『Hail to the KING』
白熊盾士マイラ(キャラシート)PL:カムリ
遊郭武侠アドリアナ(キャラシート)PL:明寝マン
灰墟妖精カイ(キャラシート)PL:粘土
〝雷鳴弓士〟スールアンナ(キャラシート)フェロー
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目次
導入
探索
決戦
結末
導入
GM:吹雪が叫び寒風が歌う、ここは北方氷原ノールベイト──
GM:その開拓拠点のひとつ『オルトビック』。ヒンシェルウッドより西。バルナム拠点から見れば南西という位置にある。
GM:西と北に高い山、東に細い川。その間の僅かな土地に詰め込まれたような集落である。
GM:熊人の族長が開拓した小村には多量の建築資材が運び込まれ、ノールベイト羅針団の施設が建造中だ。
GM:ひとまずは大規模な宿舎と貯蔵庫。十分な備蓄が出来たら川を拡張し、運河への転用を試みるという。
GM:そのためには河幅を広げるだけでなく、浅瀬は深く掘り下げる必要がある。凍てつく地での土木工事は過酷であろう。
GM:ゆえに資材は幾らあっても困らない──どころか、とにかくなんでもいいから大量に寄越せと、そういう状況である。
GM:建物同士が石壁・石屋根の通路で繋がっている、地域独特の建築様式。
GM:そのひとつ、簡易的な酒場兼宿場に、あなたたち冒険者は集まっていた。
GM:理由は適当にねつ造していただこう。何かの依頼を終えたあとかも知れないし、依頼を探しに来たのかも知れない。いずれにせよ、
スールアンナ:「ひと、いねーなー」
スールアンナ:無遠慮な声と共に、あなたたちの他に特に客もいない酒場を見回す。
白熊盾士マイラ:「最近は羅針団の方が何やら慌ただしいらしいね。ま、何にせよあたしらみたいな下請けには関係のない話だ」
遊郭武侠アドリアナ:「カイ、寒くない?大丈夫?」
白熊盾士マイラ:白熊人の逞しい女だ。野性的な美と言っても良いだろう――毛皮の布鎧に包まれた褐色の身には、しなやかな筋肉が隆起している。
灰墟妖精カイ:「暇な奴が居ないのは良い事だろ。仕事が振ってきたら俺たちが請けられる」
遊郭武侠アドリアナ:強気の少年の隣に座り、厚着の服を纏った長身が身を案じる。
灰墟妖精カイ:「ちゃんと防寒具を買って着てるだろ、お前がいちいちうるさいから…」
白熊盾士マイラ:「ははは。確かに、ノールベイトじゃ退屈しないね。北は初めてかい? お二人さん」
灰墟妖精カイ:面倒臭そうに答えるのは小さな少年。耳の尖り具合から半森人と想像がつく。
遊郭武侠アドリアナ:「ええ、ここ暫くはあんまりアールマス周辺から出ることはなかったんだけど」
遊郭武侠アドリアナ:「……まあ、せっかくだしね。色んなところ、行った方がいいじゃない?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「へっ、ならこの辺に来た時はめんくらったろうよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……クッソ寒いもんな!」防寒着とマントの重ね着で、屋内だがモコモコしている
灰墟妖精カイ:「まあ、森人の姉ちゃんをここで見た時はもう一段驚いたよ」
灰墟妖精カイ:「寒いのも石造りの家に籠るのも似合わねえ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ん? そりゃお互いサマじゃねーの?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そんな感じの顔してるぜ。……まーたしかに、ちょっと雰囲気違うとこもあるけど」
灰墟妖精カイ:「こちらは都市の精霊使いで、御覧のとおりみすぼらしいからな」
灰墟妖精カイ:「穴倉で膝抱えてるのがお似合いってもんさ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「陰気なやつー」唇を尖らせる
遊郭武侠アドリアナ:「ふふ。で、私はその付き添いってことで」
白熊盾士マイラ:「ちっこいナリしてヒネてるね。 ……アドリアナって言ったか。あんたは保護者ってとこかい? それともコレ?」ぴんと小指を立てる。
遊郭武侠アドリアナ:ちら、とフードの下の長い耳と真っ白な肌を見せて。
遊郭武侠アドリアナ:「あら……熊人のお嬢さんにはどう見えっちゃったのかしら。ねぇカイ、気にならない?」
灰墟妖精カイ:ぐい、と肘で柔らかな身体を押しのける。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なーマイラ、最近はあんな感じの流行りなのか?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「男の方がちっこくて、女の方がでっかいの」
遊郭武侠アドリアナ:「(っとと、余計なこと言うなよって言いたげ)」小さい声で。
白熊盾士マイラ:「流行ってるワケないだろう。ガキにコマされる大人の女なんて笑い物なだけさね」
灰墟妖精カイ:「(一党内の恋愛沙汰なんて面倒ごとでしかないだろ)」
白熊盾士マイラ:「もしそんな奴がいたら、一度拝んでみたいくらいさ……」半ば照れ隠しのように呟く。
灰墟妖精カイ:「(人前でベタベタすんな)」
遊郭武侠アドリアナ:「(……じゃ、ちょっと我慢)」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ふーん。そんなもんか」なにやら含みのある視線を向けつつも、
GM:その視線は、酒場の入り口に向けられる。
灰墟妖精カイ:「ああ、仕事の時間だ」長耳を震わせて同じく視線は入り口に。
〝不乾之筆〟サビーナ:すると、視線に少し遅れて、女性が杖をつき、片足を引きずって現れる。
〝不乾之筆〟サビーナ:「ああ、ちょうどよかった。冒険者ですね」
遊郭武侠アドリアナ:「真面目にやりますか、ちゃーんとね」
〝不乾之筆〟サビーナ:さほど慌てている様子ではない。一刻を争う事態……というほどではなかろう。
白熊盾士マイラ:「出たな。羅針団の不屈の女。今日は何の用? また妙な遺跡を探索させられるんじゃないだろうね」
白熊盾士マイラ:「せまっ苦しい所は苦手なんだよ」
〝不乾之筆〟サビーナ:ぱたん。ずるっ。特徴的な足音を交互に鳴らして、椅子に座ると、
〝不乾之筆〟サビーナ:「──物資輸送隊が、到着予定日より遅れています」
〝不乾之筆〟サビーナ:「ヒンシェルウッド西方面は、ここしばらくの冒険者たちの活躍で、かなり安全になってきたのですが……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「とは言え、突発的な悪天候などはつきもの。どこかで立ち往生している可能性はあります」
〝不乾之筆〟サビーナ:「何組か、羅針団の探索隊は出ています。あなた達にはこのルート、オルトビック──バルナム間の調査を依頼します」
〝不乾之筆〟サビーナ:……言いたいことを一息で全部言おうとする悪癖の持ち主であるようだ。
灰墟妖精カイ:「話が早いのは良い事だな、まあ」
遊郭武侠アドリアナ:「悠長に生きてた側だからかしら、速すぎて……もうちょっと咀嚼させてね」
灰墟妖精カイ:「動かず縮こまってると腐る、身体も物の流れもそういうもんだろ」
白熊盾士マイラ:「相変わらず一息で話す奴さね。逆なら沢山見かけるが……要は迷ってるやつがいないか確かめて来いってことかい?」
遊郭武侠アドリアナ:「ちょっ……それ私にもちょっと刺さっちゃうな~?」
〝不乾之筆〟サビーナ:「端的に言えば、そういうことです。報酬は等級相当額にノールベイト料金」
・場所:北方氷原ノールベイト 開拓拠点『オルトビック』
・依頼人:ノールベイト羅針団
・依頼内容:到着が遅れている物資輸送隊の捜索と、到着までの護衛
・報酬:銀貨25枚 + 等級に応じた報酬額
※因果点:5
灰墟妖精カイ:「原因は天候か怪物か…何も無くても危険なこの土地だ」
灰墟妖精カイ:「糧秣の類も補填して貰えると思っていいよな?」
白熊盾士マイラ:「羅針団の連中は気前が良くて助かるね。もっとも、『まともな冒険』なんてこの土地じゃ数えられるくらいしかないけど……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「もちろん。……とは言え、雪原を徒歩で行くのですから」
遊郭武侠アドリアナ:「とりあえず行方不明の輸送隊を見つけ出して一緒に帰る、ね。うん、これなら分かり易い」
〝不乾之筆〟サビーナ:「足が沈まない程度の、荷の量を推奨します」
灰墟妖精カイ:「あいよ。俺たちが当たりを引くとも限らないわけだしな」
灰墟妖精カイ:「多少余裕を持って往復できる程度の装備で行こう」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ソリ引く動物が飼えるくらい稼ぎがあればなー」
白熊盾士マイラ:「欲張った奴から死ぬのはアールマスでもノールベイトでも一緒だ。賢明だね」
遊郭武侠アドリアナ:「こればかりはね。捜した先で私達も戻ってこれませんでした、じゃシャレにならないし」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「只人が作った世の中っての、ほんとどこ行っても金貨だ銀貨だでめんどくせえ!」
Tekey:「MAO」がログインしました。
白熊盾士マイラ:「あたしらの稼ぎじゃ、とても軍馬は買えないね。ま、歩きも冒険者の嗜みさ」
〝不乾之筆〟サビーナ:「道中は比較的整備されてはいますが、アールマス近郊の街道とはわけが違います」
〝不乾之筆〟サビーナ:「……なにせ、石畳を敷こうが雪の下に埋まりますから」
〝不乾之筆〟サビーナ:「道中は足下にお気をつけて。ここ数日は天気も安定しているとは思いますが──」
GM:──という次第であった。
GM:ではここで、みんな大好き副業判定のお時間です。
GM:基本P288を元に……稼げるひとは稼ごう!
灰墟妖精カイ:わぁい
灰墟妖精カイ:【芸能:歌唱】魂魄持久で稼ぎます
灰墟妖精カイ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 4[2,2] → 11
遊郭武侠アドリアナ:芸能:色街 技量持久~
灰墟妖精カイ:2d6+8
GoblinSlayer : (2D6+8) → 6[3,3]+8 → 14
遊郭武侠アドリアナ:GS6
GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 4[3,1] → 10
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイの所持金を14増加(76 → 90)
遊郭武侠アドリアナ:2d6+8
GoblinSlayer : (2D6+8) → 7[3,4]+8 → 15
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:職人:木工やるぜ!
遊郭武侠アドリアナ:お金101
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 7[2,5] → 14
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6+8
GoblinSlayer : (2D6+8) → 5[1,4]+8 → 13
白熊盾士マイラ:労働~~~ッ
白熊盾士マイラ:GS9
GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 5[2,3] → 14
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの所持金を13増加(119 → 132)
白熊盾士マイラ:2d6+8
GoblinSlayer : (2D6+8) → 7[5,2]+8 → 15
白熊盾士マイラ:現在合計19枚
GM:sate,
GM:お金を稼いだところで……何か買い物をしときたい者あらば買い物タイムだ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:長弓買うー! 銀貨115枚だけどー!
GM:はい、買い物して銀貨のこり17枚ね
遊郭武侠アドリアナ:治癒の水薬一個買っておこう
灰墟妖精カイ:手当道具を5個買っておきましょう
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイの所持金を-10増加(90 → 80)
白熊盾士マイラ:金欠!
遊郭武侠アドリアナ:お金差し引き91
GM:では、買い物も済ませたということで
探索
GM:あなたたちはオルトビックを出て北東へ向かう。バルナム拠点への道に沿って進むわけだ。
GM:が。
GM:ここはノールベイト。少し時間を掛けて外を歩くだけで、寒風が体に突き刺さる。
GM:ということで、ノールベイト名物……長距離移動耐寒判定!
GM:拠点からのスタートなので十分な備えは出来ているが、とはいえまぁ寒い。
GM:体力持久+冒険者レベル+技能、難易度は16! ただしマントや防寒具、環境適応:寒さやら砂漠用の服やら……色々のプラス補正を乗せて良い。
GM:失敗したら消耗1!
遊郭武侠アドリアナ:とはいえ全然低い
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:たとえば俺は防寒具の+2とマントの+1で、合計+3の補正がのるぜ!
遊郭武侠アドリアナ:GS7>=16
GoblinSlayer : (GS7>=16) → 7 + 7[1,6] → 14 → 失敗
灰墟妖精カイ:GS8>=16
GoblinSlayer : (GS8>=16) → 8 + 11[5,6] → 19 → 成功
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS8>=16
GoblinSlayer : (GS8>=16) → 8 + 7[5,2] → 15 → 失敗
遊郭武侠アドリアナ:カイえらーい
灰墟妖精カイ:情けねえなアドリアナは
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:さむいぜ……
白熊盾士マイラ:GS13>=16
GoblinSlayer : (GS13>=16) → 13 + 4[2,2] → 17 → 成功
白熊盾士マイラ:フハハハ
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの消耗を1増加(0 → 1)
白熊盾士マイラ:環境適応:寒さで+2!
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのを1に変更(0 → 1)
GM:では、備えが適切だったり凍土になれてたりする二人は寒さにも平気そうな顔をしていて、
GM:北国が初めてだったり、結構長居してる筈なのに慣れてない奴は、ちょっと寒さに震えながら雪道を歩きます。
GM:道中は足下に注視し、なにかの痕跡は無いかと探しても進むのでしょうが、
GM:今のところはまだ、野の獣の痕跡くらいしか見つかりません。
GM:と、そうだな
GM:ちょっとGMダイスを振ります
GM:GS
GoblinSlayer : (GS) → 12[6,6] → 12 → 大成功
白熊盾士マイラ:なんだあっ
灰墟妖精カイ:はうっ
遊郭武侠アドリアナ:?!
