そこは帰ってからのお楽しみだ。
    GM:よって、
    GM:これにて『岩塩坑道キトゥン・ストロール』の全日程を終了します。
    GM:お疲れ様でした!
    "改宗選智"ギベオン:お疲れ様でした!
    ”海の指”ヴェドラ:お疲れさまでした!
    "流浪鳴狐"イナホ:お疲れ様でした~!