『ラブレター・フロム・デッドエンド・トゥ・ザ・バックウッズ』


"赤帽子"ナナ(キャラシート)PL:切子圭
"暗夜射手"ニコラス(キャラシート)PL:しんごろ
"海の指"ヴェドラ(キャラシート)PL:カムリ
“少年剣士”エステル(キャラシート)PL:MAO
〝竜鱗祈手〟フェアロイデ(キャラシート)フェロー

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メイン雑談

目次

  • 導入
  • 探索
  • 決戦
  • 結末

  • 導入


    『北の地への〝郵便物〟配達依頼』 ・場所  :〝悪行都市〟サルファ・リステラ
    ・依頼人 :盗賊ギルド構成員 〝こそ泥〟デイヴ
    ・依頼内容:極北へのラブレター輸送
    ・報酬  :〝ラブレター1枚につき銀貨50枚〟
    GM:※因果点:5 事前情報7から修正

    GM:〝悪行都市〟サルファ・リステラ──中層地区 『潮騒通り』内オープンカフェ『シーサイド・レストラン』
    GM:あなた達は屋外の、白い丸テーブルを囲むように座っている──或いは立っている物好きもいるかもしれないが。
    GM:他のテーブルに客はいない。近くを歩く通行人の姿も無い。
    GM:夕方の悪行都市は、その名にふさわしからぬ行儀の良さを以てあなた達を出迎えた。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「とても、不思議な心地です。きわめて治安の悪い場所と聞いていたのですが」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「遠巻きにさえ、ぶしつけな視線を感じません。嘘のように穏やかです」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:あなた達と同じ依頼を受けた冒険者。蜥蜴人の、竜司祭。
    "海の指"ヴェドラ:「一応下調べはしてきたけどさ」サルファ・リステラらしい、薄めまくった豚肉のスープを飲んで一息。
    "赤帽子"ナナ:「一つの街ですから、色々な面があるってことなんですかね?」
    “少年剣士”エステル:「そうかもしれませんね。アールマスにしても、色々な顔がある訳ですし」
    "海の指"ヴェドラ:「そいつは当たりかもね」ナナに。「どうも階層ごとにガラッと治安が変わるらしいよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「どんな場所にも、その場所なりの秩序ルールはある。……もちろん、その原則が通用しない所だってあるけどな」
    "暗夜射手"ニコラス:「俺が調べた限りでも、ここは後者寄りの空気が強いと感じた。だから、あんたが覚えてる違和感にも納得はできる」
    “少年剣士”エステル:「それにしても──」小柄な少年が、にこにこと微笑みながら。
    “少年剣士”エステル:「僥倖ですね、あの”海の指”ヴェドラさんとご一緒できるなんて」
    "赤帽子"ナナ:「へえ、階層ごとに……区分けされてるって事なんですね」良いのやら悪いやら、少なくとも自分は最下層の空気が性に合ってそう
    "暗夜射手"ニコラス:竜司祭の言葉に頷きながら、香りの強い茶を啜る
    "海の指"ヴェドラ:「なになに、オレってば有名人?」にやりと笑って身を乗り出す。
    “少年剣士”エステル:「はい、お噂はかねがね」
    “少年剣士”エステル:本当だ。同時期に登録した冒険者の中でも、頭一つ抜けた活躍を見せる出世頭。
    "赤帽子"ナナ:「へぇ、ヴェドラ先輩ってば有名人なんですね、すごいや」どうにも気分的に居心地が悪いなりにサンドに苦戦していたのが、ヴェドラの方を見てにへらと笑う
    “少年剣士”エステル:「エステルです。幸運に感謝するだけでなく、色々と学ばせて頂ければと思っています。よろしくお願いします」ぺこり、と丁寧に頭を下げる。
    "海の指"ヴェドラ:「オレより若いのにしっかりしてんね。まァ……ここはオレが”先輩”として? 冒険者の流儀を教えてやるかァ~~~」
    "海の指"ヴェドラ:今までこういう扱いをほとんど受けていなかったので明らかに鼻の下を伸ばしている。
    "暗夜射手"ニコラス:「俺が臭いメシを喰っている間に、なんともまあ先輩面が板についたもんだ。あの少年の面影はどこへやら、だな」
    "暗夜射手"ニコラス:喉を鳴らすように、くつくつと小さく笑う
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「こらっ」横合いから手を伸ばし、フードの上から頭を軽くぺちん
    "海の指"ヴェドラ:「うっせ! 大体、オレの話は良いんだよ。なあフェアロ……あだっ!」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:……鱗に覆われた手は、やけに硬い。
    "赤帽子"ナナ:「あははっ……先輩が上機嫌そうで私も嬉しいです」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「武勇に優れたる者は確かに尊重されるべきですが、慢心はいけませんよ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「今回集った面々は、荒事には長けているかと思いますが……癒やしの力を持つ者は少ない」
    “少年剣士”エステル:「そういえば、ナナさんとは久しぶりとはいえ面識があるのですが」
    “少年剣士”エステル:「お二人は、ヴェドラさんとは既知の方なのでしょうか?」
    “少年剣士”エステル:兎人と、竜人と思われる二人に顔を向けて。
    "海の指"ヴェドラ:「はい……全くもって仰る通りです……怪我したらよろしくお願いします……」しおしおしている。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「うっかり転んで大怪我などしては、依頼の断念だってあるのですから」
    "海の指"ヴェドラ:「え、ニコラスの旦那のこと?」振り向いて。「この人は……」
    "暗夜射手"ニコラス:「……まあ、こいつが憧れの勢いで突っ走り出すより前にな」
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ」
    "赤帽子"ナナ:「人気者ですね、ヴェドラ先輩」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「私達の方が、冒険者としての経歴は長い……のでしょうか?」とニコラスに視線を向ける。立絵は目を瞑っているが別に糸目キャラではない。
    "暗夜射手"ニコラス:「年月で言えば、な。こいつのように、北の方まで足を延ばしてたワケじゃあないから、経験ならヴェドラの方が上だ」
    "海の指"ヴェドラ:「またまた~。傭兵上がりならごまんといるけど、あんたみたいに自警団率いてたって奴は中々いないでしょ」
    “少年剣士”エステル:「なるほどそうでしたか」
    “少年剣士”エステル:「さしつかえなければ得手など聞かせて頂いてもよろしいですか、ニコラスさん?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「冒険者として求められる経験は、世俗の経験とはまた異なりますものね」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「わずかな期間に重ねた幾つかの冒険が、数十年の歳月をも凌駕することがある」
    "海の指"ヴェドラ:「皆、怪物に追っかけられたら遠慮なく旦那の後ろに隠れて良いぜ。この人、近付いて来た怪物もバンバン撃てるから」
    "赤帽子"ナナ:「へぇ、それは凄いです! 射手の方だったんですね!」
    "暗夜射手"ニコラス:「こいつの話は半分程度に聞いておいてくれ。ワケあって表舞台から離れてた時期もあるからな、百発百中とはいかないさ」
    "暗夜射手"ニコラス:「だがまあ、援護てつだいくらいはしてみせる」
    "海の指"ヴェドラ:「良いコト言うね、フェアロイデ。それで言うと、オレの一推しはやっぱりナナとエステルだね」
    "海の指"ヴェドラ:がしっと二人の肩を組む。
    "海の指"ヴェドラ:「今思い出したよ。エステルもナナも、アールマスの方じゃこの若さで名の通った鋼鉄級いっぱしの戦士と斥候だ」
    "赤帽子"ナナ:「わわっ、私もですか? どうにも恥ずかしいですね……」頬をかいて照れる
    “少年剣士”エステル:「嬉しいお言葉ですね、ありがとうございます」ぺこり、と頭を下げる。
    "海の指"ヴェドラ:「油断してるわけじゃない。けど……どんな依頼が来ても、オレたちなら上手くやってのけるさ」
    "赤帽子"ナナ:「まあでも、頼りにしてもらえるだけ頑張っていきますよ! はい!」
    “少年剣士”エステル:「はい。油断せず、されど委縮せず、ですね」
    "暗夜射手"ニコラス:「伸びるには勢いも大事だ、というのはヴェドラ自身が体現してるところだ。そこに慎重さのスパイスが加われば一人前、ってところか」
    "赤帽子"ナナ:(まあ果たして)
    "暗夜射手"ニコラス:「……まあ見たところ、二人ともスパイスはよく効いてるみたいだな」
    "赤帽子"ナナ:(あたしとこの二人を同じに考えていいかはちょっと……考えないといけないけど)
    GM:──さて。
    "赤帽子"ナナ:「どうも、慎重さだけは自信がありますよ!」
    “少年剣士”エステル:戦士、斥候、野伏、術士、竜神官。確かにとても構成バランスがよいように思える。
    GM:あなた達が車座になって会話を弾ませていた、ちょうどその時だ。
    GM:すたすたと靴音がする方向を見ると、いかにもうさんくさい格好をした男がやってくる。
    〝こそ泥〟デイヴ:サルファ・リステラからアールマスへ依頼を行う際、よく窓口になっている男である。
    〝こそ泥〟デイヴ:他に客のいないオープンカフェ。適当なところから椅子を引いて、あなた達と同じテーブルへつく。
    "海の指"ヴェドラ:「あっ。出た、”こそ泥”!」
    〝こそ泥〟デイヴ:「やー、アールマスの冒険者諸君。良く来てくれたねぇ、俺が依頼人のデイヴだ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「今回の依頼は郵便配達だよ、聞いてるぅ? あるいは競馬の馬とも言うね」
    "海の指"ヴェドラ:「あんただろ? 会えて嬉しいよ。この間サルファ・リステラがクソ暑くなった時に、いち早く依頼を出して解決したって聞いた」
    〝こそ泥〟デイヴ:口調もあくまで、軽薄な、やや間延びしたものである。
    “少年剣士”エステル:「その二つですと、ずいぶん違うように思えますが?」
    "赤帽子"ナナ:「どうもこんにちは、つまり早さ勝負って事ですか?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「んん~、話に尾ひれがついてるねぇ。天候左右するレベルの精霊の大暴れなら、もっと高ランクのお話になってたさ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「んまー、過ぎ去った過去のお話はお話としてぇ、今の依頼の話の方にみんな興味津々?」
    “少年剣士”エステル:礼を失さぬよう。されど疑問はしっかり口にする。
    "暗夜射手"ニコラス:「配達1件で銀貨50枚、えらく羽振りのいい話だとは思っちゃいたが、単純な届け物じゃあないか」
    "海の指"ヴェドラ:「マジかよ! 酒場で聞いた話は宛にしちゃいけないな……」言いつつ、身を乗り出して興味を主張する。
    "赤帽子"ナナ:「それはもちろん、昔の話も良いですけど今のお仕事の方が気になりますから」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「人数で割るとして、ひとりあたり銀貨10枚……高額な報酬とはいえませんが」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「単純な配達の報酬としては、なるほど割が良いとは言えましょう」
    〝こそ泥〟デイヴ:「うんうん、そーだよねぇ。そして俺達は盗賊、お得な話なんて絶対に持ってこない」
    “少年剣士”エステル:「察するにその差額が、まだお伺いできてないところでしょうか?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「問題は配達目的地なの。まぁその他付随するあれこれもあるけど」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ヒンシェルウッド、って知ってる?」
    "海の指"ヴェドラ:(流石ニコラスの旦那だね。こういう金勘定の話は、昔っから外したことがなかった……)目を細めて。
    "海の指"ヴェドラ:「えっ」
    "海の指"ヴェドラ:知っている、どころの騒ぎではない。お世話になりまくっている。
    "暗夜射手"ニコラス:「……極北、は例えでも何でもなかったと」
    “少年剣士”エステル:じっくり聞く必要がありあそうだ。甘味を落とした温かい乳を口にしながら、話に耳を傾ける。
    "暗夜射手"ニコラス:説明はつい先日までそこにいた者に任せる、とばかりにヴェドラくんに頷きをひとつ
    "海の指"ヴェドラ:ヒンシェルウッド。北方氷原ノールベイトは羅針団が建設した、極北の地における調査前線基地であり、冒険者たちの拠点だ。
    "海の指"ヴェドラ:「ノールベイト版アールマスみたいな所。アースガルタ時代の言葉で『かすがい』って意味らしいけど」
    "海の指"ヴェドラ:「手紙を届けるような場所じゃないでしょ、あそこ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「さすがに詳しいじゃない。俺が指名した〝騎手〟なだけはある」
    "海の指"ヴェドラ:「騎手ゥ~~~?」
    “少年剣士”エステル:(競馬──の部分でしょうか)
    "海の指"ヴェドラ:「確かにアールマスじゃ馬人なんかもいるけど……サルファ・リステラって人間を走らせる遊びでもあるのかよ?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「そー。うちのね、情報網とか色々使ってちょちょいとやってね、最若手で一番活きがいいのを調べさせた」
    〝こそ泥〟デイヴ:「その他の四人も事情はどうあれ、〝ごく最近に冒険者になった〟〝比較的昇進速度が早い〟」
    〝こそ泥〟デイヴ:「そして〝依頼の達成率が高い〟、つまり配当金の美味しくないところを選んだってわけ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「……さっき、羅針団が建設したとか話があったじゃん?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「そう。ヒンシェルウッドはノールベイト羅針団の最大拠点。そこにね、ラブレターを届けてほしいの」
    〝こそ泥〟デイヴ:「〝白い貴婦人はあんたらにお熱です。お互い美味しい想いをしましょうや〟ってさ」
    "赤帽子"ナナ:「それって……」
    "海の指"ヴェドラ:全員を見回す。道理で、有望な”後輩”だの、自警団を率いていた鳴り物入りの”旦那”だのが集まって来ていたわけだ。
    "海の指"ヴェドラ:「考えてみりゃ、最初から変な話だったな。最近ノールベイトに入り浸ってるオレに、いきなりサルファ・リステラの依頼だ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……楔を兼ねた嚆矢、か。あっちの方から金のにおいがするっていうのに、あんたらが動いてる気配がなかったのも──」
    “少年剣士”エステル:「なるほど」色々と聞いてはいたが、やはりずいぶんアールマスとは違うらしい。
    〝こそ泥〟デイヴ:「なんで〝あの土地〟に俺達が根を下ろしてないかって、そりゃ考えりゃわかるでしょ?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「俺達はね、怠け者なの。コツコツと努力を積み上げるとかできない連中なの」
    〝こそ泥〟デイヴ:「真面目に日々を生きる代わりに、どっかの誰かが積み上げたものを掠め取って生きてんの」
    〝こそ泥〟デイヴ:「けどそろそろ、1枚噛んでおく頃合いかなって思ってさぁ」
    "暗夜射手"ニコラス:「流石に、自分から"こそ泥"と名乗るだけある」
    "暗夜射手"ニコラス:楽し気な声色は、呆れ1割、感心9割といった塩梅
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「人の営みが無いところでは、そもそも〝奪い取るべき財〟が無い」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「あなた達にとって北の大地は、利権を求めるに十分な魅力が生まれた……ということですか」
    “少年剣士”エステル:倫理をかませなければ、道理としては筋が通っている。そうした手合いは、多かれ少なかれどこにだっている。
    "赤帽子"ナナ:「なるほど、わかりやすいですね。 北を開拓してきた人たちの努力には価値が生まれたって事ですよね、先輩」
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ」目を細める。「……そうだな。正直、あんたらだって羅針団の利益を正面切って掠め取ろうとは思っちゃいないはずだよな?」
    "海の指"ヴェドラ:「盗みってのは最後に自分が生きてなきゃ意味がないからね」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ふっふー。俺達の細かな思惑まで、依頼に必要かい?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「そーだねー。ちからづくで聞き出すって言うのはどうだい。楽しいんじゃない?」
    “少年剣士”エステル:「むしろ大きく育ってほしい──といったところかもしれませんね」
    〝こそ泥〟デイヴ:「俺も勿論、〝俺が使えるものすべて〟使って抵抗するからさぁ」
    〝こそ泥〟デイヴ:うさんくさい男は、悪党の教科書に掲載されていそうな笑みを浮かべている。
    "赤帽子"ナナ:「失礼しました、そうですね」ヴェドラに少し頭を下げて
    〝こそ泥〟デイヴ:……大げさに肩を竦め、両腕を広げた。
    〝こそ泥〟デイヴ:「じょーだん、じょーだん」
    〝こそ泥〟デイヴ:「5人がかりじゃボコボコにされるのがオチだって。じょーだん」
    "海の指"ヴェドラ:「オレもやめとくよ」こちらもにやりと笑う。「この街は、あんたらの味方だ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……自分たちが、文字通り「噛んでも」揺るがない。それだけの土台ができたと判断しての話だろう」
    "海の指"ヴェドラ:「そうだね。ナナが言ってくれたことは正しい。少なくとも、北でオレたちがやってきたことは無駄じゃなかった」
    "暗夜射手"ニコラス:「その上での依頼なら、俺から混ぜ返すことはないさ」
    "赤帽子"ナナ:(さすがに強かだ……教養の差、いや育ちの差かな……)
    "海の指"ヴェドラ:「良いぜ。改めて、依頼を受けさせてもらう。こういう冒険は初めてだけど、面白そうだ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「おのおの、思うところはあるかもしれませんが……」
    “少年剣士”エステル:「はい。思惑全てとはいかなくとも──」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「この依頼は受けよう、との意思で統一されたと見てよろしいでしょうか」
    "海の指"ヴェドラ:親指を立てる。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「そしておそらくその理由は、報酬の金額ではなく」
    “少年剣士”エステル:「もう少しお話はお聞かせ頂きたいことろですね」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「〝おもしろいことになりそうだ〟という興味からであると」
    “少年剣士”エステル:「少なくとも賭けて頂いたということは、負けは望まれていないということでしょうし」
    "海の指"ヴェドラ:「この街から、北の地に手紙を出す物好きがいるわけだよね」にやりと笑う。「へへへ。顔を見てみたくなった」
    "暗夜射手"ニコラス:「……まあ、面白そうだ、というのも確かにある。それと──」
    "暗夜射手"ニコラス:「走り出した勢いでどこまで行けるのか。それを確かめてみたい、というのもな」
    "暗夜射手"ニコラス:若い冒険者たち──ヴェドラ、エステル、そしてナナをゆっくりと見回す
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:首を横からひょいっと伸ばして、見回す視線の中に割り込む。
    "暗夜射手"ニコラス:「……悪かった。あんたを仲間外れにするつもりじゃない、フェアロイデ」
    “少年剣士”エステル:「私も構いません。ナナさんはどうですか?」
    "赤帽子"ナナ:(ふふっ……)
    "暗夜射手"ニコラス:「だが、いざという時は抑える側に回ってくれると助かる。……特に調子に乗りやすいからな、こいつは」
    "暗夜射手"ニコラス:わしゃわしゃと、フードの上からヴェドラの頭を乱暴に撫でる
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:誰かを真似したように、大げさに肩を竦めて腕を広げた。
    "赤帽子"ナナ:「え、あたし? あたしは依頼だったら何であれやりますよ、選択肢があるならともかく選り好みするタチでもないですし」
    "赤帽子"ナナ:「先輩への道も一歩から! 北でのヴェドラ先輩ほどとは言いませんが、何事も積み重ねでしょうからね」
    〝こそ泥〟デイヴ:「おーけー、おーけー」
    〝こそ泥〟デイヴ:「チーム内の意思統一がされてて羨ましいこった。こっちは烏合の衆なのにねー」
    〝こそ泥〟デイヴ:「あっ、これお手紙ね。開けたらだめよ。俺おこになっちゃう」
    "赤帽子"ナナ:(このお人よしの先輩に非合法な依頼を持ち込まれたらその時はタダではおかなかっただろうけど、この程度なら先輩も経験済みでしょ)
    "赤帽子"ナナ:「はーい。 誰が持ちます?」
    〝こそ泥〟デイヴ:懐から取り出した封書は、雪原地帯へ赴く前提か、油紙で厳重に巻かれている。
    "暗夜射手"ニコラス:「分かってるさ。誰だって、馬に蹴られたくはないからな」
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。恋文ラブレターなんて、一番秘密にしないといけないモンだよな」
    "海の指"ヴェドラ:「かく言うオレも、昔遺跡調査隊にいた時は酔っ払いの神官さんにこっそり恋文を書いては消し書いては消し……」くどくど
    "海の指"ヴェドラ:「……って言うか、確かに誰が持つかは迷うな。よし」ぽん、と手を叩く。
    "海の指"ヴェドラ:「エステル! 任せた」
    “少年剣士”エステル:「私ですか?」ちょっとびっくり。
    "赤帽子"ナナ:「へえ、先輩ったらそんなロマンティックな事をなされてたんですね」
    “少年剣士”エステル:斥候としての術を持つ、ヴェドラさんかナナさんが適任だと考えていた。
    "海の指"ヴェドラ:「きみが一番抜け目なさそうだ。知ってるか? 大事な物って言うのは、一番生き延びそうな奴に渡すのが良いんだ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……そんなわけで、夜遅くまで書いてたせいで次の日に居眠りして、隊長にこっぴどく怒られてた少年がかつていたわけだ」
    “少年剣士”エステル:「責任重大ですね。それは」
    "海の指"ヴェドラ:「旦那はオレの信用を失墜させたいのかよッ。……そうとも、きみにしか頼めない仕事だ。頼んだぜ」
    “少年剣士”エステル:「わかりました、謹んでお預かりします」
    〝こそ泥〟デイヴ:「……ところでさ、依頼書には〝ラブレター1枚につき銀貨50枚〟って書いたじゃない」
    "赤帽子"ナナ:「頑張れぇ、応援してます」
    “少年剣士”エステル:恭しく預かる。
    〝こそ泥〟デイヴ:依頼人は、変わらずにやにやと笑いながら言う。
    "海の指"ヴェドラ:「え? だってラブレターって普通1枚じゃねーの?」
    “少年剣士”エステル:「あ、そうですね」
    "赤帽子"ナナ:「そうでしたね……え? あるんですか、二通目?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「うん。俺は筆無精でさ、一通しかお手紙書いてないの」
    〝こそ泥〟デイヴ:「だから、まぁ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「上手いことやって稼ぐといいよ!」
    〝こそ泥〟デイヴ:デイヴは、ぐっと親指を立てた。
    “少年剣士”エステル:「依頼主の他のご希望や、ルールなどがあれば伺っておきたく思いますが?」
    "暗夜射手"ニコラス:「……言質を取られないようにするのは流石だよ、本当に」
    "赤帽子"ナナ:(多分そういう話じゃないんだよなぁ)
    "赤帽子"ナナ:「ええ、色々と上手い事やらせてもらいますよ……まぁでも先輩もいますしね、今回は」
    "海の指"ヴェドラ:「成程ね。面白くなってきた」にやりと笑う。「困ってる人を助けるのが、冒険者の仕事だ」
    "暗夜射手"ニコラス:「まあ、細々としたことは任せる、ってことだろう。そこを「上手いコト」やるのも冒険者の手管、だな」
    "暗夜射手"ニコラス:「……それじゃ、段取りを進めよう。北へとなると準備も必要だから、な」
    "赤帽子"ナナ:「ええ、ニコラス先輩がいると話が早くて助かります」
    "赤帽子"ナナ:「色々と支度をしないといけませんね、基本一通りは揃えるとして、それ以外は話し合って必要なものを出し合いましょう」
    “少年剣士”エステル:「はい、臨機応変に──ですね」
    〝こそ泥〟デイヴ:立てた親指を、唇の前に運ぶと、
    〝こそ泥〟デイヴ:それはそのまま〝もう何も言わない〟を示すジェスチャーに変わる。
    〝こそ泥〟デイヴ:悪党の教科書にでも載っていそうな笑顔は、男が立ち去るまで続けられた。

    探索


    GM:ということで、ここからが冒険の始まりだ──とその前に。
    GM:あなた達の旅に同行するフェロー──まぁローカルルールのGM冒険者について説明しよう。
    フェロー:〝竜鱗祈手〟フェアロイデ 生命力23 行動値6 回避15 装甲4
    素手 命中20 威力11 斬
    「応急手当:習熟 & 看護:初歩」5分程度の時間をかけ、9点の負傷を回復する。詳細はP155。3回/シナリオ
    「祖竜術:レベル3」達成値18
     『小癒』負傷20点回復 『竜息』装甲軽減不可15ダメージ、直線60m 合計2回/シナリオ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:シンプルに言うと、〝戦闘力やや低め〟〝回復系のサポートします〟なポジションですね
    "暗夜射手"ニコラス:実際ありがたい
    "海の指"ヴェドラ:つ 強い
    “少年剣士”エステル:助かる~
    "海の指"ヴェドラ:我々全く治療できないから……
    "暗夜射手"ニコラス:我々にはキャンプで酒盛り(命水)をするくらいしかできない
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:最初はフェロー無しの方が展開早いかなーと思っていたGMが
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:あっこいつら回復全然ねえな! と気付いて急遽動員したともっぱらの噂です
    "海の指"ヴェドラ:慧眼どしゅ……
    GM:そして、そんな前のめり連中はちゃんと道具を揃えていくがいい……ということで
    GM:副業&買い物タイムだ。
    “少年剣士”エステル:ひゃっはぁ!
    GM:副業できるやつはやりな&普通に街に売ってそうなものなら買い物しときな!
    "海の指"ヴェドラ:やった~~~!!!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:私は副業手段を持ちませんので、何もせずにじっとしています。
    "海の指"ヴェドラ:稼ぐぞ!金を!
    "海の指"ヴェドラ:フェアちゃん……後で一緒にご飯食べようね
    “少年剣士”エステル:溢れる知性で【労働】するぜ! 王道な副業だ!
    “少年剣士”エステル:GS9 知力持久+【労働】
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 2[1,1] → 11 → 大失敗

    "暗夜射手"ニコラス:まずは芸能:演奏で副業、判定は技量持久に技能を足して……
    "暗夜射手"ニコラス:GS7
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 6[5,1] → 13

    “少年剣士”エステル:大失敗だぜ!w
    "暗夜射手"ニコラス:2d6+8
    GoblinSlayer : (2D6+8) → 6[4,2]+8 → 14

    GM:一発目から出目がよ!!!
    "赤帽子"ナナ:GS8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 6[3,3] → 14

    "海の指"ヴェドラ:副業:職人・厨房で判定します。
    "海の指"ヴェドラ:旦那~~~!!!
    "赤帽子"ナナ:2d6+7
    GoblinSlayer : (2D6+7) → 5[2,3]+7 → 12

    “少年剣士”エステル:失敗につき収入ゼロ。
    "暗夜射手"ニコラス:銀貨14枚を得て、そしてここから10枚使って防寒具を買っておきます 道中要るかはわからないけど念のため!
    "赤帽子"ナナ:防寒具はもうあるのでいいとして、他はまぁ大丈夫かな
    "海の指"ヴェドラ:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 7[6,1] → 18

    "海の指"ヴェドラ:18だから……
    “少年剣士”エステル:携帯食が七日分しかないけど、銀貨も18枚しかないのだよな、むぅ。
    GM:そういえばノールベイトまで移動する日数とかGMも考えてなかった
    GM:けど日数を明確にすると、それはそれで面倒よね
    GM:なので携帯食の消費に関しては、今回は考えないでよしとします。今決めた
    "暗夜射手"ニコラス:タスカル(あらいぐま)
    “少年剣士”エステル:お、了解です。それは助かる、ありがとうございます。
    GM:たぶん現地で色々狩ったり採ったりしたんだ
    "海の指"ヴェドラ:3d6+9
    GoblinSlayer : (3D6+9) → 8[1,6,1]+9 → 17

    "海の指"ヴェドラ:17枚!そして食料消費もありがとうございます!
    “少年剣士”エステル:んじゃマントもあるし、手当道具も3あるし、なんとかなるかな、うん。
    GM:なんか冒険の必要経費としてサルファリステラ側から支給されてたのかもしれんな
    "海の指"ヴェドラ:ありがとうデイヴおじさん
    GM:よし、全員働いたり買ったりしたな!
    “少年剣士”エステル:うす、オッケーです!
    "暗夜射手"ニコラス:あい、OK!
    “少年剣士”エステル:あ、そんな訳で届け物は鎧下の下にきちんと縛って納めておきます。念のため念のため。
    GM:では

    GM:──さて、今は夕方だ。
    GM:今からサルファ・リステラを出てアールマス方面へ戻り、馬車を乗り継ぐにせよ、歩くにせよ、
    GM:少なからぬ時間、夜の道を歩くこととはなるだろう。
    GM:街で宿を取るというなら、贅沢はできないだろうが、依頼人が手配した中層地区の一室を無償で借りられる。
    GM:そうしない選択肢も、無論、有る。
    GM:どうするね?
    “少年剣士”エステル:なるほど。夜の街道ではなくて、お昼の移動を選択する代わりに、この町のお宿に泊まる、と。
    "暗夜射手"ニコラス:休めばその分は出遅れる、というワケ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:もちろん夜間の強行軍となれば、昼間のそれより消耗は激しいでしょう。
    "暗夜射手"ニコラス:自分は夜間も問題ないんですが、暗視系の技能がある人はいなかったですね
    “少年剣士”エステル:なんらかのアクシデントに対応するにも、夜の闇でということになりますね。
    "海の指"ヴェドラ:暗視持ちがほとんどいないワケだし、昼の移動に合わせようぜ
    "海の指"ヴェドラ:その分昼の移動を頑張ろう
    "暗夜射手"ニコラス:自分もそれに賛成!
    “少年剣士”エステル:ですね。警戒は怠らず、きちんと身体を休め
    “少年剣士”エステル:お日様の在る時間に移動──が良さそうです。私もそちらに一票を。
    GM:おおよそ決まり……でよいかな?
    "海の指"ヴェドラ:行くぜ~~!!ナナちゃんもそれで大丈夫かしら
    “少年剣士”エステル:あとはナナちゃんかな?
    "赤帽子"ナナ:大丈夫です!
    “少年剣士”エステル:決まり──でオッケーです!<GM

    GM:用意された部屋は、一般的な個室にむりやりベッドを複数ねじ込んだような、急ごしらえの客室だった。
    GM:少なくとも床で眠ったり、ロープに寄りかかって立ったまま眠る必要は無い。
    GM:就寝までの時間、多少なりと買い物をしたり、会話を楽しんだりの時間は取れただろう。
    GM:さて。
    GM:真夜中のことだ。
    GM:突然ですが第六感判定の時間です。
    GM:PC側が受動側として、難易度は17。知力反射+野or斥or精+技能だね。
    "海の指"ヴェドラ:ムムッ 振ります!
    "暗夜射手"ニコラス:お祈りタイム!
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=17
    GoblinSlayer : (GS11>=17) → 11 + 10[6,4] → 21 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS4>=17
    GoblinSlayer : (GS4>=17) → 4 + 5[3,2] → 9 → 失敗

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:ぐぅぐぅ……
    "海の指"ヴェドラ:GS10>=17
    GoblinSlayer : (GS10>=17) → 10 + 6[2,4] → 16 → 失敗

    "海の指"ヴェドラ:ダメ!
    "海の指"ヴェドラ:流石旦那
    “少年剣士”エステル:GS7 第六感
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 12[6,6] → 19 → 大成功

    “少年剣士”エステル:なんなんだよオマエw
    GM:両極端だなぁ!
    "暗夜射手"ニコラス:反動が来るの早いよ!
    "赤帽子"ナナ:GS12>=17
    GoblinSlayer : (GS12>=17) → 12 + 4[2,2] → 16 → 失敗

    "赤帽子"ナナ:いちたりない
    "海の指"ヴェドラ:情緒不安定すぎる
    GM:ふむ
    GM:では、エステル
    GM:まず君が、真夜中になにかを察知して目を醒ます。
    “少年剣士”エステル:はーい
    GM:その時点ではまだ、明確な何かの気配を感じ取れるわけではないが──
    GM:少なくとも誰かひとりに、ワンアクションを行う時間は得られる。
    “少年剣士”エステル:ぱちり──と目を覚ます。
    “少年剣士”エステル:まず腹に巻いた手紙を確認。
    “少年剣士”エステル:その後、隣で寝ていたヴェドラの肩をゆすり、枕元の湾刀を引き寄せる。
    "海の指"ヴェドラ:眼を開ける。起きる。が、動かない。
    GM:よろしい。
    GM:では、ヴェドラの判定失敗を打ち消し、成功したものとする。
    GM:ついで……窓の外に、〝気配を消そうと試みている〟複数の気配。
    GM:ニコラス。あなたも目を醒ます。
    GM:その次の瞬間──
    GM:がしゃあん!
    GM:通りに面した窓が叩き割られ、悪漢どもが部屋に押し入る!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ふぇ!?」ようやく目を醒ます!
    "暗夜射手"ニコラス:「──お約束だが、よくやってくれる……!」
    "海の指"ヴェドラ:既に腰に吊っていた曲刀を手にし、猫のような身のこなしで立ち上がっている。
    "海の指"ヴェドラ:「エステル。よくやった」
    “少年剣士”エステル:転がるように跳ね起き、湾刀を抜く。
    "海の指"ヴェドラ:「エステルと旦那に加えて、オレらまで起きてたら多分こいつら逃げてたぜ」
    "海の指"ヴェドラ:だからあえて飛び起きずに寝たふりを続け、誘った。
    "暗夜射手"ニコラス:枕元に立てかけていた弓を手に、ヴェドラとエステルの立ち位置とフェアロイデの寝床、その間に位置取る
    GM:怪物知識判定──と言おうかと思ったが、こいつらは厳密には怪物とは言えまい。
    “少年剣士”エステル:「結果として迎え撃ちですね!」
    "赤帽子"ナナ:無言で剣を抜いている
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ!フェアロイデを頼む! やれるね?」
    "赤帽子"ナナ:「はい、お任せください先輩!」
    GM:難易度を考えても、まず誰かが成功するだろう。故に、
    "赤帽子"ナナ:寝不足なのだ、気が立っている
    盗賊シーフ 悪党2 生命力15 呪文抵抗11 移動力16 先制力3 知能:人並み モラル:自動逃走
    武器 達成値12 投擲10m 威力4 斬刺
    投石 達成値13 射程10m 威力3 殴 回避12 装甲3 支援:命中+2、威力+1 5m
    「ザコ」ボスが倒れた場合は無力化される