白熊盾士マイラ:い……いきなり始まるのかあっ
GM:ちょっと場繋ぎイベント考えようくらいの軽い気持ちで振ったら……
GM:では、そうだな。
GM:バルナム──オルトビック間は、そう離れているわけではないが、さりとて雪上を徒歩で、一日で渡りきるというわけにもいかない。
GM:故に中間地点として幾つか、目立つ印をつけられた洞窟であったり、整備された小屋が設けられていたりする。
GM:日が大きく傾いてきた。輸送隊もさすがに、この時間ともなれば移動を中断するだろう。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「きょっ、今日は……この辺りで、休まねえ……?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:めっちゃ寒そうである。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:その手が指差しているのは、雪の中に立つ木造の小屋だ。
遊郭武侠アドリアナ:「ま、まあまあ寒さ対策はしてきたんだけどな~……と言いつつ、厚着の下はいつもどおりである」
遊郭武侠アドリアナ:「ほら、背が高いと風を受ける面積が……」
白熊盾士マイラ:「長くいるとは言え、そりゃ森人にこの寒さは堪えるか。そうだね、一旦休んだ方がよさそうだ」
灰墟妖精カイ:「日が沈めばこれどころじゃ済まねえからな。丁度いい」
灰墟妖精カイ:一足早く小屋に近づき、先客や脅威が無いか周囲を探る。
白熊盾士マイラ:「解ってるじゃないか。うちの傭兵団にも夜の雪山でバカやって死に掛けた奴がいたな……」
灰墟妖精カイ:「それぞれ夜眼が効くとはいえ、人を探す時間じゃねえからな」
GM:小屋の近くに、他に生物の気配は無い。判定をする必要もなく、安全を確信して良いだろう。
遊郭武侠アドリアナ:「どう、入って大丈夫そ?」
灰墟妖精カイ:「火を焚いてるやつが居るか、後で木の上から見回すとしよう」
灰墟妖精カイ:「ああ、入れ」ぱしぱしとアドリアナの服を払い、雪を落とす。
GM:小屋の扉は二重構造。扉が有って、その前に屋根の張り出した空間があって、そこにもまた扉がある。
遊郭武侠アドリアナ:「うう、さっむ……風をしのげるだけでも万々歳……」
GM:この二重扉のために、寒風が屋内に入るのが防げる。加えて急に雪が積もっても、少なくとも内側の扉が開かなくなることは無い。
GM:小屋の中は、簡素な暖炉と木椅子が幾つかおいてあるだけのシンプルな構造である。
白熊盾士マイラ:「こりゃこっちの気候に合わせて随分造り慣れてるね。助かるよ」
GM:木材の隙間は膠で埋められていて、外とは段違いに暖かい。夜を過ごすのに、命の危機を感じることはあるまい。
GM:ベッドは無い。代わりに、獣の革が床に敷かれている。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「うー……寒い寒い寒い……火ぃつけよ……」暖炉に向かい、小屋の中に用意されていた薪をくべる。
灰墟妖精カイ:「点火」火かき棒で灰の上に真言を描き、術で点火。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あっ、やるー」
白熊盾士マイラ:「防寒着を持ってる奴は寝る時布団代わりに敷いときな。熱の残り方が違う……」
遊郭武侠アドリアナ:「カイえらい!後で何かご褒美あげちゃう……!」そのまますぐ火に手を翳す。
白熊盾士マイラ:「おっと、単文節の真言か。器用なもんだ」
灰墟妖精カイ:「ノールベイトじゃそうそう火精に頼れないからな」
灰墟妖精カイ:「ぶるぶる震えるばかりじゃなく、手足伸ばしたり解したりしとけよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「森人で、精霊術じゃなく真言の方に手ぇ出してるやつ、珍しいな」
遊郭武侠アドリアナ:「はぁーい。燃え移ったりするとイヤだし一回脱いでおこっと……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そもそも教えられるやつがあんまいないんだよなー、森人の集落だと」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:申し訳程度に手を伸ばしてグーパーしているが、毛布にくるまって暖炉の前に陣取っている。
灰墟妖精カイ:「俺は街生まれだからな。専門は精霊の方だけど」
遊郭武侠アドリアナ:暖まってきたのか、厚着を脱いで簡単な薄着になり身体を伸ばす。
灰墟妖精カイ:暖炉から離れた方に位置取り、背を向けている。
白熊盾士マイラ:「スーは根っからの精霊使いだからね。あたしだって、真言使いの森人闇人はそうそう見かけるわけじゃない」
灰墟妖精カイ:「邪魔な時は言ってくれ。外でやる仕事もある」自分以外は皆女性、肩身が狭い。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「外に出たら雪だるまになっちまうだろ。ここノールベイトだぞ」
白熊盾士マイラ:首筋に汗がうっすらと滲むのをぱたぱたと扇いでいる。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あのなー、ノールベイトの夜はなー、すげーんだぞ!」玄人面をしている
遊郭武侠アドリアナ:「トレーニングした方がもっと暖まるかも、しゅっしゅってね」ステップを踏みながら右左。拳を空に振る。
灰墟妖精カイ:「狭いのに動くな…」フードを目深に被ってもぞもぞ食事の準備を進める。
白熊盾士マイラ:「いいね。付き合うかい? 体力にはそこそこ自信があるんだ」けらけらと笑う。
遊郭武侠アドリアナ:「うーん、体力はそこまでだからやり過ぎると後が怖い!実力は本番で見せてもらおうかな」
遊郭武侠アドリアナ:そう言って、自分の脱いだ厚着をカイの背中に被せて。
灰墟妖精カイ:「暑苦しいデカ女共…うわっ」熱されてむわっと広がる汗の臭いに眉をしかめる。
遊郭武侠アドリアナ:「私は動いてるからいいけど、火から離れてちゃちょっと肌寒いでしょ……って」
遊郭武侠アドリアナ:「嘘、動く前に脱いだけど……そんな汗臭かった?ごめーん!」
灰墟妖精カイ:「いや服の方じゃ…ってか言うな、いちいち!」
灰墟妖精カイ:「お前の厚着は俺には重いんだよ、体格差考えろ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「賑やかなやつら……」小屋の上部、明かり取りの窓をそっと開ける。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……ぶえっ」雪が吹き込んできて顔に当たる。
灰墟妖精カイ:「そっちも遊んでないでちゃんと身体休めろよ」
遊郭武侠アドリアナ:「う”っ、寒い空気がまた一気に……」
遊郭武侠アドリアナ:仕方なく厚着をまた着抱えて、近くで縮こまる。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「火の灯り、外に出してたら、どっかの迷子の目印になるかと思ったんだけどよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ぱたん、と窓を閉じる。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「こりゃダメだ。少なくともこの雪の中を歩こうってアホは滅多にいないだろうよ」
白熊盾士マイラ:「目印に気付ける距離に来てるんだったら、そもそも小屋の中に先に入ってるだろうね」
灰墟妖精カイ:「やるとするなら俺が魔力の火を鏃に灯して…まあ搔き消えるわな」
遊郭武侠アドリアナ:「また歩かなきゃだめかぁ、仕方ないわよね」
白熊盾士マイラ:「言い換えれば行方不明になった隊商はこの辺りにはいないってことさ。明日はもう少し別の場所を探すとしよう」
遊郭武侠アドリアナ:「それまでゆっくり休んでおこうっと……」身体をうんと伸ばして、ごろんと横に。
灰墟妖精カイ:固めた豆粥を湯で溶き、干し肉を削って加える。
灰墟妖精カイ:「あんたは肉喰う森人?無理な森人?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あぁ、飯食ったら火は弱めるぞー」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……っと、肉は……あー、まぁ、喰える!」
白熊盾士マイラ:「前に狼の腸詰も喰ったって言ってたね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「他に喰うもんありゃ別だけどな……冒険中はな……」やや遠い目をしつつ
遊郭武侠アドリアナ:「ふふ、なーんでも食べられるに越したことは無いからね」
灰墟妖精カイ:「マイラは肉多めな」
白熊盾士マイラ:「解ってるじゃないか。獅子人や白熊人は肉さえありゃ元気が出るからね」
遊郭武侠アドリアナ:「強そうな顎と歯してるもんね、干し肉そのままでも食べられちゃいそう」
灰墟妖精カイ:「獅子人…?」干し茸の薫りが次第に広がってゆく。兎人から貰った人参も程よく柔らかくなった。
灰墟妖精カイ:皿に黒麺麭を乗せ、少し塩気の強いスープと一緒に配膳。アドリアナの好みは聞く必要が無い。
白熊盾士マイラ:「前に冒険した子がいてね。その子もこういう旨そうなメシは好きだろうさ」少し笑って受け取る。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:荷物鞄から乾燥させた植物の根を取りだし、自分のスープに、鏃で削るようにして振りかける。
白熊盾士マイラ:スープに干したノールベリーを加え、甘味と酸味を足す。
遊郭武侠アドリアナ:「分かってる感じの配分……やっぱりいい香り、ありがとね」
灰墟妖精カイ:「そりゃどーも」
白熊盾士マイラ:「あんたらも良かったら食べるかい? こっちでしか採れないベリーだけど、中々いけるよ」
白熊盾士マイラ:三人の盆にからからと干したベリーを落としていく。
白熊盾士マイラ:「これを使った果実酒なんかもある。帰ったら一杯やりたいね」
遊郭武侠アドリアナ:「えっ、スープに入れちゃうんだ。塩味に甘味……」
灰墟妖精カイ:ちろと小さい舌を伸ばし、甘すっぱさに顔をすぼませる。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おっ、もらうもらうー。……なんか、すっげえゴチャ混ぜなごはんになったな!」
遊郭武侠アドリアナ:「あっ、かわいい顔してる。私も一個食べちゃおっと……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「このメニューだけ聞いたら、どこの誰が作ったのか想像もできねーって!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……あ、甘草つかうか?」ある程度削ったあとの木の根を差し出す。
遊郭武侠アドリアナ:きゅっと顔を窄めて「すっぱ……甘い!」
灰墟妖精カイ:「貰う…」しょぼしょぼした顔で受け取り、短く斬り落としてちゅうちゅう吸う。
遊郭武侠アドリアナ:「ちょーっとずつ口に含まないとダメね……あ、スープと交互だといい感じ……」
灰墟妖精カイ:黒麺麭をスープに浸しながらゆっくり噛みしめる。
灰墟妖精カイ:噛む回数が多いのは顎の力の弱さもそうだが、限られた食料でより満腹感を起こすためだ。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ほー……あったけー……」毛布から首と手だけ出した状態で、目を細めてスープを堪能している。
白熊盾士マイラ:「これでも肉もあれば野菜もパンもある。十分上等な食事さ。傭兵団にいた頃の飯は、そりゃあもう……」
遊郭武侠アドリアナ:「……確かに、この状況でもこれだけ栄養が取れれば……満足よね」それでも、ほんの少しだけ物足りない表情をして。
灰墟妖精カイ:「傭兵上がりか、通りで種族抜きにしてもガタイが良いと思った」
遊郭武侠アドリアナ:こっそりと、閉じた口の犬歯の部分に人差し指を置く。
灰墟妖精カイ:「上背で勝るアドリアナが美人に見えるもんな」
遊郭武侠アドリアナ:「今私の背が高すぎて普段はそう見えないって言ったー?!」
白熊盾士マイラ:「バーカ。そりゃあんた、見えるんじゃなくて”そう”なんだよ」けらけらと笑う。
灰墟妖精カイ:「あれこれ口うるさい奴は美人じゃないの」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「んじゃー、一番美人なのはカイってことになるんじゃねーの?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「一番ちっちゃいし、一番ぼそぼそ喋るしな」
白熊盾士マイラ:「ははははは!言えてる!」手を叩く。
灰墟妖精カイ:「喧しい連中…」ずず…と両手でスープを呷る。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「はー……美味かったー」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「んじゃ、火ぃ弱めてさっさと寝るぞー。薪、空っぽにするわけにもいかないからな」
遊郭武侠アドリアナ:「はぁ、もう寝なきゃかぁ……やーっとあったまってきたのに」
白熊盾士マイラ:「こういう時は抱き合って寝ると良いらしいね。あたしらもそうするかい、スー?」
灰墟妖精カイ:「灰を袋に詰めた懐炉だ、火傷しない程度に抱いて寝な」ぼすっと足元に放る。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「マイラに抱かれてたら、朝になるころにゃペチャンコだよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……っても、真面目な話、そーいうのはありなんだぜお二人さん」
遊郭武侠アドリアナ:「……ほんっと準備がいい、一応もらっちゃうけどね~」袋を抱きしめ、温かさに声を緩めて。
灰墟妖精カイ:「あぁ?」眠たげにしながら簡素な寝支度を進める。
灰墟妖精カイ:特に意識していないが、アドリアナのスペースとぴったり隣接している。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「こっちは思った以上に寒くなる。で、体から熱が逃げるのは、空気に触れてる部分だ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「だから、こっちで寒いとこで寝る時はさ、出来るだけ大勢でくっついてりゃ暖かいってわけよ」
遊郭武侠アドリアナ:「抱き合うというか、密着?」
遊郭武侠アドリアナ:「ふふ、どうしちゃおっかな~」
遊郭武侠アドリアナ:灰袋を背に前傾し、視線を合わせて。
灰墟妖精カイ:ぶるりと背筋を震わせる。
遊郭武侠アドリアナ:「ま、そんなわけで……お二人も抱き潰したり潰されちゃったりしないようにね!」
灰墟妖精カイ:「危ないのは俺なんだけど…」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「おー。見張りは順番だぜー」
白熊盾士マイラ:「森人の蒸餅を作らないよう努力するよ。さて……寝るとするかね」懐炉をありがたそうに受け取り、ごろりと熊のように横になる。
遊郭武侠アドリアナ:(蒸餅……うーん、力を考えるとシャレにならない気配!)
灰墟妖精カイ:くいくい、とアドリアナの袖を引く。
遊郭武侠アドリアナ:「っと……」
灰墟妖精カイ:「…我慢は、しろよ?」燃えさしの灰のように、頬がうっすらと赤くなる。
遊郭武侠アドリアナ:向かい直り、少し恥ずかしそうに。
遊郭武侠アドリアナ:「うん……ちょっとだけだから、皆のいる前では……ね」陶器如き肌を染めて、牙を笑みと共に覗かせた。
GM:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 3
GM:ふむ。
GM:では突然ですが皆さん、第六感判定です。
白熊盾士マイラ:ゲ~~ッ 低いんだよにゃあ第六感
GM:目標値はカイくんのみ14、他の面子は17。カイくんがちょうど見張りのために起きてるタイミングというわけだ
白熊盾士マイラ:GS5>=17
GoblinSlayer : (GS5>=17) → 5 + 7[6,1] → 12 → 失敗
白熊盾士マイラ:無理!
灰墟妖精カイ:GS11>=14
GoblinSlayer : (GS11>=14) → 11 + 6[4,2] → 17 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:GS5>=17
GoblinSlayer : (GS5>=17) → 5 + 3[1,2] → 8 → 失敗
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS12
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 3[2,1] → 15
遊郭武侠アドリアナ:ひどい出目!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:めっちゃ寝てたぜ!
白熊盾士マイラ:カイくん以外気付かない…
GM:では、ちょうど起きていたカイくん
灰墟妖精カイ:寝てても気付いたぜ
GM:皆が寝て、もしかしたら途中で見張り役を交代なんかもして、すっかり夜が更けた頃合いだ。
GM:あなたは、小屋の外にいる何者かの気配に気付く。
GM:その気配の主は、小屋の中を窺っているようではあるが──少なくとも、今のこの瞬間、攻撃を仕掛けてくるような手合いでもなさそうだ。
灰墟妖精カイ:傷のついた指先が隠れるよう手袋を嵌め、自分の武器を手に取る。
灰墟妖精カイ:「なんでお前が一番ぐっすりしてるんだよ…おい」アドリアナの尻を棒でつく。
遊郭武侠アドリアナ:「ぴゃっ?!」
灰墟妖精カイ:「マイラ、スールアンナも起きろ~、小屋の外になんか居るぞ」
遊郭武侠アドリアナ:「ちょ……えっ、何っ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「すー……すー…………んぇ!?」熟睡していたところをたたき起こされ、妙な声をあげる。
白熊盾士マイラ:「……おっ、と!」首狩剣を担ぎ跳ね起きる。「見張りが有能だと助かるね。今すぐ何かして来そうかい?」
遊郭武侠アドリアナ:跳び起きて、身体と周囲を見てから。
GM:では
遊郭武侠アドリアナ:「……て、敵襲……?」
灰墟妖精カイ:「入っては来ないが、覗きは気分のいいもんじゃねえな」
GM:小屋の外の気配は、小屋の内側がにわかにどよめいたのを気付いたのか遠ざかっていく。……一人ではなさそうだ。二人か。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……離れてったな。足音は消してる感じじゃねーけど、静かだ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「カイ。……あれ、靴履いてねーよな?」
遊郭武侠アドリアナ:「……部屋内の人数が複数で分が悪いと思ったのかしら」
灰墟妖精カイ:「ああ、こんな時間に外をうろついてるのはまともな人族じゃないだろう」
灰墟妖精カイ:「助けが欲しけりゃ戸を叩くなり喋るなりするしな」
白熊盾士マイラ:「消えた荷馬車についても何か知ってるかも知れないね。追ってみるかい?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……賛成のやつは?」と言いつつ、自分は手を上げない。
灰墟妖精カイ:「得体の知れないまま放置しておくのは気分が悪い」手を挙げる。
灰墟妖精カイ:「予定の捜索区域からそう外れない分には、追ってみるのも悪くないだろう」
遊郭武侠アドリアナ:「……相手が一、二体ならこの雪の中で他に頼らずに動ける存在。それなりに強いか、頭が働く」
遊郭武侠アドリアナ:「もし、これが私たちを誘い込むための、集団から出された斥候だったら……というのは考え過ぎかしらね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺らはいいとして、マイラがなー」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……雪の夜だぜ。松明が持つか?」
遊郭武侠アドリアナ:「それでも、折角近くに来たんだから顔は拝んでおきたい気持ちはわかる。だから……」
白熊盾士マイラ:「なるほどね。夜目のことを言われると確かにちょっと弱いな、こりゃ」
遊郭武侠アドリアナ:「……この拠点から離れすぎない程度で確認するのはあり、かしら?」
白熊盾士マイラ:「行軍はなしってことだね。それにはあたしも賛成だ」
灰墟妖精カイ:「ふむ…確かにな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:降ろしたままだった手を持ち上げる。
白熊盾士マイラ:「よし。なら、全員で見に行こうじゃないか」
GM:……では
GM:まずは観察判定と行こう。
GM:とは言えこの場合、痕跡が残されてからそう時間も経ってない。難易度は12で良いだろう。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ただしこの難易度だと、俺がまず成功しちまうんで、
GM:以降の探索パートでは、PT内2人以上の成功を必要とする!
