『Green Moon lost the dice.』


"鱗無戦士"ラグナ(キャラシート)PL:サムトー
"月撃黒兎" リリアナ(キャラシート)PL:いーさにうむ
”海の指”ヴェドラ(キャラシート)PL:カムリ
〝呪言学士〟ディアンヌ(キャラシート)フェロー

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メイン雑談

目次

  • 導入
  • 探索
  • 決戦
  • 結末

  • 導入


    ※因果点:7

    GM:冒険者ギルド
    GM:冒険者が集まって依頼を受けたり報告したり、或いは報酬で飲み食いをしたり、色々するところだ
    GM:まだ日が高い時間、あなた達3人はひとつのテーブルに集まっている
    GM:特に目的は無い
    GM:何か飲み食いしていたりするかもしれない
    ”海の指”ヴェドラ:「だからさぁ。銅等級の冒険者三人と一緒に、竜巻を倒しに行ってたんだよ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「斬れるんか?竜巻」
    "月撃黒兎" リリアナ:「竜巻に剣なんか通んないでしょ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「魔法の武器ならまだしもさぁ……」
    ”海の指”ヴェドラ:ターバンとトーガを巻いた、斥候風の少年。目には海のような輝きが宿っている。
    "月撃黒兎" リリアナ:果物を摘み上げてもくもくと齧っている。白く長い髪を複数本の三つ編みに結った、黒兎の獣人だ。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ」ちっちっちっ、とリリアナとラグナに指を振る。
    "鱗無戦士"ラグナ:魔法の武器、という単語にちらと斥候の腰に目を移す。 青い瞳と髪で大柄な、只人のような蜥蜴人。
    "鱗無戦士"ラグナ:「うわっなにその仕草!」
    "鱗無戦士"ラグナ:かっこつけてますわ~、と野次を飛ばすやんややんや
    ”海の指”ヴェドラ:「持ってるんだな、これが!」腰に吊った、仄かに青く煌めく刀身の曲刀を掲げる。
    "鱗無戦士"ラグナ:「やっぱそれそうか~!こんにゃろう!」
    ”海の指”ヴェドラ:「冒険者ワンダラー。前に使ってたよく斬るものバリザークの握りと鍔はそのままに、刀身だけ変えた」
    "月撃黒兎" リリアナ:「えーっ、ちょっと見せなさいよ!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「ああ、握り変えると感覚変わるもんな。しっかりしてんね」
    ”海の指”ヴェドラ:二人に見えるようにごとりと机に置く。「お陰で今は正真正銘の無一文だ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「……お高かった?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」ばつが悪そうに、「2」の指を2回、「5」の指を1回立てる。
    "鱗無戦士"ラグナ:「……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「オレの全財産の4倍ぐらいなんだが……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「……ま、まあっ、アタシなら買えるけどね!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「マジ~……?っつーかそれ買えるぐらい稼いでたのがビックリだわ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「それもマジ~?金銭感覚壊してくれるなよ君たち」
    ”海の指”ヴェドラ:「リリアナは結構冒険出てるからな。ラグナは……全身カチコチに固めてるからでしょ、絶対」
    "月撃黒兎" リリアナ:「……貯めてんの。やっぱ、欲しいじゃん? 魔法の武器……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「わかる」
    "鱗無戦士"ラグナ:「そら戦士だかんな。鎧は安く済ませられん」
    "月撃黒兎" リリアナ:「それにさぁ、長弓ってただでさえ値が張るし……なかなか出回らないんだよね。弓使いって、森人が多いじゃない?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「一度手に入れたら、手放さないのよ」 はぁ、と嘆息する
    "鱗無戦士"ラグナ:「あ、あ~……なるほど」
    ”海の指”ヴェドラ:「兎人ササカの集落あたりじゃ出回ってないだろうしなぁ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「1000年単位で使われるわけね……」
    ”海の指”ヴェドラ:「今度ノールベイト行った時に見かけたら教えるよ。あっちは色々変な武器も見るからね」
    "月撃黒兎" リリアナ:「助かる~……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「また北にも行きてえな。向こうのデカイ獣は歯ごたえあるし」
    GM:さて
    GM:では一同がそんな風に、割と裕福になってきた冒険者らしい贅沢な悩みを繰り広げている時だ
    呪言学士ディアンヌ:大きなカバンを背負った少女が、おずおずと、あなた達のテーブルに近づいてくる
    呪言学士ディアンヌ:見覚えのある者もあるいは居るだろう。鼎の魔術学院の生徒で、学院の方針で冒険者としても働いている少女だ
    呪言学士ディアンヌ:「あ、あの……」その手には、壁から剥がしてきたのだろう依頼書が1枚
    "鱗無戦士"ラグナ:「ん?オレたち?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「見ての通り暇人ではあるけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「あの子、学院かどっかで見かけたな……」耳に手をやり、「話を聞く」のジェスチャー。
    "鱗無戦士"ラグナ:豆多めのスープにスプーンを置いてそちらを向く。
    "月撃黒兎" リリアナ:「依頼の相談? 一緒に行こーみたいな?」
    呪言学士ディアンヌ:こくんと頷き、依頼書をテーブルに広げる。
    ”海の指”ヴェドラ:「最高。ちょうど暇してたんだよな」
    残り物の依頼書 ・場所:とある村の近くの洞窟
    ・依頼人:村の住人一同
    ・依頼内容:洞窟に住み着いたゴブリンの討伐
    ・報酬:銀貨10枚 + 等級に応じた報酬額
    GM:端的に言えば、〝移動にそこそこ時間がかかり〟〝報酬は安く〟〝不潔なゴブリンの住居に潜り込まねばならない〟
    GM:つまり、多くの冒険者が敬遠したせいで残っている依頼である
    呪言学士ディアンヌ:「……あの、えっと」
    呪言学士ディアンヌ:「よさそうな依頼が……ぜんぜん、残ってなくって……」
    呪言学士ディアンヌ:「でも、前衛で強そうなひとがいないと不安だから、そのっ」
    呪言学士ディアンヌ:「お金にあんまり困ってなさそうで強そうなひとがいないかなって……」
    呪言学士ディアンヌ:おどおどした態度の割に、厚かましいことを言っている。
    "鱗無戦士"ラグナ:「ほう、強そうな人」
    "鱗無戦士"ラグナ:「前衛で」
    "月撃黒兎" リリアナ:「お金に困ってなさそうで」
    "鱗無戦士"ラグナ:謎の誇らしげな顔で二人に振り返る
    ”海の指”ヴェドラ:「その顔やめろ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「うす」
    "鱗無戦士"ラグナ:冗談は置いといて。
    "月撃黒兎" リリアナ:「まあ……この依頼に対して等級が高めなのは、そうじゃない?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「アタシ鋼鉄でしょ。で、ラグナも鋼鉄だったよね?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「で、ヴェドラが……青玉」
    ”海の指”ヴェドラ:恥ずかしそうに頭を掻く。
    "鱗無戦士"ラグナ:「こんにゃろうめ……」
    "鱗無戦士"ラグナ:すぐ追いつくぞ、と威嚇する。
    呪言学士ディアンヌ:「鋼鉄、青玉……すごーい」
    呪言学士ディアンヌ:「それじゃ、みんな……すごく強いんだ、ね?」
    呪言学士ディアンヌ:という本人の認識票は、白磁等級だ。
    ”海の指”ヴェドラ:「まぁ……そこの戦士には、張り合って負ける気はしないね」
    ”海の指”ヴェドラ:正面からやって勝てるかは、かなり怪しいが。
    "鱗無戦士"ラグナ:「戦士相手にタイマンとはいい度胸だね」
    "鱗無戦士"ラグナ:魔法や搦め手を絡められると確実に勝てる自信はないが。
    "月撃黒兎" リリアナ:「もー、張り合ってないでさ。困っちゃうでしょこの子」
    ”海の指”ヴェドラ:「うす」
    "鱗無戦士"ラグナ:「うっす。んで、小鬼ゴブリン退治ね」
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」ヴェドラとラグナ、双方の顔を交互に見て
    "月撃黒兎" リリアナ:「アタシは暇だし、困ってる人がいるならまー、行ってもいいかな~とは思うけど」
    呪言学士ディアンヌ:「……どっちが強いの?」と小首を傾げてみせる
    "月撃黒兎" リリアナ:「火に油注がないの!」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。小鬼退治も立派な冒険だろ? …………」
    "鱗無戦士"ラグナ:「オレが強い」
    "鱗無戦士"ラグナ:「って、こいつは言うだろうぜ」
    ”海の指”ヴェドラ:「それを決めるのには、うってつけの依頼が目の前にあるね」鼻を鳴らす。
    ”海の指”ヴェドラ:「その依頼、”海の指”ヴェドラ、”鱗無戦士”ラグナ、”月撃黒兎”リリアナが引き受けた」順に三人を指さす。
    "鱗無戦士"ラグナ:「うおーい、まだオレ受けるなんて言ってねえぞお?」
    呪言学士ディアンヌ:「じゃあ……三人だけで、行く……?」
    呪言学士ディアンヌ:「……ひとりでお留守番、寂しいよ……?」
    呪言学士ディアンヌ:と言ってラグナの腕をひっぱりに掛かる。
    呪言学士ディアンヌ:非力だ!
    "月撃黒兎" リリアナ:(どこからどう見ても純術師ね……ある意味、珍しいと言えばそうだけど)
    "鱗無戦士"ラグナ:「あー、悪い悪い。行かねえとも言ってねえ」
    ”海の指”ヴェドラ:「安心して良いよ。コイツ、オレが来るなら何だかんだ理由つけて来るから」
    "月撃黒兎" リリアナ:「そういえば、名前訊いてなかったね」
    "鱗無戦士"ラグナ:「言い方がなんか嫌なんだが?ま、どっちにしろ仕事はこなさなきゃなんねえからな」
    呪言学士ディアンヌ:「あっ。……ディアンヌ、魔術学院のディアンヌ、だよ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「効率がどうのと相場がどうのと言えるほどまだ生活も楽じゃねえし」
    呪言学士ディアンヌ:「重いものを運んだりとか、鍵を開けたりとかは、できないけど……呪文はちょっと使えるから」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。金を稼がなきゃなのは間違いないね、なんせ素寒貧だ……オッケー、ディアンヌね。覚えた」
    呪言学士ディアンヌ:「……それじゃ、みんな。よろしくお願いしますっ」
    ”海の指”ヴェドラ:「術士スペルユーザーはいつでも助かる。頼りにしてるぜ」
    呪言学士ディアンヌ:軽く頭を下げてから、ふと思いだしたように、引っ張り続けているラグナの腕に視線を向ける。
    "鱗無戦士"ラグナ:「よろしく頼む、ディアンヌ。……もう引っ張らなくていいぞ?弱々しいな……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ん、よろしく」
    呪言学士ディアンヌ:拳を握って金槌のようにラグナの腕を叩く。非力だが。
    "鱗無戦士"ラグナ:「なんでぇ!?」
    "鱗無戦士"ラグナ:特に痛くはないが。鍛えているので
    呪言学士ディアンヌ:「……鉄みたいだな、って」
    ”海の指”ヴェドラ:「何か妙に懐かれるよな、お前……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「懐かれてるっていうか……ちょっと雑に扱われてない……?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「硬そうだからって殴る必要ある?耐久試験?」
    呪言学士ディアンヌ:「んー……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「あと、あんま本気で殴るなよ。慣れてねえだろ、拳壊すぞ」
    呪言学士ディアンヌ:「……男の人の腕だなぁ、って、思っただけ」
    呪言学士ディアンヌ:そこでようやく腕を放して
    呪言学士ディアンヌ:「いこっ」と歩き出す。荷物が重いのか、歩みは遅いが。
    呪言学士ディアンヌ:※移動力12
    "鱗無戦士"ラグナ:「………」
    "鱗無戦士"ラグナ:ヨタヨタ歩きの背中を目を丸くして見て。
    ”海の指”ヴェドラ:「ほォ~~~~~ン」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ふぅ~~~~ん」
    ”海の指”ヴェドラ:「よし。しっかり守ってやれよ、ラグナ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「な、なんだね君たち、その伸ばし棒多い感嘆符はよお」
    "鱗無戦士"ラグナ:「そら戦士だから前衛はやるけどよ……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「頼りになるな~~~頼れちゃうな~~~」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレたちは邪魔しないように後ろに下がっとくとしますか、へへへ……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「む、ムカつく……!っつーかお前はどうこう言えんのかターバン!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「いやお前は前に出んかい。前衛できんのオレとお前だけだっつーの」
    ”海の指”ヴェドラ:「はあ!?」思わず隣のリリアナを見る。
    "鱗無戦士"ラグナ:「答え合わせか?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「アタシ前出たら死んじゃうけど」 素。
    ”海の指”ヴェドラ:「くそっ。わかったよ、いつも通りオレとお前で前衛だ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「あいよ。そら、バカ言ってねえで行くぞ。置いてかれる」
    ”海の指”ヴェドラ:「よっしゃ!冒険者ワンダラーの試し切りだ!へへへ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「おーいディアンヌ、行軍に自信ねえならあんま先行くなよ!バテねえように!」
    GM:……というわけであなた達は、依頼先の村へ向かった。
    GM:まあ途中で野営したりなんやかやは省略する。
    村長:「おお、よくぞ来てくださいました。村人一同、ほとほと困り果てておりましてな」
    村長:「あちらの森の奥に洞窟があるのですが、そこに小鬼どもが住み着いたのです」
    村長:「……いや、あれは小鬼? やけに図体のデカいのもいましたなぁ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「なるほど。普通の小鬼じゃないのも混ざってた、と」
    ”海の指”ヴェドラ:「田舎小鬼ホブ大鬼オーガか……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「小鬼族って、亜種っていうか……派生が多いもんね」
    ”海の指”ヴェドラ:「駆け出しのころからアイツにはいい思い出がねーんだよな」
    "月撃黒兎" リリアナ:「遠目から見たら、大きい個体なのか別種なのかなんて分かんないよねぇ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「なんにせよ大物が居るのは間違いない。警戒だな」
    "鱗無戦士"ラグナ:強敵に僅かに跳ねる心をひとまず隠しつつ。
    村長:「それでは頼みましたぞ、冒険者の方々」
    ”海の指”ヴェドラ:「任しといて下さい。四人でバッチリ解決してみせます!」ぐっと親指を立てる。
    GM:村長と、村人幾人かに案内され、あなた達は洞窟の近くに到着する。
    GM:この洞窟の小鬼達は、定住のノウハウに疎いようだ。見張りもいないし、洞窟の傍に罠も無い。
    GM:あなた達を案内した村人達が村へ戻っていき、
    GM:つまりここから冒険が開始となる。