    ■盗みにおいて犯しも殺しも厭わぬ、外道働きに手を染めた非道な盗人。
     ……とは言うものの、なにか、枷をはめられたようなお行儀良さが見える。
    傭兵マーセナリー 悪党5 生命力28 呪文抵抗16 移動力18 先制力7 知能:人並み モラルGS5>=13
    武器 達成値17 威力9 斬刺 回避18 盾受け20/4 装甲5 支援:命中、装甲+3 5m
    「フェイント」達成値18 近接攻撃の対象は防御判定の前に第六感判定。失敗すると「受け流し」と盾受け判定を行えない。
    「ボス」統率者4

    ■戦場などにおいて戦力の代替えとして用いられる雇われ兵。
     真っ当な家業を営む者もいるが、平時は盗賊と化している者も少なくはない。
    "海の指"ヴェドラ:ほほ~~ん
    GM:先んじて開示する。
    "海の指"ヴェドラ:ありがたい!
    "暗夜射手"ニコラス:なるほどね……
    “少年剣士”エステル:ありがとうございます。
    GM:襲撃者の行動は早い。窓を叩き割った次の瞬間には戦いが始まっている。
    GM:だからさっそくの処理に入るが──まずは距離の決定だ。
    GM:事前に目を醒ますことが出来た3名は、0~-2の、2mの範囲で位置を決めて良い。
    GM:目を醒ますことが出来なかった2名は0の位置。
    GM:そしてエネミーは2の位置に集まっている。
    GM:……つまり、全員が全員の近接範囲内だ!
    "暗夜射手"ニコラス:ワオ……
    "海の指"ヴェドラ:ゼロ♡ゼロ♡ゼロ♡
    “少年剣士”エステル:おおう
    "暗夜射手"ニコラス:ニーヒル♡ニーヒル♡
    "暗夜射手"ニコラス:ともあれ、そういう(最初から近接範囲)ことなら自分も0m位置にしておきましょう。先の地の文にもギリギリ合致する
    "赤帽子"ナナ:あたしはどうせ0mなので0mに
    GM:エステルもたぶん0だな。0にしよう!
    “少年剣士”エステル:はい、0で。
    "海の指"ヴェドラ:守ってくれ矢
    GM:つまり
    GM:2:盗賊1~5 傭兵
    0:ナナ ニコラス ヴェドラ エステル フェアロイデ

    GM:こういう過密エンゲージ表となる
    "暗夜射手"ニコラス:ギュッ
    “少年剣士”エステル:室内ですし、明るさは大丈夫でしょうか?
    GM:続いて戦闘処理だが……ラウンド1は奇襲ターンだ
    "海の指"ヴェドラ:ギュムギュム
    “少年剣士”エステル:奇襲!
    GM:今回の場合はGM判断により、エネミー側は全体が行動。PL側は目覚めていた3人のみの行動とする。
    GM:明るさは、ふむ
    GM:この狭さだし、通りに面した窓が割られてるし、たぶんそうなるとカーテンもフルオープンだからなぁ
    GM:本を読むとかならさておき、戦闘に不利な暗さとまでは言えないか
    GM:うむ、鍵開けとか読書にはペナルティ入るけど、ここでの戦闘は暗さノーペナで良いよ!
    “少年剣士”エステル:ありがとうございます。よかった、不健全に不夜城な町でw
    "海の指"ヴェドラ:ありがたい!流石眠らない町や
    GM:割る窓をミスってるよね
    GM:廊下から扉を破って入るべきだった……
    GM:ということで

    ラウンド1


    GM:行動順!
    GM:エネミーは傭兵が6,盗賊は3の固定!
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 12)に変更(0 → 12)
    "海の指"ヴェドラ:フハハハハ
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスのイニシアチブを2D6+2(→ 11)に変更(0 → 11)
    “少年剣士”エステル:GS 先制
    GoblinSlayer : (GS) → 7[4,3] → 7

    "海の指"ヴェドラ:旦那早いな
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを2D6(→ 4)に変更(0 → 4)
    "暗夜射手"ニコラス:機先仲間!
    GM:全体的にはやいなきさまら
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:6固定ですが……起きたばかりで動けない!
    GM:ということで
    "海の指"ヴェドラ:グーすかピー
    GM:ヴェドラの手番からだ
    "暗夜射手"ニコラス:ではエステルに【統率】を使って、イニシアチブを自分と同じ11に。さらに【采配】により命中、防御、移動系の判定に+1です
    "海の指"ヴェドラ:旦那~~~!!
    GM:あっ
    GM:地味に厄介な技能を……!
    “少年剣士”エステル:おおー、助かります。
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを11に変更(7 → 11)
    "赤帽子"ナナ:あ、エステルにいった
    "赤帽子"ナナ:了解はーい
    "暗夜射手"ニコラス:おふたり(ナナちゃんとフェローのフェアロイデさん)は動けないので…ね!
    "赤帽子"ナナ:そうだった
    "海の指"ヴェドラ:フーム
    "海の指"ヴェドラ:初めてだけど……奥義使ってもよかですか!
    “少年剣士”エステル:私はいいと思います(むしろ見たかとよ
    "暗夜射手"ニコラス:やっちゃえ!
    "赤帽子"ナナ:どうぞどうぞ
    "海の指"ヴェドラ:GMの方でストップ出そうなら控えます
    GM:よくわからんがおもしろそうだしやっちゃえ
    "海の指"ヴェドラ:しゃあっ
    "海の指"ヴェドラ:では……《飛燕》を使用します。
    "海の指"ヴェドラ:移動前に宣言。複数体を選択し、個別に命中判定が可能。【死角移動:熟練】取得により対象3体まで。
    "海の指"ヴェドラ:対象は盗賊1・2・3!
    襲撃者:盗賊は回避12の装甲3だぜ!!!
    "海の指"ヴェドラ:ウオオオ 魔法の曲刀+1で攻撃!!
    "海の指"ヴェドラ:GS15>=12
    GoblinSlayer : (GS15>=12) → 15 + 6[2,4] → 21 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS16>=12
    GoblinSlayer : (GS16>=12) → 16 + 8[4,4] → 24 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS16>=12
    GoblinSlayer : (GS16>=12) → 16 + 9[4,5] → 25 → 成功

    “少年剣士”エステル:出目もよい!
    "海の指"ヴェドラ:上から順に盗賊1・2・3 一番上のは飛燕の効果で命中+1されてなかったので効力値22
    "海の指"ヴェドラ:では……上から順にダメージ!
    "海の指"ヴェドラ:3d6+9
    GoblinSlayer : (3D6+9) → 10[3,2,5]+9 → 19

    "海の指"ヴェドラ:3d6+9
    GoblinSlayer : (3D6+9) → 11[4,5,2]+9 → 20

    "海の指"ヴェドラ:4d6+9
    GoblinSlayer : (4D6+9) → 16[3,4,3,6]+9 → 25

    GM:えーと、装甲は3だな
    GM:盗賊_1の負傷数を16増加(0 → 16)
    GM:盗賊_2の負傷数を17増加(0 → 17)
    GM:盗賊_3の負傷数を22増加(0 → 22)
    襲撃者:「うぎゃあああー!!!」
    "海の指"ヴェドラ:盗賊とか知らないけど多分全員殺ったぜ
    襲撃者:奇襲をしかけた側の情けない悲鳴が夜闇に響く! 3人分!
    "海の指"ヴェドラ:酔っ払いのような奇妙な歩法で、既に三人の間をすり抜けていた。
    襲撃者:「ちっ、起きてやがったか!」ひとり、そこそこに使いそうな男が舌打ち!
    "海の指"ヴェドラ:「頭数は減らした! 後頼む!」
    “少年剣士”エステル:(流石──)飛燕の動きに舌を巻く。
    "海の指"ヴェドラ:「早起きの後輩がいるもんでね。健康的な生活ができて何よりだよね、旦那」
    “少年剣士”エステル:ほんじゃ11組ですね。
    GM:次は11のふたりのどっちかだ
    GM:どっち!
    "暗夜射手"ニコラス:「出足は挫いたな。畳みかけるぞ、エステル」
    “少年剣士”エステル:「はい!」
    "暗夜射手"ニコラス:よければエステルくん先どうぞ!(ワンチャン痛打が出て一発でやれるかもしれない)
    “少年剣士”エステル:ではこちら。盗賊4に湾刀で攻撃します。
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    “少年剣士”エステル:GS12 命中(湾刀)
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 8[2,6] → 20

    “少年剣士”エステル:お、20に届いた。+2dと。んで回避は固定だから命中ですね。ダメージ行きます。
    “少年剣士”エステル:2d6+2d6+4
    GoblinSlayer : (2D6+2D6+4) → 7[3,4]+9[4,5]+4 → 20

    GM:武技も技能も関係ない通常攻撃で……17通った!
    GM:盗賊_4の負傷数を17増加(0 → 17)
    襲撃者:「ぐへあぁー!」続けざまに汚い悲鳴! 打ちのめされる盗賊!
    "海の指"ヴェドラ:やる!
    “少年剣士”エステル:短めに持った湾刀で、相手の内腿を下から裂くように斬り上げる。
    “少年剣士”エステル:ヴェドラのような速さは自分にはない。故にできることをするだけだ。
    “少年剣士”エステル:「こちらも一人です。お願いしますニコラスさん!」
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあ続いて!【月兎撃ち】で盗賊5と傭兵、計2体を対象に、【曲射】を同時に使用して、味方が対象に近接している場合のペナルティを打ち消します
    GM:あっ、うさぴょんじゃん
    "暗夜射手"ニコラス:そう、兎人だけにね(どっ)
    "暗夜射手"ニコラス:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 7[3,4] → 19

    "暗夜射手"ニコラス:【刺突攻撃】を使って効力値に+4
    GM:ふむ……
    GM:ちょっとルルブを読む!
    "暗夜射手"ニコラス:押忍!
    GM:なるほど理解した
    襲撃者:傭兵は盾受けを宣言する!
    襲撃者:盾受けはどうやら達成値と達成値で数値を見るようだ……故に
    "暗夜射手"ニコラス:なるほど、回避18だから1でも上げれば成立というコト!
    襲撃者:盾受け20という暴虐によって装甲が増える!
    "海の指"ヴェドラ:盾受け20はヤバいよヤバいよ
    "暗夜射手"ニコラス:ではダメージ!
    GM:しかしそれはそれとして効力値は上がるし、効力値によってダメージも増える!
    "暗夜射手"ニコラス:2d6+3+2d6
    GoblinSlayer : (2D6+3+2D6) → 10[5,5]+3+6[2,4] → 19

    "暗夜射手"ニコラス:19点どうぞ
    "海の指"ヴェドラ:ウワーッ強い!
    GM:盗賊_5の負傷数を16増加(0 → 16)
    襲撃者:これで支援入れる前に盗賊は壊滅……使えねえな!
    GM:傭兵_1の負傷数を10増加(0 → 10)
    “少年剣士”エステル:(ほっ
    "暗夜射手"ニコラス:「屋内は弓兵の本領じゃないんだが……四の五の言っちゃいられないか!」
    襲撃者:傭兵は装甲と盾でごっそり軽減だ
    "海の指"ヴェドラ:つえ~~
    "暗夜射手"ニコラス:ふわりと跳躍。その頂点で倒立し、天井に両足を置いて。そこを反動の支えとし、直下に二矢を放つ
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。相変わらず曲芸が上手いね!」
    "暗夜射手"ニコラス:「お前もな」
    襲撃者:「ぶぎゃあぁっ!」マヌケな悲鳴を上げて5人目の盗賊が倒れる!
    "赤帽子"ナナ:「すご……」
    “少年剣士”エステル:「これで残るは一人です!」
    "暗夜射手"ニコラス:着地にも音はなく、ただ油断なく次の矢を番える
    "暗夜射手"ニコラス:(自由行動で矢を番えます)
    襲撃者:「ちっ──ウサギのサーカスとか何処で観れんだぁ!?」
    襲撃者:ひとり、盾で矢雨を逸らす。とはいえ無傷では済まない!
    "海の指"ヴェドラ:「アイツ、結構遣うな。来るよ、構えて!」
    襲撃者:襲撃者のリーダー格らしき男は──
    襲撃者:1d4
    GoblinSlayer : (1D4) → 1

    襲撃者:ふむ、ではPC1の枠にコマを置いてるナナを狙おう
    "海の指"ヴェドラ:チャンナナ!
    "暗夜射手"ニコラス:ナナチャーン!!
    “少年剣士”エステル:む、防護しとこうかな。それは。今奇襲だからペナルティとか入ってるのでは?
    “少年剣士”エステル:<ナナちゃん
    襲撃者:武器攻撃! &「フェイント」!
    襲撃者:まずは命中達成値17の近接攻撃を行う。
    襲撃者:これに対し回避を挑戦することは可能。ただし盾受けをしたいなら
    襲撃者:達成値18のフェイントに対し、第六感判定を成功させる必要がある!
    襲撃者:フェイントへの抵抗を成功した上で盾受け判定も成功しなきゃいけないわけだね。
    襲撃者:威力は9、斬属性!
    "海の指"ヴェドラ:傭兵野郎…手練れだぜ
    "赤帽子"ナナ:じゃあ回避にしとこう
    "赤帽子"ナナ:GS13>=17
    GoblinSlayer : (GS13>=17) → 13 + 12[6,6] → 25 → 大成功

    "暗夜射手"ニコラス:!?
    “少年剣士”エステル:おお、すごい。
    "海の指"ヴェドラ:なんだあっ
    GM:うげえっ!?
    GM:で、では
    GM:めっちゃ華麗に回避が成功します……
    襲撃者:斬撃。……単純な動作に見えて、そこには幾つかの技法が含まれている。
    襲撃者:視線や肩、足の動きを用いたフェイント。まっとうな剣術を学んだ者の動き──!
    "赤帽子"ナナ:対するナナは冒険者になるまでまともな道場剣術など殆ど学んだことのない身だ
    "赤帽子"ナナ:そんな少女が、如何にして路地裏ストリートで生き延びてきたか
    "赤帽子"ナナ:シンプルな理屈だ、相手が斬りたい場所にいなければいい
    "赤帽子"ナナ:「ちょっとごめんなさい!」フェアロイデを盾で小突いて退かし
    "赤帽子"ナナ:自分はそのままの勢いでくるりと回転して刃を避ける
    "赤帽子"ナナ:道場剣術など学んだことのない
    "海の指"ヴェドラ:(粗削りだけど、喧嘩慣れしてる奴の動きだ)
    "赤帽子"ナナ:だが道場剣術を学んだ人間との実戦経験ならある
    "海の指"ヴェドラ:(……この間の冒険でも思ったけど、マジでどんな環境にいたんだ?)
    襲撃者:がずっ! 床板を大きく切り抉る!
    襲撃者:……が、その刃が血を浴びることはない!
    襲撃者:「ちぃっ! ……割に合わねえよこの仕事ぉ!」
    襲撃者:GS5>=13
    GoblinSlayer : (GS5>=13) → 5 + 4[1,3] → 9 → 失敗

    襲撃者:……襲撃者の戦意は地に落ちた。
    “少年剣士”エステル:お?
    "海の指"ヴェドラ:チャンナナの回避のおかげだ!
    襲撃者:その視線はあなた達ではなく、周囲を見渡し、逃走経路を探す方向へ向いている。
    "海の指"ヴェドラ:「旦那!」
    "海の指"ヴェドラ:GM!提案なんですが
    "海の指"ヴェドラ:ここでニコラスさんの『守りの矢』を使って、襲撃者の逃走経路を断って話を聞くことはできないでしょうか?
    “少年剣士”エステル:なるほど、心を折ってから交渉。
    "海の指"ヴェドラ:守りの矢は「一歩も動けなくなる」ので、通常の移動妨害とは違い襲撃者も逃げられないことが解るはず。
    GM:ふむ
    "暗夜射手"ニコラス:矢は番えてあり、このラウンド移動はしていないので、データ的にも使用条件は満たしております!
    GM:ルルブに無い部分をGM強権で判断するならば、この状況で傭兵に出来ることは無し。仮に一発攻撃を入れられたとして
    GM:十分なダメージとはならず、5人がかりの袋だたきで敗北するのは確実
    GM:加えてモラルチェックに失敗している……となると
    GM:よし
    GM:逃走経路を断つことに関しては、自動成功としよう。即ち
    襲撃者:「……ま、参ったぁ!」
    襲撃者:襲撃者のリーダー格は武器を投げ出し、べたりと床に額をつける。
    "赤帽子"ナナ:「あれっ?」
    襲撃者:完膚なきまでの土下座の姿勢。不意打ち狙い──というわけでもなさそうだ。
    GM:……と、する。
    "赤帽子"ナナ:「えーっと、降参?」
    “少年剣士”エステル:「──賢明かと」湾刀は納めない。一定の距離を保ったまま。
    "暗夜射手"ニコラス:「……杞憂だったな、ヴェドラ。どうやら察しのいい男らしい」
    GM:が、話を聞く手段についてはまた別だ。
    GM:そうだな、口の硬さは……知能を使った判定するか
    襲撃者:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 5[1,4] → 15

    襲撃者:こく、こく、と必死に頷いている。降参だ、と全身で訴えている。
    襲撃者:口は硬く引き結び、額を床に擦りつけ、
    "海の指"ヴェドラ:「雇われの身は辛いよな。オレもこの間、ツケを払えなくて無銭で働かされたからよーく解るよ……」しゃがみ込む。
    襲撃者:同じ動きを繰り返す人形のように、だ。
    GM:……なにかを聞き出そうとする場合、交渉判定を試してもらおうか。
    GM:或いは交渉以外の、ほどよく使えそうな技能を試しても良い。
    GM:難易度は15だが、この場合は襲撃者が受動側になるから……16以上の達成値が必要となるな
    "暗夜射手"ニコラス:技能【赦しの秘跡】の効果に「心の在り方や感情に関する博識判定へのボーナス」があるんですが、これは使えそうですか?
    “少年剣士”エステル万が一・・・を考え、男からは一定の距離を保っている。
    “少年剣士”エステル:よい警官役だ。
    GM:ふむ……そうだな
    GM:誰かの判定の達成値から1を譲渡されても良い、としよう
    "海の指"ヴェドラ:おお~強い
    "赤帽子"ナナ:おお
    "海の指"ヴェドラ:僕はそうだな~ 交渉は正直ドベなので
    GM:ん? あ、
    GM:ごめんGMの読み落としがある!
    GM:もしかするとゴブスレTRPGって……
    "赤帽子"ナナ:全てが7です、これを高いとみるか低いとみるかは集団次第
    GM:交渉は交渉技能無いと出来ないか……?
    "赤帽子"ナナ:はい?
    "赤帽子"ナナ:……
    “少年剣士”エステル:交渉は挑発とかとちがって、なくても判定できるタイプじゃありませんでしたっけ?
    "海の指"ヴェドラ:ワッ……ワアッ……
    GM:技能的には▼ついてないしそうだと思うんだけど
    "暗夜射手"ニコラス:素振りはいけるはず…!
    GM:交渉判定、が判定リストに無い
    GM:……もしかしたらQ&Aにあるかもしれんが、よし
    "暗夜射手"ニコラス:使う能力値が色々あるからかもしれない(労働と同じ)
    GM:素振りはできるとしよう。えーと、
    GM:説得は知力、誘惑は魂魄、脅迫は体力。全部集中でやってもらおう
    “少年剣士”エステル:挑発みたいにできない場合は「挑発技能もってないと挑発はできない」みたいな記述があるはずなので──漏れかしら(汗)
    "海の指"ヴェドラ:とはいえこっちは交渉は結構ドブだから
    "暗夜射手"ニコラス:自分は【赦しの秘跡】で博識判定がOKなら、8スタートになります
    "海の指"ヴェドラ:ありあわせの材料で飯を作って懐柔したいです。
    "海の指"ヴェドラ:ということで……【職人:厨房】を……使いたいのですが これは大丈夫でしょうか
    GM:さすがに調理万能説がすぎる! 没!
    "海の指"ヴェドラ:wwww
    "暗夜射手"ニコラス:www
    “少年剣士”エステル:w
    "海の指"ヴェドラ:大人しく交渉:説得で振ります!!!
    GM:職人判定に調理とかしれっと足すのも、アレだぞ、お目こぼしみたいなもんだからな!
    GM:たぶんアカンからな!
    "暗夜射手"ニコラス:それはたぶんそう
    "海の指"ヴェドラ:はい……ヴェドラ空に浮きます……(フワ~)
    GM:博識を交渉に足すのも、今回は無しでいかせてもらおう。その上で特殊な【赦しの秘跡】使用パターンとして、達成値を誰かから1吸収してもいい
    GM:まぁ、アレだよ
    GM:ここで聞き出せなきゃ聞き出せないで、どっかでなにかしら出来る未来もあるさ!
    "暗夜射手"ニコラス:押忍、了解!ではまず知識集中で説得してみます
    "暗夜射手"ニコラス:GS7>=16
    GoblinSlayer : (GS7>=16) → 7 + 8[6,2] → 15 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:妖怪が出た
    "海の指"ヴェドラ:GS6>=15
    GoblinSlayer : (GS6>=15) → 6 + 6[1,5] → 12 → 失敗

    "赤帽子"ナナ:gs7>=15
    GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 9[5,4] → 16 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:ぜんぜんダメ!口が堅い!
    "暗夜射手"ニコラス:チャンナナ!
    "海の指"ヴェドラ:おおっナナちゃん!
    “少年剣士”エステル:やったー
    "海の指"ヴェドラ:じゃあ旦那もオレの判定から1吸収してきなよ
    "海の指"ヴェドラ:旦那のカッコいい所見たいな~
    “少年剣士”エステル:GS7 知力集中
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 8[3,5] → 15

    "暗夜射手"ニコラス:ムシャムシャ……
    GM:では
    "海の指"ヴェドラ:エステルくんも惜しい~!
    “少年剣士”エステル:こちらも1足りない。
    GM:ナナ、ニコラス両名の説得が成功する!
    "暗夜射手"ニコラス:というわけでヴェドラくんの飯の力を借りて(違)説得した!
    GM:……ということで軽ーく説得ロールとかしてしまってもらおう
    “少年剣士”エステル:それかw<1点
    襲撃者:ふん、俺は何も話さないぜ!
    "赤帽子"ナナ:いろじかけが成功した……?
    GM:振った数値的に説得か脅迫でしょきみ
    "海の指"ヴェドラ:wwww
    "赤帽子"ナナ:そうなんだよなぁ
    "暗夜射手"ニコラス:wwww
    "海の指"ヴェドラ:こわい
    "赤帽子"ナナ:しゃあない、インタビューすっか……
    "暗夜射手"ニコラス:「……さて。手加減するような場面でもなかったから、あんたの手下には悪いことをしたが──」
    “少年剣士”エステル:w
    襲撃者:手下どもはボコボコにのされて転がっている。
    "暗夜射手"ニコラス:悪い、と口にしつつも。声の色は「当然のことだ」と告げる時のそれ
    襲撃者:たぶん、まぁ、死んではいないだろう。めちゃくちゃ痛い思いはしただろうが。
    "海の指"ヴェドラ:「旦那……」ひどく真面目な顔つきで、油紙に包まれた包みを渡す。
    "海の指"ヴェドラ:「秘密兵器だ。コレを使ってくれ」
    "赤帽子"ナナ:「少し詳しい話を聞かせていただきましょうか」
    "暗夜射手"ニコラス:こくり、と頷いてそれを受け取る。重さを確かめてから、ひとまずは相手方の反応を見るため口を閉ざす
    襲撃者:「………………」土下座の姿勢を崩さず、口を硬く引き結ぶ。つまりは〝平謝りでうやむや作戦〟だ。
    "赤帽子"ナナ:「別に話さない自由もあると思いますが、そこまで義理立てする理由も無いと思うんですよアタシ」
    "暗夜射手"ニコラス:「そちらも仕事……いや、「役目」だったんだろう。襲われたこと自体は納得がいかないが、あんたたちを責めても仕方ないことは分かってる」
    “少年剣士”エステル:(十人十色だなぁ──)口は出さず、見取りで学ぶ少年。
    襲撃者:「…………」ポーズは不動だが、たらりと冷や汗が顔を伝う。
    "暗夜射手"ニコラス:「(……よほど口が堅いのか?いや、これは……)」
    "赤帽子"ナナ:(どれくらいかかるかな、先輩たちに嫌われないくらいだといいなぁ)
    "暗夜射手"ニコラス:「(……心が揺らぐようなものを示してやれば隙は見えるか)」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……そうですね。ところで皆さん」
    "海の指"ヴェドラ:(すげー、ああ言うのオレ全然向いてねーんだよな……)
    "海の指"ヴェドラ:「ん?どしたのフェアロイデ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「この方には、どのような歌を歌っていただくご予定ですか?」
    "暗夜射手"ニコラス:改めて、包みの重さを確かめる。軽く握った手応えと、微かに漂うにおいを併せて考えると、中身はおそらく──
    “少年剣士”エステル:「歌、ですか?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「あまり多くのリクエストでは、喉の調子も悪くなりましょうから」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「歌いやすいよう、選曲は事前にお伝えするべきかと思うのです」
    “少年剣士”エステル:「なるほど──確かにそうですね」
    "暗夜射手"ニコラス:「……そうだな。雇い主……はいいとして、俺たちを襲った目的を確認できれば十分だろう」
    "海の指"ヴェドラ:「皆慣れ過ぎじゃない? オレが怪物ばっかり相手にしてるだけ???」
    "赤帽子"ナナ:「そうですね目的、それが知れるのが一番です」
    "暗夜射手"ニコラス:「今から雇い主に逆襲しに行くようなものでもないからな。……さて、だ」
    襲撃者:「…………!」露骨に焦りが見える。
    “少年剣士”エステル:「補い合いましょう、一党なのですから。はい」
    "赤帽子"ナナ:「先輩はそのままで大丈夫ですよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「あんた、目新しいものに興味はあるか?いや、あんた自身じゃなくてもいい」
    "暗夜射手"ニコラス:「ここに、この街……そしておそらくアールマスでもまだ誰も見たことがないものがある」
    襲撃者:「……?」
    "暗夜射手"ニコラス:ヴェドラから渡された包みを、頭目が土下座する頭のその横にそっと置く
    "海の指"ヴェドラ:「フッフッフ」
    襲撃者:そーっと視線を横へずらして包みを見る。
    "暗夜射手"ニコラス:「興味があるなら自分で使ってみてもいい。……俺としては、然るべき筋……冒険者向けの食品の卸をやっている店にでも見せてみるのを進めるが」
    "暗夜射手"ニコラス:「きっと、いい商売に繋がるはずだ。"北"と何かを始めようっていう今なら尚更な」
    “少年剣士”エステル:背伸び。ちょっと気になるので目に収めようとする。
    "赤帽子"ナナ:「先輩……」
    襲撃者:「……………………」
    "暗夜射手"ニコラス:そっと包みを開く。中身は、獣脂で固められた食糧──北方向けの携帯食料の一種だ
    "海の指"ヴェドラ:「フッフッフ……」とりあえず美味しいものを渡せば仲良くなれるだろうということしか考えていなかった。
    "暗夜射手"ニコラス:ただ、伝え聞くそれよりは──言ってしまえば圧倒的に「美味しそう」なものだ
    "海の指"ヴェドラ:(思ってた百倍くらい……高度な扱いをされた……)
    “少年剣士”エステル:(ヴェドラさん、よほど自信がある? なんだろう、アレ?)
    "暗夜射手"ニコラス:「あんたも、どうせメシを喰うなら美味い方がいいだろう。そう考えてる冒険者は大勢いる」
    “少年剣士”エステル:何かの塊くらいにしか、ここからではわからない。おそらくは食べ物。嗜好品の類なのだろうが──
    "暗夜射手"ニコラス:「上手くこれを真似ることができれば……後は、わかるな?」
    "海の指"ヴェドラ:(よし、上手く揺らいだ)
    "海の指"ヴェドラ:(後はナナが……)
    "赤帽子"ナナ:(痛みではなく利益で相手から言葉を引き出す……)
    "赤帽子"ナナ:(……敵わないなぁ、これが王道か)
    "赤帽子"ナナ:「こちらが出せる利益は出しました、それでもあなたが義理立てをするというのなら」
    "赤帽子"ナナ:「その義理堅さに応じた刃と寝てもらう事になります」
    "赤帽子"ナナ:「個人的には、こんな美味しくて優しい相手が優しいうちに話を済ませた方が」
    "赤帽子"ナナ:「不快な気分をせずに済むとおもうんですがね、お互いに」と、抜いたままの刃を男の耳の脇に沿わせながら
    襲撃者:「……………………」
    襲撃者:自分の利益と、やむを得なかったという言い訳の手段。そして戦闘結果という現実。
    襲撃者:男は、部屋の扉の方に視線を向けた。
    GM:……部屋の扉が、外から3度ノックされる。
    襲撃者:男は頷き、口を開く。
    襲撃者:「……俺達も、〝ラブレター〟の配達に携わるもんだ」
    襲撃者:「あんたらと違うのは、俺の仲間が少し多くて、街に馴染んでることで」
    襲撃者:「例えば背の高い建物から、波打ち際を眺めてても、誰にも疑問を持たれないことだな」
    襲撃者:「……あんたらが銀貨50枚分の〝手紙〟を持ってるのは分かってる」
    襲撃者:「いっそ、そいつを頂こうかと思ったってわけだ」
    襲撃者:「けど、残念だったな」
    襲撃者:「〝俺は手紙を持ってねえ〟ぜ?」
    "海の指"ヴェドラ:ナナを労うように肩を叩いてから、男に向き直る。
    "海の指"ヴェドラ:「……やっと解って来た。つまりこれ、手紙を奪ったり奪い返したりの競馬レースってことだね?」
    "赤帽子"ナナ:頷いて、ヴェドラに任せる
    GM:……部屋の扉が開く。気配を消すでもなく、ただそこにいた老人が、ゆっくり頭を下げる。
    老人:「お客様、失礼します。……この宿の従業員でございます」
    老人:「我々の不手際で、虫が部屋に湧いたようで……いや、もうしわけもございませんのう……」
    "海の指"ヴェドラ:「あっ!ガラスすみません!い……一応この傭兵の人にも事情が……?」
    老人:「はて、事情? ほっほっほ、なんのことやら」
    "海の指"ヴェドラ:その言葉を聞いて、不承不承と言った感じでとりあえず納得はする。
    “少年剣士”エステル:「なるほど」察しろと言うことだろう。
    "暗夜射手"ニコラス:「……なるほど。"手が長い"のはよく分かった」
    "赤帽子"ナナ:(ああ、ハナからそういうわけか……)
    老人:「……この爺に言えることがあるとしますなら」
    老人:「身内のいざこざで死人が出ると、ひっこみがつかなくなるものもいる」
    老人:「皆様が無用に残酷な性質でなかったこと、感謝しております」
    老人:「とは、言え、私どもはただの見届け人。誰の助けをするわけでもなく、」
    老人:「ただ万事滞りなく、芝と砂を整えるのみにございます」
    老人:……老人は、羊皮紙とペンを、土下座する男の傍に置く。
    “少年剣士”エステル:「となると今夜のこれは不幸な事故・・・・・といったところでしょうか?」
    襲撃者:男は少しの間、逡巡し、諦観の溜息をついてペンを走らせた。
    老人:「いえいえ」
    老人:「ふきだまりの街デッドエンドの日常風景でございますとも」
    襲撃者:「……いくら意地張っても、こっから巻き返しはねえか」
    襲撃者:「あー、ちくしょう。美味い思い出来ると思ったんだがなぁ!」
    "赤帽子"ナナ:「なんとも、見慣れた光景ですね……」
    襲撃者:男が書きあげたのは、簡易的な地図だ。
    襲撃者:雑だが、おおよその方角や場所は伝わる。
    "赤帽子"ナナ:「残念でしたね、狙った相手が悪かった……いや、良かったのかな」
    襲撃者:後は現地で目印を探せ──という、盗賊式の地図だ。
    GM:地図が示す箇所は、北。
    GM:『二叉の槍ノールベイト』の長い柄、その南端である。
    "海の指"ヴェドラ:地図をしげしげと見る。「……ヒンシェルウッドの手前……か? 旦那、読める?」
    "暗夜射手"ニコラス:「察しも諦めもよくて助かるよ。あんたが俺たちと関わりのないところでいい目に遭えることを祈る」
    "暗夜射手"ニコラス:勝手知ったる、とばかりに地図の内容を読み取って頷く
    "暗夜射手"ニコラス:(※犯罪知識あり)
    老人:「夜更かしは体によろしくありません。虫のわかない部屋を別にご用意しましょう」
    老人:「それでは皆様、明日からもどうぞお励みになられますよう」
    “少年剣士”エステル:「そうですね。少なくともこのような出会いは二度とないよう、私も祈らせて頂きます」
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。安くて腕の良い冒険者を雇いたいんなら、”海の指”を憶えとくと良いぜ」
    老人:「……大きな声では言えませんが、私、あなた達の馬券を買ってますのでな」
    "海の指"ヴェドラ:「ガラス割って入って来なきゃ話くらいは……おっ。そいつは嬉しいね!」
    "海の指"ヴェドラ:「落胆はさせないよ。万馬券に変わることを期待して待っててくれ」