白熊盾士マイラ:はは~なるほどね
遊郭武侠アドリアナ:なにっ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:つまり俺の出目が腐ったらたいへんなことになるぜ!
白熊盾士マイラ:ウワ~ッ!!死ぬ気で成功せねば
白熊盾士マイラ:場合によっては祈念の使用も視野に入れて行こう
灰墟妖精カイ:GS10>=12
GoblinSlayer : (GS10>=12) → 10 + 7[3,4] → 17 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:GS7>=12
GoblinSlayer : (GS7>=12) → 7 + 12[6,6] → 19 → 大成功
遊郭武侠アドリアナ:やった~
灰墟妖精カイ:どうした急に
遊郭武侠アドリアナ:ふふん
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 9[3,6] → 20
白熊盾士マイラ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 6[5,1] → 13
灰墟妖精カイ:あと夜だから吸血鬼パワー貰えるかも
GM:あっそうかダンピールパワー
遊郭武侠アドリアナ:冒険者レベルの半分!
GM:バチバチ夜だから乗るわ
白熊盾士マイラ:へへへ……全員成功ッスかね親分……
遊郭武侠アドリアナ:20です
GM:しかも大成功しとる
GM:ふむ
GM:……では、アドリアナはその足跡がどの方角へ延びているかを、かなりの精度・距離で認識できる。
GM:そうだな、方角としては北側。まだ羅針団の開拓の手が届ききっていない山間部へ向かっている。
GM:バルナム拠点への経路からは外れた方角だ。
遊郭武侠アドリアナ:「ふーん……」足跡を真赤の瞳で一瞥し、その先まで凝視する。
灰墟妖精カイ:「どうだ、アドリアナ」
GM:加えて言うに、雪の中ではあるが──この時、さまざまな幸運がアドリアナに味方する。風や雲の切れ目、月明かり、星の光などさまざまな要因だ。
GM:100mほど遠くにはなるが、ふたつの背が遠ざかるのを見るだろう。
遊郭武侠アドリアナ:「100mほど先に影が二つ。向かう先は山間部……あんまり開拓されてない方向。追い過ぎるのはやめた方がいいかな」
遊郭武侠アドリアナ:「私は兎も角、この夜中で雪山は自殺行為、じゃない?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……よくそんなもん見えるな。俺の目でも見えねーのに」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:遠くを、目を細めて睨み付ける。
GM:マイラ、カイ。
白熊盾士マイラ:「下手な獣人より感覚が鋭敏なんだね。さっきはへばってたのに、何か良いことでもあったのかい?」
GM:こちら両名は、そうだな。足跡そのものを意識するのが良いだろうか。……特にマイラ。
灰墟妖精カイ:「こいつは夜の方が元気なんだ」
遊郭武侠アドリアナ:「元々夜職だったからね、活動時間がくるりと正反対」
GM:先の判定に全員が成功したので、次はこの判定に挑んでもらおう。……ノールベイト知識判定と称して、知力集中+冒険者レベル。
GM:ただし、ノールベイト出身のPCは+4のボーナスを受けてもらった上で……難易度は15!
遊郭武侠アドリアナ:GS8>=15
GoblinSlayer : (GS8>=15) → 8 + 12[6,6] → 20 → 大成功
遊郭武侠アドリアナ:?
白熊盾士マイラ:うおおお!!!
灰墟妖精カイ:GS9>=15
GoblinSlayer : (GS9>=15) → 9 + 10[5,5] → 19 → 成功
灰墟妖精カイ:ギンギンすぎるだろ
GM:そんなことってある……?
白熊盾士マイラ:GS9>=15
GoblinSlayer : (GS9>=15) → 9 + 5[4,1] → 14 → 失敗
白熊盾士マイラ:ノールベイト出身なのに何も解らなかった…
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 10[5,5] → 21
遊郭武侠アドリアナ:寝起きだからね
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:1多かった、達成値20だ
GM:そして、うむ。
GM:その足跡の形状は、獣のそれにも似てはいるが、人のものにも近い。……つまり獣人のものだ
GM:鋭い爪。蹄ではない。肉食の獣のものに近い。加えて影が逃げた方向と、ノールベイトという地を考えれば……
■雪原狼人
悪党5 生命力36 呪文抵抗GS4 移動力18 先制力GS4 知能:人並み
牙 達成値GS9 威力2d6+4 刺
大斧 達成値GS8 威力2d6+2 斬刺
回避GS7 装甲4 支援:命中、回避、威力、装甲+1 5m
「ボス」統率者3
「2回行動」牙と大斧による近接攻撃を1回ずつ行う。
「寒冷地特性・欺瞞色」:先制値に+1する。
【強打攻撃・斬】大斧による攻撃が命中した場合、効力値に+3のボーナスを得る。
【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
■雪原の白に溶け込む、白銀の体毛を持つ狼人の部族兵。南方に住まう獣人たちに比べて重厚、かつ色鮮やかな装備を好む。
彼らは必ずしも祈らぬ者ではないが、祈る対象が神だとは限らない。
大斧を持っている。
GM:大成功二連続の特典として、先んじて怪物知識判定を自動成功とする。
遊郭武侠アドリアナ:結構強い!
灰墟妖精カイ:「ふぅむ…」小屋の外周、窓際で硬い毛を拾う。
白熊盾士マイラ:「おや。そいつは……」
灰墟妖精カイ:「白いが、マイラのにしちゃ短くて固いな」
遊郭武侠アドリアナ:「ええ、熊人というよりは足の跡が小さいし……」
遊郭武侠アドリアナ:「で、この毛。犬人……というよりは狼人?」
遊郭武侠アドリアナ:「こっちの出身の犬人、もっともふもふした毛だもんね」
白熊盾士マイラ:「狼人か。こっちの連中はなまじ雪狼の特徴がある分、平原より厄介かもね……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ああ。……この毛色ってことはつまり」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ぺたんと腹ばいになったら、雪に隠れちまうってことだろ?」
灰墟妖精カイ:「足跡が小さくて深い、筋肉か武装かは分からないがどっちにしろおっかないな」
白熊盾士マイラ:「つまり先手を取られやすい。もし奴らが荷馬車を襲ったんなら、並の護衛じゃ抵抗できないだろうさ」
遊郭武侠アドリアナ:「……で、その上で追うか追わないかだけど……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:先程とは違い、率先して手を上げた。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:……空を見上げる。
GM:〝幸運にも〟雪は止み、雲は晴れ、ふたつの月が空の中央に照り輝いている。
白熊盾士マイラ:「こりゃ天祐だね。よっぽど運の良い奴があたしら一党にはいるようだ」
灰墟妖精カイ:「休息場所を捕捉されてる状況は危険だな。帰り道に襲われるなんてぞっとしない」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「行くつもりなら、今度は止めねーぜ。……確かにこりゃ、運が俺達に向いてきてる」
白熊盾士マイラ:目を細めて二つの月を眺める。
灰墟妖精カイ:「少しでも向こうの尻尾が見えるうちに対処しないとな」
遊郭武侠アドリアナ:「確かに、朝まで待って大勢連れてきた、じゃあ大問題だ」
遊郭武侠アドリアナ:「それに、天候も丁度晴れてる。明日もこうとは限らない、よね?」
遊郭武侠アドリアナ:「行こうか。戦うかは兎も角───お話はさせて貰わなきゃね?」
GM:では──
GM:天佑に恵まれたあなた達は、夜の平原をゆく。
GM:足跡の追跡は容易であった。
GM:本来なら、この大地の夜に自分たちを追跡してくる者は無い──と想像していたのだろう。
GM:朝まで待てば、臭いも足跡も、雪が覆い隠してくれる筈だったのだろう。
GM:故に逃亡者達は途中から、自分達の痕跡に対し、全く意識を払わずに移動していた。
GM:……とは言えその分だけ、速い。かなりの距離を移動している。
GM:故に、
GM:ふたたびの長距離移動&耐寒判定!
GM:体力持久+冒険者レベル+技能、装備補正もろもろ含みで難易度18! 失敗時は消耗+1!
白熊盾士マイラ:GS13>=18
GoblinSlayer : (GS13>=18) → 13 + 9[4,5] → 22 → 成功
灰墟妖精カイ:GS8>=18
GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 7[2,5] → 15 → 失敗
白熊盾士マイラ:うおおおおおお
遊郭武侠アドリアナ:GS5>18
GoblinSlayer : (GS5>18) → 5 + 8[4,4] → 13 → 失敗
灰墟妖精カイ:ひーん
遊郭武侠アドリアナ:くっ、ぞろ目ではあった
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイのを1増加(0 → 1)
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのを2に変更(0 → 2)
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのを2に変更(0 → 2)
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 3[2,1] → 11
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの消耗を1増加(1 → 2)
白熊盾士マイラ:スールアンナ―ッ!!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:出目がすいとられてるぜ……
GM:……あなた達が辿り着いたのは、雪山の麓の、針葉樹の林であった。
GM:足跡は、林の中へ続いている。
GM:そして……これはもう、途中からはっきり見て取れただろうが、
GM:バルナム方面から林の中へと、雪上を、重い荷物を引きずった痕跡がある。
GM:夜間の雪だけでは隠しきれない痕跡の深さと大きさ。おそらくは──輸送隊の物資か?
GM:林の中は、風が遮られて、雪原よりはひとの生存に適しているだろう。
GM:おそらくはこの先に……雪原狼人の集落がある。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……ひー……追いついた、か……?」
遊郭武侠アドリアナ:「うう、風が少なくても寒い……」
灰墟妖精カイ:「うぐぐ…」アドリアナを風除けに使っている。
白熊盾士マイラ:「奴らの拠点は林の中にあるんだろう。それこそアドリアナが風避けになってるのと同じ理屈さね」
遊郭武侠アドリアナ:それとなく風上に身体を置いている。
白熊盾士マイラ:涼し気な顔で首狩剣を担いでいる。
遊郭武侠アドリアナ:「私が太い樹みたいって言ったー……?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「まー……闇人にしちゃ太いな……」
白熊盾士マイラ:「あたしじゃないよ!カイに聞いてくれそういうことは」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「樹齢何十年って脚してるし……」
灰墟妖精カイ:「いやすらっとしてて美人だろ…」憎まれ口を言う余裕がない。
遊郭武侠アドリアナ:「酷い例えと最高の褒めが来てる……」
遊郭武侠アドリアナ:「はぁー……っ、それで、この引き摺った痕……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……言ってる場合かっ」ツッコミの声量が小さいのは、敵地であるとの意識はしているからか。
灰墟妖精カイ:「どうやら本目的もここで合ってたらしい」
灰墟妖精カイ:「あんま良い事じゃねえけどな。敵の陣地に踏み込むてのは」
白熊盾士マイラ:「とはいえ、荷物が取られてるようじゃしょうがない。出来ればさっさと取り返して、穏便に逃げたい所だけどね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「穏便に、か……できるか?」
遊郭武侠アドリアナ:「向こう次第じゃなーい……?」
灰墟妖精カイ:「惰眠の魔法はある。でも何十人と眠らせられるもんじゃないぞ」
白熊盾士マイラ:「だったらひとまず、奴らの根城を調べるしかなさそうだね。頼めるかい?」
灰墟妖精カイ:「そういうのは俺の仕事だな…とりあえず近づくまでは全員で行くぞ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「前を任せた。俺は後ろの方がいい」
遊郭武侠アドリアナ:「背中も隣も任せて、こっちにはお姉さんたちがたーくさん付いてるんだから」
白熊盾士マイラ:「アドリアナにも”実力”ってやつを見せてやらなきゃね。牙と爪は受け止めてやる、任せときな」
灰墟妖精カイ:「よし、じゃあこっからは静かに…」
灰墟妖精カイ:「くちゅんっ」
GM:難易度10の幸運判定をどうぞ
GM:間違えた
GM:幸運で10はアホや
白熊盾士マイラ:はあはあはあ
GM:難易度7の幸運判定をどうぞ せっかくだから全員でな!
灰墟妖精カイ:2d>=7
GoblinSlayer : (2D6>=7) → 6[1,5] → 6 → 失敗
遊郭武侠アドリアナ:幸運あります!
遊郭武侠アドリアナ:GS1>=7
GoblinSlayer : (GS1>=7) → 1 + 6[5,1] → 7 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:あぶない
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS1>=7
GoblinSlayer : (GS1>=7) → 1 + 7[4,3] → 8 → 成功
白熊盾士マイラ:GS>=7
GoblinSlayer : (GS>=7) → 4[2,2] → 4 → 失敗
白熊盾士マイラ:グエ~~~
GM:ふたり成功してるな……では
GM:大きな問題はなく、探索に入っていただこう
GM:そうだね、ここはせっかくだからいつものチャートみたいな感じで行こうか
GM:遭遇チャート
2~3 敵対遭遇 PC+1~2レベルの強敵1体、強敵÷2LVのモブがPC+1体
4 友好遭遇 祈りし者と遭遇、判定成功で情報を入手し次回チャートの出目を+-1、とか?
5~7 敵対遭遇 PC+1~2レベルの強敵1体、強敵÷2LVのモブが2体
8 友好遭遇 他の冒険者と遭遇、次に出てくる敵のモブをー1
9~11 敵対遭遇 PCと同レベルのモブがPC+1体
12~ 幸運 トレジャー判定とか?
GM:あった、これこれ
GM:ということで……PC1のとこにコマがあるマイラさん!
GM:判定をどうぞだ
白熊盾士マイラ:うおおおおお!!!
白熊盾士マイラ:GS
GoblinSlayer : (GS) → 9[6,3] → 9
白熊盾士マイラ:グエ~敵対遭遇
灰墟妖精カイ:だが雑魚だぜ
白熊盾士マイラ:2lvのモブども……一掃!