    探索


    呪言学士ディアンヌ:……の前に、私の説明をするよ
    GM:このセッションにおいて、GMはうっかりダイスを無くしてしまいましたので、賽を振るということができません
    ”海の指”ヴェドラ:うっかり!
    GM:なのでフェロー……GMが動かすNPCキャラに関しては、
    "鱗無戦士"ラグナ:よしよし
    フェロー:〝呪言学士〟ディアンヌ 行動値6 回避10 抵抗判定15
    【怪物知識】 このシナリオ内での怪物知識判定は全て自動成功となる
    【松明】   このシナリオ内では松明を両手でしっかり保持する。決して落とさないが別途手を使えない。
    「惰眠(スリープ)」×1 達成値17 半径10m内の対象を眠らせる。戦闘中の相手に対しては達成値-2
    「命吸(ヴァイタルドレイン)」×2 達成値16 生物1体に装甲軽減不可11ダメージ、1体の負傷数を11回復
    "鱗無戦士"ラグナ:ほうほう!
    ”海の指”ヴェドラ:は~ 簡略化されたデータだ
    GM:こんな感じになります。PL側からの要望が特になければ、呪文を使う好機を待って待機
    ”海の指”ヴェドラ:承知したぜ
    GM:要望を受けた場合、戦闘中であれば行動値に従って行使。非戦闘時は状況に応じて……という具合
    "鱗無戦士"ラグナ:了解!
    ”海の指”ヴェドラ:一つだけ質問!呪文回数は何回でしょうか!
    GM:3回! だが……スリープが3回使えると正直強過ぎるので!
    GM:今回は、スリープ1回とヴァイタルドレイン2回の合計3回ということにしています
    "月撃黒兎" リリアナ:どっちも強いよ~ 助かる
    GM:短時間卓でスペルユーザーが本気を出すとヤバいことになるのでね……
    "鱗無戦士"ラグナ:助かる~
    呪言学士ディアンヌ:その代わり、通常攻撃はできないし……鍵開けとか罠の解除とかもできないよ……
    呪言学士ディアンヌ:ずっと松明を持ってるよ……
    "鱗無戦士"ラグナ:ありがたい
    ”海の指”ヴェドラ:夜目が効かないからめちゃくちゃ助かるぜ
    "月撃黒兎" リリアナ:うんうん
    GM:と、いうことで
    GM:洞窟探索のスタートです
    GM:探索前にやっときたいこと等々はあるかな?
    "鱗無戦士"ラグナ:とりあえず陣形の確認
    "鱗無戦士"ラグナ:斥候のヴェドラが前で私が最後衛で奇襲警戒しつつ戦闘始まったらスイッチ、でいいかな
    ”海の指”ヴェドラ:問題ナス!こっちが最前衛なのはありがたいです
    "月撃黒兎" リリアナ:1列に並ぶならヴェドラ・ラグナ・ディアンヌ・リリアナ かな
    "鱗無戦士"ラグナ:リリアナさんにも後ろの警戒手伝ってもらう感じで
    "鱗無戦士"ラグナ:一応後衛からの奇襲考えて私最後列にいようかなと!
    GM:ふむ、ならばそういう具合で行こう
    "鱗無戦士"ラグナ:あとは何かあるかな?
    "月撃黒兎" リリアナ:とりあえずそれくらい?
    GM:よろし
    GM:そして探索ですが、マップとか用意したりは手間が掛かるので
    GM:2~4 敵だ!
    5~6 行き止まり 継戦カウンター+1……
    7~11 順調に進む 進行度+1
    12~ 幸運 進行+2!

    イベント 2/4/6

    GM:こういう風にします
    "鱗無戦士"ラグナ:なるほど!
    GM:つまりPLに、順に2d6を振ってもらい、その出目に応じて進行度が上昇
    GM:規定の進行度になるたびにイベントが発生するというわけだ
    ”海の指”ヴェドラ:Okどしゅ
    GM:ダイス振る順は、今のマップ上のPC番号順にするか
    GM:つまりラグナ→リリアナ→ヴェドラだ
    "鱗無戦士"ラグナ:了解!
    "鱗無戦士"ラグナ:では振っていいかな?
    "月撃黒兎" リリアナ:はーい
    GM:あっ、あと言い忘れ! 幸運持ちは出目+1で!
    "月撃黒兎" リリアナ:やったね
    "鱗無戦士"ラグナ:あっ助かります!
    GM:ということでラグナからゴーだ
    "鱗無戦士"ラグナ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 7[3,4] → 7

    "鱗無戦士"ラグナ:よし!
    GM:順調に進む! 進行度1/6!
    GM:リリアナ!
    "月撃黒兎" リリアナ:2d6+1
    GoblinSlayer : (2D6+1) → 4[1,3]+1 → 5

    "月撃黒兎" リリアナ:出目~~~~!!!
    "鱗無戦士"ラグナ:ドンマイ!
    "鱗無戦士"ラグナ:幸運で戦闘は回避してる
    "月撃黒兎" リリアナ:でも敵と出会わなかっただけセーフ
    ”海の指”ヴェドラ:ドンマイよ~
    GM:継戦カウンターが1!
    GM:つぎ!
    ”海の指”ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 7[4,3] → 7

    "鱗無戦士"ラグナ:ナイス
    ”海の指”ヴェドラ:へへへ…
    GM:進行度2/6!
    GM:進行度2:中ボスだ!

    GM:……あなた達は洞窟の中を進んでいる。ゴブリンの巣穴らしい淀んだ空気、悪臭。晴れがましい冒険とは言い難い環境。
    GM:洞窟そのものは狭苦しい1本道で、左右からの奇襲に怯える必要は無いが、圧迫感は──
    GM:おっと。
    GM:圧迫感が拓ける。少し前方に、やや広くなった箇所がある。
    GM:人間の家に例えれば〝大部屋〟というところか。そこに大柄なゴブリンが2匹、普通の個体が2匹、特に何をするでもなく集まっている。
    呪言学士ディアンヌ:「……あれ、は」
    大小鬼ホブゴブリン 小鬼3 生命力20 移動力18 先制力8 知能:低い モラル:撤退しない
    呪文抵抗13 回避14 装甲6
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    大金棒 達成値16 威力17 殴

    ■古語で「大きい」を意味する名の通り、先祖返りした巨大な小鬼。古語が同じ音なので「田舎者」とも言う。
     周囲より強い自分は尊敬されるべきだと、威張り散らす。
     「大金棒」を持っている。
    小鬼ゴブリン 小鬼1 生命力9 移動力15 先制力4 知能:低い モラル:自動撤退
    呪文抵抗11 回避12 装甲2 支援:命中、威力、装甲+1 5m
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    「ザコ」ボスが存在する場合は自動的に支援を行い、支援中のボスが倒れた場合は無力化される
    粗悪な武器 達成値12 威力5 刺 

    ■緑の肌をした小さな人型の魔物。悪賢くはあるが知識はなく、自分が一番という無根拠な自信に基づいて行動する。
    呪言学士ディアンヌ:「……小さな群れ、なのに……ボスが2匹……?」小声で、疑問を呟く
    ”海の指”ヴェドラ:「確かに妙だな。普通、”頭領ボス”は群れに一匹だ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「……同格の頭が2人ってのは、相当うまくやらねえとどっかで破綻する。こりゃ」
    ”海の指”ヴェドラ:頷く。「明らかに、こいつらより強い個体が存在する」
    "鱗無戦士"ラグナ:「って、こったな」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ふぅん……思ってたより大きな集団なのかもね」
    "月撃黒兎" リリアナ:「それか、頭の切れる個体がいるか。小鬼術師ゴブリンシャーマンみたいな」
    呪言学士ディアンヌ:「……もし、洞窟の奥に……もっとたくさん、小鬼がいたら……」
    呪言学士ディアンヌ:「騒がれたら……まずい、よね……?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「ああ。まずはこいつらを逃さずに片付けてえな」
    "鱗無戦士"ラグナ:「騒がれる前に、はどこまでやれるかわかんねえが……」長剣を抜き払う。
    ”海の指”ヴェドラ:「等級が高くなっても、こいつらを侮る理由は一つもない。油断せずに行こう」曲刀に手を掛ける。
    "月撃黒兎" リリアナ:「できるだけ素早く倒しちゃいましょ」 長弓を構える。
    GM:では、通常戦闘と行こうか
    GM:PC側の距離は-5~0、エネミーの距離は5で固定とする!
    "鱗無戦士"ラグナ:私は0かな?
    "月撃黒兎" リリアナ:-5m!
    ”海の指”ヴェドラ:ゼロ♡ゼロ♡ゼロ♡
    GM:5:大小鬼ホブゴブリン1 大小鬼ホブゴブリン2 小鬼ゴブリン1 小鬼ゴブリン2
    0:ラグナ ヴェドラ
    -5:リリアナ ディアンヌ

    GM:では行動順!
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナのイニシアチブを2D6+1(→ 10)に変更(0 → 10)
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナのイニシアチブを2D6+1(→ 6)に変更(0 → 6)
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(0 → 8)
    ”海の指”ヴェドラ:ハヤイ!
    GM:この場合はヴェドラのみもう一回イニシアチブを振り、大小鬼とどっちが先んじるかバトルだ!
    "月撃黒兎" リリアナ:む、それなら
    GM:あっ
    "月撃黒兎" リリアナ:「紅蓮の嚆矢」 サ225 先制判定後、矢や投擲武器を1使用して味方の先制力+1~+3、敵の先制力-1~-3
    "月撃黒兎" リリアナ:ヴェドラを2上げて、大小鬼3下げよっか
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナ~♡
    "月撃黒兎" リリアナ:大小鬼2体いるから1体は残るけど やむなし
    "鱗無戦士"ラグナ:あ、ヴェドラ君も持ってたっけこれ
    ”海の指”ヴェドラ:もっぱつ紅蓮行っとくか
    "月撃黒兎" リリアナ:そういえばあるね こうしくん
    "月撃黒兎" リリアナ:あ、じゃあ
    GM:こうし使ったらそのラウンド、武器切り替え大丈夫かね?
    "月撃黒兎" リリアナ:片手に剣、片手に投石紐のはずだし大丈夫じゃない?
    GM:あっそうか、片手剣だ
    ”海の指”ヴェドラ:投石紐と剣は片手ずつだからモーマンタイ!
    "鱗無戦士"ラグナ:えらすぎ
    "月撃黒兎" リリアナ:ヴェドラも嚆矢使うなら、アタシがラグナを上げよう。
    "鱗無戦士"ラグナ:あっなるほど
    "鱗無戦士"ラグナ:ヴェドラ君8でも大小鬼二体ともこうしでイニシアチブ下げちゃえば
    "鱗無戦士"ラグナ:全員先制できる!
    "月撃黒兎" リリアナ:で、ヴェドラがもう一方の大小鬼を下げて、ディアンヌを上げてイニシアチブ7で大小鬼と勝負
    呪言学士ディアンヌ:私……ダイス振れないから……
    "月撃黒兎" リリアナ:そっかぁ……
    "鱗無戦士"ラグナ:十分十分!
    ”海の指”ヴェドラ:こっちはホブ下がれば良いから ディアンヌさんに紅蓮の嚆矢使ってイニシアチブ+1、もう片方の大小鬼下げて-1するぜ
    "月撃黒兎" リリアナ:ラグナにイニシアチブ+3で9に。下がってない大小鬼を-3で5にするよ
    GM:では、
    "鱗無戦士"ラグナ:ありがとう!イニシアチブ9に!
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナのイニシアチブを9に変更(6 → 9)
    ”海の指”ヴェドラ:こちらもイニシアチブ9に
    "月撃黒兎" リリアナ:ヴェドラは変わらないかも?
    GM:リリアナ10ラグナ9ヴェドラ8ディアンヌ7 ホブA7ホブB5
    GM:ということだな
    "月撃黒兎" リリアナ:そう!
    "鱗無戦士"ラグナ:それであってます!ありがとうございます
    "月撃黒兎" リリアナ:大小鬼1のイニシアチブを5に変更(8 → 5)
    "月撃黒兎" リリアナ:大小鬼2のイニシアチブを7に変更(8 → 7)
    GM:そしてディアンヌとホブの勝負は、元の数値を採用してホブが勝つ
    GM:では改めて
    GM:リリアナの手番!
    GM:一気にダメージまで出す!
    "月撃黒兎" リリアナ:主行動で「月兎撃ち」を宣言。サ222 消耗1 《速射》宣言で対象4体まで 命中判定は1度のみ振る
    ”海の指”ヴェドラ:やれ~~~~ッ!!
    "月撃黒兎" リリアナ:GS14>=14 命中(長弓)
    GoblinSlayer : (GS14>=14) → 14 + 4[2,2] → 18 → 成功