    "赤帽子"ナナ:「それはどうもありがとうございます、先輩たちをよろしくお願いします」
    "海の指"ヴェドラ:「ウチの一党は名駒揃いだからね。へへへ……」

    GM:──あの襲撃の後、特になにかが起こることはなかった。
    GM:最初より少し良い部屋で就寝し、体力は十分に回復できた。
    GM:が。
    GM:データ的な処理を、合わせて言わせてもらおう。
    GM:今回の場合、消耗は0に戻して良い。チュートリアル的なもんだしね。
    GM:しかし継戦カウンターは動かない。
    “少年剣士”エステル:ありがたや~
    "海の指"ヴェドラ:YATTA!
    "暗夜射手"ニコラス:イエア!
    GM:1ラウンドで片付いたから、カウンターは1だ。
    GM:……さて。
    GM:襲撃のあった翌日移行、あなた達は北への道中を進む。
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を-1増加(1 → 0)
    GM:しばらくは平和な道中が続くだろう。
    GM:周囲の植生が変わると共に、少しずつ、道の整備度合いが乱雑になっていく。
    GM:そしてあるラインを越えた瞬間に、急に、風景が一変するのだ。
    GM:遠くの山に降り積もる雪。
    GM:針のような細い葉と、鱗のようにがさついた樹皮の森。
    GM:しかし荷馬車が通るための道だけは、整備が進んでいるのだ。
    GM:『槍の柄』地帯──と呼ぶ者もいる。
    GM:ノールベイトの最南端。過酷な大地の入り口である。

    GM:というところで突然だが判定タイムだ!
    "海の指"ヴェドラ:うひょ~~!!
    GM:第六感判定or犯罪知識判定だ。どちらか好みのものを選ぶといい。
    “少年剣士”エステル:ひゅ~
    GM:第六感なら知力反射+野or斥or精。犯罪知識は知力集中+斥候。
    GM:どちらも難易度は17とする。
    GM:なんで判定が発生するか? さあな!
    "海の指"ヴェドラ:犯罪知識でふります!
    “少年剣士”エステル:知力集中の方がまだ高い。犯罪知識で判定します。
    "赤帽子"ナナ:犯罪知識で振ります
    “少年剣士”エステル:GS7 犯罪知識
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 6[1,5] → 13

    "海の指"ヴェドラ:GS11>=17
    GoblinSlayer : (GS11>=17) → 11 + 4[2,2] → 15 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:では第六感!
    "赤帽子"ナナ:GS12>=17
    GoblinSlayer : (GS12>=17) → 12 + 7[4,3] → 19 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:出目がカス!
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=16
    GoblinSlayer : (GS11>=16) → 11 + 6[5,1] → 17 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:い、一応知力集中な犯罪知識だけ……
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7>=17
    GoblinSlayer : (GS7>=17) → 7 + 8[6,2] → 15 → 失敗

    GM:ほほう
    GM:美味く両方のジャンルを抜いたな
    GM:では、
    GM:・第六感
    GM:『槍の柄』地帯に入ってから、あなた達をかなり遠巻きにだが監視している者がいる。
    GM:どうもそれは複数人での交代制のようだ。
    GM:練度は低い。訓練された集団ということもなさそうだが、妙に統率は取れている。
    "海の指"ヴェドラ:ヒエ~~
    “少年剣士”エステル:ちょっと練度があがってきた、敵の?
    GM:なんと言うか、目的意識は揃っているが技量が足りない見張りグループ……という具合だ。
    GM:なおそれとは別に、見届け人だろう気配はあからさまにあなた達を尾行している。
    GM:・犯罪知識
    GM:道端の積み石や、樹皮に刻まれた傷などが、盗賊たちの使う暗号となっている。
    GM:暗号の中でも特に程度の低いもの──文字や数字に弱い連中でもわかる程度の代物だ。
    GM:解読しようと努力せずとも、内容は理解できる。
    GM:すぐ近くの森に洞窟があり、そこをたまり場にしている──という内容だ。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……むむむ」
    "海の指"ヴェドラ:「どしたのフェアロイデ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「この、なんと申しますか、何かを示している風な積み石が……」
    "海の指"ヴェドラ:「おっ!何か解る感じ!?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「気になります。気になりますが、なんなのでしょうこれ……現地の風習?」
    "海の指"ヴェドラ:ずっこける。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:なにもわかっていないようだ。
    "暗夜射手"ニコラス:「ああ、そいつは……そうだな。読める奴はいるか?」
    “少年剣士”エステル:「作為的なものでしょうか?」
    “少年剣士”エステル:読めるか。との言葉に?となる。
    "海の指"ヴェドラ:(この人フェアロイデ結構……いやだいぶ面白い人なんじゃねーのか?)
    "海の指"ヴェドラ:「旦那がこういうことを言い始めたら、大体ろくでもないことが起こるんだよね。何かわかった?」
    "赤帽子"ナナ:「これは……そんなに難しいものじゃないですね恐らく単純に人数や方向を指してるヤツです」
    "赤帽子"ナナ:「たぶん方向はこっちで……」
    "赤帽子"ナナ:「簡単すぎて、逆に考えつかないヤツですよ」
    "海の指"ヴェドラ:「流石だね。旦那、やっぱりこの子相当筋良いんじゃない?」自分のことのように得意げに言う。
    “少年剣士”エステル:「符丁──的なものですか。ははぁ」
    GM:──遠巻きにしていた監視の気配が、一斉に動き始めた。
    “少年剣士”エステル:簡単すぎるとは言うが、自分には全く見当がつかない。
    "暗夜射手"ニコラス:「……さて、それじゃあ御期待通りのろくでもないことだ」
    GM:石詰みの目印で示された方向へ向かう監視者達の気配。……おそらく、サインを見つけられたと報告に行ったのだろう。
    GM:サインが正しかったと全力で答え合わせをしているような挙動である。
    "暗夜射手"ニコラス:「追われている。片方は宿の爺さんのお仲間だろうが……もうひとつは、どうやらその印を残した方のご同類らしい。……妙に統率が取れてはいるけどな」
    "赤帽子"ナナ:「動きはわかりますか?」
    "海の指"ヴェドラ:「脱落した連中とは別の奴らにまた狙われてるってことか」
    "海の指"ヴェドラ:「この分だと、ヒンシェルウッドに着くまでに何回か似たようなことがありそうだね」
    “少年剣士”エステル:「“俺は”と仰られてましたよね、あの方は」
    “少年剣士”エステル:「となると今度の方は、ひょっとしたらお持ちなのでしょうか──手紙・・を?」
    "暗夜射手"ニコラス:「……そうだな。動きというなら、追われているというのは正しくなかった。見張られている、だ。それも交代で」
    "暗夜射手"ニコラス:「片方はさっきも言った、爺さんのお仲間らしい落ち着いた気配。こっちは見つけてくれと言ってるようなものだ」
    "暗夜射手"ニコラス:頭頂の兎耳をひくひくと、風を読むように動かす
    "赤帽子"ナナ:「筋が良いなんてそんな、ちょっとこういうのが分かるくらいで……なるほど、じゃあそこに敵が集まっている可能性がありますね」
    "暗夜射手"ニコラス:「もう一つが、夕べの奴らのご同類……目的はあるが技量は高くない、そして初めて顔を合わせた奴らが集まった集団、というところか……?」
    "海の指"ヴェドラ:「はい!提案です!」ばっと手を上げる。
    "海の指"ヴェドラ:「洞窟の方に行ってみない? このままずっと見張られてても気分悪いだろ」
    "海の指"ヴェドラ:「どーせ襲って来るなら、その前にこっちから仕掛けて教えてやろうぜ」
    “少年剣士”エステル:「離れるのではなく。あえて虎穴に──ということでしょうか?」
    "赤帽子"ナナ:「アタシもそれが良いと思います、他の敵と組まれたり一斉に襲われるリスクは嫌ですし」
    "海の指"ヴェドラ:「オレたちから手紙は奪えない、ってね」
    "暗夜射手"ニコラス:「ああ、それがいいと俺も思う。ご同類グループも、どうやら洞窟に向かったらしい」
    "赤帽子"ナナ:「流石先輩、そうですね」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「賛成です。戦いは望むべきところです」
    “少年剣士”エステル:「そうですね、放置して他の一党らと挟み撃ち──みたいなことをされてはですし」
    “少年剣士”エステル:「了解しました。皆さんに同意します」
    "暗夜射手"ニコラス:「夕べは男だけで片をつけてしまったからな。ナナとフェアロイデの活躍に期待させてもらおう」
    “少年剣士”エステル:最後の一人を仕留めた・・・・のはナナさんじゃないかなぁ──などと思うが口には出さない。
    GM:では
    GM:あなた達は目印に従い、くだんの洞窟へ向かう。

    GM:──謎の襲撃者の拠点へ辿り着いた。
    GM:雪が吹き込まないような配慮のほどこされた、割と過ごしやすそうな洞窟だ。
    GM:洞窟の入り口付近まで聞こえてくる、侃々諤々の声。
    GM:それなりの人数が、洞窟の中にたむろしているらしい。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「松明の必要な方は?」小声
    "海の指"ヴェドラ:ナナ、自分、エステルを順番に指さす。
    "海の指"ヴェドラ:「質問だけど、うっかり暗視の術持ってるとかないよね?」
    "暗夜射手"ニコラス:ヴェドラの仕草に頷きで応じる
    "赤帽子"ナナ:頷いてランタンを取り出す
    “少年剣士”エステル:「どなたかにおねがいできれば」小声で応じ、腰の両手持ちの獲物湾刀を見せる。
    "赤帽子"ナナ:そしてフェアロイデに渡す
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「む……このような高級な品、少し不安ですが……」ランタンを受け取る。武器はそもそも持っていない。
    "赤帽子"ナナ:「信頼の証と思ってもらえれば!」小声
    “少年剣士”エステル:「陣形はどうしましょう?」(小声)
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……もし〝このまま突っ込む〟のであれば」
    "海の指"ヴェドラ:「助かるよ。武器持ちじゃねーのか? 変わってるな……」不思議そうに、小さく呟きながら・
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「後衛の少ないパーティーです。私とニコラスさんが後ろ、後は前で良いかと」
    "暗夜射手"ニコラス:「ああ、前は3人に任せる。万一、後ろからも追われるようなら……」
    "暗夜射手"ニコラス:「……足止めくらいはしてみせるさ」
    "赤帽子"ナナ:「よろしくお願いします」
    “少年剣士”エステル:こくり──と頷く。ヴェドラとナナ二人と一緒であれば、危険は察してくれるだろう。
    "海の指"ヴェドラ:「大丈夫だよ。そんな間抜けな真似絶対させない。旦那を見捨てて逃げるような真似もね」
    GM:ふむ
    GM:では、このまま突っ込むパターン……で良いかな?
    "海の指"ヴェドラ:アッその前に!
    "海の指"ヴェドラ:一応【観察眼】で罠があるか確認したいです。
    "海の指"ヴェドラ:盗賊のねぐらだからね 何があるか解らない
    "暗夜射手"ニコラス:用心!
    “少年剣士”エステル:おなしゃす!<斥候組
    GM:ふむ、よろしい。えーと観察は、
    GM:知力集中+野or斥+技能だな
    GM:これは全員がやってもらっていい。
    GM:目標値は、そうだな……
    GM:GS10
    GoblinSlayer : (GS10) → 10 + 3[2,1] → 13

    GM:13だ
    "海の指"ヴェドラ:ほむほむ
    "暗夜射手"ニコラス:おっ、ではやってみよう
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=13
    GoblinSlayer : (GS11>=13) → 11 + 11[6,5] → 22 → 成功

    "赤帽子"ナナ:GS12>=13
    GoblinSlayer : (GS12>=13) → 12 + 6[5,1] → 18 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:無駄にいい出目
    “少年剣士”エステル:gs8>=13 知力集中+野伏
    GoblinSlayer : (GS8>=13) → 8 + 5[2,3] → 13 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS11>=13
    GoblinSlayer : (GS11>=13) → 11 + 11[5,6] → 22 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7 一応……
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 3[2,1] → 10

    "海の指"ヴェドラ:オリャ~~~!!
    “少年剣士”エステル:あぶな
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:なにもわかりません
    GM:では、
    GM:そうだな……罠は無い。これはまず分かる
    GM:何故かと言うと中の連中が中々に阿呆で、かつ、人数に結構な自信があるからだ
    "海の指"ヴェドラ:wwww
    GM:声の量だとか声音の種類、付近の雪の足跡や、
    "暗夜射手"ニコラス:辛辣!
    "海の指"ヴェドラ:数に頼ってる……
    “少年剣士”エステル:パワー系の盗賊か──
    GM:洞窟の外に投げ出された生活の痕跡……まぁつまりゴミ。
    GM:そこから推測するだとか、
    GM:なんなら連中のたまり場は、洞窟に入って少し奥、ちょっと角を曲がった程度の位置。
    GM:隠密に長けたものがひっそり行って覗き込んでみてもいいだろう。
    GM:とうの襲撃者達は洞窟の奥、開けた場所で、松明を灯りに集まっている。
    "暗夜射手"ニコラス:無防備……!
    GM:具体的に言おう。
    GM破落戸ゴロツキが10人。傭兵マーセナリーが1人。
    GM:これが、敵の戦力だ。
    "海の指"ヴェドラ:じゅ……じゅう……
    “少年剣士”エステル:ふむふむ。
    "海の指"ヴェドラ:初手ブレスお願いするか
    "赤帽子"ナナ:まとまってるなら先手とって睡眠呪文ぶっぱできませんかね
    "海の指"ヴェドラ:はは~
    GM:それに対しては、こう応じよう
    “少年剣士”エステル:ヴェドラくんかナナちゃんに、覗き込んでもらって状況を確認してもらうのがありかもしれませんね。
    “少年剣士”エステル:戦闘になるかも含めて判断できそう。
    GM:知能による判定の達成値13を上回る隠密達成値を出せた者は、先手を取って奇襲できる
    "海の指"ヴェドラ:うおおおお!!!
    "暗夜射手"ニコラス:隠密は得意だけど、無力化する手段を持ってない…!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:そして私の隠密の固定値は4.神官服のせいです!
    "海の指"ヴェドラ:奇襲ブレスはダメそう
    "海の指"ヴェドラ:よし!ナナちゃん!
    “少年剣士”エステル:斥候スキル──なし!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:洞窟が一本道なので、私が奇襲に参加してバレると
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:全員がバレるので後ろにいたほうがいいとおもいます!
    "海の指"ヴェドラ:ヴェの字と一緒に先手取って倍量睡眠を流し込もうぜ!
    "赤帽子"ナナ:いいけどナナは呪文使えないけど大丈夫です?
    "海の指"ヴェドラ:あっそうだ 別にナナちゃんはスペルユーザーじゃないんだった……
    "海の指"ヴェドラ:じゃあとりあえずヴェドラが先手取って惰眠掛けます
    GM:さて、隠密作戦の参加者は決まったかな?
    "海の指"ヴェドラ:海の指騎士団 俺 1名参戦!!!
    GM:よし行け
    "暗夜射手"ニコラス:たのんだ!
    "赤帽子"ナナ:お願いします!
    “少年剣士”エステル:ヴェドラくんの奇襲チャレンジが終わったら、成否にかかわらず後ろから追走、かな。
    “少年剣士”エステル:がんばってー
    "赤帽子"ナナ:眠った相手をハイドキルはできるので
    "海の指"ヴェドラ:機先も乗ってるから+1されてほぼクリファンチェック
    "海の指"ヴェドラ:GS13>=13
    GoblinSlayer : (GS13>=13) → 13 + 8[5,3] → 21 → 成功

    “少年剣士”エステル:ひゅ~
    "海の指"ヴェドラ:フ!
    GM:余裕だな
    GM:では、ヴェドラ
    "海の指"ヴェドラ:イエス!
    GM:君はひとり、この戦闘の号砲を上げられる位置につける。
    GM:殴りかかるも良し。呪文を仕掛けるも良し。
    GM:君の行動を以てラウンド1の開始とする。
    "海の指"ヴェドラ:では、《惰眠》を行使します。
    GM:よろしい。では目標数値を出すためにゴロツキのデータを開示しよう。傭兵はさっき出したね。
    破落戸ゴロツキ 悪党1 生命力8 呪文抵抗10 移動力14 先制力3 知能:人並み モラル:自動逃走
    粗悪な武器 達成値12 威力3 斬 回避11 装甲2 支援:威力、装甲+2 5m

    ■冒険者にもなれず本職の盗賊にもなれなかった連中。
     端的に言うならば、「ただのカカシですな」
    "海の指"ヴェドラ:ごろつきくん……
    GM:傭兵の呪文抵抗は16。地味につよいぞ
    "海の指"ヴェドラ:中心点はゴロツキと傭兵の中間地点にしようかと思うんですが
    "海の指"ヴェドラ:ゴロツキと傭兵って固まって動いてますか?それともある程度離れてますか?
    GM:よろしい。だいたい松明を狙えば一網打尽な位置だ
    "海の指"ヴェドラ:よっしゃ!では判定します!
    "海の指"ヴェドラ:GS10>=16
    GoblinSlayer : (GS10>=16) → 10 + 11[5,6] → 21 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:よっしゃあああああああ
    "暗夜射手"ニコラス:b
    “少年剣士”エステル:ひゅ~
    "赤帽子"ナナ:ヤッター!
    "赤帽子"ナナ:先輩最高です
    GM:祈るまでもなく素で抜いたな
    “少年剣士”エステル:さすがヴェドラさん!
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの残呪文使用回数を1減少(3 → 2)
    "海の指"ヴェドラ:オラッ催眠!じゃなかった 睡眠!
    GM:では……一網打尽に眠らせて第二ラウンドに入る!

    ラウンド2


    GM:ところでここでPLの皆さんに質問なんだけど
    "海の指"ヴェドラ:はい。
    “少年剣士”エステル:はい
    "赤帽子"ナナ:はい
    GM:睡眠状態の敵が殴られたりして目を醒ました時って、そのラウンド中に行動できるとかできないとかって
    GM:どっかに書いてあったっけ……?
    "海の指"ヴェドラ:ああ~~ どこだったかな
    "暗夜射手"ニコラス:ルルブだと「即座に目を覚ます」だけですね……
    GM:だよね……
    "暗夜射手"ニコラス:一応転倒状態ではある
    GM:よし
    GM:今回は目を覚まして立つだけ!
    GM:処理の簡略化だ!
    “少年剣士”エステル:ですね、るるぶの31に解説がありますが。
    GM:次のラウンドから動く!
    “少年剣士”エステル:了解です。ありがとうございます。
    “少年剣士”エステル:<今回は次のラウンドから動けるようになるよ
    GM:なので行動値の云々は飛ばす。君らだけ振るがいい
    GM:行動順!
    GM:まぁとは言っても
    GM:動きたい順に動けばいいんだけどなこの場合!
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスのイニシアチブを2D6+2(→ 10)に変更(11 → 10)
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 5)に変更(12 → 5)
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを2D6(→ 7)に変更(4 → 7)
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:行動順は6固定!
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(11 → 8)
    "海の指"ヴェドラ:フェアロイデさんに先に動いて貰って
    "海の指"ヴェドラ:ブレスをぶちかまして貰いましょうか
    "赤帽子"ナナ:じゃあ範囲ある人らに先に動いてもらいますか……
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあ、【統率】がフェアロイデさんにも有効なら10まで上げてもらいますか
    "海の指"ヴェドラ:おなしゃす!
    “少年剣士”エステル:ですね。どうでしょうGM?
    "暗夜射手"ニコラス:まあ呪文行使に【采配】は乗らないっぽいので、あまり意味はないが…!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:はーい。では速度の恩恵だけ受けて
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:魔法使用回数2回のうち1回をつかいます!
    "暗夜射手"ニコラス:お願い…します!
    GM:〝竜鱗祈手〟フェアロイデの残呪文使用回数を1減少(2 → 1)
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「祖竜術:レベル3」達成値18 『竜息』装甲軽減不可15ダメージ、直線60m
    盗賊たち:傭兵の呪文抵抗は16,ごろつきは10、全員に10割通る
    盗賊たち:ごろつきのHPは8。かいめつ!
    “少年剣士”エステル:やったー!
    "海の指"ヴェドラ:うひょ~~!!
    "暗夜射手"ニコラス:ゴロツキ……ブレスに包まれてあれ……
    GM:傭兵_2の負傷数を15増加(0 → 15)
    GM:傭兵の残りHPは13!
    GM:つづいてニコラスの手番だ。処理だけガンガンやってしまおう
    "暗夜射手"ニコラス:はーい、ではそのまま射撃!
    "暗夜射手"ニコラス:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 7[5,2] → 19

    "暗夜射手"ニコラス:【刺突攻撃】を乗せて効力値23!
    "暗夜射手"ニコラス:でもこの出目だと、先ほどと同じく盾受けかしら
    GM:この場合、目覚めたターンは行動できない裁定を適用するから
    GM:装甲5だけが有効のリアクション不可状態となるな
    "暗夜射手"ニコラス:把握!
    "暗夜射手"ニコラス:2d6+3+2d6
    GoblinSlayer : (2D6+3+2D6) → 2[1,1]+3+6[1,5] → 11

    "暗夜射手"ニコラス:グワーッ
    GM:傭兵_2の負傷数を6増加(15 → 21)
    GM:威力は大人しいな!
    GM:次はエステル!
    "暗夜射手"ニコラス:トドメ……タノム……!
    “少年剣士”エステル:はーい、では近づいて湾刀で切ります。
    “少年剣士”エステル:GS12 命中(湾刀)
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 11[5,6] → 23

    "海の指"ヴェドラ:でかい!
    “少年剣士”エステル:ダメージ!
    “少年剣士”エステル:2d6+2d6+4
    GoblinSlayer : (2D6+2D6+4) → 7[6,1]+8[5,3]+4 → 19

    “少年剣士”エステル:平均的だ 19発
    "海の指"ヴェドラ:ドカドカバキバキ
    GM:めちゃくちゃ乱打するやん
    GM:傭兵_2の負傷数を14増加(21 → 35)
    GM:ボコボコだよ!
    GM:ということで
    GM:電撃で痺れてるごろつき×10と、ボコボコにされた傭兵を残して
    GM:継戦カウンターが3になる!
    “少年剣士”エステル:討ち取ったり~
    "暗夜射手"ニコラス:死屍累々やないか!
    "海の指"ヴェドラ:あれっナナちゃん動いた?
    "赤帽子"ナナ:動いてないです
    "海の指"ヴェドラ:うごけ!(メイドインワリオ)
    GM:ごめん傭兵の生命力28……
    GM:宣言抜けたね!
    "海の指"ヴェドラ:うっひょ~~!!勝ち!
    GM:──では、隠密行動での魔法攻撃からスタートだ。
    "海の指"ヴェドラ:ヴェドラの真言魔法トゥルーワードは、完全なる独学である。
    "海の指"ヴェドラ:《解錠アンロック》で物体に自身の真言を働きかける所から始め、次に対象としたのが――生体。
    "海の指"ヴェドラ:即ち、人間を昏倒に至らしめる呪文。《惰眠》である。
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの場合、それは矢のように青くさざめく、波のような霧という形で発露する。
    "海の指"ヴェドラ:「睡眠ソムヌス――ネブラ――発生オリエンス!」
    "海の指"ヴェドラ:霧が手の内で形成され、続けて投げナイフのように投射される。それらは速やかに盗賊どもの意識を遮断していく。
    GM:洞窟のたまり場から聞こえていた喧しい声が、少しずつ、少しずつ、欠伸と共に薄れていく。
    GM:眠たげな声。横になる音。いびきがガァガァ鳴り出して、その内、誰の声も聞こえなくなる。
    "海の指"ヴェドラ:すぐさま、背後で控えている仲間たちに「行け」の手旗信号ハンドサイン
    "暗夜射手"ニコラス:「よくやってくれる。……あの一手で静かになったなら、そうだな」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:そ~……っと、おっかなびっくり足を踏み出す。軽装だが、隠密の類いには長けていないらしい。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:片手にランタン。もう片手は空。珍しく大口を開けて、大量の空気を吸い込んでいた。
    "暗夜射手"ニコラス:「フェアロイデ、頼めるか。なに、難しいことはない。その角から出たら──」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:こくり。
    "暗夜射手"ニコラス:「思いっきり、全力でかましてやれ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:頷いて、角を出た。
    "暗夜射手"ニコラス:雑と言えばこれ以上雑なことはない指示。だが、この場はそれで充分だ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:金の頭髪が帯電し、風も無いのに靡き、尾の鱗が松の実の笠のように開いた。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:かっ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:閃光。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:開いた口から迸ったものは、息ではあるが、
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:あたかも曇天から降り注ぐ雷の如く、幾条もの光を走らせた。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:ぴしゃあっ
    盗賊たち:「ぎゃあああああぁっ!?」
    "海の指"ヴェドラ:「う」横っ飛びに避ける。「わ!?」
    盗賊たち:寝覚めの悪いことと言ったら無かっただろう。
    盗賊たち:体力の無いものは、その光に呑まれただけで全身を痺れさせ、立ち上がることも出来なくなる。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──残念。まだひとり残っています」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:尾の鱗が、ぱたりと閉じた。
    "暗夜射手"ニコラス:「上出来だ。……よし、後は分かるなエステル」
    "暗夜射手"ニコラス:「動いている奴を叩く、それで終いだ」
    "暗夜射手"ニコラス:先行した者のうち残り一人に声をかけ、自分は即座に物影を出る。射線を確保するや否や、ひょうと軽い音を立てて矢が飛ぶ
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ!後続の警戒は任せた!」
    “少年剣士”エステル:「はいっ!」
    "海の指"ヴェドラ:エステルの攻撃に対して反撃が来ても良いように、事前に指示を飛ばしておく。
    盗賊たち:だすっ 肩を貫かれた傭兵が、ようやく衝撃から我を取り戻し立ち上がる。
    "赤帽子"ナナ:「お任せください!」
    盗賊たち:「なんだてめぇら!? おい、やっちまえ!」
    “少年剣士”エステル:たんっ
    “少年剣士”エステル:軽やかに、射手の攻撃で態勢を崩した傭兵へとの間合いを、一足一刀とする。
    盗賊たち:「……おい!?」
    “少年剣士”エステル:即ち、その刃が届く間合いだ。
    “少年剣士”エステル:「よそ見は頂けませんね?」
    “少年剣士”エステル:しゅかっ!
    盗賊たち:呼びかけた子分どもは全員、石床に寝っ転がって、丘に打ち上げられた魚のようになっている。
    “少年剣士”エステル:固い骨を避け、柔らかな喉を三寸ほど断つ横凪の一撃。
    “少年剣士”エステル:師、イラニスから学んだ技は、実に合理的だ。
    “少年剣士”エステル:最小限の動きで、最大限の効果を発揮。
    “少年剣士”エステル:頭目と目される男の命を、あっさりと絶つ。
    盗賊たち:「──かっ」
    盗賊たち:声が口からではなく、喉の断面から出たのが最後。
    盗賊たち:鮮やかな鮮血と共に、頭目らしき男が倒れた。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「…………」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:すす、と倒れた男の傍に寄り、首筋に手を当て、目を覗き込み
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「治療の必要は無いでしょう」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「治療できる可能性が無い──と言い換えてもよろしいですが」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:絶命を、確実に認識した。
    "海の指"ヴェドラ:「エステル。その……」目を伏せる。「良いのか?」
    "海の指"ヴェドラ:責めるような色合いはない。
    "海の指"ヴェドラ:ただ、年少のエステルにその役目を任せても良かったのかと慮るような声音だった。
    “少年剣士”エステル:「──はい、こうしたこともはじめて・・・・ではありませんので」ちゃきんと納刀。
    “少年剣士”エステル:「ご心配頂き、ありがとうございますヴェドラさん」
    GM:ぱちぱちぱち 義務的な拍手の音が、洞窟の入り口の方から聞こえる。
    “少年剣士”エステル:労わりは察し、素直に頭を下げる。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:姿を見せたのは──或いは知人もあるかもしれない。アールマスで冒険者登録をしている獣人の女性だ。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「お見事。数を集めても、ザコじゃ相手にならないようだね」
    "赤帽子"ナナ:「あなたは……」
    "暗夜射手"ニコラス:「こいつらの親分、というわけでもなさそうだ。となると……」
    "海の指"ヴェドラ:破落戸に手を合わせていたが、静かに立ち上がる。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「気にしなさんな。敢えて言うなら連絡員ってとこだね。〝不要ないざこざ〟を避けるための」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「具体的に言うと、〝楽しいお馬のレース〟の途中で何かがあって」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「本気の憎み合い、殺し合いにならないようなお目付役ってわけ」
    “少年剣士”エステル:「宿屋のご老人と同じく──でしょうか?」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「あの爺さんほどの腕じゃあないけどね、そーいうこと」
    "海の指"ヴェドラ:「運営側の人ってことね。……なあエステル」
    “少年剣士”エステル:殺し合いや、憎み合いがしたいわけではない。
    “少年剣士”エステル:であればそうした安全機構ストッパーが居てくれるに、こしたことはない。
    “少年剣士”エステル:「──はい、なんでしょう?」
    "海の指"ヴェドラ:「今回は話が通じなさそうな雰囲気だったけどさ、この”競馬”であんまり死人が出まくると……」
    "海の指"ヴェドラ:肩を竦める。「良いことは何にもなさそうだ」
    "海の指"ヴェドラ:「だから今回はなるべく殺さずに行こうぜ。まあ……」目を細める。「そのせいで危なくなったらまた考える」
    “少年剣士”エステル:「──はい。すみません、軽率でした」ぺこり──と頭を下げる。
    "暗夜射手"ニコラス:「……とはいえ、あまり細かい指摘が入るわけじゃあないだろう。つまるところ、後々の仕事に引かないように、ということだ」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「別に、いいんじゃないかい」傭兵の亡骸の傍に膝を折り、彼の上着の襟に手を掛ける。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:爪で、ぴっ……と、二重に縫い付けられた襟を切り裂くと、一通の手紙が出てくる。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「こいつらだってあわよくば、あんたらをぶっころして」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「金目の物だけ剥ぎ取ったら、死体は適当に雪に埋めてやろうと思ったさ」
    "海の指"ヴェドラ:「謝ることない。ありがとね、オレの我儘に付き合ってくれて」エステルに。
    “少年剣士”エステル:「いえ。どうも私は、そうしたところが少し抜けているようでして」バツが悪そうに苦笑い。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:手紙の封の蝋を、これまた爪でぱきんと剥がす。
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「ほら、あんたらのもんだ。読みたきゃ読みな」
    “少年剣士”エステル:「──謝るのも違いますね。なので私も礼を。ありがとうございますヴェドラさん、指摘頂いて」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:そしてあなた達に、手紙を差し出す。
    “少年剣士”エステル:ぺこり──と、感謝から素直に頭を垂れる。
    "赤帽子"ナナ:「え、それ読んでいいんですか?」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「読みたくなきゃ、別にいいさ」
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。オレが甘すぎるだけだって。エステルくらいしっかりした奴がいてくれるのは助かるよ――どれどれ」
    "赤帽子"ナナ:(二人とも優しいというか……いや、素直なのか、きっと良い事なんだろうな)
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「それならそれで、無くさないようにしっかり持ってりゃいいだけだよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「折角だ、読ませてもらうとしよう。預かった手紙を見るな、というようなことは言われたが」
    "暗夜射手"ニコラス:「開封されていた手紙を読むな、とは言われていない」
    “少年剣士”エステル:「そうですね。そちらを見るな・・・とは言われてません」
    "赤帽子"ナナ:「そういえばそうですね、じゃあ読んじゃいましょうか」
    GM:その手紙は──おそろしく流麗かつ甘美な筆跡で、極めて文学的素養に長けた文体であったが、
    GM:内容は卑俗な猥歌のようなもので、つまりこう言っている。
    GM:〝寒いところでしんどい想いをするより、私のところで美人を抱いて楽しくヤりましょ?〟
    GM:〝人と金を浪費する北の開拓なんてやめちゃって、南の方にでも手を伸ばさない?〟
    GM:差出人の名はジオヴェッラ。宛先は、ノールベイト羅針団とカウチマン開拓公社、ふたつの組織だ。
    GM:……ここで、進行には関係ないが犯罪知識判定だ。知力集中+斥候、目標値は15としよう。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7>=15 知ってるかしら
    GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 5[1,4] → 12 → 失敗

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:なにもわからない
    "暗夜射手"ニコラス:GS10>=15
    GoblinSlayer : (GS10>=15) → 10 + 6[2,4] → 16 → 成功

    "赤帽子"ナナ:GS12>=15
    GoblinSlayer : (GS12>=15) → 12 + 8[3,5] → 20 → 成功

    “少年剣士”エステル:GS7>=15 知力集中
    GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 7[3,4] → 14 → 失敗