遊郭武侠アドリアナ:殴り倒すぜ
GM:では
GM:──あなた達は、林の中をゆく。
GM:月明かりはあるから、足下を見るには困らないだろうが、さりとて夜の林の中。
GM:夜行性の獣の気配は多く──
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「…………」足下の雪上を指差す。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:目を細めて見るまでもない。大量の足跡。荷を引きずった痕。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……結構いるなぁ、こりゃ」
白熊盾士マイラ:「ま、薄々こうなるとは思ってたからね」首狩剣を担ぐ。「やるかい」
灰墟妖精カイ:「軽く打ちのめしてやるか。盾を使いたくなったら言え、火を灯してやる」
遊郭武侠アドリアナ:「なぁに、簡単な奴なら拳で一発、大人しくなってもらいましょう!」
白熊盾士マイラ:自由行動で盾を松明に持ち替えます
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……っても、あんまり派手にはやれねーぜ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「うっかり大声なんか出されたら、仲間が寄ってくるかもしれねえ」
白熊盾士マイラ:「暗殺か。静かに殺すってのは苦手なんだけどね……ま、やってみるか」
GM:前のめりな面々だ
GM:ふむ、では
GM:林に入って、そう進んだ先ではないが、光が揺らめいている。……焚き火だ。
GM:どうやら、少し窪地になっているところの岩陰で、
雪原狼人:何人かの狼人が集まり、歩哨をサボっているようだ。
雪原狼人:「──────」「──────」
雪原狼人:地方の訛りが強い言葉で、何かを会話している。
GM:博識判定といこう。知力集中+魔術師レベル+【博識】、目標値は15
灰墟妖精カイ:GS7>=15
GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 5[4,1] → 12 → 失敗
遊郭武侠アドリアナ:GS7>=15
GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 8[6,2] → 15 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:よし
白熊盾士マイラ:GS5>=15
GoblinSlayer : (GS5>=15) → 5 + 11[6,5] → 16 → 成功
白熊盾士マイラ:すごっ
GM:ほほう
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS7 いちおう
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 9[3,6] → 16
GM:では、判定に成功した者は
雪原狼人:「ミハリ、メンドウ……」「ヤッテランネー……」「オエライサンハサ……」
雪原狼人:と、やる気の無い歩哨達の愚痴を聞き取ることが出来るだろう。
雪原狼人:「オタカラ……」「ヒトリジメシテル……」「キットソウ……」
灰墟妖精カイ:「誰か言ってる事分かるか?」小声
遊郭武侠アドリアナ:「うーん、お偉いさんへの愚痴がメインね……」
白熊盾士マイラ:「取った物資を偉いさんが独り占めしてる、みたいなことも言ってるね」
白熊盾士マイラ:「種族が違えど一兵卒の話す内容なんざ似たようなもんさ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……そりゃー、蛮族ったって生き物だからなー」
遊郭武侠アドリアナ:「ともあれ、襲い掛かられないならスルーする?それとも気絶だけでもさせる?」
雪原狼人:「タキビスルナ、トカ……」「イネムリスルナ……」「スルナ、スルナ、ナンデモスルナ……」
白熊盾士マイラ:「増援を呼ばれた場合、結局こいつらが来ることになるからね」
白熊盾士マイラ:「あたしは気絶だけでもさせておくべきだと思うよ。なあに、命まで取ることはないさ」
灰墟妖精カイ:「了解、それじゃ一眠りしてもらうか」
GM:よろしい。では、
GM:不意打ち……かな?
灰墟妖精カイ:まあしても損はないかな
白熊盾士マイラ:やるぞやるぞ
白熊盾士マイラ:と言ってもこの場合カイくんとスーちゃんくらいしか出来そうな人がいないが
遊郭武侠アドリアナ:眠らせて自動勝利を狙うぜ
遊郭武侠アドリアナ:がんばって~!
白熊盾士マイラ:がんばえ~!
白熊盾士マイラ:マイラアドリアナは見てます
GM:よろしい ではGMは急いで不意打ちまわりのページを開く!
灰墟妖精カイ:こっちが技量集中+斥候で振り、エネミーはレベルxn(知能次第)で対抗判定じゃ
白熊盾士マイラ:知能:低いだったらn=1、人並みだったらn=2だぜ
GM:読んできたぜ!
GM:すでに要約してもらってたぜ!
GM:では……先に怪物知識判定と行こうか 難易度は11!
灰墟妖精カイ:GS9>=11
GoblinSlayer : (GS9>=11) → 9 + 9[4,5] → 18 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:GS9>=11
GoblinSlayer : (GS9>=11) → 9 + 2[1,1] → 11 → 大失敗
遊郭武侠アドリアナ:うわ~~~;つ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 5[1,4] → 16
白熊盾士マイラ:GS5>=11
GoblinSlayer : (GS5>=11) → 5 + 7[5,2] → 12 → 成功
白熊盾士マイラ:しゃあっ
灰墟妖精カイ:一人でダイス目動かしすぎ
GM:両極端だなおい!
遊郭武侠アドリアナ:今日のダイスはめちゃくちゃ
GM:怪物知識判定だからいいけどさぁ!
■蛮族雑兵
悪党2 生命力18 呪文抵抗8 移動力18 先制力1d6+1 知能:人並み モラルGS5>=13
爪牙 達成値14 威力1d6+3 斬
回避12 装甲2 支援:命中+1 5m
「寒冷地特性・欺瞞色」:先制値に+1する。
■辺境の地に住まう民。力において他者に劣る彼らは、その文化圏においては下っ端扱いである。
白熊盾士マイラ:かわいそう……
GM:ということで、レベル2の知能は人並みだ
GM:それを踏まえ……隠密チャレンジに挑む者はどうぞだ!
灰墟妖精カイ:GS9
GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 12[6,6] → 21 → 大成功
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS14 屋外だしね
GoblinSlayer : (GS14) → 14 + 8[4,4] → 22
遊郭武侠アドリアナ:?!
GM:君らほんと……ほんとうね……?
灰墟妖精カイ:野伏の外套あるから23だったわ
白熊盾士マイラ:何だこいつら~~~~~~!!!!
GM:はい 判定する必要もなく隠密成功となります。カイくんが先手確定というか、
遊郭武侠アドリアナ:やったね
GM:こんなもんもう戦闘としてラウンドを数える必要もなく初手を取れるよ!!!
GM:なんなら普通に焚き火を囲んで座っても1分くらいはバレねえかもだよ!!!
灰墟妖精カイ:こいつら惰眠で眠らせたら戦闘スキップできませんか?
白熊盾士マイラ:やっておしまいカイくん!
灰墟妖精カイ:元から眠そうだったしそのまま眠らない?
GM:呪文抵抗8を抜ければいけますわね……えーと、スリープスリープ
GM:難易度10
GM:行使成功したら確実に寝るやんけ
灰墟妖精カイ:眠そうにしてるから呪文抵抗ー2で6なんだよなあ
灰墟妖精カイ:というわけで判定しますね
白熊盾士マイラ:GOGO!
GM:ごー!
灰墟妖精カイ:GS9>=10 《惰眠》球状範囲(選択)の霧を発生。呪文抵抗判定に失敗すると呪文維持している間睡眠状態。
GoblinSlayer : (GS9>=10) → 9 + 7[2,5] → 16 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:えらーい♡
白熊盾士マイラ:やった~~~!!
灰墟妖精カイ:「終わりなきもの、死の弟たる砂男。戯曲一つと交換に、砂と夢で我らを護っておくれ」
灰墟妖精カイ:静かに忍び寄り、囁くように歌いかける。獣人たちの瞼が徐々に重くなり、意識が薄れていく。
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイの残呪文使用回数を1減少(3 → 2)
雪原狼人:「テンショク……」「テンキョ……」「ブラック……」
雪原狼人:「……グゥ」
灰墟妖精カイ:「ゆっくりお休み」
雪原狼人:……愚痴るばかりの見張り達は、会話の自然な流れであるかのように眠り始める。
遊郭武侠アドリアナ:「……カイ、さっすが~……」小声でその様子を眺めて、頭を優しく撫でる。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なんか、ろくでもねえ親玉のとこにいるんだな」
白熊盾士マイラ:「冒険者ってのは如何に気ままな職業かを痛感するね」
白熊盾士マイラ:「カイもよくやった。これなら奴らの親玉にも気付かれなかっただろうさ」
灰墟妖精カイ:「仕事が終わってからにしろ」小さな頭をされるがままにしながら。
GM:夜風、火の粉のはじける音、狼人の寝息といびき。
GM:あなた達はひっそりと、林の中を移動する。
遊郭武侠アドリアナ:GS
GoblinSlayer : (GS) → 6[1,5] → 6
遊郭武侠アドリアナ:エ~ン
遊郭武侠アドリアナ:幸運あって+1しても7で敵対です……
GM:友好遭遇は確率低いからね……
Tekey:「ハシブトガラス」がログアウトしました。
Tekey:「ハシブトガラス」がログインしました。
GM:あなた達は息を潜め、敵地をゆく。
GM:いざ大声など上げて注目を集めれば、敵がどれだけ現れるかもわからない。なにせここは敵の拠点なのだ。
遊郭武侠アドリアナ:「……すぐ近くには……居ないか、よし」
白熊盾士マイラ:「さて。こっからどうするかだね」
GM:この辺りまで来ると、雪がガッチリと踏み固められて、林の中に通路のような痕跡を残している。
GM:現在地から見て、目立つ〝通路〟はふたつ。
GM:片方は左手側に伸びている。幅が広く、短時間の間にも大勢の行き来があるのだろう。
GM:片方は右手側へ。こちらは細い、少人数しか移動しない〝通路〟のようだが、
GM:大荷物を引きずったような痕跡は右手側へと伸びている。
遊郭武侠アドリアナ:「物資輸送隊の人たちの無事を確認したい、よね」
灰墟妖精カイ:「ああ、荷物は右のようだが…」
白熊盾士マイラ:「賛成だ。荷は取り返せても輸送隊が全滅してました、じゃお話にならないからね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……ってことは、どっちだ?」
遊郭武侠アドリアナ:「先ですぐ戦うかはさておき、左の奥を一度見ておきたい処かしら」
白熊盾士マイラ:「増援だった場合、そっちも潰せる。遺跡探索は本命じゃなさそうな方からって常道があんのさ」
GM:よろしい、では
GM:GS6
GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 10[4,6] → 16
GM:む、ちと出目が良い
GM:ではこうしよう。左の道を、偵察だけするのであれば、誰かが隠密判定で16以上を出せれば確認ができる。
白熊盾士マイラ:はは~~
灰墟妖精カイ:ふむふむ
GM:偵察から更に不意打ちまで考えると、さらに難易度は上がってくるがね
灰墟妖精カイ:偵察と洒落こもう
GM:ちょっと行って見てくるだけなら大丈夫……なんだけどGM側の出目が思ったより良かったので
GM:わりと勘の良い見張りがいるかもしれんぜ
灰墟妖精カイ:GS9>=16
GoblinSlayer : (GS9>=16) → 9 + 11[6,5] → 20 → 成功
白熊盾士マイラ:大!凄い
遊郭武侠アドリアナ:カイ~♡
GM:余裕じゃねーか
灰墟妖精カイ:どうやらオレは凄腕らしい
灰墟妖精カイ:外套忘れてたので22だったわ
遊郭武侠アドリアナ:余裕ってワケ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:ここは下手に振ってファンブル可能性を引くより任せたほうがいいな
灰墟妖精カイ:と思ったけど野伏レベルないから+2無かったわ
GM:ではカイくんの単独先行調査だ
白熊盾士マイラ:GOGO!
GM:と言っても、所詮は狭い林の中。すぐに〝通路〟の奥、ちょっと広くなった場所を発見できる。
GM:そこは、特に針葉樹の枝の密度が高くて屋根のようになっている上に、風避けの衝立──これは獣の革と木で組んだ簡素なもの──が幾つもある。
GM:さきほど、見張り達が焚き火でサボっていた場所にも似て、やや窪地のようになっている。
GM:つまり、風が吹き込みにくい場所なわけだ。
灰墟妖精カイ:(臭いで察知されないから好都合だな)
雪原狼人:数人の狼人がいる。そのうちの1匹は、見て分かるほど体格が良く、他の狼人より装備が派手。
雪原狼人:この集落のリーダーだろう、とは予想ができる筈だ。
灰墟妖精カイ:(こりゃ大層な得物持って、羨ましいね)
GM:周辺に、輸送隊のメンバーとおぼしき姿は見えない。物資も同様に、だ。
灰墟妖精カイ:音を立てずに来た道を戻る。残された足跡を辿れば小さな自分の分は残らない。
灰墟妖精カイ:「つうわけで、向こうの頭領がくつろいでたぜ」
遊郭武侠アドリアナ:「人質とかは居なさそうだった訳ね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「寝てねーんだ。夜行性なのか?」
白熊盾士マイラ:「なるほどね。なら、輸送隊なり荷物は右の方に保管されてそうだな……」
遊郭武侠アドリアナ:「大収穫。これで安心して右も調べに行けそう」
灰墟妖精カイ:「後回しにして先に右へ向かうか」
灰墟妖精カイ:「別に連中討伐しに来たわけじゃないし、頭領倒して解決って話でもねえ」
白熊盾士マイラ:「まずは右に一票。蛮族どもに自棄でも起こされたらたまらない」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「アリじゃねーか? なんなら、輸送隊の連中だけでも連れて、一度逃げ出す手だってある」
遊郭武侠アドリアナ:「当初の目標を見失うことなし、ってね」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ここは連中の縄張りで、今は連中の時間帯だ。コソコソ立ち回るくらいでちょうど良いと思うぜ」
遊郭武侠アドリアナ:「でも一層気を付けなきゃね。保管庫や人質を置いておくなら、逃げたり移動したりできないように袋小路かもしれないから」
GM:では
GM:あなた達は分岐点から右へ、細い〝通路〟を進むことになる。
GM:その先には、小屋があった。
GM:見たところ──バルナム方面の道脇にあった小屋に比べて、作りがちゃちだ。
GM:中に放り込んだものが雪をかぶらなければいい、という粗雑な作りだが、狼人達の耐寒性からすれば気にならないのだろう。
GM:見る限り、小屋の周囲に見張りはいない。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……荷物の痕跡、あの小屋の前で途切れてんな」
白熊盾士マイラ:「見張りもいないみたいだね。一度中に入って確かめてみるかい」
灰墟妖精カイ:「よし、探る」
遊郭武侠アドリアナ:「頼りっぱなしになるけど、お願いね」
GM:そうだな、では……
GM:ここは全員、観察判定をおこなってもらおう。目標値は今回は出さない。
遊郭武侠アドリアナ:GS8 むむっ
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[6,1] → 15
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 4[2,2] → 15
灰墟妖精カイ:GS10
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 8[2,6] → 18
GM:カイくんが安定してつよい
白熊盾士マイラ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 6[1,5] → 13
GM:ふむ、となると
GM:マイラさんの場合、〝たしかに周囲に見張りはいない〟ことくらいはわかる
GM:15を出した2名については、見張りはいないことに加えて、周囲の雪の足跡から〝小屋の中には誰かいるかもしれない〟こと
GM:そしてカイくんは、小屋の中には数名がいることを確信できる。加えてその数名というのは、
GM:裸足の、鋭い爪を保持した足跡が2種類。寒冷地用のゴツい靴跡が数種類
GM:つまり、狼人が2名と、それ以外の種族が何人か……というところだ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「…………」ちょいちょい、と雪の地面を指差し、姿勢を低くする。
遊郭武侠アドリアナ:「……見張りはいないけど、中には誰か居そうな雰囲気」
灰墟妖精カイ:手にした打狗棒で足形を囲う。
灰墟妖精カイ:「これとこれは裸足、こっちはブーツ」
灰墟妖精カイ:「ここが当たりだろ。今すぐ踏み込むか?」君たちを見上げる。
白熊盾士マイラ:「流石は斥候だね。……ああ、話が早いのは好きだよ」
遊郭武侠アドリアナ:「……裸足のやつらとは戦う事になる、か。それに越したことは無いけど、人質だけは心配」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あと、扉のサイズが問題だ。デカい前衛が二人並んだら、矢を通す幅がかなり限られる」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「扉を抜けて小屋の中へ踏み込むまでの、ほんの一瞬だろうが──」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺の矢が飛ばねえ、ってのは了承してくれ」
灰墟妖精カイ:「さっきみたいにまとめて俺が眠らせて、寝てる間に拘束って手もある」
灰墟妖精カイ:「残り2回だがな…先に決めておこう。中の連中を開放したらその後はどうする?」
遊郭武侠アドリアナ:「……先に外に逃がせればいいけど、生憎ここは本拠地。うまくやらなきゃみすみす危険に晒すことになる」
白熊盾士マイラ:「この集落の連中全員とやり合いたくはないね。矢玉も呪文も無限にあるわけじゃない。だろ?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ったって、雪の上で連中を振り切って走るってのは難しいだろうしなぁ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「安全なのは、俺達が護衛してこっそり逃がすこと」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「そうでなきゃ全員ぶちのめすか……いっそ親玉を人質にでもして、じりじり後ろ歩きで逃げるか?」
白熊盾士マイラ:「盗賊なら消音の呪文でも持ってたんだろうがね。よし、あんたの案に賛成だ……スー」
白熊盾士マイラ:「連中、親玉にうんざりしてただろ。上手く頭を人質に出来れば、深追いはして来ないんじゃないか?」
白熊盾士マイラ:「これでも傭兵崩れだからね。金で動く奴らの気持ちは少しばかり解るつもりだよ」
灰墟妖精カイ:「いいね、その立派な体で誇示してくれよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「金属の板ってのは、同類を裏切るほど価値があるもんなのかね。わかんねーが……」
灰墟妖精カイ:「あたしはお前らの頭目よりずっと強いってな」
Tekey:「氷雨」がログインしました。
遊郭武侠アドリアナ:「割と一か八かの賭けに出るってことね。ふふ、私は嫌いじゃない」
白熊盾士マイラ:首狩り剣を担ぎながらくつくつと笑う。「任せろ。白熊人の体ってのはこういう時のためにあるもんさ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なるほど、つまり〝びびらせて〟〝寝返らせる〟ってことか」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……んじゃあ、そこの小屋の中にいるやつらで前途を占ってみるか?」
遊郭武侠アドリアナ:「もしもの時は殿くらいにはなるからさ。張り切っていこ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ここの連中はビビったら寝返るのか、それとも忠義立てするタチなのかってよ」
灰墟妖精カイ:「ついでに俺らが賭けに出られるほどの腕前かもな」
灰墟妖精カイ:打狗棒を短めに構え、音を立てずに扉の傍に貼りつく。
GM:ふむ
GM:そうだな、この場合……
GM:カイくんが扉を開けると同時に、最近流行りのデカ女2名がなだれこむ手筈だと想定すると
GM:カイくんの隠密が成功した場合は、前衛2名が真っ先に行動できるとする
GM:ただし、扉を開けたカイくんと、味方の背で射線が遮られるスールアンナは、2ラウンド目──
GM:つまり奇襲に参加しなかった扱いで、通常の行動となる
GM:と、裁定しよう
白熊盾士マイラ:おお……つまり前衛二人でボコボコタイム!