    "月撃黒兎" リリアナ:出目が低いよ~
    "月撃黒兎" リリアナ:1d6+2d6+4 刺属性ダメージ(長弓)
    GoblinSlayer : (1D6+2D6+4) → 3[3]+11[6,5]+4 → 18

    "月撃黒兎" リリアナ:おっ こっちはいい値
    "月撃黒兎" リリアナ:あ、対象は4体だから全員ね
    "鱗無戦士"ラグナ:ナイスゥ
    GM:つーまーりー
    GM:小鬼1と2は死ぬ!
    "月撃黒兎" リリアナ:大小鬼は12点ダメージね
    GM:大小鬼は2体とも12ダメージ!
    "月撃黒兎" リリアナ:半分削れちゃった
    GM:大小鬼1の負傷数を12増加(0 → 12)
    ”海の指”ヴェドラ:やったぜ。
    GM:大小鬼2の負傷数を12増加(0 → 12)
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナのを1増加(0 → 1)
    GM:つぎ!
    ”海の指”ヴェドラ:▼ラグナ!なぎはらえ!
    "月撃黒兎" リリアナ:「それじゃ、とっとと片付けちゃおっか」 弓を構えたまま洞窟の壁を軽々駆け上がり、小鬼たちの頭上へ。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。来るぞ、リリアナのアレが」
    "月撃黒兎" リリアナ:「あはっ、がら空きじゃん」 きりり、と引き絞った弓から立て続けに4本。放たれた矢は小鬼たちの急所を確実に射抜いていく
    "鱗無戦士"ラグナ:では動きます
    "鱗無戦士"ラグナ:5m前に移動
    "鱗無戦士"ラグナ:なぎ払いで大小鬼2体に攻撃!
    "鱗無戦士"ラグナ:何もなければ命中!
    ”海の指”ヴェドラ:いけいけGOGO
    "鱗無戦士"ラグナ:GS10 命中(長剣・薙ぎ払い)
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 8[2,6] → 18

    "鱗無戦士"ラグナ:良し!
    ”海の指”ヴェドラ:当たった!
    "鱗無戦士"ラグナ:1d6+2d6+7 ダメージ(長剣)
    GoblinSlayer : (1D6+2D6+7) → 6[6]+7[1,6]+7 → 20

    "鱗無戦士"ラグナ:オッケー
    "月撃黒兎" リリアナ:ひゅ!
    ”海の指”ヴェドラ:14点か
    ”海の指”ヴェドラ:つえ~~
    GM:大小鬼2の負傷数を14増加(12 → 26)
    GM:大小鬼1の負傷数を14増加(12 → 26)
    GM:大小鬼1の負傷数を14増加(26 → 40)
    GM:ホブゴブリンって結構強いはずなんよ?
    GM:瞬殺!
    "月撃黒兎" リリアナ:やったね!
    "鱗無戦士"ラグナ:「騒ぎだす前に、と……!」
    "月撃黒兎" リリアナ:「小さいのはもう動けないから、大きいのお願い!」
    "鱗無戦士"ラグナ:リリアナの射と共に駆け出している。最速の送り足歩き。
    ”海の指”ヴェドラ:後詰に、と動き出していた。が、その足が止まる。
    "鱗無戦士"ラグナ:屋根に構えた長剣ロングソードで憤撃──即座に斬り返し。
    GM:矢と剣閃、その二つは不意を討ったものではない。あくまでも正面から放たれたものであったが、
    "鱗無戦士"ラグナ:一矢を受け動きの止まった大小鬼。無駄なく致命を一撃ずつ。
    GM:矢は小鬼2匹の命を貫き、大小鬼2匹の足を止め、
    GM:そして剣が静かに、大小鬼の命を狩る。
    GM30秒1ラウンドどころか、その半分の時間すら要しない、迅速な戦いであった。
    GM:継戦カウンター、2
    呪言学士ディアンヌ:「……す」
    呪言学士ディアンヌ:「すごぉい……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ふぅ。良いところに当たってくれて良かった」
    ”海の指”ヴェドラ:「思ってた百倍上手く行っちゃったね。まあ、リリアナとラグナならこんなもんだよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「また腕上げた?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「さんきゅ、ラグナ。大小鬼の皮膚は硬いから、弓矢じゃ一撃とはいかないんだよね」
    "鱗無戦士"ラグナ:「リリアナが先にこまいの片付けてくれたからな。集中できた」
    "月撃黒兎" リリアナ:「それにー、ごめんねヴェドラ? 折角の得物振る機会取っちゃって~」
    "鱗無戦士"ラグナ:「当っ然」
    ”海の指”ヴェドラ:「言ってろ!次は」リリアナを指さす。「一人で一匹倒す」
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」松明を手に、大小鬼の死体に近づく。
    呪言学士ディアンヌ:「ん、しょ……んー、んー……!」図体のデカい死体を、どうにかひっくり返そうとしている
    ”海の指”ヴェドラ:「ちょいちょいちょい」
    "月撃黒兎" リリアナ:「何してるの?」
    "月撃黒兎" リリアナ:多分自分が加勢しても解決しないのでそのまま見ている
    "鱗無戦士"ラグナ:「ん」無言で大型の死体に手を添えてひっくり返す。
    "鱗無戦士"ラグナ:「なんか気になることあったのか?ディアンヌ」
    呪言学士ディアンヌ:「……ぁ、ありがと」
    呪言学士ディアンヌ:ごろんとひっくり返った死体に松明を近づける。
    GM:今の戦いで負った傷ではないだろう古傷であったり、完治していない傷であったりが、大小鬼の背に幾つも残っている。
    GM:が、奇妙なのは──
    呪言学士ディアンヌ:「……傷が、偏ってるの」
    "鱗無戦士"ラグナ:「偏り?」
    呪言学士ディアンヌ:「背中の、真ん中くらいから下にしか無いの……」
    呪言学士ディアンヌ:「……えっと、ね。ラグナさん、ちょっと、真っ直ぐ立ってて……?」
    ”海の指”ヴェドラ:たぶんラグナなら手を貸す必要もないだろうと思ってそのままにしている。
    "鱗無戦士"ラグナ:「背中から下?それは……お?おお」
    "鱗無戦士"ラグナ:かがみ込んで見ていたのをとんと直立。
    呪言学士ディアンヌ:ラグナの背後に回ってしゃがみ込む。頭の高さは、彼の腰程度にまで下がる。
    呪言学士ディアンヌ:そこから手を伸ばして、ラグナの背を叩く。
    呪言学士ディアンヌ:……ちょうど、大小鬼の傷と似たような位置に、手が届く。
    "月撃黒兎" リリアナ:「……えーと、つまり」 腕組みして難しい顔をしてそれを見て。
    呪言学士ディアンヌ:「あ、えっと、ね……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「この大小鬼たち、そんなちっちゃいのに傷付けられてたってこと? 日常的に?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「……?ああ、こりゃ……」首だけ後ろに回して
    呪言学士ディアンヌ:「……ほら。奴隷に言うことを聞かせる時って、背中を叩いたりする……でしょ?」
    ”海の指”ヴェドラ:「……そうか。鞭の傷だ」
    呪言学士ディアンヌ:「だとしたら、この大小鬼を叩いてたのは……」
    呪言学士ディアンヌ:「……田舎者ホブじゃないし、小鬼戦士ファイターでもない」
    "鱗無戦士"ラグナ:「ずいぶんと小さい奴に従わされていた、と」
    ”海の指”ヴェドラ:「リリアナが言ってた、小鬼呪術師シャーマンか……」
    ”海の指”ヴェドラ:もしくは。別の個体の名前が、一瞬だけ頭によぎる。
    "月撃黒兎" リリアナ:「ヴェドラ、なにか思い当たるの?」 表情の僅かな変化を見て問う
    ”海の指”ヴェドラ:「……小鬼英雄チャンピオン
    ”海の指”ヴェドラ:言ってから、首を振る。「ないな。もしもそんな奴がいたら、もっと村に被害が出てるはずだ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「……流石に、そこまでの個体はいないと思う……けど」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ただ、少なくとも大小鬼を従える立場にあるヤツがいるのは確かだし。気張んないとね」
    呪言学士ディアンヌ:「うん……」
    呪言学士ディアンヌ:「…………」
    "鱗無戦士"ラグナ:「あいよ」まだ見ぬ強敵に僅かに思いを馳せ。
    "鱗無戦士"ラグナ:「……ところでディアンヌさん?」
    呪言学士ディアンヌ:「……あっ、もう良いよ」思いだしたように、ラグナの背を軽く叩く
    呪言学士ディアンヌ:「……ありがとっ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「いや、いいけど……オレで実践する必要あった?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「叩きたくてやってない?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「やっぱり……懐かれてる?」
    呪言学士ディアンヌ:「え……だって、大きさ的に……ちょうどよかったし……」
    ”海の指”ヴェドラ:「結構見たことあるんだよなこの構図……」虹の鱗を持つ蜥蜴人を思い出す。
    "鱗無戦士"ラグナ:「最初からそうだったけど割と歯に衣着せないねお前!」
    呪言学士ディアンヌ:「……だめ?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「いや……だめというか……!なんだろうねえ!?」
    "鱗無戦士"ラグナ:下から見上げてくる目になんと言えばいいのやら。助けを求めるように仲間に向けて視線を逃がす。
    "月撃黒兎" リリアナ:「もー、懐かれて嬉しいのは分かるけど、あんまり大きい声出さないでよね~」
    "月撃黒兎" リリアナ:「気になることはそれだけ? 先進もっか」
    "鱗無戦士"ラグナ:「なんか気になる言い方!」小声。
    GM:という訳で探索継続である
    GM:ダイスの順番は最初に戻ってラグナ!
    "鱗無戦士"ラグナ:はーい!
    GM:2~4 敵だ!
    5~6 行き止まり 継戦カウンター+1……
    7~11 順調に進む 進行度+1
    12~ 幸運 進行+2!
    進行度2/6
    イベント 2(済)/4/6

    "鱗無戦士"ラグナ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 10[6,4] → 10

    "鱗無戦士"ラグナ:おっしゃ
    GM:順調だな
    "月撃黒兎" リリアナ:やる~
    ”海の指”ヴェドラ:しゃあっ
    GM:つぎ!
    "月撃黒兎" リリアナ:2d6+1 ほいっと
    GoblinSlayer : (2D6+1) → 4[2,2]+1 → 5

    "月撃黒兎" リリアナ:だから~!
    GM:でじゃぶ
    "鱗無戦士"ラグナ:さっきから幸運が仕事はしている
    ”海の指”ヴェドラ:逆に考えるんだ 幸運で回避していると
    GM:継戦カウンターが3になるぜ
    GM:つぎ!
    ”海の指”ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 5[3,2] → 5

    ”海の指”ヴェドラ:ほげええええええ
    "鱗無戦士"ラグナ:どんまい
    GM:ぎゃはははは
    "月撃黒兎" リリアナ:ふふ 行き止まり祭り
    GM:そう広い洞窟じゃない筈だが……なんか……入り組んでいるようだ!
    GM:継戦カウンター4!
    GM:そしてラグナにダイスが戻る
    "鱗無戦士"ラグナ:了解!
    "鱗無戦士"ラグナ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 7[2,5] → 7

    "鱗無戦士"ラグナ:よし
    ”海の指”ヴェドラ:めちゃくちゃ進めてる
    "月撃黒兎" リリアナ:えらすぎ
    GM:進行度4/6!
    GM:進行度4:おたからだ!!