    "海の指"ヴェドラ:GS11>=15
    GoblinSlayer : (GS11>=15) → 11 + 6[4,2] → 17 → 成功

    “少年剣士”エステル:妖怪1足りない
    GM:割と知られてた
    GM:では
    "暗夜射手"ニコラス:裏社会寄りな3人が成功してるの、それっぽい
    GM:ジオヴェッラ────〝至上毒〟ジオヴェッラ。サルファ・リステラの四大幹部のひとりだ。
    GM:賭場、劇場、そして娼館。悪行都市の娯楽のほとんどは、かの怪人の手中にあるという。
    GM:……とか思いだしていると、折り畳まれた手紙の裏から、薄っぺらい紙がぴらりと落ちた。
    アイテム入手:『ツィッカム宿泊無料券』×5 金券屋に売ってもせいぜい銀貨8枚というところだが、しかるべき交渉相手に渡せば、達成値+5の大ボーナスが得られる。
    ただしサービス料は別料金。素泊まりなんて野暮なことは言いなさんな。
    "海の指"ヴェドラ:ふ 風俗宿じゃね~か
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「そんじゃ、さっさとゴールするか脱落するかしてくれよ」
    "暗夜射手"ニコラス:ポイントカードだこれ
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「いつまでもあんたらを追っかけて、北国を歩き回るのはごめんだからね」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:「寒いところはそんな得意じゃないんだ。まったくもう……」
    〝黒夜白猫〟ベアトリス:不平を零しながら洞窟を出ていく。きっと近い場所であなた達の監視を続けるのだろう。
    "暗夜射手"ニコラス:「こちらとしちゃ、あんたらにはなるべく長く苦労してもらえるように努めなきゃならないんだ。ご愁傷様」
    "暗夜射手"ニコラス:去り行く背中に、そんな風に捻くれた答えを投げる
    "海の指"ヴェドラ:「……思ってたけど、やっぱりただの”手紙”じゃなかったね」
    “少年剣士”エステル:「ゴールは心掛けます。脱落はご免こうむりますが」あけすけない意見に再び苦笑。
    "赤帽子"ナナ:「まあ、こんな事だろうとは思ってましたけど」苦笑して
    "赤帽子"ナナ:「どうします先輩、使いますソレ?」
    "暗夜射手"ニコラス:「内容はまあ、妥当なところだろうな。あちらに足りないものを上手くアピールしている」
    "海の指"ヴェドラ:「”至上毒”のやり口は噂には聞いてたけど、確かにこりゃ毒じみて……えっ!?何何何!?!?!」
    "暗夜射手"ニコラス:「……重要なのは内容よりも、誰がどこに繋ぎを取ったか、という事実なのかもしれないが」
    "海の指"ヴェドラ:ナナの言葉にめちゃくちゃ焦る。
    "海の指"ヴェドラ:「……一応お相手がいるんで……自分一人じゃ行かないかな……」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「あらあら」
    “少年剣士”エステル:「おや、そうでしたか」
    "海の指"ヴェドラ:「その視線を止めろ貴様らッ」
    “少年剣士”エステル:「であればこの手紙はヴェドラさんに預かってもらった方がよいかもしれませんね?」
    “少年剣士”エステル:分散する──と言った意味合いでも。
    "暗夜射手"ニコラス:「うっかり口を滑らせたお前が悪い」
    "赤帽子"ナナ:「へぇー……」
    "海の指"ヴェドラ:「何だってんだよ旦那もナナも。手紙はオレが持つ!エステルだけに預けるのも悪いからね。ホラ行くぞ」
    "海の指"ヴェドラ:エステルから手紙を受け取って、洞窟の外へと出ていく。
    "暗夜射手"ニコラス:「ああ。軽く家探ししたいところだが、大したものも見つかるまい。……そうだ、それと」
    "暗夜射手"ニコラス:「フェアロイデ。ロクな打ち合わせもできない連携だったが、よく応えてくれた」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「いつものことでしょう?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「だいたいの場合、あなたの〝打ち合わせ〟は事後になって綿密なものとなる──そういう認識でした」
    "暗夜射手"ニコラス:「……耳が痛い。辻褄合わせの手管には自覚がある分、余計にな」

    GM:戦いを終えて──『槍の柄』地帯を、あなた達は進む。
    GM:南北の交易・物資移動のため、ある程度の道は整備されているが、そうでなければ相当に過酷な道中であったろう。
    GM:雪。路面の凍結。土地の高低差。休憩に適した箇所の少なさ。うかつな場所でテントを張ろうものなら、翌朝には揃って雪の下に眠ることになる。
    GM:過酷な大地の行軍は、あなた達の心身に負荷を掛ける。
    GM:……ということで寒冷地での長距離移動判定だ。
    GM:冒険者レベル+体力持久+【長距離移動】+防寒対策、難易度18。失敗した者は消耗+1!
    "海の指"ヴェドラ:うっひょ~~!!ノールベイトお馴染みのアレ!!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS12>=18
    GoblinSlayer : (GS12>=18) → 12 + 9[5,4] → 21 → 成功

    “少年剣士”エステル:マントがあるので+1で判定。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:もこふわでした
    "暗夜射手"ニコラス:目標が高い!では防寒具があるので+2で判定!
    “少年剣士”エステル:GS13+1>=18 長距離移動
    "暗夜射手"ニコラス:GS9>=18
    GoblinSlayer : (GS9>=18) → 9 + 6[3,3] → 15 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:ガクガクブルブル
    "海の指"ヴェドラ:防寒具で+2判定!行くぞッ
    "赤帽子"ナナ:GS13>=18
    GoblinSlayer : (GS13>=18) → 13 + 7[1,6] → 20 → 成功

    “少年剣士”エステル:GS14>=18 長距離移動
    GoblinSlayer : (GS14>=18) → 14 + 8[5,3] → 22 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS15>=18
    GoblinSlayer : (GS15>=18) → 15 + 6[3,3] → 21 → 成功

    GM:ふむ
    "海の指"ヴェドラ:只人組は全員成功してる!
    GM:ではひとりを除いては成功しているな!
    “少年剣士”エステル:やはり只人、長距離移動に強い。
    "海の指"ヴェドラ:旦那……
    "海の指"ヴェドラ:先にシャワー浴びて来いよ あっためてやるからよ
    "暗夜射手"ニコラス:冬毛じゃないからな……
    GM:ひとりだけ消耗が増えた上で、

    GM:──日が落ちた。あなた達は、今宵の宿を洞窟に定めた。
    GM:立て板などで入り口を塞げば、横薙ぎの雪もそう入っては来られない。
    GM:後は焚き火を燃し、火を絶やさぬように交互に見張りをつければ、凍え斃れることはない。
    "海の指"ヴェドラ:「旦那~、生きてる?」
    "海の指"ヴェドラ:暖かいスープを作りながらブルブル震える兎人に声を掛ける。
    “少年剣士”エステル:「──点火インフラマラエ
    "海の指"ヴェドラ:「おっ。一節真言まで出来んの? 気が利く」
    "暗夜射手"ニコラス:「……くそ、ここぞとばかりに楽しそうにしやがる。おかげ様で、凍死することだけはなさそうだよ」
    “少年剣士”エステル:「この地で冷えるのは深刻ですからね、なるべく早くと」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「いちばんふかふかしてそうな見た目のくせに……」という当人の防寒具はかなりもこもこである
    "赤帽子"ナナ:「大丈夫ですか? 温まっていきましょうね」
    “少年剣士”エステル:湾刀で薪をささがき・・・・にして、くべていく。こちらの方が火つきがよい。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……しかし、随分と進みました」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ヒンシェルウッドまでは、あと2日くらいの距離でしょうか」
    "海の指"ヴェドラ:「とことん器用な奴だな……」エステルを見ながら。
    "暗夜射手"ニコラス:只人の持久力と兎人を比べるな、と言いかけて。話題が転換したのと、何よりも自分より遥かに寒さに弱そうな蜥蜴人フェアロイデの存在を前に、言葉を飲み込む
    "海の指"ヴェドラ:「確かにそんくらいか。雪の中だと時間の感覚がなくなるから助かるよ」
    "赤帽子"ナナ:(器用でいいなぁ……)
    "海の指"ヴェドラ:「なら、今夜はここで野営だね。流石に他の”馬”の連中もここまで追って来ないでしょ」
    "海の指"ヴェドラ:「……と、信じたいけど。サルファ・リステラの催しだからね。何があるか解らないな」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ええ。食事を済ませたら、早々に夜番を決めて──」
    GM:さて
    “少年剣士”エステル:「はい。どのみち火の番は必要です」
    GM:──ヴェドラ。
    “少年剣士”エステル:「そちらの警戒も、ヴェドラさんの仰るように絶やさない方がよいかと」
    GM:唐突だが第六感判定を行ってもらう。
    "海の指"ヴェドラ:なにっ
    "暗夜射手"ニコラス:「何組が参加しているのか次第だが、そうだな、普段以上に警戒はして──」
    GM:難易度は、そうだな
    GM:GS19
    GoblinSlayer : (GS19) → 19 + 2[1,1] → 21 → 大失敗

    GM:わはは
    "暗夜射手"ニコラス:wwwwww
    "海の指"ヴェドラ:???????
    "暗夜射手"ニコラス:ここで!?
    GM:しまらねえやつもいたものだ
    “少年剣士”エステル:やはりダイスが荒れているw
    "海の指"ヴェドラ:な……何が起こった
    "赤帽子"ナナ:何かが知らない所で起きて自爆した
    GM:ならば君は何をするともなく、それを逃れる
    GM:本来ならば君のバンダナを壁へ縫い付けるべく放たれた〝それ〟は、
    GM:手元が狂ったか、弦が切れたか。
    GM:頭3つ分もズレた壁に直撃し、砕け散るだろう。
    GM:……〝砕け散る〟のだ。その矢の、鏃が金属ではないから。
    GM:ばぎんっ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──!?」
    “少年剣士”エステル:「!」
    "海の指"ヴェドラ:「えっ」砕けた鏃を見る。
    "赤帽子"ナナ:「何ですか!?」
    "海の指"ヴェドラ:「誰だ!? 狙うならもうちょっとちゃんと狙え!」立ち上がって騒ぐ。
    GM:……奇妙な素材を使った矢は、ぽとりと石床の上に落ちる。
    GM:砕けた鏃の素材は──岩塩だ。丸く削られた、どう足掻いても刺さりそうも無い矢。
    GM:風切り羽を飾るように括られた紐は、狼の体毛をより合わせたもの。
    "暗夜射手"ニコラス:「そいう問題じゃあない。……しかし、これは……」
    GM:なるほど。
    GM:君達が奪い合いをしているものとは違うが、これもまた〝手紙〟であるらしい。
    "暗夜射手"ニコラス:「……良かったな、ヴェドラ。あちらさん、お前を射殺すつもりはとんとなさそうだ」
    “少年剣士”エステル:外からでしょうか? それとも中から?<矢
    GM:さて?
    "海の指"ヴェドラ:「……殺すための矢じゃないってことは。これ、”渡す”ために撃たれた矢なのか?」
    “少年剣士”エステル:了解です。ではとりあえず中と外両方に警戒を。二射目が岩塩でないとは限らないので。
    “少年剣士”エステル:「……どなたかお心当たりは?」
    "海の指"ヴェドラ:首を振る。「オレたちは全く侵入者の気付いてなかった。殺そうと思えばもっと先に殺せたはずだ」
    "赤帽子"ナナ:「矢文というやつでしょうか」
    "海の指"ヴェドラ:「今回はあっちがたまたまヘマやったのに、それでも全然どこにいるか解んね~」
    GM:そうだな、居場所を探ろうと言うなら
    "赤帽子"ナナ:「ええ、アタシも……」
    GM:観察判定によって、矢の飛来した方向を特定できるだろう。……とは言え、
    “少年剣士”エステル:「はい、ナナさんの仰られる通り、なんらかの意思伝達かとは思うのですが───」
    GM:〝透明化と気配遮断を併用できる暗殺者が、わざわざ至近距離から矢を射た〟という特殊状況でもなければ
    GM:ほぼ確実にこの矢は、屋外から洞窟の中へと射込まれたものだろうが。
    "海の指"ヴェドラ:「これ撃った奴、相当手慣れてるよ。もうとっくに逃げてるんじゃねーかな」
    "海の指"ヴェドラ:「追った方がむしろ危ない気がする。走って来る所をズドン!ってされるヤバさは、旦那が一番知ってるよね?」
    "暗夜射手"ニコラス:「足元は雪、時刻は夜。灯りはランタンのみで、夜目の効く者は僅か」
    "暗夜射手"ニコラス:「そんな状況で射手を追うというのは、勘弁してもらいたいな」
    "暗夜射手"ニコラス:ヴェドラの問いを、言外で肯定するように
    "海の指"ヴェドラ:「そういうこと。っつーわけで、まずはこのヘンテコな矢を調べてみない?」
    GM:ふむ、そう来るか
    "赤帽子"ナナ:「そうしましょうか」
    “少年剣士”エステル:「──そうですね。同じ感覚で火の秘薬ブラックパウダーを撃ち込まれでもしなかぎり、大丈夫そうです」
    GM:矢について調べるとなると、どの知識が妥当だろう……普通に博識かしら
    GM:木工……?
    "暗夜射手"ニコラス:手仕事……は細工関係じゃないしな……
    “少年剣士”エステル:とりあえず、立て板を少し増やしながら。
    GM:ふむ
    "暗夜射手"ニコラス:あ、工作で即席の矢を作れるらしい
    “少年剣士”エステル:野伏──とかもそうした技術に通じてるので、使えそうな気も?
    "暗夜射手"ニコラス:これでなんとか……ならんか!
    GM:では、そうだな。知力集中+野、そこに工作or博識or生存術……でどうだ
    GM:とは言え、ただの矢だしな。目標値は12もあればいい気がする
    “少年剣士”エステル:了解です。
    "暗夜射手"ニコラス:ヤー、では知力集中に野伏を乗せて
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=12
    GoblinSlayer : (GS11>=12) → 11 + 7[6,1] → 18 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:OK!(ズドン)
    “少年剣士”エステル:GS8>=12 知力集中+野伏
    GoblinSlayer : (GS8>=12) → 8 + 7[5,2] → 15 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS9>=12
    GoblinSlayer : (GS9>=12) → 9 + 7[5,2] → 16 → 成功

    "赤帽子"ナナ:GS9>=12
    GoblinSlayer : (GS9>=12) → 9 + 5[3,2] → 14 → 成功

    GM:さすがにこのレベル帯だと、このくらいは軽く抜くか……
    GM:大した情報を用意してないのが申し訳なくなるが、こんな具合だ。
    GM:使用された木材も、風切り羽の採取元である鳥も、狼の体毛も、
    GM:砕けて散った岩塩の鏃も全て、ノールベイトで採取できるもの。この地で作られた矢だ。
    GM:一方で矢の製造様式は──例えば只人や鉱人の、画一的工業製品を大量に製造する思想ではなく、
    GM:自分が使う道具を自然から分けてもらう、森人の思想が滲む。
    GM:それだけだな。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……相手方は夜目が利くのでしょう」
    "海の指"ヴェドラ:「森人で……矢が死ぬほど上手くて……逃げ足も速い奴……」脳裏に一人の蓮っ葉な森人が浮かぶ。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「今宵は洞窟の壁を利し、息を潜めて過ごすがよろしいかと」
    "暗夜射手"ニコラス:「……素材は全て、ノールベイトで採れるもの……か」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「日が昇れば射手も、隠れ潜む場所が減ります」
    "海の指"ヴェドラ:「そーだね。洞窟から出た瞬間に脳味噌ブチ撒けるのは勘弁だ」
    “少年剣士”エステル:「はい。しかし手馴れていますね、急遽こしらえたという訳でははさそうです」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「その機を待ち、射手を追うも良し。或いは──先に進むも良し」
    "暗夜射手"ニコラス:「……手紙と同じなのかもな。撃った結果よりも、この矢を撃ち込んだこと自体に意味があるとしたら──と」
    "暗夜射手"ニコラス:「……凍えて疲れている頭で考えても仕方ないな。夜番を決めたら、休息するとしよう」
    “少年剣士”エステル:「──この雪です。足跡などから追うのは少し難しいかもしれませんね」
    "海の指"ヴェドラ:「よっしゃ。なら最初の見張りはオレが担当するよ」
    GM:では──
    “少年剣士”エステル:「はい。休憩には賛成です。今は無理を通すときではないかと」
    "赤帽子"ナナ:「えっ、大丈夫ですか?」
    GM:あなた達は見張り番の順序を決め、休息を取ることだろう。
    "海の指"ヴェドラ:指を振る。「夜飲むスープは美味いんだよな。ナナも来たらいーじゃん……」
    GM:幸いと言おうか、その夜、ふたたび矢が飛来することはなかった。
    GM:が。
    GM:いつ、襲撃が起こるか気を張り詰めさせながら、極寒の地で、洞窟で身を休めるというのは、
    GM:十全な回復が望める環境ではない。
    GM:あなた達は、消耗を重ねることはない。が、消耗が回復することも無い、とする。
    GM:さて。
    GM:無事にあなた達は朝を迎える。
    GM:いささかの睡眠不足を感じながらも、ノールベイトとしては穏やかな気候の中で眼を醒ますだろう。
    GM:これから行動を開始するにあたって、あなた達は決める必要がある。
    GM:・謎の射手を追い、襲撃の脅威を断つか?
    GM:・ヒンシェルウッドへの道程を更に進み、優位に待ち受けられるであろうポジションを確保するか?
    GM:……ということで、軽い相談のターンだ。
    "暗夜射手"ニコラス:速度は大事だけど、ここは矢の真意を確かめたい……!
    "海の指"ヴェドラ:矢がめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ気になる
    "海の指"ヴェドラ:それになァ~~~ サルファリステラの連中が真面目に手紙持っていくワケね~~ッスよ絶対
    “少年剣士”エステル:そうですね。現実問題。射手は追えそうでしょうか? 昨晩もけっこう雪が降ってたので、けっこう厳しいのかな、とは。
    “少年剣士”エステル:<追跡
    "海の指"ヴェドラ:どうせヒンシェルウッドに辿り着く連中を狩り待ちして手紙スタック稼ごうとか考えてるよあいつら!
    “少年剣士”エステル:エステル的には、危険は積極的に排除した方が安全だなと考えますので
    GM:そうだな、仮に追跡するとして……
    “少年剣士”エステル:さくっと追跡ができそうなら追跡を。それが難しそうであれば警戒しつつ先に進む。みたいなスタンスでしょうか。
    GM:昨夜の矢が飛来した方向から逆算して、どっちから飛んできた、は分かるだろうとしても
    GM:確かに足跡の類いは残ってないだろう
    GM:周囲に追跡可能の痕跡があるかどうかは、調査してみなければわかるまい
    "暗夜射手"ニコラス:屋外での探査なら任せたまえよ(フラグ)
    "海の指"ヴェドラ:おお 流石野伏
    "赤帽子"ナナ:調べてみないと分からないと
    “少年剣士”エステル:なるほどごもっとも<調査しなければわからない、と。
    GM:GMとの質疑応答だけで全部いけちゃったらそれはそれで……だからね!
    "海の指"ヴェドラ:じゃあ行ってみようぜ!
    "海の指"ヴェドラ:何もなかったらなかったで一つの冒険ッスよ
    “少年剣士”エステル:ですね、了解です。こちらもまず調べてみることには全然異存なしで!
    "暗夜射手"ニコラス:では射手の行方を捜す、で…よいかと!
    GM:ではそうだな、えーと
    GM:GS7
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 7[4,3] → 14

    GM:ふむふむ

    GM:──ではあなた達は洞窟を出て、矢の飛来した方向へ向かう。
    GM:おおよそ、洞窟から100m程度の地点に、それはある。
    GM:雪をある程度固めて防護壁のようにした上で、一部は深く掘り下げて身を隠す塹壕とし
    GM:ご丁寧に塹壕の底には焚き火の跡──いずれもうっすらと積雪に隠れ始めているが。
    GM:狙撃地点は、ここだろう。
    GM:あとはここから、何処へ向かったかを探れるかだが──
    GM:この場合は観察判定が妥当か。
    GM:難易度は……18! 高めとする!
    “少年剣士”エステル:「手馴れていますねぇ。待ち構えていたのか、後から設置したのかまでは判りませんが」
    “少年剣士”エステル:はーい<観察で18
    "暗夜射手"ニコラス:目標が高い…!
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=18
    GoblinSlayer : (GS11>=18) → 11 + 5[4,1] → 16 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:(´・ω・`)
    “少年剣士”エステル:GS8>=18 観察
    GoblinSlayer : (GS8>=18) → 8 + 7[5,2] → 15 → 失敗

    "海の指"ヴェドラ:GS1>=18
    GoblinSlayer : (GS1>=18) → 1 + 4[2,2] → 5 → 失敗

    "海の指"ヴェドラ:違う!
    "海の指"ヴェドラ:とはいえこの数値だとどの道失敗だな
    "暗夜射手"ニコラス:PCがみんな失敗したら祈ってみよう
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:い、いちおう……
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7>=18
    GoblinSlayer : (GS7>=18) → 7 + 7[3,4] → 14 → 失敗

    "赤帽子"ナナ:GS12>=18
    GoblinSlayer : (GS12>=18) → 12 + 4[3,1] → 16 → 失敗

    "赤帽子"ナナ:こりゃひどい
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあ……祈ってみてよかですか!
    "赤帽子"ナナ:よかとおもいます
    "海の指"ヴェドラ:いのれ!(メイドインワリオ)
    “少年剣士”エステル:ごーごー!
    "暗夜射手"ニコラス:MCPI$5
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 8[3,5] → 8 → 成功, 因果点:5点 → 6点

    "暗夜射手"ニコラス:ヨシ!(指さし)
    "暗夜射手"ニコラス:というわけで失敗してたのを成功に
    “少年剣士”エステル:ぐっど!
    GM:よろしい、では
    GM:成功したニコラスくん、さらに第六感判定を行っていただきたい
    "海の指"ヴェドラ:えらいっ!
    GM:目標値はさっき出した14。そちらが受動側なので14出せば成功だ
    "暗夜射手"ニコラス:了解!
    "暗夜射手"ニコラス:GS11>=14
    GoblinSlayer : (GS11>=14) → 11 + 7[1,6] → 18 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:うむ…!
    “少年剣士”エステル:さらにぐっど!
    GM:よろしい、では情報を開示しよう
    GM:……調査の結果、雪に埋もれかけてはいるが足跡だとか、
    GM:移動の際に不要になるので廃棄したのだろう木屑を雑に埋めた跡。矢の材料だろう動物の体毛の一部。
    GM:そういう痕跡を幾つか発見し、移動した方向を推測できた。
    GM:少し主要道を離れつつも、最終的には整備された道へ合流──ヒンシェルウッドへの中継地点である、関所のような場所へ向かっている。
    GM:というのが、観察判定で分かった内容だ。
    GM:そして、第六感判定で分かった内容だが、
    GM:さすがにこの痕跡の残り方は、作為的に過ぎる。隠密技術ほどには、詐術には長けていない相手のようだ。
    GM:つまりこれは、あなた達を、目的地へ誘導する罠である。
    "海の指"ヴェドラ:はは~なるほどね
    “少年剣士”エステル:なるほどなぁ
    GM:山と山の間、道がぐっと狭まった関所。仮にそこに人員を伏せて待ち受けるならば、
    GM:よほどの物好きでなければそこを通ると分かっているのだ。襲撃の成功率は高いだろう。
    GM:さっき、誰かが言ってたっけな
    GM:どうせヒンシェルウッドに辿り着く連中を狩り待ちして手紙スタック稼ごうとか考えてるよあいつら!
    GM:残念だったな、完全にその通りだ
    "暗夜射手"ニコラス:正解だ!おめでとう!(めでたくない)
    "海の指"ヴェドラ:カスどもがよ~~~~
    “少年剣士”エステル:やったぜ!
    "暗夜射手"ニコラス:「……運が良かったな。積雪が少なかったんだろう、ところどころ分かりやすい痕跡が見えるが……」
    GM:……ということで逆に言うと、そこで待ち伏せてるのが分かってるわけだから
    GM:逆に君達は、山間部から攻撃をしかけるなりして、奇襲で先手を取ることができる。
    GM:つまり、
    "暗夜射手"ニコラス:「夕べ追わなかったのは、やはり正解だったのかもしれん」
    GM:次の戦闘においては1ラウンド目
    “少年剣士”エステル:「分かりやすい──と言いますと?」
    GM:君達のみが行動可能とする。
    "暗夜射手"ニコラス:かくしかで、探査と皆の推測から算出した状況を伝える
    "海の指"ヴェドラ:「楽して稼ごうって発想にかけちゃ芸術的だな、連中!」
    “少年剣士”エステル:「創意工夫──と言い換えれば涙ぐましくもありますが」
    “少年剣士”エステル:バレてしまってはまあ、どのみち台無しだ。
    "赤帽子"ナナ:「結局こうやってバレちゃってるんだから、残念ですね……」
    "海の指"ヴェドラ:「アホを取り締まることにかけちゃ旦那も芸術的なまでに得意だからね」
    "海の指"ヴェドラ:「あのまま自警団の団長やってりゃ、王都の騎士団からお呼びもかかってただろうに……」
    “少年剣士”エステル:「なるほど──では専門家的にご意見などいかがでしょう、ニコラスさん?」
    "暗夜射手"ニコラス:「……前は前、今は今、だ。あの頃の経験が冒険者稼業で役に立つとは思わなかったがな」
    "暗夜射手"ニコラス:むずがゆそうなため息をひとつついてから
    "暗夜射手"ニコラス:「相手は罠を張っている。俺たちがそこを通ると確信して、だ。逆に言えば、「何処を襲えばいいか」は俺たちにも分かっている」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「やりましょう」ほとんど間を開けずに口を挟む。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──問題は、昼に仕掛けるか、夜に仕掛けるか」
    "海の指"ヴェドラ:(こういうトコ、めちゃくちゃ竜司祭っぽいな……)
    "暗夜射手"ニコラス:(ほぼ間髪入れずだったな……)
    “少年剣士”エステル:「即断ですね。頼もしいかぎりです」
    "海の指"ヴェドラ:とはいえ、フェアロイデの言う通りだ。この手の追跡は、時間が経てば経つほど成功率が低くなる。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「昼は視界を遮るものが無い。奇襲の発覚可能性は高い」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「一方で夜ともなれば、私とニコライさんはさておき、残りの方々は些か不便」
    "赤帽子"ナナ:「夜の方が相手の目なさそうですけど、時間をかけてから仕掛ける事になりますね」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「仰る通り、多少の間が開くことにも繋がります……が」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「闇を味方につけるというのは、大きな有利でもある」
    “少年剣士”エステル:「はい。灯りを必要としますね、私たちは」
    "暗夜射手"ニコラス:「相手には、少なくともひとり森人がいる。その前提で考えると……夜に仕掛ける利点は薄い、な」
    “少年剣士”エステル:「ですが故にこそ、囮となることはできるかもしれません」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「最終的に私は、このように考えるのです」
    "暗夜射手"ニコラス:「夜の戦い方を4人に教え込む時間は、残念ながらない」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「戦場の空に頂くものは、陽光が望ましいか月光が望ましいか」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「いずれの戦場に馳せたいかの、好みの問題になるのではないか──と」
    "海の指"ヴェドラ:「蜥蜴人の竜司祭って皆こうなのかよ!ノリで戦う連中ばっかじゃね~か!」
    "海の指"ヴェドラ:「ラグナ野郎にシエルにフェアロイデに……」
    “少年剣士”エステル:「好み──ですか」苦笑い。その発想はまったくなかった。
    "赤帽子"ナナ:「まぁまぁ……」
    "海の指"ヴェドラ:「でも……」ちょっと腕組みをして。「輝かしいこの一党を照らすには、月の光じゃ物足りない」
    "暗夜射手"ニコラス:「竜司祭の中でも、こいつが純粋すぎるだけだ。まあ、好ましい部分ではあるよ」
    "海の指"ヴェドラ:「そう思わない?」
    “少年剣士”エステル:「吟遊詩人の詩のようですね」
    “少年剣士”エステル:「ええ、そういうのは大好きです」楽し気に微笑む。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「では、このまま前進。陽光昇る東を背にして、山間部から関所へ襲撃を仕掛けるが吉かと存じます」
    "海の指"ヴェドラ:「よし! 連中に教えてやろうぜ。荷物は自分の足で歩いて届けるのが冒険者のやり方だってね」
    "暗夜射手"ニコラス:「いい案だ。……こうして順当な戦術を提案してくるあたり、無碍にできないんだよ」

    GM:──北西に進み、当該の関所に到達した。
    GM:関所とは言うが、そう厳密なものではない。荷馬車の一時休憩地点、兼、山賊や野生動物へ対応する人員の待機所のようなものだ。
    GM:山と山が違いに迫り出し、ぐうっと狭くなった地点に、木の柵と屋根を用意した簡素な設備。
    GM:簡素だが──ここの見張りの目をかいくぐって北へ向かおうとすると、降雪深い山の急斜面を昇る羽目になる。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──兵とは詭道なり、と、どこかの将軍がいいました」
    GM:あなた達は、二つの山のちょうど東側──急斜面の上に立っている。
    GM:あなた達の視線の下には、関所に待ち伏せる盗賊ギルドの人員が映っている。
    "海の指"ヴェドラ:「高位の竜司祭は兵法にも通じてるって聞くけど。確かに待ち構えるにはちょうどいい地形だね」
    GM:少人数の精鋭だ。
    GM:首領格とおぼしき女性がひとり。少し離れて、側近だろう男がふたり。
    “少年剣士”エステル:「数だけ見れば、前よりは少ないようですね。少数精鋭でしょうか?」
    GM:後は、関所の雑務を行ったり、通りかかる馬車を覗き込んで〝馬〟がいないかを探ったりの、雑務人員ばかりのようだ。
    GM:戦えるだろう人数は、3人──
    GM:さて。
    GM:怪物知識判定の代わりに、犯罪知識判定としよう。
    GM:難易度は……16だな。そこまで有名人ではない。
    "海の指"ヴェドラ:ウオオオ
    "海の指"ヴェドラ:GS11>=16
    GoblinSlayer : (GS11>=16) → 11 + 4[3,1] → 15 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:知力集中でよかですか!
    GM:知力集中と斥候だ!
    "海の指"ヴェドラ:出目がカスカス
    "赤帽子"ナナ:GS12>=16
    GoblinSlayer : (GS12>=16) → 12 + 6[3,3] → 18 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:押忍!
    “少年剣士”エステル:GS7>=16 知力集中
    GoblinSlayer : (GS7>=16) → 7 + 9[6,3] → 16 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:GS9>=16
    GoblinSlayer : (GS9>=16) → 9 + 4[2,2] → 13 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:ぐっ
    "海の指"ヴェドラ:ナナちゃんの犯罪知識、すごい
    GM:ふたりが分かってる
    “少年剣士”エステル:お、後輩組がなんか知ってる。
    GM:ふむ。そう有名人ではないが、どちらかと言うと盗賊より、戦士の赴きが強いから……かもしれんな
    GM:側近ふたりは、
    盗賊シーフ 悪党2 生命力15 呪文抵抗11 移動力16 先制力3 知能:人並み モラル:自動逃走
    武器 達成値12 投擲10m 威力4 斬刺
    投石 達成値13 射程10m 威力3 殴 回避12 装甲3 支援:命中+2、威力+1 5m
    「ザコ」ボスが倒れた場合は無力化される

    ■盗みにおいて犯しも殺しも厭わぬ、外道働きに手を染めた非道な盗人。
    GM:そして、指揮を執る女は、
    ■〝征斧官僚〟ジークルーン 悪党6 生命力40 呪文抵抗GS11 移動力27 先制力GS2 知能:人並み
    回避GS12 装甲2
    魔法の斧槍ハルバード+1 達成値GS12 威力3d6+5 斬刺
    投斧投擲 達成値GS13 威力1d6+6 斬 射程20m
    「ボス」統率者2
    「面倒な手加減」厄介ごとを避けようという意思がある。PCへの攻撃時、負傷数が生命力の2倍以上になることは無い。
    「強打攻撃・斬:習熟」斬属性の攻撃命中時、効力値+4。