GM:では……隠密の目標値は
GM:GS6
GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 8[2,6] → 14
GM:受動側14
白熊盾士マイラ:14かァ~~
GM:つまり15以上で成功か
灰墟妖精カイ:GS9>14 では挑戦しよう
GoblinSlayer : (GS9>14) → 9 + 8[6,2] → 17 → 成功
白熊盾士マイラ:ナイッシュ
遊郭武侠アドリアナ:カイ~♡
GM:この斥候クソ有能だな……
GM:よろしい!
GM:では、カイくんが扉を開けると同時に戦闘開始&奇襲1ラウンド目という扱いになる!
灰墟妖精カイ:分厚い防寒具の袖から華奢でほっそりとした、しかし荒れた白指がするりと抜け出す。
灰墟妖精カイ:(鍵はなし…チッ重てえ)冷気を遮断するための分厚い木扉を、ゆっくりと押し開く。
灰墟妖精カイ:床面で打狗棒をつっかえさせて幅を確保。二人に視線を送る。
GM:では
GM:怪物知識判定!
GM:目標値は12!
灰墟妖精カイ:GS9>=12
GoblinSlayer : (GS9>=12) → 9 + 6[4,2] → 15 → 成功
白熊盾士マイラ:GS5>=12
GoblinSlayer : (GS5>=12) → 5 + 6[2,4] → 11 → 失敗
白熊盾士マイラ:グエ―ッ
遊郭武侠アドリアナ:GS10>=12
GoblinSlayer : (GS10>=12) → 10 + 10[5,5] → 20 → 成功
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 4[3,1] → 15
GM:まぁ誰かわかれば基本みんなわかるもんだしな!
GM:■蛮族
悪党3 生命力20 呪文抵抗8 移動力20 先制力1d6+1 知能:人並み モラルGS6>=13
弓 射程30m 達成値14 威力2d6 刺
武器 達成値16 威力1d6+2 斬
回避14 装甲2 支援:命中、威力+1 5m
「寒冷地特性・欺瞞色」:先制値に+1する。
■辺境の地に住まう民。彼らは独自の生活習慣と文化を持っている。都市圏の住人に比べて過酷な環境で生きており、身体能力は高いが学が無い。
小槍と矢1d6本を持っている。
GM:彼我の距離は……5m固定! 何故なら小屋の中はそんな広くないからだ!
GM:そしてカイ、アドリアナ、マイラの3名とも位置は0m! エネミーは蛮族×2、どちらも5m地点!
GM:・ラウンド1
GM:行動順! と言ってもPC2名だけの行動なので、先に動きたい方から動けばそれで良いのである
白熊盾士マイラ:アドリアナちゃんどっちから動く~?
遊郭武侠アドリアナ:どっちでもいいよ、お譲りします
白熊盾士マイラ:OK!ではありがたく行かせて貰おう
白熊盾士マイラ:既に近接状態なのでこのまま蛮族1に「憤撃」を宣言!攻撃します。
GM:よろしい、蛮族1の行動は回避で達成値14固定だ!
白熊盾士マイラ:GS12>=14
GoblinSlayer : (GS12>=14) → 12 + 6[4,2] → 18 → 成功
白熊盾士マイラ:デリャ~~~ッ!!!
白熊盾士マイラ:ダメージ行きます!
白熊盾士マイラ:2d6+6
GoblinSlayer : (2D6+6) → 10[4,6]+6 → 16
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの消耗を1増加(0 → 1)
GM:蛮族_1の負傷数を14増加(0 → 14)
GM:装甲2くらいでは……あまり防げねえな……!
白熊盾士マイラ:「ゼエッ……リャッ!!!」
白熊盾士マイラ:扉を撥ね飛ばすように転がり出た白熊人が、大上段に首狩剣を振り下ろす!
白熊盾士マイラ:ご う !!
遊郭武侠アドリアナ:じゃあ削れた方を狙いましょう。鉄拳で強打殴宣言
雪原狼人:「エッ!? ワーッ!?」突然の乱入にパニックになる狼人! なんかちいさくなくてかわいそうな悲鳴を上げる!
遊郭武侠アドリアナ:GS16>12
GoblinSlayer : (GS16>12) → 16 + 7[3,4] → 23 → 成功
雪原狼人:ごつん!
GM:そうかこの人ダンピールだ……!
GM:エグい強いな夜のダンピール……!
遊郭武侠アドリアナ:4d6+5
GoblinSlayer : (4D6+5) → 11[3,2,2,4]+5 → 16
遊郭武侠アドリアナ:ダイスはそんなにだけどこれで一人!
GM:おや、えーと
GM:命中の効力値が23で
遊郭武侠アドリアナ:あっもう1個ダイスある矢
GM:強打・殴で3増えて
GM:うむ!
遊郭武侠アドリアナ:1d6
GoblinSlayer : (1D6) → 4
GM:まぁどっちにせよ撃破なんじゃが!
遊郭武侠アドリアナ:七孔使ってれば無傷の方落とせたな……
GM:蛮族_1の負傷数を18増加(14 → 32)
遊郭武侠アドリアナ:「はい、とりあえずごめんね」
遊郭武侠アドリアナ:素早く駆け寄り、交錯の間に首裏に手刀を当て気絶させる。
灰墟妖精カイ:「お見事っと」敷居をまたいで室内に入り込む。
雪原狼人:「ギャブッ!」びしぃっ、と首筋に走る衝撃で昏倒する一体!
雪原狼人:「テ、テメエェッ!」そして威嚇しながら武器を構えるもう一体……やはり小屋の中にいたのは2体だけだ!
輸送隊員:「えっ、誰!?」そして雑に縛られ転がされている只人!
遊郭武侠アドリアナ:「うーん、やっぱり攫われたで間違いなさそうね」
GM:ラウンド1終了で……継戦カウンターが1!
GM:・ラウンド2
GM:ここから通常処理だ……行動順!
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイのイニシアチブを2D6+1(→ 9)に変更(0 → 9)
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのイニシアチブを0に変更(0 → 0)
GM:蛮族_2のイニシアチブを1D6+1(→ 6)に変更(0 → 6)
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(0 → 8)
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラのイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(0 → 7)
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(0 → 8)
白熊盾士マイラ:ギリ上!
GM:では……カイくんからか!
灰墟妖精カイ:GS11 打狗棒で【強打攻撃・殴】。効力値+4。対象は蛮族
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 3[2,1] → 14
灰墟妖精カイ:回避同値で当たらないな
雪原狼人:回避は固定値14だぜ!
雪原狼人:受動有利でなんか……よけた!
遊郭武侠アドリアナ:私が行きましょう
灰墟妖精カイ:だだ余ってるし祈念使っとく?
遊郭武侠アドリアナ:あー
遊郭武侠アドリアナ:いいかも!
遊郭武侠アドリアナ:やっちゃお
白熊盾士マイラ:やっちゃえやっちゃえ!
灰墟妖精カイ:MCPI$5
GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 6[2,4] → 6 → 成功, 因果点:5点 → 6点
GM:やりおるわ……
灰墟妖精カイ:失敗から一段階向上して成功
白熊盾士マイラ:やりおるマン!
GM:つまり14で命中しつつ強打により効力値が上昇しダメボ発生と……!
灰墟妖精カイ:2d6+7
GoblinSlayer : (2D6+7) → 2[1,1]+7 → 9
GM:蛮族_2の負傷数を7増加(0 → 7)
雪原狼人:ふっ 地味に痛い
灰墟妖精カイ:「あんたら探しに来た冒険者だ、こいつ共々黙ってな!」
遊郭武侠アドリアナ:では行きます!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:まかせた!
遊郭武侠アドリアナ:強打殴宣言、鉄拳で殴り!
白熊盾士マイラ:GOGO!
遊郭武侠アドリアナ:GS16
GoblinSlayer : (GS16) → 16 + 7[6,1] → 23
遊郭武侠アドリアナ:無念無想
遊郭武侠アドリアナ:+4+3で合計30!
灰墟妖精カイ:少年が振るう長い棍が、倍する程の身の丈を持つ狼人の胸をしたたかに突く。
遊郭武侠アドリアナ:6d6+2d6+5
GoblinSlayer : (6D6+2D6+5) → 21[2,6,2,1,4,6]+5[1,4]+5 → 31
雪原狼人:手にした短槍の柄で幾分かの衝撃を和らげるも、骨身に響く衝撃!
遊郭武侠アドリアナ:あっ違う多すぎ!後ろの2d6は余計なので……
雪原狼人:「ド、ドコカラワイテ……グッ!」
遊郭武侠アドリアナ:26です
GM:回避は14固定で命中し、そして装甲は2なので
GM:蛮族_2の負傷数を24増加(7 → 31)
白熊盾士マイラ:グッバイ…
GM:……2体目も落ちる!
GM:つええよダンピール!
白熊盾士マイラ:いや~強い
GM:おのれ深夜に目を醒まして追撃なんてことにならなければ……!
遊郭武侠アドリアナ:「……遅いっ!」カイに気を取られた狼人の背後に回り、脳天に再びの手刀を打ち込む。
遊郭武侠アドリアナ:脳が衝撃で揺れ、一瞬で立っていることもままならなくなるだろう。
雪原狼人:「グバァッ!?」先の1体と同様にダウン!
GM:ラウンド終了処理……継戦カウンターは2!
白熊盾士マイラ:「アンタ……やっぱりかなりやるね。こりゃ賭けはこっちの勝ちだな」
遊郭武侠アドリアナ:「さぁて。私は兎も角、上手く気づいて扉を開けてくれたカイのお陰ってとこかな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「手際いーな。おかげでこっちも、無理に狭い隙間を射貫かねーで済んだぜ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「通せないとは思わねーけど、手が滑ったらやべーしな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:矢を矢筒に戻しながら歩いてくる
灰墟妖精カイ:小刀を使って輸送隊員の拘束を解き、狼人らの上に放る。
灰墟妖精カイ:「俺じゃこいつらを打ちのめすの無理だよ、縛るのも任す」
GM:戦闘終了……と、ついでにそうだな、キルリーダーのアドリアナさんには2d6を頼もう。蛮族2体分の所持してた矢の本数だ。
遊郭武侠アドリアナ:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 6[1,5] → 6
遊郭武侠アドリアナ:むむむ
GM:6本 銀貨1枚分くらいにはなるわね
灰墟妖精カイ:はした金だしスーちゃん持ち帰っていいよ
白熊盾士マイラ:弓矢税よ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:既に矢筒に入りきらねーくらい矢ぁあるんだよな
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:戦闘で消費が激しかったらもらうか!
灰墟妖精カイ:奥義とか得たら消費量増えるしね
灰墟妖精カイ:小槍も戦利品メモに投下
GM:さて
GM:というわけであなた達一行は、狼人2名を気絶させて捕縛することに成功した
輸送隊員:ついでに捕虜数人も奪還したぞ!
白熊盾士マイラ:「……さて。秘密の抜け道とか知らない、あんたら?」狼人たちを縛り上げながら輸送隊の面々に声をかける。
輸送隊員:「あ、あの、ありがとうございましたっ!」なお台詞があるのは代表1名とする、キャラ分けの労力を省く為だ
遊郭武侠アドリアナ:「ここの他に囚われた子は居たりする?」
輸送隊員:「抜け道、は……知りませんっ。そしてここにいるので全員ですっ」
白熊盾士マイラ:「そうかい。ま、無事そうで何よりだ。依頼後に飲む酒が美味くなる」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「森で抜け道探すんなら、住んでるやつに聞くほうがいいかもな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:靴の先で狼人をつっつきながら。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「素直に教えてくれるかは、聞き方次第かもしれねーけどさ」
白熊盾士マイラ:「尋問か……ギュ~~~っと抱き締めれば吐いてくれないかね」
白熊盾士マイラ:手をわきわきと動かす。
GM:では、たのしい尋問タイムとしよう
GM:そうだな、この場合……
GM:交渉or拷問を能動側として行い、受動側のモラル判定に勝利できれば、思うように情報を引き出せるとしよう
遊郭武侠アドリアナ:「頭を人質にとか言ったんだから、無理に他のやつら怪我させるとご破産するから気を付けてね」
GM:が、1回で……はさすがにこいつらでも口を割るまい
GM:トータルで2勝
GM:ただし、交渉or拷問に失敗した場合、以降は受動側のモラル判定に1のボーナスが乗る。つまり意固地になるわけだ
GM:というのを踏まえてチャレンジしてもらいたい。同時にダイスを振るのでなければ、誰が何回挑戦するのも構わないぜ
白熊盾士マイラ:なら…交渉:脅迫でチャレンジしてみようかな。
GM:よろしい 言い忘れていたが第二能力値はすべて集中でよろしく
白熊盾士マイラ:イエス!