    GM:……やけに広い。
    GM:いや、広さ事態は然程でも無いのかもしれない。
    GM:だが、あのいわゆる〝大部屋〟的な所から先は、やけに入り組んでいる。
    GM:無駄に微細な分かれ道があって、そのどれもが行き止まりだったり、大きく迂回して戻ってくる造りだったり。
    GM:幸運なのは、その間、小鬼達に遭遇しなかったことか。
    GM:……案外、数は少ないのかもしれない。
    呪言学士ディアンヌ:「そう、言えば……」
    呪言学士ディアンヌ:「まだ、誰か攫われた、とか……何も、聞かなかったし……」
    呪言学士ディアンヌ:「……これから、巣にするつもりだった……の、かな……?」
    呪言学士ディアンヌ:歩みは遅いが、さほど疲れているようでもないのは、只人という種族の特権であろうか。
    "月撃黒兎" リリアナ:「言われてみれば、そうね」
    ”海の指”ヴェドラ:「わりと体力あるな……リリアナ、疲れてないか?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「知恵か力のある個体が、大小鬼たちを率いて棲み着いて……数を増やす準備でもしてるってところかな」
    "月撃黒兎" リリアナ:「別に、これくらい平気よ。……何回も行き止まりなのがムカつくだけ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「確かにね。入り組んだ巣穴も、隠れ家にはうってつけだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「何か気分の上がるものでも見付けたいところだね。魔法の武器とか、未知の魔物の痕跡とか……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「この匂いとかも含めて想像以上に消耗するだろ、無理はせずに行こうぜ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「さて、さっきの読みが当たりなら移ってきたばっかだろ?そう都合よく……」
    GM:……と、あなた達が歩いていると、少し前方に──どこかで見たようなフレーズだなこれ。
    GM:だが今回はちょっと状況が違う。というのも、その小部屋的な場所では、
    GM:小鬼が2体、おそらく相互に殺し合ったと見えて、互いの頭をかち割って死んでいるのだ。
    GM:そして、その横に、宝箱。
    GM:……どうもこの宝箱、周囲の岩と、苔の生え具合が似ている。小鬼達が持ち込んだものというわけでもなさそうだ。
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」
    呪言学士ディアンヌ:「……どういう状況……?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「うげ」 死臭に鼻を押さえる
    ”海の指”ヴェドラ:宝箱の苔の生え具合を見る。「巣穴を探索中に偶然宝箱これを見つけて」
    "鱗無戦士"ラグナ:「仲間割れ?」二体の死体を指差し
    ”海の指”ヴェドラ:「『俺の方が偉いんだからこの宝を取る権利がある』とでも思ってたんだろうね」頷く。
    ”海の指”ヴェドラ:宝箱ですが、カギはかかっていそうですか?
    GM:ふむ
    "月撃黒兎" リリアナ:「まあ、小鬼ってそういうとこあるしね……」 げんなりした表情
    GM:そうだなぁ、さすがにパッと見ではわからないだろうけれども、調べればわかるとは思う
    "鱗無戦士"ラグナ:「数が勝手に減ったってのは楽な話ではあるな」楽が必ずしも良い、とは言わないが。
    "鱗無戦士"ラグナ:「置かれてから結構時間経ってそうだが……誰がつかってたんだろうな、この場所。罠とかはあるか?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ま、となれば次に生きて宝箱を見つけたアタシたちに権利がある……って思ってもいいよね?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「罠かもしれないけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。その時はその時だ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「見逃す手もないか。警戒は任せたぜ斥候」
    ”海の指”ヴェドラ:「もちろん。へへへ、やっと《解錠》を役立てる機会が来た……」
    ”海の指”ヴェドラ:ということで、宝箱を調べたいです。具体的には、鍵がかかっているかと、罠の類が仕掛けられているかどうか。
    GM:よろしい。この場合は警戒しながらの能動的観察ということで、難易度12の観察判定とします
    ”海の指”ヴェドラ:よ~~し やります!
    ”海の指”ヴェドラ:GS11>=12
    GoblinSlayer : (GS11>=12) → 11 + 7[1,6] → 18 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:うひょ~~!!
    GM:余裕だわね
    GM:ではまず、鍵はかかっている。そう難しいものではなく、難易度10で解錠できる程度のものだ。ぶっちゃけ剣で殴って壊せるだろう。
    "月撃黒兎" リリアナ:物理!
    GM:罠だが、鍵の構造的に、難しい罠を仕込む余地は無い。ワイヤーの類いも繋がっていないので、毒針だとか、開けたら天井が崩落するとか、そういうものはない。
    GM:が。
    GM:鍵穴から、やけに甘ったるく心地の良い香りがしている。
    ”海の指”ヴェドラ:!??!?!
    "月撃黒兎" リリアナ:果物でも入ってるのかな~
    GM:施錠され、結構な時間放置されている宝箱の外まで、うっすらとだが漂っているからには、結構な濃度の匂いが籠もっているのだろう。
    "月撃黒兎" リリアナ:「どしたのヴェドラ、変な顔して。開けないの?」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや………………」妙な顔をして固まっている。
    "月撃黒兎" リリアナ:警戒のため宝箱から少し離れて、通路の方を見ていた。
    "月撃黒兎" リリアナ:「罠でもかかってた?」
    ”海の指”ヴェドラ:「罠じゃないけど、何か、甘い匂いがする」
    ”海の指”ヴェドラ:「危険性はないと思うけど……どうする?開けるか?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「甘い匂い……?」
    呪言学士ディアンヌ:「……?」よくわからないがリリアナを追うように、少し遠ざかって待機している。
    "鱗無戦士"ラグナ:「毒ってことは?」
    ”海の指”ヴェドラ:首を振る。「どっちかって言うと、落ち着く匂いだ。香水の類かも知れないね」
    "月撃黒兎" リリアナ:「まあ……どうせアタシ開けられないし、ヴェドラに任せるよ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「この位置なら、開けて影響あるのヴェドラと……あとラグナくらいだし?」
    "鱗無戦士"ラグナ:すすすと後ろに下がる。
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ……おい!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「いやだって……」
    呪言学士ディアンヌ:「……がんばれー」小声で応援。
    "鱗無戦士"ラグナ:「なんかあったら飛びのけるようにはしとけー」
    "鱗無戦士"ラグナ:一応、最悪の事態に備えて手を伸ばせば引っ張れるぐらいの位置でとどまる。
    ”海の指”ヴェドラ:ちらり、とラグナの手が届くことを横目で確認し。自分も、何かあったらすぐに宝箱を放れるように呼吸を整えて。
    ”海の指”ヴェドラ:宝箱を鍵開け道具で解錠します。
    GM:難易度10!
    ”海の指”ヴェドラ:判定は【手仕事】でいいかな?
    GM:そうなるわね
    ”海の指”ヴェドラ:GS13>=10
    GoblinSlayer : (GS13>=10) → 13 + 9[4,5] → 22 → 成功

    "鱗無戦士"ラグナ:出目強い!
    GM:すげえ開いた
    "月撃黒兎" リリアナ:確実に開けるという強い意志
    GM:では、そうだな
    GM:すぐ近くにいたヴェドラは、体力抵抗判定の難易度18
    "月撃黒兎" リリアナ:でっか♡
    GM:離れていたラグナ、リリアナは難易度13でいいよ
    "月撃黒兎" リリアナ:体力持久?反射?
    "鱗無戦士"ラグナ:体力反射+冒険者レベル+技能などによるボーナス かな?
    GM:書いてなかった、えーと
    GM:体力反射冒険者レベル技能、のパターンだわね
    ”海の指”ヴェドラ:18か~~ やべえ
    "月撃黒兎" リリアナ:反射ならちょっとはマシ!
    "月撃黒兎" リリアナ:GS(4+3)>=13
    GoblinSlayer : (GS7>=13) → 7 + 9[5,4] → 16 → 成功

    "月撃黒兎" リリアナ:ふ……
    "鱗無戦士"ラグナ:GS11>=13 体力抵抗
    GoblinSlayer : (GS11>=13) → 11 + 6[5,1] → 17 → 成功

    "鱗無戦士"ラグナ:ふう
    ”海の指”ヴェドラ:GS9>=18
    GoblinSlayer : (GS9>=18) → 9 + 10[4,6] → 19 → 成功

    GM:ほほう、やりおるわ
    ”海の指”ヴェドラ:ば バカヤロ~~~~!!!!
    "鱗無戦士"ラグナ:やるじゃない……
    "鱗無戦士"ラグナ:草
    "鱗無戦士"ラグナ:成功したのに?
    "月撃黒兎" リリアナ:なんでキレてんの
    GM:いや、別に手加減したかったらすればいいとは思うけど……
    GM:罠に抵抗成功して手加減するメリットは特にないけど……
    ”海の指”ヴェドラ:そうか まだエッチな気分になる霧と決まったわけではない
    ”海の指”ヴェドラ:ちいかわ世界の罠みたいな可能性もあるんだ
    "鱗無戦士"ラグナ:こわすぎる
    ”海の指”ヴェドラ:ということで普通に抵抗成功します……
    "月撃黒兎" リリアナ:ディアンヌちゃんはどうなるんですか(素朴な疑問)
    ”海の指”ヴェドラ:あっそうじゃん
    呪言学士ディアンヌ:ふふ……ログを遡ってみて……?
    "鱗無戦士"ラグナ:抵抗判定15って書いてあるけど
    GM:フェロー:〝呪言学士〟ディアンヌ
    行動値6 回避10 抵抗判定15

    ”海の指”ヴェドラ:難易度13なら成功している……はず!
    "月撃黒兎" リリアナ:良かった~
    "鱗無戦士"ラグナ:ほっ
    呪言学士ディアンヌ:只人は……けっこう頑丈……
    "鱗無戦士"ラグナ:さすが!
    GM:では、最終的に
    GM:ぼわんっ、と甘ったるい気体が溢れ出す。色は無い。無色の、そしておそらくは軽い気体だ。
    GM:それは少しの間、ヴェドラの顔の周りに留まって、やがては洞窟の天井へ──そして僅かな隙間からどこかへと抜けていく。
    ”海の指”ヴェドラ:「ごほっごほっ!うわっ……これ何だ!?」
    GM:特に、具合が悪くなるようなことはない。甘ったるい香りがあるだけだ。
    GM:……或いは長い年月で、本来の効果が失われていたのだろうか?
    ”海の指”ヴェドラ:「皆……大丈夫か? 体に変な所とか、ない?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「やだっ、こっちまで流れてきたじゃん!」 手をぱたぱた仰いで払おうとする
    GM:宝箱の底には、古めかしい銀貨が無造作に放り込まれている。20枚……大金ではないが、嬉しい金額だ。
    "鱗無戦士"ラグナ:「オレは問題なし。ディアンヌは?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ちょっと吸っちゃった……けど、別に何もなさそう」
    ”海の指”ヴェドラ:じゃらり、と銀貨を取り出す。「後はこんなもんがあった。臨時収入はいつだって嬉しいね」
    "鱗無戦士"ラグナ:「素寒貧だと特にな」
    "月撃黒兎" リリアナ:「宝箱に入ってるにしては、寂しい気もするけど……何もないよりは嬉しいか」
    呪言学士ディアンヌ:「……えー、っと……特に、なんにも……?」
    呪言学士ディアンヌ:鼻をひくひくさせ、空気の匂いを嗅ぐ。……特になにかが変わった様子でもない。
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」
    "鱗無戦士"ラグナ:「全員だいじょぶそうか、ひとまずよし。しかしなんだったのかねえ」
    呪言学士ディアンヌ:まず、一番近くにいたリリアナに鼻を近づける。くんくん。
    "月撃黒兎" リリアナ:「毒って経年劣化するものだっけ……ちょっと、なに?!」
    呪言学士ディアンヌ:ついで、ラグナに近づいて同様に。……その後は、ヴェドラの方へも向かう。
    "鱗無戦士"ラグナ:「お前な……うわっなになに」
    呪言学士ディアンヌ:「……甘い匂い」
    呪言学士ディアンヌ:「只人の私でも、はっきりわかるんだから……これ」
    呪言学士ディアンヌ:「……小鬼にも、気付かれるかな……?」
    ”海の指”ヴェドラ:「げっ」顔をしかめる。
    "月撃黒兎" リリアナ:「それは……あるかも」
    "鱗無戦士"ラグナ:「む。洞窟に入ってからだいぶ匂いがきつかったが、それでも目立つか」
    GM:……小鬼どもは夜目が利く。だから、鼻ばかりに頼っている生物でもあるまいが──少なくとも悪臭には慣れているのだから、
    "月撃黒兎" リリアナ:「違う匂いだし、わかっちゃうかもね」
    GM:あなた達よりはよっぽど、この洞窟の中の異物を嗅ぎつけるのには長けているだろう。
    ”海の指”ヴェドラ:「悪い。そこまでは考えてなかった。このまま進むか?」
    GM:つまり、隠密などによる奇襲は、難易度が高くなったわけだ。
    "鱗無戦士"ラグナ:「匂い落とすってなると一度外に出るぐらいしなきゃならんだろ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「撤退して再突入するんでなければこのまま行くしかねえな。気づかれやすくなったのには注意しながら」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ラグナに賛成」
    呪言学士ディアンヌ:「……上級者に任せます」
    ”海の指”ヴェドラ:「そうだな。考えようによっちゃ、敵をおびき寄せやすくなったとも言える」
    ”海の指”ヴェドラ:「敵の来る道がわかるわけだから、そこを逆算していけば頭領のねぐらにもたどり着けるはずだ。……と思いたいね」
    ”海の指”ヴェドラ:「ラグナとリリアナの言う通り、注意しながら先に進もうぜ」
    呪言学士ディアンヌ:「……わかった」
    呪言学士ディアンヌ:「……気をつけて、ね……?」
    GM:では、あなた達は小部屋を出て、再び探索を──
    呪言学士ディアンヌ:「……?」
    呪言学士ディアンヌ:銀貨を取って、空になった宝箱の底に触れる。風化した紙が張り付いていた。
    呪言学士ディアンヌ:掠れた文字。目を近づけて、読む。
    GM:『睦み合わねば出られぬ洞窟』
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」
    呪言学士ディアンヌ:「点火インフラマラエ
    呪言学士ディアンヌ:見なかったことにした。
    "月撃黒兎" リリアナ:「今度はどうしたの?」
    呪言学士ディアンヌ:「ごみだった……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「そ。なら先に進みましょ」