    ■サルファ・リステラの盗賊ギルドに所属する中堅幹部。
     知的な容姿を自負しているが、鍵開けよりドアを叩き割る方が上手い。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「──その馬車は関係ないでしょう、さっさと通しなさい」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「早く! 明らかにただの荷馬車でしょう、羅針団の。手出し無用です」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「そんなものに隠れてやりすごそうとする連中なら、族相手とは言え命まで奪いません」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:──サルファ・リステラの中堅幹部。策謀より、前線で武器を振るうタイプの人員だ。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:細身の体格に似合わない斧槍を携え、関所の扉の正面に仁王立ちしている。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……あれですか」
    "暗夜射手"ニコラス:「盗賊というより女傑、といった雰囲気だが、風体は関所の官僚めいているな……知っている者はいるか?」
    "海の指"ヴェドラ:「可愛い子じゃん。神殿の蔵書管理やってそうな子だ」
    "赤帽子"ナナ:「サルファ・リステラ盗賊ギルドで見覚えがある顔ですね」
    "赤帽子"ナナ:「たしか〝征斧官僚〟ジークルーン……残りは名を成したようなのはいませんけど、関係者だと思います」
    "海の指"ヴェドラ:「あの斧……魔法の品か。くそ、良いモン持ってんな」【魔法知覚】。魔力の流れを、仄かに感じることができる。
    “少年剣士”エステル:「──動きも盗賊にしては粗雑ですね。どちらかと言えば荒事専門の方かもしれません」
    “少年剣士”エステル:観察目利きは勝利の鍵だ。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「思えば先に戦った盗賊達は──酒場や劇場、娼館を管轄とする者の部下」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「いわば〝飲み屋街のちんぴらの寄せ集め〟というところでしょうが」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「こちらはおそらく、〝サルファ・リステラの正式戦力〟」
    "赤帽子"ナナ:「はい、わかりやすく言うとそういう事ですね」
    “少年剣士”エステル:「……あのの射手としては、いささか想像と違いますね」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ええ。只人ですし、弓を持っていません」
    "赤帽子"ナナ:「射手は別にいるという事でしょうかね?」
    "暗夜射手"ニコラス:「あるいは、俺たちと彼女らを潰し合わせる魂胆か、だ」
    “少年剣士”エステル:「伏兵──あるいはこれ・・を知らせるための矢だった?」
    "海の指"ヴェドラ:「狙撃手を別に待たせて、襲ってきた所をズドン!ってことも考えられるけど」
    “少年剣士”エステル:こくり、と二人の意見に頷く。
    “少年剣士”エステル:「警戒はしておいたほうがよさそうですね、どちらにしても」
    "海の指"ヴェドラ:「少なくとも、ジ―クルーンがそういうことを考えるとは思えねーな。今の話だと……」
    "暗夜射手"ニコラス:「だろうな。加えて言えば、おそらく……」
    "暗夜射手"ニコラス:「殺し合いをする必要はないかもしれん。どちらかが痛い目を見る必要はあるが、な」
    "海の指"ヴェドラ:「そんなまどろっこしいことするなら、自分の斧でどうにかしたい手合いだよね……ははーん、なるほど」手を叩く。
    "赤帽子"ナナ:「なにかわかったんですか、先輩?」
    "海の指"ヴェドラ:「『そんなものに隠れてやりすごそうとする連中なら、族相手とは言え命まで奪いません』」
    "海の指"ヴェドラ:「つまり単純明快、面倒事を嫌うタイプだ。いきなり現れたオレたち……しかも四天王の積み荷を運んでるオレたちをぶっ殺せば」
    "海の指"ヴェドラ:「果てしなく面倒くさいことになる。だから、多分殺し合いにはならない」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「とは、言え、油断は禁物ですよ」
    "海の指"ヴェドラ:そこまで言って確認を求めるようにニコラスを見る。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「これは私の経験から言うのですが、仮に殺すことが出来ない相手であろうと」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「死なない程度に叩きのめすという選択肢は、常にあるのです」
    "海の指"ヴェドラ:「ヒュ……」
    "海の指"ヴェドラ:息を呑むよ。変な声が出ている。
    “少年剣士”エステル:「なるほど確かに」素直に感心する。まったく道理だ。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「手加減しようと止めた筈の斧が、手を滑らせて頭に届く」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「そういった不運だけは無いよう──留意して、いざ」
    "暗夜射手"ニコラス:「そして、その選択肢を第一に考える手合いだろう。面倒だが手加減はする、だが暴力を以って解決することを好む、と」
    "暗夜射手"ニコラス:ヴェドラの推測を補足し、フェアロイデの推論を肯定するように頷いて
    "赤帽子"ナナ:「なるほど……」
    "海の指"ヴェドラ:「ぜ……絶対嫌だ!死にたくなさすぎる!」
    “少年剣士”エステル:「死なせてしまっても『運が悪かったな』ですませそうな御仁ではありますね、確かに」
    "暗夜射手"ニコラス:「さて、それじゃあ──一丁、"話を付けに"行こうじゃないか」
    “少年剣士”エステル:「はい。不運に足をとられないように──ですね」

    ラウンド1


    GM:奇襲判定──全員、自動成功
    GM:これにより行動順は任意とする
    GM:配置距離
    GM:20:盗賊1 盗賊2
    10:ジークルーン

    GM:-10~5の位置で配置できる、としよう
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:5m。初手で近接距離に入ります
    "赤帽子"ナナ:フェローが攻撃的である
    “少年剣士”エステル:後ろに下がる理由がなしですね。同じく5m。初手からジークルンさんに斬りかかれる位置に。
    "赤帽子"ナナ:5mにいきます
    "暗夜射手"ニコラス:さくせん:ガンガンいこうぜ
    "海の指"ヴェドラ:こっちも5mに行くぜ!
    "暗夜射手"ニコラス:-5mにいましょう。いこうと思えば前線に合流できる場所に!
    "暗夜射手"ニコラス:我々はインペリアルクロスという陣形で戦う
    GM:君が一番安全な場所や
    GM:20:盗賊1 盗賊2
    10:ジークルーン
    5:ナナ ヴェドラ エステル フェアロイデ
    -5:ニコラス

    GM:──あなた達は急斜面を駆け下りる!
    GM:さて
    GM:行動順はPL側しか動かないから任意とするが、誰から突撃したい?
    GM:ああ、いや
    GM:やっぱり振ってもらうか その方が話が早いな
    GM:ごめんね! 行動順のダイス!
    "暗夜射手"ニコラス:統率とかあるしね!
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 7)に変更(5 → 7)
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスのイニシアチブを2D6+2(→ 9)に変更(10 → 9)
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを2D6(→ 4)に変更(8 → 4)
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:私は6の固定値です!
    GM:それとは別にちょっとGM側判定
    GM:GS2
    GoblinSlayer : (GS2) → 2 + 6[5,1] → 8

    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを2D6(→ 12)に変更(7 → 12)
    GM:はやい
    "暗夜射手"ニコラス:すばやい…!
    "海の指"ヴェドラ:シュバシュバ
    “少年剣士”エステル:最速
    "暗夜射手"ニコラス:では今回の【統率】はヴェドラくんに。【采配】で命中回避移動判定に+1もどうぞ!
    "海の指"ヴェドラ:うおおおおお!!!統率されます!
    GM:ならばヴェドラも9になりつつ
    GM:手番はナナ!
    "赤帽子"ナナ:はーい
    "赤帽子"ナナ:舵切りでジークルーンさんを攻撃
    "赤帽子"ナナ:諸々適応
    "赤帽子"ナナ:判定行きます
    GM:諸々ってどれだ
    "赤帽子"ナナ:斬落ですね! 省くべきではなかった!
    "赤帽子"ナナ:というわけで斬落適用で攻撃行きます
    "赤帽子"ナナ:運が良ければこの世は天国!
    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 11[5,6] → 24 → 大成功

    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 9[6,3] → 22

    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 2[1,1] → 15 → 大失敗

    "赤帽子"ナナ:おらぁ!
    "暗夜射手"ニコラス:ほんとに出た!
    GM:こいっ……つはよぉ!
    GM:ダメージまで! 盾無い!
    GM:あっても受けられんわ
    “少年剣士”エステル:やったー! なんか出目が荒れてるけど。問題なし!w
    "赤帽子"ナナ:1回目を適用、返しの太刀を使用して達成値を+2
    "海の指"ヴェドラ:ジ―クルーン!盾ねえぞおおおおお!!!!
    “少年剣士”エステル:あ、+3d6域だ
    〝征斧官僚〟ジークルーン:い、一応回避クリティカルがあるかもしれない……
    "暗夜射手"ニコラス:効力値を上げにきた!?
    〝征斧官僚〟ジークルーン:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 6[5,1] → 18

    〝征斧官僚〟ジークルーン:回避クリティカルなんてなかった
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを1増加(0 → 1)
    GM:大成功も合わせて……効力値31か……?
    "暗夜射手"ニコラス:そう…なりますね…
    "海の指"ヴェドラ:もうキラーマシーンだよこの後輩
    “少年剣士”エステル:さすがナナさん!
    "赤帽子"ナナ:ダメージと痛打表へ
    "赤帽子"ナナ:6d10+8  ダメージ
    GoblinSlayer : (6D10+8) → 42[7,9,6,4,7,9]+8 → 50

    "赤帽子"ナナ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 7[4,3] → 7

    "暗夜射手"ニコラス:ダイスが10面になっているわ!
    "赤帽子"ナナ:あ、ミスった
    "赤帽子"ナナ:6d6+8
    GoblinSlayer : (6D6+8) → 21[3,1,5,2,6,4]+8 → 29

    GM:たぶん5d6+8かな……? ならば25か
    GM:どっちにせよ高えわ!!!
    "海の指"ヴェドラ:ヒエ~~ッ
    〝征斧官僚〟ジークルーン:そ、装甲2点……23通しです……
    GM:〝征斧官僚〟ジークルーンの負傷数を23増加(0 → 23)
    "赤帽子"ナナ:半分くらい頑張って削りました、せんぱいほめて
    〝征斧官僚〟ジークルーン:もしかして私……出オチ!?
    "赤帽子"ナナ:あ、痛打は結果どうでしょう
    "海の指"ヴェドラ:ナナ偉いぞ~!!
    GM:痛打表は1d6
    GM:なので1d6を振ってもらおう
    "赤帽子"ナナ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 3

    "暗夜射手"ニコラス:は、ハルバードーッ!!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:私のハルバードー!!!
    "海の指"ヴェドラ:自慢の斧が!!!
    GM:武器が弾け飛びます
    “少年剣士”エステル:+1のハルバードー
    "暗夜射手"ニコラス:武器か盾がランダムな方向へ「1d6×2m」弾き飛ばされますね……
    "赤帽子"ナナ:あ、魔法の武器が
    GM:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    〝征斧官僚〟ジークルーン:8mほど後ろに……飛びます
    “少年剣士”エステル:崖下とかに落ちたら笑う
    "海の指"ヴェドラ:気の毒すぎる
    "赤帽子"ナナ:後ろなら大丈夫!
    GM:……ええい! 次! ニコラスかヴェドラ!
    GM:演出がある者は各自適宜挟む!
    "暗夜射手"ニコラス:魔法のハルバード+1(400G相当)、何かしらに包まれてあれ……
    "海の指"ヴェドラ:400Gは高いな……
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあこちらで牽制がてら撃っていきましょう
    "海の指"ヴェドラ:旦那頼む!
    "赤帽子"ナナ:「____」背嚢から剣を抜き放ち、無言で崖を滑り降りて接敵
    "赤帽子"ナナ:ジークルーンがこちらを向いたその瞬間に、刃をあわせて
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「──なっ!?」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:咄嗟にハルバードの柄を振り上げる。斬撃を受ける。
    "赤帽子"ナナ:全身のバネを生かした跳ね上がるような一閃で、彼女の胴体と斧を持つ手を切り裂く
    〝征斧官僚〟ジークルーン:受けた柄が頭部に打ち付けられる衝撃。視界が眩み、手の握りが緩む。
    "暗夜射手"ニコラス:微妙に届かないな。では武技なしで通常射撃をジークルーンさんに!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:致命傷に至る部位への斬撃は避けた──その代償に、手の内から刃が零れ落ちる!
    "暗夜射手"ニコラス:ごめんやっぱり【曲射】使います。回避と盾受けに-2の修正だ
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「く──報告のあった冒険者どもか!」
    "暗夜射手"ニコラス:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 7[5,2] → 19

    "暗夜射手"ニコラス:【刺突攻撃】で効力値23に
    〝征斧官僚〟ジークルーン:回避狙い! ……-2だな
    〝征斧官僚〟ジークルーン:GS10>=19
    GoblinSlayer : (GS10>=19) → 10 + 4[2,2] → 14 → 失敗

    〝征斧官僚〟ジークルーン:おのれぇい!!!
    "海の指"ヴェドラ:ヨシ!
    “少年剣士”エステル:やったー!
    "暗夜射手"ニコラス:2d6+2+2d6
    GoblinSlayer : (2D6+2+2D6) → 8[6,2]+2+5[2,3] → 15

    "暗夜射手"ニコラス:ダメージは優しいよ!装甲有効15点!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:でも13点通るんでしょう……?
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ、最高の結果だ! 旦那も頼む!」
    GM:〝征斧官僚〟ジークルーンの負傷数を13増加(23 → 36)
    〝征斧官僚〟ジークルーン:私の生命力40なんですけど!!!
    "暗夜射手"ニコラス:分かっている、とばかりに。致命の一撃を狙うのではなく、動きを封じるための一矢を放つ。とはいえ、それすらも
    "暗夜射手"ニコラス:「二之ち要らずとはいかんが……当たると痛いぞ!」
    "暗夜射手"ニコラス:十二分に鋭い一撃ではあるのだが
    〝征斧官僚〟ジークルーン:ばづんっ 鎧の上から肉を打つ矢の一撃。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:命を奪う矢ではなくとも、動きを止めるに至る箇所は幾つもある。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:例えば肩。例えば脛。衝撃で大きく体が仰け反り、脳震盪が癒えていないためか、たたらを踏む。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「くっ、ぐ────おのれっ、私はっ!」
    GM:手番、ヴェドラ
    "海の指"ヴェドラ:ではこちらも攻撃!ジ―クルーンさんに魔法の曲刀+1で切りかかります。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:イヤミか貴様ッ!
    “少年剣士”エステル:w
    "海の指"ヴェドラ:その際に【舵斬り】を使用。
    "海の指"ヴェドラ:判定イクゾッ
    "海の指"ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 2[1,1] → 17 → 大失敗

    "海の指"ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 8[3,5] → 23

    "海の指"ヴェドラ:GS15
    GoblinSlayer : (GS15) → 15 + 11[6,5] → 26

    "海の指"ヴェドラ:こえ~~~よ!26を採用します。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:回避ぃ!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 5[4,1] → 17

    〝征斧官僚〟ジークルーン:避けられるか!!!
    "海の指"ヴェドラ:しゃいっ ダメージ!
    "海の指"ヴェドラ:4d6+9
    GoblinSlayer : (4D6+9) → 17[5,5,4,3]+9 → 26

    "海の指"ヴェドラ:オリャ~~~!!!
    “少年剣士”エステル:ひゅ~
    〝征斧官僚〟ジークルーン:ぐわああああああああああーっ!!!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:24点通ります……
    GM:〝征斧官僚〟ジークルーンの負傷数を24増加(36 → 60)
    〝征斧官僚〟ジークルーン:まけました……
    "海の指"ヴェドラ:オラッ盗賊ども自動逃走しろ!
    "暗夜射手"ニコラス:絵に描いたような見事な奇襲だった……
    盗賊たち:ボスが倒れたので俺たち逃げます
    “少年剣士”エステル:んむ、敵味方の被害が最小限でなにより。
    "海の指"ヴェドラ:森へお帰り
    "暗夜射手"ニコラス:元気でな!二度と戻ってくるんじゃないぞ!!
    "赤帽子"ナナ:先輩つよーい!
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(0 → 1)
    "海の指"ヴェドラ:さっきの修羅のようなナナちゃんに言われても……
    “少年剣士”エステル:修羅の如きナナさんと、飛燕の如きヴェドラさんでしたね。
    "海の指"ヴェドラ:「――仲間が優秀だと、楽で良いね」
    "海の指"ヴェドラ:崖を転がるように駆け落ちて、いつの間にかジ―クルーンの膝元に身を沈めている。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:視線があらぬ方向へ跳びながら、手は腰へ奔った。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:予備の武装。投げ斧。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:両手にひとつずつ掴み、二斧流の構えを──
    "海の指"ヴェドラ:「反応いいね!でも」バネを使い、撥ね上げるように――峰のしなやかな一閃。弧を描いて、顎に突き刺さる。
    "海の指"ヴェドラ:「今回はオレの勝ち。寝てな!」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:がごっ!
    〝征斧官僚〟ジークルーン:強烈なアッパーカットが顎を打つ。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:白目を向いた女は、そのまま雪の上にひっくり返った。
    “少年剣士”エステル:趨勢が決したことを確認し、皆と同じように崖を滑り降りてくる。
    "赤帽子"ナナ:「お見事です、お二人とも!」
    "暗夜射手"ニコラス:「地の利が効いたな。だが、何より初撃が見事だった」
    GM:──決着だ。日はまだ東側に傾いている。
    “少年剣士”エステル:「ええ、ナナさんもお見事でしたよ」
    GM:陽光が空の中央へ届くには、まだ十分な時間があるだろう。
    "海の指"ヴェドラ:「最初の一撃でほとんど勝負は決まってたね。この人、本当はかなりの遣い手だったと思うけど」
    GM:盗賊ギルドの雑務員と思われる者達は、動揺こそしているが、攻撃を仕掛けてくる様子は無い。
    GM:後は〝手紙〟をいただけば、
    "赤帽子"ナナ:「で?」
    GM:陽光。
    "赤帽子"ナナ:「どうしますか? まだやりますか?」
    “少年剣士”エステル:ハルバードを拾う。万が一回復しても、これがなければ──
    GM:珍しく、今日は、雲も薄い。青空が見える。
    GM:斜めに大地に差し込む光が、遠くできらりと反射した。
    GM:──行動順、8
    "海の指"ヴェドラ:「……ナナ。待て、何か変だ――」
    ???:「あーあ」
    ???:その声は、随分遠くでの呟きだったから、あなた達には聞こえまいが。
    ???:昼の襲撃だったのが、幸いした。
    ???:仮にこれが夜の戦いならば、あなた達煮は目視が叶わなかっただろう。
    ???:あなた達が見通せる夜闇の距離は、60mか?
    ???:敵は、その倍の距離に居る。
    GM:ヴェドラ。
    GM:君は、陽光を照り返したその金色が、
    GM:見慣れた誰かのものであると──
    〝雷鳴弓士〟:悟るだろう。
    GM:120:〝雷鳴弓士〟
    5:ナナ ヴェドラ エステル フェアロイデ
    -5:ニコラス

    〝雷鳴弓士〟:「そりゃ冒険者だし、依頼次第じゃぶつかることもあるだろうけどさぁ」
    〝雷鳴弓士〟:「よりによって顔馴染みなんて、運がねーの」
    〝雷鳴弓士〟:「まー、いい機会じゃん?」
    〝雷鳴弓士〟:「俺の方が腕がいい! って、見せつけてやるにはな!」
    GM:知っている誰かのことだ。知識判定は必要あるまい。
    雷鳴弓士やんちゃなエルフ 冒険者5 生命力22 呪文抵抗GS10 移動力22 先制力GS2 知能:人並み モラル:特殊
    回避GS6 装甲2
    長弓 達成値GS14 威力2d6+6 刺 射程120m

    「粗雑な手加減」鏃の先を丸めている。このエネミーの攻撃で負傷数が生命力を上回った場合、
    負傷数を生命力と同値まで減少させた上で、対象PCは気絶状態(サプリP108)になる。
    「義理は果たした!」近接距離にPCが到達した場合、戦闘行為を停止する。
    「狙撃:習熟」主行動で狙いをつける。次の手番、命中・威力+6。
    「暗視:習熟」暗闇を120mまで見通す。

    ■森人の冒険者。冒険者ならば依頼次第で、冒険者と戦うこともあるだろう。
     北辺の環境に適応しており、雪の夜の狙撃を苦にしない。
    〝雷鳴弓士〟:主行動。狙撃を宣言
    〝雷鳴弓士〟:次の手番の射撃は、命中と威力が+6されるぜ!
    GM:……ということで悪いが戦闘は継続だ。
    “少年剣士”エステル:なるほどね。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:く……手番ですが全然届かない位置にいる!
    "海の指"ヴェドラ:やってやろうじゃね~~~~かスールアンナさんよォ~~
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:全力疾走のペナルティを熟知していないし……ここは移動力の2倍で走ります!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:36m前進、41m地点へ!
    GM:手番、エステル!
    “少年剣士”エステル:ふむ
    “少年剣士”エステル:挑発は距離関係なさそうですね。
    “少年剣士”エステル:んじゃまず自由行動で【挑発】 対象はやんちゃなエルフさん。
    GM:ふーむ 実行は可能と見做すが、さすがに100m先への相手の挑発って
    GM:効くかな……?
    “少年剣士”エステル:狙撃手ですよね。なら目はよいから見えるかな~みたいな?
    GM:この場合、距離20mごとに-4のペナルティを科すことにしよう
    GM:なのでデータ的には、いくらか移動してからの実行をオススメ……とは思うが
    GM:移動は移動でペナルティが来るのか
    “少年剣士”エステル:そうなの<移動しちゃうとペナルティが来る。
    “少年剣士”エステル:ま、いっか。どのみちクリティカルしないとダメそうですし。
    “少年剣士”エステル:全力移動します。16×4で64m移動してやんちゃなエルフさんとの距離を詰めます。
    “少年剣士”エステル:残り半分!
    “少年剣士”エステル:んで一応【挑発】! 六ゾロがでることだってあるさ!
    GM:この場合、69m地点に到達したので残り51m……ならペナルティは12と、移動の8で20か
    “少年剣士”エステル:GS9  【魂魄集中+戦士+【挑発】によるボーナス。
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 8[3,5] → 17

    “少年剣士”エステル:んむ、-20で全然だめですね。
    〝雷鳴弓士〟:残念だが反応しないぜ!
    “少年剣士”エステル:ヴェドラの声を聞くと同時、斧槍を放り捨て、駆け出している。
    〝雷鳴弓士〟:「ほー……やっべ、思ったより足はえーな」
    〝雷鳴弓士〟:「こりゃのんびり狙い撃ちとかしない方がいーかも。俺も走るかぁ?」
    “少年剣士”エステル:目立つように雪を蹴り上げ、あわよくば自分を狙うようにと──
    〝雷鳴弓士〟:雪上に膝を着き、腰を落とした射撃の構えを解いた。
    〝雷鳴弓士〟:狙撃手の目は冷静に敵全体を見渡し、誰を狙うべきか考えている。
    "海の指"ヴェドラ:「真っ先に反応したな、流石だ――オレたちも続くぞ!」
    "赤帽子"ナナ:「はい!」
    GM:では……継戦カウンターが4になる。
    "暗夜射手"ニコラス:「この距離だ、まずは近づくことを第一に考えろ。……自分以外の射手相手の戦いがこれほど厄介とはな!」
    "海の指"ヴェドラ:「アイツには魔法もある! 特に風の精霊術は気を付けろ!」雪に陽光が照り返る中、弓士に向かい距離を詰めんと走り出す。
    GM:120:〝雷鳴弓士〟
    69:エステル
    41:フェアロイデ
    5:ナナ ヴェドラ
    -5:ニコラス


    ラウンド2


    GM:行動順!
    GM:雷鳴弓士のイニシアチブを2D6+2(→ 7)に変更(8 → 7)
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを2D6(→ 6)に変更(4 → 6)
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスのイニシアチブを2D6+2(→ 13)に変更(9 → 13)
    GM:はっや
    GM:あっ
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 8)に変更(9 → 8)
    GM:あっ待って詰んでない?
    “少年剣士”エステル:うん。
    "暗夜射手"ニコラス:(にっこり)
    “少年剣士”エステル:勝利条件は──満たした!
    GM:120m……近くね!?
    "海の指"ヴェドラ:子牛を使うまでもなさそうだな
    "暗夜射手"ニコラス:普段、倍率かけて移動すること少ないけど、いざ全力移動となると意外と動ける…!
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを2D6(→ 5)に変更(12 → 5)
    〝雷鳴弓士〟:狙撃を悪用して200m地点にいるべきだったぜ……
    "暗夜射手"ニコラス:ではエステルくんに【統率】、【采配】で命中防御移動判定に+1も入る
    "暗夜射手"ニコラス:行動値を13に!
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを13に変更(6 → 13)
    GM:おのれ……おのれ統率……!
    “少年剣士”エステル:うす、では行動値13に。
    〝雷鳴弓士〟:俺が紅蓮の嚆矢つかわねえのを感謝するんだな!(泣)
    “少年剣士”エステル:ではありがたく動きましょう。全力移動で64m移動可能に。やんちゃなエルフさんにエンゲージします! 勝利条件達成──のはず!
    "海の指"ヴェドラ:エステルでかした!
    "赤帽子"ナナ:捕獲ー
    "暗夜射手"ニコラス:でかした!(画像略)
    GM:お、おのれぇい……!
    “少年剣士”エステル:森人ゲットだぜー!
    〝雷鳴弓士〟:こっから2倍移動の低命中射撃を繰り返してやろうと思ったのにー!!!
    "海の指"ヴェドラ:マジでやめろ!!!
    GM:悪質な引き撃ちは失敗に終わった。あなた達の勝ちだ!
    “少年剣士”エステル:ナナちゃんが痛打してくれて、エステルの手番が残ってたからこそ発生した状況なので
    "海の指"ヴェドラ:邪悪な引き撃ちマンは滅びた
    “少年剣士”エステル:ファインプレイはナナちゃんだやっぱ
    "暗夜射手"ニコラス:チームプレイ……だぜ!
    "赤帽子"ナナ:いえいいえい
    GM:では継戦カウンターが5になる……ついに消耗が発生したな
    "海の指"ヴェドラ:ぐえ~~~っ
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスの消耗を1増加(1 → 2)
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(1 → 2)
    "暗夜射手"ニコラス:あとで一杯やるか……
    GM:おそらくはここからがゴブスレTRPGの本来想定である領域だ……
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのを1増加(0 → 1)
    GM:ということで描写があればさっくり入れて戦闘終了後のなんやかやである
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを0増加(0 → 0)
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのを1増加(0 → 1)
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあさくっと!
    "暗夜射手"ニコラス:「(……真っ当な弓なら射程内のはずだ。なのに撃たないのは──順当に考えれば、狙いを定めている)」
    "暗夜射手"ニコラス:「(つまり、余裕を持った相手だ。なら、この場を切り抜けるには……勝つのでなく、余裕を失わせればいい)」
    "暗夜射手"ニコラス:「……よし。エステル、走れ!剣が届く間合まで踏み込むことだけを考えろ!」
    “少年剣士”エステル:「はいっ!」
    “少年剣士”エステル:遠目に腰を浮かせたのが伺えた。──だがほんの少しばかり遅い!
    “少年剣士”エステル:ぐんっ!
    “少年剣士”エステル:ニコラスの指示を受け、姿勢を低くして更に加速する。
    “少年剣士”エステル:小回りはさておき、直進するだけならばそうそう馬鹿にしたものでもない。
    〝雷鳴弓士〟:ひゅうっ
    〝雷鳴弓士〟:幾本かの矢が飛ぶ。
    〝雷鳴弓士〟:だがそれは、雪上を馳せる得物をしとめるには至らない。牽制の、狙いを定めきれていない矢だ。
    “少年剣士”エステル:(なるべく・・・・──の方ですよね、今回のこれは)
    “少年剣士”エステル:牽制の矢を無視し、一直線に駆け抜けて──
    “少年剣士”エステル:ざしゃぁ!
    "海の指"ヴェドラ:「勝負ありだね」払いのけるまでもなく、牽制射の行方を見ている。
    “少年剣士”エステル:射手の直前で雪原を蹴り上げ、雪煙を上げる。
    “少年剣士”エステル:視界不良状態を生み出し、そのまま両腕を広げ森人エルフの細腰を抱え込むように体当たりを敢行!
    "赤帽子"ナナ:「おおー……」感嘆の声を上げる
    〝雷鳴弓士〟:「──チッ!」
    〝雷鳴弓士〟:森人らしからぬ行儀悪い舌打ち。踏み固めた雪の上に倒れ込んだ。
    “少年剣士”エステル:「提案──なのですが」
    “少年剣士”エステル:意図せず押し倒した体勢で、息を荒くした少年が笑顔のまま問う。
    “少年剣士”エステル:「お開きいうことで、ひとつどうでしょうか?」
    〝雷鳴弓士〟:──一応の努力と言おうか、〝やってる感〟と言おうか、長弓を構えて矢を番える。
    〝雷鳴弓士〟:当然ながら、弓を引こうとすれば、弓はエステルに遮られるし、矢を引く腕は地面にぶつかる。弦に張力は発生しない。
    "海の指"ヴェドラ:「あ~~、このままじゃお前を殺しちまうな~~~!?!?」明らかに演技だとわかる大声で、ざしざしと出て来る。
    〝雷鳴弓士〟:「あークソ! もっと遠くから狙ってやりゃよかった!」
    〝雷鳴弓士〟:矢を地面に放り出す。
    "海の指"ヴェドラ:「手加減できる腕前の相手じゃなさそうだし、どうしよっかな~~!?!?!……へへへ」
    "海の指"ヴェドラ:雪に座り込む。
    "海の指"ヴェドラ:「お手柄だ、エステル。そいつにもっと遠くから弓を放り込まれてたら、勝ち目はなかったね」
    “少年剣士”エステル:ほう──と息を吐き。立ち上がりながら森人へと手を差し出す。
    "赤帽子"ナナ:「(ヴェドラ先輩、ああいう事もできるんだ)」
    “少年剣士”エステル:「ありがとうございます。ですが運によるところが多かったですから」
    "暗夜射手"ニコラス:「あるいは遮蔽を使われていれば、だな。姿を晒して戦うのは射手の本領じゃあない」
    "暗夜射手"ニコラス:冒険者稼業じゃそうも言ってられないが、とため息交じりに続けながら歩み寄る
    "海の指"ヴェドラ:「この態度が悪い森人エルフはスールアンナ。前一緒に冒険した友達だ。信用していいよ」
    〝雷鳴弓士〟:「しゃへーなー、そう言ったんだけどなー──よっと」
    "海の指"ヴェドラ:「それで」にやにや笑いながら覗き込む。「お前もこの仕事受けてたわけ?」
    〝雷鳴弓士〟:細い体を捩ってエステルの下から抜け、少し離れたところで立ち上がる。
    〝雷鳴弓士〟:寒冷地仕様の分厚い上着から雪を払い落とし、一度、大きく伸びをして
    〝雷鳴弓士〟:「現地の地形にお詳しくない雇い主様は、自分の目の届かないとこにいかれるのがお嫌なんだと」
    〝雷鳴弓士〟:「めんどくせーよな只人は。夜になったら10mも見えないんだって?」
    “少年剣士”エステル:「それは不運でしたね。こちらにとっては僥倖でしたが」
    "海の指"ヴェドラ:「夜中に100M先からぽんぽん的当てできるお前らがおかしいの」
    〝雷鳴弓士〟:「見えるだろ普通に」種族間ヘイトスピーチの自覚は無い
    〝雷鳴弓士〟:「……っと、まぁそーいうわけ。そっちとは別陣営の馬ってこった」
    "赤帽子"ナナ:「なるほど、まだまだ陣営はいるみたいですね」
    "暗夜射手"ニコラス:「となると……向こうでのびてる眼鏡のお嬢さんとも別枠、か?」
    "海の指"ヴェドラ:「弓の腕が裏目に出たね。そんくらい撃てるんなら、隠密行動した方が勝率は高い」
    "海の指"ヴェドラ:「実際、ヒンシェルウッド近辺まではスールアンナも辿り着いてたわけだ」
    "海の指"ヴェドラ:「……ってことは、持ってる? ”手紙”」
    “少年剣士”エステル:「出走数だけでもわかればですけれどもね」
    〝雷鳴弓士〟:「いーや、そっちの眼鏡が持ってる」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:当眼鏡はまだひっくり返っている
    "海の指"ヴェドラ:ひっくり返って伸びているジークルーンを見る。
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ、手紙の回収頼む!」
    "暗夜射手"ニコラス:「……ああ。文字通り、目が届くところにいるよう言われたわけか」
    "海の指"ヴェドラ:「寝ている女性の体をまさぐるのはどうにも抵抗がある」
    GM:少しばかり距離が遠いのは、こう、
    “少年剣士”エステル:「では今のウチに頂いてしまいましょうか? 不意を討てなければ彼女も間違いなく強敵でした」
    GM:みんなで会話しながらざくざく雪上を歩いていたのだろう。そういうことにしてほしい。
    "海の指"ヴェドラ:そういうことになった
    "暗夜射手"ニコラス:そうだぜ
    "赤帽子"ナナ:「わかりました! 任せてください!」というわけで手紙を回収しておきます
    “少年剣士”エステル:話ながら歩いてるみたいな
    GM:そういうわけで120mくらい移動したところから、最初の交戦地点に戻っている。
    "赤帽子"ナナ:はーい
    "海の指"ヴェドラ:「でかした。へへへ……これで手紙も3通か。結構な収穫だね」
    “少年剣士”エステル:「──これはどうしましょう?」改めて、高価そうなハルバードを手にして。
    "海の指"ヴェドラ:「やめとけ。仮にもサルファ・リステラの正式な幹部だ」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:手紙は懐に、折れないように板切れをあてがい、それを油紙で包んであった。
    〝雷鳴弓士〟:「……まー、依頼人が追い剥ぎされるのを黙ってみてるわけにもいかないしなー」
    "赤帽子"ナナ:丁寧な性格だ、雑に抜き取るけども
    "海の指"ヴェドラ:「そういうこと! それに、冒険者にとって獲物は大切だからね」
    〝雷鳴弓士〟:「とは言っても、今の俺じゃ抵抗できないしなー。なにされてもどうしようもないなー」
    "海の指"ヴェドラ:「おい」
    〝雷鳴弓士〟:「んー?」
    "暗夜射手"ニコラス:「……戦利品として正式に認められるのは祈らぬ者NPCからの拾得物だけだ。ギルドとしてもそう決まっていたと思うぞ」
    "海の指"ヴェドラ:「演技コイてんじゃね~この悪ガキエルフ」
    "暗夜射手"ニコラス:「それに、得物がないことに気付いたそのお嬢さんが、手斧を両手に持って殴り込んで来ないとも限らない」
    “少年剣士”エステル:「ではお手元に。少なくとも今回の依頼でこちらに振るわれることはもう無いと思いますしね」
    "海の指"ヴェドラ:「お前、あわよくばオレたちが売ったハルバードの代金で一杯ご相伴に預かれねーか考えてただろ」
    〝雷鳴弓士〟:「そんな只人みたいなことしねーよ」
    〝雷鳴弓士〟:「俺はただ、〝まぁ別に俺が恨まれるわけじゃないしなー〟くらいしか考えてねーよ!」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「……こいつらは……!」
    "海の指"ヴェドラ:「何だよ!それじゃーオレが普段からそういうこと考えてるみたいじゃん……げえっ!!」
    “少年剣士”エステル:「おや、お目覚めですね」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:流石に時間経過と賑やかさで目を醒ました。……足下はふらついているが。
    "赤帽子"ナナ:「あ、起きちゃった」
    "海の指"ヴェドラ:「エステルは何でそんなに落ち着きがあるんだよッ すごいねお前!?」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:データ的に言うなら負傷数が生命力をちょっと越えてる状態なのでふらつきもする。
    "赤帽子"ナナ:抜き取った手紙隠しつつ
    〝征斧官僚〟ジークルーン:ぴ、とナナを指差す。手の仕草を咎めるかのように──
    "海の指"ヴェドラ:(て、手癖が悪いが……斥候の素質は大アリ……!)
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「……いまさら返せとは言いません。仮にも盗賊ギルドの一員が」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「〝寝てる間に手紙を盗られた〟と泣き言を言えば、笑いものでしょう」
    "海の指"ヴェドラ:「案外物分かりの良い連中だね……なら、遠慮なく頂いてくよ。サンキュー」
    "暗夜射手"ニコラス:「体面……というより規律と統制を良しとする、か。ありがたい」
    “少年剣士”エステル:「はい、こちらとしても助かります」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「さっさと行きなさい。関所の監視にも人件費が掛かるんです」
    “少年剣士”エステル:自分の足元に斧槍を置く。この様子なら、問題ないだろう。
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「そもそもギルド内の意見調整だけにこんな手間を──ああー!」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:中間管理職は不満が多いようだ。
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。そこの森人スールアンナを雇ってくれて、ありがとうございました」
    "海の指"ヴェドラ:「こいつ、めちゃくちゃ腕良いですからね。こき使ってやってください。態度は悪いけど」
    〝雷鳴弓士〟:「依頼失敗だけどな!」
    "海の指"ヴェドラ:指を振る。「相手が悪かったな」
    “少年剣士”エステル:「それもまた経験かと」
    "暗夜射手"ニコラス:「……盗賊ギルドより商会の経理あたりの方が性に合うんじゃないか、ひょっとしたら」
    〝征斧官僚〟ジークルーン:「報酬は交通費しか出せませんよ」
    〝雷鳴弓士〟:「うへぇー……」
    "海の指"ヴェドラ:「よし、行こうぜ。目指すはヒンシェルウッド! もう一息!」拳を突き上げる。