白熊盾士マイラ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 7[6,1] → 15
白熊盾士マイラ:まずまず
雪原狼人:俺はそう簡単には口をわらないぜ
雪原狼人:GS6>=15
GoblinSlayer : (GS6>=15) → 6 + 4[3,1] → 10 → 失敗
雪原狼人:だめだったぜ……
白熊盾士マイラ:ワンコロ…
遊郭武侠アドリアナ:といっても私はボーナス無いんですよね、芸能:色街は流石に使え無さそうか……
GM:ということで交渉(脅迫)は半分ほど成功する
GM:ふーむ
GM:30分ほどの時間経過を許容するなら芸能:色街でもいいよ
GM:似たような前例を別卓でやったので
遊郭武侠アドリアナ:まあえっちなことをするわけではないが、その気にはさせます
白熊盾士マイラ:いいデカ女とわるいデカ女メソッド
遊郭武侠アドリアナ:この30分は現実時間では無いですよね
GM:作中時間です
灰墟妖精カイ:どういう質問?
GM:現実時間で30分間の色街ロールをしたいというなら許可はしますが……
遊郭武侠アドリアナ:おっけーです、ではボーナス1頂けるのかしら
GM:そうね、魂魄集中に1のボーナス
遊郭武侠アドリアナ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 3[2,1] → 11
遊郭武侠アドリアナ:ぎゃん
雪原狼人:GS6>=11
GoblinSlayer : (GS6>=11) → 6 + 6[4,2] → 12 → 成功
遊郭武侠アドリアナ:くっ……
遊郭武侠アドリアナ:低すぎ!
雪原狼人:体毛をモフモフさせて出直してくるんだな!
灰墟妖精カイ:じゃあ俺が拷問しよう
白熊盾士マイラ:ヒエ~~~~ッ
灰墟妖精カイ:魂魄集中+斥候
白熊盾士マイラ:口を割らなかったばかりに!
GM:あっ、拷問判定って斥候レベル乗るじゃねーの
灰墟妖精カイ:GS9
GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 6[5,1] → 15
雪原狼人:GS7 1のボーナスを乗せて
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 10[6,4] → 17
雪原狼人:……根性見せた
遊郭武侠アドリアナ:こいつら……!
白熊盾士マイラ:コラ~~~~!!!
灰墟妖精カイ:じゃ祈念するか
遊郭武侠アドリアナ:祈ろう
白熊盾士マイラ:草
白熊盾士マイラ:やっておしまいカイさん!
灰墟妖精カイ:NPCに神はいねえ
灰墟妖精カイ:MCPI$6
GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 8[2,6] → 8 → 成功, 因果点:6点 → 7点
白熊盾士マイラ:しゃあっ
GM:ふぅむ
GM:そうだな、まずは情報の取得に関して、これは成功する
GM:即ち、集落のボスのいる場所へ繋がる、比較的通りやすい道がわかる
GM:これによって、多数の狼人に包囲されることなく、比較的好条件での戦闘に挑むことができるだろう
GM:そして脅迫と拷問によりこの情報を引き出したことで
輸送隊員:私はドン引きます……
輸送隊員:こわい……
灰墟妖精カイ:そんなにモフモフが大事なら剃り落としてやろうか?と脅しに使った短剣をしまう。
遊郭武侠アドリアナ:「うーん、お酒でもあれば飲ませて上手く行ったんだけどなー、残念」
白熊盾士マイラ:「おっ、終わったかい」ベアハッグでバラバラにしていた小屋の家具をぼとぼとと落とす。
雪原狼人:「ヒィ、ヒィー……」頭を抱えてガタガタ震えている!
雪原狼人:「オ、オマエラ……ナニモンダ……?」
灰墟妖精カイ:「冒険者、の中でも下の下だよ」
灰墟妖精カイ:「人攫いだの強奪だのやってると、俺らみたいなのがしばきにくるから」
灰墟妖精カイ:「今から頭目にも、そこんとこ分からせてやる」
雪原狼人:「ヒェエエエエ……」
輸送隊員:「ひぇええええ……」
GM:種族・立場を越えた謎の共感が発生している。
灰墟妖精カイ:「お前らまでびびってんじゃねえよ!」
GM:そうだな
灰墟妖精カイ:「普通に加減してる方だからな!」びしっと指さす。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 6[1,5] → 14
雪原狼人:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 11[5,6] → 18
GM:ふぅむ
GM:よし
雪原狼人:「コ……コロサナイデ……」
雪原狼人:すっかり牙を折られた(比喩)狼人は、平伏して無抵抗をしめしている。
雪原狼人:この様子であれば、少なくとも背を向けた瞬間に攻撃だとか……そういうことは考えもするまい
GM:加えて言うに、聞き出した抜け道の情報も、嘘かもしれないなどと疑う必要は無い。嘘をつけるような余裕は、彼らには無いからだ。
GM:故にあなた達は、抜け道を通ると宣言することで、集落のボスの近くまで移動できる。
白熊盾士マイラ:行くかァ~
灰墟妖精カイ:GOGO!
輸送隊員:「えーっと……今さらですけど、助けてくださってありがとうございました」
白熊盾士マイラ:「あんたらがいなきゃ羅針団も飢え死にだからね。当然のことをしたまでさ」
輸送隊員:「私達は、もうしばらくこの小屋に隠れてますのでっ」
輸送隊員:前線に出てくれば狙われもするし、流れ矢に当たる危険もある。
輸送隊員:この小屋の中に置いておき、移動の際に合流する方が、余分に気を回す必要も省けるだろう。
輸送隊員:つまりデータ的な処理が軽くなるということである。
遊郭武侠アドリアナ:ゆっくりしてもらいますか
輸送隊員:ゆっ ゆっ
GM:では、抜け道を進む──
白熊盾士マイラ:ゆっくり輸送隊員だぜ
GM:森の中でも、木々の粗密のグラデーションによって道は生まれるのだ
GM:あなた達はその中でも、周囲からは見えづらく、さりとて移動にはそこまで労力を必要としない抜け道を進む。
GM:森の中を大きく迂回するルートになっているためか、近くに狼人の監視はいない。
GM:その、移動の最中。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なー。さっき、俺、聞きそびれたんだけどさ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「狼人のやつら、なんで輸送隊なんか襲ったんだろーな」
遊郭武侠アドリアナ:「食糧と人質とか?」
白熊盾士マイラ:「単に食い詰めただけじゃないのかい」
灰墟妖精カイ:「そこんところは疑問だったが、こっちも急いでるからな」
灰墟妖精カイ:「連中を率いる頭目に聞けば、一番早くて話が通じる」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「んー、そりゃそーか」
遊郭武侠アドリアナ:「まあ、こういうのは頭がうっかりと喋ってくれたりするのを待ちましょう」
白熊盾士マイラ:「原因が解ってりゃ、次からは対策の立てようもある。ま、上手くやれることを願おう」
遊郭武侠アドリアナ:「最終的にひっとらえれば、喋ってくれるまで色々すればいいんだし」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「いやさ、今回は人質取り返して、次からは輸送隊の護衛増やしてー、解決!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……なら、いーんだけどよ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「この集落が残ってる限り、ずーっと輸送隊が襲われるってなったら、どーしたらいいのかなって」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「ちょっと思っただけで、別に大したことじゃねーんだ」
灰墟妖精カイ:「森人さまは目が良いからな、遠くのことまでよく見えるわけだ」
遊郭武侠アドリアナ:「こーら、皮肉っぽい言い方しない」
灰墟妖精カイ:「ガキ向けの言い方すんな」
遊郭武侠アドリアナ:「ふーん……大人向けの方がいい?」
灰墟妖精カイ:「うざったい絡み方は全部すんな」
灰墟妖精カイ:「…連中が元々この土地の住人で、人族相手でも狩りをして暮らしてるんなら」
灰墟妖精カイ:「そりゃあ"急に湧いた妙なの"はこっちの方なんだろうよ」
白熊盾士マイラ:「それでも、あたしらは冒険者だ。仕掛人でも、ましてや掃除屋でもない」
遊郭武侠アドリアナ:「なら、その場合に必要なのはどっちかというと交渉の方かもね」
遊郭武侠アドリアナ:「結局私達がする仕事じゃないってのはそうだけどさ」
白熊盾士マイラ:「アドリアナの言う通りさ。端金で殺しをするなら、それこそ傭兵でも雇えばいい……あたしらにはあたしらにしかできないことがある」
遊郭武侠アドリアナ:「取られたもの取り返して、実力を見せれば後でテーブルにでもついてくれるんじゃない?」
白熊盾士マイラ:「ハハハ! そう信じなきゃ、こんな職業続けてる甲斐がないね」がっちりとアドリアナと肩を組む。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「蜥蜴人くらいわかりやすい連中ならいーんだけどな」
灰墟妖精カイ:「なら犬みたいなもんじゃねえの?」
灰墟妖精カイ:「きっちり殴り返して、どっちが上かはっきりさせる」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「どーなんだろうなぁ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺、あいつらのこと全然知らねえからなぁ」
遊郭武侠アドリアナ:「分かるのはお上に不満たらたらってくらいね」
GM:……森の中を歩いているうちに、遠くに揺らめく火が見えた。
GM:焚き火を囲む狼人の群れ。うち一頭は際立って大柄で、周囲に対しても横柄に接している様子が窺える。
GM:ほぼ確実に、あの大柄な狼人が、集落のボスだろう。
白熊盾士マイラ:「……成程。確かにあんまり良くない上司だ」軽口を叩く。
白熊盾士マイラ:「上が聞かん坊だと苦労するのはどこも一緒だね。……仕掛けるかい?」
遊郭武侠アドリアナ:「ええ、その為に来たんだもの。他人のものを奪った以上、少しくらい痛い目には会うことを覚えてもらわないと」
灰墟妖精カイ:「よし、始めるぞ」
決戦
GM:では、まず彼我の距離を定めよう……野外でのランダム決定で
GM:2d6
GoblinSlayer : (2D6) → 7[3,4] → 7
GM:7*3の21m
遊郭武侠アドリアナ:なかなか遠いわね
白熊盾士マイラ:21Mか~
GM:遠いが、狼人達には一瞬で詰められる程度の距離でもあるぜ
遊郭武侠アドリアナ:近接が5mまで殴れて助かったな……
GM:隊列を組む猶予は十分にあるとは言え、背の高い木々やら雪やらで動ける場所はいくらか限られる
GM:PCの初期位置は-10~0で選んでもらおう
遊郭武侠アドリアナ:0!
灰墟妖精カイ:0で
白熊盾士マイラ:ゼロ♡ゼロ♡ゼロ♡
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺は-10!
GM:21:雪原狼人 蛮族1 蛮族2 蛮族3
0:アドリアナ カイ マイラ
-10:スールアンナ
GM:つまり位置と数はこんな感じになるな
GM:さて……では
GM:口火を切る方法やタイミングをどうするか……は、決めていただくか
GM:つまり、雄叫び上げて正面から突っ込んでいくかそうでないか!
灰墟妖精カイ:格上であることを示したいわけだし、マイラさんにがうがうして貰おうか
遊郭武侠アドリアナ:がおー!
白熊盾士マイラ:ぐおおおおおお
白熊盾士マイラ:では……ウォークライを上げながら突っ込みます!!
GM:ふむ ならば奇襲は無し、1ラウンド目から双方が殴り合う感じになるな!
灰墟妖精カイ:いざ尋常に勝負!
GM:なお怪物知識判定については、既に判明しているエネミーのみなので省略される
GM:ということで
GM:・ラウンド1
GM:行動順!
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナのイニシアチブを2D6+1(→ 7)に変更(8 → 7)
GM:雪原狼人のイニシアチブを2D6+4(→ 14)に変更(0 → 14)
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(7 → 8)
白熊盾士マイラ:お前早いんだよ!
GM:蛮族_1のイニシアチブを1D6+1(→ 2)に変更(0 → 2)
狼人首領:あっ、「ボス」統率者3持ちなので蛮族も行動順14まで引き上げますね
白熊盾士マイラ:^^
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイのイニシアチブを2D6+1(→ 4)に変更(9 → 4)
灰墟妖精カイ:ひぃ~ん
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(8 → 8)
GM:蛮族_1のイニシアチブを14に変更(2 → 14)
GM:蛮族_2のイニシアチブを14に変更(6 → 14)
GM:蛮族_3のイニシアチブを14に変更(0 → 14)
白熊盾士マイラ:やべえよやべえよ
GM:では
狼人首領:自由行動で支援を受け取りつつ
狼人首領:16m前進してPC前衛達との近接距離に入る!
狼人首領:「……!」
白熊盾士マイラ:ヌワ~~ッ
狼人首領:──十分に近づき、攻撃を仕掛けられる射程に入った、まさにその時だ。
狼人首領:その大柄な狼人が、傍に置いてあった大斧をひっつかむような、雪上を飛ぶような速度であなた達へ向け駆け出した!
狼人首領:「誰だ! 面ぁ見せやがれ!」
狼人首領:案外に流暢な公用語で吠える!
狼人首領:さて、攻撃対象は……
狼人首領:1マイラ2アドリアナ3カイとして
狼人首領:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 1
狼人首領:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 1
白熊盾士マイラ:二回ともワシやんけ
遊郭武侠アドリアナ:うまく受けて~~~
狼人首領:………………
狼人首領:「2回行動」牙と大斧による近接攻撃を1回ずつ行う。
狼人首領:GS9 牙の命中判定
GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 8[3,5] → 17
狼人首領:おっと
狼人首領:ここに支援が3
狼人首領:20だな!
白熊盾士マイラ:「ウ オォ、オオオオオッ!!」がんがんと盾を打ち鳴らし、吼える!明確な敵意!
白熊盾士マイラ:【盾打ち】宣言。通常通り盾受け判定を行い、成功時装甲無視ダメージ。
白熊盾士マイラ:ここに【楯の城】も宣言。装甲+2d3。
白熊盾士マイラ:ふふっ 盾ないわ
白熊盾士マイラ:通常通り回避します!
GM:盾ないのぉ……!?
白熊盾士マイラ:ウーム 剣の代わりに盾持ってることにしても良いかしら……?(ダメそうならすっぱり諦めます)
GM:ふむ、ちょっと状況を考えてみたが、剣を鞘に入れて盾は腕につけてる……みたいな状況が不自然とは言えまい
GM:なので、この場合は武器を未装備、盾装備の扱いにするのは良しとしよう。
GM:ただその場合、次が行動値8の君の手番だが、
GM:敵を殴るためには装備の変更が必要になるね ちょっとルルブを読む
GM:ふむ
白熊盾士マイラ:装備の変更は確か……主動作だったかな
GM:自由行動は30秒以内を目処+装備が無い状態から何かを装備するのは自由行動で良さそうだ
白熊盾士マイラ:おっ ありがたい
GM:つまり!
GM:松明を手放して武器を装備! した瞬間に松明の火が消えて視界ペナルティ発生!
GM:という一連の流れを自由行動で行うのは可能と判断する!
白熊盾士マイラ:オッス!あとはカイくんにインフラマエして貰おう!
白熊盾士マイラ:というわけで 改めて【盾打ち】宣言。通常通り盾受け判定を行い、成功時装甲無視ダメージ。
白熊盾士マイラ:ここに【楯の城】も宣言!装甲値+2d3!