    GM:ということで、さあ探索の続きだ続き!
    GM:えーと、手番はリリアナか
    "鱗無戦士"ラグナ:やったれ~
    ”海の指”ヴェドラ:やれやれ!
    "月撃黒兎" リリアナ:2d6+1
    GoblinSlayer : (2D6+1) → 4[2,2]+1 → 5

    "月撃黒兎" リリアナ:??????
    "月撃黒兎" リリアナ:このダイス2しか出目ないかも
    "鱗無戦士"ラグナ:おつかれさま……
    GM:笑うしかない
    "鱗無戦士"ラグナ:ずっと2ゾロ……?
    "鱗無戦士"ラグナ:こわ
    GM:出目が安定している
    ”海の指”ヴェドラ:123賽かァ~?
    "月撃黒兎" リリアナ:もしかしてd3サイコロだったかも
    GM:継戦カウンター……5!
    GM:全員ただちに1消耗せよ
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナの消耗を1増加(0 → 1)
    GM:呪言学士ディアンヌの消耗を1増加(0 → 1)
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナの消耗を1増加(0 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    "月撃黒兎" リリアナ:さっきの武技の消耗も反映されてないから増やしとこ
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナの消耗を1増加(1 → 2)
    GM:そして判定はヴェドラ!
    ”海の指”ヴェドラ:うおおおお
    ”海の指”ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 11[6,5] → 11

    ”海の指”ヴェドラ:うおおおおおお!!!!!
    "鱗無戦士"ラグナ:ナーイス!
    "月撃黒兎" リリアナ:えらい!
    GM:進行度5!
    GM:そしてラグナの手番となる
    "鱗無戦士"ラグナ:イベントモードに入ってからだと命水つかってる暇ないかもだし
    "鱗無戦士"ラグナ:今のうちに消耗回復しとく?
    ”海の指”ヴェドラ:AQUA TIMEZしますか
    GM:認めよう
    "鱗無戦士"ラグナ:ありがとうございます!
    ”海の指”ヴェドラ:ありがたい~
    "月撃黒兎" リリアナ:やろっか
    "月撃黒兎" リリアナ:主行動で《命水アクアビット》を宣言。
    "月撃黒兎" リリアナ:基349 「射程:近接距離」内にある「対象:コップ1杯程度の水」を負傷・消耗を回復する水に変える 6R持続 1回で10人回復可能
    "月撃黒兎" リリアナ:GS9>=10 《命水アクアビット》 成功時、効力値+1
    GoblinSlayer : (GS9>=10) → 9 + 10[5,5] → 19 → 成功

    "月撃黒兎" リリアナ:20-24:4d6+2+2、消耗2 これだね
    "鱗無戦士"ラグナ:助かる!
    "月撃黒兎" リリアナ:負傷してる人はいないから、消耗最大2回復しといて!
    ”海の指”ヴェドラ:うっひょ~~!!ありがてえ!!
    "鱗無戦士"ラグナ:回復します!ありがとう
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナの消耗を-1増加(1 → 0)
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナの残呪文使用回数を1減少(3 → 2)
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナの消耗を2減少(2 → 0)
    呪言学士ディアンヌ:消耗0!
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1減少(1 → 0)
    "鱗無戦士"ラグナ:改めて2d6、私の番かな?
    GM:うむ
    "鱗無戦士"ラグナ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 8[6,2] → 8

    "鱗無戦士"ラグナ:うっしゃぁ!
    "月撃黒兎" リリアナ:えらすぎ!
    ”海の指”ヴェドラ:ヤッタ~~~!!
    GM:進行度6……クリアだ
    GM:進行度6:ボス部屋だ!!!
    ”海の指”ヴェドラ:うおおおおおボス戦だあああああ

    決戦


    GM:……やがて、ここが最奥──言うなれば〝玉座の間〟に近いのだろう部屋の前に辿り着いた。
    GM:狭い通路の先が、拓けた空間になっている地形は、部屋へ踏み込む前に十分に見て取れる。
    GM:そして。
    GM:おそらくは部屋の中には、こちらの接近に気付いて待ち構えている小鬼どもがいるだろうことも。
    GM:十分に、推測できるだろう。
    GM:こちらの発している甘ったるい匂い。入り口が一つの部屋。奇襲は難しい。
    GM:一方で──敵の所在はわかっている。奇襲を受けることも、まず、無い。
    GM:……つまり、〝部屋へ踏み込む〟と宣言した時点で、真っ正面からの戦闘になるということだ。
    "鱗無戦士"ラグナ:「真っ向勝負かね。良くも悪くも」
    "月撃黒兎" リリアナ:「出入り口は一つっぽいか……部屋の中が、更に奥に繋がってる可能性はあるけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「うーん……そうだな」少し腕組み。「数がどれだけいるか解んねー以上、やれることはやっておきたいな」
    ”海の指”ヴェドラ:「ディアンヌ。この出入り口に流し込む形で、《惰眠》を使うことってできそう?」
    ”海の指”ヴェドラ:一つしかない入り口を指し示す形で。
    呪言学士ディアンヌ:「……いける、と思う……けど」
    呪言学士ディアンヌ:「んー…………っと、ね」
    "鱗無戦士"ラグナ:「何かまずいのか?」
    呪言学士ディアンヌ:「……向こうも、たぶん……私達に気付いてる、から……」
    呪言学士ディアンヌ:「ちょっと眠くなっただけ、だと……抵抗されるかも……」
    呪言学士ディアンヌ:「……もし」
    呪言学士ディアンヌ:「私以外に、誰か……近い系統の、精神支配の呪文使える人がいたら……いけるかも……?」
    GM:GMの見解を述べる。
    GM:既に敵方は臨戦態勢であり、つまり《惰眠》は戦闘中相当の効果で処理するもの……とするが、
    GM:眠り薬の効きが悪いなら、倍量を流し込めば効くかもしれない。
    "月撃黒兎" リリアナ:なるほどね
    ”海の指”ヴェドラ:はは~
    "鱗無戦士"ラグナ:二倍!
    GM:つまり、ディアンヌ以外に誰か1名、精神支配系の呪文を使用した場合、
    GM:《惰眠》の〝戦闘中だと効果が落ちる〟を無視して、効果を適用しても良いとする。
    "鱗無戦士"ラグナ:私はない 精神支配
    ”海の指”ヴェドラ:フッ
    "月撃黒兎" リリアナ:アタシもそういうのはないな~
    ”海の指”ヴェドラ:じゃあ……ディアンヌさんと一緒に《惰眠》を重ね掛けします!
    "鱗無戦士"ラグナ:やれ~!
    GM:よろしい。
    呪言学士ディアンヌ:「惰眠(スリープ)」×1 達成値17
    ”海の指”ヴェドラ:呪文行使。《惰眠》 基p309:魔法の霧を発生させ、中心点の半径内の対象を眠らせる 眠らせたものは転倒状態扱いになる
    ”海の指”ヴェドラ:GS10>=10
    GoblinSlayer : (GS10>=10) → 10 + 8[4,4] → 18 → 成功

    ”海の指”ヴェドラ:しゃあああ
    "鱗無戦士"ラグナ:ナイス!
    GM:よろしい、では
    "月撃黒兎" リリアナ:やるね~
    GM:たった一本の通路から、高い濃度の魔法の霧が室内へ流れ込む。
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの残呪文使用回数を1減少(3 → 2)
    GM:この洞窟の通気が良いのは、先程の宝箱の件で実感したことだろう。
    GM:かなりの量を流し込んだが、霧が晴れるまで、そう時間はかからない。
    呪言学士ディアンヌ:「……やった」
    ”海の指”ヴェドラ:「……どうだ?」
    GM:室内に踏み込んだあなた達が見るものは、
    小鬼の弓兵ゴブリンアーチャー 小鬼1 生命力8 移動力10 先制力4 知能:低い モラル:自動撤退
    呪文抵抗11 回避11 装甲2 支援:命中、威力、装甲+1 10m
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    「ザコ」ボスが存在する場合は自動的に支援を行い、支援中のボスが倒れた場合は無力化される
    弓 達成値12 威力5 刺 

    ■弓矢を手にした小鬼。
     狙いなどろくにつけられないが、流れ矢は当たったやつが間抜けなので問題ない。
    小鬼戦士ゴブリンファイター 小鬼5 生命力26 移動力16  先制力8 知能:低い モラルGS7>=13
    呪文抵抗16 回避15 装甲5
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    「薙ぎ払い」近接攻撃を5m内の対象すべてに与える
    巨大武器 達成値16 威力14 斬

    大小鬼ホブゴブリンの中でも経験を重ねたもので、只人の戦士と互角の腕を持つそこそこの手練れ。
     自分を英雄だと勘違いしてることが多く、他のものは自分の踏み台だと思っている。
    小鬼の統率者ゴブリンリーダー 小鬼6 生命力40 移動力20 先制力8 知能:人並み モラルGS5>=13
    呪文抵抗16 回避17 装甲6
    【暗視:初歩】暗闇を60mまで見通す。
    「ボス」統率者5
    「2回行動」1ラウンドに近接攻撃を2回使用する
    武器攻撃 達成値19 威力12 斬