    "赤帽子"ナナ:「はい! 行きましょう! おー!」
    “少年剣士”エステル:「はい。そうしましょう」笑みで頷き返して。

    GM:──敗者を置き去りに、あなた達は先へと進む。
    GM:戦利品の手紙の内容は、こういう具合だった。
    GM:まるで1文字1文字、木彫りの判を物差しにあてて押したかのように整った文字。
    GM:事務的な文面で、ところどころ迂遠な言い回しもあるのだが、
    GM:〝我々はあなた達と金銭的な結びつきを保ち、お互い損をしないようやっていくつもりがある〟
    GM:差出人の名はアランルーダ。宛先は、カウチマン開拓公社だ。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……ふむふむ」手紙を一通り読み終えて、
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「あの方は、カウチマン側と手を結びたい──という派閥の方だったのですね」
    "海の指"ヴェドラ:「えらく几帳面な文字だな」
    “少年剣士”エステル:「手紙にしては言い回しが少し独特な気がしますね」
    GM:さて、ふたたび進行には関係ないが犯罪知識判定だ。知力集中+斥候、目標値は15のまま。
    "暗夜射手"ニコラス:GS9>=15
    GoblinSlayer : (GS9>=15) → 9 + 4[3,1] → 13 → 失敗

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7>=15 いちおう私も振る
    GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 7[2,5] → 14 → 失敗

    "暗夜射手"ニコラス:オウフ
    "赤帽子"ナナ:gs12>=15
    GoblinSlayer : (GS12>=15) → 12 + 8[4,4] → 20 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:なにもわかりません
    “少年剣士”エステル:GS7>=15 知力集中
    GoblinSlayer : (GS7>=15) → 7 + 9[6,3] → 16 → 成功

    “少年剣士”エステル:お
    "海の指"ヴェドラ:GS11>=15
    GoblinSlayer : (GS11>=15) → 11 + 5[2,3] → 16 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:よっし
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:年長組だけがわかっていません
    “少年剣士”エステル:若い子の流行的な?
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:これだからいなかものは!
    "暗夜射手"ニコラス:最近の流行はとんと分からんのぅ……
    GM:アランルーダ────〝絶対法〟アランルーダ。サルファ・リステラの四大幹部のひとりだ。
    GM:かの街の実務面での統治者。神経質で謀略を好む、わかりやすい闇人である。
    GM:ロマンより利益を尊重する彼ならば、なるほど、羅針団よりカウチマンを選ぶのだろう。
    GM:そちらの方が金を産む。
    "海の指"ヴェドラ:腐りかけた魚の内臓を食べた時のような表情を浮かべている。
    “少年剣士”エステル:「どうかしましたか?」
    "海の指"ヴェドラ:「思い出した……この署名」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「知っているのですか海の指」
    "海の指"ヴェドラ:「”絶対法”とか”謀略が頭の中に詰まってる”とか”陰険策略家”とか好き放題言われてる奴だよ」
    “少年剣士”エステル:「ああ、そういえば──」
    “少年剣士”エステル:自分も噂で聞き及んでいたことを思い出す。確か──
    "海の指"ヴェドラ:「最も、言った奴は大抵サルファ・リステラのドブの中に浮かんでるとか浮かんでないとかって話だけどな」
    "暗夜射手"ニコラス: 「つまり……比較的、利と理を重視するタイプか。あのお嬢さんの上司らしくはあるが」
    "赤帽子"ナナ:「ああ……四大幹部の……」
    "海の指"ヴェドラ:「コイツカウチマン派かよ!」
    "赤帽子"ナナ:「そうですね、羅針団ではなくカウチマンと仲良くしたいというのも納得な人ではあります」
    “少年剣士”エステル:「闇人──でしたよね。ご種族も、その考え方も?」
    "海の指"ヴェドラ:「典型的なね。ただ、こいつの最悪な所はそこじゃない」鼻を鳴らす。
    "海の指"ヴェドラ:「褒められねーやり方でも、利益をもたらしてる所だ。結局、いつの世の中もそういう連中が一番権力を握りやすい」
    "海の指"ヴェドラ:「要は自分の仕事をしてるわけだからね」
    "赤帽子"ナナ:「なるほど……」
    “少年剣士”エステル:「すべてではありませんが、あるにこしたことはありませんからね」
    “少年剣士”エステル:世知辛いが、現実だ。
    "暗夜射手"ニコラス:「……今回の仕事、特に手紙の送り主と宛先は、酒に酔っても口外しない方がいいかもしれないな」
    "海の指"ヴェドラ:「同感。死ぬほど面倒なことになりそうだ」
    “少年剣士”エステル:「いつか顔を合わせることとなったときに、役立つこともあるかもしれませんね?」冗談交じりに。
    "海の指"ヴェドラ:「……だけど、依頼主は面白いね」口角を上げる。「決めた。残りの手紙も全部奪って、何が起こってるのかを確かめる」
    "海の指"ヴェドラ:「ノールベイトがどう変わってくのか、それをオレは知りたい」
    "赤帽子"ナナ:「ヴェドラ先輩らしいですね」
    "赤帽子"ナナ:「嫌いじゃないですよ、そういうところ」そう言ってはにかむ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……かの人たちは、ノールベイトという大地を変革することはないのでしょう」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ご本人が言っていましたもの」
    "暗夜射手"ニコラス:「それでも──変わってしまうものはある、ということだ。何かが変われば物も、金も動く。もちろん人も、な」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「凍てついた大地を穿ち、寒風に耐えて未開地を歩むのは苦手だと」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「だからこそ、ひとに働きかける」
    “少年剣士”エステル:「私もヴェドラさんの意見に賛成です」
    “少年剣士”エステル:「その方が──間違いなく面白そうですしね」
    GM:……あなた達は、雪中を進む。
    GM:いよいよノールベイトと呼ばれる土地の、いかにもノールベイトらしい範囲へ入った。
    GM:ここへ至れば周囲の全てが雪に包まれ、凍りついている。
    GM:偶の晴天で枝に張り付いた氷が溶けて、雫となって雪に落ちるも、その痕跡は数時間後の降雪に埋もれて消えるのだ。
    GM:……寒冷地での長距離移動判定だ。
    GM:冒険者レベル+体力持久+【長距離移動】+防寒対策、難易度19。成功者は消耗+1、失敗した者は消耗+2!
    "海の指"ヴェドラ:ウオオオオオオオ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS12>=19
    GoblinSlayer : (GS12>=19) → 12 + 10[4,6] → 22 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:もこふわでした
    "海の指"ヴェドラ:GS15>=19
    GoblinSlayer : (GS15>=19) → 15 + 10[5,5] → 25 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:フンッ
    GM:〝竜鱗祈手〟フェアロイデの消耗を1増加(0 → 1)
    "海の指"ヴェドラ:怪奇!寒さの中でも元気いっぱい男(お)
    "暗夜射手"ニコラス:GS9>=19
    GoblinSlayer : (GS9>=19) → 9 + 5[3,2] → 14 → 失敗

    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を1増加(2 → 3)
    "暗夜射手"ニコラス:ヘクチッ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:継戦カウンターの分を入れてませんでした
    "海の指"ヴェドラ:ニコラスの旦那が雪だるまになっちまった
    GM:〝竜鱗祈手〟フェアロイデの消耗を1増加(1 → 2)
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスの消耗を2増加(2 → 4)
    "暗夜射手"ニコラス:ある意味もこもこに
    "赤帽子"ナナ:GS14>=19
    GoblinSlayer : (GS14>=19) → 14 + 9[4,5] → 23 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:若い者は元気じゃのう……
    "赤帽子"ナナ:あ、消耗1プラスしました
    “少年剣士”エステル:GS13>=19
    GoblinSlayer : (GS13>=19) → 13 + 6[2,4] → 19 → 成功

    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルの消耗を1増加(1 → 2)
    GM:只人どもはタフじゃのう……
    "海の指"ヴェドラ:タフという言葉は

    GM:いよいよヒンシェルウッドの灯りが、雪の向こうに見えるようになった。
    GM:あとわずかの距離だ。ほんの少し歩けば、あなた達の過酷な〝競馬〟はゴールに辿り着く。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……灯りが」フードからはみ出た前髪が、つららのように固まっている。
    “少年剣士”エステル:「大丈夫ですか、フェアロイデさん?」
    "海の指"ヴェドラ:「いよいよ洒落にならない寒さになってきたね」剣の鞘で全員の肩に積もった雪を払っている。
    "暗夜射手"ニコラス:「いよいよ執着地点目前、というわけか」
    "海の指"ヴェドラ:「旦那、雪だるまみたいになりながら言っても格好つかないよ」
    "暗夜射手"ニコラス:耳がぺっとりと倒れて髪に張り付いて、オールバックのようになっている
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「私はまだまだ平気です。鱗も冷え切ってません──問題はむしろ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……仕方ないだろう。防寒対策をしていても、種族的な限界はある」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:口を開くと寒いからか、顎でニコラスを指し示す。
    “少年剣士”エステル:「少しばかり背は足りないかもしれませんが、風除けくらいには遠慮なく使ってくださいね、お二人とも」
    "海の指"ヴェドラ:「オレの知ってる兎人も、寒さには弱かったしね。ヒンシェルウッドまでもう一息さ、頑張ろうぜ」
    "赤帽子"ナナ:「無理はなさらないでくださいね、いざとなったら私がおぶるので!」
    "暗夜射手"ニコラス:「なに、体は冷えても、指だけは温めてある」
    "暗夜射手"ニコラス:「……とまあ強がってはみたが、事実として疲労感はある。出来れば町に入って身動きが取れなくなる前に、一息入れたいところだが」
    GM:……ゴールへの途上。
    GM:たまたま雪が弱まり日差しが差したからか──或いは吹雪の中でもその姿を認められただろうか。
    GM:あなた達は、奇妙なものを見る。
    鉱人の大男:雪の中に、男が仁王立ちしているのである。
    鉱人の大男:戦槌を肩に担ぎ、軽量の革鎧を身に纏い、頭より太い両腕を寒風の中に晒している。
    鉱人の大男:体格と髭を見るに鉱人だろう。だが、その近くに立つ樹木と比較するに──平均的な只人男性か、それ以上の背丈がある。
    鉱人の大男:もっとも特徴的なのは、頭を飾る鋼の冠。その輝きが故に、
    GM:──犯罪知識判定。知力集中+斥候、目標値は11。知っている可能性は、高い。
    "暗夜射手"ニコラス:GS9>=11 ファンブルチェック!
    GoblinSlayer : (GS9>=11) → 9 + 8[3,5] → 17 → 成功

    “少年剣士”エステル:gs7>=11
    GoblinSlayer : (GS7>=11) → 7 + 9[5,4] → 16 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7>=11
    GoblinSlayer : (GS7>=11) → 7 + 12[6,6] → 19 → 大成功

    "海の指"ヴェドラ:GS11>=11
    GoblinSlayer : (GS11>=11) → 11 + 5[2,3] → 16 → 成功

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:さすがに知ってました
    "暗夜射手"ニコラス:技能があるからもうひとつあった(達成値18)
    "赤帽子"ナナ:gs12>=11
    GoblinSlayer : (GS12>=11) → 12 + 7[5,2] → 19 → 成功

    GM:ならば判定に成功したものは、この名を──或いはかつて戦場に、遠目に見た姿を思い出す。
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドール。サルファ・リステラの四大幹部のひとりにして、かの街の〝最強〟の男。
    GM:曰く、人熊ワーベアを一撃で石畳と同化させた。曰く、牛人ミノタウロスに力で勝った。
    GM:けちな悪行ばかり鳴り響く都市において、この男の名のみ、畏怖と誉れを以て語られる。
    GM:純粋戦士、ガーディドール、と。
    ■〝鋼鉄冠〟ガーディドール 悪党8 生命力88 呪文抵抗GS11 移動力14 先制力GS 知能:人並み
    大戦槌 達成値GS22 威力2d6+10+効力値 殴
    回避GS14 装甲6

    「強打攻撃・殴:熟練」攻撃命中時、効力値+9
    「薙ぎ払い:熟練」命中判定-4で2体同時攻撃。更に-2ごとに、2体まで対象を追加。
    「鋼のタフネス」体力抵抗判定が必要な場合、知能を参照する代わりにGS20で判定する。
     また全ての状態異常は、手番の開始時に回復する。
    「石ならざりし鋼鉄頭」知力を基準とした判定が必要な場合、別途定める第一・第二能力値を基準とし判定する。
    「若き冒険者への洗礼」主行動で使用。対象を指定し力を溜め、ラウンド終了時に、近接距離にいる対象へ奥義を放つ。

    ■サルファ・リステラ最強の男。鉱人の中にあっては雲突く巨漢。
     渾身の力で放つ戦槌の一撃は、幾人もの敵を鎧兜ごと平らにしてきた。
     ……その人生において搦め手を学んだことが無い、盗賊ギルド員らしからぬ男でもある。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:防寒具もマントも身に着けていない。不要だからだ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ヒンシェルウッド付近〝程度〟の環境ならば、身一つで耐えられる。そういう生物である。
    "海の指"ヴェドラ:「……ついてね~な。バケモンが来ちまったぜ」
    “少年剣士”エステル:「ひょっとしなくとも──」
    “少年剣士”エステル:「ご本人・・・──でしょうか?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……冷や汗など流すと、それが凍るから嫌なのですが」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「間違い無く、本人です」
    "暗夜射手"ニコラス:「……あんな鉱人が2人もいてたまるか」
    "赤帽子"ナナ:「とんでもないヒトが出てきちゃいましたけど……どうします?」
    GM:……吹雪の中、ガーディドールは立っている。
    GM:かの戦士を大きく迂回し、街へ辿り着けば、君達の依頼は完了である。
    “少年剣士”エステル:「このタイミングでここに──」
    “少年剣士”エステル:「無関係──ではありませんよね、やはり」
    "海の指"ヴェドラ:「わかった」挑むように、ガーディドールを見上げる。「あいつ自身が……『手紙』なんだ」
    “少年剣士”エステル:子供でも知っている逸話の持ち主。
    "海の指"ヴェドラ:「難しいことは何一つ考えてない。手紙が欲しかったら、自分を倒して奪えばいい」
    "暗夜射手"ニコラス:「……ついでに言えば、手紙の意味、その重さも大きい。サルファ・リステラの最強戦力が、北の地に何を感じているか──」
    “少年剣士”エステル:「その場合、こちらが敷石にされてしまう可能性も少なくはなさそうですが」
    "暗夜射手"ニコラス:「まさしく、本人のみぞ知る、というわけだ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──一応ばかり、言っておきます」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「銀貨50枚の追加報酬を目当てに挑むなら、割に合わない戦いでしょう」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「戦いの目的が金銭欲ならば、ええ。推奨は致しません」
    "赤帽子"ナナ:「……」
    “少年剣士”エステル:「──なるほど、道理ではそうなりますね」
    “少年剣士”エステル:銀貨50枚を目当てにするのならば──だ。
    “少年剣士”エステル:ちなみにこちらがあちらに気づけてると言うことは
    “少年剣士”エステル:向こうもこちらに気づいてる──みたいなことはわかりますでしょうか?
    GM:その場合、なんの判定になるんだろう……
    "暗夜射手"ニコラス:隠密?
    GM:一応は観察判定か……? 表情とか仕草を見るとすると
    “少年剣士”エステル:判定が必要なら、観察かなぁ?
    GM:とは言え、だ
    GM:この局面で、こちらに気付いていないことを祈って背後から忍び寄るか
    GM:それとも気付かれないうちにヒンシェルウッドへ逃げ込むか、かね?
    GM:後者であればたとえ気付かれていたとしても、きっと容易に叶うだろう。
    "海の指"ヴェドラ:まっすぐ行ってぶっとばす!!!
    "暗夜射手"ニコラス:その前に一服せんかね!
    "暗夜射手"ニコラス:アルヨー命水アルヨー
    "海の指"ヴェドラ:不意打ちできるような隙があれば最初からヒンシェルウッドに行ってるし……
    "海の指"ヴェドラ:あっ命水は欲しいです
    GM:魔法の使用は全く問題ない、使ってもらおう
    "暗夜射手"ニコラス:はーい、では命水!
    "赤帽子"ナナ:いただきたいです
    "暗夜射手"ニコラス:GS7>=10
    GoblinSlayer : (GS7>=10) → 7 + 9[5,4] → 16 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:負傷は誰もしてないな。消耗が2点回復します
    GM:2点はデカいな……
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスの消耗を-2増加(4 → 2)
    GM:ちなみに命水って、対象とかどういう扱いなんだったっけ
    "暗夜射手"ニコラス:1回の行使で10人まで、かな
    "海の指"ヴェドラ:コップ一杯の水を一口で回復、でそれが回し飲みできるくらい、だから
    "海の指"ヴェドラ:PT全員はいけるはず!
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラの消耗を-2増加(3 → 1)
    GM:ふむふむ
    "海の指"ヴェドラ:旦那ありがとう!頂きます!
    GM:ルルブ読んだ なるほど飲み水に対して使用→その水を飲むと回復する感じなのね
    GM:水が全く手に入らない特殊環境でもなきゃあ使える、すぐれものだ
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:のみまーす!
    "海の指"ヴェドラ:うまい!うまい!
    GM:〝竜鱗祈手〟フェアロイデの消耗を2減少(2 → 0)
    "暗夜射手"ニコラス:「……こんな場所でも水の精霊は居るんだな。氷があるなら当然か」
    "赤帽子"ナナ:「いてくれてありがたいですね……助かりました」
    "赤帽子"ナナ:消耗1になりました
    “少年剣士”エステル:「すみません、私はお気持ちだけありがたく」
    “少年剣士”エステル:視線はかの鉱人へと向けながら、あえて緊張を途絶えさせないように。
    "海の指"ヴェドラ:「……フェアロイデ。わざわざ忠告してくれたってことは、解ってるんだろ?」
    "海の指"ヴェドラ:「オレたち冒険者は、危険を冒す連中だ。何でかって?」
    "海の指"ヴェドラ:にやりと笑う。
    "海の指"ヴェドラ:「賭けは楽しいからな」
    "暗夜射手"ニコラス:「……気にするな、頑張れ、だとさ」 シャーベット状の氷、その量が半分ほどに減った杯に耳を傾けてエステルに頷く
    “少年剣士”エステル:「ありがとうございます」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……ニコラス、あなたの出番ですよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……さて、盛り上がっているところ悪いが、かなり分の悪い戦いだ。そうだな……ひとりふたり、地面を舐めることになる可能性は高い」
    "暗夜射手"ニコラス:フェアロイデの言葉を受けて、僅かに眉間に皺を寄せながら
    “少年剣士”エステル:「ですが僥倖だとも考えらませんか、ニコラスさん、フェアロイデさん?」
    “少年剣士”エステル:「かの御仁に、このような状況で挑める・・・
    “少年剣士”エステル:「なかなかに、無いことかと?」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ええ。本心を申しますと、たいへんに心が躍っています──が」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「勝ちの目があまりに薄い状態で賽を振るのは、戦いではない空祈り」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「私は、挑むならば、全ての力を用いて挑むべきと存じます」
    GM:──賭けは楽しい。
    GM:が、だ。
    GM:例えばそのダイスを振って、6が出たらお前の勝ち。
    GM:その他の出目ならお前は死ぬと言われて──そんなものが楽しい賭けと言えるか?
    GM:いいや、それは不平等だ。
    "暗夜射手"ニコラス:「……そうだな。あの眼鏡のお嬢さんがいかにも言いそうなことではあるが」
    GM神々の代理ゲームマスターは公平に盤面を整える義務がある。
    "暗夜射手"ニコラス:「依頼主の金で・・・・・・博打を打つことになる」
    GM:一方が必敗する局面など、まるで面白みが無いからだ。
    "暗夜射手"ニコラス:「その上で賭けるなら、切り札を握ったままではいられない。並べられる札は全て並べて、ようやく五分……いや、四分か」
    "海の指"ヴェドラ:「オレを5とするなら」自分を指さす。「あのオッサンは8」
    "海の指"ヴェドラ:「でも、その差はただの『3』じゃない。オレがこれから積むべき諸々の経験やら装備やら力やらひっくるめての、遠い『3』だ」
    "海の指"ヴェドラ:「確かに、何か考えた方が良いかもね。誰か案は?」
    "赤帽子"ナナ:「……ええ、そう簡単に埋まらない差でしょうね」
    “少年剣士”エステル:ヴェドラさんを5と見立てるなら。ナナさんは4、自分は3と言ったところだろうか?
    GM:……では、そうだな。
    GM:君達の力だけで勝ち目が薄いというなら、周囲にあるものを用いればいい。
    GM:ここはノールベイト、過酷な大地。
    “少年剣士”エステル:しかも単純に、3と5を足して8に伍するという訳でもない。
    GM:ここで生き抜くための知恵ならば、君達は確実に、ガーディドールに勝る。
    GM:例えば『博識』な者は、有効な手立てを思い出せないか脳に鞭打つといい。
    GM:『生存術』に長けたもの、『採集』や『狩猟』に長けたものは、大地から有用な力を借り受けられるだろう。
    GM:盗人の『手仕事』やら『工作技術』やらで、罠を仕掛けてみても良い。誘導? 鈍足な猪の誘導が難しいかね?
    GM:とは、言え。そう長いこと時間は掛けられない。ガーディドールが先にウイニングポストゴール板を潜っては元も子もない。
    GM:ひとり、1アクションずつ、行動をしてよい。
    "海の指"ヴェドラ:うおおおおお!!!!
    GM:目標値は定めない。その達成値によって、チップの枚数を決めるとしよう。
    “少年剣士”エステル:にゃるほどね
    "赤帽子"ナナ:おおー・・・・
    "暗夜射手"ニコラス:では手仕事で……予備の弦やらを使って、急増の弓罠でも仕掛けてみよう
    "暗夜射手"ニコラス:GS13
    GoblinSlayer : (GS13) → 13 + 6[4,2] → 19

    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:私は該当技能こそありませんが、手指は少し器用なので……手仕事で
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 6[5,1] → 14

    “少年剣士”エステル:状況的に、第二能力は集中な感じでしょうか?
    “少年剣士”エステル:<各判定
    GM:ものによるな
    "海の指"ヴェドラ:こちらも『手仕事』!ニコラスの旦那が弓罠を仕掛けるなら、こっちは滑って転びやすいように大量の水と塩を撒いてやる!
    "海の指"ヴェドラ:調味料は持ってきてるからなァ~~~ケッケッケ
    “少年剣士”エステル:なるほど、ありがとうございます。
    GM:例えば採集の場合、集中でも勿論良いだろうし、けれどこの場合は持久でも該当しそうだし
    "赤帽子"ナナ:お前を料理してやるということですね
    GM:なんなら地図製作技能だって何かには役に立つかもしれんし
    "海の指"ヴェドラ:GS13
    GoblinSlayer : (GS13) → 13 + 10[5,5] → 23

    "海の指"ヴェドラ:ヒャヒャヒャ~~ッ
    “少年剣士”エステル:みんなたけー
    GM:日々の『労働』だって使い道は出るかもしれない
    GM:クソ高え出目出しやがって……!
    “少年剣士”エステル:ちょっと「これ!」みたいなのが思いつけないので、博識判定であちらのコンディションを予想したり、ヴェドラさんやニコラスさんの罠作りのサポートをしてみたく思います。
    “少年剣士”エステル:学んだ知識を活かすぜ!
    GM:よろしい、知恵はどんな戦場でも役に立つのだ
    "海の指"ヴェドラ:学べ若人よ……
    GM:博識の場合、集中か反射かな
    “少年剣士”エステル:集中なら9、持久なら11、反射なら8となります。
    GM:いや反射は違うか、持久かこの場合
    “少年剣士”エステル:お、ありがたい。では知力持久に魔術師2でGS11スタート!
    GM:パッと思い出すより、知恵を振り絞るのだからたぶん集中or持久だ
    “少年剣士”エステル:GS11
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 8[5,3] → 19

    “少年剣士”エステル:よしよし、平均以上。
    "赤帽子"ナナ:じゃあ先輩たちの仕掛けがちゃんと仕掛けられるか斥候として偵察して準備の準備をしたいです
    "赤帽子"ナナ:魂魄以外なら何でもいい+斥候で振りたいです
    GM:+斥候が出来る判定か……ふむ
    GM:一瞬考えたけどシンプルに『観察』で良いのではないか
    "赤帽子"ナナ:はーい
    "赤帽子"ナナ:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 8[5,3] → 20

    "海の指"ヴェドラ:で でかい
    “少年剣士”エステル:すごいぜ!
    "赤帽子"ナナ:わーい
    "赤帽子"ナナ:というわけで先輩たちの支援をします!
    GM:ふむ……これだけの出目となると、そうだな
    GM:こうしよう
    GM:2~5 無為の時間……
    6~11 策謀は進む 進行+1
    12~ 天恵が降りる 進行+2!
    対策 2/5/8

    GM:割と見慣れたチャートの時間だオラァ!
    "海の指"ヴェドラ:出たわね。
    "暗夜射手"ニコラス:おっなるほどね
    GM:説明しよう。PCはダイスを二つ振ってもらう。その出目によって進行度が発生し、
    "赤帽子"ナナ:おお
    GM:下に書いてある『対策』のところ分、進行度が蓄積したら、それに見合った何かを得られる。
    GM:……とは言え、だ。
    GM:そう長いこと時間は掛けられない。
    GM:待つのに飽きたガーディドールが先にウイニングポストゴール板を潜っては元も子もない。
    GM:よって、こうする。
    GM:挑戦は1PCにつき1度だが、消耗を任意の値だけ蓄積させることで、
    GM:消耗1につきダイスの出目を1増やしても良い、とする。
    GM:……極論を言うなら、出目が2だったとしても消耗+10で12にしてよいということだが
    GM:まぁそれはさすがにやらんわな!
    GM:諸々のリソースを上手く使うがいい!
    "海の指"ヴェドラ:にゃるほどね~
    GM:不明点はあるかな?
    "海の指"ヴェドラ:ナス!
    "暗夜射手"ニコラス:自分はOK!
    "赤帽子"ナナ:大丈夫です
    “少年剣士”エステル:大丈夫かな、了解です。
    "海の指"ヴェドラ:じゃあ……PC順に振ってくか――
    GM:では、判定はPC順だ。
    GM:ナナ→ニコラス→ヴェドラ→エステル、だな
    “少年剣士”エステル:はーい
    "赤帽子"ナナ:では振りましょう
    "赤帽子"ナナ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 7[3,4] → 7

    "赤帽子"ナナ:ナナです
    "暗夜射手"ニコラス:名は体を表す
    “少年剣士”エステル:ナナちゃんのなな!
    "暗夜射手"ニコラス:では続いて!
    "暗夜射手"ニコラス:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 3[2,1] → 3

    "暗夜射手"ニコラス:(´・ω・`)
    "海の指"ヴェドラ:旦那~~~ッ
    “少年剣士”エステル:あ、これ。因果点で振りなおしとかできますでしょうか?
    “少年剣士”エステル:(質問しておくべきだった
    GM:振り直しはもちろん可能だ ルール通りにやれるぜ
    "海の指"ヴェドラ:これ振り直しでもよさそう
    “少年剣士”エステル:ありがとうございます。
    "暗夜射手"ニコラス:じゃあ祈念しても…よいですか!
    “少年剣士”エステル:ですね、そうした方がよさげな。どうでしょう?
    "海の指"ヴェドラ:やっちゃえ!
    “少年剣士”エステル:ごーごー!
    "赤帽子"ナナ:やっていけー!
    "暗夜射手"ニコラス:MCPI$6
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 5[1,4] → 5 → 失敗, 因果点:6点 → 7点

    "暗夜射手"ニコラス:( ´・ω・`)(´・ω・` )
    "暗夜射手"ニコラス:というわけで……進捗だめです!
    GM:ここまで君らダイス運強かったからのう
    GM:ぶりかえしだな!
    “少年剣士”エステル:致し方なし。
    “少年剣士”エステル:あとは消耗とバーターかな?
    "海の指"ヴェドラ:3消耗して1に乗せるくらいならやってもよさそう
    "海の指"ヴェドラ:多分このまま罠通らないのが最悪の展開だし
    "暗夜射手"ニコラス:3消耗すると消耗段階が1上がるから、ちょっと厳しいかなあ
    "暗夜射手"ニコラス:1足りないくらいだったら消耗するんですが
    “少年剣士”エステル:なるほど、悩ましい。
    "暗夜射手"ニコラス:なのでここはこのままで!
    "海の指"ヴェドラ:ほなアタイが頑張るか~
    “少年剣士”エステル:ヴェドラくんがんばってー!
    "海の指"ヴェドラ:2d6
    GoblinSlayer : (2D6) → 6[1,5] → 6

    "暗夜射手"ニコラス:いちたりてる!
    "海の指"ヴェドラ:おっぶね~~~
    "海の指"ヴェドラ:進行度2でお願いしますッ
    “少年剣士”エステル:届いた!
    “少年剣士”エステル:フェアロイデさんも判定ありますでしょうかこれ?
    GM:ぶっちゃけた本音としては(PL陣のリソースの切り方とか次第かな……)かしら
    GM:つまり
    GM:ここでエステルが進行度を1でも上げられた場合、フェアロイデ次第で進行度5までは届く可能性もあるし
    GM:4人で7まで行ったら消耗度いくら使おうが8に乗せたいじゃないですか
    “少年剣士”エステル:了解です。ではがんばりましょう。
    GM:なのでその辺りは明言せず、なぁなぁで過ごしてきたのだ!
    “少年剣士”エステル:2D6
    GoblinSlayer : (2D6) → 8[3,5] → 8

    "海の指"ヴェドラ:おっ良い出目
    “少年剣士”エステル:えーと、消耗4で12届くのか
    "赤帽子"ナナ:エステルくん、消耗が火力に変わるからありっちゃありかも
    "海の指"ヴェドラ:はは~ 確かにゾルンハウ使いには相当な火力
    "暗夜射手"ニコラス:つよい
    “少年剣士”エステル:うん、やっちゃいましょう。消耗4点使って出目に+4して12にします。
    "海の指"ヴェドラ:ウオオオオ!!!
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルの消耗を4増加(2 → 6)
    GM:命を削りよるわ……
    "海の指"ヴェドラ:だいぶ思い切ったな……
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:そうなると流石に……こちらも腹を括らねば
    "海の指"ヴェドラ:だがこれで……進行度4!
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS
    GoblinSlayer : (GS) → 7[1,6] → 7

    "海の指"ヴェドラ:フェアロイデさんッ
    “少年剣士”エステル:忍耐初歩持ちだからEXを使って──えーと、2ランク目の1でええんだよな。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:ふつうにのってしまいました
    “少年剣士”エステル:やったー!
    "海の指"ヴェドラ:えらすぎ
    GM:では、
    "赤帽子"ナナ:やったぁ
    GM:2:『雪原獣の毛皮盾』取得
    5:『大自然の罠:足殺し』設置