白熊盾士マイラ:2d3 スキャルドボルグ
GoblinSlayer : (2D3) → 5[2,3] → 5
白熊盾士マイラ:で、盾受け判定
白熊盾士マイラ:GS16>=20
GoblinSlayer : (GS16>=20) → 16 + 7[3,4] → 23 → 成功
白熊盾士マイラ:よしよし
白熊盾士マイラ:出しな……ダメージをよ……
GM:ふむ スキャルドボルグはダメージ確定してからの宣言でも良いのだが、それはまずおいといて
狼人首領:2d6+4+2d6 ダメージ
GoblinSlayer : (2D6+4+2D6) → 3[1,2]+4+8[4,4] → 15
白熊盾士マイラ:ぐお~~~
狼人首領:あっ 支援も乗るんだ
狼人首領:18です
遊郭武侠アドリアナ:つよい
白熊盾士マイラ:装甲5+1、盾受け値3で9弾いて9点ダメージ
灰墟妖精カイ:硬い
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの負傷数を9増加(0 → 9)
GM:タフだなこの前衛……だいぶ恐ろしい火力だと思ったが
白熊盾士マイラ:スキャルドボルグが跳ねてなかったら床ペロしてたゾ
GM:で、盾打ちか
白熊盾士マイラ:盾受け値の半分+【盾】だから……
白熊盾士マイラ:1点装甲無視ダメージ!しょぼい!
灰墟妖精カイ:ゴブスレは切り上げだよ
遊郭武侠アドリアナ:2点!
白熊盾士マイラ:2点装甲無視だ!やったー!
GM:地味に削りおって……!
GM:雪原狼人の負傷数を2増加(0 → 2)
狼人首領:そして攻撃二回目!
狼人首領:GS8 大斧
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 9[3,6] → 17
狼人首領:支援3で20……またか!
白熊盾士マイラ:うおおお 盾受け!
白熊盾士マイラ:GS16>=20
GoblinSlayer : (GS16>=20) → 16 + 5[2,3] → 21 → 成功
白熊盾士マイラ:ヒョ …
白熊盾士マイラ:あ、さっきのスキャルドボルグ分の消耗上げておきます
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの消耗を1増加(1 → 2)
GM:元がたけえ……しかも実は体力持久9盾受け修正5戦士3だからGS17かもしれん……さらに1伸びる……
狼人首領:ダメージ!
白熊盾士マイラ:ダメージを…出しなッ
狼人首領:2d6+2+2d6+3 支援込み
GoblinSlayer : (2D6+2+2D6+3) → 9[3,6]+2+7[5,2]+3 → 21
遊郭武侠アドリアナ:つえ~~
白熊盾士マイラ:うおおおおおスキャルドボルグ!
白熊盾士マイラ:2d3
GoblinSlayer : (2D3) → 4[2,2] → 4
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの消耗を1増加(2 → 3)
GM:8軽減で13通し……かな!
白熊盾士マイラ:5+3で8点弾いて……13点ダメージ!
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの負傷数を13増加(9 → 22)
GM:マジかよ生命力越えなかった……
白熊盾士マイラ:はあはあはあはあはあ
白熊盾士マイラ:だが大分消耗が厳しいぜ
狼人首領:「ぐぉおおおおおおっ!」咆哮と共に牙を剥き出しにし噛み付き──からの流れるような大斧一閃!
GM:そして蛮族3体は11m前進、ボスの5m後方で支援をし続けるスタンスを取るぜ。
白熊盾士マイラ:「ぐ」掲げ持った盾を、突き出す。斧が打点に乗り切る前に止める――が、
白熊盾士マイラ:「がっはッ!」
白熊盾士マイラ:狼人の膂力に思い切り盾がひしゃげ、壁に吹き飛ばされる!
灰墟妖精カイ:「チッ、奴ら速ぇ!」
遊郭武侠アドリアナ:「っと……なんて威力!」
狼人首領:「ォオオオオオオオオオオオオーンッ!」遠吠え!
狼人首領:戦に臨む昂揚がそうさせたのだろう、他の意図を交えられるほどの余裕もなかろうが、
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……チッ!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「3分……いや、2分だ!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「足音がする! 2分もありゃ、子分連中が来ちまうぞ!」
遊郭武侠アドリアナ:「それまでになんとかしないと、ね……!」
GM:手番はそのまま行動値8のマイラ!
白熊盾士マイラ:うおおおお 近接距離の狼人首領に憤撃+強打攻撃・殴!
狼人首領:さぁ来い回避系能力には支援が入ってねぇぞぉ!
白熊盾士マイラ:GS14
GoblinSlayer : (GS14) → 14 + 7[4,3] → 21
GM:憤撃がつえーのよ
白熊盾士マイラ:避けてみろッ
狼人首領:GS7 回避!
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 8[6,2] → 15
狼人首領:クリティカルでねぇと避けられねーよ!!!
白熊盾士マイラ:これで強打が乗って24か……ダメボには乗らないがまずまず!
白熊盾士マイラ:3d6+5+4
GoblinSlayer : (3D6+5+4) → 5[2,1,2]+5+4 → 14
白熊盾士マイラ:オイッ
狼人首領:装甲4……10通し!
GM:雪原狼人の負傷数を10増加(2 → 12)
白熊盾士マイラ:白熊盾士マイラの消耗を1増加(3 → 4)
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:そして行動値8の俺の手番は……後ろの蛮族どもに鎌鼬(ウィンドカッター)!
白熊盾士マイラ:殺れ~~~ッ!!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:……あれ? 半径5mの球状だからボスも巻き込めるな
狼人首領:ヤベッ 子分近くに来させすぎた
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS10
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 3[1,2] → 13
白熊盾士マイラ:うおおおおおおお!!!
白熊盾士マイラ:ここは……祈っても良いのでは?
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:難易度……15だったぜ……
遊郭武侠アドリアナ:祈り点がまだある!やっちゃいましょう
GM:PL陣の同意があるなら使用可能とする!
灰墟妖精カイ:いいよ~
白熊盾士マイラ:GOGO!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:MCPI1$7
GoblinSlayer : 祈念(2d6+1) → 7[1,6]+1 → 8 → 成功, 因果点:7点 → 8点
白熊盾士マイラ:幸運すげええ!!!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:へっ……発動できるぜ!
狼人首領:子分どもは呪文抵抗8、俺は……
狼人首領:GS4
GoblinSlayer : (GS4) → 4 + 7[6,1] → 11
白熊盾士マイラ:ヒョ……
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:2d6+4 ダメージ
GoblinSlayer : (2D6+4) → 5[2,3]+4 → 9
GM:取り巻きは装甲2,ボスは装甲4!
GM:蛮族_1の負傷数を7増加(0 → 7)
GM:蛮族_2の負傷数を7増加(0 → 7)
GM:蛮族_3の負傷数を7増加(0 → 7)
GM:雪原狼人の負傷数を5増加(12 → 17)
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「《躍れや躍れ、妖物! 見えざる色のその爪で、思うがままに狩りをしろ!》」
GM:風の刃がふきすさぶ!
狼人首領:「ぐっ、呪い師も混ざっているかぁっ!」
GM:手番、行動値7のアドリアナ!
遊郭武侠アドリアナ:ふむ、いきましょう。強打攻撃殴、七孔噴血を宣言。
遊郭武侠アドリアナ:さらに血の狂騒
遊郭武侠アドリアナ:1d3
GoblinSlayer : (1D3) → 1
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「──ちっ、ダメだ! ここは風の精霊まで凍えちまってら……あと頼む!」
GM:〝雷鳴弓士〟スールアンナの残呪文使用回数を1減少(3 → 2)
遊郭武侠アドリアナ:1点負傷、命中判定に+1
遊郭武侠アドリアナ:遊郭武侠アドリアナの負傷数を1に変更(0 → 1)
GM:まだ出力があがるんか……
遊郭武侠アドリアナ:GS17
GoblinSlayer : (GS17) → 17 + 6[2,4] → 23
遊郭武侠アドリアナ:無念無想
遊郭武侠アドリアナ:27です、対応を!
狼人首領:回避……!
狼人首領:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 6[1,5] → 13
遊郭武侠アドリアナ:強打により効力30へ!ダメージ!
狼人首領:固定値にすら勝てねぇー!
遊郭武侠アドリアナ:6d6+5
GoblinSlayer : (6D6+5) → 31[6,6,3,4,6,6]+5 → 36
遊郭武侠アドリアナ:あっ
GM:あっ
遊郭武侠アドリアナ:あっ?!
灰墟妖精カイ:強すんぎ
遊郭武侠アドリアナ:装甲4無視です
狼人首領:装甲ちょうど4です
GM:雪原狼人の負傷数を36増加(17 → 53)
狼人首領:……たおれますぅ
白熊盾士マイラ:何てことだ
狼人首領:万全だったとしても一撃で倒される火力だよ!!!
遊郭武侠アドリアナ:「……っ、すぅーーーー…………」精神を集中させて、吠える狼人首領に向かい合う。
遊郭武侠アドリアナ:(さっきの……カイには、当たって欲しくないな)
狼人首領:「ぐ、るぅ……」唸り声と共に斧を構える。体躯に見合う巨大な斧。
遊郭武侠アドリアナ:一瞬の踏み込み、平均しても長身であるその姿が、すり抜けるように懐に潜り込んで。
遊郭武侠アドリアナ:「寝てな、介抱くらいはしてあげるから」
遊郭武侠アドリアナ:その強靭な鳩尾に向かって、超高速の拳が叩き込まれた。
狼人首領:──ずどむっ
狼人首領:夜闇を見通す獣の目が、その拳ばかりは見切れなかった。
狼人首領:分厚い筋肉を貫く衝撃。意識を失う瞬間、狼人の表情は狼狽と恐怖に満たされていた。
狼人首領:例えるなら、そう。
狼人首領:例えるなら野山の鹿が、狼に食い殺される寸前に浮かべるような……。
GM:ボスエネミー、撃破。残るは蛮族が3体。
GM:手番は、カイ。
遊郭武侠アドリアナ:「カイ、後はお願いできる?」首を鳴らし、倒れ込む巨体を肩で抱える。
灰墟妖精カイ:GS7>=10 《火与》6ラウンドの間、魔法の炎による光と熱と追加ダメージを与える。対象はマイラの武器。
GoblinSlayer : (GS7>=10) → 7 + 3[2,1] → 10 → 成功
灰墟妖精カイ:灰墟妖精カイの残呪文使用回数を1減少(2 → 1)
白熊盾士マイラ:「親玉をやったか……残りは任せときな」
灰墟妖精カイ:「無茶ぶりするなっての…」ひゅんと風切り音鳴らし、長い棍を回転。
灰墟妖精カイ:「武器、点火、付与!」
灰墟妖精カイ:空に描かれた真言の軌跡が、戦士の剣に吸い込まれると眩い炎熱を巻き起こす。
白熊盾士マイラ:「ははは!気が利く!」
灰墟妖精カイ:「お前たちの頭目は!その牙で獲物を屠ること叶わず!」
灰墟妖精カイ:「こうして若き娘の一撃に沈んだ!よく、見える筈だ!」
灰墟妖精カイ:「それでもまだ続けるというなら、さあ掛かってこい!」
GM:ふむ
GM:自由行動による威圧ないし交渉扱いと判断すると
雪原狼人:GS6>=13
GoblinSlayer : (GS6>=13) → 6 + 9[6,3] → 15 → 成功
雪原狼人:GS6>=13
GoblinSlayer : (GS6>=13) → 6 + 9[6,3] → 15 → 成功
雪原狼人:GS6>=13
GoblinSlayer : (GS6>=13) → 6 + 2[1,1] → 8 → 大失敗
遊郭武侠アドリアナ:あっ……
白熊盾士マイラ:ああ~っ!
雪原狼人:つまり……
雪原狼人:カイの言葉に怯みながらも、2匹はすぐには逃げなかったが
雪原狼人:1匹は……ものすごい勢いでビビる!
雪原狼人:「ヒッ、ヒエエエエエッ! オタスケエェッ!」
雪原狼人:ツルッ!
雪原狼人:雪の下に隠れていた氷でおもいっきり滑る!
白熊盾士マイラ:「あっ」
雪原狼人:「アッ、テメ、ナニスン」
雪原狼人:ごしゃっ!
雪原狼人:踏みとどまろうとした2匹を巻き込んで転倒!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……………………」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「今のうちに!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「逃げようぜ!」彼方の方角を指差す!
遊郭武侠アドリアナ:「逃げでいいの?頭ふんじばるって話じゃなかったっけ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「その図体なら抱えて走れるだろ!」
白熊盾士マイラ:「ははは! なら、アタシの得意分野さね」
白熊盾士マイラ:むんずと倒れた首領を背負う。
灰墟妖精カイ:「こっちだ、ついてこい!」素早く先導。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「追ってきたらこいつが人質! 矢か石が飛んできたら盾!」
白熊盾士マイラ:「元々目的だった頭は倒したんだ。勝負は着いた……お互いが全滅するまでやり合うこともないだろうさ」
遊郭武侠アドリアナ:「あっ待って!大活躍したんだからさ、もうちょっと褒めてよ~!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あーくそ、森の連中が見たらブチ切れそうなあくどさだ!」
灰墟妖精カイ:「後でな、後で!」
GM:──あなた達は、人質を取り、走った。
GM:捕虜とされていた輸送隊員達を連れて森を抜け、
GM:狼人の追っ手に対しては悪党らしさもタップリに、首領に刃物を突きつけて脅してみせ、
GM:無事にオルトビックまで帰還することに成功したのである。
GM:……ちょっと面倒なお荷物つきで。
結末
〝不乾之筆〟サビーナ:「お疲れ様です。……おかえりなさい、無事でなにより」
〝不乾之筆〟サビーナ:「輸送隊員の救出、物資が持ち去られた拠点の特定、いずれも良い仕事です」
〝不乾之筆〟サビーナ:「あとはこちらから相応の戦力を送り込めば、物資の奪還も叶うでしょうが──」
狼人首領:「おい! この縄をほどきやがれ! ただじゃおかねえぞ!」
狼人首領:武器を取り上げられた狼人の首領が、椅子に縛り付けられて吠えている。
遊郭武侠アドリアナ:「言い分くらいは聞いてもいいんじゃない?」
狼人首領:「てめえらの臭いは覚えたからな……必ず仲間を連れてお礼参りと洒落込んでやる!」
白熊盾士マイラ:「こんな奴が近場に居たんじゃおちおち開拓も出来ないねェ」
白熊盾士マイラ:「大体あんたら、何がそんなに気に入らないんだい。食い詰めてるんだったら、食料くらいは融通してやれるけど」
灰墟妖精カイ:「俺はこいつらの事なんざどうでもいいけど」
灰墟妖精カイ:「開拓団にとっちゃどう向き合ってくかの問題だもんな」
〝不乾之筆〟サビーナ:「ええ。……私達は凍土を切り拓く者ではありますが、侵略を試みる者ではない」
〝不乾之筆〟サビーナ:「争うことなく共存できるなら、それが一番ではあるのですが──」
遊郭武侠アドリアナ:「雪原に慣れた傭兵なんでしょ?」
狼人首領:「うるせえ! 解け! ほどけってんだー!」
狼人首領:ギャンギャン吠えている。
遊郭武侠アドリアナ:「それじゃ、良いお金出して雇うのが一番じゃない?」
GM:……さて。
GM:では、今回の冒険最後に、もう一仕事してもらおう。
〝不乾之筆〟サビーナ:「──いささか難しいかもしれませんが……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「私達ノールベイト羅針団は、原住民との共存・共栄関係の構築を希望しています」
〝不乾之筆〟サビーナ:「もちろん、我々の戦力を以て彼らの集落を攻撃すれば、物資の奪還も」
〝不乾之筆〟サビーナ:「以降の開拓に於ける拠点の確保も可能、ではありましょうが──」
〝不乾之筆〟サビーナ:「それは長い目で見て、双方の得にならない」
〝不乾之筆〟サビーナ:「俗な言い方をすれば、〝ほどほどのところで手打ちにしたい〟のですよ」
〝不乾之筆〟サビーナ:「彼らには、自発的に物資を返却してもらいたい……」
〝不乾之筆〟サビーナ:杖に寄りかかったまま、あなた達に向き直る。
〝不乾之筆〟サビーナ:「説き伏せられますか?」
GM:交渉のお時間です。
GM:目的は敵対状態の解消、物資の返却の要求……交換条件は羅針団側で調整するでしょうが、
GM:交渉が捗れば捗るだけ、提示する条件は羅針団有利なものにできるでしょう。
狼人首領:だが、交渉の相手はモブ狼人じゃなくて俺だ。
狼人首領:怪物レベル5で知能が人並みの俺は、GS10で対抗するぜ!