    ■小鬼の中でほんの少し賢い個体。
     上手いこと群れを乗せて言うことを聞かせるが、常に下剋上の脅威に晒されている。
     無論、自分なら上手くやれると根拠なく確信している。
    「長剣」を持っている。
    GM:上等な武装をした小鬼が1匹、大きな武器を持つ大柄な小鬼が1匹、弓持ちが3匹
    GM:全て、洞窟の石床の上に伏して、いびきを立てている光景だ。
    "鱗無戦士"ラグナ:(完璧)
    "月撃黒兎" リリアナ:(効いてるね……)
    ”海の指”ヴェドラ:無言で親指を立てる。
    GM:GMはダイスを忘れてきたが、あなた達は、ダイスを振らずとも有利になる状況を得た。
    GM:それを評価して、こうしよう。
    GM:戦闘開始前にだれか1名、自由行動と主行動を1回ずつ行えるものとする。
    GM:またこの時、ダイスの出目は全て5で固定して良い。
    ”海の指”ヴェドラ:やった~~!!不意打ちだ!
    GM:命中ダイスも、ダメージダイスもだ。
    "鱗無戦士"ラグナ:ふむふむ
    "月撃黒兎" リリアナ:なるほどね
    GM:だが、さすがにその1手までだ。小鬼だとて、戦士と統率者。痛みや、仲間の悲鳴で目を醒ますだろう。
    GM:誰が、どれに、力を奮うか。その判断はあなた達に任せる。
    "月撃黒兎" リリアナ:「……奥の弓兵は、当たれば結構な確率で落とせると思う」
    "月撃黒兎" リリアナ:「問題は手前の2体。硬いしタフだし、アタシじゃ削り切れない」
    ”海の指”ヴェドラ:「そうなると」ラグナを見る。
    "鱗無戦士"ラグナ:「仕事だな」
    "鱗無戦士"ラグナ:ニッと笑う。
    "鱗無戦士"ラグナ:「もらうぜ、美味しい先駆け」
    "鱗無戦士"ラグナ:良ければ行動をいただきます!
    ”海の指”ヴェドラ:GOGO!
    "鱗無戦士"ラグナ:自由行動で小鬼達と同じm位置まで移動
    "鱗無戦士"ラグナ:なぎ払いと強打攻撃・斬を宣言、統率者、戦士、弓兵に攻撃!
    "鱗無戦士"ラグナ:命中とダメージの出目を5で固定したいです!
    GM:よろしい 弓兵は適当に1番ということにする
    GM:また、距離はまだ出していないが、もともと弓兵と前衛の距離は5mにするつもりだったから問題はない
    "鱗無戦士"ラグナ:了解!なぎ払いの命中はGS10、強打攻撃・斬で効力値+3されて効力値23
    "鱗無戦士"ラグナ:ダメージが効力値含めて2d6+2d6+7、全部出目5なら27点!で良いかな?
    ”海の指”ヴェドラ:5*4=20+7=27だからよさそう
    GM:この場合、弓兵1は計算するまでもなく消し飛ぶ 血の煙だ
    GM:戦士には22、統率者には21通る
    GM:小鬼戦士の負傷数を22増加(0 → 22)
    "鱗無戦士"ラグナ:気持ち良い~!
    GM:小鬼の統率者の負傷数を21増加(0 → 21)
    "月撃黒兎" リリアナ:大暴れ!
    ”海の指”ヴェドラ:ゴウランガ!
    GM:……えっぐいな改めてみると
    GM:これにより大幅に敵戦力が削られつつ、
    GM:「GIAAAA!?」「GAUUUUU!」
    "鱗無戦士"ラグナ:剣を背に担いだ憤怒の構え。万全に呼吸を整え、
    "鱗無戦士"ラグナ:渾身の力を込めたなぎ払い。一振りで三つ捉える。
    GM:即死した1匹は声を発する間もなかったが、残る2匹!
    GM:深手を負いながら目を醒まし、すぐにも立ち上がって身構える!
    GM:その大音声にたたき起こされ、弓持ち2匹が目を擦りながら体を起こし──
    "月撃黒兎" リリアナ:「流石に起きちゃうけど……かなり効いてるね!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「畳み掛けるぞ!」
    ”海の指”ヴェドラ:(深手だ。寝てる状態でラグナの一撃をまともに喰らったら、そうそう立ち直れない)
    ”海の指”ヴェドラ:曲刀を担ぎ、飛び込む。
    GM:「……EEEEEEE!?」ちょっと居眠りした隙に激変していた環境へ驚愕!
    GM:では
    GM:最終決戦と行こうか。
    GM:ラウンド1!
    GM:行動順決定!
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナのイニシアチブを2D6+1(→ 12)に変更(10 → 12)
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナのイニシアチブを2D6+1(→ 3)に変更(9 → 3)
    "鱗無戦士"ラグナ:ぐえーっ
    "月撃黒兎" リリアナ:神速のリリアナ
    "鱗無戦士"ラグナ:はやい
    GM:正直、このリリアナの速度を見るに
    GM:その1手で全てが決まる可能性すらある
    "月撃黒兎" リリアナ:流石に統率者落とすのは無理かも~
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 10)に変更(9 → 10)
    ”海の指”ヴェドラ:でりゃーっ
    "月撃黒兎" リリアナ:そしたら~
    "月撃黒兎" リリアナ:「紅蓮の嚆矢」 サ225 先制判定後、矢や投擲武器を1使用して味方の先制力+1~+3、敵の先制力-1~-3
    "月撃黒兎" リリアナ:統率者を-3してイニシ5に。ラグナを+3してイニシ6にするよ
    "鱗無戦士"ラグナ:助かる!
    "鱗無戦士"ラグナ:"鱗無戦士"ラグナのイニシアチブを6に変更(3 → 6)
    GM:GYAーーー!
    GM:小鬼の統率者のイニシアチブを5に変更(8 → 5)
    "月撃黒兎" リリアナ:ヴェドラ、一応小鬼戦士下げてディアンヌ上げてもらえる?
    "月撃黒兎" リリアナ:と思ったけど
    ”海の指”ヴェドラ:これは
    呪言学士ディアンヌ:うん……
    呪言学士ディアンヌ:負けるの……
    "月撃黒兎" リリアナ:小鬼戦士の抵抗……一緒だな……
    "月撃黒兎" リリアナ:負けるな……
    "鱗無戦士"ラグナ:よしよし
    ”海の指”ヴェドラ:ラグナ1上げて戦士1下げて置こう
    ”海の指”ヴェドラ:紅蓮の嚆矢。イニシアチブを小鬼戦士-1、ラグナ+1。
    "鱗無戦士"ラグナ:お、上げていいのかな?
    GM:小鬼戦士のイニシアチブを7に変更(8 → 7)
    "月撃黒兎" リリアナ:重ねがけっていけたっけ
    GM:どうだっけ
    "鱗無戦士"ラグナ:書いてない!GM裁定で良いと思う!
    GM:重ね掛けは無理そう 武技の欄にあった
    "鱗無戦士"ラグナ:あっ了解です!ありがとうございます
    ”海の指”ヴェドラ:了解!ありがとうございます~
    "鱗無戦士"ラグナ:イニシアチブ周りはこれで全部かなじゃあ
    "鱗無戦士"ラグナ:頼むぜ!
    ”海の指”ヴェドラ:ほな嚆矢キャンセルで……
    "月撃黒兎" リリアナ:やっちゃうか~~~
    "鱗無戦士"ラグナ:やっちゃえ!
    "月撃黒兎" リリアナ:主行動で「月兎撃ち」を宣言。サ222 消耗1 《速射》宣言で対象4体まで 命中判定は1度のみ振る
    ”海の指”ヴェドラ:GOGO!
    "月撃黒兎" リリアナ:生きてるのが4体になってるので対象は全員!
    "月撃黒兎" リリアナ:GS14>=17 命中(長弓)
    GoblinSlayer : (GS14>=17) → 14 + 11[5,6] → 25 → 成功

    "月撃黒兎" リリアナ:やったね
    "鱗無戦士"ラグナ:つよっ
    GM:エッグぃ
    ”海の指”ヴェドラ:ヒエ~~~~
    "月撃黒兎" リリアナ:3d6+2d6+4 刺属性ダメージ(長弓)
    GoblinSlayer : (3D6+2D6+4) → 14[2,6,6]+5[4,1]+4 → 23

    "鱗無戦士"ラグナ:つよっ(2回目)
    "月撃黒兎" リリアナ:殺ったか?!
    ”海の指”ヴェドラ:うっひょ~~~~!!!
    "鱗無戦士"ラグナ:いや、統率者がまだ……!
    "月撃黒兎" リリアナ:ぎりぎり殺ってない気がするな
    GM:出目固定の場合とほぼかわんないダメージ出してやがる……
    GM:つまり弓兵はぜんぶ消し飛び、
    "月撃黒兎" リリアナ:"月撃黒兎" リリアナの消耗を1増加(0 → 1)
    GM:小鬼戦士の負傷数を18増加(22 → 40)
    GM:レベル5の小鬼が何もしないうちにー!
    GM:小鬼の統率者の負傷数を17増加(21 → 38)
    GM:レベル6の小鬼がもう死にかけてるー!
    GM:ちょっと冒険者の戦力を見くびってたな……
    "鱗無戦士"ラグナ:奇襲も入ったからねえ
    ”海の指”ヴェドラ:2回呪文使ってるのは大分リソース割いてるもんな
    GM:ふん……まだ貴様らがファンブル祭りをすれば戦局は変わるさ!
    "鱗無戦士"ラグナ:頼んだヴェドラ!
    ”海の指”ヴェドラ:はあはあはあ
    GM:手番はヴェドラだわね
    ”海の指”ヴェドラ:自由行動で5M移動。小鬼の統率者に接敵。
    ”海の指”ヴェドラ:主行動。曲刀で小鬼統率者に攻撃。【斬落】【舵斬り】を宣言。
    ”海の指”ヴェドラ:命中!
    ”海の指”ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 10[4,6] → 25

    ”海の指”ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 10[5,5] → 25

    ”海の指”ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 9[5,4] → 24

    GM:オーヴァーキル……
    ”海の指”ヴェドラ:まあ当たってるしええか……最初の出目を採用。命中25。
    "鱗無戦士"ラグナ:こいつ舵斬りあるからファンブル率低いんだよな……
    ”海の指”ヴェドラ:あっそうだ どうせだし祈って良いですか?
    "月撃黒兎" リリアナ:斬落熟練って10以上やない?
    "月撃黒兎" リリアナ:祈ってもええよ!
    "月撃黒兎" リリアナ:どうせ使わなきゃだし
    "鱗無戦士"ラグナ:せやね!
    ”海の指”ヴェドラ:あっほんとだ 10以上だわ熟練は
    ”海の指”ヴェドラ:うおおお大成功!!!
    ”海の指”ヴェドラ:ダメージ振り直しに使うか 祈念は
    "鱗無戦士"ラグナ:了解!
    ”海の指”ヴェドラ:大成功なので出目30で判定
    ”海の指”ヴェドラ:4d6+1d6+10
    GoblinSlayer : (4D6+1D6+10) → 12[4,1,6,1]+5[5]+10 → 27

    ”海の指”ヴェドラ:祈念!ダメージを振り直す!
    ”海の指”ヴェドラ:MCPI$7
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 7[2,5] → 7 → 成功, 因果点:7点 → 8点

    ”海の指”ヴェドラ:あっ成功した
    "鱗無戦士"ラグナ:成功してんじゃ~ん
    ”海の指”ヴェドラ:4d6+1d6+10
    GoblinSlayer : (4D6+1D6+10) → 14[5,1,3,5]+3[3]+10 → 27

    "月撃黒兎" リリアナ:お前は俺だったかもしれねぇ
    ”海の指”ヴェドラ:変わんないんかい!
    "鱗無戦士"ラグナ:ダイス1つにつき+1ついてなかったけ ダメージ振り直し
    GM:たしかついてた
    ”海の指”ヴェドラ:おっ じゃあ32かな
    "鱗無戦士"ラグナ:つよい
    GM:ほぼ装甲貫通のレベルで伸びる
    GM:小鬼の統率者の負傷数を26増加(38 → 64)
    GM:オーバーキルだよ!!!
    "月撃黒兎" リリアナ:やったぁ!
    ”海の指”ヴェドラ:やったぜ。
    "鱗無戦士"ラグナ:やったー!
    GM:オーヴァーキル(Overkill) は、アメリカ合衆国出身のスラッシュメタル・バンド。
    GM:はい
    ”海の指”ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    ”海の指”ヴェドラ:草
    "鱗無戦士"ラグナ:スラッシュ!
    GM:ということでデータ的な戦闘は終了!
    GM:ほどよく演出しちゃいな!
    "月撃黒兎" リリアナ:「弓兵は全部押さえるから、あと……やっちゃって!」
    GM:「GIII!」「GYA!!!」傷を負った統率者が何事か吠え、弓兵2匹は狼狽しながら矢を番える。
    "月撃黒兎" リリアナ:既に手酷く傷を追った小鬼戦士ごと、弓兵をまとめて矢雨で射やる。
    ”海の指”ヴェドラ:「やる!」
    "月撃黒兎" リリアナ:きりりと弓の弦が撓る音がしたと思えば、既に矢が着弾している。
    GM:「GI────」矢を放、
    GM:つ……間も無い。
    "月撃黒兎" リリアナ:弓兵同士の戦いは、速さが全てだ。離れた距離から数を覆すのは、優れた弓兵の為せる技。
    GM:矢を番えたままに貫かれた弓兵が仰向けに倒れ、戻った弦にはじかれたヘボ矢が虚しく石壁を撃つ。
    "月撃黒兎" リリアナ:相手の弾幕を封じれば、こちらの前衛は自在に動く。
    "月撃黒兎" リリアナ:「いいトコ当たった……! あとリーダーだけ! やっちゃえ!」
    GM:大柄な戦士は勇を奮う間も無く倒れ伏した。残るは1匹。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ」弾矢の雨を、酔歩のように、獣のように低く疾駆する。
    GM:体躯にも恵まれず生まれ落ちて、知恵と技のみを頼りに生き抜いた──
    GM:と、自らを過度に信じている統率者。
    GM:迫り来る敵に応じるよう、大仰に長剣を構えて地を馳せる。
    ”海の指”ヴェドラ:真向からの打ち合いに応じるつもりもなかった。
    "鱗無戦士"ラグナ:(流石に使えるな)
    "鱗無戦士"ラグナ:長剣の構えを見ただけで察する。
    "鱗無戦士"ラグナ:(が)
    GM:真っ向から叩き斬る。
    GM:その自信があった。
    GM:叩き斬れぬ敵には、ついぞ会った事がないのだから。
    ”海の指”ヴェドラ:剣が振り下ろされる、その直前――統率者の眼前から、斥候の姿が消える。
    GM:頭蓋。
    GM:両断できると確信してふるった刃が、石床を穿つ。
    GM:「GI!?」
    ”海の指”ヴェドラ:跳躍。柔軟性に富んだしなやかなバネは、洞窟の天井を蹴って。
    ”海の指”ヴェドラ:するりと背後に回り込み、通した裏刃で喉を掻き切っている。
    ”海の指”ヴェドラ:「悪いね。こういう戦い方もある」
    GM:「GI,SYAAAAAAA!」天井を睨む。敵を捉える。自分より高い位置にいるて
    GM: ザシュッ
    GM:きは、いくども討ち果たした、幾人も、斬って、勝った
    GM:のだから負ける筈がない、自分は────
    GM:勝ちを確信して笑う頭が、地面に落ちた。
    ”海の指”ヴェドラ:剛力の剣技。鮮やかな弓技。そういう技を仲間が見せてくれたからこそ、その不意打ちは驚くほど呆気なく決まった。
    GM:首無しの躯が振り上げた剣は、全く見当違いの虚空を斬っていた。
    ”海の指”ヴェドラ:血を振るい、【冒険者ワンダラー】を鞘にしまう。
    ”海の指”ヴェドラ:「へへへ。……勝ち!」ぐっと親指を立てた。
    呪言学士ディアンヌ:「わ……かっこいい……」ぱちぱちと手を打ち合わせる
    "月撃黒兎" リリアナ:「……へぇ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「その武器に恥じない動き、出来てるんじゃない?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「良い腕だ」若干悔しそうに。
    "鱗無戦士"ラグナ:周囲を油断なく見回して残敵の確認。
    GM:敵の気配は無い。……まだ繁殖に至っていなかった群れは、殺しつくしたようだ。
    GM:ちょうどその頃、どこかの無愛想な銀等級が近くの村を訪れて、小鬼の痕跡を調べたが
    GM:もうこの地に生き残りはいないと確信し、また別の地の依頼を受けに出向いたとか、なんとか、
    GM:そういう噂もあったりするが、特に吟遊詩人も興味を持たない話だ。
    GM:汚泥の悪臭に、少しばかり甘ったるい匂いのまざった冒険譚は、受けが良くはないだろう。