    GM:『雪原獣の毛皮盾』
    動物の毛皮を、皮下脂肪の層ごと束ねた即席の盾。ちょっと臭いし、すぐ腐る。
    このシナリオ中のみ、全員の防具に『打耐性』を付与する。
    打属性のダメージは、装甲で軽減した後に半分になる。
    持ち帰っても値はつかない。

    GM:『大自然の罠:足殺し』
    氷を磨いて摩擦係数を減らした上で、雪に隠した縄で足を取る多重の罠。
    その縄が更に仕掛け矢のスイッチに──ともなると、いささか複雑で設置に時間はかかる。
    戦闘開始時点からガーディドールが20m以上移動した場合に発動。
    装甲無視の10ダメージを与え、さらに戦闘終了時までガーディドールのあらゆる判定に-4のペナルティ。

    GM:──あなた達は話し合い、知恵を絞った。
    GM:本来ならば神々にさえ推奨されないシナリオ推奨レベルにより戦いだ。
    GM:多少の手心を加えられたとて、事故ひとつで、君達は無惨に潰れ死ぬだろう。
    GM:だが。
    GM:君達は慎重でもなく、さりとて無謀でもない。
    GM:遥か高みに立つ怪物に、万策携えて挑もうという祈りし者プレイヤーだ──
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……なるほど」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「命の危険はまだ残りますが……勝算は出てきました」
    "暗夜射手"ニコラス:「……個人相手の戦いというより、砦ひとつを相手に大立ち回りをするような気分だよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「この例えが誇張になってないのが更に恐ろしい」
    "海の指"ヴェドラ:「いいね。巨人相手の戦い、一回やってみたかったんだ」
    “少年剣士”エステル:「ですね。砦を落とす英雄譚が、無い訳ではありません」
    “少年剣士”エステル:「もっとも勇気と知恵と、その他諸々は必要になるかと思いますが」
    "赤帽子"ナナ:「(先輩たち、やる気だなぁ)」
    "赤帽子"ナナ:「そうですね、準備はしっかりしておきましょう!」
    GM:──策を練り、知恵を信じ、賽を拒む。
    GM:その場で出来るあらゆる企ての果てに、ようやく
    GM:対等な賭けたたかいが始まる。

    “少年剣士”エステル:「こう言っては不謹慎かもしれませんが──」にこやかに
    “少年剣士”エステル:「ワクワクしますね?」
    GM:──雪原の中、〝鋼鉄冠〟は待っていた。
    GM:多少の雪が髭や、異名の元となる冠に積もってはいるが、
    GM:その巨木の如き腕は、炉の如き熱を以て氷雪を溶かしているかのようだ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ほう、逃げなんだか」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ワシゃてっきり、もうヒンシェルウッドへ向かったかと思っておったぞ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:背丈は、只人の男性程度だ。……その背丈に、鉱人の体の厚みが同居している。
    "海の指"ヴェドラ:魔法の曲刀サーベル――冒険者ワンダラーと銘打たれたそれを掲げ、ガーディドールに向ける。
    "海の指"ヴェドラ:「あんたの恋文の相手を確かめに来た。こういう戦いは嫌いじゃないだろ?」
    "海の指"ヴェドラ:「解りやすいように言おうか。オレたちはあんたに挑戦しに来た!!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「グワハハハハハハハ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「あの坊主も酷なことをするわい。命知らずを送ってきよった」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「なるほどのぅ。〝これ〟で鬱憤を収めて、後は従えとでも言うつもりかのぉ」
    “少年剣士”エステル:「そちらの事情は存じかねますが」
    “少年剣士”エステル:「命知らず・・・・には少し訂正を」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「あん?」
    “少年剣士”エステル:「粗雑に扱ってよい賭金チップではありませんからね。熟考の上ですよ」
    “少年剣士”エステル:「──わかりやすくいえば」
    “少年剣士”エステル:「勝ちも命も拾うつもりです、私たちは」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「──戦いに身を置いておおよそ二百年」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ぬしらのような若い、駆け出しの、跳ねっ返りはなんぼも見てきた」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「みな言うもんじゃ。自分たちはちゃんと考えてる、他のやつとは違う」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「そういう命知らずを、ワシは幾人も〝たいら〟にしてきたものよ」
    "赤帽子"ナナ:「そうですね」
    "赤帽子"ナナ:「それだけの経験を、あなたはしているのでしょう」
    "赤帽子"ナナ:「私たちが束になってもかからないような」
    "赤帽子"ナナ:「圧倒的な厚み、力そのもの」
    "赤帽子"ナナ:「ええ、胸を借りるつもりで挑ませていただきますよ」
    "赤帽子"ナナ:「ついでに、その手の中の勝利もかすめ取って、です」
    "赤帽子"ナナ:「あたし、結構手癖が悪いもので」
    "赤帽子"ナナ:(それにまぁ、これだけの人に挑むんだったら)
    "赤帽子"ナナ:(みんなの所にいっても、許されるでしょ)
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ガハハッ、さてはワシより盗賊ギルドに向いておるな娘っ子」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「……安心せい。ワシは男だ女だと見て、妙な手心を加える手合いではない」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「他の怖い顔をした連中と同じように、ぬしの頭も叩き潰してくれよう」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「その、からっぽな色のめんたまごと、のぉ!」
    "赤帽子"ナナ:「___それはどうも」じっとガーディードールを見つめる
    "暗夜射手"ニコラス:「……とまあ、そういうわけでな。向こう見ずな若者に胸を貸してやってくれ、サルファ・リステラの鋼鉄冠」
    "暗夜射手"ニコラス:「ああ、だが。そうか、200年生きたあんたから見れば、俺やフェアロイデも悪童ガキの範疇か。……なら──」
    "暗夜射手"ニコラス:「──いち冒険者として。生きる伝説に挑ませてもらう」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「命をとりあい、武の果てに至る。……そのような夢を歩むからには」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「必死の戦とて避けられません。その上に──」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「勝ちの目があればどうして、大人のような顔をしていられましょう」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「……ね?」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「伝説──か」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「そう呼ばれることも、まぁ無くはないのぉ。気分もわるぅない」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ついでに言えば、ワシ、200歳ちょっとでな」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「実は鉱人の集会なんぞあると、ピチピチの若者の範疇なんじゃよ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……案外社交的なんだなアンタ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「うむ。そんな若者が、身ぃひとつで世に出ての」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「手に入れたものが、これとこれよ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「無銘の槌ひとつ。傷つかば投げ捨て、折れれば取り替え、誉れひとつ無き数打ちの得物なり」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「鋼鉄の冠ひとつ。打たれれば曲がり、金銀宝玉の輝きも持たぬ、飾りばかりの冠なり」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「なんぼでも換えが効く。なんぼ無くしても次がある」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「じゃから、戦い続けられる」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:戦槌を両手で持った。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:肩と腕の筋肉が、また少し、膨れ上がる。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「よかろう。極点に挑めい」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「我が名、ガーディドール。世に知られる名は〝鋼鉄冠〟!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「──征くぞ、冒険者。埋葬の手間は省いてやろう」

    決戦


    GM:彼我の距離は、10mとする。
    GM:事前に準備を整えて戦に臨んだあなた達には、陣形を組む時間があっただろう。
    GM:故に配置は、0~10mで選択できるものとする。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:……ここはあえての-10!
    "暗夜射手"ニコラス:自分は-10mで!
    "海の指"ヴェドラ:ゼロ♡ゼロ♡ゼロ♡
    “少年剣士”エステル:えーと、10mは動いてもらわないとなんですよね。
    "海の指"ヴェドラ:20M!
    "海の指"ヴェドラ:なのでエステルくんも-10スタートがいいかも
    “少年剣士”エステル:っと。危ない危ない。
    “少年剣士”エステル:ですね、こちらは-10スタートと行きましょう。
    “少年剣士”エステル:……ん、でもこれってヴェドラくんのとこで移動阻害が発生してしまう、ひょっとして?
    "海の指"ヴェドラ:いや それはこっちが普通に通せばいいだけだから大丈夫
    "赤帽子"ナナ:ヴェドラ先輩と同じで
    “少年剣士”エステル:あ、そうか。あれはオフにできる。了解です。
    GM:ならば
    GM:10:ガーディドール
    0:ナナ ヴェドラ
    -10:ニコラス エステル フェアロイデ

    GM:配置はこうだ

    ラウンド1


    GM:では戦闘を開始する……行動順決め!
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールのイニシアチブを2D6(→ 9)に変更(0 → 9)
    "海の指"ヴェドラ:”海の指”ヴェドラのイニシアチブを2D6+1(→ 7)に変更(8 → 7)
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:私は6!
    "赤帽子"ナナ:"赤帽子"ナナのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(5 → 8)
    "暗夜射手"ニコラス:"暗夜射手"ニコラスのイニシアチブを2D6+2(→ 10)に変更(13 → 10)
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを2D6(→ 8)に変更(13 → 8)
    "海の指"ヴェドラ:おっ 最高の数字
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ワシは2番手じゃな!
    "海の指"ヴェドラ:待ちな!
    "海の指"ヴェドラ:武技:紅蓮の嚆矢。味方の先制力を+1~+3、敵の先制力を-1~-3で操作できる。サ221
    "暗夜射手"ニコラス:では【統率】&【采配】、エステルくんのイニシアチブを10に変更
    "暗夜射手"ニコラス:あ、嚆矢との住み分けなら違う使い方の方がいいな
    GM:きさまらーっ
    "海の指"ヴェドラ:ニコラスの旦那がそれやってくれるなら嚆矢は大丈夫!
    "海の指"ヴェドラ:エステル→ガーディドール→そのほかの条件は満たせる!
    “少年剣士”エステル:あ、ちょいお待ちを。
    “少年剣士”エステル:でも統率はこのラウンド判定ボーナスがつくので
    “少年剣士”エステル:っと、でも嚆矢は武器持ち替えの観点からあんまりよくないのかな。
    “少年剣士”エステル:どうしましょう?
    “少年剣士”エステル:<嚆矢をもらうのがよいか、統率采配をもらうのがいいか。
    "暗夜射手"ニコラス:まあ悩んでもアレなんで、統率でエステルくんの行動値を補正しておきましょう
    “少年剣士”エステル:了解です。
    "暗夜射手"ニコラス:というわけでエステルくんの行動値も10に
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルのイニシアチブを10に変更(8 → 10)
    "海の指"ヴェドラ:統率かな~ 嚆矢だといまいち噛み合わないので
    “少年剣士”エステル:では統率采配を頂き行動値10に。命中とか回避がこのラウンドプラス1されます。
    GM:話はまとまったようだな
    “少年剣士”エステル:おまたせしましたー、申し訳ない。
    GM:では、手番は行動値10の両名からだ
    "暗夜射手"ニコラス:お先にどうぞ!
    “少年剣士”エステル:はーい。では移動はしません。んで自由行動で挑発をガーディドールに!
    “少年剣士”エステル:判定行きます!
    “少年剣士”エステル:GS9
    GoblinSlayer : (GS9) → 9 + 5[1,4] → 14

    "海の指"ヴェドラ:がんがえ~~
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ふん、知力抵抗判定じゃな
    “少年剣士”エステル:んむ、低い。
    “少年剣士”エステル:因果きらせてもらってよろしいでしょうか?
    "海の指"ヴェドラ:いいよ!この挑発が成功しないと
    "海の指"ヴェドラ:だいぶキツくなってくるからね
    "赤帽子"ナナ:どうぞ
    “少年剣士”エステル:MCPI$7
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 7[5,2] → 7 → 成功, 因果点:7点 → 8点

    "海の指"ヴェドラ:えらいっ!!!!
    “少年剣士”エステル:あ、あっぶねー
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:むっ
    "暗夜射手"ニコラス:ナイス!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:なら……挑発に乗る!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:-10m地点にいるやつを殴りにいけばいいんじゃな
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:15m前進すれば足りるのぉ!
    “少年剣士”エステル:あ、そうか。
    "海の指"ヴェドラ:ガーディドール!この挑発は大成功してるわけだから
    "海の指"ヴェドラ:どうせならゼロ距離まで行って思いっきりぶん殴りたく……ないか……?
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:いや……近接距離内ならぜんぶ同じ威力じゃし……
    "海の指"ヴェドラ:パワー系が正論で返すなッ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:-5m地点からならPC全員を攻撃対象にできるし……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:全員に移動妨害もしかけられるし……
    "暗夜射手"ニコラス:理知的だ……
    “少年剣士”エステル:すみません、移動はしないと宣言しましたが、なしにして自由行動のあとに移動させてもらっても大丈夫でしょうか?
    GM:手番は終了していない、もちろん可能としよう
    “少年剣士”エステル:ありがとうございます、ちょっと作戦タイムを。
    “少年剣士”エステル:まとまりました、お待たせして申し訳なく。
    “少年剣士”エステル:では自由行動である挑発が終わったので、6m後方にさらに移動します。これで現在地点は-16m地点。
    GM:よろしい
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ようは-11m地点まで走ればいいんじゃな!
    “少年剣士”エステル:彼我の距離は26mとなります。
    “少年剣士”エステル:で、主行動では火与。対象はヴェドラ君。
    "海の指"ヴェドラ:ウオオ!!ありがたい!
    “少年剣士”エステル:結構失敗の可能性も高い、したらごめんなさいね。
    “少年剣士”エステル:GS5>=10
    GoblinSlayer : (GS5>=10) → 5 + 9[5,4] → 14 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:でかい!ありがたいです
    “少年剣士”エステル:成功。6R武器を魔法攻撃扱いとして、命中時に3d6の火属性ダメージを本体とは別に与えてください。
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルの残呪文使用回数を1減少(2 → 1)
    "海の指"ヴェドラ:ありがたすぎる
    “少年剣士”エステル:お待たせしました。これで行動終了です。
    GM:威力クソ高いな
    GM:だが装甲軽減は別途適用されるらしいぞぉ!
    GM:はい
    "海の指"ヴェドラ:My new gear......
    GM:次の手番!
    "暗夜射手"ニコラス:我!
    "暗夜射手"ニコラス:移動の時点で武技を宣言。【紅撃ち】を使用して、移動しても遠隔攻撃にペナルティを受けません
    "海の指"ヴェドラ:紅だーーーーーー!!!!
    "暗夜射手"ニコラス:移動は普通に移動、15m移動して+5m地点に
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ほほう
    "暗夜射手"ニコラス:攻撃には【曲射】を併用、【紅撃ち】の効果で威力ペナルティなし
    "暗夜射手"ニコラス:GS12
    GoblinSlayer : (GS12) → 12 + 9[5,4] → 21

    "暗夜射手"ニコラス:【刺突攻撃】を使用、効力値25
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:む!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:回避のペナルティはなんぼじゃったかな
    "海の指"ヴェドラ:20乗せた!偉い!
    "暗夜射手"ニコラス:マイナス2!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ようし
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:GS12>=21
    GoblinSlayer : (GS12>=21) → 12 + 6[1,5] → 18 → 失敗

    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ふん
    "暗夜射手"ニコラス:ではダメージ!
    "海の指"ヴェドラ:お前回避の基礎値高いんだよッ
    "暗夜射手"ニコラス:2d6+3+3d6
    GoblinSlayer : (2D6+3+3D6) → 3[2,1]+3+4[1,2,1] → 10

    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:レベルからしたらめちゃくちゃ低いわっ!
    "暗夜射手"ニコラス:ダメージは腐った
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:装甲は6 4点の通しじゃ!
    "海の指"ヴェドラ:でも攻撃は通ったぜ旦那
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールの負傷数を4増加(0 → 4)
    "暗夜射手"ニコラス:後は頼んだぜ若人……(親指を立てて雪に沈む)
    "海の指"ヴェドラ:旦那~ッ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ではこれで、手番がワシじゃな
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:まずは移動!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ルルブを読み直して来たわい 走って移動で21m前進する!
    "暗夜射手"ニコラス:ドタドタドタ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:これにより攻撃の命中に-4のペナルティが入るが……まぁ誤差じゃ誤差!
    "海の指"ヴェドラ:思いのほか軽快だな
    GM:5:ニコラス
    0:ナナ ヴェドラ
    -10:フェアロイデ
    -11:ガーディドール
    -16:エステル

    GM:はい
    GM:20m動いちゃいましたね
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:おう!
    “少年剣士”エステル:ましたね
    "海の指"ヴェドラ:うおおおおお
    GM:『大自然の罠:足殺し』
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ぐわぁーっ!!!
    "海の指"ヴェドラ:罠カード起動!!
    GM:足取りの罠で体勢をくずさせ永続ペナルティ発動&固定値ダメージ!
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールの負傷数を10増加(4 → 14)
    "海の指"ヴェドラ:装甲無視10点ダメージ+あらゆる行動に-4のペナルティだ~~~ッ
    "暗夜射手"ニコラス:つまり今回の攻撃判定のペナルティは-8……ってコト!?
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:以降……すべての行動に4のペナルティ!
    "海の指"ヴェドラ:うっひょ~~!!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:職業レベル-4相当じゃー!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:……が、それはそれとしてスキルはあるでな
    "海の指"ヴェドラ:ヒョ…
    "暗夜射手"ニコラス:アッハイ
    “少年剣士”エステル:こわー
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:挑発の内容は把握しておるかね P261じゃ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:シンプルに言うと、「より大きなダメージを与えようと」するわけじゃな
    "海の指"ヴェドラ:あっ 力溜め
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:主行動「若き冒険者への洗礼」 対象はエステル
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ラウンド終了時、エステルへ奥義を放つ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ぬしの手番は終わっておる。移動して逃げるのは無理じゃぜ
    “少年剣士”エステル:仕方ないわね、かもん。
    "海の指"ヴェドラ:痛打を叩き込んで……損害を減らすしかない……!待ってろエステル!
    GM:というわけで……次の手番!
    "海の指"ヴェドラ:チャンナナ!!
    "赤帽子"ナナ:いきます
    "赤帽子"ナナ:とりあえず6m移動して接近戦が届く距離へ
    GM:-6m地点か
    "赤帽子"ナナ:で、斬落適応状態で舵切り宣言、攻撃します
    GM:よろしい、来い
    "赤帽子"ナナ:運が良ければこの世は天国
    "海の指"ヴェドラ:頑張れ~~~!!
    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 6[1,5] → 19

    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 12[6,6] → 25 → 大成功

    "赤帽子"ナナ:GS13@10#4
    GoblinSlayer : (GS13@10#4) → 13 + 12[6,6] → 25 → 大成功

    "赤帽子"ナナ:うん?
    "海の指"ヴェドラ:よっしゃあああああああああああああああああ
    “少年剣士”エステル:すげえw
    "暗夜射手"ニコラス:大天国やんけ!!
    GM:うそぉ……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:回避とか……そういう問題じゃあないのぉ
    "海の指"ヴェドラ:ボクラハメザシタシャングリラ―
    "海の指"ヴェドラ:斬落なんていらんかったんや
    GM:効力値30のりおった
    "赤帽子"ナナ:ではダメージと痛打表を
    "赤帽子"ナナ:6d6+8
    GoblinSlayer : (6D6+8) → 23[4,3,6,4,5,1]+8 → 31

    "赤帽子"ナナ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 2

    "海の指"ヴェドラ:草
    “少年剣士”エステル:ダメージもでかい!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:い、いちおうだけ回避を……3%くらいは大成功かもしれんし……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:GS8
    GoblinSlayer : (GS8) → 8 + 9[4,5] → 17

    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:そうなるな
    "海の指"ヴェドラ:ヨスヨス
    "暗夜射手"ニコラス:お爺ちゃんの骨が折れた!!
    “少年剣士”エステル:ぐっど!
    GM:痛打は2、骨折か……この場合は消耗が発生すると
    GM:で
    GM:エネミーの消耗って……ヤバくなかった……?
    "海の指"ヴェドラ:ヤバい
    “少年剣士”エステル:攻撃を受けた者が怪物の場合
    GM:消耗について書いてるページどこだっけ!
    “少年剣士”エステル:装甲値で軽減したあとのダメージが2倍になる、かな?
    "海の指"ヴェドラ:この人は人間よ!
    “少年剣士”エステル:あ、そうか。失礼を。
    "暗夜射手"ニコラス:一応、怪物の場合は消耗1点ごとに1d6点ダメージですわね
    "暗夜射手"ニコラス:ちゃう、2d6や
    GM:それがどこのページだっけ
    "暗夜射手"ニコラス:基本210!
    GM:ゴブスレの索引はわかりづらい!!!
    "海の指"ヴェドラ:p210!
    GM:これか
    “少年剣士”エステル:ありがとうございます<P210
    GM:つまり、まず消耗が
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 3

    "海の指"ヴェドラ:もし、怪物が何らかの要因によって負傷した場合、怪物は消耗1点ごとに2d6点ダメージ 装甲無視
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:なのでこれをダメージに換算すると
    "海の指"ヴェドラ:6d6点!!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:6d6
    GoblinSlayer : (6D6) → 19[2,4,5,3,2,3] → 19

    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:……わぁお
    “少年剣士”エステル:おーう
    "暗夜射手"ニコラス:うおでっか……
    "海の指"ヴェドラ:うっしゃうっしゃ ういういうい
    GM:つまり
    GM:ダメージ25! 消耗ダメ19!
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールの負傷数を44増加(14 → 58)
    "海の指"ヴェドラ:うおおおおおお
    “少年剣士”エステル:すご! 一気に半分くらいもってった!
    "海の指"ヴェドラ:チャンナナ、エリートすぎる
    "赤帽子"ナナ:わぁい
    "海の指"ヴェドラ:次はオレだ!扱いづらいパーツって話だが、最新型が負けるわけねーだろ!行くぞおおおお!!!
    "海の指"ヴェドラ:ということで動いて大丈夫かな?
    GM:ナナ手番たぶん終了だな、次!
    "海の指"ヴェドラ:では6m下がってガーディドールに接近。この際【死角移動】と組み合わせる。
    "海の指"ヴェドラ:この場合……勝手に近付いて来るだけだからお前に移動妨害は出来ない!
    "海の指"ヴェドラ:【死角移動】よって、達成値が+6される……ここでガーディドールに魔法の曲刀で《舵斬り》を宣言!ついでに【斬落】とも組み合わせる!
    "赤帽子"ナナ:いっけーせんぱーい!
    "海の指"ヴェドラ:判定イクゾ―ッ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:よぅし来い
    "海の指"ヴェドラ:GS22@10#4
    GoblinSlayer : (GS22@10#4) → 22 + 10[6,4] → 32 → 大成功

    "海の指"ヴェドラ:GS22@10#4
    GoblinSlayer : (GS22@10#4) → 22 + 11[6,5] → 33 → 大成功

    "海の指"ヴェドラ:GS22@10#4
    GoblinSlayer : (GS22@10#4) → 22 + 8[6,2] → 30

    “少年剣士”エステル:ひゅー!
    "海の指"ヴェドラ:33を採用。
    GM:本当にこいつらはよぉ
    "海の指"ヴェドラ:オラッダメージ行くぞッ
    "海の指"ヴェドラ:5d6+9 素のダメージ
    GoblinSlayer : (5D6+9) → 24[6,1,5,6,6]+9 → 33

    "暗夜射手"ニコラス:うむ…!
    "海の指"ヴェドラ:3d6 火与分
    GoblinSlayer : (3D6) → 7[3,1,3] → 7

    "赤帽子"ナナ:高い!
    "海の指"ヴェドラ:合計で27+1=28ダメージ!
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールの負傷数を28増加(58 → 86)
    "海の指"ヴェドラ:そして痛打!
    "海の指"ヴェドラ:1d6
    GoblinSlayer : (1D6) → 4

    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:落ちそうなんじゃが???
    "海の指"ヴェドラ:血や埃などが目に入って、一時的に視覚が失われるため1d3ラウンドの間、命中、回避、盾受け判定に-6のペナルティを受けます。呪文などの対象を視認しなければならない行動は行えません。
    "暗夜射手"ニコラス:ペナルティの累積が……-14?
    "海の指"ヴェドラ:す……すみません
    “少年剣士”エステル:おう……
    "海の指"ヴェドラ:因果点を使って……火与分のダメージダイス振り直していいですか?
    "海の指"ヴェドラ:あと2点で落とせそうなので……
    "赤帽子"ナナ:どうぞー
    “少年剣士”エステル:ごーごー!
    "暗夜射手"ニコラス:ええで!+1を忘れんようにね!
    "海の指"ヴェドラ:MCPI$8
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 8[5,3] → 8 → 成功, 因果点:8点 → 9点

    "海の指"ヴェドラ:しゃああああああ
    "暗夜射手"ニコラス:3d6+3になりますわね(振り直しで出目がそれぞれ+1扱い)
    "海の指"ヴェドラ:3d6+3 落ちろ!
    GoblinSlayer : (3D6+3) → 8[1,4,3]+3 → 11

    GM:ダメージが4増える……というわけだ
    GM:ならば
    “少年剣士”エステル:む?
    GM:〝鋼鉄冠〟ガーディドールの負傷数を4増加(86 → 90)
    "海の指"ヴェドラ:う
    GM:生命力88を超過、戦闘を
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:待てい
    "海の指"ヴェドラ:な……
    "暗夜射手"ニコラス:ちょっと待ったコーーーーーール!!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:生命力を負傷数が上回った状態というのは、
    "海の指"ヴェドラ:こ こいつ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:あくまで〝消耗しやすくなる〟ではなかったか?
    GM:えーと、その
    "海の指"ヴェドラ:こ……コラ~~~~~~~!!!!!!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:死亡は〝負傷数が生命力の2倍〟では?
    "海の指"ヴェドラ:それは……そうなんですが……
    “少年剣士”エステル:【審議中】 ( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )
    "海の指"ヴェドラ:お前死ぬまで戦うつもりか!?!?!
    GM:いやそうなんですけど、エネミーの場合は、ほら、どこに記載があったか忘れたけど
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:怪物じゃなく人間だとPL側も認定してくれたしぃー
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:……まぁ、なに
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:負けが決まっていようと、意地のひとつも見せんでは
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:冒険の最後を飾る大敵に相応しくなかろうよ!
    "暗夜射手"ニコラス:それはそう
    “少年剣士”エステル:それは──そう
    "海の指"ヴェドラ:こいつ……!良い意地見せてくれやがるぜ
    "海の指"ヴェドラ:受け止めてやれエステル!!!
    “少年剣士”エステル:いいでしょう。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:──では、ラウンド終了時の行動権を行使する。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「鋼のタフネス」体力抵抗判定が必要な場合、知能を参照する代わりにGS20で判定する。  また全ての状態異常は、手番の開始時に回復する。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:骨折治った!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:血も流れ落ちた!
    "海の指"ヴェドラ:こいつやっぱおかしいよ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:グワハハハハハ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:故にペナルティは罠の-4と移動の-4,つごう-8というわけじゃな
    “少年剣士”エステル:た、たふねすすぎる
    "暗夜射手"ニコラス:力業!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:では──奥義:竜も泣き出すドラゴン・メイ・クライ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:シンプルじゃ。命中判定と威力に+6
    "海の指"ヴェドラ:げえっ
    “少年剣士”エステル:ひー
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「強打攻撃・殴:熟練」を適用し、大戦槌でエステルを攻撃するぞ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:GS20 ペナルティ8のプラスが6
    GoblinSlayer : (GS20) → 20 + 10[6,4] → 30

    “少年剣士”エステル:出目もすげー
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:強打が乗っても40いかんか、ペナルティが効いておるわ
    "海の指"ヴェドラ:ペナルティ乗ってこれなのやばいよ
    “少年剣士”エステル:とりあえず、まあ近接攻撃ではあるので【芦刈】を宣言。
    “少年剣士”エステル:6を二個出せばいいんでしょう、できらあ!
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルの消耗を1増加(6 → 7)
    “少年剣士”エステル:GS11 命中(湾刀)
    GoblinSlayer : (GS11) → 11 + 4[1,3] → 15

    "海の指"ヴェドラ:エス坊~~ッ
    “少年剣士”エステル:んむ、だめ。因果使っていいでしょうか?
    "海の指"ヴェドラ:つかいな!
    "暗夜射手"ニコラス:ええで!
    “少年剣士”エステル:えーと、今9か。
    “少年剣士”エステル:MCPI$9
    GoblinSlayer : 祈念(2d6) → 6[1,5] → 6 → 失敗, 因果点:9点 → 10点

    “少年剣士”エステル:はいダメ
    "暗夜射手"ニコラス:Oh……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:妙なことをせず素直に受けていけ、せっかくの打耐性もある
    "海の指"ヴェドラ:死ぬな……エステル……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:よほど運が悪くなければ死なんとも!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:2d6+10+4d6+6 ダメージ
    GoblinSlayer : (2D6+10+4D6+6) → 4[2,2]+10+11[2,1,4,4]+6 → 31