白熊盾士マイラ:なるほどね~~~
GM:先程の交渉(脅迫)と同じように、2度の成功でクリアとします。
灰墟妖精カイ:高難易度じゃねえの
遊郭武侠アドリアナ:祈るっきゃないぜ
遊郭武侠アドリアナ:仕方ない、また30分貰うか……
GM:止めはしないよ???
灰墟妖精カイ:何するんだよ
〝不乾之筆〟サビーナ:止めはしませんけどすっげえ顔になりますよ
遊郭武侠アドリアナ:いい気にさせることで要求を飲ませやすくする
白熊盾士マイラ:目の前ですな!
遊郭武侠アドリアナ:ちょっと!
遊郭武侠アドリアナ:芸能:色街を全部エッチなものだと思ってませんか!?
遊郭武侠アドリアナ:トークスキルやお客を酔わせることも当然範疇ですよ!
白熊盾士マイラ:はっ バニーガーデン!
遊郭武侠アドリアナ:バニーガーデンを見なさい!
遊郭武侠アドリアナ:いやあれはエロだな……
灰墟妖精カイ:そこまで言うならやってもらおうか
GM:色街で使う手管を依頼人の前で行使するのが妥当であるとお考えなら……止めねえぜ!
遊郭武侠アドリアナ:まあもしもの時にしましょう
遊郭武侠アドリアナ:何故なら脅迫と拷問の方が達成値高いため……
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:俺はなんか……交渉するとだいたい出目が悲惨なことになるから後ろに控えておくぜ……
白熊盾士マイラ:ワイトと交渉した時が思い出されるぜ
GM:あっ、一応……
GM:今回は拷問は無しとします
灰墟妖精カイ:そりゃそう
GM:しないとは思うけどね! 念のためね!
灰墟妖精カイ:俺は交渉:誘惑か説得だね
灰墟妖精カイ:どちらもGS6
遊郭武侠アドリアナ:ゆ……
遊郭武侠アドリアナ:誘惑!?カイの?!
灰墟妖精カイ:高い固定値のやつから振っちゃってよ
灰墟妖精カイ:失敗すると難易度上がるんだから
遊郭武侠アドリアナ:脅迫が一番なのかな
白熊盾士マイラ:誘惑!誘惑!
灰墟妖精カイ:ケモ仕掛け
白熊盾士マイラ:自分は脅迫勢なので後ろに下がっておきます
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:い、一応固定値は8……
遊郭武侠アドリアナ:固定値8組先にお願い!
白熊盾士マイラ:やるぜ!
GM:では……ゆけ!
白熊盾士マイラ:GS8 交渉:脅迫
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 5[2,3] → 13
白熊盾士マイラ:ウギャ~~~~ッ
狼人首領:GS10
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[3,2] → 15
白熊盾士マイラ:コラ~~~!!!
GM:出目低バトルだった
灰墟妖精カイ:祈念しちゃいな
白熊盾士マイラ:祈ります!
白熊盾士マイラ:MCPI$9
GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 6[2,4] → 6 → 失敗, 因果点:9点 → 10点
白熊盾士マイラ:間違った、MCPI$8だから9に上昇だ
GM:うむ、8→9じゃな
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:しゃあねえ……イヤな予感がひしひしとするが交渉行くぜ
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:GS8
GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 8[4,4] → 16
白熊盾士マイラ:いけるやんけ!
狼人首領:GS10
GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 4[3,1] → 14
白熊盾士マイラ:うおおおおおおおお
遊郭武侠アドリアナ:あと1!
狼人首領:11だったがいずれにせよ……俺の負けか!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:じゃあ……なんかこう、故郷の森がうんたらかんたら、狩り場も拡がるし交易がどうのこうの口説くぜ!
GM:さあ次は誰だ!
灰墟妖精カイ:アドリアナだ
灰墟妖精カイ:固定値高いし幸運あるからな
遊郭武侠アドリアナ:使うと変な目で見られるらしいので誘惑素振りしまーす
遊郭武侠アドリアナ:さすがにな!
遊郭武侠アドリアナ:周りの目を考えるぜ
遊郭武侠アドリアナ:GS7
GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 5[1,4] → 12
遊郭武侠アドリアナ:だめっぽい
狼人首領:GS11
GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 5[4,1] → 16
遊郭武侠アドリアナ:祈念!
白熊盾士マイラ:うおおおおがんばれ!
遊郭武侠アドリアナ:MCPI1$9
GoblinSlayer : 祈念(2d6+1) → 6[1,5]+1 → 7 → 失敗, 因果点:9点 → 10点
遊郭武侠アドリアナ:ぬーん……
灰墟妖精カイ:美人なのにな
灰墟妖精カイ:俺がするしかないか…誘惑
白熊盾士マイラ:!?
狼人首領:ここでカイの誘惑に屈してしまったらどうしよう……
GM:面白い やるがいい
灰墟妖精カイ:GS6
GoblinSlayer : (GS6) → 6 + 7[5,2] → 13
狼人首領:GS12
GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 7[1,6] → 19
灰墟妖精カイ:セーフ
GM:さあ……お祈りタイムだ
灰墟妖精カイ:MCPI$10
GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 9[3,6] → 9 → 失敗, 因果点:10点 → 11点
灰墟妖精カイ:セーフ
白熊盾士マイラ:エッチなおどりをするカイくんはおらんかったんや
GM:では
GM:──暫しの時間が過ぎた。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「だーかーらー! 別に従う従わないじゃねーんだって!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「とりあえずお互いに喧嘩を売らねーってことにしとけばさ、安心できるだろ?」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「だいたいお前らだって、こいつらがマジになったら困るんだから──」
灰墟妖精カイ:「粘るねえ」後ろの方で椅子に座りながら眺めている。
遊郭武侠アドリアナ:「流石にここで色仕掛けは不味い、よね~」お預けを喰らったように隣の椅子に座っている。
白熊盾士マイラ:「両方本気になったら、取り返しのつかないものを失うって解ってる。まあ、最初から時間の問題ではあったさ」
白熊盾士マイラ:「問題は奴が”どこで折れるか”って所だったが……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「……無理も無い」
白熊盾士マイラ:偉そうに言っているが最初に羅針団の備品をベアハッグしに行って怒られている。
〝不乾之筆〟サビーナ:「口舌のみで人の心は、そう容易く動くものではありません」
〝不乾之筆〟サビーナ:「今回の一件で最も力のある言葉を持つのは、実際に手を動かしたあなた達です」
〝不乾之筆〟サビーナ:「その言葉で切り拓けぬならば、まだその時ではないのでしょう……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「……っだー!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「クソ頑固だなこいつ! 鉱人みてえ!」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なんだよー、俺達に負けたくせによー。ちょっとくらいイイじゃねーかよー」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「だいたい、今までは特に揉め事無かったんだろ? なんで急に気分が変わって……」
狼人首領:「……〝王様〟だ」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あん?」
白熊盾士マイラ:「王様?」ぴくりと耳が動く。
GM:ぽつりと、狼人の首領が呟いた。
狼人首領:「〝王様〟は俺達に、もっと良い暮らしをさせてやると言った」
狼人首領:「貢ぎ物さえ用意すれば、今よりずっと良い暮らしを──」
狼人首領:「大雪でも潰れない岩造りのねぐら、凍らない池、獲物が山ほど住む緑の森」
狼人首領:「それを、俺達のところへ持ってきてくれる……ってな」
狼人首領:「わかるか?」
狼人首領:「連れてってくれる、じゃねえんだ。持ってきてくれるんだ」
狼人首領:「こんな土地に生まれちまった俺達だが、こんな土地を手放せないくらいの愛着はあるんだぜ」
白熊盾士マイラ:「……成程ね。あたしもこっちの傭兵団に居た。そういうことなら、気持ちは解るさ」
狼人首領:「……子分連中はどうだかしらねえが、多分、そうだよ」
狼人首領:「お前ら羅針団はどうだ?」
狼人首領:「雪を全部消し飛ばしてくれるか? 見たこともないごちそうを野に放ってくれるのか?」
狼人首領:「俺はこの大地に生まれた、この大地から離れるつもりはねえが」
狼人首領:「〝ありのままのこの地〟なんてどうでもいい」
狼人首領:「俺達の都合のいいように、この大地を作り替えてくれるのか?」
灰墟妖精カイ:「それこそ都合の良いこと言ってんじゃねえよ」
灰墟妖精カイ:「その王様ってのは本当にそんなことが出来るのか?」
狼人首領:「……………………」
灰墟妖精カイ:「そこらへんで呑気に運ばれてるような荷物を貢がれて、それで悦ぶ程度の奴が」
灰墟妖精カイ:「出来たとしても、そう有難いことをしてくれるか分かったもんじゃねえ」
狼人首領:「〝どうせいいことは起きないから期待しないでおこう〟か?」
狼人首領:「しみったれた生き方してきたんだな、てめえ」
狼人首領:「……喋り過ぎた、もう何も言わねえよ」
灰墟妖精カイ:「よく分かってるじゃん」
灰墟妖精カイ:「俺は夢みたいな話に飛びついて、仲間を危険に晒すのはごめんだね」
遊郭武侠アドリアナ:「ま、夢を賭けるにしたって、相手の事をよく知らないでやってるようじゃ、胴元に搾り取られておしまいってね」
灰墟妖精カイ:「…あ~、余計な事言ったかも。悪いな」スールアンナとサビーナに頭を下げる。
〝不乾之筆〟サビーナ:「……客室を用意します。冒険者のみなさんにも、そちらの狼人の方にも」
白熊盾士マイラ:「客室は良いけどさ」狼首領に銀紙に包まれた保存食を差し出す。
〝不乾之筆〟サビーナ:「理解しました。アドリアナさんの仰ることに理があります。即ち、」
遊郭武侠アドリアナ:「儲けたいならズルされないようにちゃーんと相手の事を見ておくんだよ、首領さん」
〝不乾之筆〟サビーナ:「〝相手の事をよく知らないでやってるようじゃ〟良い結果は望めない」
白熊盾士マイラ:「……食うかい? ノールベリーが入ってる。あんたらもきっと好きな味だよ」
遊郭武侠アドリアナ:「私たちは所詮外様。現地の人たちがこれから頑張ってかないと」
白熊盾士マイラ:「あたしもここで生きて来た。そりゃ、馬鹿みたいに厳しい土地だけどさ」
遊郭武侠アドリアナ:「勿論、依頼されればお手伝いは致します。冒険者ですから」指で輪を作り、再び椅子に戻って。
白熊盾士マイラ:「厳冬を越えた後のベリーと、果実酒はそれだけで命を賭ける価値がある」
白熊盾士マイラ:「良いコトばかりなんてとても言えないけど、悪いだけでもなかっただろう。ノールベイトは」
狼人首領:差し出された保存食を──縛り付けられているので手は使わず──口で受け取り、咀嚼する。
狼人首領:仏頂面で、もぐもぐと、口を動かす。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「なぁ、えーと……カイって言ったよな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:頭を下げた少年の前で、特にしゃがんだり、膝を曲げたりもせず。
灰墟妖精カイ:「ん、なんだ?」首をぐいと逸らして見上げる。不満はない。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「あんたさ、森人みたいだし、闇人みたいでもあるし、只人っぽいよな」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「全部どれとも違うけど、ちょっとずつ似てるっつーか」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「俺らの中で、そこの狼人に一番似てんのもたぶん、あんただ」
狼人首領:「アァ!?」もごもごしつつ不満そうに唸る。
灰墟妖精カイ:「アールマスの下町には、獣人のガキも居たからな」
灰墟妖精カイ:「棲む家のないガキばかりで混ざって生きてきた」種に帰属できず、さりとて差異が摩擦を起こす環境。
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「特になにか言いたい、ってわけじゃねーんだ。ただ……」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「何が得だとか損だとか言うより、喧嘩した方が話が進むこともあるんだな……って思った」
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:「勉強させてもらったって、それだけだよ」
灰墟妖精カイ:「そりゃ……どーも?」目を丸くして耳を揺らす。
遊郭武侠アドリアナ:隣に寄って、カイの肩をぽんと叩いて。
遊郭武侠アドリアナ:「ま、それでもちょーっと怒りそうだったけどね。なーにがしみったれたよ。しっかりカイは頑張ってるんだっての」
遊郭武侠アドリアナ:指をコキリと鳴らしておく。威圧。
灰墟妖精カイ:「お前に怒ってもらう必要はねえよ。言い合ったんだから」
灰墟妖精カイ:「子どもの喧嘩にでしゃばるな」
白熊盾士マイラ:「ハハハ。オトナの台詞だ」
遊郭武侠アドリアナ:「都合よく子供と大人を使い分けない」
遊郭武侠アドリアナ:「いい、大切な人を馬鹿にされたら怒って当然。そんなのは大人とか、子供以前の問題よ」
遊郭武侠アドリアナ:「……あいつもそんな人がいて、その為に頑張ってたのかもね。知る由は無いけどさ」
遊郭武侠アドリアナ:「ほら、客室に行くよ。寒いんだから、ゆっくり休んでおかないと」
灰墟妖精カイ:「引っ張るなっての、一緒に居てやるから」ずりずり引きずられていく。
白熊盾士マイラ:「……ここじゃ皆生きるのに必死だ。そのうち、見てる方向も一緒になってくるってのは」
白熊盾士マイラ:「……坊やに話したら笑われちまうかね」溜息をつき、こちらも別の部屋に去っていく。
〝不乾之筆〟サビーナ:「開拓ではなく革新、改変……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「私達の掲げる共存の路線ではなく、餌で釣るようにして支配を試みるやり口……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「提示する未来図の傾向……」
〝不乾之筆〟サビーナ:「……………………」
〝不乾之筆〟サビーナ:「……カウチマン?」
報酬
・依頼達成:経験点1000
・因果点 :経験点 500
・金銭報酬
└基本報酬 25枚
└売却報酬:8枚(32÷4)
大斧×1 12枚
小槍×2 18枚
矢×6 2枚
└等級別報酬
白磁級 :10枚
黒曜級 :15枚
鋼鉄級 :20枚
GM:ノールベイト開拓────『Hail to the KING』 落着。
GM:……ということで!
GM:33枚+等級相当の追加報酬を持ち帰っておくれ!
遊郭武侠アドリアナ:48!
灰墟妖精カイ:48枚もらい~
白熊盾士マイラ:43枚貰い!
〝雷鳴弓士〟スールアンナ:53!
白熊盾士マイラ:そして……GM!今回の冒険で二回冒険を達成したので!
白熊盾士マイラ:黒曜に……上がれたり……しますか!?
GM:おっ
GM:昇進じゃーん!
白熊盾士マイラ:ヤッタ~~!!
GM:今回はルール確認で時間食ってしまってすまなんだ! 長時間お疲れ様でした!
遊郭武侠アドリアナ:おつかれさまでした~!
GM:客室でのイチャはタイマンでお楽しみください!
白熊盾士マイラ:お疲れさまでした~~!!楽しかった!!」
灰墟妖精カイ:お疲れ様でした~