    結末


    GM:……ということで報酬タイムだが。
    GM:ドロップアイテム処理
    GM:「大金棒」「大金棒」「長剣」がドロップしている。欲しいひとはいるかね?
    "月撃黒兎" リリアナ:長剣両手持ちできますよ
    "月撃黒兎" リリアナ:ダブル長剣だ……
    "鱗無戦士"ラグナ:長剣欲しいかも
    "鱗無戦士"ラグナ:両手持ちはともかく
    "鱗無戦士"ラグナ:万一痛打で武器落とした時用に予備ほしかったんですよね
    ”海の指”ヴェドラ:✟黒の剣士✟できますよ
    "月撃黒兎" リリアナ:なるほどね 現実的なスペアというわけ
    ”海の指”ヴェドラ:予備は大事!
    GM:その使い方は考えてなかったが、なるほど確かに欲しいな……
    "鱗無戦士"ラグナ:というわけで欲しい人いなければいただけるかな?その分報酬は回すから
    GM:仮に売却すれば銀貨15枚になるわけだから、そうだのう
    GM:ラグナから他メンバーに4枚ずつ銀貨を支払うくらいが妥当かしら
    "鱗無戦士"ラグナ:それでオッケーです!
    ”海の指”ヴェドラ:OK~
    GM:では、ちょっと計算すると
    報酬 ・依頼達成:経験点1000
    ・因果点 :経験点 250
    ・金銭報酬
    └基本報酬: 10枚
    └宝箱報酬: 5枚(20÷4)
    └売却報酬:14枚(54÷4端数切り上げ)
     大金棒×2 54枚
    └等級別報酬
     鋼鉄級 :15枚
     青玉級 :25枚 

    白磁級:29枚
    鋼鉄級:44枚
    青玉級:54枚
    GM:こうなるかな
    GM:で、それぞれ取得した後でラグナからの支払いを受け取ると良い
    "月撃黒兎" リリアナ:ラグナちょーだい
    ”海の指”ヴェドラ:ラ~グナくん お小遣いお~くれ
    呪言学士ディアンヌ:おこづかい……
    "鱗無戦士"ラグナ:はいよ~ 皆4枚ずつな!
    ”海の指”ヴェドラ:やった~ では58枚頂きます!
    "鱗無戦士"ラグナ:私は12枚減って32枚かな
    呪言学士ディアンヌ:29+4で33枚……高額報酬……
    "月撃黒兎" リリアナ:48枚ってことだね