    “少年剣士”エステル:あ、出目が振るわない(ほっ
    "海の指"ヴェドラ:あっ ぶね……
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ふっふ、地味じゃ
    "暗夜射手"ニコラス:ダイスがデレとる
    "海の指"ヴェドラ:ぎゃくにあそこまでボコボコ殴られまくってこれ出せたのが凄いよ
    GM:となると、31-4の27を半減だから14だ
    “少年剣士”エステル:防護点は4だから4軽減。27。んでこれを半減かな?
    "海の指"ヴェドラ:ですね
    “少年剣士”エステル:んじゃ14か。なんと生命力は30だからまだ生きてます。16点。
    GM:よろしい、ではこれを以て戦闘終了とし──
    “少年剣士”エステル:“少年剣士”エステルの負傷数を14増加(0 → 14)
    “少年剣士”エステル:「さて──」
    “少年剣士”エステル:見え見えではあるが、おそらくはあの御仁であればこれくらいの方が効果的だろう。
    “少年剣士”エステル:「──やあやあ! 遠からん者は音にも聞け、近くば寄って目にも見よ!」
    “少年剣士”エステル:湾刀を抜き放ち──
    “少年剣士”エステル:「我こそはアールマス冒険者ギルドが鋼鉄級剣士、名をエステルなり!」
    “少年剣士”エステル:古式に則り、高らかに名乗りを上げる。
    “少年剣士”エステル:「かの“鋼鉄冠”殿が真に恐れを知らぬ強者つわものと言うならば、いざ参りませい!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:──さて、英雄豪傑の類いは伝承に無数に存在する。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:そして、先の世まで軍神などと崇められるものは、武勇と叡智を兼ね備えていることが多い。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:が、笑い話と共に民草の人気者になる類いの豪傑は、真っ直ぐ過ぎる程に真っ直ぐだったりする。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:何が言いたいかと言うと。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「上等! まずはぬしから叩き潰してやろう!!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ものの見事にひっかかった。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:なんの疑いもなく、ずんがずんがと、挑発の主に向けて歩き始める!
    “少年剣士”エステル:憧憬七割、苦笑三割。
    “少年剣士”エステル:いつかはああなりたいものだ、自分も。だがまだ至らぬ今は──
    “少年剣士”エステル:(武器アルマ──点火インフラマラエ──付与オッフェーロ!)
    “少年剣士”エステル:小声で密かに紡ぐは真言。魔炎を熾す力ある言葉。
    "海の指"ヴェドラ:「やる! コスっからい手で成り上がってきた伝説じゃなくて助かったぜ」
    “少年剣士”エステル:(火与エンチャント・ファイヤ!)
    “少年剣士”エステル:焔を纏わせる──ただし己の武器ではない。
    “少年剣士”エステル:対象は一党の主力たる少年の持つ──魔法の曲刀ワンダラー
    "海の指"ヴェドラ:ぼう、と冒険者の名を冠する曲刀が燃える!
    “少年剣士”エステル:「すみません、こちらはコスっからく行かせてもらいましょう」
    “少年剣士”エステル:細工は流々──後は仕上げを御覧じろ、だ。
    "暗夜射手"ニコラス:「(まずは仕込み通り、か。見た目と話振り通りの性格で助かったが、そうだな)」
    "赤帽子"ナナ:「(凄い、効果覿面だ)」
    "暗夜射手"ニコラス:「(……念のため、だ)」
    "暗夜射手"ニコラス:鉱人としては規格外の巨漢、彼がエステルに向かう進路上にあるもの──すなわち、自分たちをちらりと見てから、さっと雪上を走り出す
    "海の指"ヴェドラ:「旦那」
    "海の指"ヴェドラ:彼が走り出すときは、大抵何か考えがある時だ。
    "海の指"ヴェドラ:その采配に従って後悔したことは一度もない。
    "暗夜射手"ニコラス:前衛のヴェドラを追い越す際に、声に応えて小さく頷きをひとつ
    "暗夜射手"ニコラス:そして、弓を引き絞り鉱人を見据え──
    "暗夜射手"ニコラス:「行きがけの駄賃だ、受け取れ!」
    "暗夜射手"ニコラス:低い姿勢から、地面を這うように矢が放たれ──着弾の直前、軌道が上向けに変化。足元を掬い上げるような一矢が鉱人を襲う
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「む」迫る矢に対し、盾のひとつも持たない戦士の行動は──左腕を軌道に挟むことだった。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:矢が突き刺さる刹那、腕を軽く捻る。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:その一動作によって鏃は、革鎧には食い込みこそしたが、骨肉にまでは届かずに終わる。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:衝撃は、無論ある。……その衝撃は肉体の強度で抑える。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「小器用! ──なれど殺意が薄いわ!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:雪を蹴立てる足は、〝あなたの見立ての通りに〟止まらない。
    "暗夜射手"ニコラス:「……その止め方は想定外だよ。熊人の武道家くらいしかできる奴はいない」
    "暗夜射手"ニコラス:軽口を返しながら、矢を番え狙いをつけ続ける。──これで相手には伝わるはずだ
    "暗夜射手"ニコラス:足を止め、エステル以外に狙いをつければ、この矢に致命の隙を晒すことになる、と
    GM:或いは、その隙さえも。この豪傑は打破してみせるかもしれないが。
    GM:一瞬一瞬の武の応酬において、ガーディドールほど判断に長けた者は少ない。
    GM:これは肉体の資質よりも寧ろ、長い戦いの果てに備わった経験則によるところが大きい。
    GM:……故に。もし一歩踏みとどまって、思案を巡らす暇があれば、また結果は違ったのだろう。
    GM:が。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:これと定めた敵へ向けて突き進んでいること。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:次の矢への対処のため、わずかにだが意識を割いたこと。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:二つ、迂闊が重なった。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「──お」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:足が滑った。雪の下に隠されていた、鏡のように磨き上げられた氷を踏みつけたがためだ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:姿勢が崩れそうになる。即座に立て直す。この程度の不慮の事態は常に、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:踏みとどまろうと足を出した、ちょうどその場所に、縄が張られていた。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ぬ!」ずん、と重い音を立てて転倒。すぐにも膝立ちの姿勢に以降するが、
    "海の指"ヴェドラ:拳を握る。万に一つクリティカルを引いた!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:完全には立ち上がれていない。塩水でうっすら濡れた氷の、低い摩擦係数がためと、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:その左脚に、矢が突き立っていた。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──今です! 今を逃せば!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「面白い!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「これはこれで戦の醍醐味じゃのう!」
    "海の指"ヴェドラ:(化け物かこのオッサンは! 動じろよ!)
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:──怪物が、重い身体を持ち上げる。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:完全に立ち上がり、氷雪の罠から足を避けてしまえば──
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:罠から逃れるための動作は、ほんの数秒で事足りる筈だ。
    “少年剣士”エステル:(流石の胆力──ですが数瞬とはいえ動きは鈍った!)
    "海の指"ヴェドラ:(手癖の悪いあいつが、この隙を見逃すはずがない)
    "赤帽子"ナナ:合図をしなかったのは、信頼でもあったかもしれないが、その経験を買ったものであるのは間違いなかった
    "赤帽子"ナナ:背嚢から抜き放った剣を、滑り込むようにして鉄壁の鉱人の足めがけ振り抜く
    "赤帽子"ナナ:鋼鉄のような男だ、鋼の如き肉体だ、鎧のにも似た四肢だ
    "赤帽子"ナナ:しかし、それでもそれが人体であり、動くものであれば
    "赤帽子"ナナ防御できない硬くなりようがない関節があることを、何度も路上喧嘩で組み伏せられる鉱人を見てきたのをわすれてはいない
    "赤帽子"ナナ:狙うのはある種の運頼み、されども技がない完全なるまぐれ当たりねらいでもない
    "赤帽子"ナナ:ナナの剣は、ここまでの仕込みと追撃が生んだ間隙に、その幸運を刺し込むのが真価だ
    "赤帽子"ナナ:血が噴き出し、めぐりが悪くなる、凍てつく大地と傷がガーディドールの動きを鈍らせ、消耗を強いる。
    "赤帽子"ナナ:「卑しい技ですが、どうぞ一つ___」ひとつではない
    "海の指"ヴェドラ:背後。陽光を背に、炎を担いだ少年が跳躍していた。
    "海の指"ヴェドラ:「ガーディ、ドールッ!!!!」
    "海の指"ヴェドラ:「いざ勝負!!!」
    "海の指"ヴェドラ:が ぎん!!!!
    "海の指"ヴェドラ:少年の膂力では、鋼の防御に疵の一つもつけようがない。ならば。
    "海の指"ヴェドラ:皆で岩塩を掘り、道を開いたあの時の冒険のように。雪を開くこの地の人々のように。
    "海の指"ヴェドラ:危険を冒すと銘打たれた、自身の生き様を託したこの曲刀のように。
    "海の指"ヴェドラ:「押し……切る!!!」
    "海の指"ヴェドラ:が ぎ ぎ ぎ ぎぎぎぎぎぎぎぎん!!!!
    "海の指"ヴェドラ:鋼の嵐のような剣戟の連打ごりおし
    "海の指"ヴェドラ:その内の一つが、防御を掻い潜り――ついにガーディドールの胸板に叩きつけられる!
    "海の指"ヴェドラ:「燃えろ、冒険者ワンダラー!!」
    "海の指"ヴェドラ:ナナに間接を切りつけられ、踏ん張りの効かないその身を――全身の体重を掛けて、辛うじて押し切る!!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:脚。神殿の柱のように太く、重い。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:関節とて、周囲の筋肉を徹底的に鍛えあげれば、生来の強度より随分逞しくなるのだ──が。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:だからその結果は、端的な話だ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:鍛えられない部位を打ち砕いた──のではなく、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:巨躯を支える鋼の脚を、その剣閃は砕くに足りた。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:みしっ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「──!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:声は上がらない。膝が外へ叩き出され、腰が深く落ちる。
    "海の指"ヴェドラ:「ガーディ……ドール!! オレの指は」
    "海の指"ヴェドラ:「世界の果てまで……届く!!」斬り、抜けた!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:一瞬の攻防。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:吐き出した息を吸うより先に、刃の雨が降った。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:鎧の各部位を用いて、それを受ける。致命の一撃を避けて反撃するための技術だ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:だがそれは、攻撃に移る十分な備えあってこそのもの。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:鎧の上から叩き付けられる衝撃が、まともに立ち上がることを許さない。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:巨躯が仰け反り、後方に足を出して踏みとどまろうと──
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ざんっ
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ほう」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ついに届いた刃が、赤い血を迸らせた。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:怪物に流れる血は、あなた達のそれと同じ色をしていた。
    GM:ずん
    GM:巨躯が倒れ──
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:立つ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:否。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:立っただけではない。走った。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:砕けた筈の脚が、もう十全に動いている。
    “少年剣士”エステル:「!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:十全? ──いいや、それもまた違うかもしれないが。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:動くのだ。この怪物は。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:積み上げられた策謀で力を封じられ、傷を刻まれ、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:してやられたと内心悔しがり、その一方で愉快だとほくそ笑みながら、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:蓄えた髭の上、口をぐわっと開いて笑い、大戦槌を両手で把持して突っ走る。
    “少年剣士”エステル:想像を超えてきた。
    “少年剣士”エステル:当たり前だ──英雄・・とはそうしたものなのだから。
    "海の指"ヴェドラ:目を閉じる。「どこまで行っても、サルファ・リステラの伝説ってことか」
    "海の指"ヴェドラ:すう、と息を吸い込む。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「オオオオオオオオオオォッ!」
    "海の指"ヴェドラ:「エステェェェル!!!! ハラくくれェ~~~~~ッ!!!!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:得物を高々と振り上げる。
    “少年剣士”エステル:小賢しく大戦槌の一撃に湾刀を合わせようとするが──
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:どこからどう見ても、振り下ろす以外の選択肢が無い。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:全身の構えが、〝これからお前の頭を叩き潰す〟と告げている。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:単調な、剛の極点。
    “少年剣士”エステル:軌跡は馬鹿馬鹿しくなるくらいまっすぐ。であれば後の先を取ることも容易なはず。
    “少年剣士”エステル:故に──
    “少年剣士”エステル:がぎぃんっ!
    “少年剣士”エステル:弾かれたのは──技術云々ではない。
    “少年剣士”エステル:込められた重さ・・が違う!
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:──その衝撃はきっと、決めた覚悟に比べれば、軽いものではあっただろう。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:不安定な足場、そこからの強引な加速。いかな怪物とて、不十分な体勢で放つ一撃は、万全のものとは成り得ない。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:脚。胸。腕。剣が、矢が、傷を与えている。万全の一撃ではなかった。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:されど。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「──これが、ぬしらの行く先よ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「技がどうの知恵がどうの、こまやかなことを積み上げて行くその先に、の」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「そういう理屈を一歩で踏み越える〝埒外〟が現れる」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「竜の踏みつけはこれより重いぞ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「竜の鱗はこれより硬いぞ」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「罠も策謀も、ぬしらが真っ当に積み上げた全て、火の息ひとつで焼かれるやもしれん」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「なればぬしら、いかに戦う?」
    “少年剣士”エステル:「──がはっ!」
    “少年剣士”エステル:名にし負う“鋼鉄冠”の重い・・一撃が少年の身体を捉え、雪原に血反吐を撒き散らせるに至る。
    “少年剣士”エステル:しかし──
    “少年剣士”エステル:痛みを無理やり抑え込み、血で染まった口元に浮かべてみせるは笑み。
    “少年剣士”エステル:「先達よりの助言、賜りました──」
    “少年剣士”エステル:纏った外套から覗くは、白い獣毛。
    “少年剣士”エステル:ノールベイトに生息する獣の毛皮を、戦闘の前に分厚い皮下脂肪ごと仕込んだもの。
    “少年剣士”エステル:即席で見栄えも悪い。なんなら臭いにしばらくは悩まされるだろう。しかしそれでも──
    “少年剣士”エステル:「ですが竜の脚も竜の鱗も竜の吐息も持たぬがゆえに」
    “少年剣士”エステル:二度は無理だ。
    “少年剣士”エステル:オマケに強さではなく、小賢しさの類だ。
    “少年剣士”エステル:しかしそれでも──
    “少年剣士”エステル:「またこうして──戦うのでないかと思いますよ、私たちは」
    “少年剣士”エステル:少年は賭けに勝利した命を拾って見せた
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:鼻をひくひくと動かす。
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ……大した奴だ。あの地ならしみたいな一撃を、受け止めやがった」雪の上に倒れ込む。
    "海の指"ヴェドラ:「こちとらもう一歩も足が動かねーってのにな」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:戦いの高揚が収まって、ようやく獣毛の独特の臭いが──ああ、なるほど。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:無謀にも見える度胸──と見せつつ、防ぐ手立ては備えていたか。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:ただ賽を振るばかりの博徒ギャンブラーでもなく、口先ばかりマンチキンの臆病者でなく、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:十全の備えを携え、運を賽に任す。その在り方こそ、
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「グワハハハハハハハハハ! よかろう!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「この戦、ぬしらの勝利を以て終いとする!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:鉱人の大男は、雪の上にどっかと胡座を掻いた。
    “少年剣士”エステル:ああ、くやしいなぁ。
    “少年剣士”エステル:なんて格好の良い。
    “少年剣士”エステル:バレぬよう、そんな気持ちは胸に秘めて。
    “少年剣士”エステル:終いの言葉を合図に、腰から崩れ落ちる。
    "海の指"ヴェドラ:「エステル」抱き留める。「よく頑張ったな。マジで大した奴だよ、お前は」
    “少年剣士”エステル:「ありがとうございます、お役に立てて幸いです」見せる笑顔は、いつものもの。
    "海の指"ヴェドラ:「……おっさん。こいつの名前はエステル。あっちの兎人の旦那がニコラスで、蜥蜴人のねーちゃんがフェアロイデ」
    "海の指"ヴェドラ:「オレの名前はヴェドラで、あっちの綺麗な目をしてる子がナナ」
    "海の指"ヴェドラ:「ちょっとはあんたの胸に残せたか? 偉大なるサルファ・リステラの伝説様」
    "海の指"ヴェドラ:「良い戦いだった。マジでね」
    "海の指"ヴェドラ:「この先どんなデカブツと戦おうとも、オレたちはこの一戦セッションを忘れない」
    "海の指"ヴェドラ:手を差し出す。
    "海の指"ヴェドラ:鉱人の厚い手に比べれば、ひどく小さく見えるだろう。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「ふん。ワシが一度に四人も五人も名を覚えられると思うか」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:誇れぬようなことを堂々と言いながら、分厚く馬鹿でかい手を出す。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:がきっ、と握り込む力は万力のようだ。
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「思いだしたくなったら、アランルーダのやつにでも聞くわい」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「やつなら、ぬしらの名は決して忘れまい。ワシに打ち勝った冒険者じゃからの」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:「……そら、これを持ってゆけ!」
    〝鋼鉄冠〟ガーディドール:手を離し、懐から手紙を取り出す。
    "海の指"ヴェドラ:頷いて、受け取る。これで四枚目だ。
    "海の指"ヴェドラ:”黒王子”デビット。”至上毒”ジオヴェッラ。
    "海の指"ヴェドラ:”絶対法”アランルーダ、”鋼鉄冠”ガーディドール。
    "海の指"ヴェドラ:「……受け取ったよ。サルファ・リステラから、ノールベイトへの恋文」
    "海の指"ヴェドラ:「随分内気な乙女みたいだね、あんたらの町は」
    "海の指"ヴェドラ:恋文の行方を想って、にやりと笑った。
    GM:〝吹きだまりからド田舎への恋文ラブレター・フロム・デッドエンド・トゥ・ザ・バックウッズ〟4通。
    GM:配達完了。

    結末


    GM:吹雪が叫び寒風が歌う、ここは北方氷原ノールベイト──
    GM:その開拓の最前線調査拠点、調査前線デポ第3号:『ヒンシェルウッド』である。
    GM:この拠点で、羅針団の団員証についで信用され、通行証明の代替品とされているものがある。
    GM:アールマスの冒険者認識タグである。
    GM:ガーディドールは吹雪の中を去り、あなた達は進んだ。
    GM:そして今、応接室の暖炉の前に待機している──
    〝不乾之筆〟サビーナ:「お疲れ様です。冒険者の方々ですね」
    〝不乾之筆〟サビーナ:片脚を引きずるように部屋に入ってきた女性は、扉を閉めるより先に話し始めた。
    "海の指"ヴェドラ:「おっ、サビーナのねーちゃん。お疲れ」陽気に片手を上げる。
    "海の指"ヴェドラ:「相変わらずせっかちだね」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「はい。羅針団の史跡・魔術痕調査員、サビーナです……なぜか対外交渉担当の機会が増えましたが」
    "暗夜射手"ニコラス:「その顔の広さも相変わらずだと思うがな。……さておき、手紙の預け先はあんたでよかったか」
    〝こそ泥〟デイヴ:「そーだよー、こちらのお嬢さんが受取人」……と、差出人が部屋の奥から、飄々と顔を覗かせる。
    "赤帽子"ナナ:「お疲れ様です……って、デイヴさんもいたんですか」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ナナちゃん競馬って見たことあるー?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「自分が賭けた馬が真っ先にゴール板を越えるとこさ、ゴール前で見たいじゃない」
    “少年剣士”エステル:「なるほど。であればこちらにいらっしゃるのは当然、と」
    〝こそ泥〟デイヴ:「だから俺ひとりで走ってきちゃったー」
    "暗夜射手"ニコラス:「……手紙の意義を考えさせられる光景だな」 苦笑い、と呼ぶには聊か楽しげな風に唇を歪める
    "海の指"ヴェドラ:「で、どうだった? あんたの満足する馬にはなれたかな」
    "赤帽子"ナナ:「競馬って貴族さんの遊びですよね……あんまり、でも、気持ちはちょっと分かります」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ま、そこはお仕事の出来次第。お手紙は幾つ持ってきたかなー?」
    “少年剣士”エステル:鎧下から油紙に巻いた手紙を取り出し、ヴェドラへと手渡す。
    "暗夜射手"ニコラス:「まず、預かっていたものがひとつと──」 エステルがヴェドラに手渡したそれを見て、ひとつ頷く
    "海の指"ヴェドラ:自分が受け取ったものと合わせ、全部で手紙を4通差し出す。
    〝こそ泥〟デイヴ:頷き、視線をサビーナへ向ける。
    〝不乾之筆〟サビーナ:差し出された手紙をそれぞれ開き、目を通す。
    〝不乾之筆〟サビーナ:「──歓楽部門は、我々とカウチマンとに南方開拓の提案」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「あちらの〝管理者さん〟は……やっぱり、カウチマンにご執心でしたか」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「荒事担当さんは……」
    〝不乾之筆〟サビーナ:苦笑。手紙を開き、あなた達に見せる。
    “少年剣士”エステル:覗き込む。
    〝不乾之筆〟サビーナ:白紙の隅に荒っぽい文字で、ガーディドールの名だけ書かれている。
    "海の指"ヴェドラ:「難しかったか。手紙」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……語るべきもの無し、だそうで」
    “少年剣士”エステル:「あの御仁らしくはあるかと」
    "赤帽子"ナナ:「らしい文面ですね」
    〝こそ泥〟デイヴ:「じっちゃんらしいねー、こりゃ」覗き込み、けらけら笑っている。
    "暗夜射手"ニコラス:「それについては、俺たちが出す報告が参考になるだろうさ。そちらに写しが回るように手配しておく」
    "海の指"ヴェドラ:「つくづくサルファ・リステラらしくないオッサンだ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「では、こちらの御仁のお手紙は?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「あっ、差出人の前で手紙読むぅ?」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……ふむ」
    "海の指"ヴェドラ:「差出人?」ぴくりと眉を動かす。
    〝不乾之筆〟サビーナ:「〝サルファ・リステラはノールベイト羅針団と協力関係を結ぶ用意がある〟」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「〝我々は盗賊ギルドを名乗っているが、それ以前にひとつの街である〟」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「〝街には住民があり、住民を安んじるために街がある〟」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「〝金が欲しけりゃカウチマンに媚びを輸出するが〟」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「〝穏やかに楽しく暮らすには、あんた達の株を買ったほうが良さそうだ〟」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「──と」
    〝不乾之筆〟サビーナ:〝黒皇子〟の手紙を畳み、懐へしまう。
    〝不乾之筆〟サビーナ:残り三通を──暖炉にくべた。
    "海の指"ヴェドラ:「……あんた」”こそ泥”デイヴと名乗った、只人の青年を見る。
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……かの街の意思は統一されたようで、なによりです。吉報は上に、確かに届けましょう」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「皆さん、お疲れさまでした。こちらの報酬は羅針団から──着払いの郵送料金として」
    "赤帽子"ナナ:「(随分と迂遠な……いや、これが大人の世界か)」
    〝不乾之筆〟サビーナ:幾らかの銀貨が納まった袋を机に置く。いわゆる〝等級別の手当て〟──ノールベイトでよく採用される報酬のシステムだ。
    “少年剣士”エステル:手紙は四通。うち三通は四天王が三人。
    “少年剣士”エステル:であればまあ──当然と言えば当然だ。
    〝こそ泥〟デイヴ:「んで、こっちが正規の報酬……50枚が4通で200枚。悪いねー、大金じゃなくってさ」
    "海の指"ヴェドラ:「よせよ」首を振る。
    "海の指"ヴェドラ:GM!
    GM:はい
    “少年剣士”エステル:「はい、金銭には代えがたい経験をさせて頂きました」
    "海の指"ヴェドラ:「犯罪知識」で、「サルファ・リステラの最後の幹部」についての知識判定をしたいです。
    "海の指"ヴェドラ:難易度はいくつになるでしょうか。
    “少年剣士”エステル:おお
    GM:よろしい。……最後の幹部は、そうだな。他幹部ほど名と顔は売れていないが、この状況が状況だ。
    GM:判断の補助材料が幾つもあることを考え、難易度は12としよう。
    "暗夜射手"ニコラス:おっ、じゃあ乗らせてもらおう
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:GS7 わたしもいちおう……
    GoblinSlayer : (GS7) → 7 + 7[6,1] → 14

    “少年剣士”エステル:gs7>=12
    GoblinSlayer : (GS7>=12) → 7 + 7[6,1] → 14 → 成功

    "暗夜射手"ニコラス:GS8>=12
    GoblinSlayer : (GS8>=12) → 8 + 8[6,2] → 16 → 成功

    "赤帽子"ナナ:GS7>=12
    GoblinSlayer : (GS7>=12) → 7 + 8[3,5] → 15 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:GS11>=12
    GoblinSlayer : (GS11>=12) → 11 + 4[3,1] → 15 → 成功

    "海の指"ヴェドラ:シャイッ
    “少年剣士”エステル:シャァ!
    "赤帽子"ナナ:わぁい
    〝こそ泥〟デイヴ:さすがにみんな分かるよねぇー
    GM:デビッド────〝黒王子〟デビッド。サルファ・リステラの四大幹部のひとりだ。
    GM:数年前に死んだ父の後を継ぎ、大幹部に昇格した只人の青年。……つまりは〝盗賊の帝王学〟を学んだ若者。
    GM:アランルーダが実務的な管理者だとすれば、この〝いかにも盗賊の親玉らしい親玉〟が、街の権威の頂点である。
    〝こそ泥〟デイヴ:……お外で使う偽名は、〝こそ泥〟デイヴ……なんちゃって。
    "赤帽子"ナナ:「まさか、最後の一人って……」
    "暗夜射手"ニコラス:「……サルファ・リステラの四大幹部と会おうと思っても、そうそう会えるもんじゃあない。鋼鉄冠の御仁は例外かもしれんが」
    "赤帽子"ナナ:思わず口に出かける言葉、少々軽率である
    "暗夜射手"ニコラス:「だがまあ、そこらのこそ泥となら、ひょいと路地裏を覗き込めばばったり会えるかもしれん」
    〝こそ泥〟デイヴ:人差し指を口の前に立て、「しーっ」と歯の隙間から息を吐く。
    "暗夜射手"ニコラス:「……気苦労は察するよ、とだけ言っておくよ」
    "赤帽子"ナナ:「あっ……はい」
    "赤帽子"ナナ:そっと口を噤む
    〝こそ泥〟デイヴ:「なんかの本の登場人物だったかなぁ、こんな台詞があってね」
    〝こそ泥〟デイヴ:「このことは秘密じゃ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「……秘密だということを皆が知っておる」
    〝こそ泥〟デイヴ:「なーんて。この〝皆〟の範囲がどっからどこまでかは言い辛いんだけどさぁー」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「言わんとするところは分かりませんが、私達一介の冒険者としましては」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「今回の依頼人は〝こそ泥〟デイヴ。それだけで良いのでしょう」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……要はポーズでしょう、あなたが要求するものは」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「分かりきったことでも、その〝お作法〟に従う姿勢が欲しい」
    "海の指"ヴェドラ:「”名前の売れてる盗賊は間抜け”だ。オレらに依頼をしてきたのは、間抜けで競馬好きの”こそ泥”デイヴ」
    “少年剣士”エステル:「はい。秘密は暴きたくなるもの」
    “少年剣士”エステル:「ですがそれを弁えるのも、良き冒険者の資質であるかと」
    "海の指"ヴェドラ:「旦那もそう思う?」
    "海の指"ヴェドラ:「元自警団長としてはどうなのかなってね」耳打ちして。
    "暗夜射手"ニコラス:「……今はお前と同じ、ただの冒険者だよ。その上で語るなら、そうだな──」
    "暗夜射手"ニコラス:「乗り越えた困難。暴いた秘密。それをどう扱うかは個人の資質や考え方次第だろうさ。だが」
    "暗夜射手"ニコラス:「打ち勝ったこと。知ったこと。そんな冒険の記憶自体が、何よりの自分への報酬になる」
    "赤帽子"ナナ:「……」
    "暗夜射手"ニコラス:「冒険者というのは、そういうものだろう。……ヴェドラやエステルを見てると、そう思うよ」
    "赤帽子"ナナ:「そうですね、私も先輩たちを見てるとそう思います」
    “少年剣士”エステル:「はい。少なくとも今は、かの黒王子の正体を探れなどと言う依頼は受けていません」
    “少年剣士”エステル:「であれば目の前に居るのはただの依頼人──“こそ泥”デイヴさんかと?」にこやかに微笑みながら。
    "暗夜射手"ニコラス:「まあ、例外もいるにはいるがな。大人しい良識派に見えて、その実、誰よりも戦いに前向きな女であるとか」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「?」小首を傾げる
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「私は慎ましくも平均的な竜司祭である……と思っているのですが」
    "海の指"ヴェドラ:「平均的な竜司祭の戦闘大好きっぷりは充分学ばせて貰ったよ」
    “少年剣士”エステル:「はい。実に勉強になりました」
    〝こそ泥〟デイヴ:「んじゃー、俺はそろそろ行くかなー。あんまり遅くなっても寒いしぃー」
    "海の指"ヴェドラ:「……でも、まあ。いい冒険だった。顔なじみとも知らねー奴とも沢山会えたし、何よりオレたちは最高の一党だって証明した」
    "海の指"ヴェドラ:「恋が実るといいね、サルファ・リステラ。あんたらのくれた駄賃、ありがたく受け取っとく」
    "海の指"ヴェドラ:銀貨袋をぱしっと掴みます
    “少年剣士”エステル:「ええ、“伝説”に触れることもできましたしね」
    “少年剣士”エステル:「実によい──冒険でした」
    〝こそ泥〟デイヴ:「じゃ、ちょっと俺はカウチマンの方に行ってみるから、あとよろしくねー」
    〝こそ泥〟デイヴ:……と、しれっと言いながら部屋を出て行こうとして。
    〝こそ泥〟デイヴ:「あっ、そうそう」
    "海の指"ヴェドラ:「えっ、何?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ガーディドールのじっちゃんはね、自分が負けたことを隠したりしないタイプだ」
    〝こそ泥〟デイヴ:「むしろ、割と酒とか入ると簡単に口を滑らせる」
    〝こそ泥〟デイヴ:「すると、どうなっちゃうか分かるぅ?」
    "海の指"ヴェドラ:「……触れ回られる?」
    〝こそ泥〟デイヴ:「うん」
    〝こそ泥〟デイヴ:「ガンバ!」ぐっ、と親指を立て、爽やかな笑顔で去っていった。
    〝不乾之筆〟サビーナ:「勇名を、押し付けられたようですね……ところで」
    "暗夜射手"ニコラス:「……出回るであろう噂が落ち着くまで、ノールベイトこっちで依頼を探すのも悪くないかもな」
    "暗夜射手"ニコラス:冗談めいて小さく笑う
    "海の指"ヴェドラ:「何が”ガンバ”だあのこそ泥野郎ッ」
    “少年剣士”エステル:「誉れではありますよ、素直に嬉しく思います」
    "赤帽子"ナナ:「でも絶対面倒な事になりますよねコレ……」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「今回、こう……目尻が私よりもうちょっとこうなってて」目元を指で引き上げる。人相が少し悪くなる
    “少年剣士”エステル:尾ひれがついては困るが、あの一撃に耐えられたことは勲章だ。
    〝不乾之筆〟サビーナ:「髪がもうちょっと真っ直ぐで……眼鏡の子を見ませんでしたか」
    "海の指"ヴェドラ:「あっ。ジークルーンってハルバードのねーちゃん?」
    "暗夜射手"ニコラス:「……斧槍を振り回……せなかった、あのお嬢さんか」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「やっぱり」口元を手で隠して、くすりと笑い、
    “少年剣士”エステル:「関所でお会いしましたね。お知り合いでしたか?」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……勇名も、逆恨みも。報酬の他にあなた達は、たくさんの物を持ち帰るようです」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「こちらの大地は白く、分かり易い力学で動いていますが」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「本来、人の世はもっと濁った色で、わかりにくい仕組みをしている」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「……そういう面倒を嫌う人間が多いから、この地は美しいのかもしれませんが、ともかく」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「お気をつけて」
    〝不乾之筆〟サビーナ:「望むと望まぬとに関わらず──あなた達は、名を挙げたのですから」
    〝不乾之筆〟サビーナ:知り合いか、との問いにだけは、ボカしたような微笑みだけ返して、
    〝不乾之筆〟サビーナ:羅針団の窓口は、軽く頭を下げた。
    "海の指"ヴェドラ:「……へへへ。また忙しくなりそうだね」
    "赤帽子"ナナ:「お仕事があるのは良い事ですね!」
    "海の指"ヴェドラ:「運がよければこの世は天国、だっけ?」
    “少年剣士”エステル:「はい。悪名ではない訳ですし」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「武名は戦を招きます。望ましいものではありますが」
    “少年剣士”エステル:「──私の場合見合う力を身につけなければですが、皆さんのように」苦笑い。
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「──まだ今の私には、手に余る名やもしれません」
    "暗夜射手"ニコラス:「忙しい、というより面倒なことになりそうだ。……ヴェドラ。お前、こっちの方でも何回か仕事はしてるんだったな」
    "暗夜射手"ニコラス:「なら、いい火酒を置いているところの心当たりくらいはあるだろう」
    "赤帽子"ナナ:「運が良ければ……そうですね」自分は運が良かっただけな自覚はある
    "赤帽子"ナナ:「あ、宴会ですか!」
    "海の指"ヴェドラ:「へへへ。任せてよ。ヒンシェルウッドの酒保はフィンドラさんが仕切ってる」
    "海の指"ヴェドラ:「目が回るほど酔えるはずだぜ、旦那」
    "暗夜射手"ニコラス:「このままアールマスに戻ってからだと、酔客にどう絡まれるかわかったものじゃあない。なら、こっちで温まっていくのもいいだろう」
    "暗夜射手"ニコラス:「強行軍でまた雪塗れになるのも願い下げだし、な」
    “少年剣士”エステル:「よいですね。良ければ宴がてらヴェドラさんやナナさんには相談に乗って頂ければ」
    “少年剣士”エステル:二人の戦い方は、色々と学ぶべきものがありそうだ。
    "海の指"ヴェドラ:「ナナ」喧騒を眺めながら、小声で話しかける。「これから宴だぜ」
    "海の指"ヴェドラ:「冒険して、仲間とバカやって」
    "海の指"ヴェドラ:「宴会で酒をたっぷり注いで、それでもその目はまだ空っぽか?」
    "海の指"ヴェドラ:そう言って、席を立つ。
    "赤帽子"ナナ:「先輩……?」
    "赤帽子"ナナ:「ヴェドラ先輩は、私の目を綺麗と言ってくださりましたね」
    "赤帽子"ナナ:「(こんな私の目を)」
    "赤帽子"ナナ:「それに応えられるくらいには、明るく頑張っていきましょうか! せっかくの宴会です!」
    "赤帽子"ナナ:「ありがとうございます、ヴェドラ先輩」
    "赤帽子"ナナ:「ふふっ、でーもー……そう言ってばかりだと」
    "赤帽子"ナナ:続けて席を立ち、ヴェドラに並んで少し背伸びをして
    "赤帽子"ナナ:「勘違いする女の子が出ちゃうかもしれませんよ?」耳元で小さく呟く
    "海の指"ヴェドラ:苦笑いして、去って行くナナを見る。「ったく、どっちが……」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「ニコラス、ニコラス。いいんですかあれ」小声で袖を引く
    "暗夜射手"ニコラス:「馬人の蹄を食らいたくない……というのは冗談としてだ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「いえ、二人部屋に放り込んであげないでいいのかって」
    "暗夜射手"ニコラス:「……蹴る側に回るのは想定外だ」
    "暗夜射手"ニコラス:「……行くぞ、フェアロイデ。生肉の代わりにはならないだろうが、ここらへんじゃあ生魚を凍らせてから切り身にして食うんだそうだ」
    〝竜鱗祈手〟フェアロイデ:「まぁ、おもしろそうなこと」
    GM:──雪を小さく固めて握る。
    GM:それを白雪の野に、ぽうんと放り出した状態を、駆け出しの冒険者に例えるならば。
    GM:転がって、雪を巻き込んで、雪玉は大きく大きく育っていくだろう。
    GM:……その過程で、望まぬものを巻き取ってしまうこともある。
    GM:泥土を巻き込み、木の枝を巻き込み、虫の死骸、打ち捨てられた瓶の破片、雑多なものを巻き込み、飲み込み
    GM:そうやっていつか出来上がる、大きな雪の玉は、果たして野の如くに白いのか。
    GM:それとも──黒く汚れきった、醜いものとなるのか。
    GM:ノールベイトには、年中雪が降っている。
    GM:……冒険の種は白雪の野に、いくらでも落ちている。

    報酬 ・依頼達成:経験点1000
    ・因果点 :経験点 500
    ・金銭報酬:下記参照
     黒曜等級:50枚
     鋼鉄等級:70枚
     青玉等級:90枚

    内訳
    └サルファ・リステラ依頼報酬:40枚
     配達50枚×4通÷5人
    └羅針団受領報酬:等級別
     黒曜等級:10
     鋼鉄等級:30
     青玉等級:50

    アイテム入手:『ツィッカム宿泊無料券』×5
    "海の指"ヴェドラ:やった~~!!40+50で90枚だ!
    "海の指"ヴェドラ:あっすみませんGM!
    "海の指"ヴェドラ:ゲヘヘ……この冒険で大きく名を上げて ノールベイトとサルファリステラの提携にも協力したと思うのですが……
    "海の指"ヴェドラ:翠玉等級への昇給を認めては頂けないでしょうか…へへへ…
    “少年剣士”エステル:1500経験点と120銀貨拝領!(もぐもぐ
    GM:そうか、もうそんな達成数か……やれい!
    "海の指"ヴェドラ:はい……ヴェドラ、翠玉等級に昇格します……(フワ~~
    "暗夜射手"ニコラス:銀貨は合計……100枚!
    "海の指"ヴェドラ:よっしゃ~~!!ありがとうございます!!皆のお陰!
    “少年剣士”エステル:おめでとうございます~
    "赤帽子"ナナ:1500経験点と120枚いただきます