    GM:──というようなことがあって、野営なんかをしつつアールマスに戻ってきた一同。
    GM:道中、川での水浴びなんかで悪臭だの甘い匂いだのは流したとしても、やはりゆったり身を休めるには、
    GM:冒険者らしい憩いの友──飯と酒が欠かせまい。
    呪言学士ディアンヌ:「お疲れ様、でしたー……!」
    呪言学士ディアンヌ:ゴブレットを両手で高く掲げる。
    "鱗無戦士"ラグナ:「おつかれ!」
    "月撃黒兎" リリアナ:「お疲れ様!」
    "鱗無戦士"ラグナ:片手で高らかに掲げた杯をこぼさない程度に軽く当てる。
    ”海の指”ヴェドラ:「へっへへ。お疲れ様、皆!」果実酒の入ったジョッキを当てて行く。
    ”海の指”ヴェドラ:「やっぱ冒険が終わった後の酒とメシはうめーな。これだよこれ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「冒険者やってる、って感じするよね」
    ”海の指”ヴェドラ:リリアナの言葉ににやりと笑って、若鳥の香草焼き(好物)にかぶりつく。
    呪言学士ディアンヌ:くぴくぴと結構な速度で酒を飲んでいる。……食事の方は、かなりゆったりとしたペース。
    呪言学士ディアンヌ:「……ぷはー」
    "鱗無戦士"ラグナ:「良い飲みっぷり」
    ”海の指”ヴェドラ:「おー。結構飲めるクチか」
    "鱗無戦士"ラグナ:「今回は目立った怪我もなく済んだな。傷かばいながらだと食いにくいから助かる」
    呪言学士ディアンヌ:「……ふふぅ。おさけ美味しい……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「あのリーダーとか正面勝負なら結構やれそうだったが。良い仕事したな魔術師」
    呪言学士ディアンヌ:「ううん。私ひとりだと……眠らせるのも、難しかったから」
    呪言学士ディアンヌ:「……みんな、ありがと、ね」
    "月撃黒兎" リリアナ:「正直……白磁等級ばっかりの一党で行ってたと思ったら、ゾッとするな」
    "月撃黒兎" リリアナ:「事前情報って、やっぱ当てにならないね」
    "鱗無戦士"ラグナ:「確かに」
    ”海の指”ヴェドラ:「二人掛かりってアイデアは単純だけど効果的だった……とはいえ、白磁だけじゃ多分対処できなかっただろーな」
    ”海の指”ヴェドラ:「オレからもギルドにちょっと報告しとくよ」
    呪言学士ディアンヌ:「……大小鬼を見て、逃げてこれる人達なら、大丈夫だと思うけど……」
    呪言学士ディアンヌ:「……白磁級なのに、大小鬼に勝っちゃったりしてたら……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「かえって危ない、か」
    呪言学士ディアンヌ:「ひどいことになってた、かもね……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「そうだね。最初に大小鬼2体いた時点で、奥により強敵がいる、って判別できるかどうか」
    "鱗無戦士"ラグナ:「誰も食いついてなくて結果オーライ、ってとこか」
    ”海の指”ヴェドラ:「だから」ジョッキを傾ける。「ディアンヌがオレたちに話しかけて来てくれたおかげで、どうにかなったってことだね。サンキュー」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ん。幸運だったね」
    呪言学士ディアンヌ:「んふふ」
    ”海の指”ヴェドラ:「ああ。運が良かった……」くすくすと笑いながら、コインを弾く。
    "鱗無戦士"ラグナ:「お手柄だな。誘い方は褒められた言い方じゃなかったけど」
    "鱗無戦士"ラグナ:くくっと吹き出して。
    呪言学士ディアンヌ:「……んく、んく…………ふぃー」
    呪言学士ディアンヌ:一息、長く吐き出して、
    呪言学士ディアンヌ:「……じゃあ……どういう誘い方……好きなの……?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「おやおや~?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「お前さあ!」
    "鱗無戦士"ラグナ:げほげほっと気管に入りかけて咳をしつつ。
    "鱗無戦士"ラグナ:「言い方とか距離とか気をつけようね!?危なっかしいから!」
    呪言学士ディアンヌ:「今、おさけでごきげんだから……おもいきるよ?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「お前はむしろ思いきらない方に振った方が良い気がすんなあ!」
    "月撃黒兎" リリアナ:「照れてる照れてる」
    呪言学士ディアンヌ:「控えめな方がいい……って言うこと?」
    ”海の指”ヴェドラ:「こいつ、慣れてないんだよな。今まで剣振りばっかやってたから」
    "月撃黒兎" リリアナ:「蜥蜴人って来るもの拒まずなんじゃないのー?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「受け取られ方がなんかぜってえおかしい!」
    "月撃黒兎" リリアナ:「それとも、これって決めた人がいるわけ?」
    呪言学士ディアンヌ:「いるわけ?」復唱。
    ”海の指”ヴェドラ:「ああ」ぽんと手を打つ。「成程な」
    "鱗無戦士"ラグナ:「ああ?んなもん……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「……おい、なんだその納得した感じの"成程"は」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや~、別に? ただ……ちょうどよくお前と競えそうで、剣も上手くて、その上同族の女の子がいたなって」
    "鱗無戦士"ラグナ:「おっっまえ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「へぇ~~~」 目を細める
    呪言学士ディアンヌ:「へー……その子は〝控えめな方〟なの……?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「いや。全然。蜥蜴人だぞ」
    呪言学士ディアンヌ:「じゃあ、〝にくしょくけい〟だー」
    ”海の指”ヴェドラ:「確かに。文字通りちっちゃいドラゴンみたいなやつだよな!」爆笑。
    "鱗無戦士"ラグナ:「そもそもオレの女の好みの話じゃねえっての……!」
    "鱗無戦士"ラグナ:悪態つきながら照れを隠すように杯を一気に傾ける。
    "月撃黒兎" リリアナ:「えっ違うの?」
    呪言学士ディアンヌ:「控えめな方だと思うけどなー……」自分の胸元に手をやる。形状をなぞるような手の仕草。
    呪言学士ディアンヌ:実際のところ、顔色は普通なので、酔っているのではなさそうだ。
    ”海の指”ヴェドラ:「まあお前良い奴だからね。何かしなくても好きだって子はいるでしょ。ちゃんと察せるようになっとけよ」
    ”海の指”ヴェドラ:ぽろりととんでもないことを零す。
    "鱗無戦士"ラグナ:「どう反応リアクションしても終わりなことをこぼすな……!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「お前に言われると無性にムカつく~!」
    呪言学士ディアンヌ:「……リリアナさんは控えめ?」リアクションの地雷を横へ広げる。
    ”海の指”ヴェドラ:むせる。
    "月撃黒兎" リリアナ:「えっアタシ?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「うーん……普通じゃない? っていうかそんなの、相手によっても変わるんじゃ……?」 態度のことだと思っている
    呪言学士ディアンヌ:「そっかー、相手によって基準値があるもんね……」
    呪言学士ディアンヌ:「……どう思う?」たった今むせていた男に振る。
    呪言学士ディアンヌ:口元が微妙に緩んでいるというか、ぷるぷるしている。……故意犯だ。
    "鱗無戦士"ラグナ:(こいつ……)
    "鱗無戦士"ラグナ:ひっでえと思いつつ助けない。
    ”海の指”ヴェドラ:露骨に苦々しい表情になる。
    ”海の指”ヴェドラ:「態度の話な? 態度の話」
    "月撃黒兎" リリアナ:動きを妨げないように腹部を大胆にカットした上下に分かれた防具。その上部を内側から押し上げる質量は、防具越しにも多少の大きさを感じ取れるだろう
    ”海の指”ヴェドラ:さっきまであれほどイジっていた手前、ラグナに助けを求めるのははばかられた。が。
    ”海の指”ヴェドラ:その視線が不意にリリアナの胸元に行って、止まる。
    呪言学士ディアンヌ:「……くすっ」口元を手で隠して小さく笑う。
    ”海の指”ヴェドラ:「いや……どっちかっていうと、主張のある方が……良い……かな……」
    ”海の指”ヴェドラ:「……態度の話な!!」
    ”海の指”ヴェドラ:がっと葡萄酒を煽る。
    "鱗無戦士"ラグナ:「そっ……そっすね……!」笑いながら。
    "月撃黒兎" リリアナ:「態度の話以外何があるのよ」 ディアンヌが胸の話をしていることに全く気付いてない
    呪言学士ディアンヌ:「えーと、ね」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ていうか、ふーん? ぐいぐい来られる方がいいんだ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「お酒お注ぎしましょうか~? なーんて」
    呪言学士ディアンヌ:「押しの強さの話……かも……?」
    呪言学士ディアンヌ:「だから、こーやって……」
    ”海の指”ヴェドラ:「ばっ……やめろ!自分で注ぐし……!」ジョッキを手で押し戻しながら。
    呪言学士ディアンヌ:椅子を離れ、ヴェドラを挟んでリリアナの反対側へ立ち、
    呪言学士ディアンヌ:リリアナへ向けて一瞬のアイコンタクトを図る。
    "月撃黒兎" リリアナ:「あっ、ちょっと……そ、そういうのは禁止!」
    呪言学士ディアンヌ:「えー?」
    "月撃黒兎" リリアナ:ディアンヌの意図を察したか、慌てたように止める
    "鱗無戦士"ラグナ:「お前……楽しんでるだろ……」ディアンヌに呆れたように。
    呪言学士ディアンヌ:「おさけの席の……よきょー、だよ……?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「するならラグナにしなさい!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「それもどういうことだよ!?」
    呪言学士ディアンヌ:「……怒られちゃった」
    ”海の指”ヴェドラ:「こいつ、将来大物になるぜ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「既にある意味だいぶ大物だよ」
    呪言学士ディアンヌ:「取るなー、ってことかも……」
    呪言学士ディアンヌ:大げさに肩を落としつつ、素直にラグナの横へ移動する。
    "鱗無戦士"ラグナ:「かもっていうか……なあ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「はぁ?! そんなんじゃないし!」
    呪言学士ディアンヌ:「大物だなんて……控えめなのにぃー……」
    呪言学士ディアンヌ:結構酒量はあった。顔色は普通。息に混じる酒の匂いは強い。呂律は回っている。
    呪言学士ディアンヌ:総じてどちらなのか判別の難しい状態で……ラグナの腕にひっつこうと狙っている!
    ”海の指”ヴェドラ:「……マジで強いな。昔リリアナが酒一杯でぐっすり寝てたの思い出し……うわーっ!」
    "鱗無戦士"ラグナ:ジリ、と。集中している。回避しつつ怪我をさせない距離感!
    ”海の指”ヴェドラ:「二階でやれ!そういうのは!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「なにそれ」
    ”海の指”ヴェドラ:「えっ……」「あっ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ヴェドラやらしー……」
    呪言学士ディアンヌ:「……それは、ちょっとやりすぎかも……」急に白い目をする
    ”海の指”ヴェドラ:「はあ!?」
    呪言学士ディアンヌ:「そっちのおふたりでどうぞ……」
    呪言学士ディアンヌ:「とらないから……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「だからっ、そーいうのじゃないって言ってるでしょ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「そーだよ。オレとリリアナはそういうのじゃ……」
    ”海の指”ヴェドラ:「……」
    呪言学士ディアンヌ:「……ふふ」
    呪言学士ディアンヌ:「おじゃまするのも悪いから……私は2階に行くね?」
    呪言学士ディアンヌ:「……あっ、ひとりでだよ……?」
    "月撃黒兎" リリアナ:「沈黙するな! エロヴェドラ!」
    ”海の指”ヴェドラ:「なっ……そっちだって二階の意味知ってただろスケベリリアナ!」
    呪言学士ディアンヌ:じりじりとした牽制の間合いから、軽い足取りで離れる。
    "鱗無戦士"ラグナ:「オレも行くか……なんか始まってるし……」
    "鱗無戦士"ラグナ:「……っと、そうだ。ヴェドラ」
    "鱗無戦士"ラグナ:ふと、思い出したように。
    ”海の指”ヴェドラ:「何だよ。援護射撃か?」
    "鱗無戦士"ラグナ:「北で死にかけたって聞いたぞ」いつもと変わらぬ声の調子で。
    ”海の指”ヴェドラ:「……」ぴたりと声の調子が止まる。
    "鱗無戦士"ラグナ:「勝手に死ぬなよ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「結構いんだろ。お前の周り、泣けない・・・・奴。強すぎて」
    "鱗無戦士"ラグナ:「泣けるやつはまだいいけど。泣けない奴は大変なんだよ」
    "鱗無戦士"ラグナ:「オレの仕事増やすなよな」
    "鱗無戦士"ラグナ:ヴェドラの方を向いて。
    ”海の指”ヴェドラ:「……約束がいっぱいあったって、運が悪けりゃ死ぬときは死ぬ」
    ”海の指”ヴェドラ:「でも、今のでまた死にたくなくなっちまったな。頑張って強くなるよ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「……ほんと。アタシがいなかったら死んでたんだから」 ふんっと鼻を鳴らす
    呪言学士ディアンヌ:「……………………」階段を昇ろうとしていた足が止まっている。
    "鱗無戦士"ラグナ:「ハハッ!大変だったなリリアナも」
    "鱗無戦士"ラグナ:快活に笑い、
    "鱗無戦士"ラグナ:「ありがとな」
    呪言学士ディアンヌ:ととっ。狭い歩幅、多い歩数で、また戻って来て、
    "鱗無戦士"ラグナ:それだけこぼす。
    "鱗無戦士"ラグナ:「ん?」
    呪言学士ディアンヌ:ヴェドラとリリアナの二人を正面に捉える位置で、立ち止まる。
    呪言学士ディアンヌ:「……死ぬ時は死ぬし、死んじゃったらお終い。死体だけなら、何かに使ってあげられるけど」
    呪言学士ディアンヌ:「生きてるうちに、いろんなこと、できた方が……いいよね?」
    呪言学士ディアンヌ:「ね」声を潜めて──だが、二人ともに聞こえるように
    呪言学士ディアンヌ:「二階。追いかけてきても、いーよ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「………………」 沈黙。
    "月撃黒兎" リリアナ:「……ヴェドラ、後で付き合いなさい」
    呪言学士ディアンヌ:「……んふ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「言っとくけど、二階じゃないからね!」
    ”海の指”ヴェドラ:「わかってるよ」笑う。リリアナの方を向く。月のように輝く目を見据える。
    ”海の指”ヴェドラ:「オレも、リリアナに言いたいことあったんだよな。色々!」
    "月撃黒兎" リリアナ:「話は後! さっきアンタの鞄の中見えたけど、相変わらず水薬足りてないじゃない! 解毒薬も見えなかったし……」
    呪言学士ディアンヌ:「戦う時は真っ直ぐなのに……まわりみち」
    呪言学士ディアンヌ:「かーわいい」
    呪言学士ディアンヌ:と、とん。
    "月撃黒兎" リリアナ:「あれだけ酷い目に遭ってまだ分かってないみたいだから、後で買い出し行くわよ!」
    呪言学士ディアンヌ:今度こそ、階段を登っていった。
    "鱗無戦士"ラグナ:「……」
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ!別にそれは違うんだって、魔法の武器買って金が――」
    "鱗無戦士"ラグナ:ディアンヌの後ろ姿を見送りながら。
    "鱗無戦士"ラグナ:「まわりくどいんだかバカ正直なんだか」
    "月撃黒兎" リリアナ:「今回の報酬があるでしょっ。仮にも青玉級の冒険者なんだから、ちゃんとそれくらいの備えはしなさいよね……!」
    "鱗無戦士"ラグナ:「めんどくせえやつ」くっ、と笑う。
    "鱗無戦士"ラグナ:揉めている二人に何も言わずに席を離れる。
    ”海の指”ヴェドラ:「…………ラグナには」男がいなくなったのを見届けて、ぽつりと口を開く。
    ”海の指”ヴェドラ:「約束してある。アイツは世界一の戦士に、オレは世界一の斥候になるって」
    ”海の指”ヴェドラ:「でも、その夢をこうやって続けさせてくれたのはさ」
    ”海の指”ヴェドラ:「リリアナのお陰だ。マジで」
    "月撃黒兎" リリアナ:ガルガルしていた表情と声が、二人が去っていくにつれ落ち着いていく
    "月撃黒兎" リリアナ:「……そ。感謝しなさいよね」
    ”海の指”ヴェドラ:「してるよ。ずっとしてる」笑う。
    "月撃黒兎" リリアナ:「じゃあ、これからもちゃんと生きて。冒険者続けなさい」
    "月撃黒兎" リリアナ:「夢半ばで倒れました、なんて許さないんだから」
    ”海の指”ヴェドラ:「うん」素直に頷く。
    ”海の指”ヴェドラ:「……ラグナの言う通りだ。オレの夢は、もうオレのものだけじゃなくなったんだと思う」
    ”海の指”ヴェドラ:「この間、死に掛けてさ。そのあと、イナホに……好きって言われたよ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「…………そ、そう」
    "月撃黒兎" リリアナ:「おめでと。アンタも、イナホのこと好きだったでしょ?」
    "月撃黒兎" リリアナ:努めて冷静に振る舞う。
    ”海の指”ヴェドラ:頷くことはない。
    ”海の指”ヴェドラ:「イナホは凄く良い奴だし、何かが違えば。多分きっとそうなってた」
    ”海の指”ヴェドラ:「だけど、覚えてるかな」
    ”海の指”ヴェドラ:「最初の冒険者訓練の時から。オレの夢を最初に笑わずにいてくれたのはリリアナだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「お前がいたから、オレは自分の無謀な夢を今まで突き通してこれた」
    ”海の指”ヴェドラ:「”海の指”ヴェドラは、リリアナが好きだ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「…………バカ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「言うのが遅いわよ」
    ”海の指”ヴェドラ:「…………ごめん。フラれるのが怖かった」
    ”海の指”ヴェドラ:「でも、ディアンヌの言う通り死んだら終わりだし。言っちゃおうと思ってさ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ふーん。じゃあ、今はフラレないって確信があるんだ」
    ”海の指”ヴェドラ:「いや……」口ごもる。「そりゃ、そうなれば、良いとは、思うけど」
    ”海の指”ヴェドラ:「でも、これからどうなったとしてもさ。今までリリアナがオレにしてくれたことは変わらないから」
    ”海の指”ヴェドラ:「だから言おうと思った。それだけ」
    "月撃黒兎" リリアナ:「…………」
    "月撃黒兎" リリアナ:「買い出し行くって言ったでしょ」
    "月撃黒兎" リリアナ:男の腕を掴む。ぐいぐいと引っ張るようにして、店の外へ。
    ”海の指”ヴェドラ:「あっ!ちょ……!」
    "月撃黒兎" リリアナ:引っ張りながら、人通りから逸れるように店と店の間に。
    "月撃黒兎" リリアナ:そこでようやく手を離して、くるりと男に向き直る。
    ”海の指”ヴェドラ:夜の繁華街。草いきれと喧騒の光が、やけに目に映る。
    "月撃黒兎" リリアナ:「ねえ」 ジト目。
    ”海の指”ヴェドラ:緑の月の下で、眩暈がするほどに美しく見えた。
    ”海の指”ヴェドラ:「何さ」鼻白む。
    "月撃黒兎" リリアナ:「さっき食べたソース付いてる」
    "月撃黒兎" リリアナ:瞬間。月の光が陰る。
    ”海の指”ヴェドラ:「えっマジ? どこ――」
    "月撃黒兎" リリアナ:視界を、背伸びした女の顔に隠されて。
    "月撃黒兎" リリアナ:弓の弦でタコの出来た、細い手が胸板に触れて、支えに。
    "月撃黒兎" リリアナ:柔らかな感触を残して、ただ数秒。
    "月撃黒兎" リリアナ:──光が戻る。
    "月撃黒兎" リリアナ:「…………取れた」
    ”海の指”ヴェドラ:「あ…………」息を吐く。唇が震えて、心臓が熱い。「ありがと」
    ”海の指”ヴェドラ:目をしばたたかせる。
    "月撃黒兎" リリアナ:「………………行くわよ。そろそろ店仕舞しちゃうでしょ」
    "月撃黒兎" リリアナ:呟く声は、微かに震えている。
    ”海の指”ヴェドラ:普段の快活な様子に似合わず、ぽけーっとしていた。が。
    ”海の指”ヴェドラ:首を振って、にやりと笑う。
    ”海の指”ヴェドラ:するりと太くしなやかな指を絡め、弓の胼胝だらけの手とつないだ。
    ”海の指”ヴェドラ:「リリ・・
    "月撃黒兎" リリアナ:「っ、な、なによ」
    ”海の指”ヴェドラ:「いつか、オレが世界一の斥候になったらさ」
    ”海の指”ヴェドラ:「リリにも一緒に見せるよ。世界の果ってやつをさ」
    ”海の指”ヴェドラ:ずっと一緒に。
    ”海の指”ヴェドラ:冒険の果てにどこまでも連れて行くと、そう語っていた。
    "月撃黒兎" リリアナ:「……それくらいになってくれなくちゃ、困る」
    "月撃黒兎" リリアナ:「その時は……あー……」
    "月撃黒兎" リリアナ:「ちゃんと……挨拶に来なさいよね」
    ”海の指”ヴェドラ:「挨拶?」聞き返して。「…………」
    "月撃黒兎" リリアナ:絡められた指を、きゅ、と握り直す。
    ”海の指”ヴェドラ:「…………手土産。ちゃんと、美味しいの作って持ってく」こくりと頷いて。
    ”海の指”ヴェドラ:そうして、月が照らす運河沿いを、ふたりで静かに歩き始めた。
    GM:店の窓からはランタンの光。喧騒、歌声、安酒の臭い。
    GM:街の灯りはまだまだ強く、この夜の終わりは遠くにある。
    GM:歌声。
    GM:酔っ払いが、調子っ外れの声で歌っている。
    GM:「おさけがおいしいぞ~♪」
    GM:「おっさけがおいしいぞ~♪」
    GM:あなた達が去った後の酒場で、酔っ払いが歌っている。